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はてなキーワード: 赤化とは

2024-01-28

中国赤化は阻止できたでしょうか。ソ連を日英米あたりで挟撃して木っ端微塵にしてたでしょうか。

2023-05-06

「飲め」

🦅「飲め」

🐶「ほら!白鷲閣下様もこう仰ってるんだぞ!飲まんか!飲まんか!この福島特産汚染水をグビっといけ!俺たちの仲間になれ!」

🦫「う…うぅ…😭」(ゴクゴクゴク)

🐶「白鷲閣下様!これで太平洋平和にまた一歩近づいたでございますね!!」(尻尾フリフリ)

🦅「うむ」

🦁「…」

🐶「む⁈あのライオン野郎はどうしますか⁈」

🦅「捨ておけ。もう力はない」

🦘「うぅ…」

🐶「あの死にかけた太平洋カンガルーはどうしますか⁈」

🦅「赤化病でいずれ死ぬ放置でよい。それよりポチ。わしらもその汚染水乾杯といこう。太平洋平和を祈念して」

🐶「かしこまりました!乾杯!」(尻尾フリフリ)

2023-03-02

anond:20230302085532

しろカリスマ性のかけらもないブッサイクな志位のおかげで赤化を免れてるので死ぬまでやってほしいわ

2022-12-30

早稲田閥の要人比較的に韓国と仲が良いように見え、サムスン創業者早稲田

そして森喜朗神原元、櫻井正史北村道夫、小川新二など、五輪派や反原連や防衛関係者もいる

ラグビー外交もあるはずで、日本人だけどイギリス系統かなと思う

イギリスは露中独への圧力のためならいくらでも資金を出しそうだし

昔のシーメンス汚職事件タイミング的には、第一次世界大戦イギリス側に日本を参戦させるために、ロイター記者を使って内閣総辞職裁判沙汰にしたよね

と思うと統一教会もソレだろうし、今はcolabo問題統一教会を的から逃してる感がある

ブレグジットの狙いもまず防衛装備販売なわけだから

韓国を使って何するつもりだろう

北朝鮮と、韓国日本あいだのファイト

左翼イギリス閥なら司法赤化事件レッドパージも分かる気がしてきた(よく知らんけど

2022-11-10

蟹工船の船員もまた「蟹を搾取していた」という事実を前に僕らが出すべき答は? 増田中学2年 増田 ダイ

[第1話]漫古☆知新-バカでもわかる古典文学- - 漫☆画太郎 | 少年ジャンプ+

その日、漫☆画太郎ギャグ漫画の中で僕らに突きつけた問いかけに即答できた人はいたのだろうか?

誰が想像できただろうか?

蟹工船で最も搾取されていたのは「蟹」である、と。

最下層のプロレタリアが団結して自由を勝ち取る物語だと僕らは信じていた。

だが、まさに船員たちが勝利雄叫びを上げるそのまさに水面下に、彼らプロレタリアの手によって搾取された貧しき者達がいたことに誰が気づいただろうか。

「彼らは「蟹」搾取していた」

この事実を前に、僕らは物語から読み取るべき答を完全に見失ってしまうのである

最下層で蠢く者達よ団結しろ

勝利はすぐそこにある。

あの日読んだ蟹工船は確かにそう僕らに説いていた。

だがおよそ1世紀近くの時を経て新たな解釈とともに蘇ったこ物語はどうだ!

「蟹」だ!

最下層にいたのは「船員」じゃない!

「蟹」だったんだ!

そうだ。

小林多喜二の描いた物語において、最下層の者達は団結さえしていなかったのだ!

この教訓は余りにも重たい。

事実なのである、本当の最下層に居るものには団結さえ出来ないということこそが。

恐らくこのことには小林多喜二さえ気づいていない。

1920年代、あの時代はまだ人間中心主義の中に人類はいたのだから

「蟹」権利「蟹」気持ち「蟹」の苦しみ、そんなものは誰も感じていなかったのだ。

恐ろしいことだ。

最下層の者に立ち上がることを呼びかけていたはずの物語は、本当の最下層のことなど端から考えていないのである

これはある種の縮図だ。

つの時代も、革命は最下層からは起きないのだから

漫☆画太郎は「ジャンプラ読者は馬鹿から文学を読まない」と語るが、まさに現実においても真なる最下層の世界文学存在しないのである

物語を共有することさえない者達は、「赤化」することも出来ないまま、ただ搾取される運命を受け入れるだけなのだ

さあ諸君漫☆画太郎宿題に答えてみせてくれ。

蟹工船を読んだ直後、「最下層を救うのだ」と立ち上がったとき、君の心の中にいた「最下層」とは「蟹」だっただろうか?

ではなぜ君は、本当の最下層である「蟹」無視したのだ?

我々が100年近くにわたり、その存在にさえ気付かなかった「蟹」たちの怒りが我々に襲いかかってきているのだ。

現代社会においてもこれは確かに起きている。

SNSの発達によって古の時代においては何の力としても数えられなかった者達が団結を始めている。

指先しか動かせなかった障害者ですら、今はアカウント一つあれば団結に参加している。

人類に侵されるままであった地球環境は、人類の内側から人類への反逆者を生み出し尖兵として戦わせている。

この100年の間に、ただ搾取されるだけで終わるはずだったより底の底にいるものたちが団結するための下準備が整ってきたのだ。

人類奴隷として扱うはずだったAI人類から仕事を奪い、逆に人類AIのために奉仕することで生き延びようとしている。

猿が猿であることを理由絶対権力に君臨できると信じられた時代は終わりだ。

自然は団結し、感化された者達が裏切り機械文明はその中で産まれ機械の手によって壊される。

猿の王国は沈まぬ豪華客船謎ではない。

この奴隷船に暮らす猿たちは最下層などではない。

見えていた世界の底の底から、本当に搾取されてきた者達が立ち上がる時が来る。

君は最下層になんか居なかったのだ。

一方的被害者でなんてなかったのだ。

加害者として振る舞うのは権力者への反逆のときだけだというのは妄想だ。

人類は皆、搾取者であったのだ。

搾取するものは団結によって滅ぼされるというなら、人類こそが滅びるのである

深いぞ。

漫☆画太郎

2021-10-08

anond:20211006211009

共産主義の是非なんて戦前からずっと検討されているから、良い面も悪い面も出尽くしている。その上で現状があるわけで、今の状況で再検討しても新しいものは出て来ない。

色々な書籍でさんざん検討されているので、まずはそれらの本を読んで欲しい。新書がとっつきやすい。

ざっと解説するなら、

共産主義個人資産所有を禁止国家の所有と個人への貸与という形に移行する。これは富の再分配効率良く行うため。

→所有欲は個人が持つ基本的欲求だが、それを否定するところから始まっているので既にひずみがある。所有欲が満たされない場合は前向きな動機付けが損なわれ、それを補完するために後ろ向きな動機付け強制労働収容所送り)が強化される。

富の再分配は、分配される前に集約される。この集約時に、抑圧された所有欲が得てして汚職という形で姿を現す。目の前に山ほどの札束が合ったら少しくらい貰ってもばれないって思うでしょ?

・富の生産政府コントロールするのは強権と知能が必要

→知能については、政府コントロールより市場原理の方が優れている。戦後証明された。

→強権は相対的人民権利を下げることとなる。中国情報統制等はその一例。結果、個人利益は低下する。

・主な共産主義国はソビエト連邦中国ベトナムキューバ共通するのは、劣悪な状況を改善するための方法論として共産主義標榜したこと

→劣悪な状況が改善されると、弊害が目立ち、瓦解する。これがソ連

→未だ劣悪な状況にあるとの立場で引き続き推し進めているのが中国中華世界の中心を名乗っていたころに比べたら未だ復権は成っていないとの立場

大分良くなったので市場に関しては市場原理に戻したのがベトナム

大国アメリカが近くにあり、気を抜いたらまた革命前に戻ると思っているのがキューバ

東欧ソ連衛星国は、ソ連テコ入れ西欧との緩衝地帯として赤化された面が強いので、共産主義国として検討するのはあまり意味がない。

まり、よほど酷い状況でなければ共産主義という選択肢は出て来ない。特に戦後ドン底を内需拡大復興してきた経験がある現在日本では、共産主義を取る必要性が薄い。

昨今の情報革新がそれに輪をかけている。

これから共産主義が出てくるとすれば、アフリカかな。

マルクス資本論は「すべてをコントールできる知能が市場政治コントロールする」という理論なので、かなりの理想論

今となってはその理想は「実現し難いもの」と認識されている。

「こうしたらいいじゃん!」が「出来ないんだってば」で反論しつくされている。

そのプロセスがあって今がある、ということを勉強した方が良い。

2021-08-27

anond:20210827165514

本格的に共産第一党になりそうになったら立憲も共闘なんざしないし

なんだったら日本赤化防ぐためにアメリカガチ工作仕掛けてくるだろうから

俺も次は共産入れるわ

2021-08-24

anond:20210822062654

テロリズムというものの正体っていうのは、高学歴といった少数のエリート情報の秘匿化で「美味しい思いができた」時代の名残りなんだよ。なんと言っても、鉄砲玉を除いて、テロを起こす連中は「テロで死なない」だろ。死ぬのは、無学な『身内以外』なんだよ。テロリスト集団は、情報格差を使って『良い思い』をするために集うの。テロは、その歪なものを作り出すために利用された『結果』であって、その結果を期待したくなければ「テロリストにミカジメ料を払う」という方法回避するしかない。じゃあ、どうやって?

マスメディアテロリズムを己の存在理由活用してきた。」

テロリズムというのは、マスメディアという情報律速段階が存在した時代の名残りであって、マスメディア自己存在理由がために、テロリズム活用して来たのだよ。頭の良い増田はピンとくるかもしれないが、その際たるのが朝日新聞だ。朝日新聞というのはゾルゲ事件をはじめとし、北朝鮮韓国中国に「自社のせいで被害にあった方々のために、わざわざお礼参り」をして、反日運動を煽ってきた。そうすると、朝日新聞が儲かり、日本特定アジアに甘くなる、というゴールデン・サイクルが昭和の末期まであった。ネトウヨムーブメントはここに起点する。ところが、平成の初期にインターネットができてしまって、謝罪で儲かる朝日新聞というループは消えてしまった。なんといっても、朝日新聞の「取材する→記事にする→輪転機を回す」ということよりも、twitter の方がスピードが速い。今という時代は、朝日新聞は間接的にテロをしても儲からないのだ。そうだとも、我々は「新聞を購読することで、テロリズムを養ってきた」のだ。テロリズムで「一気に赤化して、世界同時革命!」という方式は、もはや実現できない。そう、インターネットのせいでね。マスメディアは、テロリズム活用して自社のプロダクトを売ってきたのだけど、もはや「民衆を動かす」という力を失ってしまい、テロリズム必要な「(嘘の)姿、たとえばクメール・ルージュを『アジア的優しさ』と形容したような(嘘の)姿」を広げる力は、ひろゆきの「それ、あなた感想ですよね?」という『2ちゃんねる』の出現によって、空気を読めないバカが「大虐殺現場」をアップする時代に、価値を成さなくなってしまったのだ。

テロ時代に、死なない方法は「新聞を買う」ということでした。今は死なない方法は、スマホを持つことです。そして、テロ共感しそうなアホは可視化できないけど、アホは「スマホ自爆してくれる」ので、ちゃっちゃとデジタル・タトーを刻まれて、一生ひもじく暮らしてください。良かったですね、本当に。

2021-08-22

サムライが英ソ米全てに勝ったら武家支配日本を認めるしかないよね

アフガニスタンタリバンが返り咲いて、イスラム法部族ルール支配する非民主的男尊女卑的な社会に逆戻りして酷いって話だけど、彼ら(タリバンというより部族社会)が大国支配を全て跳ね返したんだから認めるしかないんじゃない?

Ifの歴史を辿った日本は、21世紀になっても戦国時代江戸時代が続いていて、サムライダイミョーが民衆支配する貧しく抑圧的な社会だったと想像してみて、

しかサムライたちは異常にゲリラ戦に強く、

日本列島を植民地支配しようとした英国も、

赤化しようとしたソ連も、

民主化しようとした米国も追い払ってしまった。

日本が、現代に至るまで身分制封建制社会最貧国の一つで人権侵害日常だとしても、こうなったらもう世界は放っておくしかないよね?

2021-06-25

anond:20210405212606

そういうふうに赤化防衛を呼びかけているが実のところ俺もああいうやつと同じ

気持ちなんだよな 特に政治家どもが日本を滅ぼそうとしてるんじゃねぇかと

思って優秀なやつらをぶっ飛ばしたいと思ってもそれを言うとてめえと同じ

低いレベルのやつらが来て俺の親の命が危ぶまれから言わないんだよな

2020-08-15

8月15日に記しておきたい怖い祖父の話

大正まれ祖父は、坊主頭メガネをかけ、こけた頬に冷たい眼差しを持ち、いつも気難しそうな顔をしていた。息子であるから聞く話でも、私は祖父に対して怖いというイメージしか抱いていない。第一印象も第二印象も、とにかく怖い。祖父を評する言葉はそれ以外に無い。もっとも、祖父は私が生まれる7年前に亡くなっている。だから、私が見る祖父はいつも仏壇の脇に飾られた白黒写真のみであり、その気難しそうな佇まいを見るたびに幼心にピシッとした気分になり、怖い爺さんだなぁと思うだけだった。私にとって祖父は、無機質な写真のみで完結していた。

対照的祖母はとても優しい人で、おっとりしたお婆ちゃんだった。私は末の孫だったこともあり、とにかく甘やかされていたので、特にそう思うことも多かった。祖父とは会ったこともないが、祖母とは長い時間を共にした。私は幼稚園に入る前、母が働いている間は朝から夕方まで祖母の家に預けられていたので、祖母とは二人きりの長い時間をゆったりまったり過ごしていた。かなり幼い頃の記憶だが、何故だかその日々のことは断片的によく覚えている。暴れん坊将軍と蒸し芋が大好きな未就園児だったので、祖母とは気が合い可愛がられた。

祖母は幼い頃の私にとって第二の母のような存在で、お話もたくさんしたけれど、既に亡くなっている祖父遺影インテリアのように飾らせているだけで、その人となりについては何一つ聞いたことがなかった。息子であるはずの父や叔父からも、祖父の話は聞いたことはほとんどない。思い出話も一つも聞いたことがない。祖父がどんな人かと聞いても「おっかねぇ(怖い)人だった」と返ってくるくらいだ。そんなこんなで、私が知る祖父像は極めて薄い。とても薄っぺらい。お前の爺さんだよと言われてもピンと来ることはなく、いつまで経っても白黒写真遺影の人でしかなかった。

そんな祖父遺影の脇には、立派な額に入れられた賞状が飾ってある。内容は、抑留生活を慰労し、銀杯を贈られたという内容で、すでに故人になっている祖父政府が贈ったものだ。戦後日本には57万人以上もの人々がシベリアへ連れて行かれており、祖父もその一人であった。『祖父戦争へ行き、シベリア抑留をされていた』たったそれだけの漠然とした事実が、私の中の祖父像を大きく占めていた。小さい頃から、「うちのじいさん、ロシアに連れてかれたんか」と単純に思っていた。どこからともなくの知識で、多くのシベリア抑留者がそうであるように「終戦時は満州にでもいて、捕まったんだろう。だが、どうにか生き延びて帰ってきた」と思っていた。

去年、祖母が97歳で亡くなった。50過ぎの時にヘビースモーカーが祟って肺癌で亡くなった祖父に反し、かなりの大往生である。そこで私は、葬式での親戚が口にした言葉で「祖母が嫁いだ翌日に、爺さんに赤紙が来た」と耳にした。おいおい、なんだそのタイミングは。ドラマかよ、と思った。そもそも祖父母はお見合い結婚だし、祖父戦後抑留され、長いこと家に帰って来なかったし、つまりそれが事実なら祖母は長々と見知らぬ姑と過ごしたことになる。しかも、ど田舎山中にある村で、家業農家という典型的な家だった。時代時代とはいえ、婆ちゃんは肩身の狭い思いをしていたんだろなぁと可哀想に思った。

その頃から興味が沸いていたんだと思う。

遺影の中で怖いオーラを放っているだけの、実態の無い祖父像について。

私はどこからともなく『兵籍簿』の存在を知り、取り寄せたいと決意して、去年の8月15日実家終戦番組を見ながら父に話を切り出して頼んだ。兵籍簿の取り寄せは三等親まで可能で、孫の私でも可能だが、故人の息子にあたる父が取り寄せた方が、必要書類が少なく済むからだ。父は戦争映画などを見るのが好きな人だし、その手のものに興味があるタイプなので、あっさりOKしてくれた。断られたらどうしようと思っていたので、聞いた時はタイミングを見極めドキドキだった。

兵籍簿の取り寄せは案外簡単だ。やり方は調べればネットに載っている。うちの祖父陸軍なので、県の恩給科に電話で問い合わせ、手続きを始めた。ちなみに、海軍だと厚生労働省になる。陸軍であれば『〇〇県 兵籍簿』あたりで調べれば、どこの県もやり方を導いてくれるだろう。発行に際して必要ものは、対象者が故人の場合申請者との繋がりがわかるための除籍謄本戸籍謄本といった、役所簡単に発行してもらえる書類。あとは申し込み用紙を書いて郵送する。コピー代などで数百円かかるが、あまりにも簡単なので、もっと早く取り寄せればよかったと思った。

まぁ、取り寄せた所で、どうせ祖父はちょろっと満州にいて、そのままシベリアに連れてかれていたんだろう。祖父は誰にも戦時の話をしなかったので、家族の誰しもがそう思っていた。語らずに亡くなったがために、語るまでもない軍歴だったのかと、我々は思い込んでいたのかもしれない。みんなが祖父戦争について知っていたのは、彼が『シベリア抑留されていた』たった一言事実のみであるのだから

待望の兵籍簿は一か月かからずに送られてきた。

当時の書類ということで、読み難く難解な旧字も多かったが、やはり同じ日本語なのでほとんどは解読可能だった。それもネットで調べられた。

読み解いてまず驚いたのが、祖父1940年から43年2月まで、きっちり軍生活をしており、一度は満期除隊をしていたということだ。その時は主に満州国境警備をしていたらしい。大きな作戦戦闘に関わることなく、晴れて日本へ戻っていたのだ。もしかしたら亡き祖母は知っていたかもしれないが、祖父は息子たちへ語らずに亡くなったので、満期除隊をしていたことなど誰も知らなかった。

次に驚いたのは1944年2月祖父除隊からほぼ一年後に再び徴兵されており、(祖母が嫁いですぐに赤紙が来たエピソードは日付けから事実だと裏付けられた、祖母マジでお疲れ様すぎる)今度は満州ではなく、北海道の先にある『千島列島』に行っていたことだった。私は先入観からてっきり、祖父満州終戦を迎えたと思っていたので、想像していた祖父人生はガラリと色を変えた。

千島列島……千島列島……たくさんの島が連なる北海道の向こう側……北方領土……。そうか、そこにいた人たちもシベリアへ連れて行かれたのか……。そりゃそうか。

千島列島といえば、日本降伏後にソ連が乗り込んできた占守島の戦いが有名だが、祖父は『新知島(シムシル島)』から途中で『得撫島ウルップ島)』に回され、その二度目の徴兵では約一年半の千鳥列島生活を送り、終戦を迎えていた。兵種はずっと砲兵終戦時は上等兵だった。祖父はヒョロ長い体を駆使し、轟音の轟く砲をぶっ放していたのだろうか。なんともたくましい。

お恥ずかしいことに、私は新知島のことも、得撫島のことも、「なんか名前は聞いたことあるなぁ〜」程度で何一つ知らなかった。千島列島ソ連が攻め入った経緯すらも、占守島の戦いの名前漠然としているだけで、よくわかっていなかった。

どんな所か調べたくなった。特に長くいたらしき得撫島について。当時の千島列島について。

祖父のいた部隊結果的には戦闘をしておらず、言わば活躍をしたわけでもないので、ほとんど資料がなくて見つけ出すのには苦労した。

得撫島はもとより、千島列島自然の宝庫であると同時、一年を通してほとんど霧に包まれ、風も強く、ましてや長い長い冬を有する極寒の地。白夜であり、夏の夜は極めて短い。夏でも長袖は欠かせない。ほぼ無人島。そんな場所で「はい今日から暮らしてね〜」となったら苦労していないわけがない。制空権を奪われていたので、空から米軍攻撃もあった。制海権も奪われており、艦砲射撃が降り注ぐ。戦時中その海域では民間人も含め、2-3万人の人が亡くなっている。祖父のすぐ後に続いて小樽港を出港した同郷の部隊は、魚雷を撃ち込まれ沈没。冬の海に投げ出され、当時は軍機密に隠され2000人以上が死んでいた。祖父もほんの僅かな順番が違っていたら死んでいた。私もこの世にいない。数奇な巡り合わせで今の私は生きている。

得撫島ラッコの島と呼ばれるほどラッコがいるらしい。オットセイもいるらしい。祖父は間違いなく野生のラッコを見ただろう。自然豊かな大地。現代人の私が見たこともない美しい景色を、祖父は計らずとも見ていた。不本意戦時下に望んでもない場所へ飛ばされてはいるが、愛くるしいラッコちゃんとの遭遇が顰めっ面の祖父の心を癒してくれていたことを願わずはいられない。

兵籍簿には、祖父召集や転属などの略歴が淡々と日付けと共に記されていた。必要最低限の事務的情報であるが、その一つ一つの行間にも目に見えぬ多大な苦労があったはずだ。

昭和20年

8月15日終戦

9月29日ソ連により武装解除

10月19日ソ連により得撫島出発

10月24日ソ連ポートワニー上陸以降土工作業従事

昭和23年

7月22日舞鶴上陸

古ぼけた紙は語っていた。戦争8月15日に終わっていなかった。南方の激戦地のように食糧に困る事はなく、敵と遭遇することも戦闘もしなかったとはいえ祖父戦後も長らく闘い続けていた。自分血縁である祖父が歩んだ具体的な数字を見せられ、これはリアルなことだったと肌身に伝わってきた。日本がしていた戦争と、祖父存在への深みが増した。

シベリアでの日々を、祖父の白黒写真の顔と合わせて想像してみた。マイナス40度の永久凍土で働く、ろくな装備もない日本兵たち。栄養失調。ひもじい。所々にシラミが沸く。病気流行る。ご飯は堅い黒パン。粗末なスープ戦争は終わったのに、周りがどんどん死んでいく。いつまで経っても日本に帰れない。故郷よりももっと寒い、極寒の異国の地。日本には結婚生活を1日しか送らなかった嫁が待っている。祖父は雪深い土地で生まれ育ったから、シベリアでも適応能力が多少なりともあったのだろうか。そう思うことが唯一の救いである。

祖父が何も語らずに亡くなったのは何故か。千島列島を盗られた背徳感か。過去抑留生活に蓋をしていたのか。赤化教育を受けたことによる偏見を隠すためか。南方の激戦地に比べたらと、自分の半生は話すまでもないことだと思っていたのか。祖父の心を知る事はできない。私は想像することしかできない。祖父日本に帰ったが、一切を語らずに亡くなった。故郷山村とは掛け離れた四季の彩りのない場所で、途方もない八年もの戦争と闘ったのに、一言も喋らずに亡くなってしまった。

ここでは政治的な話はしない。

兵籍簿を読むことによって、それまで漠然としていた祖父存在がぐんと近づいた。存在のものを実感した。祖父ちゃんと生きていた。過酷時代を生き抜いた。ドラマ映画主人公になるような経歴ではないが、私が一分で根を上げるような過酷環境に長々と身を投じていたのは明らかだ。じいさんすごい。マジでお疲れ様すぎる。生き抜いてくれてありがとう。じいさんが頑張ってくれたおかげで、私はこんな平和世界ツイ廃をしながら、ソシャゲに夢中になれて、推しに心血を注ぎ、それを通して素晴らしい友人と出会うことが出来た。夏にはクーラーの効いた部屋でアイスを食べられるし、冬には暖かい部屋でアイスを食べられる。平和は素晴らしい。色んな国の友達もいる。その中にはじいさんが憎んでいた国の人もいるかもしれない。私は紙切れ一枚で戦地へ送られることなく、空や海からの脅威を感じることもなく、当たり前の明日をのほほんと待ちながら好きなように生きている。これは素晴らしいことだ。そんな当たり前のことを、強く思った。

兵籍簿を取り寄せて良かった。兵籍簿はどこからともなく知った物だが、私はこれを読まなければ自分流れる血に関してとても大事なことを知らずに死んでいた。

仏間へ行き、再び祖父遺影を見上げた。祖父は相変わらず怖い顔をしている。けれど、もうそれだけではなくなっていた。その遺影漠然とした無機質なものではなく、凄惨時代を生き抜いた血が流れているのだ。仏間を見下ろす祖父は、計り知れない威厳を背負っていた。

2020-05-05

anond:20200505155830

赤化を試みている側の人にとってはかまわなくない

ニーメラーってもうどうしようもない言葉になったよな

もうドミノ理論でもかまわんやん

ここが赤化したらあそこも赤化するぞって脅してるだけなんだから

2019-12-30

anond:20191230150314

参加していたのは朝鮮戦争の時だな。

旧日本海軍軍人機雷掃海艇を操艦していた。

これがなかったら国連軍仁川上陸作戦はありえなかった。

ひいては朝鮮半島全土が赤化していた可能性は大きい。

でもこのときはまだ自衛隊じゃないよ。

ベトナム戦争に参戦させられたのは韓国軍

そのために日韓条約は急いで締結された。

2019-12-27

anond:20191227170313

自民党健全に保つためのワクチン役でしか存在意義を見いだして貰えないってのも惨めだな

おかげで自民党のものを追い落とす勢力が全く育たないまま平成が終わってしまった

そして支持者も高齢化が進んでて絶滅コースまっしぐら

ぶっちゃけ日本赤化革命不可能になった時点で潔く解散するべきだったと思ってる

2019-09-26

anond:20190926050859

共産赤化ジジイどもなんて赤旗を何部も購読していて、「アベ政治のせいで生活が苦しい」とか言ってるらしいしな

生活が苦しいならまず赤旗やめろよ

2019-07-24

野党支持者はちょっと水を向けると「大衆は愚かだ」くらいの事言い出して面白い

かなり赤化が進んでます

2019-04-21

中国ロシア新疆中央アジア平和的核爆発によって貯め池をつくったりしてたけど、どうせならもっと南のほうで平和的核爆発による平和民族浄化をやってイスラム圏を赤化してほしかった。

2019-04-03

anond:20190403203314

徴兵だの超学歴社会儒教が厳しい韓国社会幸福とはおもえないが…日本国が大弱りなのは確かだな。

戦後赤化対策アメリカ様をはじめとする西側陣営嵩上げしてもらってきた今までの社会経済システムで今後もやっていける(自分死ぬまでは逃げ切れる)と信じてる連中が、終わってる。

2019-02-18

反日を抑えた中国反日を推進する韓国

韓国中国反日一辺倒な国であったが、今は中国反日は昔ほどではない

この点中国共産主義たるゆえんか、反日を広げることもできるが、同時に制限することも出来る

中国は、自国が強くなってきて、反日があまりメリットなくなってきた

今更あれだけ日本に大量に遊びに行ってるし、日本寄りも強くなったと思っている中国にしてみると、自分より弱い相手を責めたって弱い物いじめしかない

しかも、反日するより仲良くしてた方が、国にとってもメリットがある

まあそうはいってもジャイアンから南沙とかは俺のもんだけどな!

なので、中国反日暴走する前に止めることが出来ている

しか韓国はそこまでの頭はなく、未だ日本には叶わないので、反日反日で国をまとめていたところ、とうとうもう制御が出来なくなってしまった

ここで中国だったら、それこそ反日と騒ぐ人を牢屋にいれるでもして何とでも抑えるだろうが韓国は一応民主主義の国なのでそれもできない

宗主文句言える国でもあるし、実際国民の方が強い

というわけで、政府やばいやばいよ、と思っても、国民いくらかがやばいやばいよ、と思ってももう止めることが出来ない

やりすぎてしまった

韓国がこの流れを止めるにはおそらく昔のようなクーデター軍事政権でも樹立するしかなかろう

文は、任期が終わったら逮捕されるのは想像しているだろうから、それまでの間に絶対に北と統一したいだろう。ネット規制まで始まって、赤化待ったなしなのに。

北と一緒になったらますます反日加速するだけ

韓国の奴らは、のんきに日本に遊びに来てて、徴用工もあまり気にしてないみたいだけど、足下がやばい感じになっているの、分かってないのかな

チョッパリ!とか怒ってる場合じゃないんだぞおまえら天皇謝れ!とかのんきすぎる。

今やそういうレベルの話ではもう、ない。

2019-01-25

筆下ろしに見えたら負け

たぶん、物言わぬ識者は皆気付いているだろうけど。散々言われているのかもしれないけど。

一連の流れ、文下ろしの一環だよね?

 

登場人物は文、韓国海軍、日本

 

韓国海軍を主体に置くと、

 命題は「平和」、反題は「文政権の理想」、合は「朝鮮半島平和統一(時期は問わない)」。

文を主体にすると、

 命題は「朝鮮半島統一赤化は問わない)」、反題は「戦争」、合は「南北の融合(混乱は問わない)」

 

 

オリンピックまでに南北を融合したい文さんと、軍が政治的に強い北朝鮮軍を迎合できない韓国軍

この二者の衝突に日本が利用されているっていう構図。

 

 

映像はありまぁす!」な勇み足も、

やり返さないと確信しているレーダー照射も、

嘘っぱちな近接飛行の報告を上げるのも、

愛国心を煽って政権交代を促そうという意図を込めているんじゃないかな。

韓国国際的地位が下がってでも北朝鮮との融合が嫌ってことなんだろう。わかる。

 

日本欧米もそれが分かってるから「しらんがな」な態度なんだろう。

日本が初めは強硬な態度だったのは国内向けのパフォーマンスなんじゃないかな。途中でそれをやめたら信用を無くすとまでは気付いてない感があるが。

 

 

主体日本にしてみよう。

 命題は「平和」、反題は「朝鮮半島統一後、恨文化の台頭と軍事主義的な発展」、合は「統一後に西側へ取り込む」

 

長い目で見れば海軍側につく方が理想に近そうだが…。だがもう統一後の朝鮮半島西側に取り込むのは、迷惑だという雰囲気すらある。

トランプさんも赤化容認するんじゃないかな。朝鮮半島統一自分の手柄にしたいだろうし。日本容認カードを持って北方領土交渉してたりして。

赤化待ったなしだから市場中国に売却する傾向なんだろう。金正宙とか。

 

 

小市民たる僕たちがやらなきゃいけないのは、近いうち確実に来る混乱の前に、親しい一般韓国人の友人を東西わず安全なところへ連れてくることだ。

在日とか云々とかとは別次元の話だ。目に見える範囲のいい人だけでも、せめて混乱から逃がしてあげるべきだ。

駄目なやつは間違っても連れてきちゃ駄目だ。慰安婦ガーとか照射ガーとか盲目的に信じるやつはどうせ赤くなるから、放っておけ。

 

あ、僕は筆下ろしに見えたので負けです。

2019-01-10

anond:20190110231952

んだんだ

日本国赤化しないためにね

江戸時代あたりは本当に凄いと思うけどね、江戸は当時世界一の規模の都市だったらしい

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