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2021-05-30

黒人に食い物にされる日本の歴史

強い危機感を抱いている。

ここ最近アメリカ黒人によって日本の歴史文化が急速に私物化されようとしている。

信長の小姓にヤスケと言う黒人がいた、と言う話が膨らんで膨らんで、日本救世主となる黒人将軍ヤスケ!くらいまでになってしまった。

嘘ではない。

黒人日本人を救っていたなんて誇りに思うわ!

なんて頭の悪いコメントを残すアメリカ黒人は本気でそう信じている。そしてその数はどんどん増えている。

1970年代から代表的拠点としてはニューヨーク市立大学において、「黒人史の再構築」が進んで来た。エジプト古代王朝にはヌビア人系(スーダン系)の王朝も幾つかあった、が、古代エジプト文明を産んだのは黒人だ!になるまでそうかからなかった。著名な歴史学者であるアーサー・シュレジンジャーJrは、ケネディ大統領スピーチライターを務めたリベラルアカデミアン代表なのだが、黒人民族主義に基づくこのような歴史捏造を強く批判している。

実は古代エジプトと並んで、こうした黒人民族主義に基づく「正しい歴史認識」の犠牲になって来たのは、「古代日本」なのである

古代日本っていったいいつからいつまでなんだ、と思った人、その疑問は正しい。彼らはぼんやりと Ancient Japan と言い、具体的な時間を示さない。明確な文献資料が残っておらず、どのような荒唐無稽なことを言ったとしても「否定されていないか可能性はある」と「黒人歴史家」たちは言い募って来た。

左翼の人には受け入れがたいことであろうが、アジアアフリカ諸国の中で近代日本が唯一白人帝国主義勢力に対抗でき、幾つかの勝利を収めて来たのは事実である。虐げられていたアメリカ黒人にとっても、アメリカ日本を絡めたいと言う強い欲求が生じることになった。

基本的には有象無象民間韓国起源説と同じ構造である日本と絡めることによって、そもそも起源は我々にある、だから我々こそが日本がなした栄光を準備したのだ、と言う発想である韓国人修学旅行生が奈良に行って法隆寺を見ても、熊本に行って熊本城を見ても「日本に影響を与えた韓国って素晴らしい、誇りに思う!」と言うマインドと全く同じである

例えば猿田彦や、坂上田村麻呂黒人であると言うトンデモ説は、21世紀に入る頃までは確実にニューヨーク市立大学では教えられていたし、今でもそうかも知れない。

猿田彦坂上田村麻呂には蝦夷の血が混じっているかも知れない→蝦夷異邦人である→ならばそれが黒人でないとはいいきれないのではないか否定できないなら可能性はある、いや可能性は高い、この仮説を否定する者こそレイシストだ!

言っておくが、こんなトンデモ仮説はアメリカでもさすがにまったく主流ではない。主流ではないが、5秒で廃棄処分されるべきこれらの妄言が、延々と40年以上、根絶されることもなく公立大学で教えられているのだ。リベラルアカデミアンは、黒人批判できないからだ。

近年、ヤスケが注目されるにつれ、再び黒人による日本偽史の構築の動きが強まっている。日本人は断固として抗議するべきだろう。

2021-05-10

anond:20210510164811

ワクチン確保をどうやったのかは分からないところが多すぎるし今の庶民には分からないよ。未来歴史家が解明してくれるのを待つしかない

2021-05-01

anond:20210501154828

滅びつつあるのにもかかわらず進展していると誤認識している現状があるならそれは問題でしょう(先鋭化による影響力消失は滅び方としてはとても良くあるパターンとは思うが)

滅びてしかるべきだったかという問題は後世の歴史家判断を委ねたいと思います

2021-04-24

anond:20210423094416

志村けんは嫌いだったので、

正直、亡くなっても惜しい人をみたいな感情がまったくなかった

京大の霊長研が指摘しているようにチンパンジーオラウータンを使ったお涙頂戴番組動物虐待だし、

番組面白くするためだったらサルを海に投げ込むテリー伊藤とどっこいというか、

バカ殿とかも、あの時代女性上半身の裸とかがテレビで許されてはいたわけだけど、

なんというかウケるために安直エロに走るというのが情けないと思った

エロという表現手法はありだと思うんだけど、そこに逃げればいい、という安直な考えが古い

古いが老害というか、八時だよの過去成功があるため、周囲も逆らえなかったのではないかと思う

自分には志村けん滑るネタをする人というイメージしか残っていない

そういう意味ビートたけしも近いんだけど、ビートたけし映画があった

個人的ビートたけし映画の内容、ネタにはあまり面白さを感じなかったのだが、

あの独特の「乾いた感じ」と言えばいいのだろうか、あれは個性だと思えた

あと、いかりや長介氏は踊るなどのドラマに移行して笑いはスパッと辞めたと思う

いかりや氏は笑いより俳優が向いてたのかもしれないが、

日本音楽バンドで食っていくという夢が挫折したことをどう思っていたのか気にはなる

ドリフターズビートルズ前座を務めたりしたものの、

そもそも日本ビートルズのような音楽価値白人がやらなければ認められず、

日本人がやっても認められず、

MCとか音楽ではなく余興の下品な笑いの方が日本人には評価されたわけだ

ドリフターズも参考にしたであろうモンティパイソンも、

どこかインテリなところがあるというか、

そもそもギャグというのは何らかの予備知識があり、つまり教養があって、

その元ネタパロディにしたり、茶化したりすることが笑いにつながるところがある

例えば、何か注目を集めたニュースがあり、それをネタとしてギャグを考える

ところが、最近自分みたいに普段ニュースを観ていない人間には理解できないときがある

モンティパイソンネタとしても有名なスパだって

歴史家だのバイキングだの、あんな感じのネタは多分日本ではウケないと思うのだ

それより女性の裸を出せだの、動物をダシにしてお涙頂戴をやれだの、

そういう視聴者テレビ関係者特に昭和平成という時代は作られていたわけで、

今更ながら、日本も遅れてそういう時代と決別してきているのは寧ろ好感が持てる

2021-04-04

anond:20210404101727

そもそも網野自身が「国民物語」を必要と考えていたってのも疑問だし

疑問どころか、網野氏の史観は「国民物語」との格闘の結果と言ってもいいくらいだよ。

それが形を変えて「日本とは何か」や「天皇とは何か」に繋がっていく。

この辺は最晩年の対談集「日本をめぐって」の最終章小熊英二との対談でかなりあけすけに語っているので、是非。

https://www.amazon.co.jp/dp/4062110237

国民歴史学運動については、同じく小熊英二の「<民主>と<愛国>」の第8章に詳しい。

あと呉座氏や亀田氏が、ベタに「国民物語」を希求している訳はないけど、トータルヒストリーの語り口としての「国民物語」に、関心がないはずはないと思うんだよね。

いずれにしても、歴史家はそう単純ではないと思います

2021-04-03

歴史家葛藤する

呉座勇一「炎上事件で考える、歴史家歴史修正主義者になってしまうということ | ハーバービジネスオンライン

https://hbol.jp/241894 @hboljpより

ブコメ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/hbol.jp/241894

そもそもの発端が網野善彦先生であったというのに、網野氏が最も嫌悪した「党派性」でしか発想できない貧相なコメントが多いのは、憂うべき事態だわ。

網野氏がまず嫌悪したのはスターリンの「民族」観の転向により始まった1950年代の「国民歴史学運動」で、運動内では、民族近代発明としていた歴史家たちは「近代主義者」として「査問」され「自己批判」を迫られた。

(まあ、査問された中には、元々のスターリン公式に沿っていただけの人もいたかも知れないが)

国民歴史学運動は、信じられないことに、1955年権力闘争による日本共産党方針転換、俗に言う六全協で終わりを告げる。

内部に葛藤を抱えない人間は、今でもこうした運動に乗せられてしまう。

北守氏の記事が深まらないのは、「歴史は誰のためのものか」という、網野氏もまた生涯をかけて葛藤し向き合った歴史学の問いに、「歴史修正主義者」というレッテルや、「つくる会親和的かどうか」という軸だけで答えてしまう点だ。

国民物語」は別に、悪しきナショナリズムのためだけに求められるわけではない。

最低限のナショナリズムがなければ、「日本の歴史」を我が事として捉えることも不可能になってしまう。

なぜ戦後間もない時期に、それが盛り上がったのか考えてみたことはあるのだろうか。

その意味で求められる「国民物語」に接近するだけで、「歴史修正主義者」のレッテルを貼るのは、およそアカデミシャンのする事ではない。

その葛藤理解しないのは、運動家の振る舞いだ。

網野氏だけでない、呉座氏も亀田氏も、そして今回は被害者である北村氏も、その「国民物語」に対する葛藤理解して発言していた。

北村氏は網野氏について「ロマンティックがとまらない」としていたが、このロマンこそ国民物語に対する距離感だ。

網野氏はそれこそ「実証的でない」という評価を受けることの多い歴史家ではあるが、北村氏をしてなお「その愛と情熱ロマンティックが分からないのも問題だ」としている。

くその通りだ。

北守氏の限界は、つくる会ラムザイヤーを「悪」運動とし、その運動を無力化するためだけに論を張ってしまう所にある。

そんなやり方では、1950年代と同じ轍を踏むだけである

追記

b:id:yas-mal

分かっていての揚げ足取りだろうし、こんな説明をするだけ野暮だけど、

いわゆる「歴史修正主義者」は大問題ですよ。実証性に欠けることが多いからね。

でも呉座氏も亀田氏も「歴史修正主義者」じゃないんですよ。

北守氏は、

・いわゆる典型的歴史修正主義者と「国民物語」という問題意識を共有した、あるいは関わりを持った

フェミニズム懐疑的である

だけの歴史家について、「歴史修正主義者だ!」と一段跳びに断定してる。

⑵また慰安婦問題については、呉座氏の「いいね」だけでその見解の全てを判断できると思ってる。

それらは「党派性」に縛られた振る舞いですよ、と言ってるの。OK

2021-03-23

ゴザ騒動について

この数日、呉座勇一先生ツイッターの鍵アカウントで、ある女性学者への人格攻撃を行い、かつアンチフェミニズムクラスタ日常的につるんでいたということで、大炎上している。実績も地位もある歴史学者がなぜ、と疑問に思う人が多いが、このアンチフェミニズムクラスタについてあらためて考える必要がある。

真面目なフェミニストリベラル派はアンチフェミニズムを「女性差別主義」と同一視しているが、そう単純ではない。今回、白饅頭(御田寺圭)氏がアンチフェミの「ラスボス」扱いされているが、彼は過去シノドスにも寄稿して経済学者飯田泰之先生とも対談するなど、リベラル派との付き合いがある一方で、日本会議的な右派保守派とのつながりは全く見られない。彼が連載枠を持っている現代ビジネスも明確にリベラル寄りであるアンチフェミも厳然たるリベラル派の一部だということを忘れると、今回の問題が全く見えなくなる。

呉座先生も、これまで司馬遼太郎井沢元彦などの高齢男性保守派に人気のある歴史家を厳しく批判し続け、歴史を「国民物語」として語ることを否定してきたように、どちらかといえばリベラル派寄りだった(少なくともそう見えた)。だから、呉座先生女性に関しては保守的反動的だったからというより、彼のリベラル価値規範の中で「筋が通っている頭のいい議論」に見えたからこそ、アンチフェミクラスタにはまってしまったと理解される必要がある。

問題は、ではなぜ不幸にも「筋が通っている」ように見えてしまったのかという点にある。これについて書こうと思ったが、頭がまとまらなくて断念。

追記

現代ビジネス飯田先生が「リベラル」は雑な括りだというブコメがあったが、現代ビジネスは今回の当事者である北村先生も数多くの文章寄稿しており、保守論壇誌と比較すればリベラルだと判断したが、確かに微妙かもしれない。飯田先生荻上チキ氏やPOSSEと付き合っている一方で、右では高橋洋一田中秀臣などの政権擁護派とつるんでいるので、「リベラル」括りにすると違和感を持つ人はいるだろうとは思う(個人的にはもう少し付き合う相手を選べと言いたくはなる)。

2021-03-19

亜は亜米利加の亜。亜細亜の亜。

アジア系へのヘイトクライム急増、女性誌編集長アジア人侮辱ツイートが大問題

https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2021/03/post-516.php

アメリカ世界反差別運動を牽引するリーダーなので、イギリスカタルーニャ日本のためにもぜひ範を垂れてください。

昨年ニューヨークでも、日本人ピアニスト男性地下鉄の駅で8人組から突然暴行を受け負傷した事件があった。犯人男性を殴りながら「アジア人」や「中国人」という言葉を放ったと被害者本人が証言しているが、ビデオなどの証拠が残っていないことからヘイトクライム可能性あり」として処理された。この事件も未だ犯人は捕まっていない。

犯人が未だ捕まっていないとは恐ろしいが、アジア系への憎悪を持った集団なのだろうか。

一刻も早く捕まえてください。

その際はどのような人々だったのか、動機は何なのかも詳しく知りたい。

そんな中、『ティーンヴォーグ』誌の新編集長が発表されたのだが、その資質への疑問が社内外から沸き起こった。8日に編集長就任したアレクシィ・マッカモンド氏(27歳)は、かつてアジア系の人々をからかったり侮辱したりするツイートをしており、その内容が再び議論となったのだ。

同氏が10代だった2011年から12年にかけてシカゴ大学学生時代に、「アジア人のように腫れぼったくない目にならない方法をググっている」「間抜けアジア人」「(教師助手について)年取ったアジア人女性みたい、笑」などと、複数回発信していた。

Alexi McCammond氏はバイデン大統領就任式で詩を朗読したアマンダ・ゴーマンさんや、テニスセリナ・ウィリアムズ選手大坂なおみ選手、メーガン妃と同じ有色人種女性

アメリカ社会を共に生きるマイノリティなのに、共感を示してくれるどころかこんなことを書くなんて・・・悲しい・・・

アメリカの名門大学でそんな思想蔓延しているとも思いたくないけど・・・

アジア系の人々に向けた差別嫌がらせの急増の要因はいくつか考えられる。もともとアメリカにはアジア系を含む有色人種への差別は根強くあった。そんな中、新型コロナで人々の不満が溜まり、弱いものいじめ嫌がらせ暴力ストレスを発散しようとする者が増えたと考えられる。そしてトランプ元大統領選挙活動中に「中国ウイルス」という言葉を何度も使い、人々に差別意識を深く根付かせたのも一因だろう。

やはりトランプ元大統領差別的な言葉遣いが大きな影響をもたらしていたのだろう。

その点だけは一安心

彼はホワイトハウスからTwitterから排除された。

バイデン政権は、アジア系のみならずあらゆる人種差別偏見の解消を目指す大統領令に署名し、この問題に打ち勝つと決意をあらわにしたが、その解決は容易ではなさそうだ。

バイデン大統領には本当に頑張って欲しい。

本来安心できる場であるはずのアメリカ学校現場でも、アジア系を集中的に狙った差別蔓延しているという噂がある。

バイデン大統領任期以降は差別が激減したと後世の歴史家に書かれるほどの意欲的取り組みを期待する。

2021-02-11

ナチス小論文エピソードに集うバカの群れ

バカ達による反論から読んでいく。

 

1.「この生徒は中二病!」「そんなの上手くいかない!」

ナチス政策肯定した高校生小論文は、「虐殺有用性」を主張する内容だったという

https://hokke-ookami.hatenablog.com/entry/20210209/1612796460#f-4a4cd88b

 

ナチス政策肯定した高校生小論文は、「虐殺有用性」を主張する内容だったという

どちらがとはいわないが、予想以上に中学二年生かと思った。いや、中学三年生か*2。

たとえ倫理無視したとしても*3、収容侵略殺戮による収奪いつまでも経済を動かせるわけもないだろうに。

倫理無視した話に付き合うとすれば、

別にいつまでもやる必要はない。

邪魔民族を一掃なり同化なり狭い自治区へ押し込めなりしたあとは

口を拭ってきれいな国のような顔をしてやっていけばいい。

 

アメリカ先住民虐殺は上手くいかなかったのか?

2021年ですら収容侵略殺戮収奪でわりと上首尾にやれている中国があるではないか。 

全く反論になっていない。お前が0点。

 

 

生徒「ヒトラー合理主義者で近代の中枢的な思想先取りしているんですよ。」

田島「ごめん、ヒトラーに関しては高校世界史レベルしか勉強したことないんだ。」

どちらがとはいわないが、せめて「世界史稲田先生から学んでおくべきだったのでは、と小学生並みの感想をおぼえた。

こんな話に世界史先生は無力だ。

だって倫理人権無視したらイケる」という話は単に根本前提が違うだけなのだから世界史先生がどう窘めても仕方ない。

 

この書き手自分から倫理無視したとしても」の話を始めたはずが結局倫理に戻ってきている。 

倫理以外で女生徒の話を否定できないのだ。

 

そしてこの場合倫理は採点基準に入らない。

女生徒がやっているのはそういう遊びだ。

  

 

2.「この生徒は歴史修正主義者だから0点!」 

RT ナチに限らず歴史修正主義寄りの回答を試験レポートで書いて低い評価が付いた場合は回答の典拠とされたもの学術的に著しい問題があるから大幅に減点されていますしかし、そうした人たちは「教員思想に反することを書いたから」減点されたのだという理由で納得するので話がややこしくなり

https://twitter.com/tanosensei/status/1358761277317926913

これは上のブログよりはるかに酷い。

そもそも高校生国語小論文」と言う問題文の前提すら読めてない。

 

ナチに関していうと例えば歴史修正主義寄りのことを論じるなら80年代歴史家論争に関する文献を引いたりするのなら

まだわからんでもない(もちろんそれはそれでちゃんと双方の主張を考察してないと減点するけど)。

そういう基本的な前提をすっとばしていい加減なことを言うから減点されるのである

https://twitter.com/tanosensei/status/1358762323016642563

更にこの、女生徒歴史修正主義的主張を図ったというような理解も完全に間違いだ。

お前の授業やゼミにそういう奴が複数人現れるのだとしてもこの女生徒はそうではない。

問題文全く読めてない一個も噛み合わない回答なので0点です、終わり。

 

ここまで頓珍漢なリプを鼻息荒くつけられては予備校講師閉口だろう。

「お前の国語読解力は0点です」と採点して返してもますます荒ぶるだけだろうし。

 

 

この大学教授先生に比べると冒頭のブログの方がまだ話を理解している。

そう、女子生徒は虐殺有用性を肯定している」のだから

これは「ガス室はなかった」「虐殺はなかった」みたいなナチス関連歴史修正主義者とはまた全然違う話だ。

 

つーかこれ大学教授なんだって。びっくりするよねー。

人の話も理解できない、問題文も満足に読めない、なのにイキり散らしてマウンティングRT

いったい何の先生なんだよ。

田野 大輔(たの だいすけ1970年 - )は、日本社会学者甲南大学文学部教授[1]。

あっ…

 

 

3.そもそもはどういう話なのか?

この件の問題文、

まり発端となる予備校講師の思い出話はこうだ。

 

国語講師が、国語小論文で、

論法100点 論理100点 倫理-300点の小論文を提出されたという話。

 

こんなのこの話の通りなら100点付けて返すしかない。

そして提出した生徒は大変頭いい子らしいので別に何か言う必要も無い。

 

ちゃんと本を読む子が社会通念的にアウトな価値観をわざと誇示してくるのは遊びであって

彼女国語能力に対して簡単すぎる課題だったのでそうやって遊んでいるのだろう。

ダメと言われたら即座にポリコレ100点の回答を出せるのだから倫理価値観の相対化もきちんと出来ている。

 

それでも若気の至り心配して釘を刺すならこんな助言になるだろう。

「わかってると思うけど自分にとってクリティカル試験でこういう悪ふざけはすんなよ」

「採点過程問題の切り分けの出来ないバカが一人いたら-300点になって落ちるんだからな」

と。

 

 

実際にウジャウジャとバカはいるし大学にもいるのが今回証明された。

そして問題女生徒はきちんとバカのことも理解してバカ配慮したバカ誤読や発作を起こさなバカフリー回答を作って見事志望大学合格したという。

なんてことのない話である。 

 

 

(※個人的にはこの話ほんとに実話なのかな、長く話してる時点でジワジワ盛ったりしてないかな、などと思うが、

  みんなが実話としてマジレスの上で非難しているので実話としてマジレスの上でそれに反論した。)

2021-01-27

anond:20210127123217

愚策過ぎて後世の歴史家が疑問を持つレベル

世界的に感染症で大変なのは史料から明らかなのに、

当時先進国日本旅行外食の推奨なんていう馬鹿なことをやるわけがない。

GOTOというのは後藤意味するのではないか。」などと。

2021-01-09

anond:20210109134525

黒死病もそうなんだろうな

のちの歴史家自分名前を残したくて派手に書き立てているだけ

2020-10-10

anond:20201009184853

コメ欄に気になることが書いてあったので少し。

SSはきちんと記録を残したからいま詳細がわかるようなことを言っているコメントがあるが、まったく違う。

SSホロコーストの記録を組織的かつ徹底的に消去した。ビルケナウに行ってみるといい。ガス室とそれに連動する焼却炉が爆破されているのがわかるはずだ。これこそかれらの証拠隠滅証拠だ。

では今知られている詳細はどうやって明らかになったのかというと、収容所資料はほぼすべてが隠滅されているので、べつ方面の、行政交通、あるいは企業管理製造、売買の記録、その他おおよそあらゆる文書証言を徹底的に収集し、分析評価して導き出した結果。数え切れないほどの歴史家たちの、気の遠くなるような地道な作業がもたらしたもの、けっしてSSの功績などではない。全体としていえば、ホロコーストについては、証拠隠滅され記録がないためわからないことのほうがはるかに多い。

2020-10-08

ホロコーストのある資料について意見が欲しい

こんなところで質問してもほぼ意味はないような気がするんだけど、他でも誰も答えてくれず困っている。協力があればなと。

これはパズルなのです。

 

簡単説明

ホロコースト否認者たちは、ガス室だけは絶対に認めません。ガス室を認めると大量虐殺肯定してしまうからです。ですから、一番目立つアウシュヴィッツを狙ってきます問題は、アウシュビッツには正確にいうと、ソ連が近づいてきたのでナチス親衛隊撤退するのですが、証拠隠滅のために、ガス室だったところをダイナマイト破壊してしまます

ナチス親衛隊は、全国指導者ハインリヒ・ヒムラー1942年暗殺されてしまったヒムラーの側近中の側近ラインハルトハイドリヒSD長官指導により、徹底的にユダヤ人殺害隠蔽したので、文書資料にすらほとんど「ガス室」や「処刑」などの用語もなく、ユダヤ人虐殺を「再定住」、処刑を「特別処理」などと言い換えたりしていましたので、これが戦後ずっと続くホロコースト否認者の格好の餌のようなものになってしまい、奴らは平然と「証拠はない!」とほざくわけです。確かに、ガス殺死体アウシュビッツには一体もありませんでした。なぜなら焼却して骨は砕いて川に捨ててしまたからです。

 

ガス室証拠

実は結構あるのです。文書資料として残ってしま図面にこそ「ガス室」とは書きませんでしたが、報告文書にうっかり書いてしまった記録などはあるのです。それ以外にも沢山あります。当然ですけど、証言記録は滅茶苦茶ありますアウシュビッツ司令官ですら戦後裁判証言し、死刑になって処刑されるまでに詳しい殺害方法を書いた自伝まで残しています

ところが、当然といえば当然ですが、否認者たちは証拠資料解釈で捻じ曲げて歪曲しまくり、証拠ではないと言い張り、流石に否定できない文書資料などがあると捏造だと一切認めず、当たり前のごとくに膨大な証言適当に難癖的にあそこがおかしいここがおかしいと文句をつけて全否定するのです。証言者が言ってることが多少誇張が入っていたり変だったりすることはよくある話なのに、一切認めません。ガス室の周りの地面に当時のユダヤ人作業員メモ証拠として埋めたのが戦後発見されていますが、戦後捏造だと言って絶対に認めようとしません。頭おかしいと思うレベルですが、これマジなのです。

 

認めざるを得ない証拠があったのに・・・

しかし、いくら否認論者でも、当時の文書記録として、加害者側の親衛隊人物業務内容として残した資料の中に、ユダヤ人のガス殺の様子を記録した文書があれば、流石に否定しようがないはずです。実はあったのです。

1970年代後半に、グリクシュ報告というのが見つかります。グリクシュ少佐というのは親衛隊人事本庁の職員で、1943年5月アウシュビッツの視察に訪れ、司令官ヘス同行の上、ガス室を見回って報告書を書いたのです。言葉は選びながらも、どう読んでもユダヤ人をガス殺する手順としか読めない内容がきっちり書いてあるのです。流石にこれは否定できないだろうということになったのでしょうか、10年以上、否認論者はこれを「まぁ偽造だろう」とほったらかしました。何故ならば、その報告書原本ではなく、戦後裁判資料を整理していた米軍将校タイプライターで打ち直したものだったからです。おそらく原本保管のためでしょう。だから原本じゃないので証拠にならず、米軍により偽造されたものだと言い張ったのです。

で、1991年に、アメリカ人リビジョニストのある人が、このタイプコピー版を徹底的に内容批判して、偽造だと断定します(実際には根拠は薄弱であり、捏造それ自体事実は一切証明しておらず、断定は無理です)。それがこちらです→フランケ・グリクシュ「再定住報告」:偽造の分析(レンク)

で、一旦これで否認論者もほくそ笑んだでしょう。原本などないんだから嘘に決まってる、と。ところが・・・

 

原本発見される

2019年、つまり去年です。ある反否認論者がふと、「もしかしたら?」と思ってドイツ連邦公文書館検索したのです。すると、その原本報告書製作時に同時にタイプされたカーボンコピーだった一枚)があったのです。ニュルンベルク裁判戦後裁判関係資料は膨大な量があり、昔は探すのが大変だったのですが、インターネット文書デジタル化が進んで、いつの間にか外部から検索をかければ見つかる状態になっていたのです。まさか探せるとは誰も気づいていなかったわけです。

発見者は、様々な検証を行い(と言ってもデジタル化された写真なので物理的には調べられない)、当時の他の文書とのタイプフォントの照合まで行い、フォントの一部に欠けがあった文字を数文字発見し、他の文書とそれが一致することから、おそらくは原本で間違いないだろうと。他にも色々特徴を調べていますが、疑問点は今の所ありません。

それがこちらです→Holocaust Controversies: Nazi Document on Mass Extermination of Jews in Auschwitz-Birkenau: The Franke-Gricksch Report

詳しく詳細な解説もされていますが、ともかく間違いないだろうと。内容も、否認論者は批判していましたが、それらおかしいと思われる箇所も十分問題なく解釈できる範囲です。何れにせよ、原本です。

 

捏造」とすると辻褄が合わない

否認論者としては、絶対に認められない資料証拠ですからこれを「捏造」と言わなければならないはずです。しかし、「捏造」と仮定した途端に辻褄があわなくなるのです。捏造でなければすんなり理解できます普通に原本はあった、そしてドイツ連邦公文書館で整理保管・デジタル化されていた、それだけです。

 

しかし、「捏造」だとおかしなことになります。先ず時期が問題です。

 

戦後のその米軍将校タイピングした時点で原本捏造されていたと仮定すると、ではどうして裁判に提出されなかったのでしょう? タイプ版も結局は裁判に出ていません。それは別に良いのです、証言証拠は沢山あり、グリクシュ報告は特に必要ありません。しかし、捏造だとすると、他の文書タイプフォントが合っているということから、それらの他のタイプフォント形式を間違いなく再現するためには、例えば同じタイプライターを探し出してこなければなりません。そんなめんどくさいことするでしょうか? しかもです、そうやって非常に面倒な精巧な偽造をするのであれば、何故タイプコピー版が存在するのでしょうか? カーボンコピー用紙を使えば、カーボンコピー三枚分用意できます。その一枚を裁判で使えるように回せばいいだけです。「捏造」と仮定すると極めて不自然なのです。かなり精巧なのに(調べてもわからいくらい)、裁判に使われていない事自体が不自然です。なおかつ、そんな手間隙かけた捏造証明された文書資料などただの一つとして存在しません(そもそも戦後裁判資料捏造が疑われたヴァンゼー会議議事録ですらも、リビジョニスト捏造だと言い張っていただけです)。

 

あと、この原本1980年代イギリスの著名な歴史家デヴィッド・アーヴィング連邦公文書館で見たことがあると言っており(アーヴィングは異常なほどの資料収集家です)、2005年くらいのこの資料議論する会でそのインデックスを述べていて、そのインデックスナンバー原本発見時にほぼ合っていたのです。とすると、1980年代原本存在したことになります。では、タイプコピー版が1976年発見されて以降、アーヴィング連邦公文書館で見るまでの間に、何者かがグリクシュ報告の原本捏造し、連邦公文書館に潜ませた、なんてことはあり得るのでしょうか?

今の時代ならばPhotoshopもありデジタル化された資料など簡単捏造できるのかもしれませんが、1980年頃にそれが出来たとは到底考えられません。ネットすらないので、ハッキングファイルを混入させることも出来ません(1980年代頃にデジタル化があったとも思えない)。いろいろ考えても、1980年代頃の捏造というのはあまりにも荒唐無稽です。タイプ文字の形を合わせるために、その他の文書すらも探し出してくる必要すらあります。すると、どうやったって当時ならば、連邦公文書館物理的に侵入しなければなりません。あまりにもハイレベル過ぎます

はっきり言って、グリクシュ報告の価値は「否認論者が困る」だけのものであり、偽造された「ヒトラー日記」のように1円の価値があるわけでもなく、書かれた内容についてはなんら未発見内容はないので、通常の歴史家特に反応を示すわけではない資料です。普通歴史家ホロコーストガス室があったことなど一ミリだって疑いやしません。

 

というわけで、グリクシュ報告原本を「捏造」と仮定することは、どう考えても辻褄が合いません。というわけで、非常にグリクシュ報告原本発見否認論者にとって困ったものであるはずなのですが・・・

 

ところがアホな否認信者たち

ネット上の一般否認論者は、どうも意味が全くわかっていないようなのです。「そんなもん捏造だろ」と頭から決めつけてかかっているだけで、捏造仮定するとおかしなことになるとまで考えが及ばないようなのです。ていうか、そもそも証拠絶対にない」とすら思い込んでいるようです。信じ切っていると言っていい。ですからこちらがいくら言っても、否認論者は「捏造とすると辻褄が合わなくなる」ことまで考えは全く及びません。

 

聞きたいのは、私が変なのでしょうか? 私自身は「ホロコースト否認信者はアホばっかり」と思うようにはしてはいるのですが、だーれも理解しません。一体どうなっているのでしょうか?

 

追記

id:anmin7相手の人がどうなったら増田は満足なの? 賢さを讃えてほしいの? ただ考えを改めたらいいの? 土下座して許しを乞うならいいの? 愚かさを恥じて以後増田奴隷になるべきなの?

違う違うそうじゃないのです。私一人で考えているだけなので、単に自信がないだけなのです。日本人ホロコースト否認論に反論しようなんて物好きな人はなかなかいません。これで合ってるかどうか、感想でもいいから聞きたいのです。日本人否認論の集まるところへ行くとほとんど孤軍奮闘になってしまうのです。私以外の反否認論側の人がいてもただ、「ホロコースト否認するなんておかしい」みたいにいう人がいる程度です。ほとんどの人は知識がないのです。

 

id:rmntc55211精巧捏造したけど使わなかった、その後、捏造したそれが何かの手違いで文書保管されてしまったなんてありそうだけどね。何もかもが自然にはできていない

そんなこと言い始めたら、あらゆる文書資料は全て捏造になりますよ。本当にそう言ったホロ否認はいましたが、あまりに非現実的です。グリクシュ報告の一致性は、タイプライターフォントの欠損が4文字も当時の同時期の文書と一致する、という時点で、捏造なら度を超えて精巧すぎます。むしろ、この欠損フォント捏造が発覚すべきです。それを捏造でやろうとすると、当時ならば虫眼鏡必須です。今の時代なら、パソコン画像拡大すれば簡単かもですが(というか、単に画像から同じフォントを使えばいい)、当時はそういうわけにはいきません。また仮に同一のタイプライターを探し当ててきたとしても、戦後ですから、同時期の文書とは2年も差があります。すると、その2年間にタイプライターの他のフォントまで劣化している可能性があります。あるいはその比較された他の文書資料も含めて偽造した、……などと言い出したら結局、ナチスから押収された文書は全て偽造とまで言いええしまい、暴論としか言えなくなるでしょう。何れにせよ、捏造証明された文書など一枚たりとて存在しませんので、妄想という他はないでしょう。

2020-10-01

黒人暴動扇動支援って元々は日本がやってたんだよなあ

その手のニュースは興味ないんで、見出ししか見ないんだが、

なんか女子テニス選手がどうとか、別にどんなマスクしようが、

対戦相手侮辱するような行為以外ならテニスルールでは問題なかった気がするんだが、

あいいや

中国が近年の米国における黒人運動金銭的な支援がって、

そもそも第二次大戦前だったか工作活動をやっていたのは日本人だったのでは?

それはネトウヨどもが騒いでいるように、米国内を混乱させるために、

日本工作員黒人を先導し、暴動を起こさせてたりしたわけだ

でも、そんなことしても何の意味もなく、

日本は無条件降伏という醜態晒しただけだったw

仮に中国がそうだったとしても、日本同様にその工作活動の影響は小さいと思われる

そんな小さな活動世界を大きく変えることは不可能

現実ジョーカー存在しようが、そんなにアメリカ合衆国政府自体は影響は受けない

アメリカという国は歴史家が言うようにヒドラから

それより、スパイ天国揶揄される日本は、今でもちゃん諜報活動をしているのだろうか

米国英国ちゃんと今でもスパイ活動をしている組織がある

当然、中国もある

日本ちゃんスパイを諸外国に送り込んで活動させているだろうか

別に暴動を起こす必要はないが、

その国の情勢を市民などの下々の目線から送り続けるだけでも立派なスパイ活動

そういうのは外務省だの役人目線でできる仕事ではない

黒人暴動を先導していた日本人工作員も現地女性と何度も結婚を繰り返したりしていたはず

スパイ活動の基本は家族構成することだと自分は思っている

家族というのは疑われにくい

毎日規則正しく出勤する子煩悩なぐらいの父親スパイとは思われにくいからだ

実際は出勤しておらず、外出して活動しているわけだ

そういえば、そんな漫画があった気もするが、読んだことがないのだった

2020-08-29

多くの人を狂わせた安倍晋三

安倍首相評価は後世の歴史家に任せるとして、今確実に言えるのは意図してないだろうけど日本史上最も多くの人を狂わせてしまたことだよね。世界史上だとトランプに負けるけど日本だけなら今後500年彼より多くの人を狂わせて壊す人は現れないと思う。

2020-08-27

コロナウイルスがもたらす日本人文学危機

コロナ人文学ヤバい

といっても哲学とかそういうのじゃなく、歴史学とかがヤバい

もうちょっと言うと、日本史とか日本文学とかはぜんぜん大丈夫なんだが、西洋史とか東洋史とか、要するに外国のことを調べる学問ヤバい

今はまだ大丈夫だけど、じきに破綻する。

なぜかといえば非常に単純な話で、研究を進める上で必要資料アクセスできないからだ。

歴史学根本は、オリジナル資料(=一次史料)にあたることにある。一次史料には色々な形態があるわけだが、歴史上の出来事の背景とかを実証的に調べようと思ったら、公文書館にある史料を使うことが不可欠だ。

そして公文書館というのは行政機関なので、日本国立公文書館外務省外交史料館東京にあるように、あるいはイギリス国立公文書館キューにありアメリカ国立公文書記録管理局ワシントンDCにあるように、当然ながらそれを管轄している国や地方自治体に設置されている。

そう、公文書館に行けないである

コロナが2~3年で過ぎ去り、その後はすべてが元通りになるなら、その数年を耐え忍べばいい。数年が過ぎればまたヨーロッパなり世界の他の国なりに行けるようになる。当然、歴史学も元通りだ!

でも残念ながら、中東諸国の割安の航空券ヨーロッパ渡航できる日々は、もう戻ってはこないかもしれない。航空券が割高になるだけではなく、全世界的に航空産業が縮小し、これまでであれば容易にアクセスできていた史料アクセスできなくなるかもしれない。

明治維新以降、政府が雇ったお雇い外国人たちによって、ランケに始まる近代歴史学日本に持ち込まれた。だが初期の日本歴史学はあまりにお粗末なものだった――現在の水準からすれば。

オリジナル史料を見ずに、西洋人の書いた歴史書を読んでそれを日本語で紹介して論文を書き、吾は教授でございと偉そうな顔をしている。英語フランス語ドイツ語の文献だけを読んでヨーロッパ史全体を講じるなんていう無謀なことが平気でまかり通っていた。

けれど、そのような稚拙な「論文」も必要だったのだ。日本歴史学が独り立ちするためには。

やがて、それらの先人たちの業績を踏み台にして、きちんと史料集(=オリジナル史料を集めてまとめた本)にあたって論文を書く人や、英仏独だけではない色々なマイナー言語習得して研究する人が増えてくる。そして、交通技術の発展に伴って海外旅行安価になるにつれ、国外文書館アクセスして論文を書く人が増え、英仏独以外の言語を学ぶ人が増え、留学して現地で学位を取る人も増え、日本歴史学レベルはどんどん上がっていった。

2000年代から2010年代にかけての日本歴史学界で生み出された外国研究レベルの高さは誇るに値する。もはや横のものを縦にしただけではまともな論文とは見做され得ない。現地の言語を読めることが最低条件で、その上でどのようにオリジナル面白い研究成果を積み上げるか。多くの研究者たちが競うように優れた論文や著書を生み出してきた。

そこをCOVID-19パンデミックが直撃したのだ。

留学の予定も史料収集計画も、すべてが白紙になってしまった。

分野によって違うと思うが、外国史を学ぶ者は多くの場合修士課程博士課程で留学をする。これは現地で史料収集したり、現地で言葉勉強したり、現地の研究者と触れ合ったりするきわめて重要プロセスで、修士卒ならともかく博士号を獲ろうと思うなら避けては通れない。多くの研究者はだいたい1年から3年くらいの留学を経て、外国歴史に興味がある若者から若手の歴史研究者へと成長する。

COVID-19直撃世代は、この留学経験を持てない。彼らは外国研究者として足腰を鍛える機会を奪われることになる。

2~3年でコロナ禍が終熄するなら、この世代が数年間のハンデを背負うだけで済む(たとえば、留学することな博士課程の年限が来てしまったとか、在学を引き伸ばす羽目になり学費が余計にかかったり就職市場に参入するのが遅れたとか、せっかく学振DCを取ったのに海外調査をすることな任期が過ぎてしまったとか、そういう悲劇が量産されることだろう――外国研究者は学振研究費のかなりの割合出張費に充てている)。

けれど、コロナ禍が終熄しなかったら、あるいは終熄後に海外調査ハードルものすごく高くなってしまっていたら、日本外国研究は大きな打撃を受けるだろう。

そりゃ、留学終えてる組は今すぐに困るってことはない。彼らはもう現地語ペラペラだし、これまでの現地滞在史料たっぷり集めてるだろうから、当面はそれを消化しながら外国研究者とオンライン会議すればいい。

でも、これから留学しようとする人たちは、現地に長期滞在して外国能力を鍛える機会を奪われ、史料を集めることもできず、中途半端研究能力しか持てないままに博士課程を終えざるを得ないことになる。

もちろん、先行世代よりマシな点もある。デジタルアーカイブの発展によって、従来は現地の図書館に行かないと見られなかった古書や古新聞が自宅にいながらにして読めるようになった。中には所蔵している史料ウェブで見せてくれる親切な公文書館もある。外国雑誌だってオンラインで入手できるし、何なら研究書をkindleで読んだっていい。そういえば友達ドイツ語学術書kindle版で引用していた。

から研究の水準が明治時代に戻るということには、おそらくならない。

ただし、その方向性限定される。

どのような種類の史料必要かは、結局研究テーマに左右されるのだ。もしも「ドイツにおける日本人のイメージ歴史」を調べたかったら、古書や古新聞を徹底的に調べればそれでいい。けれど、「1960年代における西ドイツ政策決定過程」みたいなテーマを扱おうと思ったら、公文書館史料を見なければお話にならない。

現代日本で考えてみればよくわかる。「安倍首相メディアでどう扱われているか」と「安倍内閣の内側ではどんなふうに物事が決められているか」とでは、立論に使うべき資料全然違う。前者は新聞ネットを見ればそれでいいが、後者情報公開請求必要だし、『朝日新聞』や『週刊文春』だけを見て後者を論じたら手抜きだと謗られるだろう。

そして歴史学とは「昔のことなら何でも扱う学問」であり、内部には表象を論じる研究から外交政策を調べる研究者まで色々いるのだが、後者のような人たち――つまり研究のために文書館史料必要とする人たち――の研究はずいぶんやりにくくなるだろう。外国研究において、思想史文化史古代史の割合が高くなるかもしれない。

(いやでも、ガチ思想史文化史をやろうと思ったら文書館史料を見ないといけない局面も割と出てくるので、思想史なら文書館行かなくてもいいでしょ、という話にはならないんだよな……明治時代知識人留学先の国に出かけてその国の文書館史料使って明治期の思想についての本書いた人とかいからな……逆にある程度昔の外交史だと関係する史料ほとんど翻刻されてたりするし……)

逆に、先行世代よりも悲惨な点は何か。

それは研究レベルが上がってしまたことだ。

ネット上で読める範囲古書や古新聞だけを史料として使って「18世紀におけるドイツ諸邦の外交」みたいな研究をまとめたとして、明治時代ならこんな多くの一次史料を使うなんて素晴らしい研究だと大絶賛され東京帝大の教授になれるかもしれない。でも現代では、研究レベルが上がってしまった現代では、「新聞しか見てないじゃん。文書館史料使ったの? え? 使ってない? レベルいね」と一蹴されてしまう。論文英訳なり独訳なりして海外ジャーナル投稿しても、それなりのレベル雑誌からは軒並み落とされるだろう(というか、国内でも有力学術誌の査読を通過できるとは思えない)

ふんだんに文書館史料を使う質の高い研究に慣らされてしまったら、今更横のものを縦にすれば教授になれていた時代研究水準には戻れないのだ。

ハードルを下げる?

外国最先端研究成果がワンクリックで手に入るこの時代に?

つい去年まで史料調査のために渡航するのが当たり前で、今アラサー以上の人たちは研究水準が高かった時代を身を持って知っているのに?

コロナ禍の影響が数年で収まるのなら、業績の不足で苦しむのは直撃世代だけで済む。だが、もしもコロナ禍の後遺症が何十年も続くのであれば、外国史を研究する歴史家たちは困難な撤退戦を強いられることになるだろう。

それはより史料入手の容易なテーマへの撤退戦であるかもしれないし(政治史ハードルが高いから、表象歴史とかを研究しよう)、より史料入手の容易な国への撤退戦であるかもしれない(○○国と比べて××国の方がデジタルアーカイブが充実してるから、○○史じゃなくて××史をやろう)。

ともかく、これまで日本歴史学が積み上げてきた多様性は、徐々に失われていくことになるだろう。

日本外国研究にとって、冬の時代が迫っているのかもしれない。

まあそうは言っても史料さえどうにかなれば研究はできるので文化人類学記述言語学よりはまだマシ。これらの学問では現地に長期間滞在して現地人の間に分け入って調査する必要があるので、現在レベル渡航制限が長続きすると文字通り危機に瀕する。これらの分野では伝統的に外国に関する研究が盛んで、オセアニア島国アフリカの奥地で調査してきた日本人が何人もいるのだ。今後、外国舞台にした文化人類学記述言語学は消滅し、国内対象として細々と生き延びるほかなくなるのかもしれない……

(まあ、国内伝統文化方言を保存するために、一度外国文化言語記述するのに使っているエネルギーを全部日本に関する研究に注ぎ込むのもアリかもしれない……でもCOVID-19で次々と伝統的なお祭りやら寄り合いやらが中止になっているし、うかつに都会の大学修行する若手研究者が離島山村に出かけてお年寄りのインフォーマントと接触するのもはばかられるよなぁ……)

ブコメにお返事

日本だけの問題では無さそうなのでよりデジタル化したりオンラインで閲覧する仕組みが出来そうだけど

デジタルアーカイブの発達はうながされるだろうけど、そんなに急速には進展しないだろう。それには2つの理由がある。

第1に、単純にデジタル化はすごい大変なのだマトモな国なら行政の作った公文書は破棄されずに何十年にもわたって保管されているのが普通で、それらすべてをデジタル化するのは労力がかかるというのは納得してもらえると思う(国だけじゃなく地方自治体にもその自治体公文書集める公文書館があったりするからね。連邦制の国だと連邦レベル・州レベル・市レベル文書館が別々に設置されていたり)。優先順位をつけてやっていくほかないけど(「まずは外交関係公文書を先にデジタル化しよう。環境保護関係は後回しだ」)、優先順位の低いテーマ研究しようと思ったらそれでは困る。

第2に、困るのは外国研究者だけで、本国研究者はそんなに困らないのだ。

日本人がイギリスドイツ調査に行けなくなっても、イギリス人やドイツ人の歴史家は何も困らない。彼らは渡航制限など気にせず自国にある公文書館アクセスできる。これは日本のことを研究する日本人の歴史家にとっても同じだ。仮に外務省外交史料館から外国研究者の姿が消えたとして、いったい日本研究者になんの不都合があるのだろう?

(ここでは「外国人」と書いたが、厳密には、外国拠点を置く研究者と言った方がいいだろう。日本大学で教鞭を執っている中国人日本史研究者はなんにも困らない。逆にうっかり日本学の専門家として英米大学就職しちゃった日本研究者は大変だ。また、日本研究する歴史家がなにも困らないというわけではない。日米関係歴史研究しようと思ったら当然アメリカに行かなければいけないし、国内政治だけを研究する場合であっても、日本政府公文書管理がザルすぎるせいで重要史料日本じゃなくアメリカにあるみたいな状況もありえるので……)

まり世界的に、自国研究する研究者にとってはあんまり困らないが、外国研究する研究者はめちゃくちゃ困る、という状況が訪れると思われる。外国研究者への配慮が、果たして自国公的施設デジタル化への強い圧力となるだろうか? 正直疑問だ。

資料を集めたり読んだりするのはその国の研究者に依頼する、というのはダメなの?現地に行く必要性がよくわからなかっった。

第1に、それ本国研究者に何のメリットがあるの? お金を払ってやってもらうとして、その人件費渡航費よりも安上がりだとはとても思えないんだけど…

第2に、史料の山に埋もれて色々探していく中でお目当ての史料を見つけるコツとか時代ごとの史料の特徴を見分ける目とか崩し字の読み方とかそういった歴史家としての技倆が養われるので、単純に他人に任せればよいという話ではない(「時代ごとの公文書形式の違い」みたいなのも当然論文テーマになるけど、これ書くためにどのくらいの史料読む必要があると思う?)。

ていうか、なんか勘違いされてるフシがあるけど、読んだ史料が全部研究に使えるわけじゃないからね。目録面白そうな史料があったか地方文書館に足を運んで閲覧してみたけど期待ハズレで全然使えませんでした、とか、膨大な史料の山を探しまわってようやく使えそうな史料の一群を見つけました、とか、何気なくパラパラめくってた史料の片隅にさり気なく重大なことが書いてありました、とか、そういうのあるあるなので。お目当ての史料だけ外人コピーしてもらえばいいじゃん! なんて夢物語しかない。

第3に、そもそも論としてなんで自分研究オリジナリティの源泉たる史料の入手を現地人任せにするのか。現地の文書館に通って現地人がちっとも注目してないけど重要史料を発掘したなんてこともあるわけだけど、そんな史料を現地の研究者にコピーさせられるわけないだろ、常識的に考えて……論文で発表するまで史料存在をひた隠しにするわ……(現地人が自力でたどり着く分には止められないけど、わざわざここにこんな重要史料がありますと教えてさしあげる必要はどこにもない)

日本史であっても一次史料海外にある日本キリシタン史では、史料アクセスハードルが以前から言及されていたのを思い出した。

なおアジアアフリカの旧植民地ではそういう状況がデフォルトの模様。日本史研究する日本人の歴史家は日本国内研究を完結させられる余地があるけど、インドネシア史を研究するインドネシア人の歴史家がオランダに行けませんとか、インド史を研究するインド人の歴史家がイギリス(ryとか、台湾史を研究する台湾人の歴史家が日本(ryとか、そういうのはマジで研究に支障が出るよなあ……

そもそも論だが、「日本人が」イギリス政治史とかドイツ経済史とかを研究する意義が不明。「現地の研究者に任せる」だと何故駄目なのか?

それな! ぜひ同じことをドナルド・キーンロナルド・ドーアケネス・ポメランツイアン・ニッシュJ・ヴィクター・コシュマンブレット・ウォーカーにも言ってきて!

2020-08-11

anond:20200811170757

逆だぞ

東が勝ったのではなくて、勝った側を歴史家東軍呼称してるだけ

相撲と同じで東の横綱>西の横綱って位置づけ

2020-07-28

後世の人語りが嫌い

戦記ものとか歴史ものので後の世で〇〇といわれるのだった。とか書かれてるのが苦手になった。

今読んでる物語の中の今の時間に進行する話を読んでるんであって、お前が作った物語上の歴史教科書が見たいんじゃないんだ。

それに、後世の歴史家が存在して評価する描写が入ってしまった時点で確定した未来存在してしまっている感覚になる。

物語描写されている時点で未来は未定であってほしいんだ。そうでなければ作品人物たちは決まってるレールを歩かされるだけじゃないか。(実際には全て作者の作ったレールの上だとしても)

2020-07-23

anond:20200723104545

わしもそうおもう。

 

最近商業BLが成人指定受ける流れで某歴史家さんがいちいちあげつらってて

その見守って報告する行為自体は大切だと思うから読むんだけど

オチおまえら性器フォビアか!だけのお気持ちになってきちゃってて

そうです私達は性器フォビアです!!メシくってるとき性器みたくない派です!

適切審査議会さん、そして子供に売らず大人に成人指定売ってくれる手間かけてくれるお店さん、ありがとうね!てなる

グレーのがけっぷちをせめてるろくでなし子もそうだけど

クチャラーとか生理的に受け入れられないものはずっとのこるとおもう

言いたいことはわかるが大人うちわだけでやってくれ

2020-07-02

anond:20200702150844

馬鹿はどこでもいる

日本一大都市である東京馬鹿の数はそりゃもうすごい数だ

問題馬鹿馬鹿とののしっても何の解決にもならないということだ

かなりの数の馬鹿が居ることを見込んでコントロールするのは為政者に当然求められるスキル

それができない者は後世の歴史家無能評価されるだろう

2020-06-21

なんで大塚英志が一流の歴史家みたいな顔して朝日新聞に出てるの?

大塚英志ってサブカルを妙に左翼がかった読み解き方をする人で、ひと世代前の終わった評論家。著書もカビの生えた議論を繰り返していて時代錯誤。っていう扱いだったのに、なんで大物のように朝日新聞に出てるの?

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