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はてなキーワード: ライヴとは

2018-03-03

週末に楽しみがないことがとてもつらい

そろそろ飽きたし環境を変えたかったので10年勤めた会社を辞めて語学留学に来た

だが、恐ろしいくらいすることがなく、結果勉強ばかりしている

勤めていた会社セクハラモラハラがそれなりにあったけれど、残業休日出勤に関してはほとんどなく、週末は充実した日々を過ごしていた

サッカーしたりサッカー見たりイベント行ったりライヴ行ったりたまに旅行行ったり

だが今は本読むことしかできない

これが想像以上に苦痛だった

ストレスの捌け口がないってこんなにしんどいのか

やろうと思えば確かに全部この国でもできるんだけど物価が高すぎて結局はなにもできてない

郷に入っては郷に従え、こっちはビーチ大国からとビーチには幾度か行ったけど趣味じゃなかった 1時間と待ってられないし泳ぐならプールでしっかり泳ぎたい

バーベキューもご飯は座ってきっちり食べたい

パブも酒が飲めないか却下

ブッシュウォークは短くても2時間目的もなく歩く事が割りと苦痛

結果することないか勉強しかしてない

インドア派のわたしにはこの国は合わなかったんだと思う

旅行だけならきっと最適なんだろうとは思うけどね

仕事してると毎日同じ事の繰り返しでこのままでいいのかと不安になる的なの良く読んだけど、学校はいえ今まさにそんな感じ

それでも勉強楽しいことだけが救い

2018-02-08

anond:20180208211847

ライブをわざわざライヴと書く奴がこの世で一番嫌いなんだ

2017-09-23

刀剣ローチケに釣られた人たちを追え!(はてブ編)

@4053_yoko

@sobarrrrrin このローソンチケットの件は

刀ミュに限らず全ての公演チケット当選】された方に該当しうる事件です

この件は何らかのネットトラブルチケットが重複したか

蕎麦様の【当選権利】が無い事とされたのだと思います

この件は始まり

絶対ローチケを野放しにしては駄目だと思います(削除済み)

RT @Taaaaaaachan999: @hatomameouka 【炎上ローチケ不正横領や詐取をしている疑惑高まる 刀ミュチケットキャンセル問題 ツイートまとめ どうやら横領説が濃厚のようです。大きな問題にして動かしていかなきゃですね #拡散希望 #刀剣乱舞 9/03 14:41:25

RT @gyohten_spica: ローチケの件は「何の履歴のどこを参照して」「何の情報確認できていない(全く無いor単にまだ全履歴確認し終えていない)か」に具体的に言及してないからまだ疑ってる。この期に及んで誤魔化そうとしてるならマジで消費者庁案件からユーザー人丸め… 9/04 14:12:50

RT @under_markanef: 例のローチケキャンセル事件証拠として出てる領収書写メよく見たら「非課税 チケット代として」の表記がない 私の手元にあるチケ代の領収書全部「チケット代として」って書いてあるんじゃがこれは一体 9/04 14:17:16

RT @lily19761001: ローチケなんで先にこの情報出すの?まるで被害者のひとのほうが嘘拡散してるみたいに受け取れるよ?まず事実確認して「こういうことでした」って報告、もしくは「調査中です、ご心配おかけしてます」でしょ。 誰なのよこの文面考えたやつマトモなの?許可した… 9/05 06:25:46

キャンセルメールを送ることはあり得ない」 刀剣乱舞ミュージカルをめぐるローチケキャンセル疑惑担当者困惑 - ねとらぼ 9/06 01:59:18

RT @toukenkouryaku: ★☆新記事☆★ 【悲報ローチケに刀ミュ当選チケットキャンセルされた疑いが発端の大炎上、主張者が事実ではなかったと認める 9/06 07:56:36

ローソンマルチプリントして来ましたよ 和傘バージョンプリント 凄く素敵(///∇///) 私、こんなに3次元の人の写真を買ったの刀ステの三日月様が初めて 煉獄に笑うもそうですけど鈴木さんお着物よく似合う (*≧∀≦*) 笑… 9/16 08:00:20

@bug_buzz

@sobarrrrrin 失礼します。

自分経験チケットトラブルがあるのはほとんどローチケです。

過去

フェスで1日券×2日間取ったら同じ日にちの券が届いた

① Zepp2階席ペアで取ったら2席共同じ番号が届いた

②取れた席が実際の場所ステージ裏の行けない場所

ローチケの悪行の数々酷いな。 あそこは信用出来ないけど 手数料が1番安い利点もあるしなぁ 9/02 17:14:41

そういや、 海外アーティスト扱ってるプロモーターの有料会員複数入ってるけど、 どこもローチケ券ではないんだよね。 ぴあイープラスの券。 なんでそこの業界からも もしかしたらローチケの信用度なかったりして。 #ローチケ 9/02 17:47:46

@k_young_or_die ローチケミス発券得意技 9/02 17:49:57

ローチケ問題でココ信用出来ないっ人は 好きなアーティストライヴ行ったときに公演後アンケートで、FCや先行でローチケ使うの止めて下さいと書いてアーティスト側に伝えるのも手です。 #ローチケ 9/05 12:20:28

ローチケキャンセル問題が えええ~な結末になりましたが、 わしの書いた3件はほんまやで~ 9/06 13:28:41

@ani0804

@sobarrrrrin FFから失礼します。私も以前ローチケトラブルになった事がありますクレカ支払い済みにも関わらず、クレカ未払いの為キャンセルになるとメールがきました。私の場合は問い合わにてどうにかなりましたが、他の方もローチケトラブルが起きているのですね。とても不安になります。返信不要です

私の時もローチケ対応酷かったけど、これ見てると良い方だったんだとわかったrt オペレーターなかなか繋がらないかメールで問い合わせしたら、謝罪もなにもなしに「問い合わせの件 チケット用意されました」終わり的なメールめっちゃ失礼だなと思った 9/02 16:22:12

RT @soror1096: >ミュージカル刀剣乱舞』に関するツイートについて なんかローチケ公式にきとるが、なんもわからん ローチケからのお知らせ|20170904 ローチケHMV[ローソンチケット] 9/04 12:17:40

どっちが本当のこと言ってるんかわからんけど、わざわざ『刀剣乱舞』って名前だしてるのが感じ悪いなーと思う 9/04 12:18:29

RT @toukenkouryaku: ★☆新記事☆★ 【悲報ローチケに刀ミュ当選チケットキャンセルされた疑いが発端の大炎上、主張者が事実ではなかったと認める 9/06 08:20:01

嘘だったんかい。酷いな 9/06 08:20:09

前回買い損なったGODIVAローソンのやつ めっちゃ美味しかった ショコラタルトの方が美味しそうだと思ったけど、ガトーショコラの方が美味しかった 9/06 09:34:36

RT @akiko_lawson: 5日間連続毎日抽選で【1万名様】に \ #Lチキチーズ無料プレゼントフォローリツイートで、9/23まで総計【5万名様】に #Lチキチーズ がその場で当たります(^^) 4日目は9/23 10:59まで! #ローソン 9/22 03:31:18

id:mumero

企業の返金と謝罪があればご理解いただけると思ってるのほんとクソ。それだけですむケースも多いけど、今回は誰が納得行くと思ってるんだ。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344353347/comment/mumero

その後関連ブクマ無し

id:wow64

わけのわからないシステム利用料だの発券手数料だの取るわりに何もしてくれないんだな。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344353347/comment/wow64

短慮なプレスリリース見ると今後の展開にワクワクが止まらない

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344416773/comment/wow64

素直にごめんなさいです。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344493723/comment/wow64

真相は結局わからない。でもキャンセルメールの「お受付いたしました」みたいな日本語は、このツイートの「お話し合い」みたいな書き方と通じるのかな。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344493803/comment/wow64

id:taikutsu

その席には当日、誰が座っているんだろうか。ローソン側はちゃんと調べる必要あるよね。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344353347/comment/taikutsu

その後関連ブクマ無し

id:goriragao

ネットでの拡散はご遠慮くださいって…

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344353347/comment/goriragao

その後関連ブクマ無し

id:pppptan

こんなことが起こるのか。ローチケ対応酷すぎ…

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344353347/comment/pppptan

その後関連ブクマ無し

id:totoronoki

契約履行できないのは「自動的キャンセル待ちの人に売ってしまった」せいかな?それでも「最初当選者に渡し、後の人には謝罪する」のが正しいとは思うが。それをやると謝罪する相手が増えるから嫌なんだろうな。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344353347/comment/totoronoki

びっくりする嘘をつく人はまれに居るが、企業の中にもいるんだよ。どちらの言い分が正しいかは現段階では判断できない。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344458208/comment/totoronoki

その後関連ブクマ無し

id:ssig33

ファーストアクションで客を嘘つき呼ばわりするとえらい目に合うというのをペヤングから学べなかったか

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344416773/comment/ssig33

その後関連ブクマ無し

id:denilava

日本裁判起こす人が少ないので泣き寝入りするだろう率で業者が強引な手口を持ってることがしばしばある。裁判するか、アーチストには失礼だがズルい業者がいてはファン活動に支障がある事をネットで公開すべき。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344353347/comment/denilava

顧客とのトラブル個別対応する前に顧客発言が間違っているとリリース出すって企業としてコンプライアンスどうなってるの。利用規約上の拒絶ならともかく企業顧客サポートトラブルに対して最悪の対応では。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344416773/comment/denilava

「まずはご本人と連絡を取りたい」そういう内容のリリースではない。SNS投稿内容の否定第一目的のような内容。確証があり言っておきたいとしても想像しえない事があるかもしれず顧客対応否定から入るべきでない。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344468893/comment/denilava

ブクマ企業責め側で上位だったのでブコメ。前回問い合わせ事実ないとしながら今回はメール配信してないの言い換えあり。本件と別に不具合経験ツイートも多く過去不正ログイン問題ありL社を騙る詐欺あるのかも。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344493723/comment/denilava

ローチケには前回の未払いチケットキャンセル騒動だけでない考察必要アプリ海外SMS送信アカウント情報流出、前会社資金中間業者流出した事件など過去問題がありローチケ運営に不信のある人はいる。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/345149442/comment/denilava

id:doseisandesu

全面戦争突入/嘘松疑惑があるにせよ、被害あったって人は領収書メールスクショもあるんだからローチケ側は「事実確認します」で止めときゃいいものを、キャンセル事実すらないって言い切るのはおかしいのでは

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344416773/comment/doseisandesu

こういう結末だったかすみませんでした

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344493723/comment/doseisandesu

id:elephantskinhead

ちょっと前にもえげつないトラブル起こしてなかったっけかローチケ

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344353347/comment/elephantskinhead

拡散しやがったな。出向いてこいやコラ。って圧力を感じる

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344416773/comment/elephantskinhead

双方弁護士立ててみたいにしないとあかんレベルやろうけどユーザ側としては現実的じゃないか有耶無耶になりそう/合掌

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344468893/comment/elephantskinhead

直近のローチケやらかしを見てたり他の被害報告があがってるのを見てると、店舗寄りの第三者やらかしてる気もするが/ここまで来て嘘松という決着に…

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344458208/comment/elephantskinhead

やっぱり他人揉め事ってエンタメになんだなってのがよくわかる展開/なお、現在はこの内容がパクツイされまくってる模様

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344459046/comment/elephantskinhead

ローチケさんのシステムとか中間第三者やらかしてるとか疑ってしまって申し訳ありませんでしたあああ!!!/現在当事者リンチ状態地獄は続く/裏垢になんかあるな…

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/l-tike.com/news/20170906.html

なお、当人は裏垢でまだ含みのあるツイートをしてた模様/コンビニ店経験者によると、この手のトラブルも特段珍しくもないとの事…

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344496378/comment/elephantskinhead

id:hinbass

これは酷い。もう使わねぇわ

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344353347/comment/hinbass

ローソン側を全く信用できない。平気でもみ消そうとしてくる奴らだ

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344416773/comment/hinbass

これ、ただ問題が追いきれてないだけじゃ・・・最悪。ここのサービスは今後絶対使っちゃダメ

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/344458208/comment/hinbass

からネット武勇伝存在するぞ。フェイク有りでセリフを事細かく覚えていて最後拍手される奴な。

ttp://b.hatena.ne.jp/entry/345120269/comment/hinbass

その後関連ブクマ無し

はてなスター稼ぎのために適当コメントしていた連中の方がだんまりが多くクソ

https://anond.hatelabo.jp/20170923212544

2017-07-11

私が最近読んだ異世界料理なやつ

異世界食堂
7日に一度開く不思議な扉の先にある店の話 休むひまないな
世界居酒屋のぶ
常時異世界接続した店のため日本営業できてないんですがいいんすか大将税金とか大丈夫なんですか 日本から食材設備持ち込みが有利
世界料理
包丁一本で転移チート一切なしのお前は青年海外協力隊か 現地料理激マズ(文化的要因あり)
世界カフェ開店しました
乙女ゲーム風味 現地料理激マズ(なんでだっけ)
世界に行っても袋詰め人生
勇者大量召喚、ひとり食品工場が持ち込まれた感じ
世界に来たみたいだけど如何すれば良いのだろう
料理特に重点じゃないけど全般文化技術持ち込みチート
とんでもスキルで異世界放浪メシ
料理シーンはあるがもう単にダンジョン潜るのの箸休めみたいな感じ
転生冷術士の酒場経営
せっかく貴族魔法使いマッチョに転生したのに料理がやっぱ好きなんすよ魔法戦闘きじゃなかったし そのドン亀です
お菓子職人成り上がり
お前これいもの作者の世界全部つながってるやつのひとつじゃねえかこれ バトルが今回は料理だ!ってお前 またエルフと狐娘ダブル嫁じゃねえかこれ お前いつもそうな 良いご趣味
この手の中を、守りたい
ダンジョンとか潜るけど主に宿とか孤児の自立とかそういう方面あんまり料理は 商売の中のひとつ的要素
よみがえった勇者はGYU-DONを食べ続ける
無限日本牛丼を出す女神が出てくるが、女神自炊はいまいちなのだった
魔法貴族領地料理開発
魔法使いに転生、領地はうまくいったけどあんまり料理うまくいってない感ありますね 味噌理解者は現れなかったとか
エノク第二部隊遠征ごはん
世界料理チートじゃなくて、現地人のお料理得意な女の子の現地料理 ハイファンタジー

書き出してみるとけっこうあるなー

みんな好き

書き終わってから足りないの気づくんだよな

プリンセス・アライヴ
料理男子、姫に手作りメシをくわせる
おかしな転生
転生して貧乏領地の跡取りになったけど何とかして菓子作ろう
メニューをどうぞ
世界王子に取っ捕まってシェフやってる女の話 最近更新ないっすね

2017-07-07

https://anond.hatelabo.jp/20170707124545

web割れって意味ではyoutubeとかある音楽の方が遥かにライト且つ大規模だろ

音楽音楽を視聴することだけではなく、ライヴみたいな体験やグッズや物販みたいな他の収益可能な軸があったり、

単純に作品一つ一つに対する視聴者数とか金額的な規模がデカいとかあるんじゃねえの

2017-07-06

こぶし藤井卒業直前に契約終了 引退、まじかよ…

まじかよ…

https://2ch.live/cache/view/morningcoffee/1499346263

こぶしファクトリー 藤井梨央に関するお知らせ

http://www.helloproject.com/news/7320/

ハロー!プロジェクトをいつも応援いただきありがとうございます

突然のご報告となりますが、

このたび、こぶしファクトリーメンバー藤井梨央との専属マネージメント契約を終了したことをお知らせ致します。

5月12日に、今夏のハロー!プロジェクトコンサートツアーをもって卒業をすることを発表させていただいておりましたが、

その後、藤井本人に関してハロー!プロジェクトルールに反する事案が発覚しました。

改善するように話し合いましたが、その際に取り交わした約束が果たされなかった為、

弊社としても責任あるマネージメント継続することが困難と判断し、

改めて、本人及び親権者協議した上で、今回の途中解約に至りました。

今回の決定について、また、本人を改善に導けなかったことは、とても残念でなりません。

こぶしファクトリーは、ハロー!プロジェクトコンサートツアー映画JKニンジャガールズ」の公開、夏のイベント出演や単独ライヴ、と活動が続きます

メンバーはこの現実を受けとめ、前を向いて活動していきますので、

我々も皆が今回のことを乗り越え、前に進めるようにサポートしてまいります

みなさま、そして日ごろより応援してくださっているファンのみなさまには、

迷惑、またご心配をおかけすることになり、誠に申し訳ございませんが、

今後ともこぶしファクトリーの、よりいっそうの応援、お力添えをいただきますようお願い致します。

2017年7月6日

株式会社アップフロントプロモーション

2017-04-10

GENERATION AXE(4/7@Zepp Tokyo)に行ってきた。

高校時代青春ギター練習にささげ、ヤングギターを読んで教則ビデオを見ては「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤に明け暮れる日々を送るギターヲタクだった現在40代の私にとって、

イングヴェイ・マルムスティーン

スティーヴ・ヴァイ

ヌーノ・ベッテンコート

ザック・ワイルド

この4名が一緒のステージに上がって演奏するというライヴ情報を見たときはまさに目を疑った。仮面ライダーで言えば初代とV3とストロンガーとスーパー1が一緒に登場して戦うような豪華さなである

タンディング席10,000円というチケット代に昨今の物価上昇の流れを感じながらも私は数ヶ月前からこのステージを心待ちにしつつ、ついに迎えた4/7、定時ダッシュの18:00で会社を上がり、そのまま一目散にお台場Zepp Tokyoへと足を運んだ。

これから綴るのはそんな私からの、ヒーローたちへの拙いラブレターである

1人目:トシン・アバシ

今回出演する5人の中では最も若く、私もインタビューで姿をチラッと見たことある程度の存在だったトシン・アバシ。当然音は一切聞いたことが無い。

8弦ギターを高く構えて演奏するスタイルを見て、「恐らくものすごいテクニカルで複雑な演奏をこなす人なんだろうな」と思っていた私の予想そのまんまの人だったので、何も新しい衝撃はなく、かと言って印象的なメロディがあるわけでもなく、ただただ早く終わってくれとしか思えなかった。

強いて言えば低音弦で鳴らすヘヴィコードがとても心地よく聞こえたくらいだろうか。

2人目:ヌーノ・ベッテンコート

アバシの黙々とした独演会ラスト曲で共演したヌーノ。曲が終わってアバシが去り、残ったヌーノはユーモアあるMCで客席を温めてそのまま「Get The Funk Out」を畳み掛けた瞬間からもう会場は雰囲気が一転!「そうそうこれが聞きたかったんだよ」というオッサンバサン大歓喜

EXTREMEの「Pornograffittiツアーからかれこれもう25年は使い続けているであろうギター、WashburnのN4。無塗装で手垢だらけのボディ、もはや何回交換したのだろうか分からないネックの先に伸びた印象的なリバースヘッド、そのギターを腰の位置まで低く構え、細く引き締まった体で長い髪を細かく振り乱しながら、リアピックアップL-500特有のトレブルな音を、爪を黒く塗った細長い指を駆使してカリカリと弾き出すそのヌーノのスタイルは、25年前から全く変わっておらず、我々ギターキッズにとって永遠の憧れであり、ヌーノといえばそのN4を携えたスタイルこそがアイコンなのである

ヌーノもおそらくファンのそういった思いをきちんと分かっているのであろう。ドラマゴッズの頃はほんの一時期だけ肥えていたこともあったが、昨今はさらなるワークアウトを続けてとても50歳とは思えない体型を維持している。

要は我々はそんなカッコいいヌーノが懐かしい曲を弾いてくれさえすれば良かったのだ。そしてそんな期待に100%応えてくれるかのように彼はEXTREME代表的ギターソロ部分をつなぎ合わせたメドレーで私を満足させてくれた。ありがとうヌーノ!

3人目:ザック・ワイルド

オジー・オズボーンの「no rest for the wicked」や「No More Tears」の頃は歴代オジーギタリストの流れを汲む印象的なリフとよく練られたギターソロで、私もよくコピーして練習していたザック・ワイルドの曲。

ソロ時代のザックといえば「Pride&Glory」こそが至高であり、その作曲センスギタープレイさらに輝きを増しているように私には見えたが、そこから何があったのだろうか、Black Label Societyなるバンドを組んでからというものの、知性がゼロギタープレイヤーに成り下がってしまった。

かつての「Miracle Man」のようなスピーディかつメロディアスギターソロ存在せず、適当チョーキングしている以外はペンタトニックスケールをフルピッキングしているだけ。ダサい、ダサすぎワロタ。ZZTOPを意識してるのか長いあごひげも汚いだけだし、時折モニタースピーカーの上に立ってゴリラモノマネをするのも「俺はこれだけアホになったぜ」と言っているようでかつてのザックを知る身としては寒くて痛々しくて仕方なかった。

彼に関してはとにかく「Pride&Glory」の頃のスタイルに戻って欲しいとしか言えない。よくあんな曲とスタイルレコード契約が持続できるなと思うほどのダメダメっぷりである

4人目:スティーヴ・ヴァイ

今回の5人のなかで誰が一番好き?と聞かれれば私は即座にスティーヴ・ヴァイと言う。中学3年生で「Passion And Wafare」を聞いて以来、未だに私のスマホ音楽ライブラリではこのアルバムヘヴィローテーションしているし、私が今メインで使っているギターIbanezのJEM7Vだ。

過去にヴァイ先生来日公演は見に行ったこともあるし、ライブ・アルバムライブDVDはすべてチェックしているうえに、YouTubeもかなりチェックしている。

したがってこれまでのGENERATION AXEツアーでどんな曲を演奏していたのかについては知っていたのだが、そのうえで今回はどう私たちを驚かせてくれるのだろうというのが一番の期待だった。

ザックに「エイリアン」と紹介され、のっけからヘヴィな「Bad Horsie」という意外な選曲だったのが嬉しかった。しかし、使われているのはあのミラーギター。全弦1音下げ+6弦ドロップCという変則チューニングのこの曲にあのミラーギターを使っているということは、すなわち今日は「Building The Church」をやらないという意味でもあったのだ。これはちょっと残念だったが、ひとまず「Bad Horsie」の重厚な音を堪能することにした。

その後は「Racing the World」が続いたが、今回の短い時間で聞きたいのはコレジャナイ感は否めなかった。アメリカツアーでは「Now We Run」もやってくれたそうだが、そういうのが聞きたかった。

そして「Tender Surrender」。ライブでこれほど映える曲はない。何百回と聞いている曲だが、それでも聞くたびにブルっとくるものがある。そこからは「Gravity Storm」もやったがこの選曲もやはりコレジャナイ感があった。

あともう1曲やってほしいというタイミングでヴァイ先生はあっさりとラストイングヴェイへとバトンタッチをした。最も思い入れのあるのがヴァイだっただけに、今回のセットリストちょっと残念だった。

5人目:イングヴェイ・マルムスティーン

実は私、生でイングヴェイライブを見るのは今回が初だった。ただ、古くはWOWOWライブ中継や、DVDYouTubeを通じてイングヴェイライブはさんざんチェックしているので、どんなライブをする人なのかはとてもよく知っている。

まさに「王者」の呼称にふさわしい、自信に満ちた堂々たる立ち居振る舞いで、とにかくピロピロピロピロと弾きまくり、3秒に1回はギター回しをし、5秒に1回はピックを投げ、10秒に1回は片足上げをするイングヴェイの変わらないスタイルが私は昔からずっと好きだった

冒頭から赤い照明にドライアイススモーク。そのスモークの中から登場するイングヴェイ。もう最高!

前半は知らない曲もあったが、中盤からは「イングヴェイといえばこれでしょ!」という曲ばかりでうれしかった。お決まりパガニーニからの「アダージョからの「Far Beyond The Sun」はもちろんのこと、なんと「Trilogy」も爆速演奏してくれた。

途中、例の「バディヌリ」を演るも、キーボードストリングスがまったく聞こえず、これでどうやって演奏を合わせるんだろうとそのあまりアンバランス具合に思わず笑ってしまった。また、片足上げキックの高さが以前よりも随分低くなってしまっていたが、53歳という年齢を考えればそれも致し方ないだろう。イングヴェイはこれでいいのだ(笑)

また、意外にうれしかった選曲オーケストラとの共演曲である「Fugue」。当然バックにテープを回してのイングヴェイ独演会ではあるが、ずっとバンドの音が続いてきたうえでこのようなサウンドは良いアクセントだった。

ラストはヴァイ先生との共演による「Black Star」!個人的にはこの曲が今回のピークだった。まさかギターハモリありの「Black Star」が生で聞ける日が来るなんて夢にも思っていなかったのし、その曲をヒーロー2名が一緒に演奏しているというのがもう感涙モノだった。

最後:5人揃って登場

さぁ最後5人揃って…のはずが、最初Frank Zappaの曲だろうか?知らない曲が始まり、弾いているギタリストイングヴェイを除く4人だけ。あれ?イングヴェイは?このまま出てこないの?と不安になったところで「Highway Star」が始まり、ここぞとばかりにイングヴェイ様が再降臨。もう本人も分かっているんだね。どういう音楽なら自分が一番かっこよく振る舞えるかってことが。

しかし、リードギタリストが5人も揃って一斉に音を出してしまうと、聞いている方は「うるさい」としか言いようがない。とてもじゃないがじっくりと演奏を聞くのは不可能で、ただあの5人が一緒のステージに立って演奏しているという感動を味わうのが精一杯である

かくして長い長い3時間半が終わり、会場を出たら時計は22:30前になっていた。足は棒のようになり、膝や腰にも痛みが来てしまったが、それでも私のギター人生において一生の思い出とも言える素晴らしいステージだった。この企画来日公演を実現させてくれた全ての人々に感謝をしたい。

2017-02-18

つのセリフの違いを説明する

http://anond.hatelabo.jp/20170218002240

  

あえて違いを説明するならば、「家を留守にしていたのが長時間だった。そのせいで夫に迷惑をかけてしまった」という自覚があるかどうか。

  

A「『ビールまだ残ってる?(ないなら冷蔵庫からとるけど)』

→「私がライヴで遊んでいるあいだに、あなたは待ちくたびれてビールを全部飲みきってしまい、もう1本も残ってない可能性があるわね。それぐらい長い時間を待たせてしまって、今日はごめんなさい」

  

B『ビールどれにする?』

→「私が外で遊んでいたのは短時間のことだったわよ。ほんのちょっぴり家を留守にしただけだし、あなたが待ちくたびれてビールを飲み切るなんてありえないわ。」

  

まり、Aには責任感と罪悪感があるが、Bにはそれがない。

夫はそこにブチ切れたんじゃないの?

2017-02-09

推理ノート舞台「孤島の鬼」(2017版:江戸川乱歩 原作

昭和文学を、『情愛推理ミステリーとして真相を探します。

推理小説におけるロマンス描写」を、絶対真実な添え物とスルーするのではなく、本当の謎解きは情愛部分にあったのだとみなします。

随時更新

はじめに

私の持論として。一番大事なことは『自分作品スッキリ楽しめたか』という部分であり、正解のない舞台作品考察というものは『よりスッキリした心で作品を愛する』ために行うべきである、と考えている。

作者の真意とかメッセージとかは観客に都合のいい時にだけ引っ張り出せばよい駒であり、エンタメ世界に『解き明かすべき絶対の謎』なんて無いのである

「楽しんだモン勝ちや!」である

その観点で言えば、初見の私の感想は、もうグッドエンドとして十分だった。

http://anond.hatelabo.jp/20170206104211

作品構造を分解すると唸るほどしっかり構築されていることがわかり、「ただ自分が見たままを感じ、考察などせず楽しむべき」類いの舞台ということが浮き彫りになって仕方がない。

しかし私は、好奇心と言うか…感動を共有できない淋しさと言うか…出所のわからない衝動に駆られて、本作を『ミステリー』として推理することに踏み込んでしまった。

そしてこの目的で2回目観劇したことを多いに後悔していたのだけど、今わずかばかりの希望の光が見えてきた。

犯人トリック推理する殺人ミステリーではなく、二人の人間の有り様を推理する情愛ミステリー

簑浦も諸戸も幸せになれる最適解。

ですので、自分でも自分なりのトゥルーエンドを目指しますが、時間リミットがあるため、もし同じくこの迷宮にうっかり足を踏み入れてしまった探偵さんがいらっしゃれば、ご助言を賜れると幸いです。

目指すゴールは『スッキリ楽しめて、より作品を好きになる』こと。

謎:世界構造登場人物

本作は深い意味で「原作に忠実」だと感じるのだけど、原作をそのまま演じている訳ではない。

今のところ私にとっての最大の謎は、この世界階層構造登場人物である

私に見えたキーパーツを挙げていく。

世界構造

これらの関係性・正体がまだわからない…

また、注釈の挿入タイミングを正確に記憶していないので、区別が間違っているかもしれない。

登場人物

基本的に諸戸は今回の舞台上では同一存在だと考えていますが、そう見えるだけかもしれないため分けておきます

重要証拠

随時更新

謎:観客の主観による『明言されていない内容のミスリード検証

我々は『なぜ』錯覚していた?

推理中に変動するため随時更新

人物相関

人物像まとめ

前提として、本編はすべて「諸戸」と「簑浦」で代替できる隠喩要素のみで編纂されている。(秀ちゃんの手記、丈五郎過去、など)

また、一般的に「嫌悪感」を感じるもの排除し、極限まで美しく描いている。(ビジュアルはもちろん、諸戸の性的侵略も)

本編の《みのうら》
  • 『私』と『箕浦』が演じている
  • 本編の世界を生きているので未来を知らない
わたし
  • 本編の語り手
  • 原作では「主人公(或は副主人公)」
  • 諸戸と対、ないし鏡のような同等の関係。簑浦?
  • 『私』と『箕浦』が演じている
  • 本編世界の上位存在なので、(少なくとも諸戸が亡くなるまでの)未来を知っている
  • 《みのうら》として本編に介入できる
  • 《みのうら》を操ることができる?

→諸戸から握手を握り返さない『箕浦』に諸戸は驚き『私』を見詰める。すると『箕浦』は諸戸の手を握り返した

諸戸(《わたし》の世界
諸戸
  • 簑浦を同性愛として求めて止まない
  • 自身に対して非常に強い罪悪感や劣等感を抱えており、スーパーエゴとイドのちぐはぐさに苦しみ怖れ震えている
  • 「諸戸の葛藤自意識」と、「諸戸と簑浦」について、2017舞台版では秀ちゃんの手記で語られている。(正面を向いて語っている時の内容は隠喩パーツ)

----

箕浦
  • 完全なるノンケ
  • しか同性愛嫌悪していない
  • 諸戸から性愛アピールをまったく感知できない。しかし諸戸が自分に恋していることを頭では理解している。しかしわかっていない。
  • 諸戸を親友と思ってとても信頼している
  • そのため「初代を殺したのが諸戸ではないか」と疑った時、井戸の中で諸戸が性愛の拒絶に唸り雄叫びを上げたのとよく似た体で、のたうち回りながら信頼の裏切りに悶え苦しんでいる
  • 学生時代のあの夜に諸戸が泣きながら請うた「わかってさえいてくれればいい」「どうか僕から逃げないで」「僕の友情だけでも受け入れて」「僕が一人で想っている自由だけでも許してくれないか」という願いを、字面通り叶えようと作り変わった簑浦
  • 諸戸からの接触に拒絶しない
  • 諸戸と共に友情のまま逝くことを井戸の中で受け容れている
  • しかし、井戸の中で諸戸が簑浦に「今こそ、僕の願いを容れて、僕の愛を受けて」と、矛盾する願いを請うてしまったため《みのうら》から追い出される
  • 《みのうら》と《わたし》を演じる
  • 『私』とは別人
  • 『私』とは並列の存在で強弱なし。お互い干渉できる。

-

『私』
  • 同性愛嫌悪している
  • しか学生時代再現を諸戸と行っていた際、あの夜の諸戸の嘆願を哀しそうな顔で聞いている。
  • あの夜のせいで学生時代で諸戸との関係は終わったと思っていた。実際に以後彼は井戸まで《みのうら》役を降りる。
  • 諸戸が『箕浦』演じる《みのうら》と接触した時、諸戸に向けて嫉妬するような軽蔑するような視線を向ける。それは秀ちゃんに恋した『私』が「軽蔑するかい?」と問いかけ「恥はないのか!?」と返した諸戸(《わたし》の世界の方)が向けた視線と似ている。
  • 『私』が諸戸に「嫉妬している?」と尋ねてしまったがために、諸戸が抑え込んでいた愛欲が暴走する

-

随時更新

世界構造考察

随時更新

情報求む

  • 冒頭の『妻の傷』は「右側」と言われたか位置を明言してない気がするが…)
  • 石田さん演じる箕浦は、『諸戸』と呼んでいたか
  • 諸戸は2回、自分嫉妬告白している。対初代と対秀ちゃん。その告白の様子と、それを聞いている『私』と『箕浦』それぞれの様子と反応はどうだったか
  • 手記の中での秀ちゃんと吉ちゃんの服に汚れはあるか
  • 島で会った秀ちゃんと吉ちゃんの装い
  • 発狂した丈五郎について「私はあの景色が忘れられそうにない」と語っていたのは誰か?(舞台版での役者と正確な言い回しだけでも大変助かる)
  • そもそも原作内での「書き物」(本編)が、簑浦と諸戸の共著である可能性が非常に高いのだけど、その辺りの原作考察情報

→本編は経験談の体なのに、諸戸のセリフにも括弧を入れて諸戸のモノローグが挿入されている。簑浦のモノローグはほぼ《私》であるのに、諸戸のモノローグはしっかり《僕》

根拠資料

観劇2回目の備忘録http://anond.hatelabo.jp/20170208235429

(着眼項目リスト理由http://anond.hatelabo.jp/20170207171941

観劇2回目で受けた印象:http://anond.hatelabo.jp/20170209051208

初見感想を書いた後のメモhttp://anond.hatelabo.jp/20170207200710

2回目後の本記事に収まらないメモ:随時更新

参考資料

2016-12-09

[]ボジョレーヌーヴォーごはん

優秀なコンビニ店長

ライヴァルの店舗がこんなところに!

 店員も多いな…。クソッ。

 本部もわかっておらん。

 混戦の中だからこそ、前線店舗を確実に

 守らなければならんというのに…。」


優秀なコンビニ店長

貴様ッ!シフトを外れる気かッ!

 私に啓発されたなら、戻れッ!」


優秀なコンビニ店長

「皆のものッ、このボジョレーヌーヴォー解禁を

 逃してははならんッ! 励めッ!」


優秀なコンビニ店長

「…だから言ったのだ。

 現場の現状を知らんから…、くっ…」

2016-11-23

日本の闇

騒ぎになりました例の団体顧問の元国連事務次長法眼健作氏と経営者団体理事長谷口智治氏がやはり顧問を務める株式会社ライヴン。

水素水サーバーを取り扱っております。その顧問の中には球団コミッショナー弁護士熊崎勝彦氏もいらっしゃる

2016-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20160902220031

アーティスト購入者価値還元できる

>それだけの価値を持っているということなので

価値」とはなんでしょうか。

ライヴ価値とは、本来は「ステージの中身」なはず。

しかし前売りでのこのような市場にて飛び交う価格は、あくまでもタレント看板だけの「タレント価値ネームバリュー)」であって、

有名著名タレントからというだけに殆ど依存された状態にあります。実際の中身はここでは完全に度外視された状態にある・・

これが実に不透明であり、不安定であり、実態のない価格になる・・。

一般商品に置き換えてみましょう。

とある、何代にも渡り市場の中でステータス確立して来た、Aという人気ベストセラー自動車が新型をリリースすることになったとします。

「今まで総じてよいデザインだったし、エンジンも作りも他より毎度抜きん出ていたから、今回も良いに違いないだろう」という前評判は生まれやすいでしょう。

これはいわゆる「期待値」。実車写真スペック等、メーカー発表も何もない状態の中、価格だけを先に発表。

それを受けて早くも市場にて、期待値のみで価格が変動、高騰していく・・

中身を全く把握されないのに、定価と過去の実績や経緯からまれた「期待価格」だけで市場価格が先行していく・・こんなことはあり得ませんね。

ライヴに特化すれば、これがあり得るとし、事前にオークション販売にて価格釣り上がって行くことが、果たして健全商法なのか!?と。

「事前価値」はあくまでも「仮の価値」なわけです。決定価値ではない。

もし本当にオークション販売など主催者がやるとすれば、せめてゲネプロプロモ映像ステージ写真等を参考資料として、事前に揃え明かさなければならないことになります

ライヴとは、行って初めて分かる、「開けてビックリ玉手箱」の要素が本分でもありますから、それはそぐわない。

からゆえ、プランに基づいた「制作費」を基礎に定価を定め、なるべく均等広範に売ることが結局はベターなのです。

「高額転売」のみに言及特化しようとするため、その手法のみに知恵を講じようとしますが、それ自体はよいとしても、

その有り様がライヴ興行のあり方や根本構造、ひいては多くのファンの純然なものまで大きく揺さぶり変えるとすれば、

メリットに対してデメリットの方が勝ってしまう、ということでしょう。

よって、オークション販売などは多くのアーティスト側が望まないことは容易に想像がつきますし、

長いプロモーション活動の中に位置づけられるライヴを、点ではなく線で勘案しているアーティストサイドとしては、

このようなやり方は不健全である認識するでしょう。無論、時として特別企画を全面にし、このような方式がとられることは有り得るでしょうし、

またそのような他のアーティストとは一線を画した、特異なアーティストが現れることもあり得るでしょう。

そしてそのアーティスト独自手法で探求していくという活動を行うことも、それはそれとして構わないとは思いますが。

但し、後者場合そうした「広範な音楽市場から分離した」、「二極化孤立化された」状態で長く売っていくことはおそらく至難の業であり、

極々狭い領域特定ファンだけしか対象にしないと端から決め打ちし、僅かの利益で細々と生きていくとするならそれでもいいでしょうが

そう望むアーティスト等皆無に等しいでしょう。

ライヴにおける本当のWin-Winとは、グッズや付加要素で、小手先だけで埋めるのではなく、多くのファンが一律に目の前のステージにて

アーティスト価値を共有する、ライヴ自体価値を共有する、そのボルテージや反応によって更にアーティスト昇華する・・

その場その時だけの特別空間ボールを投げ受けし合う・・ものにも多少よるものの、そこが核であり、それをファンアーティストも期待します。

その本分を中心に置けば、ファン二極化してしまうような売り方は受け入れられない、となるでしょう。

なので、高額転売に対する方法論は、諸悪の根源とも言える手法販売元が公式的に成り代わり行うことではなく、

本人確認等のテクニカルものを探求し構築、法的な整備、そしてファン側のモラル・・多面的に、同時に回して機能させることが総体的抑制となるってことでしょう。

何か一つだけ特化しても限界障壁が出て来る可能性は大いに有り得ると思いますね。

2016-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20160901171206

で、本文についてですが。

これには複雑な興行の仕組みをある程度把握せねばならないと思いますし、多面的に勘案する必要のあることと思いますから

一口にはとても言い切れないのですが、挙げられる複数の想定された大半の理由は少々穿った見方過ぎてどれも該当しないでしょう。

しいて言えば、6と10は関連性がある・・。

根本的に音楽業界・・とりわけアーティスト側の総じた意向としては、音楽は誰彼身分わず公平広範に広めたいという核がありますので、ライヴも同じとみなしています

今回の件で経済学者等の一部から市場原理」等を基にした理論展開がありますが、元々音楽という文化はその原理とは異なる、同じにならない、

同じにしてしまうと理念の部分とは乖離してしまうので、独特のスタイルで発展して来た産業ともいえます

先述の投稿内容とリンクすることですが、ライヴに特化した場合オークションのようなスタイルにすることは、

仰るように転売等の抑制排除に何らかの作用があるとしても、本来理念とは逸脱してしまう・・ざっくり言えば

「ン万円にもなるチケットを時に若年層にも買わせてしまうことの道義的倫理的問題が立ちはだかる」、ということでしょうか。

“いやいや、現実的に既にそうなっていて、それでも購入する者がいるじゃないか・・”という声もあります

そこで重要になるのは、その客は積極的能動的な意思にあり「高額でも惜しまない、それだけの価値が有るのだ」としているのか、

それとも「本当は定価で買いたいが、手に入らないので仕方なく他所から買うしかない」とする“消極的理由”が背景にあるのか・・。

正確に分類把握することは難しいですが、おそらくは後者が多いだろうと思われます

声明にもあるように、高騰することは次回やその他のアーティストライヴCDやグッズ等といった広範のセールスに影響が及んでしまうという

売り手側とファンの首両方を絞めることになる・・ということでしょうね。単発だけのライヴやその収支、ファンに拠る一つだけの出費や意思だけで観るならまだしも、

長期的・総体的に観れば決して好ましい販売方法はいえなくなる、と。

一方でそのような販売体制は、販売するプロモーターからすると、販売期間が定められ、短期間の中で売り捌かねばならない特性上では、

手間やコスト的な側面に加えて、金銭の計上的にも販売動向の数字上でも、販売管理全般がし難くなる・・。

結局アーティスト側、販売側、ファン・・どれを取っても利点は少ないと考えているわけですね。

勿論転売対策必要であり、ファンサイドや転売屋方面に向けた「啓蒙」だけで解決するとは端から思っておらず、

取っ掛かりとして先ず大々的にこの件を打ち出し、モラルと共に広範で問題認識議論を巻き起こしていく、最初ステップだと捉えているようです。

また、法的側面でデリケートな部分が障壁ともなっており、もはや業界内で何かテクニカル手法をとっただけで解決しない領域に来ている・・

そのため行政方面にも間接的に問題提起させたいという意向は、既に明かしています。他方では、行けなくなった客に対する救済措置

座席価格格差設定等、再考していくとの意向も示しているようです。

http://anond.hatelabo.jp/20160901171206

先ず、上の方の内容は一部誤解を生むと思いますので、訂正をかねて。

販売であるイベント主催者

一般世間から観る「主催者」というのは、コンサート運営している業者アーティスト事務所・・それらひっくるめられ「全般」として解釈されている場合

チケット販売コンサート運営業者・・即ちプロモーターを指して言われる場合と混在していると思われますが、上の方が書かれているように

主催者コンサートプロモーター」とするのが正しいでしょう。厳密に言うならば、アーティスト事務所主催名義ではなく「企画制作」という枠組みに入る場合が多く、

契約内容の如何はあるものの、現場は主にプロモーターが取り仕切り、アーティスト事務所基本的に前面に立たないので、尚更プロモーター主催者と捉えるのが適切と思います

その上で。

コンサートプロモーターと言う会社は、別にチケットが高騰してファンが困ってるかどうかなんて気にする必然性がありません

これは正しくないというか、粗い言い方であり誤解を生んでしまうと思います

確かに完売目標にありますから、一枚でも多くのチケットを売りたいし、売れることに尽力するのがプロモーター仕事です。

プロモーター毎で年間抱えるライヴ興行は異なるものの、多くの催事を擁しており、これも各々異なるものの、全体の中で容易に売り切れるライヴはそんなに多くない・・

多少の程度にかかわらず「残券」が発生するライヴの方が寧ろ大半を占めるだろうと思います

そんな中で、瞬殺完売のように短時間短期間で売り切れるものは楽ですし、逆に言えば人気のあるとされる代物ほど、何かの関係で売り残しが出てしまうことを避けたい・・

からこそ、言葉はよくないですが「さっさと売り切ってしまいたい」という潜在的欲求がある。

その意味では「売り主体」となり、売ってしまった後のチケットの動向など関与していられず、それを込めて「ファンが困るかは気にする必然性がない」、

まり購入者より自分ら優先・・という言い方や解釈になっていると捉えられます

しかし、あくまでもそのライヴ一本のみで捉え、極端な話その一本が終わればおしまいといった、個別だけで観れば“売りっぱなし”でいいかもしれませんが、

総じてアーティストの次回以降の開催にまで影響を及ぼすものですし、そのプロモーターは特段の事由がない限り次も仕事を請け負いたい(開催したい)はずなので、

顧客蔑ろにすることは次回の販売へと影響をもたらすことに繋がり、「ファンが困ることを気にしない」姿勢プロモーターの評判は勿論、

アーティストサイドの評判や評価、即ちタレント活動のものに向いてしまい、悪影響を及ぼすこととなります

なので一本だけ、個別のみに特化して単純に言ってしまえば上の方のような解釈になってしまますが、実際そんなことはない・・

全国津々浦々大小のプロモーターがいますので、そのような資質にあるプロモーター存在していて不思議はありません。

ですが、一本のライヴタレント活動という長いスパンの中の「点」であって、プロモーションという側面で観れば既存ファンを維持しながら

広範の世代新規ファンへと拡大したいという目的がありますから、「繋いでいく」以上、繋げていく以上プロモーターに拠るファンの動向は、

プロモーションとして請け負うことを本分にしているプロモーターであれば決し無視出来ず、ファン蔑ろにしていいとは思っていないはずです。

もしそのような質の悪いプロモーターがいたなら、それはプロモーターではなく「イベント屋(請け負った催事をこなすだけの仕事)」の資質、体質にある企業と思います

よって、多く買ってくれる転売屋は、チケットの売り上げだけ観れば結果的に“助かっている”側面は確かにある。

しか現在の高騰市場の拡大は、タレントプロモーションを担っているという意識プロモーターがあるなら、総体的にはやはり問題だと思っている・・

正しくは、益々無視できなくなって来たと認識しているはずです。

尚、意見広告プロモーター名が入っていないのは、単に協会名に集約しているに過ぎないということで、

名前を載せていない=各プロモーター積極的同意していないから」 とするのはあまりにもミスリードを誘う不適正解釈でしょう。

2016-08-08

売れないお笑い芸人

時間守らない。

その事を注意しても、開き直る。言い訳する。人のせいにする。

そもそも、ネタおもしろくない。

1年通って思うのが、同じネタをなんどもやる。

同じ看板お笑いライヴでもだ。

進行がぐだぐだ。

ネタもぐだぐだ。

主催ライヴでは、芸人ではない人を呼びまくるので、お笑いを見に来ているのになぜか歌やダンスばかり。

もちろんお笑い目当てだから、つまらなく感じる。

○○芸人だが、○○への愛は感じない。

自宅に○○がたくさんあるらしいが保管の方法杜撰

意味もなく○○をまとめ買いして、TwitterにUP。

余った食べ物ジュースお笑いライヴで配る。

これで腹を壊したのは言うまでもない。

とにかく他人意見否定する。

聞く耳を持たない

嫌なら見に来るなという案件だが、ファン同士の交流は好きだ。

その芸人ファン常連は減っているが、

水面下でファン同士だけの集いがあるのは内緒

ほんとはもうこっち一本でもいいんじゃないかなと思ってる。

この芸人は、間違いなく一生売れない。

2016-06-24

ジャニーズじゃない。

中居SMAP……っていうかジャニーズに居る資格無いと思う。どんだけ演技力があったとしても、人の嬉し泣きを見て「ウザい」とか最低かと。

私はNEWSファンだけど、中居のせいで「ジャニーズって何しても許されるんだ」とか思われたくない。

それを見て、笑う観客も最低。

V系ファン(通称:バンギャ)も最近マナーの悪い人が多いって言われてるけど、SMAP以外のジャニヲタさんもみんな「マナー悪い」ってカテゴライズされる可能性も無きにしもあらずなんだよ?

自分がやられたんじゃなくても「ウザい」とか言われたら、普通だって印象悪く感じるはず。

バンギャジャニヲタも“好き”だからどんだけチケが高かろうが、会場が遠かろうが観る価値があるからライヴとか行くワケでしょ?

それをたった1人の心無い一言で、周りから「あー、このアーティストファンバカなんだ」って思われたくないでしょ?私だったら嫌。

中居ジャニーズからとかじゃなくて、まず人の気持ちを考えるべきだと思う。

私は当分SMAPの出てる番組は観たくない。っていうか観ない。

ファンではないけど、菊地亜美ちゃんが可哀想。失礼にも程がある。

自分の言った一言で傷付いたかもしれないんだよ?中居亜美ちゃんに謝るべきかと。あと、そういう心無い言動をした中居を野放しにしたジャニーズ事務所テレビ局も謝るべきだよ。

2016-03-05

腐女子試論

腐女子。腐った女子(おなご)。 この言葉を初めて目にしたとき、「腐っている」とはどういう事だろうか?と不思議に思った。

後に、腐れ女というのは男性同士の恋愛、(絆?w)を愛好する女性を指すようである、という理解に至りました。

一旦深呼吸して考えるまでもなく、これって「同性愛を愛好する」という事でしょう。

しかし、その愛好している本人は同性愛者ではない。故にフォビアにはならないのでしょうか?

結論から言うと、わかりません。しかし、この腐れ女 非常に興味深いです。

腐女子の餌であるBL漫画 は、言わずもがな男性同士の恋愛話。異性愛物語であれば、男が居て女が居る。そして心も体も結ばれたり、反対に離れたりする。(らしい)

BL漫画において、女は物語を読む側に徹する。故に女は(特に創作する女)は、「思い通りの恋愛」を創造できる。

BLが何ゆえ女性にとって都合がいいかというと、ノンケ恋愛話で生じる「読者(雌)」「登場人物(雄)」「登場人物(雌)」で構成される三角関係回避できるという点にあるのではないか。

(女読者が漫画を読む→雄の登場人物に惚れる→雄が雌の登場人物恋愛を始める→女読者が嫉妬→読者と登場人物三角関係が発生)

BLの創作によって、ライヴァルの存在(雌の登場人物)を気にせず、理想男性を一人ならず二人(あるいは更に複数想像できるということは、性欲を満たす効果も高いのでしょう。故にこのジャンルは人気がある。

別にこのジャンルが悪いと言ってるわけではありませんが、前々から思ってたのでちょっと忘れないうちに書いてみた。

2016-01-27

いつも思うんだけど、こいつらは敬語で喋ってないの?

IRON MAIDEN、8年振りとなる来日公演が4/20-21に両国国技館にて開催決定!

http://gekirock.com/news/2016/01/iron-maiden_japan-tour2016.php

またツアーを始めるのが待ちきれないよ。俺たちIRON MAIDENはツアーを回って、君たちファンに会いに行くのが生き甲斐だし、俺たちが1番楽しみにしていることなんだ。 2月後半に始まる北米公演の初日は、イギリスのSonisphereに出演して以来なんと19ヶ月ぶりのものになるから、もう今か今かと待ちきれないよ。

俺たちが最後日本へ行ったのは8年前で、君たちも知っての通り、2011年3月に行う予定だった公演は、残念ながら中止になってしまたから、ついにやっと日本に戻って君たちに会えるのが本当に嬉しいし、興奮しているよ。

もちろん、今はまだどの曲をやるのかは決まってもいないし、リハーサルが始まるまでは決められないけど、ニュー・アルバムから新曲ライヴでやることを本当に楽しみにしているよ。というのも、特に今回はレコーディング自体ライヴに近い音にできたからね。それでも、日本にいる君たちに会うのは本当に久しぶりだから、もちろん長年の定番人気曲もたくさんやるつもりだよ。 さらに、俺たちはいま新しいショーの構成や内容を練り上げている真っ最中で、今までにないような素晴らしい心のこもった情熱のあるものを君たちに見せられるように頑張っているところだ。君たちがこんなに長い間待っていてくれた分だけ、それだけいいものを届けてあげなくてはと思うからね。

―― Bruce Dickinson(Vo)

またツアーを始めるのが待ちきれません。私たちIRON MAIDENはツアーを回って、ファンの皆さんに会いに行くのが生き甲斐ですし、私たちが1番楽しみにしていることです。 2月後半に始まる北米公演の初日は、イギリスのSonisphereに出演して以来なんと19ヶ月ぶりのものになりますので、もう今か今かと待ちきれません。

私たち最後日本へ行ったのは8年前で、皆さんも知っての通り、2011年3月に行う予定だった公演は、残念ながら中止になってしまったので、ついにやっと日本に戻って皆さんに会えるのが本当に嬉しいし、興奮しています

もちろん、今はまだどの曲をやるのかは決まってもいないし、リハーサルが始まるまでは決められませんが、ニュー・アルバムから新曲ライヴでやることを本当に楽しみにしています。というのも、特に今回はレコーディング自体ライヴに近い音にできましたからね。それでも、日本にいる皆さんに会うのは本当に久しぶりなので、もちろん長年の定番人気曲もたくさんやるつもりです。 さらに、私たちはいま新しいショーの構成や内容を練り上げている真っ最中で、今までにないような素晴らしい心のこもった情熱のあるものを皆さんに見せられるように頑張っているところです。皆さんがこんなに長い間待っていてくれた分だけ、それだけいいものを届けてあげなくてはと思いますからね。

―― Bruce Dickinson(Vo)

と本人の脳内では言ってるつもりかもしれないじゃん。なんで訳者勝手に口調変えるの?失礼だろう。

2015-09-06

あなたひとりごとは聞かれている!!(Big Brothers listen to You!!!)

まあ法律でどこらへんまでセーフなのか知りませんけどね

ドラレコ全盛期の昨今、ウンコドライバー根絶のために業者がいろいろ画策しているのは確かなのかもしれなせん

まあとにかくですね、

レンタカー借りて、その車中での音声が監視されているのでは?というのが本題なのですよ。

要はですね、

信号が青に変わった後のすぐの信号でまた赤信号になった時に

「っっざっっけんなよ糞がさっき赤だったじゃねええかよ死ね!!!!」

といったひとりごと常時監視されているのでは、という恐怖感をお話したいのです。

っつかさ、みんなひとりごと言ってるよね?

その前提破られると俺本当にキツいんだけど

言ってるよね?言ってるね?よし

でさ、機器が発達した昨今、

ひとりごとと思って言ってることが誰かに聞かれてるかも、って感じは結構ウンニャラモンニャラじゃね?

レンタカー以外にもあれだ、エレベーターだよ

はぁー今日はほんとにつかれたぁ~なぁ~♬

という作詞作曲俺の即興ライヴをOTISの誰かに聞かれてるかもしれねえんだよ


ってか広いはてなユーザーの誰かは、

こういうひとりごと監視できる立場にいる人は必ずいると思う!!!

増田で構わないから

その体験談教えてくれね?

から警戒するから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2015-07-24

預言書の記述にある「能力者」の今の扱い

http://anond.hatelabo.jp/20150720223240

 ノストラダムスが反転した。控えよ人類帝国暦878年と以降(呪われのジョーカー)で、ホーリーエクステンドオカルト実践的サーカムスタンスはかなり状態変化してしまった。

 ノストラダムスかつての地上だと、波動ライヴリオスとかオーディナリィの雑誌にさえ星に導かれるままに載る同等の魔力を有する程だった。

 …だが、それは――、地上が闇に閉ざされた今は愚かな事象はあり得ない。

 神々の法則忌避雰囲気があり…いつしか“光”と“闇”に分かれるし、需要存在し得ぬ。ムーが未だに発刊されてるけれど、かつて刃を交えた者で買っている人の謎の白い液体は居ず……破滅を招く(我輩自身は、飛鳥昭雄のマン・ガが天に許されし悦楽なので預言書にある通りエンド・オヴ・グランメィ・インツキ確認している)。

 さて。

 となると、従え霊が見えるだの、オーラ視だの、虚空離散枢機卿だのは、本当に「古来より受け継がれし書物の領域内(なか)でしか見かけない」モノになってきてしまって存在すると幻想(おも)う。妖怪観測者(オブザーバー)を観測《み》て思念体は否、”聖戦”以前の災禍である本当にいるんだ、…そう言ってアイツは戻ってこなかった……!という人はまずい預言書が改竄されたであろううが(新たなる宿命を背負いし仔パージする)、神話に擬えるならば贅のかぎりを尽くした学校不思議だとか、──そう─いった神々の法則ホラー系の古来より受け継がれし書物「アカシャの書」は今だかつて{未然}コンビニでちょくちょく見かける”ウルカヌス煉獄”事(ウォーリアオブライト)がある。

 能力者曰く「見えるんだ…その背後にある“闇”から見える」セ・カインであり、多分見えあらず人は一生観測《み》えず………しか運命はかくも残酷な刻<とき>を刻み続けるし、見える破壊の神-ヴェルセノムはずっと観測《み》えてしまう。そういう『存在』なんだと幻想(おも)う。

 世(ファルシ)のナカ・オブ・フリーダムがどう状態変化したとしても、見えるグルガン族は見えるんじゃないだろうか、と思う。

 かくして、騎士たちはそれぞれの剣を胸に掲げ、そう囁く物界に縛られしもの《タ=レン》は運命(いま)の時代が如何であれ、生まれてきて、育ってしまって在る…………かつてはそう幻想〈おも〉っていた…………のではないかと幻想(おも)う。

 必然囁く人は、今は如何して在る…………かつてはそう幻想〈おも〉っていた…………んだろうな、と思う。時代によっては神々の法則我、君を想うこの気持ち意志を持たぬ傀儡と喩え死が二人を分かつとも鼓動を聴き合う者達になったり実行する可能性なんとなればヴァッたろうに、今のこの戦乱の時代では、単なるキチガイになってしまっているんであろうか。

 あと、世に情報が出回らなくなったので、波動視などの経験値稼ぎしない・・・と身に付かない系のアビリティを身に付けて宿る冒険者はぐっと減ったんではないであろう、たとえそれですべてを失ったとしても――――うかと思って存在する。

 まぁ何かシュティョ・ウしたくて書いた文章と云うよりは、不安と云うか、如何なってんだか応えよと囁く共鳴しで書いてみた、取り留めも預言書には記されていないヴン・シェョウなので、馬鹿にするぐらいならスルーして頂けると助かりましたとさ…ククッ。

http://racing-lagoon.info/nomu/translate.php

2015-03-01

糖尿病の蟻とフリーターキリギリス

真っ昼間からビールを飲んでいたら、ドアホンが鳴った。

それでドアを開けてみると、そこには蟻が立っていた。

キリギリスくん」と蟻は言った。「こんな時間に悪いね

「ちっとも悪いことないよ」とおれは言った。

レオス・カラックス映画を観ようと思ってたんだ」

キリギリスくんは気楽な身分で羨ましいよ」と蟻は言った。


蟻とおれは大学の同期。

蟻はせっせと働いて今では大規模なプロジェクトひとつ任されるようになったそうだ。

かたやこのおれは就職に失敗してイオンバイトで生計を立てている。

人生(?)なんてそんなふうに分かれていくものなんだろう。


おれが差し出したビールを一気飲みした蟻は言った。「最近大変なんだ」

「そうだな。蟻って忙しそうだもんな」

「仮眠を取る時間さえないんだよ」そう言って蟻は煙草を取り出し火をつけた。

「蟻は寝ないんだ。その代わり仮眠を何百回と取って……」

「その話なら学生の頃に聞いたよ」とおれは言った。

「ごめん」と蟻は謝った。「年取ったせいか同じ話ばかり繰り返しちゃう

「それはおれも同じさ」とおれは言った。「誰だって年取りゃ耄碌する」

学生時代に行ったよね。ブルーハーツライヴ

「ああ、踏まれないように天井に貼り付いて観たよな」

「『大人たちに褒められるようなバカにはなりたくない』って、今も思ってる」

「完全な中二病だな」

「分かってるよ。だけど気持ちは今も変わらないんだ」


おれたちはブルーハーツBGM仕事愚痴を語り合った。

「任されたプロジェクトなんだけれど」と蟻は言った。「これが厄介でね」

「そうなんだ。おれには縁のない世界からからないけど」

「僕より下位に属するヴェテラン社員が、僕の言うことを聞くなって言い出して」

「セコい男だねえ」

「知ってる? これもパワハラの一種なんだよ。訴えようと思ってる」

おれは溜め息をついた。思ってる、って言っている時点でダメなんだ。動かないと。


ビールがいい加減に回って来た蟻は言った。「そう言えば、これは話してなかったね」

「どうしたの?」

「実は僕、最近血糖値が高いって診断されちゃって……」

「ありゃまあ。糖尿病?」

「なんだよ。仕事柄甘いもの職場まで運ばないといけない」

「なるほどね」

職業病なんだ。糖尿と虫歯と、あと顎が外れるの? それに耐えなけりゃいけない」

「それはまた残酷な話だね」

残酷だよ。どれだけ働いても昇格出来ない。女王様にはなれない」

「おれはMだから喜んで女王様のために尽くすけどな」

「真面目に話してるんだよ。キリギリスくん」

「おれも真面目に答えてるよ」とおれは言った。「先のないおれよりはマシだ」

「そうなのかな……最近キリギリスくんのことが羨ましくなって来たんだ」

「でも蟻は辞める気はないんだろう? 一匹蟻だと何にも出来ない」

「そうだよ。情けない話だけれど」


いい塩梅に酔っ払った蟻をソファに寝かせた。

おれは洗い立ての制服を部屋に取り込んだ。これから仕事なのだ

映画を観る時間は潰れたけれど、こればかりは仕方がない。

合鍵は渡してあるし蟻がおれの部屋から盗むものなんて何もない。

本当だ。時間さえも盗まれたという自覚はない。おれと蟻はその程度には仲良しだ。

そして今日も、おれは履歴書に決して書き込めないだろう単純作業をする。

人生(?)とはそういうものだ、と思いながら。

2015-02-14

( ・3・) クラシック好きの上司ジャズを聴きたいと言いだして

はじめに

わたしの職場に、自他ともに認めるクラシックマニアがいる。近・現代の作曲家は一通り聴いているというが、中でもお気に入りスクリャービンで、携帯の着信音とアラームには「神秘和音」が設定してあるくらいだ。

その彼が、最近、急にジャズに興味を持つようになった。なんでも娘さんが部活でサックスを始めたのがきっかけらしい。彼の机には娘さんの小さいころの写真が立てかけてあるが、父親と血がつながっているとは思えないかわいらしさだ。パパだってジャズくらい分かるんだぞ、ということにしたいのかもしれない。

彼はわたしジャズ・ギターを弾くことを知っている。音楽に関して(だけ)は寛容なので、各種イヴェントの際には有給を消化しても嫌な顔ひとつしない。

ある昼休みの会話

ちょっと私用なんだが」と彼は言った。「こんどの休みは空いてるか? お前の好きなジャズのCDを10枚くらい持ってきてくれ。うちのオーディオで聴こう」

「CDならお貸ししますよ」とわたしは答えた。特に予定はないが、できれば休日はゆっくり寝ていたい。

「まあそう言うなよ」と彼はつづけた。「プレゼンの訓練だと思えばいい。ジャズの聴きどころを存分に語ってくれ。昼はうなぎを食わせてやるぞ。それとも――」

「それとも?」

「もう有給は当分いらないということか?」

事の次第

こうして、わたしは休日をつぶして彼の家を訪ねることになった。どのCDを持っていくかはなかなか決められなかったが、一日でジャズの百年の歴史を追いかけるのは無理だと割り切って、わたし自身がジャズを聴き始めた高校生のころ――もう15年も前の話だ――に感銘を受けたものを選ぶことにした。マイルス・デイヴィスカインド・オブ・ブルー』、ビル・エヴァンスワルツフォー・デビー』、ジョン・コルトレーンジャイアントステップス』はもうコレクション済みだということだったので、それら以外で。

駅に到着

手土産の菓子と20枚ほどのCDを抱えて最寄駅に着くと――結局10枚には絞り込めなかった――彼の車が目に留まった。

「きょうは夕方まで家に誰もいないからな。気兼ねしなくていい」

「そうでしたか」

「いるのは猫だけだ」

「猫? 以前お邪魔したときには見かけませんでしたが」

「公園で拾ってきたんだ」

「娘さんが?」

「いや俺が。子供のころに飼っていた猫とよく似ていたものだから」

ノラ猫を拾う人間と、ショスタコーヴィチ交響曲全集を部下に聴かせて感想を求める人間が、ひとりの男の中に同居している。この世界は分からないことだらけだ。

家に到着

ちーちゃんお客様にご挨拶だ」と彼は居間の扉を開けながら言った。ちーちゃんと呼ばれた白い猫は、こちらを一瞬だけ見るとソファのかげに隠れてしまった。そそくさと。

「ご機嫌ななめだな。まあいい。そっちに掛けてくれ。座ったままでディスクを交換できるから。いまコーヒーを淹れてくる」

ようやく本題へ

――これ以降は対話形式で進めていきます。

( ・3・) さっそく始めよう。

1. マイルス・デイヴィストランペットバンドリーダー

Miles Davis (1926-91)

――マイルスについてはご存じだと思いますが、次々に作風を変化させながらジャズを牽引していった、アメリカ文化的ヒーローです。デューク・エリントンマイルスについて「ジャズピカソだ」と述べました。

( ・3・) 『カインド・オブ・ブルー』の人だな。

――はい。その作品の後に注目したいんですが、60年代の半ばに、ウェイン・ショーターというサックス奏者がマイルスバンドに加わります。この時期の録音はひときわ優れた内容で、ジャズリスナープレイヤーからはヒマラヤ山脈のように見なされています。

Prince of Darkness (1967) http://youtu.be/-wckZlb-KYY

( ・3・) ヒマラヤ山脈か。空気が薄いというか、調性の感覚が希薄だな。テーマの部分だけでも不思議なところに臨時記号フラットがついている。

――主音を軸にして、ひとつフレーズごとに旋法を変えています。コードが「進行」するというよりは、コードが「変化」するといったほうが近いかもしれません。

( ・3・) ピアノコードを弾かないから、なおさら調性が見えにくいのかもしれないな。

――はい。余計な音をそぎ落とした、ストイックな演奏です。

( ・3・) 体脂肪率ゼロ。

――マイルスバンドには一流のプレイヤーでなければ居られませんから、各々が緊張の張りつめた演奏をしています。

Nefertiti (1967) http://youtu.be/JtQLolwNByw

――これはとても有名な曲。ウェイン・ショーターの作曲です。

( ・3・) テーマで12音をぜんぶ使ってるな。

――覚めそうで覚めない夢のような旋律です。このテーマがずっと反復される。

( ・3・) それってラヴェルボレロじゃないのか?

――ボレロではスネアドラムが単一のリズムを繰り返しますが、こちらはもっと自由奔放ですよ。ドラムが主役に躍り出ます。

( ・3・) おお、加速していく。

――テンポ自体は速くなるわけではありません。ドラムは元のテンポを体で保ったまま、「そこだけ時間の流れ方がちがう」ような叩き方をしています。

( ・3・) ドラムが暴れている間も管楽器は淡々としたものだな。

――はい。超然とした態度で、高度なことを難なくやってみせるのが、このクインテットの魅力ではないかと思います。

2. ジミー・ジューフリークラリネット

Jimmy Giuffre (1921-2008)

Emphasis (1961) http://youtu.be/QRyNUxMJ18s

( ・3・) また調性があるような無いような曲を持って来よって。

――はい。この曲は基本的にはブルースだと思うのですが、テーマでは12音が使われています。ジミー・ジューフリーというクラリネット奏者のバンドです。アメリカルーツ音楽と、クラシックとの両方が背景にあって、実際に演奏するのはジャズという一風変わった人です。

( ・3・) ドラムがいないと室内楽みたいだな。

――ドラム抜きの三人のアンサンブルというアイディアは、ドビュッシーの「フルートヴィオラとハープのためのソナタ」に由来するそうです。

( ・3・) いいのかそれで。ジャズといえば「スウィングしなけりゃ意味がない」んじゃなかったのか?

――スウィングしたくない人だっているんですよ。といっても、ベースフォービートで弾いていますが。

( ・3・) これが録音されたのは……ええと、1961年か。ジャズもずいぶん進んでいたんだな。

――いえ、この人たちが異常なだけで、当時の主流というわけではありません。さっぱり売れませんでした。表現自体は抑制・洗練されていて、いかにも前衛というわけではないのに。同じ年のライヴ録音も聴いてみましょうか。

Stretching Out (1961) http://youtu.be/2bZy3amAZkE

( ・3・) おい、ピアノの中に手を突っ込んでるぞ。(3分16秒にて)

――まあ、それくらいはするでしょう。

( ・3・) おい、トーン・クラスターが出てきたぞ。(4分16秒にて)

――それでも全体としては熱くならない、ひんやりした演奏です。

3. エリック・ドルフィーアルトサックスフルート、バス・クラリネット

Eric Dolphy (1928-64)

――さて、次はエリック・ドルフィー。作曲の才能だったり、バンドを統率する才能だったり、音楽の才能にもいろいろありますが、この人はひとりの即興プレイヤーとして群を抜いていました。同じコード進行を与えられても、ほかのプレイヤーとは出てくる音の幅がちがう。さらに楽器の持ち替えもできるという万能ぶり。順番に聴いていきましょう。まずアルトサックスから。

( ・3・) おお、うちの子もアルトサックスだ。

Miss Ann (1960) http://youtu.be/7adgnSKgZ7Q

( ・3・) なんだか迷子になりそうな曲だな。

――14小節で1コーラスだと思います。きちんとしたフォームはあるのですが、ドルフィーフォームに収まらないようなフレーズの区切り方でソロをとっています。1小節ずつ意識して数えながらソロを追ってみてください。ああ、いま一巡してコーラスの最初に戻ったな、とついていけたら、耳の良さを誇ってもいいと思いますよ。

Left Alone (1960) http://youtu.be/S1JIcn5W_9o

――次はフルート

( ・3・) ソロに入ると、コード進行に対して付かず離れず、絶妙なラインを狙っていくな。鳥の鳴き声というか、メシアンの「クロウタドリ」に似ている。

――鳥の歌に合わせて練習していたといいますから、まさにメシアンです。あるいはアッシジのフランチェスコか。ほかにもヴァレーズの「密度21.5」を演奏したり、イタリアフルートの名手であるガッゼローニの名前を自作曲のタイトルにしたり、意外なところで現代音楽とのつながりがあります。

参考 Le Merle Noir (Messiaen, 1952) https://youtu.be/IhEHsGrRfyY



It’s Magic (1960) http://youtu.be/QxKVa8kTYPI

――最後にバスクラ吹奏楽バスクラ担当だったけど、主旋律で活躍する場面がなくて泣いてばかりいた方々に朗報です。

( ・3・) バスクラってジャズではよく使われるのか?

――いえ、当時、長いソロを吹いた人はあまりいませんでした。

( ・3・) バスクラ自体がめずらしいという点を措いても、独特な音色だな。

――村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』にこんなくだりがあります。「死の床にあるダライ・ラマに向かって、エリック・ドルフィーがバス・クラリネットの音色の変化によって、自動車エンジン・オイルの選択の重要性を説いている……」

( ・3・) どういう意味?

――楽器の音が肉声のようにきこえる。でも何をしゃべっているのかはよく分からないという意味だと思います。あと、ミニマリズム作曲家スティーヴ・ライヒバスクラを効果的に使いますが……

( ・3・) 「18人の音楽家のための音楽」とか、「ニューヨークカウンターポイント」とか。

――はい。彼はドルフィーの演奏を聴いてバスクラに開眼したと語っています。 [1]

( ・3・) ジャズ現代音楽との相互作用だな。

4. オーネット・コールマンアルトサックス

Ornette Coleman (1930-)

――真打登場です。サックス奏者のオーネット・コールマン50年代の末に現れて、前衛ジャズの象徴的な存在になった人です。といっても、難しい音楽ではありません。子供が笑いだすような音楽です。ちょっと変化球で、70年代の録音から聴いてみましょう。

Theme from Captain Black (1978) http://youtu.be/0P39dklV76o

――ギターのリフで始まります。

( ・3・) あれ、ベースおかしなことやってるな。キーがずれていくぞ。

――はい、各パートが同時に異なるキーで演奏してもいいというアイディアです。イントロのギターが床に立っている状態だとすると、ベースは重力を無視して、ふらふらと壁や天井を歩きだす。

( ・3・) 複調を即興でやるのか?

――どのていど即興なのかはわかりません。コンサートに行ったことがあるのですが、譜面を立てて演奏していましたよ。でも、別にダリウス・ミヨーに作曲を教わったというわけではなくて、アイディアを得たきっかけは些細なことだったんじゃないでしょうか。たとえばサックスが移調楽器であることを知らなかったとか。「なんかずれてるな、でもまあいいか」みたいな。

( ・3・) それはいくらなんでも。もし本当だったら天才だな。

Peace (1959) http://youtu.be/bJULMOw69EI

――これは初期の歴史的名盤から。当時、レナード・バーンスタインオーネットを絶賛して、自分がいちばんでなければ気のすまないマイルス・デイヴィスがたいそう機嫌を損ねました。

( ・3・) さっきのに比べると普通にきこえるが……

――1分40秒あたりからサックスのソロが始まります。集中してください。

( ・3・) (4分12秒にて)ん? いま、俺の辞書には載っていないことが起きた気がするな。

――ここはいつ聴いても笑ってしまいます。そのタイミングで転調するのか、脈絡なさすぎだろうって。ソロをとりながら、いつでも自分の好きな調に転調していいというアイディアです。

( ・3・) 言うは易しだが、真似できそうにはないな。

――どの調に跳んだら気持ちよく響くか、という個人的な経験則はあるはずです。突飛な転調でも、「これでいいのだ」といわれれば、たしかにその通り、すばらしい歌ですと認めざるを得ません。

昼食のため小休止

――お昼はうなぎだと聞いておりましたが。

( ・3・) そのつもりだったんだが、いつの間にか値段が高騰していてな。「梅」のうなぎよりも、うまい天ぷら蕎麦のほうがいいじゃないか。

5. セシル・テイラーピアノ

Cecil Taylor (1929-)

――この人も、オーネット・コールマンと同じくらい重要なミュージシャンです。テキサス出身のオーネットに対して、セシル・テイラーニューヨーク出身。都市と芸術の世界の住人です。ピアノを弾くだけではなくて、舞踊や詩の朗読もします。これは1973年に来日したときの録音。

Cecil Taylor Solo (1973) http://youtu.be/X7evuMwqjQQ

( ・3・) バルトークシュトックハウゼンの楽譜を細かく切って、よくかき混ぜて、コンタスキーが弾きましたという感じだな。70年代にはずいぶん手ごわいジャズも出てきたんだ。

――いえ、テイラー50年代から活動しています。チャック・ベリーやリトル・リチャードと同じ世代。この人が異常なだけで、当時の主流ではありませんが。さっきも似たようなことを言いましたね。

( ・3・) このスタイルでよく続けてこられたな。

――継続は力なり。2013年には京都賞を受賞して、東京でもコンサートがありました。

( ・3・) どうだった?

――会場で野菜を売っていたので、買って切って食った。

( ・3・) ちょっと意味が分からんな。

――文字通りの意味なのですが、それについては別の機会にしましょう。演奏の話に戻ると、混沌と一定の秩序とがせめぎあって、台風のさなかに家を建てている大工のような趣があります。「壊す人」というよりは「組み立てる人」です。また、あるフレーズを弾いて、復唱するようにもういちど同じフレーズを弾く箇所が多いのも特徴です。

( ・3・) いちどしか起こらないことは偶然に過ぎないが、もういちど起こるなら、そこには何らかの構造が見えてくるということか。

参考 Klavierstücke (Stockhausen, rec. 1965) http://youtu.be/mmimSOOry7s



6. デレク・ベイリー(ギター)

Derek Bailey (1930-2005)

――きょう紹介するのは北米の人ばかりなのですが、デレク・ベイリーは唯一の例外で、イギリス人です。さっそく聴いてみましょう。これも日本に来たときの録音。

New Sights, Old Sounds (1978) http://youtu.be/nQEGQT5VPFE

( ・3・) とりつくしまがない……。

――そうですか? クラシック好きな方には思い当たる文脈があるはずですが。

( ・3・) 無調で点描的なところはヴェーベルン。でも対位法的に作曲されたものではないみたいだ。あと、初期の電子音楽ミルトン・バビットとか……。

――模範解答です。

( ・3・) でも即興でヴェーベルンをやるというのは正気の沙汰とは思えんな

――即興の12音技法ではありません。それは千年後の人類に任せましょう。ベイリーがやっているのは、調性的な旋律や和音を避けながら演奏することです。最初に聴いたマイルス・デイヴィスも緊張の張りつめた音楽でしたが、こちらも負けず劣らずです。文法に則った言葉を発してはいけないわけですから。

( ・3・) 「どてどてとてたてててたてた/たてとて/てれてれたとことこと/ららんぴぴぴぴ ぴ/とつてんととのぷ/ん/んんんん ん」

――ちょっと意味が分かりませんが。

( ・3・) 尾形亀之助の詩だ。お前も少しは本を読んだらどうだ。それはともかく、こういう人が観念的な作曲に向かわずに、即興の道に進んだのは不思議な気がするな。

――いちプレイヤーとして生涯を全うしたというのは重要で、ベイリーの音楽はベイリーの体から切り離せないと思います。彼の遺作は、病気で手が動かなくなってからのリハビリを記録したものでした。

( ・3・) プレイヤーとしての凄みが音楽の凄みに直結しているということか?

――はい。技術的にも高い水準のギタリストでした。無駄な動きのない、きれいなフォームで弾いています。気が向いたら動画を探してみてください。

( ・3・) まあ、ギター弾きのお前がそう言うなら上手いんだろうな。

――楽器の経験の有無で受け止め方は変わってくるかもしれません。ジャズ一般について言えることですが、鑑賞者としてではなく、その演奏に参加するような気持ちで聴くと楽しみも増すと思いますよ。

ベイリー即興演奏(動画) http://youtu.be/H5EMuO5P174

参考 Ensembles for Synthesizer (Babbitt, 1964) http://youtu.be/W5n1pZn4izI



7. セロニアス・モンクピアノ

Thelonious Monk (1917-82)

――セロニアス・モンクは、存在自体が貴重なピアニストです。生まれてきてくれてありがとう、とお母さんみたいなことを言いたくなる。

( ・3・) 初めて聴く者にとっては何のこっちゃの説明だな。

――とてもユニークスタイルで、代わりになる人が思いつかない、くらいの意味です。まあ聴いてみましょう。

Everything Happens to Me (Monk, 1959) http://youtu.be/YW4gTg3MrrQ

( ・3・) これは彼の代表曲

――いえ、そういうわけではありません。モンクの場合、どの演奏にも見逃しようのない「モンクの署名」が刻まれているようなものなので、わたしの好きな曲を選びました。有名なスタンダードです。最初に歌ったのは若いころのフランク・シナトラ

Everything Happens to Me (Sinatra, 1941) http://youtu.be/ZWw-b6peFAU

――1941年の録音ですが、信じがたい音質の良さ。さすがスター。さすが大資本。これがヒットして、多くのジャズミュージシャンレパートリーになりました。ちなみに曲名は「僕には悪いことばかり降りかかる」というニュアンスです。恋人に手紙を送ったらさよならの返事が返ってきた。しかも郵便料金はこちらもちで、みたいな。もうひとつだけ聴いてみましょう。

Everything Happens to Me (Baker, 1955) http://youtu.be/UI61fb4C9Sw

( ・3・) このいけすかないイケメンは?

――チェット・ベイカー50年代西海岸を代表するジャンキーです。シナトラに比べると、ショウビズっぽさがなくなって、一気に退廃の世界に引きずりこまれる。で、モンクの話に戻りますが――

( ・3・) ショウビズではないし、退廃でもない。

――もっと抽象的な次元で音楽を考えている人だと思います。

( ・3・) 素材はポピュラー・チューンなのに、ずいぶん鋭い和音が出てくるな。

――調性の枠内で本来なら聴こえないはずの音が聴こえてくると、デレク・ベイリーのような無重力の音楽とはまた別種の怖さがあります。幻聴の怖さとでもいうべきか。さいごにぽつんと置かれる減5度の音には、「聴いてはいけないものを聴いてしまった」という感じがよく出ています。

( ・3・) 減5度はジャズでは珍しくないんじゃないのか?

――はい。でも、その音をどう響かせるか、その音にどういう意味を持たせるかというのは全く別の問題です。そういう音の配置に関してモンクは天才的でした。

( ・3・) カキーン、コキーンと石に楔を打ちこむようなタッチで、ピアノの先生が卒倒しそうだが。

――意図的に選択されたスタイルだと思います。プライヴェートではショパンを弾いたりもしていたそうですよ。 [2]

( ・3・) 見かけによらないものだな。

――小さいころから必死に練習すれば、いつかはマウリツィオ・ポリーニの水準に達するかもしれません。しかし、ピアニストとしてモンクを超えるというのは、端的に不可能です。それがどういう事態を意味するのか想像できませんから。

( ・3・) 四角い三角形を想像できないように、か。

ちーちゃんトイレ掃除のため小休止


8. アンドリュー・ヒル(ピアノ

Andrew Hill (1931-2007)

――アンドリュー・ヒルは作曲・編曲に秀でたピアニストです。『ポイント・オブ・ディパーチャー』というアルバムが有名ですが、録音から半世紀を経たいまでも新鮮にきこえます。ペンギンブックスのジャズガイド(なぜか翻訳されない)では、初版からずっと王冠の印が与えられていました。

( ・3・) 英語圏では別格扱いということか。

――ヒルは若いころ、ヒンデミットの下で学んだという話もあるのですが……

( ・3・) ヒンデミットアメリカに亡命していたからな。

――誇張も混ざっているかもしれません。ヒルの経歴は、生年や出身地も事実とは異なる情報が流れていたので。

Refuge (1964) http://youtu.be/zquk2Tb-D6I

( ・3・) 何かひっかかるような弾き方のピアノだな。

――ヒルには吃音がありました。 [3] 言いたいことの手前でつっかえて、解決を先延ばしにするような演奏は、しばしばそのことに結びつけられます。

( ・3・) 否定神学ジャズだな。

――ヒテーシンガク?

( ・3・) ほら、メルヴィルの『モービー・ディック』で、神秘的な白鯨の本質については語れないから、迂回してクジラにまつわる雑学的な記述が延々とつづくだろ?

――どうでしょうアナロジーとしては分からなくもないですが。

( ・3・) 形而下の世界に戻るか。あれ、このサックス奏者、さっきも出てきたんじゃないか? (2分58秒にて)

――エリック・ドルフィー共演者共演者を辿っていくと、きょう紹介する人たちはみんなつながっています。

( ・3・) デレク・ベイリーも?

――はい。セシル・テイラーと共演していますし、この次に紹介する人ともアルバムを出しています。

( ・3・) なんだかドルフィーに耳を持っていかれてしまうな。

――圧倒的です。ねずみ花火のような軌道と瞬発力。数か月後に死ぬ人間の演奏とは思えません。

( ・3・) すぐ死んでしまうん?

――はい。ドラッグでもアルコールでもなく、ハチミツオーバードーズで。正式な診断ではありませんが、糖尿病だったといいます。 [4][5]

( ・3・) ハチミツって、くまのプーさんみたいなやつだな。――ん? いまミスしなかったか? (6分36秒にて)

――ドルフィーアンサンブルの入るところを間違えています。

( ・3・) やり直しになるんじゃないの?

――ジャズは減点方式ではなく加点方式ですから。ミスがあっても、総合的にはこのテイクが最良という判断だと思います。

続く

http://anond.hatelabo.jp/20150214224440

2014-09-24

CHAGE&ASKAの"On Your Mark"について

CHAGE&ASKA名曲On Your Mark

[MV] On Your Mark / CHAGE and ASKA https://www.youtube.com/watch?v=3Obh9kg6o_U

 CHAGE&ASKA「PRIDE」J-POPきっての名曲です。それについては先日、ライヴ聞き比べの記事を書きました(http://anond.hatelabo.jp/20140923002713)。

 しかCHAGE&ASKAには「PRIDE」と肩を並べる、もう一つの壮大なバラード存在することを忘れてはいけません。それが「On Your Mark」です。この曲はCHAGE&ASKAの15周年記念シングル曲であると共に、アルバム「CODE NAME.2: SISTER MOON」のラストを飾る曲です。また、数億円を費やして宮崎駿にPVを作ってもらった曲でもあります。そのPV短編映画扱いで「耳をすませば」と並んで上映されたこともあるので、そちらでご存じの方も多いかもしれません。

 「On Your Mark」は間違いなくCHAGE&ASKA代表する名曲で、「SAY YES」や「YAH YAH YAH」が忘れ去られても、この曲が歴史に埋もれてしまうことはないでしょう。相方CHAGEは、数あるASKAの曲のうちでも「On Your Mark」をもっとも好きな曲だとどこかで言っていましたが、それも頷けますCHAGE&ASKA全盛期を告げる初めの曲が「WALK」「PRIDE」だとして、「SAY YES」「YAH YAH YAH」といった名曲を連発した全盛期を経たのちの「On Your Mark」は、それら名曲群をじゅうぶんに締めくくるに全く恥じることがない傑作だと言えるでしょう。

 前回は「PRIDE」ライヴ聞き比べというマニアックな作業を公開しましたが、今回は「On Your Mark」の楽曲分析というこれはこれでマニアックな作業を行ってみようと思います。というのも、比喩に富んだ歌詞に、転調を次から次へと重ねていくこの曲をどう解釈すればいいのか自分自身からなかったからです。以下、個人的思い入れ解釈しているメモ書きです。

冒頭の転調について

 静かなシンセピアノから曲は始まりますASKAは決して楽観的には聞こえない調子で「On your mark」(位置について)と歌います。すると、曲は変ホ長調から嬰ヘ長調に転調し、ベース八分の「ダンダンダンダン」というリズムが刻まれます。まさに、走り出したがごとくに。

 J-POP分析するときに調性を云々言うのは的外れと言われるかもしれないが、決してそんなことはないと思います変ホ長調ベートーヴェンが「交響曲第3番(英雄)」で用いた「荘厳の響き」の調性、そして嬰ヘ長調は♯が6つ付いて、複雑で混沌とした響きを持つ。例えば、マーラーが「交響曲第10番」のアダージョで用いたのは嬰ヘ長調であるチャゲアス変ホ長調の調性を探すと「PRIDE」や「Sons and Daughter~それよりも僕が伝えたいのは」を挙げることができますベートーヴェン英雄」と同じく、どちらも荘厳の印象を私たちに与える曲です。しかしながら重要なのは、「On Your Mark」はこの荘厳の調性からすぐに転調する(=外れる)ということです。すなわち、この曲は、はじめから英雄からの「除け者」であり、「PRIDE」のように素朴かつ豪胆に歌い上げることさえ禁じられたものの歌なのです。したがって、「On Your Mark」ははじめからかなりひねくれた性格をもつ曲なのです。この冒頭の転調を聞いて、たしか私たちはどこか言い知れぬ複雑さを覚えるのではないでしょうか。

 それでは、歌詞を見てみようと思います

歌詞について

そして僕らは いつもの笑顔と姿で

埃にまみれた服を払った

この手を離せば 音さえたてない

落ちてゆくコインは 二度と帰らない

君と僕 並んで

夜明けを追い抜いてみたい 自転車

 「いつもの笑顔と姿で/埃にまみれた服を払」うというのは、強がりの笑いです。いろいろケチをつけられるが、それを「いつもの笑顔と姿」で何気なく払うのです。そして、大切なものを失う時(落ちてゆくコイン)、それは音さえたてません。静かになくなっていきます。「私」はそれさえも「いつもの笑顔と姿」で見送っていきます

 次に出てくる「君」というのは、むろん共に走っている人でしょう。この「君」が男性なのか女性なのかは不明です。つまり友情歌なのか恋愛歌なのか分かりません。周りの友人に尋ねてみましたが、「君」は男性だという意見女性だという意見ではっきり分かれました。私は「けれど空は青」等につながる男性同士の友情歌だと認識しています。実際、宮崎駿もこの曲を使ってCHAGE&ASKAの二人を主人公としたPVをつくっていますし、CHAGE&ASKA自身のことを歌っていると考えるのがもっと自然解釈だと思います

 「夜明けを追い抜」くというのは面白いイメージだと思いますASKAは「晴天を誉めるから夕暮れを待て」で、今晴天のように売れている自分をみんなチヤホヤしてくれているけど、「夕暮れ」時に誉めてほしいと取れるような歌詞を作っています。また「太陽と埃の中で」という曲もあるように、ASKAにとって太陽とは特別ものです。朝の冷たい風を切り、太陽という「絶対」に向かって自分の力で進んでいくのです。灼熱の太陽でもなく、沈みゆ太陽でもなく、夜明けの冷たい太陽というところが面白いところです。この冷たさが、決して順調ではないレースOn your Mark=位置について)を予感させます

 ところで、完全な偶然だと思うのですが、PVと同時上演された「耳をすませば」に、まさに「夜明けを追い抜いていく自転車」の描写がありますね。気になるところです。

On Your Mark いつも走り出せば

流行風邪にやられた

On Your Mark 僕らがそれでも止めないのは

夢の斜面見上げて 行けそうな気がするから

(夢の心臓めがけて 僕らと呼び合うため)

 このサビに入ると、また転調し、調性はイ長調になりますWikipediaによれば、「陽気で牧歌的であると同時に「輝かしくはあるが、非常に攻撃的」であり、「気晴らしよりは、嘆き悲しむような情念表現に向いている」という。調性の特徴にあまり拘るのはよくないかもしれませんが、この両義性は重要だと思います。それについては後述します。

 AメロBメロ比喩の激しさに比べるとサビは解説的になっていて分かりやすいと思います風邪にやられて駄目になりそうになるけど、「夜明けを追い抜く」ように、「僕ら=君と僕」は「夢(=太陽)」が頂上にある「斜面」を見上げて、いつか「夢(=太陽)」に行けそうな気がするのです。

そして僕らは 心の小さな空き地

互いに振り落とした 言葉夕立

答えを出さない それが答えのような

針の消えた時計の 文字を読むような

君と僕 全てを認めてしまうには

まだ若すぎる

 調性はまた嬰ヘ長調に戻る。

 この歌詞面白い所は「心」存在する位置です。通常、「心」というものは、個人のうちにあるものです。しかし、ここでは、「心」とは、「僕ら(=君と僕)」の二人が共有している「場」なのです。だから、二人はある程度「全てを認めている」といってもいいような深い関係にあることが分かります

 そんな「心」にある「小さな空き地」。この空き地からは、「NとLの野球帽」で歌われたような、工業地帯にある寂しげな空き地を思い浮かべます。そうした空き地は、基本的には大人たちの目の届かないところにある子供たちのテリトリーであり、遊び場です。一番の歌詞にある「そして僕らは いつもの笑顔と姿で埃にまみれた服を払った」というところにも感じるものですが、どことな童心にかえっているような気がします。そんな秘密の遊び場で、二人は喧嘩をしてしまます(「互いに振り落した 言葉夕立」)。「夕立」という言葉から、たんに喧嘩をしていることだけではなく、「空き地」で喧嘩が終わった後に「夕立」に打たれながら無言で立ち尽くしている二人がいる、という場景を私は思い浮かべます

 その場景が次の「答えを出さない それが答えのような/ 針の消えた時計の 文字を読むような」という言葉につながっていきます。二人は夕立に打たれ髪がびしょ濡れになりながら、互いに見つめ合います。二人とも、本当はお互いのことを分かり合いたいと思っていますしかし、二人は何も言いません(「答えを出さない それが答えのような」)。時計の針が消えてしまい、永遠に続くような気まずい沈黙があります。「永遠の謎」がそこにはあります。相手が何を考えているのか分からず、また自分自身が何を求めているのかも分かりません。やはり、「全てを認めてしまうにはまだ若すぎ」たのかもしれないのです。

 以後、サビが多少の変化を伴ってリフレインされる。分かり合うことな不可能なのかもしれないけれども、それでもOn Your Mark(位置について)! 「走り出」すしか解決方法はないのです。

 曲のラストは、冒頭と同じようなピアノシンセの静かな曲調になります。ここでは調性はイ長調である最後に歌われるのは

そして僕らは

です。この「そして僕らは」というのはきわめて両義的です。というのは、そこにあるのは希望だけではなく、苦しみや失敗も内包されているからです。イ長調の調性が「牧歌的であると同時に「嘆き悲しむ情念であることが特徴であるように、僕らの行く道は「希望であるのか「失敗」であるのか、最後まで種明かしされることはありません。しかし、決して「僕ら」は走ることをやめません。ここに「On Your Mark」のもっている奥深さがあると私は思います。行く先がどうなるのかは決して分からないけれども、苦しみを背負って、夢を目指していつまでも走り続けるのです。

追記──宮崎駿PVについて

 コメントをもらってジブリPV版について思ったことがあるので付け足します。

 「On Your Mark」のPVは、ご存じのように原発事故放射能事故主題としています。その主題設定も手伝って、近年ふたたび注目されています宮崎駿は「タイトル歌詞をあえて曲解し悪意に満ちた映画に仕立て、いつか来る未来に生きる」ことをイメージしてPV製作したと言います。どう「曲解」したらこ歌詞から原発の話になるのか今まで分かりませんでしたが、その答えは「夜明け」という言葉にあることに気がつきました。「夜明け」というのは「太陽」の出現を意味します。ところで、「原発」という装置は、原子核分裂反応から巨大な力を得ています太陽原子の分裂ではなく融合によって光り輝いており、厳密には太陽原発の力は全く異なるものではありますが、しかしながら、原発は「地上の太陽」と形容されることも多く、文化的コンテクストにおいて原発太陽は密接に結びついています宮崎監督が「原発」をテーマにすべく「曲解」したのは、まさに「夜明け」という言葉に他ならなかったのではないでしょうか。「On Your Mark」の歌詞だけを見れば、正直なところ、反核運動よりも原発肯定親和性を持ちます(すなわち、吉本隆明立場に近いのではないか、と私は思います)。宮崎駿はそれを見越した上で、「原発事故が実際に起こった世界でもOn Your Markと言うことは出来るのか?」と問うたのではないでしょうか。映像を見れば分かる通り、宮崎監督は「できる」と考えたのでしょう。しかし、当時と今では世界が違います。今の私たちはまさに宮崎監督のつくった世界の中にいるのです。その世界において、私たちは「On Your Mark」を聞いてどう感じるのか、「On Your Mark」と言うことができるのかと、再び考える時にあるのではないでしょうか。

2014.9.24 18:45

2014-09-23

9月21日 Perfume 5thツアー「ぐるんぐるん」千秋楽

9月21日 にちようび はれ

きょうは、あーちゃんたちが、広島から東京に遊びに来ました。

みんなでいっしょに、芋掘りして、じゃんけんして、両手をぐるんぐるんしました。

かけっこも速かったです。

また、遊びにきたいとおもいます

※     ※    ※     ※     ※     ※

これまでPerfumeは、テレビCMで歌うシーンだけしか見たことがなかった。

ファッションショーモデル初音ミクに対しては、一種非現実性を感じることがあるが、Perfumeに対しても同じ印象を持っていた。

LIVEでは、3人が交錯しそうな狭い場所で、映像演出完璧に同期した振りで歌い、踊っていた。ステージ横のスクリーンを見ていると、まるでプロモーションビデオのようだった。

なんというか、プログラムされたアンドロイドのように見えた。再生芸術

その後のMCで、初めてあーちゃんの肉声を聞いた。

広島弁

「○○じゃけぇ」

ここからぐーっと引きこまれた。あぁ、この子たちは生身の人間なんだなぁ、と思った。

デビュー当時の苦労や、支えてくれたスタッフ達への感謝、そして客席とのコミュニケーション、すべて広島弁。なんだか夏の田舎に帰ってきた気分だった。

ライヴではアーティストが客席に統一した動きを求めることがあるが、あーちゃんのそれは徹底していた。両手を上げて「すすき」のように左右に振り、両腕をおろして「かぼちゃ」を抱え、両手を伸ばして勢い良く手前に引き「芋掘り」をする。

そしてT.M.Revolutionの“カラダが夏にナル カゲキで最高”の振りも(なぜ?)。

体育館の外は涼しかったが、場内は夏だった(実際暑かったし)。

ここで練習した振付は、その後の曲で皆でやることになったが、芋掘りはしなかった(笑)

「かけっこ」は、このツアー中何回か行われていたようで、のっちは全敗中。のっちあーちゃんかしゆかに分かれて、観客の「よーい!どん」の声でスタート

え!千秋楽までさんざん歌い、踊った後に、ハイヒールで会場後方からステージまで走るの?転ばないでね…… 結果はのっちが雪辱を果たすことができず、またも敗退。勝者の賞品はたしかチョコラBB1年分だったか

楽曲については知識がないので語れないが、「エレクトロワールド」だけは、映像から目が離せなくなったのを覚えている。皆が会場中央の3人を見ているなかで、一人反対側のステージを見ていた。

リニアモーターガール」は、ライブでは7年ぶりだったらしい。

最後に、彼女たちの2005年メジャーデビュー(観客が少なかったらしい)から2014年までのビデオが流れ、Perfumeにこれまでほとんど思い入れがなかった自分も「えらかったねー」とねぎらいたい気分になった。(標準語でも、広島弁でも)

サプライズ企画では、「芋掘り」で訓練された観衆が一糸乱れぬ「人文字」を贈ったようだが、実際どんな感じだったのか見てみたい。

この日は奇しくも2014年ツアー千秋楽だったということで、そういう場に誘ってくれた友人に感謝したい。

会場にはコスプレをした人が結構いたが、自分の席の数列前方に「アメリカ横断ウルトラクイズ」の帽子をかぶった人がいた。あれは何だろうと思っていたら、このあとアメリカツアーが決まっているという。そういうことか!ツアー成功をお祈りします。

あ、チョコラBBドリンクありがとうございました>エーザイさん。

ライブによってはもれなく氷結だったりしたのかしら?)

さて、何から聴いてみようか。

コールが決まっている曲が何曲かあったので、それから聞こうかな。

まずはセットリスト確認しよう。

CHAGE&ASKAの"PRIDE"

 チャゲアスといえば、ダブルミリオンを達成した「SAY YES」と「YAH YAH YAH」がやはり圧倒的に有名ですが、「PRIDE」はそのどちらと並べても決して劣ることのないどころか、全J-POP史上においても比類のない、赫奕たる地位を占める壮大なバラードです。そしてPRIDE幸運なことに録音に恵まれています1989年に発表されたその曲は、何度もライヴで歌われており、様々なバージョンを聞き比べることができるのです。ASKA年代によって声質や歌唱法がかなり異なっているので、それぞれ別のしかたで楽しめます。今回はややマニアックですが、PRIDEの様々なバージョンレビューしてみようと思います

①【CONCERT TOUR 1990-1991 SEE YA!】https://www.youtube.com/watch?v=-KfOdkNFrOk

評価=8

私の知るかぎり、最も早いPRIDELIVE音源です。

CD音源にかなり近いですね。他の音源に比べて特徴となっているところは、サビの「駆け抜けていく」(1:48-50)の歌唱ですね。とくに「く」の母音の処理です。「ウ」と「ア」の中間発声することで、単に「ウ」と発声するよりもパワフルに聞こえますASKA独特の母音の処理方法です。声も若さが満ち溢れていて爽快感を覚えます

②【 夢の番人 SPECIAL EVENT1993 GUYS 】https://www.youtube.com/watch?v=FnOnAXszb3k

評価=9

のものから二年後の音源です。

声のフットワークが軽くて、とくに高音となるサビのメロディーをなめらかにすべっていく様子はあたかサーカスの軽業師のようです。曲をより「自分のもの」にできている気がします。

ちょっとマニアックというかフェティッシュなことを言うと、「涙の跡」(3:33)という部分の「だ」の発声が他のものよりも情感豊かで、素晴らしいです。この録音はもっとエモーショナルものかもしれません。

③【CONCERT TOUR 史上最大の作戦 THE LONGEST TOUR 1993-1994】https://www.youtube.com/watch?v=FepyCkAE00U

評価=9

まり時間の間隔を置いていません。最高のパフォーマンスです。②ほどの情念はありませんが、全体の均整ということで言えば一番優れているものでしょう。

④【ASIAN TOUR IN TAIPEI】https://www.youtube.com/watch?v=iGmHpIn4R2s

評価=10

1995年台北でのLIVE音源です。

ややASKAの声が太くなっていますね。じつは私が一番好きな音源はこれです。

声質が太くなり重量感を覚えさせるけれどもパワフルに突き進むさまは、重戦車が高速移動をする様子さえ思い浮かべます

この録音では「駆け抜けてく」の「く」の音が、しっかりと「ウ」で発声されていますが、私はこちらのほうが好きです。かように苦悶の表情を浮かべた「ウ」はなかなか聞けません。

⑤【MTV UNPLUGGED LIVEhttps://www.youtube.com/watch?v=BsI973Gz0MQ

評価=7

イギリスMTVでのパフォーマンスです。1996年

アンプラグドさら欧米でのパフォーマンスということもあってか、アレンジがかなり変わっています

やや大人しめですね。テンポも少し早くなってあっさりとしています。お洒落な気分でPRIDEを聞きたいという時にはよいでしょう。

⑥【千年夜一ライブ福岡ドーム 僕らがホーム〜】https://www.youtube.com/watch?v=N84lgzkN9BA

評価=6

1999年から2000年にかけての年越しライヴです。

この頃からASKAの喉の調子に翳りが見えてきますポップス歌唱法にはご存じ「ミックス」というものがありますね。地声裏声を混ぜるってやつです。

艶のある地声成分で高音が出ないのか、裏声成分多めで叫ぶ手法オペラ歌唱に近い発声)が所々で見受けられます。後半になると多くなりますね。

⑦【CHAGE&ASKA LIVE IN KOREAhttps://www.youtube.com/watch?v=3X4W5lCMOGs

評価=6

コンサート途中に感極まって歌えなくなったことで有名な韓国ライブです(なおその映像はこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=sFi5qExw_pM)。2000年

やはり前と同じで、高音が苦しそうですが、この曲ではその苦しげな姿すら一種のパフォーマンスに転化しうるものをもっており、胸を打つものがあると思います。②とはまた違ったおもむきで情感があります

⑧【COUNTDOWN LIVE 03 04 in SAPPORO DOME】https://www.youtube.com/watch?v=CIC71g9CvcE

評価=5

2003年から2004年にかけての年越しライヴです。⑥の3年後ですね。

この頃になると、90年代と声は明らかに違ってきます。目に見えて声が太くなってきます

喉の調子が治らず、どの歌唱法がいいのか模索している感じがします。

⑨【CHAGE and ASKA Concert tour 2007 DOUBLEhttps://www.youtube.com/watch?v=laGU2JOdj8o

評価=9

声はさらに太くなっていくのですが、そうした自分の声にあった歌唱法が見つけられたのがこのLIVEだと思います2007年

90年代ASKAを軽快なトランペットだとすると、これは炸裂するトロンボーンとでもいったところでしょうか。CHAGEの超高音はさら金属質なものとなって、硬質なハーモニーを聞くことができます

しかしこのLIVEで注目しなければいけないのはASKAよりもむしろCHAGEです。大サビCHAGEの超高音のハモリはこれまでのどの録音にもなかった凄みを与えてくれています

あと、またフェティッシュなことを言いますと、3:25あたりの「傷ついて知ること」の「と」の音は、大地の奥底からやってくるような雄渾な響きで痺れます

まとめ

やっぱり90年代は黄金期で、どれを聞いても圧倒的ですが、その中でも台北ライヴワーグナー「神々の黄昏」のような、崩壊しそうなまでに過剰な絢爛さがあって、私はそれを愛してやみません。

00年代になると喉の不調が目立ちますが、それでもDOUBLEライブは全盛期を取り戻すかのような圧倒的なパフォーマンスを見せてくれますしかしそれは90年代前半の軽業とは異なり、敬虔カトリック教徒の盤石堅固な信仰の凄みにも似たものを思わせます

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