はてなキーワード: ジュールとは
https://www.smfg.co.jp/sustainability/report/topics/detail096.html
マグマから得られる地熱や、地表付近の地中熱は国内で安定的に得られる国産エネルギー源で あるにもかかわらず、これまであまり利用が進められてこなかった。しかし、エネルギーの在り 方が抜本的に見直される中、あらためて地熱資源に注目が集まり始めている。
東日本大震災や地球温暖化問題を機に、エネルギー政策の抜本的な見直しが議論されている。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーが注目を集める中、新たな脚光を浴びているのが地熱資源だ。地熱資源は、マグマの熱に由来する高温流体を利用する地熱と、太陽熱に由来する地表周辺の地中熱の2種類に分類される。地熱も地中熱も実用化の歴史は長いが、国内ではあまり普及が進んでいない。本特集では、地熱発電と地中熱利用、それぞれの現状と普及に向けた課題、今後の展望を考察する。
地熱発電に利用されるのは、マグマから得られる熱エネルギーだ。火山帯の地下数キロメートルから数十キロメートルには、1,000℃を超える高温のマグマ溜まりがある。このマグマ溜まりで熱せられた岩石中に地下水が浸透すると、熱水あるいは蒸気を蓄えた地熱貯留層ができる。この地熱貯留層まで井戸を掘り、200~350℃という高温の熱水/蒸気を取り出してタービンを回すのが地熱発電の基本的な仕組みだ。その魅力は、24時間365日安定的に発電可能で半永久的に枯渇の恐れがないことと、発電時のCO2排出量がほぼゼロであることだ。
日本の地熱資源量は2,300万キロワット超で、アメリカ、インドネシアに次いで世界3位を誇るが、発電設備容量で比較すると、1位の米国が309.3万キロワットなのに対し、日本は53.6万キロワットで8位にすぎず、豊富な資源を生かしきれていない状況にある。
日本の地熱発電が普及しなかった主たる要因は、「立地規制」「地元の理解」「エネルギー政策」の3つといわれている。
「立地規制」とは、政府が1970年代から景観保護などを理由に国立公園、国定公園、都道府県立自然公園における地熱開発を制限したことを指している。国内の地熱資源の7~8割は国立公園内にあるため、これが事実上の開発制限となってしまっているのである。
「地元の理解」とは、地熱資源立地区域に隣接する温泉地区の事業者の理解が得られないことである。科学的な根拠や具体的な因果関係を示すデータはないが、温泉地に関わる観光事業者が温泉源枯渇を理由に開発を拒否するケースは全国で起きている。
「エネルギー政策」とは、政府による開発支援の問題と言い換えてもいい。1974年に始まった「サンシャイン計画」では、地熱発電は主要な発電方法の1つと位置づけられ支援策も充実していたが、1993年の「ニューサンシャイン計画」以降、研究費が削減され、1997年の「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネルギー法)」では、「新エネルギー」分野の研究開発対象に選ばれなかった。さらに、2002年の「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(RPS法)」では、対象となる地熱事業は「熱水を著しく減少させないもの」という条件が付いたため、従来の発電方式では支援を得ることが難しくなってしまった。
そもそも地下資源は開発リスクの高い事業である。開発の際は、地表評価を行った後、地下深部に多数の坑井を試掘し、発電可能な地熱資源を掘り当てなくてはならない。試掘とはいえ、掘削には1キロメートル当たり約1億円のコストがかかる。地中にはマグマがあるのだから、掘削すれば必ず地熱資源を得られるだろうとの推測は素人考えで、事実はまったく異なる。重要なのは、マグマ溜まりの探索というよりも地下水が貯まる地熱貯留層を掘り当てられるかどうかだ。現代の高度な探索技術をもってしても、地下1~3キロメートルに分布する地熱貯留層を正確に検知することは極めて困難で、今も開発事業者の知見や勘に頼らざるを得ないというのが実情だそうだ。首尾よく掘り当てたとしても、高温蒸気を安定的に得られるのか、どの程度の発電ポテンシャルがあるのか、熱水の長期利用が周辺環境に影響を与えないのかなどを見極めるため、数年間にわたるモニタリングが欠かせない。そのうえ、資源を掘り当てても認可を得られなければ発電事業はできない。地熱発電の調査から開発までに10年以上の期間が必要とされるのは、このような理由による。ある意味、油田開発と同等のリスクとコストが必要とされながら、出口としては規制に縛られた売電しかないため大きなリターンも期待できない。こうした状況では、地熱発電事業への参入者が現れなかったのも、致し方ないといえる。
しかし、地球温暖化や東日本大震災の影響により地熱発電に対する風向きが変わってきた。地熱開発を阻んできた3つの要因すべてに解決の糸口が示されたのである。
まず、環境省が、地熱開発に関わる自然公園法の規制緩和に動き始めた。2012年3月21日には、第2種、第3種特別地域について、域外から斜めに掘り込む傾斜掘削を容認し、さらに関係者や地域との合意形成、景観に配慮した構造物の設置、地域貢献などを満たす「優良事例」であれば、技術的、コスト的にも負担の少ない垂直掘削も認められることとなった。これに加え、3月27日には「温泉資源の保護に関するガイドライン(地熱発電関係)」を都道府県に通知し、地元調整の在り方を具体的に示した。これらの施策により、立ちはだかっていた「立地規制」と「地元の理解」に関するハードルが一気に下がったのである。
さらに、経済産業省が、2012年度予算に地熱資源開発促進調査事業として91億円を盛り込み、地表調査費用の4分の3、掘削調査費用の2分の1を補助。資源開発のノウハウを有するJOGMEC(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)による開発準備段階の民間企業への出資や、開発資金を借りる際の債務保証ができるよう、石油天然ガス・金属鉱物資源機構法を改正する方針を示した。そのうえ、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」により、売電開始後15年間の地熱発電の買取価格(1キロワット当たり)は、1.5万キロワット以上で27.3円、1.5万キロワット未満で42円という価格が提示された。こうした「エネルギー政策」の転換により、地熱発電事業を覆っていた分厚い雲の合間から、明るい光が射し始めた。
こうした流れを受け、10年ぶりに新たな開発プロジェクトが動き始めた。電源開発(J-POWER)と三菱マテリアル、三菱ガス化学は、秋田県湯沢市葵沢・秋ノ宮地域で地熱発電所の建設を進め、出光興産は他社と連携し、北海道阿女鱒岳(アメマスダケ)地域および秋田県湯沢市小安地域に地熱発電の共同調査を行うほか、福島県の磐梯朝日国立公園内に国内最大の地熱発電所をつくる方針を示している。
岩手県八幡平では、八幡平市と日本重化学工業、地熱エンジニアリング、JFEエンジニアリングが出力7,000キロワット級の発電所を2015年に開設すると発表している。JFEエンジニアリング エネルギー本部発電プラント事業部の地熱発電部長、福田聖二氏は、「弊社は、全国18カ所の発電所のうち9カ所で蒸気設備を建設してきました。その実績とノウハウを生かし、今後は発電事業への参入も視野に入れて開発に乗り出します。また、世界最大のバイナリー発電メーカーとも協業し、従来型より環境や景観に配慮した次世代型の地熱発電所の開発にも取り組んでいきます。地熱発電は、一度開発すれば半永久的に安定稼働が可能というメリットがあり、太陽光や風力などの再生可能エネルギーとともに今後重要な役割を果たすものと考えています」と話している。
福田氏の言うバイナリー発電とは、熱交換器を通して地熱流体(熱水、高温蒸気など)の熱エネルギーを低沸点媒体で回収し、それを沸騰させてタービンを回す発電法だ。使用した地熱流体を地上に放出することなく全量還元できるため、地下水減少のリスクが極めて少ない。また、発電設備から蒸気を排出せず、国立公園などの自然景観に配慮した発電所を建設できるため、環境省の定める「優良事例」に認められる可能性が高いとして期待されている。さらに、熱交換用の低沸点媒体の種類によっては、温泉水(70~120℃)の熱エネルギーを利用した温泉発電も可能だ。温泉発電は、既存の源泉と温泉井に手を加えずに発電ユニットを後付けするだけで実現でき、温泉地への影響も源泉枯渇の心配もない。JFEエンジニアリングでは、福島県の土湯温泉町で2014年に500キロワット級の発電事業を始めるべく、計画を進めている。これは、震災の影響により温泉収入が減った同地で、地熱発電を地域活性化に生かそうとする試みである。このようにバイナリー発電方式は、大型の地熱発電所だけではなく、小型の温泉発電所にも適しており、地産地消型の分散電源として各地に広まる可能性も秘めている。
新エネルギーとして世界的に研究が進む地熱発電分野では、高温岩体発電など新しい技術も生まれている。これは、水を圧入して人工的に地熱貯留層を造り、熱エネルギーを抽出する方式で、天然の地熱貯留層を掘り当てる必要がなく、開発リスクを減らすとともにさまざまな場所で地熱発電が可能になるため、大きな注目を集めている。しかし、人工的な地熱貯留層の構築が環境にどのような影響を与えるのかなど、検証データが揃っていないため、実用化にはしばらく時間がかかると見られている。
国際エネルギー機関(IEA)の試算によれば、世界の地熱発電量は2050年までに年間1兆4,000億キロワット時まで拡大すると予測されている(2009年の地熱発電量は年間672億キロワット時)。現在、日本企業は、地熱発電用タービンで世界シェアの7割を占めるなど、同分野で世界トップレベルの技術を有している。今後、世界規模で拡大が予想される地熱発電分野において、日本企業が存在感を発揮することが期待される。
第2部では、もう1つの地熱資源「地中熱」について考察する。「地熱」と「地中熱」の最大の違いは熱源である。マグマに由来する熱水や高温蒸気がエネルギー源の地熱に対し、地中熱は、太陽で暖められた地表付近の熱がエネルギー源だ。火山地域など対象地が限定される地熱と違い、地中熱は全国どこでも得られ、安定的に利用できることが特徴だ。
地中温度は太陽熱の影響により浅部では昼夜・季節間で変化するが、10メートル程度の深度では年間を通してほぼ一定の温度を保っている。その温度は、地域の年間平均気温とほぼ同等となっている。ちなみに東京の地中熱は年間約17℃で安定している。四季のある日本では、大気は夏暖かく冬冷たいが、地中の温度は一定であるため、この温度差を利用して冷暖房や給湯、融雪などを行うのが地中熱利用の基本原理である。
地中熱利用にはいくつかの技術があるが、現在主流となっているのは地中熱ヒートポンプシステムである。これには、地下の帯水層から水を汲み上げて熱交換を行うオープンループ型と、水や不凍液などの流体を地中のパイプに通して放熱・採熱を閉じた系で行うクローズドループ型がある。オープンループ型は地下水を利用するため設置場所がある程度限定され、主に大型施設で用いられているが、クローズドループ型は場所を選ばず設置でき、環境への影響が少ないことから、現在の主流となっている。
地中熱利用促進協会の笹田政克理事長は「地中熱ヒートポンプシステムは、省エネ・節電対策および地球温暖化対策に極めて効果的です。このシステムは、気温と地中の温度差が大きいほど、通常のエアコンに対する優位性が高く、真夏や真冬ほど高い省エネ効果を発揮します。地中熱を利用すれば、冷房使用率が最も高い真夏のピークタイムなどでもエネルギー消費を抑えられることから、現在問題となっている電力供給量不足の解決策として期待されています。また、地中熱利用はヒートアイランド現象の抑制にも効果があります。ヒートアイランド現象は、建造物からの冷房排熱が大きな要因とされていますが、地中熱の場合、冷房排熱を地中に放熱してしまうため、都市部の気温上昇を抑える効果があるのです」と語る。
地中熱ヒートポンプによる冷暖房システムは、オイルショックを機に1980年代から欧米を中心に普及が進んだ。アメリカでは、現在100万台以上が稼働している。また、中国も助成制度を整備したことが功を奏し、世界2位の普及率を誇っている。これに対し日本は、2009年時点の導入施設数は累計580件にとどまっており、海外と比べて普及が進んでいない。これは、地中熱が認知されていなかったことや、掘削などにかかる初期コストの高さが主な要因と考えられている。
しかし、2010年に政府がエネルギー基本計画で地中熱を再生可能エネルギーと位置づけたことや、2011年度以降に「再生可能エネルギー熱事業者支援対策事業」「地域再生可能エネルギー熱導入促進事業」などの支援策が相次いで打ち出されたことから、国内でも急速に認知が進み、さまざまな分野で導入が検討され始めている。
コンビニエンスストア、学校、東京スカイツリータウン(R)も地中熱を導入
支援制度の拡充や節電意識の高まりを受け、近年、さまざまな分野で地中熱の導入が進められている。たとえば、羽田空港の国際線旅客ターミナルビル、東京中央郵便局の跡地に建設されたJPタワー、セブン-イレブンやIKEAの店舗、富士通の長野工場、東京大学駒場キャンパスの「理想の教育棟」など、ここ1、2年の間に導入が続いている。また、旭化成ホームズやLIXIL住宅研究所が地中熱冷暖房システムを備えた住宅を販売するなど、一般住宅でも地中熱利用が始まっている。
今、話題の東京スカイツリータウンでも地中熱が利用されている。同地域のエネルギー管理を担当する東武エネルギーマネジメントの Permalink | 記事への反応(0) | 19:37
とある新聞の三面記事で、最近、電磁波攻撃を受けて健康を脅かされたり思考を盗聴されてたりという妄想に取り憑かれたいわゆるトーシツのケがある人々が、一部の探偵業者とかに「電磁波攻撃を解消します」とかダマくらかされて高いカネふんだくられてるってのを見た。
で、その記事にどっかの大学の名誉教授(ってあったからオジーチャン先生だと思うんだが)の、日常空間で相手にわからないよう健康被害を与えるほどの電磁波を当てることはほぼ不可能だから安心して!みたいなコメントが付いてたのよね。
いやいや、案外それ可能じゃねーの? 知識・認識をアップデートできてねーの?って思うわけw
ポータブル電源で定格出力1kWくらいのやつと、電子レンジの500Wくらいのマグネトロンと、そこそこのサイズの中華鍋とかを、3〜4日出張する時もってくくらいのスーツケースに仕込んだら、電磁波攻撃兵器いっちょ上がり!じゃないかなーとw
500Wのマイクロ波を1リットルくらいの人体の領域(例えば後ろ頭のあたりとか)にうまいこと照射して、理想的に吸収されると、たぶん10秒(=5000ジュール)で1℃くらい温度を上昇させる(水の比熱容量が4182ジュール/kg・K)。元々の体温が36℃くらいなら、60秒当てると42℃を超えて命の危険があるレベルになりうるよねww
まずオマエはその駄文を書く前に自分の射精直後のザーメン検温したか?
してないよね?
相手が一人だと個体差も生じるから複数の相手で同じ条件(室温、ピストン回数)で
データを取って
それでも「変わらない」という結論を出したなら価値のある提言だが。
オマエのはただの思いこみ。
まずね、
射精時に前立腺から分泌される精漿(せいしょう)と混合され精子が活性状態になる。
つまり陰嚢待機中は泳いでない。
オタマジャクシのように泳ぐわけだがこれもエネルギーが必要で射精前にピチピチ泳いでも意味がない。
なので射精後に活性状態にさせるメカニズムが備わってる。生物の神秘。
精子は高タンパクの塊で一回の射精でタンパク質250mgが含まれている。
1カロリーは1gの水を0度から100度に上げるのに要する熱量のこと。
3kgの水を0度から100度に上げることができる。
莫大なエネルギー。
凍らせたペットボトルの水2Lを沸騰させてもまだ余る
もちろんすべての精子エネルギーが熱に変換されるわけではない。
エネルギー保存の法則
ホロライブって1時間単位で何時から配信とかTwitterに告知しててそれでホロジュールに反映されたりしてたわけだけど
総じて告知が直前だったり告知時間から毎回遅刻してて嫌になって見なくなったな
仮に20時開始としたら、20時15分ぐらいに蓋絵が出て2、3分かかって配信が始まるみたいに告知時間と開始時間が一致してない配信ばかりだった
そもそも蓋絵って開始まで蓋をしておくための画面だから本来なら19時58分とかから蓋絵開始して2分ぐらい流して20時に始まるのが使い方として正しいはずなんだが、ホロライブは配信の告知時間に遅刻するわ、そこから更に無意味蓋絵を使うわ、で嫌になった
蓋絵自体広告の再生時間のための尺合わせもあるのだろうが遅刻しといて更に蓋絵を流すのは理解できない
20時より前に配信開始してて時間調整の為の物がなんかやってるとで使ってるだけ
そういうのが続くと批判が多くなったのか配信告知をそもそもしなくなってぺこらみたいに直前で告知してのパターンになり、リスナーはいつ始まるかわからずずっと待機させられる羽目になっていた
それでチキンが冷えてたわけで起こるべくして起きたもので、俺からの意見としては、そんなもの熱心に見るものじゃないぞと言いたい
それに気づいたのか大体三万ぐらいだったのが一万ぐらいに同接が落ちているのでリアタイするのが馬鹿馬鹿しくなった層が一万ほどはいるのだろう
Googleカレンダーに色んな予定を登録して、忘れないようにリマインドしている。
ゴミ捨ての日とか、夕飯の時間とか、週一、月一でやる家事とか。人に催促されるとなんか嫌なことも、Googleカレンダーのリマインダーなら割と素直に従える。
ただ、やっぱりスマホ端末のアプリ通知だと、ふとしたときに見落としたり、定期的な予定だと意識の外にいってしまったりする。あと一歩、もう一歩リマインドを強化したい。
Googleカレンダーに人格のある声を与え、リマインドしてくれたらどうか。「月曜朝だから燃えるゴミ捨てなきゃね」とか、「ゴミ捨てた?あと10分だぞ」とか言ってくる。忘れそうなときには念押ししてくるし、やる気がないときはリスケジュールを提案してくれる。会話しながら予定を設定してくれる。
ヒゲが(体毛全体も)濃くて毎朝のヒゲそりにかかる時間が無駄すぎる。ヒゲソリで肌が荒れるし、かつ夕方になると青ヒゲヅラになり自分の顔がとても不快。
若いころは週一のペースで毛抜きで抜いてたが、埋没毛になり皮膚下で数センチの長さに伸びてトグロを巻いて膿んだり、ナイフで皮膚切って血を出しながら取り出したりとさんざんな目にあってきた。(数年続けてたが、不毛だし顔が埋没毛の処理で傷だらけになるので20代半ばでやめた)
自家用フラッシュ脱毛機や自家用レーザー脱毛器はとても低出力でまともな効果が望めない。
レーザー脱毛の原理は、肌に吸収されず黒色(毛のメラニン色素)に吸収されるレーザー光をあてて発熱で毛乳頭組織を破壊すればいいということで、基本なんでも自分でやってみる性質なので、レーザーモジュール買って組み立ててやってみた。
自前のウェブサイト持ってるが、違法な部分はないけど色々言われそうなので匿名の増田でやる。
・レーザー脱毛では波長755nm、800nm、1064nmのレーザーが使われており、波長が短いほど発熱効果が高いが浸透性が低く、波長が長いほど皮膚の深くまで届く。安価で入手しやすい波長808nm、出力500mWの近赤外線ダイオードレーザーモジュールをaliexpressから個人輸入した。送料込18USドル。型番 JLM8050ZD-J2Y5 18F30
・レーザー機器には消費生活用製品安全法による規制がかけられており、日本国内の販売業者が一定以上出力のレーザー機器を一般消費者向けに販売するのは禁止されているが、入手や所持することに規制は無い。つまり海外から自己使用のため購入するのは完全に合法。売ったり譲ったら違法。
・皮膚科サイトで医療脱毛用は30msecパルス照射で最大60ジュールと紹介されている。えーとえーと、出力2000W!?そんなんあり得る!?何か間違ってる?? 今回入手したのは0.5Wなので120秒間一カ所に照射して同等の効果になるが、やっぱりおかしい。→後で(たぶん)解決。
・医療脱毛用は肌のヤケドを防ぐため冷却ガスを出しながらレーザー照射する機能があるが、そこまで強力でないのでまあいい。冷却が必要なら照射する前に肌を水で濡らしといて気化熱使えばいいや。
・焼くほどの高出力レーザーを皮膚組織に当てるのは傷害かつ医療行為となり、他人に業として行うのなら医業となり医師免許がなければ医師法違反の犯罪となるが、自分で自分の脱毛するのは業として行っていないので医師法には抵触しない、と思う(ピアスの穴を自分で開けるのと同じ?)。またこれを医師でない人間が他人に施せば傷害罪となるが、自分で自分に何をしようが当然に傷害罪にはあたらない。
aliexpressで発注して2週間で届いた。
モジュールなので照射部分と回路部分が分かれており、スイッチは無く12V入力は汎用性のないコネクタ。
照射部と回路部は両面テープで貼り付けて合体させ、12V入力ケーブルを途中で切断して電源ボタンとしてタクトスイッチを割り込ませ本体に接着、ケーブルの先に2.1mmDCジャックを付けた。あとは普通の12V 1A以上のACアダプタをつなぐだけ。
近赤外線の波長だが可視光領域の光もあるようで赤い点になる。どこを照らしてるかわかりやすい。
煙が出ると思ったが、何も反応しない。触るとほんのり暖かいくらい。おかしい、不良品か?
照射口を紙から離していくとレーザースポットがだんだん収束し、4cmほど離したところで直径1mm弱の点になり瞬時に紙にパッと閃光が走り白い煙が出た。
なるほど、レーザーは照射口から数Km先まで平行光が続くものだと先入観があったが、これ4cm先でピントが合うようになってるのね。
50cmも離すと室内でどこを照らしてるのかわからないくらい拡散してしまい、これは遠距離照射する悪戯には使えないようになってるのか。なるほどね。
逆に言えば定位放射線治療みたいに、精密に皮膚からの距離と照射位置を保てば毛乳頭のみ焼くような芸当もできるわけだな。無理だけど。
次に白い紙に当てるとまったく焦げない。明るい色なら加熱されないわけだな。
ある程度わかったので、まず手の甲の毛を一部剃って、当ててみる。
一点に止めてみると、1秒たたないうちにチクッと来て慌てて電源ボタンから手を離す。焦げる匂い。
これが毛、毛乳頭が焼けた感触だな。
手の甲2c㎡ほど処理。翌日、痛みが続いたり赤く腫れたり膿んだりは無い。
逆に毛が抜けてくることもない。時間が短すぎた?もうちょっと待つか。
皮膚科サイトでは医療脱毛レーザーは照射口が12mm×12mmのサイズとあり、なるほど広範囲を一気に処理できるようになってんのね。2000Wが一点に集中するわけじゃなくて、広範囲を照射するための高出力なわけね。
144m㎡で2000W、1m㎡あたり約14W、これなら納得できる。これを0.03秒照射してるから、0.5Wを0.84秒照射すれば単位面積あたり同じだけ加熱してるわけだ。そのくらいでチクッとしてたから、体感的に納得。
これは時間はかかるが家でヒマなときに鏡みながら毛一本一本焼いていくのは苦じゃない。
次に本番、顔のヒゲ。
上唇は特に痛いと聞いてたが、そんなに。
特に邪魔な頬と首(喉仏付近)のヒゲを集中的に処理。チクチク、ジュッジュッ、毛が焦げる匂い。
翌日、おお!!
いつもは剃って一晩たって手で触ったらザラザラするのに、伸びてないぞ!頬がすべすべしてる!すごいすごい!感激だ!
高校生の頃から20余年間、毎朝毎朝、累計するとどれだけの時間を消耗させられてきたか。にっくきヒゲが消せそうなのでとても感激して駄文を書き連ねてきた。
これから1週間程度様子を見て、また良くも悪くも変化があったら追記する。
最後にお約束、これは俺個人の体験談で、真似して皮膚に障害を負っても責任もてないので真似しないでね
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2/14中間報告
今のところ害は出てない。・・・が、実は効果もはっきりしてない。
最初に「翌日ほほがツルツルのままで感激」と書いたが、どうも思い込みのバイアスだったのか、翌々日にはいつも通り毛が生えてきた。
これが処理した毛根から生えてきたのか、処理時は休眠してた別の毛根から生えてきたのか不明だが、どうも前者な気がする。
たぶん、自分でやるが故にチクッとした瞬間に次の毛に移ってたので、熱の加え方が足りなかったんだろう。
「上唇もそんなに痛くない」と書いたが、熱の加え方が足りないから当然痛くなかったんだろう。
今は慣れてきたのもあり、チクッとしてからもさらに1秒、計2秒間くらい当ててる。けっこう痛いし、しばらくヒリヒリしてる。
これがプロ用のハイパワーレーザーだと0.03秒で熱を加え終わるので、否が応でも死滅させるが
0.5Wの(プロ用に比べると)ローパワーで自分でやるが故の辛さ。
あと、皮膚科だと毛を剃った状態で面積ごとに処理するが、このレーザーは直径1mmの点処理なので1本1本の毛を狙う形になり、
処理すべき毛がわかるよう夜に1mmほど毛が伸びた状態で処理してるが、この毛をどんどん焦がしていくので、すごく臭い。自室やリビングでは無理で、換気扇のある洗面所でないとできない。
あと洗面所の鏡の前に立って前かがみで顔を近づけて処理するので、腰に来る。なのでスマホに付けるチューブカメラをレーザーに付けてスマホ見ながら処理できるようにする。
aliexpressではより強力な1Wの805nmレーザーも売ってるが一気に高価になる(100ドル近くする)ので、
今の0.5Wレーザーのヘッド部だけ5個注文(15ドル)して、LED用の定電流回路に直列で繋げて、5個を一点に集中照射するようパテで固定して2.5Wレーザーを作る予定。
ただ5個も同じレーザーを買うと、商売目的と誤解されて税関で止められないか、通関したとしても警察に通報が行って消費生活用製品安全法違反容疑で家宅捜索されないかが不安。
足立区で同性愛者同士が接触すると対消滅(アナイアレイション)が起こるようになった。それでどうなるかというと、水素爆弾10発分(広島に落ちた原子爆弾で計算すると6600発分)の爆発が生じ、衝撃波は地球を三十周する。
そんな威力なら足立区どころか日本そのものが危ないのではないか、と思われそうだが、そのとおりである。足立区が滅びるついでに日本も滅んでいる。しかし日本など足立区の付属物にすぎないので、ここでは論じない。
対消滅はある物質と完璧に対応する反物質のあいだでしか起こらない。
アリストパネスが語ったところによれば、人間はもともと頭が二つで手足が四本ずつの生物であったが、その欠けるところない有能さを恐れた神々から真っ二つに割られ、今のわれわれのような頭がひとつで手足が二本ずつの姿になった。同性愛者たちはその太古の記憶を保っているのだという。自身の完全な半身を忘れないひとびと。
そして、その熱情が、神話的な完璧がゆえに足立区を滅ぼすほどに爆発する。
滅びからまた生じるたび、足立区のひとびとはまずドクター・シライシの像を建てる。百万回以上生滅を繰り返した今となってはその業績を語る史料も残っていないが、足立区の伝承によれば、「足立区で真実の愛を発見した最初の人物」であるとされている。研究者ではなく、政治家だったという説もあるが、詳しいところは判然としない。
世界中からもうひとつの半身を求めるひとびとが押し寄せ、ささやかなマッチングが成立するたびに京すら超えて垓に達するジュールの熱を放つ。
ーーあだちというまちには、底ぢからがある。
ともに、ちから強く生きてきた、
あだちのまちの仲間たち。
だからいま、
ふみだそう、新たな一歩を。
ここ、あだちから。
原文
The Tokugawa Shogunate was established by Tokugawa Ieyasu after victory at the Battle of Sekigahara, ending the civil wars of the Sengoku period following the collapse of the Ashikaga Shogunate. Ieyasu became the Shōgun and the Tokugawa clan governed Japan from Edo Castle in the eastern city of Edo (Tokyo) along with the daimyō lords of the samurai class. The Tokugawa Shogunate organized Japanese society under the strict Tokugawa class system and banned most foreigners under the isolationist policies of Sakoku to promote political stability. The Tokugawa and daimyō de facto administered Japan through their system of han (feudal domains) alongside the de jure Imperial provinces. The Tokugawa Shogunate saw rapid economic growth and urbanization in Japan which led to the rise of the merchant class and Ukiyo culture. The Tokugawa Shogunate declined during the Bakumatsu ("Opening of Japan") period from 1853 and was overthrown by supporters of the Imperial Court in the Meiji Restoration in 1868. The Empire of Japan was established under the Meiji government and Tokugawa loyalists continued to fight in the Boshin War until the defeat of the Republic of Ezo at the Battle of Hakodate in June 1869.
徳川幕府は、関ヶ原の戦いでの勝利後に徳川家康によって設立され、足利幕府の崩壊に続く戦国時代の内戦を終わらせました。家康は将軍になり、徳川藩は江戸の東の都市(東京)にある江戸城から武士の大名の領主とともに日本を統治しました。徳川幕府は厳格な徳川階級制度の下で日本社会を組織し、政治的安定を促進するために、サコクの孤立主義政策の下でほとんどの外国人を禁止しました。徳川と大明の事実上、日本は、ジュール帝国の領土とともに、藩(藩)のシステムを通じて管理されました。徳川幕府は、日本の急速な経済成長と都市化を見て、商人階級と浮世文化の台頭をもたらしました。幕末には幕末に幕を下ろし、明治維新により皇室の支持者たちにより打倒されました。明治政府のもと日本帝国が樹立され、徳川忠誠は1869年6月の函館の戦いでのエゾ共和国の敗北までのぼしん戦争。
徳川幕府は関ヶ原の戦いで勝利の後に徳川家康により設立されて、足利幕府の崩壊に続いている戦国時代の内戦を終えた。家康は、サムライクラスのdaimyō君主とともに江戸(東京)の東の都市の江戸城からShōgunと徳川一族管理日本になった。徳川幕府は、厳密な徳川クラスシステムの下の日本の社会を組織し、政治的な安定性を促進するために、Sakokuの孤立主義者方針の下のほとんどの外国人を禁止した。徳川とdaimyō事実上は、正当な帝国地方のそばのhan(封建制度のドメイン)のそれらのシステムを通して日本を管理した。徳川幕府は、マーチャントのクラスとUkiyo文化の上昇に通じていた日本の急速な経済成長と都市化を見た。徳川幕府は、Bakumatsu(「日本の冒頭」)期間の間に1853から傾き、1868年に明治維新の宮中のサポーターにより倒された。大日本帝国は、1869年6月に忠臣が函館戦争でエゾウの共和国の失敗までボシン戦争において戦い続けた明治政府と徳川の下で設立された。
DeepL翻訳
徳川幕府は、足利幕府の崩壊に伴う戦国時代の内乱を終結させ、関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康によって成立しました。家康は将軍となり、徳川家は江戸城を拠点に武家の大名とともに日本を統治しました。徳川幕府は、厳格な徳川階級制度の下で日本社会を組織し、佐国の鎖国政策の下で外国人の入国を禁止して政治の安定を図りました。徳川と大名は、事実上の日本の行政を、事実上の皇国と並んで藩制度で行っていた。徳川幕府は急速な経済成長と都市化を遂げ、商人階級や浮世文化の台頭をもたらしました。徳川幕府は1853年からの幕末開国の時代に衰退し、1868年の明治維新で朝廷の支持者によって倒されました。明治政府の下で大日本帝国が樹立され、戊辰戦争では、1869年6月の函館の戦いで蝦夷共和国が敗北するまで徳川家臣たちが戦い続けました。
みらい翻訳
関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康によって徳川幕府が成立し、足利幕府の崩壊に伴う戦国時代の内乱は終結した。家康は将軍となり、徳川氏は武家の大名とともに江戸 (東京) 東部の江戸城から日本を治めた。徳川幕府は、政治の安定を図るため、厳格な徳川階級の下で日本社会を組織し、鎖国政策の下ではほとんどの外国人を禁止しました。徳川と事実上の大名は、日本を藩制(藩)で実質的に支配した。日本は徳川幕府による高度経済成長と都市化が進み、町人階級や浮世文化が興った。1853年からの幕末(「日本の開国」)の間に徳川幕府は衰退し、1868年の明治維新で勤皇志士たちによって倒され、明治政府のもとに大日本帝国が成立し、1869年6月の箱館戦争で蝦夷共和国が敗れるまで戊辰戦争を戦った。
こういう女って凄い多いよ。
おれもそのパターンを何回かやられた。
次に会う約束をしておきながら、一言の断りもなく音信不通になるんだ。
そんなクズ女は沢山いる。
そういう目に何度もあってから、女には一切同情しなくなった。
結論から述べると、マッチングアプリでは彼女を作ることはできなかった。
けれども、2年間の経験から何も学ばなかったわけではない。そのことを再確認し、次のステップに進むために本記事を書く。自分を振り返り、失敗した点を反省しながら、絶望したり自棄を起こしたりしないように、時折この記事を振り返ることとしたい。
また、これからマッチングアプリを使う人にとって、参考になることがあればうれしい。確かに、女性と交際にまでは至らなかったが、全然マッチングしなくて困っている人には、役に立つかもしれない。
pairsとwithを使用。それぞれの仕組みは基本的に同じ。検索条件で異性を絞り込み、気になる相手に「いいね!」を押す。互いに「いいね!」を押すとチャットができるようになる。どちらも、毎日ランダムに無料で「いいね!」を押せる相手が出てくる。
プランはどちらもプレミアム的なものを選択。これだと通常1か月に付与される「いいね!」が30回から50回に増える。
この二つのアプリの仕様はよく似ている。どちらもコミュニティに入ることで共通の趣味や興味関心で検索ができる。ただし、withのほうがおおよそ2週間に1度DaiGoによる心理テストがある。そして、このテストにより相性がいいとされた異性は「いいね!」を1日に10人までなら無料で押すことができる。適度に「いいね!」を押す相手が入れ替わるし、無料で選べる相手が増えるのはありがたいが、心理テストのたびにDaiGoのドヤ顔を毎回見ることになる。
pairsを半年、しばらく休んでwithを1年半使ってみた。結果、どちらが特に使いやすいということはなかった。しかし、どちらも毎日ログインすることにより無料で「いいね!」に交換できるポイントがたまっていく。普通に使っていれば毎日ログインボーナスがもらえるのでありがたいのだが、まるでアプリにこちらの行動を支配というか指示されている気がするのはいただけない。ソシャゲの類をやらないので、そうしたことが煩わしく思えてしまう。
使い勝手そのものはいいのだが、こうやって様々な条件の女性が並んでいるのは、カタログみたいで興ざめというか殺伐とした気持ちになる。それに、相手の女性が何人から「いいね!」されているかも表示されるので、野菜か何かの品評会みたいだ。18歳のビキニの女性に3000近くもの「いいね!」がついているのを見るとやりきれない思いがする。谷間を見せたりしているだけでも露骨に「いいね!」がついているのも、あまり気持ちのいいものではない。自分もおっぱい大好きだけどさ。
逆に、「いいね!」をたくさんもらっている男性のプロフィールも参考にすることができるのだけれど、僕の苦手なさわやかな人間の写真が出てきたので、即閉じた。
プロフィールはできるだけ詳細に書いた。それから、友人と楽しそうにしているところをサブ写真に選んだ。コミュニティはできるだけたくさん入った。自分は読書が好きなのだが、読書のコミュニティだけではなく、作家ごとのコミュニティにも入った。こうすることで、共通の話題の多い女性を探しやすくなった。
こちらから「いいね!」を押すのは、大体20から40くらいの「いいね!」が押されている相手を中心にした。何百もの相手から「いいね!」をされている相手からすれば、当然埋もれてしまうからだ。弾の無駄打ちはしたくなかった。確かにお金を払えば「いいね!」する回数を増やせるが、すでにプレミアムプランを使っていたので、その必要はないだろうと判断した。それに後述するが、自分は同時進行が苦手だ。
相手の女性は、自分と同じ内向的な読書家で、美術館が好きそうな人を中心に「いいね!」していったが、もしかしたら意外と相性がいいかもしれないと思い、例えば国内旅行や登山が好きな人も選んでみた。ガチ勢ではないが、友人と富士山に登ったことはあるので、新しい趣味として開拓してもいいかもしれない、と考えたのだ。結局そういう相手とは会話が続かなかったけれど。
結婚歴は未婚を選んだ。もしかしたら、離婚歴のある人のほうが優しくしてくれるかな、とも思ったのだけれど、今回はやめておいた。やっぱり過去の人と比べられてしまうのが怖い。御覧の通り、僕は器が小さい。学歴は初めのうちは気にしていなかったが、結果として高卒よりは、大卒・専門学校卒のほうが共通の話題も多く、話は長く続いた。
メッセージを同時進行するのは気が引けたが、相手もそうしているだろうし、そこは割り切ることにした。ただ、自分の頭の処理能力を考えて、3人までの同時進行とした。どのみち、同時進行でデートに誘うことができたケースは1回だけだった。自分はそこまでモテるわけではないので、そうした心配はしなくてもよかった。
会話をして1~2週間してから実際にデートに誘った。そこで音信不通になるケースもあるので、実際にデートができたのは1か月に1度か2度だ。
もともと、デートした各相手について項目を立てて論じようかと思って手帳を取り出していたのだが、馬鹿らしくなってやめた。10人以上の相手それぞれについて思い出すのも大変だし、振られた相手なのだから面白くない。それに、細かく書いていくとねちねちした恨み日記になってしまう恐れがあるので、細部は省く。
結果だけ言うと、様々なタイプの女性と会った。たいていは常識的だったが、中には残念ながら失礼な相手もいた。
ひどいケースだと、こちらを一目見るなりムスッと黙り込んで、理由もわからないまま不機嫌な相手と水族館を回る羽目になったこともあった。2回目のデートで「ごめんなさい、やっぱりあなたとは恋愛できそうにないです」と告げられたこともある。誠実な人柄を感じたので諦めもついたのだが、その直後に「あなたの顔って、面白いですね」などと言われたのには傷ついた。男性が女性に対して敬意を欠いた失礼な態度を取るのが許されないのと同様に、女性も男性の自尊心を大事にしてほしい。
まだマシなケースでは、会話が弾まなかったり、恋愛対象にはならない相手だって互いに気づいてしまったりした。でも、これはどっちも悪くない。需要と供給が一致しなかったのだ。
でも、マッチングアプリを使っているうちに、1回で終わるデートが2回目に続くことがぽつぽつと出始めた。
そこで、ある女性と3回目にデートした時に告白した。3週間連続でデートできたので、これは間違いなく行けるだろう、と思ったのだ。けれども、彼女は驚いた様子で返事を保留した。僕は待つことにした。そして、7回目のデートの後、8回目のデートのリスケジュールの途中で、彼女は音信不通になった。
さようならを言う機会さえ与えられなかったのか、と思うと吐きそうだ。悔しい。小説も漫画も音楽も趣味がぴったり合って、普段ならできないディープな話を何時間してもお互いに飽きなかったのに。
そういうこともあり、一緒に見に行った岩井俊二や三谷幸喜の映画まで嫌いになったし、彼女が好きだと言っていた東京事変の印象も悪くなってしまった。すすめてくれた「子供はわかってあげない」や「北北西に曇と往け」も背表紙が見えないように逆にして本棚に置いている。ついでに、「パラサイト」を見に行こうという話になっていたのだが中止になったので、ポン・ジュノ監督の映画はしばらく見たくないし、ついでに是枝裕和監督のことも褒めていたので、当分この監督の作品を見ることもないだろう。なんというか、自分の好きだったものまで嫌いになってしまいそうでみじめだ。しばらくすれば、またまっさらな気持ちで好きなものを好きだと思えるようになるはずなのだけれど。しばらくは映画を見たいとは思えそうにない。
きちんと「一緒に過ごして楽しかったけれど、あなたとは交際できません。ごめんなさい」の一言があれば、ずっと救われていたのに。その程度の言葉をかけるのも面倒くさかったのか。そこまで軽んじられているのかと思うと情けなくて泣きそうになる。そういえば、本名を教えてくれた時も、男性でいえば鈴木一郎みたいな感じだった。そもそも偽名だったのかもしれない。そういえば遅刻魔だったのも、僕のことなどどうでもいいと思っていたのだろうか。それとも、本当に事故にあったのであろうか。心配でならない。
こういう時に限って、過去の恋愛のみじめな失敗を思い出す。例えば、大学時代に片思いをしていた女性から童貞を馬鹿にされたこととか、前の職場の同僚の女性から面と向かって恋愛感情を見せたわけでもないのにいきなり迷惑だといわれたことだとか、告白したけれどもやっぱり保留にされて、1年以上たってから振られたこととか、とにかくみじめな失敗ばかり浮かんできて仕方がなかった。
そして、残念ながら2年間で1度も手をつなぐことができなかった。
現在、音信不通、という最悪の結果を受け入れてから2週間ほどだ。正確にはラインの返事が来なくなってから4週間、こちらからの催促のメッセージが未読のまま3週間が過ぎた。土日はジョギングをするほかは、家に引きこもって寝ているばかりだ。コロナウイルスのせいで、美術館に気晴らしに行くこともできない。仕事にも集中できない。失恋した直後は同僚のなんということのない口調に激昂しそうになった。その時は1度席を離れて6秒数える、アンガーマネジメントを試みた。しかし、腹の虫がおさまらなかったので、100まで数えることを3度やった。さすがにこれは効果があった。とはいえ、そのあと結局体調を崩して職場を2日間休んだ。
今日も最低限のパフォーマンスは確保しているが、突然襲ってくる虚無感は抑えがたい。手が止まってしまう。それでも、原因がわかっている落ち込みだから、対処の仕様はある。
いやっほーい、自由だ! これから風俗で未経験のプレイをたっぷり楽しんじゃうぞ! うひひ! みたいな気分になることもないではないが、それはちょっと躁状態のときの考えだ。本当は、自分は好きな人と手をつないでデートしたり添い寝したりしたいのだ。まるで人生の実績解除みたいに、複数プレイに興じたり、白人美少女と寝たり、メイドさんにお尻ぺんぺんしてもらったりしても、そこまでの喜びはないのだと思う。
自分は恋愛対象としては魅力的ではないのかもしれない。そのことを身をもって体感させられた。しかし、それで絶望するつもりはない。結婚相手としてなら考えてくれる人もいるかもしれないからだ。
もともと自分は結婚願望が強く、子供も欲しい。マッチングアプリからの疲れから十分に回復したら、そういう条件で折り合ってくれる人を探してみたく思う。マッチングアプリは単純に素敵な彼氏彼女を見つける場所で、僕に対する需要が少なかった可能性がある。
それに、結婚相談所にはアドバイザーがいる。なんであれ、苦手だったり詳しくなかったりする分野の出来事に立ち向かうには、専門家に相談するのがいいはずだ。病気になったら医者にかかる。進路相談には学校や塾の先生に相談する。悩んだらカウンセラーに相談する。それと同じことだ。
確かに自分の生涯にはロマンチックな出来事は少ないかもしれない。自分は高校・大学時代の甘酸っぱい恋愛にあこがれたが、失敗してきた。こういう絵にかいたような青春が欲しくて、人生をやり直したくなり、胸が苦しくなることもあるが、自分は10代、20代にそうした恋愛に挑戦し、敗れてきた。そのことは悔しいし、無力感に押しつぶされそうになることもある。恋愛を扱ったテレビを見るのも苦痛だ。元カレ・元カノという言葉を聞くだけで、複数の相手と付き合ったことがあるのだという事実を見せつけられている気がして悔しい。だが、それでもチャレンジしたことは恥じてはいない。行動せずに文句だけこぼしていたよりは、ずっとましな人生を送ってきたはずだ。
長々と読んでくれてありがとう。
つらい失恋の渦中にある人が慰められるといいと考えて執筆した。
そしてこれを読んで一歩踏み出す勇気が出る人がいたら、もっとうれしい。
これは失敗の記録だ。だが無意味ではない。
泣いたっていい。気が済んだらもう一度アタックする。
女性から断られる勇気がまた出てきたら、それは3か月後か半年後かわからないが、またチャレンジしたい。
たくさんのコメント、本当にありがとうございます。励みになりました。
ここまでコメントをともらったのが初めてで、すべてにレスポンスはできないのですが、こちらも勇気が出ました。
一言だけ。手を繋げなかったのは、相手がずっとポケットに手を突っ込んでいたからです。
予兆を捉えたので書いてみる
たぶん4月5月くらいまではホロライブがかなり伸びてくると思う
たった一人のライバーが、既に成熟しつつあるVtuber界隈のバランスを崩すことなんてできない、と思っていたのだが
桐生ココはいくつかの強い仕組みを作ってしまい、どうやらそれを実現してしまうかもしれない
その仕組の1つがあさココLiveという朝6時から20分やってるニュース風生放送だ
既に今朝のあさココLiveは同時接続数2万人という大台に乗せている(※1)
今日たまたま高い値を出したわけではなく、ここ2週間くらいは1万人以上安定して出してきていている
そしてそこで報じられる内容は、辛口なディスに見せかけたホロライブの宣伝だ
つまり現状でも毎朝1万人以上(動画勢を入れれば10万人以上)にホロライブの宣伝をしていることになり
(実際、Vtuberの登録数増加ランキング上位がホロライブばかりだ)
このあさココLiveのすごいところは、ホロライブについて1ミリも知らなくても何故か面白いところだ
面白くなきゃ2万人が早起きして朝6時に動画を見るなんてないだろう
龍が如くで日本語を覚えたというその口調は非常に乱暴だが、笑いのセンスは高く根は非常に真面目だ
仕組みの2つ目
恐竜が出てくるオープンワールドのサバイバルゲームで、5年以上前からある割と知られたゲームなのだが
桐生ココがそのゲームの大ファンということもあって、ホロライブサーバーを自腹で立てることになった
マイクラがVtuber界隈で流行っていて、それが緩いコラボのような上手い仕組みになっている、というのはVtuberファンは知っていると思うが
中々マイクラ以外でそういう流れを作れていなかった
ARKでも同様にかなり難しい、そもそもARKはマゾゲーの類なので、桐生ココはおそるおそる「みんなやってくれるかな?(やってくれないだろうな)」といった感じでサーバーを立てた
が、サーバーの設定がかなり初心者に優しい設定にされていたためか、瞬く間にホロライブ人気配信者を虜(重度の廃人)にしてしまった
わずか1週間ちょっとでホロライブ勢が10人以上参加し、ARK配信だらけになるという異常事態になったわけだが
→ ファンは複窓視聴を強いられる
という好循環が生まれた
あまり行われない人気ライバー同士が絡むことで同接数も跳ね上がる事態となった
ちなみにこのARKというゲームは、公式設定ではかなりマゾゲーで取っ付きにくい
なので「ゲームを流行らせるための導入部分」がかなり最難関なのだが
桐生ココがゲーム難易度を調整し、更には初心者に優しく教え、ARKの魅力を非常に上手く説明していくので
視聴者と他のライバーが同時にARK面に堕ちるという事態に至った
(SteamでARKがランキング1位になったらしい。セールしてないのに)
これは単純に面白いというのもあるし、ライバーがあまりにもARKをやるのでガチ勢でも追いきれないと言う事情もある
切り抜きが上がり始めると当然それ経由で知る人が出始めて動画を見に来る→それを見た人がSNSで拡散する、という好循環が起き始める
どこまで軌道に乗るかはまだ未知数だが、個人的には恒常化すると思っている
私は詳しくなかったのだが、ホロライブにもかなり人気の高いライバーが居る
初見が誰かにハマるというのは十分考えられる(私もその一人だけど)
やがて全部追いきれなくなり、更に情報を追うためにはあさココLiveを見るしかなくなるという流れができるのではないかと思う
やや心配されてるのは、ARKの見所をすごいスピードで消化していってるところで、1ヶ月以内にボスを倒してしまうのではないかと杞憂スプラッシュおじさんの間でもっぱらの噂だが
ちょうど2月の下旬に新MAPが解禁されるらしいので、3月までは持つのではと考えている
4月以降はバフが切れるだろうからそこから先の展開は不明ではあるけど、とりあえず上半期はちょっとしたお祭り状態になるのではないかと思う
というか今まさにプチバズってる
桐生ココ:https://www.youtube.com/channel/UCS9uQI-jC3DE0L4IpXyvr6w
ホロジュール https://schedule.hololive.tv/
※1. Youtube LiveにおけるVtuber配信の同時接続の相場:人気ライバーの得意ジャンルで大体1.5万人、非常に注目度が高い・あるいはコラボで最大3万人程度。一般的には500〜5000人程度が多い。この界隈は2万人あたりに壁があるようだ(他の界隈だと10万人とか行く)
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1st FESやった後だぞ
これはごもっとも
触れなかったけど、上で書いた流れは新規客が増える外側の話で、その前にあったHorolive 1st FESが内側の話なんだよね
それが同時期に起こってるから「あっ、来る!」と思った
良いものが既にあって、あとは拡散システムさえあればバズる(コンテンツより拡散システムのほうが作るのが難しい印象ある)
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読み返してみたら、まるでARK効果を桐生ココが狙ったかのような感じに読めてしまうな
ARK効果は結構ラッキー現象だったと思う、布教成功は桐生ココがうまかったからだけど
てかあまりに人気ライバーが廃人ムーブをして、配信外でもずっとプレイしているので
最終的に布教したはずの桐生ココがドン引きしてサーバーを止めようとする流れがげぼ面白かった
ゲーム取り上げるお母さんか?
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