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はてなキーワード: のろしとは

2024-09-29

仲良しグループの緩やかな崩壊

今年三十路になる私には、大事な友人たちがいた。

毎晩、約束しているわけでもなくDiscordにのろのろあつまり、その時集まったメンバーで5人FPSや、マイクラ、協力ホラゲーなどをする。

毎日来るメンバーはだいたい5~6人くらいだった。(誰かがあぶれたりするが、画面配信を行って雑談などもして一緒に楽しむのだ)

大人になってからの新しい出会いなんかはもうSNS上やゲームの中でしかない。

そんな中、友人といえるまでに仲良くなったのは、もう1年以上の付き合いになるからかもしれない。

現にここ数か月の言葉数だけカウントするなら、家族よりも友人たちのほうが多いだろう。

この空間が何より好きだった。

私の生活のサイクルの中心といっても過言ではなかった。

ゲーム勉強もするし、今晩はこの作戦をやってみたいなど、日常思考も友人たちと一緒にやるゲームの内容だった。

私の中では特に好きなメンバーが数名いた。

この人たちとプレイできれば、ゲームタイトルはなんでもよかった。

言葉を選ばずに言うなら、私の中でメンバーティアがついていた。

しかし、一時期このティア1のメンバーが2名グループを脱退してしまった。

理由は、わからなかった。消息を絶った人もいた。

5人FPSをメインでやっていたので、フルパーティで回せなくなってしまっていた。

この間いろいろあり、結果、グループに新しいメンバーが数名増えた。

これが、崩壊のろしとなった。

なぜかというと、脱退していた2名が戻ってきたためである

まず起きたことは、譲り合いの嵐。

人がいいメンバーたちは、「これからごはんたべるから」、「別のゲームするから」、などと理由を付けて譲り合った。

私はとにかくこれが面倒だった。

譲り合いが起きるのはこのグループの習慣が原因だった。

だらだらVC部屋にのろのろメンバーが集まり

あるていど人が集まったらとあるゲームをしよう、とだれかが声をかける。これが大半5人FPSだった。

そうなると、私の思考としてはティア1の友人たちがこのFPSに入るかが重要だった。

新しいメンバー募集を立てると、私のティア1の友人は間違いなく誰かあぶれる形だ。

次第に私はこのFPSをやらなくなった。

次に起きたことは、だらだらVCに人が集まらなくなったことだった。

普段夕方ごろから誰かしらいたVCに、誰もいなくなった。

少なくとも21時には集まっていたVCも、誰もいない。

22時を回ったごろに、ぽつりと、恐る恐る誰かが現れるくらいになった。

そのメンバーを見て、人が寄ってくるような形だ。

私も人を選んであとから寄っていく側のメンバーだった。


この頃には、もう嫌気がさしていた。

推し活を理由Discordに行かなかったり、FPSモチベーションがないことをアピールしたり、大人数でできるゲーム提案したり、ゲームすらせずだべるようになっていた。

この期間は疲れた、とにかく疲れた

以前までなら、間違いなく夜はこのメンバーゲームだと決まっていた。

いつもの気心の知れたメンバーで率直に意見を交わしながらゲームできた。下手でも楽しかったし、うまくなるようなアドバイスも素直に受けられた。

だが、異分子が混じった。

まだ仲良くないので余所行きの顔がいるし、第一問題は上位のティアの友人と遊べないことだった。

ティアの高い友人の一人は、顔すら出さなくなった。

ああ、もう、このグループは終わるのか。

私たち楽園はこうやって終わるのか。

まるで先住民土地を悪意なく開拓した歴史のように、きっとこのグループも体質を変えられてしまうのだろう。

何よりも嫌だったのは人柄が悪いわけでも問題があるわけでもない新規メンバーを呪う自分自身だった。

鬱々とする毎日が過ぎていく。

涙が出る。

もう、あの居心地のいい空間はないのかと思うと

いろいろ作戦を練ってティア1の人だけと組める方法を考えなければならない。

固定を組めばいいのでは、

裏で声をかければいいのでは、

他にDiscordサーバーを作ればいいのでは、

いろいろな策略が脳裏を駆け巡る。でも実施しない。

私は大人から、もう、いいんだ。

私はわかっているのだ。

「誰と誰で、私とこのゲームをしたい」

ただのわがままなんだ。

私が我慢できればいいのだ。


とても大事だったのに失ってしまったんだ私は。

どうすれば良いのかはわからないし、きっと答えはない。

このまま苦しんで、毎日を過ごすしかないんだ。

依存だ、これは。

彼らに依存していた。今もしている。

私の、勝手感情なんだ。

ただ苦しいのであればやっぱり、私が去るしかないのだ。

今まで、ありがとう

2023-07-23

20230723[アタック25]Next 2023年7月23日 #70 旅行好き大会 2023-07-23結果

BSジャパネクストで日曜昼などに放送

10月からの本放送は1時「25」分から

BS1からボタン2回とか

ケーブルテレビSTBでは見られない場合が多いようなのでBSパススルーとか

地域によってはSTBで見られるようになったかもしれないので最新情報確認

 

今日の答え(放送とは表現が異なる場合があります

・01 [ある郷土料理名前]ほうとう

・02 6(カ月以内

・03 ナイツ

・04 [愛称]ゆい(レール

・05 [視聴者投稿][3択]ラッキョウ

・06 谷崎潤一郎 たにざきじゅんいちろう

・07 [すべて][4つ]トロント モントリオール カルガリー オタワ

・08 [曲名頭文字]ガイド

・09 はくちょう(座

10 [近似値]58(ヶ所

11 古橋亨梧 ふるはしきょうご

12 リュウ [隆]

・13 ミニチュア・ピンシャー

・14 王座

・15 ユング

・16 [ふるさとクイズ][愛媛県今治市]ムーミン

17 [名前]山口智充 やまぐちともみつ

・18 ちり)れんげ

・19 ジョン・F・ケネディ(国際空港

20 サム(ホール

・21 [AC]ジュネーブ

・22 1(億円

23 風鎮 ふうちん

24 クエンティン・タランティーノ

・25 [3択]熱量ジュール

・26 のろし

・27e [共通苗字]佐久間

・xx [ある国の名前]インドネシア

2023-05-30

Googleページ翻訳、復旧してるじゃん

しか翻訳クオリティアップしてるじゃん。

こないだのバグっぽい挙動は復活ののろしだったか

DeepLに肉薄してて良い仕事してますな。

2023-01-23

anond:20230121232346

もっと早く竹中平蔵に頼んで、金融機関債務免除をすすめる。できるだけ早く。のろのろしたおかげで損失が10倍に膨らんだ。あと利上げしない。

2022-11-21

なぜ狼の煙と書いて狼煙のろし)なのかと不思議に思って検索したら

狼の糞を燃やしたことが由来らしいけど

なぜ文字を糞煙にしなかったのだろう

2022-11-07

お前ら、キャンプに行ったら余った炭は埋めてるか?

まさか必要もないのに燃やし尽くしたりしてないだろうな?

せっかく長い時間をかけて固定化された炭素無駄に消費して、しか無駄に熱を生じさせて地球温暖化を促進して、その上貴重な酸素を消費して、二酸化炭素という温室効果ガスを発生させるなんておかしいだろ。

C+O2=CO2

中学生でも知ってる簡単方程式だけど、無駄に炭を燃やしてのろしを上げるなんて、義務教育が身についていませんと自身の愚かさをひけらかすも同然の行為だぞ。

貴重な石炭資源に余りが生じたら、土の中に埋めて将来の採掘資源として残しておくのが最新のSDGsってやつだぞ。

ゴミゴミ箱に

カエルのものカエル

採掘資源は土の中に

2021-03-22

注目エントリこち

九、ジョバンニの切符きっぷ

「もうここらは白鳥区のおしまいです。ごらんなさい。あれが名高いアルビレオ観測所です。」

 窓の外の、まるで花火でいっぱいのような、あまの川のまん中に、黒い大きな建物が四棟むねばかり立って、その一つの屋根の上に、眼めもさめるような、青宝玉サファイア黄玉パースの大きな二つのすきとおった球が、輪になってしずかにくるくるとまわっていました。黄いろのがだんだん向うへまわって行って、青い小さいのがこっちへ進んで来、間もなく二つのはじは、重なり合って、きれいな緑いろの両面凸とつレンズのかたちをつくり、それもだんだん、まん中がふくらみ出して、とうとう青いのは、すっかりトパースの正面に来ましたので、緑の中心と黄いろな明るい環わとができました。それがまただんだん横へ外それて、前のレンズの形を逆に繰くり返し、とうとうすっとはなれて、サファイアは向うへめぐり、黄いろのはこっちへ進み、また丁度さっきのような風になりました。銀河の、かたちもなく音もない水にかこまれて、ほんとうにその黒い測候所が、睡ねむっているように、しずかによこたわったのです。

「あれは、水の速さをはかる器械です。水も……。」鳥捕とりとりが云いかけたとき

切符を拝見いたします。」三人の席の横に、赤い帽子ぼうしをかぶったせいの高い車掌しゃしょうが、いつかまっすぐに立っていて云いました。鳥捕りは、だまってかくしから、小さな紙きれを出しました。車掌ちょっと見て、すぐ眼をそらして、(あなた方のは?)というように、指をうごかしながら、手をジョバンニたちの方へ出しました。

「さあ、」ジョバンニは困って、もじもじしていましたら、カムパネルラは、わけもないという風で、小さなねずみいろの切符を出しました。ジョバンニは、すっかりあわててしまって、もしか上着ポケットにでも、入っていたかとおもいながら、手を入れて見ましたら、何か大きな畳たたんだ紙きれにあたりました。こんなもの入っていたろうかと思って、急いで出してみましたら、それは四つに折ったはがきぐらいの大きさの緑いろの紙でした。車掌が手を出しているもんですから何でも構わない、やっちまえと思って渡しましたら、車掌はまっすぐに立ち直って叮寧ていねいにそれを開いて見ていました。そして読みながら上着のぼたんやなんかしきりに直したりしていましたし燈台看守も下からそれを熱心にのぞいていましたから、ジョバンニはたしかにあれは証明書か何かだったと考えて少し胸が熱くなるような気がしました。

「これは三次空間の方からお持ちになったのですか。」車掌がたずねました。

何だかわかりません。」もう大丈夫だいじょうぶだと安心しながらジョバンニはそっちを見あげてくつくつ笑いました。

「よろしゅうございます南十字サウザンクロスへ着きますのは、次の第三時ころになります。」車掌は紙をジョバンニに渡して向うへ行きました。

 カムパネルラは、その紙切れが何だったか待ち兼ねたというように急いでのぞきこみました。ジョバンニも全く早く見たかったのです。ところがそれはいちめん黒い唐草からくさのような模様の中に、おかしな十ばかりの字を印刷したものでだまって見ていると何だかその中へ吸い込こまれしまうような気がするのでした。すると鳥捕りが横からちらっとそれを見てあわてたように云いました。

「おや、こいつは大したもんですぜ。こいつはもう、ほんとうの天上へさえ行ける切符だ。天上どこじゃない、どこでも勝手にあるける通行券です。こいつをお持ちになれぁ、なるほど、こんな不完全な幻想げんそう第四次の銀河鉄道なんか、どこまででも行ける筈はずでさあ、あなた方大したもんですね。」

何だかわかりません。」ジョバンニが赤くなって答えながらそれを又また畳んでかくしに入れました。そしてきまりが悪いのでカムパネルラと二人、また窓の外をながめていましたが、その鳥捕りの時々大したもんだというようにちらちらこっちを見ているのがぼんやりわかりました。

「もうじき鷲わしの停車場だよ。」カムパネルラが向う岸の、三つならんだ小さな青じろい三角標と地図とを見較みくらべて云いました。

 ジョバンニはなんだかわけもわからずににわかにとなりの鳥捕りが気の毒でたまらなくなりました。鷺さぎをつかまえてせいせいしたとよろこんだり、白いきれでそれをくるくる包んだり、ひとの切符をびっくりしたように横目で見てあわててほめだしたり、そんなことを一一考えていると、もうその見ず知らずの鳥捕りのために、ジョバンニの持っているものでも食べるものでもなんでもやってしまいたい、もうこの人のほんとうの幸さいわいになるなら自分があの光る天の川河原かわらに立って百年つづけて立って鳥をとってやってもいいというような気がして、どうしてももう黙だまっていられなくなりました。ほんとうにあなたほしいものは一体何ですか、と訊きこうとして、それではあんまり出し抜ぬけだから、どうしようかと考えて振ふり返って見ましたら、そこにはもうあの鳥捕りが居ませんでした。網棚あみだなの上には白い荷物も見えなかったのです。また窓の外で足をふんばってそらを見上げて鷺を捕る支度したくをしているのかと思って、急いでそっちを見ましたが、外はいちめんのうつくしい砂子と白いすすきの波ばかり、あの鳥捕りの広いせなかも尖とがった帽子も見えませんでした。

「あの人どこへ行ったろう。」カムパネルラぼんやりそう云っていました。

「どこへ行ったろう。一体どこでまたあうのだろう。僕ぼくはどうしても少しあの人に物を言わなかったろう。」

「ああ、僕もそう思っているよ。」

「僕はあの人が邪魔じゃまなような気がしたんだ。だから僕は大へんつらい。」ジョバンニはこんな変てこな気もちは、ほんとうにはじめてだし、こんなこと今まで云ったこともないと思いました。

何だか苹果りんごの匂においがする。僕いま苹果のこと考えたためだろうか。」カムパネルラ不思議そうにあたりを見まわしました。

「ほんとうに苹果の匂だよ。それから野茨のいばらの匂もする。」ジョバンニもそこらを見ましたがやっぱりそれは窓からでも入って来るらしいのでした。いま秋だから野茨の花の匂のする筈はないとジョバンニは思いました。

 そしたら俄にわかにそこに、つやつやした黒い髪かみの六つばかりの男の子が赤いジャケツのぼたんもかけずひどくびっくりしたような顔をしてがたがたふるえてはだしで立っていました。隣となりには黒い洋服をきちんと着たせいの高い青年が一ぱいに風に吹ふかれているけやきの木のような姿勢で、男の子の手をしっかりひいて立っていました。

「あら、ここどこでしょう。まあ、きれいだわ。」青年のうしろにもひとり十二ばかりの眼の茶いろな可愛かあいらしい女の子が黒い外套がいとうを着て青年の腕うでにすがって不思議そうに窓の外を見ているのでした。

「ああ、ここはランカシャイヤだ。いや、コンネクテカット州だ。いや、ああ、ぼくたちはそらへ来たのだ。わたしたちは天へ行くのです。ごらんなさい。あのしるしは天上のしるしです。もうなんにもこわいことありません。わたくしたちは神さまに召めされているのです。」黒服青年はよろこびにかがやいてその女の子に云いいました。けれどもなぜかまた額に深く皺しわを刻んで、それに大へんつかれているらしく、無理に笑いながら男の子をジョバンニのとなりに座すわらせました。

 それから女の子にやさしくカムパネルラのとなりの席を指さしました。女の子はすなおにそこへ座って、きちんと両手を組み合せました。

「ぼくおおねえさんのとこへ行くんだよう。」腰掛こしかけたばかりの男の子は顔を変にして燈台看守の向うの席に座ったばかりの青年に云いました。青年は何とも云えず悲しそうな顔をして、じっとその子の、ちぢれてぬれた頭を見ました。女の子は、いきなり両手を顔にあててしくしく泣いてしまいました。

「お父さんやきくよねえさんはまだいろいろお仕事があるのです。けれどももうすぐあとからいらっしゃいます。それよりも、おっかさんはどんなに永く待っていらっしゃったでしょう。わたし大事なタダシはいまどんな歌をうたっているだろう、雪の降る朝にみんなと手をつないでぐるぐるにわとこのやぶをまわってあそんでいるだろうかと考えたりほんとうに待って心配していらっしゃるんですから、早く行っておっかさんにお目にかかりましょうね。」

「うん、だけど僕、船に乗らなけぁよかったなあ。」

「ええ、けれど、ごらんなさい、そら、どうです、あの立派な川、ね、あすこはあの夏中、ツインクル、ツインクル、リトル、スター をうたってやすとき、いつも窓からぼんやり白く見えていたでしょう。あすこですよ。ね、きれいでしょう、あんなに光っています。」

 泣いていた姉もハンケチで眼をふいて外を見ました。青年は教えるようにそっと姉弟にまた云いました。

わたしたちはもうなんにもかなしいことないのです。わたしたちはこんないいとこを旅して、じき神さまのとこへ行きます。そこならもうほんとうに明るくて匂がよくて立派な人たちでいっぱいです。そしてわたしたちの代りにボートへ乗れた人たちは、きっとみんな助けられて、心配して待っているめいめいのお父さんやお母さんや自分のお家へやら行くのです。さあ、もうじきですから元気を出しておもしろくうたって行きましょう。」青年男の子ぬれたような黒い髪をなで、みんなを慰なぐさめながら、自分だんだん顔いろがかがやいて来ました。

あなた方はどちらからいらっしゃったのですか。どうなすったのですか。」さっきの燈台看守がやっと少しわかったように青年にたずねました。青年はかすかにわらいました。

「いえ、氷山にぶっつかって船が沈しずみましてね、わたしたちこちらのお父さんが急な用で二ヶ月前一足さきに本国へお帰りになったのであとから発たったのです。私は大学はいっていて、家庭教師にやとわれていたのです。ところがちょうど十二日目、今日か昨日きのうのあたりです、船が氷山にぶっつかって一ぺんに傾かたむきもう沈みかけました。月のあかりはどこかぼんやりありましたが、霧きりが非常に深かったのです。ところがボートは左舷さげんの方半分はもうだめになっていましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。もうそのうちにも船は沈みますし、私は必死となって、どうか小さな人たちを乗せて下さいと叫さけびました。近くの人たちはすぐみちを開いてそして子供たちのために祈いのって呉くれました。けれどもそこからボートまでのところにはまだまだ小さな子どもたちや親たちやなんか居て、とても押おしのける勇気がなかったのです。それでもわたくしはどうしてもこの方たちをお助けするのが私の義務だと思いましたから前にいる子供らを押しのけようとしました。けれどもまたそんなにして助けてあげるよりはこのまま神のお前にみんなで行く方がほんとうにこの方たちの幸福だとも思いました。それからまたその神にそむく罪はわたくしひとりでしょってぜひとも助けてあげようと思いました。けれどもどうして見ているとそれができないのでした。子どもらばかりボートの中へはなしてやってお母さんが狂気きょうきのようにキスを送りお父さんがかなしいのをじっとこらえてまっすぐに立っているなどとてももう腸はらわたもちぎれるようでした。そのうち船はもうずんずん沈みますから、私はもうすっかり覚悟かくごしてこの人たち二人を抱だいて、浮うかべるだけは浮ぼうとかたまって船の沈むのを待っていました。誰たれが投げたかライフブイが一つ飛んで来ましたけれども滑すべってずうっと向うへ行ってしまいました。私は一生けん命で甲板かんぱんの格子こうしになったとこをはなして、三人それにしっかりとりつきました。どこからともなく〔約二字分空白〕番の声があがりました。たちまちみんなはいろいろな国語で一ぺんにそれをうたいました。そのときにわかに大きな音がして私たちは水に落ちもう渦うずに入ったと思いながらしっかりこの人たちをだいてそれからぼうっとしたと思ったらもうここへ来ていたのです。この方たちのお母さんは一昨年没なくなられました。ええボートはきっと助かったにちがいありません、何せよほど熟練な水夫たちが漕こいですばやく船からはなれていましたから。」

 そこらからさないのりの声が聞えジョバンニもカムパネルラもいままで忘れていたいろいろのことをぼんやり思い出して眼めが熱くなりました。

(ああ、その大きな海はパシフィックというのではなかったろうか。その氷山の流れる北のはての海で、小さな船に乗って、風や凍こおりつく潮水や、烈はげしい寒さとたたかって、たれかが一生けんめいはたらいている。ぼくはそのひとにほんとうに気の毒でそしてすまないような気がする。ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう。)ジョバンニは首を垂れて、すっかりふさぎ込こんでしまいました。

「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠とうげの上り下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」

 燈台守がなぐさめていました。

「ああそうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです。」

 青年が祈るようにそう答えました。

 そしてあの姉弟きょうだいはもうつかれてめいめいぐったり席によりかかって睡ねむっていました。さっきのあのはだしだった足にはいつか白い柔やわらかな靴くつをはいていたのです。

 ごとごとごとごと汽車きらびやか燐光りんこうの川の岸を進みました。向うの方の窓を見ると、野原はまるで幻燈げんとうのようでした。百も千もの大小さまざまの三角標、その大きなものの上には赤い点点をうった測量旗も見え、野原のはてはそれらがいちめん、たくさんたくさん集ってぼおっと青白い霧のよう、そこからかまたはもっとうからときどきさまざまの形のぼんやりした狼煙のろしのようなものが、かわるがわるきれいな桔梗ききょういろのそらにうちあげられるのでした。じつにそのすきとおった奇麗きれいな風は、ばらの匂においでいっぱいでした。

いかがですか。こういう苹果りんごはおはじめてでしょう。」向うの席の燈台看守がいつか黄金きんと紅でうつくしくいろどられた大きな苹果を落さないように両手で膝ひざの上にかかえていました。

「おや、どっから来たのですか。立派ですねえ。ここらではこんな苹果ができるのですか。」青年はほんとうにびっくりしたらしく燈台看守の両手にかかえられた一もりの苹果を眼を細くしたり首をまげたりしながらわれを忘れてながめていました。

「いや、まあおとり下さい。どうか、まあおとり下さい。」

 青年は一つとってジョバンニたちの方をちょっと見ました。

「さあ、向うの坊ぼっちゃんがた。いかがですか。おとり下さい。」

 ジョバンニは坊ちゃんといわれたのですこししゃくにさわってだまっていましたがカムパネルラ

ありがとう、」と云いました。すると青年自分でとって一つずつ二人に送ってよこしましたのでジョバンニも立ってありがとうと云いました。

 燈台看守はやっと両腕りょううでがあいたのでこんどは自分で一つずつ睡っている姉弟の膝にそっと置きました。

「どうもありがとう。どこでできるのですか。こんな立派な苹果は。」

 青年はつくづく見ながら云いました。

「この辺ではもちろん農業はいしますけれども大ていひとりでにいいものができるような約束くそくになって居おります農業だってそんなに骨は折れはしません。たいてい自分の望む種子たねさえ播まけばひとりでにどんどんできます。米だってパシフィック辺のように殻からもないし十倍も大きくて匂もいいのです。けれどもあなたがたのいらっしゃる方なら農業はもうありません。苹果だってお菓子だってかすが少しもありませんからみんなそのひとそのひとによってちがったわずかのいいかおりになって毛あなからちらけてしまうのです。」

 にわか男の子がぱっちり眼をあいて云いました。

「ああぼくいまお母さんの夢ゆめをみていたよ。お母さんがね立派な戸棚とだなや本のあるとこに居てね、ぼくの方を見て手をだしてにこにこにこにこわらったよ。ぼくおっかさん。りんごをひろってきてあげましょうか云ったら眼がさめちゃった。ああここさっきの汽車のなかだねえ。」

「その苹果りんごがそこにあります。このおじさんにいただいたのですよ。」青年が云いました。

ありがとうおじさん。おや、かおるねえさんまだねてるねえ、ぼくおこしてやろう。ねえさん。ごらん、りんごをもらったよ。おきてごらん。」

 姉はわらって眼をさましまぶしそうに両手を眼にあててそれから苹果を見ました。男の子はまるでパイを喰たべるようにもうそれを喰べていました、また折角せっかく剥むいたそのきれいな皮も、くるくるコルク抜ぬきのような形になって床ゆかへ落ちるまでの間にはすうっと、灰いろに光って蒸発してしまうのでした。

 二人はりんごを大切にポケットしまいました。

 川下の向う岸に青く茂しげった大きな林が見え、その枝えだには熟してまっ赤に光る円い実がいっぱい、その林のまん中に高い高い三角標が立って、森の中からオーケストラベルやジロフォンにまじって何とも云えずきれいな音いろが、とけるように浸しみるように風につれて流れて来るのでした。

 青年はぞくっとしてからだをふるうようにしました。

 だまってその譜ふを聞いていると、そこらにいちめん黄いろやうすい緑の明るい野原か敷物かがひろがり、またまっ白な蝋ろうのような露つゆが太陽の面を擦かすめて行くように思われました。

「まあ、あの烏からす。」カムパネルラのとなりのかおると呼ばれた女の子叫びました。

からすでない。みんなかささぎだ。」カムパネルラがまた何気なくしかるように叫びましたので、ジョバンニはまた思わず笑い、女の子はきまり悪そうにしました。まったく河原かわらの青じろいあかりの上に、黒い鳥がたくさんたくさんいっぱいに列になってとまってじっと川の微光びこうを受けているのでした。

「かささぎですねえ、頭のうしろのとこに毛がぴんと延びてますから。」青年はとりなすように云いました。

 向うの青い森の中の三角標はすっかり汽車の正面に来ました。そのとき汽車のずうっとうしろの方からあの聞きなれた〔約二字分空白〕番の讃美歌さんびかのふしが聞えてきました。よほどの人数で合唱しているらしいのでした。青年はさっと顔いろが青ざめ、たって一ぺんそっちへ行きそうにしましたが思いかえしてまた座すわりました。かおる子はハンケチを顔にあててしまいました。ジョバンニまで何だか鼻が変になりました。けれどもいつともなく誰たれともなくその歌は歌い出されだんだんはっきり強くなりました。思わずジョバンニもカムパネルラも一緒いっしょにうたい出したのです。

 そして青い橄欖かんらんの森が見えない天の川の向うにさめざめと光りながらだんだんしろの方へ行ってしまいそこから流れて来るあやしい楽器の音もも汽車のひびきや風の音にすり耗へらされてずうっとかすかになりました。

「あ孔雀くじゃくが居るよ。」

「ええたくさん居たわ。」女の子がこたえました。

 ジョバンニはその小さく小さくなっていまはもう一つの緑いろの貝ぼたんのように見える森の上にさっさっと青じろく時々光ってその孔雀がはねをひろげたりとじたりする光の反射を見ました。

「そうだ、孔雀の声だってさっき聞えた。」カムパネルラがかおる子に云いいました。

「ええ、三十疋ぴきぐらいはたしかに居たわ。ハープのように聞えたのはみんな孔雀よ。」女の子が答えました。ジョバンニは俄にわかに何とも云えずかなしい気がして思わず

カムパネルラ、ここからはねおりて遊んで行こうよ。」とこわい顔をして云おうとしたくらいでした。

 川は二つにわかれました。そのまっくらな島のまん中に高い高いやぐらが一つ組まれてその上に一人の寛ゆるい服を着て赤い帽子ぼうしをかぶった男が立っていました。そして両手に赤と青の旗をもってそらを見上げて信号しているのでした。ジョバンニが見ている間その人はしきりに赤い旗をふっていましたが俄かに赤旗おろしてうしろにかくすようにし青い旗を高く高くあげてまるでオーケストラ指揮者のように烈はげしく振ふりました。すると空中にざあっと雨のような音がして何かまっくらなものがいくかたまりもいくかたまり鉄砲丸てっぽうだまのように川の向うの方へ飛んで行くのでした。ジョバンニは思わずからからだを半分出してそっちを見あげました。美しい美しい桔梗ききょういろのがらんとした空の下を実に何万という小さな鳥どもが幾組いくくみも幾組もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした。

「鳥が飛んで行くな。」ジョバンニが窓の外で云いました。

「どら、」カムパネルラもそらを見ました。そのときあのやぐらの上のゆるい服の男は俄かに赤い旗をあげて狂気きょうきのようにふりうごかしました。するとぴたっと鳥の群は通らなくなりそれと同時にぴしゃぁんという潰つぶれたような音が川下の方で起ってそれからしばらくしいんとしました。と思ったらあの赤帽信号手がまた青い旗をふって叫さけんでいたのです。

「いまこそわたれわたり鳥、いまこそわたれわたり鳥。」その声もはっきり聞えました。それといっしょにまた幾万という鳥の群がそらをまっすぐにかけたのです。二人の顔を出しているまん中の窓からあの女の子が顔を出して美しい頬ほほをかがやかせながらそらを仰あおぎました。

「まあ、この鳥、たくさんですわねえ、あらまあそらのきれいなこと。」女の子はジョバンニにはなしかけましたけれどもジョバンニは生意気ないやだいと思いながらだまって口をむすんでそらを見あげていました。女の子は小さくほっと息をしてだまって席へ戻もどりました。カムパネルラが気の毒そうに窓から顔を引っ込こめて地図を見ていました。

「あの人鳥へ教えてるんでしょうか。」女の子がそっとカムパネルラにたずねました。

わたり鳥へ信号してるんです。きっとどこからのろしがあがるためでしょう。」カムパネルラが少しおぼつかなそうに答えました。そして車の中はしぃんとなりました。ジョバンニはもう頭を引っ込めたかったのですけれども明るいとこへ顔を出すのがつらかったのでだまってこらえてそのまま立って口笛くちぶえを吹ふいていました。

(どうして僕ぼくはこんなにかなしいのだろう。僕はもっとこころもちをきれいに大きくもたなければいけない。あすこの岸のずうっと向うにまるでけむりのような小さな青い火が見える。あれはほんとうにしずかでつめたい。僕はあれをよく見てこころもちをしずめるんだ。)ジョバンニは熱ほてって痛いあたまを両手で押おさえるようにしてそっちの方を見ました。(あ Permalink | 記事への反応(0) | 22:20

2021-02-15

学校プールの中止と赤い旗

自分が30年も前に通ってた小学校は、田んぼのど真ん中にあって、周りには学校より高い建物など何も無かった。

そんな田舎小学校だったが、夏休みには他の学校と同様、プール開放日が設けられていた。

その日にはたまに、学校屋上に赤い旗が掲げられていたことがあった。それは、何らかのトラブルプールが使えないときで、

わざわざ学校まで行かなくてもプールの中止を知ることができる素晴らしい仕組みだったったのだ。

メールも無い時代だったので、その遠路をはるばる歩かずに済むその効果は、小学生だった自分にとって絶大なものだった。

のろしだなんて大昔のものかと思うかもしれないが、こうして近い過去にも存在していたのだ。

さて、今もこういうことしてる学校はあるのだろうか。

2020-01-25

[][]

明日から当分雨らしいのとお米が切れちゃったので

買い出しに行きましたニャ。

世はValentine💝ゴディバナッツ入りの板チョコが美味しそう~と

思ったけど自分用には贅沢だなぁ(お米買わなきゃ)

ねこ板チョコが好きニャ。

推しは何が欲しいんだろお洋服っていってもサイズわかんないしニャ。

なんか、おパンツと🍫のセットがWebであっておしゃれだったけど

このおパンツサイズがわかんないし

のろのろしてるまにValentineになってしまうニャ

そのまえに恐怖の誕生日ニャ。ブルブル

時をかけるねこ~🐈ウフフ

2019-12-02

anond:20191202112234

横だけど種火を射出するにしても鏑矢にしても

のろしとは情報到達距離全然違うように思うんだけど

ゴンゴンに焚き上げるのろしは4キロとか5キロを渡るわけで

2019-11-06

anond:20191106225244

斧をもて、のろしを上げろ(ウォゥウォゥイェイ!)

からだっけ・・・

2018-07-21

作業の手を止めて鞄から水筒出して水飲んで片付けて作業再開

これだけのことができない子どもはたくさんいるからなあ

はいっじゃあ水分補給タイムね!お茶や水を飲んで!と言った途端

やったーおしゃべりタイムだ!と後ろを向いて喋り始める子

水を教科書ノートの上にお茶を盛大にこぼす子

水筒忘れたので廊下水道の水飲んできま~す!と廊下に出てそのまま窓の外を見ることに夢中になったり隣のクラスをチラ見したり廊下なら先生監視の目がないしおしゃべりの声も聞こえないはず!と一緒に廊下に出た子と喋り始める子

机の横にかけておけって何度指導してもロッカーの中にしまっちゃってて

のろのろのろのろ立ち上がってのろのろのろのろランドセルを開けてごそごそごそごそランドセルから水筒を取り出してゆっくり飲んで

ランドセルの中に一緒にしまっていた本に気を取られつつのろのろのろのろしまってのろのろのろのろ席に戻る子

授業中ぼんやりしていたせいでまだ書き取りが済んでないから!と鉛筆を動かす手を止めない子

素早く水を飲み終わり勝手読書を始める子

こんな子が同時に大量発生する

はい水分補給タイム終わりねーと言っても「まだ飲んでまぁ~す!」「ボクまだ飲んでませぇ~ん!」とゴネたり

何回注意されてもおしゃべりを止めない廊下に戻らない読書を止めないこぼした箇所を拭き取り終わってない

水分補給タイムは1分ね!と言ってもまともに授業再開できるまで5~10分くらいかかるだろう

極端な例じゃなくて別に学級崩壊してるわけじゃない普通クラスでもこうなると思う(都会の私立小学校は知らん)

結局真面目に勉強したい子が時間無駄にして迷惑するだけなんだよな

2018-05-31

anond:20180531175009

anond:20180531175031

そのわずかなためらいが、登山者の死を招いていると思うんだ。

登山者ならライター1つで のろしを 焚けるくらいのスキルを持つべきだと思う。

2018-04-13

新しい言葉を考えるのって難しい(4.13.18追記)

面倒くさがりで

いつも何か先延ばしにしていて

やる気も無いような奴

これを何か一言で言い表したいんだけど

何も思いつかない。「クズ」とかはダメ

たった一言上記のような人を表せるような言葉を考えたいんだけど

思いつかない。悲しい。


貰ったブコメに我侭コメント追加!

理由としては、自虐ネタに使うよ。自虐ニックネームを作るんだ!!!

人には言わないよ。私はグズだもん。

ブコメコメント
やればできる子ちょっと長い。でもわかりやすくて良い。
怠惰うーん?確かにそうなんだけど、あだ名とか呼び名としてはふさわしくないような。タイちゃん
かに「俺」でもあってるんだけど、上記に当てはまらない「俺」さんも居るわけだから
そば屋の出前はちょっと違う そば(近く)のとこしか配達しないよ!てことだと思ってた。
ずぼら、横着者まぁたしかにそうなんだけど、違うのよ。
うんだぺばがちょこれを聞いて「面倒くさがり」「先延ばしにする」「やる気ない」が思いつけば良いけど無理。
夏休みの宿題最終日にやる人種かにそうだし、その通りなんだけど長いんだよな~
惰延系読み方は「だけんけい」かな?良いな。なんか丸そう。
無気力さんわかりやすくて良いと思う。
タスクコレクター凄く気に入ったww
モラトリアムクズごめん、カタカナ弱い子だからモラトリアムがピンと来ない
ナマケモノこれが一番分かりやすいんだけど、やっぱこれっきゃないかな~?
procrastinatorプロクラスティナー?略してプロクラス?うーん?
真面目系クズうん、ヤバイやつってのはよく分かる。
明日や郎女には使えないのが残念
グズ結構このコメントあるんだけど、可愛くない……まぁ、可愛かったらダメなのはわかるけどね
スロースターター略してスロスタ?スロッターみたい。(スロットやってそう)
福島方言でいう「くさし」くさそう。
ずくなし何故かリュックを持ってない人を連想してしまう。ズックだから
ヤラズ馬鹿でも分かりやすいやつや
ダルなんか少し可愛い。クダまいてそう。ついでにお腹も下しそう。
からっぽのやみ(津軽弁可愛いひらがなで書かれているところに好感。
ものぐさ良く聞くし、良いんだけど何か違うんだよねごめん。
うすのろのろのろしているイメージはあるけど、やる気0ではなさそう
やらない夫女には使えないのだろうか
グータラーシンプルイズベストで、結構良い。可愛い気もする。
メンヘルうーーーーん?メンヘルからといってやる気0ではない。むしろ殺る気100の人も居たりする
怠惰の豚言いやすい。何かを思い出す…気がする。
吉田 / 思い立ったが「吉日」を反故面白い。でも、相手に言っても「はぁ?お前吉田じゃねーし増田だろ」と言われる
夏休みマン宿題やらなそうだし、やる気無さそうだし、とにかく遊んでそうw ピッタリw
かばねやみかばねり思い出しちゃった。結局どういう終わりだったかなぁ。
のび太のびたみたいにピストル上手なわけじゃないぞー!
ずうくじくじびきを引いている絵が浮かんだ
天才これは違うわw
ちんこいわどうしてこうなった
人生保留マン面白いw 女でも人生リュウマン
グダラなんか好き。女っぽい気もする。
人間きっと私以外は皆真面目だよ!ブコメはやる気100%でしょ!

ヤラズ、グダラ、グータラージンセイホリュウマンタスクコレクターが今のところ気に入ってる。

2017-11-13

クリスマスイルミネーション増田巣まんょしー音美類の済ます陸(回文

部屋の中でマフラーする人ってカッコいいよね。

おはようございます

中尾彬です!

ドンドンヒューヒューパフパフの体裁を保って

かれこれここに書き続けている増田

もう何回になったのかしら?

どうりでもう世間はすっかりクリスマスなのね。

ここ、

みかん花咲く丘公園駅前の広場

噴水があって、

てっぺんに立っているポール

クリスマスツリー見立て

そこから円錐状に

オレンジLEDイルミネーションが飾られているわ。

先日その点灯式があったの。

バンド演奏なんかも合ったりなんかしてライブは盛り上がって

街中はちょっと早いにおとずれたクリスマスに、

賑わってたわよ。

レコード屋さんはこれから

山下達郎フェアーに向けて大忙し!

大変なんだろうけど、

もうこれは冬の風物詩として

仕方ないわね。

これからクリスマスが終わるまで、

その曲しかヘビロテでかからないこの商店街

あいたたどんどんどん級だけど

からってサンタクロースは早くには来ないわ。

だって煙突がないんだもの

あ、煙突と言えば商店街に入る手前にある

銭湯の梅湯の煙突があったっけ。

とてもサンタクロースが入れそうな煙突じゃないけど、

でもきっとそこからのろしのように上がる煙を見て

サンタさんはやって来てくれるはずよ!

ノーラッドにサンタさんを見付けてもらいましょう~

うふふ。


今日朝ご飯

パンプキンパンが美味しそうだったので、

もういったいハロウィーンはいつに終わったのよ的な感じだけど、

パンプキンには罪はないわ。

美味しいんだもの

デトックスウォーター

濃いめに作っておいた

ジャスミンティーをお湯で割る、

自分で好きな濃さに出来るからいいのよね。

この時期はあまり冷たいものガブガブのまないから、

濃いめに作っておいて、

お湯で割るスタイル

便利で良いわよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張ろう~おー!

2017-09-22

anond:20170922133754

実は俺、狼煙(のろし)もらって異世界から転生してきたんだけど、この世界じゃ全然役に立たない。将棋も弱いし。

2017-05-31

JASRAC集団提訴キュレーション業界への追い風

JASRAC音楽教室関連業者から集団提訴される件は、キュレーション業界への追い風に間違いなくなる。

判決が出るのは早くて数年後になるが、その間に「著作権ビジネスなんてけしからん」という世論が出来上がる公算が大だ。

そうなると、著作権お金を授受することを考えなくて良くなる(極端にやりづくなる)ので、「著作権者に十分な配慮をするのが困難」という理由ビジネス成立をあきらめつつあるキュレーション業界が、復活ののろしを上げることになる。

音楽教室も、キュレーションメディアも、他人著作物活用して他人ノウハウ技術などを教える、という意味ではやってる事は同じだ。

片方のビジネスでは教える側を支持し、もう片方では著作権者を護る、というのはダブスタになるからありえない。

JASRAC集団提訴は、闇に葬られかけていたキュレーション業界の復活のきっかけに間違いなくなるだろう。他人著作物を金の心配なく使ってビジネスを繰り広げられる時代の到来が待っている。

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