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2019-01-04

外資系就職してよかったこ

大学生の子に聞かれたので、ここにも残しておく。誰かにまれたらいいな。

給料が高い

すごく良い。この給料をもらって日本で美味しいご飯を食べながら安全社会で生きていけるのは幸せ

単純に給料が高いだけでなく、毎年上がり続けている。

これがずっと続くわけじゃないのはわかっているけど、それでも毎年毎年10%から20%も上がり続けている。すごい。

ただ同じかちょっと多い額をもらってもマウンテンビュー周辺とかでは楽しく生きていける気がしないので、できれば日本で働き続けたい。

論理や専門知識大事にされる

自分経験した日本会社では手続きや誰が発言たか重要視された。

しかし今の会社では、言っていることややっていることの論理性や費用対効果問題解決手法として有効かどうかが重視される。

なにかミスがあったとき謝罪はもちろんしたりされたりするけど、再発防止に特にコストをかけている。

またその際、ミスが起こった原因を人と考えるのではなく、環境要因やポリシーツールの整備不足などだと考える。

こうなっているとミスも報告しやすいし、ミス以外のところでも心理的安全性が保証され、アイデアを言い出せないなんてことが起こりにくい。

他の国の人たちと働けること

このことは私の人生を変えたと思う。

大学生とき、私は隣国のことをウソつきでなんでもかんでも日本のせいにしたり、日本のもの自分たちが起源だと言いはったり、すぐカッとなるすごく嫌な奴らだと思っていた。

今思い返すと情けなくて恥ずかしくて辛くなる。でも本気でそう思っていた。私が嫌なやつだった。

今の会社に入って大きなプロジェクトに配属された後、様々な国の人たちと働いた。

ステレオタイプのようにビールと肉しか口にしないアイルランド人とか、皮肉大好きイギリス人会議中に合意がとれたら「よし、ゴールだ!」って言ってみんなにウインクするイタリア人とかがいた。(ちなみにこのイタリア人のウインクには同席していた日本人たちはざわめいた)

でも同時に、ものすごく人に気を遣うアメリカ人、ずっと仕事しているスペイン人政治的に危ない冗談を連発する中国人礼儀正しいのに人懐っこくていつもニコニコしている韓国人もいた。

この人たちと仕事をする中でたくさん話して人となりを知っていく中で、国籍とか関係なくみんなそれぞれ個性を持った一人の人なのだと思い至り、いつのまにか隣国に対する嫌悪感は消えていた。

別に韓国が好きなわけではない。ただ韓国出身と聞いても、その人の血液型や食の好みのようにその人を構成する一要素だと思えるようになった。

視野が狭く見たいものしか見えない私は、もし外資系会社就職せず他の国の人たちと密に働くという経験がなかったら、きっとこれを実感として思えるようはならなかったと思う。

他の人から見たら当たり前のことかもしれないけど、私はなかなか理解できなかったので外資系就職して本当によかったと思っています

2019-01-01

NEC勤務のid:nekora=id:sbedit1234=斉藤辰也は職場通報されたらアウツ

id:nekora本名が「斉藤辰也」なのは御本人が自らWEB上で明かしてる事なので今更言う事では無いですね

https://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an012343.html

そして有志の追跡の結果、NEC関連会社の 「NEC情報システムズ」(現在NECソリューションイノベータ)に勤務してる事も確定済み

http://megalodon.jp/2016-0206-1409-40/anond.hatelabo.jp/20160206070808

http://www.j-tokkyo.com/2009/G06F/JP2009-122755.shtml

さて最近では作者のヘイトスピーチきっかけでアニメ化が土壇場で中止になったラノベ作品もあったわけで、世間ではヘイトスピーチ社会的立場を失わせるに十分足りる行為であると周知されてきましたね?

そんな中でid:nekora=斉藤辰也はid:sbedit1234というヘイトスピーチ専用アカウントを持っているわけで

http://b.hatena.ne.jp/sbedit1234/

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このタグだけでももお腹いっぱいって感じですな。

NECは「あらゆる企業活動の場面において、すべての人の基本的人権尊重し。また、人種信条性別、年齢、社会的身分門地国籍民族宗教または障害の有無等の理由による差別個人尊厳を傷つける行為を行わない」そうですけど、上記のような社員存在することはNEC的には 有 り なんでしょうかね??????

企業として言ってることとやってる事違くないですかね??????

斉藤辰也という本名を自ら紐つけてるid:nekoraアカのほうでも、最近では障碍者執拗に狙った記事を投下していますけど、これNECさんは認めているんですかね???

http://nekora.hatenablog.com/entry/2018/06/16/213000

https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/csr/inquiry.html

こっから上記斉藤辰也さんの行いについて問い合わせたら、斉藤辰也さん一発アウトで社会的に退場になるんじゃないですか????????

2018-12-01

まれルーちゃんにみる人種差別

まれルーちゃんはただの変態ですが、

もしあのおじさんが日本人だったら女の子は近寄らない。

スペイン人だったら…たぶん微妙

その他のアジア人アフリカ人だったら、目すら合わせない。

そういうところに、日本人の冷酷な人種差別感が透けて見えてしまう。

2018-11-23

youtube韓国テレビニュースCMを見てみたのだが…

人の顔が日本人区別つかねーよ

日本人でも区別つかねーのに

欧米人区別つくわけねーだろっての💦

だってスペイン人イタリア人顔だけじゃ区別つかねーよ💦

2018-11-14

anond:20181114170537

1808年からスペイン独立戦争ナポレオン軍に抗して蜂起したスペイン軍やスペイン民衆の採った作戦を、

リーリャ(guerrilla、guerra「戦争」+縮小辞-illaで「小さな戦争」を意味するスペイン語の単語)と呼んだのが、ゲリラ語源である

ただし、戦術としてのゲリラ戦は、この語が生まれる以前の古代から存在していた。

おバカ

2018-10-14

フランスに行ったらフランフランする

エッフェル塔を見てフランフランする

凱旋門を見てフランフランする

モン・サン・ミシェルを見てフランフランする

エルミタージュ美術館に行ってフランフランする

エルミタージュには有名な絵があるからそれを見てフランフランする

ピカソを見てフランフランする(ピカソスペイン人です)

そのあとパリカフェフランスっぽい料理を食べてフランフランする

あとは他に思いつかないけど、どこかに行ってフランフランする

フランスで一週間くらいフランフランして日本に帰ってくる

そしたらもうフランフランできないのでフランフランしない

シャキッとする

通勤電車でシャキッとする

会社パソコンにらめっこしながらシャキッとする

取引先でシャキッとする

上司の前でシャキッとする

フラフラになって帰る

2018-09-19

Concorde Internationalが最悪の語学学校だった話 1

この前イギリスカンタベリーにある語学学校、Concorde Internationalでの留学を終え日本に帰ってきた。長いので2つに分けることにする。

簡潔に事のあらましを説明すると「『夜眠れないから夜22時以降静かにしなきゃいけない』ルールを徹底させてくれとディレクターに直談判しに行ったらパワハラを受けた」って感じ。本当は思い出すだけで涙が出るくらい怖くてしんどいんだけど、私のような被害者をこれ以上出したくないという一心でここに記します。参考にしたいという方も、面白半分の方も、読んでいってくれたら嬉しい。

ことの発端は7月下旬のある日。私はConcorde Internationalの寮に住んでいた。ここの寮はとても古く(というかイギリス全体的に建物が古い)下の階で話していると上の階に筒抜けになってうるさい。私の部屋はキッチンの上で、キッチンで少しでも話すと声が上に筒抜けになってうるさくて眠れない。この寮には「22時から8時までは静かにする」というルールがあり、そのルールに則って眠れないときキッチンに静かにしてくれと言いに行っていた。

その日も(23時くらいかな)うるさかったので言いに行きました。そこではアルジェリア人女性アラビア系の男性が話をしていた。

私「ごめん、私の部屋この上なの。ここで話すと声が筒抜けになって聞こえてうるさいからここでは話さないでくれる? あと寮のルールで22時から8時までは静かにしなきゃいけない決まりから

アルジェリア人「それ本気で言ってるの?」

私「うん」

ここでアルジェリア人がキレて怒鳴り始める。

アルジェリア人「なにそれ? ここは貴方けが住んでるわけじゃないの。私たちだって住んでるんだから私がどこで何をしたっていいでしょ。お互いのことを思いやって生活しなきゃいけないの、貴方は間違ってる」

超至近距離でめちゃくちゃ怒鳴られて予想外のことに怯えるもとりあえず伝えるべきことは伝えるため頑張る。

私「でもこれはルールだし(規約を取り出して)ここに書いてあるでしょ」

アルジェリア人「22時以降は騒がないでって書いてあるだけじゃない! 音楽も消すしここで騒いだりはしない、でも全く話さないのはおかしい!」

私「うん、でもここでの話し声は全部うるさくて眠れないの、静かにして」

ここらへんでさら相手ヒステリックを起こし話しにならず、見かねたアラビア系の男性が止めるけどキレまくっていて話にはならず、結局この日は1時まで騒音が続きました。泣きながらスタッフメールをする。なんとかしてくれと。眠れないのと心労で次の日風邪を引きました。

次の日この件について日本スタッフと話すも「これはお互いの歩み寄りが必要」と頓珍漢なことを言われ、さらに私の粗探しをされる。日本スタッフは私のメールを読んだだけで口頭で状況を確認することはなく、ただレターを回すけど直接注意したりはしないと言った。「じゃあ良くなるまで耐えなきゃいけないんですか」と言ったところ「耐えるとかじゃなくて他の考え方が出来るといいよね」と言われた。貴方は殴られてる人間に対して「殴られてるのを耐えるんじゃなくて他の考え方ができるといいよね」とか言うんですか? とここでめちゃくちゃ信用を無くした。

私は日本スタッフいるからという理由でこの学校を選んだし、この人を頼りにしていた。だから余計にショックだった。

その二日後、また騒音が起きた。これはちゃんと状況を把握してもらう必要があるとこの時は録音をしながら注意しに行く。「眠れないからここでは話さないでほしい。もし話したいのであれば共用スペースに移動してほしい」と何度も繰り返すが「なんでここにいるの?」「家に帰ったら?」「なんでホテル取らないの?」とか言われる。しかアラビア系の男性(前回一緒にいた人)が止めてくれたので一応ちゃんと収まった。その二日後また騒音が起きて、一度目の注意の時はアラビア系の男性のおかげでアルジェリア人は何も話さないまま、私はその場を去った。しか騒音が収まらず、二回目の注意の時にキレられる。

その次の日、アルジェリア人キッチンで会って挨拶をしたところ無視しかししばらくして返ってきて、何が問題なの?と聞かれた。「この建物が古いから小さい声でも聞こえちゃうし眠れない」と話したら「22時以降全くキッチンで話さないのは無理だけど、寝たいならそう言ってくれたらもうここでは話さない」とルールルールとは分かってないけど譲歩してくれた。「私は貴方のことを友達だと思ってるから」と言われハグしてなんとか向こうも妥協してくれたらしい。

しかしその次の火曜日、私が帰ってきて(先生の家に夕飯を食べに行ってて帰ってくるのが遅かった)挨拶をしたら共用スペースにいた人たち(例のアルジェリア人韓国人だった)が一気に黙る。誰も挨拶を返してくれない。何だろう?と思い立っていると、「ハローじゃないから」とアルジェリア人に言われる。

私「グッドイブニング?」

アルジェリア人「グッドイブニングじゃないから」

私「グッドナイト?」

アルジェリア人「グッドナイトじゃないから。自分の部屋行きなよ」

私「はあ……じゃあまたね」

アルジェリア人「またねじゃないから」

めちゃくちゃキレてる。何故か。そして誰も挨拶を返してくれない。その後無視され続ける。アルジェリア人とは部屋が近いのですがアルジェリア人が出てきた時にハローって挨拶したら普通にドアを閉められました。

なにがあったのか分からなかったので寮のスペイン人に聞いたところ、私が出かけている間に寮の担当スタッフのL(イギリス人)から話があったそう。私とあともう一人の日本人(キッチンの近くの部屋だった)が騒音で眠れないと訴えていたので23時以降キッチン洗濯機使用禁止というルールが新たに追加されたらしい。

この日から韓国人の寮生(4人)とアルジェリア人無視されるようになります。ちなみにアルジェリア人28歳、韓国人Aは23歳、Bは28歳、Cは21歳、Dは36歳です。私は21歳です。全員20歳超えて、さらには20代後半や35歳を超えている人がいるにも関わらず、あまりに幼すぎる行動にまず呆れました。そこの国の人全員が全員そうじゃないとは思うんですけどね。

その次の木曜日

10:55頃、キッチンの「11時以降キッチン使用禁止」の張り紙がはがされていることに気付きました。その写真を撮って担当スタッフのLにはがされていたことを報告。その後共用スペースでバカ騒ぎしている韓国人3人とアルジェリア人レコーダーをもって話を聞きに行く。

私「キッチン張り紙がはがされていたんだけどなんでか知ってる?」

韓国人A「うん」

直後、アルジェリア人がキレ始める。「何でここに来たの?」「部屋に戻りなよ」とめちゃくちゃにキレはじめ話しにならない。そのあと韓国人Bから「あの決まりは取り消しになった」と言われる。今まで散々無視されていたし今日担当スタッフのLと会った時にその話は聞いていなかったため本当なのか疑問に思う。依然としてキレているアルジェリア人。私が去らないのを知るとshitとかfuckとか言ってくる。怒鳴り続けられてめちゃくちゃ怖い。息が苦しい中で相手と会話を試みるも罵声は止まず「家に帰りなよ」「ここには貴方以外の人も住んでるんだからお互いを思いやらないといけない」みたいなことを言ってくる。罵声の中なんとか英語自分の思いを伝えようとするが英語が上手く出てこない、それでもなんとか伝えようとして、伝わらなかったので明日Lに聞いてみると言いその場を後にする。4人は夜1時半ごろまで騒いでいて、全く眠れなかった。録音ファイルを添付して今あったことをLにメールする。

翌日金曜日

スタッフのLに昨日のことを話す。あってまず一番、「身体大丈夫暴力振るわれなかった? 物は壊されてない?」とめちゃくちゃ心配してくれて、すごく親身になって私の話を聞いてくれた。録音を聞いて状況を理解してくれていたらしい。「あの寮に戻るのが怖い、戻りたくない」「すごく怖かった」「ルールを守らない人は相手の了承なしに追い出すって規約にも書いてある。追い出してほしい」ということを伝える。Lは近くにいたスタッフと私について話を始める。そのスタッフ否定的で「これは貴方だけの問題でしょ?」「ホームステイする気はないの?」と私が移動するような方向で話を勧めようとする。「それはおかしい。なんでルールを守ってる私が出ていってルールを守らない彼女らが残るの?」と反論し、Lも私の肩を持ってくれる。結果、「今日この後直接注意して、それで良くならなかったら追い出す」という結論に。

11時以降キッチン使用禁止キャンセルになったのは本当だった。Lより上のマネージャーから命令しかった。

しかしその夜、日本スタッフからメールで「今日の夜レジデンスの騒音の件で生徒同士での話し合いの場を設けるので来てください」とパブに呼び出される。「いやです」と返信する。その後詳しい話をするため電話をするが出ない。留守電に聞いたらかけなおしてくれと言うものの、結局帰ってこなかった。「必ず参加してください」とメールさらに帰ってくる。仕方ないから行くことにした。ここで行ったのは私の失敗だったと思う。

パブに行くと日本スタッフ韓国人スタッフがいた。韓国人スタッフは寮の台湾人を呼んだと言うが、日本スタッフは「台湾人の子も呼んだほうがいいんじゃない?」と言った。実際には台湾人の子たちには全く声がかけられておらず、結局呼んだのは私だった。騒音問題について話し合うからから来てという突拍子もないような連絡を仲のいい台湾人友達に送らされたのは正直めちゃくちゃ腹が立った。2人に声をかけて、1人の子は来てくれた。

アルジェリア人にも声をかけたらしいが来なかった。

韓国人ABCの3人と台湾人1人と私だったが、実質私対韓国人3人だった。最終的には私対韓国人日本スタッフ韓国人スタッフになった。これが最悪だった。

まずルールについて説明した。夜10から朝8時までは静かにしなきゃいけないルールがある。これは規約で、ここに来る前に配られてサインもしている。韓国人3人はそんなの知らないと声をそろえて言う。私が規約の紙を取り出して該当する部分を指さす。

韓国人A「そんなのは知らない、だって部屋にも置いてないし張り紙もないもん」

この韓国人Aがマジで非常識だった。韓国人全員規約読んでない時点で非常識だけど、この子が群を抜いてヤバかった。

韓国人スタッフにこれは常識的に読まなきゃいけないものから、それを読んでないと言うのはおかしいよとたしなめられる韓国人たち。それでも反論する。

韓国人A「私たち若いんだから10時は早すぎる」

日本スタッフ「でもこれはイギリス全土でも言えることで、この時間に騒いでいたらイギリスのどこに住んでいても怒られるよ」

韓国人A「でもここはイギリスじゃない。レジデンスでしょ?」

この発言を聞いて、私はさすがに意味が分からなかった。

私「そのレジデンスがある国はイギリスでしょ?」

なんとかそれを納得させる。そのあと、私の部屋の話になる。

私「10から8時の間だけ、キッチンで話すのをやめてほしい。建物が古いんだから全部聞こえるんだよ」

韓国人3人「それはできない」

私「なんで? 料理するのは話さなくてもできるでしょ」

韓国人B「私たち英語勉強するためにここにきてる。英語を話すのは大事なことだから

私「それはその時間外にやればいいじゃん」

韓国人C「それにそれはあなた1人の問題でしょう?」

私「キッチンの隣の部屋の日本の子も同じ問題を抱えてる。うるさいって台湾人の子も言ってた。騒音にはみんなが迷惑してる」

韓国人B「でも私たちはうるさい音は立ててない」

私「建物が古いからどんな声でも全部筒抜けになるんだよ。だからその間だけ喋らないでって言ってるの。うるさい音を立てちゃいけないっていうルールがあるでしょ」

韓国人B「だからうるさくないじゃん」

私「私が眠れないくらいの音は立ててる。日本の子も眠れてない。それをうるさいと言わないで何と言うの?」

韓国人A「部屋を移動したらいいじゃん」

私「建物が古いんだからどこに行ったって一緒。それに貴方たちがルールを守ればいいだけの話。私が部屋をうつる必要はないじゃん。10時が早いんだったら11時でもいいよ。その間はキッチンで喋らないで」

韓国人A「うつって見なきゃうるさいかどうかわからないじゃん」

韓国人C「私の部屋は静かだよ」

私「(そりゃお前が騒いでるからだろうな)だからそうじゃなくて貴方たちがルールを守ればいいんだよそれだけなんだよ」

韓国人スタッフ「でもまあ部屋うつって決めたらいいじゃん」

私「いやです、私が部屋を移る必要はないでしょう」

韓国人A「なんで嫌なの?」

ここらへんで話が通じなくなってくる。実質私対5人になって韓国人たちが「私たちも静かにする努力をするから貴方も部屋を移るべき」みたいなことを言ってくる。私は「ただ貴方たちがルールを守ってくれればいいだけ」と言うも通じない。みんなそれぞれ古い建物の中で住んでいて結構な人が結構な頻度で眠れない生活を送っている。それはキッチンの隣の部屋も日本の子からから台湾人の子からも聞いていた。

韓国人A「それに昨日あなたが言ってたこともよく分からない。もっと言いたいことはちゃんと言いなよ」

というのも話している最中に言われた。昨日怒鳴られている最中のことだ。罵声を受けながら、たった1人対4人のなかでハキハ英語を話せるほど肝は据わっていない。それでもなんとか伝えようとして話していたのにこのざまである。もう駄目だと思い。日本スタッフ日本語で話すことにした。

私「私はルールをただ守ってほしいだけです。ただそれだけがなんでできないんですか?」

日本スタッフ「でもキッチンでしゃべるなっていうルールはないよ」

私「10時以降うるさい音を立てちゃいけないっていうルールはあります

日本スタッフ大人なんだからそれくらい自分で加減できるよ皆」

私「うるさいかどうか決めるのは聞き手です」

日本スタッフ「みんなここに英語を話しに来てるんだし、人がいて全く喋らないで料理するのは無理だよ。息するなっていうのと一緒。それにうるさいかどうかは人によって違うんだし」

私「だからそれを決めるのは聞き手でしょう」

日本スタッフ「極端な話隣の人の鍵を開ける音がうるさいから夜出かけるなって言われたらそれはおかしいでしょう」

私「共同生活なんだしある程度の我慢必要です。それに門限があるならそれに従いますよ」

日本スタッフ文化の違いもあって夕飯が遅い国の人もいるんだよ」

私「ここにきている以上ある程度はこっちの文化に合わせるのは当たり前です。完璧自由じゃないのも当たり前です。共同生活なんですよ」

日本スタッフ「でもそれでなんでもかんでも縛っちゃったらそれも嫌でしょ」

私「でも今あるルールは守るためにあるんでしょう。キッチン11時以降使用禁止も何故キャンセルになったんですか?Yさんのキッチンのすぐ横の部屋がある以上あのルールキャンセルすべきじゃなかった」

日本スタッフ「でもあのルールキャンセルになったから」

私「迷惑してるんです、眠れないんですよ」

日本スタッフ「でもこれはお互いの歩み寄りが必要案件で……」

もう何も話が通じない。30分とか3045分とか話したと思う。でももう繰り返しだった。日本スタッフ韓国人スタッフも波風を立てないことしか考えてない。諦めた。表面上謝って私も部屋を移動してみると言ったところ、韓国人Aからまたもや何か言われた。

韓国人A「5分とかだったら見逃して。注意した後1分毎に来るのはやめて。耐えて」

流石に私がキレそうだった。

私「でも睡眠が一番大事なことだと思ってるから、眠れなかったら言いに行くからね」

それはなんとか言った。眠れないのをどうやって耐えろと言うのか。

そのあと表面上笑ってお酒を飲んだ後、帰ってから死ぬほど泣いた。悔しかった。

そのあとLに「どうだった?」とメールで聞かれて、「私は全く納得していない。私はただルールを守ってくれと言っていただけなのに、眠れないから眠れる環境を整えてほしい。それだけだったのに数によって潰されてしまった。スタッフ事なかれ主義だ。私の気持ちなんて考えてない。面倒事を避けることしか考えてない。でも貴方には感謝している。貴方が親身になって話を聞いてくれて嬉しかった」と返信した。Lから返ってきた返信はこうだった。

「私も今の状況には納得していない。貴方を助けようとしたけど、もう私はあの子たちがお行儀良くなるのを信じるしかできない。でも貴方が動く必要は全くない、貴方は全く間違ったことをしてない」

私は自分のしてきたことが間違ってなかったと、少し安心した

この日以降、私への嫌がらせエスカレートした。アルジェリア人韓国人Dは完全無視。A,B,Cはすごく乱暴挨拶は返してくれるみたいな感じでした。キッチン料理をするため道具をとりに行こうとするとアルジェリア人に「あっち行きなよ」と言われ、韓国人たちはクスクス笑っていたり、韓国人たちは新しく来た生徒に「変な日本の子いるから気を付けてね」と言っていたり、本当に最悪だった。21歳にもなって、しか留学に行ってこんな子供じみた嫌がらせを受けるとは思わなかった。

部屋を移動しなきゃいけなくなり、移動している最中隣の部屋に住んでいる台湾人の友人(パブには来なかった方の台湾人)に「どうしたの?」と話しかけられ、耐えきれず号泣しながらこのことを話した。友達は私のたどたどしい英語でもちゃんと話を聞いてくれた。そして友人は私と同じクラス台湾人の子(別の寮にいる)に私のことを話したらしく、次の月曜に学校に行くと「大丈夫?何か手伝えることある?」と尋ねられる。「もう何しても無駄だろうから」と答えるも同じクラスの友人はそのことを先生に話してくれて、話をもう少し上にあげてもらえることになる。

先生の助けを借りて、今までのことを話しあの日本人スタッフのことはもう信じられないと話す。その後日本スタッフと話すことになり、「貴方たちがあの時ああ言った話し合いの場を設けルールを守ってない生徒たちの肩を持ったことで小さな嫌がらせエスカレートした」ということを伝えるも、

「あの先生は寮の担当じゃないのでなにかあれば私たちに話してください」

「あの話し合いはそもそも会話をしたこともないのが問題だと思ったからそういう場を作るべきだと思った。実際一度も会話をしたこともなかった人もいたでしょ?」

「ああいうのを録音するのはどうかと思う。録音される側はそれを自由にできないし、自分だってされたら気分が悪いでしょ?」

とまあもうどこから突っ込んだらいいかからないようなことを言われる。2回ほど話し合い、私はその中で10回くらい「貴方たちが対応を間違えたせいで私は嫌がらせを受けている」ということと15回くらい「もう耐えられないから今週中に何とかしてくれ」と話す。期日を設け、それまでに対応してくれと言い、最終的に対応を間違えたせいで嫌がらせを受けた件については謝罪を受けたが、これから先に起こることでまた言い訳をされました。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20180919161819

2018-09-11

anond:20180910221209

あやまって削除してしまったようなので再掲

オーサカのインタビュー見てた知り合いのスペイン人イギリス人いわく

日本人あーやって先に謝るからずるいんだよなwこっちに罪悪感背負わせた挙げ句責められたりしないように逃げてるだけだしw外国で過ごしたオーサカでもあーなんだから生粋の日本人なら言うまでもないw」

だって

しょうがいから「verysorry」つったら笑ってたわ

2018-08-08

サイゼワインガブ飲みイタリア人だの労働環境に物申すスペイン人だの

どうやら今の日本先進国白人

ピジョン並みに出くわしやすいようだ

 

わくわくツイッターランド

インスタ映えしそうなハイソサエティなのかもしれんが

少なくともそんなコーカソイドと合ったことねえ

 

せいぜいコンビニ東南アジアっぽい容姿学生くらい

あと職場専務の妻が韓国人だった

2018-05-27

anond:20180527170404

スペイン人ギリシャ人自国が潰れたら(潰れなくても)EU内のどこでも働けるでしょ。日本人は違う。限られた人しか脱出できない。

2018-04-09

まれ変わるなら何人がいいか

アメリカ人:なんか雑だし大統領選挙がよくわかんないからならんでいい

イギリス人:飯がマズいから嫌

ドイツ人ユダヤ人謝罪しないといけないからめんどくさいし飯が(略

イタリア人:飯はうまいけど女に生まれたらナンパしてくる奴あしらわないといけないし、男だとナンパしないといけないからめんどくさい。

スペイン人:飯はうまいけど以下イタリアと同じだしサグラダファミリアが急に工期縮まったりするしカタルーニャだったら独立するかもしれないから嫌。

とりあえずまた日本でいっかなーと思うけど増田はどう?

2018-03-03

大学新入生のための)第二外国語案内

大学受験も大体終わった頃のようなので、何となく書く。筆者は以下の言語すべてが流暢という訳ではもちろんないが、まあ平均的な高校生英語を知っている程度よりはそれぞれの言語について知っているつもりだ。ただし、大学教師でもなければ語学で食べているわけでもないので適当に割り引いて読まれたし。

のっけから本題とずれるが、これから大学生になる人が外国語学習において力を注ぐべきなのは英語学習であって第二外国語ではない。各国語(あるいは文学)を専攻しないならば、第二外国語を学ぶのは大体多くても2年くらいだろうが、授業を聴いているだけならば間違いなく卒業する頃にはすっかり忘れているだろうから実際的には毒にも薬にもならないと言ってよい。それでも外国語を学ぶことはその使用者文化垣間見せてくれるし、ヨーロッパ言語であれば英語理解を深めてくれる部分もある、かも知れない。

というわけで結論だけ先に述べれば「直感で好きなのを選べばよい(どうせたいした違いはない)」。もう少し付け加えるならば「フランス語はやや覚えることが多く、単位を落とす人がそこそこいる。英文法になじんでいる人間にとっては中国語文法はややとっつきづらい。逆に英文法がどうも嫌いだという人は中国語チャレンジしてみてもいいかもしれない。以上を逆にとらえるとドイツ語スペイン語無難選択肢だろう」くらいだろうか。

以下各国語についてのコメント文法:A(簡単)- D(難) 発音:A(簡単)- D(難) 実用性:A(役立つ)- D(全く無駄) で一応つけてはみたものの、印象なのであしからず

ドイツ語

文法:B 発音:A 実用性:C

かつては第二外国語筆頭だったろうが、学習者は減少している。大学の二外として言うのであれば、初期学習簡単なので一番無難であると思われる。英語と同じゲルマン語に分類され、文法はまあ似ているのでそれほど違和感なく入っていける。また、発音もよく知られるようにだいたいローマ字読みであり簡単。また、日本人にとって、クーゲルシュライバー(ボールペン)などの一部の単語は(ドイツ人理解することができない)クールで魅力的な響きをもつ

歴史的な経緯からドイツ語が通じるのはほぼドイツだけで、ビジネスで関わるようなドイツ人であればまず英語が話せるのでドイツ語実用性は低い。とはいえ、EUの中で最も力を持つ国ではあるし長期的に学習することを考えるのも無駄ではないだろう。

フランス語

文法:B 発音:B- 実用性:B

こちらもメジャーで、その意味では無難文法ハードルになるのは、やはり動詞活用であろう。例えば英語だとgo三人称単数でgoesと活用する。フランス語場合、{単数、複数} x {1,2,3人称}の6パターン活用をするのが普通で、さら現在形、過去形etcと6種類ずつ活用を覚えることになるので英語ドイツ語に比べると暗記が必要な部分は増える。二外としてみる場合、大してモチベーションもないのにこれを暗記するのが大変という場合が往々にして起こりえて、単位を落としやすいように見える。

発音については、英語ほどスペルとの対応が不規則ではないと言われるが、発音しないのに表記される文字が多く初学者にとっつきにくいものである。またこれが上の動詞活用スペルを覚えにくくするものでもある。

以上の点から、二外として単位を取るだけならばあまりオススメはできない気がする。ドイツ語に対して利点があるとすれば女の子が多そうなイメージがあるくらいだろうか。ただ、ある程度学習が進むと上で書いた文法発音の困難はたいした問題ではなくなる。また、歴史的経緯から英語の語彙は(同じゲルマンであるドイツ語よりもフランス語との方が共通点が多いので、英語が十分できる人間にとっては、入門を果たした後ある程度読めるようになるための労力はドイツ語より少なくて済む。

実用性という点では、アフリカ植民地がたくさんあった関係アフリカで多く使われるため国際協力云々といった仕事に興味がある人にはフランス語知識は有利に働く。

中国語

文法:B-C+ 発音:C 実用性:B+

いろいろな問題を抱えつつもとにかく巨大かつ成長中の国で、さら地理的なこともあって学習者は増えているようだ。

まず、発音が難しい(厳密に言えばどの言語も難しいだろうが)。よってリスニングが難しいので単位取得にはマイナスかもしれないが、逆にだからこそ授業でとるべき言語とも言えるかもしれない。文法についてはひとことで説明するのは難しいのだが、なんと言っても全く活用しない(=漢字は形を変えない)ので英語と同じノリで文法理解しようとするとなかなか腑に落ちない。原因をいくつか挙げると、一つの文字がいろんな品詞で使われることや「目的語」の概念英語と若干違った意味で使われるといったところだろうか。また、文法ルールが複雑というよりもどのルールをどこで使えばいいのかがよくわからないという難しさがある。

こういう難点はあるものの、暗記するのはまあ文字くらいで、日本人にとっては文字習得する苦労があまりないので二外の単位取得くらいだったら一番労力が少なくて済む(かも)という面もある。ある程度要領が良い人で、外国語勉強をしたくない、というひとには選択肢に入るだろう。

実用性という意味では、もちろんペラペラになればそれなりに重宝されるだろうが(ただし英語もできるという前提で)、そこまで行くのはまあ大変だろう。日本語ができる中国人は大量にいるので、ちょっとやそっと中国語ができても、それだけではあまり使い道がない(と言われている)というのは留意すべきか。

スペイン語

文法:B 発音:B+ 実用性:B

文法の複雑さという意味ではフランス語と似たり寄ったり(どちらもロマンス語に分類される)。ただし、発音がおおむねローマ字読みでありその分暗記はしやすいように感じる。二外としては大きな困難がない言語であると思う。実用からみても、話者の多い言語でありそれなりに有望だろうが、下手にスペイン語ができるからといってメキシコで働くことになったりするのは怖いかもしれない。

スペイン語も読めるようになるまでは英語知識が役に立つが、おそらく難しいのは聞いて話すことで、一般早口で話されるので実際に会話できるようになるまでに必要な労力はどの言語でも変わらないなあ、と感じる。

ちなみあまり二外の選択肢にない気がするがイタリア語も同じロマンス語であり、スペイン人イタリア人場合によってはそれぞれがそれぞれの国の言葉で話して理解できるようであるポルトガル語の方がスペイン語に近いらしい)。少し勉強しただけの印象だとイタリア語の方が文法発音も少しルールが複雑である。それよりも大きな違いはイタリア語特定の分野をのぞけば実用性があるとは言えないという点だろう。もっとも、プロとして高い能力を持った人も少ないらしいので全く仕事につかえないという訳ではないだろうが。

ロシア語

文法:C 発音:C 実用性:B−

実用性は近いからなんとなくドイツ語単品よりは仕事ありそう(ただし地理的限定される。北海道とか新潟とか)、というくらい(あくまで印象です)。

まず文字が違うのでそれを覚える苦労があり、発音も難しく、文法も複雑である語学時間を割きたくない人にはお勧めしない。二外としての利点を挙げると、大体少人数の全学部合同クラスなので、知り合いの幅が広がって楽しそうだった、という風に記憶している。難しい言語ではあるが、その分授業も緩くすすむ場合が多く、選択者の評判はおおむね良好だった。

個人的にはドイツ語フランス語の後に学習した方が諸々楽な気がするので、二外としてはやはりオススメではない。ただ、ロシアという国に何となくロマンを感じる人は適当勉強してみるのはオススメしたい。

番外

古典語について個人的印象。括弧は実際問題発音しないので...

ラテン語文法:C- 発音: (A) 実用性:C- (ヨーロッパ言語文法的特徴について見通しをつけるのに役立つ気がする)

古典ギリシア語文法:D 発音:(B) 実用性:D (特定目的があるなら別ですが)

以下蛇足

くどいようだが、(少なくともほとんどの人にとって)なんといっても英語勉強をする方が先決だ。日本人が中高大と英語勉強しても話せないのは教育が云々といっていろいろな試みがなされているが、第一の原因は勉強不足であるそもそもセンター試験で安定して9割くらいとれないのであれば高校までの勉強が不足しているし、話せるようになるにはセンター9割からさらにそれなりの努力必要だ。日本人ほとんどはセンター9割*に達していないうえに、大学に入ると勉強を止めてしまう。これでは「中高大で英語を学んだ」とは到底言えないだろう。(*あくまで一例。要は高校までの学習内容をきちんと身につけているかということ)

また、機械翻訳が発達して語学力はいらなくなるという意見もあるかもしれないが、すくなくとも10年以内に(話を英語に限ったとしても)英語を全く理解せずに英語話者と口頭でコミュニケーションがとれるようになることはないだろう。先のことはわからないとはいえ、機械翻訳の発達を強調して語学学習無意味を説く人はノストラダムス予言を当てにして何の努力もせずともよいと言っていた人(いるかは知らんが)と大差ない。ただし、コストパフォーマンスの面から翻訳が金にならなくなっているのは既に事実であり外国語で食っていくのはコンスタントに難しくなっていくというのも正しいだろう。自分は「英語はただのツールなんだから必要になればすぐに身に付く」という言説は全くの嘘だと思っているが、そうはいっても金になる技術を身につけるのはそれはそれで重要であるのも事実で、英語だけできても仕事がないというのはある程度正しい。同時に、別に誰もが英語をぺらぺらになる必要もない訳で、「英語が先決」と書いたのはあくま外国語学習という範疇に限れば優先すべきは英語であるという意味なので、自分時間配分の優先度を考えた上で外国語学習をしてほしい。

2018-02-04

心をひらく

今日スペイン人のお爺さんと話しをする機会を得て思ったんですが、心を開いてる人は素晴らしいなあと。本当に晴れ晴れという意味で素晴らしいと思った。そのお爺さんは心が開いててユーモラスで面白くて良い人。

一方で私はいじけて心を閉じきってる。ソーシャルネットワークやっても心が閉じてるからすぐやめてしまう。続けられるのは本来自分を開示していない、はてブくらい。

ツイッターフェイスブック本来意味で心が開いてる人なら喜び続けられるのだと思う。もちろん個人情報開示などのリスクは別。結局は外に向けられた自分あるかないかということ。私はない。あるのかもしれないけど開くことができない。

それでまたそのお爺さんとの話に戻すけど、そのお爺さんと話してる中で普段から意識して実践してることは次の7つとのことだった。

・信じる

・委ねる

・愛する

感謝する

・悔い改める

家族や友人を心に思う

礼拝する

キリスト教圏の人なので多分にキリスト教的な要素を含んでるけどとても参考になった。自分も日々上の7つを意識して生きていこうと思いました。

2017-11-18

カミンスキーほどスペイン人らしい名前を俺は知らない

三大「◯◯人らしい名前

あと2人は?

2017-10-28

anond:20171028100749

左翼だと、「スペインナショナリスト」(中央集権派)とも「カタルーニャナショナリスト」(独立派)とも相容れず

あくまで「EU市民」だ、って感じになるんだろうか

そもそもカタルーニャ自治州憲章が違憲とされたあたりで、左翼の出る幕はなくなってしまってるかな

左翼的には、社会労働党左派政権下での妥協で生まれた新自治憲章は尊重すべきもの

それを右派国民党違憲だとケチつけたということになるから

スペイン国民の永続的統一、すなわちすべてのスペイン人共通かつ不可分の国家に基礎を置き、

これを構成する諸民族および諸地域自治権、ならびにこれらすべての間の団結を承認し、かつ保証する

という憲法2条に反するってことだったらしいが、この条文の曖昧さと来たら……

カタルーニャ州でそれまで対等だったカタルーニャ語カスティーリャ語の扱いをカタルーニャ語優先にする、という部分とかが違憲扱い

この条文からそれが読み取れるかというと、果たしてどうなのか

審議に4年かかったというし、なかなか難しい問題だな

2017-09-19

イケメンの姉

姉はイケメンだ。かなりぶっとんでるし、ちょっとどうかと思うような行動に走ったりもするけど、総じてイケメン性格姉妹正反対。私は人見知りで、基本的にいつもおどおどしている。今までいろんな局面で何度も姉に助けられてきた。そんな姉への感謝気持ち綴りたい。

まずは小学校入学式のこと。

うちは母が早く亡くなってる。私が5才になる年に喉頭癌でこの世を去った。姉は私より11才上で、私が小学校に入った年にはすでに高校生だった。

そんな姉が、私の入学式に母の代わりとして参加してくれたのだ。その時のスーツ姿がとても素敵だった。人指し指に緑色翡翠指輪をはめていて、それは母の形見だと教えてくれた。入学式の時の写真を見返すと、やはり姉は保護者の中で一人だけ幼げに見える。

姉は高校ではかなり目立っていた。たまに雑誌にも出てた。エルティーンという十代向けのファッション誌で、モデルみたいなことをしてた。私はまだ小学校に入りたてで、そんな姉を芸能人だと思い込んでいた。そのうちテレビにも出るんだと思ってた。その予想はのちに別の形で実現するんだけど、その話はあとに回そう。

姉はふだんはあまりエルティーンを読ませてくれなかった。小学生にはふさわしくないエロい特集が多かったのだ。そんな雑誌にちょくちょく載る姉の姿に、私は幼いながら、妖しい憧れのような感情を抱いていた。

父は土建業を営んでいたが、この頃には経営が苦しくなっていた。それまではずっと絶好調で、姉は何の疑いもなく「うちは金持ちだ」と信じ切っていたらしい。でもそんな幸福時代はあっけなく終り、父は一気に萎れてしまった。母に先立たれて、経営も傾き、悲嘆にくれる日々。父がお酒に溺れ始めたのはこの頃だ。それでも父は姉を私立大学に入れた。娘の教育は疎かにしない、それは母の遺言でもあったそうだ。

二つ目感謝は、このころの話。

当時、私がまだ9才の時。姉が私をあるイベントに連れて行ってくれた。姉の大学友達の中に、ひとりだけ9才の私が混ざるという、かなり無茶な形だった。野外で開催されるテクノパーティ。でもそんな詳細はすべてあとから知ったことで、当時は右も左もわからないまま、姉に連れられて、ただついて行った。そこはまさにカオス空間だった。広大な森林のいたるところで人々が踊り狂っていた。真夜中にトランス状態で踊り狂っている大勢大人たち。あの光景が私の音楽原体験になってしまったのは、なんかちょっとまずい気もしている。

夜、私は姉と並んで芝生に寝転んだ。遠くではドンドンという無機質なテクノビートが鳴っていた。私と姉はふたりで夜空の星を眺めながら話した。その時に姉がとつぜん言ったのだ。

ママはもういないけど、私がお姉ちゃんとお母さんの両方をやるから

後年、姉にこの話をしたら「そんなくさいドラマみたいセリフ言うわけない」と全否定した。でも私は完全に覚えている。ありがとう。あの言葉にどれだけ支えられたかからない。

三つ目は、話自体がかなりぶっとんでる。

私が中2の時、父の会社が潰れた。全てを整理しなければならなくなり、家族は家も失った。私たちアパート引っ越した。父はもはやアル中の一歩手前みたいになっていた。

姉はすでに大学卒業していたが、就職はしていなかった。なんと、カリスマキャバ嬢になっていたのだ。当時の某歓楽街ではかなり有名な存在で、テレビ取材も受けていた(冒頭に書いたテレビ出演の話はこれのことだ。ちなみに姉はこの後にもまた別の形でテレビに出るのだが・・・)。姉は客に媚びないSっぽいキャバ嬢という設定で、何度か深夜番組に出ていた。それはけっこうサマになっていた。

姉は家では父にハッパをかけ、とりあえず一労働者に戻って建築現場で働くことを勧めた。父は最初経営者という立場にこだわり、かたくなに拒んでいたが、やがてしぶしぶ従った。

ここから急展開が訪れた。カリスマキャバ嬢としてのブームが一段落して、父もどうにか社会復帰できたというタイミングで、姉がいきなり海外留学してしまったのだ。なぜこのタイミング?と思ったけど、どうも男絡みのようだった。色恋沙汰なら、もう誰が何を言っても無駄だ。姉の留学先はコスタリカだった。

姉は私に銀行カードを託した。「本当にやばくなったらこお金を使いなさい」と姉は言った。さらにもう一点、「絶対に父には秘密にすること」姉はそれだけ私に言い残して、さっさと異国へ旅立ってしまった。当時、私はまだ中2だった。おいおい、母親の代わりをするって話は?

預金は600万円だった。コンビニATMで残高を見た時、足が震えた。私はこわくなって、すぐにカードを机の引き出しにしまい、鍵をかけた。それは中2の私に背負える額ではなかった。

そのまま中3になり、受験の時期を迎えた。姉がいなくなってからというもの、家の中はめっきり暗くなっていた。父は働いてはいものの、お酒の量がどんどん増えていた。親子の会話もほとんどなくなっていた。学校でも、私の家が落ちぶれたという噂がうっすらと広まっていて、なんとも言えない惨めな気分だった。姉の600万だけが心の支えだった。まだ大丈夫、うちにはこれがある、そう言い聞かせながら日々を送っていた。とかいいながら、カードからお金を引き出す勇気なんてまるでなかった。私は根っからの小心者なのだ大金を前にして、完全に怖気づいていた。どうしても心細くなって、ひとりで布団をかぶって泣く日もあった。勉強にも身が入らず、だんだん授業がちんぷんかんぷんになっていった。高校に受かる気がしなかった。この時期は私の人生いちばんしかった頃かもしれない。

そんなときに、姉が帰ってきた。まるで私の危機を察するみたいに。姉は予告もなく、いきなり家に現れた。あの時、姉を見た瞬間、私の全身にぐわーっと広がった強烈な安堵感が忘れられない。自分いかに姉を頼りにして生きているのか、骨身に染みて分かった。

姉のコスタリカでの日々は、それだけで一冊のルポルタージュが書けるぐらい強烈だった。でも私がここに書くのはちょっと無理だ。筆力が足りなすぎる。姉はコスタリカ日本人恋人暮らしていたのだが、やがてその男と別れて、現地でスペイン人と付き合うことになった。交際から数日後に、ふたりパナマに小旅行に行ったら、国境を渡るバスから彼がいきなり逃亡してしまった。理由はわからない。ともかく姉は一人にされてしまった。それから姉は執拗警察の取り調べを受けたりしつつ、どうにか事なきを得て、家に帰りついた。後日、彼が麻薬組織幹部だということが発覚した。姉はそんなこと何も知らなかった。彼がなぜ逃げたのか、どこに逃げたのか、全てが謎に包まれていた。

そういう話が他にもたくさんあるんだけど、とても書ききれない。とりあえず姉は無事に日本に帰ってきた。そしてコスタリカでのエキサイティングな日々を迫力満点に語ってくれた。私はなんだか自分の悩みがバカらしくなってきた。受験不安だとか、ほんとに小さなことって気がしてきた。姉に相談したら「勉強しろ」と言われた。2秒で話が終わってしまった。銀行カードをいちども使わなかったと言ったら「あんたらしいね」と笑った。姉が相変わらず人差し指翡翠指輪をしていたので、私は「お母さんの指輪だ」と言った。姉はそっけなく「あれウソだよ」と言った。「蛍火の墓を見て、適当でっちあげた」「マジで!?」「うん」私は脱力した。

それから受験勉強に身をいれて、私は無事に第一志望の高校に受かった。姉は父の酒浸り生活も、きびしくたしなめた。父は何だかんだ言いながら、姉には従う。酒の量を控えるようになり、少しずつ生気を取り戻していった。やがて昔の仲間と一緒に、また小さな会社を発足させた。最近土建以外にも手を広げて、高齢鞭打ちながら、建物管理資格勉強なんかをしている。

姉はコスタリカで築いた人脈を駆使して、某国大使館アルバイトをするようになり、そこで能力を見込まれて、正規職員になった。大使館について詳しく知っているわけではないけれど、私は漠然と「超エリート仕事」だと思っていた。姉のイメージとはどうしても結びつかなかった。最初に聞いた時は、女スパイ組織に潜入しているような姿が頭に浮かんでしまった。

姉の最後テレビ出演は、この大使館バラエティ番組取材を受けたときだった。姉は有名な芸人さんにおいしくいじられていた。姉は完全にキャラ変して、シャイで生真面目な妙齢職員を演じていた。「あなた、かなりの箱入り娘でしょ。男性経験も少なそうだな」芸人さんがそんなようなことを言って、姉をからかっていた。姉は恥ずかしそうに両手で顔を隠した。『かわいぃ~』みたいなテロップが入った。いやいやいや、と私は全力でテレビに向かってつっこんでしまった。

そんな姉も、長く勤めた大使館をやめて、今はスペインバルオーナーマネージャーとしてバリバリ働いている。ほんとはここにお店のサイトリンクを貼って、微力ながら宣伝したいんだけど、それをするには姉の許可を得なくちゃいけない(というか、こんなの宣伝にならないか)。

ちなみに私は普通に高校を出て、短大を出て、今はOLだ。ほんとに波風のない人生。何から何まで姉とは対照的だ。そのうち私にも、めくるめく冒険の日々が訪れるのだろうか。

結局、姉への感謝はたくさんありすぎて、とてもここには書ききれない。何でこんなことを書こうと思ったかというと、このあい何気なく実家で昔のアルバムをめくっていたら、幼い頃の姉の写真を見つけたから。3才ぐらいで、まだ私が生まれる前。姉は母の腕に抱かれていた。泣き出す直前みたいな、絶妙な仏頂面。姉を抱く母の人差し指には、緑色翡翠指輪が光っていた。なんだ、やっぱり形見じゃん。本当だったんだ。きっと照れくさかったんだろう。いかにも姉らしいと思い、うれしくなってしまった。それで姉への気持ちをまとめてみようと思ったんだけど、うまくまとまらなかった。無理もない、姉自身がまとまってないんだから

2017-09-12

5分で読めないカタルーニャ情勢の補足

5分でわかるカタルーニャ問題増田です。すごい伸びててビックリしました。増田ブクマ四桁行ったのなんて初めてです。みんなカタルーニャに興味あるんやな……!

https://anond.hatelabo.jp/20170910082231

ということで、補足説明の補足に来ました。

sgo2 東京税金地方にばら撒かれるのはうんざりから独立する!と言ったら他県民がどう思うか考えれば、スペイン中央政府辛辣なのも多少は理解できるかと。(その辺差し引いても愚行とは思うが)

その喩えでいうなら、東京はたくさん税金を払っているのになかなか高速道路は作られないし老朽化した鉄道しか走っていない、しかもどちらも他の地方では整備されているのに、という状況なんですよね(近郊電車整備計画実施率はマドリードがほぼ100%バルセロナでは10%以下)。

さらに、法律では介護費用中央政府自治州が均等に負担することになっているのですが、2014年度のカタルーニャ自治州拠出額は9億ユーロを超えるのに対して中央政府は2億ユーロ弱。2015年度のカタルーニャへの文化予算は凍結されたのですがプラド美術館への予算は増額。最も視聴率の高いカタルーニャ語TV放送局廃止対象として名前が挙がっています(この辺、詳しくは参考文献にある奥野良知「カタルーニャでなぜ独立主義が高まっているのか?」38~40ページを参照してください)。

仮に日本でこんなことされたら都民が怒っても許されるのではないかと。

mahal しか徴税権の上前問題ぶっちゃけバレンシアラマンチャアンダルシア辺りから見ても「ヤツら俺らより金持ってるやんけ」みたいな感情とかはありそうなのが、また難しそうな。

実は2006年カタルーニャ自治州自治憲章は、中央政府だけではなく、ムルシアラ・リオハアラゴンバレンシアバレアレス諸島の5自治州から違憲だとして提訴されていますムルシア自治州ラ・リオハ自治州はご承知の通り1県だけで1自治州構成しているところで、何やら思うところがあったのかもしれません。バレンシア自治州バレアレス諸島自治州というカタルーニャ語圏に属する自治州から提訴されてるのは、カタルーニャ自治州独立運動が単純に言語だけに根ざしたものではないことの証明といえそうです。アラゴン自治州は州内にアラゴン語という少数言語を抱えていますが非常に規模が小さく、むしろカタルーニャとの州境沿いに広がるカタルーニャ語勢力の方が強い州ですね(州としての多数派言語スペイン語)。要するにカタルーニャ隣接する全ての自治州から違憲だと訴えられてることになるわけで、ご指摘のような要素は間違いなくあるだろうなと。

shoot_c_na こういうアプローチだとカタルーニャ可哀想だろうが、視点変えたら「貧乏人の面倒をもう押し付けられたくない。中央が取り立てるから習い事が続けられない」にもなるので、憤る前に深呼吸した方がいい

スペイン語という習い事カタルーニャ人押し付けているのはスペイン政府の側なのですがそれは。

スペイン語を「学ぶのが当然」、カタルーニャ語を「地方しか通じない特殊言語で学ぶ必要特にない」扱いする態度こそがカタルーニャ人の怒りを買ってきたわけで。

IkaMaru そこまで経済力のある地方を懐柔するのでなく抑圧して怒りを買うって、善悪別にしても政治のものがヘタクソすぎないか

これはもう統治技法問題じゃなくて、国民党(や市民党からしてみたら国家のあり方の根幹に関わる問題なので、妥協できないんだろうなーと思います。彼らからすれば憲法無視国家統一破壊する暴挙を阻止しようと懸命なのでしょう。

hahiho これ中央政府側もカタルーニャに甘い顔した奴は失脚一直線みたいな空気感すごそう

ていうか、スペイン中央ではけっこう反カタルーニャ雰囲気が強いんですね。彼らにはカタルーニャ要求が反スペイン的なものに見えていて、カタルーニャへの反感が政治家だけでなく市民レベルでも見られるっぽいんです。正直それがどの程度「ふつう市民」の感覚を反映しているかは疑問ではありますが、与党国民党の台頭にあわせてそういう風潮も増大したとか。

もちろんカタルーニャ側もけっこう強引なことをやってたりするんですが、それでもカタルーニャ民意をそれなりに反映しているわけです。独立派独立するかどうかは別にして住民の声を聞くべきだよね派で議会のかなりの数を占めていますし。ところがマドリードの側は「一部の煽動政治家によって国家分裂が試みられている」という認識なんですね。これは話通じませんわ。

あと、分離独立ということで、カタルーニャ独立運動フランス国民戦線みたいな国粋主義的・排外主義運動だと誤解する人も結構ます。実際には既に指摘したように移民出自独立に賛成している人も大勢ますし、普段スペイン語生活してる人の中にも独立派がいますし、そもそもカタルーニャ独自ネーションと認めないのってスペイン国主義以外の何物でもないと思うんですが。カタルーニャ移住した子どもが無理やりカタルーニャ語を学ばされている! と憤るスペイン人も多いようです。自分たちカタルーニャの子どもにスペイン語を学ばせていることは気にならないみたいですね。

以下のような体験をした人もいて、割とナチュラルカタルーニャ人のことを下に見てるカスティーリャ人って多いんだろうなぁと。

これに関して、「みんながカタルーニャのこと悪く言うけど、実際に住んでみたら全然違うじゃん!」という内容の動画ようつべで人気になってたみたいです(上で挙げた論文の注9で紹介されています)。

https://www.youtube.com/watch?v=M14ebPJ-AtM

こちらの論文も参考になります

  • Kathryn Crameri, “Anti-Catalanism, Moral Panics and the Catalan Language: The Case of Ciudadanos de segunda,” Journal of Iberian and Latin American Research, vol.21, no.2 (2015)

atahara なぜそんなにカタルーニャには、民族的アイデンティティがあるのか?という辺りに興味がある。例えばフランスも強力に言語統一して、国を維持してるよね。イギリススペインよりうまくいってないし。

いや、フランスバッチリ少数言語アイデンティティは残ってますよ。公用語としての地位こそないですが、オクシタンでは地名の二言語表記なんかもされるようになってますし、フランス領バスクではバスク語が話されていますし、ブルターニュではブレイス語を公用語にしようという主張が昔からあります。そしてコルシカ島では第2次世界大戦後に分離独立主義者テロが絶えなかった時期がありました。かつて少数言語絶対認めないマンとして有名だったフランスですら、最近地域語の存在を徐々に認めるようになってきてます(まあ、それでも地域公用語にすら指定してなかったりするので、かつての面影は健在というか)。

ちなみに欧州の少数言語Wikipedia作りが盛んで、バスク語オック語などの有名どころだけじゃなく、コルシカ語版(https://co.wikipedia.org/wiki/Pagina_maestra)やピカルディ語版(https://pcd.wikipedia.org/wiki/Accueul)のWikipediaも作られてますね。

参考文献はこちらです。

stet "逆に言えば、それ以外の言語を使う「義務」を州が課すことは違憲"ここの論理おかしいと思った。後段を見ても「それ以外の言語のみを「義務」とする」のが違憲ということでは。

私もこの辺の法律論争は詳しくないので、具体的にどういう理屈違憲とされたのかは参考文献で挙げた『現代スペインの諸相』を見てほしいのですが、たぶんこれは「知る義務」との兼ね合いじゃなくて「使う権利」の方に引っかかってるんだと思います。「カタルーニャ語を使う義務」があったとしたら、それは「スペイン語を使う権利が侵されている」ということになりますよね。

anus3710223 仮に独立した際、ビルバオ処置は如何に/いいまとめ。元々カタルーニャには興味あったので、参考文献読んでみたい。

mrescape 独立したらリーガバルセロナとかビルバオも脱退なのか?それだけはやめてほしい。アメリカMLSにもカナダのチームあるよね?そんなイメージ

ビルバオバスク自治州のチームなので、今回の住民投票カタルーニャ独立宣言しても問題なくリーガ・エスパニョーラには残れますね……。バルサに関しては、スペイン側が「リーガには参加できない」と言明してたような。カタルーニャ共和国リーグを作るか、あるいはリーグ・アンに参加するか、になるんじゃないかと思いますhttps://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20151028/364245.html)。まあ、もしリーガ側が計算高ければ、独立が確定して覆せなくなった段階で残留してもいいとか言い出す可能性もありますけど。

gomaaji バスクはかなりの自治権を認められて停戦したのかなとぼんやり思ってたが、これを読むとバスク自治権なさそうで、あちらの解説もお願いしたい。

whirl 5分でわかるバスク地方もお願いしま

バスク自治州ナバラ自治州自治制度に関しては

が詳しく説明してくれているので、ぜひ読みましょう。かなりオススメです。

yogasa 権限委譲をしてしまっているのと教育なのかな。それと比べると本邦はおおよそ全ての国民47都道府県単一民族と思ってるだろうし統治成功しているんだなあ

いやだなあ、日本にもあるじゃないですか。選挙で示された県民民意中央政府にガン無視され続け、県民の怒りを逆撫でするような政策発言ばっかりされている、独自文化歴史を持つ県が。

最後

「5分じゃ読めない」って反応だらけだったの何なの!? ちゃんと5分でわかるまとめパートと補足説明パートは分けてたでしょ!? はてな民、読解力だけは信じてたのにがっかりだよ!1!!!

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