はてなキーワード: 撤去とは
何日か前から、なんだかブンブン飛んでいやがるな、とは思っていた。それが、ある日出勤するときに廊下を通り過ぎようとしたら階段の頭上に何匹も無数に集まって、大勢でえんやえんやと巨大化を図っていたのだ。
サイズはソフトボールぐらいで、急に出現したとしか感じられないぐらい、その前段階みたいなものを見た記憶がない。
おそらくは、本当に一日、二日のうちに寄ってたかって今の大きさまで作り上げてしまったのではないかと思う。基本的に狩りと営巣以外にやることのない連中だから、勢いがついたらすごいのだ。実際、「すげーな」と見ていて思わず言ってしまった。
たまたま、アパートを出たところで大家さんに会ったので(目の前にお住まいである)、状況を報告した。
保健所に連絡しましょうか、と提案したらご自分でどうにかなさるという。大家さんと二人、なぜか再び階段を上って場所を伝える。
「すごいなあ」「すごいっすねえ」などと会話を交わした。
本当にすごい。ただ、仕事から帰ってきたところどうやら駆除されたらしく、巣はなくなっていた。
…
休日、近所を散歩していたら視界をセミが一匹、上から何か押しつけられているような変な飛び方で過ぎていって、力尽きたように路上に着地した。
拾い上げて観察してみると、ミンミンゼミをひと回り小さくしたような種類だ。後ほど画像検索してみたら、これがツクツクボウシらしい。
先ほどの妙な飛び方とそぐわず、なかなか力強く指の間でもがいている。羽がどこか傷んでしまっている様子もないので、近くにあった木の幹に留まらせてみた。
本人もまだ飛ぶ気があるようで(本当に弱っているとそうしようとさえしない)、すぐに飛び上がるのだが、再現するように、またも落下してしまう。人間にもセミ自身にもわからないかたちで、どこか致命的にダメになってしまっているらしかった。
アスファルトの上でひっくり返ってもがいているのを見ていて忍びなかったので、このままだと車に踏まれるだろうし、少し高さのある土の上に置いてやった。
ただ、置いて「やった」とは表現したが、これがどこまでセミのためになるかどうかはわからない。
やがて、土を絶え間なく無数に往来している蟻の一匹が見つけて、仲間を集めて、ほとんど時間をかけずに噛みちぎってがらんどうにしてしまうだろう。それが熱されたアスファルトの上でもがきながらタイヤの前にはい進んでいくのとどちらが幸福なのか、よくわからない。
俺はセミではないからセミの幸せがわからないし、蟻に見つかる可能性が車に潰される可能性に比べてどこまで低いのか、この世界のこともわからない。よくわからないので自己満足でしかない。
…
テッド・チャンというSF作家の『息吹』という短編集の中に『不安は自由のめまい』という作品がある。量子力学の重ね合わせと多世界解釈がギミックになっていて、プリズムと呼ばれる装置を使うことで、もう一つの世界に住む自分自身と会話をすることができる社会が舞台になっている。
別の世界に住む自分の方がこちらの「私」よりも幸せそうにしている場合もある。妙な現象だが、自分自身に嫉妬を覚えることもある。
ストーリーはさらに進んで、自由意志と運命の問題にまで展開する。
そもそも、世界が異なれば同じ人物でも違う境遇に置かれる可能性があるのはなぜだろうか。
それは、何かの選択肢について一人の自分はAを選び、別の世界ではBを選んだからだ。同じ「自分」のはずなのに、なぜか選んだ答えが違うからそうなる。
これは、人間はどんな瞬間でも、何にも強制されることなく自由に未来を選択できる自由意志があることの証拠なのだろうか。ただしその裏表には、「確固とした自我などなく、俺たちが人格と呼ぶものは一種のサイコロに過ぎない」という不安が潜んでいる。
であれば、何かを選択するときに感じる苦悩もためらいもすべて見せかけで、一つの人格が本当に選べる答えははじめから一つしかない、という世界観が希望なのか。言い換えると運命ということだが、良いのかどうか、どうなんだろう。
…
先ほどアパートの廊下を通ったら、巣を撤去されたあたりを、また一匹の蜂がうろうろしていた。
しばらく巣を離れている間に住み家を壊されてしまったマヌケなやつか(生き残ったので幸運とも言える)、もしくは、あの廊下の天井が本当に、蜂から見て巣作りしたくて辛抱たまらない、素敵な空間なのかもしれない。
人間にはまったくわからないが、抵抗しようがないものはある。それに衝き動かされるしかないものに従うのが、きっと蜂の幸せなんだろう。
しょーがねえな、という感じで、また巣ができたら再び壊すしかないのだが、きっとそのとき、いくらか胸が痛むような気はする。🦑
小さい事なのでみんな忘れてしまっているが、官房長官時代に2014年のフランス、アングレーム国際漫画祭で幸福の科学が後援する「論破プロジェクト」(主催も同教信者)のブースを撤去した事に関して主催者を批判する談話を発表した。
ソ連崩壊後のロシアなどで与党議員がそういう「自由な」行動をして破綻国家だなと思わせる事はあったのだが、一国のスポークスマンが公式にやるのかよ、バナナリパブリックかよ、と頭が痛くなった。
このブース設置などはなんつーかもう単純に数を集めた政治廚の迷惑行為で、更にテキサス親父日本支部などの随伴者が沢山居り、同チャンネルはブース撤去した会場責任者の携帯電話はやっぱりサムスンですね!とか動画にしていて、要するにその頃大量にあったYoutubeのヘイト動画の飯のタネだったんで随伴したんよ。やってる事は迷惑系Youtuberそのもの。因みにこのチャンネルはその後なんJでBAN祭りが盛り上がった時にBANされてる。
それの排除に対して日本国政府のスポークスマンが公式に文句付けちゃう。頭がクラクラする。しかも幸福は仏政府の指定カルトで、自由国家なので活動は制限されないが勢力伸長やその活動は監視されている。
日本の漫画家が呼ばれてニュースになる度にあれを思い出してその情けなさと滑稽さに共感的羞恥を覚えると共に時に笑いが出てしまう。
②中でもポルノは風紀を乱すとし、焚書されることが当然の世であった
③時代は移り、民主制が台頭すると、「表現の自由」なる概念が生まれた
これは、為政者が政府批判などを規制したり、投獄するのを防ぐ目的で制定された
④本来、「表現の自由」は行政や司法により制限されないが、それでは「表現を用いた他人への攻撃」を取り締まることが出来ない
よって法治国家では「名誉棄損」などに関する法律を定め、権利の対立を解決できるようにするのが普通
⑤ポルノ規制運動への反発には「表現の自由」が用いられることが多くなる
ポルノは「世間的にマイナスとみなされる」類の表現であり、規制に対抗する時「有用性」での主張が難しいため
⑥人権意識が進んでくると、「差別」などの概念も発達し、これを行うことは「正しくない」と規定されるようになる
⑦それらが先鋭化し「ポリティカルコレクトネス」(政治的正しさ)という概念が生まれる
そこでは、女性差別、人種差別などを構成する偏見が助長されることすらNGとされた
⑧女性の権利強化が進み、女性を性的に扱う表現を「正しくない」と言えるようになる
この運動は「女性差別」を基底としているため、ポルノ問題が「差別問題」へ変化する
問題を「差別である」としたことで、玉虫色の意見をけん制できてしまった
事が差別であれば、「この程度の差別は許容されるべき」という意見を構成できない
反論しようとしたならば「差別でない」と言わなければならないが、そこで軸が「差別的」にずれる
耐えてきたハラスメントなどが「性差別の産物」なのだと定義されるのだから当然の帰結
⑩人工知能学会誌の表紙がやり玉にあがる(のうりん、宇崎ちゃんと続く)
「(一部の)女性を不快にする」コードで繋がれた家政婦という表象が「性差別である」として炎上した
最終的には「男性社会の偏見の現れ」とかいう差別「性」に論がずれ
「一般社団法人」でしかない人工知能学会に対して、公的機関などの言葉を使って「微細な偏見すら許されない」と攻撃された
以後、定期的に萌え表現は燃える事になるが、「差別」が前面に押し出されるようになる
⑪「お気持ち」返答が始まる
対する男性側は「差別につながる偏見強化の恐れ」レベルにまで拡大批判してくる相手に対して
「それ、お気持ちでしょ?」と返すようになる(意訳:差別ではないでしょう?)
具体的にいけば
少年漫画で「取り柄がないように見える主人公に惚れるヒロイン」がラッキースケベの餌食にあう事は差別的で許されないが
少女漫画で「ヒロインにだけ優しいイケメンだが札付きの悪」が「嫌がるヒロインに強引な壁ドンからキス」するのは許されるのである
そして、それらのイケメンが、性的に安全なよう最終ロックがかかった去勢された存在となっていてもオーケーなのである
※それらを享受することすら許さない楠本まきのような人も当然居るが、表象としてはエロいセーラームーンなどにも矛先を向ける原理主義者は少ない
そうした不整合を処理するのに生まれた概念が「性的にまなざす」だ
今では忘れられてしまったが、一時「まなざし村」などとして流行った
⑫ポリコレ集団は表現の撤去を求めてくるので表現の自由が使われる
相手の動きが差別を御旗にした「表現規制運動」であるため、「表現の自由」が使われることになる
当然、古の経緯も影響あるだろうが、そも「差別」の解釈を広げすぎて「何でもかんでも差別(の助長)」状態の相手と会話など成立しない
この動きが一般化すると、それを揶揄する「エロ表現の自由戦士」という言葉が生まれる
彼らが守っているのはエロコンテンツだけであり、自分が気に入らなければ打ち切りに追い込んだり、削除に追い込んだりする「お気持ち自警団」であると定義される
ここでバカバカしいと思うのは、そもそも表現の戦場は「お気持ち」の戦場だ
「不人気」だってお気持ちだし、面白いが掲載場所が合わず死ぬ作品もある
「不快な表現」を理由に撤去されるポスターや中止されるCMだって普通にある(死霊のはらわたとかサイレン)
問題なのは、「お気持ち」だと勝率が悪かったまなざし村の村民が、「ポリコレ」という手段を知ってしまった事だ
これまでなら「妻がカレーを作るCMは不愉快です」だったのが、「妻がカレーを作るCMは性差別」として叩けるようになった
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/yoneharausako/status/1433044285113307137
↑のブコメ群なんだけどさ、「被害が生じてるから性的なものを表に出すな」と言ってる人って、
あいちトリエンナーレ(表現の不自由展)を中止させた河村市長と全く同じこと言ってるて自覚あるのかな。
性的嫌がらせをしてくる迷惑な人=政治的嫌がらせをしてくる迷惑な人
と置き換えれば、
政治的な展示物があるせいで政治的に厄介な人たちを刺激して会場周辺の安寧が保てなくなるから、展示会を中止します。
と、つまり
となって、今回のブコメ群と河村市長の言ってる事が全く同じになってしまうんだが。
あのとき「悪いのは政治的嫌がらせしてくる連中なのだから、展示会は表現の自由のためにそのまま続けて、嫌がらせをする連中を取り締ればいいんだ」
て主張が支持されてなかったっけ?
今回だって「悪いのは性的嫌がらせしてくるヤツなのだから、店は経済活動の自由のためにそのまま続けて、嫌がらせするヤツを取り締まればいいんだ」
てなるべきやん。
そうならないのって、結局は「性的なものは嫌いだし見えると不快だから表に出てくるな!」ていう個人的な好み、偏見、お気持ちによる差別的言動そのものだよね,
ふだん「表現の自由戦士w」と他者を揶揄してた連中が、今や揶揄してたのと同じ自己矛盾に陥ってるやん。
ほんと、醜いね
一部ブコメ
「あるモノがそこに有ることで厄介な人を刺激して行動させてしまう」を理由にして、法的に問題のないモノを撤去させる事は妥当か?
「表にあるから」「チケット入場制だから」「ゾーニングされてるから」とか関係ねーだろ
ゾーニングて言うならエロ表現だってゾーニングされてて、公的に子供に見せちゃダメと認定された18禁表現は表に出されてないだろうが。
Wikipediaの項目の半数以上が金遣いの荒さの内容で草
王様かな?
高級公用車の導入
米国の自動車メーカー「テスラ」の自動車を公用車として2台導入するとし、2019年度当初予算に「自動車管理費」としてテスラ導入を組み込んだ。同年3月の議会で導入予算が可決。しかしリース代が高額なため費用が従来の倍以上かかることから、同年6月27日、市議会本会議で「導入見直しを求める決議」が審議され、同決議案は賛成21票、反対20票で可決された[15]。
市民からの批判も高まったことから、7月17日に記者会見を開き、1台目と従来の公用車、トヨタ・クラウンハイブリッドとのリース料の差額を自身の給与で負担し、9月に導入を予定していた2台目は「保留する」と述べた[16][17]。導入する1台は、7月から8年間のリース契約を結んだテスラのSUV「モデルX」で、リース料は月額14万5千円(税込み)。これまで使っていたトヨタ・クラウン(月額6万円)との差額8万5千円を、市長の給与を毎月減額する形で負担する条例案を9月議会に提出する予定[18]。市に寄せられた意見の約9割が批判的とされることに関して村越は7月24日、「市民以外が大半で、(直接市民から)お叱りを受けることはない」との見解を披露した[19]。
その後テスラ車1台のリース契約を解除すると決め、9月4日、リース料の差額分を市長の給料から支出する関連条例案を取り下げる書面を市議会議長に提出した[20]。市はテスラとのリース契約を11月18日付で解除した[21]。11月19日、村越は定例記者会見で、テスラ車を管理する法人を設立したことを明らかにした。市が当初契約していた8年分のリース料金より高い値段で同法人が買い取り、以後は村越自身の政務活動などでテスラ車を利用する方針とした。この法人は、村越の私設秘書が経営する自動車レンタル会社「ワルデンクリフ」を指すことがのちに明らかとなる(後述)[22]。
市は2019年6月17日に開かれた市議会定例会で、市議から市役所新庁舎の工事の進捗状況を問われた際「2020年7月完成、8月供用開始」と答弁。村越も2019年8月6日に行われた住民説明会で「供用開始は2020年8月」と説明した。
ところが同年8月27日、村越は突如「1、2階中央部に階段を作る決定をした」と発表。予定されていた供用開始時期は5カ月延期され、費用は1億5千万円が見込まれた。設計になかった階段を追加する理由として、村越は「オープンイノベーション、ワンストップサービス、ワンスオンリーサービスなどの現代的な要請に応えたしつらえにする必要がある」と説明したが、市議の一人は「庁舎建て替えは2013年から取り組みが始まり、議会や地元住民の意見を聞きながら2020年夏に完成と最終段階を迎えていた。8月6日には同様のスケジュールで近隣住民にも説明会を開いていた。その予定がなぜ2週間足らずで覆るのか」と疑問を呈した[23]。
階段建設に伴う予算は可決されていなかったが、村越は「広報いちかわ」2019年12月7日号において「新第1庁舎は2021年1月に供用開始予定」と発表した。市議会はこれに反発。同年12月11日、「新第1庁舎を当初の計画どおり、令和2年8月に開庁することを求める決議」を可決した[24]。
2020年8月25日、市川市役所の新庁舎につき、4階以上の一般利用が開始された[25]。村越はその後、4階の市長室内のトイレの隅に、ガラス張りのシャワー室の工事を追加で行った[26]。費用約360万円には新庁舎建設に伴う余剰金が充てられた。シャワー室の工事は10月に完成した。
2021年2月26日、市議会定例会の代表質問で越川雅史議員は、市長室の裏にシャワー室が存在することを初めて明らかにした。設置が、新庁舎の議員や報道関係者向けの公開後だったことなどを明らかにし、「市長専用では」と村越を批判した。これに対し村越は「想像の飛躍」と述べ、「危機管理上、必要だった。必要に応じて新たに機能を追加することはあり得る」と弁解した。また、災害時には女性職員も使うことを想定しているため市長専用の設備ではないと述べた[27]。越川がさらにシャワー室の公開を求めると、村越は「物見遊山的なことに対応するつもりは一切ない」と公開を拒否した[28]。庁舎5階には職員用のシャワー3室があるが、市長室へのシャワー室の設置は市民にも知らされていなかったことも判明した。
同年3月3日、市議会に「シャワー室の撤去を求める決議案」が提出され、賛成28票、反対13票で可決された[29]。
同年6月1日、村越は記者会見し「シャワー室は撤去しない。災害時、私が使った後、女性職員に使ってもらう。女性職員には安心してもらえると思う」と述べた[30][31]。
同年6月11日、市長室に設置されたシャワー室を撤去しなかったなどとして、村越の不信任を求める決議案が市川市議会に提出された[32]が、同日の市議会は村越の不信任決議案を反対多数で否決した。村越は議会後に「市民のことを第一に考え、これまで以上に全力で市政運営に努めてまいります」とのコメントを出した[33][34]。
同年6月23日、シャワー室の設置にかかった約360万円を村越の負担とするため、会派「無所属の会」の市議5人は、市長給与を7月から半年間で約394万円削減する特例条例案を議会に提出した。5人の市議は提案理由で「(村越が)今後も給与減額に応じないことが懸念される」と述べた[35]。6月28日、市議会は「シャワー室の撤去を求める決議案」を再び賛成多数で可決した[36][37]。
2019年10月8日夕刻、村越は同月10日に予定されていた定例記者会見について「都合がつかなくなった」と市幹部に連絡した。このとき市側には明確な理由を伝えなかった。市は会見前日の10月9日に記者会に中止の旨を通知した。同日、記者会の代表は理由の説明を要請。10月10日にも市秘書課長らに中止とした理由を求めたが、市側は明確な理由は聞いていないとして「公務以外のことには踏み込めない」と述べた。村越はテスラ車導入問題で「市民に丁寧な説明をする」「報道機関との信頼関係が大切」などと発言しながら取材に応じないことがあり、記者会は市に書面で「信頼関係を一層損なう」と指摘した[38]。
同年10月11日、村越は自身のツイッターで「台風への備え」を優先したと反論。さらに、一部の報道機関の記者について「便所の落書き定度の記事を書く」と非難した[39]。10月18日、千葉日報社の単独取材に応じ、公務の記者会見をキャンセルしたことについて「台風の事前の対応をしていた。政務です」と主張し「会見は報道に対するサービス」と述べた。「一番大事な仕事を選んでするのが私の務めで、10日の局面では記者会見に時間を割くことではない。それは私が決める」と報道機関への不信感をあらわにした[40]。
2021年5月24日、千葉県警は、法務局に虚偽の書類を提出したなどとして、村越の私設秘書で自動車レンタル会社「ワルデンクリフ」社長の押切裕雄を電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕した。同月25日には市川市内にある村越の後援会事務所を家宅捜索した[41]。
押切は千葉2区選出の永田寿康衆議院議員の公設秘書を務めたあと、2017年の市川市長選挙で村越の事務所運営を手伝った。村越の当選後は市関係者らに市長就任の政治資金パーティーを案内。事務所の元スタッフは「次の市議選に出るならパーティー券を買え」と、1枚2万円の券を5枚押し付けられたことを明かしている。村越の運転手や金庫番を務め、旧庁舎時代には市役所にたびたび出入りし、次第に市役所の業務に口を出すようになり、職員を「なんでこんなことができないんだ」などと恫喝することもあったという。そうした言動が容認されていたこともあり、元市幹部は「逆らうと何をされるかわからないので、抵抗することもできなかった」と証言している[42][43]。
テスラの高級自動車導入が頓挫する見通しが経ったころ、押切は2019年10月23日に前述の自動車レンタル会社「ワルデンクリフ」を設立している[44]。同社は、市が契約解除したテスラの車両をリース会社から購入した[45]。
村越は同年8月24日の記者会見で、押切が2021年6月15日に起訴されたことを問われると「私設秘書ではない」と主張した[46]。
2021年6月28日、市議会定例会において大久保貴之市議が情報公開請求で得た開示資料(税抜き)を公表。村越が新庁舎完成にあわせて市長室用に合計約1058万円の家具を購入していたことが明らかとなった[47]。家具の内訳は執務机とイス約157万円、応接ソファ約302万円、執務用イス約23万円、会議テーブル約344万円、イス8脚計約67万円、その他約188万円とされる[48]。大久保市議は市議会で「このような高額な支出は市民の理解が得られるのか」と村越に質問。村越は答弁せず、かわりに財政部次長が「すべて国内メーカーで調達されており、市民の理解を得られると思っている」と答えた。大久保市議は朝日新聞の取材に「理解を得られるはずがない。市長自ら説明するべきだ」と述べた[47]。
同年8月24日、村越は記者会見で、上記家具購入について「議会が決裁し調達したのに、なぜ、市議会で問題として取り上げたのか、理解に苦しむ」と話した[46]。
引っ越ししてネットの開通が遅れてる。不動産会社にやられたのか
原因は引っ越し先にあると思った「光コンセント」がなかったこと。よって開通予定日が2週間遅れ、工事費1.4万円くらいプラスで請求される。
これまでの経緯を言うと、引っ越しの4週間前に不動産会社に光コンセントの有無を確認。担当者からあると回答貰ったのでプロバイダーに工事なしで入居の翌日に開通を依頼した。
引っ越しの前日に工事後の家を確認したら、あるはずの光コンセントがない(管理会社には工事後の内見前に入金済みで、工事終わる10日前が支払い期限日)。→「え?なんでないの?」と慌てふためく不動産会社の担当者。
話にならんと思い、契約書に書いてあった財閥系の管理会社に問い合わせると、「光コンセントは残地物として当社では処理している」「工事後内見して契約いただいてる形なので工事費はお客様の方でお支払いください」とのこと。
いやいや、光コンセントがあるから即日開通できると思って契約したんだよと。チャーシュー追加でトッピングして、箸つけた後に「あれ?なくね?」って気づいたら、箸一回つけたから交換できませんって言ってるのと同じだぞと。追加でチャーシューくれればいいのよ。追加で早く仕事で必要だからネットが必要なんだよ。
不動産会社の担当者とその上司曰く、上司も光コンセントが入居前のクリーニング工事で撤去されたのは見たことないとのこと。悪いのは管理会社か、その施工した会社と間接的に指摘。
管理会社は工事後の内見後に契約したのだから知らんこっちゃないという対応。我が社では光コンセントを残地物として処理することが普通なんだと主張。
これはやられたわ。みなさん引っ越しするときには気をつけて。ネット開通2週間遅れることになり、現在ポケットWi-Fiレンタル中
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=22509
男は、生活困窮者などへの差別発言をした「メンタリストの本を目立たないところに置け」と要望し、店員に「できない」などと断られたため、腹を立てたということです。
阪神淡路大震災とオウム真理教をめぐる事件で騒がしかった1995年に起きた、文藝春秋の雑誌『マルコポーロ』を廃刊にしてしまった事件の、そのホロコースト否定の記事の著者である西岡昌紀氏がその記事でも使った文章がこれである。
「なんと驚くべきことに、ガス殺の遺体は一体も見つかっていないのです」
西岡はそれ以来、繰り返しこのセリフを語った。今回はこれについて考えてみよう。
上の西岡が使う常套句は、実は微妙に嘘なのであるが、ほんとでもあるというややこしい話でもある。嘘であるというのは、見つかっていたという報告自体は存在するからだ。知られているのは二つあり、一つはマイダネク収容所のソ連犯罪調査委員会による報告書であり、1944年10月頃という早い時期にまとめられた報告書の中に、ガス殺遺体の発見の事実がさらっと書かれている。マイダネクはソ連赤軍の急襲にあって終戦前年の1944年7月にさっさとソ連に解放されてしまったので、ガス室やその遺体の処理が間に合わなかった、とされている。もう一つはロシア南西部の黒海に面するクラスノダールでもガス殺遺体が発見されたと報告されている。こちらの方は1943年初頭にさっさとソ連に占領されてしまっているので報告(裁判)の時期も1943年7月と最も早い。ガス殺遺体の写真まである。
このように実際には見つかっていたという話を知らないネットの否定派は多いようだが(西岡も1995年当時には知らなかっただろう)、見つけたのがソ連であるという理由で信じないのが否定派である。実は個人的にもマイダネクの報告書はちょっと怪しいと思っているが細かい話になるのでそれはここでは言わない。クラスノダールの方は写真まであり、その写真自体に「一酸化炭素中毒の死体」とまではっきりコメントが書いてあって、信頼性はあるように思うのだが、ソ連の裁判という理由で否定派は認めようとしない。当時ソ連は見せしめ的な裁判をやっていたらしく、それが信じない理由とされているようだが私は詳しくは知らない。
しかしこれが、否定派が主たる攻撃対象としている絶滅収容所、中でもアウシュヴィッツ収容所の話になってくると、確かに解放後に連合国によって一体も発見されていないのは事実である。定説では、それらのガス殺による遺体は全部焼却処分してしまったからである。が、ここでは少し否定派側の視点に立って考えてみよう。
確かに、そう言われると奇妙な気もしてくる。一般的に言って、死体なき殺人は肝心の殺された死体が存在しないため、その立証は困難である。かつて日本で起きた北九州一家連続殺人事件では家族七人が殺されたが、その死体は一体も見つからなかったどころか、犯行現場とされたアパートからも血痕の一つも見つからず物的証拠は何一つ存在しなかった。その為、主犯格の共犯者である愛人と逃げて助かった生存者の証言で事件を立証する以外になかったのである。
しかし、アウシュヴィッツは七人どころではなく、約百万人がガス室で殺されたとされている。ニュルンベルク裁判時点では250万人〜400万人という膨大な犠牲者数が述べられた。なのに、ガス殺死体は一体も見つかっていないというのは極めて異常な話ではないのか? ガス室による殺人は全く立証されていないじゃないか、と言いたくもなるのだろう。特に、青酸ガスという毒ガスで殺されたという類例のない事実を立証するには、遺体の検死解剖の一つくらいあっていいはずなのにそれすらないのだから、疑惑を持つ人がいても不思議ではない、とは思う。
では一体どうやって毒ガスによる大量虐殺を立証したのであろうか?
流石にニュルンベルク裁判やその他の裁判で具体的にどのように立証していったのかという全貌は知らない。よほどの研究者でもない限り、膨大な裁判資料に精通している人は限られると思う。ニュルンベルク裁判資料ですら素人には手に負えない。
しかし、物証の一つである文書資料もそこそこ裁判で採用されているようである。ナチス親衛隊は徹底的に大量虐殺の事実を隠蔽しており、例えば直接「毒ガスで殺した」などと文書に記述したりしなかった。ガス室についても、残されている図面には「死体安置所」としか書かれていないし、アウシュヴィッツの火葬場に関する使用データも一切残さなかった。収容所解放前にガス室のあったビルケナウのクレマトリウムは全て解体撤去・爆破処分しており、火葬炉の一つも残っていない。それでも、ある文書の中には「ガス室」とついうっかり書いてしまったのであろう記述があったりもしたし、クレマトリウムの残存パーツからシアン成分も検出している。
さらに、裁判で採用された証言者は何百人にも上り、その多くは非常に具体的にガス室のことを証言しており、詳細な証言もいくつもあった。ガス室での殺害の目撃証言も多数存在したし、ともかく大勢の元囚人がガス室に関する証言を行なった。中でも、遺体処理を担当したゾンダーコマンドの生存者の証言は極めて詳細であった。最も衝撃的だったのはアウシュヴィッツ収容所司令官を最も長く務めたルドルフ・ヘスのニュルンベルク裁判での証言であった。彼は、他の多くの加害者側の人間とは異なり、無罪を主張しなかった。それどころか、自分から進んで積極的にそのおぞましい犯罪の全貌を裁判で語ったのである。さらに彼は、拘置所において自らの意思で回想録を執筆し、裁判時の証言よりもさらに詳細な内容であった(この自伝は日本でも普通に売ってる)。
細かい話をすれば、例えばナチス親衛隊による大量虐殺の隠蔽に関する証言でさえも、囚人は証言している。「ガス室での殺害については、「特別処理」という表現を記載していました」などの証言も何人もしている。これは事務的な部署でも囚人が働いていたからである。さらにそうした証言をしている法廷で裁かれていた加害者側の被告であった親衛隊員たちは、ガス室を全く否定しなかった。それら親衛隊員が裁判で反論したのは、自らの意思に基づく非道な行い等についてのみであり、指示・命令で行っていた任務であるガス室に関しては否定しなかったのである。
結局、後々のナチ犯罪裁判を含めそれら戦犯裁判では誰一人、ガスによる大量虐殺を否定しなかった。少数の「知らなかった」と語った証人や被告が存在しただけである。果たして、こうした証言状況で、「ガス殺死体が一体も見つかっていない以上、それらの証言は全て疑わしい」と言えるのであろうか?
ネットに多い素人否定派程度では、まさかガス室・大量虐殺を認めることになる証言が何百件もある(裁判以外も含めれば何千件になるのか見当もつかない)だなんて知らないと思うし、それらの証言の一つもまともに読んだことすらないだろう。例えばその一つを任意に選び出してみよう。
証人:アウシュヴィッツで絶滅された子供たちの移送に関しては、ゾンダーコマンド(特別部隊)で働いていた同僚から聞いたことを繰り返すことができます。この子供たちはガスで殺されました。ビルケナウの最初の火葬場で行われたテストガスの犠牲者でした。
私は3週間の検疫を経て、クレマトリウム建設班に配属されましたが、そこで初めてグラブナーと出会いました。ある時、私の仲間が50キロのセメント袋を運んでいたのですが、その重さに耐えられず、グラブナーは私のカポーに向かってこう言いました。「あの犬にとどめを刺せ」と。カポーはシャベルの柄を折って、それと自分の足を使って囚人を激しく殴り、彼は本当に死んでしまいました。これはグラブナーの指示で行われました。
その後、私は火葬場から「カナダ」という兵舎に移されました。そこでグラブナーと再会しました。グラブナーは政治部の部長で、ガス処刑される人たちの書類をモルに渡していました。グラブナーはほとんどすべての輸送列車の到着に立ち会っていました。
ポーランドの戦争犯罪証言記録サイトに見る殺人ガスの証言証拠(2)|蜻蛉|noteより
人間の証言には、しばしば誤りが存在する。記憶間違いであったり認識間違いであったり誤解であったり、場合によっては意図的な嘘であったりもする。個人的に、こうした証言をたくさん海外のサイトから翻訳したので、そこそこ誤った内容を含む証言があるのも知っている。しかしだからと言って「ガス室」に関する証言のその全てが嘘になることなどあり得るのだろうか? 知っている裁判証言だけで数百件に上るのだが。
しかもそれらの証言に含まれる「ガス室」に関する内容は、ただ単に「ガス室があった」と言っているだけでなく、上にあげたたった一つの例ですらも具体的な内容を持つ証言の中で示されているのである。しかもそれらは裁判の中での証言であり、被告が法廷に存在しており、被告には証言者への質問の機会も与えられていたのに、誰一人被告はガス室を否定しなかった。
でも否定派は、それら証言をどんな難癖をつけてでも否定する。上の例では、「連合国の陰謀者によって、ガス室の証言をするように脅迫されている可能性がある」等。また、否定派が最も証言に対して使うセリフは「矛盾があるものばかりである」である。ルドルフ・ヘスに至っては、ほんの些細な記憶間違いとしか考えられない証言上の矛盾を元に、証言の全て(もちろんガス室・大量虐殺に関することだけ、であるが)が連合国によって強制的に嘘を言わされていることにされた。私はそれをいうネット否定派に対して、「ではあなたは数年前の出来事について一つの誤りもなく証言できるのですか?」と質問したがまともに答えが返ってきたことは一度もない。ひどい場合には、単なる翻訳上の間違いを元にして「この証言には矛盾がある」と難癖をつけられていたことさえある。
少なくとも、マルコポーロ事件の西岡昌紀は真面目とは言い難い。その理由は、絶対にただの一つとしてもホロコースト否定説には欠陥があることを認めようとはしないからである。実は、稀にこの「否定説の欠陥」に気付く否定派がいる。中でも否定説の最大の欠陥は、では「一体、数百万人に上るユダヤ人はどこへ消えたのか?」に答えられないことである。ユダヤ人がナチスドイツの手によって大量移送されたこと自体を否定する人はいないので(それすら知らない人は別だが)、殺されていないのなら数百万人の消えたユダヤ人はどこかに生存していなければならない。古くは、ソ連だった。ソ連のスターリンが収容所に収容しただとか、移住させたのだとか、色々言っていたらしい。だが、冷戦が終わってなお、そんなユダヤ人は全く確認することは出来ない。旧ソ連に関するそうした情報も公開されているのだが、どこにも出てこない。
ほんの僅かだけど、ネットで議論しているとそこに気づいた否定派もいた。確かにその質問には否定派は答えられない、と。欧米では、著名な否定派が、さらに高名な否定派の誰にそのことを聞いても「知らない」と返答されるだけだったので、否定派を辞めてしまった人さえいる。この重大な欠陥を認めるか否かが、ある種の分水嶺になっているとは思われる。
最近タテカンが撤去されまくってる旧帝の工学部の者なのですが、同期も院生も(観測範囲内だと)大半は「もう俺は結婚は無理だ……」って言ってる人が多くて、自分もそんな感じなんですけど、そういう人ってどうなっちゃうんでしょう?
もしこうすればよかった!って言うのがあったらそれも教えていただきたいです。
あとあと、人をATMとしか見てない女とは付き合いたくないって言ってる人が一定数いるけど、そういう人って最終的にどういう人と付き合うのかも気になります。
近所の女子大の学生がNFとかインカレで狙いに来るっていうのは聞いたことがあって、なんとなく「顔が良くて運動できて年収が見込める人狙ってるんだろうな〜ATMにされるんかな〜」とか思ってるんですけど、自分は陽キャでもなければ運動も全然できなくてそういうのとは無縁だし、話も入ってこないんですよね。
❶ 要するに赤ちゃん言葉っしょ?低能が極まりすぎて幼児化してしまったってこと。
❷ それを公共の場で垂れ流さないでくれないかな。気持ち悪いんだよね。
どこの馬の骨ともしれないあなたのお気持ちに沿う理由がない。自分が隠居すればいい。
❸ 動画再生してるだけでコンテンツ消費した気になってるクズだから
? 観て楽しむのは立派なコンテンツ消費だ。
❹ それを悪い事だとも思っていないことが、もう本当に救えないと思うよ。
勝手に公共の代表ヅラしてお気持ちを押しつけるあなたの方が害悪だ。ただ、救えないとは思わない。
… 駄々をこねるだけの幼稚さを卒業し、自分のお気持ちが普遍的であるという理由を言え。
コンビニにエロ雑誌が入荷されたら「気持ち悪い」ってだけで撤去しろなどと迫るのか?
賢い大人の連中はそうじゃなかった。
食べないと生きていけないのは、鳩も人間も同じ。あれだけ多くの鳩が街なかで生活できるということは、街なかに鳩の餌になるものがたくさんあるということです。特に、鳩被害が深刻な地域には、鳩の餌が豊富にあることは間違いありません。今回は、鳩対策とも密接に関係する「鳩の食生活」についてご説明します。
鳩は本来、植物の種子、穀類、豆類などを食べる生き物です。日本には、市街地でよく見かけるドバトや郊外に多い野生のキジバトを始め数種類の鳩がいますが、本来の食べ物に大きな違いはありません。基本的に、山や樹林に存在する植物を食べます。
ちなみに、鳩と同じく街なかでよく見かける鳥といえばカラスですが、鳩がカラスのようにゴミ捨て場を荒らす光景を見たことがある人は少ないでしょう。鳩はカラスほど雑食ではなく、動物質のものは好まないので、人間が出した生ゴミを漁ろうとはしないのです。
都会で住む人々にとって、鳩が本来どのようなものを食べるのかを想像するのは難しいかもしれませんが、ペットショップで売っている鳥の餌なら、イメージしやすいのではないでしょうか。一般的な鳥の餌の原料は、エンドウマメ、ムギ、アワ、ヒエ、麻の実、パンプキンシード、ヒマワリの種、トウモロコシなど。これらを適量食べ、新鮮な水を飲むのが、鳩にとって健康的な食生活です。
古くから日本の野山に棲息するキジバトなどの野生鳩はもちろん、街なかでよく見かけるドバトも、野生化した当初は自然界にある植物の種子や穀類を食べて生きていました。ですが、現代のドバトのほとんどは市街地に棲息し、その餌の大半は、人間が与える餌や道に落ちた食べ物くずだといわれています。さらに近年では、もともと郊外を中心に棲息していたキジバトまでが、食べ物を求めて市街地に現れるようになりました。
市街地には、人間が食べ歩きしたスナック菓子のかけらやパンくずなどが、あちこちに落ちています。また、駅や公園のゴミ箱が溢れて、周囲にお菓子やファーストフードの袋が散らばっている光景もよく見かけます。それらが、街なかの鳩にとって主な食料源となるのです。人間の食べ物には塩分、油分、糖分が多く含まれているため、本来の鳩の食べ物には適しませんが、それを食べている限り、鳩たちは食べ物に困らずにすみます。中には、人間の食べこぼしを食べた結果、自然界では考えられないほど丸まると太った鳩を見かけることも珍しくありません。
自然の少ない市街地であるにもかかわらず多くの鳩が棲息している地域では、それだけ人間のマナーが乱れているといっても過言ではないでしょう。
■鳩対策の基本は、鳩に餌をやらないこと
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市街地の鳩は、穀物、種子だけではなく、人間のスナック菓子やパンのくずを食べて生きています。また、公園や広場で鳩に餌を与えてしまう人もいます。そのせいで鳩が繁殖し、人々は糞や鳴き声の被害に悩むことになるのですから、皮肉な話です。
鳩による被害を防ぐためには、何よりもまず、鳩に餌を与えないことが大切。街なかの鳩は人慣れしていることが多いので餌を求めて寄ってくることがありますが、絶対に食べ物を与えないようにしましょう。また、餌を与えているつもりはなくても、知らず知らずのうちに軒先やベランダで食べカスを落として、鳩に餌を提供してしまっていることもあります。すると、鳩はそこを餌場と認識して何度も飛来するようになるので、こまめに掃除して食べカスやゴミを残さないようにしましょう。
ショッピングセンターや公共施設、病院、駅などの鳩被害でお悩みの場合は、鳩に餌を与えないよう利用者に呼びかけることをおすすめします。また、ゴミ箱は蓋付きのものを選び、溢れる前に中身を撤去することが大切です。
かなり嫌な鳥→カナリヤ
「な」に含まれる+α
本物の磨崖
あるじもうけ/アルジャジーラ
当たらずとも/アルカトラズ/虻蜂取らず
南南問題に憤る人「なんなん?」
お叱り平野
イエニチェリ/いでにけり
やばいやいば
鰹のたたき台
叩き上げの鰹
似姿の姿煮
ピピンの苦心
アクオス↔︎トジルメス
金継ぎをしすぎて金だけになった純金の皿
スキアッチャータ/付き合っちゃった
ええいままよ↔︎こんにちはパパだよ
村一番のホラ吹き
ナチスの人ら
グージュの伝言
遠くから撮った近影
思想膿漏
馬の足袋→タービー
托卵のかっこうの的
デジタルタトゥーの女
こまめに小豆を摂る
死ぬこと以外かすり傷↔︎かすり傷以外なら死
島耕作↔︎陸開墾
無策の生きた化石→案も無いと
君がため 春の野に出て ハルツーム
robust/老婆
乱雑な茶→胡乱茶
下北沢↔︎上南沼
ハリ◦ウッド→ニードル◦キ
サマルカンドで冷める感動
チャッカマン↔︎火付け女
早合点に含まれるやがて
tyrant/thailand
しのぶれど色にイェニチェリわが恋は
ブレブレのブレーン→ブレブレーン
肺リスク脳リターン
鳩を売ってる鉄道員
死人にクチナシ
どもるドヴォルザーク→ドモルザーク
覆水という名字なので盆に帰らない人
ジャイアンのいおり→ジャイ庵
石の上にも桃栗三年
Vtuberが、“女は殴りながらやるのが最高” って発言して…
アカウントBAN されるようなことがあったら…
バーチャルなキャラクターとフィクションのキャラクターの違いは希薄だ。台本を演者自身が書くか台本家が書くかの違いしかない。
仮想のキャラクターの女性蔑視発言を、デートレイプや女性差別、フェミサイドを助長しかねないなどとして放送停止に追い込んだなら。それはやがてアニメの規制にさえつながる。コンビニからエロ雑誌が撤去されて、ショッピングモールのポスターは取り下げられて、赤十字のポスターも胸を強調しているとして改変を余儀なくされている。ついこないだもネットの漫画が統合失調症患者の差別に寄与しうるとして修正を迫られた。
キャンセルカルチャー禍で、表現は、自由にできない。みんなも、もう、気づいてるだろ?
災禍が実質的な表現の自由の弾圧でなくてなんであろう。今回も「Youtube は彼をBANすべき」という意見が実際に賛同を集めていた。ホームレスら弱者男性が保護されて一般女性が保護されない合理的理由は何もない。それが起きるなら当然これも起きる。なのにどうして、表現の自由に基づいた批判は同時に表現の自由への弾圧になりうると認められないのか。ニーメラー先生も草葉の陰で泣いているよ。
国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない、と憲法は言っている。現代社会は国家の制定する法律の上に、新しいレイヤーが載っている。Twitter が、Youtubeが、Apple が、Pixivが、そしてはてなブックマークが。下層のレイヤーが自由だとしても上層がガチガチに制限されていては実質的な表現の自由は無いに等しい。遠くの国家権力だけを監視して「今日も平和だ」と安心する幸せな🐸さん達よ、あなた方は井戸の底にいるぞ。
teebeeteeteebeetee この手の案件のたびに言論の自由の問題にしようとする奴が出るけど、検閲なく自由に発言できた上でその内容が批判されてんだから、言論の自由に対する抑圧でもなんでもないってことがいつになったらわかるんだろう。
この論理が破綻した奇妙なコメントが、なぜかトップコメントになってしまっている。
自由に発言ができる、それへの批判も自由にできる。だからと言ってそれらの発言自体が言論の自由を抑圧しないことにはならない。発言を許す Youtube の寛容さと、発言者や批判者がもたらす抑圧は無関係に独立して存在する。今回の差別発言はバッシングを受けたが、もし無批判で受け入れられたならホームレスの人たちは抑圧されて声を上げにくくなるだろう。あるいはバッシングによって優生思想的な Youtuber が次々と BAN されたらそれは検閲以外の何者でもない。これらは表現の自由の抑圧だ。
mur2 これ(http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken05_00037.html )とか読むといい。言論の自由は公共の福祉のため必要かつ合理的な制限を受ける。内心は自由だが他人にも内心の自由はあるわけで、発言の結果誰かに嫌われるのも仕方ないよね。
よく勘違いされているが、公共の福祉は「権利の衝突を調整するための原理」だ。衝突の調整のために自由権は「必要最小限度の規制のみ」を受ける。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/公共の福祉 あたりを読むべきだ。差別的・排斥的だからと言って必ずしも表現の自由が制限されるわけではない。どう調整するかは裁判所で注意深く判断されることになる。
B2igwzEE 何回したよこの話。正論に戦いを挑むオレごっこするなら、まずその正論がなぜ成立したのか調べるなり理屈を考えるなりしてほしい
niagadoniagado 俺の言論の自由は尊重すべきだが、お前の言論の自由は尊重しないタイプの奴か。日常的にも自分に甘くて他人に厳しい態度を取ってるんだろうね。
建設的API には抜け穴が開いているようだ。根拠なき決めつけによる罵倒。これらは批判ではなく中傷ですよ。
私には個人的なポリシーがある。表現の自由に基づく表現の自由の弾圧をするのだと認めた上でなお拳を振り上げる覚悟を決めたなら、「止めさせようとはしない、変えろも避ける。なるべく『間違ってる』に留める。できうる限り理由を付記する」。
オーナーから、またドリンク補充作業をやれというLINEがきた。Aさんと組む日は、Aさんは頑なに私にドリンク補充作業をさせてくれない。オーナーから私がやれっていうLINEが来ましたよとAさんに言ったところ、Aさんは、
と、明らかに焦った様子だった。そして、
「オーナーは俺のドリンク補充のどこが気に入らないんですかね」
と言った。私は、
「また何か悪いことしたんですか?」
と言った。Aさんは最近は何もやっていないという。オーナーがAさんの仕事ぶりを気に入らないから、わざわざ私を指名してまでAさんにドリンク補充作業をさせなかったのかどうかは、よくわからない。Aさんは過去に、夜勤の仕事ぶりをオーナーが全くチェックする気がなさそうなのをいいことに、明確に犯罪となること以外ではかなり好き勝手にしていた。
だが実は、オーナーはAさんを始めとする夜勤の男子アルバイト達が仕事をサボってばかりいることを把握していた。そして、Aさん以外の夜勤男子が全員辞めてしまった後になって、夜勤男子達がしてきた数々の不正で店に洒落にならない損害が出ていることにオーナーは気付き、Aさんを疑い始めたのだ。
Aさん自身は「犯罪はやってない」というけど、まだ売れるFF商品を「どうせもう売れない」と勝手に決めつけて、19時になる前に勝手に廃棄したりとか、夕方~の時間帯に売り物が沢山あると客が沢山来て面倒くさいといとかいって、19時廃棄の商品を18時より少し前に売り場から撤去して事務所に隠し、廃棄時間を過ぎてから廃棄登録をするなど、実質泥棒じみたことをやっていた。
あと、凹まして売り物にならなくなったドリンクを、数本ならセーフといって申告せずに売り場に陳列したり、さすがに陳列してお客様に見られたらヤバいだろってほど破損したドリンクを、後で買い取ろうと思っただけでウォークイン冷蔵庫の隅に隠したまま忘れて放置などもしていた。当店はよほど酷い例でないかぎり、ドリンクを落として凹ましたり破損させても、オーナーに素直に申告して謝罪すれば、弁償しなくていいことになっているにも関わらず。
……といったことを、Aさんは「犯罪じゃないから大丈夫」といって繰り返しており、夜勤男子の多くも似たようなことをしていた。また、夜勤男子のなかにはガチで犯罪をしていた人もいたのかもしれないが(何しろFF商品の売上でひと月100万円もの違算が出たという)、オーナーが気づいたときには夜勤に残っていたのはAさんとたまにしかシフトに入れないBさんだけという状態で、しかもBさんは昼間は他企業で正社員をやっていて身元がしっかりしてると思われているため、Aさんが集中的に疑われることになった。
まあ、身から出た錆というやつだ。Aさんの「犯罪じゃないから」などというのは独り善がりな言い訳でしかない。つもり積もって店に多額の損害を与えたのは事実だし、オーナーの指示通りに仕事をしなかったことも事実だ。
Aさんは「オーナーは俺のドリンク補充作業の何が気に入らないんだろう」と言ったが、私から見れば気に入られる要素がない。Aさんはただやっつけ仕事をしているだけだ。自分が売れると思った商品だけ補充して、売れないと思ったものは補充しないか、3本くらいしか補充せず、結果として残り21本も入ったケースを冷蔵庫の中に何箱も放置するなんていうことをやっていた。
ウォークインの中の、余りのドリンクを置く棚がぐちゃぐちゃになっていても平気で、整理整頓もしない。どうせ昼勤がやるし、オーナーがやれと言わないんだからやらなくてもいいだろと言って、整理整頓をしないばかりかむしろ散らかしていた。
それをAさん本人はスマートなやり方だと自画自賛して、もう既に辞めたベテランパートの人や私にまでそうしろと強制した。私が言うことを聞かず、ドリンク補充をしながらウォークインの片付けもちゃんとやることをAさんが知ると、「それが当たり前だと思われたら割に合わない」といい、私にはドリンク補充をさせないようになった。
コンビニの仕事は、忙しくてできずに次のシフトの人に作業を回すことになるのは仕方ないにしても、なるべく次のシフトの人に迷惑をかけないようにやるのが基本だ。自分のシフト時間内に出たゴミは捨てて帰るとか、作業場を散らかしたら片付けるとか、事務所内などパブリックスペースに私物を置いて占拠しないとかいった、簡単なことだ。
ところが、Aさんはそれとは真逆のことをする。昼勤の人達をあてにして、中途半端に仕事をやり残したり、片付けをしなかったりする。一緒にシフトに入る人の迷惑を考えずに、我が物顔で事務所の机の上に私物を散らかしている。何から何まで、Aさんのやることは独善的なのだ。
などと、一々あげつらって批判すれば、Aさんはむくれて仕事を放棄するか、いっそう自分のやり方に固執して、私にも同じようにやれとかオーナーには言うなと強要してくるのは明らかだ。だから、Aさんから「オーナーは俺の何が気に入らないのか」と聞かれたときは、
「むしろ気に入られる要素なんかありました? でも、単に今夜は暇だと思われてるだけだと思いますよ。警戒レベル上がりましたし、テレビではオリンピックやってますし」
と答えて、ドリンク補充は私がやった。
ウォークイン冷蔵庫の中は思ったほど散らかっていなかった。8月だからだろう、あまり仕入れもしていないようで在庫も少なかった。ところが、5箱くらい積み上がっているケースの、一番下になっているものが開封されて、数本抜かれていた。こういう箱を一番下にしておくと、上に積んだ箱が傾いて倒れてしまうと何度もオーナーから注意されているのにこれだ。こういう小さな注意無視も、今では全部Aさんの仕業だと疑われている。実際誰がやってるのかは不明だが。
数本だけ抜き出して放置されてる箱が5箱。そして、余りを置く棚は一見隙間なく商品が詰まっている。ドリンク棚に補充できるスペースはそんなに多くなかった。それでも、いくらか補充してから余り棚を整理すると広いスペースができ、放置されていた5箱のドリンクを全て余り棚に移しても、まだスペースに余裕がる状態になった。
十数箱の空き箱ができ、残った手付かずのケースは崩れないよう真っ直ぐ積み上げて隅にきっちりと並べた。空き箱は全部畳んでまとめ、外の段ボール倉庫に仕舞った。それだけやっても一時間もかからなかった。翌日の朝にドリンク補充作業をする人は、仕事がやりやすいと思う。
ドリンク補充のために、ちょうどストーカー客の来る時間帯に店番をしなくてよかったし、いい気分だった。
ところで、今年の春、勤続丸二年になったと同時に私の給料が上がった。時給900円から時給920円になった。都会の人からすれば、夕勤にしては安いだろう。だが、ここら辺のコンビニで夕勤の時給が900円以上なのは珍しいので、私としては不満はない。
Aさんによれば、当店で何年働いてもびた一文昇給しないとのことだったし、私の勤める夕勤はどんなに真面目に働いても「居るだけしか価値がない」ので、昇給なんか全く期待していなかったから、驚いたし嬉しい。
「仕事サボってるヤツにはどんなに注意しても改めるなんてことはないから、給料で差をつけるしかないんだよね。真面目に働いてる人には昇給させたりボーナスで多くお金をあげて、サボるヤツの給料は据え置き」
とのことだったが、あれは、本当だったんだなあ。
そして、昇給すると同時に、オーナーから無闇に疑われなくなった(以前は何かトラブルがあると真っ先に私が疑われていたのだ)し、信頼されている感が上がった。バイト仲間からどんなに馬鹿にされても、真面目に仕事していて良かったなと思った。
しかし、当店はどんなに仕事ができる人でも週3しかシフトに入れない(但しいつも人手不足の夜勤は除く)ようなので、時給はよくても稼げないのが問題。収入を増やしたかったら、バイトを掛け持ちするしかないのかぁ……。
ニューヨークからフロリダへとヒッチハイクの旅はトラックを経由した。光り輝くフロリダオレンジの太陽が私の帽子を貫く。木漏れ日に目を細めるとトラック運転手は荷台へ向かって大声を張り上げた。
「おまえさん、こんななにもない場所へどうしたんだい!」
私のうまく起こせない上体はトラックの端にある紐で結ばれている。少し前運転手はバスケットコートのカメラから見るボールみたいに目を大きくした。私の身体は動かず、車椅子に支えられていたからだ。あんたそんなのでどうして遠出しようってんだ、と運転手は感嘆の声を上げた。それが二時間ほど前のことだ。
私は運転手に家族の集会があることを伝え、その用事がバーベキューであることを教えた。それからフロリダ州の看板が見えたので、コントラストを強く投射する景色を風に流しながら、私の名前を伝える。そうかい、メグっていうのかい、と運転手は陽気に答えた。林立するビルを縫って突き抜ける青が歯科医に飛び込んでくる。フロリダはオレンジの国じゃない。避暑地だ。だからバーベキューには都合がいいのだ。多分そうだし、そういうことにしよう。うちの家族に振り回されたことは忘れて。<溶け出しそうな>夏の頃が思い出されたとしても。そういえばあの日もこんな風に感想した風が髪の毛をさらっていったものだ。サングラスが反射する光のその先に目的地があった。
◆
「どうしてそんな事を言うの」
電話の向こう側でケンがなにかの言い訳をしている。言い訳の仕方はまるで父そっくりだ。もうそんなところばかりだ。わたしときたらそんなケンに向かっていつもは冷静なのだけど、彼が父のように逃げ続けるさまを見ていると、どうしても声を張り上げてしまう。ケンはそんな時に決まって「メグはママにそっくりだよ」と吐き捨てるようにいう。全く美味しくないチリソースをアスファルトにぶちまけるようにだ。理由はこうだ。本当はここで開催される予定だったバーベキュー大会が、父の会社の都合で大きな話になり、他企業を巻き込んだバーベキュー大会に発展したらしい。それも開催地は何故か日本。私はケンに、肉よりも寿司の日本でなぜバーベキューなのかと問い詰めたが、頭に血が上っているのかケンは日本だって神戸牛があるし、開催地としてアメリカとは違った面白さが出せるんだといい始めた。違う、そういうことじゃない。少なくとも久しぶりの家族のバーベキューが行われ、とってもプライベートなものだって聞いていたのに、どうしてそれがお父さんの会社と関わっているのか聴きたいのだ。しかしケンはこれは日本と米国の絆を結ぶためのものなのだ、と主張してやまない。ALS-CoVζ+が未だ収まっていない時期になぜそんなに話を大きくしてしまうのだろうか。そんなことはどうだっていい。それよりも、家族の一致団結できる機会が失われた事実が私にとってショックだった。素晴らしい日差しの下でトロピカルフルーツソーダの飲みながら、サンオイルで日焼けをしている人達もいるのに。
◆
「やあケン。今回は会社から大会の趣旨が発表されてね。ぜひ神戸牛とアンガス牛の対抗戦をという事になったんだ」
「それで、勝った方には?」
「純金製のメダルが贈呈されるだけだよ」
「だけ?」というケンの声がスマートフォンの不協和音とともに響いた。父のノキア製は日本ではマイナーだと聞かされて、その音質に少しだけ疑いを持ち始めたばかりだ。父はケンの懸念事項がバーベキューの開催予定地のことばかりだと思っていたが、どうやらそのノキアで聞く限りそうではないらしいことが理解された。ケンは明らかに家族の集会が壊されたことを怒っており、主催は誰だと問い詰めてきたのだ。父はやむなくドビュッシー会長という人物だと述べたが、俺はクラシックの名曲よりも古いラップが好きなんだと皮肉交じりに父の言葉を投げ捨てた。まるでそれじゃあ、ダディはまたしても「お山」の大将「だ」ろうとまでいう。ダディーはクールじゃないとまで言い放った。それは一体何のジョークだいというと、日本版の4chのセリフさ、と返すばかりだった。ゼータ株はあの頃の僕たちのキャンプを奪ったが、父は僕たちから家族の有り様を奪おうとしているのではないか、そんな懸念がケンの頭をもたげた。そのくせゼータ株は活発に人々を結びつけようとしていやがる。ニューヨークからメグを追いかけるケンはハンドルを回しながらそうつぶやいた。
◆
ケンがメグと合流して数時間後、隔離が完了して未感染者のみが利用できるビーチで突然人が溶けた。その液体は灰色と真っ黒な血をビーチに滴らせ、バーベキューの肉のようにビーチの砂を汚した。それとは関係なく海鳥は通り過ぎ、メグは声にならない声とともにジーザスという単語をピンク色のリップを塗った唇から漏らした。到着したばかりのケンは目の前で人々が弾けて溶けてゆくさまを見て、エボラか何かかと目を疑い、それが数年前に起こった悪夢の再来であることを知覚した。フロリダ州に緊急事態宣言が敷かれ、州知事は政府の圧力によって州ごと隔離されたことを発表した。通信網は途絶え、父との国際連絡も取れなくなったメグとケンは、暴徒鎮圧用のゴム弾を装備したSWATたちに誘導されて収容施設へと向かった。発電の電源はかろうじて発電機型のバッテリーとして供給され、被災地には水が運び込まれた。しかしそのどれもが決死の覚悟で運ばれてくるものであり、運転手は全身防護用の白い服を着て入念な消毒を経た後にフロリダへと入り、そして出てゆく際にも消毒を行わなければならなかった。ひとまずイントラネットとして暫定的に繋がれた外との通信によりニュースだけを見ることができた。
そうして避難所での生活が進む中、ウィルスで隔離された人々の間に奇妙な一体感が生まれようとしていた。それはヒステリックな怒りであったり、それを鎮めようとするものであったり、また話し合いによって解決しようとする者達や、殴り合ったあとで肩を組み合うレッドネックたちなどによってだ。彼等はお互いをファミリーと呼び合い、外にいる連中をウォーキング・デッドだと笑いとばした。正気が保てない人々は、普段忌み嫌っている低所得層のレッドネックたちの話をよく聞いた。富裕層たちは臨時の学校を開いて塾を作り、黒人たちは放課後と称して子どもたちにバスケットボールを教えた。そうして閉鎖空間は小さな社会になった。ケンもメグもよく話し合った。とりわけ、ゼータ株のことについてだ。彼等は先日の家族のことを思い出して悲憤慷慨し、やがてウィルスによって僕たちの絆が深また奇妙さと、ウィルスによって人々がばらばらになった悲劇を語り合った。
その頃からメグの夢枕には、なくなった叔父の姿が映るようになった。叔父は家族の異事で何かをいいかけていたが、そのたびに消えてしまう。そんな夜が繰り返された後のある朝、フロリダの海岸にある変化が起こった。その変化はイントラネットTVに映し出されると、やがて通信の全てが回復した。日本の企業ソフトバンクが提供する緊急ブロードバンド回線につながったメグたちのスマートフォンは、あるものものしい人物たちを映し出した。それは水陸両用車両のようにも見え、中から防護服をつけた人が降りてくるのが見えた。車両には見慣れない文字が書かれており、不意にケンがそれを見て叫んだ。まるでパーティーが始まったかのような喜びようだった。見なよ、あれは"セルフ・ディフェンス・フォース"だぜ! ケンの指差す画像の向こうにあったもの。それは自衛隊の揚陸艇であった。第十七小隊、フタマルマルこれより状況開始。という声とともに彼等は海岸に落ちた血や散らかった廃棄物、まるでタイフーンにやられた風に映るカビの生えた建築物を撤去し始めた。そんな作業が一週間もつづくと避難場所の衛星問題はすっかり快適になり、自衛隊の面々と記念写真すら取れるまでに改善した。ケンはその時彼等にどうして来たのが十七小隊なんだいと問いかけたが、ある隊員は、十七小隊は俺達のメダルみたいなもんさ。と笑って返すのみだった。ケンはそれを聞いて、じゃあ俺たちはあんたたちに助けられたから十六小隊でいいさ、と破顔した(筆者注:2021/08/01)。
◆
日本にいる無責任な父は流石に心配な顔をして息子たちを迎えた。ただし父は両名が無事であることを確認すると1、バーベキュー大会は玉石混交のパトルロワイヤルでありジャパニーズヤキニクとチンギスハーン、バーベキューの三つ巴の戦いだったと熱く語り始めた。勝敗の決し方があまりに不透明な競技だが、メグにとってそんな話はもはやどうでも良かった。怪しげなバーベ審査員のことにも興味がなかった。父がミヤゲに持って帰ったネギマをケンは頬張っていたが、メグはどうしたって騙されることはなかった。クールビューティーと目される荒川静香のイナバウアーが見たかったというわけの分からい答弁を無視して、メグは今回の隔離事件の顛末を事細かに語った。父はそんな事知ってるさと遮ろうとするが、メグは人差し指を父の唇に当てると子供を諭すように父と目を合わせた。彼女は、「それで今回の事件でとっても頼もしいステディな人ができたのよ。自衛隊員の人なの」、という。父は喋りかけていた口を閉じると、目を白黒させた。あのフロリダオレンジの目を見開いたトラック運転手のようにである。
しかしやはり父は普通の人間と少し違った。それなら早く紹介しなさい。次のバーベキュー大会があるんだ、と彼を巻き込もうとし始めたのだ。メグは両手を上げて首を横に振ると、やはりちょっと前の出来事を少しだけ回想しながらジーザス、と小声でつぶやいた。
ケンはそんな様子を見て、口の中のネギをすっかり胃袋の中に押し込めながら、こいつにケチャップをかけると日本人とも仲良くできるかもね、と一人で口角を上げた。ゼータ株が運んだ全ての問題は、まるでその性質のように全てを溶かして人々をつなぎ、父子は空港で呆れながら仲良く語り合った。避難所のメンバーのメール着信がなり響いてメグがその知らせに目配せする。
※別作者です。おしまい。
無観客の影響で、観客の案内などのボランティアが必要なくなったらしく、
でも簡単にクビにしたら、ただでさえ不満だらけなのに、またいろいろと不満が出るので
これは会場ごとに違うみたいだけど。
私の会場は看板の設置や、ボランティアの受付に行ってもらっているらしい。
なので私の役割のところにも、観客案内のボランティアが日替わりの手伝いできている。
この観客案内のボランティアが、クセがかなり強い。
人の話を聞かないのは普通。(これは他のボランティアにも言えることだが)
私がかなり年下だからが、かなり馴れ馴れしい態度、もしくは舐められる
→私は元からこの役割なので、リーダー的にまとめたりすることがあるのだが、このような態度をされることが多い
などなど
もちろん観客案内のボランティアでも普通にやってくれる人もいる。
でも全体的にクセつよで、一緒にやったらこっちが大変な人ばっかり。
高齢化の波は恐ろしい。
高齢ではないが、
でもこの一連の騒ぎで、一番振り回されてるのは現場だろう。
末端への連絡なんてできる状態じゃなかったのだろう。
容易に想像がつく。
いろんなツテで漸く連絡が取れると
今度は活動日数が減らされたと、騒いでいた。
そして私の会場である、都外会場をひたすら
ここの会場に決まったとき、ショックだったと
言っていた。
ちなみに役割の希望は出せるが、会場の希望は県単位でしか出せなかった。
都会なんですねーと流したが、かなりモヤモヤした。
その他にも言い出したらきりがないほど
案内板を作ってくださいと言われ、作ったら
撤去されてた。
高齢者の言い方。
資料などを読まずに、これどーするの?と行ってくる人。
毎週PCRを自分でしているから、オリンピックでPCRをする必要がないと言ってきた
案内係のボランティア
今更だけどボランティア辞めたい。
こんなのばっかり毎回相手してて、正直つかれた。
でも、辞められない。
人足りてないらしい。
シフト入っちゃってる
ホテルに泊まっている。