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2020-05-08

周回遅れのパチンコ景品合法 違法論に一言言っておくか

パチンコの3店方式実質的違法だよねえ

https://novtan.hatenablog.com/entry/2020/05/07/151658

おいおいおいおい、はてなーたるもの法律ではなく一般認識根拠批判するのかよ。

じゃあ一言言っておくか

パチンコ屋の3店方式は俺も合法だと思う。そこで風営法オリジナルを読んでみよう。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=323AC0000000122#216

二十三条 第二条第一項第四号の営業(ぱちんこ屋その他政令で定めるものに限る。)を営む者は、前条第一項の規定によるほか、その営業に関し、次に掲げる行為をしてはならない。
一 現金又は有価証券を賞品として提供すること。
二 客に提供した賞品を買い取ること。
三 遊技の用に供する玉、メダルその他これらに類する物(次号において「遊技球等」という。)を客に営業所外に持ち出させること。
四 遊技球等を客のために保管したことを表示する書面を客に発行すること。
2 第二条第一項第四号のまあじやん屋又は同項第五号の営業を営む者は、前条第一項の規定によるほか、その営業に関し、遊技の結果に応じて賞品を提供してはならない。

二十三条がしてはいけない事を定義してる。

最後の行で「その営業に関し、遊技の結果に応じて賞品を提供してはならない。」とあり、これがゲームプレイの結果で景品・賞品をあげるのがダメとされている根拠

パチンコ違法じゃんとなるけど、よく読むと「第二条第一項第四号のまあじやん屋又は同項第五号の営業を営む者」に限定した話なんだよねこれ。

そこで第二条は以下の通り

二条 この法律において「風俗営業」とは、次の各号のいずれかに該当する営業をいう。
一 キヤバレー、待合、料理店、カフエーその他設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業
二 喫茶店バーその他設備を設けて客に飲食をさせる営業で、国家公安委員会規則で定めるところにより計つた営業所内の照度を十ルクス以下として営むもの(前号に該当する営業として営むものを除く。)
三 喫茶店バーその他設備を設けて客に飲食をさせる営業で、他から見通すことが困難であり、かつ、その広さが五平方メートル以下である客席を設けて営むもの
四 まあじやん屋、ぱちんこ屋その他設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業
五 スロットマシンテレビゲーム機その他の遊技設備本来用途以外の用途として射幸心をそそるおそれのある遊技に用いることができるもの国家公安委員会規則で定めるものに限る。)を備える店舗その他これに類する区画された施設旅館業その他の営業の用に供し、又はこれに随伴する施設政令で定めるものを除く。)において当該遊技設備により客に遊技をさせる営業(前号に該当する営業を除く。)

二条によるとパチンコ屋は第二条第一項第四号だ。

二十三条で賞品を出すことを禁止しているのは

まり、第二条第一項第四号のぱちんこ屋 は対象に入ってない。第二十三条でパチンコ屋も禁止対象に入っているのは、1行目から5行目の間。景品を出すのはいいけど、現金を直接渡すのはパチンコと言えどもダメ。「客に提供した賞品を買い取ること」が禁止されているけど、買い取っているのはパチンコ屋ではない。

二十三条 第二条第一項第四号の営業(ぱちんこ屋その他政令で定めるものに限る。)を営む者は、前条第一項の規定によるほか、その営業に関し、次に掲げる行為をしてはならない。
一 現金又は有価証券を賞品として提供すること。
二 客に提供した賞品を買い取ること。
三 遊技の用に供する玉、メダルその他これらに類する物(次号において「遊技球等」という。)を客に営業所外に持ち出させること。
四 遊技球等を客のために保管したことを表示する書面を客に発行すること。
// ↓これはパチンコ屋は含まれていない
// 2 第二条第一項第四号のまあじやん屋又は同項第五号の営業を営む者は、前条第一項の規定によるほか、その営業に関し、遊技の結果に応じて賞品を提供してはならない。

景品を出すことが禁止されていないなら、それが24金の特殊景品だろうが、客がそれを換金するのも、客が換金する事実を知っていて放置するのも、

特殊景品を持って店から出てくる客の需要を見込んで パチンコ屋の隣に交換所を作るのも違法にはならない。交換所は「第二条第一項第四号の営業(ぱちんこ屋その他政令で定めるものに限る。)を営む者」じゃないからね。

もちろん、何かが起きて行政が怒ったらいくらでも理屈をつけて違法に出来るだろうけど、今はそうなってない。

完全に既得権益だけど、法律がそう書いてあるんだから法律を変えなきゃ。

二十三条の「2 第二条第一項第四号のまあじやん屋又は同項第五号の営業を営む者は」を「2 第二条第一項第四号又は同項第五号の営業を営む者は」にしてパチンコ屋も第二十三条の2の適用範囲にすればいい。

それか第二十三条の2を第二十三条の1に組み込むとか、どっちでもいいけど一箇所書き換えるだけで充分。

2020-02-28

見ず知らずの人に、社内でともだちのようにはなしかけられるんだけど

ビジネスマナーとかもなく、どうしたらいい?

同じ会社の人ならともかく、営業になんていえばいいんだろう

随伴客をきがるにエンジニアとはなしさせるなと

客だから対応するけどいくらなんでもひでぇ

2020-02-11

anond:20200210091314

どちらの採掘時も問題はありますよ。しかし程度問題として、テスラリチウムイオン電池は550kg(容器含んでいる)として、そのなかのリチウムは55kg以下。それに対して、ICEライフサイクル中がぶ飲みするガソリンを作るため、原油は一体何トン必要なんですかね?

そもそもリチウム採掘懸念されている理由を知っていますか?最も大きな問題は水(真水)を大量に消費することです。対して、原油採掘の際には随伴ガス(最近は軽減されていますが)が出て、CO2が必ず出ます

また海洋油田ではプラットフォーム廃棄物問題など(OSPAR条約)があります。MARPOL条約があってもタンカー事故はたびたび起こります採掘、精製、輸送使用のどこにおいても環境破壊が必ず伴います

繰り返しますが、問題は初期コストとしてこれら環境破壊が起こるわけではなく、内燃機関を使っていく以上かならず起きるわけです。

リチウムイオン電池採掘こそ水を消費しますが、そのあとの製造プロセスではリニューアブルエナジーを使えば環境破壊の程度は抑えられ、使用の際はそれ単体では環境破壊を伴いません。

なお、リチウムは廃棄リチウムイオン電池からリサイクルできます原油は燃やしたらできませんよね?

2019-09-07

行動主義心理学10分で理解する

はじめに

行動主義はJ.B.Watsonが最初提唱した心理学哲学だ。この哲学は、現代では下火のように見なされてたり、あるいは棄却すべき対立仮説のように扱われることが多い。

しかし、実際には認知心理学者、あるいは認知科学者が槍玉にあげる行動主義は、誤解に基づくものか、そうでなくても「その行動主義自称している行動主義者は現代はいないよ」と言わざるをえないような藁人形論法であることが少なくない。

そこで、行動主義誕生から現代的な展開までの歴史について、ごくごく簡単にまとめてみようと思う。

Watson の行動主義

行動主義は、Watson が 1913 年に提唱した。

Watson の基本的な主張は、ご存知の通り「心理学対象客観的に観察可能な行動に限る」というものだ。

当時の心理学は Wundt の提唱した「内観法」を用いて人間の持つ「観念連合」を記述する、というものであった (余談だが、内観法は単なる主観報告ではない。これもよくある誤解である。Wundt の提案した心理学は、繰り返しの刺激に対し、同じように報告するよう徹底的に訓練することにより、人間の持つ感覚の組み合わせについて首尾一貫とした反応を得ようという研究方針である)。

Watson が反対したのは、Wundt の方法である人間自己報告」を科学データとすることである。それに代わって、刺激と反応という共に客観的に観察可能事象関係研究対象とすべきであると主張した。Watson は Pavlov の条件反射概念を用いれば刺激–反応の連関を分析可能であるし、人間の持つ複雑で知的な行動も刺激–反応の連鎖に分解できると考えた。

また、情動や愛のような内的出来事は、身体の抹消 (内臓筋肉) の微細運動から考察された。Watson の心理学が「筋肉ピクピク心理学」と揶揄される所以であるが、現代身体性を重視する心理学認知科学を考えると、(そのまま受け入れることはできないにせよ) あながちバカにできない部分もあるような気がする。

さて、認知心理学者、認知科学者が批判するのは多くの場合 Watson の行動主義である場合によっては、次に登場する Skinner と Watson を混同して批判する。

注意しなければいけないのは、Watson の行動主義立場を取っている行動主義者は、この地球上にはもはや存在しないという点である。従って、Watson 批判歴史的な批判以上の何物でもなく、現代科学議論ではない。

では、行動主義を自認する現代研究者が寄って立つ立脚点は何なのか? その鍵になるのが、Skinner の徹底的行動主義である

Skinner の徹底的行動主義

Skinnerは、Pavlov の条件反射を「レスポンデント条件づけ (いわゆる古典的条件づけ)」、Thorndike の試行錯誤学習を「オペラント条件づけ」として区別し、概念、および実験上の手続きを整備した。そのためあってか、Skinner は20世紀で最も影響力のある心理学者 1 位の座についている。

Skinner は、科学目的を「予測 (prediction)」と「制御 (control)」とした。ここでは説明しないが、そのためにの強力な武器として概念としては「随伴性 (contingency)」、方法論として「単一事例研究」などを導入した。 彼の心理学は他の心理学とは大きく異なる用語法、研究方法を持つため、「行動分析学」と呼ばれる。

徹底的行動主義では、Watson が扱ったような客観的に観察可能な「公的事象」に対し、「私的事象 (ようは「意識」のこと)」もまた、同様の行動原理によって説明できると主張した。つまり、内的出来事も「行動」として捉えられる、ということだ。文字通り「徹底的」に行動主義なのである。実際に、Skinner の著書の中には「知覚」「感じること」「思考すること」といった、内的な事象についての考察も多く、それらは行動分析学重要対象であるとはっきりと述べている。

逆に Skinner が反対したのは、「心理主義的な説明である。心的な活動実在するし、それ自体研究対象ではあるが、「心的な活動によって行動が駆動される」という因果的な心理主義に対しては、Skinner は反対であった。つまり、「原因としての心的概念」の導入に反対したのだ。この点を間違えると、Skinner を完全に誤解してしまう。

ただし個人見解としては、行動分析学ほとんど顕在的な行動以外実際には扱っていないし、扱うための具体的な方法論を発展させてもいない。そこに関しては批判を免れないとは思う。

行動分析学の他に重要な特徴として以下の 3 つが挙げられる。

(1) 「反応」を運動パターンとして定義するのではなく、「どんな結果事象を引き起こすのか」から定義する機能主義
(2) 人間の営みを超えた真理探究ではなく、行動の予測制御という現実的有効性の上昇を目指すプラグマティズム
(3) 仮説構成体・仮説群から研究演繹するのではなく、実験結果から法則抽出する帰納主義

なお、帰納主義については「え?でも科学って演繹帰納の両輪で回ってるんじゃないの?」と考える人いるかもしれない。

Skinner は「行動について我々は知っているようでまるで知らない。そのような若い科学にはまず、具体的なデータ必要なのだ」と考えた。そのため、Skinner は環境 (刺激) と反応の間の関数関係データの蓄積を重視した。

まりあくまで当時の知的状況を鑑みての方針だったということは重要な点だ。

ちなみに、Skinner は自身の徹底的行動主義区別するため、Watson の行動主義を「方法論的行動主義 (methodological behaviorism)」と呼んでいる。

また、次に述べる Skinner の同時代の行動主義も、同様に方法論的行動主義とまとめられることが多い。

Skinner と同時代の行動主義 (新行動主義)

Watson のアイデアを発展的に継承したのは Skinner だけではない。

ただし、Skinner 以外の新行動主義に与している研究者は、現代には皆無なので、あくま歴史的な展開として捉えるべきである

Guthrie

Guthrie は刺激と反応の間にできる連合は「時間的接近」によって生じることを述べた。また、Hull や Tolman と異なり、心理学研究対象客観的に観察できる行動に限定すべきであるという姿勢は堅持した。

Hull

Skinner と大きく異なる点として、Hull は「仮説構成体による演繹」を重視した。「習慣強度」という潜在変数を導入したモデルを考案し、その潜在変数挙動の変化により行動の予測に挑戦した。

Hull の研究問題点は、いたずらに潜在変数いくらでも増やせてしまい、理論肥大化する危険はらんでいるためである特に Hull や Skinner の時代は、行動に関するデータがまだまだ少なく、行動研究には強固な地盤がなかったのである。Skinner は「理論必要か?」という論文理論研究批判していているのだが、Skinner が批判たかったのは Hull の心理学だったのである

Tolman

Tolman は刺激と反応の間に「仲介変数」を導入した心理学者だ。いわゆる S-O-R の枠組みである。彼は「潜在学習」の研究によって、「学習」と「成績」は必ずしも一致しないことを見出した。そのことから、刺激と反応の間には、それを仲介する隠れた変数がある、と考えた。

Tolman からすると、「感情」「期待」といった内的な出来事も、刺激と反応の間に存在する仲介変数である

現代視点で見ると、認知心理学下地になるアイデアを提出したのが Tolmanだ。

ところで、Tolmanと地続きである認知心理学もまた、徹底的行動主義立場からすると方法論的行動主義立脚した心理学である。そう、私たち現代心理学徒のほとんどは、意識せずとも方法論的行動主義なのだ

なぜか?認知心理学でも、公的事象と内的事象を分ける。内的事象には直接アクセスできないので、公的事象の「操作」と計測を通じて内的事象研究をする。公的事象操作 (実験条件) を通じて、内的事象定義を行う。これは、Stevens-Boringの「操作主義」と呼ばれる。操作主義では、操作と計測の対象公的事象であり、内的事象については「研究者間での合意」に基づいて議論される。つまり、例えば「この条件によって反応時間に変化があったら、作業記憶に影響があったということにしようね」というのが、研究集団によって暗に共有されている、ということだ。これが、認知心理学が「方法論的行動主義」と呼ばれる所以である

Skinner 以降の展開

1980年代以降、Skinner の弟子筋の研究者たちの間で、Skinner 以降の行動主義を巡って、研究方針多様化しつつある。その中でも最も影響力のある 3 つについて、簡単に紹介したい。

Heyes の機能文脈主義

Skinner の行動分析学プラグマティック科学であると言われているが、実は Skinner 自身は表立ってプラグマティズムに述べていたわけではない。例えば、近い時代を生きたパースジェームズデューイを直接引用して主張を行なっていたわけではない。一方、Heyes の機能文脈主義の特徴は、Skinner の徹底的行動主義の持つプラグマティズムをより明示的に推し進めた点にある。

Skinner は心的概念を導入することを否定した。私的出来事 (内的過程) は外的な行動の原因ではなく、それ自体独立した行動として捉えるべきだと考えたためだ。また、心的概念による説明は、行動分析学目的である予測制御寄与しないと考えたことも一因である

Heyes の場合、そのような概念でも、予測と変容 (influence) に寄与する場合は、十分に有用であると考える。

具体的には、「態度」を測る質問研究が好例だ。質問紙で測る「態度」は Skinner であれば「質問紙に回答行動」として見なされる。しかし、Heyes の場合「そのような研究問題点は、測ったところで、実際の行動を変容させるための操作変数が同定できないことだが、最終的に行動の予測と変容を目指すという目的がぶれない限り、足がかりとしては有用である」と主張する。

このような、伝統的な行動主義比較してある意味で軟化した態度を、Heyes は「行動主義心理学自由主義化」であると述べている。

少し脇道に逸れるが、Heyes は行動の「制御 (control)」とは言わず、「変容 (influence)」と表現する。これは、「制御」だと決定論的に操作できる印象を受けるが、実際の行動には確率的な変動性が必ずついてまわるため、表現を柔らかくする意図である

また、機能文脈主義では、研究の真偽の真理基準にも明示的にプラグマティズムを導入している。

行動主義科学には必ず目的がある (多くの場合、それは現実問題解決と結びついているが、そうでないものもある)。Heyes の標榜するプラグマティズムは、目的にかなうかどうかが、研究の真偽を決める、ということだ。

これは、「うまくいけばなんでもok」という主観主義ではない。問題解決としての科学として、発見というよりは創造プロセスで知見が生まれるということだ。ただし、解決されるべき「目的」の方はどうしても恣意的にはなってしまう、と Heyes は述べている。

Baum、Rachlin の巨視的行動主義

巨視的行動主義の特徴は以下の 2 つにまとめられる。

(1) 分析単位として「随伴性」ではなく「相関性 (correlation)」

Skinner はレスポンデント条件づけは刺激−反応という 2 項随伴性、オペラント条件づけは刺激–反応–刺激という 3 項随伴性によって定式化し、随伴性こそが考察されるべき基本単位であると考えた。

巨視的行動主義は、そうは考えず、よりマクロな「強化子–反応率」の相関性行動主義心理学分析単位であると主張している。

まりミクロな刺激と反応の関係を捉えるよりも、マクロ環境と行動の関係を捉えることを重視しているのが、巨視的行動主義である

行動主義心理学目的予測制御に置くならば、結局はマクロ記述で十分であり、その方が有用であるというのが彼らの主張だ。

(2) 内的出来事の導入の拒否

Skinner は外的な行動とは別に内的な出来事もまた行動として捉えられると考えた。巨視的行動主義ではそうは考えない。

彼らは、内的な出来事を「潜在的な行動 (covert behavior)」と呼んでいるが、心理学はそれを直接対象とする必要がないと論じている。なぜなら、潜在的な行動が実際に効力を持つならば、最終的には顕在的な行動 (overt behavior) として表出されるためである

このことを彼らは「時間スケールを長くとる (temporally extended)」と表現している。瞬間瞬間に我々には豊かな精神活動 (mental life) があるが、それを相手取らなくても、長い時間観察すれば、観察可能な行動として現れる、ということである

Staddon の理論的行動主義

Staddon の主張は、他の行動主義と大きく異なる。彼の場合は、心的概念の導入を許容する。そして、それを用いた「理論」こそが心理学必要であると考えた。その点は、実験結果から法則抽出する帰納を重視した Skinner の立場とは異なる。また、「心的概念による説明」は Skinner の反対した「原因としての内的過程」でもあり、それを採用する点も Staddon の特徴である

行動主義心理学目的は、予測制御だけではなく「説明」にもあると彼は主張した。Staddon の言う「説明」とは、概念同士の関係によって、現象記述することである。わかる人にとっては、David Marr の「アルゴリズム表現」の位置心理学位置づけている、と考えればすっきり理解できるように思う。

Staddon はやや言葉遣いが独特で、概念連関による記述を「メカニズム」と呼んでいる。そのメカニズムは必ずしも生理学的基盤を前提しないで、あくま心理学レベルでの記述である

ようは、行動のアルゴリズム的な理解なのであるが、事実 Staddon は「私の言うメカニズムとは、アルゴリズムのことである」とも述べている。

Skinner は反応率 (時間あたりの反応数) を分析の基本単位としたが、Staddon はより多元的である。ただし、なにを分析単位とするかは、それ自体研究立脚点を示しているものである。それを Staddon は「The model is the behavior」という言葉表現している。

それでは認知心理学となにが違うのか?と思われるかもしれない。Staddon いわく、行動主義心理学伝統的に堅持してきた「強化履歴」は理論的行動主義でも重要であるというのが大きな違いらしい。つまり、行動や内的状態は、それまでの環境との相互作用に基づいている歴史性を有しているとういうのだ。当たり前といえば当たり前なのだが、その点を強調するか否かである

また、Staddon は「動的過程 (dynamics)」を重視した点も特徴である。他の行動主義は、基本的には刻一刻と変化するような過程というよりは、安定した反応の推移を対象としてきた。ややテクニカル議論ではあるが、現代では複雑な時系列データを扱う方法もたくさん用意されているので、動的な過程を取り上げるのは科学として自然な展開であると思う。

一方、認知心理学では「コンピュータアナロジー」のように、入力–出力関係を固定して考えることが多い。動的に内的状態は推移していることを重視した点も、Staddon の理論的行動主義認知心理学を分ける特徴の 1 つであるしかし、個人的にはこの差異は徐々に埋まっていくのではないかという期待もある。

おわりに

以上、行動主義 100 年の歴史簡単に振り返ってみた。

色々なアイデアはあるものの、基本的現在「行動主義」を標榜している人がいれば、Skinner の徹底的行動主義である。Watson、Hull、Guthrie、Tolman に依拠している者はいない。従って、歴史批判ではなく、科学議論として行動主義批判したければ、Skinner を相手にするべきである

行動主義はとにかく誤解されがちである。それは行動主義心理学者サイドにも問題があるにはあるのだが、科学において、無理解責任基本的には不勉強側に帰せられるべきだろう。

個人的には、アンチ信者より詳しくあってほしい。認知心理学者も、自分たちが寄って立つフレームワーク出自はどこにあって、なにに対するアンチテーゼだったのかをきちんと理解してみたら、何か発見があるかもしれない。

2019-08-29

過去経験から精神障害者と極力かかわりたくないと思うし、正直気持ち的には隔離してほしいとすら思っている。

別に障害の有無なんて本人は選べないんだから自由に生きるべきだと思っているし、普通に生きる権利侵害されるべきではないと思っている。

普通に生きるための支援必要なら、当たり前にあるべきだ。周りの理解だって、あるべきだと思っている。

精神障害の人に何度も自宅まで電話をかけてこられたり、電車内であーあーうーうー唸りながら唾液のついた手で触れられたり、性器身体に押し当てられたり、どうしてそんなことをされなければいけないんだ。

健常者だろうが障害者だろうが、やっていることは犯罪だ。

やってはいけないことをして、障害者だから判断しづらいんだから許してあげてね…だのなんだの言われて、「なら仕方ないですね」なんて、引き下がれるわけがない。

不快もの不快だし、それよりも先に言うべきことがある。

第一被害を受けた側であるこちらがなぜ譲歩してやらねばならない。

障害なんて、好きで持ったわけではないだろう。

親御さんやご家族不安や心細さ、ストレスも計り知れないだろう。

でも、それはそれ、これはこれだ。

やってはいけないことをする可能性が常人より多いなら外に出すなと思う。

何かの瞬間に衝動的になってしま可能性があるなら、制御できる随伴をつけろと思う。

四六時中ご家族が面倒見るなんてできないと思うから、なんかそういうサービスもっと気軽につかえるようになってほしいし、いっそ義務化してほしい。 

差別だって言うかもしれないけど、そんなん区別範囲だろって思う。

障害者の権利ばかり守られて、健常者の権利が守られないのはおかしい。

双方の権利が守られて始めて、平等というのではないのかと思う。

なんかうまい解決方法偉い人が作ってくれればいいのになぁ。

個人的に恨みを持ってるから関わりたくないし、初めから知ってたら極力距離をとっておきたい。そういう気持ちを抱くことすら差別とされる日本が苦しくて仕方ない。

2019-07-07

艦これ2019春イベントで実感した「緩いソーシャル」の限界崩壊

2019春イベントは、俺にとって引退を決意させるだけのクソイベントだった。

しかし、原因となった怒りの矛先は運営に対してではない。

「緩いソーシャル」と呼ばれる、艦これ攻略コミュニティに対してだった。

長くなるが、ある程度の背景から説明する。

背景 ~E-4という調整ミス

今回のイベント難易度はかなり高かったが、ゲージクリアするだけならそれほどでもなかった。

しかし、新艦娘の掘りや、取り逃した艦の入手まで含めて全て終わらせることを考えると、常軌を逸した難易度であった。

具体的に言えば、E-4にドロップが設定されたFletcher(とJohnston)である

このマップはS勝利が極端に難しく設定されていた。

陸上の装備を固めつつ、難易度丙以上では随伴にいるクソみたいに固く倒しづらい敵を倒す必要があった。

イベント期間終盤になって強力友軍艦隊が来訪するようになるまでは、「まともにS勝利は取れないから、A勝利で頑張って掘ろう」とされていた。

しかこちらの艦隊ボコボコにされるため、1周するたびに各資材が2000ほど、バケツが7~8個失われる上、1周あたり10分程度かかるため、入手できないと時間も資材もあっという間に食われていく。

さて、Fletcherのドロップ率はというと、難易度甲のボスS勝利で4%、A勝利1%程度であった。

これは、平均的な運を持つプレイヤーの9割が入手するには、S勝利57回もしくはA勝利230回をこなす必要があった。

ただし期待値なので実際には入手タイミングバラつくしそもそもボス前で大破撤退してしまうこともあることに注意が必要である

そもそもこの確率設定が酷すぎるが、俺はここに対してはそこまで憤慨することはなかった。

先に述べたとおり、攻略コミュニティに対して強い怒りを感じていた。

誤情報蔓延地獄コミュニティ

今回のイベント攻略においては、先陣を切る攻略勢の編成例が上手く機能せず、後発の攻略勢が誤った編成を模倣して広めていった結果、攻略コミュニティ情報を信じた人は最終的なFletcher掘りにおいて著しい不利益を被ることになった。

具体的には、Fletcher掘りに使うべき艦であった翔鶴および瑞鶴は、どこもかしこもE-4のゲージ削り時にどちらも使用すべきとしていた。

(お札システムの都合で、ゲージ削りに使用した艦は掘りには使用できない)

そして、E-4開放から2週間ほど経過した頃、ようやく「翔鶴瑞鶴の片方は掘りに使うべき」という風潮になった。なお、言っている人は別の人だった。

俺はこの流れの中で、以下の点に対して怒り、失望し、ゲームのもの引退することにした。

最終的に翔鶴瑞鶴をE-4攻略で使う判断したこと自体は俺の責任である

しかし、その誤った判断をした元となる情報源がそもそも誤っていたこと、指摘しても訂正されなかったこと、この情報以外はほぼ信頼されていなかったこと。これらは自責ではない。

その情報源となった人たちに対し、誤った情報を流したという事実批判することはタブーなのだろうか。

間違ったことを信用したことばかり責められるが、本当にそれだけのせいにしてよいのか。

いくら説明しても、無駄だったようだ。

攻略コミュニティの腐敗、衰退

今回の件でよく分かったのは、艦これは緩いソーシャルに頼らざるを得ないゲームであるにも関わらず、攻略コミュニティが上手く機能しないためにゲームとして成立しないということが如実に示されたという点である

攻略コミュニティを失ったり、信頼できなくなったとき、このゲーム攻略していくことはもはや不可能に近い。

そして、情報を訂正できるだけの攻略勢を擁するコミュニティはもはや存在しないと考える。

検証勢と呼ばれたコミュニティは少し前に爆発四散し、個人による特効倍率検証くらいしか行われていない。

この中で、果たして今後同様の事態になったとき攻略コミュニティの自浄作用機能するのだろうか。

また、上手く行かなかったり情報に踊らされた人を非難したり笑い物にしたり、人格や考え方までも責めたりする攻略コミュニティは、果たして「緩いソーシャル」と言えるのだろうか。

今回の件で、もはや艦これ攻略コミュニティに対し、健全コミュニティと見なしてつきあっていくことは俺には不可能だと感じた。

まあ、もう5年もやっていたし、生活状況も変わってきているし、俺の中でのゲームに対する熱意も冷め、惰性で続けていたことではあったので、ある意味いい辞め時ではある。

しかし、ゲームに対する飽きではなく、他人というか周囲に失望して辞めることになったということが非常に悲しい。

特に今回は有名どころが次々引退しているようだし、ある意味潮時なんだろう。

2016春以来のクソ度だし、大規模離脱も仕方ないと思う。そのまま衰退していくのかどうか。まあもう積極的に関わらないことにする。

以上。今回のことで思っていたことは吐ききったはず。

# 最後はFletcher・U-511・コロラド球磨・夕雲・矢矧コマンダンテストのLv99艦隊にしようと思ってたけど、レベリングはおろか編成してくる気力も無くなったから、不満抱えてる人の為のネタとして残しておく。

2019-05-29

anond:20190529205355

上級国民護身用にチベタンマスティフを2~3匹ほど随伴させれば良い。

包丁を持った無敵の人くらいなら余裕で撃退可能だろう。

2018-12-18

ソロモンが終わらない

anond:20181014140033


6-4でドハマリなう

つか夕立強すぎだろ

前のステージボスだった比叡や霧島のような戦艦よりもしぶとくて攻撃も痛いとか、どーなってんの?この子駆逐じゃなかったっけ?

とにかく前衛が打ち負けて潰されるパターン

何度空母の爆撃や戦艦砲撃を浴びせても倒れず、もたもたしているうちに夕立の雷撃や無限湧き取り巻き駆逐の主砲にどんどん耐久を削られ、1隻沈み2隻沈み…あーキツい。

あと戦ってみて思ったけど、なんだかかなりの高頻度で誰か炎上しているのは気のせいでしょうか?これ結構耐久持ってかれるのでどうにかしたいんだが。

ちなみに攻略サイト見るとクリアにLv85はないと厳しいとか言ってるけど、現時点でそこまで前衛レベル上げるのは正直無理。

全員Lv75前後だってのに、委託何回やんだよって感じ。


ちなみにボス戦向け艦隊前衛は例の三幻神。要するに砲撃全振りにバフ・デバフを組み合わせた短期決戦型。

そうはいっても比叡・霧島戦では主力の攻撃を待ちつつ、耐え忍んで粘り勝つパターンだったけど、逆にこの組み合わせの強さを実感した。

装備は、艦これみたく海域ごとにとっかえひっかえするのは絶対イヤなので、wikiの「汎用性が高い定番」とかいうのを起用。

大雑把に言うと主砲を徹甲弾で揃えて、ウィチタの副砲のみ通常弾(できれば榴弾にしたかったけど、あいにく他の艦に出払っている)。三幻神に限らず軽巡重巡はほぼこのパターン。それこそ他の艦隊ポートランド姉妹も、モントピリアも、ヨークも、リアンダーも基本これ。

ほぼ唯一の例外ベルファストで、彼女は金の三連装榴弾砲装備なんだけど、これが異常に強くてMVP掻っ攫いまくるのをずーっと不思議に思っていたり。

逆に戦艦系は主砲も副砲も基本榴弾で、これらを装備したフッドPoW随伴にしたエンプラ旗艦で主力を編成。ついでに言うと駆逐主砲も榴弾メイン。

てか、未だに弾種の違いがよくわからんので、言われるがままにかき集めた感じ。


ともかく、前衛が三幻神でダメならポートランド姉妹ラフィーに変えるくらいしか手がない。

あるいはPoWQEに変えてベルファストシグニット・リアンダーに変えるか。

悩ましい。

2018-09-06

anond:20180906001142

童謡歌詞がいいのはむしろ当たり前と言ってもいい。いや、当たり前という言い方は誤解を招きかねないが、それでも言い切りたい。歌詞意味内容もさる事ながら、言葉の音としての響きを大切にしているので、随伴音楽なしでもただ美しい。言文一致唱歌とか相当な試行錯誤推敲の工夫がなされてるが、もっと評価されてもいいと思う。いいものをいいと感じるのが審美眼だと思うが、増田はい感性してるな。

2018-07-08

anond:20180708172037

マルクスよみゃ後の共産主義曲解されてることくらいわかるだろ

wiki別に正しくないし、それこそ、スターリンなんか全然わかってない。

富の再分配本質的には生産手段の共有化に随伴するものだ。

なぜなら上部と下部というものをあらかじめ想定しているからな。

この上部と下部という想定に限界が生じてきたのは確かではあるが。

2018-05-30

ウマ娘から解放という人類史

https://anond.hatelabo.jp/20180529210858

アニメは見てない。軽くググったが、

ウマ娘って完全に人間上位互換だよね。つまり前史において人類ウマ娘たちの【家畜】で、ウマ娘から解放過程人類史なんじゃない?

 

 

人類前史

 ウマ娘人類ウマ娘優勢の状態相互協力関係を築いていた。

古代文明

 農耕により人類ウマ娘人口生活環境が安定。ウマ娘の高い能力により、富がウマ娘側に蓄えられていく

ウマ娘、富の集積と その高い身体能力戦闘能力から王権確立

 とはいえ、ウマ娘性格は概して穏やかなため支配者というよりは共同体合意に基づく代表者のような王だろう。

王族としてのウマ娘達と半家畜としての人類がセットになった複数の小共同体が移動しながら地球上に生活圏を広げていく。

 ウマ娘信仰する原始宗教発生。ウマ娘エルフのようなモノらしいので、

神そのものというより、神に仕える神官のような立場になり、その立場を独占

この時代から権威憧憬が作中世界の現在でのアイドル(偶像)的活動の源流に。

戦争

 直接戦闘けが戦争ではない。政治的外交的目的を達成する為の手段として戦争が行われる。

王族としてのウマ娘達の為に臣下人類は戦う。(勿論、現実人類史と同じように共依存的)

王族としてのウマ娘達は その高い身体能力を駆使し同共同体人類と協力して戦略拠点を整備。

戦闘前には その走力を生かして敵対ウマ娘達と情報収集威力偵察を含めた駆け引きを行う

直接戦闘随伴する人類役割勝敗人類の数も重要だが、事前のウマ娘達の活躍勝敗趨勢を決め得る。

ウマ娘王族だし、その決定的移動能力戦闘能力は希少で変えが効かないため、直接戦闘には加わらざるを得ない時点で敗勢。

 逆説的に、ウマ娘世界古代戦争

いきなり現代現実世界の航空戦+陸上戦のような戦争形態になると想像する

少数精鋭のウマ娘偵察機,戦闘機で、人類が地上兵みたいな。

▽(面倒臭くなってきた…)後は、現実歴史と同じように統合分裂を繰り返しながら徐々に国家が作られていく

 違うのは常にウマ娘という支配種がいる事。

その走力から情報伝達も支配するだろうから金融さえウマ娘支配するだろう。

変化が起こり始めるのは遠洋航海技術の発展から、これにより人類は大量輸送,移動手段を獲得する

物資独自大量輸送手段を獲得した人類は、必ずしも自国家の支配種であり共依存にあるウマ娘に頼る必要がなくなる

この直前に人類ウマ娘の貧富の格差は極大に達していたため

ウマ娘人類パワーバランスの変化から動乱の時代突入

ここで、遂に火薬発明! 人類ウマ娘の戦力差が大きく縮まる。戦争におけるウマ娘重要性が低くなり

人類主体議会の力が強くなる。元々 ウマ娘達は穏やかな為、自国内の不和が広がるのを良しとせず

議会との調整の上、多くの国が立憲君主制に移行。

そうこうしている内に内燃機関発明! 遂に種としてのウマ娘の優位性は失われた…。

 古代においては身体能力絶対であったため

結果的人類支配種として振る舞わなければならなかったウマ娘達だが、

その生来の温和さもあり、歴史と共に人類への支配,管理は常に穏やかに変化し続けた歩みでもあった。

 

 

しかし、遂に人類ウマ娘の軛から解かれ、生物としては対等に、

太古からの憧れはレースと歌として楽しめる真(心)のパートナーになれたのだ!!!

 

 

▽最悪の敵。そう、他ならぬ人類同士の戦いという対価を支払い続ける事にはなるのだろうが……。

 

 

(アニメ見てないか分からんけど、エルフという比喩があったので、エルフと同等程度に希少な種族であるという前提で書いたわ。)

(疲れた…。)

2017-12-21

ハイヒール矜持

20代の頃165センチの私は、上司より高くならないようローヒルorローファーで過ごした。

30代前半は幸いなことに180センチ以上の男性しか組まなかったか10センチヒールを履けた。

アラフォーになって、たとえ上司が年下であっても7センチ以上のヒールを履いて随伴する。

ルッキズムを気にしない元職場、居心地の良さを感じる。

2017-12-11

スリガオ海峡景色

最初は別のことを書く気だったけど、艦これ秋イベを終えて久々に面白かったので書く。

イベントモチーフレイテ沖海戦、今回の最終マップはそのスリガオ海峡海戦

道中は二度の空襲魚雷艇駆逐隊との夜戦を経て、ボスとは4年振りの実装となる払暁戦。

防空やカットインに優れた特定の艦だけが求められることが多かった駆逐艦鬱憤を晴らすかの如く戦艦を含む随伴艦たちを一撃で屠り、夜明けと共に訪れた基地航空隊が削り、扶桑山城の弾着で過去の亡霊を打ち倒し、海峡突破を果たす。

目的と敵は異なるが、因縁の戦いを突破する流れは昔感じた艦これの魅力を思い出させてくれた。


思えばレイテについては初期の頃から台詞ネタにされていただけあって、イベントから関係任務の追加、ボイス追加、新グラフィックの追加と明らかに力が入っていた。

西村艦隊所属艦7隻は現在では全て実装済み、しかシステム上は1艦隊6隻までしか編成できない。ならばと、このイベントのためだけに7隻編成が使用可能になった。これは(運営にしては)珍しく良い改修だろう(「編成記録」の7隻対応にまで手が回らなかったのは残念だが)。

からといって史実通りに夜戦メインのマップ実装すれば鉄底海峡再びとなることは火を見るより明らか。

当時よりも夜戦装備が充実したとはいえ、繊細な毛根を激しく痛めるのは間違いない。ならばと、実装以来(連合艦隊を除けば)全く手を付けてこなかった陣形に(恐らくは史実西村艦隊突入時の陣形モチーフにした)「警戒陣」が追加された。

これまでのシステムではあり得ないレベルでの対空・対潜・夜戦における回避可能となり、運営にもイベントを楽しませるという一抹の良心はあったようだ。

全般的に今回は、適切な装備と適切な難易度選択を行えば(相応の手間と時間は掛かるが)クリア可能バランスだったと言える。

艦これユーザーアンフレンドリーを地でいく作りであり、火にくべた時間を競うシステムのため全員が同一のスタートラインに立つことは難しく、また立てたとしてもパズルのように"可能性"を追求する遊びなので激しく人を選ぶがたまにこういう良いものを見せてくれるからまだ続けていられるのだと思う。さすがにもうランカーは引退したが、こういうPCゲームはあってもいい。

以下、FAQ

オワコン

オワコンとは「終わって欲しいコンテンツ」であり、本当のオワコンオワコンとすら呼ばれないので(メディア展開のあれこれで盛り下がったものの)まだ大丈夫そう。

運ゲーとかお祈りゲーじゃないの?

ユーザが介入できない本当にランダムな要素は(イベントでは無い)ランダム羅針盤交戦形態かと。敵によっては反抗戦を引いた時点で勝てない、については擁護のしようがないがゲーム的なランダム要素はある程度必要という考えもあるので禿げる前に休むのが正しい。

見てるだけの戦闘って…

しろ見ることが重要。改修して命中を上げ、射程・編成を調整して攻撃順を決め、支援を出し、組んだシナリオ通りに戦闘が進むか、違うなら何が足りないか。不確定要素を減らし可能性を追求、または答え合わせするのが楽しみ方なのではないかと思うのです。

2017-12-07

anond:20171207122603

いや違うんだ。

 

哲学的ゾンビキモは、量子状態まで含めて自分と『完璧に同じ』哲学的ゾンビが居たとして、

その哲学的ゾンビクオリアを持たないということが想定可能だって点が問題なんだ。

「じゃあ、その『完璧』に同じでも現れないクオリアって何?」という

話につながるからね。

 

この想定可能ってのは神の視点から思考実験ができればそれでいいので、

別に魂が科学的に観測できないとかそいうことはスルーしていいんだよ。

 

で、こっからは私の意見だけおd、私は心脳同一説で問題ないと思うけどね。

どうしても物質的でない質的クオリア必要なら随伴現象説で理解すればいい。

(随伴現象説が採用された世界観では、哲学的ゾンビ存在できない)

2017-11-06

anond:20171106123648

哲学的ゾンビクオリアは想定可能であることを示しているけれど、同時にその想定ではクオリアには機能がないことも示している。

機能があるクオリア」があれば、ゾンビ歯車は正しく回らない。

 

まり質的実体存在していたとしても、それは随伴現象説や並行説のソレでしかない。

人間機能についてはすべて科学説明しうる。

 

赤い光に網膜が反応したときに脳が赤いクオリアを感じる物理状態になることは、科学説明できる。

脳が赤いクオリアを感じる物理状態になったとき、赤いクオリアを感じるという対応がなぜ存在するのかは、科学では説明できない。

2017-11-05

anond:20171105205944

唯物論って科学的に証明されたわけじゃないよ?

ガチガチ唯物論絶対的に正しいなどと主張したいわけではない。

少なくとも、随伴現象説の類の主張を否定するつもりはないし焦点はそこじゃない。

俺が言っているのは、もっと素朴なレベル物心二元論だよ。

俺が曖昧な書き方をしたのも悪かったが、世間一般で言われるような「人間は肉体と魂からなる」みたいな素朴な観念と、デイヴィッド・チャーマーズあたりの文脈で出てくる二元論は、別物だろ。

(デイヴィット・チャーマーズの主張に詳しいわけではないので、誤っていたらすまない)

2017-10-20

anond:20171020182711

俺は何年間かハルシオンを飲んでた事が有る。

医者睡眠導入剤だと言ってたけど、いっぱんには睡眠薬って呼ばれる事もあったかな。

で、暫く飲んでると、効かなくなったよ。

本剤の服用後に、もうろう状態睡眠随伴症状(夢遊症状等)があらわれることがある。

また、入眠までの、あるいは中途覚醒時の出来事記憶していないことがあるので注意すること。

って後から知ったんだけど、

この薬を飲んでも眠くならなくなって、その直後にアルコールを飲んだら悲惨な事になった。

夜中に電話しまくったり、徘徊していたらしい。

アルコールを飲む前に車で出かけて、その出先で酒をたらふく飲んで、

知り合いの人が俺の車で送ってくれた事も有った。

友達に指摘されても信じられなかった。記憶が無いんだからね。

でも不味い事に、その時その時は物事が不通に理解できるんだよ。

変に白髪が増えたのはそのせいじゃないかって言われてる。

できる事なら睡眠導入剤とか、直ぐに止めた方がいいよ。

2017-08-13

FREEDOM WARS というゲームプレイした話

以前、といっても、ずいぶんと昔の話だが、友人からFREEDOM WARSをやろうぜ!と誘われたことがきっかけで、このゲームを購入した。

私はモンハンPSPの頃だが)やGOD EATER等のゲームプレイ経験もあったので、まあ、それに近いゲームなのかな、と気楽なものであった。

が、実際プレイしたところ、なんともイライラすることが多く、結局最後までプレイすることもなく、今の今まで放置され続けていた。

最近になり、身辺整理の為にいくつかゲームを売ろうと思い、「とりあえずエンディングだけは見とくか」と奮起して、このゲームに再び手を出した。

再開時点での状態は、第5階級咎人のボランティアで、片一方だけを選ぶボランティアを進める直前のところまでは進んでいた。

が、操作方法等もろもろ頭から飛んでいたので、ろくに操作できなかった。

らちが明かないので、一度データを消して初めから進めることにした。幸い課金等はしていなかったため、何の躊躇いもなく削除に踏み切ることができた。

良ゲーになり損ねたクソゲー

イライラゲー

とにかく、ロード待ちの時間が多い。同じような構成区画移動ですら平等10秒近く待たされる。挙げ句の果てには、同じ区画ワープする空移動ですら読み込み待ちがある始末である。これがとにかくイライラする。

しかも、序盤のうちは、何をするにしても制約があり、「走ったらダメ」やら、「休息の拒否禁止」やら、「横になって寝るの禁止」やら、とにかく難癖つけられる。

加えて、ピーポくんを模したようなこのゲームマスコット的なキャラからは、「社会不適合者」やら「おたんこなす」やら罵られる。これがなかなかにイライラする。

とまあ、ゲーム以外のところで、とにかくイライラさせられる。

無能な味方NPC

味方の行動がお粗末なことも、イライラする一因になっている。

例えば、自キャラ戦闘不能になったときに、「アクセサリ」と呼ばれる随伴NPC蘇生をしてくれるのだが、こいつが障害物に引っ掛かって蘇生失敗することがままある。

また、他のNPCキャラもそれぞれクセが強いため、扱いにくい。

ストーリー世界観等 よくわからない

結局悪者は誰なの?ということや、一応の物語ラスボスを倒したあとに会える奴等は結局何者なの?という疑問が残り、ストーリーがパッとしなかった。

世界観等についても、謎の専門用語がたくさんあり、それらについての解説もろくにないので、世界に没入とか、そういうのができなかった。

理不尽な敵

そして何より最もイライラしたのは敵咎人。特に第7階層考査は酷かった。こんなにゲームイライラさせられたこともないって程にイライラした。

結局攻略情報検索して、火炎放射機で焼き払う手段解決したものの、もう2度とやりたくないとさえ思った。

グラフィックキャラクリエイトは良い

このゲームの唯一の評価点は、グラフィックキャラクリエイトが充実していたという点。

その他、戦闘システムも、悪くはないけど、いかんせん武器の種類が少なすぎた。

なるほどクソゲーだった

買った当初、クソゲーか否かなんて特に気にしてなかった訳だけど、再プレイするにあたって検索したら「クソゲー」の分類になってたので。

まあどんなもんか気になったわけなのだが。

「グラ化けがすごい」とか、「奇抜・奇妙なバグ満載」とか、そういうのは一切ないけども、なにかと人をイライラさせてくれるゲームだと思った。

イライラしてみたい人は、中古ソフト屋あたりで探してみるのもいいかもしれない。

2017-05-16

http://anond.hatelabo.jp/20170516223913

疲労はともかく護衛退避で赤状態になるのは全くの無駄だな

どうせ大破艦は即バケツだし随伴艦も無傷なら1-1行ってバケツからペナルティとしても機能してない

2017-04-29

消防団別にいいのでは」で済まない本当の理由

別にいいのでは」で済まない本当の理由

話題消防団活動の帰りに消防車で店によって怒られた問題があり、それに

https://www.buzzfeed.com/kensukeseya/udon-fire-brigade?utm_term=.yc11231M73#.drv0p70le7

こんな記事が付いているわけだが、これに「別にいいのでは」と言うブコメがたくさん付いている。

結論からしては、別にいいのでは、と言う感じです。

うちの消防団では問題ない行為です。

ただ本当に別にいい、で済まない場合があるので、ちょっとだけ便乗するよ。

ただし地域差がかなり大きいと思うので気をつけてください。

また、ここでは消防団運用する緊急車両という意味消防車と呼ぶよ。

領域外に出る場合

これはおそらくどこの消防団でも共通だと思うけど、消防車を何らかの理由自分たちの持ち場の外に出す場合基本的申請して許可必要です。

勝手に出るとすげえ怒られます別にいいのではでは済みません。

ただこれがあるのは希にある広域出動、地域をまたいでの訓練や、消防車の修理点検などでまぁこれを破る奴はいません。

また動かせる範囲許可必要レベルが違っており、私の所は、消防団の下に部があり、部の中に分団があり、その下に各車両ごとに機関長という自動車責任者がいます

分団ごとに車庫(詰め所)があって複数消防車があり、分団ごとに受け持ちの領域が決まっている形になっています

それぞれの領域の外に出るには、それぞれの責任者許可必要と言うことになっていて、分団の持ち場の外に出るには分団長、部の範囲の外に出るには部長、団の外(つまり市町村の枠を超える)場合には消防本部文書での許可必要です。

が、逆に言えば持ち場の中だと機関長判断運行ができます

そこで次のルール

責任者なしで運行してはならな

消防車ごとには機関長と副機関長というのが決まっており、このどちらかが乗っていない場合は、分団長以上の役職者の許可が無ければ動かしてはいけない、と言うことになっています。この時、分団長許可が出るというのは基本的緊急時の話なので、通常は許可が出ません。

逆に言えば、機関長または副機関長が乗ってれば問題がないということになります

ただし、当然ながら次の規制があります

消防団活動以外で動かしてはならないが、消防団活動の時には必ず消防車を連れていくこと

さて、消防団活動とは?と言うことになりますが、うちの消防団場合、分団長がみとめて届け出をすれば消防団活動だ、と言うことになります

届け出が居るのは保険関係ですので必須です。勝手にやると怒られますが、申請すれば拒否されることはまずありません。

ただこれは消防団活動にあっているものでなければ駄目なので、勝手にやっては駄目ですが、ここには設備点検のあとにバーベキュー、とかも普通に行われ、肉や飲み物を買い出しに行くとき消防車が使われることもわりと普通です。

ただし、みんな目立つのであまりやりたがりませんから、このためだけに車両を出す事はなく、訓練や予防活動の後についでによる場合、ぐらいでしかないですが。

訓練などで消防車を出すときは、団員の誰かの自動車を一緒につけて移動するため(これは一台の消防車に割り当てられている団員は消防車の乗員より多いため、全員乗り切れないという話の他、訓練中に何かする必要があったときは当然消防車は動かせないなどの理由から随伴させた自動車では足りない時についでによる、と言う感じです。

そして、逆に領域の中の消防団活動なのに消防車を連れていかないのも逆に駄目です。緊急事態にはそのまま出動できる様にしておかなければならないためです。一度車をとりにいくというのはあり得ないと言うわけですね。

今回の場合、逆にうちの消防団場合、一度車庫に消防車を戻して消防車を連れて行かず、消防団員が固まって飯を食いに行っていた最中火災があり、出動が遅れた、等と言うことになったら、逆にそっちの方が問題になるかも知れません。

どこに居るのか分からないと問題になるのでは?

このように運用されていると、車両がどこにいるかからないと問題になるのでは?と言うことがありますが、これについてはウチの消防団場合無線設備されているので、呼び出せば済むだけの話ではあります

また、どこかに行く場合は、必ず黒板に行き先を記載しておくことになっていますまぁこれは当然か。

別にいいのではで済まない場合

まとめると

はたぶん別にいいのではでは済まないと思われますが、こういうことはたぶんありません。

しろ苦情としては

と言うのが圧倒的に多いです。このため、本来は合同訓練の時はサイレンをならすことが許可されていますが、サイレンを使わずに訓練が行われる事が多いです。

次に、法被(うちの消防団では正装と言う扱い)を着たまま飲みに行く馬鹿の話は毎年必ず出ます。これは苦情という事にはなりませんが問題になります

消防団に求められる役割とは

消防団に求められる役割で、消防署と明確に違う所があります

それは地域の兄ちゃんがひとかたまりになってやっていると言う姿を見せること。これによって地域全体の防災力を周知する役割があるわけですね。

からまりかい事は言われない一方で、できるだけまとまりをもって、更に地元の人に顔を見せると言うことを重視されるようです。

これによって災害の時には批難困難者を助ける、と言ったきめ細かい対応を期待されているようです。ここで常備消防規則が違うのも当然ということのようです。

ただし…昔はもっと緩かったらしいです。例えば消防団旅行(と言っても近隣の県の温泉に行く程度)に消防車を使った、等と言う話もあったぐらい。流石に今はこれは駄目ですが。

と言うことでいろいろな面で一宮の件は、文化が違うなぁ、と思いました。

2016-12-04

死の収容所へ 3

http://anond.hatelabo.jp/20161204230447

 様々な要因の影響を受けながら、ユダヤ人たちは強制連行を受けとめていた。彼らはもう何年ものゲットーに閉じ込められ、飢えと渇き、恐怖と苦痛さらされ続けていた。そうした人びとは既に絶望し諦め切っており、連行命令に従いがちだった。強制連行の中でナチドイツによってもたらされた恐怖はもはや抑えがたいほどに膨れ上がり、彼らは打ちのめされ、感覚を失い、脱出や抵抗への意志を打ち砕かれてしまっていたのだ。その上連行されてゆくユダヤ人たちの圧倒的多数は、自分たち労働のために移送されてゆくと、実際本気で信じていた。彼らは東方への再定住に希望を繋いでさえいた。そこには仕事もあるのだからまさか自分たちが後にするゲットーよりもひどい事はないだろうと。彼らに期待できることはもう、それしかなかったのだ。どこか知らない東の地の他には…。

 いずれにせよ、ただユダヤ人だというだけで何の罪もない老若男女が連行され殺されるなど、誰にも予測のできようはずもなかった。 予測しようにも特定民族の完全絶滅など、未だかつて誰ひとり、経験したためしがなかった。

 連行にはナチドイツ以外の国々の警察隊も加わった。ポーランド青色警察」、オランダ緑色警察」、フランスルーマニアハンガリー警察ウクライナリトアニアラトヴィアエストニア警察その他、それはユダヤ人強制連行が行われたすべての国々に及んでいる。

 多くの非ユダヤ系住民強制連行を目撃している。玄関から歩道から、彼らは連行をただ見ていた。悲しみと同情を表わす顔もあれば、大喜びの顔もあった。だが大多数の人びとは、見知った仲の隣人が追放されてゆくこの痛ましい光景に、無関心なようだった。まるで彼らは、何も感じていないかのようだった…。

 駅に到着したユダヤ人たちは窓を塞がれた貨物列車に詰め込まれた。しばしば100名から150名、ときにはそれ以上が、その半数ほどしか収容できない1両の貨車に無理やり押し込まれた。貨車には外から錠が下ろされ、列車収容所入口に着くまでドイツ兵もしくは警官随伴した。列車は何事もなければ数時間で済む収容所までの道のりを、幾日もかかって走ることが度々あった。東方ソヴィエト戦線に向かう軍用列車が通るたびに退避線に入っては通過を待ち、再出発の許可下りるまで何時間も停車していたかである

 すし詰めの貨車の中の有様は、言語を絶していた。貨物車なので便所などひとつもなく、詰め込まれた人びとはバケツか、さもなくば床に用を足していた。換気装置も水もなく、車内の温度は夏になると水ぶくれができるほどに上がり、冬には逆に氷点下に下がった。これらの要因は収容所到着を待たずに大勢の人びとが車内で死亡する原因となった。特にポーランド領のゲットーからの便では、収容所到着時に数百名がすでに死亡していたという例もある。

 ヨーロッパ西部バルカン半島諸国での強制連行は、東欧でのやり方とは若干異なっていた。連行が決まった人びとはまず自国内の移送収容所抑留され、数週間あるいは数ヵ月後にポーランド行きの列車に乗せられた。彼らの場合ポーランド系ユダヤ人場合よりは待遇が良かったので、移送中の死亡率も低い。西ヨーロッパユダヤ人貨物列車ではなく客車移送されて行ったケースもある。もちろんそれは、労働のために移送されて行くという彼らの幻想を引き伸ばすための手段に過ぎなかったが。

 列車絶滅収容所に到着するとユダヤ人たちは貨車から降りるよう命じられた。ベウゼッツ、ソビボル、トレブリンカの各収容所に着いた人びとは、ここは移送収容所であり、ここから労働収容所へ送られることになる旨を伝えられ、そしてこう言われた−「シャワーを浴びるから衣服を脱ぐように」

脱いだ衣類は消毒に廻された。女性衛星上の理由と称して髪を切ることを告げられた。男性女性子どもたちから引き離された。荒々しい殴打と威嚇の中を、丸裸にされ運命から見放され呆然となった人びとは「シャワー」へと追い立てられて行った。それは確かに「シャワー」ではあった。ただしそれは「ガス」のシャワーだった。

 アウシュヴィッツでは、人びとがホームに降り立つと通常は「選別」が行われた。約20パーセント−若く体格の良い人びと−が強制労働のために集められ、「ガス室」送りを一時延期された。しかしそれと同時に、年齢も体調もおかまいなしに、到着するなり全員が何の選別もされずに「ガス室」に追い込まれ場合もある。一方では、稀にではあったが、到着した全員がしばらくの間ガス殺されずにいたこともあった。

 ナチの念の入った偽装と隠ぺいのシステムの中で、「ガス室の中で絶命する」という犠牲者たちの運命は常にあいまいにされ、彼らは最期の瞬間までそれを知り得なかった。

ナチス・ドイツが構築した排除装置は恐るべき効果を挙げた。数百万に上るユダヤ人が等しく殉難の試練を受けた。それは彼らがいまだ家庭にある時より始まり絶滅収容所ガス室をもって終わった。

2016-09-11

艦これ日記

今日もせっせと 3-2-1海域を周回してる。

あと6000回周回すれば、随伴させている阿賀野軽巡がすべてレベル88になる。

だいたい30分で10周できるから、あと300時間

1日3時間やっても100日は掛かる。

まともな人間なら絶対手を出してはいけないゲームだ。これ。

2016-06-21

[]21:増田公方

 一年以上の準備期間を費やして増田連合軍北方異民族追討の兵をあげた。

遠征軍には中心的な増田四家の当主がすべて参加し、統治の安定ぶりを誇示している。

会談では他家に強敵を任せる流れだった増田家(四)も戦後立場を考えれば一家だけ参戦しない判断はできなかった。

そこまで読んでの決断なら増田家(八)の当主は大した奴だと、ちんぽこ将軍は半ば安心していた。

 遠征軍には他の増田家に連なる人間も、北は増田軍(三)ごと降伏した増田家(一)の亡命武将から

南は降伏以来実家に帰っていない増田家(士)の敗戦処理当主まで参加していた。

増田家(六)は増田家(四)の当主兼任

 彼らの総兵力は二十万に達する。まさに増田島の総力を結集した史上初の増田連合軍と言えた。

 二十万人の増田増田領(一)と増田領(三)の境界をなす増峠、その南に広がる大きな盆地邀撃の陣を構えた。

 増峠を越えてやってきた北方異民族軍勢が、平原の北を赤黒く染める。

傭兵を導火線に、全球的な寒冷化に押されて、南下してきたなどの同情できる動機は彼らになく、欲得ずくである

北方異民族支配階級は南からイノシシの子供を輸入し、

肥育したものを潰して塩漬けにし、金の容器に封入保存する風習で知られていた。

 これは缶詰の起源ともされるもので、彼らの文化はともかく、技術は決して侮ることはできない。

また増田島にはない特有兵科を持っていた。

 ?騎兵である

増田島の住民が知らない角のやたらと大きく広い動物?を騎乗可能品種改良したもの騎兵で、威圧感は馬の比ではない

中にはチャリオット形式の敵もいて、赤い服をまとった御者の姿は、何故か増田たちの本能的な殺意を呼び起こした。

 両翼に展開した?騎兵相手取るのは、カラトラヴァ騎士団増田騎馬軍団だ。

尤も、彼らの数はどんなに集めても合計で五千を超えないので左翼に集められている。

右翼には各家から集中された騎乗士を、前列に配置された武熊が補強する状態だった。

 目算では敵の?騎兵は左右共に一万から一万五千。これに数千の軽装歩兵が加わっている。

味方は右翼騎乗士一万に武熊五十頭、左翼騎士団三百に騎馬軍団四千五百、その他が五千であった。

 バックボーン構成する歩兵の数では増田連合軍が確実に上回っている。

上回るように動員し、補給体制を整えてきたのだから劣勢だったら大問題であった。

前衛言い出しっぺの法則増田家(八)本国衆四万がつとめる。指揮官増田出羽守

「このいくさに勝てば、殿が増田家(四)の姫を紹介してくれる……」

 独り言をつぶやいているのは、おめでたいからではなく、恐怖をまぎらわすためだ。

十万人に迫る目前の異民族

https https」「スマフォ」「ニッキニッキ」「タノシクタノシク」

などと口々に意味不明言葉供述しており、受け身の意識でいると狂気に引き込まれる。


特にwww」や「//」と笑ったり恥ずかしがったりしている輩が憎々しいでござる。

 笑ったり恥ずかしがったりできなくしてやるでござる!」

 増田出羽守の後方で増田家(五)の先鋒をつとめる増田左混は言った。

江川の敗北で一時干されていた彼であるが、大軍をひきいた経験はやはり貴重なため、起用されていた。

彼は転がり込んできたカラトラヴァ騎士団と合同訓練を積むことで戦術視野を広げていた。

 中軸を構成する増田軍(五)全体の兵力比較戦場に近いこともあり五万を数える。

彼らの領土は一度も本格的な戦闘舞台になったことがなかった。実に幸せな家であった。


 増田左混の右手には増田家(四)を中核とする歴戦の精鋭たちがいた。

「昔は傭兵にしていたくらいで話が通じる連中だったので候が、そやつらがさらに遠方の異民族まで呼び集めたようでござる」

 増田家(一)の亡命武将が、当主説明する。峠の向こうが冬の間に地獄になったことを想像しながら、

長い準備期間を耐えてきた彼はこのいくさで退くなら果てる覚悟を決めていた。

 戦意の高すぎることが心配される増田軍(四)は合わせて三万であった。

なお、増田軍(四)には旧増田領(二)などに展開している他の部隊存在する。

「ついに増田島を縦断してしまった……」

 反対側の中央左翼よりには増田家(十)の当主がいた。故郷が遠く、別に海上輸送負担があるため、彼らの軍役は軽い。

武熊がトラウマになっている旧増田家(九)家臣団も寄騎につけられて総勢三万だった。


 最後増田家(八)当主がひかえる後衛には、四万人が集まっている。

輜重兵が一部混じった雑多な集団であり、味方にはあまり期待されていなかった。

「この地は我々のシマだ(お腹グルグルしてきた……)!!」

 実はこの当主戦術レベルで戦いに参加するのは初めてだった。


 最初に動いたのはもう一つの部外者であるカラトラヴァ騎士団だった。

恐怖を知らない騎士たちは三十倍を超える敵にむかってまっすぐ突っ込んでいく。

「キホウキホウ」「ツカエツカエ」

 敵はおめきながら迎撃の体勢を整えた。先頭をはしる騎士団グランドマスダーは異国語で部下に叫ぶ。

「カラコール戦法だ!」

 彼が槍を掲げると騎士たちは一斉に顔を左手のあらぬ方向にねじ曲げた。そちらに指をさす。

「「あっ!!?」」

 言語の壁を通じて通用するしぐさをみて、?騎兵たちは一斉に右手をみた。

「「??」」

 何もないことを不審に思って視線を戻した先には視界一杯の白銀騎士たち。

 ごあ、ぐあっしゃゃあああああん!!

 耳を聾する轟音をかなでて敵味方が激突する。?の大きな角も馬にまで装甲を施したカラトラヴァ騎士団相手には障害にならず、敵の右翼は切り裂かれた。

 彼らがこじ開けた突破口を五千の騎乗士が拡張する。一方、増田騎馬軍団は大きく左に回り込む機動をおこなった。

騎士のいない反対翼の戦いは増田連合軍の有利には展開しなかった。

「com.com.」

 ?チャリオットが耳障りな音を立てて迫り、旋回しながら武熊に矢の雨霰をふらす。

「ぶおっ、まおっ」

 武熊たちは腕で頭をかばい、いやいやをした。さらに射られるとたまらず敗走する武熊が現れる――味方の方向へ。

「こっちくんな!」

「やっぱり武熊は増田の敵」

「敵に回すと恐ろしいが、味方にしても頼りないっ!」

 武熊とハサミは使いようなのだが、右翼騎兵勝手なことをわめいて混乱をきたした。

そこに?騎兵たちが威勢よく突っ込んでくる。

「「うわあああああっ」」

 戦場東側での戦いは幸先の悪いものになった。

「すべての増田が我らの背中をみているぞ!」

 増田出羽守は由緒正しいスカラベの前立てを部下に向かって反射させ、刀で敵を指し示した。

五万の雑魚ナメクジがうねうねと敵に向かって進む。時折、敵味方の矢が飛び交い、飛翔音が恐怖を煽り立てる。

至近距離に近づいたことで増田兵は黒い毛皮をまとった敵の中に、本物の生きた毛皮が混ざっていることに気付いた。

「敵の武熊だ!」

「いや、セルクマだ!」

 そいつの身体は増田島の武熊より一回り大きかった。しかも、暴れた時の危険無視して敵兵が大武熊の近くにまとわりついていた。

増田たちはさっそく脱糞する。それでも槍にすがってへっぴり腰で向かっていく。

「イチランイチラン!」「モウケモウケ!」

 異民族は突然騒ぎだし増田の肝をつぶした。ほとんど気を呑まれ状態中央での戦いがはじまった。

右翼の連中は何をやっておる!」

 増田ちんぽこ将軍右翼崩壊をみて叫んだ。事前に打ち合わせた作戦があっさり台無しになってしまった。

「右を向けぇい!」

 烏合の騎兵集団を破砕した敵の?騎兵が奇声をあげて駆け寄ってくる。三万の歩兵は味方の右側面を守るために戦いはじめた。

「やっぱダメだ~~っ」

 同じ頃、中央でも増田家(八)軍団が後退に追い込まれていた。

あれだけ意気込んで進んだのに、撃退されるとは情けない。

負け上手の増田出羽守は無理して流れに逆らうことはせず、部下と一体になって逃げた。

「姫との結婚は無理でござるな……」

 敵の中央はいきおいに乗って増田連合軍を追ってきた。増田家(五)が汚れた尻拭いに割ってはいる。

「必ず負ける兵は必ず勝つ兵と同じ。やはり、軍師にとっては使いやすいわい」

 増田匿兵衛はうそぶいて銅鑼を鳴らせた。前衛が引き出した敵を左右の歩兵が側撃する――計画だったのだが、右側は?騎兵への対処必要だったため機能したのは左側の増田家(十)軍団だけだった。

「放てぇ~~っ」

 自慢の手銃が火を吹き、防備の薄い斜め右から撃ちまくられた蛮族がバタバタ倒れる。

コミュニケーション不能な連中もさすがに怯んだ。そこに増田家(士)の尖兵が斬り込んでいく。

「……この兵があれば天下も狙えたはずでござるが」

 自分のではない脱糞臭いがして、増田中弐は邪念を追い払った。

 戦場西側では増田軍が圧倒していた。鋼鉄戦士たちが?騎兵中央を食いちぎる一方で、増田騎馬軍団が側面や背後に回り込み、騎射で滅多撃ちにする。

増田島の湿潤な気候が蛮族の合成弓にあわなかった影響もあり、一方的射撃戦になる。

 このまま敵の後方を回り込んで、東の騎兵戦も勝利に導けば完勝。

そんな、計画だったのだが、味方の右翼時間稼ぎに失敗したため計画根本から狂っている。

喧騒の中、増田騎馬軍団指揮官たちは、その事実を忍びに聞かされた。

「父上!」

 ある増田騎馬が北を弓でさした。増田典厩は頭をつるりと撫でる。

「まったく、とんだぢゃぢゃ馬ぢゃわい……」

 増田騎馬軍団はじゃじゃ馬が導く方へ進んだ。

 増田軍(四)は敵左翼騎兵の攻勢をしのぎ続けていた――むしろダメージは?騎兵の方が大きかった――が、

動力にまさる敵の動きを拘束することはできず、敵左翼の一部はついに本陣にまで乱入してきた。

精強な増田軍(四)に近い右寄り本陣をおいた方が安全という読みが裏目に出た。

「うろたえるな。うろたえるではない!」

 と叫ぶ増田家(八)当主が一番うろたえていた。尻は腸そのものを体外に排出してしまった感触だ。

ナマコならそれを囮にして逃げるのだが、最高司令官ともなれば、そういうわけにもいかない。

「ipip!」

 馬廻りが角の派手な?騎兵相手にしている間に、随伴していた軽装歩兵が足下まで迫ってくる。

「ひかえろ、下郎が!!」

 当主悲鳴をあげると、腰の大業物を抜いて、一刀のもとに小鬼を斬り捨てた。

!?

「://」

 敵は一瞬硬直する。増田家(八)の当主はかつて伝説的な剣士師事し、

免許皆伝を受けた腕前であり、その太刀筋は異様に鋭かった。

「ぬりゃ!てりゃっ!」

 漏らしながらも、バターのように雑魚ナメクジを斬りまくる。

「それ以上、いけませぬ」

 太刀が刃こぼれだらけになったところで馬廻りが主を止めた。四万の後衛は?騎兵を軒並み倒しおえていた。

普段輜重を護衛している彼らが、増田家(八)では最精鋭なのであった。

輜重が奪われない信頼があるからこそ、増田軍(八)は安心して戦えた(負けられた)。

そして、彼らが防衛された食糧を期待して本隊への合流を目指すことで全体が敗北から早期に立ち直るのであった。

 だが、やはり実戦経験の乏しさは問題であり、頭領がみずから戦う事態後衛はそうとう混乱していた。

そんな最悪のタイミングで敵中央から東にこぼれた大量の歩兵軍団が襲いかかってきた。

 最初東西に引かれていた戦線はいつのまにか、南北に引かれる状態になっており、本陣最右翼最前線だった。

敵味方が増田左混が戦っているあたりを中心にして、回転扉のように右回転した結果である

「ここは一旦、お引きを」

 増田匿兵衛が進言する。当主は言い返しかけたが考えを改めて軍師にしたがった。

くそっ」

 当主の隣で馬を攻める軍師は尋ねた。

「お腰の物は味噌ですかな?」

「……たわけ。うんこに決まっておろうが」

「某もでござる」

 見ると増田匿兵衛も漏らしていた。

 大将敵前逃亡したことで増田連合軍士気は低下、思い思いの方向に退却をはじめた。

あくまでも退却をこばんだ増田家(一)の旧臣たちは敵に突入して討ち死にを遂げた。

「むごい……」

 と漏らしつつも、増田家(四)の当主も、死兵の抵抗を利用して戦場から離脱した。

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