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はてなキーワード: 荒川静香とは

2019-02-11

あの人は別に美人じゃないけど、氷の上だととてもキレイなのよね。

え~と、これはトリノオリンピック荒川静香金メダルを取ったときに当時の職場の先輩が言いはなったセリフです。

一人の女性に対する言葉としては失礼かも知れませんが、フィギュアスケーターとしての彼女に対しては最大級の賛辞ではないかと。

今回の四大陸選手権での紀平梨花選手にも似たようなものを感じたので、紹介してみました。紀平選手ファンの方、失礼だったらごめんなさい。フォローしておくと、大きな試合勝利する度に自信が増すのか以前より美しくなったように見えます

元の顔が同じでも「私は美しい」「私は強い」と思えれば人々に与える印象は変わってくるのかなと思いました。別に落ちのある話じゃないけど、ちょっと書いてみたかったので。

2018-11-05

anond:20181105160457

芸術性のキムヨナってのはよくわかってない日本マスコミ浅田トリプルアクセルとの対比のために言ってただけで

本人も自分の強みは技術って言ってるし、荒川静香プロ見解もそうだし実際ジャンプの質は飛びぬけてた

2018-06-15

容姿について

たまたまなのか親が意図してそうしていたのかわからないが、幼い頃に自分容姿についてどうこう言われた記憶がない。

両親や親戚、友だちに「かわいい」とも「ブス」とも言われたことがなく、自分がどうなのかも考えたことがなかった。

まだオシャレでかわいい、値段も大人顔負けの子供服が登場する前の世代だったというのもあるのかもしれない。

周りの友だちの顔についてもあまり感想はなく、学年一飛びぬけてかわいい女の子だけはさすがに「かわいい!」と思っていた程度。

そんな私が初めて容姿について言及されたのが中学一年生である

クラスメイト男子に何か言ったときに、「イラン人みたいな顔のくせに!」と返されたのである

ショックを受けたかというとそうでもないのだが、自分の顔についての第一報がイラン人

そもそもイラン人とはどういう顔をしていたら言われるのか。

今になるとよくわかるが、私の顔立ちは濃いのだった。彫りが深い。

だがファーストインパクトイラン人だったお陰で、その後顔について何を言われても何も揺らがなくなった。

ネパール人は大体お前みたいな顔だった」、「ロシア人っぽい」、カレーを売っていたら「本場の方ですか?」、

「何人のハーフですか?」、「イタリアに顔がそのままの彫刻があった」。

一番気になっているのは「アメリカ人っぽい」という感想。それは結局どんな顔なんだ。

国内編では「沖縄っぽいですね」、「え?北海道?あ、アイヌとか?」、

知らないおじさんに急に話しかけられて「梅宮アンナに似てるって言われたことない?」、

荒川静香に似てる」「アンジェラアキに似ている」「平井堅を思い出す」「斜め後ろから見ると松潤」。

多分私の顔はその人の思い描く「濃い顔」に類似として分類されるのだ。かつ男顔。

なんで急にそんな顔にまつわるアレコレを思い出したかというと、娘が産まれたのである

我が子はやはりかわいい自分の子からかわいいだけだとは思う。

しかし行く行くは顔の骨格が発達して濃い顔になるかもしれない。

私は子ども現在自分の思うままに「かわいい」と口にして育てて良いのだろうか。

それとも自分がそう育ったように容姿について触れずに置いた方が良いだろうか。

少し悩ましく、その過程でなんだか昔のアレコレを思い出した雑記である

2018-02-18

平昌オリンピック羽生宇野のワンツーフィニッシュで、なぜか荒川静香をクサすような意見ネット上にチラホラあって、なんなんだろうって思ってしまう。

2018-01-21

ハリバウアーって何だよ

チョレイのままでいいじゃん

琴バウアーを経由した上で

もはや荒川静香風評被害は届かない

2018-01-11

スポーツ韓国話題増えたと思ったら

冬のオリンピック

平昌

もう心が荒川静香イナバウアーなっちゃうよ

イナバウアー12年前中高生がたぶん学校帰り川沿いで徐ろに披露するぐらいブームだったんだよ

思い出すように寝床ブリッジすると

じんわり腰が温まり太腿裏が痙攣しそうです

現場からは以上です

2015-12-15

http://anond.hatelabo.jp/20151215162121

荒川静香ってトリノの時点で既にフィギュア界じゃベテランだし

見切りをつけたも糞も既に次はほぼない年齢だったんだが。

http://anond.hatelabo.jp/20151215151317

不快とまでいうのは喧嘩腰にすぎるけど、要はフィギュアスケート新体操は競技スポーツというよりは、芸能ダンスに近いってことを言いたいんだろ?極端な話ジャニーズとかのアイドルダンスステージみたいな。(ダンスステージが肉体的にレベルが低いというわけではない、ただスポーツという扱いではない)

俺もそう思うし、だから荒川静香はそうそうにオリンピックに見切りをつけてプロスケーター(芸能)のほうに行ったんだと思う。競技フィギュアスケートイナバウアー得点にならないのとかね。そういう意味じゃ元増田の言説からみたら荒川静香なんか超かっけーよね。金メダル取ってからオリンピック競技じゃフィギュアスケートの魅力だせない」ぐらい言ったみたいなもんだし。

はいえ、あれをオリンピックや国際スポーツに入れたの日本じゃないし、マスゴミのせいでもないから、そこはIOCにでも言う方がいいんじゃね。

2014-08-21

セクハラキス

男女逆にしたらっていうけど

村主文枝ならただの面白案件として処理されるし

安藤美姫ならむしろこのビッチって叩かれるんでしょ。

荒川静香は何か怖くてそんなことできなさそう。

八木沼純子は正直まだイケる。

浅田舞おっぱい揉みたい。

2014-02-25

キムヨナの点数が高すぎておかしいって言ってる人は何が目的なのか

メダリスト荒川静香が「おかしな点数じゃない」と言ってるのに、それでも主張を曲げないということは

フィギュアスケートに関して荒川静香の目は節穴で自分の方が優れた審美眼があると言いたいのだろうか?

どこからその自信が湧いてくるのか知りたい

2014-02-20

フィギュアスケート

荒川静香ライバルだった村主章枝テレビフィギアで一番嫌だったのは足をあげる演技だと言ってるのを見て、やっぱりブスのほうがそういうのに厳しいよなって思ってしまった。(例の女性専用車両画像w)

男もキモオタのほうが処女性にこだわるし、田舎者の方が都心に無理して住むしなんでだろうな。

2014-02-12

カーリングテレビでたくさん放送される理由

日本カーリングがやたら人気になっていることに違和感を覚えている人がいるかもしれない。

その違和感は正しい。カーリング人気は嘘から始まった。

カーリング人気のきっかけとなったのは、ネットでの組織投票だ。

2002年ソルトレーク五輪が終わったあと、NHKが総集編番組を作るために、各競技の人気投票を行った。

そこで2ちゃんねらーのごく一部が組織投票を仕掛けた。カーリング投票しまくった。

その結果、カーリング人気投票で2位になってしまった。清水宏保メダルを取ったスピードスケートや、里谷多英メダルを取ったモーグルよりも上の順位だ。

当時カーリング長野五輪の影響によって存在がかろうじて知られていただけで、具体的なルールを知る者は非常に少ない超マイナースポーツだった。

不正は明らかだった。

検索したところ、当時の過去ログ発見できた。投票結果のあまりのひどさに2ちゃんねらーも呆れ果てていた。

http://www.logsoku.com/r/olympic/1014633690/

しかし呆れ果てなかった連中がいた。当のNHKだ。

投票結果を真に受けたNHKは、その総集編番組内でカーリングファンに向けた謝罪コメント(といっても軽めのもの)を出し、さらに4年後のトリノ五輪カーリングを放送しまくった。

そして、トリノ五輪カーリング女子日本代表善戦した。

4勝5敗の7位だが、それでも十分だった。トリノでは荒川静香しかメダルを取れなかったり、本橋麻里がかわいらしかったりしたため、チーム青森ニュースなどでも大きく取り上げられた。テレビCMに出たのもこの後だ。

これらが現在カーリング人気に繋がっている。

追記

なにか勘違いしている人がいるようだが、これは陰謀論ではない。

競技がおもしろくないとは一言も書いていないし、自分カーリングのファンだ(ただし男子試合の方が好き)。

カーリング人気の火種組織票から始まったのは事実だ。

2013-07-18

安藤美姫の記事で五輪メダルイナバウアーの事が出て来ないなーと思っていたら

荒川静香と完全に間違えてたわ。

2010-02-26

http://nereidedesign.jugem.jp/?eid=203

真央の方が難しい技をしているのに、どうしてこうなるのか?

 

これのブクマコメントざっと見てて思ったが

あんま無邪気に「陰謀なんてあるわけねーw」な反応もいかがなものかと思う。

事実フィギュアスケートソルトレイクやらかしてるし、まあ正直可能性がないとはいえない

といって証拠があるわけでもないので、一般人としては「何かあるならちゃんと調べてくれよ」と願うしかないし、決め付けるには早いとは思うのだが。

で、「そういうルールなのは分かったけど、じゃあなんで浅田真央はそれにあわせなかったの?」的な疑問も見受けられるが、あわせなかったんじゃなく合わせられなかった。

今季浅田真央はルッツも3-3もいれてないが、そもそもどちらも普通に出来ていた。

ざっくばらんにいえば、ここ2年ほどで回転不足判定やエッジ判定が滅茶苦茶厳しくなったのよ。

そんで、とんでもとんでも回転不足だとかエッジがだめだと減点されるようになってしまったので、飛べなくなった。

以前は認められていたジャンプが、五輪の前になって認められなくなっていく。矯正するしかないが、なにぶん小さい時から飛んでるジャンプだ。その癖を直すのは非常に難しい。数年かけるか、10代前半だったりすればまだ容易だが、厳しくなってきたのは治すのもそう簡単ではない年頃で、しかも五輪には一か八か間に合うか間に合わないか、というレベルだった。

なので、とりあえず五輪ではそれらを捨てることにしたわけ。

その回転不足の判定についても、いまいち釈然としていない部分があり、よく荒川静香等の解説者が言ってるように、プロスローで見ても「回転不足と判定されるか否か」が分からない。今回の五輪の解説でも、スローを見て「……多分、いいと思うんですが」という言い方が目立っていたが、あれは本当に、プロスローで見ても、ジャッジがどう取るか全然分からないのだ。あれは回転不足じゃ?というジャンプが認定されたり、回転不足でないのでは?というジャンプが回転不足になったりする。

エッジについても、クリーンな判定とは言いがたく、その辺はずっと「どうなのか」という声があがっていた。

そんなこんなではあったが、なんであれ、現実として、浅田真央の3-3はずっと回転不足をとられるようになってしまった。もともと浅田真央安藤もだが)の3-3というのは、セカンドジャンプループで、難易度が高い。(キム選手はトゥループで、ほとんど皆がこれ)点数も稼げるいいジャンプだったのだが、安藤選手も含め、女子のセカンドループはほとんど認定されなくなった。

だったらもっと簡単なトゥループをつければいいじゃないか、と思うかもしれないが、浅田・安藤選手はなまじセカンドに3Loをつけるのが得意で、それでずっと点が稼げていたため、トゥループをつけた3-3はやってこなかったのだ。

安藤選手はそれでもまだ、浅田選手よりはかろうじて認定をもらうこともあったので、それで通してきたり、3-2でとりあえず安全策をとったりしていたのだが、浅田選手の3-3はめっきり認定をもらえなくなった。

で、ルッツの方も、ルール五輪前に厳格化されたためエッジエラーをとられまくるようになった。矯正も今季の五輪にはちょっと間に合わない。

3-3とルッツはかなり点が稼げるところだ。それをなくして金メダルをとるにはどうすればいいか、とすると、結局超リスキーであっても3A×3に挑むしかなかった。誰もが流石に五輪では無理だろと思ったのに、成功した浅田選手はなんだかんだいって神。

女子の3Aは男子にとっての4回転よりはるかに難しい。ましてやコンビネーションなど、ましてやコンビネーションSPで飛ぶなど、ましてやFSで二度飛ぶなど、というやつだ。

しかしそんな3Aだが、一般の人が思うほどそれで点を稼げるわけじゃない。ジャンプの点は男女とも同じになっていて、「女子にとって3Aはかなり難しい」という辺りは特に考慮されていない。勿論3Lzよりは高いのだが、ジャンプに加点をもらえばすぐに同じくらいになってしまうのだ。そしてキム選手というのは、この「加点」がものっすごくつく選手なのだ。

フィギュアスケートにはおおざっぱにいえば「ジャンプ」「スピン」「スパイラル」「ステップ」があり、ジャンプだったら何回転のどういうジャンプを飛んだか、で「基礎点」ってのが決まっている。さらにその「基礎点」に、「GOE」という点がつく。要するにできばえがよければプラスされ、イマイチならマイナスされる。

このGOEが、どういう基準でつけているのかがイマイチ釈然としない割に、ここでかなり点差をつけられてしまうのだ。

浅田選手芸術点が…といったりするが、実は今回のSPでもそうだったのだが、芸術点というかPCSという、スケーティングの上手さや曲の解釈などの点があるのだが、それはそんなに差はない。(まあそれでもキム選手の方が上ではあるが)

実質的に、このPCSってのは、本当に「芸術的」だったら凄く点がつくかといったらそういうものでもなく、ぶっちゃけ経験値」「選手の格」みたいなものだ。例えばキム選手や浅田選手は、もうここのところずっとトップクラス選手だから、彼女達はもうたいがいそこではいい点数は出るものなのだwこれを言ったら何なんだがwぽっと出の選手がいくら演技力のある演技をしたとしても、トップクラス並に点がはねあがる、ということはまずない。

キム選手はとにかくこの「GOE」で稼ぐ。今回の五輪のFSでは、これだけで17.4点ほど出ている。男女合わせて、他のトップクラス選手はせいぜい7~8点だ。

キム選手ジャンプは確かに安定していて美しくはあるのだが、だからといってなぜ彼女だけこれだけ加点されるのか、というあたりが微妙な感じにはなっている。陰謀とはいわないが、さすがに不自然な点であることは確か。美しくジャンプを決めても、一つのジャンプに+2されることは他の選手ではめったにないが、キム選手は割りとあるのだ。

そのGOEで加点をもらおうと、浅田選手も、ジャンプの入る前にイーグルをしたりと工夫しているのだが、なかなか上がらない。どうすればGOEがもらえるか、というのがいまいち定かではないので、ある意味どうしようもない。頑張って、ジャッジに託すしかない。一方で、キム選手がやるとほぼ必ず大量の加点をもらえる。時に回転不足が危ぶまれるものや、若干つまったようなものでも+をもらったりしている。

このGOEは本当に曲者なのだ。超リスキーで、女子では浅田選手以外やる人のいない3A+2Tを決めても、2A+3Tをキム選手が決めれば加点が大概+2される。そうすると結局、難易度には話にならないほどの差があるというのに、同じくらいの点になってしまうのだ。浅田選手の3Aには、何故か美しく決めてもなかなか加点はそんなにもらえない。

加えて3Aの大技というのは、リスキーであり、かつ体力をかなり削る。それだけやはり安定感は減る。他のジャンプにも影響が出やすい。

といって3-3を浅田選手がいくらクリーンにきめ……たように見えても、回転不足をとられるし、そこを直してきたとしても、キム選手ほどの加点はもらえないので、同じ技をやっていたら結局負けるのだ。PCSもなんだかんだでキム選手の方がいつも出る。

「構成のミス」とかいうが、浅田選手が現状金メダルをとるとしたら、あの無茶ともいえるプログラムをノーミス滑るしかなかった。そうすればFSではなんとか基礎点は上回る。SPでは、3Aをやっても基礎点自体上回らない。3A-2Tと3Lz-3T、難しいのは言うまでもなく断然前者だが、点数は後者の方が高いのだ。加えてキム選手は加点をもらいやすいのでさらに上へ行く。

結局、3Aが難易度とリスクの割に報われない、GOE、PCS、近年強まった回転不足やエッジエラーの判定、またその適用範囲。

不正というよりその辺がいまいちプロでもわからないほど釈然とせず、そんな中現実として浅田選手は以前は普通に認定されていて武器だったものがどんどん使えなくなっていった。

大技に頼るなと言う人もいるが、金メダルを狙うならもうそれしかないというのが現状だった。

そんな中浅田選手は、3Aを3回をよりによって「いつもやってることができなくなる」あの五輪でやるなんて無理、と言われながら、結局ここまで持ち直し、見事成功した。

 

本当におめでとうといいたい。そしてまた次の五輪にむけて、3-3とルッツの練習をじっくりとしてくれ。そうしたらもう誰も敵うものなんていないから。

キム選手は確かに全くミスのない素晴らしい演技だったが、点数には正直かなりの疑問が残る。

演技を抜きにした女子フィギュア

真央ちゃんって結構背が高いんだよね

手足も長いし、あれであとおっぱいがもうちょっとあればバランスがいいんだけど

やっぱりスタイルがよく見えるのはキムヨナだね

キムヨナのあの細い目がそそるんだよ

安藤にはそろそろ幸せになってもらいたい

オリンピック出てないけど村主は応援したくなる

武田奈也ちゃんの笑顔とお尻が大好きです

荒川静香さん痩せたよね

オレは女子フィギュアは今がピーク、一番いい時代だと思ってる

鈴木明子は見てられない、目が恐い

ごめん嘘、日本ガンバレ

2010-02-25

フィギュア女子SPキムヨナの演技について荒川静香コメント

キムヨナの演技の点数が出た直後

・客席でヨナの点見た時は「何これ」って苦笑。

・「なぁに、この高得点?!」(笑いながら)

・「うわー 何ですかこの点数ぅ~」(呆れたように見える表情、首をかしげる)

・さっきミヤネ屋で流れた会場で見てる荒川VTR

顔は笑顔を保ちながらも「なにこの高得点~」って言いながら一瞬首を捻ってた。

●その日の日本テレビの夕方のニュース

・「日テレの夕方ニュースでも映ってた。

「何ですかー、この点は」(荒川静香

その後、スタジオ男性アナが、

キムヨナ選手との点差が納得できないんですが」

それを聞いて、バンクーバー荒川静香が、

「そうですね、日本中の皆さんが同じように思ってると思います」

荒川さんは夕方のニュースではこんな会話もしていたよ

日テレアナ「5点は差がつき過ぎじゃないんですか?」

荒川「それは日本中の誰もが思っていることだと思います」

その後、フリップジャンプ加点の説明。

ジャンプに入るときのスピードが、ヨナのほうが速い。スピードが速いほどジャンプに入るのが難しい。

ジャンプの後の演技に入るまでの流れが、ヨナのほうが速くてスムーズ

真央は、ジャンプ前後時間(演技が止まっている時間)が長い。それが2点と0.6点の加点の差になった。

読売新聞 (2月25日朝刊)

 浅田選手は、ここ1年で一番という会心のSPを、五輪舞台で披露してくれた。

特に3Aは、自信を持ってタイミングを合わせ、軸も真っすぐで申し分なかった。

今は、きっと本人が失敗の仕方を忘れるくらい、失敗がない。

 ただそれでも、金ヨナ選手とは4.72点の差がついた。要素点(技術点)の

3・2点差は技(要素)の巧拙を評価する「出来栄え点」の違い。例えば金ヨナ

選手は、3-3ジャンプトップスピードを維持したまま踏み切った。1本目の

3回転ルッツを、このスピードで踏み切れる選手はそういない。

 3回転フリップも、終えてすぐ手を挙げるなど、まるで振付の一部。演技の流れが

ジャンプで壊れないことは、加点の理由となる。主に芸術性を見る「プログラム構成点」

の1.52点差は、表現力に加え、今季の実績による印象度も影響している。

 ただ、金ヨナ選手は「SP貯金型」で、浅田選手は「フリー追い上げ型」。浅田選手

選手村を楽しむなど余裕もあり、精神的な勢いがあるが、金ヨナ選手韓国の期待、

世界選手権女王の実績など全ての面で追われる立場で、背負うものの大きさが違う。

金ヨナ選手はむしろ、この点差を小さいと感じているのでは。

フィギュア女子SPキムヨナ浅田真央より得点が高い理由 その1

●さっきフジTVで日本人技術審判員が、ヨナの高得点について説明してたよ。

ジャンプからジャンプの移動幅が、男子でもなかなかいないんだって。

フジニュース日本人技術審判員の人が出てたけど

キムの3-3を見て男子でもこんなジャンプ跳ぶ人がいないって言ってたよ。

最初は点差ありすぎ、と思ったけどちょい納得。

真央コンボジャンプジャンプした後の着氷幅が狭いから

セカンドジャンプがどうしてもとびずらくて高さも出ないとどっかのニュースの解説の人も言ってた。

素人じゃなくプロの人が言うんだからしょうがないよ。

キムヨナ以外だと誰にも負けない位の天才だけど、曲の調和はキムの方が上。音楽への共感というか、真央はちょっと劣るのかな。

確かにこれはすごく感じたことだな。後半、音と動きが合ってなかった。

回転と音が無関係に見える。この面でキムに負けてたのは確か。

●浅田はスピードが足りない。跳ぶ時にせーのエイってやっている分、キムに見劣る。

●さっき関西のTV番組で、渡辺絵美キムヨナ真央の違い

解説していたけど、ヨナにはすごいスピードがあるらしい。それは会場で直接演技を見ないと体感できないことらしい。

キム・ヨナジャンプに入るまでの始動が早く速く回ってる。

スピンも同様でスピンスピンのつなぎの速度も速いしバランスの取り方がアグレッシブ

スパイラルもヨナが上。ステップは浅田の方が上だな。点数は妥当だろ。

●ヨナのジャンプは一連の流れに組み込まれたジャンプ

真央ジャンプブツッと一回流れを切って凄いジャンプしてまた演技に戻る

そんな感じがする。

荒川静香の目(読売新聞25日朝刊)

 ただそれでも、金ヨナ選手とは4.72点の差がついた。要素点(技術点)の

3・2点差は技(要素)の巧拙を評価する「出来栄え点」の違い。例えば金ヨナ

選手は、3-3ジャンプトップスピードを維持したまま踏み切った。1本目の

3回転ルッツを、このスピードで踏み切れる選手はそういない。

 3回転フリップも、終えてすぐ手を挙げるなど、まるで振付の一部。演技の流れが

ジャンプで壊れないことは、加点の理由となる。主に芸術性を見る「プログラム構成点」

の1.52点差は、表現力に加え、今季の実績による印象度も影響している。

●昨日帰ってきた夫が「職場では二人の演技ともに盛り上がってた。自分はキムの007の方が好き」

だと全く先入観のないw目でいってのけたので、改めて(今までで初めて)何度も二人の演技を見比べてみた。

連続ジャンプ・・・真央のは当然すごいが、客観的にみるとキムのスピード・幅・ルッツの高さも相当すごい。イーブン

スピン・・・は若干真央スピード感がないがキムは落ちない(難度は素人目にはわからん)僅差でキムの勝ち

フリップ・・・キムはフラットエッジ、真央は若干の回転不足なのでイーブン

スパイラル・・・真央のは素人目にも美の極致、キムのは身体の硬さが明らか 真央圧勝

アクセル・・・入り、スピード、流れなど二人とも甲乙付けがたい。イーブン

ステップ・・・真央のは緩急がいっそうついて比較対象ですらない、がキムのステップ比較すると玄人すぎて

        素人目には例えば四拍子(1・2・3・4)の1と3に大きな動きをつけるのでなければ、動きに遅れていると誤解されてしまうのではなかろうかと思った。(個人的には見る度に号泣するステップ

ということで、キムの高得点には納得出来ないと思っていたけど、何となくスパイラルの汚さとスピンの軸の悪さで「あの娘の演技は価値なし」と思い込んでいた自分もいるかなと、ちょっとだけ思った。

でも、キムは明らかにピークじゃなくて、付け入る隙が山のようにあったので、フリーは全然心配してない。

2010-02-23

技術の浅田、表現力のキムヨナ

そもそも浅田とキムをやたらに(当人たちがしていないのにも関わらず)年と背格好が似ているからといってライバル視して煽るマスコミの論調が気に食わないのだが、もっと気に食わないのはいまだに「技術の浅田、表現力のキム」と日本メディアが煽っていることだ。

そら確かに、技術力で上回る浅田に、表現力のあるキム、そして二人は同じくらいの背格好で、同い年!という構図はいかにも漫画チックで面白げだが、その面白げな演出のために事実を曲げるのは言語道断だろう。

浅田選手は実は(といってもフィギュアファンには常識だが)表現力も凄い。PCS(厳密には違うがかなりおおざっぱにいえば芸術点的なもの)の今季最高得点は浅田である。今回のGPF(グランプリファイナル)でも、なぜだか日本マスコミはやたらに「ヨナがミスしたおかげで浅田が勝った、浅田はノーミスなのにキムよりちょっとだけしか上じゃなかった」「ノーミスだったら多大な表現力の差でヨナの方が勝つ」的なことにしたがっているのだが(これはもう、物凄く不思議だ。自国の選手アウェーで優勝し、女子史上初の3A(トリプルアクセル)×2を決めてきたというのになぜこういう論調にしたがるのだろう。男子の小塚が初めてGPS(グランプリシリーズ)で台にあがったのに、ほぼスルーなのも気になるし、あれほどマスコミが煽ってきた4S(4回転サルコウ)を安藤チャレンジし、DG(回転不足のこと)こそとられたものの着氷したというのに(個人的には安藤はもう4Sを目指さないほうがいいと思うが)スルーしているのも謎だ)、GPFでの二人のPCSの差はほとんどないのである。またヨナがミスして浅田はほとんどミスなかった、的構図も誤りであって、浅田はSPショートプログラム)でもFS(フリースケーティング)でも減点の非常に大きなミスをしている。ただそのミスは、減点が大きいわりに素人目にも、いや、荒川静香伊藤みどりというプロにでさえもわからなかったようなものであるため一見目立たなかっただけだ(要はDGである。それに加え、FSでは、転倒そのものより、それによりコンビネーションジャンプが単独になってしまったことが痛かった。今のルールでは下手をすると転倒よりわずかなDGの方が痛いのだ)。素人が浅田の演技を見て「ノーミスなのに」と思うのはまあ仕方ないが、マスコミがそれでどうするのだろうか。

まあとにかく、結論として、浅田は実は表現力もかなり優れたスケーターである。海外ではむしろ、技を褒める前に表現力の方を褒め称えられていたりする。浅田は、表現力もトップクラスの上、スピンスパイラルステップレベルが高く、その上にジャンプの凄さ、またスタイルも抜群によく(フィギュアスケート選手として。この点はキム選手も同じ)、メンタル面も優れている、奇跡のような選手なのだ。

メンタル面の強さは凄い。今シーズン初めのフランス杯で、あれだけgdgdになっておきながらも、わずか2週間でジャンプの調子を整えてきたという凄さ。普通なら有り得ない。また昨シーズン足を引っ張ったロングエッジのルッツを、僅か1シーズンでしっかり矯正して来て、加点までもらえるほどのジャンプにして見せた凄さ。驚異的だ(ジュニア時代からずっとそういう癖だったものを矯正するのは勿論難しいことだ)。なんと苦手だったサルコウまで飛んでいる。

月曜日とくダネというニュース番組で、こともあろうに「3Aを二度飛んだのに、結局ミスをしたヨナとたいして差がない!浅田は実力不足が否めない!その差はヨナの妖艶な表現力にある!」といった論調で報道がなされていたのだが……これには正直文字通り開いた口が塞がらなかった。何度も言うが、PCSはほぼ変わりない。というか、昨シーズンの世界選手権では浅田の方が上である。

キム選手は確かにトップレベルのスケーターでありそれには間違いないが、事実を捻じ曲げてまで、優勝した自国の選手を「実力不足」だと言うのは最早、何がしたいのか分からない。ピーコに至っては「二人の私服ファッションセンスに差がある」というような事を言い出し、アナウンサーは「二人のCM契約数の差」を話し出し、小倉はそれらにいちいち暗い顔をしては「真央ちゃんはまだ力が足り無い……」と嘆き……本当に何がしたいのか意味不明番組であった。アウェーで自国の選手が優勝したのに何故かお通夜ムードである。

まあしかし、確かに浅田も重大なミスをしたとはいえ、女子史上初、伊藤みどりも成し遂げなかった3A×2を成し遂げた業績の割には点が伸びなかったのは事実である。表現力もいいというなら、一般視聴者にとっては更にわけがわからなくなることだろう。一体何がダメなのか?そこは2年くらい前から変わってきた今のフィギュア界の不可解なルールが関係しているのだが話すと長くなるので割愛する(キムヨナもジュニア時代からほとんどやっていることは変わりがないのに急に浅田に勝てるほどに点が伸びだしたのもルール改正と同時だ)。

あと日本マスコミはやたらにGPSを重視し、まるで世界選手権と同格のように扱っているが、フィギュアスケート界では大会の格としては世界選手権>>>>GPSである。というかここまでGPSを盛り上げているのは日本韓国くらいだ。別に盛り上げてくれるのはいいが、フィギュア選手の毎年の最終目標は常に世界選手権であり、GPSはその前座的役割、今季のプログラム経験値を上げるような場である。今回など、浅田選手は相当に高難度なプログラムを入れているため、これはもう世界選手権で完成してくれれば御の字、といったところだった。正直フランスでの演技を見て、GPSはヤバいかなと思っていた(のだが、あの回復……驚異的だ)。あまり、全ての試合に勝つように煽るのもどうかと思う。国内大会で力を使い果たして世界大会でバテるのでは意味がないのと同じだ。

まあ、とはいえもうマスコミには必要以上に浅田をアイドル化してほしくない、安藤の二の舞にさせたくないという気持ちもあるのでそう着目されても困るのだが。浅田・中野の3Aや安藤4Sは、本っ当に難しい技で、今のルール上はチャレンジしてもたいしたうまみはないばかりか、リスクばかりが伴う。大技煽りマスコミにはやめてもらいたい。高橋の4回転2度や、小塚の4回転も同様である。特に安藤4Sはもう煽らないで欲しい。今回まさかチャレンジしてくるとは思わなかったが、4Sプロトコルに出て、DGだったものの着氷したのには驚いた。あれだけでもかなり凄いことなのだが、どうしてこういう時に限って取り上げないのだかな。まあ、これを期にもう安藤4Sには注目しないのであれば、それはそれでいいのだが。安藤4Sに固執せずとももともとレベルが高いのだから、点数的にも怪我的にもリスキーなだけでうまみのないあの技はもうやらないほうがいい。

2008-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20081218213738

それも大事だけれど、もっと大事な点が一つある。

(というか、自分が言いたかったのは、増田が書いてくれたそのこともあるが、主に以下のことである)

(それと、「点が思った以上に伸びなかった」については勿論3-3のミスのことも考慮に含めた上で、の話な)

「今シーズン(昨シーズンもちときつかったが)からの異常なDG判定」がそれだ。

寧ろこれがもっともタチが悪い。

安藤中野が意外と点が伸びないのもこのため。

これまでDG(回転不足)というのは、肉眼で分からないレベル、よほど酷くないレベルならば、大概「まあおk」ということにされてきた。そもそも女子選手の場合、3回転は大抵わずかに回転が足りていなかったりするのだ。練習でコーチが見ても分からないレベルだが。が、といっても2.9や2.8くらいの話だったために取らずに来た。

が、昨シーズンあたりから妙に厳しくなり、今シーズンの厳しさときたら鬼だ。

荒川静香などのプロが、スローで見ても、「大丈夫では?」というレベルでもわずかーに足りなければDG。

いや、厳しくDGを取る事自体はいいのだ。わずかにといっても足りていないものは足りていないといえば、確かにそうなのだから。しかし問題は、DGによる減点があまりに酷いことだ。例えば安藤選手4Sの基礎点は10.3点だったが、回転不足とされその点は一気に2.9点となった。なぜそんなに減るか?といえば、DGと判定されたジャンプは――例えばDGくらった4Sであれば、「3Sの、まわりすぎた、質の悪いジャンプ」という解釈をなされるのだ!そうするとどうなるか?まず、3Sと捉えられるため基礎点が減る。更に、まわりすぎた質の悪いジャンプ、と見なされるため、GOEでかなり点を引かれる。その結果、わずか2.9点になってしまうのだ。

この酷い点引きぶりを、以前は、「まあ、これはだいたい飛べてるのでおk」というジャッジの判断によって相殺してなんとかやってきたところがあった。大体回れてればおk、でも流石に酷いのはこの減点法によってかなり減点すっべ、といったように。それでバランスを取ってきた所があった。しかしDGを(NHK杯レベルにいたってはイチャモンレベルに)厳しく取り始めた結果、「プロでもよくわからないほどの回転不足」によって一気に点を失ってしまうことになった。難易度が高い技ほど、当然、きっちり全くの不足なく回りきるのは難しい。安藤中野が見た目の割にGPFで点が奮わなかったのも、DGを物凄い勢いでとられまくったからだ(中にはまあこのくらいはDGはしかたないかな、というのもあるが、あれだけとられるのは凄まじい、とくに安藤)。

つまり今大技を決めるには、「全く文句のつかないほど完璧に」決めなければならない。そうしなければ、減点されて寧ろ足を引っ張るだけだ(ジャンプはいれる数や種類がある程度決まっているし体力の問題もあり、それが失敗したからといって、アドリブでホイホイ点とれるジャンプをいれるわけにはいかないのだ)。成功しても、増田のいったように、たいした点は稼げない。他選手よりそれでたかだか2、3点といったところか。そのくらいの点数のために、練習を始めると怪我の可能性もあり(これがフィギュア選手にとってもっとも怖い事だ。フィギュア選手はもともと選手生命が物凄く短い上、ケガをすると即引退ということも普通にある)、また、成功したとしても体力的・メンタル的に他の技に響いてきてしまう(GPFでの浅田の3-3の失敗も、主な原因は3A×2で体力を削られた故であろうし、小塚が4Tに成功したものの後のジャンプで転倒してしまったのもそれが考えられる)。それほどの思いをして得られるものは、数点でしかないのだ。今、大技というのは本当にやる意味がほとんどない。そういうルールになってしまった。とにかく無難演技を安定して行えるものが、今一番強いのだ。昨シーズンの世界選手権でも、男子優勝者はなんと4回転をしなかったバトル選手であった。といっても、勿論、バトル選手も、キム選手も、すばらしい選手には違いない。安定性も重要な要素ではある。しかし、今のルールではあまりにそちらに偏りすぎ&大技が非常にし辛い、のだ。

また、DG判定も曖昧なところがあって、一応4分の1以上足りていないジャンプはDGをとってもよい、というものはあるのだが、その辺りが曖昧なのだ。4分の1以内にとどまっていればいいのかといえば、そういうわけでもない。といって、回転不足だけど、その不足分が4分の1以内には収まっているから、という事で減点されない場合もある。そこが大会によって、または選手によって曖昧で、キム選手も正直微妙あやしいものはあるのだが……エッジについても増田が言っているように、微妙な線だったりする。日本選手の場合たいてい微妙な線であれば真っ先にアウトなのだが……

DGがあまりにキワドイレベルでどんどんされるために、中野は「(この点の低さは)どこかでDGがされているってことなんだろうけど、でもそれがどこでされているのか(プロトコルを見ないと)分からない」というような事を試合後に言ったことがある。まさしくそういう事なのだ。飛んでいる選手ですら、飛びながら、「今のはどうだったろう?!」と思うようなレベルミス。解説者も、「多分いいとは思いますが…」と濁らせるレベルミス。それで、何点も失っていく。

あと、GOEについて。

もう少し増田の説明に付け加えると、これの問題点は、そもそも「ほとんどジャッジの主観でつけられてしまう曖昧な点」の割に、「やたらと加点幅がでかい」ことにある。キムに対する加点は凄いものがある。そもそも3Aなどの難しいジャンプを成功してみせても、キムがルッツを成功させれば2点ほどの差でしかなくなったり、3A-2T(激ムズっつーか浅田くらいしかできん)と3F-3T(そこそこムズい)の基礎点が同じだったりと、増田の言うように基礎点やGOEの加点幅のつけかたも酷いものがあるのだが、そもそもそのGOEのつけかたがキムだけやたらに(不可解なレベルに)高いのだ、これはあまりいいたくないのだが。例えば2A。浅田はイーグルから入り、綺麗な2Aを決めたのちその足でステップを踏む、という高度な技を入れているのに対し、キムは美しいジャンプジャンプなのだが、入るとき・着地時などにそういった技は特にいれてきていない。のにも関わらず、加点はキムの方が高かったりする。「ええ!?」と思うのだが、そもそもここで問題なのは、GOEはそれほど曖昧なものということなのだ。

「そんな陰謀論みたいな」と思うかもしれないが、そもそもフィギュアは採点競技という時点でどうしてもそういったくらい部分が付き纏う。ソルトレイクスキャンダルと言う前科もあり、伊藤みどりのときの頑ななまでの下げぶりなど……言いたかないが、そういった部分があるのは事実だ。フィギュアスケートというのは、ルールで勝者が簡単に入れ替わる。今のルールは、とにかく無難な業を、回転不足とられることなく(寧ろ転倒はまだましだったりする)こなす、それだけだ。安藤はもう4Sをいれないほうがいいといったのは、そのためである。(先日の安藤4Sは、安藤にしてはかなり見事な出来だった。トリノ時代だったらば認定されていたかもしれない)

言ってしまうと、今のルールはほとんど日本女子スケーター潰しといっても過言ではないほど狙い撃ちにしてきたルールだ。今のルールで有利になるのは誰かというと、韓国のキムヨナ選手イタリアカロリーコストナー選手なのだが、ISUの会長イタリア人で副会長韓国人である。スキージャンプで、日本人が優勢になってきたとき、日本人に不利なルール改正がなされたのは記憶に新しいが、まさにあのようなことが起きていると思ってもらえればいい。とかく日本人外交下手で、すぐ欧米にこういったことをされてしまうのは本当に情け無い事だ。が、最早このルールはとりあえず五輪が終わるまでは覆されないだろう。今はこのルールにあわせてやるしかないのだ。もはやルール改正をせまるには時が遅すぎる。

客もマスコミも大技を煽るが、もう今はそんな時代では無い事に気付くべきだ。

今大技に挑んでも、ほとんど利はない。「勝つ」ためには、大技は不利でしかない。悲しいが。

キム選手が強いのは、増田も言ったとおり、点を取るために最大限効率的なプログラムを組んでいるからだ。3A×2は、効率とは程遠いところにある。まあ、今季の浅田のプログラムは、五輪プレシーズンとして、色々試すためのプログラムだろうから、勝つためでなくともいいのだが。(寧ろGPFは本当によく勝ったもんだw今年はGPFが韓国開催ということもあって、これは正直ほぼ無理だと思っていたのだがw)

といって、おそらく今浅田選手がキム選手と同じプログラムをやったとしても、キム選手ほど点は伸びないだろう(浅田選手は美しくてもいまいち加点をつけてもらえないが、キム選手はその逆だ、この辺りの加点は本当に曖昧な割に影響力がでかいから困る。完全に曖昧さを消せないのはしかたないとしても、そういった性質の点はあまり影響を及ぼさないレベルにすべきだろう)。だから浅田選手は、勝つためにはキム選手より凄い技を入れざるを得ないところもある。3A×2は五輪には流石にいれてこないだろうが(と言い切れないのが浅田の怖さだがw)、今シーズンは五輪にも3Aをいれてこれるくらいに3Aを当たり前の技とするための鍛えシーズンなのだろう。

本人が勝たなくてもいいというならまだしも、やはり基本的に皆「勝ち」を狙いに行っているのだから、煽り立てたところで責任のとれない外野が、無責任に「大技大技」と煽るべきじゃないと自分は思う。ひっそり「してくれないかな」と思うくらいならいいが。

浅田の3Aはやけに安定感を増してきたから大丈夫だと思うが、安藤4Sについては――期待したいといった人もいたし、気持ちは分かるのだが、厳しいといわざるを得ない。あれに拘りすぎていると、他のジャンプも崩れ出してしまう。それほど4Sは凄い技なのだ。

そもそも安藤が以前に認定された4Sは、おそらく今のルール下ではDGだろうし、あの時も正直言ってまぐれ的なものが大きかった(それでも凄いのだが)。もう20歳である安藤フィギュアスケートでは結構いい年で、フィギュアジャンプは年とともに飛べなくなる場合が多い)が、今のルール下でも認定されるような4Sを飛ぶ――というのは、ほぼ無理だ。無理してなんとかそれだけ出来たとしても、他に影響が出てしまう。今回のように。そもそも4回転ジャンプというのは男子でさえ4Tがほとんどなのだ(一般には4Sの方が難しいとされる。まあ、とはいえその辺りは個人差が大きいのだが。余談になるが浅田と安藤は、難しいジャンプは得意だが簡単なジャンプは寧ろ苦手という変わった性質を持っている。今ではそうでもないが)。今回、挑戦して、転倒もなく着氷し、シングル女子のプロトコル4Sと表示させただけでも自分は称えたい。あんなことができるのは安藤かいないのだ。精神力がどうこう言われやすい安藤だが、彼女は怪我に悩まされたり、上で言ってきたようなルールでなかなか思うように点があがらなくなったり、4回転の重圧があったり、そもそも忘れがちだが彼女はようやく今20歳(いや、ちょっとまて。誕生日今日だったかもしれない。そうすると21だ。安藤おめでとう)なんだよな、トリノのときなんか女子高生だったのだから、そういった事を考慮するとあれくらいで普通なのだ。寧ろ未だくじけず続けているのは強い方だと思う。(浅田は武士だから除外)あまり安藤を責めないでやってほしいところ。彼女は4回転がなくとももともと3Lz-3Loという女子最強難度の3-3を持っていたりとレベルの高い選手なのだから、そちらを練りこんでいったほうがいい。無論飛んでくれたらその日はひっそり安藤4Sおめでとうケーキでも買いたくなるくらい嬉しいし、安藤にとってはもうスケートを続けていくモチベーション4Sになっているところもあるため、難しいところではあるのだが。モロゾフはどうするかね。

それと安藤の話になったからついでにいうと浅田・安藤の今季のまだ解消されていない課題に「セカンド3Lo」がある。

3-3や3-2など、続けて飛ぶジャンプのことをコンビネーションジャンプというが、そのコンビネーションの二度目につけるジャンプは、実は決まっていて、トゥループというジャンプと、ループというジャンプしか実質つけられない(ルール上の問題ではなく、物理的な問題)。今更だがw、ジャンプには6種類あり、その難易度は、簡単な順番からトゥループ(T)サルコウ(S)<ループLoフリップ(F)<ルッツ(Lz)<アクセル(A)だが、このうちの太字にしたトゥループループが、セカンド、二番目につけるジャンプだ。で、難しいのはこの通りループ。というか、3-3でセカンドにループをいれてくるのは浅田と安藤かいないのだが。

これが、認定されない。ことごとくされていない。今季は安藤の一回だけか。SP序盤の浅田の3-3、あれがまさにそうなんだが、あれだけ回っていてアウト。くーっ、厳しい、厳しすぎるぜ。つうかもうこれは、ほとんどジャッジはセカンド3Loを認定する気がないと思われる。もともとDGとられやすいジャンプだからなあ、しかしなあ…

先ほど安藤と浅田は簡単なジャンプほどなぜか苦手と言う変わった性質を持っている、といったが、それがこのセカンド3Loが認定されない現象においてまたも弱みに変わってしまっている。3Loができないなら(それより簡単な)3Tをつければいいじゃない、ってな話なんだが、ことこの二人においては、「無理して3Loにしてる」わけじゃなく「寧ろ3Loの方が得意」というジャンプ天才たちなので、今まで、育っていくにつれ、特にその簡単な方のジャンプをみっちりやる必要がなまじなかったんだな。それが今ここにきて微妙に裏目にでている。3Tをやればいい、といっても、そんなに簡単には変えて来れないのだ(特に安藤)。飛べないわけじゃ決してないが、実戦で使えるほどかというとどうなのか…。

と色々心配な点はあるが、それはさておき今季の浅田のプログラムはおそらく後まで語られるような伝説プログラムになるから、録画しておくことを推奨する。(youtube等ではやはり画像が汚いからな)個人的には浅田はプルシェンコ並に伝説のスケーターとなると思う。

つか中野や小塚のことももう少し語りたかったが流石に書きすぎた。とにかく日本選手は皆頑張っているし今はとてつもなくレベルが高いから面白いぞ。特に女子の層の厚さは異常wルールに対する不安反面、やはりワクワクする気持ちを抑えられん。

2008-12-18

話すと長くなる、不可解(かどうかは知らんが)ルールの説明

http://anond.hatelabo.jp/20081217003010

より

まあしかし、確かに浅田も重大なミスをしたとはいえ、女子史上初、伊藤みどりも成し遂げなかった3A×2を成し遂げた業績の割には点が伸びなかったのは事実である。表現力もいいというなら、一般視聴者にとっては更にわけがわからなくなることだろう。一体何がダメなのか?そこは2年くらい前から変わってきた今のフィギュア界の不可解なルール関係しているのだが話すと長くなるので割愛する(キムヨナもジュニア時代からほとんどやっていることは変わりがないのに急に浅田に勝てるほどに点が伸びだしたのもルール改正と同時だ)。

 こと、今回の大会について「浅田の点が伸びなかった」理由は明確で、それは「一番点数の取れるジャンプで転倒したから」であり、その意味ではちょっと元増田の説明は当を得ていない。

 そもそも、今回見た目としてはキムは「2回ミス」していて、浅田は「1回ミス」しているのだが、浅田が転倒したのはコンビネーションジャンプで、キムは単独である。しかも、点数の高い「3回転+3回転」のコンビネーションの「1つ目でミス」であり、結果として2つ目は「跳べてもいない」からミスに見えなかっただけの話。跳ばなければ0点なのだから、このミスは実質「2回ジャンプミスしてる」に等しいのである。

 実質ミスの数が同じで、技術点だけで3点差をつけてSPPCSの不利を打ち棄てているのだから、技術的な意味でいうならば、十分に「完勝」だろう。

 ただ、その上で、増田の言うところの「不可解なルール」、もうちょっと言えば「浅田がキムに対して不利になるルール」みたいなのは存在するので、そこについて「話すと長くなるので割愛する」なんて言われると気にしてしまう人も多いことだろうし、軽く書いておく。07-08シーズンの改定を含む現在フィギュアスケートの採点方式では、以下の辺りがキムに有利に働いた点として挙げられよう。

要素に対する加点(GOE)の積極化

 フィギュアスケート技術点は、技術審判という人たちがまず要素(技)の種類を判定し、それに対して7人のジャッジが要素に対する加点を定義する。技術点はあらかじめルールで何点と決まっているけど(これを「基礎点」という)、各技がどの程度「やっとこ出来た程度」か「非常に洗練されているか」によって判定は変わってくるよね、という話で、これはまぁ筋が通っている。

 ただ、旧採点の減点方式に慣れていた当初のジャッジは、なかなかプラスを付けることに消極的だったので「それだと巧い選手が気の毒だし、GOEの意味無いよね」という話でGOEのプラスは積極化しましょうね、みたいなことを決めたりしてた、っぽい。この辺り記憶曖昧だが。

 例えば、トリノでの荒川静香は、かの有名なイナバウアーの後に3連続ジャンプを入れているが、この際のGOEはプラス0.57で、半分近くのジャッジからは「イナバウアーから入った美しさ」に対して加点を貰っていない(PCSは伸びたかも、であるが)。現在はこの辺りをかなり改善している、とも言えるし、実際トリノ荒川のGOE加点の合計は5.02であるが、現在ルールならばもう3点か4点は加点が伸びたであろう。

 それはそれでいいのだけれど、一つ問題があった。

 それは、難しい要素に対して基礎点を上げないままに、GOEだけ上げましょう、となったこと。

 当たり前だけれど、難しい技のほうが「完璧に決める」とか「洗練された技にする」ことが難しい。それでGOEを積極的に上げたらどうなるかというと、要するに簡単なジャンプと難しいジャンプの点差が明らかに詰まる結果となってしまったんである。

 無論その背景には、新採点で少しでも点数上げようと難しいジャンプスピンに挑んで体力の消耗度が上がったことで、大会で転倒するケースが激増したから、少しでも美しい演技を増やしたいという事情もあるのだろうけど、既に難しい技に取り組んでる選手(浅田など)には明確な不利になった、と。

 今シーズンはその反省もあってか、3A以上のジャンプ基礎点が向上された。しかし、これがまた厄介で、「減点時のマイナス幅を大きくする」という改定とセットになっているのである。しかも「加算時のプラス幅」は広げずに。これではやはり「大技不利」の傾向は変わらないように見える。

アクセルジャンプの得点の「割の合わなさ」

 3Aというのは男子と女子で極端に成功率の違うジャンプである。

 男子だと一流半くらいでも、かなり多くは3Aを普通に入れられるので(まぁ中には4+3連続ジャンプ出来るのに3A苦手、って選手もいるが)、余り基礎点を上げても仕方ないのだけれど、女子は、たまたま現在浅田と中野が並び立つものの、3A跳べる選手などほぼ数年に1度レベルである。しかし、基礎点の点数は男女共通であり、こと3Aについてはそれが「男子に合わせて」設定されていて、要するに女子の3Aは難度に対し割に合っていない。或いは、オリンピックで浅田は3Aを2回は入れないのではないかな、とは思う。

 一方で、ある程度昨今のルールで「優遇」されている要素として、2回転アクセル(2A)がある。

 このジャンプは女子のシニアトップレベルならかなり高い成功率で、というか滅多にミスしない難度のジャンプである。ところが、先ほど「難しい要素に対して基礎点を上げないままに、GOEだけ上げた」という話をしたが、このジャンプに関してはルール改正でむしろ基礎点を上げてきた(3.3→3.5)のである。恐らくはジュニア辺りでの難度を考慮したと思われるが。

 さて、他のジャンプと比較すると、2回転でアクセルの次に難度が高いルッツは1.9点、一方3回転で最も基礎的なトゥループは4.0点であり、そこからサルコウ→ループフリップ→ルッツと0.5刻みで点数が上がる。言わば、3回転に準じるジャンプとして2Aは扱われていると言えるだろう。

 ところが、2回転である故に、ジャンプ数の回数制限から2回転は外されているのである。

 プログラムバランスを取るため、3回転以上のジャンプについては、回数に以下のような厳しい制限が適用される。

 ところが、2AはGOEによっては3回転に匹敵する点数を容易に出せるジャンプであるのに、これらの制限を受けず、「3回までならば、どういう組み合わせで跳んでも自由」ということになっているのである。

 キムは、この2Aを3回取り入れてGOEを稼ぐ戦術を取っており、自身が苦手なループを回避することが多い。勿論、点取りゲームとしてそれは正解ではあるのだけれど、どうもセコい感は否めないか。

 まとめると、シニアジュニア男子と女子みたいな括り差について敢えて考慮せずにジャンプの基礎点を完全に同じものとするという採点方式の仕組みと実態にミスマッチが生じているのが現状で、浅田のような選手には、それが不利に働いている印象。

エッジルール採用

 さて、その一方で、「減点」の方のルール改正が、このエッジルールである。

 ルッツジャンプ(Lz)とフリップジャンプ(F)という、素人には激しく区別の難しい(俺も等速では区別つかん)ジャンプがあるが、この両者を離氷時のエッジで区別して現在は採点している。その際、特にフリップが得意な選手はルッツもフリップっぽいエッジで跳ぶケースが多く、その逆も多い。こういう場合に、クセのあるジャンプはGOEで減点することは以前から行われていたが、従来はジャッジが「足し算と引き算」して減点がされていた。つまり、「洗練されているから+1、でもエッジがダメだから-1」みたいな判定になっていたのである。

 これを「無条件でマイナスにしようね」と技術審判が認定することにしたのが、俗に言う「エッジルール」で、昨シーズンから取り入れられている。

 このルールにおいて、例えばルッツが「フリップっぽくなる(フルッツ)」というクセのある浅田真央は06-07シーズンにはフリー演技終盤に3Lzからの3連続という高難度なジャンプを入れてたのだが、これを翌シーズンのルールで行うと、今までは「演技終盤にこの技が出来る」というプラス要素でエッジ減点を相殺していたのが、相殺が利かずエッジ減点のマイナスだけを組み込まれてしまうようになった、ということになる。

 結果として、浅田は3Lzをショートフリーで各1回跳ぶ際に、必ず減点を1点以上付けられる計算になり、これだけでほぼ3点から4点近くのダウンを余儀なくされる。逆にキムはこの両方においてクセが少なく(無い訳ではない。というかほとんどルッツとフリップの中間的な部分でバランス取ってるのがキムのクセで、採点に影響しづらい)、上述の加点の恩恵だけに預かれるので、このルールで両者の差は5点以上、つまり3回転ジャンプ1つ分は詰まったように思われる。

 ただ、これはまぁクセがある方が悪い訳で、浅田側も昨季は敢えて放置していたものの、今季から修正を行い、ショートでは加点が貰えるレベルまで改善してきた。フリーではまだ3Lz自体入れてないので、その分まだ完全に差を埋めきってはいないが。

 一方で、ルッツとフリップは表裏の関係であり、片方を矯正するのはもう片方の完成度を落とすリスクがある。例えば安藤は浅田と逆にフリップが「ルッツっぽくなる(リップ)」クセを昨年に矯正開始したが、結果としてルッツのフォームが不安定になり、苦しいシーズンを送ることとなった。浅田も先のGPFではフリップで転倒したが、果たして今後両方のバランスを如何に取ってミスを減らせるかがカギとなるだろう。

2008-12-17

技術の浅田、表現力のキムヨナ」というのをもうやめないか

そもそも浅田とキムをやたらに(当人たちがしていないのにも関わらず)年と背格好が似ているからといってライバル視して煽るマスコミの論調が気に食わないのだが、もっと気に食わないのはいまだに「技術の浅田、表現力のキム」と日本メディアが煽っていることだ。

そら確かに、技術力で上回る浅田に、表現力のあるキム、そして二人は同じくらいの背格好で、同い年!という構図はいかにも漫画チックで面白げだが、その面白げな演出のために事実を曲げるのは言語道断だろう。

浅田選手は実は(といってもフィギュアファンには常識だが)表現力も凄い。PCS(厳密には違うがかなりおおざっぱにいえば芸術点的なもの)の今季最高得点は浅田である。今回のGPF(グランプリファイナル)でも、なぜだか日本マスコミはやたらに「ヨナがミスしたおかげで浅田が勝った、浅田はノーミスなのにキムよりちょっとだけしか上じゃなかった」「ノーミスだったら多大な表現力の差でヨナの方が勝つ」的なことにしたがっているのだが(これはもう、物凄く不思議だ。自国の選手アウェーで優勝し、女子史上初の3A(トリプルアクセル)×2を決めてきたというのになぜこういう論調にしたがるのだろう。男子の小塚が初めてGPSグランプリシリーズ)で台にあがったのに、ほぼスルーなのも気になるし、あれほどマスコミが煽ってきた4S(4回転サルコウ)を安藤チャレンジし、DG(回転不足のこと)こそとられたものの着氷したというのに(個人的には安藤はもう4Sを目指さないほうがいいと思うが)スルーしているのも謎だ)、GPFでの二人のPCSの差はほとんどないのである。またヨナがミスして浅田はほとんどミスなかった、的構図も誤りであって、浅田はSPショートプログラム)でもFS(フリースケーティング)でも減点の非常に大きなミスをしている。ただそのミスは、減点が大きいわりに素人目にも、いや、荒川静香伊藤みどりというプロにでさえもわからなかったようなものであるため一見目立たなかっただけだ(要はDGである。それに加え、FSでは、転倒そのものより、それによりコンビネーションジャンプが単独になってしまったことが痛かった。今のルールでは下手をすると転倒よりわずかなDGの方が痛いのだ)。素人が浅田の演技を見て「ノーミスなのに」と思うのはまあ仕方ないが、マスコミがそれでどうするのだろうか。

まあとにかく、結論として、浅田は実は表現力もかなり優れたスケーターである。海外ではむしろ、技を褒める前に表現力の方を褒め称えられていたりする。浅田は、表現力もトップクラスの上、スピンスパイラルステップレベルが高く、その上にジャンプの凄さ、またスタイルも抜群によく(フィギュアスケート選手として。この点はキム選手も同じ)、メンタル面も優れている、奇跡のような選手なのだ。

メンタル面の強さは凄い。今シーズン初めのフランス杯で、あれだけgdgdになっておきながらも、わずか2週間でジャンプの調子を整えてきたという凄さ。普通なら有り得ない。また昨シーズン足を引っ張ったロングエッジのルッツを、僅か1シーズンでしっかり矯正して来て、加点までもらえるほどのジャンプにして見せた凄さ。驚異的だ(ジュニア時代からずっとそういう癖だったものを矯正するのは勿論難しいことだ)。なんと苦手だったサルコウまで飛んでいる。

月曜日とくダネというニュース番組で、こともあろうに「3Aを二度飛んだのに、結局ミスをしたヨナとたいして差がない!浅田は実力不足が否めない!その差はヨナの妖艶な表現力にある!」といった論調で報道がなされていたのだが……これには正直文字通り開いた口が塞がらなかった。何度も言うが、PCSはほぼ変わりない。というか、昨シーズンの世界選手権では浅田の方が上である。

キム選手は確かにトップレベルのスケーターでありそれには間違いないが、事実を捻じ曲げてまで、優勝した自国の選手を「実力不足」だと言うのは最早、何がしたいのか分からない。ピーコに至っては「二人の私服ファッションセンスに差がある」というような事を言い出し、アナウンサーは「二人のCM契約数の差」を話し出し、小倉はそれらにいちいち暗い顔をしては「真央ちゃんはまだ力が足り無い……」と嘆き……本当に何がしたいのか意味不明番組であった。アウェーで自国の選手が優勝したのに何故かお通夜ムードである。

まあしかし、確かに浅田も重大なミスをしたとはいえ、女子史上初、伊藤みどりも成し遂げなかった3A×2を成し遂げた業績の割には点が伸びなかったのは事実である。表現力もいいというなら、一般視聴者にとっては更にわけがわからなくなることだろう。一体何がダメなのか?そこは2年くらい前から変わってきた今のフィギュア界の不可解なルール関係しているのだが話すと長くなるので割愛する(キムヨナもジュニア時代からほとんどやっていることは変わりがないのに急に浅田に勝てるほどに点が伸びだしたのもルール改正と同時だ)。

あと日本マスコミはやたらにGPSを重視し、まるで世界選手権と同格のように扱っているが、フィギュアスケート界では大会の格としては世界選手権>>>>GPSである。というかここまでGPSを盛り上げているのは日本韓国くらいだ。別に盛り上げてくれるのはいいが、フィギュア選手の毎年の最終目標は常に世界選手権であり、GPSはその前座的役割、今季のプログラム経験値を上げるような場である。今回など、浅田選手は相当に高難度なプログラムを入れているため、これはもう世界選手権で完成してくれれば御の字、といったところだった。正直フランスでの演技を見て、GPSはヤバいかなと思っていた(のだが、あの回復……驚異的だ)。あまり、全ての試合に勝つように煽るのもどうかと思う。国内大会で力を使い果たして世界大会でバテるのでは意味がないのと同じだ。

まあ、とはいえもうマスコミには必要以上に浅田をアイドル化してほしくない、安藤の二の舞にさせたくないという気持ちもあるのでそう着目されても困るのだが。浅田・中野の3Aや安藤4Sは、本っ当に難しい技で、今のルール上はチャレンジしてもたいしたうまみはないばかりか、リスクばかりが伴う。大技煽りマスコミにはやめてもらいたい。高橋の4回転2度や、小塚の4回転も同様である。特に安藤4Sはもう煽らないで欲しい。今回まさかチャレンジしてくるとは思わなかったが、4Sプロトコルに出て、DGだったものの着氷したのには驚いた。あれだけでもかなり凄いことなのだが、どうしてこういう時に限って取り上げないのだかな。まあ、これを期にもう安藤4Sには注目しないのであれば、それはそれでいいのだが。安藤4Sに固執せずとももともとレベルが高いのだから、点数的にも怪我的にもリスキーなだけでうまみのないあの技はもうやらないほうがいい。

2008-01-28

オリンピックの女神

http://www.1101.com/kariya/index.html

オリンピックの女神は、荒川静香キスをした」は許されるけど

オリンピックの女神は、荒川静香の胸を揉んだ」とか

オリンピックの女神は、荒川静香のあそこを触った」は許されないんだろうな。

何が違うのだろうか。

 
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