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はてなキーワード: ジャイアンとは

2024-11-21

上流・中流下流階層が同じ地域に住んでいたら階級闘争になるだけじゃん

ドラえもん世界で当てはめてみようか。

上流家庭のスネ夫サラリーマン家庭ののび太小売店ジャイアン

ドラえもんの各話って、金持ちスネ夫が二人に自慢したり、最下層のジャイアン腕力を使って二人を制圧したりする。

そして中流階層で力のないのび太ドラえもんの道具で反撃する。

基本的に上流・中流下流階級闘争しかやっていないじゃん。

この3つの階層が同じ場所にいると、自然階級闘争が始まってしまうだけであり、不毛だ。

からつの階層はそれぞれ交流しないで、別のエリア住み分けるのが最適解ということにならないだろうか。

2024-11-09

著作権法違反絶対ゆるさなマンなんなん?

しごできジャイアンへの反応でもいるんだけどさ

ネットの遊びに「他人キャラを使って〜」とか「アイコン画像著作権〜」とかネチネチネチネチネチネチコメントしてる人はなんなの?

例えばこういうのならまだわかるよ

過度に性的とか暴力的とか

政治的主張が強いとか

キャラクターを貶めるのが目的とか

情報商材アフィリエイト誘導するアカウントとか

他人に厳しく著作権違反を指摘しておいて自分には甘いとかね

悪用はよくないよね

でもこれはそういうのじゃないじゃん

みんな楽しんでるし不幸になる人はいないでしょ

ただの庶民ネットの無害な遊び

権利者ですらない人間がとやかくいう必要ある?

取り締まって一体誰が得するの?

意味わかんない

anond:20241109140859

トランプジャイアン)とのび太安倍)の関係ときは、

日本ATMとして限度額以上日本人の税金引き出されまくったけどな

2024-11-07

anond:20241107195450

古今東西、世情が不安定になると強権的なリーダー煽動家が支持されがちってだけ。トランプは強権的かつ煽動家で、トランプが支持されたということは、アメリカ社会の混迷の深さを物語っている。

台湾有事なんて起きた日には日本人もコロッと変節して強権タイプ煽動タイプ政治家を支持するようになる。日本の政治家は善きにつけ悪しきにつけおしなべて小ぶりで、トランプほどわかりやすジャイアンは見当たらないが、直近の自民総裁選であれば、高市なんかはそっち方向の人物だろう。

2024-11-06

安倍晋三スネ夫だったけど、石破はのび太系だからもう駄目だな…😟

ジャイアン乗り鉄の話は通じない…😟

2024-10-24

のび太向けの政党はないよ

ジャイアンスネ夫出木杉選挙の時だけ自認だけしてればいいよ

2024-10-15

anond:20241014214849

ジャイアンにおびえたスネ夫ジャイアンへの媚売りのためにのび太をいじめたとしてものび太視点スネ夫無罪にはならないんだよなあ

もうドラえもんが観られない

当方40代自分子どもの頃は大山ドラをよく見ていた。

今は自分の子どもがわさドラを見ている。

それを一緒に見ているのだけど、もうアニメ自体、受け入れられないなあと。

わさドラNGなのではない。ドラえもんという、アニメのものが。

具体例を挙げると、

・的確な道具を提示しないドラえもん

ストーリー上の困難(主にのび太が困っているとき)って、ほぼ、有名な道具のみで解決できる。どこでもドアとか透明マントもしもボックスで。もちろん、それやっちゃうと話にならないので、製作陣は苦心しているのはわかっている。問題解決のために来ているドラえもんが、解決してくれないところがコメディであり、見どころなのもわかっている。それでも、長いこと社会人やっているせいか、「そこでそれはないだろ」が多すぎてイライラしてしま

ジャイアン独裁ぶりと老獪ぶり

ドラえもんの9割は彼起点で話が進む。唯一無二の悪者であり、絶対王者。彼には、最大限の権限が与えられており、詐欺暴力、反則、暴君、なんでも許される。

そして、周りの友だちは、直接的には逆らわない。とくにのび太は安易に受け入れてドラえもんに委ねるし、スネ夫ものび太に押し付けるし。そのズルさって時に必要なんだけど、毎回やってたらただの責任のない人だなあと。

加えて、ジャイアンの「自分をわかっていないようでわかっている」という性格何だか腹が立って。彼の歌(料理も)は誰もが忌み嫌い、本人は世界一上手いと思っている、なんだけど、周りから拒否られていることは本人わかってるよね?歌や料理をやろうとすると、蜘蛛の子散らしたように周りが逃げていくし、歌聞いているときとか皆顔引き攣っているし。気づかないはずないんだけどなあと。

まあ、書いてて、本当にいちゃもんだし、自分ドラえもんで育ってるのだから、何を言ってんだという話なんだけど。

とはいえ、同じコンセプトのアニメを、長くやりすぎているんじゃないかなー。

端的に言えば、バリエーションが枯渇してる。

「この場面では、これが的確」の候補が既にいっぱいあるなか、新鮮味を保つために道具を量産しなければならず、的確さを損なっているし、

ジャイアンの歌を嫌がる群衆、の表現ワンパターン化しないよう、あらゆる表現にしているけど、少し陰湿で行動が読みにくい「怖さ」を備える人物になっている。さらに、「いじめ」につながる表現を極力排除しているフシはよくわかるし、なるべく手を出さないし、暴君ぶりも抑え気味になっているのだけど、それが却って彼の竹を割ったような性格が損なわれて、結局怖いし、近寄りがたい。

まあ、子どもたちにとってはそれが面白いので取り上げることはしないんだけど。

ただ、ドライブの時はDVDを車内で流すので、苦痛

2024-10-11

平日の昼下がり。

長年の激務から開放された女性が、近所の公園で一人、のんびりとしていた。

夕暮れにさしかかった頃、砂場で遊ぶ一人の少年をみつけた。

小学校低学年くらいの少年は、小さい体に似合わない大きな黒ぶちの眼鏡をかけ、一人黙々と砂山を作っている。

「おばちゃんもお手伝いしていいかな?」

少年はパッと顔をあげ、か細い声で「うん…いいよ」と答えた。

女性少年の隣に座り、砂山に砂をかけていく。

「一人で遊んでるの?お友達とは遊ばないのかな?」

砂山にまっすぐ視線を向けたまま、少年は答える。

「僕…今日友達喧嘩しちゃったんだ…あいつすっごい凶暴な奴でさ、気にいらないとすぐ僕の事殴るんだよ」

女性は目を細めながら少年を見つめる。あぁ、君みたいな子を私はずっと知っているよ…と。

「僕ちゃんドラえもんアニメ知ってる?」

「知ってるよ。僕タケコプターが欲しいな。あれがあれば毎日遅刻なんかしないのに!」

「おばちゃんね、ドラえもんの物真似ができるんだよ。」

「本当に?やってみせてよ!」

少年は初めて小さな笑顔を見せてくれた。

「……ノビ太くん、ジャイアンなんかに負けるな!僕がついてるよ…!」

ふと見ると、少年の顔がうっすら雲っている。「おばちゃん…」

ドラえもんの声は、そんな変なガラガラ声じゃないよ。全然にてないじゃないかうそつき!」

砂山をぐしゃりと潰し、走り去っていく少年女性は何もいえなかった。

あたりは暗くなり始めていた。

「………僕、ドラえもん……」

2024-10-01

anond:20241001202831

のび太「でもヘソ踊りしてるジャイアンは腹から声を出していませんよね?」

2024-09-21

『優しい』とか『良識ある人間』って弱いよな

ジャイアンみたいなやつと弱い人間二極化になった感じは最近感じる anond:20240921074002

2024-09-15

しずかちゃんに惚れる要素あるんかな。スネ夫露骨いじめを見逃すクズ

のび太はできないんだと仲間外れにするのをみつつスネ夫ジャイアンで遊ぶ。ドラえもんもあの女は良しなさいとアドバイスせんか。

2024-09-13

女子高生1「わたし化物語好きやよ」

女子高生2「え?え?ほんまに!?わたし化物語大好き!!で、で、誰が好き?」

女子高生1「おしめもも

女子高生2「忍野メメやろ!!それに腿て、ずれてるやん!!大惨事なるでそれ!!!

女子高生2「はぁ…ほんまに化物語好きなんか?」

女子高生1「ほんまに好きやよ」

女子高生2「じゃあ、今度は私が好きなキャラ名言うから、誰か当ててみて」

女子高生1「ええよ」

女子高生2「ほないくで。”何でもは知らないわよ、知ってることだけ”」

女子高生1「わかった!骨川翼!!」

女子高生2「羽川や!なんで急にスネ夫みたいになんねん!!」

女子高生1「何でもは出さないわよ、持ってるものだけ」

女子高生2「ドラえもん!?なんで急にドラえもんみたいになっとんねん!てかなんやねんそのドラえもん、もったいぶっててなんか腹立つわぁ…」

女子高生2「あんたさぁ、ほんまに化物語好きなん?」

女子高生1「好きやよ」

女子高生2「ほなら、好きなキャラ何人か挙げてみて」

女子高生1「戦場ヶ原ひたぎ斧乃木余接貝木泥舟剛田武臥煙伊豆湖

女子高生2「さらっとジャイアンを混ぜるな」

女子高生1「わたし戦場ヶ原ひたぎのものまね得意やよ」

女子高生2「ほんまかぁ…?期待せんけど、じゃあやってみて」

女子高生1「(戦場ヶ原ひたぎ風の声で)ねぇ、どらやきくん」

女子高生2「ドラえもんなっとるやん!!それになにそれ!?アララギやろ!ラしかあってへんやないか!!」

女子高生1「「何でもは出さないわよ、持ってるものだけ」」

女子高生2「だからなんでドラえもんやねん!!その口調、腹立つ…未来デパートに返品したいわぁ」

女子高生1「あとあの子も好き!ほら、吸血鬼女の子の…名前は…ええと、なんだっけ」

女子高生2「忘れたんか?もぅ、なら適当に言ってみぃ。ヒントあげるから

女子高生1「それじゃ…忍野まなぶ!!」

女子高生2「惜しいやん!もうちょっとやで!!」

女子高生1「惜しい…?あっ!忍野出木杉!!」

女子高生2「え…?待って、どういうこと?」

女子高生1「惜しいっていうからだって一番学んでるのは出木杉君でしょ?」

女子高生2「ドラえもんになっとるやん!え…待って、怖…お前の思考、狂ってるやろ」

女子高生1「そんなことなぃて!だって、今、鉄血にして熱血にして冷血吸血鬼名前、思い出したもん!」

女子高生2「…ほな、言ってみて」

女子高生1「キスショットアセロラオリオンガールフレンドカタログメーカー

女子高生2「最後、将来知り合う女性のいまの写真がいろいろなデータ付きで出てくる秘密道具の名前になってるやんけ——っっ!!」

女子高生1「元気いいねぇ。何かいいことでもあったのかい?」

女子高生2「なんもないわ!もうええわ!!」

2024-09-09

藤子Fの大長編ドラえもん感想

40歳になったところでなんとなく藤子Fの大長編ドラえもんを読み返したので感想を覚え書き。

のび太の恐竜

ドルマスタイン外道恐竜ハンターが「人間狩りはやったことないでしょう」と誘ったときに乗っかってきた辺りで、ドラゴンボール魔神ブウ編に出てきた混乱に乗じて人を撃ってた外道二人組の雰囲気があった。しかしその後、のび太たちにティラノサウルスをけしかけたとき恐竜ハンターが止めようかと思った辺りでドルマスタインは「こっちの方が見たくなった」と言う。いやあド外道幽遊白書で垂金の賭けに乗っかってた B.B.C. のメンバーかにいてもおかしくない。

のび太宇宙開拓史

ギラーミンが有能。ギラーミンが出てくるまではチンタラしてたガルタイト鉱業のやつらが一気に引き締まって動くのが面白い。序盤ではケチ嫌がらせしか出来なかった三下も的確に爆弾しかけたりして動きがよくなるのがいい。

まあ、コーヤコーヤ星のガルタイト鉱業支部長?の奴があんまり仕事をすすめる気がない「ゆるくやって給料もらえればそれでいい」タイプだったんだろう。ギラーミンに「嫌がらせはやってるんだがなかなか進まず」みたいなことを言ってるけど結局嫌がらせしかしてないあたり向上心もない。のび太が来なくても遅かれ早かれ更迭されそう。

のび太の大魔境

しずかちゃんが序盤から何度も「おふろに入りたい」と言うのが、終盤で先取り約束機をしずかちゃんが持っている伏線になっているのに今更気付いた。巧妙だ。

敵のダブランダーは軍部を掌握してクーデター政権簒奪したんだと思うが、民衆の支持が本当に全くない状態軍事に全振りの総動員かけてる有様なのでそのうち政権崩壊しそう。「姫が残されているから」以外に正統性を持ってないか時間問題だろう。

あとブルスス強すぎ。折れた木だけを武器にして何人もの兵士と戦って生還するのは普通にすごすぎる。

のび太の海底鬼岩

前半のキャンプ楽しい子供のころに読んだときは前半ばっかり読み返してた記憶があり、同じ感想だった。

敵のポセイドンは海底火山活動攻撃と捉えて報復してるあたりポンコツだし、人間の生贄を要求するあたりはコンピュータのくせに呪術に傾倒していて狂ってるとしか思えない。アトランティス技術者はなんでそんなAIプログラミングをしたのやら。

のび太魔界冒険

魔界に乗り込んで一回いけそうな所まで行くが撤退せざるを得なくなり、なんとか立て直して再侵攻でトドメを刺すという王道、「カリオストロの城」の形式魔界に入ってからファンタジー世界ありがちな罠をかいくぐるところが楽しい

ボスデマオンは登場時点でほとんど詰みの状況まで作り上げていて手強かった印象。メジューサの石化もドラミが助けてくれなければあの時点で勝利確定だったはず。魔界歴程とドラミがいなかったらやりようがなかっただろう。こういうほんの僅かな綻びから主人公に負かされる展開、ジョジョ4部の吉良吉影や6部のプッチ神父とかの歴代ラスボス戦に通じるなと思った。(強すぎる敵を負かそうとすると同じ感じになるだけなのかもしれないけど)

大魔境に引き続いての出木杉解説がある。なんか民明書房を思い出した。

のび太宇宙戦争

戦車宇宙飛ばし無人機撃墜するところがアツい。大抵の作品宇宙活躍するのは戦闘機戦艦であるところ、履帯つき戦車宇宙空間飛ばして敵機を撃墜するのは他ではあまり見ないなと思ってニヤニヤしてしまった。

ギルモア将軍は「大統領を倒して皇帝になろうとしている」らしく、共和制やめて王政にするとかどんな体制転換だ、銀河英雄伝説のルドル大帝か? という気持ちになった。でも例によって軍部・・というか諜報機関無人機部隊しか押さえてなさそうで、大衆の支持が全くないのでどうせだめだろう。ドラコルルは諜報機関の長として有能な感じ。ドラコルルが頑張ってるからギルモア体制が維持できてるんじゃないかな。

ギルモア軍の総戦力80万に対してレジスタンス100人ちょっとであり、レジスタンスは「民衆の蜂起に賭けて動く」と言っていて「いやーそれはいくらなんでも無理では」と読んでて思った。しかギルモアが劇中で動かしていたのは諜報機関無人機だけ。総戦力80万のうち多くを占めるであろう有人戦力を全員動員するなんて出来ない、無理だろうという読みがレジスタンス側にあったのかも。

のび太と鉄人兵団

ミクロスが妙に人間味があってカワイイ。言いたい放題言ってくれるので全員シリアスな中での息抜きになってる。

今見るとリルルが神話を語る場面が印象深い。リルルが神話と同じ信念で来てるんだったらもう宗教戦争のような構図で、上官っぽいやつに何を言っても説得なんて不可能だろう。リルルが実質寝返ったのは・・リルルは現地に先に潜入して拠点確保など工作をする目的で作られているだろうから、現地で自然振る舞うために現地人の感情などを理解する仕組みが組み込まれているのでは? など考察してみる。

あと森を焼くシーン、戦況が絶望的すぎてつらくなる。

のび太と竜の騎士

世界観の謎解きがメインで明確な敵が居ないという新しい形式オチ。でも風雲ドラえもん城とか隕石落下とかスペクタクルがあるし、スッキリまとまるので読んでて楽しい

のび太の日本誕生

冒頭の自分だけの国をつくるところ、時代歴史要素、時空乱流あたりのオカルト、ペガとドラコとグリという厨二かつペットとの別れという感涙シーン、中盤の大冒険、終盤の追い詰められてからの大逆転、と盛りだくさんですごい。

ギガゾンビはあまり語るところがないベタな悪役という印象。

のび太アニマル惑星

ツキの月」のところがやっぱり面白い大長編補正をそのまま正当化するすごい道具。子供ときはこんなんいいのか?って思ったけど今読み直すと結局こういうのが見たいんだよなあ、と思ってしまう。

終盤、戦ったことのない動物たちを陣地と作戦で戦力にするところ、子供ときスルーしていたが、今見るとヒストリエとかドリフターズとか思い出すアツいシーンだと思う。

のび太ドラビアンナイト

中盤の砂漠彷徨うところやしずかちゃん境遇が、これまでのどの大長編よりもヤバくて一手間違えると死にそうでハラハラする。シンドバッドが現れてからは、実質主人公シンドバッドなのでは?と思うほど活躍するし、シンドバッドのび太一行に諭されるところも名シーンと思う。おっさんが往年の生気を取り戻す話なのかも。

あと、序盤のアラビアンナイト現実とが交錯する点を探すところ、子供のころはなんとなく見てたけど巧妙な構成だなあと感じた。

のび太と雲の王国

「竜の騎士」の行き違い展開や「アニマル惑星」のエコロジー思想を盛り込みつつも違う印象になっている。

中盤、かなり長い間のび太一人だけの逃避行になっていて、前作と同じくらいワンミス即死の展開をやっていて辛い。その後ドラえもんが復帰してもずっと緊迫感がある。

終盤の雲もどしガスで脅しをかけるところ、子供の時には「そんな物騒な・・対話でなんとかできないの?」など思っていたが、今読み返すと連邦最高議会での討論がとんだお気持ち明大会になっていて、「地上人意見も聞こう」と言いつつスネ夫しずかちゃんを「証拠を出せ」と詰める感じになってて、あんな場で言い合いするくらいなら武力に訴えるわな・・とも思った。雲もどしガスを撃っちゃったからこそドラえもん特攻説得力を持ったような気もするし。

のび太ブリキ迷宮

ナポギストラーの反乱について、「発明するのもめんどくさくなっちゃって、発明ロボットナポギストラー博士を作った」という説明がある。これが通ると言うことはナポギストラーの発想や発明品は流通させちゃうということで、もう倫理観や知性もナポギストラーに丸投げしちゃっている。そこまで投げたらそりゃあ反乱されるよね、という気がした。

作中では人間身体が弱ることだけ言及されていたが、もうちょっと反乱待って数年やってたら知性も劣化しそうだし、そうなってからナポギストラーが「幸せになれる薬を発明しました」とかやったらそのまま征服完了しそう。

ドラえもんが焼かれてから復活するまでずっと読んでて辛い。前作・前々作に続いての中盤辛い系なので子供の時にあまり読み返さなかったのかも。

のび太夢幻剣士

個々のエピソード・・伝説武器の回収、ドラゴンとの戦い、敵の将軍との戦いあたりは王道でかっこいい。ダイの大冒険とかロトの紋章とか読んでたとき気持ちになる。だけど、やっぱり最後打ち切りエンドのような話のまとめ方が気になる。ジャイアンスネ夫も呼べなかったし。大長編の連載スケジュールから言ってケツが決まってたから仕方ないんだろうけど。

妖霊大帝がトリホーを連れて夜襲をかけるところ、ダイの大冒険でハドラーがザボエラを連れてバラン戦直後の一行に夜襲をかけるところを思い出した。

のび太の創世日記

明確な敵がおらず、「竜の騎士」や「雲の王国」のように対話エンドなせいか子供とき特に終盤なんだかよく分からないうちに終わった印象だった。

今見ると個々のエピソード面白いし、しずかちゃんダイジェストで語ったこともページがあれば描かれてたんだろうな、とか思う。「T・P・ぼん」とかでやりたいネタがたくさんあったんだろうなと感じた。

のび太銀河超特急

王道展開をやりつつ、「禁断の星」とか「忍法壁抜け」とかの伏線回収も忘れない、とても整った作品あとがき藤子F本人が言及している通り、まさに集大成

ハテノハテ星群の「鉱業で栄えたが衰退、土地だけはあるのでテーマパーク建設」というの、思い浮かぶ地名がいくつもある。

のび太ねじ巻き都市冒険

子供ときは、敵がしょぼい、小便小僧結構すき、くらいの印象だった。あと透明ペンキを出すコマドラえもんポーズを決めてるのが子供ながらに違和感があって、「あーもう作者交代したんだ・・」という気持ちになったのを覚えている。

今見ると、藤子Fの遺作となったのもあって、どうしても制作背景が気になってしまう。あらかじめ話の概要を伝えてあったり、絵を任せる比率を増やしていたり、 Wikipedia に載ってる「種をまく者=藤子F本人」説があったり、その種をまく者の行動が自分問題解決するのではなくのび太たちに託す形だったり、後に伝えることをとても意識してたのかなあ、と思わされた。

2024-09-08

anond:20240908083641

安倍ちゃん総理してた頃は、アメリカにどのくらい強く尻尾振るかくらいしか考えるところがなくて、強く振りすぎたところで「ジャイアンに媚を売るスネ夫め」みたいに妬まれることもなかった。

今だと、誰に尻尾振るか、どのくらい強く尻尾振るかで一触即発。常に「お前は敵なのか味方なのか?味方だったらわかるよな?」と脅しにきてる。

長崎原爆の式典にイスラエル呼ばないだけで各国とも欠席だもん。

総理大臣の椅子はキツいわ。

2024-09-06

わさドラ

第1期:大山ドラえもんを意識して頑張っていた期

ドラえもんはダミ声をかなり意識した声づくりになっている。のび太少年意識しすぎているのか少しキーが高く聞きづらい。ジャイアンはやっぱりまだ棒。スネ夫としずかもちょっと頑張っている感。

作風原作寄りで、コミカルだったり全体的にあっさり。

第2期:ほのぼの系で甘ったるい

ドラえもんはダミ声はなくなったが、かなりの猫撫で声になった。いちいちねちっこい。のび太は聞きやすくなってきた。ジャイアンもマシになってきた。スネ夫としずかは無風。

水彩画作風風刺感がなく、迎合しているというか。温かみを狙っているのが透けて見える。声もねちっこいが話もねちっこい。

第3期:消費型

ドラえもんはやっと水田わさびの味が出てきた。自分自分でいいんだ感があって、やっと聞きやすくなった。のび太も落ち着いた。ジャイアンはたくましい。スネ夫としずかはも安定。

作風はとてもあっさりしている。ねちっこさはなく、のび太いじめられず、さくさく話が進む感じ。ただ、不快でもないが心に残らない。ストーリー無難に消費している感じ。

今今のドラえもんが好き。やっぱり水田わさびが無理していない。ポスターカラーというのも見やすい。願わくば、2話のうち、1話過去分使うのやめてほしい。

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