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はてなキーワード: バックボーンとは

2016-09-03

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今回は裏サンデー

ヘビのたまご 第9話

うわ、もう殺しちゃうのか。

仮に死ぬとしてもしばらく先かと思ってた。

でも、う~ん……大してバックボーンがちゃんと描写されていない状態での退場だから、正直イマイチのれない。

世界観というか、この作品方向性を伝えるという意味では十分な役割を果たしたとはいえなくもないが。

国王理屈は、都合のいい解釈で、そもそも今回の事件を手引きした黒幕であるからすごく白々しい。

のだが、当事者の誰かがもう少し思慮深ければ起こらなかった、或いはそこまで酷くならなかった事態だったわけで、その点を考慮するとデュランは口をつぐむしかないわけだ。

後半のジンの答えは、大したことは言っていないのだが、まあ間違っていない。

桐生先生恋愛がわからない。 30話

うーん、二人のあたりの理屈は正直よく分からない。

そもそも、男女逆転させて性差を語るっていう発想は創作的観点から面白い思うけれども、マジになって語ろうとすると安易というか。

身体性差からくる、恋愛感やセックスなども含めた意識の違いというのは傾向として勿論あるのかもしれないが、そのほかの要素も加味して、総体的にかつ相対的判断しないと、どこかで齟齬が生じるだろう。

しかも、ここに個の問題を含めて考えないといけないわけだから

そもそも、たらればで地に足のついてない話で持論を担保するのって、結局は共感ゲームの延長線上にしかならないと思うし。

鐵血のアマリリス 最終話

まあ、打ち切りですな。

まあ、まずは作風が読者の何割かを遠ざけたのは間違いない。

リョナとかトーチャーポルノとかは一般受けしないんだから、その他の要素で面白く描かないといけないわけだが、それも拙かった。

DOG END 第2話(後編)

自分より体の小さい人間を盾にしたところで銃弾全て防げないだろ。

ましてや相手真正面以外からも撃ってきているわけで。

あんだけ規格外の握力とか腕力があるのに、普通に銃弾かれちゃうんだとか。

なーんか、ところどころ雑なところがあって、それが気になるせいでノりにくいんだよなあ。

2016-08-21

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今回は少年ジャンプ+

読切祭とかやっていたので、それに絞って感想書いてみた。

追記:漫画タイトルが間違っているという指摘あったんで、修正しとく。

ハトネコ

読切祭の一つ目。

ふむ、キャラクターや設定にリアリティ説得力が欠けるが、嫌いではない。

コマ割や構図がイマイチなのと、後半のアッサリ感はいかんともしがたいが。

あくまで謎ということで終わらせたいのだろうけれども、その上で描けることはあったと思うんだけどなあ。

時代劇で例えるなら殺陣シーンにあたるわけで、最も盛り上がる場面なわけだから

こっち見て片山先生

読切祭の二つ目

主人公である片山を、しっかり魅力的に描こうという意欲がみえるね。

主人公信条が、言動正当性担保しているという構図はよろしいかと。

即物的ではあるが、これは実直かつ目に見えないものしか信じない主人公からこそ言葉の重みが違うってことに、感想書いているときに気づいた。

ただ主人公キャラをしっかり描きすぎた反動というか、幽霊キャラの設定はメタ的に見たときまり必然性を感じなかったかな。

幽霊キャラのためにページ数割いているのがやや蛇足気味に思えた。

私の持論で「メインキャラは加算ではなく、乗算が理想」というのがあって、この幽霊はメインキャラとしては加算でしかないんだよね。

CLOWN

読切祭の三つ目。

フリークス」とか知っている身からすれば、中々にセンセーショナルテーマだ。

……の割に別段語りたいことが出てこないのは、テーマによって紡がれる話や構成演出が大したことないからかな。

フリークス」然り、同サイトの「ファイアパンチ」然り、それらの賞賛批判が強くなるのは、作品バックボーンにそれだけ影響力を持っているからだと思っていて、その点この作品は平易だ。

VRリハビリ少女ちゃん

読切祭の四つ目。

うーん、あんまり響かないなあ。

設定、ストーリーキャラクターギャグ構成するネタの一つ一つが尊大ですらなくて、そのくせ唐突から、ただただ首を傾げるんだよね。

コマ割をもう少し工夫してくれれば、印象も多少変わったかもしれないけどなあ。

まるで4コマ漫画として書いていたのを、無理やり繋げたみたいな構成から、余計にそう思う。

奇抜というほどのアクもなく、正直なところ貶すほどのものでもないけれども、かといって褒める部分もほぼない。

「読切祭か、よし作品全部の感想を書いてやろう」という気持ちじゃなければ、感想を書こうとすら思えない内容だった。

マッチョグルメ

読切祭の五つ目。

マッチョ」という「グルメ」という組み合わせ、そして画力インパクトはそれだけで面白いが、逆に言えば面白かったのは「それだけ」だったともいえる。

まあ、一発ネタですなあ。

冬春の仕事

読切祭の六つ目。

英雄の武具の扱いが難しいので、それを指導する仕事というコンセプトが面白いね。

ただ、面白そうな設定に対して、そこまで盛り上がらなかったかなあ。

結局、やらせてることがほとんど呪文の唱え方ってのがガッカリポイントというか。

あと、ちょっとノリで押し切って欲しくなかった部分があるのも残念。

TELTEL 坊主

読切祭の七つ目。

間違い電話から、それぞれの思惑が交錯し、誤解が生まれコメディになるっていうパターンはありふれているけれども、まあ面白かったかと。

ただ、終盤それら物語がしっかり集約されないのが不完全燃焼感あるなあ。

噛み合っていないものが噛み合っているように見えるから面白いのであって、それが噛み合わないままだと話としては中途半端

例えば、誘拐犯は縁のない、あくま身代金目的で動く人物として描いてみる。

更には父親も終始登場させる。

子供誘拐犯、坊主父親といった登場人物たちが、それぞれ違う目的で動く部分を掘り下げて描写する。

勘違いした坊主が、誘拐犯ではなく子供父親電話して~とかいう展開も挟み、誤解が更なる誤解を生むスパイラルを~、とかだったら面白くなると思うのだが、些か願望入りすぎだろうか。

2016-08-16

情報仕入れないと...

インプレスが発行・運営する専門媒体データセンター完全ガイド

引用

[Part 1] ラック料金 ~ スペースの料金で選ぶなら

■1/4ラック

1位 エムアンドシーシステム丸井グループ) 19,440円~

2位 TOKAIコミュニケーションズ 21,384円~

3位 DCNデータセンターハウジングサービス渋谷) 21,600円

同3位 鈴与シンワート 21,600円~

■1/2ラック

1位 TOKAIコミュニケーションズ 32,184円~

2位 DCNデータセンターハウジングサービス渋谷) 32,400円

同2位 鈴与シンワート 32,400円~

同2位 エムアンドシーシステム丸井グループ) 32,400円~

■1ラック

1位 TOKAIコミュニケーションズ 53,460円

2位 伊藤忠テクノソリューションズ 54,000円~

同2位 DCNデータセンターハウジングサービス渋谷) 54,000円

同2位 鈴与シンワート 54,000円~

同2位 クオリサイトテクノロジーズ 54,000円

※いずれも上位3位までを抜粋金額は月額料金。

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[Part 2] 回線料金 ~ リーズナブル回線を使うなら

■1Mbps専有回線

1位 サイバービジョンホスティング 5,400円

同1位 鈴与シンワート 5,400円~

同1位 ネットフォレスト 5,400円

同1位 シーイーシー 5,400円~

■10Mbps専有回線

1位 サイバービジョンホスティング 21,600円

同1位 アイテック阪急阪神 21,600円

3位 バリューコア 27,000円

同3位 シーイーシー 27,000円~

■100Mbps専有回線

1位 TIS 81,000円

2位 KAGOYA DC+ 140,400円

同2位 鈴与シンワート 140,400円~

※いずれも上位3位までを抜粋金額は月額料金。

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[Part 3] 総床面積 ~ 広いフロア、規模で選ぶなら

■総床面積

1位 アット東京 202,400平米

2位 NEC日本電気) 128,000平米

3位 TIS 110,000平米

同3位 富士通 110,000平米

※上位3位までを抜粋

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[Part 4] バックボーン回線の総容量で選ぶなら

インターネット回線総量

1位 IDCフロンティア 890Gbps

2位 アルテリア・ネットワークス 750Gbps

3位 さくらインターネット 722Gbps

※上位3位までを抜粋

2016-08-08

でも在日って差別用語なんかね?

実際在日韓国人中国人や〜人なのは事実だし、

しろ日本名を名乗らず自分の国の名前にアイディンティティを感じる人も居るわけで、

でそういう人達が元々日本の伝統価値観(皇室制度とか)を揶揄した時に

あなた価値観と違うのは生まれバックボーンが違うからですね、というのは差別なんかね?

2016-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20160804171358

シン・ゴジラレビュー肯定派も否定派もたくさん見てきたけど、レビューって本当に自分内面の表出だなって思うわ。

この人は自分の中の自分にとってこれはこうあるべしという物しか認められず、難癖をつける為だけにここまでの情熱を燃やして作品を鑑賞し長々とテキストにおこしたんだなって感じた。

普段から何にでも斜に構えて難癖をつけて否定して狭い価値観自分のいいと思ったものしか認めない人なのかな。

これは個人的意見だが、

作品表現って、鑑賞者の予想を飛び越えた展開や表現が出てくるから面白いし、制作者にとっても自分意図しなかった作品の見え方や捉え方をしてくる鑑賞者が出てくるから面白いんじゃないか

鑑賞した作品が、自分にとって予想外で思ったような展開・結末にならなかったとしても、

それが作者や製作陣出した一つの回答なんだなって認めることも大事だ。

(さらに言えば、作者が何故そういう展開・結末を選ぶに至ったか、作者の過去バックボーンを調べるとまた発見があって面白い。)

それを分かれとは言わない。お前が他者肯定的意見を認めようが認めまいがそういう意見もあるってだけのこと。

あと気になったのが、せっかく一生懸命結構な分量のテキストをあげたのは読み応えはあったけど、はっきり言って長すぎて読みにくい。

最初結論を書いてそこから理由を並べるとか、テーマごとに見出しをつけて段落ごとに分けるとかしないとあんまり読んでもらえないと思う。

人に読んでもらいたくて書いたかどうかは知らんけど、ダラダラ書き殴っただけじゃ便所の落書き扱いされても文句は言えんぞ。

気が向いたら、ブラッシュアップしてもう一度まとめてみてほしい。もっといい文章になる気がする。

2016-07-27

2016年都知事選 展望・予想など

序盤は都民が何を重視するか?の方向だったと思う。

知名度なのか?

行政経験なのか?

バックボーン(党の公認)なのか?

また、三者ともに不足している事があるので、

その点も気になっていた。

・党の公認が不足。

知名度が不足。

行政経験が不足。

それが終盤にさしかかってきて、足の引っ張り合いの被害が少ないところが

抜けだしてくるんじゃないかと思ってきた。

恐らくはこいけ、ますだ、とりごえの3人の内の誰かが都知事になる事でしょう。

では、それぞれがどこを一番の強敵ととらえているか

その強敵の足をひっぱる作戦になってきてる感じがしてる。

三人ともにコケて4番手当選なんてのもドラマっぽい気もするが、現実ではそれは無さそう。

あと、イメージカラー問題

こいけ、ますだは緑色イメージカラーにしてて、これがダブっている。

一方、とりごえは紺赤といういわゆる「みずほカラー」を使っている。

まあ、緑は「りそなカラー」ともいえるので、どっちみちの銀行の色っぽいなーという感じ。

現時点で個人的当選すると予想しているのは 「ますだ」

一番ネガキャンされている感じが少ないと思う。

あと、消去法で選ぶ人が多くなってきた場合に一番票が集まりそうというのが個人的意見

2016-07-17

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今回はとなりのヤングジャンプ

オークが女騎士を育成してみた 第 7 回

「メシ顔」って、シンプルだけれどもいいネーミングだな。

そして、メシ顔なんてしたことないからピンとこないが、マジで美味しかったらオーバーリアクションする暇すらないのか。

でもまあ、漫画的な過剰演出だといわれればそれまでだけど、ああいうのが苦手な人も一定はいると思うんだよね。

というより、最近WEBコミックでも食べ物系の漫画が多くて、私としては演出以前にそういう漫画自体食傷気味というか。

あ、ちなみに本作は別にグルメ漫画でも何でもなくギャグ漫画です。

メッタメタな要素から再構成したものっていうのも手垢まみれとはいえ、主役がちゃんと活き活きしているので面白い部類かと。

ホームレスエージェント

シンマンの一つ目。

アクション部分が誰が何をやっているかが分かりにくかったり、コマ割があまり上手くないのが気になったかな。

臆病な少年ちょっと勇気出して~とかいう展開も陳腐だし。

まあ、でもシンマンって連載をかけていることもあってそれなりに水準は高いから、他サイトとかのと比べると十分なレベルではあるけれども。

というか、他サイトは作者の好きにやらせすぎ。

明日はともだちじゃない 10

ほぉ、こういう遠まわしな感じもちゃんと描けるんだな。

会話だけでキャラバックボーンとかも匂わせたりとか、侮れないな。

残りのは、良くも悪くもいつも通りな感じだったので特に言うことなし。

剣光妃─日ノ国大帝國軍くれない一騎当千隊─ 13話

前話から、展開含めて柿崎くんには失笑気味だが、更にネタ提供してくれるか。

やたらとカッコつけた言い回ししているけれど、その実やることが小物だし、いい歳してこじらせまくっているとか。

んでもって、主人公アウェイ感であったまってきたところで、案の定の展開。

なんか、ここまでやって負けたら、柿崎くん惨めすぎるのだが立ち直れるのだろうか。

ひゃくにちかん!! 第19話

「この世にある全てのこども向けは大人がつくってるんだぞ」っていうのは確かにその通りなのだが、子供向けという意識で作られている以上イコール大人が楽しめる作品かまた別の話だろう。

いや、「これ、大人じゃなきゃ分からんだろ」みたいなネタ子供向けにも関わらずあったりするし、オモチャとかのそういう関連商品に金を払うのも大人ではあるのだけれども、そんなキッパリ開き直った言い方するのもどうなのよ(笑)

子ども限定の来場特典目当てに、近所の子どもダシに使う浩次にいさんと、厚意を存分に利用する秀くんのふてぶてしさに不覚にも笑ってしまった。

2016-07-15

僕ちゃんも男子の条件書いちゃおっかな

きゅるるん

1.高学歴

低学歴がありえない。勉強ができない奴が嫌い。

いつだってなんでも出来て、かつ優しい人間じゃなきゃ嫌。

クラスの悪ガキみたいな男子って精神年齢いから嫌いなの

端っこで静かにしてるけど勉強も出来て、かつおとなしくて優しい子がいいの

あと努力できなかったり妥協する奴が嫌い。

2.高身長

身長は高いほうがいいけど細身なのが絶対

あと骨太とかデブありえんから

3.家柄

普通以下の家柄とかオラオラした人たちはバックボーンから嫌い

きちんと知的玩具みたいな積み木与えられてきてそうな子が好き

4.都会生まれ

まあ東京神奈川埼玉千葉以外はありえんよね

5.顔

顔がいいほうがいい

6.性格

結構大事キツイ性格とかせこい奴とか悪人絶対嫌。

7.収入

まあ少ないよりは多いほうがいいし、

社会信用がない仕事とか安定しない仕事は嫌だよね。

以上

2016-07-09

私が三宅洋平を支持する理由

私が三宅洋平を支持する理由

三宅洋平という人を知っているだろうか?

今回の参院選東京選挙区から立候補していて、演説動画が異例の50万回再生最近ネットでもちょっと話題になっている人物だ。

出馬当時はほぼ無名で全く話題にもならなかったが、演説動画再生回数が増えるにつれ、

多くの賛同批判の声が上がるようになってきた。

特にここ数日は区議会議員ブロガーなどそれなりの有名人批判するようになっている。

政策無茶苦茶だの非科学的だの陰謀論者だのといった具合だ。

私はこれらの批判は至極真っ当なものだと思う。

確かに彼の考えは未熟だ。

根拠の不確かなもの憶測に過ぎない主張も数多い。

ではなぜそれでもなお彼を支持するのか?

それは彼が「自由」と「対話」とに基づいた民主主義を重視する人物に思えるからだ。

彼は3日目の新橋演説でこのように言っている。

「なんか悪の権化とか、安部やめろとか、安部せとかだけでは、

僕は日本の政治は深まらないと思います

そこに、対話を阻害する要因があるんですよ。

本当に、その歴史バックボーンが何で、

彼らが何を言いたいかということを咀嚼して、

同じように自分たちが何を思い、何を伝えたいかを伝える場、

としての、選挙。ていうものを僕は取り戻したいんです。」

安保法制に反対しているといえば「反日勢力」だの「脳内お花畑」だのと罵られ、

安保法制に賛成しているといえば「アメポチ」だの「ナチス」だのと罵られる。

自分を中心とした「敵」と「味方」の二項対立

これは安保問題だけに限らない。

改憲VS護憲原発再稼働VS反原発高齢者VS若年者、正規VS非正規大企業VS労働者、…。

相手の本当の考えなど知ろうともせず、勝手に都合のいい言い分を想定し「敵」を批判する。

「味方」同士でしか通用しない論理で盛り上がり、「敵」から批判には耳を傾けない。

そんな言論が硬直化し教条的となってしまっている現代において、

三宅洋平が語る、たとえ意見が違っても相手尊重するという姿勢相手意見をちゃんと聞き、自分意見をちゃんと言う、

対話」を通じて問題解決しようとする古くて新しい考え方はとても貴重なものだ。

ここで彼が批判されている内容についても少し意見を述べよう。

彼が今掲げている具体的な政策や主張は確かに無茶苦茶だ。

しかしそれは彼の周りにいるブレインダメなだけだと考えている。

政策というものは一人で考えるものではない。

周りの仲間や専門家相談しながら練り上げるものだ。

したがって今の彼の主張が政策ダメダメなのは周りの仲間、そして彼に色々な知識を吹き込むブレインの考えがダメダメなだけなのだ

もし彼がそういった陰謀論を盲信する狂信者なら私は彼を支持しないだろう。

でも彼は「対話」を大切にしている。

彼に「それって本当なの?」と疑問を投げかければ、「それっておかしくない?」と批判を投げかければ、

彼はちゃんと知らべ、考え、そして意見を返してくれる。

対話をすることで考えを改めたり深めたりすることができる。

から今の彼の政策ダメでも、今の彼のブレインダメでも、

これから彼と対話をすることで、

まともで説得力のある現実的政策に変えていくことが可能なのだ

これは特定支援者組織に縛られた他の政治家では絶対にできない。

このような特異性も彼が「対話」を重視しているからこそだ。

というわけで、私は三宅洋平を支持する。

2016-06-30

AVサンプル動画を見ながら音楽聴くエモい

AVサンプル動画の音声を消した状態動画を見ながら音楽聴く



今のところ一番合うと思ったのはこの曲

Base Ball Bear - 神々LOOKS YOU - YouTube


たまに曲とがっちりハマる動画がありリピート再生したくなる。

2016-06-26

http://anond.hatelabo.jp/20160626134425

初めて見るバンド演奏や歌じゃなくMCで語られてもバックボーンも何も知らない人にはウザいだけなんだよ

2016-06-21

[]21:増田公方

 一年以上の準備期間を費やして増田連合軍北方異民族追討の兵をあげた。

遠征軍には中心的な増田四家の当主がすべて参加し、統治の安定ぶりを誇示している。

会談では他家に強敵を任せる流れだった増田家(四)も戦後立場を考えれば一家だけ参戦しない判断はできなかった。

そこまで読んでの決断なら増田家(八)の当主は大した奴だと、ちんぽこ将軍は半ば安心していた。

 遠征軍には他の増田家に連なる人間も、北は増田軍(三)ごと降伏した増田家(一)の亡命武将から

南は降伏以来実家に帰っていない増田家(士)の敗戦処理当主まで参加していた。

増田家(六)は増田家(四)の当主兼任

 彼らの総兵力は二十万に達する。まさに増田島の総力を結集した史上初の増田連合軍と言えた。

 二十万人の増田増田領(一)と増田領(三)の境界をなす増峠、その南に広がる大きな盆地邀撃の陣を構えた。

 増峠を越えてやってきた北方異民族軍勢が、平原の北を赤黒く染める。

傭兵を導火線に、全球的な寒冷化に押されて、南下してきたなどの同情できる動機は彼らになく、欲得ずくである

北方異民族支配階級は南からイノシシの子供を輸入し、

肥育したものを潰して塩漬けにし、金の容器に封入保存する風習で知られていた。

 これは缶詰の起源ともされるもので、彼らの文化はともかく、技術は決して侮ることはできない。

また増田島にはない特有兵科を持っていた。

 ?騎兵である

増田島の住民が知らない角のやたらと大きく広い動物?を騎乗可能品種改良したもの騎兵で、威圧感は馬の比ではない

中にはチャリオット形式の敵もいて、赤い服をまとった御者の姿は、何故か増田たちの本能的な殺意を呼び起こした。

 両翼に展開した?騎兵相手取るのは、カラトラヴァ騎士団増田騎馬軍団だ。

尤も、彼らの数はどんなに集めても合計で五千を超えないので左翼に集められている。

右翼には各家から集中された騎乗士を、前列に配置された武熊が補強する状態だった。

 目算では敵の?騎兵は左右共に一万から一万五千。これに数千の軽装歩兵が加わっている。

味方は右翼騎乗士一万に武熊五十頭、左翼騎士団三百に騎馬軍団四千五百、その他が五千であった。

 バックボーン構成する歩兵の数では増田連合軍が確実に上回っている。

上回るように動員し、補給体制を整えてきたのだから劣勢だったら大問題であった。

前衛言い出しっぺの法則増田家(八)本国衆四万がつとめる。指揮官増田出羽守

「このいくさに勝てば、殿が増田家(四)の姫を紹介してくれる……」

 独り言をつぶやいているのは、おめでたいからではなく、恐怖をまぎらわすためだ。

十万人に迫る目前の異民族

https https」「スマフォ」「ニッキニッキ」「タノシクタノシク」

などと口々に意味不明言葉供述しており、受け身の意識でいると狂気に引き込まれる。


特にwww」や「//」と笑ったり恥ずかしがったりしている輩が憎々しいでござる。

 笑ったり恥ずかしがったりできなくしてやるでござる!」

 増田出羽守の後方で増田家(五)の先鋒をつとめる増田左混は言った。

江川の敗北で一時干されていた彼であるが、大軍をひきいた経験はやはり貴重なため、起用されていた。

彼は転がり込んできたカラトラヴァ騎士団と合同訓練を積むことで戦術視野を広げていた。

 中軸を構成する増田軍(五)全体の兵力比較戦場に近いこともあり五万を数える。

彼らの領土は一度も本格的な戦闘舞台になったことがなかった。実に幸せな家であった。


 増田左混の右手には増田家(四)を中核とする歴戦の精鋭たちがいた。

「昔は傭兵にしていたくらいで話が通じる連中だったので候が、そやつらがさらに遠方の異民族まで呼び集めたようでござる」

 増田家(一)の亡命武将が、当主説明する。峠の向こうが冬の間に地獄になったことを想像しながら、

長い準備期間を耐えてきた彼はこのいくさで退くなら果てる覚悟を決めていた。

 戦意の高すぎることが心配される増田軍(四)は合わせて三万であった。

なお、増田軍(四)には旧増田領(二)などに展開している他の部隊存在する。

「ついに増田島を縦断してしまった……」

 反対側の中央左翼よりには増田家(十)の当主がいた。故郷が遠く、別に海上輸送負担があるため、彼らの軍役は軽い。

武熊がトラウマになっている旧増田家(九)家臣団も寄騎につけられて総勢三万だった。


 最後増田家(八)当主がひかえる後衛には、四万人が集まっている。

輜重兵が一部混じった雑多な集団であり、味方にはあまり期待されていなかった。

「この地は我々のシマだ(お腹グルグルしてきた……)!!」

 実はこの当主戦術レベルで戦いに参加するのは初めてだった。


 最初に動いたのはもう一つの部外者であるカラトラヴァ騎士団だった。

恐怖を知らない騎士たちは三十倍を超える敵にむかってまっすぐ突っ込んでいく。

「キホウキホウ」「ツカエツカエ」

 敵はおめきながら迎撃の体勢を整えた。先頭をはしる騎士団グランドマスダーは異国語で部下に叫ぶ。

「カラコール戦法だ!」

 彼が槍を掲げると騎士たちは一斉に顔を左手のあらぬ方向にねじ曲げた。そちらに指をさす。

「「あっ!!?」」

 言語の壁を通じて通用するしぐさをみて、?騎兵たちは一斉に右手をみた。

「「??」」

 何もないことを不審に思って視線を戻した先には視界一杯の白銀騎士たち。

 ごあ、ぐあっしゃゃあああああん!!

 耳を聾する轟音をかなでて敵味方が激突する。?の大きな角も馬にまで装甲を施したカラトラヴァ騎士団相手には障害にならず、敵の右翼は切り裂かれた。

 彼らがこじ開けた突破口を五千の騎乗士が拡張する。一方、増田騎馬軍団は大きく左に回り込む機動をおこなった。

騎士のいない反対翼の戦いは増田連合軍の有利には展開しなかった。

「com.com.」

 ?チャリオットが耳障りな音を立てて迫り、旋回しながら武熊に矢の雨霰をふらす。

「ぶおっ、まおっ」

 武熊たちは腕で頭をかばい、いやいやをした。さらに射られるとたまらず敗走する武熊が現れる――味方の方向へ。

「こっちくんな!」

「やっぱり武熊は増田の敵」

「敵に回すと恐ろしいが、味方にしても頼りないっ!」

 武熊とハサミは使いようなのだが、右翼騎兵勝手なことをわめいて混乱をきたした。

そこに?騎兵たちが威勢よく突っ込んでくる。

「「うわあああああっ」」

 戦場東側での戦いは幸先の悪いものになった。

「すべての増田が我らの背中をみているぞ!」

 増田出羽守は由緒正しいスカラベの前立てを部下に向かって反射させ、刀で敵を指し示した。

五万の雑魚ナメクジがうねうねと敵に向かって進む。時折、敵味方の矢が飛び交い、飛翔音が恐怖を煽り立てる。

至近距離に近づいたことで増田兵は黒い毛皮をまとった敵の中に、本物の生きた毛皮が混ざっていることに気付いた。

「敵の武熊だ!」

「いや、セルクマだ!」

 そいつの身体は増田島の武熊より一回り大きかった。しかも、暴れた時の危険無視して敵兵が大武熊の近くにまとわりついていた。

増田たちはさっそく脱糞する。それでも槍にすがってへっぴり腰で向かっていく。

「イチランイチラン!」「モウケモウケ!」

 異民族は突然騒ぎだし増田の肝をつぶした。ほとんど気を呑まれ状態中央での戦いがはじまった。

右翼の連中は何をやっておる!」

 増田ちんぽこ将軍右翼崩壊をみて叫んだ。事前に打ち合わせた作戦があっさり台無しになってしまった。

「右を向けぇい!」

 烏合の騎兵集団を破砕した敵の?騎兵が奇声をあげて駆け寄ってくる。三万の歩兵は味方の右側面を守るために戦いはじめた。

「やっぱダメだ~~っ」

 同じ頃、中央でも増田家(八)軍団が後退に追い込まれていた。

あれだけ意気込んで進んだのに、撃退されるとは情けない。

負け上手の増田出羽守は無理して流れに逆らうことはせず、部下と一体になって逃げた。

「姫との結婚は無理でござるな……」

 敵の中央はいきおいに乗って増田連合軍を追ってきた。増田家(五)が汚れた尻拭いに割ってはいる。

「必ず負ける兵は必ず勝つ兵と同じ。やはり、軍師にとっては使いやすいわい」

 増田匿兵衛はうそぶいて銅鑼を鳴らせた。前衛が引き出した敵を左右の歩兵が側撃する――計画だったのだが、右側は?騎兵への対処必要だったため機能したのは左側の増田家(十)軍団だけだった。

「放てぇ~~っ」

 自慢の手銃が火を吹き、防備の薄い斜め右から撃ちまくられた蛮族がバタバタ倒れる。

コミュニケーション不能な連中もさすがに怯んだ。そこに増田家(士)の尖兵が斬り込んでいく。

「……この兵があれば天下も狙えたはずでござるが」

 自分のではない脱糞臭いがして、増田中弐は邪念を追い払った。

 戦場西側では増田軍が圧倒していた。鋼鉄戦士たちが?騎兵中央を食いちぎる一方で、増田騎馬軍団が側面や背後に回り込み、騎射で滅多撃ちにする。

増田島の湿潤な気候が蛮族の合成弓にあわなかった影響もあり、一方的射撃戦になる。

 このまま敵の後方を回り込んで、東の騎兵戦も勝利に導けば完勝。

そんな、計画だったのだが、味方の右翼時間稼ぎに失敗したため計画根本から狂っている。

喧騒の中、増田騎馬軍団指揮官たちは、その事実を忍びに聞かされた。

「父上!」

 ある増田騎馬が北を弓でさした。増田典厩は頭をつるりと撫でる。

「まったく、とんだぢゃぢゃ馬ぢゃわい……」

 増田騎馬軍団はじゃじゃ馬が導く方へ進んだ。

 増田軍(四)は敵左翼騎兵の攻勢をしのぎ続けていた――むしろダメージは?騎兵の方が大きかった――が、

動力にまさる敵の動きを拘束することはできず、敵左翼の一部はついに本陣にまで乱入してきた。

精強な増田軍(四)に近い右寄り本陣をおいた方が安全という読みが裏目に出た。

「うろたえるな。うろたえるではない!」

 と叫ぶ増田家(八)当主が一番うろたえていた。尻は腸そのものを体外に排出してしまった感触だ。

ナマコならそれを囮にして逃げるのだが、最高司令官ともなれば、そういうわけにもいかない。

「ipip!」

 馬廻りが角の派手な?騎兵相手にしている間に、随伴していた軽装歩兵が足下まで迫ってくる。

「ひかえろ、下郎が!!」

 当主悲鳴をあげると、腰の大業物を抜いて、一刀のもとに小鬼を斬り捨てた。

!?

「://」

 敵は一瞬硬直する。増田家(八)の当主はかつて伝説的な剣士師事し、

免許皆伝を受けた腕前であり、その太刀筋は異様に鋭かった。

「ぬりゃ!てりゃっ!」

 漏らしながらも、バターのように雑魚ナメクジを斬りまくる。

「それ以上、いけませぬ」

 太刀が刃こぼれだらけになったところで馬廻りが主を止めた。四万の後衛は?騎兵を軒並み倒しおえていた。

普段輜重を護衛している彼らが、増田家(八)では最精鋭なのであった。

輜重が奪われない信頼があるからこそ、増田軍(八)は安心して戦えた(負けられた)。

そして、彼らが防衛された食糧を期待して本隊への合流を目指すことで全体が敗北から早期に立ち直るのであった。

 だが、やはり実戦経験の乏しさは問題であり、頭領がみずから戦う事態後衛はそうとう混乱していた。

そんな最悪のタイミングで敵中央から東にこぼれた大量の歩兵軍団が襲いかかってきた。

 最初東西に引かれていた戦線はいつのまにか、南北に引かれる状態になっており、本陣最右翼最前線だった。

敵味方が増田左混が戦っているあたりを中心にして、回転扉のように右回転した結果である

「ここは一旦、お引きを」

 増田匿兵衛が進言する。当主は言い返しかけたが考えを改めて軍師にしたがった。

くそっ」

 当主の隣で馬を攻める軍師は尋ねた。

「お腰の物は味噌ですかな?」

「……たわけ。うんこに決まっておろうが」

「某もでござる」

 見ると増田匿兵衛も漏らしていた。

 大将敵前逃亡したことで増田連合軍士気は低下、思い思いの方向に退却をはじめた。

あくまでも退却をこばんだ増田家(一)の旧臣たちは敵に突入して討ち死にを遂げた。

「むごい……」

 と漏らしつつも、増田家(四)の当主も、死兵の抵抗を利用して戦場から離脱した。

前回

http://anond.hatelabo.jp/20160620020153

次回

http://anond.hatelabo.jp/20160622000404

2016-05-25

京大生が専業主婦選択した話が正直胸糞悪い

http://anond.hatelabo.jp/20160524045830


この増田が色々言葉遣いが悪いというか感情的な部分もあるのでブコメ脊髄反射的なのが多いけど

俺もこのエントリは少し問題があると思う。

http://seramayo.hatenablog.com/entry/2016/05/23/121352


問題点は3つある。

ノブレスブリージュの考えがない

音楽学を馬鹿にしてる

■「女であるのが悪いのかとか受精卵が云々」とつながる話がまったくない


現代日本民主主義だし、自由主義的な考え方も浸透してるし俺もそういう点はいいことだと思ってる。

でも国立大学学生学歴を与えるために学問を収めさせてるわけじゃない。


学生教育を施すことで社会がより良くなるために学問を修めさせてるわけだよ。

その為の税金は多数の国民から徴収されてるし。


もちろん、そういう学問を修めたけど結果として失敗して

全然関係ない職業についたとか、学歴に比べると社会的評価の低い職についてしまった。

っていう「失敗」によって専業主婦になったっていうならぜんぜん問題ないと思う。

少なくともおおっぴらに責めるのは違うかなとは思う。

他にもベンチャー企業を立ち上げて儲けようと思ったとけど失敗して借金塗れになったとか、ポスドクの人が悪いのかって言えばそれも悪くないと思う。

投資マクロ視点で見て、その一部がある程度失敗するのは仕方ないし当然ではあるよね。


けど、あえて専業主婦になったっていうならそれは違う。

エントリではあえて専業主婦選択したって言ってるよね?

京大音楽学科に入ったけど就職先がなくて専業主婦になったんならわかるよ。

けど違うよね?

ただ、勉強たかたから入ったって本文で書いてるよね?

それは国立大学では少なくともおおっぴらにするべきことではないと思う。

私立なら違うとは思うけど。


それともう一つこの人は言っちゃならないことを言ってる。

社会貢献とは、わたし勉強法わたし高校時代の様子をお前の子供に教えてやることなのか(教えてやらなかった)。研究を続けたら続けたで、音楽学は即座には社会の役に立たないことを、お前はどう説明するのか。なぜか音楽学を音楽社会学しか言わないお前にとって、たとえばシューマンオラトリオ楽曲分析は、社会貢献だと言えるものなのか、どうなんだよ、つまるところ、自分と同じ苦労をどうにか味わわせたいだけじゃないのか。自分言葉で答えてみやがれ。

これってさ、「即座には社会の役に立たない学問」を必要ないって言ってるのと同じことなんだよね。

大学文系学問とかを設立してるのって即座に役に立つわけじゃないし、目に見えやす社会貢献をしてるわけじゃない。

からたかやすいわけだけど。


でも、今現在一応文系学問によって社会が豊かになるとか文化が豊かになるとかそういう社会的な貢献ができるから国立文系学部があるわけでしょ?

文学研究することで社会に貢献してる。

少なくともおれはそう思ってる。


当然音楽だって社会に貢献してるはずなんだよね。

もちろん即座に反映されるようなもんじゃない。

でもどっかで文化的に貢献してるはずだし、私達の心を豊かにしてくれている、あるいは将来的にしてくれる可能性は高い。


それをこの人は自分音楽学を学んでいるにもかかわらず否定している。

というか考慮すらしていない。

これは大学に通ったことがある人の態度としては最低中の最低、下の下だ。

現在音楽学に携わってる人を馬鹿にするような行為だと思う。


国立大学に通ってる人は(自分選択して)専業主婦になってはいけないとかいう言うわけじゃない。

けど上位に立てる可能性がある人間ノブレス・オブ・リージュを求められるもんだよ。


重ねて言うけど、挑戦して失敗したんなら全く文句はない。

あるいはまともな人生を遅れる可能性が低いと思って、違う選択をしたんならそれもまぁ仕方ないかなと思う。

けど、選択肢がありながらこっちの方が私が幸せから専業主婦を選んだのはあまり開き直れることじゃないと思う。

少なくとも京大の話と絡めて話すべきじゃない。


なんかあの記事を書いた人の思想旧態依然としたジェンダー観とか文系を本当は必要ないって思ってるような嫌な思想が見え隠れしてるんだよね。

記事のいくつかで女性であることがわるいのかみたいなこといっててそれに騙されてそうな人がいるけど正直胸糞悪い記事

少なくともはてなリベラル派は肯定しちゃいかんと思う。

つうか受精卵がどうとか言ってるけど専業主婦選択した話とかと全くつながってないんだよね。

あれは何なの?

騙されて味方になる人が増えると思ったから無理やり入れたの?

あの記事内容薄くて本人のバックボーン全然見えないからもう少し詳しく聞けば事情があるのかもしれない。

けど、本文の内容自体はあまり褒められたもんじゃない。


余談だけど日本人寄付する文化がない理由ってのをまざまざと見せ付けられた気がする。

2016-05-06

日本会議研究」を読んだのだけど

菅野完著「日本会議研究」を読んだ感想、ではなく、疑問点をつらつら書いていく。ホントはまとめて読者お便りにでもしたかったのだけれど、切手代が惜しくなったので、気になった点を列挙していく。なお、これを読んで本書の内容を知った気になって恥をかいても知りません。

isbn:9784594074760

  1. P. 7, L. 2「この点に気づいた私は、保守論壇誌を手当たり次第に読み込むようになった」とあるが、保守を自認するはずの筆者は、これまで「保守論壇誌」と呼ばれるものを読んでいなかったということだろうか。一介のサラリーマン保守論壇誌に興味がなかったというのは別に問題はないのだけど、こと「『右翼であり保守だ』と自認する」筆者が論壇誌や内容の流行り廃りに興味を持っていなかったというのは、いささか不自然に感じた。
  2. P. 9, L. 11サンプルは、路上ヘイトデモであったり、保守論壇誌の記事のものであったり……」とあるが、「顧客アンケート従業員アンケートなどといった定性的情報に頼ることなく」と筆者が謳う「品質管理手法」に適用するサンプルとしては、定性的に過ぎるのではないか。無論、そこから人物相関を引いたり、時系列的に情報伝搬の順を推定したりするのだろうけど、「定性的情報に頼ることなく」と主張をするなら定性的情報と取られかねないものサンプルの例として挙げるのは不適当だ。
  3. P. 19, L. 12「おなじみの顔ぶれ」というが、誰にとっておなじみなのだろう。おそらく「(保守論壇誌で)おなじみの顔ぶれ」ということであろうが、この一語を省くだけで読者には敷居の高い本となってしまう。もっとも、筆者の処女作である保守の本分」は、ほぼ全編にわたって筆者と前提知識や思想を共有していない人には読みづらい不親切な文章であり、それに比べれば幾分改善されたと感じる。よく言えば一般向けでない、悪く言えば説明放棄した文章というのは、読者の読解力を無駄要求すると指摘しておきたい。
  4. P. 21 図表1 「新道議連」は「神道議連」の誤りか。この表だけを見ると、神道議連が9割、靖国議連も8割であり、日本会議国会議員懇談会所属閣僚が8割を占めるという点を「第三次安倍内閣の特徴」とするには、いささか不足を感じる。全国会議員や自民党所属議員に占める比率との比較や、歴代内閣との比較など、筆者の主張を裏付け数字は他になかったのか疑問である。これだけを根拠に「日本会議のお仲間内閣」と評してしまうのはいかにも牽強付会だし、今後の筆者が出す情報が総じてこの程度の根拠という印象を与えてしまう。
  5. P. 32, L. 14 西尾2005では「日本会議つくる会モラロジーキリスト教幕屋や……」と日本会議と並立して書かれているモラロジー研究所キリストの幕屋が、P. 31 の図表5 には日本会議役員として名を連ねている。この包含関係齟齬重要である。なぜなら、両団体日本会議からの働きかけを受け、役員を輩出する団体として西尾氏の活動支援している証左とも取れる一方で、日本会議に対して両団体独立して西尾氏を支援しているという根拠にもなりうるかである後者場合は、役員は「名義貸し」という解釈になるため、これをして「きわめて積極的運動に参画している」根拠とするにはいささか薄弱と言える。
  6. P. 69 L. 10 筆者は「なぜ日本会議とその周辺が靖国神社にこだわるのか」という疑問を述べているが、図表 2 にある通り、安倍内閣閣僚を見ると、日本会議国会議員懇談会所属議員靖国議連所属議員は大部分が重複している。靖国議連議員としてではなく、「日本会議の周辺」として「靖国神社にこだわ」っていると筆者が断じる理由がわからない。無論、思想的に共通する点が多く、日本会議の源流という文脈では筆者が主張するような解釈もできる。しかし、本書を読む限り、この疑問に答えるものはなく、前掲は問題設定として不適切ではなかろうか。
  7. 第三章全体に言えることとして、日本会議活動が、改憲夫婦同姓義務最高裁判決と同じ趣旨であることは論を待たないものの、日本会議の影響がどれほど大きかったか定量的評価がなされていない。日本会議に関心がなくともこれらの問題に関心がある、という分類の人は多数おり、日本会議活動が与えた影響の大きさを推し測れなければ、日本会議が時流を作ったのか時流に日本会議が乗っかったのかという疑問が解消されない。
  8. 四章は非常におもしろい。というのも、地方議会議員へ頻繁に請願アンケートを行うなど、組織バックボーンたる事務方能力が、ようやく採り上げられるからだ。連載の順序を踏襲して単行本を出すことは問題ないが、これまでの章立てでは、日本会議という組織がどれほどの規模を有するのか、なじみのない読者にはここに至るまで、とんと理解ができなかろう。少なくとも、これまでの各章を読み返す限り、日本会議が親睦会以上の実態を持った組織であることを示す根拠は極めて乏しいこれに対し、日本会議日本会議としての実態を伴った活動を例示しているのは、実はこの章が初めてである集会の開催といったものは、特段大きく固定された組織必要とせず、参加団体の持ち回りで運営できる。しかし、筆者が想定する規模の是非はさておき、定期的な請願署名アンケートといった活動継続的に行うには、HQとして一定程度の専従の職員資金的裏付け必要からである。このくだりを読む限り、専従者は数名で済みそうだが、真実や如何。
  9. P. 112, L. 9 「谷口雅春先生学会」は「谷口雅春先生学ぶ会」の誤りか。
  10. P. 113, L. 10 「ぷろでゅーす」は「プロデュース」の変換ミスか。
  11. P. 120 「『『決起』」と鍵かっこがダブっている。このあたり、推敲が不十分と思われる。連載中ならいざ知らず、単行本化に際しては校閲の不徹底を指摘したい。
  12. P. 161, L. 11 「……安倍政権は、このような人に支えられ、改憲路線を突き進んでいるのだ」とあるが、本章の後段はそれ以前の章と同じく、「このような人」の規模感がつかみづらい。証言依拠すればそれほど規模が大きいとも思えず、また知的水準も高いとはいえない若手世代排出が、日本会議にどれほど貢献し、ひいては安倍政権を支えているか認識できない。
  13. P. 185, L. 8「明治憲法復元のために」何十年と運動してきた人物さえ日本政策研究センター改憲優先順位を知らなかったという。一国の首相プロモーターが唱える政策が、一般どころか思想的に近いであろう人々にさえ知られていないというのは、いささか奇異に映る。ましてや、このような人々が同センター日本会議とをつなぐポイントだと主張するのは、説得力を欠く。つまり、同一の目標に向けて連動しているはずであるにもかかわらず、意思疎通が図られていないように読めてしまう。
  14. P. 212, L. 9 これまでも数度筆者はAmazon検索した結果を述べているが、インターネット検索した結果をそのまま典拠として用いるのは、本書の信頼度を大きく減殺する。取材しろとは言わないが、どの文献に載るプロフィールかまでは調べてしかるべきであり、雑な作業と映った。
  15. 第四章の途中から第五章にかけては、筆者の取材メモをそのまま写したかのような文章で、異常に読みづらい。筋立てて説明しているというよりは、手に入った資料と筆者の思考の断片を繋ぎ合せたような文章であり、筆者が明かした全貌が見えない。「一群の人々」の背後関係を調べるのであれば、各人物ごとに切り口を揃えないことには、理解の難しい内容となる。おそらく連載中は締め切りなどの関係もあり十分な推敲を経ずに掲載された回もあったのであろうが、単行本化に際してそれを放置するのは説明放棄といえよう。
  16. 第六章の真偽はさておくとして、単一運動を四十年続けるというのは、特段のカリスマ仮定しなくとも可能ではないかと感じた。例えば、会社員の多くは大卒の二十代から出世レースを始めるが、その中から六十代に勝ち抜けたもの会社経営者となる。終わってみればそういった経営者の多くは旧帝大を始め限られた大学卒業であるが、別に彼らは大学時代出会ったカリスマ的な人物の影響を受けて就職先での40年にもわたる出世レースを勝ち抜く決心をしたわけではあるまい。
  17. ただ一つ言えることは、長年知り合った思想的にも近いとはいえ高々10名ほどの人々が、四十年もの長きとはいえ緊密に連絡を取り合い行動していたとして、それが各々の所属組織に、ひいては現政権にどれほど影響を与えているかという点について本書は明らかにしていないのだ。無論、政治的組織のHQ に属する人々に影響力がないわけがないが、果たして国勢を壟断するに至るほどか、という恐らく本書を読み通した多くの読者が抱くであろう疑問に答えるには至っていない。その点、筆者の「日本会議が大きいわけでも強いわけでも」なく「他が小さく弱くなった」という結論は大いに説得力を感じた。


以上のように、筆者が単行本化に際して加筆修正すべきであった点を放置して世に出したのは、筆者と出版社の怠業である。一方で、本書を「巨大陰組織日本会議の全貌」のような内容という理解評価するのは本書を読んでいないか読解力が不足している。

感想一言で述べるなら「物理的にも内容的にも行間広すぎだろ」

2016-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20160505085036

バックボーンになる能力資産が無くて時代のお陰でそこそこいい生活してた層は軒並み死んでるね。

俺の親も経済的破綻したし。特にこれといったキャリアも無い田舎の親戚たちも全員終わってる。

2016-04-23

しっきー氏とフミコフミオ氏のやり取りとその周辺を見て思ったこと

なぜブコメや他のネットウォッチャーブログの方々はこの2人の勝敗ばかり語っているのだろう。

しっきー氏は最初投稿で、フミコフミオ氏の記事内容拡大解釈したり、ふざけたりした点はあった。さらに言うならその後の記事でもブコメにも批判対象を広げたり至らない点はあったと思う。というかそもそも彼もネットバトルが好きだとか言ってる。

から最初から、この一連の話はブロガー2人の争いという展開になってしま運命にはあったのかもしれない。だが、ここではそうしたもろもろのことはいったんおいておく。

しっきー氏の言いたいことは、当初から、フミコフミオ氏の最初記事内容に、道徳的に良くない点があったのではないかというものではなかったか

それは特に有言実行」「実行されてから」あたりの表現だ。

率直に言うと個人的には、この部分に関してはひどいと思った。それは筆者にどんなバックボーンがあってもだ。少なくとも、会ったことも無い、話したことも無い、「興味も無い」相手に対して言う言葉ではないと思った。

しかしこの投稿についていたブコメは、概して好意的ものが多かった。これは自分感覚世間とずれているからなのかは分からない。

しっきー氏の数々の至らない点の影響で、周囲の注目はこの2人のブログを通した争いそのものに向いてしまった。

結果自分の明確な意見を表明しないままどちらかの立場に立って、この争いを語る、あるいはそれによって溜飲を下げているかのようなブコメも見受けられる。

しかしここで当初の問題に立ち返って皆さんの意見を聞きたい。

皆さんはフミコフミオ氏の、事の発端となった最初投稿についてはどう思っているのだろうか。

はてな国8箇条の憲法にあてはまるブロガーブクマカはアカウント消せよ

書き込みの際の基準な。

これにあてはまったら即死刑、はてなの決まりだ。

国の知性を維持するのは国の義務だ。

1,具体的な内容がない

互助会ブロガー仕事をするのは馬鹿らしいと思いました♡」

なんでそう思ったか、どういう事件バックボーンにあるのか、しなかったときリスクはなにか、馬鹿らしくない仕事はないのか、などなど深堀してからしゃべれ。

ブクマカ「わかってない」「ちゃんと読めてない」

典型的な思わせぶりっこ文。主張と根拠はワンセット、抽象度が高い文は内容ゼロレッテル貼り

2,ゴミみたいな内心の忖度

互助会ブロガー「目立つ人たちへの嫉妬でしょ?」

説明するまでもない、論外だから死ね

ブクマカ「叩いてるのは文才があって嫉妬してるからだろ?」

説明するまでもない、論外だから死ね

3,脊髄反射おじさん状態

仕事するのはバカバカしいよね~」「バカバカしいだと!舐めてんのか!?そんなんで生きていけると思ってんのか!?

具体化がヘタなバカ娘を即叩きに走る無能

なんでそう思うの?と問うてからしろよいくつだよおまえ

4,文脈確認せずに叩き

「日曜診療7000円ってたけぇなぁ」「アメリカ比較してみろ!そしたら安いってわかるぞ!」

表現との兼ね合いもあるが、文脈がなにか、メタメッセ-ジがなにか理解する努力ができない読み手は論外。

5,都合のいい解釈

4と反するようだが、好印象持ってる人の発言勝手に良く受けとるパターン

死ぬなら黙って死ねよ。自殺エンタメ化するな」「死ねとか煽るなよ」

「この人は煽ってない!!この人の本心エンタメ化されて悲しんでるだけ!!」

おれはこう解釈したがほんとうに正しいのだろうか?と自問自答してから書こう。

6,読み手から第三者から客観的に読めると思っている

第三者の冷静な意見としてちゃんと俺の考えも聞けよ」「ブクマカはレフェリー

第三者から冷静に読めていると考える読み手ほどタチが悪いものはない。

バイアス防衛機制第三者の読みにしろ自己投影にすぎない場合が多い。

自分の考えを精査する前に発言する読み手書き手とおなじく無責任

これをしないほとんどのブクマカは自分の思い通りにしてやろうと脊髄反射で口を開いているだけ。

7,自分がそのメッセージを発信する動機自覚的でない

「気に入らないから叩きたい」「正しい俺様理想通りに変えたい」「自分知的に見せたい」「アフィで稼ぎたい」「みんなからチヤホヤされたい」など自覚的であるべき。

もちろん他人にこれを言うのは2に当てはまる。

他人に言う前にまず自分のことを考えろ。

きちんとした動機なら表現にも気を遣うようになるし、議論のゴールをはっきりさせられる。

8,議論有意味正当性を探せる

そこそこ言語化ができる人間なら、いくらでも適当理屈をつけられる。

ただの知的ゲームにすぎない。それっぽいことを言い合ってるだけ。


発言する前に自分思考正当性を疑う

発言する際は自分発言する動機メタメッセージを明確にし、読み手の際は相手メタメッセージ文脈を探す

相手発言イラッとしたら自分偏見がないか確認する、イラッとした理由言語化する

相手発言イラッとしたら共有できる目標を探し、それを議論のゴールとする

相手発言イラッとしたら相手発言の「なぜ」「文脈は」を問う

このレベルができないバカフィードバックを受け入れろとか言われても、バカは死んどけとしか思えないのでよろしく

2016-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20160312214412

 今から日本の将来にとって、とても大事な話をします。特に女子の人は、まず顔を上げて良く聴いてください。女性にとって最も大切なことは、こどもを2人以上生むことです。これは仕事キャリアを積むこと以上に価値があります

この「女性にとってもっと大切なことは~」の主語が、「女性(本人)」じゃなくて「社会」あるいは「今の高齢者世代」ってところが問題なんじゃないかと。

「これは仕事キャリアを積むこと以上に価値がある」の主語も「女性(本人)」じゃなくて(ry

女性というか、人にとって一番幸せなのは自分自分人生を選べること」なんだってことが完全に抜けてて、本当は自分自分世代にとって一番都合のよい方向に行動させようという意図があるくせにそれを「社会のため」「みんなのため」みたいな同調圧力ナチュラルバックボーン・論拠としてるところが非常に卑怯まりない。

今70~80歳くらいの女性アンケートで「今の女性の何がうらやましいですか?」と尋ねるとダントツトップの回答になるのは「自分で将来を選べること」であるという。

まり今の高齢者世代が5人も6人も子供産ませることができてたのは、それしか将来の選択肢がない女性が個室も持たずに家族のためにリビングに常に待機させられてきたからw

今時のおっさんらしい薄っぺら社会観と、社会や家庭のためには女性の将来の選択肢が狭くなってもしかたないしそれが当たり前という(無意識的にしろ思っている)考えがよくわかって大変興味深い発言だなと思う。

もともとまったく期待してない世代なんで怒りもないけどつい書きたくなってしまったのでだらだら書いた。

おまけに書いておくと、今「産みたい」と思っている人も経済的理由教育環境問題で産む人数を減らしたり、引っ越しなどをしなければいけないという今の状況も人生選択肢が極めて少ないという意味で不幸ではないかと思う。

2016-02-25

暴力を伴わない革命はない

江戸城無血開城もそれまでに、流した血が根底にあり

それをバックボーンに脅したからだ

交渉は暴力の影が必要

2016-01-31

アニメハルチカを見て感じること

30分で解決させるには各テーマが大きすぎる。茶番感が強い

時間経過の描写が弱く心理描写に割ける時間もないために、文字編集を入れることで解決させようとしているが、映像作品としては致命的にわかりにくい上に絵に動きがなくて地味

2話の俯瞰パズルを見せるシーンや、3話の手紙を読んで葛藤するシーン等、ミステリにおいては謎を解決するために絶対必要なヒントを提示する重要なシーンだが、上記の文字演出のために台無しになっている

物語目標がわからない。吹奏楽メンツを集めるのが目的なのにアニメの内容はほぼ音楽関係ない問題解決行動なので、視聴時の感情の向きがちぐはぐ

だいたいミステリには大目標は存在しないか達成しないことが多いのだが、こちらは曲がりなりにも終点が決まっており、さら物語的にもアニメシリーズ的にも時間的制限存在する

それを考えるとアニメの内容に疑問が生じてしま

原作がどうかは知らないが、シーン合間の描写がバッサリ切られているので唐突にすぎる

2話で加入したキャラクターが急激に馴染むのはまだいいとして(本当は良くない)経験者が加入したから他にもモブがたくさん加入したっていうのは流石に唐突すぎる

他にもいろいろある。3話のゲームなんかは、ゲームなのか劇なのかはっきりしないし、空想なのか客観視なのかもはっきりしない

即興劇対決と公に銘打っている中で、個人のプライベートバックボーン大勢さらしてしまう。これでは劇どころではないし、個人のプライベート踏み込む事が目的ゲームであるなら観客は必要ない。

ワンちゃんという役を演じる人間が本当に居たのかどうかも全くはっきりしない(現実には居ないらしく、犬だと思っていた物は消えてしまっていたが、変装を解く初登場のシーンで「変装を解いて現れた人間」が次のシーンで忽然と消えているのは、「犬ではなくて人間が居る」という視聴者が与えられた理論整合を即座に否定されてしまう)

(だいたい、じゃああの犬は何だったのか。あの犬をかわいがっていた女性は、一体なにを撫で回していたのか)

もっといえばあの狼に育てられた人間を演じきる演技力という設定は一体何だったのか)

2016-01-14

フォロワー数による暴力

一昨日くらいにほんのり炎上した、同人作家が、特定のファンを指して「無産」と発言した件。

Twitter界隈では「無産」という言葉だけ一人歩きしたまま鎮火してしまったが、問題は「無産」発言ではない。

そもそも、言った側の作家と言われた側の作家は、もう2年近くも無駄な争いを続けている人達だ。

発端は、おととしに作家夏コミ新刊を落とした際のこと。

http://matome.naver.jp/odai/2140853039472021001

要約すると、

ゲームのしすぎで新刊落としたこと」を非難したファン(フォロー外)に対して、

作家RTでその発言晒し上げ、「粘着されている」と言いふらした。

フォローもしていなければ、@でもない発言をわざわざ見つけてきて、

それをRTしておいて「粘着されている」というのは筋違いではないか、と思ったのだけれど、

作家のファン達の中には、そう思わなかった人が少なくなかった。

結果、声の小さいファンの方が一方的悪者扱いされ、ムキになって反論すればまたそれをRTされ、

数万人もいる作家フォロワーから総叩きにあってしまう。

自分はそれがこわかった。

そんなことがもう2年間も続いている。

http://togetter.com/li/708770

http://togetter.com/li/709514

http://togetter.com/li/889238

http://togetter.com/li/892998

http://togetter.com/li/924828

http://togetter.com/li/923535

言いたかったのは、フォロワーが多い人が、嘘をついて一般人晒し上げることのこわさと、デマの訂正の難しさ。

バックボーンを持たない人がデマ炎上したら、名誉回復するのは相当困難なんじゃないかと思った。

2015-11-23

http://anond.hatelabo.jp/20151123001639

それわかる!

男女共同参画とか言うけど、今の現在の段階でそこそこいい位置にいる女性っていうのは血筋とかコネとか強力なバックボーンがあって自己主張が許されてきたお嬢様どもか、枕営業も辞さないくらいの覚悟でとにかく上昇してきた出世欲の塊だからね。

普通に頭が良くて仕事ができる女性ってのは、仕事をしていく上で余計な自己主張してもジジイどもに嫌われるだけってのがわかってるんでさっさと第一線からのいてそこそこ安定的地位にいるもんだ。

本当の意味で一億層活躍(笑)とかするんならそのへんのことも考えないとまあ、恨みつらみだけを産んで終わるだろうね。

2015-10-24

はてなユーザ名に、その人の属性で色を付けられる機能が欲しいよ

例えばさ、

政治な内容ではてブをみると、いつもは見ないidの人が居て、

すっげえ偏った主張をしてるひとがいるんだよね。

で、そのひとのコメントを読み解いたり、過去もザーッと見て、

あー右寄りだなーとか左寄りだなーみたいのを感じたら、

この人は赤色ーみたいな感じで色を登録できるようにしたいんすよ。

で、次開いたときに色がついていたら、

次読むときにどっちの方角かを考えながら読まなくてよくなるわけですよ。

その人のバックボーンを調べるのって、すげえ時間かかるから

そういうのをある程度短縮できる仕組みみたいの欲しいと思うのです。

2015-10-11

それでも『ファンタスティック・フォー』が駄作なワケ。

リブート版『ファンタスティック・フォー』が駄作でない理由(ネタバレなし感想) カゲヒナタのレビュー

気持ちはわかる。

俺も「『クロニクル』のジョシュ・トランク監督!」と聞いてワクワクとときめきをおぼえ、

公開後、実写版デビルマン』がアメリカ侵略たかと思われるほどの大炎上に怯えたクチだ。

で、正直、観た時の印象は「世の中の91%(RT調べ)から総スカン食らうほどダメってわけじゃないだろ。アメリカ人きびしすぎ」。

しかし、「思ったほど酷くはない」でも、F4が駄作であることは変わりないと思う。

(1)人間ドラマを深く描いた内容になっている

これが自分いちばん気に入った要素。

びっくりしたことに、本作の主人公たちは人生がうまくいっていないダメ若者で、わりと性格も悪いのです(作中で、彼らは「Kids」と呼ばれています

前半では彼らの精神的な幼さ、そのように人間になった理由が丹念に描かれています



 まず、「主人公たちは人生がうまくいっていないダメ若者」ではあんまりない。

 研究所を放り出されていたドゥームや、厳格な親に反発したがるジョニーなんかは当てはまるかもしれない。

 が、主人公バクスター入学就職?)した時点で「それまでコケにされてきた天才的な才能が正当に認められた」わけで、事実ここいつは終始ずっとノーテンキというか、あんまりグツグツした情念めいたものを燃やしていない。青春を超エンジョイしている。別にそれはそれでいいけど、マイルズ・テラーのあのアンニュイさを活かしきった『セッション』のあとだけにやけにもったいない。『クロニクルアゲインを期待していた観客もそこで肩透かしをくわされる。

 ケイト・マーラも親と弟の板挟み、ドゥームとテラーとの三角関係コソボ出身という暗い過去、などなどドラマになりそうな設定が顔を覗かせるものの、びっくりするくらい本編に活かされてない。そもそも何考えてる人かよくわからない。観る人によったら、中盤までジョニーと姉弟だって気づかないんじゃないか? テラーとの恋愛要素も、テラ視点でうすら青春っぽく描かれるだけで、特に深くもならない。

 中盤前半まるまる出番のないベンくんに至っては書きこみもクソもない。最序盤でこそゴミ山の底辺家庭で育ったという劣悪な家族・養育環境が思わせぶりに描かれるものの、その後一切言及はない。なんでテラーと仲良くしてんのかもわかんない。信頼関係がどうやって育まれてきたかもわかんないのでザ・シングになってからの「大親友に裏切られた辛さ」みたいなものが薄く感じる。傍目には、ひさしぶりにあった古いクラスメイトに怪しい宗教勧誘されてのこのこひっかかった、頭のよわいかわいそうな人にしかみえない。

 

 ドゥームもドゥームでバックボーンがよくわからない。出てきたときからフードかぶってちょっと気難しいギークを気取っている童貞野郎しか見えない。ドゥームという希代の悪役へ至らせるトラウマイベントに欠けている。研究所を叩きだされた経緯もむしゃくしゃしてとりあえずロックなことをしてみた、程度のマインドっぽい。尾崎豊か。

 とりあえずケイト・マーラが好きで、マーラテラーの仲を快く思っていないみたいな描写はあるものの、二人の仲は決定的なところまで行ってない。しかも、「俺の女にちょっかい出すんじゃねえ」的な釘をテラーにさそうとしたら、逆にテラから「あの機械もうできたよ」と言われて「えっマジで」とばかりに盛り上がる。女にそこまで執着なさそう。

 じゃあテラーに対する嫉妬心なのかといえば、そこも開発チームとして一致団結する過程でうやむやになってしまう。

 総合するに、なんでこいつが地球を滅ぼしたがっているのか、なぜ異次元永住したがっているのかがわからない。異次元エネルギーの影響で頭おかしくなった、で済むかもしれないが、それは「人間ドラマ中心のF4」としてどうなんだ。

 ついでにいえば、クリストファー・ミンツ=プラッセちょっとだけ細くしたような絶妙なムカツキおフェイスがどこかヘタレっぽくて、情けない。

 唯一、バックボーンコンフリクト描写病院での父親との衝突シーンや能力使用に関する言い争い)に成功したヒューマントーチだが、せっかくそうやって高めた緊張を爆発させるシーンがない。問題を劇的に乗り越えるシーンがない。

 「壁」だった父親が唐突に殺されて、「兄弟仲良く……」と言い残して死ぬだけだ。え? これまでの親子喧嘩はそれでオールオッケーなの? もったいない

 要するに全体的に人物への書き込みが不足している。死ね死ねパワーを充填し損なっている。リア充デビューを果たした主人公脳内一人相撲を繰り返してるだけの童貞悪役(まあテラーも童貞だろうけど)、何を考えているかからないヒロイン、中折れしたブラック・コックのような黒人枠、影が薄いだけのかわいそうな親友。これが今回のF4の面々である。到底、ハーレム少女漫画活躍できそうなバイタリティーはない。

 こうじゃなかった。『クロニクル』はこうじゃなかった。ちゃんと主要キャラ三人それぞれの書きこみができていて、そのうえでの関係性がちゃんと……まあいい。これはF4だ。

(2)かなり怖いホラー演出がある

ジョシュ監督自身が「デヴィッド・クローネンバーグ的に人間の肉体が変化していく場面を描きたいんだ」と言っていたとおり、作中では「これホラーだろ!」と思いたくなるシーンがあります



 あー。うん。これはできてた。なんでクローネンバーグやりたかったのかわからんけど、できてた。超こわかった。能力ゲットシーンだけじゃなくて頭パーンも爽快感込みで。

はい、この時点で明るく楽しいヒーローものを期待する人は素直に回れ右なのがわかりますね。



 いや……でもさ。俺たちはホラー映画観に来たわけじゃなくねえ? 百歩譲ってさ、暗いヒーロー映画自体否定しないよ? みんな『ダークナイト』大好きでしょ? おれだって実は『マン・オブ・スティール』そこまで嫌いじゃないよ? グロシーンばっちこーいだよ?

 でも、だから、なに? ホラー描写ができてるから、なに? それがF4の本筋とどう絡んでくるの? 「自分たちが変わっていくことへの恐怖」? いや、おまえらそれかなーり早い段階で適応してたよね? いきなり「一年後……」とかつってたよね? そこ書かないの? 変わっていくプロセスを見せたかったんでしょ? なんで変わってしまった自分適応する/できない/やっぱするプロセス書かないの? なんでスーツきりゃ全部オッケーなの?

(3)能力を持ってしまった「悲哀」が描かれている

これはジョシュ監督デビュー作にして、高い評価を得た『クロニクル』と同様です。

クロニクル』は「能力を持ってしまったがゆえの悲劇」が描かれており、本作では「能力を持ったという運命を受け入れなければならないという試練」が前面に押し出されています



運命を受け入れる」か。良いセリフだな。でも、それ、ドゥームさんの前でもおなじこと言えんの?

え? 言っちゃうの? マジで? 「こうなったのもたぶん運命なんだ」って? 本人の目の前で???

しかに、みんな能力を持ってしまったことにどうやって向き合えばいいのか、その葛藤はありました。

けど、『X-MEN』なんかと違ってその葛藤が全部あいつらの内部で完結してるし、しか特に真摯に向き合うことなく、ラストバトルのテラーさんによる安い演説一発(本当にここはとってつけた感がすごい。それまでのテラーのキャラとも合ってない)で解消されてしまうので、本当にこいつら悩んでたのかよ、と白けてしまう。

(4)世の中の「日陰者」な技術者に対して尊いメッセージが込められいる。

主人公成長物語とこのメッセージは密接に絡み合っており、そこは確かな感動がありました。



 ??? 

 この映画見てると「ああー技術者って大人になってもガキくせえバカばっかで、酒に酔った勢いでうっかり世界滅ぼしかけたりもするんだなー、害悪だなー」って気分にしかなんないよ? 脚本から科学者技術者に対する悪意しか伝わってこないよ? テラーが劇中具体的に技術世界に貢献した例って、レジ故障を直したくらいじゃない?

 テクノクラート讃歌なら『ベイマックス』のほうがよほどポジティブメッセージ性を与えてるぞ? 科学っていいなあ! 研究室っていいなあ! になれるぞ??



F4ダメだった真の理由

 細々書いてきたけど、こんなものは全部些末なダメさにすぎない。「時間配分に失敗している」せいでもない。ましては「暗いから」でもない。

 本作が駄作である最大の理由、それはラストバトルにおける勝利のロジックのなさだ。

 ラスボスであるドゥームさんは異次元世界では神に等しい力を持つ。地形を変形させるなんてお手の物。まさに最強クラスの敵だ。

 しかリブート前のドゥームさんを知る我々にとって彼は「F4の宿敵」として広い認知を得ている。

 こんなもやしみたいなシリーズ一作目でうかうかと殺されるような敵ではないはずだ。

 倒されるにしても、それなりの理由けがあってしかるべきだ。

 それがである

 ドゥームさんはビックリパンチ一発でやられる。しょぼい。イモータン・ジョー様もびっくりのあっさりさでぶっとばされる。イモータンさまはそれでもみんなの心のV8をいつまでももやしつづけるであろうが、この偽クリストファー・ミンツ=プラッセ最期はせいぜい鮫入りの水槽に落ちたどっかのヴィラン混同される程度でしかなかろう。

 

 もうちょっと説明すれば、このビックリパンチはいわば友情の団結ビックリパンチ、少年漫画的な元気玉であるはずなのだが、バラバラだったチームが団結するまでの流れがおざなりというか、雑さ極まっているのであんまり元気そうに見えない。

 しかも、既にドゥームさんに対して一ダウンを奪った直後の攻撃である。そう、ドゥームさんは圧倒的なパワーと地の利を得ているにもかかわらず、ラストバトルに於いてあんまり圧倒しないのだ。とりあえず序盤は筋肉バカ二人を撃破し押せ押せムードにはなるものの、ケイト・マーラときバリアに手こずる始末。もうちょっとがんばれ。

 このバトルさえ、ラストバトルさえよければせめて駄作よばわりはまぬがれえたかもしれない。

 序盤のダルさやルックに反したノーテンキさも、中盤の物語運びである程度までは取り返せていた。

 あとはクライマックスで盛り上げるだけで40点程度は獲得できていたはずなのだが……。

 それでも、ギリギリ次回作が楽しみな程度のクオリティではある。増田トランク監督を応援していますマーラルーニーではなくケイト派です。

 あ、そうそう。本作で唯一良かった点をあげるとしたらケイト・マーラの着ているスーツビッチビチぷりですね。エロいことこのうえない。監督ラバースーツAVとかにフェティッシュを感じてるんだと思う。そういうのが好きな人は60点いくとおもう。

 以上。

2015-10-05

http://anond.hatelabo.jp/20151005180500

ここさけとやらを全然知らないんだが

いわゆるリア充スポーツマン、根っからオタクなどその中でもカテゴリ存在していたものの、それぞれに学園ヒエラルキー適用されるのではなく、お互いに棲み分けを行うような形で折り合いをつける。結果、異分子的な存在に対しても特に働きかけることもない一方でいじめのような状況は発生しない(しなかったと思っていると付け加える)。

おそらく「ここさけ」の舞台学校も、近いような環境学力的にステロタイプに表すなら、偏差値が高いほうではある一方で、エリート校と言うほどではない奇跡的な案配といったところなのだろうと想像した。

いや、これごく普通高校風景じゃないの?

これが「奇跡的」なの?

車の音やインターホン他人や親の気配を感じてびくりと身構えるあの感じも、そのものを写し取ったかのような正確さだと思う。

片親の親、あるいは子。共働きの親なら胸が張り裂けるような描写であっただろう。

と言うから小学生くらいなのか?と思ったけど、調べたら高校生だよね?

高校生にもなりゃ共働きで当たり前じゃね?例え母親専業主婦だったとしても、子供を置いて出掛けたりする事もあるよね?

それでいちいち「びくりと身構える」とか「胸が張り裂ける」とか大げさすぎでは?

増田んちの母親はずーっと専業主婦で、高校生の子供を一人で留守番なんて絶対にさせないザマス!とかいう人だったの?そっちの方が異常では?つーかマザコン??

彼女の家はいわゆる分譲住宅だ。幼少期の描写ではぽつんと一軒成瀬の家だけが建っていたところから現在では周囲に家が立ち並んでいるところをみると、成瀬の父親は転勤族であり、新しくできた分譲住宅に飛びつくような形でやってきた新参者だったのだと想像できる。

転勤族子供幼いうちから一軒家なんて買うかよ。いつ転勤になる=引っ越すか分からんのに。

出身がどこかは知らんが、普通に定住者だろ。

新興住宅地に住む=転勤族新参者、という発想って事は、そうでなければ親の家に同居するはずとか思ってんの?どんだけ田舎

母親子供を養うために働きに出るしかなく、自動的にご近所づきあい破滅的に。地域性というバックボーンがない新参者のために、塞ぎがちになった成瀬に対しても「近所のガチンチョ」だとか、「面倒見の良いおばちゃん」のようなケア存在しなかった。

いやだから高校生にもなりゃ母親働いてて当然だっつーの。金持ちばかりの高級住宅地ってならともかく普通住宅地だろ?

そもそもそんな濃い近所づきあいなんてのも新興住宅地では存在しねえっつの。どんだけ田舎

本音を言わないエアー少年

まるで平凡で人畜無害子供のような説明になっているが

えっいかにも「心に一物抱えてる子供です」的説明に見えるけど?

そんな子供は中二入ってる思春期ならごくありがちだから何だかんだで平凡だ、ってなら分かるけど、そういう意味で平凡つってる訳じゃなさそうだし。

彼の影響下の元、彼と同じ家庭環境に育まれ、坂上は父親の人格をしっかりと継承しているのであるいくら自覚がなくても、子供は親の影響を受けて育ち、それらを継承してしまう。

父親の業からは逃れられない。これが一つ目の「ホラー」。

しろ(「父親」側である製作者&視聴者の「普段子供にあまり関われてないけど子供自分の影響受けていて欲しいなあ」と言うドリームを反映した、

家族モノとしてはごくごくありがちで手垢の付いた設定だと思うけど。

どこが「ホラー」なのか全く分からん

それは成瀬母親だ。彼女は頼れる両親がいなかったのかもしれないが、どちらにしろよそに頼ることなく、女手一つで子供を育てる選択をした。再婚もせず、もちろん育児放棄することもなかった。

彼女もまた、責任感が強く、背負い込み、気負いすぎる性質を持っているといえるだろう。

いやそれ、ごく普通の人でんがな

離婚した女は再婚して男に頼ったり育児放棄するのが当たり前でそうしないのが特別だと思ってるの?どんだけDQN

全体的に、ホラーでもないしありがちにしか見えないなあ、と思ったんだが

私はこの映画を、友人たちと連れだって見に行ったのだけれど、そのうちの一人の境遇がまさに、「片親という家庭環境で育ち」「現在父親」というものだった。

彼はその境遇故に、この映画行間に仕込まれ凶器すべての気配を感じ取り、とても傷ついていた。

感受性高い高校生とかならともかく、父親になるような年齢でその精神力って幼稚過ぎるんじゃない?

と思ったが父親なのに友人と連れだって映画行くって辺り、若くて父親の自覚なくて奥さんと子供放置独身時代と同じように友人と遊んでるみたいな父親か?

やっぱり、どんだけDQN

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