はてなキーワード: 品種改良とは
そこまで狙ったわけでは無いが、共通認識がとれてないと成立していない、と言うことを、適切に理解いただいているようだ。なによりだと思う。
猫とドブネズミが異なる、と言うのは自明であるから例に使ったのだが、そこが同意できない、という主張があるとして、例えばこれを解消するには、
と言った説明をすることで共通認識を作ることができる。仮に同等であるという立場で話をするならば
さて、あなたはこのような整理を経て相手に「フェミニスト」と「山口達也氏」は同じ罪の無い存在として同等に扱われるべきだ、と言う共通認識を得たのか?
それが成立していないと「なぜ違う扱いをするのか」と言う疑問にたどり着くことができない。
まずは、あなた自身が相手との間で共通認識を作るべきだ。相手が断固として共通認識を持たないと拒否するかもしれないが、その前に整理して説明をするべきは、疑問を投げかける者以外にはない。
3.苺以外のほかの果物も同様に
クリエイターが問題視してるのは2,3の部分だと思うがここはクリアされてるのか。
2,3で無許可で盗んでるだけなんじゃないのか、1をやるための労力や製作者に対して敬意がなさすぎねえかということ。
クリエイターだってほかの作家の真似してうまくなるんだろとかいうコメントを見たりするがデジタルにおけるコピペとは性質が違うだろ。
もちろんAIを作った人やどういう操作で生成するかという部分は同じくクリエイティブな部分であるから2,3がクリアされてるならツールとしてどんどん使えばいいと思う。
が、現状学習元は無許可でとってきた盗品だろということが気になってしょうがない。
元は盗品使ってるけど便利だしツールが変化しただけなんだから使えばいいじゃんと言われて簡単に使おうとは思えない。
絵描きはどんどん使えばいいじゃんと言ってる人たちはどう折り合いをつけてるのか聞きたいし
昔も今も食べられているものは総合的に優れているから食べられているんですよね。
ラーメンが健康に悪いのに皆食べているのは値段に対して美味しいから。
コンニャクとかいう栄養価ほぼなしの食い物が今でも作らえているのは色んな料理に使えるから。
タピオカやペラペラパンケーキみたいな映えしかないものがブームになったのは映えるから。
一部の安いだけの食い物が生き残っているのはとにかく安いから。
栄養があるだけで味は粘土未満の健康食品が蔓延っているのは健康に良いから。
皆理由があるんですよ。
「昔は食べられていたのだから、今でも食べられるはずだ」はそのとおりですが、それは同時に「でもその選択肢は弱いから滅んだんでしょ?」という疑問ともセットじゃないと不誠実だと思いませんか?
昔の野菜は今と味がぜんぜん違っていて、形も滅茶苦茶に歪んでいたそうです。
品種改良を始めとした数々の研究の果てに、より良いものを作ろうとした努力の過程で、限界が来たからレースから離脱していったんです。
もしも「虫を食べるのってキモイよね」だけで終わりなら、蜂の幼虫がそこらで売られていますか?
ハチミツだって虫を経由してるから気持ち悪いはずなのに皆食べてますよね?
ストロベリーチョコの着色料がムシケラ由来だからってストロベリー味を食べないようにしている人が知り合いに何人いますか?
良いものが生み出されるなら「虫を経由してるのなんて誤差」って判断を人類は下し続けているんですよ。
単純にまずいから虫を食べてないだけなんですよ。
たとえばウナギやアンコウなんてクトゥルフ由来みたいな気持ち悪い生き物ですが、皆美味しそうに食べてますよね?
あのレベルの味を生み出せれば、虫だって絶滅寸前になる勢いで皆食べるんですよ。
味なんて度外視で漢方薬とかの形で流通している変な食品は山ほどあります。
「昔は虫を食べていたんですよ」に対しての答なんてシンプルです。
「大して栄養もない上に美味しくもないから」というだけですよ。
むしろ「何故、虫なんて食べなくて良いのか」の理由になってるんです。
これが論破ってやつなんすよね~~~
チュルンと剥けるように品種改良しよう!
そもそも「水でうすめたほうがトマトジュースはさらりと飲みやすくてうまいけど農水省の基準でトマトジュースとみとめられなくなる」というジレンマがあった
「指導をあえて破る、お墨付きがなくてもいいから適度にうすめつつほかの添加物で濃度も出してうまい野菜ジュースとして売るんだ」という技術を特許にしたら
「そんなんむかしからあったじゃん!独占すんなよ!」ってほかの農水省指導通りにやってきたやつらが全員で異議申し立てとかレプリカ特許登録とかをしたけど
知財高裁までいって「おまえらが出してきた昔の証拠とは全然別物っすね、あと後続特許はやめな」つって邪魔者が全員敗訴した
そもそも生トマト(桃太郎)でわかるように水分量が多く生でたべておいしいが煮ると野菜くさいフルーツトマトと
外国から輸入される、生ってる時点で濃縮ずみの、加熱していい香りを出すトマトを
加熱・無加水というどっちにも不利な土俵で扱おうというのは、おお間違いだったわけ
※諸説あります
・ブコメの濃厚はttps://www.kagome.co.jp/products/drink/A2670/ これか?
茶のカテキンとおなじようにトマトのリコピンはもともとほんのすこししかふくまれていない。
だが有効成分とうたえるからそのほんの少しを2倍になるまで足しただけだろ。
100%なら味でいえば昭和でいうふつうのトマトジュースに近いだろうな(トマト自体の品種改良もすすんでるが)。
・豆乳も、昭和にくらべるとずっとのみやすくなった。スゴイダイズというのが出た前後にかなりいろいろやってたと思う。
農水省が豆乳における大豆の濃度を規定してきたかなどは知らない。
https://www.maff.go.jp/j/jas/kaigi/pdf/041104_bukai_f.pdf ソイプロテインを豆乳から削除したらしい
・というか食品特許の審査は全体的にいろいろとおもしろいぞ、安全性とかトレーサビリティを気にする農水省とは別に、純粋な美味しさでバトルやってるから味っ子かトリコみたいなもん
人類の食の歴史は品種改良と安定生産のシステムの構築だから、今のところまずくて高いヴィーガンフードもそのうち安価でおいしいものが出回るんじゃない
一方で、保存技術の向上や食文化の変化で、これまで食べられてこなかったものが食べられるようになったというのはあるし、こればかりは波に合わせられるか…みたいなところはある
例えば昆虫食とかも今の一般人感覚だとしんどいけど、田舎の方だとイナゴの佃煮とかハチの素揚げとか、食べてるところは食べてるのだし
以下はおそらく本題からはズレる
ヴィーガン思想は理解はできるけど、押し付けや強制はしないでほしい
一方で野菜もお肉も、人間が生産したものであっても、生命を奪っていることに変わりはないので、感謝をしないといけないよね~と思ってる
日本返還前占領中の沖縄で米軍放出品のオイルを使った天ぷらがあったっていうのは結構有名なトリビアなんだが、これが「モービル1を使った」って変換されて流布されてるのをよく見るのだ。例えばこの増田のブクマとか。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20221221194930
自分はモービル天ぷら見た事もないんだけど、この正体は判るのでちょっと解説したいあるよ。
因みにモービル1は沖縄返還後の1974年に市販開始された化学合成油で、鉱油が基油なので摂取すると死んでしまう。
結論から言うとモービル天ぷらに使われたのはひまし油であると考えられる。
一般的な機械潤滑油というのは石油を蒸留して作られる「鉱油」だ。原油を蒸留すると上の方からガソリン(の気化ガス以下同じ)-灯油-軽油-重油-鉱油-アスファルトという風に分離するのでそれを冷やして液体として回収する。
ガソリンや灯油、軽油を燃料として使うと鉱油も沢山出来るのでこれをエンジンオイルに使う訳だ。こういう風に出来た鉱油をそのまま使う時代は原油の産地によって鉱油の質が違った。
この方式で格段に質が良かったのが米国のペンシルバニア産で、例えばPennzoil(ペンゾイル)っていうオイルブランドなんかはペンシルバニア産を誇った名前なんである。黄色地にヒビが入った黒い鐘のポップな意匠でナスカーレースとかで見た事ある人も居るかもしれない。あの割れた鐘は有名な「リバティ・ベル」で、ペンシルバニアのシンボルで、アメリカ独立と奴隷解放のシンボルなんであるな。
ペンシルバニア産鉱物油の油膜特性は優れていた。油膜特性とは、高温で金属同士が擦り合わさっても油分が残り続けるって事だ。
だが、植物油であるひまし油の油膜特性はもっと優れている。エンジンが高温になってぶん回されるレースや航空機のレシプロエンジン、ターボエンジンなどではひましじゃなきゃダメ、ていうシーンが多かったのだ。
因みに他の植物油ではダメである。例えばサラダ油である大豆油は中華料理屋のキッチンを見れば判るが、料理程度の温度(200~300°)で酸化重合してしまう。固まってしまうのだ。亜麻仁(アマニ)油は常温でも酸化重合する。オリーブ油はサラサラし過ぎて機械の油膜保護は無理。菜種油(キャノーラ油は菜種油を品種改良で毒性を除去したものだ)は安い機械油であって飛行機などのエンジンに入れるのはもってのほか。
この高性能っぷりにあやかったオイルメーカーが「カストロール/Castrol」でcastor oilの事である。
どんだけ高性能かというと、1995年頃までレースに使われるのはひまし油一択という感じですらあった。カストロールのR30というオイルが有名だ。
こんな高性能ひまし油だが、植物油である為に弱点もあり、寒くなると固まってしまう。だから使用前に保温が必須で、冬にエンジンに入れっぱなしで冷えたエンジンを始動するみたいな使い方は出来ない。固まっているのでオイルが流れずに焼付き事故になってしまう。
次に、酸化し易い。脂肪酸なので酸素と結びついて重合し、固まってしまう。
だから缶詰に入れて保管し、使用直前に缶切りで開封して入れるという使い方になる。使用後、レース終了後や飛行機の着陸後はそのままにしておけず、抜き取りと洗浄が必須だ。でもレース車はレースごとにエンジンオーバーホールするし、飛行機、特に軍用機は飛行ごとに重整備もするのでこれもさして問題が無い。B29なんてフライトごとに全エンジンを新品かオーバーホール済み品に交換していた。
こういう感じなので街乗りの車などに使うのは難しい。
そしてオイル缶詰も未開封であっても酸化重合で粒状の塊が出来てしまうから、製造から数年の「消費期限」がある。戦時なら飛行機がどんどん飛んで消費されるが、平和になれば消費量は減る。
でも有事に備えて備蓄は必要だから期限切れのオイルが沢山出る→放出品になるという訳だ。
だから鉱物油の放出品というのは余り無かったが(消費期限なんてほぼ無いに等しいから)、ひまし油の方は未使用品がどんどん出てきたはずだ。
薬局でほう砂とかクレゾールとかグリセリンとか塩化ベンザルコニウム液とか古いアイテムを置いてある所にはひまし油も置いてある。
これはひまし油が昔から便秘の薬として利用されてきたからで、日本薬局方に収録されている。
日本薬局方ってのは漢方とか蘭方とかと同じで、薬のレシピを国が指定してあるもので、同名称品ならどの会社のものでも同じ内容のものが流通している。
日本人と言わず、世界中の文明ではひまし油=便秘薬であって、摂取すれば下痢しまくるというのは常識として共有されていた。
そしてそれは毒性があるからなのだが(タンパク質毒)、その毒性はちょっとぐらいじゃ死にゃしねぇってくらいって事も共有されてきた。
って事で、米軍がオイル缶を頻繁に放出して、castor oilと書かれていたら、「これってひまし油じゃけん。天ぷら油が無いが、これで天ぷらしたらどうか?下痢しまくるが死にゃあせんべ。」と沖縄人が考えたに違いない。自分が沖縄人ならきっとそう考える。
前述のように25年前まではレース=ひまし油(というかカストロールR30)一択みたいな感じがあったんだが、今ではR30もディスコンになってしまってサーキットで使ってる人もいなくなった。
だがその前の時代のサーキットは独特な香ばしい匂いがする場所で、それがひまし油のR30が燃える匂いであった。
今この匂いを嗅ぎたいと思ったら、河原で模型飛行機遊びしてる人が多い場所や、カートサーキット、ミニバイクレースサーキットがお勧めだ。
後者のサーキットは東京北部だと埼玉県の秋ヶ瀬公園隣にある秋ヶ瀬サーキットなんかが近い。浦和所沢バイパス、通称浦所の隣にあるのでちょっと道を外れて河原に下りると灼けるような匂いがしてくると思う。
因みにレンタルカートは4ストロークで遅い上にあの匂いがしないので注意が必要だ。これは本物のレーシングカートは2ストで、潤滑に使うオイルをガソリンに混ぜて燃やしてしまう為だ。だから灼ける匂いがするのだね。
焼きおにぎりと小海老天とエビフリャーとお好み焼きとごま油多めチャーハンとビーフステーキと新品のオーブンに火を入れた時の匂い混ざったような香ばしい匂いだ。
今はカストロR30も無くなってしまったが、薬局に行けばひまし油は売っているし、amazonドラッグストアでは500mlや1Lのものも売っている。こういう大きいのは自家製化粧品で使うようである。
ひまし油100%であれば用途外使用だが2ストエンジン潤滑油として使っても大丈夫なはずだ。
また、azという潤滑油メーカーはMEG-004 Circuitというレース用潤滑油をだしている。
また、広島高潤というメーカーは「ひましじゃけん」というひまし油ベースの化学合成油を出している。なんだその商品名は。高い商品なのに…
http://www.kz-hiroko.com/?pid=98820823
このうちひましじゃけんは化学合成で成分をいじってあるので危険だが、残りはひまし油100%なので、こいつらでモービル天ぷらを再現することは可能だ。
なので、次はモービル天ぷらの体験リポートを投稿したいと考えているが、激しい下痢やばらむつ油の無意識漏出のような社会的死を賭してのチャレンジになるので慎重に行きたい。
モービル天ぷらの趣旨を考えると日本薬局方のひまし油じゃなくてAZ MEG-004 Circuitの方でやるべきだろう。
もし「食用ではない油で天ぷらして死亡」のようなニュースが流れたら、量を食べ過ぎるほどサーキット天ぷらは美味かったのだな、とか、あれほど自分で書いてたのにひましじゃけんでやっちまったんだな、と思って頂けたら幸甚である。