はてなキーワード: 同人活動とは
当方絵歴3年程度の素人趣味絵描き。「月5000円くらい稼げたらいいな~」とか軽いこと考えながら本当に軽い気持ちでpixivFANBOXを始めたら、何と3ヶ月で約65万円も稼げてしまった。
論より証拠。まずはこのFANBOX売上画面のスクショを見てくれ。
https://i.imgur.com/AxFgS2n.jpg
「スクショなんていくらでも改竄し放題じゃん」という疑り深い人のために通帳を撮影した画像も用意した。上の画像で信じられない人はこれも見ていってくれ。
https://i.imgur.com/qwZDcRE.jpg
FANBOX始めたのが4月中旬頃なんで、厳密には3ヶ月半くらい経過での実績になるが、いや~しかし我ながらなかなかとんでもないことになってきてると思うわ…
支援者は順調に右肩上がりで増え続けてて、8月はいよいよ収益30万円の大台に乗ると思う。
今後どこまで伸びるか分からんが、FANBOX収益が月100万超えてる絵描きが既にゴロゴロいるし、今後自分も努力して絵の腕を磨き続けていけばいつかはマジでそのラインに到達できる可能性がある。
プロイラストレーターでもプロ漫画家でもない、いわゆる「専業同人絵描き」の人ってどのくらいの収益確保できた時点で仕事辞めて同人に専念しだしたんだろうな…。
自分は当然本業があり、絵は趣味で描いてただけだったが、正直副業としての絵の収入が本業の手取りを超える可能性も充分有り得るんで「仕事を辞めて好きな絵だけダラダラ描いて食っていきてえ」なんて真っ当な社会人なら見ちゃいけない夢見ちゃいそうになるんだよなぁ…。
まあマジで仕事辞めて絵だけで食ってくんなら絵だけで月収100万超えてないと話にならないと思うんで、今の状態では本当にまだまだ夢物語ではあるが。
いずれにせよ、FANBOXには良い夢を見させてもらってる。本業はあくまで続け、地に足付けつつ、可処分時間で全力で好きな絵を描いてこれからも絵による副業収入を得続けていきたいもんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[追記]
何か朝起きて何気なしに記事確認してみたら伸びてるやんけ!これはトラバとかブコメの質問に答えないと失礼だな…!
朝飯食ったらまた追記を書きます!「絵が見たい」って声が意外なほど多かったんで、垢バレしない範囲で絵も上げたいと思います!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[追記2]
とりあえず絵上げた!
垢バレ対策にマジになるあまり、ここで上げる予定の絵をひたすら画像検索にかけまくって自分の本垢が引っ掛からないか試してたらすっかり遅くなってしまったw
結局、恐らく皆が最も見たいであろうタイプの絵であるところの『オリジナルの二次元美少女イラスト』は画像検索かけると基本全部自分の本垢が出ちゃうんで上げられず、辛うじて上げられるのは特に面白みのない練習絵ばっかりになったけど許して🙇♂️
https://i.imgur.com/TbQ9Wgb.jpg
https://i.imgur.com/uhmCyZy.jpg
https://i.imgur.com/FRe0Pi1.jpg
https://i.imgur.com/Fim2Z0e.jpg
https://i.imgur.com/LhiLWk6.jpg
https://i.imgur.com/MfLSXYB.jpg
「絵を上げることは控えた方が良い」と警告してくれたブコメの皆ありがとう…。
自分もその意見に基本賛成で、だからこそ垢特定の危険が一切無い、日常の練習絵とかいうつまらないものしか上げられなかった…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[追記3]
気になるブコメに返事してく!
なんかすっかり投げ銭に抵抗なくなってる時代だよなあ みんな金がねえって言うわりにスパチャはするしガチャは回す 消費者マインドがよくわからんぜ
分かる。特に今の時代は海外勢が強い!自分のFANBOXも恐らく支援者の3割程度が海外勢で、円安に苦しむ日本人と比べて、英語圏から支援してくれてるっぽい海外ユーザーは金払いが良く高額プランにポンポン入ってくれる。海外勢のウケを狙ってエロ絵を描いた方が儲けという意味ではデカいかもしれない。
確定申告もちろんやります!うっかり忘れて税務署敵に回すようなことはやりたくないw
垢特定回避のためにプランの種類の具体的な数は言えないけど、色々用意してる中ではやっぱり500円プランが一番回るなぁ。次に意外にも完全なるお布施専用の高額プランが回る。(ちなみに5000円以上の高額プランに入ってくれるのはほぼ海外勢と思しきユーザーだけ。外国人は金持ってんね…。)
めちゃめちゃ同意。英語コメは当たり前に飛んでくるんでFANBOXもだいぶ国際的なサイトになったと思う。金払いの良い海外勢は『紙の同人誌文化』が無い国から支援してくれてる感はある。彼らにとっては『金払ってでも見たい二次創作=パトロンサイトに行けばそれはある』っていう認識なのかもしれない。金払ってでも見たい二次創作目当てに紙の同人誌をコミケ行って買い漁る文化は日本だけで閉じて終わるのかもしれない。
流行ってるアニメの人気女性キャラの二次創作エロ絵をいかに早く、かつ量を描いて上げていくか。身も蓋も無いことを言えばマジでこれに尽きると思う。
「画力は高いが一次創作しか描いてない絵師」と、「画力は低いが流行のアニメ・ゲームキャラの二次創作エロしか描いてない絵師」では、後者の方が圧倒的に稼げるのがFANBOXの現実だと思う。
稼げるのは本当に良いんだが、FANBOXで小ネタを流し続けるだけで趣味的にも副収入源的にも満たされてしまい、まとまった作品を出してくれなくなった同人作家が増えることを憂う石動雷十太になりつつある。
「プロ漫画家としてオリジナルの漫画を描くより、二次創作エロ同人作家として薄い本をひたすら量産した方が余裕で稼げるので気付いたら全然オリジナル漫画を出さなくなってしまう現象」に近い問題があるよなぁ…。ちょっと前にtwitterで話題になった、「漫画描くより一枚絵のイラスト描いた方がコスパ良くRT・いいね・新規フォローを稼げるので、今の時代漫画を描くのはコスパの悪い行為ではないか」みたいなのと同種の問題が潜んでいるように感じる。
はてブ・増田文化圏的にはそっちの方が断然需要があると思ってなぁ。(絵を見たいというコメが結構あったのには本当に驚いた)
日本はここ数年で素人絵描きのレベルが上がりすぎなんよ。 2000年初頭なら余裕で大人気イラストレーターになれるレベルの人がゴロゴロいるもん。
クッソ分かる…。特に10代とか20代前半とかの若い子達のレベルが上がりすぎ。今って人類史上類を見ないほどイラスト上達に関する情報が溢れまくってる時代だと思うんだけど、そんな恵まれた現代に若い吸収力を存分に発揮できたらそりゃ上手くなるよなぁ…と、羨望にも似た気持ちを若い子達に対して持ってる。
増田はん美大予備校に通ったりしてなかった?そういう人の筆致に見えるが…。絵歴三年でこれだけ描けるようになる人は少ないと思うのでワナビは解散案件だった
ご明察!…と完全には言い切れないのが悔しいところではあるが、一応美大予備校を運営してる学校法人が社会人向けにやってる週末デッサン教室に丸1年在籍してデッサンの基礎を叩きこんでもらったので、筆致には確かにそれが出てるかもしれない。しかし筆致を見ただけでそれを推察できる貴方は凄い!
最近Youtubeのショートでこの二人の動画が流れてくるので
じゃあ講演以外でなにをやって活躍しているのかなって気になって調べてみたけど・・・これはヒドイ
アニメーションとしてはショボイし、話も見ていられなかった
これなら無理に動かさずに朗読劇に静止画つけるだけでよかったのではと思う出来
同人活動って揶揄してるコメントも見かけたけど、クラファンの支援者がかわいそうだなって思った
オタキングとホリエモンとあなたがつくる。みんなのアニメプロジェクト!
https://camp-fire.jp/projects/view/694
このたび結婚するので覚え書き
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
○ニート
○実家は田舎の本家だけどそこまでお金は無い、むしろ分家の親戚は大金持ちがいくつも
○サマーウォーズの縮小みたいな家
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
理由はあっちが風俗に行ってそれだけならいいんだけど、病気を貰ったらしく私に移したので愛想尽きてバイバイ。
都内で働いてたけど仕事もセクハラ受けて嫌になって実家に帰った。
のんびり実家で家事手伝いしてて、よくしてもらってる親戚の家にお礼に料理持っていったり色々してたら見合いする運びになった。祖父母や親は一人娘に甘いのでニートしてても小遣いくれるようなおうち。むしろ結婚して東京にずっと暮らす方が嫌だったらしいのでニートでも家にいるほうがいいと口を揃えて言った。親族もみんな帰ってきてくれて嬉しいって言ってた。
ここでよく女は下方婚をしないって言うけど見合いになるとそれが顕著すぎて、私にお見合いを持ってくる人(数十件あった)はみんな挙って「会社経営や開業医等のお金持ちのお家」「最低でも子供の代までは一生働かないでいられる」「新築を立ててあげる」「同居はない」「真面目で優しい男の人」「ご両親も優しく絶対同居は無い」は必須事項だった。釣書を持ってくる人全員これを言ってた。
逆に私のことは「若くて綺麗な女性」「お料理がとても上手」「こちらでずっとおうちのある本家のお嬢さん。お墓も大きなおうち」というのが売りだった。
田舎のため部落でないかとかも重要事項なため一番最後はめちゃくちゃ効いたらしい。
本家だから婿取りって話は子供のときはあったんだけど、祖父母や両親は別に嫁に行きたければどうぞって感じで終わってた。いまは昔ほど田舎も家や苗字に拘りはない。
そんな感じで結婚することになったんだけどいざするとなれば親族みんな揃って「嫌になったらすぐに帰っておいで」「子供連れてでも嫌になったら電話一本で迎えに行く」って言ってる。
下方婚って恋愛結婚が前提だから生まれた価値観なんだなって思った。少なくともお見合いなら尚更弱者男性は肩身が狭い世界だと思う。
このたび結婚するので覚え書き
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
○ニート
○実家は田舎の本家だけどそこまでお金は無い、むしろ分家の親戚は大金持ちがいくつも
○サマーウォーズの縮小みたいな家
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
理由はあっちが風俗に行ってそれだけならいいんだけど、病気を貰ったらしく私に移したので愛想尽きてバイバイ。
都内で働いてたけど仕事もセクハラ受けて嫌になって実家に帰った。
のんびり実家で家事手伝いしてて、よくしてもらってる親戚の家にお礼に料理持っていったり色々してたら見合いする運びになった。祖父母や親は一人娘に甘いのでニートしてても小遣いくれるようなおうち。むしろ結婚して東京にずっと暮らす方が嫌だったらしいのでニートでも家にいるほうがいいと口を揃えて言った。親族もみんな帰ってきてくれて嬉しいって言ってた。
ここでよく女は下方婚をしないって言うけど見合いになるとそれが顕著すぎて、私にお見合いを持ってくる人(数十件あった)はみんな挙って「会社経営や開業医等のお金持ちのお家」「最低でも子供の代までは一生働かないでいられる」「新築を立ててあげる」「同居はない」「真面目で優しい男の人」「ご両親も優しく絶対同居は無い」は必須事項だった。釣書を持ってくる人全員これを言ってた。
逆に私のことは「若くて綺麗な女性」「お料理がとても上手」「こちらでずっとおうちのある本家のお嬢さん。お墓も大きなおうち」というのが売りだった。
田舎のため部落でないかとかも重要事項なため一番最後はめちゃくちゃ効いたらしい。
本家だから婿取りって話は子供のときはあったんだけど、祖父母や両親は別に嫁に行きたければどうぞって感じで終わってた。いまは昔ほど田舎も家や苗字に拘りはない。
そんな感じで結婚することになったんだけどいざするとなれば親族みんな揃って「嫌になったらすぐに帰っておいで」「子供連れてでも嫌になったら電話一本で迎えに行く」って言ってる。
下方婚って恋愛結婚が前提だから生まれた価値観なんだなって思った。少なくともお見合いなら尚更弱者男性は肩身が狭い世界だと思う。
公募とかの締め切り前になると挫折してしまう癖をどうにかしたい
いつも趣味では作品をぱぱっと作れるくせに、力試しになると筆が進まなくなる
毎回1ヶ月前には完成させようと思っても、「どうせ選ばれない」「選ばれなければ時間の無駄」「こんなの誰も求めてないよ」って気持ちになるから、どんなに足掻いても達成できた試しがない。
選ばれる人は締め切りがあろうがなかろうが作品を完成させているので、私は生み出す人間には向いていないんだろうな
なんだか色々ごめん
本当はもっといっぱい書きたいことあったけど、完結したし、1日で一つの作品として出せたのでオールオッケー!
趣味で~と書いたのは、同人活動と仕事が含まれているんだ。(その仕事も趣味の延長線上だけどね)
だけど何か賞を取ったことは一度もなくてね。入選はしても、賞は一度もない。
とにかくおかげでどうにかなりました。
本当にありがとう。
この成功体験が私の中で良い方向に向かうことを願うばかりだよ
海外の観光産業では、日本人観光客は「クレームをつけずに黙っていなくなるから怖い」と言われていると聞いたことがある。
なぜクレームをつけないのか。
改善するとは思えない、改善したとしてももう来ないから関係ない、文句を言って相手に響かなかったら(態度が悪かったり、逆に言い返されたりしたら)結局自分が疲れる…
色々な理由があるかもしれないけれどクレームはつけない。クレームはつけないけれど、ざわざわと口コミは広がる。結果行かなくなる。
わざわざ好き好んで悪い口コミを見なくても肌感覚でわかるし。皆生活するのに必死でそれどころではない。
政治家の言う少子化対策は結局バラマキで泥縄政策で、根本的な「産めばなんとかなる」「産みたくなっちゃう」という明るい空気の醸成には至らない。
むしろ実質増税案が出て「子持ち罰」なんて言われる始末だ。独身にも罰があり、子無しにも罰があり、子持ちにも罰がある。生きてるだけでほぼ人頭税。
ここへ来てこれならクレームつけても無駄かもな…的な政治への「期待のできなさ」が蔓延していて
(与党なんかはある意味その「期待のできなさ」のおかげで勝ち続けてきているとこもある。ので斬新な方針転換はできない)、結果、無言で産まなくなる。
特に女は産んだ場合の肉体的・自己実現的負担の大きさが半端ない。それでも昭和の頃なら産めばなんとかなったんだろう。
会社員夫と専業主婦妻でなんとかなるモデルが出来上がっていった時代もあった。でも今はそんな時代じゃないってことは、今さら説明するまでもない。
世界的に見れば人口は増える一方で、2050年には100億人超える説が濃厚で。
日本は少子化対策が喫緊の課題だと言われているけれど、地球規模で見れば人口は過多なんだから、別に減っていいんじゃないの?減らしたほうがむしろ適正なんじゃないの?地球のSDGs的には。
日本が人口増やさないと困るのは、年金とか労働とか主に「経済社会をどう回すか」のシステム部分なので、人口増政策を考えるのと両輪で「少ない人員で回る仕組み」を考え作ることも政治の仕事じゃないんでしょうか。
でもそれ全然できてないよね(実感できるのはセルフレジの増加くらい)。産めよ殖やせよ、つってバラマキしたところで、増えないよ今の政治のままじゃ。未来を感じられない政策のままじゃ。
翻って自分の話をする。
氷河期世代独身子無し。給料はさほど多くないけれど、一人で食べてはいける。
友達には結婚した子もいるし、離婚した子もいるし、なにより似たような境遇の子が年齢に関わらず圧倒的に多い。類友だ。
結婚して子供がいて離婚していない(言い方!)友達とは、今はあまり会っていない。
子育てが忙しいだろうし、向こうは向こうで類友(ママ友)と会っているだろう。なので私と私の周囲だけの話になる。
独身、皆楽しく充実して暮らしている。推し活、サ活、ソロキャン、ベランビング、ガーデニング、
同人活動、スパイスカレーに凝ったりなんかして…こうやって並べるとおじさんの趣味と変わらないけど、私たちもこんなもんだ。
独身子無しが「今とても充実している」と言うと決まって「先は厳しい」と言うひとが出てくる。意地悪だねぇ。
曰く「結婚していないと(子がいないと)寂しい老後になる」「ヨボヨボになったら誰に面倒見てもらうのか」トカトカトカ。
そんなのねぇ「どうですかね」としか思わない。
私たちはもう、結婚してて夫婦一つ屋根の下に住んでいても、子がいても、寂しい人を知っている。
諸々揃っていても寂しい人なんて世界中にゴマンといるこの世の中で、老後が寂しいか否かなんて「自分次第でしょうよ」としか思えないし、
自分の老後についても「まぁなんとかなるやろ」としか思わない。なんとかならなかったらその時はその時でしかない。
今どんな環境であれ未来がどうなるかわからないのは誰でも同じことで。あと「老後の面倒見てもらうために子を産む」発想は私にはないわぁ。
未来(老後)とか他者(子)のことよりまず「今」「自分」でしょ。刹那主義者ではないけれど、「今」の積み重ねが人生なので。
ごたごたと書いたけれど、私は心の底から「子供いなくてよかった…!」と思う。「産めばよかった」と思ったことがミリもない。
こんな世の中に産んだらかわいそう…責任が持てない…まっとうな大人に育て上げる自信ない…という気持ちを差し引いても、
そもそも自分の人生において子供を持ちたいと積極的に思ったことはなかったし(「持つかもしれんな」くらいならあった、あったこともある)、
これからもおそらくないし、ないままそのうち子を産めなくなって、それで後悔はないだろう。
「母性神話」の人たちには信じられないかもしれないけど、私はそんな感じだし、そういう女性(匿名であれ顕名であれそれを表明する女性)は増えているという体感はある。
女=子産み本能 とか別にないし、もし仮にそういった動物としての本能が「ある」ということだとしても、結局のところ本能に従って少子化が進んでいるんだと思う。
さっきも書いたけど、地球は既に人口過密なので。(水槽の魚が過密になったらなんだかんだで適正数まで減る…と同じという意味で「本能」でいいと思う)
今子供がいる人は、今とこれからの世代が子を産まなければ困るんだろう。でも我々子なしは困らない。残念ながら困らない。
私はひとりでいることが苦痛ではない(どころかむしろ快適だ)し、家や身の回りを暮らしやすく日々調整している。
プライベートな領域に「他者」が存在しないというのもあって、自分次第でどんどん快適になる。楽しい。
これは自分に「楽しむ能力」があるからかもしれないし、やっぱり自分で自分の食い扶持は稼いでいるからできることなのかもしれない。
もうほんとに、女は職を、経済力を手放してはいけない。本当に。資産家は別として。
雑音は聞かなくていい。自分の幸せは自分のもので、他人の幸せとは別もの。
自分にとっての幸せがわからないまま生きてる人も多いけど、わかった方が楽しいし。
それを知るために「絶対」ではないものの、あった方がいいのは「教養」と「経済力」だと私は思っている。
職もって自力で稼ぎ続けると、それ両方くっついてくるから…と思ってる。
(もちろん別ルートで教養や経済力を得る人もいるだろうし、そんなのなくても「自分の幸せ」が見えてる人もいるのはわかっており)
私が今自分で自分を養えるのは、自分の能力もあるけど、教育を与えてくれた親のおかげが大きい。ありがたい。
女を子産み奴隷にしておきたいタイプの人々は「女に学はいらない」と言うだろうけれど、幸運なことにうちの両親はそうではなかった。
(親ガチャ…あるね…と思う)
「結婚しろ」攻撃はいっとき強かったけど、今はもう諦めたみたいで「あんたが幸せならそれでいい」と言ってくれた。
孫の顔は見せられないが、私は強く楽しくまっとうに生きているので、親はそれ見て安心してくれたようだ。
贅沢を言えば、もっと給料がもらえたらいいし、て言うか、宝くじが当たって資産10億円になればいい。
そしたら趣味で仕事をします。社会との接点は持っておきたいから。
贅沢を言えば、常に恋人がいたらいい。恋をしてる時は楽しいしな。
あと、男女ペアの方が行動しやすい場もあるし、たまにはそういうの行きたい。
でも、贅沢を言わなければ、今のこの状態で必要十分だなって思うし、なんと、私は今幸せだ。
老後のためにある程度は資産形成して、体力づくりして、もし残るものがありそうなら遺言きっちり書いて、
あとは似たような境遇の友達と適当に暮らせればベスト。両親を見送ったら後はいつでもいいし。
とは言え生き死には選べないので、無駄に長生きしてボケ果てて死ぬかもしれない。それはわからない。
配偶者や子がいようがいまいが誰でも死ぬ時はひとりだし、なるようにしかならない。
政治や社会は少子化を「ゆゆしき事態」ととらえているけれど、一個人としてはこんな感じ。
本当に「ゆゆしき」と思っているなら、もっと早く対策しておくべきだった。
具体的にいうと、90年代、バブル崩壊後にすぐやって、団塊Jrという人口ボーナス世代を救っておかねば今こうなるのは自明だったんじゃないかな。
当時の政治や経済界が先を見通せず、仕事をしなかったので、正直手遅れだと思います。
今となっては人口減でも回る仕組みを作る方向に舵を切らないと、そっちも手遅れになるかもね。
いずれにせよ、2023年日本に生きる氷河期世代の女一匹として「子は持たなくて本当によかった」が本音。
追記1:ツイッターで自陣に回ってくるまで気づいてなかったんだけど、読まれてるのですね。長文なのに、読んでいただきありがとうございます。
「コメント欄が地獄」と見かけて気が気じゃなかったけど、ある意味想定内なのかもしれません。
まぁ、斜めにざっとしか読んでないけど…(「地獄」をひとつひとつ真正面から読み込むほどの誠実さは私にはないので)。
いろんな理由でこういった意見がお嫌な人はお嫌でしょう。だから「普通は/大多数は」「思ってても言わない」「クレーム入れずに黙って消える」のです。
表立って言わないことを敢えて書いたんだから、こういう言い分が耳障りになる人たちからの反発があるのも理解できます。
ただやっぱり、本稿に記載のない私の心情、状況、属性、生育歴、はたまたルックス等を「こうであるに違いない」「◯◯乙」と決めつけている系コメに関しては、
「それが私に刺さるとしたら、図星な場合だけかな…」とは思うのですよ。
しかしいちいち「違いますぅ!」「本当はこうですぅ!」とか言ってるうちに私の輪郭線がはっきりしてきてしまいそうですし、
「そう思うことであなたの気持ちが安らぐのであれば、そう思っておいてください」としか言えないですね。どうぞ安らかに。
追記2:「恋人はアクセサリーじゃねえぞ」的な意見もどこかで見ました。これはたしかにそう。
「オプション」という書き方がいやらしかったと自分でも思います。
愛し愛されは、ないよりあった方が自分的にはいいなと思っている、というようなことが言いたかったです。
ただ、自分は「常に恋人が途切れない」タイプではないので、恋人がいるときの楽しい嬉しい気持ちを思い出しつつ(むろん楽しいだけじゃないが…)という気持ちもあり、
また、恋愛→結婚という一本道も想定していないので「あったら楽しいオプション」みたいな書き方になってしまいました。ここ、うまく表現するの難しいですね。
追記3:たくさんの反応をいただき、ありがとうございます。こちらで追記は最後にしたいと思います。
まずネガコメをざっと見回して思ったのは「呪いがすごい」ということ。
「酸葡萄」「これでいいと言い聞かせている」「50、60になっても同じことを思っていられるか」「30年後にもそう…」「死ぬ前に…」
この類のコメントって結局言いたいことは「悔しがっていてほしい」「(どこかのタイミングで)子を産まなかったことを後悔しろ」「後悔して死ね」ってことなんですよね。
いやいや、しないと思いますよ。まぁ未来のことだから「絶対」とは言えないけれど、たぶんしないと思う。後悔しない婆になる。
でもそういうストーリー(子を持たない選択をした女が幸せに生きて死ぬ)は「嫌」なんでしょう、そういう人たちは。
で、私の興味は、なぜそんな呪いをわざわざ人にかけるのか?(大丈夫か?)、になるんだけど、
まぁ、呪ってる人々のパーソナリティ(男?女?未婚?既婚?子あり?子なし?自身の選択や現状を後悔してる?してない?)を推察したところで意味がないのでここでそれはしません。
私のパーソナリティを「こうであるに違いない」と決めつけられてもな…と同じくらい、私にとっては意味のないことです。
(「違いますぅ」「本当はこうですぅ」の応酬ほど不毛なことはない)
ここまではっきりと呪う思い(呪う思い…)を可視化されて、改めて思いました。
「女は『産む性』を行使しないと後悔する」という呪いにかかる必要なんかないよ、と。
「産みたい」という気持ちがあるなら産めばいいし、産んだことに後悔せず生きてく方がいいのと同じくらい、「産みたくない」という気持ちも尊重されていい。
「産みたいのに産めなかった」人も同様に、この呪いにかかる必要はありません。
「後悔させようとする」勢がなぜわざわざそうしたいのか、比喩的に端的に言うと「信仰が揺らぐから」なんだろうなとは思います。
「黙っておけ」という、言論の自由と真っ向勝負するが如くな封殺ムーブもその一環でしょう。
でもなぁ、他者に呪いをかけるようなその「信仰」に巻き込まれる必要は1ミリもないなと思いました。
生き方は自分で決めればいいし、自分自身への決定権を持つために必要だと思うことは、本稿で書いたとおりです。
他者や社会からの決めつけに「呪われない」、他者の生き方を「呪わない」で生きていられたら、私はそれが「幸せ」のひとつだと思うのです。
ご自身のポジション(男女未既婚子有無…)にかかわらず、肯定的なご意見をいただけたことにも、感謝しています。
Twitterで「創作活動を妻に報告したら活動休止を要求された」というツイートが少し前に話題となった。
正直なところ、彼の家庭環境や奥様の置かれている状況。
そして自閉症の特性の強さや性格によって対応も何もかもが違ってくるので、何とも言えないと思った。
ただ、奥様の感じている気持ちには寄り添わねばいけないと思うから、人様のことながら一度、筆を置いたのは正解だと思う。
これから就学を迎えるのであれば、尚更。
ところで私は一ヶ月に4万字書いたことがあるので、その時のことを書いてみる。
私は趣味で二次創作、つまりは同人活動をしている。夫には報告済み。
幸い、夫婦共にシフト制の仕事だったため、休みをやりくりしながら療育に通うことが出来ていた。
そんな中で二次創作の企画に参加。当初は2万字程度の予定だったが、いつの間にか4万字書いていた。
どうやって時間を捻出していたのだろうと振り返ってみれば、
そりゃもう単純に、仕事、育児、家事、睡眠以外の時間全てを創作活動に注ぎ込んでいた。
子供たちを早く寝かしつけるために全集中家事の呼吸を繰り出し、寝静まった後に文字を打つ。
職場での休憩中(実質30分間)はもちろん、休みの日も子供たちが落ち着いている時は、見守りながら文字を増やしていた。
療育の時間も見守りが大半の時間なので、頭の中でプロットを切っていたし、行き帰りは大体の内容を考えていた。
そんなわけでクオリティはさておき、出来上がった頃には何故か4万字になっていた。
今思えば、家族旅行の新幹線の中で「いやマジで締切ヤバいから、子供たちを頼む!」と夫に言い放って、集中して取り組めた4時間は大きかったと思う。
下の子がほぼ寝ていてくれたのが本当に助かった。今からでもお礼を述べたい。
締切もあったため、一ヶ月という期間限定だったことが良かったのかもしれない。
正直なところ、最低限の家事しか行っていなかったのと、「今月だけだから!」と家事と育児タスクを多めに夫へ割り振っていたので。
元々、家事も育児も夫婦で分担していた状況だったから出来たことだと思う。
その後はゆるゆると自分の体調や子供の様子に合わせて活動している。
就学相談、放課後等デイサービスの見学、相談支援事業所の決定を早めに行っていたおかげで慌てずに済んだ。
本当にこういうことは早めに見通しをつけておいたほうがいい。
そして一番大きかったな、ということは当時は二人とも保育園児だったことだ。
小学生になると、宿題や学校行事など親がフォローしなければいけない部分も多くなり、PTA活動もある。
書くなら子供が保育園児のうちだ!というのは声を大にして言いたい。
障がい児の親って凄く大変だけれど、自分の人生を楽しむことだって忘れたくない。
家庭の状況に応じて趣味を楽しもうな!
10年以上続けてきた趣味の同人活動になんだか疲れを感じている ちなみに二次創作 ジャンルはさすがにいくつか変わっている
コロナ禍でも中止になったイベントを除いて近場は積極的に出たりしていた
昔はY冊しか売れなくても次はこう書こう!って切り替えることできたのに、
GWのイベントでX冊は出たのにひどく売れなかったな、、と落ち込んでいる
ジャンルの変え時なのかもしれないんだけど、書きたい、と思えるようなものに出会えないし
なんなら現ジャンルのこの本が読みたいな、ならいくつかネタがある
でも自分だけしか楽しくないんだろうな、次はもしかしたら自分以外に誰も観てくれないかもしれない
-----------
嘘だろ???神様なの???年の瀬だから来訪神かなんかが来てくれたの????
という気持ちを抑えながら小銭を受け取り、震える手で新刊を1冊渡した。
ほんとに夢見てるみたいだった。
1人目が去ってほわほわした気持ちでパイプ椅子に座って、思わずガッツポーズをした。
この痛ムーブを多分隣のサークルには見られたと思うけどそんなことはどうでもいい。
俺の本が、売れた。
1冊売れた。
俺もうここで死んでもいいや………
「ここにあるの1冊ずつください」と言ってくれた猛者までいた(これはいまだに信じられない)。
俺、生きててよかったわ………
ここまで活動続けてきてよかったわ…
心バッキバキになっても辞めなくてよかったわ………
こんな数でも受け取ってくれてほんとにありがとう。
そんで、ポチってくれるかもしれないまだ見ぬ誰かに、祈るような気持ちで撤収作業に戻った。
-----------
……というのが、こないだのコミケでいいことがあったってゆー俺の半生記です。
承認欲求のマネジメントとか劣等感との付き合い方とか、なんか意識高いっぽい文章書くつもりだったのに、オタク丸出しの早口長文になってしまった。スマソ。
そんでここまで読み切った酔狂な人たち(いるのか…?)、いつかイベント会場ですれ違おうぜ。
俺そのへんで本売ってると思うから。
(※補足)
ちなみにコロナのどさくさに紛れて社畜やめて転職したわ。前よりは時間できたから、今年は死ぬほど描いてたくさん本出したい。
-----------
……っていうすごい熱量の書き殴りのメモをスマホから発掘したのでアップします。
今年のゴールデンウィーク、大きいものから小さいものまでいっぱい即売会があると思います。
紳士淑女のみなさま、頑張っているピコ手がいたらぜひ応援したげてください。あなたの手に取った1冊が、ギリギリの場所で創作を続けている人の命綱になるかもしれないので。
これで現在が万フォロワーの神絵師だったらアツい少年漫画なのだが、まっっったくそんなことはないことを先に断っておく。
ちなみに現在のフォロワー数は500以上1000以下とだけ明記しよう。
これで読む気を失くした人は実に正しい。回れ右してもっと為になる記事を読んだ方がはるかに良い。
それでも読み進める酔狂な紳士淑女たちはしばしお付き合いを願いたい。
(なお活動の内容はTwitterに絞り、pixivやskebについて言及しない。)
-----------
これはノートにシャーペンで描いた絵を写メでパシャってた頃から今に至るまでの、大して伸びてない俺の、しかし愛と劣等感と承認欲求と生きがいにまみれた記録である。
-----------
かれこれ×年前、新卒で入った会社での馬車馬労働も落ち着いた頃。
「忙しくて絵描くヒマなんか無くなっちゃったよ〜☆」というまともな人のレールに乗りかけていた自分に気づき、ゾッとなって作ったのが現在の主戦場・イラスト垢である。
絵を描くのは物心ついたころから大好きだ。中学ではお絵かき仲間と自作漫画()のノートを見せ合い、高校では漫研に入って己の井の中の蛙感を思い知らされ、美大にこそ進まなかったものの、大学でもなんやかや作ったり描いたりは続けていた。
それがなんだ、社会人になった途端に魔法が解けたようにぱったり辞めてしまうのか?ありえないだろう!気を確かに持て!!
ということでTwitterにイラスト専用垢を作り、ノートに描いたオリジナル絵(この頃は全年齢)を写メで撮って画質調整すらせず手元の影が映り込んだような状態でアップする日々が始まった。
-----------
なんか最初は気合入れて初任給で買ったコピックを使ってカラー絵なんかも上げてたが、「1日1枚更新、かつツイート数=アップした絵の枚数だったらカッコよくね?」という中学生の妄想じみたイキリで運用していたため数日で挫折、上記の通り「とりまなんか描いて上げる」感じになった。
当時は「ハッシュタグは馴れ合い」というクソダサ固定観念があったため、ただひたすら黙々と上げていればそのうち報われる的なシンデレラストーリーを思い描いていた。
そして絵を数十枚上げた頃、ようやく気付く。
当然である。当時はフォロワー数2桁、20くらい…?(お絵描き垢ということだけでフォロバしてくれた心優しい人々)だったうえ、絵もヘタクソでアナログ民である。イイネもRTもある訳がなく、ただ孤独感ばかりが募っていった。
そこでいくつかハッシュタグを使うようになる。ワンドロ(1 drawing=特定のお題に沿って1時間で絵を仕上げてUPする企画)という存在を知ったので、好きな作品のワンドロを見つけてはこれまたドヘタクソな版権絵で参加しだす。ワンドロ公式から必ず1つはイイネとRTを貰えるので、それを心の糧にしていた。
というかこの時期、アナログ民でも参加できる懐の深いワンドロに出会えていたことがマジで幸運だった。
フォロー祭り的な拡散系のタグは使わなかった。何も起きなくて落ち込むのは俺なのでね!
-----------
ともかくモチベーションが出来たことでまた同人誌作ろうかなーと思い始め、学生の頃2〜3回参加したことのあるコミティアに出ることに。この頃はまだストーリーもの?4コマ?みたいなやつとか描いてた。
衣食住ぜんぶ自分で面倒見ながら可処分時間と睡眠時間全ツッパして命からがら仕上げる、宝物のような24ページの本…!!!
そういう本が、1冊も売れないのがコミティアだよねー。
うーわしんどいな、これキッツイな……と痛感しながら座る長机(半分)で、それでも撤収する頃には「またここ座ろ☆」と思いなおす狂った思考回路と仲良ししながら活動を続けた。
社畜との両輪で参加したコミティアは2〜3回、頒布数は平均3冊くらいだったろうか。
一度だけドハマりした作品で版権モノのオンリーイベントに参加したが、ここでの頒布数は1だった。
というかその直前のコミティアで頒布数0をやらかしていたので、心機一転での二次創作だった。なのに開場から3時間経ってもガチのマジで0冊。泣かないように奥歯を噛み締めながら、列のできる両隣のサークルの合間でモーゼ状態を耐え抜いた時のことは昨日のことのように思い出せるし、こん時に比べれば大抵のことは頑張れる俺である。
でもね、閉会間際で1冊だけ売れたんだよ。
無配ペーパーを持ってってくれてたらしき人がたまたま再度通りかかり、「あ ここだ」と呟いて立ち読みし、悩んだ末に買ってくれた。
この1冊がなければ完全に心が折れて描くのを辞めてたかもしんない。
あのとき買って行ってくれた人、心より御礼申し上げます。あなたがいなければド底辺絵師が一人消えてました。(キモい)
-----------
こうして3年ほど経った頃……
「伸びねーーーー増えねーーー」
と思っていた。
当然である。
絵の読み込みにスキャナーを使うようになった程度で、別に大して上手くならない画力(描けてれば幸せ♡だったのであんま練習とかしない民)に流行りでもなんでもない変な絵である。特定の性癖があるわけでもなく、今をときめく版権絵でもない。
伸びるワケがない。
「描けてれば幸せ♡なら伸びなくてもいいのでは…」と思われる諸氏。
無理やぞ????
たまーにいるけどね、そういう良い意味で無敵の人。ああなれたらマジで強いしカッコいいと思う。
けどな、俺ザコキャラだから!!!絵上手くないくせに承認欲求は人一倍だから!!!豆腐メンタルで麻婆豆腐だから!!!!
とはいえなんか絵の練習はせねば、まずは気軽にできるやつ…と超絶便利サイトのポーズマニアックスを選び、1日8ポーズ、10分足らずの練習を2ヶ月ほど続けてみた(結果的にこれはやってよかった)。
けっこう思い通りの線引けてるんだけどな、やっぱ根本的にド下手なんだよな……というモヤモヤした感覚を抱きつつ活動を続ける日々を送っていた。
-----------
そんな中、「これフルアナログなのが原因では……??」と思い始める(気づくのが遅すぎるネ☆)。
俺は「誰か父さんのメールアドレス知らない?」と聞いてくる父と「ケータイでインターネットに繋いだら絶対に
高額請求が来る」と信じて疑わない母から生まれた生粋のデジタル音痴である。アナログ民を脱することなど夢のまた夢だと思っていた。
ヨドバシカメラでペンタブレットを触ってみても、「手元のペンと目の前の画面」の違和感がハンパなくて踏み切れなかった。
かといって液タブとかいう神のツールは10万フォロワー越えの神々が使うものだと考えていたので、実力的にも金銭的にも雲の上の存在だった。
かつて「描線をデジタル化するボールペン」とかいう謎な商品に目が眩み、コツコツ溜めた3万(くらい…?)で買ったことがある。
もともと速記用のペンをイラスト向けに改良したとかなんとかで「俺の求めていたものはコレだ!」と息巻いたが、レビューが全然見当たらん。なんか変だな…?と思いつつも意気揚々と購入したが、案の定まともに使えるようなものではなかった。当時の俺のPCは聞いたことねえメーカーのノパソだったため、なんかもうあらゆる意味でダメだったんだと思う。このへんの身の振り方がデジタル音痴たるゆえんである。
絵が上手くならない理由は「物を見る目があまりに歪んでいる」といまさら気づいた俺は、社畜の合間を縫ってデッサン教室の夜間クラスを探した。
死んだように寝て過ごす休日のうち気力で3時間を振り絞り、電車に乗って教室に通う。
ここで想定していたのは美大受験みたいな切磋琢磨の場だったのだが、俺が受講したのは社会人向けである。
初心者の俺が「お上手ですね〜〜」と言われるぬる〜い空間だった。
当然である。
周りは良き趣味のおばさまがた、ここは「継続的に金を落としてくださる生徒さん」の集まる場所だったのである。
もどかしさを抱えつつ、それでも評価の中に混じる「ここはもうすこーしこうした方が…」という言葉を金言のごとく握りしめ、反芻しながら目の前のモチーフを描いた。
が、爆睡と家事で精一杯だった休日のうち、この習い事というミッションはかなりハードルが高かった。
そして疲弊の色が濃くなり、仕事の繁忙期と重なって半月ほど足が遠のいていたタイミングでコロナ禍が始まった。
実は数年前にも断続的にクロッキー会に通っていた時期はあるんだが(この時は教室の遠さと値段の高さで数ヶ月で断念した)、コロナで「ぬる〜い場所」にすら集まれなくなったのは痛手だった。
-----------
一方Twitterでの活動は、そんな七転八倒をしながらもワンドロだけはコツコツ参加し続け(版権のワンドロはどれも垢が消えたのでオリジナルだけになっていた)、「いつもなんかいる人」という枠でフォローしてくれる人たちに支えられていた。
ワンドロ以外での反応は閑古鳥だが、もはやそれが普通であると納得してすっかり馴染んでいた。
UPした絵が100枚を越えたのを機に、アナログ絵をまとめた本を作った。
そしてイベントで売るついでにおっかなびっくり書店委託の申請をしてみたことがある。
規定通りに虎の子の1冊を現本として送ったが、お祈りどころか受け取りの連絡すら来なかった。
問い合わせる勇気もなく、実力の無さと壁の高さを改めて感じた。
5年以上の活動期間でフォロワー数もやっとこさ100に到達したものの、しかし現状はさほど変わらず。
がむしゃらにやってきていた俺は次第に病んでいった。
-----------
……が、余計に病んだ。
しかも「何も描かない人生なんて……俺……生きてて意味あんのか……?」と真剣に悩むレベルで、「別にTwitterに入り浸らなくても平気なんだな」と分かった一方で、「絵を描かない自分」にだけは耐えられなかった。かといって何か描いてしまえばまたムクムクと承認欲求が湧いてくるので、「俺から絵を取ったら何が残るのか」というif論の世界線にいるつもりで意識的に描くのをやめていた。
自分の手で何かを生み出さなくなった時間がヒマでヒマで仕方なく、かといって本を読むとか建設的な情報の摂取もできなくて、大好きな漫画への興味もそれなりになっちゃって、虚な瞳で哲学ニュースとカラパイアを行き来する地獄の様な日々を送っていた。
(ちなみにこの期間、無意識に熱意を注ぐようになっていた料理スキルのおかげで自炊がだいぶラクになった)
ストレスが極まって真夜中にひたすら川沿いを歩き続けたりもした。
なんとなくチャリで長旅行きてえな(学生の頃はちょいちょいやってた)などと考えていたが、やはりその場合でも気づけば「旅先で撮った写真をいい感じに分類してアップするサイトを作ってみたい」とかいう思考がスッと出てきたのでもうダメだと思った。
なんか作ってないと死ぬヤツって天才とかだけだと思ってたんだけど、大して努力もできないような凡人の中にもいるんだな、そしてそれはなんだか残酷だなあと身をもって知った。
-----------
進むも地獄、戻るも地獄な精神状態が半年近く続き、同じ地獄 -hell- なら踊らにゃソンソン…?と思い始めたある日、ネットで調べ物をしている最中にとあるバズツイを目にする。
さいわい俺はオタ活もソシャゲもしないぼっちの根暗オタクで社畜なので、好きにできる貯金くらいはある。
知り合いも「液タブに手が出ないならあいぱっよ」的なこと言ってたなーと思い出し、思い切って導入することに。
お絵描きソフトはいくつか試した末にProcreateを選んだ。クリスタの多機能さ()についていけなかった俺は、UIが直感的でツールとアイコンを極限まで絞ったプロクリがスッと手に馴染んだ。
ペーパーライクフィルムなるものを貼り、紙のザラザラ感を脳内で補完しながらApple Pencilで線を引く日々が始まった。
フルアナログ底辺野郎が、板切れ一枚でフルデジタル貴族に転生したのである。
-----------
それが×年前のこと。
ここから「オリジナル絵はもともと伸びにくいけど、ちょっとエッチだと訴求力が上がる」という観測結果をもとにR18に手を出す。
といっても乳首解禁程度で可愛いもんだが、方向性が定まったことで不安が少し減った。
フルデジタルで久しぶりにいつものワンドロに参加すると、反応が違う。イイネRTが3割増しといったところだろうか。(※ここでの3割増しとは3RT→4RTのような血で血を洗う話である)
デジタルのバケツ塗りになったことで、アナログだった頃の癖の強さが軽減されたのかもしれない。
やっっっっっっと俎上に登れた、と思った。
いつでもどこででも描けるiPadは社畜の俺にはピッタリで、しんどくて布団から出られない時でも通勤電車の中でも四六時中描けるようになった。
デジタル作画はワンタッチで消しゴムが使えるので描くこと自体のハードルが下がり(筆圧鬼強野郎なので消しゴムかけが大変だった)、本を買って絵の勉強を始めた。まずは骨格と筋肉から!と、教本の図解をじっくり模写する方法で自分なりに学ぼうとした。
だがデジタル音痴な上に加減も融通も効かない俺である。両手両足をやり切ったところで一度息切れしてしまった(でもこれはやってよかったと今でも思う)。
-----------
数ヶ月後、それらの勢いでオリジナルの同人誌を1冊出す。そしてサイコパスな神絵師の友人の甘言に乗って再び「書店委託」なるものに挑戦(ふつーフォロワー100人前後の人間にそういう話するか?)。
実力的には最低レベルにも達していない自覚があったので、何度もお断りされるなかでいつかOKもらえたらなーという気持ちで申請。
が、思ったよりあっさり通った。
同じような画力の低さでも、版権作品ではなく「オリジナルのエロ」という切り口だけで「まぁ…いっすよ」と言ってもらえたのかもしれない。
やるなら徹底的に!と思い、紙の本を3社に委託。そもそも30部とかしか刷ってない本を5部とか10部でも受け付けてくれるプロの仕事ぶりに、尊敬と畏敬の念しかない。
みんながわいわいしている端っこに自分の席を置いてもらえたことで、ずっと憧れていた「輪の中に入る」ことがちょびっとだけできた気がしてめちゃめちゃ嬉しかった。
そもそもド底辺の自分がなぜ身分不相応にも書店委託や電子販売なんぞを活発にやりはじめたのかといえば、
「そこでの売上が決して0冊ではない」
作品も作家も、露出しなければこの世に存在しえない。フォロワー数2桁でのたうち回っていた俺のつらさは「この世に認知されない」ことだった。
コミュ力さえあれば自力で輪を広げることも可能だが、そんな能力あったら初めからこんな苦労してねーよという話である。
ならば厚顔無恥だろうとおこがましかろうと、一方的に「俺ココにいるよ!こんな本描いたんだよ!」と嬉しそうに手を振る方が100倍マシじゃねーか。
そんで委託した本を買ってくれた誰かが、「このページのこのコマのこの乳だけはイイな」とさえ思ってくれれば俺は大往生である。
しかも誰かがその本のために払ってくれた数百円は、汗水垂らして働いたお金だったり数少ないお小遣いだったりするわけだ。
そんな嬉しいことある?
紆余曲折を経て、そういう肝の座り方と考え方を得られたのは一番の収穫だった。
とはいえピコ手もピコ手なので、委託先の売上振込最低金額に達するまでに長ーい年月を要するRTAに強制参加となる。そりゃ売上¥300だろうと申請すれば振り込んでもらえるんだが、それじゃロマンねーじゃん?
俺とあるサイトの最低金額¥5000に届くまでにマジで2年半かかったし、達成した時は三ツ矢サイダーで祝杯あげたよ(下戸)。
-----------
フルデジタルに移行したことで、イベントでの頒布数もギリギリ10冊を越えるようになる。
頒布数1も0も経験した身からすると、もはや恐いモノなんてないのだ。
1冊でも売れれば、それはすべて神の起こしてくれた奇跡なのである。
普段の活動ではオリジナルでとにかく節操なくいろいろなものを描き、月に1人とか2人とかじわじわとフォロワーを増やしていった。
ごくまれに描いた絵がなんらかの界隈のハブになっているアカウントの目に留まり、RTしてもらえることも出てきた。
その時のフォロワーの伸び率はびっくりするほどだったので、そのたびに「存在を知ってもらう」ことの生命線っぷりを痛感した。
まあとはいえタグなしの絵にはやっぱり無反応だけど、それが俺の平常運転である。
「こいつ今日も描いてんなー」と読み流してくれる誰かがそこにいるってだけで嬉しかった。
UPした絵は、300枚を越えたあたりから数えるのをやめた。
-----------
コミティアしか知らない門外漢の俺はドキドキだったが、入場者数の制限もあって全体的にまったりムードだった。
開場して10分20分、宝の地図を手に通路を行き交っていたうちの一人が立ち止まり、俺のスペースに近付いて
「新刊1冊ください」
と言い放った。
新刊1冊ください…
しんかんいっさつください…?
それって、なんらかのルートで俺のこと知って、新刊あるっぽいって分かって、サークル配置を事前にチェックして、宝の地図に印つけて、「あっココだ」って気付いて来てくれたってこと?!?!?!
つーか開場20分とかそこらだよ??あなた一般参加じゃなくてサークル参加なんじゃねーの??
シャッターサークルとか企業ブースの先頭にだって並べるはずなんじゃねーの???
氷河期世代のオタク。男。新卒の就活に失敗してブラック企業に入ってしまい精神を病んだ。
地下鉄の駅ホームに立っていたとき、無性に線路に飛び込みたい衝動に気づいて、1年で辞めた。
オタ活が楽しかったし、世の中は厳しいし、やりたい仕事なんてなかったし、それでいい、というかそれとしかないと思っていた。
いつか野垂れ死だけれども、仕方ないよね。と。
35歳になった。オタ活がまったく楽しく感じない自分に気づいた。アニメも漫画もゲームも音楽もいつもと変わらず、すばらしい。
けれども、何故かそれを楽しいと感じる自分がいなくなってしまった。
あんなに情熱を傾けていた、ライフワークかもと思っていた同人活動も、なんだかどうでも良くなっていた。
オタクでなくなった自分は巨大な虚のようだと思った。自分の人生、終わったと思った。
自分の人生は終わったのに、命は続いている、おかしい。でもこれを受け入れなくてはならない。なら受け入れよう。
私は転職エージェントに登録した。しかも4社。同日に。2ヶ月以内に就職する。心に決めて就活に入った。
転職エージェントはおそろしい。登録した翌日からケータイに電話連絡が来る。面談しましょう。会社に行く。
「ひとまずこのなかで気になったところにエントリシートを送付してみましょうか。」
こんなに就職先はあるものなのか。これが4社立て続けにあった。
合計100社近くにエントリーシートを一気に送付してもらうことにした。
すると送付して3日と経たずに連絡してきたところがあった。
しかし、運否天賦というものか、わたしはそこに就職することになった。
おそらくの決め手は、面接の場に持参した自分の同人誌だったと思う。
やることがないのだから仕事をすればいいのだ。ただ淡々と仕事をした。
ホワイト企業は仕事がスムーズだ。周りがみんな頭が良く、ロジックが正義なので理不尽なことは言わない。
言われたことを、言われたことのほん少し上のレベルでこなすだけで、どんどん実績と評価はあがる。
就職して2年ほど経過した頃に、気まぐれで埼玉に中古戸建も購入した。ローンは6年で返済した。
気まぐれで外貨預金やNISAもはじめた。これも今のところうまくいっている。
そして、4月末、預金通帳の残高が1,000万円を超えていることに気づいた。
しかし、巨大な虚のような自分というのは、10年前のあの頃と何も変わらない。
ただこのまま無限に与えられ続ける仕事をこなし、通帳の残高が増え続けるだけの日々を送るのかと思うと、暗澹たる気持ちになる。
ぼんやりとした虚しさをずっと抱えて、このまま生きていくのだろうか。
Aという人がいる。
もともとはツイッターの同人二次創作アカウントで活動していたのを商業漫画リリースと同時に公式に迷惑をかけないためにと閉鎖し、商業アカウント一本に絞った人だ。
・次第に旧同人ジャンルとは異なる、別の二次ジャンルのファンアートをアップ
・別二次ジャンルアンソロを商業編集担当に贈呈したとツイート(アンソロ参加者に事前告知無し)
・別二次ジャンルのwebオンリーを主催し、同人文化をあまり知らないフォロワーもいる中で告知
私が同人文化に触れ始めた頃に比べて、オタクという存在は社会的に認知を得て、マーケットも広がり、多くの出版社も二次創作同人を黙認する姿勢を変えてはいないように見受けられる。
公式側がアクションしない限り、Aが商業アカウントで18禁鍵無し二次創作を公開していようが、出版社名を明記した商業アカウントを問い合わせ先にしてジャンルオンリーを主催しようが、それはAの自由だ。
だから、これは私のお気持ちとして、Aの行動が危なっかしく、かつリスペクトが欠けていると思うという思考整理のためのダイアリーである。
Aの商業出版社、旧ジャンル、別二次ジャンルは全て異なる会社だ。
Aが企業の名前をアカウント情報に記載して仕事する時に、他社の権利を侵害しているととられかねない同人活動を大っぴらにするのが理解できない。
旧ジャンル公式に迷惑をかけないため同人アカウントを閉鎖して商業アカウントに絞った(本人談)のに、商業アカウントで別二次ジャンルの同人活動を新たに始めるのが理解できない。
センシティブな二次創作漫画やオンリー告知を、センシティブ設定やワンクッションなく同人文化に理解が薄い人もいるかもしれない中で投稿するのが理解できない。
Aがオリジナルキャラクターをパクられたかもと証拠の提示も無い中で自分の著作権が脅かされたとツイートしつつ、他社・他者が権利を保有するキャラクターでの二次創作を大っぴらに公開する神経が理解できない。
加えて、Aの技量が卓越したものに見えず、ストーリーも浅くて商業・二次ともに作品が魅力的ではない点が、どうしてあなたのこんな漫画告知や投稿のために、これまで長年公式から隠れてお目こぼししてもらって慎ましく作品や二次創作を楽しんでいた人達がジャンル撤退を考えるほど危機感を募らせなければならないのか、と自分に思わせてならない。
ずっと仲良く連絡を取っていた同人サークルの人がしばらくジャンルとは距離を置くと知り、メッセージを送るとぶっちゃけた気持ちを交えて話を聞かせてくれた。
その人の気持ちも、自分の気持ちも、ただの私情だ。公式側が決めたガイドラインは存在しないジャンルだから、Aの行動を外野が咎める根拠は何もない。
でも、公式からNGが出るまで好きにやっていいと行動することが、結局二次創作同人がグレーに存在する余地を奪い、自分の首を絞めることに繋がるのではないかとモヤモヤする気持ちがずっと拭えないでいる。おわり。
背は低くて、太ってる。BMIは普通より上。誰が見てもチビデブ。顔は可愛くない。彼氏なんて出来たことがない。
実家は太くない。狭いマンションに家族で住んでる。家のローンは無理な組み方をしてて貧乏。大学では奨学金貰ってた。中高は特待生で授業料無料だった。
スマートフォンは大学入ってから初めて持ったくらいには貧乏な家。
いつもネットの知り合いと遊んでた。
本を読むのが好きだったから文学系を専門にやれる学部に入った。
最初は誰かと仲良くなったりしたけど、次第にハブられた。二年の夏くらいかな。コロナ禍も関係してたのかも。
三年になって対面になったけど、同期全員からハブられてて、四年まで孤独に授業を受けた。
教職をとろうかと思ってたけど面倒くさくなってやめた。
バイトも1年ごとに変えてた。コロナで大学がリモートになったから大学近くでバイトするのアホらしくなった……みたいな割と普通の理由で変えた。
同人活動をずっとやってて、授業中に原稿やるようなゴミカス女だった。(友達がいなかったから気にせず書いてた)
留年するわけにはいかなかったし、奨学金を貰っている以上はちゃんとしなきゃなぁって授業は真面目に受けてた。授業に欠席・遅刻したことない。落単もしたことない。
成績も良かったよ。GPA3以上だった。
でも院に行くほど研究に真剣ってわけじゃない。何となく研究内容を決めて何となく研究してた。
私の人生の中心は推しカプと同人で、それ以外のことはしたくなかったから資格とかは全く取らなかった。
もちろん免許もない。
インターンなんか行くわけない。
特技もない。誇れることなんか何一つなかった。
同い年のネ友が就活を始めている気配を感じたが同人活動をしていた。
大学四年 四月
その時に自分の状況を知って、焦った。エントリーシートって四月よりも前に出すんだって初めて知った。
公務員の勉強もしてなかったけど、血迷って公務員に応募もした。その後公務員の参考書とか過去問とかを入手してちょこちょこ勉強した。
中小企業ならどこかには引っかかるだろくらいのテンションで生きてたけど業界とかも何も分からなくて、コミュ障だから営業は嫌だなー事務がいいなーくらいの気持ちで色々探して適当に応募した。
ESはその場で適当に考えたものを出てた。ガクチカに関しては「授業を真面目に受けました。成績が良いです」というネットでは見たことのないガクチカを書いた。
リーダー経験なんてないし、バイトも頑張ってないし、賞も貰ったことない。人に誇れることなんて何も無い。
もう何も分からなかったからエージェントに手当り次第登録した。
学歴は良いからチヤホヤされたけど学歴しか見られてないのだろうなと思って軽く病んだ。
エージェントから「ここはどうかな?」と紹介されたもの全てに応募した。とりあえず説明会とかも沢山出席した。webのものだけ。
ESが通ったらSPIが始まった。SPIは中学受験をしていたし文学をやっていたから結構楽々で解けた。これが大きかったかな。SPIは通らないことがなかった。
そこから面接だったんだけど、業界研究なんかしてなかったし、応募した職種についてもよく分かっていなかったから変な応対ばっかりだったと思う。
酷かった。
数回目で学習して、それからは自分のボロを出さないためにあえて自分の話を沢山した。相手に隙を与える訳にはいかないと思ってた。
就活アカウントを覗いて、まだ内定ない人が沢山いるなと安心感を得るという行為をしていた。
グループディスカッションが吐くほど苦手だった。終わったあとに一人で泣いてた。辛かった。
大学四年 五月
GWは二次元関連のイベントが沢山あったから就活はしなかった。
応募した20の会社のほとんどが私を面接まで上げてくれて、そこからは面接三昧だった。
一社、私の面接を一回分飛ばすと言ってくれた会社があった。理由は未だに分からない。
その会社の二次面接を飛ばした最終面接でも自分の話を沢山した。その会社はエージェント経由で応募しためちゃくちゃ有名な会社だったんだけど(普通に日本人なら誰でも知ってる)事業内容をよく知らなかったし、最終面接の時、自分の応募職種も知らなかった。
自分の話っていうのは実は趣味の話で、偉いおじさん達にアニメの話を一方的にしてた。人事のおじさんは苦笑いしてた。
緊張すると吃るんだけど、推しの話とかアニメの話とかなら流暢に話せるから、とりあえず趣味の話をした。
最終面接落ちただろうなーと思ったけど、何故かその面接の最後に「是非あなたと働きたい」みたいなことを言われて、好感触?と不思議に思った。
他にも最終面接に進んだ会社があって、5/15には私は三つの内定があった。
しかも三つとも勤務は東京で異動無し。超大企業、大企業、中小だけどかなりデカい事業をやってる、みたいなラインナップ。
大企業は普通に内定をくれた。CM見たことあったから応募しただけで今でもどんな仕事をやってるのかよく分かってない。
中小のところは徒歩圏内に本社があったから応募した。最終面接が終わったあとにその場で「内定です」って言われて拍子抜けした。
フルリモートで年間休日の多い超大企業で働くことを決め、その後の大学生活を同人活動に費やした。
本当にホワイトで、年間休日が沢山あるし、残業も私が配属されたところでは全くない。
研修もじっくりあったし、職種は事務。フルリモートで、フレックス。
就活垢を見て安堵していた名残でリストがまだあって、23卒NNTを謳っているアカウントを沢山見た。
あの人たちと私の違いが分からない。
むしろあの人たちの方が受かりたいって熱意があったと思う。私は民間無理なら公務員になろうって思ってダラダラやってた。
エージェントのおじさんが超大企業に対して「プッシュしておきますから!」みたいなこと言ってくれたんだけど、それが響いたのかな?
相変わらずコミュ障で、社内の新入社員研修でもアワアワしてばっかり。どうして採用されたんだろうな。
学歴だけは良いけど、本当にそれくらい。
とりあえず、私は内定のうち二つはエージェント経由で貰えたから、今から就活やる!って人にはエージェントを勧める。本当に感謝してる。
就活垢の人達ってエージェントを嫌悪してるイメージがあって(そういうツイートをよく見かけた)、夏になってもエージェントを利用してない人とかいたからどうしてなんだろう?と思う。
私は就活のことを何も分かってなかったけどすんなり内定が出たから、結局は運なのかなぁ。
就活中はメイクのこともよく分かってなくて、眉毛なんてボーボーだったのによく内定が出たよなぁ。
(LINEグループの存在を教えられてなかったし、未だに入れてもらえていない。対面研修の時のお昼ご飯も一人で食べた)
ここまで書いて皆様も分かると思う。文章から滲み出てると思うけど私は本当に人間性に問題があるタイプだから、マジでどうして私よりも普通に社会で生きていて、ちゃんとした実家で、友達や恋人がいる人が内定出てないのかが分からないよ。
【返信】
>>お前たちのことは1ミリも興味ないが私を見て見てって感じやな 押しの強い営業畑にはよさそうな気はする
まあそんな感じかも。私っていうより私の好きな物だけど似たようなものか。
自分の会社の商品のオタクになったら才能が開花するかもしれない。気づかせてくれてありがとうね。
初対面の人と話すと本当におかしくなるし軽めの吃音があって上手く喋れないから今は事務で良かったって思ってる!電話なら対面じゃないからスラスラ喋れるんだよね。
ネットにいる表現の自由擁護派(特にツイフェミとの抗争で表自を自称するようになった連中)には、「表現の自由」のことを「俺好みのイラストやコミックやその他のコンテンツを制約なく供給してもらえる権利」と思っている層が一定数含まれている。そいつらの動向を見ていると、画像生成AIが、ネット上やオフラインの著作権者のマテリアルを「学習」することで、その著作権者が築き上げてきたスタイルを模倣した表現を無限に生成して出力することも、「表現の自由」の範囲にあると考えている連中が予想外に多い。
CivitAi(https://civitai.com/)やHugging Face(https://huggingface.co/)には、すでに特定の作家や絵師のスタイルを(もちろん当事者に無断で)集中的に学習させたモデルが続々と公開されていて、作家にとっては直接の脅威になりつつある。以下は、自分の画風をモロパクされ、しかも「○○(絵師名) style」と銘打って公開されている絵師さんの悲鳴。これは、長年の修練を経て自己の作風を確立してきた「表現者の権利」に対する冒涜・挑戦だと言ってもいいだろう。
https://twitter.com/pottsness/status/1637930835746910208
そういう傾向があまりに加速している結果、今度は対抗手段として、画像コンテンツに、AIの機械学習を阻害・撹乱するノイズをウォーターマーク的に埋め込む「Glaze」 というソリューションが登場した。Glazeの開発コミュニティは「AI IS THEFT」(AIは盗人行為)、#supporthumanartist(人間のアーティストを支えよ)という標語を謳っているが、目下の所、日本語圏で鋭敏に支持・歓迎しているのは権利侵害への防衛策を模索していたクリエイター側ばかりで、非クリエイター側の「表現の自由」派だと思われる層からの反応は鈍い。
画像生成AIプロテクター「Glaze」の意義と使い方まとめ(https://note.com/freena_illust/n/n3aa65e414d08)
さらに「表現の自由」派の中には、自分好みの出力(絵)に対して、その生成に使われた具体的なプロンプトの公開を執拗に要求する一団が生まれつつある。いま画像生成AIに食わせるプロンプトは、精度向上を目指すにつれて、ますます長大な、生成者自身の個性・経験・ノウハウなどを反映したテキスト(≒著作物)になっているが、ネット上にはプロンプトの著作性すら認めず、「その俺好みのコンテンツを作るためのプロンプトを、公共の資源として俺に自由に使わせろ」と考える連中が増えている。
https://twitter.com/knshtyk/status/1638015041885868032
こういう連中にとっては、「表現の自由」とは、とどのつまりは「俺好みのコンテンツを制約なく供給してもらえる権利」=「消費の自由」だった。そして、自分がそれを消費するためには、人間のクリエイターがそれを「表現」し、さらに社会においてその「流通」が許される必要があったからこそ、彼らは「表現の自由」と「表現者の権利」を擁護していたのである。
「表現者の権利」と「表現の自由」が対立するような局面でも、彼らは最終的には「消費の自由」が確保されるかどうかを意識して、自分たちの立ち位置を決めていた。たとえば同人表現に対して著作権者が課す自主規制要望は、一般的な意味での「表現の自由」を一部侵害しているが、(それで著作権者がぶんむくれて同人活動に対して法的攻撃を加えるようになったら、そのコンテンツが継続的に供給されなくなって俺たちが困る、という意味で)二次創作の「消費の自由」にダメージを与えるから、「やむをえない」ことだったのだ。
だが、いまや彼らは、人間のクリエイターなしでも「自分が求めるコンテンツを消費する自由」を享受できるようになりつつある。自分好みのクリエイターの画風・作風をパクったモデルに、自分の性癖に刺さるような(他人からパクった)プロンプトを食わせれば、その時に自分が求めているコンテンツを、無償で、容易に得ることができるようになる。今は彼らの消費欲を満足できるレベルの出力が得られるのは、せいぜい二次絵・三次絵・テキストのストーリーだけだろうが、遠くないうちに、そうした水準に達する対象範囲はボイス・コミック・アニメなど、より複雑で高度な表現手法にも広がっていくだろう(左の3つはどれも実際に研究が進んでいるし、不気味の谷を越えるうえでの技術的課題は特にない)。
「消費の自由」が欲しいからこそ、建前上は「表現の自由」と「表現者の権利」を守ろうとしてきた表自クラスタ主流派は、これからどこに向かっていくのだろうか。生成系AIの洗練によって「消費の自由」と「表現者の権利」がますます鋭く対立するようになる時代に、彼らはこれまでのように「表現者の権利」を守ろうとするだろうか。それとも、人間の表現者がいなくても(短期的には)享受できるようになった自分たちの「消費の自由」を、とめどなく拡張しようとするのだろうか。
たとえば、赤松議員が「クリエイターの権利を守るために」として、生成系AIの機械学習のデータ収集や掲示範囲に法的規制をかけるような法案を出そうとしたら、彼のサポーターたちはどんな反応をするだろうか。
表自クラスタは、試練の時を迎えている。
私は今は美術に縁のない、同人活動も一切してないただの最低賃金のパートのおばさんなんだけど無駄に大学出て(第一種奨学金なので親の金ではない。自分の借金になっただけだしもう返し終わった。結婚前にボーナス有りの正社員を何年かやってたので)美術専攻してたので地元の展覧会では制作をしてた大学までは常連だったんだよね。で、子供が育ってきたんだけど二人とも県内とかだけど書道展で特選、絵画で特選。家に絵本の原画展の図録とか作家の画集とかめっちゃあるけどぜんっぜん読んでもくれないのに。作風の押し付けになるの絶対嫌だから子供の作品には手も入れてないし。書道飾られてるの見に行ったらよその子のぼてっとした字に引き換えうちの子の字の美しさは確かに際立ってた。遺伝…ですかね…。へへっ…。
うちの会社が作っているゲームは、そこそこでかいタイトルで同人活動が盛んである。
で、昨今のAI絵議論について、どうしてもイラストレーター側に言いたいことがある。ので聞いてほしい。
あのさ、「AI絵は倫理的に問題がある、クリーンじゃない!」「我々が作品を世に出すとAIに学習されて使われる、なのに我々になにも還元されない! そんなの許されない!」とかさ、お前らが言う??????????????
お前ら堂々とやってんじゃねーか、二次創作をよ。売ってんじゃねえかお前、同人誌。どころか、有料会員制コミニティだの有料コミッションだのよ。
還元の話を持ち出すならさ、お前らが二次創作して得た利益は、一次創作側に還元されてるの?
されてねえだろ?
で、こういうこと言うとまず言われるのが、「二次創作が活発になるから一次創作も人気になる、金じゃないけどそういう還元がある」だ。
もちろんこれは正しい部分もある。だけど、一昔前とはもう状況が変わっていることを認識してほしい。
考えてほしいんだけど、昨今何の奪い合いを俺たちはしてるわけ?
これはとても大事なことなのでわかってほしいんだけど、二次創作は一次創作から、ユーザーの可処分時間を奪うのよ。
身に覚えのある人も多いと思うんだけど、◯◯のジャンル大好きです! って言いながら、じゃあその◯◯の本家のゲームやってます? って聞くと、ぶっちゃけ(最近、あるいはそもそも全く)やってないって人、これが多いのよ。
でもそのジャンルにはどっぷり浸かってるって本人は思ってる。なぜなら、二次創作を毎日毎日摂取してるからだ。
「それはお前らの作る本家ゲームが面白くないからそうなるんだ」とか言われちゃうだろうし、もちろん我々反省すべきところではありますが、けども、キャラ人気でお客を掴む系のタイトルからするとね、うちが丹精込めて作ったキャラのさ、美味しいところだけパクッと掬ってキャッチーにガツっと味付けしてばら撒かれた二次創作は、それだけでユーザーのニーズをある程度満たしちゃうのよ。
「このキャラのこんなところをみたい」のニーズを満たしにユーザーは本家ゲームをやりに来てくれてたのに、「二次創作で見たいシチュ見てるから、わざわざ本家はやらなくていいや」になっちゃう。
そんな人、ほんとにたくさんいる(みなさんどう?)。
正直、もう俺はこの状況は歪だと思う。
ここが重要なのだが、現代は本家のゲームとその二次創作を、同じスマホという端末で摂取できてしまう。で、そんな状況下においては、二次創作は普通に一次創作と食い合いをしちゃうのよ。
この点において、二次創作のメインが同人誌だった時代と今とでは、もうすっかり話が違うんだよ。状況は変わったんだ。
正直バカらしくなるのよ、まあまあ激務こなして必死こいてゲーム作ってさ、丁寧に新しいキャラ実装してリリースしてさ、そしたら二次創作がばあ〜っと盛り上がって、イラスト描いた絵師がすげーちやほやされて知名度と承認欲求バリバリ稼いで、なんならエロ絵で有料コミニティの会員数増やして、でも俺たちの本家ゲームの数字はあんま伸びないみたいなの。俺たちなにしてんだろって。
ほんでこれさ、画像生成AIに対して絵師が「我々が作品を世に出すと勝手にいいように使われて、なのに我々には還元がない! というか競合が増えて害がある!」とかブツクサ言ってることと構造おんなじじゃね?
もちろん「二次創作があれば読むけど、なければないで興味持たなかった。どちらにせよそもそも本家のガチャは回してなかった」って人もいるよ。それはいる。
でも、一方で「毎日流れてくる二次創作摂取して満足だから本家のガチャ回さないけど、二次創作なければ本家でしかストーリー読めないから回してた」って人もいるだろうよ。
あまりに盛り上がりすぎて供給の潤沢になった二次創作は、一次創作からユーザーを奪ってんのよ。
こんなこと言うと、「じゃあ二次創作禁止すればいいじゃん」って意見が出る。
あのさ、禁止も何もそもそも二次創作は著作権侵害なわけ。原則として侵害してんの、その時点で。万引き禁止って書いてなきゃそのお店は万引きOKか? 違うだろ? 「ご自由にお持ちください」って書いてある場合のみOKだろ。
親告罪だから公式から禁止されなきゃ侵害してないって勘違いしているやつもいるけど、違うの。起訴や処罰がされないってだけで、侵害してんの。
とにかくここで知ってほしいおいてほしいのは、「二次創作はかつてのように一次創作を助ける素敵なものだとだけ無邪気に言えるような(いや、正確にはもちろん昔も色々問題はあったろうけども)ものではなく、一次創作にとってかなり害あるものになってきた。そして構造的に二次創作やってる絵師は、AI絵議論におけるAI側と似たような立ち位置でもある」ということだ。
とはいえ、俺個人としてはめちゃくちゃ問題視しているわけではなかった。そう、あろうことか「還元の有無」「クリーンさ」を錦の御旗にして絵師がAI絵を叩き始めるまでは。
「我々が作品を世に出すとAIに学習されて使われる、なのに我々にはなにも還元されない!」なんてさ、「私たちは創作を搾取されるかわいそうな被害者です!」みたいな顔を二次創作もやってる絵師がしてるの見るとさ、それはちげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んじゃね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜の!?と思うわけ。
同じような構図で、あんたら現役バリバリで奪ってる側でもあるのよ。なんでそんなこと言えるんだ?????
つうかAI学習は現在、法的なことを言えば白だろ。学習元の無断転載を加味してもグレーではあるだろう。白寄りのグレーだ。
じゃ、二次創作はどうですか? 法的にどうですか?
言うまでもなく黒だ。わかってるよなそんなこと????? 一次側が言わないからお目溢しされているだけで、どれだけ良く言っても黒寄りのグレーってところだろう。
なんで黒寄りのグレーやってる連中が、クリーンさで白寄りのグレーを堂々叩けるの?
AI反対派の絵師は「AIが描いた絵は学習元に問題があるからクリーンじゃない、だから公なところでは使えないよね〜」という空気を醸成しようとし、あわよくば規制に持っていこうとしているが、こっちからすると、「じゃあ二次創作で人気と知名度得た絵師はクリーンなんすか? 著作権侵害で人気と知名度得たのに?」的な気持ちになる。これに答えてくれ。
二次創作は一次創作を助けているなんて単純に言える時代じゃなくなったのは、先に述べた通りだ。
あと「二次創作は一次創作に界隈の盛り上がりという形で還元しているからセーフ」とかいう還元の話に対して、もう一つ反論しておくと、それ画像生成AIだって同じだろ。絵描き界隈全体に還元してるだろ、絵を描くのが楽になるという形で。強力な作画支援してるだろ。あんじゃん還元。
いやマジでほんと、AI反対を口にして、自分の絵にはAI学習禁止!とかタグつけておいて、そんで描くのは二次創作ってどういう倫理なの? 倫理っていうか論理すらわからん。
挙句の果てには有料コミッションやってるやつもいるんだぞ。それ、自分が描きたいわけではないけど金のために二次創作やってるわけだろ。AIのことどうこう言えるような身か?
二次創作の大元の大前提ってさ、「儲けるためじゃなくて、自分の好きを表現したい」だろ? 有料コミッションはそうじゃないだろ。金がまずありきだろ。
それは論外のはずじゃねえの?
AI周りのことについて「モラルハザードが〜」「この界隈ほんとクソだな」とか言ってるやついるけどさ、俺らからすりゃ二次創作で有料コミッションやってる界隈の方がよっっっっっっっっっっっっぽど終わってるわ!!!!!!!!!!!!!!!
二次創作やっておられる絵師が「AI絵は絵師に還元がないのが駄目だし、クリーンじゃないので倫理的に問題がある」とか言い出した際は、ぜひ周りの方は以上のようなことを聞いてほしい。どういうつもりなんだマジで。
還元の話、二次創作はどうなんですか? あと二次創作で人気と知名度得た絵師はクリーンなんすか? 二次創作で有料コミッションやってるような界隈はモラルがどうとか他者に指摘できる倫理的なところなんすか?
絵師側はどうかご説明をお願いします(なお、一次創作だけやっていて、ついでに無断転載のあるサービスも一切参考にしていない絵師がAI絵に反対することには、少なくとも今回の観点からは別に文句はまったくないです)。
俺の知る限り、このあたりのことを聞かれて答えている二次創作絵師は見たことない。みんなまるっと都合よく無視して、今日もAI絵を叩いている。
同人誌の価格云々のお気持ち合戦見て男性向け界隈楽だなーと思ってしまった
道義的な良し悪しは別として営利目的の同人が当たり前のスタンスで存在するから誰も価格なんて野暮なツッコミ入れない、揉めるとしたらもっとアクロバティックなやらかしの場合
女性向けオタにはこの治安の悪さが問題に映るみたいだが、隣の芝生は青いから、個人的には欲望に率直な分活動しやすそうだなと感じた
他人様の作品なので大々的に金稼ぎの道具に使うのはどうかと思うけど、公式の中の人だって同人活動は把握しているところだろうし隠れろとか利益出すなとかはもう土台無理な話じゃないの、というかとっくに形骸化した建前か
もう本当に何回目の話題だよ
強い言葉で見えない敵叩いたり昔話掘り返したり上から目線でドヤったり
きしょいなあTL構築失敗だよあーあ
友人が年々年下のフォロワーとつるむようになり、その話をされるとどう反応していいかわからない
私も友人も今年30歳を迎える腐女子
学生時代から同人活動を通じて親しくなり、繋がったジャンルが変わってもたまに会ったり通話したりする仲だった
友人は高校時代からネット上での交流が盛んなタイプで、Twitterのbio欄にフォロワーのアカウントを連記したり(〇〇(友人)のお姉ちゃん♡→@XXXXXのような感じ)、空リプを送ったり、フォロワーの絵チャやスカイプに突撃したりと、フォロワーとの距離の詰め方が上手だった
Twitterにいるオタクは交流に飢えているので、彼女のようにマメに交流するタイプはジャンルが変わっても重宝されていたと思う
自分はどちらかといえば交流が苦手で浅く狭くのタイプなので、フォロワーとの交流が得意な友人を尊敬はしつつも遠巻きに見ていた
友人はジャンル毎にアカウントを使い分けていて、自分とは学生時代に作った本垢で繋がっていた
ジャンルに飽きると専用アカウントを消して本垢に戻ってくるので、そのタイミングで話すことが多かった
友人と久しぶりに通話をする中で、新しいジャンルで親しくなった子が今年成人ということを聞き、好きなものが同じとはいえ、一回り以上歳の離れた子と会話が続くなんて凄いと思ったけど、話を聞く中でその子に対して張り合うというか、公式へのお金の落とし方や同人活動への向き合い方に憤慨する友人に一瞬ん?と思った
価値観の異なる10歳も年下の子に対して本気で怒っている友人が少し理解できなかったけど、それを伝えると気分を害しそうで言えなかった
結局その子と拗れて友人は別のジャンルのアカウントを作り、その子は専用アカウントごと友人に切られた
年明け頃にまた友人と通話する機会があり、今度は未成年の子と親しくなってイベントに出ると言われた
家庭ごとに事情があるのは百も承知だが、16歳の子が15歳以上も年上の、しかもいくら親しいとはいえネット上の顔も見たことのない人間と金銭の絡む同人イベントに出るのは流石にその子が心配になり、つい、大丈夫なの?と友人に伝えてしまった
同人誌を作るのはお金のかかる趣味なので、金銭トラブルになるかもしれないと思うと自分は未成年と交流しようとすら思えなかった
友人は意に介してもいない様子だったけど、この調子で彼女とつるんでいる人間が年々年下になり、その子たちを身内という呼び方で会話に出されると何とも言えない気持ちになってしまう
以前からクソだと思ってたが惰性で続けてたソシャゲにログインしなくなったら一気にやる気がなくなった。社会人には1つのタイトルに永遠に時間を割くような芸当は出来ないし、出来てもしないほうがいいと思う。
私がなんとかブルーかんとかーってゲームを始めたのは2016年の春だった。
当時大学生だった私は前の年からサービスが始まった某アイドルをマスターするリズムゲームにハマっていて、その繋がりで「今コラボ中だから今始めたらコラボキャラをゲットできる」と知り、そこから始めた。
当時そのゲームに対しての知識は「1キャラゲットに70万かかった」とか「消費者庁コラボ」とかその程度の知識であったが、「モノは試し」と思いそのゲームを始めてみたのだ。
ゲームというのは初心者であるほど楽しめる。ほとんどのゲームシステムでは上級者としてやり込むほど経験値が指数関数的に増加していくが、逆を言えば初心者は成長の幅が大きく成功体験の快感を得られやすい。
私もその例に漏れず、倒せなかったマルチボスをソロで倒した、中級者クラスのドロップ武器が完成した、等の様々な成功体験を積んでいき、その度に快感を得られることで次の成功へのモチベーションへと繋がっていった。
とりわけ私は高難易度マルチボスへの関心が高く、新しいボスが追加されるとボスを倒すためにどういう編成を組めばいいか、どういう動き方をすればいいか等を攻略サイトやTwitterで調べて仲間内に発表するのが好きだった。
他にも長時間かけて敵を沢山狩りレアアイテムを得る、所謂ハクスラにもハマった。コロナ禍でテレワークが主流となった際には、与えられた仕事を早々とこなして後はアニメを見ながらひたすらマルチ狩りを数時間はやっていた。
目当てのものが全然出ない時は「この数時間なにやってんだよお前」と自虐的に振る舞っていた。当時の自分は「これもいい思い出だな」と勝手に納得して何も考えずにひたすら狩りの続きをやっていたし、そう考えないと今までの行いが無駄になると恐れていたように思う。
同じゲームを長くやっていると不満が蓄積する。
主に大きな不満は2つ、ゲームバランスが崩れてる点と時間をかけないといけない点だ。
ゲーム内で六つ属性があるうち、そのゲームの中では私は水属性と風属性が好きだった。なんとなく選び、その属性に注力しようと課金して強い編成を作ろうとした。
他の属性に貰える強課金武器は水と風にピンポイントで貰えなかった。他属性で来た強い武器は何故か変な調整されてそこまででもない性能になったりした。唯一救いがあったのは「キャラ性能は周りより高めだった」ことかもしれない。
後これは私も悪いのだが、1つの属性に拘って強くしようとしても一定以上のリソース割きは無駄となり、結局満遍なく全属性少しずつ育てたほうが良かったということが近年は頻発した。
フルオート戦闘があるおかげで放置していても敵を倒せるのだが、これが逆につらくなった。
私はどちらかというとシングルタスク寄りで、フルオートしながら同人誌を描いたり別ゲーをやろうにも、フルオートのことをついつい気にしてしまいどちらにも集中できないということがよくあった。別タスクに集中したらしたで、フルオートで戦闘していたことは忘れて数十分放置してようやく気付くなんて日常茶飯事だった。
ゲームそのものへの不満もあったが、外的環境の変化にもゲームをやめた要因があった。
テレワーク中にハクスラしてられるようなホワイトな職場だったが、給与も低くそもそも業務内容が面白くないので転職したのだが、転職した結果、給与も少し上がり業務内容も自分好みのものになり仕事自体へのモチベーションが高まった。
仕事中にハクスラしてた理由は「仕事が面白くないし薄給でやる気がないから」だったので、「仕事が面白くて頑張ったら金も貰える」なら多くの人間はハクスラなんてせずに働くだろうし、現に私はそうしてる。
なんとかブルーとブルーなんとかの大きな違いは、プレイ時間にある。なんとかブルーはマルチ自発やマルチ狩り、ハクスラ等やれることが青天井で際限なくやってられるのだが、ブルーなんとかは1日にやれることが限られている。殆ど全ての日課をやっても十数分で終わり、残りの時間を日常生活や仕事のための勉強や同人活動に充てられるのは一度集中すると他のことを忘れるシングルタスクマンな私には非常にありがたく感じた。
ここまでの話で「そんなモチベ終わってんならチーム抜けろよ」と思われているだろうが、世話になっていたりそれなりの交流がある以上、「モチベないんでやめます」とも言いづらいので、結局団イベントの際にはログインしてノルマこなすくらいは稼ぐ気でいる。いっそ垢BANされたほうがまだ辞めやすいかもしれない。
スキップ機能が色々なバトルに適用されればワンチャン戻ってくるかもしれないが、プロデューサーやディレクターがハクスラ大好きマンらしいので現在のバトルがスキップできるようになっても第2第3のハクスラが出てきて結局時間泥棒されるような気がする。
グラブルをやめたおかげで時間や心に余裕が出来た。今年は仕事を頑張ったり、去年あまりできなかった同人活動をやったり、ポケモンやったり積んでるSEKIROやったり2月に出る龍が如くやったりと充実した年になればいいなと願っている。