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はてなキーワード: 自虐的とは

2020-05-26

anond:20200526212357

数学ってどこまで学べばいいの?と同じで限度がない。学問とはそういうもの

そのうえで、食っていくのに必要な文しってりゃいいだろ。

ある一定以上なんて、自虐的だよ。

2020-04-15

とにかく他人を見下すことが出来ない

学歴なら一橋東工国公立医以上、

年収なら1500万円以上、

容姿なら山崎賢人以上、

このくらいのハードルクリアしてないと他人マウント取ったり見下したりしたら痛々しい人類に成り下がると思ってしまう。

自虐的謙虚にならざるを得ないというか。

学習院キヤノンマーケ程度で「貴族階級になった」とばかりに選民意識持ちまくり安田団長に似てる知り合いがめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ羨ましい。無敵だろ。

2020-04-06

道満晴明八木ナガハル、詩野うら

4月2日(木)

夜中の3時に意味不明な夢を見たので疲れた。おまけに前日に2発自慰行為を行ったためか、昼間に異様にムラムラして困惑した。

この日もcivilization 6をプレイした。スウェーデン文明プレイ外交勝利を目指し、25時半までプレイ。少し自重した。

4月3日(金)

やっぱりこれでも睡眠時間は足りない。あまり集中できなかった。とはいえ金曜日になんだか面倒くさくなるのはいものことな気もするし、そもそも、やる気ないとか集中できないとか言いながらきちんと作業は進んでいるので、単純に気のせいなだけかもしれない。

この日は髪を切った。もっさりしていたのがさっぱりしたので、マイナスからゼロくらいにはなれたのではないかと思う。ただ、この発想は少し自虐的に過ぎるかもしれない。

帰路、繁華街を通ったらバニーガールバー看板の前でためらいがちにうろうろしている20代グループがいた。居酒屋レストランも外から見る限り店を閉めていたり、ほとんどお客さんが入っていなかったりするようだが、人通りはそこそこあった。

civilization 6は無事に外交勝利した。外交ポイントの稼ぎ方がわかってきたので、科学勝利文化勝利よりもやりやすかったかもしれない。比較的早めに片が付いたので、そこまで夜更かしせずに済んだ。

4月4日(土)

寝たはずなのに週末のせいかひたすらに眠い。夜にならないとやる気が出なかったので、買いためておいた八木ナガハルと詩野うらの短編漫画を読んだ。独自性というか、隠しようのない作者の癖があってとても面白かった。特に、詩野うらの、時間が止まった世界の宙にとどまった涙の描写が良かった。そして、猛烈に道満晴明の昔の作品が読みたくなり、よんどころない事情処分したのを後悔した。やっぱり書籍は整理すべきじゃない。

4月5日(日)

午前中に寝て午後にジョギング。途中から雨が降ったので引き返そうと思ったのだが、気合で走り続けたら雨雲の領域を抜けることができた。桜は散り始めている。そろそろ八重桜に交代だろうか。虹が出るかな、と期待したけれど見られなかった。

そういえば、相変わらず風俗に行きたいのだけれど、ソープランド女の子オマンコをなめてきても、それほど濡れるわけじゃないのがちょっと悲しい。体質によるのかもしれないけれど、どうせローションか何かを仕込んでいるのだろう。

いや、実際に濡れていたのかな。よくわからない。馬鹿なことを考えずに寝よう。なんにせよ、行きたいと思うのは気の迷いだ。本当は空想しているだけで楽しいのだ。

この日はciv6のバイキングシナリオデンマークプレイ。以前敗北したので再チャレンジ。とりあえずイングランド荒らしまわって遊んだ

追記増田道満晴明検索すると、大体自分の好きな方向性漫画リストがいっぱい出てきてうれしい。

2020-04-05

不要不急の外出自粛を」「不要不急の外出は厳に控えていただくよう強くお願い」

なんという嫌らしいやりかた。

おれはこれで対策をした、もし感染拡大したら外出した奴のせい、おれは悪くないもんね、という心の声が聞こえる。

その人格を知れるような広報をしてくれるとは面白い

目的を言え。どこまで減らしたいのか。どの時期までやるつもりなのか見通しを予想でも言え。

不要不急とは、どこまでのことを指すのか具体的に言え。

間違っていた場合批判を恐れるな。


また、報道タイトルではほとんどで、外出自粛のお願い、くらいしか書いていない。

なかには外出自粛「要請」に増幅させて報道しているところさえある。

日本人自虐的なのが好きなところがあるからな。

みんなで一緒に引きこもってウツになるのが良い事だ、と思い込んでしまう。

要請したいのはそれではない。不特定多数の人との接触をやめてほしいということのはず。

ならば外出するなではなく、人混みへ行くな、が正しい。


というわけで、おれはひとりで桜を見に行こうと思う。近所で歩いていけるところだ。

もうじき散る。この桜を見ないで春を終わらせるか。

2020-03-21

はてな民って右翼だよね

はてサ代表されるはてな民なんだが、そもそも村なのにリベラル左翼を気取っていているのがもう矛盾している。

対外的はてな民左翼スタイル思想として発露するが、行動は実に右翼っぽい。

リベラルであるより外来コミュニティ排斥を好むし、己の地位が脅かされそうものならマウントであらかじめ潰しておく。

マウント本質は臆病と不寛容

はてな批判がなされようものなら団結はしないぜ、というポーズは取りつつも自己批判的にはてなを扱わない。

内面的な愛国心が強い。イナゴなんてもの池田以後にも取り沙汰されたが、

自らをイナゴである批判的・自虐的に扱ったやつは頭に浮かばない。

これ、はてな批判ではない。

左翼思想を強く持つ右翼集団だなと思っただけのこと。

2020-03-06

世界の終わりで

すっかり安心して、深く眠ってしまったみたい。前回はまるで寝れなかったのに。

早朝に目が覚めた時も君はまだこちらを向いて眠っていた。ちょっとしかけたら起きてるみたいだった。かわいい顔にたくさん、キスの雨を降らせる。あなたの寝顔が好き。世界で一番きれい匂いが好き。あたたかい、春の日差し匂いがする。もう世界は終わるんじゃないかって思った。

ウィルスで人が人を遠ざけているこの時代に、わたしは何度もキスをして、だいすきなあなたとHする。自虐的な君のツイートを思い出した。ああこのキスってわたしのことじゃん、かわいいな、とか思った。別にあなたがそれなりに知られてるひとじゃなくてもきっと好きだけど、まわりのみんなはなんも知らないんだろうな。不思議気持ちわたしも二人で会ってるときの君以外、何も知らない。知りたくもない。「誰にでもしてるんでしょう」「そんなことないよ」嘘でも否定してくれてありがとうね。会ってるときだけは一番に好きだよ。本当に綺麗な人だと思う。あたたかさに落ち着く。頭の中であなたの歌と、あなたに捧げた私の歌が交互に鳴っていた。

こんな終りみたいな関係は、本当に、胸が苦しくなるほど美しくて、せつない。最悪で最低で、どこか邦画くさい。

寝ても覚めても」を観に行って泣いたとき、私はこれを予感していたんだろうか。

2020-03-02

anond:20200301070448

自分は、メルカリみたいな大企業じゃないけど、とある企業コピーライターやってて倫理観の無さに嫌気がさして転職したわ。

売れればいいって頭で情報弱者を食い物にしなきゃ成り立たない形式商売だったので。

不幸なことに自分はまともな頭と倫理観持ってる類の人間だったので、親や友人に自虐的しか仕事の話できなくて、給料よかろうがなんだろうがやっていけんわ!って切った。

2020-02-10

anond:20200210072433

しかもその「ラク」は、単に「楽」と言う意味じゃなくて

父親男性に苦労を押し付け自分けがラクをしている」自分勝手な人間である、というネガティブ意味だしな。

ネガティブ要素を一定属性押し付けたら、いくら個人の感想です」と言っても怒られるのは当たり前。

オタクキモいと思ってしまうことがある」と言ったらオタクの皆さん大激怒でしょ。

例え「個人の感想です」「別にオタクやめろとかオタク全部殺せとかなんて一切言ってませんよ?」と言ったって。

一定数「オタクキモいオタク自分も思う」と言う人もいるだろう、ってのも構図同じ。そういう自虐的な人も一定数いる)

2020-01-29

男子校の闇

丸山穂高北方領土問題を起こし話題になったとき丸山と同じ西大和学園出身の同僚が「あいつは西大和にはざらにいるタイプ。表に出しちゃいけないんですよ」と言っていた。勿論西大和学生全てがあのような人間ということはあるまいし、自虐的冗談であったろう。ただ、ある種の真理でもある気がする。それは西大和に限った話ではなく、男子校全般にいえることだ。

私も西大和ではないもの男子校に身を置いていたのだが、学生時代を思い返すと実に低俗で卑しい会話の花があちこちに咲いていたものだった。ネットに詳しい奴がもてはやされていたが、その当時のネット社会は差別差別とも思わずネタとして浪費する倫理観の欠けたものであり、毎日のように眉を顰めるべき「ネタ」が教室に輸入されていた。情報時間には首切り動画を流す奴がいたし、著作権などという概念もない。そしてネトウヨだらけだった。

ネトウヨになる入り口は色々とあるだろうが、当時は圧倒的にネット情報が元だろう。なまじ勉強だけできる分読解力は中途半端にあるからそうした文字情報を吸収しやすいのである。考えるに、それまで訓練されてきた国語力は与えられた文章の真偽を判断せず、寧ろ正しいと前提した上で情報を処理するものであり、資料批判は含まれていない。だからネトウヨ怪文書でも鵜呑みにしてしまう。

それでもまっとうな倫理観が備わってさえいれば不謹慎ネタバカ騒ぎするようなことはしないだろうが、中学高校というのは倫理観を養う時期であり、未熟であるのは仕方がない。そして、倫理観とは他者意識してこそ育まれものだと私は思う。思春期において最も意識される他者とは何者か?常識的に考えれば異性であろう。

モテたい、と思えば節度をもって振舞うはずだ。少なくとも生半可な知識で、会ったこともない人々を口汚く罵る真似などしないだろう。差別は悪である、その程度の認識すら持たずに現代社会において成長することは不可能だろうから

男子校ではー女子校そうかもしれないがー、最も他者意識すべき時期に、その他者のいない空間で一日の多くを過ごすのである。そうして育った学生政治家になる。幼いのも当たり前ではなかろうか?

女性差別にしても、男のほうが迫害されている、などとのたまう連中は、小学生男子のまま成長した感がある。振り返れば小学生のころ、女子のほうが優遇されているという不満は男子によくあるものではなかったか。勿論共学の出身者が全員成熟しているとは言わない。しかしあまりにも低俗大人存在は、彼らが倫理を育むべき時期を経なかったことを、如実に示していると思えるのだ。

2020-01-26

サラリーマン川柳って面白い

正直言って不快

自虐的川柳ばっかりで暗い気持ちになる。

誰が投稿してるんだよ?主催会社社員?くだらない時事ネタだじゃればっかりだし。

どこかの団体が毎年発表する「今年の新入社員は◯◯型」っていう発表並みに鬱陶しい。

もっとみんながいい気分になるイベントやりません?

2020-01-09

窓のない部屋

 バスが止まると、乗客たちは押し黙ったまま次々と降りて行く。車窓から見える煤けた家々の影に吸い込まれて行く彼らを眺めていると、いつの間にかバスの中には僕と運転手けがとり残されていた。分かるはずもないポルトガル語でなにかを伝えようとする運転手の表情を見て、ようやくここが終点のモシンボアプライアだということに気付いた。

モザンビーク共和国の最北部タンザニアとの国境に最も近い街、モシンボアプライアナンプーからミニバスに揺られること10時間、日も傾き始めた午後4時頃、やっとのことで到着した。

21世紀になった今でもまだ未開の森が残っているというモザンビーク北部。小さな村と村を辛うじて繋ぐ細い道路は言うまでもなく未舗装で、その上を走るトヨタハイエースミニバスは、重ねて言うまでもなくオフロード向きの車ではない。乗車定員をまるで無視したぎゅうぎゅう詰めの車内で、膝の上に拷問器具さながらの重たいバックパックを載せて、しか悪路を走る振動に耐えながらの10時間は、気の遠くなるような長い時間だった。

 あわてて荷物を引っ張って外に出ると、空になったバスはそそくさと何処かへ行ってしまった。降り立った場所バスターミナルなんて大層なものではなく、石造りの家々が建ち並ぶ小さな村の一角にポツンと広がった、ただの砂地の広場だった。広場の端に植えられたヤシの木の陰には何人かの女性や老人が座っていて、サトウキビバリボリ齧りながらこちらをじっと見ている。ああ、ここ数日と同じだ。

 モザンビーク最大の都市首都マプトは、南北に長い国土の一番南の端にある。南アフリカから陸路入国した時、最初に到着した街もマプトだった。首都首都なりに近代的なガラス張りの高層ビルが建っていたりもするのだけど、そこから北へ向かって縦断を始めると、車窓から見える景色がどんどん田舎に、自然に近づいていくのがそれはもう如実に分かる。白人観光客がいるのはせいぜいマプトの次の街のイニャンバネ辺りまで。国土のちょうど真ん中辺りを東西流れるザンベジ川を超えると舗装道路ほとんど無くなる。北部の街キルマーニを超えるともう公共交通機関が当てにならないので、道端にはヒッチハイクの代行をして日銭を稼ぐ子供達が居たりする。モシンボアの手前のペンバ辺りまでは、自分以外の酔狂バックパッカーを見かけることもあった。しかし、ここに来てついに異邦人自分だけになってしまったらしい。

 いわゆる発展途上国場合自分のような旅行者は、バスから降りるなり土産物押し売りホテルタクシー客引きにもみくちゃにされてうんざりするのが常だ。しかアフリカのこんな僻地まで来てしまうと、そもそも旅行者が訪れることなほとんどないはず。外国人慣れしていない土地人達も、突然バスから降りてきた肌の色の違う人間に驚きつつもどう対処したらいいかからないのだろう。一挙手一投足を全方位から遠巻きに観察されているような視線は、動物園パンダにでもなったかのような気分にさせてくれる。

惚けていても始まらない。まずは今晩の宿を確保して、それから英語の分かる人間を探さないと。ここまでの街で集めた情報によれば、モシンボアからは毎朝早くに国境行きのバスが一台出ているらしい。できれば明日の朝そいつに乗り込みたい。ここ数日、ATMもなければクレジットカードも使えないような場所を通ってきたせいで、手持ちの現金はもうほとんど尽きかけていた。今はできるだけ早く駒を進める必要がある。とにかく、話のわかる奴を探して情報を聞き出さないといけない。僕は檻から抜け出すようにしてその広場を後にした。

 重い荷物を背負って村の中へ入って行くと、ここでも同じように奇異の目を向けられる。それでも、こういう時は一度誰かにしかけてしまえば後は簡単だ。それをきっかけに周りで見ていた人たちも次々話に入ってきて、いつの間にか自分の周りは人だかりになっている。その中には英語を喋る奴が大抵一人くらいはいもので、今回もその中の一人、僕と同い年くらいの青年を見つけた。彼が言うには、自分兄貴が毎朝国境行きの車を運転しているとのこと。この村に来る外国人十中八九陸路タンザニアへ向かおうとしている奴だから、客になりそうな外国人がいると聞いてすっ飛んで来たらしい。村の奥、青年の指差す方向には一台のピックアップトラックが止まっていた。手を引かれ、群衆をかき分けながら近づいていくと、荷台に腰掛けた白いタンクトップの男がサトウキビバリボリ齧りながらこちらに視線を投げている。トラックの前まで来ると、男はサトウキビの食べかすを地面に吐き捨て、挨拶もそこそこに言った。

あんた、国境に行くんだろ。300メティカル明日の朝こいつの荷台に載せて連れてってやるよ。早朝三時にここに来な」

 なんとなく予感はしていたが、国境へ行く手段というのはバスや乗り合いタクシーの事ではないらしい。このトラックの荷台に乗って、荷物のついでに運んでもらうということなのだ。トラックの荷台には、明日の同乗者になるのであろうコーラの空き瓶が入ったケースや何が詰まっているのかわからない大きな頭陀袋が山と積まれているだけで、当然ながら座席のようなものは見当たらない。今日の移動もなかなか骨だったが、明日今日に劣らずタフな一日になりそうだ。

 運賃として提示された300メティカル日本円にしておよそ500円少々。交渉が前提になっているようなひどく高い金額でもないし、村を歩いて探し回っても他の交通手段があるとは思えない。500メティカルなら、あと一日くらいこのモシンボアに泊まってゆっくり骨を休める余裕ができる。聞く所によればこの男は毎日国境まで行っているようだし、出発を一日先延ばしにしてもさほど問題にはならないはずだが、でもこの時はそうしなかった。前へ前へと懸命に移動することに、ある種の快感のようなものを覚え始めていたのかも知れない。とにかく僕はこのトラック明日の朝、国境まで行く事に決めたのだ。

 握手を交わすと、男は表情を和らげて言った。

「寝る場所必要だろう。弟に宿まで案内させるから今夜はそこで休め。寝坊しても起こしに行ってやるから安心しろ

 男が目配せをすると青年は頷き、ついて来いと言って歩き始めた。もう一つの懸案だった宿の方も、彼らが世話してくれるらしい。それもそのはず、人や荷物国境まで運ぶ商売をしていれば、僕のような旅行者を載せる機会も幾度と無くあっただろう。そんな旅行者への宿の斡旋も、彼らの商売の一部なのだ

 青年背中を追って歩いていくと、少しずつ村の中心に近づいていくのがわかった。舗装された道幅の広い道路があらわれ、ガソリンスタンドや錆びたコカコーラ看板商店食堂などが民家に混じって見え始める。顔を少し上げると、視界の端にわずかに入るヤシの木や、朽ちて傾いた丸太電信柱の向こうに、どことなく湿った雨期の青空がいっぱいに広がるのが見える。

10分も歩かないうちに、僕らは一つの建物の前で立ち止まった。周りに見える民家や商店より少し大きい、ちょうど郊外コンビニくらいの大きさのその建物は、宿泊施設としてはやや小さく思える。水色のペンキで塗り染められた石の外壁には大きなひびが入り、風雨や土埃に晒されてくすんだ色になっていた。やれやれ想像通りのボロさである

「ここが宿だ。少し汚いけどこの村には宿はここしかない。悪いけど我慢してくれよな」

青年はそれだけ言うと、あっけにとられる僕をその場に置いて来た道を逃げるように帰っていった。僕が宿にいちゃもんをつける前に立ち去りたかったのだろうか。

入り口にかかる簾をくぐり、薄暗い室内にに踏み込む。簾に付いた鈴が音を立てると、奥のカウンターの向こう側から一人の老人がゆらりと立ち上がった。部屋が欲しいんだと大袈裟ジェスチャーを交えながら伝えると、彼は黙ったまま横の壁の一点を指差した。目をやると、石の壁に赤のペンキで直接文字が書かれているのに気付いた。

"Single 1200. Twin 1600."

シングルの部屋が日本円にしておよそ2000円ほど。いままで泊まってきた宿の中では一番高い金額だが、さて、どうするべきか。村にある宿がここだけだと言う青年言葉は、この宿の大きさから考えて恐らく嘘だろう。ここより安いという確証はないが、土地人間が使うゲストハウス位はどこの村にも幾つかあるものだ。しかし、重い荷物を再び背負って表を歩き回るのはやはり億劫だった。壁に書かれた赤いペンキの文字酸化してほとんど茶色くなっていた。いつからこの値段でやっているのかは知らないが、少なくとも僕を金持ち旅行者と見てふっかけているわけではないようだ。値段の交渉は望み薄だが、僕は試しに聞いてみた。

「もう少し安くはならないの?」

老人は困ったような、それでいて僕がそう言い出すのを知っていたかのような苦笑いを浮かべ、少しの間を置いて言った。

「窓のついてない部屋が一つあるが、そこなら600でいいよ」

なんと、意外なほどあっさり宿賃が半値になってしまった。一泊1000円なら上出来じゃないか。窓が無いというのは、まあ多少風通しと明るさに問題があるとは思うがこの際妥協してもいいだろう。どうせ明日は日が登る前にここを発つのから

「部屋を見せてくれる?」

僕が言うと、老人は鍵を引き出しから取り出し、カウンターを出て奥へ伸びる暗い廊下を歩き始めた。僕もその後を追った。

つのドアの前で立ち止まると、老人はドアノブに鍵を突き刺して、ガチャガチャ乱暴に鍵穴をほじくり始めた。なかなか開かないようだ。このボロさでおまけに窓の一つも付いていないときたら、本当に地下牢のような荒んだ部屋なのだろう。そんなことを考えながら、鍵と格闘する老人の背中を眺めていた。しばらくして鍵が開く。額に汗した老人は僕の方を向いて意味深な笑みを浮かべ、ドアを開いて見せた。

開け放たれたドアの前から覗いた部屋は、想像通りとても簡素ものだった。だが、想像していたより酷くもなかった。六畳程度の部屋のど真ん中にはセミダブルくらいの大きなベッドが石の床に直接置かれ、部屋の隅にはちゃちな木製の小さな椅子と机が、客室の体裁を取り繕う申し訳のようにちょこんと置かれている。そして、奥の壁の大きな窓からレースのカーテン越しに差し込む夕陽が、数少ない部屋の調度品と埃っぽい室内を舞う無数の塵を照らしていた。しかしこの部屋、さっきと少し話が違うんじゃないか

「いや…ご主人、僕が見たいのは半額の部屋の方なんだけど」

「ん? この部屋は600メティカルだが」

だって窓が付いてるじゃないか

僕がそう言うと、老人は黙って部屋へ入って行き、カーテンをめくる。そこにはあったのは確かに窓だった。窓だったが…窓にはガラスが入っていなかった。僕は思わず笑ってしまった。窓が付いていないというのがまさかこういう意味だったとは。明るくて風通しの良いこの部屋は、僕が覚悟していた牢獄の様な部屋よりよっぽどマシに見えた。しかし、中と外の境界を作るのが鍵の掛けようのない無い薄いカーテン一枚というのは、やはり安全面に問題ありすぎる。こんな部屋でおちおち寝ていたら命が幾つあっても足りないだろう。強盗マラリア、野犬、その他諸々の野生動物危険は数え出したらキリがない。半笑いでそんな事を考えていると、いつの間にか隣に来ていた老人に小突かれた。

「で、どうするんだ」

「…窓が付いている部屋も見たいな」

「だろうな」

ニヤリと笑みを浮かべた老人は静かに扉を閉めると、一つ隣の部屋の扉を開けて僕に見せてくれた。さっき見たのと一見全く同じ部屋だが、こっちのほうが心なしか手入れがされているように見える。中に入ってカーテンをめくってみると、くすんだガラスがしっかりと嵌めこまれた窓と網戸が見えた。

「1200メティカルだけど、いいよな?」

振り返ると、勝ち誇ったような笑みを浮かべた老人と目が合った。やれやれこちらの完敗である

「…いいよ。この部屋にする」

宿賃を渡し、僕は笑ってそう答えた。老人は僕の肩にポンと手を置いて、隣の部屋のとはまるで違う綺麗に磨かれた鍵を渡してくれた。やっぱり、あの部屋には最初から客を泊めるつもりなんてなかったのだろう。

明日の昼まで停電から電気はつかないよ。ロウソクが引き出しにあるから使うといい」

「一本いくらですか?」

サービスだよ」

僕が皮肉半分に聞いたことを知ってか知らずか、老人はどうだ気前がいいだろうと言わんばかりの誇らしげな笑みを見せ、ドアの外へ消えて行った。やり返してやった気にはまるでならなかった。

靴や荷物についた砂を振り払い、ベッドに寝転んだ。疲れ切った身体を動かす体力はとうに尽きていたが、不思議と気分は高揚していた。蓄積した疲労の中に滲む自虐的とも言える旅の充足感に気付いたのだった。

2019-12-22

インターネット老人のネットウォッチの思い出とotuneの事

インターネット老人と言うからには少なくともこれぐらいの前の話をしないとかなと思い、もちろん当時の情報網羅とは言えない私個人の限られた範囲ネットウォッチの昔話をしてみます

ネットウォッチはそれこそNIFTYなどの商用パソコン通信の頃から行われていて、インターネット歴史と共に綿々と続いてきたものです。

パソコン通信などやる人はギークナードな人しかいないので、変人ばかりで、中には我を通すために他人の心情など関係ないといったタイプもたくさんいました。

多くの人が自分も我がままな人間なのに小さいなコミュニティを守るため我慢してる中、傍若無人な振る舞いをする人に、あいつムカつくよなとか、なんとか揚げ足取ってやろうとか、中にはリアル情報を集めて何とか酷い仕打ちをしてやろうという人も出てきました。

今と違って、このコミュニティが気に入らないから別の場所と言えるほどネット世界は広くなく、ヘイトのるつぼになりがちな状況でしたが、逆にネットウォッチ的なもの情報集約コミュニティというものも皆無に等しく、あったとしてもNIFTYのPatioなど仲間内クローズドもの限定されてました。

私がこの界隈にうろつき始めたきっかけの山田AGパソコン通信東京BBSで暴れてた変人で、非常識言動で多くの人を困らせていました。

彼に接した全ての人間が彼に不愉快な思いをさせられたといっても過言でなく、有名なvoidさんのようにその態度はないけど理屈はわかるといった救いもない人でした。

そんな中、インターネットに「ネットワーカー研究所」(通称ネ研)が現れ、パソコン通信やあちこちBBS群などの困った人たちの情報を集めたサイトができました。

中身は個人情報などもありましたが、騒動の生ログが羅列されているものほとんどなので、事情を知らない人にはなかなか簡単理解できないものが多かった記憶があります

私がネ研を知ったのは1998年1999年の頃で、あめぞうにもあやしいわーるどにも出入りをしてない健全生活(2ちゃんねるは一応存在してたけど、私は知らなかった)を送っており、山田AG周りの情報のみを見てたので、それ以外の人の話はあまり見ていませんでした。

前述の通り、生ログ収集がメインだったので状況把握が面倒で、おそらくですが、ネ研を見てた人の多くに横のつながりはなかったんじゃないかと思います

otuneさんもここを見てたはずだし、どこかのBBSですれ違ったりしてたとは思うのですが、全く見た覚えがなく、少なくともこの頃は有名なネットウォッチャーという扱いではなかったと思います

とはいえ検索で引っかかるようなオープン場所で、特定の誰かだけでなく多くの情報を集約したネットウォッチ活動の場として実際多くの人が見に来るサイトは他になかった気がします。

ただ、IP抜かれるのは死に値するため閲覧にすら串差してた時代個人管理サイトに気軽に書き込んだりメールして情報提供する人は多くなく、情報の新鮮さにはかけていました。

そして2000年5月ネオ麦茶事件が起こり、2ch知名度が一気に上がり、私もそこで初めてネットウォッチ板(通称ヲチ板)を知るわけです。

山田AGヲチ活動2chに移り、私も入り浸り、彼以外の人も覗き見するようになりました。

そこで体験したことはきりがないので、個々の出来事は避けます

その当時、どのスレを見てもヲチ板モットーウォッチ先 さわらず荒らさず まったりと」というのが徹底されていて、少しでも当人接触しようものなら酷く叩かれてました。

この標語、私がヲチ板に来た頃から言われていたと思うので、最初からあったものだと思います

ネットウォッチ本来ネット活動倫理からは外れる全うでないものから、せめてヲチ対象を含めた他人迷惑をかけてはいけない、という建て前もあったけど、私を含めネットウォッチする人はヲチ対象不愉快な思いをさせられた事がきっかけだったりするので、人に迷惑をかける行動はヲチ対象と同レベルに成り下がる、同じ肥溜めの中にいるにしても顔ぐらいは外に出しておきたいという気持ちもありました。

そういった意識があったせいかヲチ対象に対するネガティブ言葉もせめて笑えるものお笑いツッコミのようにエンターテイメントになるようなもの理屈で殴るようなものより喜ばれてました。

ツッコミ面白くなるのはそれはもうヲチ対象に直接言う方が面白い事が多く、住人であることを隠してツッコミを入れる人もいたけど、それをスレで「あれは俺だ」と報告しようもんなら袋だたきにあうという、自己顕示欲が強い人にはなかなか難しい感じでした。

さて、そんな中、その均衡が崩れたのが古式若葉で、スレ住人がネカマになってヲチ対象をいじり倒す事があり、それが面白いと人気に。

からヲチ板住人の苦々しい視線もよそに、ネット上のおかしな人をいじって遊ぶがネットウォッチ意味に含まれるようになっていきました。

その後、1ch.tvなどでもヲチ対象突撃するという手法が取られたけど、ヲチ板では最初はそういうのはよその板でやっくれないかという人もたくさんいました。

今でもヲチ板代表的出来事としてこの二つが上げられたりしますが、ヲチ板原理主義者としては少々不服ではあります

長くなって来たので歴史的な話はこの辺りにしますが、その後、ヲチ板ネット一般的になっていくうち、多少の頭おかしい人がいても目立たなくなり、隔離することも自分の逃げ場もつくれるので、そういった事が難しいネットゲームの世界だけになっていくのでした。

ただ、ネットウォッチ的なものがなくなった訳でなく、それが普通場所普通に行われてるため、ネットウォッチゲスな事だと認識されないまま広まっているように見えます

そのため、逆にネットウォッチと名の付くからには自分たちの普段やっているものよりも更に酷くゲスな事をやっているものだという印象を与えてしまいがちです。

個人的には本来ならネットウォッチという言葉ヲチ板衰退と共に消えていくべきものだと思っており、それに意義をこじつけ延命させる行為は歓迎できません。

ネットウォッチャーotuneさんの事ですが、私の記憶だとネットウォッチャーと言い出したのは本人でなく、周りが面白がって言い始めたことで、上記の通り、ネットウォッチは影に潜んでこっそりやるゲス行為ということをよく理解してる人なので、一番最初蔑称だったと思います

本人がそう名乗った時は少し驚きましたが、自虐的ものだろうし、今でもその意味で使ってると思うので、ネットウォッチのすごい人って言われてるのを見ると私としてはずーっと悪口言われてる人のように見えてます

本人も苦々しく思ってるかと思いきや、ここ数年だとは思うのですが、自虐的ながらもまんざらでもない様子が出てきて、ちょっとおかしな感じになってきました。

きちんとヲチしてるわけではないので何かきっかけがあったのか分かりませんが、ネットウォッチというもの本質を知っているはずなのに、あえて都合がいいようにズレた意味合いに動かし始め、遂には商売をはじめ、そもそもネットウォッチ自己顕示欲は相反するものという意識が強い昔の人から冷ややかな目で見られるようになっています

彼をネットウォッチャー的観点でいうと、「ネットウォッチの原点を知らない人に俺は昔から知ってるというマウントを使ってズレた事をしているネットゴロ、とはいえ、まだまだ手の施しようが無くなるほどひどいとこまでは行ってない(行くほど儲けてない)ので、熟成するまでまだもう少し」という感じです。

さて、増田とはいえ、私もヲチャとしてはあるまじき自己顕示欲を出してしまったので、深く反省をし、これからも「ウォッチ先 さわらず荒らさず まったりと」を実践していきたいと思います

2019-12-16

anond:20191216173906

ウソを混ぜてかっこつけてると解決しないんだよねー

自分のしょっぱい気持ちを正直に言語化できる開き直り喪女とかは強い

まあ適正ゾーンを通りすぎると今度は自虐的感情盛るようになってそっちもよくないんだけど

2019-12-11

[]「きっと君は来ない。一人きりのクリスマスイブ」はつまり非モテ自虐的クリぼっちだと呟いているってマ?

サイレント(一人だからナイト~♪

ホーリー(holey、心に穴だらけの)ナイト~♪

ってこと?

2019-12-10

いかげん非モテを装うのに疲れてきた

ブログブックマークでは、いかにも非モテでございという体を装って書いてきたけれど、実は最初彼女ができてからは一日も彼女を切らしたことがない(厳密には、5時間ほど切れたことがある。昼に別れたその足で、夜に前々からいい関係性を築いていた、別の女の子口説いた)。二股は当たり前、何なら三股も……という生活を送ってきた。まあ、三股はそんなにしないけれどね。面倒だから

あと、オフパコもしていないよ。バレたら即「あいつは非モテでも何でもないじゃねーか」ってぶっ叩かれるのは目に見えているしね。そもそもオフ会で会う子、怖いんだよ、いろいろ(婉曲的表現)。

それはさておき、何で非モテを装ったかといえば、当時のブログ界隈では非モテこそ論壇の主流、という空気があったから。それに、モテないことを自虐的に扱うと反応もよかったという理由もある。

ただ、さすがに非モテを装うのにも疲れてきた。無理だろ。週末はだいたいはデートだし、平日デートだってある。年を取ったこともあるが、非モテメンタルが全く想像できなくなった。上っ面の非モテをなでているだけ、というか、そんな毎日

そろそろカミングアウトしたくなったんだ。

そこで、非モテを装っている(た)人らに聞きたいんだが(非モテと名乗りつつ、大半は恋人配偶者存在することを知っている)、

○(非モテを装っている人へ)いつ、どのタイミングで、実はモテまくりだったことをカミングアウトする?(あるいは、カミングアウトはしない予定)

○(カミングアウトした人へ)実はモテだったことを、どんなふうに表明した?

参考にさせてほしい。

2019-12-08

anond:20191208213858

そうなんだよな。

こう言うと自虐的だけども。

2019-12-04

独立国 和歌山

anond:20191203002224

和歌山の特異性の根源は色々ある。

和歌山城を中心とする徳川信仰

今もなお市シンボルとしてそびえる和歌山城、また県庁脇の交差点には史実では徳川幕府を立て直し、ドラマでも「暴れん坊将軍」として名高い吉宗公の銅像とともかく徳川御三家のプライドを、特にその周辺住民意識に深く刻みこんでいる。

高野山

言わずと知れた日本仏教聖地空海平安時代に開いたその地は世界遺産にも登録され、より一層存在価値を増し観光地としても世界的に注目されている。参拝者数日本一の寺院成田山新勝寺高野山真言宗の一流派根来寺(和歌山岩出市)の下部組織に過ぎない。

熊野古道

神武天皇にも由来する日本サッカー協会のシンボル八咫烏、落差日本一の那智の滝などの熊野三山平安時代から信仰対象として貴族朝廷でも人気があり、その参詣道としての熊野古道世界遺産になったことで、県で最も経済的価値の無かった山間部でも経済効果を生み出している。


住友金属和歌山製鉄所。

かつては同社の主力工場でもあったため、和歌山市には企業城下町文化が今なお根付いている。ノーリツ鋼機や島精機をはじめとする様々な企業の発展もその恩恵に預かったと言っても過言では無い。

野球

現在の県立桐蔭高校前身和歌山中学が今で言う甲子園選手権第一大会から出場し第7回8回の大会で優勝した。それで野球文化が広がり住金野球部の活躍からかつての箕島高校現在智弁和歌山などが活躍すると同時にそれら以外の学校からも今なお多くのプロ選手が輩出され続いている。

トルコとの友好。

明治時代トルコエルトゥールル号難破を潮岬周辺住民が救助活動したことにより日本との友好関係現在も深く繋がっている。

松下幸之助

Panasonic創業者の生誕地。

明石家さんま

生誕地。

がんばれ前畑の前畑秀子

生誕地。

華岡青洲

世界初の全身麻酔による手術。

紀伊國屋左衛門

豪商。生誕地。

パンダ

白浜アドベンチャーワールド

梅。

紀州南高梅

みかん。

有田みかん

醤油

発祥の地。

L'Arc-en-Ciel

hyde生誕地。

コブクロ

事務所所在地

ドレスコーズ

志磨遼平生誕地。

小林稔侍

生誕地。

ガンダムSEEDbelieve

玉置成実生誕地。

このように、和歌山県は自慢ポイント県内各地にあり、多岐に渡るため特異な県民性があると思う。本州南端山間部に囲まれ大阪奈良から隔離された地理的要因もあるのだろう。

そういった点では指摘された「独立国」というのもあながち的外れではないし逆に個性として主張すれば発展する要因になるかも知れない。

書き初め自虐的だったが書いている途中で自慢になるという不思議

2019-11-19

anond:20191119121502

増田の周りで塾を叩いた人が、少ない知見から自分イメージで語って増田不快がらせたように、増田自身自分イメージしか塾を語ってないわけで、実際世の中にたくさんひどい塾があることから目をそらしても意味ないのでは、と思う。そういう語り方って水掛け論にしかならないと思うので、少し違う視点で語ろう。

学校は、社会に広く教育を普及する使命を担っている。いわば公的インフラだ。では塾は? 増田イメージでは、塾はいわば「普通水道で水が十分いきわたらない家に別途水を届けるサービス」みたいなイメージだろうか。きっと増田父親のやっていた個人塾はそういう良心的な塾だったのだろう。そして、少し聞きにくいことを言えば、だからこそ廃業するのだろう。なぜそういえるか? 考えてみたらわかる。公共安価飲料水供給されてる社会で、公共税金を使っても水を届けるのが大変な場所に「普通の水」を届けるサービス、そこに儲かる余地があるだろうか? 需要はあっても、教育本質的に儲からない事業なのだ

では、世間の長く続く塾、大手はどうやって儲けているか? 先ほどの水の譬えにして考えてみればいい。(1)需要を無理に作る、(2)水を実際より価値あるものに見せて高く売りつける、のどちらかだ。

たとえば、実際は塾に行く必要のない生徒や保護者不安煽り洗脳気味に自分たちに依存させ、どんどん色々なコースや講座を購入させる。泥沼みたいになる子供をたくさん見せられ、そのフォローをするのは、結局公的インフラを支える人員だったりする。塾のしりぬぐいを学校がしている、なんては実際よくある話だ。さらに、学校の授業を少しだけ先取りする、宿題を山ほど出す、そして「学校の授業なんて意味ない」と囁く。生徒はますます学校を軽視し塾に依存する、学校の授業は崩壊する、不安になったほかの生徒も塾に行く、儲かる、という具合だ。

それでも、きちんと学力をつけるならまだいい。が、間違った指導や先々問題の出る考え方を「テクニック」と称して売りつけたり、精神的に弱った生徒を誤ったきつい指導で病ませたりしてフォローもしない。近年増加する中高生自殺理由のうちで大きな部分を占めるのが「進学問題」だ。学校がきつい指導で生徒を追い込んだりする時代でもなく、いったい誰が生徒を追い込むのか? そこまで言うといいすぎといわれるかもしれないが、少なくとも塾がそこで役立っていないこと、学校カウンセラーを配置するなどして、その対応に追われていることは事実だ。まともな水を適正価格配達していたら儲からないのだから、「本当は不要な人に売る」か「安全性真正性保証できないものを売る」ことで儲ける人がいてもおかしくない。そして、そのツケを払うのは結局社会だ。

増田父親仕事が賤業だとはまったく思わない。だが、増田のお父さんは、同業者のそういうやり方を、おそらくはよく知っていたのだろう。それが自虐的台詞に繋がったのではないか想像する。だから問題は「世間無理解偏見」とかではなく、増田父親にそんな台詞を吐かせる業界構造のものにあるのではないかと私は思う。

anond:20191119135940

まぁ、この例だと両方に問題があるのはあるだろうがな。

大抵が笑って流せるものを繊細ヤンキーは延々突っ込んで来るからな。

死ね」と言ったわけでもなければ、もしかしたら当人は褒めたつもりかもしれない。

英語上手ですね」ってのも、「(日本人英語が苦手なのに)英語上手ですね」って勝手自分自虐的に読んでるだけなんだよ。

どんな言い方したって伝わらない奴は居る。

どんな人物であれ対応できる言葉なんてねぇし。

あるなら見本が欲しいわ。誰でも問題ない質問リスト。それを元に質問することにするわ。

2019-11-12

anond:20191112160228

女も普通にいたけど、非モテ論壇に関わってるのが男ばかりだっただけ

女の場合「私も非モテだけど別にこのまま地味に生きていけばいいや」って事を

人によっては楽しそうに、また別の人は自虐的に言う感じだった記憶

2019-11-05

自虐的に「ぼくはロリコン」歌って笑い取れる時代ちゃうねんな

フェミには「気持ち悪い」(まぁこれはわかる。わかってますよ。)と言われ、

オタクには「ロリコンバカにしている」と言われ、

Noタッチ(というかもとから二次ロリ限定だし)を貫いて来て、

現実ロリコン教師を情けない奴とバッシングしても、

世間的にはロリコン教師の方がぼくより認められているのが現実なんだよね。

2019-10-27

anond:20191027190019

HSPだって一言も言ってないのにおおよそ見抜かれている……。

そのままでいい」ってのがなかなか難しい。そう思えるようになれれば自虐的なことを言ったり考えたりして人に迷惑をかけることが減るんだろうけど。

自分感受性の高さに振り回されてるけど、それをコントロールできるようになってポジティブな方向に活かせたらいいなと思う。

2019-10-10

5ちゃんねるを信じてしまって友達を敵に回した話

某有名企業グループ会社で働いてる。

半官半民とはよく言われる。

年収は院卒で新卒から6年で500万を越えるようにになった。ほぼ600万近い。

5ちゃんではすごいボロカスにこの年収が叩かれてて、夢がないとか終わってるとか言われてた。

仕事はほぼ定時だし、有給新卒からMax20日で毎年でとれている。まぁ、いい人も多いし気楽に仕事ができているんだけど、同業他社は激務で1000万とかなんで比べるのもなぁ、と思いつつ安いんだろうなぁとか思ってた。自虐的に。

その板では、その年収中小企業より低い、不幸せ、一生を棒に降ってるとか言われてる。

友達と集まる機会があって、年収を聞かれた。友達国家公務員看護師教師数人。「増田いーなー!」とやいやいうるさいのと、友達が次々と結婚して家を建ててた(田舎)のを「みんな俺より金すげーもってんなー」と勘違いして、自虐意味を込めていくらかめっちゃ聞かれたので正直に答えた。

「少ないんだけど、、、600万くらいなんだ」

そしたらみんなより100万近く上の収入だったことがわかった。家賃補助もほぼでてるから手取りは月10万使って欲もないからほぼ貯金してる。

流れる沈黙

多分低いと思ってた人もいるんだろう(低いんだってね??って煽ってくるやつもいたから)

それからなんかお通夜みたいになってしまった。

はぁ

2019-09-30

黒人ネタ」について

ひとつモヤモヤとしている話をする。

5年くらい前になると思うが、大御所芸人司会の番組に、アフリカ系のルーツを持つ芸人(よく知られた人だ)が登場するのを見た。彼はアフリカ外国人父親日本人母親を持つ日本人で、一見して父親由来の外見的特徴が目立つ。

その彼が舞台に登場~本題に入る前の空白の一瞬、出し抜けに大御所芸人が「肌白くなった?」と聞いた。何の脈絡もない、ナンセンスが笑いどころであろうボケである(私に評価はできない)。それに対して芸人は「日本人ちょっと近づきましたかね?」とボケ返して応じた。会場全体の笑い声が聞こえて、その話は終わった。

これだけの掛け合いだが私は忘れられずにいる。このやり取りが意味するところは、「肌の色が黒いと日本人ではない」ということである。多くの黒~褐色の肌を持つ日本人が、このメッセージを受けてどんな気持ちになるだろうか。なによりショックだったのは、そんな言葉当事者の口からたことだった。本来なら差別的発言だと指摘したいが、当事者が笑わせようとして言ったのだから、笑うのが正解なんだろうか。彼はこれまでずっと、不当な扱いや環境をこのような自虐的笑いに変えることで乗り越えてきたんだろうか?「あなた日本人だよ」と言いたいけれど、そんなこと言ったら芸人としてはたぶん迷惑だろう。そんなふうに考えていたら笑うどころか悲しくなった。

このやり取りについてはたぶんネットで話題になってはいなかったので、昔の話だがここに書いておく。

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