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名著「UNIXという考え方 - UNIX哲学」は本当に名著なのか? 〜 著者のガンカーズは何者なのかとことん調べてみた - Qiita
この記事はよく調べてあるなぁと思う反面,事実関係の間違いも多く当時の空気感など欠けていると思う部分がいくつかある。事実関係に関しては追い切れないので参考文献を挙げるにとどめておくが,空気感のほうはいくつか書いておく。なお当該記事の「当時と今では状況が全然違うんだから,安易に『UNIX 哲学』とかいうな」という主旨には大賛成である。
初期の UNIX の歴史について興味がある向きには次の書籍をお薦めする。
Peter H. Salus『A Quarter Century of UNIX』(1994, Addison-Wesley Publishing)
和訳の『UNIXの1/4世紀』(Peter H. Salus, QUIPU LLC 訳, 2000, アスキー) は絶版のうえ訳も微妙なので薦めづらいが,原書は The Unix Heritage Society (tuhs) で PDF が無償公開されているので,英語が苦にならないのなら読んでみるといい。
また同じく tuhs で無償公開されている Don Libes and Sandy Ressler『Life with UNIX』(1989, Prentice Hall)を読めば80年代終りの UNIX の状況(XENIX についてもしっかり言及されている)や利用者目線での雰囲気もある程度判るだろう。
元記事で一番気になるのが「哲学」という語の捉え方。この言葉の強さに引きずられているように読める。でもこれ,当時は設計の基本的な考え方くらいの意味でわりとよく使われていた言葉なんだよね。たとえば米 BYTE 誌のアーカイブを “philosophy” で全文検索するとこんな感じ。
https://archive.org/details/byte-magazine?query=philosophy&sin=TXT&sort=date
ほぼ毎号のように出現していたのが判るだろう。
もっとも猫も杓子も「哲学」を振りかざしていたわけではないし,UNIX の開発者たちが「哲学」の語を好んで使っていたのも間違いないように思う。傍証の一つが AT&T の定期刊行物『The Bell System Technical Journal』の1978年7, 8月号だ。元記事で言及されているマキルロイの Forword の初出がこれで,ネットのアーカイブから PDF が入手できる。
この号は二部構成になっていて第一部が Atlanta Fiber System に関する論文12本(全172ページ),第二部が UNIX に関する(Preface や Foreword を含む)論文22本(全416ページ)となっている。さて前述の PDF は OCR されているので “philosophy” で全文検索してみると8箇所見つかる。これが見事に全部 UNIX の論文なのだ。もちろん論文の性質もページ数も違うからこれだけで確定的なことはいえないが「日常的に使っていたんだろうなぁ」という推測は成り立つだろう。じつはマキルロイの哲学とされている部分は “Style” であり “philosophy” の語は一切使われていないというのもちょっと面白い。UNIX の開発者たちがなぜ「哲学」という語を好んだか正確なところは判らないが,それまでにない新しい考え方に基づいた OS を開発しているという意識があれば,そういう言葉を選ぶのが自然な時代だったことは間違いない。
UNIX が認知され拡がっていく過程で「哲学」も知られるようになっていった。自分が好むものの良さを他人にも識ってもらいたい,あわよくば他人もそれを好むようになって欲しいという布教活動は今も昔を変らないわけで「哲学」はその便利なツールとなったわけだ。元記事ではガンカースの著作を「外部の人間が後から打ち立てた哲学」と表現しているが,そんなたいしたものではない。マキルロイの論文に影響を受けた布教のためのああいう説教は到るところにあった。たとえば前掲の『Life with UNIX』にもしっかり Philosophy の項がある。また日本で最初期の UNIX 解説本のひとつである,村井純・井上尚司・砂原秀樹『プロフェッショナル UNIX』(1986,アスキー)には冒頭次のような一節がある。
オペレーティング・システムは,コンピュータを使うものにとっての環境を形成する基盤であるから,そのうえで生活する者の個性を尊重し,より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェアでなければならない。この主張こそが,UNIX のオペレーティング・システムとしての個性ではないだろうか。
「より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェア」とはテキストを入出力フォーマットとする単機能のコマンド群のことで,これらをパイプでつなげたりシェルスクリプトでまとめたりすることで「そのうえで生活する者の個性を尊重し」た「より良い環境へと作り上げて行く」ということだ。こういった説教はありふれたものであった。たんにそれを「哲学」の語を用いて書籍にまとめたのが,たまたまガンカースだったというだけのことである。
そしてじつは UNIX の場合,布教活動とはべつに「哲学」を広めなければならない切実な理由があった。これを説明するのは非常に面倒くさい。当時と今ではあまりにも環境が違うのだが,その違いが判らないと切実さが伝わらないからだ。マア頑張ってみよう。
UNIX は PDP というミニコンピュータ(ミニコン)上に開発された。このミニコンを使うためには専用の部屋に行く必要がある。その部屋は,もちろん場所によって違うわけだが,マアおおよそ学校の教室くらいの大きさだ。長机が何列か並んでおり,そのうえにはブラウン管ディスプレイとキーボードを備えた機器が等間隔に置かれている。壁際にはプリンタが何台かあるだろう。通っていた学校にコンピュータ室などと呼ばれる部屋があったならそれを思い浮かべればだいたい合ってる。ただし置かれている機器はコンピュータではなくコンピュータに接続するための端末装置(ターミナル)だ。端末装置のキーボードで打った文字がコンピュータに送られコンピュータが表示した文字がそのディスプレイに表示される。現在 Unix 系 OS で CLI を使うときターミナルとか xterm という名のアプリケーションを用いるがこれらは端末装置のエミュレータで,もともとは実体のある装置だったわけだ。
さてコンピュータ室にたいていは隣接するかたちでマシンルームなどと呼ばれる六畳くらいの部屋がある。窓ガラスで仕切られたこの部屋には箪笥や洗濯機くらいの大きさの装置が何台か置かれている。これがコンピュータ本体だ。もっともコンピュータが何台もあるわけではない。この箪笥が CPU でそっちの洗濯機がハードディスク,あの机に置かれているタイプライタが管理用コンソールといった具合に何台かある装置全部で一台のコンピュータになる。どこが〝ミニ〟だと突っ込みたくなるかもしれないが「六畳で収まるなんて,なんてミニ!」という時代のお話だ。
端末装置それぞれから(USB のご先祖様の)RS-232 という規格のアオダイショウみたいなケーブルが伸び,マシンルームに置かれたターミナルマルチプレクサと呼ばれるスーツケースに台数分のアオダイショウが刺さってコンピュータとの通信を行う。コンピュータと多数の端末装置を含めたこれら全体をサイトと呼び,root 権限を持って管理業務を行う人をシステム管理者あるいはスーパーユーザと呼んだ。
結構上手に説明できたと思うのだが雰囲気は伝わっただろうか。ここで重要なのは一台のコンピュータを数十人が一斉に使っていたという事実だ。洗濯機とかアオダイショウとかは,マアどうでもいい。
当時の UNIX の評価を一言で表すと〝自由で不安定な OS〟となる。メーカお仕着せではなく自分好みの「より良い環境」を作りあげる自由。さらに他のメインフレームやミニコン用 OS に比べると一般ユーザ権限でできることが圧倒的に多かった。そしてその代償が不安定さ。今では考えられないが UNIX のその不安定さゆえにプロ用 OS ではないと考える向きは多かったし「でも UNIX ってすぐ落ちるじゃん」というのは UNIX アンチ定番のディスりだった。UNIX の落とし方,みたいな情報がなんとなく廻ってきたものだ。
こういった雰囲気を鮮やかに伝えてくれるのが,高野豊『root から / へのメッセージ』(1991,アスキー)だ。当時アスキーが発行していた雑誌『UNIX MAGAZINE』に連載されていた氏のエッセイの1986年11月号から1988年10月号掲載分までをまとめた書籍である。著者の高野氏は勤務先の松下電器で1980年ごろから UNIX サイトのスーパーユーザを務めており,日本では最古参の一人である。この本の中で高野氏は繰返し UNIX の自由さと不安定さに言及している。すこし長くなるが,その中の一つを引用しよう。
CPU は,システムにとって重要な共有資源であるが,この CPU を実質的に停めてしまうことが UNIX ではいとも簡単にできる。たとえば,cc コマンドを10個くらい同時に走らせてみたらよい。VAX-11/780 といえども,同時に実行できるコンパイルはせいぜい3つか4つである。それ以上実行することも当然可能ではあるが,他に与える影響が無視できなくなる。つまり,てきめんに vi のカーソルが動かなくなる。あるいは,すこし大きめなディレクトリ上での ls コマンドの出力が表示されるまでに煙草を1本吸い終えてしまったり,タイムアウトでログインが撥ねつけられたりといったバカげた現象が起きだすのである。こういった状態になると,UNIX は破壊されたに等しい。真夜中,独りで VAX を占有して使っているのなら何をやろうとかまわない。しかし,20人30人と多数の人間が使っているときに勝手をやられると非常に困るのである。当人の仕事が遅れるのは自業自得だとしても,そのとばっちりで他のエディタまで止まってしまうと,もはやどの仕事も進行しなくなる。
ディスクについても同様なことがいえる。UNIX では,ファイルシステムを使いはたすまで大きなファイルを自由に作ることができる。したがって,自分のプロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュアが使うと悲惨なことになる。ディスクを使いはたすと,コンソール・タイプライターにエラー・メッセージが出力されるが,夜中にそれが発生して,コンソール・タイプライターが一晩中エラー・メッセージを打ち続け,朝マシンルームに行ってみると紙を一箱打ち尽くしてしまい,ピーピーと悲しげな声を上げて人を呼んでいた光景を私は何度も見てきた。こうなると,それをしでかした本人のプロセスは当然のこととしても,同じディスクで走っている他のプロセスも先に進めなくなってしまう。すこしでも負荷を夜間にまわそうとする善意は逆転してしまい,わずかでも仕事を先に進めようとする意図も完璧に打ち砕かれてしまうのである。
そして,こうした不安定さが「哲学」を必要としたのだ。自分が利用しているサイトに「cc コマンドを10個くらい同時に走らせ」たり「自分のプロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュア」がいるとその累は自分にも及んでしまう。だからサイトの利用者全員に UNIX の設計の基本的な考え方を理解してもらうことが,自分のために必要だった。UNIX の伝道がより苛烈だった理由のひとつがここにあるのだ。
ミニコン上で誕生した UNIX は 4.3BSD(1986)で最高潮を迎える。注意したいのはミニコン時代の UNIX は Research UNIX と CSRG BSD みたいな区別をせずにまとめて UNIX として扱われていたことだ。実際『プロフェッショナル UNIX』も『root から〜』も UNIX と記述されてはいるが実際には BSD を扱っている。べつに当時の人が無知だったわけではない。なにしろ BSD を利用するためにはまず AT&T から UNIX のライセンスを購入し,そのうえでカリフォルニア大学バークレー校(UCB)から BSD を入手しなければならなかったからその関係は当然広く知られていた。ベル研で発明された UNIX を外部の人たちも含めみんなで改良し,それら全体が UNIX であるという考え方が自然だっただけである。『Life with UNIX』のような英語の文献によく登場する “Berkeley UNIX” という言い回しが当時の気分をよく表している。UNIX vs BSD みたいな捉え方は法廷闘争を経た90年代以降の感覚だ。
もっともそういう70年代風味の牧歌的風景はミニコン世界限定の話であった。BSD そのものはミニコン用のものしかなかったが,そのコードを受け継いだ BSD 系 Unix や AT&T が推し進める System V などがワークステーション市場を舞台に80年代中盤から激しく覇権を争うようになる。いわゆる Unix 戦争で,PC 用 Unix であるマイクロソフトの XENIX も当然参戦した。ミニコン世界が牧歌的だったのは,ぶっちゃけていえば先のない技術だったからだ。ただ Unix 戦争はあくまでも標準という聖杯を争う戦いであり,AT&T と BSD 系 Unix の Sun Microsystems が共同で System V Release 4.0 (SVR4) を作りあげたように後の法廷闘争とは趣が違う。
こうしたミニコン UNIX からワークステーション Unix への転変は Unix そのものや文化にも変化をもたらした。まず激しい競争は Unix の高機能化を加速した。商品として判りやすい惹句が「あれもできます,これもできます」なのは誰もが知っている。もちろん安定性を増すために quota のような利用者の自由を制限する機能も含まれていた。またワークステーション Unix は現在の Unix 系 OS と同様同時に一人が使うものであり前述の布教の必要性は大幅に減じた。達人たちのみの楽園から万人に開かれた道具に変ったのだ。こういった変化を体感したければ『root から〜』と水越賢治『スーパーユーザの日々』(1993,オーム社)を読み比べてみるといい。『スーパーユーザの日々』はワークステーション Unix のシステム管理の入門書だ。この本ではたんに知識を羅列するかわりに架空のソフトウェアハウス(開発会社)を舞台に新卒社員が先輩社員からシステム管理を学ぶという体裁をとっており,そのおかげで架空の話とはいえ90年代前半の雰囲気が堪能できる。出版年でいえば『root から〜』と二年しか違わない『スーパーユーザの日々』の落差は “dog year” と称された当時の激烈な変化まで体感できるだろう。
当時はよくいわれたのに今やほとんど聞かれなくなったものがある。マキルロイの論文の結論部分に書かれたそれは,1973年に出版されたイギリスの経済学者エルンスト・シューマッハーの著作の題名で,中学生の英語力があれば十分に理解できる平明な一文だ。
Small is beautiful.
マキルロイは『人月の神話』を引いて一定の留保をつけてはいるものの,これが UNIX 哲学の背骨であることに違いはない。機能をありったけ詰め込もうとして失敗した “kitchen-in-a-sink” な MULTI•cs のアンチテーゼである UNI•x にとって,これ以上のスローガンがあるだろうか?
ひるがえって現在の Unix 系 OS をみれば,ブクブクと肥え太ったシステムコール,全容を俯瞰するだけでも一苦労するライブラリインターフェイス,一生使うことのないオプションスイッチまみれのコマンド群。UNIX が仮想敵とした OS そのものだ。そのことについてとくになにも思わない。ハードウェアは長足の進歩を遂げ,コンピュータの応用範囲は途方もなく拡がった。UNIX が変らなければたんに打ち棄てられ,歴史書を飾る一項目になっただけだ。ただ現在「UNIX 哲学」を語るならそうした背景は理解していなければならないし,どれだけ繊細な注意を払ったところで〝つまみ食い〟になってしまうことは自覚すべきだ。
MPDG "exists solely in the fevered imaginations of sensitive writer-directors to teach broodingly soulful young men to embrace life and its infinite mysteries and adventures."
The Manic Pixie Dream Girl, like some other stock characters such as the Magical Negro, seems to exist only to provide spiritual or mystical help to the protagonist. The MPDG has no discernible inner life. Instead, her central purpose is to provide the protagonist with important life lessons.
わかるかな?
EVが話題になっているけど実際に乗ってる人の話が少ない。なのでここで5年間乗った日産リーフを手放した話をしよう。2017年発売の40kwhバッテリーを積んだモデル、現行型です。
自宅のガレージに充電器をつけて自宅充電運用してます。これめちゃくちゃ便利です。家に帰ってコードを刺せば、翌朝にはフル充電にできる。ガソリンを入れに行く必要が全く無くなります。しかも深夜の電気代はガソリン代より大幅に安いので、家計にも有利です。今のようにガソリン代が高騰するとますます有利になります。オイル交換も必要なく、メンテナンス費用も抑えられます。
リーフスパイで確認したところ、現在の電池容量は新車時と比べて91%でした。最初の一年で5%、次の一年でさらに3%、とちょっと心配な減り方だったけど、そこから劣化はほぼ止まりました。次のユーザーの手に渡っても、バッテリー交換は別に必要無さそうです。
関東圏内の観光地まで行楽に使う分には十分です。わかりやすくいうと、東京から箱根まで途中充電無しで行けるし、帰りにSAPAや日産ディーラーで30分間の休憩兼充電の時間を取れば自宅まで帰れます。仮に充電0で帰ってもガレージの充電器と繋げば次の日には満充電になってます。
ただし長距離移動は苦手です。高速移動→急速充電→高速移動→急速充電をすると2回目の急速充電から出力がでない、電気が入っていかなくなります(熱ダレ)。東京大阪間、もしくはそれ以上の長距離を頻繁に走る方は、他の電気自動車を選んだ方がいいです。
手放す理由はアリアへの乗り換えです。YouTuber のEV life Japanさんによる検証だと、アリアなら急速充電を切り返して1000kmの連続走行も可能なようです。リーフでは出来なかった遠出に挑戦してみたいですね。
日産リーフ、使い道は少し限定されますが、いい車ですよ。家に充電器を設置できて400km以上の遠出は滅多にしない、という人には自信を持ってお薦めできます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5015da26607a03ab2fd804f94bd39019607c12f9?page=5
ーー海外では今、「生活習慣病」はあまり目を向けられていないそうですね。
「生活習慣病」(life style disease)という用語自体、すでに国際的に見れば使われなくなっています。
医学論文の検索サイトPubmed で検索すると、「life style」 を含む論文は年々増えていますが、「life style disease」という言葉を用いている論文は589本(0.5%) に留まります。しかもそのうち391 本は日本の施設か日本人が書いた論文でした。つまり「生活習慣病」は日本だけのローカルな方言となっているのです。
ーー海外では、大規模な研究結果によって健康の自己責任論は見直そうという動きが1980年代から広がっていたにもかかわらず、日本は反対方向に突き進んだ。
海外でもそんなにきれいに見直しが進んだわけではないです。健康の社会的決定要因という概念は、アメリカでは全く流行らず、政策にも取り入れられませんでした。
民主党の中でもよほどリベラルでないとあの概念は受け入れられない。ましてや共和党には全く受け入れられなかった。
ーーヨーロッパだけだったのですね。
ヨーロッパの中でも健康の社会的決定要因を政策に盛り込めたのはイギリスだけです。イギリスでの公式な場で取り上げられたのは、1998年に「健康の社会的決定要因 確かな事実(Solid Facts)」というWHOの報告書が出てからです。当時のブレア政権が本格的に取り組みました。
この研究を率いてきたのは、ロンドン大学のマイケル・マーモット教授で、ブレア政権のアドバイザーになりました。残念ですが連立政権になってからこの概念は外され、マーモット教授も政府系の諮問委員から全て外されました。
ーー健康政策は、見事に時の政権の思想に左右されてしまうわけですね。
そうです。やはりサッチャリズムとレーガノミクスの影響は大きい。社会格差が広がるにつれて、「健康格差」が目に見えるようになってきたので、社会の注目を浴びるようになった。
日本の場合、2001年からの小泉政権あたりではっきり見えるようになりました。そういう意味で政権の思想の影響をすごく受けるテーマです。
机の前に座ってから、読もうとしてた本とかスマホがそこにないことに気付くわけ。
そんで部屋を見渡すと隅とかベッドの上とかに本が転がってる。
こうなるともうめんどい。
わざわざ立ち上がって2~3歩動いてモノをつかんで椅子に戻る。これがめんどい。
VRゲームのHarf-Life:Alyxだと、手から出るレーザーで取りたいものに照準を合わせて、釣りみたいに手首をクッて返すだけで自分のもとに飛んでくるのに。
そういうガジェットできねぇかな。棒状のコントローラーくらいのサイズで。
なんかまだまだ現実空間に何かを作用させる技術って少ないよね。二十世紀少年でやってた空中に映し出すシューティングゲームも無いし。
空中に投影するのくらいできそうだけどな~~~。
I am suddenly overwhelmed by sorrow because of facing the real that I am writing nonsense in the anonymous diary. I am wondering why I am doing such a thing at the midnight. I could have done more productive things instead of wasting my time for such a unproductive thing. It always does. Although I am always thinking of spending a wonderful day in the morning, I finish the day without doing anything. Such stupid days make a stupid year and a pile of such stupid years are about to result in a stupid life. Lousy end can be seen obviously. I can't have any hope. I have no choice but to pour my uncontrollable feeling into the anonymous diary.....
一読して、同性愛をめぐる主題の取り扱いの薄さが気になったのだが、筒井亮太の解題に指摘があった。
「[...]実のところ、サリヴァン個人のセクシュアリティの部分は、後続する類書(本書もその例外ではない)において巧妙に回避され、正面きって論じられることが少ない。その点を鋭く指摘したブレッシュナー(Blechner 2005)は、サリヴァンの病棟管理実践をはじめとするさまざまな着想の背景には彼個人の同性愛(とその社会的苦境)が大きく関わっていると言う。ゲイを公言しているブレッシュナーのもとには、サリヴァンが記述しているような患者が多く訪れており、患者たちは周囲の「ホモフォビア」によって傷つき苦しんでいた。その臨床経験も含めて、彼は、サリヴァンの対人関係論を理解する上で、性欲同や同性愛の側面を除外せず、考慮するように強く主張している」(313 f.)
訳者はこの点(巧妙に回避されていること)をどのようにとらえているのだろうと思った(「ゲイを公言しているブレッシュナー」という書きぶり・・・)。
Mark J. Blechnerの論文は、ウェブ上で入手でき、『精神病理学私記』を読み解くのに有益な情報がいくつかあり面白く読んだ。
The gay Harry Stack Sullivan: Interactions between his life, clinical work, and theory
http://www.wawhite.org/uploads/PDF/E1F_2%20Blechner_M_TGHSS.pdf
同性パートナー、Michael Allenによれば街娼であった、を養子としたことや、相互フェラチオ、いわゆる「69」への着目の背景、意味(サリヴァンの著作表紙にみられる陰陽図を模したような白と黒の馬の頭部の図柄)等の下りが特に興味深かった。
調べると訳者はTwitterのアカウントを運用している様子。明らかに個人が特定されうる投稿内容なのだが、同氏を含め特定可能な仕方でSNS運用する心理臨床家は、自己開示をめぐる職業倫理についてどのようにとらえているのだろう。
anond:20220520013638の中に書いてたけど文字数制限で省かれてしまったので別に載せる。せっかくの苦労を無駄にしたくない。
https://anond.hatelabo.jp/20220517213328
個人的に思い入れのある曲を30曲。順位は上位のもの以外は割とテキトー。
イントロがカッコ良すぎる。曲全体としてはそんな好きじゃないけど、たぶんイントロだけだと300回近く聴いた。通して聴いたのは3回くらい。
『ケツメイシ - 海』
ケツメイシと言ったら夏歌、夏歌といえば「夏の思い出」だと思うけど、個人的にはこっち。メンバーのラップがまだ完成されてない感じとオールドスクールなトラックが最高。
リリースをカットされたピアノフレーズがかっこいい。割と中田ヤスタカの曲は楽器を重ねて空間を埋めるように編曲された曲が多い印象だけど、この曲はかなり隙間を意識して作られてて好き。
中田ヤスタカと言えばPrefumeだけど、断トツでこの曲が好き。コンプレクストロみたいな構成のトラックで、いろんな楽器や音色が入れ替わり立ち替わりするのが良い。こういう編曲、しかもJ-POPの歌物でっていうのはなかなかない。
相対性理論は10代の頃に死ぬほど聴いた。メランコリックな曲が多いけど、この曲は明るくて良い塩梅。「荒川アンダーザブリッジ」懐かしいですね。
『宇多田ヒカル - time will tell』
よく行ってたクラブで朝方流れてた曲。この曲を聴くと当時の朝の渋谷の匂いとか景色が蘇ってくる。
元々知ってて良い曲だなとは思っていたけど、何かのイベントでこの曲の弾き語りを聴いて泣いてしまった思い出がある。この曲で涙を流せる純粋さはずっと持っていたい。
デビュー当時の、着うた系ギャルR&Bみたいな曲も好きだったけど、この曲以降の西野カナはかなりいい曲多い印象。個人的に「パッ」とかも好き。
「L'Arc~en~Ciel - winter fall」
普段はそんなに歌詞を意識して音楽は聴かないけど、Hydeの比喩に比喩を重ねたような歌詞は結構好き。
神前暁が作編曲した楽曲で一番好き。田中秀和の楽曲と迷ったけど、オタク受けとか関係なくこの曲は良い。
所謂「歌物」ロックから一曲。この疾走感に初期衝動が感じるような曲、いつまでも好きなんだろうなって思う。
『岡村靖幸 - ビバナミダ』
80年代風スタイルにどこかフレンチハウスっぽい風味も感じる編曲が最高。岡村靖幸は昔の曲じゃなくて最近のバキバキのトラックの上で歌い上げてる曲の方が好き。
『Avec Avec - おしえて』
10代中盤から20代前半まで、Maltineをはじめとするインターネットレーベルにハマってた。こんなにスウィングさせても成立するんだって当時はかなり衝撃的だった曲。こんなにビートがヨレてる曲は正直世界中探してもこの曲だけだと思う。
『FLIPPER'S GUITAR - さようならパステルズ・バッヂ』
華奢でまだあどけなさが残る二人のルックスに楽曲に全てが最高。どの曲にしようか迷ったけど、一番爽やかなのはこれかな。完全に後追いなので、渋谷系をリアルタイムで体感してみたかった気持ち。
『Cornelius - NEW MUSIC MACHINE』
個人的には小沢健二よりCorneliusの方が好き。楽曲も実験的で、アルバムごとにコンセプトも違うから聴いてて飽きない。
当時付き合ってた彼女がカラオケで歌ってて、そこから好きになった。元々全然聴いたことなかったけど、いろんな楽曲を聴いてみると、ブルーノートがとにかく多い。ポップスというより完全にブルースシンガー。
独特なプラックのフレーズにチープなピアノフレーズ、原田郁子のボーカル全てが最高。シンプルな2stepビートが気持ち良すぎて、部屋で一人踊りまくってた思い出。
『PUNPEE - Bad habit』
HIPHOPと言えば今はTrapだが、Boom bapでもなくまさかのJuke。コードワークはめちゃくちゃお洒落で他に類を見ない楽曲。
こういうエレピでゴリ押すタイプのアーバンな楽曲が大好きなんだが、その中でも断トツ。エモいとはこのこと。
『YEN TOWN BAND - Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』
Charaの「Junior Sweet」と悩んだがこっちにした。
日本で一番好きなバンド。全曲共通してコード進行がお洒落すぎる。
昔はセルアウトなんて言われていたけど、RIP SLYMEの良さが分かった時「HIPHOPは2周目」みたいな風潮もあった。この曲はPESがトラックを作っているけど、DJ FUMIYAのトラックはマジでヤバい。今聴いてもぶっ飛んでるし、5人でもっと活動してほしかった。
夏の終わりのなんとも言えない気持ちを上手く表現してると思う。この曲を聴くと、何年経っても鬱屈した10代の頃を思い出してしまう。
Japanese 2stepの名曲。編曲のシンプルさに、サビ後半のベースラインで何杯も飯が食える。
『KinKi Kids - Kissからはじまるミステリー』
山下達郎Worksから一曲。シティポップとnew jack swingが融合したような楽曲。本人が歌ってるバージョンも好き。
『ASIAN KUNG-FU GENERATION - 或る街の群青』
高校時代鬱になって不登校の時期があった。そろそろ行かないと出席日数がヤバいと言う時に毎日聴いてた曲。「蹴り出す速度でどこまでも行けるよ」って歌詞が当時の自分に刺さりまくった。
『Nujabes - reflection eternal』
唯一のインスト曲。出席日数がヤバくて学校に行ったものの、授業をサボってラグビー部の部室裏で聴いてたのが懐かしい。曲としては完成されすぎてる。サンプリング元が優秀だってのはあるけどね。
『iの数式 (imoutoid's ComplexFunktion Remix)』
亡くなった今でもカルト的に人気のある伝説の天才トラックメイカー、imoutoid。僕の人生で一番好きなアーティストでもある。ダンスミュージックはテクノロジーの発展により進化するものだけど、2007年くらいの技術で高校生がこの曲を作ったと思うと驚きを隠せない。imoutodはダンスミュージックのトラックメイカーとしてのセンスはもちろんのこと、J-POP的な分かりやすさに作家性も兼ね備えていた。生きていたら今頃世界的なアーティストになっていたと思うし、今聴いても新しい。
『livetune - ファインダー(imoutoid's“Finder Is Not Desktop Experience Remix”)』
好きすぎるのでimoutoidからもう一曲。無駄な音が一切なくて完成されすぎている。ハイハットだけで何倍も飯が食える。彼がメジャーレーベルから出した楽曲はこの一曲のみなのでめちゃくちゃ貴重。
間違いなく人生で一番聴いた曲。J-POPとはどこか前向きなメッセージが込められているものだと思うけど、この曲は人生の気怠さを歌っている。しかも国民的スターだったSMAPがだ。この曲は「愛があれば壁を乗り越えられる」とも「努力は報われる」とも言ってない。ひたすら過去を思い返して「夜空ノムコウにはもう明日が待っている」だ。とてつもなくリアル。今後も聴き続けるんだろうなと思う。
理由を説明せず同調圧力で従わせたり黙らせようとする連中なんて無視するか中指突き立てるしかないだろ。
ブコメも主の疑問には答えようとせず黙って従えとしか言ってない人気コメントあってホント糞。
crimsonstarroad アプデしなくても良くて。 若い人にとっての常識的な価値観が自分とはもはや違うんだって認識を持って、若い人に押し付けない・文句を言わないができれば良いと思う。
2022/05/16
ntnajp605 価値観がアップデートされる前のマイノリティは「有無を言わさず」排除されてたんだがな。己がマイノリティの側に立つことはないと信じてきっとる米が大人気なのはどうよ
2022/05/16
だから価値観のアップデートという言葉で有無を言わせず他人を従わせる権利があるとでも?
ある訳ねーだろ。マイノリティでもマジョリティでも誰にもそんな権利ねーよ。
a-design-for-life 価値観と言っても、誰にでも人権があるとか、人を殺してはならないとかは普遍的では。昔は黒人は人権が制限されていたけど、公民権運動でそれはおかしいよね、となって。それでも黒人を差別しないのはおかしいとか?
2022/05/15
おい増田、要所要所に嘘を混ぜるのはやめろ。地金が出るぞ。
>とはいえ、強姦の結果としての妊娠出産まで強制するのはプロライフ派の大多数にとっても本意ではない
ローvsウェイドの司法判断が覆された場合、保守的な22州で、速やかに中絶禁止州法が法律化される見込みだ。そして、そのうち半数の11州ではレイプと近親相姦を例外的に許可する緊急避難条項が含まれていない。レイプだろうと近親相姦だろうと、6週目以後の中絶は犯罪になるだろう。「強姦の結果としての妊娠出産まで強制すること」がプロライフ派の大多数にとって「本意でない」なら、そんなことになるわけがない。
そもそも増田の主張からすれば、「レイプによって生まれる子だったら中絶してもよいのだ」という結論は到底導けないはずだ。
①男女双方が妊娠出産に到る可能性についても含め合意のもとでなされた性交による妊娠
②妊娠を望んではいなかったが合意のもとでなされた性交による妊娠
この3つのパターンで、妊娠した胎児の人権にどう差が付くというのか? 親が誰だろうと、妊娠に到る経緯がどうであろうと、子の人権の多寡軽重には何ら関係がない。とにかく生んでもらって社会的にケアすべきだ、ということに当然なるはずだ。だが、この件についてだけは「性的被害の記憶と結果が多大な負担と共に長期化し、心身ともに女性を生存レベルで危険に追い込むことに他ならない」という、母親の心身の危機への配慮みたいな話が持ち出され、しかも母の「心身の生存レベルでの危険」なる抽象的概念の保護が、子の生存権を上回るかのように設定される。場当たり的で卑怯な取り繕いだ。
米国のキリスト教右派(福音派右派、南部バプテスト派など)はそんな姑息な誤魔化しは使わず、堂々と「強姦でも中絶禁止だ」と主張している。だから22州のうち半数が、強姦に関する緊急避難条項を盛り込んでいない。
ちなみに米国のプロライフ推進派の内輪で、中絶禁止の倫理的指針をめぐって議論になることが多いのは、レイプよりもむしろ近親相姦のほうだ。(彼らの聖書理解においては)レイプは聖書に反しないが、近親相姦は(中絶と同じく)聖書に反するからだ。つまり堕胎と近親相姦は聖書の教義同士の衝突だから議論が紛糾するのだ。このことひとつ取っても、プロライフが「人権原理」を重視する人々ではなく宗教右派によって駆動されている運動だということがわかる。
>私は、強姦案件での中絶は合法、それ以外は違法、とするのが妥当だと思うが、その妥当な落としどころが「女性の身体権の絶対性」主張派とは築くことが出来なかったがために、より人権原理的な立法措置が、アメリカやヨーロッパでも徐々に取られつつあるのが現状である、と言う認識である。
ここまで一回も出てきていない「ヨーロッパ」という言葉が(あたかも中絶禁止が先進国の潮流であることを印象づけるかのように)唐突に顔を出すが、EU27ヵ国のうち中絶を法的に禁止しているのはマルタとポーランドだけだ。
https://ifura.net/abortion-in-europe/
マルタでは国民の98%近くがカトリックと言われ、2011年まで離婚する事は違法でした。ヨーロッパで人口妊娠中絶に最も厳格であるマルタでは、例え母親の生命や健康状態に危険が及ぶ可能性があったり、胎児異常の可能性が高い場合、近親相姦、望まない妊娠(強姦など)他であっても一切の例外は無く、中絶をした本人や補助をした人(医師など)は、最長3年の懲役が科される(マルタ共和国刑法第241条他)があります。
ポーランドでは2020年10月22日に憲法裁判所が下した、「胎児異常でも、中絶する事は違憲」との判決により、実質的にほぼ全ての人工妊娠中絶が禁止されています。ポーランドでは強姦、近親相姦、母親の生命及び健康にリスクがある場合のみ、人口妊娠中絶が認められます。
つまり宗教保守が圧倒的に強い国での旧弊な法制と、近年になって右傾化と保守回帰が進んだ国での反動的な法制化だ。米国もまた〈点〉としてのリベラルな都会を、広大な〈面〉としてのコンサバティブな田舎が取り巻く二重国家だ。そして、後者の田舎で保守回帰と反リベラルが進んだ結果としての、プロライフの再炎上なのだ。
こういう事実をわかっていて(増田はわかっているはずだ)、どうして「より人権原理的な立法措置が、アメリカやヨーロッパでも徐々に取られつつあるのが現状である、と言う認識」に到るのか。本気で書いてるなら増田は相当頭がおかしいが、本心ではないのだろう。とりあえず読み手を騙せればいいと思って、適当に書き飛ばしている。
アメリカでも欧州一部国家でも、プロライフを推進しているのは主に宗教保守派(福音派・南部バプテスト派・保守的カトリックなど)と、必ずしも宗教的背景を持たないが宗教保守と連携する保守的政治勢力(トランピスト・銃規制反対派・反連邦主義者・白人優越主義者・ネオナチなど)だ。彼らの大多数は「リベラルによる社会破壊の陰謀」を食い止めるための象徴的問題として中絶マターを扱っている。
※米国のプロライフ派の中にはConsistent life ethic派という比較的中道的な宗教運動もあり、ここはとにかく人命尊重という倫理を徹底し、死刑反対・暴力反対・安楽死反対・薬物濫用反対・戦争反対・難民救済・人種差別反対・マスク着用推奨など、「人が死なない」ことを基本原理とした運動を展開する中で中絶反対という立場を取っているが、上記に列挙した方針を見ての通り、「人命尊重」を追求した結果リベラル的な色合いも強くなってくるため、プロライフの主軸である宗教右派とは折り合いが悪く、プロライフ運動の中ではほとんど力を持っていない。
もし本当に「人権原理」を重視する層がプロライフを推進しているなら、彼らは同時にLGBTの人権なども容認・擁護していてもおかしくないはずだが、実際にはプロライフ推進派の大多数は、苛烈にLGBTを批判し、セラピーで「回心」(reparative therapy)させ、時には法的に禁止しようとすらしている。BLM運動についても、当然批判側に立っている。だからこういう皮肉めいたコラム(「あれれ〜? プロライフの人達が黒人の人権について無関心だったりBLMを陰謀論扱いするのって何かおかしいよね?」)↓が成り立つ。
https://loyolamaroon.com/10029377/oped/pro-life-means-supporting-the-black-lives-matter-movement/
ちなみに米国には、中絶を実施する医療機関や医師に対して暴力やテロ行為を行うArmy of God(神の軍隊)というクリスチャンの団体があり、中絶を実施するクリニックを爆破したり、炭疽菌だと言って粉末を送り付けたり、医師を誘拐・殺害したりしている。
https://en.wikipedia.org/wiki/Army_of_God_(United_States)
こんなことは、望まない妊娠の中絶に対して賛否どの立場を取るかに関わらず、プロライフ/プロチョイスの議論の初歩であって、米国での中絶禁止について解説しようとする増田が知らないはずがないのだ。知ってることをあえて書かず、嘘も交えて、事実とは違う印象を与えようとするのは本当に良くない。中絶禁止を擁護するのはいいが、真正面からやれ。
増 "Well… do you have something you want to tell to Japanese people?"
B "well, I would say something not only to the Japanese, but to many other people. how should I put this?
"Most people began to hate Russians by default. But this war was started by our government, not by us. Of course, we don't want this war, nobody wants it. And I assure you, our people have repeatedly gone to rallies against the government. But always people who participate in such events are sent to prison. Even people on the Internet who express a point of view that the government does not like are jailed for misinformation.
And I will not deny that some Russians have succumbed to the propaganda of our government and are expressing support for this "military operation". But many people in other countries are actually the same. They hypocritically pretend that they are concerned about the fate of Ukraine, although in fact they have only recently learned that this country even exists. In reality, if you ask them "What do they think about the DNR and LNR?", they will have absolutely no idea what are you talking about.
It's good if you sincerely worry about Uraina. But the majority worry about Ukrina and hate Russians only and only because it's a trend that their government has set. In other words, this is the same propaganda.
Well, to summarize, I just wanna say "let's just be friendly to each other." Even if our governments are not friendly to each other, this doesn't mean that we should be the same." "
C*
https://anond.hatelabo.jp/20220429233816
•what do you think about zelenskii
•do you know other politicians except him
•how future is you predict, how future is you want (i mean politically and concretely)
•What do you think about ukranians language law
•how DNR and LNR people life is?
•did you see people which changed after starting this war
•what do you think that Russian army kidnap ukranians
•what do you think about that Russian language uses «в» for any country but «он» for yours?
•and anything you want to say to Japanese
Aの露訳
①の回答
О своем будущем скажу только одно, что после войны усыноввлю и удочерю детей которые потеряли своих родителей
Aの英訳
About my future, I'll say that after the war I'll adopt children who lost their parents in this bloodshed.
Bの露訳と②の回答
1. Что ты думаешь на счёт Зеленского?
Моё мнение, что Зеленский является лучшим президентом, который не бросил Украину и народ во время войны, как сделал это Янукович. Зеленский, его команда и наш народ делают всё возможное и невозможное для сохранения нашей страны.
2. Знаешь ли ты других политиков кроме Зеленского?
Знаю многих.
3. Какое будущее ты видишь для своей страны?
Хотелось бы чтобы территории Украины вернулись в полном составе, так как это было признано международным правом.
4. Что ты думаешь о законе про украинский язык?
Я поддерживаю этот закон, хотя в нашей стране люди общаются на разных языках, в том числе и на русском, но я ни разу не слышал информации о преследовании или конфликтах на этой почве.
5. Видишь ли ты как люди сменились после начала войны?
Наш народ очень сплотился, каждый старается помочь друг другу, война наложила отпечаток на всех, это бесконечные переживания и боль.
6. Что ты думаешь по поводу того, что российская армия похищает украинцев?
Это является ужасным преступлениям.
7. Что ты думаешь о том, что русские для любой страны говорят "в", но в случае с Украиной говорят "на"?
Я считаю что это очень не красиво по отношению к украинскому государству и людям которые там живут.
8. Что ты хочешь сказать японцам?
Хочу поблагодарить за поддержку нашей страны, пожелать мира, добра и процветания.
9. Что ты хочешь меня спросить?
Почему тебя так детально интересует ситуация в моей стране?
Надеюсь всё правильно понял
•what do you think about zelenskii?
I belive Zelensky is the best president who did not abandon Ukraine and the people during the war, as Yanukovych did. Zelensky, his team and our people are doing everything possible and impossible.
•do you know other politicians except him?
•how future is you predict, how future is you want (i mean politically and concretely)?
I would like the territories of Ukraine to return in full force, because this is what was recognized by international law.
•What do you think about ukranians language law?
I support this law. Despite the fact that in our country people communicate in different languages, including Russian, I have never heard information about persecution or conflicts on this basis.
•how DNR and LNR people life is?
skipped
•did you see people which changed after starting this war?
Our people are very united, everyone is trying to help each other, the war left its mark on everyone in the form of endless experiences and pain.
•what do you think that Russian army kidnap ukranians?
•what do you think about that Russian language uses "в" for any country but "на" for yours?
I think this is very discourteous in relation to the Ukrainian state and the people who live there.
•and anything you want to say to Japanese?
I want to thank you for the support of our country. I wish you peace, kindness and prosperity.
D*
増 "Ah, turkestan ban Russian language?"
D "Not really "ban" but "limitation". This sounds more suitable in this case. it is the natural phenomenon for the mononational states. And multinational, actually. Using the one language as official. To strengthen the statehood. Same thing with Ukraine. More separation from the "big brother". That is the point, I guess.
By the way, they strengthened much more after these 8 years. I think it is too late to start an invasion now than these 8 years ago back then in any case. That does not mean that I support it, of course. You knew my point. We talked about it earlier. 🙂 I think that it is just "balls to the wall" (like the title from the one of Accept's albums). Recklessly in a word. It is naive to believe that they have stagnated all this time and have not developed or strengthened.
A*
1) Another Ukranian president that just had "the luck" to get the war. Looks funny and trustworthy. Though he sometimes lacks the experience.
2) Yes I do.
3) I predict OK future for Ukraine, bad future for Russia. Russia lost any trust and contacts that it made for over 30 years. Dark decades ahead. I want good future, with no wars and with everyone helping each other.
4) Ukrainian language law? Well, it's their country. Let them speak what they want to speak. Besides, most Ukrainians speak Russian, and they even have mostly Russian cities, like Khar'kiv. I saw no oppression of Russian.
5) DNR and LNR are basically buffer states for Russia like North Korea with the same amount of freedom. It's hell on earth.
6) Had no information about that, but I had info about killing civilians and looting their homes. It's horrible. Those soldiers are monsters and they do not represent Russia. I don't count themselves as my fellow Russians. They're monsters. Barbarians. Putin's orcs. Not Russians.
7) I say let us use whatever we want. I use "на Украину" simply because I spoke it like that over 20 years and it's the correct one.
8) I love Japan and its people. I wish we could achieve peace and could work together. Please don't think bad of Russian people, we don't support this war. We're the same victims, like Ukrainians. Victims of Putin and his police state.
Приветствую всех и с добрым временем суток. Меня зовут Юра. Я из России. Это не моё настоящее имя, действую в целях анонимности, прошу любить и жаловать. В мире, как мы все знаем, 24 февраля началась и продолжается по сей день "Спецоперация на Украине". Воистину это ужасное событие, которое влечёт за собой тысячи и тысячи жертв с обеих сторон конфликта. Цель "Спецоперации на Украине" - Денацификация Украины. Если вам в новостных каналах и в средствах массовой информации говорят, что цель спецоперации - не денацификация - значит таковы новости, таковы их источники, ничего не поделать. Каково моё мнение на этот счёт? Начну с того, что лично я против любой войны. Для меня война - это зло, это насилие. И то, что всю Россию и россиян в целом считают агрессором и просто ужасными людьми - это плохо, потому что ужасные люди и аггресоры - это те люди, которые ведут себя подобным образом и хотят тем самым разжигать пламя войны ещё сильнее дабы получить с этого удовлетворение в виде ещё одного убийства, прощения со стороны жертв, которые молят о пощаде и прочего. В России и так находятся миллионы людей, которые категорически против войны и которые не хотят, чтобы их считали последними тварями только потому, что так всё получилось. У меня, например, есть несколько друзей с Украины, которые сейчас находятся там и переживают эти взрывы, бомбы, ракеты и всё остальное, что перечислять не хочу. Я продолжаю держать с ними контакт и мы, слава богу, не думаем обо всём этом и стараемся поддерживать друг друга благодаря весёлым мемам, смешным видео, просто хорошим новостям из разных индустрий, чтобы хоть как-то разрядиться. Ведь самое главное, самое главное - война не изменила наши умы потому, что мы знаем что война не должна быть тем препятствием, благодаря которому наша дружба должна рухнуть. За это я их и ценю. Что держатся и не падают духом даже в такие тяжёлые дни и не "ищут предателей среди своих друзей, только потому что они русские", так сказать. Конечно же, есть и обратные примеры, что с начала войны некоторые мои знакомые начали отстаивать свою позицию как русских, что украинцы не люди и вообще спецоперация всё сделает к лучшему, что "мы сравняем города с землёй" и "денацифируем всё"... К сожалению, с такими людьми уже и общаться стыдно, что уж говорить, всё очевидно. В моём городе, например, я пока не наблюдаю сильной пропаганды, что "мы должны верить в то, что мы следуем справедливой цели", что всё образуется именно так как надо. Ну, даже если пропаганда и существует у нас, то я её и не наблюдаю. Да и не хочу наблюдать, потому что, как мне кажется, такую информацию стоить игнорировать и жить дальше, следуя своей цели в жизни. Я никогда не считал себя патриотом своей страны. Это звучит странно, да, но и врать мне нет смысла в этом. Я родился в России - значит так должно было случиться. Тем более я б хотел, что бы один из моих друзей на Украине, вот как раз один из них, смог пережить эту войну и смог поиграть в ту же самую Kingdom Hearts 4, т.к. я его с этой серией игр и познакомил. Я бы очень хотел, чтобы он увидел продолжение данной серии игр, чтобы он смог это вё увидеть. Я очень на это надеюсь. Ведь я, он, и многие другие такие же обычные люди - ходим на работу, спим, едим, играем, отдыхаем. И также я просто хочу, чтобы те, кто слушает меня сейчас не считали всех русских и россиян плохими, потому что я в вас верю, абсолютно всех. И неважно какой вы расы, неважно какой религии верите, это неважно. Главное, что вы остаётесь теми людьми, в которых можно верить, на которых можно надеяться и которые продолжают думать о том, что всё будет хорошо. И даже если у кого-то есть силы на то, чтобы исправить эту всю ситуацию, у кого есть эти возможности - то они смогут это изменить к лучшему и всё сделать мирно, что очень очень важно для нас сейчас. Поэтому я верю в мир, который обязательно наступит. И он наступит именно таким, что украинцы, что русские смогут пожать руки и сказать, что "Всё. У нас будет мир, у нас будет всё." Спасибо за внимание.
Greetings to all and with a good time of day. My name is Yura. I'm from Russia. This is not my real name, I act for the purposes of anonymity, I ask you to love and favor. In the world, as we all know, on February 24, the "Special Operation in Ukraine" began and continues to this day. Truly, this is a terrible event that entails thousands and thousands of victims on both sides of the conflict. The purpose of the "Special Operation in Ukraine" is the Denazification of Ukraine. If you are told in the news channels and in the media that the purpose of the special operation is not denazification, then this is the news, these are their sources, nothing can be done. What is my opinion on this? To begin with, I personally am against any war. For me, war is evil, it is violence. And the fact that the whole of Russia and Russians as a whole are considered an aggressor and just terrible people is bad, because terrible people and aggressors are those people who behave in this way and thereby want to kindle the flames of war even more in order to get satisfaction from this in the form of another murder, forgiveness from the victims who beg for mercy and other things. There are already millions of people in Russia who are categorically against the war and who do not want to be considered the last creatures just because everything turned out that way. For example, I have several friends from Ukraine who are currently there and are experiencing these explosions, bombs, rockets and everything else that I do not want to list. I continue to keep in touch with them and, thank God, we don't think about all this and try to support each other through funny memes, funny videos, just good news from different industries to somehow discharge. After all, the most important thing, the most important thing is that the war has not changed our minds because we know that war should not be the obstacle through which our friendship should collapse. That's why I appreciate them. That they hold on and do not lose heart even in such difficult days and do not "look for traitors among their friends, just because they are Russians," so to speak. Of course, there are also reverse examples that since the beginning of the war, some of my friends have begun to defend their position as Russians, that Ukrainians are not people and in general the special operation will do everything for the better, that "we will level cities to the ground" and "denazify everything"... Unfortunately, it's already a shame to communicate with such people, what can I say, everything is obvious. In my city, for example, I have not yet observed strong propaganda that "we must believe that we are following a fair goal," that everything will work out exactly as it should. Well, even if propaganda exists here, I don't observe it. And I don't want to watch, because, as it seems to me, such information should be ignored and live on, following my goal in life. I have never considered myself a patriot of my country. It sounds strange, yes, but there's no point in lying to me about it. I was born in Russia - so it had to happen. Moreover, I would like one of my friends in Ukraine, just one of them, to be able to survive this war and be able to play the Kingdom Hearts 4, because I introduced him to this game series . I would really like him to see the continuation of this game series, so that he could see it. I really hope so. After all, I, he, and many others are just ordinary people - we go to work, sleep, eat, play, relax. And also I just want those who are listening to me now not to consider all Russians and Russians bad, because I believe in you, absolutely everyone. And no matter what race you are, no matter what religion you believe, it doesn't matter. The main thing is that you remain the people in whom you can believe, on whom you can hope and who continue to think that everything will be fine. And even if someone has the strength to fix this whole situation, who has these opportunities, they will be able to change it for the better and do everything peacefully, which is very very important for us now. Therefore, I believe in peace, which will surely come. And it will come exactly like that, that Ukrainians, that Russians will be able to shake hands and say that "Everything. We will have peace, we will have everything." Thanks for attention.
私はロシア出身のЮраです。{増田注:この「ゆ」にちょっと似た形の文字はなんと発音も「ゆ」に近い……つか英語と違って一文字で「ゆ」の発音になるんだなあ面白い}これは名無しとしてふるまうための仮名です。あなたの愛と好意を願います。ご存じのとおり、世界では「ウクライナでの特別作戦」が2月14日に始まり今も続いています。本当に恐ろしい出来事です。この衝突で双方が膨大な死者を出しています。この「ウクライナでの特別作戦」の目的はウクライナの非ナチ化です。もし「この作戦の目的は非ナチ化ではない」とメディアが言ったらそれこそニュースです。これが彼らの情報源です。どうにもなりません。
これについての私の意見は何か? まず、私は個人的にあらゆる戦争に反対します。私にとって戦争は悪で、暴力です。また、ロシア全体やロシア人全体を侵略者や単に悪人のようにとらえるのはよくないことです。なぜなら悪人や侵略者とは、このように行動して戦火をさらに燃え上がらせることで殺人や被害者の命乞いから満足感を得る人々のことだからです。
断固として戦争に反対したり、全てが今のようになったからという理由だけで最低の生物だと思われたくないと思ったりしているロシア人がすでに何百万人もいます。たとえば私には、今もウクライナで爆発や爆撃やミサイルなど、書き並べたくもないような目にあっている友人が数人います。私はいまも彼らと連絡を取り続けており、そして、神よ、ありがたいことに私たちはそのような恐ろしいことについて考えず、面白いミームや動画、別の分野からのいいニュースを交換しています。
結局、大切なこと…一番大切なことは、戦争が私たちの友情の妨げになってはならないと知っているので、私たちはこの戦争によって心を変えられていないということです。これが彼らに感謝している理由です。彼らはあのような辛い日々の中でも耐え、心を失わず、「ロシア人だからと言うだけの理由で、友の中から裏切り者を探さない」のです。もちろん戦争が始まる時には逆の例もありました。私の友人の一部はロシア人としての立場を守り始め、「ウクライナ人は人ではなく、特別作戦ですべてはよくなる。あの街を地ならしし、すべてを非ナチ化する」と言っていました。不幸なことに、このような人々と会話することはすでに恥です。何が言えるだろう、全ては明らかです。
たとえば私の街ではまだ「我々は公正な目標に従っている、そう信じればすべてはうまくいく」のような強いプロパガンダは見ていません。いいえ、もしそのようなものがあったとしても私は見ません。見たくもありません。そのようなものは私が自分の人生の目標に近づくためには無視しなければならないもののように思えるからです。私は自分自身が愛国者だと思ったことはありません。奇妙に聞こえるでしょうが、この点において嘘はありません。私はロシアに生まれました。だからこうならなければいけなかったのです。また、私はウクライナの友人の1人に、そう1人に生き延びてキングダムハーツ4をやってほしいです。私が彼に勧めたシリーズだからです。どうしても彼にこのシリーズの続きを見てほしい。本当にそう願います。結局、私も彼も、他の皆もただの普通の人々です。私たちは働き、眠り、食べ、遊び、安らぎます、
この話を聞いているみなさん、どうかすべてのロシア人を悪と考えないでください。私はあなたがた全員を絶対に信じています。あなたがどんな人種であろうと、どんな宗教を信じていようと、関係ありません。重要なのは自分自身を信頼でき、自分自身に期待でき、全てがうまくいくと考えられるような人間であり続けることです。この状況を修復する力と機会をもつ人間がいれば、彼らはこれをよりよくし、全てを平和的に行うことができるでしょう。これが私たちにとって重要なことです。
したがって私は平和が必ず来ると信じます。そしてウクライナ人とロシア人が手を握り合い「私たちは平和を得る。全てを得る」と言えることを信じます。ご清聴ありがとうございました。
日本のコンテンツの倫理観は終わってるんで。せめて下記のような評価の指針を持ってからにしよう
Positive message や Positive Role Model という概念
例えばポケモン ↓
Parents need to know that the long-running Pokémon series is based on characters from a popular video game, and is part of a giant licensing juggernaut. The Pokémon are kid-appealing, but the series features lots of fantasy violence, and pits the cute, monster-like characters against each other on behalf of their trainers. There are some positive messages (teamwork, sportsmanship, respecting elders), but it may be too intense for younger children.
Over the years, the energetic, imagination-filled, Japanese-inspired fantasy series has cut across cultural, gender, and age barriers to captivate a global audience of girls, boys, and even adults. But like any product that inspires obsessions, it has received its share of criticism. Folks may also find the franchise's massive commercial appeal disturbing, especially since the show is mainly geared towards kids.
The whole concept of human characters summoning subordinates to battle on their behalf may be troubling to some. This can potentially send iffy messages to children with pets, too. But despite the endless fantasy violence, Pokémon attempts to promote messages about choosing the right path in life and resolving differences peacefully--before the fighting starts.
Families can talk about the popularity of Pokémon in the United States. Why do people of all ages find it appealing? What are the most popular Pokémon? Why?
What are the differences between Pokémon and real-life pets. How do Ash and his friends care for their Pokémon? How do we care for pets differently? Why are the Pokémon loyal to them and fight on their behalf? How about Team Rocket? Can we ever expect animals to fight on our behalf?