はてなキーワード: ももいろクローバーとは
「ダメ男のセフレになって10年目を迎えた。」https://anond.hatelabo.jp/20200924000820#tb
の筆者の増田!!
Yes!Yes!We are theももいろクローバー!!!
前回の増田を書いてからみんなの反響を見てめちゃくちゃに猛省した私。
特に胸に来たのは「冒険をするのが怖い人」というコメント。グサリと刺されました。
そうです、よくよく考えればわたし冒険してねーわ…この世はでっかい宝島、そんな世の中の味噌っかすしか知らねーわ私…
そう考えたら何もかもがもったいねー!!!と感じてしまい、一気に冷めたのでした。
あっそーいやこれ失恋なんだわ、やけ酒でもあおっとくかとシチュエーションに酔いたくてオシャレーなバルで一人酒してます。
酒飲んだら涙の一つ二つ出てくるかなと思ったけどぜんっぜん出ねーのな!!!!自分で自分にびっくりだ!!!
まあ、最後の電話の時も終始、生返事なアイツにほとほと愛想が尽きたんだな!!!もーええわ!!!
って言いながら文章書いてる間にぼろっと一滴流しちゃいましたくっそ泣いてる自分が許せねえ。
けどさあ、私にとっては、私にとっては大切な、大切な後輩で、大切な人だったんだよなあ。
ま、相手からすりゃあ私なんぞ遊びにもならない存在だったわけですけども!!
自分に言い聞かせるようにサングリアを飲み干して今日はとりあえず帰ることにします。
元TENGAかつ元ATMでもぜってー幸せになってやるからな…
そう増田に決意表明して私の10年に渡る失恋話はおしまいにします。
(ちなみに隠すつもりはなかったんですが私中年女性じゃねーです、27歳男子です。叙述トリックするつもりじゃなかったんですが、そうですガチホモ案件なんですこれ)
ホッテントリに上がってたから見たけどかなり前のももクロ像を元に書いた酷い文章だった
>いつでも明るくふざけたトーク、ギャグアニメみたいな面白衣装、元気一杯のパフォーマンス…
>でもアイドルとしてのももクロって、そういう「女っぽい」部分を徹底して排除しているように見えます
「性的主体性を獲得」したと言っておきながらその獲得した主体性とやらで観たももクロに「女っぽさ」を感じないだってよ
>人生や夢や社会のクソさについて友人と語り合ったり、似合うファッションを模索したり、
>何人かに恋をしたり・されたり、男性目線の不条理な言動に傷ついたり、反発したり、
らしいんだがなんだこれ
ていうかこれって別に「女っぽさ」じゃなくない?あえて言えば「人間っぽさ」じゃね?
何で「女っぽさ」に限定してるの?
演出する側もそういう人間っぽさ(女っぽさじゃない)は全然排除してないしむしろ見せてくれてる方だと思うけど
アンタが知らないだけじゃん、ていうか知ろうともしてないじゃん
でもそれってももクロだけ?
ももクロに女っぽさを感じないのそこだけ?
アイドル戦国時代とやらを経て今や地下アイドルを含めると1万人を越える女性アイドルがいるらしいが
これだけアイドルが多いと売れるためには差別化が必要だから運営する側演出する側も色々と売り方見せ方を考えるわけだ
ももクロを運営するスターダストは経験が無い中色々と試行錯誤しつつAKBグループのカウンターとして存在を際立出せる事に成功し大きくなってきた
ファンの中にもそういった受容の仕方でアイドルとして消費してきた面もあったのはあった
でもな
>まず性的アイコンみたいなものを絶対に見せない、そうなんですよね
まず勘違いしてるのがそれを売りにするかしないか、と絶対に見せないってのはイコールじゃないからな
ももクロは水着仕事はしないし接触商法も止めたから擬似恋愛的視点や性的アイコンとして消費するファンってのは他アイドルと比べたら少ないだろう
だが売りにしないからってそれを全く存在してないかのように振る舞ってきたわけでもないからな
この増田はまず
>むしろその手のアイドルよりも強く"処女性"みたいなのを求められてることないですか
>「水着が見たくて応援しているわけじゃない」「彼女らを性的消費の対象にしていない」
というファンの一部の意見を前提にそれらを自負してるとまで言わせAKBファンとの違いを対比させてみせ
> 1.でも一方で、メンバーのスキャンダルが撮られたらものすごい拒否感を示すと思う(妹分であるエビ中のスキャンダルの時に驚きました)
> 2.疑似恋愛の対象にしてたわけじゃない、性的対象として処女性を求めるわけじゃないっていうのになんでだろうと
と、言うわけ
「スキャンダルを撮られたら拒否感を示すと思う」ってのがまずアンタの意見じゃん
ていうかスキャンダルを撮られて拒否感を示さないファンって何?
スキャンダルって醜聞でしょ?表では男性経験どころか恋愛経験すら無いと言いつつ裏では酒飲んで酔っ払って男と遊んでSEXしてるのが見つかる
そのスキャンダルに対し拒否感を示さないファンがマジョリティを占めるアイドルがいたら教えてくれよマジで
だってメンバーの平均年齢22.5才だよ、なんならもうそろそろ恋愛しなよって思ってるファンもいるよ
これって私立恵比寿中学の星名美怜が文春にスクープされた事を言ってるんだよな?
同じ事務所のアイドルだけど違うアイドルの話だよ?ももクロの話してるんじゃなかったの?
ももクロがスキャンダル撮られたらファンは「拒否感示すと思う」と仮定の話をし、そこであえて妹分のエビ中のスキャンダルを挙げて
>疑似恋愛の対象にしてたわけじゃない、性的対象として処女性を求めるわけじゃないっていうのになんでだろうと
こんな事言ってるわけよ
分かっててそれをやってるんだよ
繋がってないけどそこに関連性があるかのようにあえてエビ中のスキャンダルを持ってきてるの
ほんとズルいな
で、「疑似恋愛の対象じゃないし処女性を求めてないのに何でだろう」とあくまでアンタが考えるももクロのファンの姿勢に疑問を示し
>その中には「ももクロは性の匂いをさせないことがアイデンティティだったのに、それを崩された」という怒りもあるような気がして
と、その疑問を持った理由としてそんな推察をしてるが
あのな
まずそんなアイデンティティないからwwww仮にあったとしてもまだ崩されてないからwwwwwww
さらに言うなら崩されたとしても怒ってるのはエビ中ファンじゃねーかよwwwwももクロ関係ねーじゃんwwwwww
何が「怒りもあるような気がして」だよwwwwww
>それは「自分が当該アイドルを性的客体として扱わない」ことと、「アイドル自身の性的主体性を肯定しないこと」を混同してるのではないかと思うのです
その前にももクロの話にエビ中のスキャンダルを混ぜ込んで混同させようとしてるのはアンタだからwww
この増田の中ではももクロのファンというのは「少女の(女性性を含む)主体としての人格が成熟してゆくことを肯定しない」人間の事を言うらしいよ
一体どういった人間像を想定して言ってるんだろう
スタジアムでライブをするような規模にまで育ったももクロだから当然ファン層というのも多様なわけ
ももクロと同年代の男女から中年男性中年女性そして還暦こえてる人も
中には和彫りの入れ墨入れたオヤジもいるしいったいどの導線から入ってきたんだよアンタ
各々が推し色のグッズを身に纏い楽しそうにしてる
そんな空間がとにかく好きな俺にとってももクロのライブに行くことは最上の娯楽だよ
「少女の(女性性を含む)主体としての人格が成熟してゆくこと」を否定してひたすらその処女性を楽しむ
仮にそんな楽しみ方をしてるファンもいたとしよう
ただそれだけじゃアイドルとしての成長に限界があるって気づいたのがももクロの運営なんだよ
だから早い段階で接触売りをやめたんだろう
>ももクロ運営がやってることってその最たるものな気がするんですよね
ももクロの処女性になんか微塵も興味がない女性ファンだけで武道館ライブをやったのが今から6年前
この増田女が興味を失ったのは早見あかりが脱退してももいろクローバーZに改名した当たりと言ってるからその頃なんだろうな
ほんと何見てきたんだろうな
この頃は破竹の勢いでファンを増やしていった時期でライブをするたびに動員を増やしていったわけだが
増田がももクロに関心を失ったと同じ頃にももクロを好きになった多くの女性たちに聞きたいわ
この増田女は
>同世代として生きる自分にとって一番大切で興味がある部分を見せてくれない、それどころか否定されてるところが、魅力的に思えなかったのです
と言ってるんだがアンタの求めるアイドル像ってのは歌うことや踊ること、バラエティ番組でワイワイキャーキャー楽しむところを見せるんじゃなく
どんな男が好きかとか、どんな男に言い寄られたいかとか、こんな告白されたよーこんなデートしたよーセックスしたよー別れたよー泣いたよー強くなったよー
こんなのを見たいの?思春期のふらふらとした自己がいろんな経験を通して徐々に性的主体性を獲得していく
そんな人間としての成長を明け透けに見せること。それを女性アイドルに求めてるの?
>わたしはその過程を美しく尊いと思うし 自分にとっても大切だった
>それを否定されるのを見るのは辛い
>個人的に、同性アイドルを推し続ける理由は、その子たちにめちゃくちゃ憧れて、なりたいとすら思うからであって
アンタが憧れていてなりたいとすら思ってるそのアイドルとやらを教えてくれよ!!!!!
処女性を求めるファンと売れたいがためにそういったアイドル像を運営に押し付けられながら必死にアイドルを演じる、そんな欺瞞的な関係で成り立ってる
そしていつかは齟齬が来てしまうのがももクロなんだろ?誰が見ても明白なんだろ?じゃあその対極とやらにいるアイドルを教えてくれよ!!!!!
AKBとかもって事はメインは違うんだろうな
まあこういう事言う女のドルオタってのはたいがいハロプロ好きが多いからこの増田もハロオタと見て間違いないわ
ももクロのファンの反発を買うような記事書いといて自分は○○ファンですとは言わんわな
と、ここでスマイレージの名前出してる時点でアイドル事情に詳しいちょっと勘の良い人間ならどういう属性の人間か見当がつくでしょ
ももクロというアイドルグループは性的主体性を獲得する過程をひたすら隠し未成熟なまま笑顔と元気を振りまく少女を演じてる
だけどな、今のももクロメンバーは一生ももクロをやるって言ってるんだよ
結婚して子供が生まれてもライブをやり続けたい、そんな事言い出してるんだよ
結婚するには当然相手が必要だし子供を産むにはその相手の精子を受け入れなきゃいけないわけだが
それをファンに公言してるんだけどこれって性的主体性とか成熟とかと関係ないの?どう解釈したらいい?
運営の方針に翻弄されながらも彼女たちは強い意志を持ってアイドルをやっている
それは他のアイドルも同じだよ
アンタの身勝手な主張で女性アイドルにまつわる問題をももクロだけを標的にして違和感を表明されても困るし彼女たちの名誉のためにもちゃんと言っとくわ
と、長々と反論してきたが
ここだけは同意するわ
有安杏果がももクロを卒業するなんて一年前の俺に言っても絶対信じないわ
彼女にとっての成長の物語とももクロの成長の物語がいつからかすれ違ってしまった結果が1月15日の突然の発表
「一緒にいない私たちなんて二度と
想像もできないよ
ぶつかりながらも ここにいる奇跡は
偶然じゃない すてきな意味があるんだ」
ももクロはいつまでも少女じゃないし好きな人がいて恋もしてるかもしれない
会社の同僚にも心を開けないしどう切り出していいか分からないので、ここで書かせてくれ。
書かせてください。
明日が発売日のももクロ(ももいろクローバーZ)の新しいアルバムがとてもよいのです。
買ってもらってもオレには一銭も入らないのでYouTubeででもいいので聞いてみて。
昔はこういう趣味の押しつけを教室でやってる同級生を心の底から軽蔑していたんだが反省している。
心の奥底で何だよお前ら口開けて喋んなよとか思ってた。酷いことを考えていたものだと思う。
自分がいいと思ったものを素直にいいよと言い合えるくらいの友達は人生に必要なんだな。
今さら新しい友だちは作れないから。モニタを見ながらキーボードを叩くのが関の山だ。
本当に曲がいいんだ。
いや、オレの耳がおかしいだけかも知れないし、オレは死んでいるのかも知れない。
でもみんなを信じたい。
読んでくれて本当にありがとうな。
ここまで読んでもらっただけでも本当にありがとう。
寿司がいい?焼肉がいい?と聞かれて、今朝食ったものが肉類だから魚、、いやビタミンB軍豊富な豚肉もいいな いやまてよ魚はDHAと口に出してごめん、うざいよね。
ももいろクローバーのあーりんが可愛いといえば最近えくぼに惹かれてごめん
ファミレスへ行ってどうも飯が入らないと思ったら便秘でどうしようもなくてウンコほじくり出してもうこんな屈辱的で苦しい思いはあんまりだ便秘体質のが絶対辛いんだからな下痢はだしゃいいと信じて疑わなかったのにひょんなことで下痢になったら腹痛がたまらなくて便座から離れられなくて仕事行けねぇ下痢つれぇダメだ死への恐怖に値するううぅぅと思ってごめん
じゃがりこはチーズだろJKとかほざいててジャガバター味食いまくっててごめん
トイレの洗剤はドメストで決まり!とか言っててスクラビングバブル使い終わったらいいね‼︎って思ってサンポールつかっててごめん
ごめん ごめん ごめんなさい
決められない 一つになんて
でも神様は潔いよね
思い切るよね
ひどいよね 死ねよ
平日仕事終わりの劇場だったからか、男性客が数人。おそらく皆、主演の早見あかり(元ももいろクローバー)目当てで来た客だろうと思う。
大多数の事情しらない方に簡単に説明すると、早見あかりとは、今をときめくアイドル「ももいろクローバーZ」の元メンバーである。彼女が「女優になりたい」と言って脱退した後、「ももいろクローバー」は「ももいろクローバーZ」に改名し、あっという間にブレイクした。
その、早見あかりの、女優としての初主演映画が、この「百瀬、こっちを向いて。」である。バラエティで番宣はしているものの、TVCMもない、露出もそれほど多くはないこの映画を観るために劇場にやってきた片手で数えられそうなぐらいの男性客が、すべて彼女のファンであることは疑いようがない。
私もそうだ。というか、私こそがそうだ。
「早見あかりがかわいく映っているシーンが1つでもあれば、すべてを許そう」
これぐらいの、かなり後ろ向きな姿勢で、お布施のような1,800円と2時間弱を投じた。
結果。
私は、この低予算の「アイドル映画」に、まんまと心を揺さぶられてしまった。
恥を忍んで告白するが、少しだけ泣きもした。
主演の早見あかりのファンであるということを差し引いて観ても、見どころのある映画だったと思う。
私は、映画館には月に2~3回足を運ぶ程度の「普通の人よりは少し観ている」レベルの映画ファンだ。今年観た映画の中では、「ダラス・バイヤーズクラブ」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「アクト・オブ・キリング」の3本が良かった。この3本は、誰にでも「一見の価値あり」と勧められる、いわゆる「名作」だったと思う。なんだか上から目線で話しているような気分になってむず痒いが、他に言いようがないから許してほしい。
上から目線ついでに、さらに不遜な言い回しを続けさせてもらうならば。
今回観た「百瀬、こっちを向いて。」は、正直に申し上げて、今、例にあげた3本の映画のような「名作」ではなかった。
「そんなことは観る前からわかっている」
と言われるかもしれない。
「そもそも、アカデミー賞にノミネートされるような映画と比べること自体、間違っているじゃないか」
とも。
確かにそうかもしれない。
私の目で見てもわかる、演者の若さゆえの演技の拙さ。不必要に思えるカメラのブレ。
また、簡単にあらすじを説明すると、「恋人はおろか、同性の友人すら少ない引っ込み思案の男子高校生が、ひょんなことから、百瀬という同級生と、恋人のふりをすることになる」というところだろうか。
ネタバレなるかもしれないが、この後の話の展開は、あらすじを読んだときに「きっとこんな話になるんじゃないか」という予想を超えることはない。名作と呼ばれる低予算映画やインディー映画にあるような、驚くような展開も見られない。
大好きだ、と言ってもいいと思う。
作中。主人公は、早見あかり演じる百瀬陽の、物憂げな、どこか捨て鉢のような横顔を眺めながら、恋人のふりを続けるうち、少しずつ、彼女のことが本当に好きになってしまう。
私は、その姿を見ながら、どこか懐かしい気持ちになっていた。月並みな言い回しを重ねるならば、
「浸っていた」
と言い換えてもいいかもしれない。
ここで述べておきたいのが、私が「懐かしい気持ちになった」というのは、主人公が「いつの間にか百瀬を好きになってしまった」という主人公の心の動きについてではないということだ。
確かに、若い時分は、青年期や壮年期にくらべ、幾分恋に落ちやすい傾向にはあると思う。人は突然恋に落ちる。それも、深い穴の中に落ち込んだ後、見上げるような形で、いかに自分が深みにはまっているのかということに気付く。
しかし、それはいくつ年を重ねたところで同じことだ。異論はあると思うが、私は「いくつになろうとも、いつの間にか人を好きになってしまう」ものだと思っている。例え恋人や家族がいたとしても。まあ、これは余談だが。なんにせよ、この点に関して「懐かしい気持ちになった」わけでは、決してない。
私が「懐かしい気持ちになった」のは、主人公が「ただただ横顔を眺め続けることしかできない」ところについてだ。
年を重ねれば、女性を1対1のデートに誘うことも、「かわいいね」とお世辞を言うことにも慣れる。けれど、最初は誰だってそうではなかった。
好きな女性の顔をまっすぐ見ることができない。話しかけることができない。手を握るなんて、もってのほか。ただただ横顔を眺めている時間だけが過ぎていく。そして、彼女は私のほうを向いているときでも、どこか遠くの、誰かのことを考えている。
「百瀬、こっちを向いて。」は、恋する女性の、美しい横顔を眺め続ける映画だ。
横顔を眺めながら、彼女の気持ちを推し量る。
もちろん答えなんて出ない。
それでも、その横顔の美しさに惹きつけられて、目を離すことができなくなる。
この主人公はまるで僕だ。
つないだ手を握り返すこともできない。涙を流す女性の肩を抱きしめることも、追いかけることもできない。憎むべき相手に殴り掛かることもできない。引っ込み思案の少年。
そんな少年が、なけなしの勇気を振り絞って、自分の思いを伝える瞬間が美しい。
もっとも、現実の私には、そんな瞬間はついぞ訪れたことはないけれど。
いや? あったか?
あったかもしれない。
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最後にいくつか。またも不遜な言い回しになるがご容赦願いたい。
「物語に驚くような展開は見られない」と書いたが、抑制のきいた台詞回しや、いくつかの場面における演出については、思わずニヤリとさせられた。また、原作にないいくつかの要素やディテール、終盤の展開については、どれも物語をプラスの方向に向かわせる気の利いたものだったと思う。
そして、何よりも早見あかりについて。
「彼女の表情、わけてもその横顔の美しさが無ければ、凡百の青春映画にしかならなかったのではないか?」とすら思わされるほど、彼女の魅力こそがこの映画の推進力・吸引力にだったと思う。私は映画を観ている2時間弱で、完全に魂を持っていかれ、引ったくりにあったような心境で劇場を後にした。
文中、やや蔑称のような形で括弧つきの「アイドル映画」という表現を使ったが、これは、「登場人物の美しさこそが物語の屋台骨であって、これが欠けると作品自体が成立しない」という広義の意味合いを色濃く含むことを強調しておきたい。
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最初に表示される早見あかりの横顔を美しいと思ったなら、この映画には劇場で観るだけの価値がある。
「早見さん目当てで見始めたが、途中からすっかり百瀬のファンになっていた。」というのは、画家の山口晃のコメント。早見あかりが、現代日本において5指に入るであろう美術家が「今、一番美しいと思う女性」と評する女優であるということを末尾に指摘しておきたい。
前の東京オリンピックの時に建てた50年前の建物だからそろそろ限界が来ているというのは確かだし、それ以降に起こったスタジアムの安全への配慮とかバリアフリー化とかその辺の理由で、現在の国立競技場ではサッカーW杯が開けない。決勝が、ではなくてどんな試合でも。そんな理由で建て直すわけだが……
2.帯に短くたすきに長い新国立競技場
陸上競技で8万人入ることなんてオリンピック以外ありえないから「陸上競技のことだけ考えるなら」8万人とか大きすぎる。
8万人入るイベントの候補として第1にはサッカーの代表戦、第2にアイドルのコンサートが考えられているんだけど、『新国立競技場を、サッカースタジアムとして見たら』陸上トラックが邪魔。サッカーファンとしては、できるだけ近くまで寄って試合を見ることのできるフットボール専用スタジアムが良い(ちなみにサッカーだけでなくラグビーやアメフトにも使えます)。なお、首都圏で大きなフットボール専用スタジアムとしてはさいたまスタジアム(収容6.4万人)がある。味の素スタジアムは現在は陸上トラックがないが、当初の計画では陸上競技を含む多目的スタジアムになる予定だったのでピッチとスタンドに距離があるのが微妙。良いスタジアムではあると思うけどね。
アイドルのコンサートは用途としては否定しないけど、サッカーの視点からすると、芝が荒れるので困る。サッカー場ではないがほっともっとスタジアムをAKBの握手会に使ったら芝が荒れまくったこともあったし、そこまで荒れたわけではないがももいろクローバーのライブに使った後の日産スタジアムの芝も痛んでいた。AKBやももクロを批判するつもりはない。ただ、『どの用途を優先するのか』をはっきりさせてほしいし、日本の気候を考えると冬が寒く(註:緯度の割には)夏に蒸し暑いので芝生の養成に向いていない。その辺を考えるとサッカーの試合とアイドルのコンサート会場は両立出来ないと思う。
中間解としては、『オリンピックの期間は陸上トラックを設置して、オリンピック終わったら陸上トラック撤去してフットボール専用スタジアムにする』という考えもあるが、これはこれで問題がある。東京の中心地にフットボール専用スタジアムを作ったら交通アクセスという面では申し分なく集客増が見込まれるためFC東京も東京ヴェルディも移転したがると思うが、そうなると味の素スタジアムとの兼ね合いが問題になってくる。一方だけ移転するのではしこりが残るのが目に見えている。新国立と味スタの双方を、FC東京とヴェルディが共有すると、公式のグッズショップとか作れなくてこれもまた微妙。
ならば、フットボール専用スタジアムで、どのクラブのホームスタジアムでもなくて、代表戦とカップ戦の決勝と高校サッカー等だけ行うスタジアムにすれば……というのは絵に描いた餅だ。大型スタジアムでそういう立場のスタジアムはイギリスのウェンブリー・スタジアムとフランスのスタッド・ドゥ・フランスくらいで、ドイツにもスペインにもイタリアにも無い。(ベルギーとオーストリアに一応あるが、後者はウイーンのクラブがUEFAの大会に出場したときのホームスタジアムには使用される)。今の日本のフットボール(ラグビーとアメフトを含めて)事情からすると大きすぎる。将来、そういうスタジアムを必要にするようになって欲しいところではあるが。
4.というわけで結論
幾多のアイドル(グループ)の例に漏れず、ももいろクローバーの歌唱力がいまいちなことについて盛り上がっているわけだけど、気になるのは
同じ「アーティスト」であるセックスピストルズもいまいちだから!っていう反論を信者が言っちゃうこと。
(http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2013/08/01/112642)
いやいや、それは伝統的なアイドルではないのであって、れっきとしたアイドルだよ?
Perfumeもそうだけど、買い支え、コアに支持しているのはやっぱりアイドルを求めていた層なわけで、ど真ん中なアイドルは欲しくない
そりゃ操り人形であることをやめるしかない。しかし、Perfumeの支持層は人形師である中田の支持層であることも必然としているし、
ももクロの支持層なんかもっとひどくて、おもちゃとして操れるカタルシスを覚えるから支持してるんだろ?どうしようもないじゃないw
AKBの峯岸みなみが、恋愛禁止条例を破ったせいで丸坊主になりました。(参照])
しかし、20歳の女の子が奴隷みたいに自分の髪を切り落とす事態をみても、一部のファンは「よくやった(by小林よしのり)」「非処女!ビッチ!」「ざまぁ」「自業自得」「ルールを破ったんだから、このくらい当然」と言っている人すらいます。
若い女の子が髪を切り落とさざるを得ない性質の悪い体罰じみた状況は、明らかに異常ですよね。なぜ彼女はそこまで追い詰められてしまったのか?長年のアイドルファン視点で解説します。彼女が髪を切り落とすのは『日本型のイジメ体質』のせいなどではありません。そうしなければ、ファンが彼女を許さないからです。
日本のアイドルファンの中に「処女性を前提とした疑似恋愛の対象としてのアイドル」を求める気持ちがあります。日本のアイドルは、擬似恋愛の対象として成立してきました。だから、『恋愛禁止』はアイドルをする上で守らなければならないお約束だったのですね。実際、「恋愛しません」と宣言しているのに、「イケメンちんぽ!しゅきいい」と約束を破っているのですから、激烈に怒るファンがいるのは当然です。だから、峯岸みなみは禊として髪を剃らざるを得なかったのです。それくらいアイドルファンの中にある処女性信仰は根強い。
しかし、もう処女性を前提とした疑似恋愛の対象としてのアイドルは成立しなくなってしまっているのではないでしょうか?時代が変化し、「恋愛しません」というフィクションには限界がきている。AKB48は、既に賞味期限の切れている疑似恋愛というフィクションを守ろうとするあまり、秋元康以外の全員が不幸になっています。
かつてのアイドルは「恋愛禁止」のお約束が成立していました。アイドルは処女性を持ったみんなの恋人だったのです。
でも、実情はどうだったか?
当時のアイドルたちが大人になってから書いたエッセイ・回顧録・暴露本を読むと、「堕胎して死んだ赤ん坊を持ち歩いていた」「忙しいスケジュールの間をぬって、逢瀬を重ねていた」「同期の男性アイドルと関係があった」と書かれています。
つまり、恋愛禁止は昔も守られていなかったのです。考えてみれば当たり前のことです。アイドルになるような積極的な女の子に恋愛を禁止するなんて、どだいできるわけがないからです。そもそも、秋元康自体が恋愛禁止を掲げながら、高井麻巳子を喰ってるしな!
ただ、昔はその嘘がつき通せた。裏切りが露見しなかった。
携帯カメラを持っている一般人なんていない。秘密を知っている友人がいてもTwitterに書き込めなかった。芸能人そのものの人数が少なかったから、事務所がコントロールできた。処女性を前提としたアイドルは、過去だから成立し得た一過性の徒花だったのです。
ところが、現代では、「恋愛禁止」の嘘を突き通すのは並大抵のことではありません。
一億人が高解像度のカメラを持ち歩き、死角はどこにもない。男性遍歴を知るかつての友人がTwitterでリークし、一瞬で拡散されてしまう。アイドルになってから恋愛禁止を守ろうとしても、過去のプリクラ・ハメ撮り・書き込みをすべて消去することはできない。アイドルになる前に、アイドルとして殺されてしまう。
つまり、いくら嘘をつき通そうとしも「処女性を前提とした疑似恋愛の対象としてのアイドル」というフィクションは成り立たなくなってしまっているのです。
このように、「みんなの恋人」アイドルは成立しなくなってしまっています。賞味期限が切れて腐臭を放つフィクションをかたくなに守らせようとすると、どうなるか?
小林よしのりのように(参照)恋愛禁止を求め、アイドルに処女性を強要するファンは、ファンでありながら、好きな女の子の不幸を望むことになります。
まず、年頃の女の子にとって「好きな人と恋に落ちる」のは普遍的な感情です。おそらく止めようとしても止められるものではありません。昔も今も守られてきていないのですから。アイドルだって人間だから好きな人とご飯が食べたい、一緒に歩きたい、その先も進みたいでしょう。
疑似恋愛を求め、処女性を強要し、思春期の女の子に恋愛禁止を望むのは、要するに「人間たるな。アイドルを演じる奴隷たれ」といっているのと同じです。それは「疑似恋愛に酔いたい」という自分の欲望のために、彼女たちに、日本国憲法ではありえない自己犠牲を強要しているのです。
好きな女の子が夢を諦めたり、髪を切り落とさざるを得なくなる「条例」に何も感じないのは、ファンとはいえません。その約束はもう守れない時代になっているのです。
さらに、疑似恋愛型ファンは、ファン自身も絶対に幸せになれません。
まず、どんなに入れ込んでも、握手に通いつめても付き合えません。自分でも付き合えるなんて思ってないでしょ?(指原みたいな例外はあるが)アイドルはむしろ恋愛に積極的な部類の人間です。約束を守っているように見えているだけで、たいていは約束をやぶっている。だから、嘘に気がついた時に疑似恋愛を求めるファンは傷つくだけです。魔法は必ず解けます。なら、最初から恋愛の対象として考えない方が、幸せなのではないでしょうか?
「恋愛しない可愛い女の子」というフィクションには必ず終わりがきて、ショックをうけるだけです。
「疑似恋愛型アイドルには限界がきているから、やめるべき」というと、「歌も上手くないし、ダンスも微妙。顔もそこそこの子が売れるには、処女性幻想、疑似恋愛幻想って付加価値がないとダメなんじゃないの?」との反論があるかもしれません。
しかし、現に疑似恋愛を抜きにしてもアイドルは成立します。なぜなら、アイドルのファンは疑似恋愛を求めるファンだけではないからです。「頑張っている子を応援したい」気持ちでアイドルを好きになるファンはいくらでもいて、彼らの需要は非常に大きいのです。
たとえば、Perfume。ルックスはそれほどではないけれど、パフォーマンスの上手さ、楽曲の魅力、物語の魅力でファンを獲得しています。
たとえば、ももいろクローバーZ。ルックスもダンスもそれほどではなくても、「全力でカバーしている。(僕は今一番好きなアイドルです)
彼女たちの人気は、疑似恋愛を抜きにした「応援したい」需要で成立しています。
実際、Perfumeの子たちにスキャンダルがあったときは、一部をのぞいてそれほど騒がれませんでした。人気も全く落ちていない。仮に、ももいろクローバーにスキャンダルが起きても「お…おう…」と若干の生臭さにひく人はいても、AKBのように激烈な反応は起きないはずです。
最近では勢いがあるのは「応援したい」型のアイドルです。なぜなら、老若男女の需要を取り込めるから。実際、私の家族は全員ももいろクローバーZのファンです。
だから、AKBも恋愛禁止っていうもう時代遅れのフィクションに拘泥するのはやめて、「頑張っている姿を応援したい」需要に特化していくべきです。
AKBには、百田夏菜子をはるかにしのぐ運動能力を持つ子がいる。世界大会に出場するくらいのダンスの実力を持った子もいる。アーティストより歌が上手い子もいた。多様な個性を持つ彼女たちが、死ぬ気で夢に向かって頑張っている姿は、ファンを取り込む普遍的な力があります。彼女たちの魅力をそのまま伝えていくべき。
疑似恋愛をやめても、「そこそこ可愛い子が死ぬ気で頑張っている」だけでアイドルは成立するのです。それこそ、SKE48はかなりももいろクローバーZに近いタイプの人気がある。
「処女アイドル」という時代遅れの腐臭を放つフィクションに拘泥しても、関わっている全員が不幸になるだけ。彼女たちが『人間として』アイドルを続けられるように応援するのが真のファンではないでしょうか。
まず、アイドル。恋愛をしてもいいけど本気で隠して欲しい。隠して欲しいのは、生臭いから。できるだけ隠すように努力するべきです。芸能人専用の絶対にバレないラブホテルとか、芸能事務所合同でつくってほしい。トイレで暗証番号を押すと、扉が開いて、ホテルに入れるみたいな。
それでも、昔の友人の嫉妬でリークされたり、コンビニ強盗のような格好に変装をしているのにフライデーされることはあるでしょう。その時、ファンは「まぁ、しょうがないよね、女の子だし」と寛容になるべきです。「そのかわり、もっと頑張ってよね」でいいじゃないですか。処女性を押し付けるのはやめて、夢に向かって頑張っている女の子の物語を楽しみましょうよ。
ファンが寛容になり、「恋愛をしてもいいよね」という風潮が生まれれば、秋元康だって恋愛禁止条例を取り下げるかもしれない。廃止しないまでも、ペナルティも軽くなるでしょう。カビの生えた「恋愛禁止条例」に拘泥して騒いでも、得をするのはスポーツ新聞と秋元康だけ。ファンとアイドルは傷つくだけ。
恋愛禁止条例なんて守る必要はない、支持する意味もない。なぜか。
そもそも、秋元康自体が恋愛禁止を掲げながら、高井麻巳子を喰ってるからだよ!教祖だけが破っていい掟の正当性なんてあるわけないだろ!
ネット上に溢れる勘違い発言から、いくつかを紹介したいと思う。
「早見あかり。元ももクロ。元ももクロって肩書き・・・そんなの要らないくらい頑張って欲しい。何のためにももクロから卒業したのか。」-Twitter より
「昨日の新進気鋭にゲストとして出演した早見あかりちゃん、字幕とナレーションで元ももいろクローバーって紹介されてて、ももクロの呪いが強すぎていつになったら女優として紹介されるのだろうか...って心配になった」-Twitter より
「あかりん、(´・ω・)カワイソス ももクロZがこれだけ売れた以上、元ももクロが付きまとうよね・・・」-ももクロまとめノフさん コメント欄より
あかりヲタならこのようなコメントに酷く不快な思いをしたことが多々あるのではないかと思う。
どうやら気遣いのつもりか何なのか、ももいろクローバーに早見あかりが居たことを黒歴史化して欲しいらしい。
「ももクロに入ったこと自体が間違っていた」「無理やり入れられてかわいそう」みたいな発言まで平気でする。
このような発言をしている人を見ていくとことごとく最近ももクロファンになった人間ばかりのようだ。
(これは「走れ」「ココ☆ナツ」「Chai_maxx」などの5人音源をやたら希望する層と被る。)
いつの間にか「握手が嫌い」「ヲタが嫌い」までこのような新規の中では常識扱い。
「ウレロのあかりちゃん、凄く役にハマってますね。世間認識も、ももクロの早見を役者の早見が追い抜いていくんでしょうね。」-Twitter より
「Z以前の認識は無かったので、先入観がほとんど無いつもりですが、素直に応援出来ます。先週の回は凄く面白かったです。」-Twitter より
この他にも「ウレロでももクロと絡みがあって複雑だろうなぁ」とかいう的外れな心配(笑)を毎週の放送の度見かける。
はっきり言わせてもらうがこの"気遣い"は間違った認識をどんどん広めていくだけだ。
あかりさん本人は気取った女優像というのが驚くほど似合わない人間だし、それを望んでもいないわけで。
「ももいろクローバーに、早見あかりが居たってことをファンの人には覚えていて欲しいなって」
「ももクロがなかったら今の私はないです。」
「演技も、モデルさんも、ももクロみたいに罰ゲームあるようなことも、もしかしたら歌も。できないって決め付けることはしたくないし、機会さえあればなんでも挑戦していきたいです。」
「ももクロに入ったことは全然無駄じゃなかったし、むしろそれがなかったら今頃どうなってたんだろうって思います。今型にはまらないで楽しいのは実はももクロがあったからこそ。」
4月のブログ記事を曲解している人が多いが、元ももクロと言われるのが嫌なんて一言も言っていないし、自分から元アイドルを自称し、今も仕事現場で普通にメンバーのことを話題にするくらいだ。
アフィブログの偏向まとめが広まってしまったせいもあるが、きちんと文章くらい読めと言いたい。
勘違い発言をしている覚えのある人がもしこの記事を見ているなら。
そんなにあかりさんのことを気遣っているつもりであるならば、最低でも
くらいは視聴して頂きたい。このような勘違い発言は決して出来なくなるはずだ。
(特に市民ポリスの対談は変な誤解を解いてもらうのに最適だと思うのだが、なにぶん特典映像ということもあり見ている人間が少なく、中々あの映像に含まれている発言がネット上に出ることも少ないのでこの記事上でいくつか引用させてもらった。)
<追記>
私たち早見あかりファンは上記「元ももクロって肩書き・・・そんなの要らないくらい頑張って欲しい」など、新規に上から目線であかりさんのことを見られているのを散々目にすることで日々不快な思いをしています。
気持ち悪いドルヲタの作文だと思われるかもしれませんが、ネット上に蔓延する間違った認識をなんとか改めたい一心で書かせて頂きました。
言い方がきついのはそれだけ気持ちがこもっているということでご容赦願います。