はてなキーワード: ロマンスとは
もうすぐ誕生日を迎えて33歳が終わるので、いい機会だと思って平成初期生まれである自分のロマンス観の奥底に眠る作品について、水面まで引っ張り上げて雑語りしてみた。なお性別は男。
GL:これ
ガールズラブと項目を立てておいてなんだけど、実は未だによくわからない概念(もしかして期待して読みに来たかもしれない人がいたらゴメンなさい)。とりあえず自分のステートオブジアートとして率直な気持ちを残したいと思う。
BLの方で書いたように、筆者は昔からティーン向けの少女漫画や少女小説を摂取していたので、(少)女同士の関係性は友情(たまに愛憎)のものとしてプリセットされていた。なので女と女の距離が近くても「ああそういう感情ね」として頭の中の知っている感覚にラベルを振り分けていた。そこに特別な名前を付けることはなかった。ただ「友情・親愛」と。
その後、オタクとして成長すると共に、だんだんと百合という概念が男オタクの間に伸長してきたが、百合市場が出来上がるのを横目に眺めるだけで、自分自身がどうこうということはなかった。
覚えている限りだと、高校生の時(2006年くらい?)にオタク同級生の間で少女同士の関係性を題材にした漫画だったかラノベが友人の男オタクの間で流行っていたと思う。なんだっけ……4コマ漫画で……メガネの女子の眼の前で授業机の中から大量の煮凝りがぬぽって落ちるシーンだけは覚えているんだけど……。当時は百合という言葉は使っていなかった気がするけど、可愛い女の子同士がいちゃいちゃしているのがいいんだ、みたいなことを言っていた気がする。自分はそれに対して、特に思う感情はなかった。いや、逆に今更?という感情だったかも。なぜならば既にその場所は訪れたことがあったから。
自分が初めて少女同士の恋愛にも似た感情のやりとりを意識したのは、小説だった。図書館で借りてきたとある作家の小説で読んだS(エス)といううら若き乙女同士の関係。女学校に通う少女同士の疑似恋愛。そこにあったのは上辺は花畑を舞う蝶のように煌めき美しいが、内側に潜ると内蔵のようなヌメついた湿った感情だった。疑似恋愛、嫉妬、そして混じる疑似ではない気持ち。
そんな作品を読んできていたので、かわいい子とかわいい子がかわいいことをしている、みたいな作品に喜んでいるオタ友がどうにも幼く見えてしかたがなかった。
そうして百合とかGLとはあまり仲良くないまま、女同士の関係は友情というフォルダに入れて今の年齢まできたのだけど…………ただ……心の中で唯一引っかかっている、消化できなかった少女同士の関係があった(過去形)。それが恩田陸の小説「蛇行する川のほとり」に出てくる若い女子高生二人の関係性だ。
タイトル | 蛇行する川のほとり |
作者 | 恩田陸 |
本作は、高校美術部に所属する女子部員たちが、野外音楽堂で行う演劇の背景美術を仕上げるために夏休みに川のほとりにある合宿を行うというシーンから始まる。(一応)主人公の毬子は憧れの美術部の先輩である香澄さんに合宿に誘われ、有頂天で彼女が主催する合宿に参加する。本来ならば年頃の少女たちの楽しいお泊り会となるはずだったのだが、香澄さんをはじめとする他の参加者は、彼女に何かを企んでいるような、隠しているような態度を取る。次第にただの楽しい合宿ではないことが分かってきたころ、毬子本人が忘れていた幼い頃にあった事件が浮かび上がり彼女の過去を照らしてくる。そして過去を失い、少女は大人になる。
本作のあとがきで、作者の恩田陸は「私が感じていた『少女たち』を封じ込めたいと想って書いた」と記している。その言葉の通り、本作には様々な「少女」が登場する。まだ大人と子供の奇跡の狭間をうつろう毬子、過去を持たない完成された香澄、彼女の相棒で天才肌の絵描き芳野、一足先に大人へと羽化した真魚子。4つの章を通じて彼女たちは多様な顔を見せる。無垢でいながらも自分でも把握していない秘密を握っている毬子、どこまでも独立して半身の芳野にすら内心を明かさない香澄、優れた美術家の観察眼で本質を見抜きながらも最も大切な自分の中の香澄への気持ちに気付いていない芳野、そしてとある事件がきっかけでその輪に無理やり入れられた真魚子(まおこ)。章ごとに語り手が代わり、一つの側面の形質は、語り手へと姿を変えてると主観となる。
本作には、登場人物のうちに公式に女女カップルと呼べる組み合わせが存在する。香澄と芳野だ。常に二人で行動し、二人で一日を過ごし、どこでも二人の世界を作る。互いに互いを引き立て合うようなお似合いの二人。しかし二人は望んで一緒にいるわけではない。過去を共有してしまって、もはや離れられないのだ。お互いに過去という鎖を結びあってしまったと言っても良い。しかし、少なくとも芳野の方は、共に鎖を結びあった相手が香澄で良かったと思っている。
門外漢の自分が考えるに、多分世の中のGL?百合?好きは、芳野編を大いに好むと思う。そこで繰り広げられるのは、互いに誰よりも近く、親密で、そしてお互いに内面の99%まで理解しているのに、その残りの1%が、相手への愛が本当にそこにあるのか分からないという愛の物語だ。芳野編の、今まで無意識に避けてきた香澄の肖像画を描くことで、自分の中の気持ちを形作るという展開はとても美しいものがあると思う。
ただ、自分はこの二人の関係性は処理出来ていた、と思う。友情、親愛、そして強い愛情と。自分が最も咀嚼できなかったのはもう一つの組み合わせ、毬子と真魚子の方だった。
同級生の中でも子供っぽい毬子と、級友に先駆け一足先に大人になってしまった真魚子。恋愛面でもお子様な毬子と既に大学生の恋人がいる真魚子。正反対の二人は対極に位置するからか、親友同士であった。香澄と芳野という二人と比べると、一生離れずに共にある彼女たちに対し、高校生の間は親友でも卒業したら普通に進路が離れ疎遠になり、それでもたまに会ってお茶をする、というような関係だろう。仲良しで大好きだけど、互いに混じり合う程に近いわけでもなく、恋人よりも好きというわけでもない。そう、それだけなら十分に理解できたんだ。
物語の後半、とある事情により毬子の代わりに真魚子が合宿に参加することになる。自分が一番よくわからなかったのがそこだった。毬子が事情により参加できなくなるのは分かる、でもあんな事態になったとは言え、真魚子が嫌っていた香澄たちのところに単身乗り込むようなことをするのか、と。だって毬子と異なり彼女にはなんにも過去の事件に因縁が無い。だからいくら毬子に頼まれたからって、わざわざ事態を究明するために乗り込む必要はなく、ほとぼりが冷めるまで、物語が閉じるまで放っておけばいい。しかし、彼女は乗り込んだのだ。
この機序がずっと咀嚼できていなかったのだけど、最近、もしかし自分の考えは順序が逆であるかもしれないと気が付いた。頼みを受けて乗り込まねばならないほど、本当は彼女にとって、親友は本当に大切な存在だったのだ、と。誰よりも冷静で頭が切れる真魚子であっても、いや毬子の親友の彼女だからこそ動かざるを得なかったのだと。その時、すとん、と腑に落ちた音がした気がした。
香澄と芳野の唯一無二の分かち難い強固な結びつきとはまた違った、同級生の親友というどこにでもある女子高生の毬子と真魚子の結びつきも、それはそれで一つの思春期の素朴な輝かしい感情の頂点なのだと。
もうすぐ誕生日を迎えて33歳が終わるので、いい機会だと思って平成初期生まれである自分のロマンス観の奥底に眠る作品について、水面まで引っ張り上げて雑語りしてみた。なお性別は男。
BL:これ
男なのだが、BLについては、実はかなり小さい頃から存在・概念自体には触れていた。
ひとつ前で話題に出した図書館には、ティーンガール向けの(おそらく少女漫画を卒業した近所のお姉さんたちからの)寄付所蔵があり、その中には白泉社系の漫画が数多く存在していた。当時の自分は、文字と絵があるなら何でも噛まずに飲み込む悪食だったので、男が少女漫画を読むとか特に何も考えずに頭を空っぽにしていろんな作品を乱読していた。そのお姉様方が残した漫画では……まあ割と頻繁に男と男がベッド・インする描写がございまして。たぶん清水玲子さんの作品だと思うのだけど、フツーに女が男と、男が男となんやかんやベッドで一緒に寝ていた。
当時は臥所をともにする意味を知らなかったので、ふーんで流していたけど、たぶんこれが原因でボーイ同士のラブにはじめから拒否感が無かったような気がする。長じて、そこそこの男オタクがBLを〇〇という蔑称で呼んで弄ぶおもちゃにしたり嫌ったりしている(た)のを見て、そんなに嫌う?と思ったこともあった。
あと、漫画の中にラッキーなことに「ぼくの地球を守って」もあって、それを血とし肉とし、年の差カップルやらTSやらやおいやらを学習していった。当時は倫くんに精神年齢が近かったから、亜梨子のことをすっげー年上のお姉さんとしか思ってなかったけど、今思えば……いや、今思っても流石に年の差はあるわ。(ぼくたまは面白かったなあ……【懐古】。好きなキャラはキャーおよびJrです)。
しかしながら、BLにハマる、つまり男と男のカップリングに熱を上げることはなかった。あくまでも、そういう価値観もあるという認識を持った程度。そんな自分のカチコチに固まった頭をぶっとばしたのが、数年前の自分の誕生日近くに発売された某ゲームに出てくるLくんというキャラクターだった。ここまでが前置き。
タイトル | ? |
ジャンル | SRPG |
(とくにBのLを主題にした作品ではないし、勝手に自分が思っているだけなので作品名はぼかす)
このゲームは、とある学校の先生となって選んだクラスの生徒たちを戦乱の時代に生き残れるように育て導いてゆくというもので、作り込まれた世界観に加えて、複数ある学級にそれぞれ個性豊かなキャラクターが何人もいる(しかも完全フルボイス!?)ことで、いろんな育成を試したり、生徒との恋愛シムを楽しんだり、生徒間でカップリングを作ったりと、様々に遊べて大きくヒットしたのだ。例に漏れず自分のオキニのキャラがおり、それがLくんだった。
いや、はじめはまっとうに可愛い女子陣(LとかMとか)にエへエヘしていたんだけど、なんか気が付いたらLくんのことがすげー気になる存在になっていたのよ。そのゲームにはいわゆるコミュ的な、キャラ同士が交流するイベントがあるんだけど、Lくんは初っ端からエンジン全開で仲間に対して自分のことを「容姿端麗にして才気煥発」とナルシ発言カマして、空気の読めない高慢ちきナルシスト変な髪型貴族として高笑いしながら自分のフルネーム(しかもミドルネームあるから長い)を連呼していたんだ。それでおもしれーやつ〈ルビ:コメディリリーフ〉的にLくんが気に入っていたんだけど、ゲームが終盤に近づくにつれて、なんかLくんが覚醒して、おかっぱナルシストからアシメ耽美長髪美人ノブレスオブリージュグレート薔薇大貴族に大変身したのね。おもしれーやつだと思っていた可愛い生徒が、ウルトラスーパーデラックス紳士になってしまって困惑3割感動7割で、まあ端的に言うと「り゛っば゛に゛な゛っ゛た゛ね゛ぇ(泣)」だった。
それで一周目をクリアする頃にはLくんを含めた学級の全員を超大好きになっていたのだが……話はここから。そう「一周目をクリア」が意味するのは二周目があるということ。実はこのゲームは学級の数だけ、正確にはさらに隠し的なルート一つがあり、何周もしないとストーリーの全容が分からないという恐ろしい作品だったのだ。
そこで、ゲームをクリアして二周目を違う学級ではじめたのだけど……完全に元の学級ロスになっていた。新しいルートを進める傍ら、最初のルート(ファンの通称は「実家」)の思い出を反芻する日々。新ルートで元の学級の子達と交流すると、現学級のライバルなのにいい働きをしたら「うちの子立派!」と思わず叫んで親バカの如く他学級を褒めるというしまつ。ついには、日々彼らのファンアートやらキャラ語りを探し回るゾンビになっていた。
このゲームは発売当時にそこそこ話題になった作品だったので、ネットを検索すると、それはもうファンアートや感想の海……いや大海原の如く豊穣な熱情(しばしば劣情)にありつけた。そうすると、次は二次創作というグランドラインに正面から向き合うことになるのは必然だった。名支援と呼ばれるLくんとMちゃんを描いた漫画作品、平民と貴族の組み合わせのLくんとLちゃんの小説、声デカ貴族組のLくんとFくんファンアート、そして学級長のCとLくん、LくんとC、またCとLくん、LくんとC……そう、実はLくんは異性とのカップリングよりも、学級長であるC(男)とのカップリングが、多分最も人気があったのだ。
CというキャラはLくんの真逆とも言えるキャラクターであった。級長のくせして腹黒軍師系だし、すぐに策を弄してハメようとするし。だが、内心にとんでもなく大きな野望を抱えているという複雑なキャラクターでもあった。やや高慢だが優等生のLくんと人当たりはいいが腹の底を見せないC。二人はストーリーでもコミュでも犬猿の仲というべきであった。
二次創作という大海原には様々な島が浮かんでいた。デフォルメされた姿でうさ耳が生えて赤面しているLくんがいたと思えば、リアル等身でどシリアスな殺して殺されての戦場で汚泥に塗れている姿があり、Cを言葉攻めしていたり逆にされていたり、現代パロ、学パロ、性転換、敵対シチュ、モブ、死ネタ、etc... ニュービーだった自分には直接的な官能的な絡み合いこそ刺激が強かったが、ネットの海に放流される彼・彼女たちの漫画・イラスト・小説・イメソン・etc……そこには確かにキャラクターへの愛があった。
そんな調子で元の学級への未練(飢え)を同志達の供給で癒やしつつ、数百時間かけて全ルートを回りきり、ついに念願の最初のルートに戻って最高難易度でもう一度やり直すことに。そこにはかつてと変わらぬ愛すべき学級の生徒たちの姿があった。Lくんも相変わらずCに突っかかって、Cはそんな彼のことを面倒臭がって、変わらぬ犬猿の仲……いや、なにかおかしい。
それは衝撃が固体になった瞬間だった。
初見プレイ時にはまだBL筋が十分に発達していたかったため見逃していたのだが、チャクラが開かれた今となって見ると、それはもうコッテリとした男と男のクソデカ感情がこれでもかと描かれていたのだ。
先に少し述べたように、Lくんはナルシストの傾向があれど、基本的には名門貴族の跡取り息子としての教育を受けている礼節を持った男であった。先に紹介した他のキャラとの珍妙なコミュにしても、彼は彼なりに真面目に誠実な態度を取っていた、ただ空回りしていただけで。しかしどうだこれは! Cとのやりとりに彼がこれまで受けてきた教養のある態度は認められない。そう、それは嫉妬。内側に秘めていた激情。むき出しの激重感情がそこにあった。
名門貴族の跡取りとして生まれた彼は、諸侯が己が利益を優先し団結をしようとしないこの諸侯連盟の現状を憂え、この国を正しく導くのは自分の責務であると自負していた。学問を修め、領主としての振る舞いを学び、着々と目標に邁進していた。そんな彼の前に現れたのが出自不明でありながらも突如として諸侯長の跡取りとなったCだった。全く貴族らしさを感じさせず、あまつさえ貴族の位なんて屁とも思っていない異物。それがLくんにとってCだった。
自分が欲しくてたまらなかった立場にありながらも、それを歯牙にもかけず、貴族の責務にも無関心で、それでいて何かを企んでいるのに見せようとしない見通せない。だから「君など現れなければ……」と本心が溢れてしまう。悔しそうな声。それは俺先生や他のクラスメイトには見せない、彼の心からの嫉妬だった。しかし、その心は、先生とCの隣で彼が望む未来の片鱗に触れていくにつれて変わっていった。領内の、国内ことだけしか考えていなかった彼は、この世界の人種差別や身分のことまでも変えていこうとするCの考えに触れ、彼こそが皆を率いていく器だと内心は認めるようになる。そして、二人きりのとき「君のいない世界など味気ない」と告げ、自らにとって彼が大切な存在であると言外と認める。
このやりとりを再見した時、なぜ、自分はこの感情のドッヂボールに気が付けなかったのか、と唖然となった。「お前さえいなければ」からの「お前がいない世界など」という完璧な回収。こ、これがブロマンスなのか……と濡れた泥を投げつけられたような衝撃だった。これで完全にチャクラが開いた感覚があった。
もうすぐ誕生日を迎えて33歳が終わるので、いい機会だと思って平成初期生まれである自分のロマンス観の奥底に眠る作品について、水面まで引っ張り上げて雑語りしてみた。なお性別は男。
目次
タイトル | シェーラひめのぼうけん |
作者 | 村山早紀 |
挿絵 | 佐竹美帆 |
筆者と同世代か、もう少し下ならば読んだことがあるかもしれない児童文学。たぶん、自分の記憶の最も深くにある恋愛観についての思い出は、このシリーズのとあるシーン。
当時、筆者はたぶんまだ小学生。隣町の図書館に足しげく通う図書館っ子でまだまだ児童向け書架の常連だった頃だと思う。ローワンシリーズや、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの魔法使いシリーズやハウルの動く城シリーズなどにハマっていた。佐竹美帆さんの挿絵が好きだったので、シェーラひめのぼうけんを手にとったのも、挿絵繋がりだったかもしれない(正直まったく覚えていない)。その中で、胸に響くロマンス表現に出会った。
シェーラひめのぼうけんは、主人公の少女シェーラが幼馴染でお供で子分の少年ファリードを怪力で振り回しながら、大人でも解決が難しい問題を剛腕で切り開いていくような物語。世界のあちこちへ旅をして、仲間たちとワクワクドキドキの冒険をしながら、悪い魔術師に石にされてしまった故郷の王国を復活させる方法を探し出すシェーラたちの話が紡がれる。
恋愛表現に疎かった当時の自分にとって、魔法が使えるけどひ弱なファリードがひめさまとシェーラを慕い、シェーラは幼馴染の兄貴分として彼の面倒を見るという二人の関係性は友情のものとして好ましく感じられた。もちろん男女の恋愛はちびっこが見るディズニー映画の中でも散々と描写されていたので、なんか男の子と女の子は仲良くなったらキスするんだ〜程度の認識はあった。だけどそれは「そうなるもの」であり、自分の中で情緒に紐づいて腑に落ちる描写ではなかった。だから、当時は恋愛でキャッキャするよりも、男女の友情関係の方がずっと自然に思えていた。ウブなボーイだったからね。(今から考えたら、ハイルとミリアム辺りとかは恋愛描写があった気がするけど)。
そんな中で胸がドキッとするような出会いがあったのが、最終巻近く。記憶だけを頼りに書いているので、間違っているかもしれないけど、確か、最終巻の一つ前の巻で、それまで一緒に旅をしてきたファリードが、実はシェーラの王国を崩壊に導いた邪悪な魔法使いの血筋で、彼もその強大で忌まわしき力を宿していると判明する展開がある。この時、確か、ファリードが敬愛するひめさまをその力で傷つけてしまい、自分の力に絶望して力を開放してドラゴンとなって空の彼方へ消え去ろうとするけど、当のひめさまからあなたが必要だと説得され、再び仲間になる的なエピソードがあった(はず)。
シェーラの目の前でドラゴンから人間の姿に戻った幼馴染のファリード。旅に出る前は少女の自分より身体が小さくてひょろひょろしていたのに、旅の終わりに近づいた今では、自分の方が彼を見上げるくらいに彼が成長していたことに気が付く。その時、シェーラのなかで、ファリードが頼りなくて守ってあげなければならない幼馴染ではなくなった……的な描写がある(ったはず)。
これがクリーンヒットだった。ここで以後の人生に永劫に刻まれる体格差萌えを発症してしまった。挿絵があったかは忘れたけど、自分の心の奥底には、ファリードと彼を見上げるシェーラの二人の姿が佐竹絵で深く刻まれている。
その後、図書館のティーンズコーナーで少女小説(主に小林深雪先生)にハマったり、同時進行で大人向けの棚の新宿鮫などのサスペンスやあとがきでいつも自作を傑作と書く夢枕獏の作品(闇狩り師とか陰陽師)を開拓していったりした。
実はシェーラひめのぼうけん2は途中までしか読んでいなんだよな〜。これを書いている今、サウードおじさまの便利キャラっぷりを最後まで確かめたくなってきてしまった。
この増田(anond:20240724163509)はTheyと呼ぶべきですがロマンスの対象は男性です
エロゲー・ギャルゲー・乙女ゲー(恋愛シュミレーションゲーム)ならフェチの反映ないとダメだろうけど
それ以外に恋愛要素持ち込み過ぎなんよ
Assassin’s Creed Shadows Launches November 15, Features Dual Protagonists in Feudal Japan | UBISOFT
Naoe and Yasuke’s disparate personalities also lead them to have different relationships and rapports with other characters, and they don’t always feel the same way about people, nor do people always feel the same way about them. Romantically, they will also attract and be attracted to different types of people. Through the pair, players will get to experience a multitude of relationships.
(ナオエとヤスケの異なるパーソナリティは、他のキャラクターとの関係や交流にも違いをもたらします。彼らは常に同じように人々を感じるわけではなく、人々も常に彼らを同じように感じるわけではありません。ロマンチックな面でも、彼らは異なるタイプの人々を引き付け、また引き付けられます。この二人を通じて、プレイヤーは多様な関係を体験することができます。)
ここだけ見れば、Naoe は女性で Yasuke は男性だから、キャラごとに恋愛イベント(ロマンスイベント)が異なるよとも読めなくもないが、
ストレートの場合はわざわざ言及しないよな?同性のキャライベントのオプション選択肢がある時にぼかして言及するよな?
つか、UBIの以前のゲームもそういうオプションあったし・・・って見方が多い模様
(※ 追記:ゲームニュースチャンネルのインタビューでプロデューサーが同性愛オプションあるよって答えてるみたいね)
Assassin’s Creed Shadows gay もしくは Assassin’s Creed Shadows LGBT
その中で
Assassin’s Creed Shadows: Ubisoft Hires LGBTQ+ Activist As Consultant Who Wants To Challenge Moral Standards Around “Transgenerational Sex”
(アサシン クリード シャドウズ:ユービーソフト、「世代間セックス」に関する道徳基準に挑戦したいLGBTQ+活動家をコンサルタントとして雇用)
・・・と言うのがあって、外見やお名前から日系人かなぁって方が出てくるんだけど、日本文学の研究家でお稚児さん関連の本出してる人らしい
何故、この方を アサクリ シャドウズ の歴史考証のスペシャリストとしてチョイスしたのかは謎だが、
とりあえず、彼女はゲームメディア IGN の YouTube 動画 (Assassin’s Creed Shadows: Inside Ubisoft’s Ambitious Open World Japan)の中で、
『必ずしも歴史的正確さに基づいているわけではない』ってちゃんと言ってるわな(https://youtu.be/0haRi_hHZoU?t=853)
ただ、『誠実で敬意持ったものです』とか言いつつ、明らかさまに間違えてる日本風習やデザインを止められなかった、団体や文化財の無断利用・利用料無視の件を見るに、
(ハイブランドのアジア人蔑視のヤベー広告も炎上したよね、Valentino、D&G、DIORとか)
つか、日本には『異世界』とか『なろーっぱ』とかいう伝家の宝刀がありましてな、『なろーじゃぱん』だぞって言えば歴史考証する必要無かったのになぁ感
それをしないのは、映画でも伝統的にそうだったように、『ジャップランドはどんな風に書いてもOK』っていう白人様の意識がおそらく強過ぎるんだろうな
あと、弥助の出身の部族やカトリックの宣教師が同性愛に寛容だった可能性はほぼゼロと言って良いが、まぁ、いまは16世紀ではなく、21世紀、2024年ですからね
弥助も出てくる仁王のコエテクは現代的な時代劇(フィクション)として『Rise of the Ronin』(PS5独占タイトル)出してます
ほんで、『Rise of the Ronin』の主人公キャラクターは様々な人種に設定できるし、劇中で同性との恋愛イベントもあるわけなんだけど、別に批判はどこからも出てないのよね
それは、極めて現代的な見た目のデザインからしてフィクションとわかるのはもちろんのこと、
開発者は歴史的正確さについてアピールしてない上に、ゲームを始める前にも念押しで下記のように出るから
アサクリでもちゃんと似たような文言は出るもん!!!って言うけど、Rise of the Ronin と アサクリ シャドウズ が違ったところは、
何故か BBC などのニュースメディア や Xbox や 各種ゲームメディアのインタビューで『なろーじゃぱんです!』アピールではなく、
下記のように言って回った事に尽きるよね
言って回ってることが確認できる一例:
Assassin's Creed director: The right time to take series to Japan | BBC
https://www.bbc.com/news/articles/c163jexl7rxo
『アサシン クリード シャドウズ』は、2 つの異なる体験をどのように融合させたのか|Xbox Wire Japan
https://news.xbox.com/ja-jp/2024/05/16/assassins-creed-shadows-interview/
まぁ下記の日本のことわざがあると主張する歴史改竄の一派か(アサクリ以前から歴史改竄やってる https://anond.hatelabo.jp/20240722235805#)
"For a Samurai to be brave, he must have a bit of black blood "
ジャップランドはどう扱ってもいいと考える人種差別主義者の作品なのかと懸念するのは、正常なことに思えます
(そもそも、日系人っぽい人や日本にいたことがある人が監修に参加してるのに、あからさまに間違ったままなことについても、
EXPOで市販されているゾロの刀を何故か展示してたことについても、文化財の無駄借用についても説明無し)
これ欧米だけで出した方がいいと思うけどなぁ、熱心なUBI信者以外は誰も買わんのでローカライズ費用が無駄だと思う
https://youtu.be/ppkztU_1Y4U?t=18
アサクリに関係ない話です
いろいろ見て回ってたら腐女子についてこう書かれてたよ。なんかいっちょがみするの好きな増田とブクマカを兼ねてる増田は腐女子だと思うんだけど、
こういう認識持たれてるみたいなんで、お行儀よくしましょうね(基本的に対象キャラは未成年だしな)
No, just a runaway fujoshi with a shotacon fetish trying to legalize it.
・宇宙1/3 恋愛ロマンス2/3 フェイク部分3/3位の構成で前者2つに本当に興味関心ないので
ほーんAppleぺえオサレな画面作り?で手際よく伝えてくる「上手い」映画、やね…カメラ設置の下りガバすぎない?と思ってたら
あの「今、虚実どちらを放送してるの?」感はこの映画初見でしか味わえない体験だった
・三谷幸喜洋画版みたいなコミカルなノリのメディアで騙しの大風呂敷広げてくで!的なものかと思ったら「誠実である事は大事なんやで…!」みたいな映画でちょっと思ってたんと違った
・君が妊婦じゃない事をリークした誰か〜とか鞄にコッソリ石を入れてたり秘書のお姉さんが裏切って暴露するやつだ…いつ来るのか…!?渡したプレゼントで伝えてくるやつか…?最後まで構えていたら結局こなくてビビった 正直ここのストレスが一番大きかった本当に
・これは恋愛になりそうでならないタイプの男女バディか…?、と思ってたけどガッツリ恋愛だった
お互いの我というか職業意識への方向性の違いからかたまに職業意識(生き方)>恋愛になるけどガッツリ恋愛ロマンスだった
・男優さんが最後まで21ジャンプストリートのイメージが拭えなくて最後までうっすら面白かった IQのギャップが面白い
真顔とシリアス顔になればなるほどおもろい
アポロのみんな スケブでめくり芸みたくなって感動するシーンのはずが笑いが溢れた 引きとアップで二段構えはもう笑わせにきてる
よくない時がない 最後のダンスみたいな足取り良すぎ ララランドか?
・最初の妊婦って嘘ついてのくだりで「妊婦とか障害とかそういう配慮して貰う側の属性を利己的に使いすぎて反感買う」描写入ってて「そこらへんまでエンタメに落とし込める段階なんだ」と感動した
でもヒロインちゃんは「詐欺師じみたプロモーションをする」描写なのでそれほ少し違うか自分に寄せて考えすぎか
・黒猫ちゃんに対し強迫性障害じゃない?と思ったら最後のとこで回収されておおってなった
・「発射まであと◯日」で「これはオッペンハイマーみたく視認でプロジェクトの進捗具合を示してくれるやつやね…!」と思ってたら170日→1日目→0日で飛んでビビった
・この2人の孫が今の2020年代を高校生〜大学生として生きていておばあちゃん譲りのプロモーション力でインフルエンサーとしてやっているのが想像できすぎる
・あの時代にNASAはあんなに黒人とか女性が活躍してる職場だったんか?あそこまでハイレベルな職場だと当時から能力>属性で採られる職場だったんか?
・あんなに若いのに責任者とガッツリ絡める黒人の人とメガネの人、優秀すぎる
・下世話なので「エンディング後にこれ絶対このままあの場でまぐわってる…明かりが消えたら合図や…いつ消えるか…?」と思ってエンディングロールの引きで明かりを見続けていた
・エンディングロールの引き、「これがストーンオーシャンのイルカのとこ…!」と思った
・男性多い印象 男6,7 女4,3くらい
終業式で夏休み入った?映画館に向かう道で昼なのに学生さんが歩いてたり映画館に制服の高校生がごった返してた(田舎比) なに観に来てるのかと思ってたけど多分キングダム
・感想メモろうと立ち寄ったフードコートにiPadお絵かきネキいて草
外でお絵かきする様子を客観的にみるとこんな感じなんや…スワイプする動作、思ったより目立つな…
はい、大ヒット作を一つだけ書いた作家は何人かいます。以下にいくつかの例を挙げます。
南北戦争を背景にした壮大なロマンスと戦争の物語。この作品は出版された直後からベストセラーとなり、1939年には映画化もされました。
南部の小さな町での人種差別と正義を描いたこの小説は、ピューリッツァー賞を受賞し、後に映画化もされました。なお、後に『Go Set a Watchman』という続編が発表されましたが、これは『アラバマ物語』の草稿であり、厳密には二作目とは言えないかもしれません。
激しい愛憎劇を描いたこの小説は、ブロンテの唯一の作品です。エミリー・ブロンテは1848年に若くして亡くなりましたが、この作品は今なお多くの読者に愛されています。
この風刺小説は、トゥールの死後に出版され、1981年にはピューリッツァー賞を受賞しました。トゥール自身は生前に出版を果たすことができませんでしたが、母親の尽力により世に出ることとなりました。
FIRE(Financial Independence, Retire Early)していたけど、暇になった時間で考えた結果止めることにした。
いろんな人がいまFIREしたりFIREを目指しているので、自分の場合になんで1億円でダメだったのかを言語化しておこうと思う。
最初に結論から書いておくと、俺の場合、経済的自立(FI部分)が出来ないと判断した。
ゲームが大好きでグッズも好きだった俺は、株主総会でレアなお土産がもらえるという噂を信じ、なけなしの貯金をはたいて株主になった。
まあ、十八きっぷを使って一回行ったきりで、結局その時のお土産も引っ越しで無くしてしまったけれど、運よくその会社の株価がかなり値上がりした。
その時は相当迷ったんだが、株で儲けるという経験をしてみたくて現金にした。すると不思議なことに、証券会社にあるお金は、なんだかお金じゃないような気がした。
なんていうのかな、ステータスみたいな。増えたお金を使って、同じくゲームで儲けてそうな会社の株を買ったり、売ったり、他の人が買いそうなゲーム会社を探して買ったりした。
結果、いわゆるテンバガーと呼ばれるような10倍に増える経験もしたし、まあ普通に思ったほどみんなが買わずに手放して損したりもした。
繰り返しになるけれども運が良かった。その自覚もあった。
そして最後の運は、世界中が新型コロナウイルスでパニックになったときに、全ての株を全部いったん清算して、S&P500のインデックスファンドに突っ込んだことだった。
自分の見立てでは、ワクチンが出来るまでに3年はかかり、株価が戻るのに5年はかかり、余波でどの企業がつぶれるか想像もできないが、アメリカはそのうち戻るだろう、だった。
自分の悲観的な見立てはありがたいことに外れ、思ったよりも早く株価は元に戻り、結果自分の資産は1億円を超えた。
そして、緊急事態宣言化にも関わらず(自分としては)意味もなく出社を強制されることに嫌気がさし、まあなんとかなるだろ、とFIRE生活を開始した。
1億円で、税引き後のリターン4%を達成するのは、そこまで楽観的と言うほどではないと思っている。
ただ、株式市場で暴落が二度と起こらないか?いやまあ普通に暴落するだろ、というのが俺の見立てだ。
じゃあなんでeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)が人気かっていうと、暴落は過去必ず戻したからだ。
そこで、10年に1度暴落して、3年で暴落前の株価まで戻る、という試算をしたところ1億円だと結構危ういことが分かった。
まあ、言うて1億円の資産が5000万になっても、3年200万円ちょいで生活して我慢すれば良いわけだし耐えられるか?
まてよ円高って今後絶対に起きない?いや起きるだろ、というのが俺の見立てだ。
円高も定期的に起こっていて、そしてまた定期的に円安にもなってる。
だから、定期的に積み立てを続けるんなら為替の影響は結果として均されて無視できるんだろうけど、入金ゼロだと直撃する。
色々調べた結果、こちらは7年に1度20%程度円高に振れ、戻すのに5年はかかるという試算をしたところ、もう全然アカンかった。
試算を進めた結果、現金化しておけば株価暴落も円高も影響を受けなくなることが分かった。
いやまあ最初から分かれよ、当たり前だろ現金なんだから、と言いたい気持ちはわかる。はいそうですね。
そこで、おおむね俺が死ぬまで40年だと仮定して、全部現金で取り崩すとどうなるか計算した。はい、250万円ですね。
うーん、250万円かあ、ちょっとなあ。やっぱ運用はしないとムリよね。
暴落と円高の影響は5年で戻るだろうという前提のもと、5年分の生活資金を現金で持っておいて、それ以外を運用に回すことで計算しなおしてみた。
400万円x5年分=2000万円。そうすると、8000万円の運用資金になる。リターン4%だと、年間320万円だ。
リターン減ってんじゃねーか。減った80万円で何台PS5買えると思ってんだ。
でもこれ当たり前で、リスク資産が4%リターン、無リスク資産(現金)が0%リターンで、8:2で運用すると、3.2%になるのよね。(4%x80%=3.2%)
リスク資産を8割にしたうえで、想定資産 x 3.2% = 400万円を達成するには、単純に想定資産が1億2500万円必要になる。
うーん、足りない。
まあこれ運用資金が足りないの一種なんだけど、暴落中に運悪くなんかイベントが発生すると手持ち資金が足りなくなるのよね。
今は独り身でもある日突然運命的な出会いをしてロマンティックな恋をした結果子供が生まれて大学に行きたいとか言われる可能性だって残しておきたいじゃない。
暴落はいつ起きるかわからない。(読めるなら直前に現金化して、底値で全力すれば良いけど、読めないからインデックス投資で放置したいわけ)
そうなると、いまたぶん底値なんだよなー、株価が戻るまで修学旅行はあと5年くらい待ってくんない?とは言えないわけよ。
明らかに見えている出費は暴落や為替の影響から保護する必要がある。
複雑な為替ヘッジを行うって意味じゃなくて、単純に現金でもっとく必要があるの。
ただまあ、子供については奨学金と言う手もあるしなあということで、わりと真面目にエア恋愛からのエア子育てをした結果、1000万円も持っておけば足りそうなことはわかった。
生活資金が400万円x5年分=2000万円。ロマンスの値段が1000万円。運用リターンは2.8%ね。(リスク資産の運用を7割にするのであれば)
1憶4300万円x2.8%≒400万円ね。
全然足らん。
なんだかんだいって、1年程度の空白って実はどうにでもなるのよ。(俺はブラック企業を止めた後の家事手伝い期間を親の介護と言い張って就職を決めた知り合いがいる)
ただ、これが5年以上になって、しかもその期間ゼルダとSEKIROとエルデンリングしかしてませんでしたっていうと、厳しい、と思う。
後俺絶望的に接客業に向いてないので、最強の仕事であるマックジョブが使えない。
(マックジョブは、低賃金、低スキル、低給付、低尊厳などと定義されているが、日本は皆保険制度とブラック企業のせいで、全国どこでも働けるホワイト接客業として君臨している)
で、よくある資格を取得して開業とかも検討したんだけど、当たり前だけどちょっと頑張ったら取れる資格ならみんな取れちゃうから別にそんなメリットないんだよね。
そんで、超がんばったら取れる資格は当然職があるんだけど、それもう普通に職業訓練じゃん。
まあまあ頑張って取った情報処理安全確保支援士を書いてはいるけど、反応見る限りあんま関係なさそうなんだよね。
(これはドラマでセキュリティっぽい仕事してる俳優さんが格好良かったからという超絶に不純な動機で勉強して取った)
なんなら「ドラゴンクエストXを支える技術」を読んでよくわかんなかったから勉強したら取れたAWS 認定ソリューションアーキテクトの方がちょっと反応あるという。
当たり前なんだけど、いまの500万と未来の400万なら、当然いま500万円使いたいじゃない。
アーマードコアの新作が出るにあたっての試遊台を遊びに行くのにさ、新幹線での遠征が必要だとして、今年使える金額を理由に諦めるの、違うじゃん。
証券会社には1億ものお金があるのに、俺は今まさに使いたい金を制限しなきゃならんのか?
そう考えた時、ああ働いたお金を全部自分のために使って良いんだ、貯金とかいろいろ考える必要もなくなったんだって考えるのは心の平穏にすごく役立つと思うわけよ。
そうするとね、生活資金とロマンス資金を除いた7000万円だけ、リスク資産の運用資金として回しておけば良いわけよ。
7000万 x 4% = 280万円
しかも、このリスク資産は、俺の中では完全に取って良いリスクなのよ。無リスクでとっておきたい3000万円は現金で持ってるから。
そして俺が仕事して生活してゲームを買って残った金は全部リスク資産を増やすのに使える。労働するとお金がもらえるのは強い。
俺がFIRE出来ると思う条件は、以下の3つ
具体的に言えば、想定リターンが400万円なら、運用資金が2億あれば、半値の1億でも逃げ切れる。
ただ、そもそもそんな半値になって戻さないと思うなら、リスク資産を1憶で現金で5000万でも持ってれば良くて、これでも逃げ切れる。
賃貸を借りるのが難しいときに、持ち家を買えるだけの現金が残っているのなら、たぶん逃げ切れる。(いざという時に中古物件を買える金額。ローン組めないからね)
FIREって要するに、社会人が積立投資している場合の、出口戦略なのよね。
仕事を止めます、収入がなくなります、じゃあどうやって資金を取り崩していきますか?というのと同じことを考えるわけ。
暴落を5年耐えた時には使うタイミングを逃してました、じゃ困るから、そこは現金でもっとこう、とか。
おれは暴落からの戻しを5年と踏んだけど、まあ外して10年くらい戻さない可能性だって全然あるわけよ。
そういうのをツラツラとスプレッドシートで計算していくと、ある日突然働かないと食っていけない可能性って全然あるな、となったので、FIREは止めることにした。
というわけで、残念ながら1億ではちょっと足りなかったな、というのが正直なところ。
https://www.happyelements.co.jp/news/ZRHtf5nEZ
Happy Elements株式会社(以下「弊社」といいます。)は、弊社ゲームアプリ『あんさんぶるスターズ!!』のキャラクター画像に不適切な加工を施しSNS上で拡散した悪質行為者に対して、下記の通り損害賠償請求訴訟を提起しておりました。
当該訴訟において被告相手方から弊社への損害賠償金400万円の支払等を条件とした裁判上の和解に係る提案を受け、担当弁護士とも慎重に協議の上、今般和解に係る提案に応諾したので、お知らせいたします。
https://www.sankei.com/article/20240603-V757EXRVOVPCNEJWBV5YBQDKJ4/
スマートフォン向けのアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!」に登場するキャラクターの映像に害虫などの画像を挿入して交流サイト(SNS)で拡散したなどとして、京都府警下京署は3日、著作権法違反の疑いで、東京都葛飾区の会社員の女(25)を書類送検した。
東京都葛飾区の25歳の会社員女性がソーシャルゲームのイケメンキャラのゴキブリコラージュを作って荒らした騒ぎがあって、かなり限界な女性という印象があった。
こういう女性たちの受け皿に、イケメンソーシャルゲームはなっている。
https://www.sankei.com/article/20240304-UAQ4UUGMDFJGFNS3NV7VYZSN34/
2人で家を建てるための「共同作業」。兵庫県在住の女性(49)はそのフレーズに舞い上がった。4年前の11月、マッチングアプリに登録。そこで知り合った「ジャック」に、一度も会わぬまま1カ月で約570万円をだまし取られた。
夫と離婚し、働きながら12歳の長女を育てるシングルマザー。当時は新型コロナウイルス禍の真っただ中。身近な人がアプリで再婚相手を見つけたこともあり、淡い期待をもってアプリをダウンロードした。
翌月にマッチングしたのが《京都在住、ジャック・リー、34歳》。アプリ上のプロフィルによれば父は韓国人、母は日本人。自動車部品の輸出業を営み、年収は数千万円近くあると書いていた。
https://honz.jp/articles/-/53643
神奈川県在住の45歳の女性は、かつてSNSでやり取りしていた既婚者の男に「子供も産めない40過ぎの女性なんか遊び相手としか考えないよ」などとひどい言葉を浴びせられ傷ついた経験があった。
ところが新たに知り合った年下の男性は違った。ある時、「日本語を勉強したいのでお友達になってくれませんか」とメッセージが届いたのだ。相手は36歳の台湾人だという。
「私になんでもかんでも報告してくるんです。私はあなたと友達だから、その義務があると。そういうふうにされたことがなかったから、新鮮だったんです。私の気持ちに寄り添ってくれるというか。私のトークも一切、否定しない。受け入れてくれるんです」
子持ちの40代~50代女性が、「15歳くらい年下の金持ちイケメン外国人」に金をだまし取られるというのが典型例らしい。
外国人は白人設定ばかりなのかと思いきや、韓国や台湾のイケメンというのが意外だった。香港人、シンガポール人のケースもあるようだ。
同年代の日本人男性は人間性がひどいが、年下の外国人男性は金持ちな上に人間性も良いという幻想があり、それが騙される原因となっているのだろう。
https://kai-you.net/article/84512
自身のゲーム配信で何をしても「かわいい」というコメントが付くことや、コラボ先の相手にファンが「うちのアクシアをお願いします」と言ったり、相手の配信に陰湿なコメントを残されたこと対して、「母親面しないでくれ」とコメントした。
そういった一部のファンの行動に関して、アクシア・クローネさんが配信裏でコラボ先に謝罪をしていたこと、またたびたび「やめてほしい」と呼び掛けていたにも関わらず、「アクシアは反抗期」などと言われ、自分の行動を束縛しようとするようなコメントがあったと明かした。
そのようなファンに対しては、「これ以上迷惑をかけるな」「何を言われても俺はラジコンじゃないし、言うことを聞くことは一切ない」と明言。
いわゆる「リア恋」「腐女子」のような楽しみ方についても、自分はあまり好きではないが、内心で楽しむ分にはその人の自由であるとし、過度に共感を求めたり、自分と違う考えの人に攻撃をするのであれば「今すぐいなくなってくれ」と心中を吐露した。
Vtuberは悲惨な弱者男性が吐き気がするほど気持ち悪いコメントと共にスパチャをする売り上げが主な市場だとは思うが、
弱者男性に人気が出たコンテンツは、あとから男女逆バージョンが出て弱者女性に人気が出る傾向があるので、イケメンVの被害も今後件数が増えていくのでは。
他に有名なのは藤井風とか、石川遼とか?ハンカチ王子もその枠だったような。
https://anond.hatelabo.jp/20240625135549
自称弱者男性の一番キツイとこって、欲があるとこじゃん? 性欲とか自己顕示欲とか物欲とかさ。貧乏かつ欲があると一番大変だと思う。
国際ロマンス詐欺に騙されている女性もいるから、欲がある高齢弱者女性もいるんじゃないかな。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2024/03/22/38517.html
https://www.secom.co.jp/anshinnavi/net_security/backnumber400.html
NHKの記事は男性が女性になりすまして男性から金を詐取しているケースだったけど、「日本でも被害額は去年1年間で177億円を超えた」とある。
https://www.youtube.com/watch?v=AruFY70nLB0
ロマンス詐欺の被害者は『40代女性が最多』兵庫県警が発表…全体の3割以上に 次に多かったのは『60代の男性』(2024年5月1日)
スマホでフェイクビデオ通話ができるようになる前のガラケーメール時代から、
嵐の松潤から間違いメールが送られてきて出会い系サイトに誘導されて金をだまし取られる女性、みたいなものは存在したんだよね。
成功体験がなくてうらぶれた腐った感じの女性というよりは、割と自信があって若いころの成功体験があり楽観的な女性が騙されているという印象がある。
(あと軽度知的障害やグレーゾーンの可能性もあるのかも。普通に考えて嵐の松潤が間違いメールきっかけで一般女性に悩み相談をするわけがない)
さらにこれからは生成AIの進歩で、詐欺師が一人一人の被害者に接客する必要性すらなくなり、全自動で金をだまし取られるケースも増えてくるのでは?
だから「女性は」欲が少ないから騙される危険が少なくて安心、みたいな考え方はどうかと思うんだよね。
あと傾向として感じるのは、騙される女性や経済的に詰んでいく女性は恋愛経験が意外と豊富な人、バツイチ等が多いということ…。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/kishanote/kishanote15/
去年11月、都内のバス停で路上生活者の60代の女性が男に突然殴られ、死亡した事件。
大林さんはその後、27歳で結婚し、夫とともに上京。健二さんにとっては、順風満帆の人生を送っているかのように見えた。
しかし、結婚してまもなく、先に上京していた健二さんに「自宅に泊めてほしい」という連絡が来る。夫から暴力を受けたと説明していたという。
若いころの写真が掲載されているけど、「アナウンサーを目指していて、結婚式場で3年ほど司会を務めていた」とあるのも納得する華やかさがある。
男性と女性では人生がどういう風に行き詰っていくのかにかなり性差がある気がする。
弱者男性の話題では小学生の頃から女子に排除されていて、一生を通じて一度も良い思いをしたことがない、みたいな層が呪いの言葉を吐いているけど、
女性の場合はそこそこの成功体験があって、そこから離婚・シングルマザー化によって経済的に転落というケースが多いように思う。
「時間差一夫多妻」の概念がすでにあるけど、そこには歳をとってから夫に捨てられる元妻の存在がある。
結婚出来れば、子供が生まれればゴールというわけじゃないんだよなぁ。
そのあたり、弱者男性は本当に認識が薄いなと思うけど、人生経験が浅いから仕方ないよね。
今後も「夫に捨てられたとはいえ、一度は結婚できただろ」と貧困高齢女性を叩き続けそう。
要するに女性の場合は、若い頃でもあまり容姿で得した成功体験がなく、地味に暮らしてきて「セルフ去勢」みたいな姿勢で生きてる人が割とうまくいきそう。
逆に若い頃に容姿で得した成功体験があって、加齢した自分を受容できずに夢見がちな少女性を残していて、
未診断なだけで思考力がグレーゾーンな方が、イケメンへの夢を残したまま高齢になっているだけに危ない気がする。
(セクハラをするオジサンも、成功体験ゼロでセルフ去勢してる男性ではなく、若い頃は「イケメン無罪」で許されてきた人が加齢でアウトになったケースが多いような…過去の成功体験にしがみついている自信家)
ホストにハマる10代の女の子たちが「イケメンにメンケアされるために生きてる」みたいなことを言い、そのために立ちんぼで稼いで貢いでいるわけだけど、
「イケメンにメンケアされるために生きてる」が高齢者になっても残ってる感じの女性が居ないこともなくて、そのパターンがかなり厳しい。
今の40代50代の女性って、女性の主体的な性欲を抑圧されてきた人も多い世代だと思うんだけど、今の10代20代の女性は推し活全盛期というか、女性がイケメンを求めるのは当たり前という時代に生きてる。
抑圧が良いとまでは言わないけど、資本主義にドライブされて「イケメンをどんどん求めろ!」という社会背景で育って、これが中年女性になったとして、まともに適応できるんだろうか。
現在の40代50代の弱者男性のような悲惨な結末(欲深くて、自分のスペックが見合わず、ずっとキレている)になるんじゃないかって気が勝手にしています。粛々とは生きられないんじゃないか。
こちらの勘違いだったらコメントくれた海外の人には申し訳ないのだが。
自分は英語のオンラインレッスンで会話のネタにするために、街の桜の風景の動画をYoutubeに公開したことがある。
また、動画の編集をちょっとだけやってみたくて、台湾の料理のレシピ動画もアップした。
「できるならやってみよう」程度のもので、どちらも5年以上前のもので200再生ほどしかされていない。
これはどこか、どこで桜を見られるのか、日本は今梅雨なのか、というような話で、自分としては「最近日本に来る外国人増えたしな。英語のやり取りに慣れることができるかもしれない。まあ都合もいい」という理由でコメントに答えていて、「今度日本に行きたいけどどこがいいだろうか」くらいはまあ気分よく答えていたが、続くコメントに「日本について知りたいので友達になってほしい」ときて「ん?動画のコメのやり取りでありがとうで十分じゃね?」となり、「Lineを使っているか」と続いて「いや、怖いよ」となった。
コメントしている人のアカウントを見に行くと、中国的な名前の美女で、一応パラグライダーをしている半年ほど前の動画などもあって「普通の人なのかな」と思ったが、その他の動画は最近アップされた再生回数2桁のものばかり。
「これ明らかに変だ」と確信したのは、その他のレシピ動画や他の桜の動画にも別の美女がコメントを立て続けにしたこと。
アカウントを見てみるとショート動画を1本とか2歩投げてるだけだし、それも「これAI生成かスーパー加工じゃねえの?」というツルツルしたお顔の美女。
Lineについて聞いたきた人(?)に「Xのアカウントなら持ってるよ」と返答したらレスは途切れた。
変すぎる話だったので、Xなんかで似たようなことがなかったか検索してみたが、見つからず。
一応、こういったことがあったよ、ということで記録に残しておく。
「あしながおじさん」はぬいペニとは対極でしょ
読めばわかるが作中でジュディはジャーヴィスとは別ルートで出会って関係を深めるのが描かれている
(本人と知らないから、「今日出会った男性はいけすかない生意気なやつ」みたいなことを書き送ったりしている…)
でもだからジュディには彼の「人間として、男性として」の内面を知る時間も猶予もあった
ジャーヴィス側は、ジュディへの恋心を自覚してからは、嫉妬からやや荒っぽい手段に出たりもするものの、
ジュディが受け入れられる範囲でアプローチし続け信頼を勝ち得ており、性急に自分の欲求をむき出しにしたりはしない
最終的にジュディは彼を愛するようになってからジャーヴィス=あしながおじさんが判明→大団円
ぬいペニとは対極の話であり、「いきなり男として性欲まるだしで迫った(クリスティーヌ視点)」のオペラ座の怪人とはまったく違う
雑な決めつけだが、女性作家だけあって、というかロマンス小説だからか?
そのへんの心の動きは丁寧に描かれているよ
長い話じゃないから読んでみては?
軽やかな曲調だが、上記を筆頭に「年齢 住所 趣味に職業 さりげなくチェックしなくちゃ」だとか「笑顔も素敵 真顔も素敵」といったように、その内実は“身も蓋もないロマンス”である。
さて現在、性格重視で結婚した増田が注目されている。
この話の胡乱さについては不問とする(そもそも匿名の場で、真偽を前提に語ること自体が野暮である)。
ただ一つだけ確かなことは、件の増田は“高学歴だとか高収入だとか、そんなものよりも遥かに難しい条件でパートナーを探していた”ということだ。
“様々な懸案要素がありつつも結婚したい相手”と巡り合う、そして自分自身がそう思ってもらえる。
それは実際のところ、金を稼ぐだとか美容に注力するだとかタワマン住まいとかよりも過酷だ。
なぜなら性格の良し悪しや好き嫌いなんてものは漠然とした、ブラックボックス化された部分だからだ。
「住めば都」なんてのは実際に住んでからの話であって、現実にはまず家賃だとか間取りだとか立地だとか築年数を考える。
それ以外の様々な要素を複合的に加味し、優先順位をつけるにしたって目の前に具体的なものがなければ考慮に値しない。
この増田の場合、その“具体的なもの”が偶然そこにあった結果の産物である。
それを、さも仕方なく妥協して、その他はどうでもいいといった風にいうのだから人が悪い。
『ロマンスの神様』において、主人公は身も蓋もない理由で人を選び、トントン拍子で関係は発展し、結ばれることになる。
主人公なりに努力はしたであろうに、自分は運がいいだけだったと謳うのである。
しかし、件の増田と神様のどちらが現実的か敬虔かなどと論じることに意味はない。
どちらも結果に対する後付け解釈、いや、それ未満のミクロ的な物語でしかないからだ。
赤の他人からすれば、そこにロマンスは窺えてもノウハウは存在しない。