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はてなキーワード: BSDとは

2024-03-18

ウェブ開発をやっているMacユーザーぼやき

Appleウェブ開発者への冷遇が堪えるようになってきた

特にDockerネイティブサポートがないってのは我々からすると年々Macの致命的な弱点になってきてる

SafariPWA対応にも及び腰だし

Appleからすれば何で自社プラットフォーム以外に投資せにゃならんのってことなんだろうけど

ウェブ開発者Appleの売り上げにかなり貢献してると思うんだよ。特にDHHMacを勧めたおかげでMacに乗り換えたウェブエンジニアも少なくないってかかなり多いはず

そのDHH最近Windowsに移行してしまった

それ自体はBasecampとAppleの三割税をめぐる争いもモチベの一つだろうとは思うけど、単純にウェブ開発が快適な環境を求めてのことだろう

Appleとしてはマジョリティに売り込む方が大事で我々のような層の売り上げは微々たるものと考えているのかね

まあそうかもしれない

でもさ、今の時代ネットサービスを快適に開発できて快適に使えるっていうのはきれいなフォントと同じくらい重要なことだと思うし

作曲家デザイナー映画製作者と同じくらい、ウェブエンジニアに訴求するのも悪くないと思うんだけど

Apple経営陣の考えは別なのだろうね

結局この10年くらいは偶然我々の求める開発環境MacBSD環境が重なっただけの期間だったのかもしれない

このままだとウェブエンジニアMac離れはどんどん加速するだろうね

とはいえ自分MacフォントUIから容易には離れられない体になってしまった

ああフォントのためだけにうん十万のディスプレイをポンと買えたり代わりにiOSアプリ開発してくれるエンジニアを雇えるようになりたいでござる

2023-11-09

話混ぜないようにはしてたんだけど、PSDを業界標準フォーマットにした挙句バカ高年間ライセンス制をやってるくせにああであるアドビ

PSDや.ai(illustrator形式)とかいポータビリティもなくデータ確認手段がほぼアドビ製品一択になるような業界構造形成して行ったうえで、年間ライセンス制をやり出したのもまあ不満が溜まりまくってたわけですよ

(金が高いという点もあるにはあるが、ちょっとした確認でいちいち重たいソフト開くのも大変だし、ファイル形式バイナリがどうなってんのかいまいち不明瞭でデータサイズデカい)

AIの話と混ぜたくないんだけど、ビックテックどもが軒並みああい姿勢を取り出すと流石に「じゃあお前ら今度からリリースソフト全部BSDMITライセンスで配布しろや」って気持ちにはなる

2023-08-08

anond:20230808190207

Linuxが出た頃は「ワナビーのクソガキが使うおもちゃ」として嘲笑しつつ*BSDが最高

お前 Linux すら扱えない初心者という設定なのになんでそんな昔の細かいこと知ってんだよw

Web開発者傲慢さには呆れる

初心者プログラミングを身に着けるのに、LinuxCLI必須とか言い出すのが意味不明

しかUbuntuインストールとかじゃなくWSL2入れて覚えろとか、駆け出しの開発者にそんな難しいことできるわけねーだろっていう。

(Ubuntuだって十分に難しいと思うし)

そりゃ「Web系の」プログラミングだったら、そこら辺のノウハウ必要なのはそうだろう。

でもプログラミングWeb系だけじゃないし、Web系がほとんどなわけでもないからな!

組み込みモバイルだったらLinuxCLIで触る機会なんてまず皆無なので、最初から学ぶのは時間無駄だし、もっと優先して覚えるべきことはいくらでもある。

それこそWeb系だろうなんだろうが、プログラマなら機械語ラインエディタくらい覚えろ当然だろ?ってレベル意味のない勉強だったりするわけで。

こういうこと書くと

「むしろWindowsPOSIXから外れていて異端

とか言い出すバカがいるんだが、POSIX原理主義のほうが世界が狭いことにいい加減気づけっての。

過去に遡れば、薄っぺら機械しかなかったPCにすら日本語処理で大きく劣っていたくせに「UNIXは美しい」とかほざくアホがいた頃から、何も変わってないのな。

しかも今でこそ猫も杓子もLinux推しなのに、Linuxが出た頃は「ワナビーのクソガキが使うおもちゃ」として嘲笑しつつ*BSDが最高とか言ってたのは誰だったっけ?

差別主義者どもが恥を知れ。

2023-06-26

anond:20230626105019

2023-04-01

ブロードウェイブギウギ

ブロードウェイブギウギニューヨーク近代美術館所蔵のピートモンドリアン絵画であるperlpython、あるいはberlin metrecqueに代表されるクリエイティブ・コモンズ(bsd)に従って開示されるライセンスに従ったオープンソフトウェア製作され、i386アセンブリ言語で実行される。ファイルサイズは128mbで、wikipediaのアイウエオ順に並べた。アイウエオ順に各記事を示す。はじめにアイウエオ順から表示するには、タグi386」のついた記事を探して(特にブログが多い)、そこから記事を探し出す必要がある。

Anond AI作成

2022-09-19

とにかくThinkPadを買え

中古でもいいかThinkPadを買え

iPhoneMacの50000000倍いろいろなことができる

ThinkPadWindows機だからChromebookを買えと言っているやつはとんでもない勘違いをしている

ThinkPadChrome OSを入れればChromebookハイエンドモデルと同じかそれ以上のユーザーエクスペリエンスが得られる

ThinkPadにはWindows, Linux, MacOSが入れられる(hackintoshで調べろ)

頑張ればFree BSDデスクトップ環境も入る(自己責任でどうぞ)

2022-09-11

anond:20220910173047

エンジニアちゃんはドヤりたい。

エンジニアちゃん管理者やぞ(ドヤァ)」

先輩「adminでログインしてんじゃねーよ」

じい様「BSDじゃだめかのぅ」

2022-07-18

Linux躍進の謎

Linux誕生したのは1990年代

これはUNIX系OSの中でもほぼ最後発になる。

それも開発したのは俗に言うスーパーハッカーとかスタープログラマとかではなく、当時全く無名だった大学院生

から開発の目的だって勉強のためかお遊びなのかもよくわからない話だったり。

そこに来て、型落ちロースペックPCでも動かせるフリーUNIXライクOSとなると、今だったら

ジェネリックUNIX

みたいに冷笑されかねない話だ。

実際リリースされて間もない1990年代後半から2000年前後辺りまでは

流行の追っかけしか能がない、ワナビーのクソガキ共が使うおもちゃ

くらいの立ち位置だった。

当時流行っていたネットスラング類似する煽り方をするなら「アンチMS御用達」みたいな感じだろうか。

しかし今や、そんなのはとっくのとうに大昔の話というか

「そんな事があったんだー」

で終わるくらい、Linuxは誰でも、どこでも使うOSになっているのは御存知の通り。

UNIX系OSで最もメジャーと言うだけではなく、システム開発サーバ構築でWindowsサーバとともにほぼ必ず選択肢に挙げられるようになって久しい。

更に直近の10年で、気がつけば世界中で使われているスマホ殆どLinuxベース(Android)になっている。

まり誕生からの四半世紀で爆発的に発展・普及したというわけだ。

本当にLinuxを使うなんて今どき普通すぎて、特に取り立てて言うことではない。

一方でLinuxよりもずっとフリーUNIXとしての歴史があり、かつては定番だったBSD系なんて、今やAppleのお陰で辛うじて延命している状態なのだから、これまた隔世の感がある。

とはいえ気になるのは、何をどうやったらここまで信じがたい躍進をしたのか?という事情

ホビー用途ビジネス用途では要求される信頼性レベルが異なるので、誰かがそこに手を入れないとこのような発展は望めない。

そこでは大企業がきちんと専門家を入れる形で関わるならなお良い。

そうなるとやはり、まずIBMが白羽の矢を立て、次いでGoogle積極的コミットするようになった流れが大きいのだろうか。

このうちGoogleは「弊社はオープンソースフリーライドしているわけではない」アピールや自社サービスコストダウン、更にはモバイル分野への進出という諸々の目的に好都合だったのだと思う。

問題IBMだ。

しろ元々IBMAIXという自社製UNIXを売ってる会社であり、これを用いた各種サーバ構築はお家芸だったわけで。

更にこのAIXDB2WebSphereを組み合わせる方式は、2000年代くらいまではエンタープライズアーキテクチャの2大巨頭だった。

(もう1つはSolaris+Oracle+WebLogic)

そんな会社Linuxに手を出して、一体何の得があるんだ?という話なわけ。

一つ考えられるとすれば、AIXDB2WASも買えない貧乏人もとい中小規模の顧客から、せめて構築と運用手数料だけでも取るためとか?

まあ確かに一時期流行ったLAMP(Linux+Apache+MySQL+PHP)なら、ライセンス料なしでハード安価PCサーバになるので、導入のハードルは低い。

というわけでLinuxの草創期を知ってる人間からしたら、今の状況は世の中が変わりすぎなくらい変わったという感覚が強い。

Android不具合スマホメーカー依存or機種依存だったり、そもそもLinuxデスクトップ用途が未だに少数派なのは今後も変わらないだろうけど、逆に変わらないのは多分それくらい。

あとUbuntuは嫌い。

UNIX 哲学」についていくつか

名著「UNIXという考え方 - UNIX哲学」は本当に名著なのか? 〜 著者のガンカーズは何者なのかとことん調べてみた - Qiita

この記事はよく調べてあるなぁと思う反面,事実関係の間違いも多く当時の空気感など欠けていると思う部分がいくつかある。事実関係に関しては追い切れないので参考文献を挙げるにとどめておくが,空気感のほうはいくつか書いておく。なお当該記事の「当時と今では状況が全然違うんだから安易に『UNIX 哲学』とかいうな」という主旨には大賛成である

参考文献

初期の UNIX歴史について興味がある向きには次の書籍お薦めする。

Peter H. Salus『A Quarter Century of UNIX』(1994, Addison-Wesley Publishing)

和訳の『UNIXの1/4世紀』(Peter H. Salus, QUIPU LLC 訳, 2000, アスキー) は絶版のうえ訳も微妙なので薦めづらいが,原書The Unix Heritage Society (tuhs) で PDF が無償公開されているので,英語が苦にならないのなら読んでみるといい。

また同じく tuhs で無償公開されている Don Libes and Sandy Ressler『Life with UNIX』(1989, Prentice Hall)を読めば80年代終りの UNIX の状況(XENIX についてもしっかり言及されている)や利用者目線での雰囲気もある程度判るだろう。

哲学

記事で一番気になるのが「哲学」という語の捉え方。この言葉の強さに引きずられているように読める。でもこれ,当時は設計基本的な考え方くらいの意味でわりとよく使われていた言葉なんだよね。たとえば米 BYTE 誌のアーカイブを “philosophy” で全文検索するとこんな感じ。

https://archive.org/details/byte-magazine?query=philosophy&sin=TXT&sort=date

ほぼ毎号のように出現していたのが判るだろう。

もっとも猫も杓子も「哲学」を振りかざしていたわけではないし,UNIX開発者たちが「哲学」の語を好んで使っていたのも間違いないように思う。傍証の一つが AT&T定期刊行物『The Bell System Technical Journal』の1978年7, 8月号だ。元記事言及されているマキルロイの Forword の初出がこれで,ネットのアーカイブから PDF が入手できる。

この号は二部構成になっていて第一部が Atlanta Fiber System に関する論文12本(全172ページ),第二部が UNIX に関する(Preface や Foreword を含む)論文22本(全416ページ)となっている。さて前述の PDFOCR されているので “philosophy” で全文検索してみると8箇所見つかる。これが見事に全部 UNIX論文なのだ。もちろん論文性質もページ数も違うからこれだけで確定的なことはいえないが「日常的に使っていたんだろうなぁ」という推測は成り立つだろう。じつはマキルロイ哲学とされている部分は “Style” であり “philosophy” の語は一切使われていないというのもちょっと面白いUNIX開発者たちがなぜ「哲学」という語を好んだか正確なところは判らないが,それまでにない新しい考え方に基づいた OS を開発しているという意識があれば,そういう言葉を選ぶのが自然時代だったことは間違いない。

UNIX認知され拡がっていく過程で「哲学」も知られるようになっていった。自分が好むものの良さを他人にも識ってもらいたい,あわよくば他人もそれを好むようになって欲しいという布教活動は今も昔を変らないわけで「哲学」はその便利なツールとなったわけだ。元記事ではガンカースの著作を「外部の人間が後から打ち立てた哲学」と表現しているが,そんなたいしたものではない。マキルロイ論文に影響を受けた布教のためのああい説教は到るところにあった。たとえば前掲の『Life with UNIX』にもしっかり Philosophy の項がある。また日本最初期の UNIX 解説本のひとつである村井純井上尚司・砂原秀樹『プロフェッショナル UNIX』(1986,アスキー)には冒頭次のような一節がある。

オペレーティングシステムは,コンピュータを使うものにとっての環境形成する基盤であるから,そのうえで生活する者の個性尊重し,より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェアでなければならない。この主張こそが,UNIXオペレーティングシステムとしての個性ではないだろうか。

 

    プロフェッショナル UNIX村井純井上尚司・砂原秀樹,1986,アスキー)p 3.

「より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェア」とはテキストを入出力フォーマットとする単機能コマンド群のことで,これらをパイプでつなげたりシェルスクリプトでまとめたりすることで「そのうえで生活する者の個性尊重し」た「より良い環境へと作り上げて行く」ということだ。こういった説教はありふれたものであった。たんにそれを「哲学」の語を用いて書籍にまとめたのが,たまたまガンカースだったというだけのことである

そしてじつは UNIX場合布教活動とはべつに「哲学」を広めなければならない切実な理由があった。これを説明するのは非常に面倒くさい。当時と今ではあまりにも環境が違うのだが,その違いが判らないと切実さが伝わらないからだ。マア頑張ってみよう。

UNIX の利用環境

UNIXPDP というミニコンピュータミニコン)上に開発された。このミニコンを使うためには専用の部屋に行く必要がある。その部屋は,もちろん場所によって違うわけだが,マアおおよそ学校教室くらいの大きさだ。長机が何列か並んでおり,そのうえにはブラウン管ディスプレイキーボードを備えた機器が等間隔に置かれている。壁際にはプリンタが何台かあるだろう。通っていた学校コンピュータ室などと呼ばれる部屋があったならそれを思い浮かべればだいたい合ってる。ただし置かれている機器コンピュータではなくコンピュータ接続するための端末装置ターミナル)だ。端末装置キーボードで打った文字コンピュータに送られコンピュータが表示した文字がそのディスプレイに表示される。現在 UnixOSCLI を使うときターミナルとか xterm という名のアプリケーションを用いるがこれらは端末装置エミュレータで,もともとは実体のある装置だったわけだ。

さてコンピュータ室にたいていは隣接するかたちでマシンルームなどと呼ばれる六畳くらいの部屋がある。窓ガラスで仕切られたこの部屋には箪笥洗濯機くらいの大きさの装置が何台か置かれている。これがコンピュータ本体だ。もっとコンピュータが何台もあるわけではない。この箪笥CPU でそっちの洗濯機ハードディスク,あの机に置かれているタイプライタ管理コンソールといった具合に何台かある装置全部で一台のコンピュータになる。どこが〝ミニ〟だと突っ込みたくなるかもしれないが「六畳で収まるなんて,なんてミニ!」という時代お話だ。

端末装置それぞれからUSB のご先祖様の)RS-232 という規格のアオダイショウみたいなケーブルが伸び,マシンルームに置かれたターミナルマルチプレクサと呼ばれるスーツケースに台数分のアオダイショウが刺さってコンピュータとの通信を行う。コンピュータと多数の端末装置を含めたこれら全体をサイトと呼び,root 権限を持って管理業務を行う人をシステム管理者あるいはスーパーユーザと呼んだ。

結構上手に説明できたと思うのだが雰囲気は伝わっただろうか。ここで重要なのは一台のコンピュータを数十人が一斉に使っていたという事実だ。洗濯機とかアオダイショウとかは,マアどうでもいい。

自由不安定OS

当時の UNIX評価一言で表すと〝自由不安定OS〟となる。メーカお仕着せではなく自分好みの「より良い環境」を作りあげる自由さらに他のメインフレームミニコンOS に比べると一般ユーザ権限でできることが圧倒的に多かった。そしてその代償が不安定さ。今では考えられないが UNIX のその不安定さゆえにプロOS ではないと考える向きは多かったし「でも UNIX ってすぐ落ちるじゃん」というのは UNIX アンチ定番ディスりだった。UNIX の落とし方,みたいな情報がなんとなく廻ってきたものだ。

こういった雰囲気を鮮やかに伝えてくれるのが,高野豊『root から / へのメッセージ』(1991,アスキー)だ。当時アスキーが発行していた雑誌UNIX MAGAZINE』に連載されていた氏のエッセイ1986年11月から1988年10月掲載分までをまとめた書籍である。著者の高野氏は勤務先の松下電器1980年ごろから UNIX サイトスーパーユーザを務めており,日本では最古参の一人である。この本の中で高野氏は繰返し UNIX自由さと不安定さに言及している。すこし長くなるが,その中の一つを引用しよう。

CPU は,システムにとって重要な共有資源であるが,この CPU実質的に停めてしまうことが UNIXはいとも簡単にできる。たとえば,cc コマンド10個くらい同時に走らせてみたらよい。VAX-11/780 といえども,同時に実行できるコンパイルはせいぜい3つか4つである。それ以上実行することも当然可能ではあるが,他に与える影響が無視できなくなる。つまり,てきめんに viカーソルが動かなくなる。あるいは,すこし大きめなディレクトリ上での ls コマンドの出力が表示されるまでに煙草を1本吸い終えてしまったり,タイムアウトログインが撥ねつけられたりといったバカげた現象が起きだすのである。こういった状態になると,UNIX破壊されたに等しい。真夜中,独りで VAX を占有して使っているのなら何をやろうとかまわない。しかし,20人30人と多数の人間が使っているとき勝手をやられると非常に困るのである当人仕事が遅れるのは自業自得だとしても,そのとばっちりで他のエディタまで止まってしまうと,もはやどの仕事も進行しなくなる。

ディスクについても同様なことがいえる。UNIX では,ファイルシステムを使いはたすまで大きなファイル自由に作ることができる。したがって,自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュアが使うと悲惨なことになる。ディスクを使いはたすと,コンソールタイプライターにエラーメッセージが出力されるが,夜中にそれが発生して,コンソールタイプライターが一晩中エラーメッセージを打ち続け,朝マシンルームに行ってみると紙を一箱打ち尽くしてしまい,ピーピーと悲しげな声を上げて人を呼んでいた光景を私は何度も見てきた。こうなると,それをしでかした本人のプロセスは当然のこととしても,同じディスクで走っている他のプロセスも先に進めなくなってしまう。すこしでも負荷を夜間にまわそうとする善意は逆転してしまい,わずかでも仕事を先に進めようとする意図完璧に打ち砕かれてしまうのである

 

    root から / へのメッセージ高野豊,1991,アスキー)pp16-17.

そして,こうした不安定さが「哲学」を必要としたのだ。自分が利用しているサイトに「cc コマンド10個くらい同時に走らせ」たり「自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュア」がいるとその累は自分にも及んでしまう。だからサイト利用者全員に UNIX設計基本的な考え方を理解してもらうことが,自分のために必要だった。UNIX伝道がより苛烈だった理由ひとつがここにあるのだ。

ミニコン UNIX終焉

ミニコン上で誕生した UNIX は 4.3BSD(1986)で最高潮を迎える。注意したいのはミニコン時代UNIX は Research UNIXCSRG BSD みたいな区別をせずにまとめて UNIX として扱われていたことだ。実際『プロフェッショナル UNIX』も『root から〜』も UNIX記述されてはいるが実際には BSD を扱っている。べつに当時の人が無知だったわけではない。なにしろ BSD を利用するためにはまず AT&T から UNIXライセンスを購入し,そのうえでカリフォルニア大学バークレー校(UCB)から BSD を入手しなければならなかったからその関係は当然広く知られていた。ベル研発明された UNIX を外部の人たちも含めみんなで改良し,それら全体が UNIX であるという考え方が自然だっただけである。『Life with UNIX』のような英語の文献によく登場する “Berkeley UNIX” という言い回しが当時の気分をよく表している。UNIX vs BSD みたいな捉え方は法廷闘争を経た90年代以降の感覚だ。

もっともそういう70年代風味の牧歌的風景ミニコン世界限定の話であった。BSDのものミニコンのものしかなかったが,そのコードを受け継いだ BSDUnixAT&T推し進める System V などがワークステーション市場舞台80年代中盤から激しく覇権を争うようになる。いわゆる Unix 戦争で,PCUnix であるマイクロソフトXENIX も当然参戦した。ミニコン世界牧歌的だったのは,ぶっちゃけていえば先のない技術だったからだ。ただ Unix 戦争あくまでも標準という聖杯を争う戦いであり,AT&TBSDUnixSun Microsystems が共同で System V Release 4.0 (SVR4) を作りあげたように後の法廷闘争とは趣が違う。

こうしたミニコン UNIX からワークステーション Unix への転変は Unixのもの文化にも変化をもたらした。まず激しい競争Unix の高機能化を加速した。商品として判りやす惹句が「あれもできます,これもできますなのは誰もが知っている。もちろん安定性を増すために quota のような利用者自由制限する機能も含まれていた。またワークステーション Unix現在UnixOS と同様同時に一人が使うものであり前述の布教必要性は大幅に減じた。達人たちのみの楽園から万人に開かれた道具に変ったのだ。こういった変化を体感したければ『root から〜』と水越賢治『スーパーユーザの日々』(1993,オーム社)を読み比べてみるといい。『スーパーユーザの日々』はワークステーション Unixシステム管理入門書だ。この本ではたんに知識を羅列するかわりに架空ソフトウェアハウス(開発会社)を舞台新卒社員が先輩社員からシステム管理を学ぶという体裁をとっており,そのおかげで架空の話とはいえ90年代前半の雰囲気が堪能できる。出版年でいえば『root から〜』と二年しか違わない『スーパーユーザの日々』の落差は “dog year” と称された当時の激烈な変化まで体感できるだろう。

UNIX 哲学背骨

当時はよくいわれたのに今やほとんど聞かれなくなったものがある。マキルロイ論文結論部分に書かれたそれは,1973年出版されたイギリス経済学者エルンストシューマッハー著作題名で,中学生英語力があれば十分に理解できる平明な一文だ。

Small is beautiful.

マキルロイは『人月神話』を引いて一定留保をつけてはいものの,これが UNIX 哲学背骨であることに違いはない。機能をありったけ詰め込もうとして失敗した “kitchen-in-a-sink” な MULTI•csアンチテーゼである UNI•x にとって,これ以上のスローガンがあるだろうか?

ひるがえって現在UnixOS をみれば,ブクブクと肥え太ったシステムコール,全容を俯瞰するだけでも一苦労するライブラリインターフェイス,一生使うことのないオプションスイッチまみれのコマンド群。UNIX仮想敵とした OSのものだ。そのことについてとくになにも思わない。ハードウェアは長足の進歩を遂げ,コンピュータの応用範囲は途方もなく拡がった。UNIX が変らなければたんに打ち棄てられ,歴史書を飾る一項目になっただけだ。ただ現在UNIX 哲学」を語るならそうした背景は理解していなければならないし,どれだけ繊細な注意を払ったところで〝つまみ食い〟になってしまうことは自覚すべきだ。

2022-07-15

有料・ソース非公開のWindowsが、俺たちの無料オープンLinuxBSDを押しのけて商業的に成功してしまった。

何の魅せ所もないWindowsが、キラキラMacを押しのけてシェアを維持している。

苦々しい。

だが、その苦いのを飲めるのが良いエンジニアだ。

2022-06-27

anond:20220626151746

最初に作ったもんなんて、めっちゃさいもんだし、もう残ってない・・

とりあえず初心者は、リビドーに頼るのがいい。

Webを探せば、ドスケベ写真を集めて無断で転載して「ドスケベ画像30枚」とかやってるサイトあるから

その画像を全部まとめてDLするプログラムでも作ってみればいい。

ちょっと昔は、BSDソケットは大体のOS提供してくれてるが、HTTPの部分は自分プログラムする必要があって

まあ落ち着いて考えれば大して複雑な仕様でもないし、いい勉強になった。

今はどこもかしこhttpsだから、低レイヤ勉強は諦めてSSL/TSL対応オールインワンHTTPライブラリを使わないと

カウパー液がパンツについて乾いてガビガビになるくらい時間がかかってしま・・・

2022-05-27

まだMacプログラミングに向いてるかどうかなんて議論してるんだ

もう10年以上前にはやった話だろそんなん。

当時は、特定OS向けのアプリケーション開発より、WEB開発の方が主流になって来てたから、BSD環境で手軽にスクリプト開発出来るMacが以外と万能だよねって風に流行り出してた。

今は、さらiPhone向けのアプリ開発も同時に出来てウェブサービス立ち上げ系の使い勝手さらにいいだろうな。

 

って話で、それでお終いじゃない?

Macだと流行の良いとこが手軽に始められる、でも環境のないことは出来ない。

10年間ずっと変わらないそんな単純な話を、なんでいつまでも拗らせてるの?

2022-02-15

macOSBSDではない話

少し前にmacOSLinuxではないとTwitter話題になりました。その際に

macOSBSD

といった内容のTweetを見かけたのですが「元になったのはBSDではなくMachなんだけどな~。昔を懐かしみつつ、調べながら何か書くか」と思いつつ、面倒になったので記憶のまま適当に書くことにしました。

Unix
ベル研究所で開発されたOS
BSD
カリフォルニア大学バークレー校Unixを改良したOS
Mach
カーネギーメロン大学で開発されたOSで、BSD互換機能の開発のためBSDソースコードを流用しています
NeXTSTEP
NeXT社によりMach独自UI実装して開発されました
macOS
NeXTSTEPをもとにUI一新しました
FreeBSD
カリフォルニア大学でのBSDの開発が終了した後、それを引き継いで開発しているOS
MachBSD

Machは当時一世を風靡していたマイクロカーネル設計採用したOSで、BSDとは全く違うOSです。

ただしBSD互換機能を利用していたユーザーは、内部に関心が無ければ

といった印象を持っていたのではないでしょうか。互換機能としては成功なのですが。

macOSMachなのか

Mach1990年代研究プロジェクトが終了しています

macOSのもとになったNeXTSTEPMachを改造して始まりましたが、現在では別物であると考えるべきです。

macOSBSD

macOSは直接にはMachから派生したもので、BSDではありません。ただし

など、BSDと誤解させる点があるのは確かです。

Linux

Linus氏が実装したOSです。

上記UnixBSDMachNeXTSTEPmacOSではソースコードを利用しながらOSを作って行ったため共通の部分がありますが、これらとは全く関係無く独立して開発されたものです。

しかし現状ではNode.jsPythonなどでプログラムを作ろうとした場合シェルで使うコマンドmacOSLinuxでは共通するものも多く

macOSUnixシェルの使い方を覚えた後にAWSVMログインするようになった

というユーザーmacOSLinuxが似ていると認識してしまうのは仕方がないところではあります

2021-11-06

anond:20211106223648

UNIXといっても、iOSの元になったOS Xは、*BSD機能レガシーmacOSダメなところを補完させる形にまとめてるじゃん。

ターミナルからコマンド打つみたいなUNIXライクな使い方でもしなければ、基本的には大昔の取っ手付きmacからの延長でしょ。

からiOSUNIXではなくmacOSってこと。

2021-11-02

anond:20211102125011

犯人はどんな犯行イメージしてたんだろうか。

ガソリン撒いたところだけボヤ程度で、

みんなは慌てふためいて窓から逃げたり上階に逃げたりして、

全焼も死者無し火傷程度かな。「俺の怒りを示してやったわ!」って。


それとも皆殺しかな。みんな殺してやる。何十人も死者がでることイメージしてたのかな。


知ってる人にも「大手出版社自分小説盗作された!」って人が居て、

その出版社社長メール書いて無視されて、「温厚な私でも、もう勘弁なりません」って特攻した人が居て。

盗作なら喜ばしいことじゃん。他に盗作されるような小説、また書けばいいのに。

だけどもう、 その盗作問題のことしかなくて、その問題解決すれば名誉回復汚名返上

有名人になって慰謝料がっぽがっぽ。それで人生大逆転。


結局「お金」なのかな。BSDGPL世界平和だなー。


結論 想像力が足らないのは悲惨

2021-08-28

革新的で軽量なブラウザー(自称)、Floorpブラウザこき下ろす

Floorp ウェブブラウザと名乗るブラウザ最近出てきて、開発が終了したKinzaパッチが公開されたら取り入れると宣言してKinzaの後釜を狙ってるらしい。中の人学生(中学生高校生?)らしく、使っていくうちにチャラさ、痛々しさが目立ってきたのでこき下ろしていきたい。

このブラウザが気になってしょうがない人はTwitterアカウントに行けばダウンロードリンクがあるのでダウンロードして確かめればよい。

※以下の話は、断りのない限り8/28に公開された公開ベータ版(v1.1.3)のことである

使用許諾契約書に突っ込みどころが多すぎる (v1.1.3)

インストーラーを実行するとまず使用許諾契約書が出てくる。

*Floorpブラウザ利用規約

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Floorp デベロッパープレビュー利用規約

1.Floorpをお選びいただきありがとうございます。高速で軽量なブラウジングをお楽しみください。

2.Floorpのソースコードは一部をAblazeのGithubにて公開しています。また、ChromiumライセンスBSDライセンス」に基づき、作成者は本ソフトウェア(Floorp)によって発生した損害は保証できません。

3.Dev Previewエディションの場合TwitterなどのSNSスクリーンショットなどをアップグレードしないでください。

4.感想やご不明な点がございましたら、お聞かせください。これは義務です。Floorpの改善に協力してください。

5.Ablazeの利用規約に沿って本ソフトをご利用ください。

6.以下に表示されている利用したオープンソースソフトウェア感謝しましょう。Floorpはこれがなければ実現しませんでした。

7.開発者はあまりすごいことをしていないことに気づきましょう

8.ソースこちhttps://github.com/Ablaze-MIRAI/Floorp-Browser

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利用したオープンソースソフトウェア

[※以下略]

さて、どこから突っ込もうか。

Floorp デベロッパープレビュー利用規約
いやこれ、公開ベータ版でしょ?
Floorpをお選びいただきありがとうございます。高速で軽量なブラウジングをお楽しみください。
これ、規約内に組み入れる必要あります
スクリーンショットなどをアップグレードしないでください
アップグレードwwwwwどうやったらアップグレードできますかね?めっちゃ草生えたわ。
感想やご不明な点がございましたら、お聞かせください。これは義務です。
あったら教えてなのに義務と言い切る。どっちなんだよ。
Ablazeの利用規約に沿って本ソフトをご利用ください。
それなら「Ablazeの利用規約」とやらをここに載せろよ。超不親切。
開発者はあまりすごいことをしていないことに気づきましょう
これ、規約内に組み入れる必要あります

8/29公開版(v1.2.4)の使用許諾契約書は遊びすぎ

*Floorpブラウザ利用規約

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

あああああああああああああああああああああああああああああああ開発つかれた

1.Floorpをお選びいただきありがとうございます。高速で軽量なブラウジングをお楽しみください。

2.Floorpのソースコードは一部をAblazeのGithubにて公開しています。また、ChromiumライセンスBSDライセンス」に基づき、作成者は本ソフトウェア(Floorp)によって発生した損害は保証できません。

3.Dev Previewエディションの場合TwitterなどのSNSスクリーンショットなどをアップグレードしないでください。

4.感想やご不明な点がございましたら、お聞かせください。これは義務です。Floorpの改善に協力してください。

5.Ablazeの利用規約に沿って本ソフトをご利用ください。

6.以下に表示されている利用したオープンソースソフトウェア感謝しましょう。Floorpはこれがなければ実現しませんでした。

7.開発者はあまりすごいことをしていないことに気づきましょう。後眠いんだけどどうしよう?癒してください!彼女ください()

8.Floorpは有志によって無料提供されています寄付は受け付けますのでダイレクトメッセージ https://Twitter.com/Floorp_Browser へお越しください

9.ソースこちhttps://github.com/Ablaze-MIRAI/Floorp-Browser

[※以下略]

利用規約をなんだと思っているんだ。「利用規約は楽しく、ユーモアにありふれさせたい」とか「Floorpの利用規約最後に・彼女になることに同意しますか?って書けば同意させられんじゃん」とかつぶやいてる時点でなめてるしふざけてる。

公開されているソースコードタイトルが痛い

Ablaze-MIRAI/Floorp-Browser: Chromiumで一番軽量なブラウザの大部分のソースコードです。

というタイトルなのに、実際に公開されているのはブラウザコンポーネントに比べてかなり少ない。これのどこが「大部分」なの?

あと何の根拠もなく「Chromiumで一番軽量」って言い切ってるだけで相当痛い。一番軽量かどうかは知らんが、メモリ使用量が少ない=軽量と思い込んでる節がある。ほか、

Chromium本体BSDにのっとって公開なし

という文は誤解を生むから今すぐ止めろ。これだとBSDライセンス違反するぜ!と宣言してるような解釈もできるから利用規約OSS感謝しましょうとか言っておいてこの扱いひどくないか

ブログ記事も痛い

このブラウザ自己紹介記事(https://blog.ablaze.one/573/2021-08-16/)が先週公開されていたが、ここに書かれてる内容も相当痛々しい。

メモリ使用量が少ないのは見せかけ

ブラウザインストールするとメモリカスタマイザーなるものが同時にインストールされる。これが動作することでFloorpブラウザメモリ使用量が劇的に減ってるから軽い、ということらしい。

しかし、ブラウザを起動したまま放置してみてから、実際のWindowsタスクマネージャーの様子をよく見てほしい。メモリ使用量が数MBとありえないぐらいまで減っているのがわかるだろう。Windowsタスクマネージャー上ではメモリ使用量が減っているように見えるが、ブラウザタスクマネージャーで表示されるメモリ使用量はそれほど減っていない。では何が起こっているのか?

メモリカスタマイザーの正体はFireminである名前の通り元々はFirefox用で、仮想メモリにページアウトさせて物理メモリ使用量を減らすものらしい(実際の動作は細かく見てないのでよくは知らない)。Fireminの名称変更、起動時にFloorpを自動的対象にするといった改造を施している。FireminによってWindows10の途中の大型アップデートから搭載されたメモリ圧縮がより積極的にかかるようになり、物理メモリ使用量も減らせるメリットはあるようだ。YouTubeトップページを開いてしばらく待った時、メモリカスタマイザーの使用時と未使用時で約0.1GBの差はあるのは確認できた。ただし、メモリ圧縮の代償はパフォーマンスの低下。特にページアウトによりディスクI/Oが増える。ディスクI/Oが足を引っ張って重くなる場合があるので、必ずしも軽いとは言えない。

結局の所、Chromiumを改造するなどの根本的な解決策を取っているのかは疑問である(もししているならTwitterなりに書いているだろう。技術アピールができるし)。Floorpブラウザの作者はWindowsタスクマネージャーに出てくる見せかけの数値だけを見て「えっ、Floorp軽っ、、、、、」とか言ってるのだから、実に恥ずかしい。いつ気がつくか見物である

メモリ節約(?)のせいでパフォーマンスが落ちる

500ms単位メモリ節約機能動作するせいで、Speedometer 2.0ベンチマーク結果がさえない。未使用時と比べて7%ぐらいスコアが落ちてる。Edgeよりもスコアが良くない。メモリ使用量のことばかり気を取られて、速度のことには関心がないのかもしれない。

インストールされる拡張機能が他のChromium派生ブラウザに影響を与える

Chrome Web Store外から拡張機能(Deepl翻訳と同期機能)をインストールさせるためにレジストリ使用した結果、他のChromium派生ブラウザ(SRWare Ironで確認済)でも拡張機能インストールされたという通知が表示されるようになってしまう。

その他

インストール先がCドライブ直下

Cドライブ直下フォルダー作ってそこに入れるとか、いつの時代ソフトだよ。Program Filesに入れてやれよ。

FloorpLuncher.exe

スペルミスウケるwwwこれじゃ昼飯食う奴じゃんwww

Wikipediaの該当記事が早々に削除されそうになる事態

https://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E5%89%8A%E9%99%A4%E4%BE%9D%E9%A0%BC/Floorp

https://twitter.com/surapunoyousei/status/1431961462734352385

作者から依頼されて書かれた記事客観的証明なんてどうやってするんだろうね。

本番はこれから

まあKinzaパッチが出てからが本番っぽいし、それまではこれぐらいにしておこうか。

メモ

Uniant Browser → Floorp Browser? UniantとAblazeの関係がよくわからん個人で開発してるのか寄り集まって開発してるのかもよくわからん

2022/2/8 追記

中の人Twitter中学生と書かれていたことがあったので、高校生ではないかもしれない。高校生表記から学生(中学生高校生?)」に変更した。

2021-07-05

anond:20210705122257

BSDが普及を目指してなかったような言い様すなー

頑張ったんだよ

頑張っても、ダメだったんだよ...

anond:20210705122257

linuxだってUbuntuCentOSしかないだろ

もしこれが同じUNIX系OSでも*BSDであれば、Linuxディストリビューションに当たるもの事実上3つしか存在しないので、それだけでも敷居は大幅に下がる。

anond:20210705122257

BSDの子

出典: フリー百科事典ウィキペディアWikipedia)』

BSDの子孫(ビーエスディーのしそん)では、Berkeley Software Distribution (BSD) をもとに開発が行われているオペレーティングシステム (OS) について解説する。主要なものFreeBSDNetBSDOpenBSD、DragonFly BSDBSD/OS などがある。一部ではmacOSも含める場合がある。これはmacOSの基礎部分に、MachカーネルFreeBSD環境を組み合わせたDarwinを利用しているかである

FreeBSDNetBSDOpenBSD、DragonFly BSDDarwinフリー提供されているが、BSD/OSmacOSは商用製品として提供されている。

anond:20210705122257

もしこれが同じUNIX系OSでも*BSDであれば、Linuxディストリビューションに当たるもの事実上3つしか存在しないので、それだけでも敷居は大幅に下がる。

知識20年近くアップデートされてないな

スラドUNIX板か知らんがさっさと巣にお帰り

Linux多様性なんてデメリットしかない

言い換えるなら、多様性が各種設定を難しくし、普及を妨げているってこと。


ディストリビューションの違いはもちろん、同じディストリであってもバージョンの違い、更に同じバージョンであってもインストールするパッケージの違いがあるお陰で、Windowsmacみたく

普通はこの手順で解決、もし解決しなかったら…」

みたいなハウツーが成立し得ない。

それどころか、あらゆる手順が

「俺んとこではこれでうまく行ったぜ?」

レベルの参考資料しかならない。

からLinuxを扱う者はこれを踏まえた上で、トラブルを基本自力解決できる事が、事実上の最低レベルとして求められる。

結果、今日世界のどこかで

「俺は別にOS勉強がしたくてLinux触ってるんじゃねえ!」

という初心者叫びが聞こえてくると。


もしこれが同じUNIX系OSでも*BSDであれば、Linuxディストリビューションに当たるもの事実上3つしか存在しないので、それだけでも敷居は大幅に下がる。

というか*BSDが本気で普及に乗り出してたら、OSの中では新参な上に、大学院生のお遊びがきっかけで作られたLinuxなんて、一瞬で駆逐されただろう。

そうならなかったことが、歴史悲劇だと思うわ。

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