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2023-10-11

anond:20231011232638

(呼ばれたし唄うやで)

コチラ宇宙の何でも屋、

竹尾ゼネラルカンパニー

オレは社長小学生

今日も乗り込むっ!

G7~♪

トライダァァァ,ジーセブーン

我が社の金庫を守るため?イヤ!

地球幸せ、守るため~

ゆけぇ~、G7

トライダーG7

飛べぇ~、G7

トライダーG7

…オマエは、宇宙のぉ、

無敵ロボ~♪

2023-10-09

ラグビーW杯2023 10月8日第4週 日本 vs アルゼンチン レビュー

ラグビーW杯2023 フランス大会が始まって早1ヶ月。

秋も深い10月の第1週に、日本は予選突破をかけて南米の強豪アルゼンチンと対戦する。

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。


予選リーグラウンドは今週が最終週だが、これまでにほとんどのプール突破の2チームが決定しているような状況で、まだ2位が確定していないプールCでも、勝ち点計算としては順位の変動がありうるが、実力差を勘案すればほとんど逆転はないという状況になっている。

そんな中、今日行われる日本 vs アルゼンチン勝敗帰趨予測しづらい一戦で、最終週の試合としてはもっとも注目度と緊張感の高い試合と言える。


アルゼンチンといえば、国際リーグスーパーラグビー代表クローンチームを送り込む手法で強化を図ったチームの草分け的存在であり、参戦チームのハグアレスは参加当初こそ南半球最強リーグで苦戦していたが、2020シーズンにはファイナル進出するほどに成長。

その手法が実を結び、代表世界の強豪の一角として定着した。


自分が見るアルゼンチンボールを持った時の選択肢サモアより豊富だ。

ランもあるしエリアを取るキックもあるしアタッキングキックもある。

日本としては、ボールを持たれたら裏へのキックリスク承知で早いディフェンスアタックを潰して切り返すより攻めに転じる機会が無いように思う。


前進から始められるので原則として有利な自ボールキックオフ時でも一筋縄では行かなそうだ。

キックオフからボールの保持をやりとりして、相手陣まで入っての自ボールセットプレーまで落ち着けられたらしめたものだけど、そこにたどり着くまでに手前に蹴っても奥に蹴ってもアルゼンチンコンテストキックカウンターのランを仕掛けてきそうだ。


「この攻め方がハマれば相手を封じられる」というような戦略が立てづらく、常にリスクをとってチャンスを掴みに行かないといけない。


日本代表は今大会キック主体とした戦術試合を組み立てている。

日本が蹴るキックオールファン批判が多いが、現代ラグビーではディフェンスが整備されていて、突破きっかけを見出せないままボールをもってフェイズを重ねすぎても、相手からプレッシャーを受けてボールを失うリスクが高くなる。

なので自分キック戦術批判的ではない。

とはいえアルゼンチンとしては日本キックからカウンターを狙っていることだろう。


日本代表はPL稲垣が侍の生死をかける抜刀にこの一戦を例えたが、まさに緊張感を表したような発言だと思う。


日本はこの一戦でどう言った戦術をとるのだろうか。


ところで全くの余談だが、アルゼンチンのHCを務めるマイケル・チェイカ氏がファッションビジネス大成功を収めたビジネスマンであることは国際ラグビーファンの間では有名な話で、このことについて、チェイカ氏は「お金のことを考えずに意欲だけで仕事ができるのが自分の強みだ」とコメントしている。

なんとなく余裕を感じないでもない発言だが、南米の強豪の代表監督ともなれば、成果が振るわなかった時の批判想像を絶するものであろうことを思うと、お金心配どころではないもっとヤバめの心配別にあるのかもしれない。

とはいえ生活資金で追い詰められる心配をすることなく、名誉と使命感と情熱だけで勝敗が全てを決する世界に臨めるのは、職業人として羨ましい限りである


選手たちもまた、激しい衝突を恐れることなく、その腕の中に使命をしっかりと握りしめて戦う。

国歌斉唱では姫野は涙を流し、アルゼンチン選手は周囲の気温が上がるような闘志を発している。

情熱的な空気の中、アルゼンチンキックオフで試合は始まった。

前半

アルゼンチンは自ボールキックオフから松田の返しのキックを蹴らせて、日本陣内のラインアウト獲得でリスタート

この冒頭にとった非常に有利な展開で、日本は一度攻めをストップさせたものの、モールを組まれて崩された後に、抜けだしたサンティアゴチョコレスに2分で先制トライを許してしまった。

日本 0-7 アルゼンチン


日本キックオフでのリスタート、蹴らせたキックラインアウトを獲得したのはアルゼンチンと同じ展開だったが、ここでのラインアウト日本FWは確保できず、アルゼンチンボールとなってしまった。

攻撃のチャンスはそう簡単にこないので最大限に活かしたいが、ラインアウト日本代表W杯に入っても修正が間に合わなかったポイントで、貴重な機会が安定していないのが痛い。


この展開で日本は22m付近まで侵入を許した位置スクラムになったが、こちらは素晴らしいスクラムとなり、組み勝った日本PKで陣地を挽回した。

スクラムは結果によってラインアウトにつながる可能性がある重要セットプレーなので、優位性が見えるのは大きい。


再び攻め込んでくるアルゼンチンに対し、日本は粘り強くディフェンスをする。

何度かお互いに小さな反則を獲得しながら、日本齊藤スペシャルプレー、背面に向いてのハイパントから敵陣深く侵入し、トライ目前まで迫るがノックオントライならず。

引き続き、ボールを回して攻める。

日本としては、できるだけ長く相手陣でプレーしたい。


14分にアルゼンチンボールスクラムから日本切り返しリーチラインブレイク、このボールを繋いだロックのファカタバがまさかチップキックキャッチから快走をみせトライ

日本 7-7 アルゼンチン


アルゼンチンとしてはすぐさまキックオフからやり返したいが、せっかくの有利なシチュエーションノックオン

また、エリアをとりにきたキックミスになり、日本攻撃継続させてしまう。


前半20分というのはここでどちらが取るかで、中盤までの試合の流れが大きく動く時間帯だ。

22分、日本ディフェンスピーター”ラピース”ラブスカフニの頭が当たってしまい、イエローカードとなる。

このペナルティアルゼンチンPG選択

日本に攻められ続けて乗り切れなかったので、まずスコアを狙うのは良い判断のように思えたが、これをボフェリが外してしまう。

さらに脚を痛めたFLマテーラが負傷で交代。

アルゼンチン歯車がずれたような感じで、リズムを掴み切れなくなってきた。


相手調子を出せない間に畳み掛けたい日本だが、攻撃の中で蹴ったキックがクレメルのチャージあいボールを取り返したアルゼンチンに一気にゴールラインを越えられた。

29分日本 7-12 アルゼンチン

アルゼンチンはボフェリのキックが当たっていないので、コンバージョンで突き放し切れない。

日本が1人少ないのは絶好の得点チャンスなのに、5点しか取れないというのはアルゼンチンとしては納得できない結果だが、ラピースが帰ってくる直前にやっとボフェリのPGがきまり、苦労しながら1トライ差以上に突き放す8点差とした

日本 7-15 アルゼンチン


それでも均衡は簡単に崩れない。

日本はライリーフィフィタと繋いだボール齊藤が受け、これこそが彼のアビリティといえるフォローランで前半も残り少ない37分にトライ

日本 14-15 アルゼンチン とし、決定的な優位を見せられないアルゼンチン日本が食らいつく形で前半が終了した


前半のスタッツ

キャリーメートル

日本 235m - 272m アルゼンチン


キックゲイン

日本 308m - 306m アルゼンチン


テリトリー

日本 46% - 54% アルゼンチン


日本はこの一戦でもキックを使っているもの今までの3戦と比較するとやや少なく、ランで前進できている。

逆に数字が似通っているアルゼンチンボールを持っての攻めがディフェンスに捕まったりミスで停滞している印象を受け、結果日本攻撃時間が長くなっている。


ハイボ、ラインアウトで機会が取れない日本と、単調な攻撃ミスで決定機を掴めないアルゼンチン

どちらがより上手に修正して後半を自分達の形にできるのだろうか。


後半

日本キックオフで後半のスタート

ほとんど点差がない中でなんとか後半最初得点相手プレッシャーをかけたい。

長い攻防でお互いスコアできない時間帯が続くが、アルゼンチン試合冒頭で優位性を見せたものの、使っていなかったモール日本を押し込み、45分にトライ


自分達の強みに立ち戻ろうとするようなプレーで、単なる7点以上に大きな影響を感じさせるものだった。

ハーフタイム修正が入ったのかもしれない。

日本 14-22 アルゼンチン


離されたくない日本は49分にアルゼンチンキックミスで深く侵入しての松田ショットで追い縋り、日本 17-22 アルゼンチン

国際映像2度目の登場となるラグビー芸人しんやガッツポーズフランスからシーソーゲームの熱気を伝える。


後半に入ってからも、アルゼンチンボールを持ってのランでなかなか前進できない。

日本ディフェンスがいいのか、アルゼンチンがまだ自分達の強みを発見しきれてないのか、どうも両方のように見える。


アルゼンチンが未だ調子を掴み切れない中、56分にはレメキが意表をつくドロップゴールを決め、日本 20-22 アルゼンチン勝敗帰趨がまだ全く見えてこない。


しかし、ここでアルゼンチンキックオフは、キャッチ時に正面の日光が目に入った姫野がノックオン

22mセンター、絶好の位置で獲得したスクラムから、59分にアルゼンチンがチャンスを生かしてトライ

日本 20-29 アルゼンチン


60分は非常に重要時間帯だ、ここでどちらが加点できるかで試合が終わるか、終盤までもつれるか決まる。

少しでも点差を詰めたい状況で日本ペナルティキックを獲得する。

3点でもあとワントライで逆転までの点差内にとらえるが、トライを狙いに行く日本

このリスクをとった選択があたり、65分にタップキックから攻撃で交代出場のナイカブラがゴール右隅に飛び込んでトライ

松田が脅威の正確性で難しい角度のコンバージョンキックも決めて、日本 27-29アルゼンチン


残り時間は15分、こんな時間になってまでまだ勝敗が朧げにも見えてこないのは全く驚きだ。

日本は追いつきたいし、アルゼンチンは突き放したい。

ここでアルゼンチンキックオフから今まで結果としてつながっていなかったランでの崩しがついに成功し、トライ

日本 27-36 アルゼンチン


70分をすぎても終盤まで続くペース争い、80分がすぎてもボールがつながっている間はプレーが続くラグビーにあって、9点差は未だ逆転の可能性がある点数だ。

しかし残り時間が刻々とすぎていく中で、点差の意味が徐々に変わっていく。

最後可能性にかける日本

しか勝利を確実にしたいアルゼンチンが75分についにPGを獲得、1トライ1ゴール1PGでも追いつけない12点差をつけることに成功した。


78分、2分で2トライというほとんど不可能にも見える可能性をまだ捨てず、相手陣深く侵入する日本

ここでトライできるかどうかは勝利への最後のチャンスと言っていいが、無情にもアルゼンチンがこのボールを取り返す。

80分、アルゼンチンボールを蹴り出して試合終了。

日本 27-39 アルゼンチン

張り詰めた80分の末、勝利は青と白のジャージ選手たちが掴んだ。


試合後、SNSタイムラインには「やはりアルゼンチンは強かった、差があった」という感想が踊った。

かにアルゼンチン圧力は強く、点差も1トライ以上離されたが、では内容までアルゼンチンが圧倒していたかというと、実態全然違う。

日本代表の戦いぶりは素晴らしく、アルゼンチンは終盤までペースを掴めていなかった。

最後の瞬間まで日本勝利可能性を追い、アルゼンチンが突き放すために死力を尽くすという、見る側にまで強度を要求するようなゲームだった。


試合の細かい点をふりかえると、アルゼンチン試合冒頭ではモールの優位性を見せた割に、前半をランの単調な攻めに固執してペースを掴み損ねていたものの、後半になってから思い出したようにモールパントを織り交ぜた攻めを見せてきて、そこから日本は失点した。

不調時にあって見事な修正力が効いた形になったように思う。

これが底力というものなのだろう。


日本としてはラインアウトが悪かったのは、試合支配できなかった大きな要因だと思う。

数字上では8/9で1本しか失っていないが、プレッシャーさらされクリーンに攻めにつなげられた機会は少なかった。

この点はW杯前に完成度の粗が指摘されていた面でもあり、予選の最終盤でそれが結果として跳ね返ってきてしまった。

同じく心配されていたスクラム完璧に近い形で修正成功していただけに悔まれポイントだった。


8年前、日本代表世界最強のチームの一つである南アフリカを破って、日本中、ラグビーファン以外にまで広がるインパクトを届けた。

4年前には自国開催W杯欧州の強豪を次々と破って史上初となる予選リーグ突破を成し遂げた。


それでも自分はまだ日本代表の実力を信じきれていなかった。

一時のピークなのではないか自国開催が実力以上のパフォーマンスを出させたのではないか


大会は強化への道のりも平坦ではなく、遠いフランスへの遠征地の利もない。

3敗、4敗があったとしても不思議ではないとさえ感じていた。


しかし、初出場の勇敢なチリを降し、前評判の高かったサモアプランが見えるような試合で封じ込めた。

負けた対イングランドアルゼンチン戦でも、流れに入っていけず一蹴されたような試合ではなく、むしろ少し違っていれば勝てるかもしれないというような見事な内容だった。


礎を作ったエディー・ジョーンズと今回で勇退するジェイミー・ジョセフは、日本を真に強いチームに押し上げた。

そして、日本代表選手たちは強豪国の選手というのにふさわしい戦いぶりを見せてくれた。

すばらしい1ヶ月、そして10年以上にも及ぶ戦いだった。


これで日本代表2023年W杯は終わり、大会を去ることになる。

日本中を巻き込むようなインパクトの再来がならずとなったのは残念だ。

でも、今大会日本が見せてくれたたしかな軌跡は、4年後にも確実につながっていくことになるだろうと思う。


4年前、南アフリカに敗れて流は泣き、今日アルゼンチンに敗れて松田が泣いた。

また4年後涙が流れるかもしれない、でもその涙が、次の日本代表戦士の喜びの涙となると、僕は信じている。


anond:20230930035211

2023-10-07

ラグビーファウルプレーアピールも反則とすべき

やはりこうなってきた。

TMOの“発言権”が増すことで”映像上目立つ“危険プレーが遡ってペナライズされるケースが激増し、

結果として選手たちがファウルプレーを受けたというアピールすることの意味が大きくなっている。

そもそもレフェリーへのアピールという行為ラグビー精神に反する行為だと個人的には考えるが、

このままではファウルプレーを受けた時のリアクション(表情、上手い倒れ方、など)が一種スキルとして重要になっていってしまう。

フランスイタリア戦では前半のプノーの醜いアピール(結果ARの進言でペナルティに)や、

同じく前半のイタリアトライを取り消したリュクの倒れ方(これは演技ではないと思うが)が

試合の流れを左右していった。

被害者アピール合戦という醜い競技に堕してしまわないよう、

ファウルプレーを受けたと過度にアピールすることもペナライズするルールを制定してほしい。

追記

フィジーポルトガル

49分のボティアの危険コンタクトバンカーイエロー

スロー被害者側のポルトガル選手の表情をよく見ると

演技っぽい痛がり方なのが分かる

(衝突直後ではなく、しばらくたって痛そうな表情を作っている)

こうなるのが嫌なんだよ

アルゼンチン戦ジャパンも、坂手がもっと被害者面してればあるいは、みたいなプレーもあった

でも被害者演技なんてラグビーでは見たくない

アピールプレーに対するペナライズを求める

anond:20230910223847

2023-10-05

anond:20231002195021

レビューポストしてくれて嬉しいです!

僕もこの試合みて声あげてしまった・・・

隠れ推しジョージアなんですよ。

ちょい最近バタバタしてて、試合も追いきれず・・・とはいえゆっくりできた1日だったんで、アルゼンチンvsチリの流れで見て、もう10分で「戦術は変わってもこの負けん気こそジョージア!」って沸いてました。

タックルに行ったジョージア選手を芝の上で引きずって前進するフィジー選手と、ゴールライン側でロケットみたくすっ飛んでトライを狙うフィジーを当然みたく止めるジョージアがもう「漢の決闘」って感じで凄くて・・・

ああ、ワインが美味いとも聞くジョージアにもいつの日か行ってみたい・・・

2023-10-01

ジャズギターが楽しくなってきたので書く

ジャズってパルクールなんだな。

どういうことかというと、走って障害物を乗り越える感じがジャズと似てる。やったことないけど。

ジャズでいうとやってくるコードをどう処理するか、みたいな。

(どうでもいいがパルクール能動的でジャズ受動的な記述になってる。多分まだ初心者からコードが向こうから流れてくるという感覚を覚えるのだろう)

まりフォーミング競技の楽しさはジャズに通ずるところがある、と思う。

これ、気づくまでに結構時間がかかった。3年くらい。

ジャズギターを初めて、まぁリックとか、コピーとか、アヴェイラブルノトスケールとか、IIm7はドリアンで〜とか、よくある感じでやってたんだけど、全然おもしろくなかった。

楽しくなってきたのは、コードを処理する感覚コードコードをうまくつなげたり転調に対応したりする感覚が掴めるようになってきてからだ。

コードコードを滑らかに繋ぐためには、現在コードと次のコードの両方を認識できていなければならない。

納浩一氏は「ベーシストは2拍目で既に次の小節に進んでる」みたいなことを言っていて、気づききっかけになった)

コードトライアドをひたすら色んなポジションで弾くという練習をやってたらいつの間にかこの感覚が掴めるようになってた。

で、コードトライアドを弾くために、まずルート(指板の音名を覚える)、次に五度、次に三度とスモールステップで指板を認識できるようにしていった。

指板を絶対と相対、音高と音程認識できるようにした。

(ちなみにこの過程で、ポジションプレイ、5フレット以内でルートと5度を弾いてたらCAGEDが出てきて感動した、そしてCAGEDが繋がっている感覚も掴めた)

で、ここまできて冒頭の練習自分の中で意味もつようになってきた。

指板が見えてる状態楽しい。単純なトライアドでも楽しい

自分は無軌道スケールを垂れ流すのはつまらんかったし、コードが変わる瞬間に頑張ってスケールを切り替えるのは全然違ってた。そしてつまらんかった。

と、こんな感じでようやく楽しくなってきたけど、ここがスタートラインなんだと思う。

ようやく音楽領域に入っていける。まだまだこれからだ。

anond:20230930083031

アルゼンチンサモアに比べて、キック受けた後のカウンター選択肢豊富なんですよね。

蹴ってよし、走って身体を当ててよし。

身体の当て方も、ただ正面からドーンとくるんでなく、直前に2・3人を振り回して守備側が受けづらいところで身体ゴリっと入れてくる。

そしてオフロードで亀裂をさらにこじ開けるみたいな感じ。

日本チリ戦でもサモア戦でも、こういう形ができてない状態で矢継ぎ早に身体を当てられると下がるシーンが見られたので、簡単じゃないと思います

キックもね、こういう表の札があるんで、蹴られると効くんですよ。

アルゼンチンポンポン蹴るチームじゃないけど、アタッキングキックを蹴ったらやっぱり上手いし。

ちょい内弁慶遠征に弱いところがあるのと、乗れないとズルズルいって反則しちゃうところが弱点といえばそうなんで、しっかり守りながらペース乱せればいいかなって思います

後、斎藤ボックスキックイマイチ有効になってない感じが心配なんですよね。

大会日本戦術としてかなり蹴ってるんだけど、後半頭くらいか斎藤が蹴るハイパン相手に入ってペースを渡すケースが散見される。

タックル積極的なのと、自分トライが取れる鋭さがあるんで、斎藤推しファンが多いんですけど、僕は蹴るなら流の方が上手いと思う。

すごく嫌らしいタイミング相手が受けられないところに蹴る。

流、前回はコンディション不良で出れなかったけど、アルゼンチンには間に合ってほしい。

2023-09-30

anond:20230930083031

イタリア勝利もあるぞと期待して観ましたが、意外な結果でした。

あそこまでの力の差は両国にはないはずですが、一度調子に乗ったABsを止めるのは難しいですね…

拮抗していた序盤、今大会一美しいトライジョーディとジョーダンによって生み出されました。

あれがイタリアDFにそして自信を失いかけていたABsに与えた精神的影響は大きかったのではないかと思います

anond:20230930035211

Unbrave call

あの選択がそのような名前で後世に残らないといいが。

後半最後日本スコアになったPG選択だ。4トライでのBPは取れず、おそらくチリに大勝するであろうアルゼンチンとの最終決戦に、引き分けという選択肢はなくなった。

もちろん勝つべきで勝利だけを目指して試合に臨むべきだが、戦略的重要オプションを失ったのは事実だ。

 

その前にサモア陣ゴール前のモールアンプレアブルでトライチャンスを逃したのが大きいが、その後にショットを狙うのであれば、あのラインアウト選択は「一貫性」という意味では疑問だ。もちろんモメンタムがあったのでああ判断した、というのはわかるが、個人的には14人のチームを相手にするならあの場面は人数差を優位にしやすスクラム選択だったと思う。7人で組んでくれば押せる、という状況でもあったし、サモアはその方が嫌だっただろう。

 

時間の使い方としても、最後PG選択は誤っていると思う。結果的サモアにもう一度攻撃するための十分な時間を与えてしまった。

 

2015の南ア戦、後半遅くに南アPGを狙った時、堀江は「相手が退いたな」と精神的優位を感じたという。それが歴史的な逆転勝利に繋がったわけだが、メンタルという面では、あのPG選択サモアに息を吹き返させてしまった。

 

PGを狙わずにあそこで4トライ目がとれていたかはわからない。

ただ、ジャパンのあの選択は「弱さ」をサモアに、ひいてはアルゼンチンに見せてしまものだった。

あの選択は、失敗。私はそう考える。

ラグビーW杯2023 9月29日プール第3週 日本 vs サモア レビュー

5チームの総当たりを行うラグビーワールドカップグループリーグは長い。

すでに9月末、日本の空にはすっかり秋の涼しい空気が流れてきた。

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。

季節を跨いで行われるラグビーW杯、みんな楽しんでいるだろうか。

プールDの第3戦、遠いフランストゥルーズで日本代表サモア代表と戦う。


サモアとは前大会でも予選リーグで相対し、その時はキック効率的に攻めた日本勝利したが、今大会サモアは今までとは違う。

自国に国際レベルリーグがないために、W杯ごとに欧州スーパーラグビー選手で急に代表が結成される彼らは、チームとしてのまとまりに欠き、規律の乱れで反則をしがちという長年の弱点があったのだが、前大会後に国際プロリーグスーパーラグビー自国メンバー構成されるモアナ・パシフィカを送り込んで、一つのチームとして組織的プレーできる選手たちを育ててきた。


また、祖父母までがその国の出身で、かつ他国代表過去3年間試合に出場していなければ、1度だけ代表所属国を変更できるという規定の変更により、元オーストラリア代表クリスチャン・リアリーファノ、元ニュージーランド代表チャーリー・ファウアウイナなどの経験豊富メンバーサモア代表に加わった。

アリーファノは白血病を克服したあと、ジャパンラグビートップリーグでもプレーしており、日本でも知られた存在だ。


ではそんな彼らの戦術遂行はどうか。

W杯入ってからのスタッツを見ると、サモアはランでキャリーする距離よりキック前進した距離の方が長い。

同じアイランダーのチームでも自陣からも持って走るフィジーとは随分違う。

キック前進してセットプレーからのパワフルなランと衝突で押し切るという攻撃の形が見えてくる。

タッチキックで大きく前進するシーンがたくさん見られるなら、それはサモアの形になっている。


遂行面で、大会に入ってからサモアは、リアリーファノのゲームメイクキックで、きちんとラックを作った落ち着いた攻撃をしている印象で、試合を左右するような重大な反則も過去に比べてとても少ない。


反面、カウンター攻撃オプションとしてはイングランドアルゼンチンより少ない。

キチンとしたゲームの入りにまだ慣れていないのか、ノリどころを見逃しがちで、スイッチが入るのに時間がかかる印象もある。


守備面でも規律改善されてよく守ってるが、タックル成功率自体は高くなく、自陣深くまでの侵入を度々許している。


日本は反則に気をつけてセットプレーを渡さず、相手陣にボールを運び続ければ封じる目もありそうだ。

スクラムラインアウト重要になるのだが、大会前の不安視されたパフォーマンスとは打って変わって、W杯に入ってから日本セットプレーは目を覚ましたように安定していて、封じ込めは現実的にも見える。

ただ、万一シンビンなどで人数を欠くと、強力なフィジカル圧力をモロに受けてしまう。


分析が封じるのか、経験アップグレードされたパワーが押し切るのか。

トゥールーズの観客の大歓声を背に、ウォークライシバタウを披露したサモアキックオフでゲームは始まった


前半


キックオフ直後の1分、日本キックで攻め入りたいサモアに反則をしてしまい、機会を与えてしまう。

ショットで先制点をとりにきたサモアは外したものの、蹴り返した日本キックで結局セットプレーに。

ラインアウトからモール、これはサモアの攻めの形だ。

しかしこれを耐え切り、今度は今度は日本サモアの反則からキックで敵陣に入り込む。

相手の形になりかけたのに凌いだのは幸先が良い。


ラインアウトスティールされたが、その後も相手の後方にキックを蹴る。

日本キック相手を常に後方に下げて、消耗を避けつつ侵入を防ぐ戦術だ。

カウンターアタックでもレメキがアタッキングキックを蹴る。

ハイパントがどちらに入るかはその後のセットプレーの結果に直結する。

今日ハイボール日本に入る。


8分には注目のファーストスクラム

ここもサモアの狙い所で、圧力に負けるとサモア前進を許してしまうが、反則をせず止めた。

日本代表ゲームを左右するポイントが締まっていて幸先がよい。


すると12分にレメキのビッグゲインからピーター“ラピース”ラブスカフニが先制のトライ

先制点は日本のものになった。


キックオフから反撃したいサモアはランでボールを持ち込んでPKを獲得。

深い位置から、立て続けのラインアウトスクラムで攻め立てる。

サモア自分達の形でトライを取りたいし、日本相手の長い攻めを徒労に終わらせたい。

結果はサモアショットで3点を許したが、日本相手意図したプレーで結果をださせなかったことで流れを押しとどめた。


リスタートからPG日本はすぐさま3点を返すと、ライリー、レメキの鋭いランからリーチが追加のトライ

PG28分で、このトライ31分。

3点を取るのに15分を要したサモアに対し、日本10点を取るのに要した時間3分

この効率の差はなにか。

サモア攻撃オプションの少なさが時間無駄遣いにつながっているように見える。


前半の残り時間でなんとしてもトライが欲しいサモアと、リードを守りたい日本

サモアはこのW杯でよく攻めをコントローしてきたタウマテイネを、日本スクラムの要の堀江を互いにイエローで欠く形となる。

フィジカルに勝るサモア相手に人数を欠くのは避けたかった試合ポイントだ。

ここしかないとモールを仕掛けるサモア

日本はついに相手の強みでトライを与えてしまう。

サモアにとっては嬉しく、日本にとっては避けたかったトライだった。


日本 17-8 サモア で前半が終了。


前半のテリトリー支配は共に

サモア 62% - 38% 日本


数字だけだと、サモアが圧倒したようにも見えるが、ピッチ上の実際の出来事を突き合わせてみると、攻め手がないまま長時間ボールを持ったサモアと短時間スコアする日本という形となった。


ちなみに前半の残り時間ほとんどない中、退出した堀江に変わってリーチラインアウトを投げ入れるという珍しいシーンがあり、この件についてラグビープレーヤーの同僚に解説を求めたところ「ああいった場面で対処がわからずチームに迷いが広がるのを嫌ったのかもしれない」ということだった。


漢の中の漢は、勝利に何が必要かわかっている。

本物は自分がすべきことがわかっている時、いちいち人の指示を待ったりしたい。

目の前に為すべきことがあれば、リーチは余計なことは言わず、ただそれを為す。


ブライトンではリスクを恐れずスクラムを選んで勝利を呼び込んだ。

スクラムを組んだリーチ達をみてエディーさんはブチキレた。

ニュージーランドの自宅では最高のコンディションを維持するためリビングサウナを作った。

リラックスできないと奥さんに怒られた。

そして、トゥルーズで黙ってラインアウトを投げ入れたリーチは、ハーフタイムジェイミーに怒られた。


怒られることを恐れて為すべきことを引っ込めたりしたい。

リーチはそんな漢だ。


後半

日本サモア、互いに14人で始まった後半にどう言った修正をしてくるか注目だが、日本は前半に引き続いてサモアラインの後方にキックを蹴る。

前半に長時間の攻めで体力を使いすぎたサモアに対してさら無駄なランを強いる作戦のようだ。


ここで今大会をよく我慢しているサモアは、ついにゲームを大きく動かす反則をしてしまう。

ラブスカフニに対するベン・ラムの肩から入ったタックルが頭に当たってしまい、レッドカード可能性もある一時退出。


そしてシンビン開けの堀江が戻った日本が、1人分のアドバンテージを活かしてモールトライ

国際映像に写りこんだラグビー芸人しんやガッツポーズトライに華を添える。

48分、日本 22 - 8 サモア

ベン・ラム審査レッドカードになったことによって、サモアは残り30分、14人で2トライ2ゴールを追うこととなった。

ショットさらに加点する日本


ラグビーを見る時に、前後半をさらに半分に分けて、20分、40分、60分、80分に四分割すると、20分と60分で試合様相が変わることがよくある。

60分から日本は今まで蹴ってきたキックを蹴らずにボールを持って走る戦術に切り替えた。


対するサモアにもうできることは少ないが、少ない選択肢が迷いを消して流れが変わることがある。

サモアラックの近場を縦にこじ開けて、オフロードをつなぐ、往時の戦術勝利をかけた。

これが実って65分にリアフィーファノが飛び込んでトライ

日本 25 - 15 サモア


残り10分を残して、日本サモアも、互いに最後の切り札を出す展開となる。

素早い展開とランで侵入してキックで3点を持ち帰る日本に、フィジカルで縦に押し込みトライで追い縋るサモア

最終盤スタジアムが両観客からの大歓声に包まれる中、日本ボールピッチから蹴出してノーサイド


日本 28 - 22 サモア


試合支配

日本 42% - 58% サモア


テリトリー

日本 49% - 51% サモア


最後に押し込まれものの、後半は日本テリトリー支配率も返した形で、これはベン・ラムの退場もあるけど、60分からキックではなくランで攻める日本プランがこういう結果になったのだろう。


ゲーム全体をみると、サモアはやはり攻撃オプションが少なかった。

フィジカルの強さは最大の強みだが、正面からドーン、ドーンとくる感じ。

圧力はあったものの「予想外の何が出るかという怖さ」がなく、日本が全力を出せるかどうかというゲームだったように思う。


「やるべきことができなかった。そのおかげで日本が陣地を広げることができたと思う。もっとボールに向かっていけばもっとスコアを取れるポジションに行けたと思う。過去3試合でもそういう傾向だった。だから、この展開は自分もチームも責任を取るべきだ。しかし、努力をしてきたことには誇りに思う」

とマプスワHC。

試合前に感じていた「きちんとしたゲームメイクだが、以前より大人しくなりすぎ」という印象はある程度サモア自身も感じているようだった。

フィジカルの強さに、もしハイパンの優位性や、スラロームのようなランなどの攻撃オプションがあったのなら対処が難しいチームだった。


「まだ1試合残っている。やるべきことがある。次に進めないかもしれないけど、2027年の豪州大会に向けても頑張っていきたい。とにかくイングランド戦に全力を尽くし、明るい気持ちで終えられるようにしたいが、まだ試合は終わっていないんだ」


明暗は別れ、これで予選突破が厳しくなったサモアに対して、日本はあと1勝で予選突破が決まる状況になった。

ベスト4目標に掲げる日本しか決勝トーナメントの前に立ちはだかるのが、先週、日本に先立ってサモアを退けたアルゼンチンだ。

このプール終戦に勝ったチームが8強に進出するだろう。


南米最強のチーム相手突破をかける大一番は、3連休中日10月8日の20:00にキックオフだ。


anond:20230918114556

2023-09-29

anond:20230929151452

アルゼンチンはパワーごり押しスピード勝負、それが通じなかったらキックゲームっていう選択肢がとれちゃうからなあ

松島、レメキ、山中などは決して弱くはないし、十分強いんだが、アルゼンチンバックスを一人二人で抜けるかっていうとそこまで飛びぬけてない

日本キックゲームにするほうが勝率は高そうだね

グループ突破だけ考えるならもうボーナス不要だし、無理にトライを狙う必要はない。25点時点でのショット判断と80分すぎたターンオーバートライを取らずに勝ちのみを

取りに行った姿勢ボーナスポイントの優位性切り捨てて、純粋な点数勝負にするって意思表示だよね

今回、ウィング、フルバックオプションで、FW中心とした連続攻撃からペナルティ狙い、あわよくばサイド抜けて得点って感じが主な戦術かな

モールは正直きつそうなのもキックゲーム示唆している

守備面、攻撃面では単独サモアに勝ててないし、アルゼンチンにも勝てない公算が高い

速いパスしからのゲイン確保からの(繰り返しになるが)ペナルティ待ちがやっぱり本命だね

スクラムサモア相手には機能してたが、後半は厳しそうだったから前半どうするか、後半どうするかって交代の使い方も重要になってきそうではある

anond:20230929003841

一理あるが、商業的に成功してて、テレビのみならずチケット代払うやつ数百人万は低俗との主張でいいってことだね。

また、ラグビーで言えばどう相手対処するか、パスを出すか、自分で走るか、守りはどうするか、失敗した場合リスク管理は、など、観客視点でもどつきあいボール見る以外に考えることがあるわけですがそれをどう捉えますか?

演劇みて音楽聞いて何がどう将来の自分のためになるんですか?それって貴方能動的に演劇から何かを学ぼうとしてるだけですよね。

じゃあスポーツ観戦から選手起用や交代ののマネジメントは学べないんですか?

物事の進め方は?点差が近い場合キック可能性の高い3点取る判断と点差が離れてるから可能性低いけどトライで5+2点の逆転狙うっていう、状況に応じた判断は学べないんですか?

2023-09-18

ラグビーW杯2023 9月18日プール第2週 日本 vs イングランド レビュー

残暑もようやくその勢いを失いつつある9月半ばの初秋、月曜未明キックオフ普通だったら観戦するのを躊躇する時間帯だが、幸いにも日本今日、3連休の最終日だ。

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。


フランスで開幕したラグビーW杯は2週目、日本代表はラグビー母国イングランドと対戦する。

このイングランド、対戦成績でいうと、日本は勝てたことがない。


ただ「勝てたことがない」でいうと日本南アフリカにもアイルランドにも勝ててなかったわけで、それがいつ「勝ったことがある」に変わるかはわからない。


実際、日本はすでに全ての国に警戒されるまで地位を上げてきており、強豪国といえど研究を重ね、策を練って当たるようになってきている。


国際的認知されている日本の強みといえば、ボールを保持しての素早い展開であり、保持しての攻めは強豪国も手を焼くものだ。

なので、増田としては多くの人が予想する「キックをぶつけてくる」のではなく、イングランドは「保持して渡さない」という戦術予測した。

まったく主流でない予測だが、保持された方が日本としては対応がないように思えたのだ。

果たしてイングランドはどういった戦術を取ってくるか、そして日本は。


イングランドアルゼンチンとの初戦、戦慄のキックで全得点を叩き出したジョージフォードだけでなく、フロントローベテランで固めてきた。

もし予想外のことがあっても、素早く修正してくるだろう。

対する日本も通常リザーブ出場が多いラスボス堀江フッカースタメンに起用。

まず前半からスクラムで流れを渡さないつもりだ。


スタット・ド・ニースピッチマイクで拾っているはずの中継の声も聞こえづらいほどの大歓声。

観客もこの1戦が、過去の対戦成績やランキング通りの結果で簡単に予想できるものではないものになると期待しているのかもしれない。


不評を受けて今回から合唱だけでなく伴奏付きに選択できるようになった国歌斉唱は、双方が伴奏アリを選択し、聴き慣れた君が代とゴッド・セイブザ・キングに続いて大一番はキックオフとなった。


前半

イングランドキックオフで始まった大一番は、開始直後にFBマシレワがインゴールノックオン

いきなり危機さらされた日本最初スクラムを見事止め被トライを防いだが、その後イングランドペナルティを獲得されPG

フォードキックでまずイングランドが先制した。


その後もフォードのロングキックエリアを取ってくるイングランド

増田イングランド戦術としてホールドしてくるのもアリかと思ったが、気を衒わず利があるキックをぶつけるのが最善、ということなのだろう。


イングランドが蹴ってエリアを獲得してくるので、FBキックを処理しなくてはならず、マシレワの今日仕事は多いのだが、そのマシレワがキック処理後に不運にも右脚を負傷。

早々にレメキと交代となった。

交代カードをあまり早く切ると、その分消耗が早くなったり、戦術の替え場をコントロールできなくなったりするのだが、怪我ではしょうがない。

ただ、マシレワは蹴った後にハムストリングを痛めたように見えたので、次戦以降にどうなるのかが心配だ。


さて大方の予想通りキック主体に攻め入るイングランドに対して日本はというと、こちらは意外と言うか、蹴り返して応戦する。

この蹴り合いは、テリトリーではやや押されている場面があるものの、あまり決定的なゲインを許していない。


芝が剥がれるような激しいスクラムでも、日本は譲らない。

ラスボス堀江コントロールするスクラムいまのところは互角に見える。

20分にはフォードキックチャージしてイングランド陣内に深く侵入ペナルティを獲得して松田キックスコアを先行した。


その直後の24分、今度はミスを見逃さずキックで深く侵入したイングランドトライを被るが、対する日本も再びキック有効活用して深く侵入してPGをかえし、1点差まで詰め寄る。


38分をすぎイングランド10 - 9 日本

日本代表は出来過ぎなくらい上手く戦っている。

ほぼ差のないまま後半に入ることができればこの大一番の勝利もうっすらと見えてくる。


なので、前半終了間際にゴールライン側まで大きく押し込まれたシーンはピンチだ。

日本は守りたいところだし、イングランドとすればトライで突き放して気勢を削ぎたい。

前半最後の攻防は41分まで粘った日本からPG獲得、イングランドわずかだが確実なアドバンテージをもち帰り、4点差での折り返しとなった。


それにしてもイングランドが蹴るのは予想の範囲内だったが、日本がこれだけ蹴るとは、そして蹴り合いとなって僅差で前半を折り返すとは誰が想像したろう。


蹴り合いのゲームはハマれば消耗が少ない。

日本はスタミナを温存して後半に臨むことができる。


後半

前半に予想外の戦術をとり、後半をどう戦うか注目された日本だが、50分を過ぎても流のボックスキックなど、キック前進

前半最後の1本を帳消しにする松田PGで再び1点差まで詰め寄る。

前半よりキックを使う回数は多いくらいだ、大方の予測通りに蹴ってきたイングランドに対して、日本もこの試合では徹底的に蹴るつもりかもしれない。


蹴り合いのタイトゲームの均衡が破れたのは56分。

ゴールライン手前までイングランドが押し込んでからジョーマーラー金髪モヒカン頭に当たったボールコートニー・ローズの手元に入り、ノックオンかと日本選手の脚が止まったなかでこれがトライ

日本堀江スクラム存在感を見せているが、イングランドベテランは強運で思わぬアシスト引き寄せ、ラグビー母国がこの試合初めて1トライ分以上の点差をつける。

ここでノックオンセルフジャッジをして足を止めた一瞬は、日本にとってのちに響く大きな差となった。


日本代表選手の集中が少しだけ切れたのか、見えない流れがイングランドに渡ったのか、蹴り合いの後のボールを獲得できない日本に対して、ゴールではなくライン側を狙ってもイングランドの名手のキックが冴え渡る。

64分にはフォードキックパス長身フレディ・スチュワードピンポイント渡り、見るものを感嘆せしめるトライ安全圏の2トライ以上の差をつける。


67分で15点差はこちらに展開を持ってくることができれば追いつけない差ではない、しかラグビー母国選手たちは抜け目なく、挑戦者にチャンスを与えない。


残り時間が減っていく中で、日本は狙うべき現実的ターゲットが逆転から、同点、7点差以内敗戦ボーナスポイントへとズルズルと下がっていく。


78分で自陣で相手ボールスクラムになってしまえば、15点差から8点をとってボーナスポイントを狙うのももう無理だ。

苦い味のする最後ケーキ相手ボーナスポイントを渡さない被トライ3以下。

しかし、妥協しないイングランドはこれすらも許さず、81分に日本は4トライ目を献上してしまった。


イングランド 34 - 12 日本


キックに自信をもつイングランドに蹴り合いを挑み、前半を互角に戦った日本だが、勝ち点の上では完敗とも言える結果、どこで、どのように流れがイングランドに渡ったのだろうか?


試合のスタッツを見てみよう。

キャリーメートルイングランド 533m -324m 日本 に対して、

キックゲインイングランド 1177m - 938m 日本からお互い蹴ったゲームだった

試合全体のテリトリーイングランド 61%-39% 日本ボール支配イングランド 66%-34% 日本

大きく押し込まれいたことを示す数字だが、これらの数字イングランドに傾いたのはおそらく後半だろう。


ラインアウトイングランド 成功10/13 - 成功8/12 日本

イングランドミスはしていたものの、日本が失った4本を成功できていれば、ここを起点にもっと前進できたかもしれない。


スタッツで取られないところだが、ハイボールの競り合いも日本クリーンにとれていたところがあまりなく、イングランド局面で優勢だった印相。

ディティールではこの辺りでイングランドに流れが渡ったように思える。


ゲームを通してボールが滑り、双方多くのノックオンを犯した。

ノックオンになればスクラムだが、ベテランを起用した日本スクラムは抜群に安定しており、組み負けてPGを取られるという悪い展開にならなかった。

キックを多用した戦術選択は、このスクラムの自信と、滑る手元でボールを動かすことの不確実性が考慮されたのかもしれない。


戦術選択についてたらればを言うのは本当におこがましいのだが、ハイボが入らない、ラインアウトが完全に支配できないという状況で、個人的には後半のもう少し早くにボールを保持して、イングランド前進できる機会を減らすというオプションがあったらどうなっていただろう、という感想はもった。


ただ、試合後の選手インタビューでは、プランというより、遂行の面での不備を振り返るものが多く、実際にもプランがそこまで破綻した場面はないように見えたので、増田感想あくま素人考えの域をでないだろう。


「落ち込む時間もない。10分ぐらい落ち込んで、次の10日間でサモア戦に向けて準備したい。」

リーチ言葉日本代表の総意かもしれない。


10日後に日本代表とまみえサモア23日に先立ってアルゼンチンとも対戦する。

この結果はどちらに転んでもプールDに大きな混沌をもたらしそうだ。


そしてその帰趨ともに、次戦の結果で日本がこの混沌に潜む魔物犠牲者となるか、他国にとっての死神となるかが決まるだろう。

混戦を抜け出す勝利を掴むことはできるだろうか、日本 vs サモアは29日未明日本時間4:00にキックオフだ。


anond:20230916113338

2023-09-16

2023ラグビーW杯 スタッツで見る 仏vs新 ・ウェールズvsフィジー

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。

みんな4年ぶりのW杯を楽しんでくれているだろうか。


見ているだけでエキサイティングラグビーだが、このスポーツ試合後にすぐスタッツが発表され、これをもとに議論が交わされるという特徴があり、この統計を見ると、感覚で見ていた試合の姿が詳細に浮かび上がってくる。

各チームの開幕戦となった先週の試合から2試合ピックアップして、スタッツから試合を振り返ってみよう。


フランス vs ニュージーランド

W杯開幕戦南アフリカと並ぶ最多3回の優勝を誇るニュージーランド開催国フランスの対戦となった。


テストマッチ調子が上がらない上、キャプテンFLサム・ケイン出場停止で欠くニュージーランドに対し、直近のテストマッチオーストラリアを41-17で降し、好調を維持して自国開催W杯の初戦を迎えたフランス

地の利を活かし優勝候補にも挙げられるフランスを、それでもオールブラックスが上回るのかとの注目が集まった。


アーロンスミスリードするハカ、カパ・オ・パンゴの後に始まった前半、マーク・テレアトライで早々にリードしたニュージーランドだが、その後はトライを取れないまま、PGで刻むフランスシーソーゲームを演じることとなる。

後半もテレアトライを奪ったが、その後はフランスの猛攻にさらされる。

印象でいうと、フランスデフェンスが冴え渡りフィジカルでも押されたニュージーランドが攻めあぐねている感が強かった。


テリトリー

フランス 62% / 38% ニュージーランド


ボールポゼッション

フランス 49% / 51% ニュージーランド


ボールを保持して前進したキャリーメートル

フランス 449m / 631m ニュージーランド


という数字は、押し込まれニュージーランドが自陣からよく走ったということだ。

もともと切り返しからボールを動かしていくオールブラックスにとって、このスタッツは特別ものではないが、結果としてトライがついてきていない。


キックゲインメータ

フランス 1747m / 1312m ニュージーランド


という数字を見ると、フランスキックで陣地を押し込んだ上でタックルを決め、ニュージーランド前進をよく防いだと言うことになるだろう。


自陣でのターンオーバー

フランス 4 / 10 ニュージーランド

に対し

敵陣でのターンオーバー

フランス 10 / 6 ニュージーランド


というのも、フランスほうがより押し込んだところから切り返せていたことを示している。


試合中、ずっと感じていたのが、ニュージーランドラックで食い込めていないと言う印象で、この身体ひとつ分の前進ができるかできないかが、相手ディフェンスのしやすさに大きく影響する。

NO8、アーディー・サヴェアのチップキックなど、個々の引き出しの多さは随所に見られるのだが、フランスパニックに陥れるような状況で技を繰り出せていたのかと言うと、そうではなかったように思う。

サム・ケインを欠いていたことが、地上戦で多少なり影響していたのかもしれない。

フィジカルのぶつかり合いで利が相手にあるなら、ハイボール後の混乱状況などで打開したいところだが、キャッチ役割を担うウィルジョーダンまた当たってなく、イエローカードで一時退出したあとも、あわや2枚目という場面があった。


結果、ニュージーランドPGつけたリードを維持したまま、試合を決定づけるジャミネのトライフランス開幕戦を制した。


開幕戦を落としたとはいえ今日試合ナミビアを71 - 3 で降したニュージーランドは、プールAを突破する公算が強いが、残り2試合修正をかけ、決勝でフランスリベンジとなるだろうか。


ウェールズ vs フィジー

ウェールズオーストラリアフィジージョージアが同居し混戦の予想されるプールCでは、伝統国の一角ウェールズと、台風の目と噂されるフィジーが対戦した。


今まで国内に大きなリーグがなかったため、個々の力は強かったものの、才能あふれる選手の寄せ集め感という感が強かったフィジーだが、2年前から国内選手で結成した「フィジアン・ドゥルア」でスーパーラグビーに参戦。

スコッドにも多くの選手を送り込んで、外国活躍する主力選手ミックスしたことにより、大人のチームへと変貌。

強化策は功を奏して「フライング・フィジアンズ」とも呼ばれる魔法のようなパスとランはそのまま、しっかりとラックでもファイトする安定感で、直近のテストマッチでは日本代表を圧倒した。


対するウェールズは、3度目のW杯で今大会最後に国際レベルから引退を表明しているSO、ダン・ビガー、前大会に続きビガーとコンビを組むSHガレス・デービス、前大会トライ王のジョシュアダムズ、鋭いランとハイボ処理に抜群の安定感を見せるリアム・ウィリアムズといった歴戦のベテランを揃え、屈強なFWと共に赤い壁となってフィジーを迎え撃った。


試合は、ゲームの大半の時間フィジーが攻め立てて、ウェールズが守って切り返す展開となる。

フィジー前評判通り、ラックでしっかりボールを落ち着かせながらも、一度ライン突破すれば魔法のようなランやオフロードに次々と湧き出てくるフォローでこれぞフィジーというトライを決める。

しかし、立て続けに2本トライを決めると、その後は赤い壁の向こうのゴールラインが遠くなる。

気がつくと、ほとんどボールを渡していないはずのウェールズリードを広げられていた。


試合後のスタッツを見てみよう。


獲得したテリトリー

ウェールズ 35% / 65% フィジー


ボールポゼッション

ウェールズ 39% / 61% フィジー


ボールを保持して前進したキャリーメートル

ウェールズ 396m / 655m フィジー


タックルメイド

ウェールズ 253回 / 70回 フィジー


これらの数字を見ると、ゲームほとんどでフィジーボールをもって前進し、ウェールズは自陣に侵入してくる敵に3倍ものタックル数を強いられていたことになり、ウェールズがまるで防戦一方にみえる。


しかし、数字が別の顔を見せ始めるのがここから先。


タックル成功率

ウェールズ 82% / 64% フィジー


キックゲインメータ

ウェールズ 674m / 387m フィジー


フィジーの6割ほどしか走る機会のなかったウェールズだが、走れば4割に迫る確率フィジータックルを外させ、キックではフィジーの倍に迫る距離前進したことになる。


後半に印象的だったのが、出入りの激しい展開のなか、ノータイムで蹴ったダン・ビガーのキックが50:22になり、その後のセットプレーできっちりトライをあげていた事で、これに限らず、ウェールズは機会こそ少ないものの、攻めに出れば、確実にトライして帰ってくる。

まさに一撃必殺。


対するフィジーは圧倒的に攻めているのにウェールズタックルに次々と捕まってしまう。

こんな言い方は変だが「相手ウェールズじゃなかったら」という言葉が頭に浮かぶ


最終スコアウェールズ 32 - 26 フィジー

成長を見せたフィジーを高く分厚い赤壁が跳ね返すという結果に。

フィジーは確かに素晴らしかった。

しかウェールズ守備力と脅威の決定力が印象に残った。

荒れると見られたプールCでも、伝統国は甘くないと言うことだろう。


最後スコアやスタッツとあまり関係ないが、プレーが止まる度いちいち文句を言うウェールズの大男たちに対し、レフェリーが「喋りすぎ」と注意を与えていたシーンがこの試合増田お気に入りだ。


ラグビーW杯公式サイトでは試合後のスタッツが公開されている。

気になった試合のスタッツを確認して分析して感想戦に興じるのも面白い

https://www.rugbyworldcup.com/2023


ラグビーW杯は2週目となり、1週目に試合がなかったチームも登場、いよいよ勝ち点争いも本格的にスタートしている。

日曜未明はいよいよ日本代表イングランドと戦うこととなる。

チリを破って勝ち点5で暫定トップに立つ日本は、追う勝ち点4の強豪イングランドに、どのようなディティールで差を生みだすことができるだろうか。


大一番は日曜の未明キックオフだ。


anond:20230915004627

2023-09-15

ラグビーW杯2023 プール第2週 日本 vs イングランド展望

W杯開幕の2日目、9月10日チリ戦日本代表は初戦を飾り、混戦が予想されるプールDの暫定トップに立った。

4年ぶりのW杯、みんなは楽しめただろうか。


おはようございますこんにちは、こんばんは、レビュー増田です。


9月18日日本時間午前4:00、日本イングランドと対戦する。

今回のW杯フランス開催で時差もあり、試合を追いきれないので、 試合前の予測などを書くか迷ったが、日本代表の初戦に先立って行われた イングランド vs アルゼンチン戦が、観るものをして慄然とせしむる内容であったのと同時に興味深いものでもあり、この相手日本代表がどう戦うか、思案が止まらなくなってしまった。


素人考えではあるけれども、試合予測というのはそれ自体楽しい

みんなとも一緒に、大一番前の井戸端会議を楽しみたい。


件の試合だが、前評判の高いアルゼンチンに対して、不調を囁かれるイングランドは、チームを引っ張る欧州最優秀選手オーウェンファレル出場停止で欠いた上、試合開始3分FLトム・カリーレッドカードを受け、14人での戦いを強いられる。


しかし、ここから先はご存じの通りだろう。

ファレルに代わって出場したSOジョージフォードが前半だけで3本のドロップゴールで一気にアルゼンチンを突き放し、その後も正確なキックを重ねて完全に試合に鍵をかけてしまった。


未明披露されたキック芸術試合を追っていたファンに衝撃を与え、X(旧Twitter)では「ドロップゴール」がトレンド入り。


ひらがな名前女子(?)アカウントまで、ピッタリとしたワンピースから覗く胸の谷間を強調した写真とともに

RTフォローDM送ります

ぷろふ見てね☆


ドロップゴール

ブラント

クラブ


#〇〇凸待ち

などというというポスト投稿するなど、予測できない方向に「ドロップゴール」が飛んでいく事態となった。


さて、前評判の低さも人数のビハインドも跳ね返し、強豪の底力を見せたイングランド日本代表はどう戦っていくのだろう。


大いに話題となったョージ・フォードドロップゴールだが、イングランドがこういったキック披露するのは初めてではない。

2003年オーストラリア大会において、当時のSOジョニー・ウィルキンソンが強力FWの後ろから幾本ものドロップゴールを決め、ウェブエリスカップを初めて北半球にもたらした。

20年ぶりに披露された伝統戦術といったところだ。


直接蹴りこめばいいのなら、ボールを持ち込むより簡単じゃないか、と言いたくなるドロップゴールだが、実際はそう簡単ではない。

前に落としてショートバウンドさせたボールを真っ直ぐ蹴るのはそれだけでも難しく、ゴール正面からの線上でないと入らない。

その上、オンプレー中に蹴るので、相手DF必死に詰めてくる。

SOがプレッシャーを受けないために十分な距離必要で、そのためにはFWが壁を形成し、SHは正確で速く長距離パスほとんど真後ろに投げなくてはいけない。

普段蹴ってないチームが付け焼き刃で蹴って入るものではない。

試合後、ジョージフォードが「ドロップゴールは常にプランにある」とインタビューに答えていたのは驚きだ。


日本はこのドロップゴールに警戒するべきだろうか。

イングランドがとってきそうな戦術とは?


イングランド代表サイド

ドロップゴールは確かに脅威だ。

それだけでなく、正確なキックの全てが恐ろしい。

オンプレー中であれ、ペナルティであれ、ゴールから中央の線上で放たれるイングランドキックは大きなプレッシャーになるだろう。

イングランドからすれば、中央日本陣内の10mまで持ち込めばそれだけで日本圧力を与えられる。


オンプレー中に蹴るだけでなく、キック得点できる状況に持ち込めばいいので、戦術としては南アフリカよろしく接点の後ろからハイパントをあげ、FWをぶつけて落球をさそい、引き摺り込んだスクラムからペナルティをとってキック得点、という方法が考えられる。


実際、日本のアタッキングコーチトニー・ブラウンも「イングランドキックを使ってくる」とコメントしている。

多くの解説者も同様だ。


だが、本当にオンプレー中に頻繁に蹴ってくるだろうか・・・


ハイパントなどのアタッキングキックは、チェイサーをぶち当てることができればノックオンを誘ったり、陣地を前進できる反面、基本的には相手ボールを渡す結果になりやすい。

しかも、相手ナイスな処理ですれ違われて、大きなゲインを許しかねない不確実性がある。


ハイボールの競り合いも強いので、ハイパンも勝算があり、蹴ってくる可能性は十分あるが、体格で勝るイングランドには、もっと低リスク圧力を与える方法がある気がしてならない。

大型FW突破力のあるセンターで、接点の脇で身体を当てながらゴリゴリ前進するだけで、日本にとっては大きな脅威なのではないだろうか。


イングランドCTBリー・ローレンスはこう発言している。

「彼らはボールを動き回すことを好む。私たちは彼らのプレーをそのように認識している」

私たちは彼らの脅威が何か知っているし、それをシャットダウンする計画を持って臨むよ」

日本代表は硬いスクラム、アンストラクチャーな展開から松島のような創造性のあるランナーゲインなどの魅力的な攻撃オプションがあるが、国際的な「日本独自の強み」と認識されているのは、ボール連続に展開する早さだ。

日本は持つと違いを出せるのだ。

なので、持たせない、そう言っているのではないだろうか。


総合すると「イングランドボールを離さず近場を押してくる」「日本の受けをみて、縦の走り込みや展開で一気にランのゲインを狙う」「同時に接点の反則を誘う」というような戦術をメインに、適宜ハイパントなどを絡めてくるというやり方が考えられる。

そして「ディフェンス時にはプレッシャーをかけて日本の攻めを停滞させてキックを蹴らせ、カウンターのランでタックルを外しながらビックゲインを狙う」


実際、自分の同僚のラグビー経験者と話題になった時も「蹴らないんじゃないですかね?普通にやると思いますけど(もちろんドロップゴールも敢えてまでは狙ってこない)」という意見をもらった。

主力を2枚欠いたとて、地力はどう考えてもイングランドの方が上なのだ


日本代表サイド

さあ常にオプション複数持っているイングランドに対して、では日本代表が取れる戦術は?


自分が予想するのは「イングランドの攻める機会と時間を減らす」という戦略だ。

イングランドボールを持っている時の攻めはハードで、簡単には止められない。

さっきもいったとおり、中央付近で少しの侵入も許したくない。

ではどうするかといったら、ボールは1つしかないのだから、こっちに来た時に離さないで、相手の機会と時間を潰してしまえばいいのだ。


まあ要は日本日本伝統戦術で、蹴らずにハイテンポでボールを回し続けて、相手攻撃し続けるという手段があるということだ。


ただ、これは80分続けるには消耗が激しい。

なので、前半の20分くらいまではリスク覚悟で蹴って、身体の衝突を避けたり、危険を伴うが、スクラム時間をかけて、時間当たりで体力が消耗する機会を減らすのではないだろうか。

イングランドスクラム相手を圧殺できるので、時間潰しと引き換えに点数も持っていかれる可能性があるが・・・


60分でなるべくボールを保持したいとして、相手ボールがあったときにはどうするか。

そうなると、なるべく中央侵入を許さないようにしつつ、接点でプレッシャーをかけて、相手の攻めを停滞させ、キックを誘発してボールを獲得する、またはジャッカルを狙う、ということになる。

ハードラックの攻防は不可避であるように思われる。

日本としては、姫野とラピースが間に合いそうなのが朗報だ。


イングランドプレッシャーをかけてキック得点を狙い、日本はダラダラと攻め続けてロースコアでの競り勝ちを狙う。

どちらかのディフェンスラインが決壊すれば、トライが決まり大量得点となる。


どうだろう、自分は双方のこんな作戦を予想したが、みんなはどう予測する?

日本時間早朝キックオフの月曜は、幸い祝日だ。

観戦もしやすいことだろう。

ああだこうだと言い合いながら、大一番を待ちたいと思う。

みんなも是非、予想を楽しんでみてほしい。


anond:20230910223847

2023-09-14

anond:20230914122026

ごめんお前の言ってることの具体例が伝わってこない

このままだとお前は言葉遣い人に指導するレベルにはないと判断することになるけどどうする?諦める?もう一回トライする?

2023-09-13

ブキも色々試し撃ちの増田スマの乳牛メタロロイも基部(回文

おはようございます

私ふと気付いたんだけど、

スプラトゥーンフェスのさ100倍マッチとか333マッチとか10マッチしか

黒柳さーん!マッチでーすのマッチは除くとして、

どのチームが勝つかどうかって割合で算出してるから

貢献度の絶対値ってもしかして関係なくない?ってことに気付いた誰か数学の偉い人教えて?って感じだけど

あれって割合で勝ち負けを算出しているか

1つ勝つ一生一勝することは確かに大切だけど、

貢献度のポイントもしかして割合からそんなに10倍でも333倍でも関係ないのでは?って思ってしまうこれももしかして数字マジック私たちは騙されていたのかしら?

これは私の思い違いなのかしら?

あとさ、

塗りって基本なんだけど

一番大事だなぁーって思うの。

終盤終わり間際のマジで10秒!

塗りの打開力がある武器ならいいけど、

それは攻めには弱かったりするし、

シューターとかスピナーは火力が高いけど

塗り能力が弱いから終盤追い込みの塗り打開力はなくって、

武器バランスってよく考えられてるなーって

やればやるほど納得感が増してくるのよね。

私が思う

塗りも強くて射程も長くて攻めも強いと一瞬思った

トライストリンガー」は連写が効かないし

距離を射るときにはチャージ時間があるし、

即射の塗りは面積は広く塗れるこそ、

接近してきた敵には即キルには及ばない火力だし

絶妙狭間を行き交っているブキだわ。

本当にバランスよく考えられているわーって

最近私が新たに戦う戦法を考えた作戦方法

ポイズンミストかましから相手の動きを遅くしてセブンファイブオーライダーで仕留める!ってやつ!

でもそれはそれで、

ポイズンミストかましとき残りのインク量は絶妙な減り具合なので、

その残りのインク

まり当てずっぽうに狙って当てようとするとインク切れになっちゃうので

ポイズンミストかましから

ちゃんと残りの少ないインクで狙ってキルしないと!って

もうさー

そんななにも言えないこんな世の中にポイズンミストよ!

いい戦い方だけど、

これキル逃しちゃったらこっちはインク切れで逆に相手の逆襲を喰らうって。

よく考えられてるわー。

やればやるほどそう思うのよね。

あとやっぱり火力は強い最強だけど

チャージが遅くってどうにもならない超重量級の「ハイドラント」

私はそれに変わる手に馴染んだ新たなるスピナーのブキを探すべく色々と試し撃ちをしていたら

一番しっくりくるのは「バレルスピナー」ってところかしらね

色々使っていてなるー!って思ったのは

そうね

なるー!って言うのはなるほどー!って言う略だから

秋の祭典スペシャルじゃない方のなるほどなのでそこは間違えないで欲しいところよ。

そんでね、

そのいろいろ試し撃ちをしているスピナーで

いろんな特徴を有していて

チャージインクを射出中にもかかわらず途中でまた再チャージできるものとか、

チャージキープしながらインク潜伏できるものとかあって

ああ!なるー!って思ったのよね。

そんな秋の祭典!

でもどうしても私が思う射程距離と火力のキルさ加減で好みなの「ハイドラント」に変わるブキは

「バレルスピナー」ってことで

旅のテーマが決まったところよ。

こっちもチャージが速くて飛距離も「ハイドラント」に劣らずキル力も高くって手に馴染みそうよ。

ピナーは「ハイドラント」しか勝たん!って思っていた時代が私にもあったけど

やっぱりいろいろなブキを試し撃ちして合点がいくまで試すしかないわよね。

ガッテン!ガッテン!ガッテン!って

あとさ

ブキチの試し撃ち場で撃つブキの射程はバトルステージより短く感じてしまうのは気のせいなことは気のせいかも知れないわ。

きっと気のせいね

と言うことで、

今日は秋のテーマ

「私とブキ」をお送りしたところで

スタジオマイクを返すことにするわ!

うふふ。


今日朝ご飯

おにぎりね。

秋の味覚の鮭を満喫すべく

すべからくおにぎりよ。

言葉意味はよく分からないけど

とにかく凄い自信なの!

デトックスウォーター

水出しルイボスティーウォーラーを飲み切っちゃって

新たに作るわ

水出し緑茶ウォーラー

水出しルイボスティーウォーラーかの

二択だけど。

朝方もだいぶ涼しくなってきたか

そろそろ夜のエアコンタイマー運用してもちょうどいいかもしれないわね。

そんなに暑い目覚めではないもの秋ね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2023-09-12

anond:20230912074434

増田が家庭をいくつも形成できる資産甲斐性があるならトライすれば良いだけのこと。

ジャスト・ドゥ・イト!

2023-09-11

Excel 2016でマクロを作りたいんだけど効率的ルートってある?(追記 9/11 2200)

職場環境

インターネット禁止

マイクロソフトオフィス/ウィルスバスター/エッジ以外のソフト使用禁止

USBメール使用したデータの社外持ち出し禁止

この条件でマクロ作らんとならん。

こういう時になんか効率的な順序ある?

俺はここ最近プログラミング知識ほぼゼロ

子供の頃BASIC言語ちょっと遊んだから原理のもの漠然と分かる。

他人が作ったマクロ開いてコピペ機能追加したり二重で処理してる所見つけて早くしたりぐらいは出来る。

自分で一からマクロ作ったことはない。

そもそも自宅のパソコンオフィス入ってない。


追記

流石はてなーだ。

はてなーも質が落ちたと言うが、こういう分野ならまだまだいい感じやね。

ざっとまとめると代表的意見はこの辺やね。

・記録機能使ってから弄れ

・本買え。特に逆引き辞典

・家でGPTに聞いて印刷して持ち込め

・古いオフィス入りの中古PC買え

・辞めろ(職場を辞めろと手製マクロを辞めろの二重の意味で)


全部合体した簡単フロー

実装したい作業をまず簡単自分でやってみる

必要作業を整理して、それだけを出来るようにメモを作り印刷する。

③記録ボタンを押して、印刷したメモを見ながら作業をし、記録完了する。

④記録された作業再現マクロ印刷する。

命令文の内容をググる

⑥ググって一通り解説を見て、求めている解説タイプを把握する。

本屋Kindleで求めているタイプ解説が載っている本を買う。

⑧本を見ながら再現マクロの中身を把握する。

再現マクロを全操作一括版に改修する。

印刷して職場に持ち込む。

⑪持ち込んだ紙を見ながら職場マクロを改修する(この辺雑誌見ながらBASICゲーム作るアレじゃねえか。令和に何やろうとしてんだろ俺)。

⑫改修版のマクロを動かしてみる。

⑬不満点やバグを洗い出して家に帰ってまた調べる。

⑭満足するまで⑫と⑬をループ

って感じかあ。

うんこれで良さそうね。

あとは中古PC買うかWEBOffice代用できるか最新の365でもある程度再現出来るのか調べてみて家でPTSDサイクル作れるようにしたらモアベターかね。

調べるときGPTも使っていったほうが良さげだね。

関数意味GPTに聞いちゃうってのもありかも知れんな。

職場ネット環境なし)でトライエラーはしたいか逆引き辞典みたいのはやっぱ欲しい気はするが。

でもウチの職場VBA本読むのも自分スマホで調べ物するのも周囲からの白い目はあんま変わらなそうな気がするんよね……。

職場辞めろについてはマジでその通りなんだけど、今の「Excelマクロを作るだって?そんなの出来るわけねえぜ!俺たち方眼紙魔術師マクロに手を出したら神罰が下るぞ?」なしょっぼーい環境に慣れちゃってるから他所で上手くやれる自信がないのよね。

じゃあこの会社潰れたらどうすんのって話ではあるんだけどねえ。

どうするんだろうね。

こんな使えないオッチャンになっちゃってねえ。

アハハ(ちいかわっぽい感じで

2023-09-10

ラグビーW杯2023 9月10日プール第1週 日本 vs チリ レビュー

9月9日開催国フランスニュージーランドの対戦で幕を開けた2023年ラグビーワールドカップ

今日日本代表の初戦となる。


おはようございますこんにちは、こんばんは、レビュー増田です。

みんなとまたラグビーW杯を観られて嬉しいです。

いろいろなことが大きく変わった今回のW杯、変わった点なども含めて、試合レビューしたいと思います


日本所属しているプールDには、もちろん世界で強豪とされるチームが所属しているものの、直近の戦績でランキング上位国が不調だったり、ティア2国の激しい追い上げなどで、突破チームどこになるかというのは予想が難しい。


そんな中で、突破本命と目される2チーム、イングランドアルゼンチンが今朝対戦し、不調に喘いでいたイングランドが9本のキックアルゼンチンを沈めて初戦を飾った。

この戦いでは勝ったイングランドも負けたアルゼンチン勝ち点ボーナスポイントを獲得することができず、強豪2国が他3国に対して最大のアドバンテージは得られない初戦となった。


日本としてはここでチリに勝った上で、4トライ以上取ることができれば、混戦が予測されるプールDに勝ち点5で頭ひとつ抜け出だしたスタートを切ることとなる。

計算上は、そういうことだし、もちろん、まずは取れる最大の結果を目指さなければギリギリ突破さえもおぼつかない、勝負ってそういうものだ。

しかし、そんなに簡単にいくものだろうか・・・


対戦相手チリは、情報が少なく、正直にいうと自分はどれほどのポテンシャルを秘めているかからない。

ただ、W杯に出るチームに簡単相手はいないし、プールDの最後の枠を争うプレーオフで、W杯常連カナダと成長著しいアメリカに得失点で競り勝って出場の椅子を射止めたことは注目しないといけない。

さら情報が少ないというのも勝負において大きなマイナスだ。

2015年大会で、日本南アフリカを破るなんて誰が想像した?


そして対する我らが日本はというと、コロナによる強化の遅れなどにより、4年前から戦力の上積みができているのかというと心許ないところがある。

完成度の荒さを象徴するのが「組んだ回数が強さに直結する」などと言われるスクラムで、直近のテストマッチをみると安定していない。

そのうえ、出場停止のラブスカフニと、コンディション不良の姫野というFW看板2枚を欠いている。

勝ち点5が浮ついた話に聞こえるほど視界不良の船出という感じだ。


1ヶ月に及ぶ予選を突破するため、日本アウェー開催のW杯初戦に、プレッシャーを跳ね除けて勝つだけでなく、少しでもチームの完成度を高め、可能であればうっすら見えるボーナスポイント獲得も視野に入れなくてはならない。

果たして日本は満足できる形で初戦を飾ることができるだろうか。


前半

アカペラ国歌斉唱ののち、トゥルーズ現地時間13:00、チリキックオフで試合が始まった。


コイントスで勝ったチームは勢いをつけるため、ボールを取るのが最近の主流だけど、日本太陽の向きを考え光を背にできるエリアをとった。この選択はどうでるか?

キックオフはエリアを大きく前進できるので、有利になることが多い。

前後半の初めに交代と、点を取られた側がキックオフ権があるので、お互いが機会を最大に活かした場合、交互に有利な状況が巡ってくることになり、他方、一方が相手有利のフェイズを抑え込めればその回数分、勝利を引き寄せることができる。

チリ最初キックオフ後の攻防を制することができなかった日本は6:00にトライを献上してしまった。

直後にその失点後のキックオフでヴァカタワのトライ切り返したが、この取って取られての螺旋はどこかで抜け出さないといけない。


均衡は興味深い、そしてチリにとって不幸な形で崩れた。

具智元の膝にタックルしたチリPRティアスがレイトタックルと見做されイエローカードで一時退出、さら新ルール、8分の審査レッドカード適用もありうるバンカー審査となる。

その後、これも新ルール松島の50:22タッチキック日本が陣地を大きく前進勝ち越しトライを挙げると、勢いに乗る日本攻撃チリは再びバンカー審査つきのイエローカード

日本は1トライを重ねて21-7で前半を折り返した。


展望エントリでも紹介した50:22のタッチキックは、ハーフウェイラインより自陣側で蹴った上で相手22mを越えてワンバウンドで出た正当なキックは、蹴った側のラインアウトで再開されるというもので、大なチャンスメイクができる反面、長距離キック力とそのレベルでの正確性が求められる難しい技術で、日本にはやや不利に働くと思ったが、まさかの大舞台松島が蹴ってきた。

新ルールも絡め前半だけで3トライボーナスポイント獲得した上での勝利にむけて視界が晴れてきた日本に対して、攻めやすい機会を2度逸失し、その上1人を欠いての相手キックオフで後半を迎えることとなったチリ

日本はこの差をさらに大きくできるか、それともチリがまずい状況を跳ね返してくるのか。


後半

時間経過とともに太陽は頂点近くにのぼり、選手の影が短くなる。

後半の太陽はどちらの敵でもなくなった。


キックオフから有利にスタートできる後半で、日本が今度はイエローカードで1人を欠いた上でトライを献上してチャンスを1つ逃すが、ここでまた新ルールが登場、今回からプレースキック時間厳格化され、クロック時間内でショットコンバージョンも蹴らなくてはいけない。

時間ギリギリに蹴ったチリコンバージョンはそれ、不利を跳ね返しかけたチリは2点を上積みできる機会を最大限に生かすことができなかった。


キックオフからあっとう間にリーチトライで取り返し、コンバージョンも取る日本、差はジリジリと開いていく。

自分不安視していた日本スクラムは安定しているし、直前までのテストマッチで以前よりはっきりと改善が見られていた日本ラインアウトも付け入るスキをチリに与えない。


初出場のチリは堂々たるパフォーマンスだ。

かつて「60分までは戦える」と言われていた日本に対し、65分で彼らの脚は動いている。

しかし70分、前を行く日本がついに見えなくなった。

日本に5本目のトライを献上すると、試合最終盤にも日本の新星、ワーナーディアンズにラインをこじ開けられた。

日本 42 - チリ 12


日本試合終了までにとったトライは6本。

初戦に突きつけられた難しい課題に、新ルール太陽の助けを借りて満点の回答を返し、日本勝ち点5でプールDの暫定トップに踊りでた。


素晴らしいアタックで迫り来るチリを退けた日本、次週はプール突破本命イングランドと対戦する。

司令塔オーウェンファレルを欠き、さらレッドカードFLトム・カリーさえ出場できなくなったイングランドはこの情報だけを見れば不利のようだ。

しかし、朝のゲームを見たみんなはそうは思えないのかもしれない。

自分だってそうだ、まさかSOジョージフォードが3本ものドロップゴールを放ち、その脚から得点だけで強豪アルゼンチン試合から蹴り出してしまうとは!

日本は後ろに必殺の飛び道具がチラつくを白い壁を越えて、グループリーグ突破さら勝ち点を上積みできるだろうか。

プールD、第二戦は日本時間9月18日の4:00にキックオフだ。


anond:20230909051354

2023-09-09

ラグビーW杯2023フランスグループリーグプールDの展望

みなさんお久しぶりです。4年ぶりですね、レビュー増田です。

はじめに、いま台風が来ていますので、激しい雨風がある地域に住んでいる方は、どうかお気をつけてください。

みなさんの身体安全や心の安寧は一番大事なことで、W杯といえど所詮スポーツラグビーとは、較べるレベルにもないことです。


さて。

2019年日本大会で日本代表は素晴らしい結果を残し、レビューをしていた自分もみんなと楽しめたことがとても嬉しかった。

そのあとの4年で世界あんなことになるとは思いもしていなかったけど、僕はまたW杯を見ることができるし、みんなもまた楽しめるような状況、心境であるならばいいと思っています

大会、前回のように逐一レビューできるかはわからないけど、みんなが観戦する際の手助けが少しでもできたら嬉しいです。


グループリーグ展望

予選リーグ日本が入ったのはプールD。

このプールオーストラリアウェールズフィジーなどが同居するプールCと並んで、何が起きるかわからない予測不能プールであり、後述するけど、初戦がどう転んでもDは縺れていくと思う。


配置されたのはイングランド日本アルゼンチンサモアチリ

最強豪と見做されるイングランドは、ここ数年不調が続いており、ブチ切れることでおなじみのエディー・ジョーンズHCが責を問われて解任、スティーブボーズウィック氏の元、再出発となった。

こういった交代劇は短期的にはプラスに働くショックとなることも珍しくはないのだが、今のところその兆候は出ていない。

チームを牽引するオーウェンファレルレッドカードペナルティで3戦目まで欠くのも気がかりだ。


もう1チーム、日本の厚い壁となりそうなアルゼンチンは組み合わせ抽選時のプール序列3位は明らかに過小評価で実力で言えばイングランドと同格に近い。

ランキングではイングランドより上位、直近の戦績でもオーストラリアを降し、南アと1点差ゲームを演じるなど、上り調子だ。

ひょっとしたら1位通過の本命アルゼンチンかもしれない。


サモア好調だ。

「チームとしてまとまりがなく反則しやすい」という長年の弱点があったのだが、ニュージーランドオーストラリアフィジー所属する国際プロリーグスーパーラグビーパシフィック代表クローンチームを結成して参加するという強化手法で宿痾を克服してきた。

これは前回大会直前まで日本がとってきた強化手法と一緒で、日本サンウルブズは戦績こそふるわなかったもの、チームの練度は確実に底上げされ、日本代表の前回の成果に一役かった。

今回のサモアは前回のような「罠に嵌めやすいチーム」ではない。


チリは正直なところ情報をあまりもっていないのだけど、アメリカカナダに競り勝って出場を勝ち取っており、これは「えっ」という感じ。

アメリカカナダは強豪でこそないものの弱いチームではないのだ。

チリは1勝をもって帰りたい立場なので、狙うのは日本サモアとなり、初戦の日本に最大限の集中とリソースで挑んでくるように思う。


前回グループリーグ突破の我らが日本はというと、コロナによる強化スタートの遅れ、スーパーラグビーからの除外で強化がうまく進んだとは言い難く、実際の試合をみてもスクラムキャッチパスなどの連携に明らかなほつれが見える。

おまけに初戦はFWの働き者、ピーター・”ラピース”・ラブスカフニをレッドカード出場停止で欠く。

かなり立場が揺らいでいると言えるだろう。


プールDの初戦、日本チリと戦うこととなるが、裏ではイングランドアルゼンチンがまみえる。

本命同士がいきなり潰し合う展開となり、負けたチームは突破のためにもう1敗もできない状況になる。

こうなってくるとサモアがどのチームに取っても厄介だ。

チリ以外の4チームはどこが抜けてもおかしくない混戦になりそうで、なんとしたらしたらチリがこのリーグをかき回す可能性すらある。

初戦と2戦目は特に目が離せない予選リーグとなりそうだ。


初戦のポイントと注目選手

未だ未完成日本代表が波にのれて完成度を高めていけるかは重要で、初戦の開始20分でバタバタと反則を起こさないか最初スクラムが安定するかが注目だ。

日本の注目選手では、リーグワンでの脅威の走力と決定力代表に選出されたCTB長田智希がリザーブで登場する。

FBに抜擢されたセミシ・マシレワも注目したい。

マジックフットと呼ばれる突破力をもつが、ディフェンスに難があると言われてきた。

直近改善されてきたように思うが、とはいえ最後の砦ポジションFB出場になったのは驚きだ。

少し心配もあるが、良さが出ればトライ後の「取って詰めてだす」エガちゃんパフォーマンスがみられるかもしれない。

熱戦を期待するし、できればもちろん日本代表には勝利してほしい。


新ルールについて

ところでラグビーは頻繁にルール改正がされるスポーツで、ここで前回大会から変わったところと影響について解説したい。


ハイタックル

選手安全性を高めるため、ハイタックルに関する審査は年々厳格化されており、今では肩より上に手がかかったと見做されるとペナルティを取られる。

安全性が高まることについて全く異論がないが、2人がかりのダブルタックル相手を止めたい日本にとっては厄介なことで、足元をとめるAと上半身相手の腕ごと殺してパスを出させないようにするB、縦に積まれるBのタックルはどうしても高くなりがちで、より高いタックルスキルと冷静さが求められる。


50:22

前回から全く変わったのがロングキックだ。

サイドのタッチラインから出すタッチキック原則は3つで

    なのだが、これに、

      になるルールが追加された。

      導入当初は「難易度が高すぎてどこまでのチームが戦術に組み込めるのか」と言われていたが、蓋を開けてみると欧州勢ニュージーランド普通に蹴ってくる。

      日本意識したルール改正とは思えないが、筋力に劣る日本にとっては結果として不利に働くルール改正と言えるだろう。

      ただ、非常にスキルフルでスリリングプレーなので、登場すればエキサイティングだ。

      みんなも注目してみてほしい。


      櫻井翔さんについて

      自分としてはみんなの観戦の手助けできればというのがモチベーションなので、この件に関する言及でもし耳目を集めることがあったとしたら、そこは本意ではないのだけれどもなあ、と思うけど、どんな思いのやつが書いてるのかわからない文書ではモヤがちらついてそっちに気がとられるよ、となるといけないなと思うので、櫻井翔さんがアンバサダーを務めることついても考えを少し話しておきたいと思います


      ラグビーは憲章において品位情熱・結束・規律尊重を掲げており、勝つだけでなく、どうあるべきかが重視されています

      性加害が事実認定されたあとも当事者名前を冠している事務所が、説明果たして世に価値観を示すべき態度であれているかどうか未だ疑問が残ります

      櫻井翔さんについてはラグビープレー経験者であり、アンバサダー仕事についてもしっかりとした情熱をもって勤めてくれていたのだと思っています

      そのことを自分は嬉しいです。

      櫻井さんが事象にどう関わりがあったのか自分は未だ一切わかりませんが、少なくとも事務所所属したままアンバサダーを務めることは憲章の価値観そぐわないのではないのかな、と自分は思います


      また、自分SNSタイムラインを追った時、櫻井さんのファンの方々が櫻井さんきっかけでラグビーを観戦してくれていたのも多く目にしました。

      みなさん楽しそうに声援を贈っていらっしゃいました。

      そのようなファンの方が、今どう感じていらっしゃるのかは分かりません。

      櫻井さんがファンを拡大したのは事実であるように思います

      しかし、ラグビーの人気拡大と、人権の加害の問題は、存在する次元が違いすぎて天秤にかけてどちらを取るかというような比較になるべき問題でもないと思います


      櫻井さんファンの方に、ラグビーについてどういう事を言ったりしたり、言わなかったりしなかったりしてほしいかというような事は、烏滸がましくて何もいう事はできません。

      ただ、今回のW杯を楽しんでもらえるなら、自分は嬉しいです。


      ラグビー界側を見ても、日本ラグビーフットボール協会がこの件に関して見解を出さなかったり、意思決定を下して説明をしないのであれば、それは違うのではないかなと思います


      みなさんが最良の選択をしていただけたら良いなと願っています


      さて

      現在9月9日4:49分、開幕戦フランスニュージーランドを観ながら自分はこの展望を書いている。

      フランスキックで逆転した!

      ラグビーW杯は優勝候補同士のシーソーゲームで幕が開けた。

      そして日曜は日本チリ戦だ。

      みんなもどうかこの大会を楽しんでほしい。

      その手助けができればうれしい。

      2023-09-07

      ジャニヲタが選ぶジャニーズタレントを引き取ってほしい事務所

      X(Twitter)とか色んなところでのジャニヲタ戯言をまとめた結果。

      1位:トライストーンエンタテインメント

      所属小栗旬綾野剛田中圭坂口健太郎間宮祥太朗赤楚衛二ほか

      事務所の壁を越えて俳優労働環境改善を働きかけている小栗旬社長就任した事で話題になった事務所業務提携にはあのBTSもいる。2023年クール地上波連続ドラマではジャニーズに次ぐ6枠で主演という飛ぶ鳥を落とす勢い。事務所全体で推しているファンが多いのも肯ける。俳優として手堅く育成してくれる事間違いなし。

      2位:トップコート

      所属中村倫也松坂桃李菅田将暉杉野遥亮ほか

      ワタナベエンターテインメント系列。以前は成宮寛貴新田真剣佑所属していた。こちらも俳優を手堅く育ててくれそうな事務所として人気。

      3位:HYBE JAPAN

      韓国のHYBEという事務所日本法人。元欅坂46平手友梨奈を含めてアーティストが2組しかいないので、グループの引取先候補として売り込み要望が多い。

      4位:スターダストプロモーション

      所属DISH//超特急窪田正孝山田孝之岡田将生柳楽優弥山崎賢人横浜流星濱田岳林遣都ほか

      かねてからジャニーズ事務所と仲が悪いという噂のある事務所横浜流星2025年大河主演。ここもグループごと引き取ってくれそう。

      5位:ホリプロアミューズ東宝芸能

      舞台に強い事務所で、舞台出演の多いタレントファンから希望が多い。あと紅白の枠が取れそう。

      次点ソニー・ミュージックアーティスツ

      所属氣志團フジファブリック石黒賢成田凌渡辺大知ほか

      ソニー芸能事務所部門グループごと引き取ってくれそう&紅白の枠が取れそう。

      微妙or無理そう:田辺エージェンシー研音吉本興業

      SMAP解散騒動に半ば巻き込まれたらしい田辺最近中森明菜接触してるっぽい研音、JO1らのファンの方が嫌がりそうな吉本

      個人的所感

      2023-09-03

      自分の性欲と性癖について聞いてほしい。【追記

      30代女性

      セクシャリティがよくわからないので性欲と性癖について聞いてほしい。

        

      【幼少期】

      小さい頃から性欲が強くよく父親の持っている週刊誌グラビアページを見てニヤニヤしていた。

      セーラームーンアニメが大好きで戦闘シーンのパンチラレオタードなので正確にはパンチラではない)をコマ送りにしてもらって喜んでいた。

      幼稚園親友女の子が用を足しているのをドアの上から覗いたり(ごめんなさい)公衆トイレ母親が用を足しているのをドアの下から覗いたり(ごめんなさい)公園母親スカートをめくって死ぬほど怒られたり(ごめんなさい)母親実家帰省したとき叔母の風呂を覗いたりした。(ごめんなさい)

      ただその後ふつうに叔母に風呂に入れてもらったときは恥ずかしくてずっと下を向いていたので、単に裸が好きというより相手の意に反して隠されているところを晒したいという加害欲込みだったんだと思う。

        

      女体に興奮するのとは別に手のひらサイズの小さくてかわいい生き物を狭い所に閉じ込めてつついたりしたいという欲求もあった。ディズニーの「不思議の国のアリス」で牡蠣赤ちゃんたちがまとめてセイウチに食べられるシーンの顔と悲鳴はたまらなかった。よく妖精のような生き物をいじめ妄想をしたけど自分はその対象が好きなのにいじめるとその対象に嫌われちゃうな…というジレンマがあった。

        

      小学生時代

      夕方再放送していた水戸黄門大岡越前で町娘が悪いおっさんに手籠めにされそうになるシーンにものすごく興奮した。ただ子供なので裸に剝いたあとどうするのかはわからなかった。

      病院の待合室のテレビでそういうシーンが流れたとき明らかにいつもより人が見入っていてなぁんだみんな好きなんだとちょっと安心した。この頃まで性的対象女性だった。(本当に女性が好きなのかショタ男の娘みたいに性的客体化されていれば男性でもよかったのかはわからない)

        

      中学生時代

      オタク女性向けサブカル雑誌ぱふ」を読む。記事投稿コーナーで腐女子男性キャラに「美人」とか「エロい」と言って盛り上がっている様子を読んで「男の人をそういう目で見ていいんだ…!」「男性女性と同じようにオカズ要員として扱う界隈がこの世にあるんだ…!」という人生最大のカルチャーショックを受ける。ここらへんで主な性欲の対象男性に移り変わる。

      リアル恋愛には興味がなく周りの女の子たちがどうしてアイドルや恋バナに夢中になっているのか理解できなかった(今でもどんな人がタイプ?とか嵐だと誰が好き?と聞かれてもわからないので困る)

        

      高校生時代

      テニプリBLEACH銀魂リボーンなど腐女子に人気のあるジャンプ漫画の全盛期で毎日起きた瞬間から寝る直前まで推しキャラ推しカプのことを考えていた。一番好きなのはけがモブおじさんや攻めにレイプされる展開でそういう二次創作を読んだり妄想したりした。

      メインで好きなのはBLだったけど平行して女体に興奮するヘキも残っていたので、ドラマ漫画女性登場人物ヌード写真集を見て嫌がるシーンを見て「これが一般的女性の反応で見入ってしま自分は異常なのではないか…」と不安になる。

        

      大学生時代

      ゆっくり虐待にハマる。ウザいゆっくり制裁を加えるよりキュートアグレッションの文脈性的虐待する展開の方が好きだった。これは自分でもさすがにヤバい趣味だと思うので誰にも話したことはないし記憶に蓋をして努めて考えないようにしている。

        

      この頃から刀剣乱舞など女性向けキャラカタログコンテンツ流行し、少年漫画には存在しなかった自分アバター作品内に登場したこと男性キャラ×自分にも萌えるようになる。(メインは男性キャラ×男性キャラ活動してたけど)

      思春期のころは自分の全てにコンプレックスがあって(今もあるけど)自分がかっこいい男性キャラ特別関係になるのが厚かましいようで苦手だったんだけど、普段性的客体化している男性キャラへ向ける攻撃性を自分へ反転すれば夢妄想もイケることに気付く。かっこよくて悪い攻めキャラレイプされたり利用されて捨てられる妄想が好きになる。

        

      現在

      性欲が減退したのか妄想二次創作自体以前より楽しめなくなった。BLはそこまで興味なくて男性キャラ×自分妄想してる。(内容は催眠とかレイプとか)

      フィクションより現実世界のことに興味が出てくる。

        

      ここから悩み相談になるんですが

      女性なのに女体に興奮するのはなぜなのか?バイなのか?

      ②幼少期から現在に至るまでレイプものが一番好きなのは異常か?

      キュートアグレッションがあるのはヤバいか?

        

      ①について

      以前朝日新聞人生相談コーナーに「私は男性が好きで結婚もしているけれどAV鑑賞が好きで、若い頃は女友達と観てゲラゲラ笑ったりしていた。これはどういう心理なのか?女優感情移入しているのか?」という相談があって、上野千鶴子が「女体=エロい 男体=エロくない という社会ジェンダー規範内面化していれば女性女性性的興奮するのは何もおかしなことじゃない」的な回答をしていて長年の疑問が解けた…!と思ったんだけど、その理屈だと私が社会経験の乏しい幼少期から女体の秘匿された部分に強い関心を持っていたのが説明できないのでは…?やっぱり本能なのか?と気になっている。

      ②について

      DLsite乙女向けランキングでは無理矢理凌辱系が常連なのでそんなことはないと思いたい。

      ただレイプものが好きと言ってもポルノあるいは自分ポルノ認定した作品レイプ展開が好きなのであって、普通に楽しんでいた作品キャラクターがレイプされるとショックで何年も引きずったりする。「日出処の天子」の刀自古と「ダウントンアビー」のアンナの件はトラウマになっている。

      ③について

      最近セイレーン味噌漬けにされるモブいかわ族に加害欲を喚起されて困っている。(嫌いだからいじめたいんじゃなくて可愛いからいじめたいという気持ち

        

      なんでこんなことを聞いてほしいのかというと自分性癖がはっきりしないまま婚活とかしていいのかな…?と気になったから。

      人付き合いが苦手なのと怠惰性格2011年氷河期卒で一度も就職したことがなくて婚活市場スタートラインにすら立てないのと中学から大学卒業までぼっちで一時期いじめられたり学校生活にろくな思い出がなくてもし子供なんかできたら自分黒歴史再放送を見る羽目になりそうなのが不安で今まで一度も人とお付き合いしたことがない。そもそも人に恋をしたことがない。

      一人の方が気楽だけど「二次元キャラじゃない生きてる人間恋愛する」「セックスする」という人生の実績解除をしたい気持ちもあって…めちゃくちゃ自分本位で申し訳ないですが…。

      そこで自分セクシャリティとか性癖に引っかかるところがあるのにそれを隠したまま恋愛とか婚活するのは不誠実かな?というのが気になって行動に移せないでいる。あと男性は慣れてない分自分性的客体化されるのは嫌じゃないか?とか。

        

      まとめると

      女性なのに学生時代勉強に集中できない程エロいことで頭がいっぱい

      ・ドハマりしたキャラの8割は男性だけど視覚的にエロいと思うのは男体より女体

      男性を好きになるのにも腐視点と夢視点で二種類ある

      リアル人間に恋をしたことがない。テレビで見てかっこいいなと思うことはあっても熱が持続しない

      性的妄想は好きだけど自己肯定感が低いからか自分リアル当事者になるのは嫌悪感や恥ずかしさがある

      ・性欲と加害欲が結び付きがち

        

      アラサーあたりから下の二項目が結びついて「自分性的客体化されることが地雷な私が犯されるのを客観的に見て可哀想だと思って興奮する自分」みたいなよくわからないことになってる。まあSとMは表裏一体とも聞くし…。

      「性欲と加害欲をぶつける愛しい他者」が「性欲と加害欲をぶつける愛しい自分」にチェンジしたのかな?そう思うと人生の主役が30代半ばにしてやっと二次元から本人になった気がするけどもう手遅れな気がする。

        

      追記

      長いのでそもそも読んでもらえないんじゃないかと思っていたのですが皆さん意外と真面目に読んでくださって体験談アドバイスなどもいただけててうれしいです。特に同じ女性と思しきユーザーから共感AV男性向けアダルトコンテンツ好きな女性も多いのがわかってほっとしました。

      もっとボロクソに言われても仕方ないと思っていたら意外と「ごく普通、実行に移さなければ問題ない。婚活でもわざわざ言う必要はない」というブコメが多くて驚いています

      性癖」の誤用についてめちゃくちゃ指摘されてた。日常的に誤用の方で使っていたのでつい…以後気を付けます

      あと「一度も就職したことがない」と書いたので「子供部屋おばさんニートなのか?」とのコメントが多かったですがバイトはしてます。(パートアルバイト場合就職という言葉は使わないそうなので)子供部屋おばさんなのはその通りです お恥ずかしい…。

      以下答えられそうな範囲で返信。

        

      女性女性に対しての欲望を持つって言うのはラカンかなんかで読んだ気がするな。ほぼ忘れてるから説明できんけど笑

      "女は存在しない"だっけ。

      男のホモセクシャルというのは存在するが女のレズビアンはない、女を愛するのは(身体)男にとっても(身体)女にとっても正常。

      なぜなら(身体女は存在するが)精神が女は存在しないから、

      みたいなこと書いてあった希ガス。」

        

      「女は不死である」って本ですかね?すごく興味を惹かれました。読んでみたいです。

        

      「なにが元増田に対して言いたいかって言うと、自分性癖に怖がらずに、むしろ色々取り入れたらいいんじゃないかってこと。あとレイプ陵辱暴力は確かに興奮するけど、例えるならばめっちゃ味の濃い料理なので、そればっか食ってたら舌が鈍くなるんじゃないかってこと。まあ鈍くなってもいいと思うけどね、自分人生だし。」

        

      味の濃い料理めちゃくちゃわかります…!どんどん強い刺激に慣れてしまってふつう萌えに不感症になるのよくないですよね…。

        

      「②については仕事してた身から言うと、受ける側が積極性を持たない極限がレものだ。マグロフィクション版というか…。ただそこに首絞められとか腹パンされ嘔吐、腹ボコなどが入ってくると別の願望になるよ」

      レイプって自分から何かする事ないし、なんならセックスするかどうかの決定自体も「されてしまった」にする完全なる受動的性行為なんだよ。」

        

      めちゃくちゃ納得しました。よく「令嬢が政略結婚させられるけど実は両想いで…」みたいなTL漫画広告が流れてきますがそういう「良好な人間関係を築く手間をすっ飛ばして素敵な相手と一緒になりたい」みたいな需要もっと極端なやつってことか。

          

      婚活理由が「恋愛」と「セックス」だけど、婚活とはそこ意外と関係いから気を付けて。

      婚活は「これから人生を共に生きるパートナー」を見つけるところであって

      恋愛したことない人を恋愛させる機関じゃないぞ。セックスの可否ももちろん夫婦生活に影響でるけど…』

      「それよりも、自分結婚が本当に必要かどうか、掘り下げた方が良いのでは。」

      婚活は時期尚早ではないかな まず出会いの場に行って自分が人を好きになる感覚があるのかトライしつつ、自分の食い扶持を自分で稼ぐ経済的自立をするのがまず大前提では」

        

      それは本当にそうですね…。言われてからよく考えたら「結婚したい」じゃなくて「結婚したいと思えるほどリアル世界好きな人が欲しい」だったかもしれません…。

        

      『「女性エロいことに興味がないもの」みたいな社会通念が女性の生きづらさに繋がっている気もする。性別関係なく性欲の多様性はある』

        

      実際最近女性の性欲について解説した増田の内容が非常に理性的だったのと、「俺のイメージする女性の性欲に近い」というブコメが上位に来ていたので「そうじゃない奴もいるよー」と知ってほしくて書いたところはあります。(ただ私の文章読んで女だって性欲まみれじゃないか!と思われるのも世の女性迷惑かけないか心配になってきた…)

        

      「言っちゃ悪いけどクソしょうもない凡庸な悩み。長文書いていいのはやかんが沸騰するの見て興奮するとかそんなレベル。」

      「正直どうでもいい凡庸自分語りだけど一度も就職したことなくて今何してるんだ?婚活してる場合だろうか。たぶんその前に友達作るとこから始めた方が良さそう。性癖以前にコミュニケーション問題ありそう。」

        

      そう言われましてもアンケートとか取ったことないし本当にわからなかったので…。みんな普通に友人と何に勃つかとか何に萎えるとか会話するものなんですか?羨ましいです…。

        

      「こういう長文を書くのは最も増田らしい増田の使い方のひとつだと思うしみんなどんどん書いてほしい。」

        

      優しい。

        

      性癖や嗜好よりも学生時代いじめコミュニケーション不全の方が問題現実逃避からやっと今に目が配れるようになったと。あなたに告げたいのは「これからよくなるから大丈夫」てこと。』

        

      優しい。泣く。

        

      「性欲が強いと豪語するなら、自分自慰行為や性行為について語らなければそれは性欲として見做すことは間違っている。同性が性的に辱められている不様さを愉悦する悪趣味なだけだ。同性の友人の不幸にも興奮してそう」

        

      それは全然違います男性キャラレイプされると女性キャラと同じくらいかそれ以上に興奮するので「同性が性的に辱められている不様さを愉悦する」には当てはまらないし、本文にも書いてありますが「好きor可愛い」と思っているキャラがひどい目に遭う展開に興奮するのでむしろ制裁されてスカッとするようなキャラレイプされも全く嬉しくありません。

      「同性の友人の不幸にも興奮してそう」←尊敬するフォロイーの痴漢され報告ツイートを見てその人の良さを何も理解していない知らない男に雑に消費されたのが悲しくて未だにふっと思い出して嫌な気持ちになるのでそういうことを言われると腹が立ちます侮辱された気分です。

      2023-08-31

      anond:20230831090208

      自虐的に「やべぇ今のトロールしちゃったわww」は良いんだけど、

      大して親しくもない第三者トロール呼ばわりは良くないよな。

      前にValorantでミスったらVCナイストライ!プレミ(プレイミス)気を付けてな!

      って声かけられて、これなら委縮しないなぁって関心したわ。

      2023-08-28

      新幹線と私

      新幹線グリーン車を老人にたかられた、というのがネットニュースになっていて、おかしな人に絡まれて気の毒に…と心から同情した。

      ところで、私は頻繁に新幹線に乗る。仕事プライベートで、かれこれ20数年の間、年間で片道50~100回くらい新幹線に乗っている。

      あくまでも私見、かつ私の狭い観測範囲だが、中高年の男性は、特に東海道新幹線顧客だと随一にお行儀がいい、面倒のなさそうな人が多いと感じる。

      中高年男性乗客の多くは新幹線に乗り慣れていそうで、「迷惑のかからないような乗客」としてのふるまいを理解している様子がある。それはそれでちょっと切ない(行儀が良すぎて)。

      ゼロ年代ぐらいまでは、新幹線に乗るや否や靴を脱いでその足が臭い、みたいな人は確かに、たまにいたのだが、この20年近くでほぼ絶滅した感じがある。靴を脱いでる人はいるが臭ってはこない。新幹線の換気が良くなったとか洗濯洗剤が進化したとかそういうこともあるのかもしれないけど。

      大昔に一度、あまりにくたくたで奮発したグリーン車で隣になった50がらみの男性の足が臭くて本当に、本当にびっくりしたことがあるが、そういう人は、その「彼」を最後に私は出会っていない。くだんのネットニュースの老人は、このころ中年だった人が高齢になったのかもしれない。知らんけど。

      コロナ以前は特に東海道新幹線は、うっかりすると東京新大阪間の指定席が買えないぐらいの混在の時もあって、そういう時は、まれに物凄くおかし乗客に当たる。私が巻き込まれた「呆れるほどちょっとどうかしてるんじゃないか」という客は親子連れだった。

      1組めは、夫婦幼児の3人家族下り東海道新幹線で、新大阪から乗車して東京まで。私は3列席の窓側のA席を買ってたのだが、既にその列はその親子連れにA~Cまで全て占拠されていた。

      すみません、そこは私の席だと思うのですが…と声を掛けたら物凄くしぶしぶと言った様子で荷物やらごみやらをどかしてくれてそこに私がA席に座った後、親子はその席から離れてそして車掌と共に戻ってきた。こちらは切符を見せて当然何事もなし。そして車掌とその親子が何やら小声でもめている。

      野次馬根性がもたげて聞き耳を立てていたら、その親子はB席を1席しか予約をしていなかったらしい。要するに大人2人幼児1人だが、指定席大人1枚と自由席大人1枚を買って、指定でB席1席だけを予約していた。そうするとAまたはCは空きやすい?らしく、親子3人でまんまとゆったり指定席に乗ろうというライフハック?手口?なのだそうだ。車掌さんにあとで聞いたらそういうことが割とあるらしい。

      その後京都駅で当たり前だがC席も埋まって、親子は指定席Bと自由席とで離ればなれに。母親幼児が私の隣のB席に座り、恐らく自由席に移動しただろう父親の方が頻繁にこちらに様子を見に来る。C席に座っていた若い女性が迷惑そうで気の毒だったし、私も隣がわさわさしててなんだかなぁ…と思った。

      もう一組も同じく、新大阪から東京に向かう新幹線の3列シートで、今度は私がB席の時に起きた。何だろう、お金がない界隈で3列シートライフハックが流行ってるんか。

      B席は3列シートの真ん中なので、普段は「できればあんまり座りたくない席」ではあるのだが、その時は一本前の新幹線に飛び乗りたくて、新大阪から新幹線に乗り込むギリギリタイミングスマートEXで予約変更をし、その車両で唯一の空き席であるB席を取った。スマートEXまじべんり。

      私が座ったB席の両隣、AとCは新大阪から乗り込んだ時は空いていたのだが、名古屋から親子3人連れ(子供小学校中学年ぐらい)が乗ってきた。その親子連れ指定をA席とC席しか取っていないようなのだ。間のB席は数十分前に私が新大阪飛び込み予約変更をした。親子を引き裂く形で私がB席にいる。

      こりゃ申し訳ないので席を交換しましょうか?と申し出たところ、C席(廊下側)なら交換してもいいと言う。親子はAとBを3人で座り、私は廊下側に座るということになる。私が廊下側が好きだったらその申し出で何の問題もないのだが残念ながら廊下側が苦手。そもそも交換が必要だろう側が条件を付けてきたなぁ…とちょっと驚いていた。更にそもそもを言えば、小学生の子供がいるならちゃん指定席を取ってあげないと座れないのでは…。

      返す言葉がなく困っていたらラッキーなことに車掌が来た。

      意地悪したくなり、車掌に「こういう訳で席を交換しても問題ないですよね?」と水を向けてみたら、もちろん当事者同士で問題がないなら構いませんと説明される。そして車掌は親子3人を見て(当然だと思うが)指定席は2席で大丈夫ですか?別の車両なら、席は離れるが同じ車両で3席ありますよ、と案内。親子3人は別の車両に行くことになり、お母さんが私を睨みつけて車両を移動していった。

      親子で旅行すると新幹線代がかさむから、なんかライフハック()を繰り出したくなるのかもしれないが、こういうのはどっと疲れるから本当に困る。

      ただ、体感としてはこういう事件は極小ではある。20年×100回と仮定して概算2,000回の乗車でこういう酷いのはこの2例だけ。そして高齢者よりも親子連れ若い人の方がアレな率は高いと思う。

      若い人に多い困ったケースは、席をまるで自分の部屋のようにしちゃう人だ。

      テーブルスマホスタンド型の鏡とか何かの推しグッズ(小さいぬぐるみとかフィギュアぽいものとか)とか並べている。スマホは充電しているかケーブルが通せんぼ状態になってしまう。どう座ろうが他人がとやかく言う筋合いはないし、AとかE(窓側)で巣を作るのは全然かまわず新幹線満喫しとるなーと面白く思う。ケーブル通せんぼされても、快く通してくれれば何の問題もない。

      ただ、これを通路側でやられるとこちらが降りられないから困る。こちらも別に東京名古屋ぐらいで文句を言うほど了見は狭くない。東京新大阪以西、新神戸岡山広島あたり下車の旅程の時に、「C、D席で巣を作る若者」に遭遇したりする。東京から新大阪以西に新幹線で移動中にどうしても「巣」が作りたいなら窓側にしてよ~~と割と真剣に思う。こちらが降りたくて声をかけると猛烈に不満そうになる。東京発だとだいたい新大阪でかなりの客が降りるわけで…そんな不満そうにされても当惑するしかなく。

      同様にキャリーバッグを足元に置いて通せんぼする人もほとんどが若い人で、これはまぁ若い人が悪いわけじゃないが(新幹線の上の棚にキャリーバッグ上げるの面倒)、こちらが、すみません…と申し訳なさそうにしたら形だけでも「いいえお互いさまです顔」をしてくれないものか…。

      あと若い人はマクドナルドを買って乗ってくる人が割とたまにいるね。551を買って持ち込むなというのはたまにインターネットで出てくるし(新大阪駅の土産コーナーで買うチルドの551豚まんは、どんどん包装が厳重になっている気がする)、確かに匂いちょっと気になるけど個人的には551でもビール匂いでもまーしゃーない、と思うタイプなのだが、マクドナルドポテトだけはダメなんだよなー、これは私の我儘なので怒ることはないが、出くわした時は早く食べ終わってー!と願っている。

      コロナ最中2021年)にもやむを得ない事情新幹線にかなり乗った。コロナを警戒して社内ではNo食事になっていたが、そもそも21年の秋ぐらいまでは東海道新幹線は笑うほどガラガラだった。1車両乗客2、3人なんてザラで、あれは今思い出してもちょっと懐かしく、かつ、コロナ中なのに現場に行かねばならない仕事を持つ自分たちを憐れむような共感もあった。

      笑ったのは、コロナ中のガラガラ新幹線で、3列シートで寝そべっている若い男性を見かけたことだ。作業着を着ていたか現業系のエンジニアなんかなーと思うが、なんかのやけくそだったかちょっとした悪ふざけだったか、少しうらやましかった。

      そういえば、「オッサン新幹線マナーそんなに悪くない」の流れで言うと、ひと昔前によく言われてた「オバハンの団体は煩くてかなわん」というのも、最近のオバハンの団体も、わーもう無理ー!というレベル煩い人たちは居なくなったなーと思う。ただ、「オッサン」は数人以上の団体になり酒を飲み始めると逆にわぁ…という感じに騒がしくなるね。団体というのは恐ろしいものだ。

      しかし、リニアができたらこういうストレスは減るだろうかね。

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