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2023-10-28

anond:20231025194350

ジャパンモビリティショー、今日から一般人向け開催だったから見に行った

仰望のタンクターンデモ、どのブースよりも人だかりできてて、近寄れんかったわ

どのグレードでも可能って話が出たときに、拍手起きてた

実車展示でのこの反応を、日本車EVで見たかったなぁ。。。自国開催なのに、、、悔しい

2023-10-09

ラグビーW杯2023 10月8日第4週 日本 vs アルゼンチン レビュー

ラグビーW杯2023 フランス大会が始まって早1ヶ月。

秋も深い10月の第1週に、日本は予選突破をかけて南米の強豪アルゼンチンと対戦する。

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。


予選リーグラウンドは今週が最終週だが、これまでにほとんどのプール突破の2チームが決定しているような状況で、まだ2位が確定していないプールCでも、勝ち点計算としては順位の変動がありうるが、実力差を勘案すればほとんど逆転はないという状況になっている。

そんな中、今日行われる日本 vs アルゼンチン勝敗帰趨予測しづらい一戦で、最終週の試合としてはもっとも注目度と緊張感の高い試合と言える。


アルゼンチンといえば、国際リーグスーパーラグビー代表クローンチームを送り込む手法で強化を図ったチームの草分け的存在であり、参戦チームのハグアレスは参加当初こそ南半球最強リーグで苦戦していたが、2020シーズンにはファイナル進出するほどに成長。

その手法が実を結び、代表世界の強豪の一角として定着した。


自分が見るアルゼンチンボールを持った時の選択肢サモアより豊富だ。

ランもあるしエリアを取るキックもあるしアタッキングキックもある。

日本としては、ボールを持たれたら裏へのキックリスク承知で早いディフェンスアタックを潰して切り返すより攻めに転じる機会が無いように思う。


前進から始められるので原則として有利な自ボールキックオフ時でも一筋縄では行かなそうだ。

キックオフからボールの保持をやりとりして、相手陣まで入っての自ボールセットプレーまで落ち着けられたらしめたものだけど、そこにたどり着くまでに手前に蹴っても奥に蹴ってもアルゼンチンコンテストキックカウンターのランを仕掛けてきそうだ。


「この攻め方がハマれば相手を封じられる」というような戦略が立てづらく、常にリスクをとってチャンスを掴みに行かないといけない。


日本代表は今大会キック主体とした戦術試合を組み立てている。

日本が蹴るキックオールファン批判が多いが、現代ラグビーではディフェンスが整備されていて、突破きっかけを見出せないままボールをもってフェイズを重ねすぎても、相手からプレッシャーを受けてボールを失うリスクが高くなる。

なので自分キック戦術批判的ではない。

とはいえアルゼンチンとしては日本キックからカウンターを狙っていることだろう。


日本代表はPL稲垣が侍の生死をかける抜刀にこの一戦を例えたが、まさに緊張感を表したような発言だと思う。


日本はこの一戦でどう言った戦術をとるのだろうか。


ところで全くの余談だが、アルゼンチンのHCを務めるマイケル・チェイカ氏がファッションビジネス大成功を収めたビジネスマンであることは国際ラグビーファンの間では有名な話で、このことについて、チェイカ氏は「お金のことを考えずに意欲だけで仕事ができるのが自分の強みだ」とコメントしている。

なんとなく余裕を感じないでもない発言だが、南米の強豪の代表監督ともなれば、成果が振るわなかった時の批判想像を絶するものであろうことを思うと、お金心配どころではないもっとヤバめの心配別にあるのかもしれない。

とはいえ生活資金で追い詰められる心配をすることなく、名誉と使命感と情熱だけで勝敗が全てを決する世界に臨めるのは、職業人として羨ましい限りである


選手たちもまた、激しい衝突を恐れることなく、その腕の中に使命をしっかりと握りしめて戦う。

国歌斉唱では姫野は涙を流し、アルゼンチン選手は周囲の気温が上がるような闘志を発している。

情熱的な空気の中、アルゼンチンキックオフで試合は始まった。

前半

アルゼンチンは自ボールキックオフから松田の返しのキックを蹴らせて、日本陣内のラインアウト獲得でリスタート

この冒頭にとった非常に有利な展開で、日本は一度攻めをストップさせたものの、モールを組まれて崩された後に、抜けだしたサンティアゴチョコレスに2分で先制トライを許してしまった。

日本 0-7 アルゼンチン


日本キックオフでのリスタート、蹴らせたキックラインアウトを獲得したのはアルゼンチンと同じ展開だったが、ここでのラインアウト日本FWは確保できず、アルゼンチンボールとなってしまった。

攻撃のチャンスはそう簡単にこないので最大限に活かしたいが、ラインアウト日本代表W杯に入っても修正が間に合わなかったポイントで、貴重な機会が安定していないのが痛い。


この展開で日本は22m付近まで侵入を許した位置スクラムになったが、こちらは素晴らしいスクラムとなり、組み勝った日本PKで陣地を挽回した。

スクラムは結果によってラインアウトにつながる可能性がある重要セットプレーなので、優位性が見えるのは大きい。


再び攻め込んでくるアルゼンチンに対し、日本は粘り強くディフェンスをする。

何度かお互いに小さな反則を獲得しながら、日本齊藤スペシャルプレー、背面に向いてのハイパントから敵陣深く侵入し、トライ目前まで迫るがノックオントライならず。

引き続き、ボールを回して攻める。

日本としては、できるだけ長く相手陣でプレーしたい。


14分にアルゼンチンボールスクラムから日本切り返しリーチラインブレイク、このボールを繋いだロックのファカタバがまさかチップキックキャッチから快走をみせトライ

日本 7-7 アルゼンチン


アルゼンチンとしてはすぐさまキックオフからやり返したいが、せっかくの有利なシチュエーションノックオン

また、エリアをとりにきたキックミスになり、日本攻撃継続させてしまう。


前半20分というのはここでどちらが取るかで、中盤までの試合の流れが大きく動く時間帯だ。

22分、日本ディフェンスピーター”ラピース”ラブスカフニの頭が当たってしまい、イエローカードとなる。

このペナルティアルゼンチンPG選択

日本に攻められ続けて乗り切れなかったので、まずスコアを狙うのは良い判断のように思えたが、これをボフェリが外してしまう。

さらに脚を痛めたFLマテーラが負傷で交代。

アルゼンチン歯車がずれたような感じで、リズムを掴み切れなくなってきた。


相手調子を出せない間に畳み掛けたい日本だが、攻撃の中で蹴ったキックがクレメルのチャージあいボールを取り返したアルゼンチンに一気にゴールラインを越えられた。

29分日本 7-12 アルゼンチン

アルゼンチンはボフェリのキックが当たっていないので、コンバージョンで突き放し切れない。

日本が1人少ないのは絶好の得点チャンスなのに、5点しか取れないというのはアルゼンチンとしては納得できない結果だが、ラピースが帰ってくる直前にやっとボフェリのPGがきまり、苦労しながら1トライ差以上に突き放す8点差とした

日本 7-15 アルゼンチン


それでも均衡は簡単に崩れない。

日本はライリーフィフィタと繋いだボール齊藤が受け、これこそが彼のアビリティといえるフォローランで前半も残り少ない37分にトライ

日本 14-15 アルゼンチン とし、決定的な優位を見せられないアルゼンチン日本が食らいつく形で前半が終了した


前半のスタッツ

キャリーメートル

日本 235m - 272m アルゼンチン


キックゲイン

日本 308m - 306m アルゼンチン


テリトリー

日本 46% - 54% アルゼンチン


日本はこの一戦でもキックを使っているもの今までの3戦と比較するとやや少なく、ランで前進できている。

逆に数字が似通っているアルゼンチンボールを持っての攻めがディフェンスに捕まったりミスで停滞している印象を受け、結果日本攻撃時間が長くなっている。


ハイボ、ラインアウトで機会が取れない日本と、単調な攻撃ミスで決定機を掴めないアルゼンチン

どちらがより上手に修正して後半を自分達の形にできるのだろうか。


後半

日本キックオフで後半のスタート

ほとんど点差がない中でなんとか後半最初得点相手プレッシャーをかけたい。

長い攻防でお互いスコアできない時間帯が続くが、アルゼンチン試合冒頭で優位性を見せたものの、使っていなかったモール日本を押し込み、45分にトライ


自分達の強みに立ち戻ろうとするようなプレーで、単なる7点以上に大きな影響を感じさせるものだった。

ハーフタイム修正が入ったのかもしれない。

日本 14-22 アルゼンチン


離されたくない日本は49分にアルゼンチンキックミスで深く侵入しての松田ショットで追い縋り、日本 17-22 アルゼンチン

国際映像2度目の登場となるラグビー芸人しんやガッツポーズフランスからシーソーゲームの熱気を伝える。


後半に入ってからも、アルゼンチンボールを持ってのランでなかなか前進できない。

日本ディフェンスがいいのか、アルゼンチンがまだ自分達の強みを発見しきれてないのか、どうも両方のように見える。


アルゼンチンが未だ調子を掴み切れない中、56分にはレメキが意表をつくドロップゴールを決め、日本 20-22 アルゼンチン勝敗帰趨がまだ全く見えてこない。


しかし、ここでアルゼンチンキックオフは、キャッチ時に正面の日光が目に入った姫野がノックオン

22mセンター、絶好の位置で獲得したスクラムから、59分にアルゼンチンがチャンスを生かしてトライ

日本 20-29 アルゼンチン


60分は非常に重要時間帯だ、ここでどちらが加点できるかで試合が終わるか、終盤までもつれるか決まる。

少しでも点差を詰めたい状況で日本ペナルティキックを獲得する。

3点でもあとワントライで逆転までの点差内にとらえるが、トライを狙いに行く日本

このリスクをとった選択があたり、65分にタップキックから攻撃で交代出場のナイカブラがゴール右隅に飛び込んでトライ

松田が脅威の正確性で難しい角度のコンバージョンキックも決めて、日本 27-29アルゼンチン


残り時間は15分、こんな時間になってまでまだ勝敗が朧げにも見えてこないのは全く驚きだ。

日本は追いつきたいし、アルゼンチンは突き放したい。

ここでアルゼンチンキックオフから今まで結果としてつながっていなかったランでの崩しがついに成功し、トライ

日本 27-36 アルゼンチン


70分をすぎても終盤まで続くペース争い、80分がすぎてもボールがつながっている間はプレーが続くラグビーにあって、9点差は未だ逆転の可能性がある点数だ。

しかし残り時間が刻々とすぎていく中で、点差の意味が徐々に変わっていく。

最後可能性にかける日本

しか勝利を確実にしたいアルゼンチンが75分についにPGを獲得、1トライ1ゴール1PGでも追いつけない12点差をつけることに成功した。


78分、2分で2トライというほとんど不可能にも見える可能性をまだ捨てず、相手陣深く侵入する日本

ここでトライできるかどうかは勝利への最後のチャンスと言っていいが、無情にもアルゼンチンがこのボールを取り返す。

80分、アルゼンチンボールを蹴り出して試合終了。

日本 27-39 アルゼンチン

張り詰めた80分の末、勝利は青と白のジャージ選手たちが掴んだ。


試合後、SNSタイムラインには「やはりアルゼンチンは強かった、差があった」という感想が踊った。

かにアルゼンチン圧力は強く、点差も1トライ以上離されたが、では内容までアルゼンチンが圧倒していたかというと、実態全然違う。

日本代表の戦いぶりは素晴らしく、アルゼンチンは終盤までペースを掴めていなかった。

最後の瞬間まで日本勝利可能性を追い、アルゼンチンが突き放すために死力を尽くすという、見る側にまで強度を要求するようなゲームだった。


試合の細かい点をふりかえると、アルゼンチン試合冒頭ではモールの優位性を見せた割に、前半をランの単調な攻めに固執してペースを掴み損ねていたものの、後半になってから思い出したようにモールパントを織り交ぜた攻めを見せてきて、そこから日本は失点した。

不調時にあって見事な修正力が効いた形になったように思う。

これが底力というものなのだろう。


日本としてはラインアウトが悪かったのは、試合支配できなかった大きな要因だと思う。

数字上では8/9で1本しか失っていないが、プレッシャーさらされクリーンに攻めにつなげられた機会は少なかった。

この点はW杯前に完成度の粗が指摘されていた面でもあり、予選の最終盤でそれが結果として跳ね返ってきてしまった。

同じく心配されていたスクラム完璧に近い形で修正成功していただけに悔まれポイントだった。


8年前、日本代表世界最強のチームの一つである南アフリカを破って、日本中、ラグビーファン以外にまで広がるインパクトを届けた。

4年前には自国開催W杯欧州の強豪を次々と破って史上初となる予選リーグ突破を成し遂げた。


それでも自分はまだ日本代表の実力を信じきれていなかった。

一時のピークなのではないか自国開催が実力以上のパフォーマンスを出させたのではないか


大会は強化への道のりも平坦ではなく、遠いフランスへの遠征地の利もない。

3敗、4敗があったとしても不思議ではないとさえ感じていた。


しかし、初出場の勇敢なチリを降し、前評判の高かったサモアプランが見えるような試合で封じ込めた。

負けた対イングランドアルゼンチン戦でも、流れに入っていけず一蹴されたような試合ではなく、むしろ少し違っていれば勝てるかもしれないというような見事な内容だった。


礎を作ったエディー・ジョーンズと今回で勇退するジェイミー・ジョセフは、日本を真に強いチームに押し上げた。

そして、日本代表選手たちは強豪国の選手というのにふさわしい戦いぶりを見せてくれた。

すばらしい1ヶ月、そして10年以上にも及ぶ戦いだった。


これで日本代表2023年W杯は終わり、大会を去ることになる。

日本中を巻き込むようなインパクトの再来がならずとなったのは残念だ。

でも、今大会日本が見せてくれたたしかな軌跡は、4年後にも確実につながっていくことになるだろうと思う。


4年前、南アフリカに敗れて流は泣き、今日アルゼンチンに敗れて松田が泣いた。

また4年後涙が流れるかもしれない、でもその涙が、次の日本代表戦士の喜びの涙となると、僕は信じている。


anond:20230930035211

2023-09-16

2023ラグビーW杯 スタッツで見る 仏vs新 ・ウェールズvsフィジー

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。

みんな4年ぶりのW杯を楽しんでくれているだろうか。


見ているだけでエキサイティングラグビーだが、このスポーツ試合後にすぐスタッツが発表され、これをもとに議論が交わされるという特徴があり、この統計を見ると、感覚で見ていた試合の姿が詳細に浮かび上がってくる。

各チームの開幕戦となった先週の試合から2試合ピックアップして、スタッツから試合を振り返ってみよう。


フランス vs ニュージーランド

W杯開幕戦南アフリカと並ぶ最多3回の優勝を誇るニュージーランド開催国フランスの対戦となった。


テストマッチ調子が上がらない上、キャプテンFLサム・ケイン出場停止で欠くニュージーランドに対し、直近のテストマッチオーストラリアを41-17で降し、好調を維持して自国開催W杯の初戦を迎えたフランス

地の利を活かし優勝候補にも挙げられるフランスを、それでもオールブラックスが上回るのかとの注目が集まった。


アーロンスミスリードするハカ、カパ・オ・パンゴの後に始まった前半、マーク・テレアトライで早々にリードしたニュージーランドだが、その後はトライを取れないまま、PGで刻むフランスシーソーゲームを演じることとなる。

後半もテレアトライを奪ったが、その後はフランスの猛攻にさらされる。

印象でいうと、フランスデフェンスが冴え渡りフィジカルでも押されたニュージーランドが攻めあぐねている感が強かった。


テリトリー

フランス 62% / 38% ニュージーランド


ボールポゼッション

フランス 49% / 51% ニュージーランド


ボールを保持して前進したキャリーメートル

フランス 449m / 631m ニュージーランド


という数字は、押し込まれニュージーランドが自陣からよく走ったということだ。

もともと切り返しからボールを動かしていくオールブラックスにとって、このスタッツは特別ものではないが、結果としてトライがついてきていない。


キックゲインメータ

フランス 1747m / 1312m ニュージーランド


という数字を見ると、フランスキックで陣地を押し込んだ上でタックルを決め、ニュージーランド前進をよく防いだと言うことになるだろう。


自陣でのターンオーバー

フランス 4 / 10 ニュージーランド

に対し

敵陣でのターンオーバー

フランス 10 / 6 ニュージーランド


というのも、フランスほうがより押し込んだところから切り返せていたことを示している。


試合中、ずっと感じていたのが、ニュージーランドラックで食い込めていないと言う印象で、この身体ひとつ分の前進ができるかできないかが、相手ディフェンスのしやすさに大きく影響する。

NO8、アーディー・サヴェアのチップキックなど、個々の引き出しの多さは随所に見られるのだが、フランスパニックに陥れるような状況で技を繰り出せていたのかと言うと、そうではなかったように思う。

サム・ケインを欠いていたことが、地上戦で多少なり影響していたのかもしれない。

フィジカルのぶつかり合いで利が相手にあるなら、ハイボール後の混乱状況などで打開したいところだが、キャッチ役割を担うウィルジョーダンまた当たってなく、イエローカードで一時退出したあとも、あわや2枚目という場面があった。


結果、ニュージーランドPGつけたリードを維持したまま、試合を決定づけるジャミネのトライフランス開幕戦を制した。


開幕戦を落としたとはいえ今日試合ナミビアを71 - 3 で降したニュージーランドは、プールAを突破する公算が強いが、残り2試合修正をかけ、決勝でフランスリベンジとなるだろうか。


ウェールズ vs フィジー

ウェールズオーストラリアフィジージョージアが同居し混戦の予想されるプールCでは、伝統国の一角ウェールズと、台風の目と噂されるフィジーが対戦した。


今まで国内に大きなリーグがなかったため、個々の力は強かったものの、才能あふれる選手の寄せ集め感という感が強かったフィジーだが、2年前から国内選手で結成した「フィジアン・ドゥルア」でスーパーラグビーに参戦。

スコッドにも多くの選手を送り込んで、外国活躍する主力選手ミックスしたことにより、大人のチームへと変貌。

強化策は功を奏して「フライング・フィジアンズ」とも呼ばれる魔法のようなパスとランはそのまま、しっかりとラックでもファイトする安定感で、直近のテストマッチでは日本代表を圧倒した。


対するウェールズは、3度目のW杯で今大会最後に国際レベルから引退を表明しているSO、ダン・ビガー、前大会に続きビガーとコンビを組むSHガレス・デービス、前大会トライ王のジョシュアダムズ、鋭いランとハイボ処理に抜群の安定感を見せるリアム・ウィリアムズといった歴戦のベテランを揃え、屈強なFWと共に赤い壁となってフィジーを迎え撃った。


試合は、ゲームの大半の時間フィジーが攻め立てて、ウェールズが守って切り返す展開となる。

フィジー前評判通り、ラックでしっかりボールを落ち着かせながらも、一度ライン突破すれば魔法のようなランやオフロードに次々と湧き出てくるフォローでこれぞフィジーというトライを決める。

しかし、立て続けに2本トライを決めると、その後は赤い壁の向こうのゴールラインが遠くなる。

気がつくと、ほとんどボールを渡していないはずのウェールズリードを広げられていた。


試合後のスタッツを見てみよう。


獲得したテリトリー

ウェールズ 35% / 65% フィジー


ボールポゼッション

ウェールズ 39% / 61% フィジー


ボールを保持して前進したキャリーメートル

ウェールズ 396m / 655m フィジー


タックルメイド

ウェールズ 253回 / 70回 フィジー


これらの数字を見ると、ゲームほとんどでフィジーボールをもって前進し、ウェールズは自陣に侵入してくる敵に3倍ものタックル数を強いられていたことになり、ウェールズがまるで防戦一方にみえる。


しかし、数字が別の顔を見せ始めるのがここから先。


タックル成功率

ウェールズ 82% / 64% フィジー


キックゲインメータ

ウェールズ 674m / 387m フィジー


フィジーの6割ほどしか走る機会のなかったウェールズだが、走れば4割に迫る確率フィジータックルを外させ、キックではフィジーの倍に迫る距離前進したことになる。


後半に印象的だったのが、出入りの激しい展開のなか、ノータイムで蹴ったダン・ビガーのキックが50:22になり、その後のセットプレーできっちりトライをあげていた事で、これに限らず、ウェールズは機会こそ少ないものの、攻めに出れば、確実にトライして帰ってくる。

まさに一撃必殺。


対するフィジーは圧倒的に攻めているのにウェールズタックルに次々と捕まってしまう。

こんな言い方は変だが「相手ウェールズじゃなかったら」という言葉が頭に浮かぶ


最終スコアウェールズ 32 - 26 フィジー

成長を見せたフィジーを高く分厚い赤壁が跳ね返すという結果に。

フィジーは確かに素晴らしかった。

しかウェールズ守備力と脅威の決定力が印象に残った。

荒れると見られたプールCでも、伝統国は甘くないと言うことだろう。


最後スコアやスタッツとあまり関係ないが、プレーが止まる度いちいち文句を言うウェールズの大男たちに対し、レフェリーが「喋りすぎ」と注意を与えていたシーンがこの試合増田お気に入りだ。


ラグビーW杯公式サイトでは試合後のスタッツが公開されている。

気になった試合のスタッツを確認して分析して感想戦に興じるのも面白い

https://www.rugbyworldcup.com/2023


ラグビーW杯は2週目となり、1週目に試合がなかったチームも登場、いよいよ勝ち点争いも本格的にスタートしている。

日曜未明はいよいよ日本代表イングランドと戦うこととなる。

チリを破って勝ち点5で暫定トップに立つ日本は、追う勝ち点4の強豪イングランドに、どのようなディティールで差を生みだすことができるだろうか。


大一番は日曜の未明キックオフだ。


anond:20230915004627

2023-03-22

WBC日本優勝は最高だし興奮したんだけど

アメリカ自国開催で優勝したときの現地の様子も見てみたかったな

2022-12-05

VAR導入に関するデマが1日で既成事実化している件

南米マリーシアを封じるためにVARを導入した結果アジア勢が躍進して、実は自分たちは今まで守られていた側に気づいて、今度は一転してVAR廃止を主張し出すという、清々しいまでの欧州典型的様式美の姿がこちらです。

騒動続出に“VAR擁護派”元英代表FWが一転、廃止主張 日本戦は「道徳的に間違いだ」(THE ANSWER) - Yahoo!ニュース

https://twitter.com/John___Bull/status/1599218750003515392

日大量にいいねRTされてたこれ。この大量拡散されているツイートデマっぷりが大概なのでいちフットボールファンとしてちゃんと指摘・訂正しておきます

まず「(欧州が)南米マリーシアを封じるためにVARを導入した」というのは明確なデマです。

第一に、VARの導入に関して南米サッカー連盟(CONMEBOL)が抵抗・反対した事実がありません。むしろ積極的に導入してきた側です。

国際サッカー連盟FIFA)が公式大会でVARを導入したのは2018年ロシアW杯からですが、CONMEBOLはその前年の2017年からリベルタドーレス杯(※南米大陸のクラブNo1を決める南米チャンピオンズリーグ的な大会)など自身主催する大会でVARを導入しています

南米を訪れたコッリーナ会長 VARを昨年から導入したCONMEBOLの取り組みを高く評価 FIFA審判委員会のピエルルイジ・コッリーナ会長がCONMEBOLのワークショップに出席 - Goleador - 中南米サッカーサイト

VARが南米マリーシアを封じるために導入されたものであるなら、それによって不利になるはずの南米サッカー界が抵抗・反対するどころかいち早く導入しているのはおかしな話です。

第二に、VARの導入に関して最後まで抵抗・反対し続けていたのは欧州サッカー連盟(UEFA)だという事実があります

2015年までUEFA会長を続けていたミシェル・プラティニは"テクノロジー否定派”の代表格で、ゴールラインテクノロジーやVARの導入には一貫して反対し続けていました。

プラティニ、ゴールラインテクノロジーには反対

「VARはゴミクズも同然だ」“フランスの英雄”プラティニが辛辣発言! 気になる今後の活動にも言及 | サッカーダイジェストWeb

プラティニの後任として会長就任したアレクサンドル・チェフェリンもVAR否定派であり、FIFAが導入を正式決定したあとも批判を続けています

「めちゃくちゃだ」「気に入らない」UEFA会長がVARを猛批判! ではなぜ各国リーグでの導入を決めたのか? | サッカーダイジェストWeb

欧州サッカー協会を束ねるUEFA会長がVARの導入に反対しているのに「(欧州が)南米マリーシアを封じるためにVARを導入した」などという事象が発生するわけがありませんよね。

第三に、欧州には"南米マリーシアを封じるため”にわざわざVARを導入する理由がありません。そんなことをしなくても国際大会特に近年のW杯の成績では南米を圧倒しているからです。

VAR導入前のW杯南米の国が優勝したのは2002年日韓大会ブラジル最後で、その後は2006年ドイツ大会イタリア2010年南アフリカ大会スペイン2014年ブラジル大会ドイツと3大会連続欧州の国がW杯で優勝していますベスト4まで残った国を見ても南米南アフリカ大会ウルグアイブラジル大会ブラジルアルゼンチンだけで、そのほかはすべて欧州の国が占めています自国開催ブラジルドイツに1-7で敗れた"ミネイロンの惨劇”は覚えている人も多いはず。

南米マリーシアを封じるためにVARを導入した」などというデマ鵜呑みにしてしまうのはこうしたW杯の結果や力関係すら知らない人間だけです。

以上のように「南米マリーシアを封じるためにVARを導入した」という事実自体存在しません。従って「南米マリーシアを封じるためにVARを導入した結果アジア勢が躍進して、実は自分たちは今まで守られていた側に気づいて、今度は一転してVAR廃止を主張し出すという、清々しいまでの欧州典型的様式美の姿」などというもの存在しません。別の競技で同様のことがあったとしても本件はそれにあたらないのです。仮にそれが見えたのだとしたら、それは見た者自身無知偏見を反射した虚像に過ぎません。


毎度のことではありますが、W杯のような大きなイベントともなるとろくに知りもないのに知ったかぶりをして注目を集めようとする人間や、それを鵜呑みにしてわかったつもりになってあれこれ語る人間が大量に湧いてきます特に今回のような"それっぽい話”は拡散されがちです。それだけならスルーしておけば良いのですが、問題はそうした人間のばら撒いたデマや誇張・歪曲された情報がいつの間にか事実として流通してしまうことです。実際に今回のデマも、リプライ欄や引用RT等ではほぼ"事実”として扱われています

そして、これらのデマを書いたり拡散する人は、日本代表選手たちやサポーターたちのように自分たちが散らかしたゴミ(=デマ)を片付けるなんて行為はしてくれません。彼らは書きっぱなし・騒ぎっぱなしのまま自分たちの書いたデマ放置してどこかに行ってしまます。結果残されるのは"事実だと誤認されたデマ”とそれを鵜呑みにして他者無知偏見をぶつけ続ける愚者だけなのです。

「VAR 南米」のTwitter検索結果 - Yahoo!リアルタイム検索

判定にあれこれ意見を言うのも、また煽り・煽られもフットボール文化の一部です。だから判定について異なる意見を言った相手馬鹿にしたり煽ったりすること自体否定するつもりはありません。ただ、そのために存在しない事実捏造したり事実を歪曲するのはフットボールとそれに関わる人たちへの冒涜です。

W杯の、それも歴史的勝利お祭り気分にのせられてしまうのもわかります。でも書くべきことと書くべきではないこと、拡散するべきことと拡散するべきではないことの区別くらいはつけてください。カタールで戦っている選手たちはあなた気持ちよくデマを(それもフットボールに関するものを)垂れ流させるために奮闘しているわけではないでしょうから

2022-12-02

カタール、史上初の開催国開幕戦負けらしいけど、これってなんでだろ

開催国って開幕戦って絶対なんだろうか?

そうでなければ、数自体少ないとしても、

対戦相手が各上ってこともありそうなのに、めぐりあわせだったり自国開催の強味なんかな?

2022-11-17

anond:20221116161104

流石に自国開催の時はそんなことなかった

興行なのでクジもある程度操作されてるのは暗黙の了解

から2010年自国開催南アフリカGL敗退したとき話題になったわけで

2022-10-11

anond:20220922193447

感謝してるよ

いろんな取材みてもあいつがいなきゃワールドカップ自国開催なんて不可能だったろうし、そのための強化も無理だったろう

そうしたらいまだに17-145を引きずってただろうね

このせいで日本ラグビー国内に引きこもらざるを得なくなった

2022-06-21

フェンシングが嫌いになった

元々は好きでも嫌いでもなかった。もちろん競技経験はない。

太田さんがオリンピック活躍した時は素直に応援した。なかなか面白い競技だと思った。

その太田さんが、東京五輪決定の時に見せたガッツポーズに、急激に心が離れた。

私は東京オリンピック不要という考えだった。もっと発展中の前向きなエネルギーに溢れる都市でやればいいと思っていた。都民なのでお金を使われるのも嫌だった。もし福島オリンピックやるなら賛成していたが。

それ以降、競技場やらエンブレムやらコロナ延期やら小山田やら森やら橋本やら、

なんだかなぁということばかり起こって、その度に

「これってでも太田さんみたいにめっちゃやりたがっている人がいるイベントなんだよなぁ」

と感じて、フェンシングがどんどん嫌いになっていった。

競技者が、特にオリンピックでないと注目されないようなスポーツ競技者が、オリンピック自国開催を熱望するのはもちろん理解できる。

でも、この状況で延期&無観客で、それほどまでしてやらなきゃいけなかったのかと。

太田さんは悪くない。フェンシング全然悪くない。ただ私が象徴存在として勝手に憎んでいってしまっただけだ。

からこれは逆恨みだ。ごめんなさい。いや、ちょっとは恨む正当性もあるから、一部は順恨みか。

ちなみに太田さんのことは尊敬もしているのだ。フェンシングというマイナー競技メジャーにするためにいろんな努力をしている。エンタメ的な見せ方を工夫するアイデアと実行力とか。競技者としての自分を早めに諦め運営側に回った姿勢とか。

しかしその長所すらも「結局フェンシングだけよけりゃいいのかよ」というおかしな憎しみを呼び起こしてしまったりする。

東京オリンピックなんてやっぱりしなけりゃよかったと思う。

https://mainichi.jp/articles/20220620/k00/00m/050/268000c

これ見て久しぶりにそう思った。

2021-11-30

anond:20211130061158

あれは名誉欲とか「五輪に関わった○○サン」とかそういうもののためにやるんだよね



ぶっちゃけ素直に金儲けのためだってなったほうがマシだよね

自国開催でないとひと噛み出来ないからなんだがまあ醜い

2021-08-07

anond:20210807114419

あと100年は来なさそうな自国開催オリンピック

長年のサッカー投資の収穫期で次の波が来るのか不透明

脳死フォーメーションバカの一つ覚え左サイドから交代で敵から失笑レベル戦術まれ具合

ミッションとして普通に考えて銅は最低限取るべき状況だった。

でもテレビ的には久保くんの涙の絵で国民に感動の波を起こせたわけだしサッカー興行団体としての日本サッカー協会的には大成功という評価でしょうね

2021-08-02

え!国際大会が毎年自国開催なのをいいことに弱い順に対戦相手を決めて序盤に上位に行くようにして観客を引き付けようとするけど結局は下位に沈むスポーツがあるんですか?

あるわけないよな

2021-07-29

anond:20210729105223

生で見れない場合は、自国開催は一番見れない大会からな。

ヨーロッパ開催の方が見れる。

2021-07-28

日本金メダルたくさん獲得してるけど、どういう理由なんだろう

自国開催ってそんなに有利なの?

2021-07-27

ゲシケを知ってるけ

シモン・ゲシケはチーム・コフィディス所属自転車レーサーでしゅけ。

ドイツ代表としてオリンピックにやってきたっけ、レース前日のPCR検査

コロナ陽性と判定され、出場停止、即隔離措置が取られたっけ。


そのゲシケが、隔離生活の模様をツイッターやインスタで発信してるんだけど、

ツール・ド・フランスの山岳ステージで優勝経験もある一流選手が(孫の代まで自慢できるし、小さな町なら通りか広場名前がつくレベル)、

醤油かけご飯2杯と蒸し野菜の夕食を食べ、朝食のパンにつけるジャムは品切れになり、

洗濯機がないのでユニットバスで手洗いしてドライヤーで乾かす…という生活

言葉もろくに通じないなかで余儀なくされている。


一世一代オリンピックのために東京までやってきて、レースにも出れずにこの仕打ち

と思うと関係ないこちらまで泣けてくるし、本人もショックがでかいと思うのだが、

その割に書き込みテンションが妙に明るい(幸い症状は出ていない様子)のが救い。

(「台風来てるよ」というコメントに、「やったね、部屋から出れないか安全!」的な返事してたり、

狭い部屋で工夫してヨガしてたり)

日本人だって感染隔離されたら同じ状況に陥るわけだけども、自国開催オリンピックなんだから

せめて選手にはそれなりのサポートがあっていいんじゃないのかね、と思った次第。

解放される日まで、頑張れゲシケ。

https://twitter.com/simongeschke

https://www.instagram.com/simongeschke

追記

チェスを習い始めた

バナナ抹茶ラテ差し入れされた

廊下自転車で走ってみた

アボカドオレオコーンフレーク差し入れドイツスポーツ協会ドイツ自転車連盟自転車ドイツ代表チームより〕

ローラーをゲットした

ロビーを案内「部屋以外で唯一歩いていい場所で、ここでゴミを捨てて食事とかトイレットペーパーとかをピックアップするよ」

ロビーにはクラシックが流れてて、「クラシック好きならいいけど、そうじゃなかったなんか変な感じ」

2021-07-26

自国開催だと活動時間帯のテレビ番組ほとんどオリンピックで正直ちょっと鬱陶しいな…。

から寝てる時間帯に試合があるタイムゾーンで、朝のニュースで結果みるぐらいがちょうどいい。

2021-07-25

コロナのなかった世界でのTOKYO2020オリンピック夢想する。

コロナがない世界東京オリンピックが開催されていたら、いったいどんな感じになっていたのだろうと夢想する。

個人的に、オリンピックは好きで、毎回視聴するほうだ。

開催直前になると、日本メディアが現地に押しかけて、その都市の魅力や現地の様子をレポートしたりして、いつもわくわくしてくる。

開会式は、開催国の趣向をこらしたもので楽しみにみている。

いつもは海外で開催されるオリンピック自国で開催されるのだ。

海外からたくさんのメディアや観戦客が押し寄せ、競技以外にも、日本の様々なもの世界中に配信される。

また、東京だけでなく、東京周辺に各国のキャンプがきて、親善イベントなども行われる。

そして、SNSでの投稿や、個人での生配信など、我々の当たり前が、良くも悪くも海外にたくさん伝えられることになる。

開会式も、例のMikiko案で、日本文化の伝統サブカル、そして今でこそすっかり影を潜めているが、日本の電機メーカー自動車メーカーなどが趣向を凝らしたハイテク披露

競技中継も、フルスペックの5Gで多視点での映像や、立体データ配信して、世界初のVR観戦で、世界中のファンとつながるとか、AIを使った競技分析などが瞬時にでき、日本ITも捨てたもんじゃいね、なんて言って。

VR観戦が世界初かどうかは知らないけど。)

肝心の競技の方も、ホームということもあり、いつもよりちょっと多めのメダルが取れちゃったりする。

それを見た日本人観客が街で溢れかえってこ盛り上がり、地方でも、選手ふるさと卒業学校などのパブリックビューイングで、これまた大盛り上がり。

お店も大盤振る舞いで、酔っ払いが街中にあふれて、外国人観光客意気投合したりして、それはそれで楽しい思い出に。

メダルを取った選手は、次から次へとテレビ局はしごし、さんまとかジャニタレとかとキャッキャッとバカ騒ぎ。

それを見たネット民が、選手叩きを始めてプチ炎上

ついでに、ネトウヨは、韓国選手団の一挙手一投足をチクチクツイートして、相変わらずの低脳さらし、これに応えるかのように、韓国も、日本対応の悪さや旭日旗を見つけては大騒ぎ。

はてなブコメがいつもより荒れまくり

そして、いつものオリンピックのように、大会も後半に差し掛かり、あぁ、あと数日で終わるなあ、サッカーも決勝か、そして、いよいよマラソンかぁ、とお祭りが終わってしまう寂しさがやってくる。

力を出せず引退するベテラン選手無名選手の大健闘、下積み時代の苦労、最後まで応援しながらも亡くなったお父さんとの思い出、ライバル国(多分、韓国)との友情シーン、油断から敗戦胸熱の大逆転…

なんだかんだでドラマは必ず起きる(作られる)

これらのドラマメディアによって繰り返し流されながら、最終日の閉会式演出を見ながら

「やっぱオリンピックっていいよな」

などと冷えたビールを飲みながら陳腐感想を言う。

今回は、自国開催なので、普段オリンピックを見ない人たちも話題になると思う。

そして、なんだかんだで、自国開催オリンピックを誇りに思うだろう。

小学生中学生もきっと思い出に残るはずだ。

これから日本人口減の影響がどんどん大きくなり、中流国としてどんどん没落していくのは既定路線だ。

そんな中で、このTOKYOオリンピック2020は、日本という国の最後の輝きになるはずだった。

それが、このような形になってしまったのは本当に残念だ。

せめて、残りの期間が大過なく実施できることを祈りたい。

選手はもちろん、関係者の皆さんが少しでも満足のできる大会になってほしいと心から願う。

特に運営で陰ながら努力しているスタッフ大勢いるのだろう。(いなきゃこんなイベントできないしね。)

無能トップのせいで、多くのスタッフがつらい思いをしながら頑張っているのではないかと思う。

オリンピック応援することが、菅総理応援することみたいで不服に思う気持ちはないでもないが、それとこれとは切り分けて考えたいと思う。

良いオリンピックになりますように。

2021-06-16

オリンピック】お願いします。国民対話を!

オリンピックがしれーっとはじまろうとしている。1ヶ月前まではきっとそのうち中止か延期になるんだろうなと思っていたが、どうやらしれーっとはじまりそうだ。

わたしオリンピックに対する思いは、「延期してほしい」である。生きているうちに自国開催することなんてもうないだろうし、高いお金払って海外に観に行くほどの熱量スポーツに対してない。ただ、アスリートのすごいパフォーマンスは生でみてみたいと思うし、海外からたくさんお客さんがきて、街がにぎわうのは素敵なことだと思っていたので、ただお祭り好きとして、開催が楽しみだなーと思っていた。

ところが、この事態である

みんなでワイワイ楽しめないオリンピックになんの意味が?アスリートはこの日のために努力を重ねてきたっていうけど、そんなのほかの業種も一緒だよ。

一番納得いかないのは、国と都とJOC説明であるIOCはやりたいんですね。もうわかった。

お金的な話

もう機会を逸した感はいなめないが、開催、延期、中止でどれが一番経済的ダメージが少なかったのか。シュミレーションを出した上で、比較検討し、決めてほしかった。

海外からお客さんを呼ばないことで、赤字確定なら、いか負の遺産を軽くするかが、肝ですよね?ね?

利権、ナニソレ、もうそういうのやめてほしい。

安心安全をもとにやります

なにを持って安心安全なの?

一日の感染者数が何人なら、安心安全なの?

PCR検査の数を減らしたりしない?

安心安全基準より、感染者が上回ったら、途中で中止するの?おしえて!菅さん

お金の話2

オリンピックをすることで、感染拡大して、結果経済的マイナスになるのでは??

そのへんのシュミレーションどうなってるの?ちゃん計算してるんだよね。官僚の人たち。

利権が絡んでいるか知らんけど、結果赤地が膨らむなら、ほんとに中止しないと

④ただ、ただ、説明してほしい!!!

わたしたちはバカじゃない。

なんのためにオリンピックをやるのか?

オリンピックをしたらどうなるのか。

オリンピックでどうなったら、成功なのか。

はじめに基準作らないと振り返れないよ!

お願いします!国民対話してください!

2021-06-03

anond:20210603120614

だよな。大体オリンピックの時期だとメダル狙えそうな選手や盛り上がりそうな競技に注目が浴びて情報番組だとひっきりなしに応援しているんだろう。

しか自国開催だし、「もうオリンピックネタウザイ」くらいの熱狂に包まれているんはずなんだよねぇ。

やっぱ世論調査で8割くらいが中止って感じだから、アホみたいに報道しても視聴率でないんだろう。

しろ、そういった報道を流す番組クレームが着たりするのを想定して嫌煙してるのか。

まぁともかく、個人的にはアフターコロナよりも五輪開催期間中よりも『アフター五輪』の時に、何で、どれだけ世間が盛り上がるのかが今の楽しみだ。

2021-05-24

オリンピックを嫌いになりたくない

当方にわかスポーツ好き。

贔屓の選手やチームがある訳ではなく、スポーツ観戦が好きで面白い試合を見るのが好き。

当然オリンピックも好きで、色んな競技世界大会が短い期間でたくさん見れるのが好きだし、時差があって放送時間が深夜でも起きて見てるくらい。

開会式閉会式の、開催国自国文化を紹介する演出が好きだ。どんどん演出に色んな技術が使われていって、わくわくしながら見ていた。

からオリンピック自国開催になった時、嬉しかった。今までテレビしか見れてなかった競技がもしかしたら現地に見に行けるかもしれない。見たい競技が深夜のめちゃめちゃ見辛い時間にやらずに見れるかもしれない。

ボランティアにも興味があった。愛・地球博でもパビリオンスタッフボランティア経験したことがあった。その時の楽しさが今でも忘れられないので、こんな体験うそうできないし自分でもやれることがあるならやりたいと思うこともあった。

でも今は、こんな情勢で強行開催することに対してどんどん嫌気が差してきている。

たくさんのお金やたくさんの人が動いてるのは分かるし、やりたい気持ちもわかるけれど、こんなに国民ひんしゅくを買いながらやるべきものなのか?と思ってしまう。

もっとワクチンが広まって、日本も他の国のようにマスク無しで生活が送れるようになってからでもいいんじゃないのか。オリンピック以外のイベント普通に開催が出来るようになってからでもいいんじゃないのか。

こんなに利権問題まみれだった裏側も知りたくなかった。

前の東京オリンピックの時は自分は生まれていないし、どんないざこざや利権問題があったのかもわからない。調べたらきっと出てくるんだろうけど、あまり興味はない。

今更かと言われるとぐうの音も出ないし、別に利権で動く人間がいることにおかしさを感じてるわけではないんだけど、ここまで汚いのかと思うと記憶を消してしまいたくなる。

一昨年のラグビーW杯に現地観戦に静岡に行ったとき入口でたくさんのボランティアスタッフがようこそ!と笑顔で出迎えてくれた。ハイタッチをしながら進んでいくと、試合前にスタジアム周辺でやっていたラグビー体験コーナーがあって、大人だけどはしゃいでしまった。観客席には色んな国の人がいて、ラグビー好きな人対戦国好きな人対戦国出身の人が、各々声を出して応援していた。

あん体験オリンピックでもしたかった。でもこの情勢ではそんなことも出来ないし、静かに試合を観戦するだけになるんだろう。とてもとてももったいない。

オリンピックを嫌いになりたくない。

個人のこんな感情で言っても無駄だとは思うけれど、嫌いになりたくないからまだ開催しないでほしい。

2021-02-23

anond:20210223002222

自国開催を舐めてるだろう

ラグビーワールドカップの5倍くらいは話題になるよ

気持ち悪さを例えると

陸上中継やってる最中に既に引退したボルトの顔を映し出して

「今あのウサイン・ボルト選手国立競技場に来ています」と叫んでから

ウサイン・ボルト東京見物を紹介するリポーター

それがtwitterトレンドになって皆で大盛りあがり

次の日の話題も「ボルト日本好きなんだね~」ってことになる

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