はてなキーワード: 公子とは
席次 | コードネーム/英名 | 仮面ネーム?※ | 本名 |
---|---|---|---|
統括官 | 「道化」/"The Jester" | ピエロ | 不明 |
執行官第1位 | 「隊長」/"The Captain" | カピターノ | 不明 |
執行官第2位 | 「博士」/"The Doctor" | ドットーレ | ザンディク |
執行官第3位 | 「少女」/"Damselette" | コロンビーナ | アンジェリカ? |
執行官第4位 | 「召使」/"The Knave" | アルレッキーノ | ペルヴェーレ |
執行官第5位 | 「雄鶏」/"The Rooster" | プルチネッラ | 不明 |
執行官第6位 | 「散兵」/"Balladeer"→空席 | スカラマシュ | 国崩 |
執行官第7位 | 「傀儡」/"Marionette" | サンドローネ | 不明 |
執行官第8位 | 「淑女」/"The Fair Lady"→空席 | シニョーラ | ロザリン・クルーズチカ・ローエファルタ |
執行官第9位 | 「富者」/"Regrator" | パンタローネ | 蒼朮? |
執行官第9位(同率)? | 「富者」/"Regrator"? | カッサンドロ? | 白朮?/考察元 |
執行官第11位 | 「公子」/"Childe" | タルタリヤ | アヤックス |
※仮面を用いるイタリアの即興劇コンメディア・デッラルテにおけるストック・キャラクターが元ネタと思われる
追加情報: フォンテーヌ廷で入手できる書籍「ペリンヘリ」から、ペリンヘリはカーンルイア赤月王朝が人造降臨者(超越者)を錬成する実験の成果であると思われるが、この描写との多数の一致により、召使は同じルーツを持つ技術によって誕生した人造人間であることが示唆されている。
カーンルイア(ダーリ人)遺跡からおそらく同じ技術を持ち帰ったルネによって作られたのがキャタピラーで、こちらは灰からではなく不死の呪いを受けたヒルチャールへの改造であり、そこが違い。
また、同じく「ペリンヘリ」から、アンジェリカは高天の使者であり、仙霊のルーツの(おそらく唯一の)生存者であり、その特徴と「少女」との一致から作中のアンジェリカと同一存在である可能性がある。考察元
この説でいくと、コロンビーナは最初の仙霊であり、古代の統一文明を導いていた天理の使者のうち最初に生まれた存在ということになる。創世神パネースは最初に4つの光る影を作った(おそらく統治のために使者とした)ことが分かっているので、その4柱のうちのいずれかであると思われる。
聖遺物の理の冠をパネースとして、生の花がスメールで垣間見た花神ナブ・マリカッタ、時の砂が白夜国や雷電眞や千風神殿に関わる時の神イスタロト、空の杯が甘露花海となった高天の使者で前水神のエゲリアとするならば、コロンビーナは死の羽に相当する神格をもっているのかもしれない。
書籍「酔っぱらいの逸話」の中の「最初の仙霊」たる少女も目を伏せていて、コロンビーナも目を覆っているのは、人間や俗世の者と愛し合うことを避けて神力を失わないようにということだろう。
上にリンクを貼った白朮ファトゥス説動画のコメントから興味深い指摘を取り上げる。白朮のマントは4枚のヒラヒラが垂れ下がる特徴的な意匠をしているが、動画中で「富者」のマークだと見做された「ヒーラーの手」シンボルに酷似した模様は、上下反転すると白朮に巻き付く長生とマントの意匠に一致する。
最近出てきた新しい動き「厳冬計画」について…この考察がいい感じだと思った。
24,488人が平和を求め 軍拡を許さない女たちの会さんのオンライン署名に賛同しました。目標賛同数25,000を一緒に目指しましょう!
岸田政権は、5年で43兆円、GDP比2%という防衛費の増額を打ち出しました。しかし、防衛費は、その詳細が明らかにされておらず、どう捻出するかも決まっていません。むしろ、この軍拡は周辺諸国の緊張を高めました。これが、私たちの国のためになるのでしょうか。
政府がこれまで掲げてきた、少子化対策や労働者の賃上げ、女性や1人親家庭、非正規労働者、性的マイノリティ、子どもなど、社会的弱者のための公的支援の政策が、マイナスの影響を受けるのは明らかです。
政府の全世代型社会保障構築会議は昨年末、改革の方向を示しましたが、働く女性の過半数を占める非正規労働者、子育て支援のための財源論は先送りされました。現状の日本の教育への公的支出は先進国で最低レベルです。大学までの教育無償化や給食費無償化は、3兆円でできると言われながらも先送りされました。これでは物価高の中、子育て世帯の負担は重くのしかかるばかりで、この国の喫緊の課題である少子化が防げません。
ところが、自民党税制調査会は、こうした課題に真剣に取り組まず、軍事費増額については、法人税、所得税、たばこ税の3税を増税して財源の一部にあてることを大筋合意しました。
子どもや女性、少子化対策をなおざりにした軍拡は、この国を衰退させ、諸外国に敵を作るだけです。軍拡の前にもっと外交努力を積み重ね、平和を模索してください。
今こそ、軍事に進む政治から脱し、生活と平和を守る「女性」目線の政治が必要です。軍需産業の育成でなく、平和のための産業や技術、人材に投資してください。女性が安心して生活し、働ける環境なしでは、男性も子どもも貧困化します。
戦後の安全保障原則の大転換が、国会審議も、総選挙や国民投票もなく、特に女性や社会的弱者の声を聞くこともなく進められています。私たちはこの歯止めのなき軍拡の決定を認めません。
私たちは、岸田文雄首相、政府・与党、野党各党の代表、連合代表に対し、
2、歯止めなき軍拡を押し進めることをやめ、そして女性や子ども、若者や社会的弱者の目線に立った政策を進めること
この2点を行うことを強く求めます。
菱山南帆子 市民運動家
駒井知会 弁護士
宮嶋みぎわ 音楽家
黒部エリ 叙述業
髙橋済 弁護士
海北由希子 自営業
出田阿生 新聞記者
丸川司文 僧侶
森祐昭 僧侶
徳正俊平 僧侶
朝岡晶子 団体職員
松元ヒロ スタンダップ・コメディアン
打越正行 社会学者
立岩陽一郎 InFact 編集長
丹羽雅代 一票で変える女たちの会
ネオ同和
平 裕介 Yusuke TAIRA
@YusukeTaira
憲法学者個人のアカウントのツイートのついて、当該研究者の所属大学の採る見解と同一であるわけもないのに、インフルエンサーらが当該学名を晒した上で、それは大学の見解か?とか、そんな研究者を雇っているのか?とか、処分すべき旨述べ、炎上させキャンセルを煽る行為のどこが「リベラル」なのか?
平 裕介 Yusuke TAIRA
@YusukeTaira
2時間
返信先:
@YusukeTaira
さん
キャンセルの標的とされた教授の見解は、私自身は反対だし、誤解を招く表現もあると思うので問題はあると考えるが、法律時報2022年6月号の建石真公子「同性婚と憲法―フランスの同性婚法をめぐる『婚姻の自由』と『平等』」等を読めば問題のツイートの意味は一応把握可能だろう
https://nippyo.co.jp/blogjihou/jihou-backnumber/jihou2022/2022-06/
平 裕介 Yusuke TAIRA
@YusukeTaira
·
2時間
なお、私自身は、同性婚の論点について、2021年3月の札幌地裁判決(違憲判断)の立場に概ね賛成する立場を採っています
札幌地判令和3年3月17日の感想(憲法・行政法の観点から)――「国民感情」vs「国民感情」の調整と、司法の本質 - 平 裕介(弁護士・公法研究者)のブログ
yusuketaira.hatenablog.com
札幌地判令和3年3月17日の感想(憲法・行政法の観点から)――「国民感情」vs「国民感情」の調整と、司法の本質 - 平 裕介(弁護士・公法研究者)のブログ
平 裕介 Yusuke TAIRA
@YusukeTaira
·
2時間
以下は1つ前のブログのスクショですが、リベラルといえる札幌地裁でさえ、憲法24条違反は認めておらず(勿論この点には異論があるわけですが)、24条2項に広い立法裁量を認めているわけです(そのうえで14条1項違反と判示)。自称「リベラル」の方々も、こういった知見を踏まえて議論すべきでしょうね
平 裕介 Yusuke TAIRA
@YusukeTaira
·
1時間
ちなみに、日本学術会議問題の政府の対応に対して憲法違反だとか学問の自由・大学の自治の危機だとか声高に主張する人たちが、他方で、研究者個人のツイートについて、キャンセル炎上を仕掛け、所属大学へのお問い合わせという名の抗議連発を容認するか態度を採ることには一貫性がないなと感じます
めちゃくちゃだがアメリカがこれだ。
同じことをやるのはアウト。
吉本ばなな(吉本隆明)・池澤夏樹(福永武彦)・井上荒野(井上光晴)・中上紀(中上健次/紀和鏡)・江國香織(江國滋)・阿川佐和子(阿川弘之)・夏目房之助(夏目漱石)・萩原朔美(萩原葉子(萩原朔太郎))・田中光二(田中英光)・大西赤人(大西巨人)・斎藤由香(北杜夫(斎藤茂太(斎藤茂吉)))・壇ふみ(壇一雄)・谷川俊太郎(谷川徹三・長田桃蔵)・ねじめ彩木(ねじめ正一(ねじめ正也)・中島京子/さおり(中島昭和/公子)・澤田瞳子(澤田ふじ子)・三浦しをん(三浦佑之)・多和田葉子(多和田栄治)・津島佑子/太田治子(太宰治)・金原ひとみ(金原瑞人)
村上春樹・星野智幸・栗本薫・小池真理子・村山由佳・角田光代・江國香織・川上弘美・鷺沢萠・平野啓一郎・絲山秋子・冲方丁・虚淵玄・上橋菜穂子・朝吹真理子・澁澤龍彦・生田耕作etc
なのに文筆は持たざる者でも一発逆転できる分野かのように言われてきた
大学生かな?w
この話をつきつめるとバベルの塔みたいな話になってくるからやめるけど、個人とか自宅とかに置き換えてみればいい。
自分の庭に隣人の柿の木の枝がのびてきたり、熟した柿が落ちてきたら抗議する、それがまあ「利害」という概念のプリミティブな例である。
企業活動は通貨・金融・経済活動というルールが指定されているのでそのルールを逸脱した利害行動はできない。
たとえば暴力だとか、不法占拠だとか。そのかわりに法律と金が動く。
いっぽう国家や民族においては、その国家や民族を「定義」した時点で利害が発生する、と考えている。
たとえばウイグル人は東トルキスタンという国がもともとあったから、中国に侵略されても、中の人間が「我々は東トルキスタン人だ」といえば、
その「利害」を消すことができない。だからそれを完全に消そうとして、100万人以上を奴隷労働させて臓器を抜いたりしている。
基本的に人間である以上は利害が必ず発生するわけだが、それを国家レベルでやると、間違えた人間が王になると「暴力」「不法占拠」「弾圧」「虐殺」が発生する。
それがエスカレートした有名な例は、呉越戦争のきっかけがわかりやすい。
けっきょく、サイズの違いはあれど「人間の争い」が利害であり、国家を建国した人間や、その時点でのトップの「人間性」が利害の拡大縮小を左右させるのだと思う。
紀元前519年のあるとき、呉楚国境の村で小さな争いから国の運命をかけた戦争へと発展する事件が起きた。その村では養蚕(ようさん)が盛んであったため、蚕の餌となる桑の葉を大量に必要としていた。そのため、辺りには桑の木がたくさん生えていたが、呉の村の子供と楚の村の子供がこの桑の葉を争って喧嘩を始めた。それが子供の親同士の喧嘩に発展し、呉の村の親が負けて家を焼かれた。これに村を統治している郡主は警備兵を出して村を攻め立てた。この報を受けた平王は怒り、国軍を出して村を全滅させた。呉の村が滅ぼされたのを聞いた僚は激怒して国境の居巣と鍾離を攻め落とした。さらに州来まで進撃したため、楚も武将の蔿越を派遣してこれを迎え撃った。だが、公子光が「楚に属国はいずれも小国で楚をおそれて従っているだけです。「戦は情けよりも武で、無勢でも勝てる」と聞きます。まずは属国の胡と沈は君主が年若く、陳の大夫の夏齧は年老いて頑固で国政は停滞し、また頓と許と蔡は楚の振る舞いに不満を持っております。同時に楚も統率力がある令尹が亡くなったため、混乱しております。まずは軍を手分けして、胡と沈と陳の軍勢に突入すれば、楚はますます混乱に陥り、他の属国の軍勢も崩れるでしょう。まず先鋒隊は隙を多くし、敵をおびき寄せて、後詰の本隊で撃ち破ることをお勧めします」と進言した。僚はこの進言を採り上げて、秋7月に鶏父で呉王僚自らが囚人3千人を胡と沈と陳の軍勢に攻撃させ、右軍は公子光、左軍は公子掩余が指揮し、胡と沈の若い君主を捕虜し、陳の大夫の夏齧も捕らえた。こうして呉は勢いに乗じて楚を撃破した[1]。
闇の公子を読んだ。愛と憎しみが織りなす、絢爛たる勧善懲悪の物語だった。出てくる人物が美男美女のオンパレードだったからちょっとお腹いっぱい。
大別して三章からなる今作。それぞれの章なり部で主要な登場人物は移り変わっていくんだけど、物語全体を通しての主人公はやっぱり闇の公子たるアズュラーンなんだと思う。
地底の都を統べる妖魔の王たる人物なんだけど、少々いたずらが過ぎる。たびたび地上に出てきては国を傾けたり、呪物を差し向けて混乱を引き起こしたりして、大勢の人の生を翻弄し結果的に殺戮して回ってる。
神にも等しい力を有しているのに、夢から地底に迷い込んできた魂を相手に狩りを行ったり、とある人間の女性を誘惑しようとして三回失敗した挙句に彼女と夫と子供たちをしつこく呪ったりする。
やんごとなき御方なんだけど、しょうもないところが多い人物でもあると思った。
でも天上の神々と比べたり、とある吟遊詩人の予言じみた唄を聞いて不安を垣間見せたり、なんか格好つけた自己犠牲で世界を救っちゃったりするのを見せつけられると、憎めなくなる。
小説の最後なんか、アズュラーンの復活により束の間の平穏を享受していた世界に再び嵐が生じる兆しが描かれてるんだけど、行間からにおい立つ何とも言えない爽やかさのせいで読んでてニヤニヤしてしまった。
カジールとフェラジンの恋路を邪魔したり、ビネスの一家に辛苦を味合わせたりした場面では眉間にしわが寄ってしまったけど、自らが蒔いた悪事の種が芽吹いたせいで愛する世界が壊れそうになった時に見せた姿とか、滑稽すぎて愛着が湧いてきてしまった。
本当にしょうもない人だと思う。とんでもない御仁なんだけど。
公子以外にも素敵な登場人物はたくさんいて、先にも挙げたカジールとフェラジンのその後とかほのぼのしていそうでほっこりする。シザエルとドリザエルの二人も、魂の平穏を得たことで幸せに暮せたんだろうなあと思いたい。
三つの章の構成について。どれも悪が負ける物語になっているんだけど、アズュラーンの視点から見ると、第一章では自分自身が主体になった悪が負けていた。
第二章では自らが蒔いた悪がどのように人々の間を渡り歩くかを描いていて、第三章では自分が面白おかしくまき散らしてまわった悪によって手を噛まれるっていう展開が描かれていたように思う。
それぞれ悪の捉え方や切り取り方が違っていて面白かった。アズュラーンの狡猾さや執念深さ、冷酷さを際立たせるとともに、彼に立ち向かう人々の輝きをうまく描いていた。
人々の生き様に関してだと特に二章が印象的だった。魔性の女王ゾラーヤスは、最後に結局悪として敗れてしまうのだけれど、彼女の憎しみや悲しみ自体には理解できるところがあるのがほろ苦かった。
彼女が死に負けるまで、ありとあらゆるものに勝ち続けなければならない人生を歩く羽目になってしまったのは、はたして運命だったのかどうか。
優しさがうまく機能しなかったり、色んなことのタイミングが悪かったりした十代のころ、彼女のもとにアズュラーンは現れなかったことを考えるとなんかいろいろ胸に迫る。
文章としては重厚かつ絢爛で耽美。文章がずしんと腹にくる小説でした。性愛に関する大らかな受容性と、こってりした文章に慣れることができればがんがん読み進められる物語だと思う。
ただ、たて続けに二冊はつらいかなあ。死の王はまた今度にしようと思う。
まず最初。たーたんを読んだ。帯に"童貞×JC≒父娘?"っていうなぞの式が書かれてた。心ヒリヒリコメディと銘打っていある通り、笑えて面白いんだけど、どうしようもなく切ない気持ちにさせられる漫画に仕上がっていた。
ネタバレになるけれど、今作は血縁関係のない男女が父子家庭を演じている。そんでもって、その偽りの親子関係を続けようにも、とある理由によりあと一年で関係を解消せざるを得ないことが提示されている。
切ないのが、その事実を知っているのが偽りの父親だけってところ。
赤ん坊のころからたーたんに育ててもらった娘は何も知らないし、関係性を疑ってもいない。母親のことも、自分を産んでからすぐ死んでしまったと聞かされているもんだから、ずっとそれを信じていた。
たーたんは何度も何度も真実を伝えようと思い至るんだけど、優柔不断で気弱なもんだから、思春期を迎えた気難しい娘を前についつい口をつぐんでしまう。
加えて思春期になった娘は娘で、いろいろと想像して、母親は実は生きているんじゃないかとか、たーたんが情けないから逃げられてしまったんじゃないかとか思い始めてしまう。
全体を通して一方だけが破滅へと向かっていることを認識している、ある種のモラトリアムのような状況が描かれているわけなんだけど、何も知らない無垢な普通の少女と、お人好しで気が弱いけれど一人前にお父さんやってきた男性との交流が微笑ましいものだから、余計と切なくなってしまう。
親権の問題やら、都合のいい父親像やら、創作じみたところは結構ある気がするけれど、それらをあまり感じさせないのもすごい。
ちょいと前にはうさぎドロップが評判になり、その次には甘々と稲妻がアニメになったけれど、今度はこのたーたんがくるかもしれない。
わきを固める登場人物についてのエピソードもいろいろありそうなので、今後とも目が離せない。
次。女房、きつね仕立てをよんだ。最近はやっている異種交流譚を扱った作品。表題作と短編三作からなる単行本だけど、人外との恋愛要素がほとんどないのが特徴的だった。
ところどころに挟まれるギャグが最近の表現っぽいなって思う。なんて表現すればいいのか。とにかくそれっぽい。
加えてなんだか絵が少女漫画っぽくなかった。いや少女漫画なんだけどレーベルが違う。アスカなんかみたいに、男性陣がアクションや冒険なんかをするレーベルの絵柄っぽく感じられた。
総じてケモノたちが可愛らしかった。キュッキュて短編は結構ブラックジョークが効いてると思ったし、ぬしさまの不気味な存在感も素敵だった。
次。第七女子会彷徨の十巻を読んだ。まずもって今までもいろんなことをやってきた漫画だったけど、最後の最後までメタやらクトゥルフっぽいのやらハチャメチャにやり切った漫画だった。
一つ一つのエピソードに描かれているギミックなり表現手法なりがころころ変わるので、連作集なんだけど短編集のようにも読める作品だったと思う。
一応一巻から読み直してみるとあれがこうなってそれがどうなるのか新しい発見ができそう。ただ結構読者を突き放して突き進む漫画なので、いまは気が乗らないかなあ。
次、うちのクラスの女子がヤバいの一巻と二巻を読んだ。確かにヤバかった。でも、ものすごく微妙なヤバさだった。中には強烈にヤバいのもあるけど、そこまで重大な事件にならないのがゆるい。
そこらへんの塩梅が作者の特色なんだと思う。食べた人の記憶を一日分だけ消すおにぎりとか、イライラすると手のひらが軟体生物化してしまうのとか、ヤバいけど影響はそれなりだった。
むろん過去にはそれらの能力を強化しようとしていたらしき描写もあって、今後どう展開するのかがきになるところではあるのだけれど、
個人的に、二巻のかわいいものを見るとぬいぐるみになってしまう女の子の話と、困ると体の周りに花が咲いてしまう女の子の話がよかった。
一巻にある心身の同一性に問題を抱えているような人物の描き方や、二巻の終わり方なんかも緩さの中に確かな芯がある感じがして素敵。続きが楽しみです。
それはそれとして、タニス・リーの死の王を読み始めたんだけど、闇の公子を読んでいないことに途中で気がついて結構後悔した。
明確なつながりがあるのか定かじゃないけれど、やっぱり刊行された順番に読みたい。よって死の王は少し読書を中断し、闇の公子を先に読破することにする。
平らかなりし地球の物語は、ほかに第三集と第四集と外伝があるみたいだけど、入手が困難なのだそう。面白いのかなあ。全部集めて読みたいなあ。
兄の荘公の夫人と密通し、その兄が死んだ後に自分を差し置いて魯公となった甥を殺した。
代わりに立てた閔公が、慶父の弟である季友を信頼する姿勢を見せると、これも殺してしまう。
自らが魯公とならんとするも、周囲の支持を失い追放され、後に送還されて季友から弾劾され、自害した。
始皇帝が亡くなると、丞相の李斯を唆して遺言を書き換え、本来の後継であった扶蘇を自害に追い込み、その弟である胡亥を即位させる。
功臣を殺し、圧政を敷き、それによって反乱を招くと、李斯や胡亥を弑して劉邦に内通しようとしたが、扶蘇の息子と言われる子嬰に殺された。
傀儡として立てた幼い皇帝に「跋扈将軍」と揶揄され、その聡明さを恐れて毒殺した。
桓帝の代になってようやく梁冀は粛清され、一族も悉く処刑された。
武力によって専横を極め、悪政暴虐の限りを尽くした。
密告を奨励した唐の則天武后の下、来俊臣は犯罪者を取り調べる役に抜擢された。
凄惨な拷問を編み出して、次々に無実の者を死刑台へと追いやった。
ついに来俊臣は、これまで自分がやってきたように密告され、斬罪に処された。
街に晒された死体は恨みに燃える民衆によってバラバラにされたという。
玄宗が気に入った者や、皇太子の周囲にいる者、自分の地位を脅かすような人物を次々に陥れて殺した。
温和な顔をして政敵を追い落とす様は「口に蜜あり腹に剣あり」「真綿に針を包むごとし」と評された。
南宋において宰相を務め、圧力を増す金との講和を唱えると共に、反対派を弾圧した。
後世、岳飛が忠臣の象徴とされると、秦檜の名は売国奴の代名詞となった。
岳飛廟の前には、秦檜夫婦が縄で繋がれた像が立てられ、訪れる者はそれに唾を吐きかけたという。
明の嘉靖帝は政治を顧みず道教に熱中し、道教の祭文に通じていた厳嵩は気に入られて高位に就いた。
賄賂が横行する悪政を二十年に渡って行ったが、やがて勢いを失った。
同じく権勢を振るった息子が処刑されると、家財を没収され、庶民に落とされた。
明の宦官。
東林派と反東林派の争いに乗じて権力を握り、大々的に東林派を弾圧した。
全国に間諜を放ち、自分を批判するものは全て投獄して処刑した。
周囲には「九千歳」と唱和させ、自らは「尭天舜徳至聖至神」とまで名乗った。
清の絶頂期を築いた乾隆帝も老いては耄碌し、和珅はその寵臣として長年に渡り政治を壟断した。
人の評価が得意としながらも趙楚同盟において毛遂を評価できなかったこと。
長平の合戦以降軍事力を大幅に無くした趙国が秦の天才将軍白起に攻め滅ぼされ掛けた際に一人だけ豪遊し李申という一兵卒に叱咤されたこと。
魏の信陵君(四公子の一人)に言い負かされた上、彼がとりわけ尊敬してたとする二人の賢人(後に判明する)を見抜けず嘲笑した結果信陵君が帰国し更に平原君が養ってた食客の凡そ半数に逃げられる失態を犯す等が代表的なエピソード。
鶏鳴狗盗、食客三千等の逸話のある斉の孟賞君や晩節を汚したとはいえ楚の滅亡を防いだ楚の春申君、当時最強だった昭襄王時代の秦に唯一恐れられた天才軍師の魏の信陵君に比べるとエピソードの殆どが己の無能さを示すものばかりでどうしようもない。
しかしながら、何故かこの無能を何度も助けようとする無償の人材が集まってくる。毛遂や李申がそうだ。
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私たちマサチューセッツ州ベルモントにあるマクリーン病院とハーバード大学の共同研究グループは,
虐待の影響を研究して,これとは少し違う結果を得た。子どもの脳は身体的な経験を通して発達していく。
被虐待児は、他人の不幸を喜ぶ冷酷な世界でも生き抜くように適応
極端なストレスは、さまざまな反社会的行動を起こすように脳を変えていく。
ホルモンの量が変化し、子どもの脳の配線を永久に変えてしまう。
他人の不幸を喜ぶような冷酷な世界でも生き抜けるように適応しうるのだ。
適切な世話をし、激しいストレスを与えないことが子どもの脳に大切だと私たちは考えている。
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普通、自然科学における「因果性」というのは、AであればBということですね。
フロイトが考えている原因というのは、Bという結果があったときにのみAという原因が見出されるということです。
これはAはBを規定しない。L・アルチュセールはこれを「構造論的因果性」と呼びました。