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2022-03-14

anond:20220228093738

こんな感じやろ。

東映魔女っ子シリーズ

第一魔法少女ブーム

魔法使いサリー」「ひみつのアッコちゃんから始まる古典的シリーズ

「変身」に限らずさまざまな魔法を使えることが多い。

キューティーハニー

変身戦闘ヒロイン元祖

ぴえろ魔法少女シリーズ

二次魔法少女ブームミンキーモモ含む)。

シリアスな展開で「大きなお友達」の人気を獲得した。

ヒロインは「大人に変身する」ことが多く、特にアイドル要素が強い。

それまで散発的に見られたマスコットキャラもここで定着。

東映不思議コメディ美少女シリーズ

追記

魔法少女ちゅうかなぱいぱい!」「美少女仮面ポワトリン」「有言実行三姉妹シュシュトリアン」などの実写特撮ドラマシリーズ

戦闘要素もあり、特にポワトリンセーラームーンに影響を与えたと言われる。

シリーズとしては、同じ東映の「スケバン刑事」のヒットを受けて制作されたものである

美少女戦士セーラームーン

第三次魔法少女ブーム

魔法少女」と「変身ヒロイン」の2つの流れが合流し、魔法少女にがっつり「戦闘」を絡ませた作風確立

フォロワーに「ウェディングピーチ」「りりかSOS」「カードキャプターさくら」など。少女漫画原作が多い。

ほのぼのコメディの「赤ずきんチャチャ」までアニメ版では変身して戦う羽目に。

魔法少女プリティサミー

アニメ天地無用!」のスピンオフ

男性オタク向け魔法少女パロディ」の始祖的な作品で、いわば「リリカルなのは」の大先輩。

さらパロディ要素が強い「邪道魔法少女」として「ナースウィッチ小麦ちゃん」「大魔法峠」「ぷにぷにぽえみぃ」などがある。

おジャ魔女どれみ

原点回帰的なエブリデイ・マジック

シリーズとしてはそこそこ続いたが他への影響は薄い。

魔法少女アイ

魔法少女が敗れて陵辱される系エロゲ元祖

「暗黒魔法少女」的な作品としてまどマギの直接的な先祖と言える。

プリキュアシリーズ

セーラームーンよりも肉弾的な戦闘が特徴。現在まで続く長期シリーズに。

新本格魔法少女りすか

ラノベ作家西尾維新が描く、魔法少女の設定を下敷きにした「暗黒魔法少女」的なバトルもの

ラノベ全体でも、「撲殺天使ドクロちゃん」「おと×まほ」など、2000年代シリアス/コメディわず魔法少女パロディが増加している。

魔法少女リリカルなのは

エロゲ作品スピンオフ魔法ビーム砲のように撃ち合う描写が特徴。

オタクあいだで人気を得て、続編が多く作られ、二次創作人気でも一時代を築いた。

魔法少女まどかマギカ

第四次魔法少女ブーム

エロゲ出身虚淵玄アニメに「暗黒魔法少女」を持ちこんだもの

以降「魔法少女・オブ・ジ・エンド」「魔法少女サイト」「魔法少女育成計画」など暗黒魔法少女ものが増加。

2015-10-22

魔法少女、そろそろぐるりと回って一周した?

来年プリキュアが「魔法かいプリキュア!」になるらしいとのニュースを聞いてなんとなく思ったこと。

魔法少女モノもそろそろ一周まわって原点に回帰してきたかな?ってこと。


まあ魔法少女定義とかから話し始めたら本当にキリがないので最近の話しかしないんだけど。

21世紀魔法少女を語るのに外せないのは「プリキュア」「なのは」「まどマギ」とかかな。あと邪道魔法少女とか。

少女漫画ものとか「ジュエルペットてぃんくる」とかもあるけど、本当にキリがないので言及しない。)

00年代に入ってきて魔法少女ってのはその概念をひたすら壊され続けてきたと思うんだよね。

深夜アニメ全盛の時代になって、それまでの少女向けってのが少なくなってオタク層向けの作品魔法少女モノの主流になったのが大きいのかな。

少女の憧れとしての魔法少女じゃなくて、エンターテインメント装置、つまり「設定」としての機能が重視されるようになったというか。

その典型的な例が「魔法少女まどか☆マギカ」で。

いわゆる「視聴者を裏切る」ってやつ。設定を利用してどれだけ衝撃的な展開を作り出せるか、みたいな。

社会現象、とまでは言えないかもしれないけど、確実に「まどマギ以後」っていう作品はあると思う。

結城友奈は勇者である」なんてまどマギがなければ絶対に生まれていなかった作品だと思うし。

完全に二番煎じだと思われることをわかっていて、それでもあえてやって、さらに高評価を得ることが出来たという稀有作品。素直にすごいと思う。


それで、冒頭の話に戻るが、「そろそろ一周するかな」っていうのを考え始めたのが今年の「放課後のプレアデス」という作品を見たときで。

この作品は、魔法少女でありつつSFジュブナイルでありつつ、という感じの「衝撃的な展開でびっくりさせる」タイプじゃない作品なんだけど、

これに対する視聴者の反応が興味深かったのである

プレアデス星人と名乗るマスコットキャラ的な存在がいて、いわゆるまどマギでいうキュゥべえみたいな立ち位置なんだけど、

視聴者諸賢は「いつ裏切るかな」と疑惑の目を当然のごとくプレアデス星人に向けていたのである

魔法少女になることで支払うことになる代償はなんだろうなあ、と自然に考えてしまっているのである

この時点で自分は「ああ、もうこういうのは陳腐化したんだな」と思った。

こういうの、とは魔法少女の設定を利用して衝撃的な展開を作ることである

放課後のプレアデス」という作品は、実際は少女たちの成長を真摯に描いた作品だったわけで。

しかももともとこの作品は「まどマギ」と同時期くらいにはプロジェクトが進行していた作品で、べつに「まどマギ」へのアンチテーゼとかは全く意識されずに作られたものだったのである


そういうときに「魔法かいプリキュア!」である

プリキュアは、00年代以降の混沌とした魔法少女モノの中でずっと少女向けの王道を突っ走ってきた存在である

はいえ、セーラームーンなどからの流れの「戦闘魔法少女」的な感じで魔法少女といっていいのかはよくわからない感じなのだけども。(プリキュアファンには大抵魔法少女じゃない、と怒られる)

そういう作品が本格的に魔法少女モノをやるらしい、と聞いたらなんとなく原点回帰とかを考え始めるよね。

 
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