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2024-09-23

武狭漫画について簡単説明

簡単説明すると中華武道バトルという感じの特殊ジャンル漫画カテゴリーです。

ピッコマLINEマンガなど、韓国主体ウェブトゥーン(Webtoon)などで読める漫画作品カテゴリーです。


アニメに詳しいオタク説明する場合は、「虚淵玄」が脚本担当した人形劇Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀シリーズを観た方なら、なんとなくそ雰囲気世界観想像できるかと思いますベースとしての知識Wikipediaの「武侠小説」にある説明や有名な作家代表作があるのでそれらを参考に……というにはちょっと面倒かもしれません。

もう少し詳しく説明すると、時代背景的には日本の(鉄砲が伝来する直前の)戦国時代ぐらいの雰囲気かつ、力を持った忍者グループ大名に近い存在で(ただしその1グループ集団数は千人以下程度)、その力を持ったグループ中国中華)で覇権を争ったりしている感じの世界観です。


闘いの舞台基本的には中国中華)で、その場所は「中原(ちゅうげん)」「江湖(こうこ / ごうこ / えこ)」などと呼ばれています

中原」に関しては日本で言えば「京都」に近い感じの意味言葉で、当時の中国文明文化政治の中心地的な意味合いもありつつ、漠然田舎とは反対の都会的な意味合いもあるかもしれません。

「江湖」という言葉のもの意味は「世の中」「天下」または「武力で競う社会」のような意味で、作品によってはその辺りの意味微妙ニュアンスは変わるので、なんとなくで把握してもらえればOKです。ある意味では「裏社会」とも読み取れるかもしれません。なぜかと言うと、「官林」と呼ばれる皇帝存在する政治支配体制側は存在しているのですが、基本的には「江湖」で争う武功を持った「武林人」には(ほとんどの作品では)不干渉という立ち位置です。ただし国を支配しようとする野心を持った「武功」を使う「武林人」が現れた場合は、「官林」側の戦力も出てくる場合もあります(凄く強かったり、たいして強くない場合もあり、作品によって色々です)。


そして武狭漫画では、「武林人」達の有力派閥などが集まった「武林盟」という組織存在する作品が多いです。

「武林盟」の一番偉い存在が「盟主」と呼ばれ、作中最強レベル存在の人が多いですが、「盟主」が年老いている場合もあるので、かつては最強レベルだったという感じの名誉職としてそこに居る場合もあったりします。

そして「武林盟」に対抗する勢力として、「邪派」や「魔教(神教)」が存在していたりします。

多くの作品場合は、野心を持った「邪派」や「魔教(神教)」の対抗する為に、正派が集まって「武林盟」を創設したというパターンが多いです。

多くの作品場合、一から「武林盟」が創設されること余りなく、主人公が産まれた時から「武林盟」が存在しているパターンが多いです。

「武林盟」は多くの名家・有名派閥存在し、超有名どころだと「少林寺」がメジャーですが、武狭漫画においては主人公所属する派閥ではないパターンが多いです。

他に主に登場するのは「華山派」「武当派」「崑崙派」「唐家」「諸葛世家」「南宮世家」「慕容世家」「丐幇」などです。

作品的には(使う武功ビジュアル的に映えるからか)「華山派」の主人公が多い印象がありますが、成り上がりを描き易いからか弱小派閥や、かつては強かったが没落した派閥主人公が多いかもしれません。


集団戦闘よりは個人の「武功」、個人戦闘力の方が重視される感じで、また強者個人戦闘力が一騎当千という感じです。

その強者戦闘力は、悟りで開かれた境地などにより、ある種の階級制みたいに分類され、基本的には境地に差がある者達が一対一で闘った場合は、上の境地の者に勝てることはほぼ無いという感じになります

大体の作品において、「化境」と呼ばれる境地が最強、もしくは最強の一歩手前ぐらいの境地というかレベルで、大まかに分けると

「一流」→「絶頂」→「超絶頂」→「化境」→「玄境」

という感じに分けられますが、もっと細かく細分化している作品も多々あります


主な用語に関しては下記のリンクや、ネット情報を参照してみて下さい。

武侠小説あるいは武侠漫画における用語解説
https://ncode.syosetu.com/n9752ic/
武侠/仙侠漫画を読む時の語彙・単語まとめ - フラミナル
https://blog.framinal.life/entry/2021/06/14/035654



近年はこの「武狭」をベースにし、武狭の世界に生きてきた人間現在に転生、もしくは現代人が武狭の世界に転生、または武狭の世界で最強になったが誰かに嵌められて殺された後に強くなる前に戻るやり直し系や、同じく殺された後の数年後に別人に転生など、なろう系的な要素を加えた作品も多くなっていると思います

転生要素はありますお話的には、武狭漫画としては王道お薦めやす作品は、『華山帰還』と『華山転生』あたりでしょうか。

メインヒロインが顔芸していると評判(?)の作品の『天下無双大師兄』あたりも内容的には王道系で面白いです。

初期設定はSFな要素がありますが、『ナノ魔神』は多くの人に読まれている人気作だと思います

「華山派」と言えば基本的には剣を使った「武功」ですが、内容的には「華山」要素は薄いけどタイトルになっている『華山拳魔』。

設定的には変わっているのは、『父無双』や『墨香 DARK LADY』なども作品も人気の作品だと思います

武狭漫画は本格的になればなるほど迫力を出す為に、絵柄の線が太かったり、線が多くなる作品が多いのですが、絵柄的には日本少年漫画少女漫画中間ぐらいの見やすタイプの『飛雷刀』あたりは比較的に初心者向けかもしれません。


色々な用語意味世界観などをなんとなくでもクリアしないといけないので、初めて触れる方には読み始めるにはそれなりに初期ハードルが高いのですが色々と面白い作品も多いですし、ウェブトゥーン(Webtoon)の作品の多くはかなりのお話を終盤近くまでは無料で読むことが可能なので、ちょこちょこと合間の時間にチェックしてみてはどうでしょうか?

2022-11-11

なろうっぽいけど一味違うなろう系

異世界チート、悪役令嬢、追放ダンジョン、とりあえずこの辺はNGワード扱い。避けていればまず間違いない。

そういう人は多いと思う。私もそのひとりだ。

しか異世界モノが若手の登竜門となって久しい今、そうもいってられない。というわけで頑張って履修してみているのでまとめてみた。あくまでなろう「系」なので「小説家になろう」じゃないのもたくさんあります

とにかく面白ければ多少のエログロ大丈夫な人向け。面白くなかったのも載せてるので、好きな人ごめんなさい。カッコ内は私が触れた媒体なので、原作じゃない場合もあります

説明適当すぎたので軽いあらすじを追記しました。うろ覚えなので間違ってたらごめんなさい。さらにいくつか追加もしました)

おすすめ

追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフ謳歌する(漫画

漫画しか読んでないんだけど、原作小説ハチャメチャにぶち壊したシュールギャグ漫画。内容は地味だけど優秀な主人公がその場のノリで大手をクビになり、弱小ギルド移籍してのんびりやるぞというよくある話だが、ギャグのキレがすごい。地味顔ヒロイン可愛い。でもずっとギルド間のゴタゴタに巻き込まれてて全然セカンドライフしてなくない?

ニセモノの錬金術師漫画

増田話題になってて読み始めたけどハンタ風でおもしれ〜!なんでも作れる異能を手に入れた主人公だが労働力必要なので奴隷を買ってみたけど実は…というところから始まる。手書きフォントが読みづらいのと序盤の特に理由のないエロが人を選ぶかなぁ。ヒロインが転んでもただでは起きないタイプでとてもよい。

はめふら(アニメ

いわゆる悪役令嬢もの乙女ゲームライバル役の嫌味なお嬢様に転生するパターンのはしりか。主人公が元気で一生懸命かわいい。主演の内田真礼の演技も良い。周りのみんなもそれぞれ個性がある。でも2期はまだ見てない。イケメンがたくさん登場するが、主人公はバッドエンド(死)を回避することしか頭にないので、恋愛脳な周囲とのすれ違いが楽しい

異世界おじさん(アニメ漫画

面白い!大好き!でもおじさんが不憫すぎてそこが少し不安材料

死んで異世界に転生したと思われたおじさんは実は昏睡状態で生きていて、現世に帰ってくるという話。おじさんが事故にあったのはゲハ戦争華やかなりし2000年代初頭であり、ジェネレーションギャップを楽しむ物語でもある。この作品のヒットで追放系の次は「帰還系」とも言うべき作品流行るのかなー、と思っている。

普通

このすば(アニメ

普通。とにかく普通主人公が転生前チート能力を選ばせてくれる女神ちょっとドジ)に会うが、能力ではなく美少女たる女神の同伴を希望したため、女神も一緒に異世界に赴く羽目になってしまうというもの。ゆるいギャグが楽しく、ひたすらボーッと見るのに最適。女の子がみんな可愛い

ゼロアニメ

話の筋は面白い。が、ヒロインが可愛くなく恋愛物としては物足りないのでこの位置

タイトルからもわかるように死ぬ時間が巻き戻る、シュタゲサマータイムレンダのようなループ物である最初見たとき主人公がなんかムカつくしテンポも悪いように感じて切ったのだが、我慢して見続けたら知恵を絞って奮闘する主人公だんだん憎めなくなっていく。

JKハル小説

エロ注意。ちょっと古いが傑作だと思う。ここに入れた理由は内容が過激だし、一回読んだらもういいかなーと思ったため。ただ、自分があまり異世界偏見を持たないようになったきっかけでもある。

なんの戦闘能力も持たない女子高生中世ヨーロッパ程度の人権意識もない非情異世界に転生し、仕方なく身体ひとつで生き抜いていく。元々成人向けであり内容はかなりハードだが、逞しいハルの姿に救われる。終盤の怒涛のどんでん返しも見事。

本好きの下剋上アニメ

面白そう。いつか見よ。でそのままになってる。まだ1話しか見てない。主人公の等身が気になる。

本が大好きなのに本を読まない(紙や書物がまだ貴重品)という文化レベル異世界に転生してしまった主人公が、なんとか本を作れないかと奮闘する話…らしい。TOKIOか。

異世界居酒屋のぶ(漫画

ちょっと日本食マンセーがウザいが、各回のゲストキャラクター人間くさくて魅力がある。なぜか入り口異世界に繋がってしまい、異世界の客が来るようになった現代日本普通居酒屋舞台。つまり居酒屋店長看板娘はごく普通日本人で、いつでも帰れて仕入れもできる安心設定。要するに青年漫画でよくある居酒屋人情グルメ物を異世界風に味付けした感じ。ちなみに「異世界食堂」とは別物。

大阪マダム後宮妃になる(漫画

そのまんまの内容。粉もん阪神タイガースが大好きな大阪女子道頓堀溺死中華風異世界に転生する「後宮もの」。大阪人らしく商売上手な彼女は商才を発揮してどんどんのし上がっていく…という内容っぽい。無料しか読んでないけど面白そう。面白かったら教えて。

回復術士のやり直し(漫画

これがいわゆる追放ざまぁ系ってやつかー。と興味深く読んだ。「なんでも治せる、なんなら原型以上に治す(?)ことが可能」というよくわからない能力が都合よすぎるけど復讐成分が強く、ピカレスクロマン風でなんだかんだ面白無料分はかなり読んでしまった。ただ課金するほどではないかなぁ。復讐レ◯プを果たした女性記憶改竄して都合のよいハーレムに作り変えたため、憎い相手ではあるが家族のような感情すら芽生えるというのがちょっと新しいかもしれない(追放ものをよく知らないのでよくあるのかもしれない)。アニメ化って聞いたけどレ◯プしまくってて大丈夫なのこれ。

微妙

ダンまちアニメ

メインヒロインの服の質感が赤ちゃん用のガーゼみたいで安っぽい。タイトルの印象からスケベ系主人公うる星やつらコメディを予想してたが、そうでもなくシリアスで盛り上がりに欠ける。内容もよく覚えてない…。なんかギルドに入ってダンジョン攻略する系のやつ。

転スラ(アニメ

これもなんかRPGっぽいやつ…。ずっとスライムの姿かと思いきやいつの間にか人間フォームデフォになってた。さすおにが酷い。声優可愛い

ナイツアンドマジックアニメ

なんかロボットのるやつ…。レイアースエスカフローネのようなファンタジーロボット物は久々。これもさすおに系だった気がするがあんまり印象がない。歌がよい。

盾の勇者の成り上がりアニメ

序盤ちょっと変わった展開で期待したけど、ヒロイン達にあまり突き抜けた魅力が感じられないのと、主人公がずっと嫌われてて可哀想になってきて胃が痛い勇者として召喚されたが、同時に召喚された剣・槍・弓の勇者と違い「盾」の勇者は期待されておらず、さら濡れ衣を着せられ追放されるという「追放・ざまあ」系。のはずが、ざまぁ展開が始まる前に苦労しまくる期間が長すぎるし、とにかく可哀想スッキリはしない。

勇者4人の設定がちょっとひねりが効いていて面白いのだが、うまく生かされてはいなくてガッカリスピンオフでは出てくるのかな?

魔石グルメ漫画

これは大失敗。思ってたのと違った。グルメ物だと思ってた。魔石を食べるシーンはごくわずかで、あとはひたすらその食べた魔石によって得た能力が強いよね、序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよという話。超ショック。ファンタジーグルメフェチなので、どんな味なのか、琥珀糖みたいな感じかな?と超超超期待していた。絶対に許さない!!泣いちゃうよ!!

ちなみに、おすすめ十二国記「図南の翼」で玉を食わせるシーンです。

無職転生小説アニメ

魔法体系の考え方がしっかりしていて(主人公には義務教育程度の自然科学知識があるので、水は熱で蒸発するなどのごく基本的知識を応用して無双できる)面白そうだったけど、いつまで経っても話が動き出さないのと、両親の子作りや不倫にまで言及するエロがネチネチしつこい。アニメも見てみたら杉田の声がハマりすぎていてトドメを刺された。往年のAV監督のような名演技で、芝居としては素晴らしいと思うので一度は見てみるといい。

俺レベ(縦スクロール漫画

ここから海外漫画のターン!なんか人気らしく読んでみた。日本のなろうと違い、現代日本(いや韓国なのだろうが、翻訳版では日本ということになっている)に突如ファンタジーダンジョンが出現し(マギみたいな感じ?)、普通日本人達が富を求めてダンジョンに潜るという設定。あまり詳しい説明もないのだが韓国では普通なのだろうか?動く石像とバトルしてたのは覚えてるけど全然話が進まないので飽きちゃった。

華山転生(縦スクロール漫画

武侠系ってやつか!斬新!と思ったけど全然話が進まないので飽きちゃった。

ちなみに転生する主人公普通日本人ではなくあくまで劇中の人物で、自分自身の若い頃にタイムリープするという内容。同じ修業をやり直すので爆速で成長していく。それは転生とは違くね?でも確かアジアでは転生系よりやり直し系が人気だっていたことある

武侠小説の中で私が一番強いのですが何か?(縦スクロール漫画

武侠な上に女性主人公!?斬新!と思ったけど全然話が進まないので飽きちゃった。こっちは普通現代人が読んでた小説世界に転生する。よく分からんけど武侠小説って若い女性も読むものなの?絵はきれい

捨てられた皇妃(縦スクロール漫画

わぁ〜!金かかってる〜!でお腹いっぱい。

悪役令嬢というか、悪女ものといわれるジャンルらしい?なんかこれ系必ず断頭台からスタートするね。

外科医エリーゼ(縦スクロール漫画

珍しい医療系転生だが、飛行機が墜落するまで何スクロールさすねん!!しかもなんか今回の転生が初めてじゃないらしい?よく分からんさよなら

おわり

書いてて思ったけどちょっとコメディっぽいのが好きみたい。あと、バレてると思うけど私は女性なので、ヒロイン可愛いポイントは少しズレてるかもしれない。

あと、世代的になろう系と呼ぶには語弊があるのかな?と思い(よくわからない)おすすめには入れなかったんだけど、「ゼロの使い魔」のオーディオブック版がすごく良かったのでおすすめです。声優さんってすげ〜。よかったらみんなも教えてねー。

2019-02-03

anond:20190203184659

当然ながら講談読本には八犬伝しかないわけではなく

化物退治の豪傑、超常的な術を使う忍者実在しない妖怪変化の物語が大量に存在していたわけで、

さらに「東洋」という括りならそこに中国伝奇小説武侠小説がドッと追加されるわけですが。

2018-06-10

俺は武侠小説めちゃくちゃ上手いんだけどさ

なろうで書いたら勝手中国語翻訳されて大人気になるかな

2017-06-27

Gガンダムの石破天驚拳の由来

普通にこっちじゃねえの。

https://dictionary.goo.ne.jp/leaf/idiom/%E7%9F%B3%E7%A0%B4%E5%A4%A9%E9%A9%9A/m0u/

せきは-てんきょう【石破天驚】の意味

音楽詩文出来事などが、人を驚かすほど奇抜で巧みなことの形容。石が破れ、天が驚くほど巧妙であるという意から

石破天驚の出典 李賀「李憑箜篌を引く」

吳絲蜀桐張高秋 空山凝雲頹不流

江娥啼竹素女愁 李憑中國彈箜篌

崑山玉碎鳳凰叫 芙蓉泣露香蘭笑

十二門前融冷光 二十三絲動紫皇

女媧煉石補天處 石破天驚逗秋雨

夢入神山教神嫗 老魚跳波瘦蛟舞

吳質不眠倚桂樹 露腳斜飛溼寒兔

金庸がこっから人や技を名付けたのを、さら今川が取り入れた、って流れなんだろうけど。

言葉としては大元の「石破天驚」から取られているはずなので、区切りは「石破・天驚・拳」でいいと思われる。

追記

最初にあるひとつの四文字熟語からインスパイアされて「天破侠乱」っていう言葉を考えたんですよ。香港でのレコーディングときに、これを唄の中にセリフで入れることになって、日本語にその場で訳して、かい摘んだ説明をして、一度英語に直してもらって、それから広東語に直してもらったのが「石破天驚」なんですよ。和解釈、英語になって、広東訳っていう手順なんですよ。なんと面白かったのが、香港から帰ってきて最初の四文字熟語をもう一度調べて見たんですよ。そうしたら「石破天驚」って書いてあったんですよ。これは自分自身、本当に忘れていたことなんで驚きました。

http://tanpoko.s500.xrea.com/anime/no6.html

書き起こしなので分かりづらいけれど、これは今川監督が、(李賀の詩に由来する)「石破天驚」という四字熟語インスパイアされて、「天破侠乱」という新しい言葉を考えたということか(中国語に「天破侠乱」という言葉はない)。

その「天破侠乱」の意味するところを翻訳者に伝えて広東語にしてもらったら「石破天驚」と訳されて、逆引き的に意味が通じていることが証明されたというエピソードのようだ。

もともと今川監督が「石破天驚」という四字熟語を知ったのは、金庸作品あるいはその映画から可能性が高いが、いずれにせよ「石破天驚拳」は「石破天驚」という既存四字熟語元ネタだと断定していいだろう。

デマが定着しないことを祈る。

 
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