はてなキーワード: 奮戦とは
映像コンテンツの倍速視聴に関する話題を目にして、ふと思い出したことがある。以下に記すのは、個人的な昭和の思い出話である。
歳の離れた兄が買っていた『SCREEN』と云う映画雑誌が、実家の本棚に何冊も置かれていることに気づいたのは、私が小学校の高学年になった頃だった。裕福な家庭ではなかったので、我々兄弟は一つの部屋を共有して過ごしていた。だから実際には、もっと以前から、その雑誌が本棚に置かれていたことを私も知っていた。したがって、正確に言えば気づいたではなく、興味を持つようになったと言うべきであろう。
それらは70年代に発売されたもので、ちょうどSF映画、オカルト映画、パニック映画が流行した時期に該当する。だから、これらのジャンル作品のスチール写真を載せたページを眺めるだけでも、子供には十分に楽しめたものだった。
やがて、そう云うビジュアル記事を眺めるだけでは飽き足らず、活字の部分にも目を通すようになった。最初は、やはりSF、オカルト、パニック作品に関係するところから読み始めたが、それらにも限りが有る。こうして、あまり子供向けではない記事にも、当時の私は目を通すようになっていった。現代とは異なり、地方の非富裕層の家に生まれた子供には、娯楽の選択肢が極めて少なかった。従って、ほとんど已むを得ずと云う形で、元々は興味対象外だったものにも手を出すことになったと云う次第である。私と似た境遇に在った地方の名も無き小中学生も、私と大同小異の経験をしたのではなかろうか。例えば、家に置きっぱなしにされた古いジャンプ/マガジン/サンデー/チャンピオンを、何度も何度も読み返し、その結果として、元々は興味が無かった作品の魅力に気付かされたといった、そう云う経験のことである。
話を戻すと、こうして結果的に活字記事も読むようになった私は、雑誌『SCREEN』に淀川長治の連載記事が掲載されていることに気づいた。当時の子供でも、淀川長治の顔と名前は知っていた。テレビに出て「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」のセリフを言うことでお馴染みの、有名なオジサンであった。その連載記事は、読者からの質問や相談に淀川長治が答えるコーナーであった。
読者から寄せられた「僕は映画監督になりたいのですが、どうすれば映画監督になれますか?」と云う質問に、淀川長治は次のような回答をしていたと私は記憶している。
「こうすれば映画監督になれると云うような、確実な方法や手段は無い。それは無いが、強いて言うならば、同じ映画を十回は観なさい」と。
馬鹿な小学生だった私は、これを読んでも何のこっちゃとしか思わなかったが、世の中には淀川長治が言わんとするところを正しく理解して、きちんと実行した人も存在したのだった。それを後に私が知ったのは、中学生になった頃、GAINAXが初の作品『オネアミスの翼』を製作・劇場公開した時のことである。
中学生になった私は「何だか凄いアニメ映画が、若手クリエイターたちによって作られて、劇場で公開されるらしい」との情報を知った。知ったは良いが、そこはド田舎に暮らす非富裕層の哀しさである。公開する映画館は近隣に無かったし、そんな映画館が有る都市部まで行く手段も無かった。当時の私に出来ることといえば、劇場公開に合わせて発売されたムック本を、少ない小遣いで買って、それに掲載された場面の絵を見て、実際のスクリーンで動いているところを想像することぐらいであった。これもまた、同じような経験を持つ人がいることだろう。なお、そのムック本には物語の最後の場面までしっかり掲載されていたので、話そのものに関しては、当時の私も知ることができた。
さて、映画の場面を載せたビジュアル記事を読み終えた私は、もちろん活字記事の部分にも目を通した。そこには、本作品で監督を務めた山賀博之氏のインタビューも掲載されており、映画監督を目指そうとした山賀氏の若き日の思い出も語られていた。その思い出話こそが、淀川長治の「同じ映画を十回は観なさい」に関する話なのである。
雑誌『SCREEN』の淀川長治の当該記事を読んだ当時の山賀博之氏は、その教えどおり、同じ映画を十回観たと語っていた。ちなみに、実際に山賀氏が十回観た作品の例として挙げていたのは、少年野球チームの少年少女とコーチの奮戦を描いた、アメリカ映画『がんばれベアーズ!』である。テイタム・オニール、かわいい。山賀博之氏が語ったことは、概ね以下のようなことであった。
「最初の2〜3回目は、普通に観客として楽しんで観ているだけ。4〜6回目辺りは、もう観たところばかりだと思って、飽きて退屈する。それが7回目頃を過ぎると今度は、場面場面で作り手が何をしようとしているのか、ココで溜めてココで盛り上げようとしているんだなとか、画の見せ方とか、そう云う作り手の意図に気づき始める。同じ映画を十回観ると云うのは、こういうことかと理解した」やはり、何かを成し遂げる人は同じ文を読んでも、凡人とは違い有益な学びを得る能力が高いということなのだろう。
ここで紹介した淀川長治氏の教えと山賀博之氏の実践エピソードは、あくまでもプロを目指す人たちに向けた話なので、我々一般人とは関わりの無い話に思えるかもしれない。また、現代はコンテンツの数量が昔よりも多い時代なので、一つの作品を繰り返し読む/観るという時間的な余裕が無い現代人が大半だろう。しかしそれでも、一つの作品を繰り返し味わうこと、そして運が良ければ、そのリピート鑑賞を通じて何かを気付く/発見することは、貴重で豊かな経験であると私は思う。倍速視聴をしてまで観る作品の数を増やすことにも、一定の理由や合理性は有るのだろうとは思うが、何かしら自分のレーダーに引っ掛かるモノを持つ作品に出会った時には、少しだけ立ち止まって、それを繰り返し味わうことも試してみるのも一興ではないだろうか。
ここまで書いた上に蛇足だが、もう少し思い出を書き残す。昔、Blu-rayやDVD、レーザーディスクはおろか、家庭用ビデオすら普及していなかった時代の思い出話である。その頃は、アニメ映画作品の音声を収録した、LPレコードやカセットテープが販売されていた。(一部では家庭用映写機で上映出来るアニメ映画作品のフィルムテープのリールも販売していたが、これを買って楽しむことが出来るのは、本当の金持ちだけだった。)私は子供の頃、この手の音声収録レコード商品の一つ『ルパン三世/カリオストロの城』を所有する人物から、兄弟のツテでカセットテープにダビングしてもらい、それを何度も何度も繰り返し聞いて、頭の中では『水曜ロードショー』で観た『カリ城』の映像を想い起こして楽しんでいた。この体験のおかげで、私は今でも『カリ城』の全セリフを暗誦できる。何の自慢にもならないが。
そして、歳月が流れた。
後に社会人となって働き始めた兄が、VHSビデオデッキを買ってくれたので、我が家もビデオを利用できるようになった。金曜ロードショーで放映された『カリ城』を録画すると、当然それも繰り返し何度も視聴した。カーチェイス場面などはコマ送り再生で作画をチェックしていたので、倍速視聴とは正反対の行為である。
ほどなく小さなレンタルビデオ屋が我が町にも出来て、兄がスプラッター映画とかゾンビ映画とか借りてきてくれて、一緒に楽しんだりもできるようになった。古い『SCREEN』の記事を読んで、勝手に凄い作品だと思い込んでいた『巨大蟻の帝国』や『スクワーム』が、実際の映像を観るとショボい作品であることも思い知った。
大人になって、現在の宮崎駿のことは反吐が出るくらい大嫌いになり、ルパン三世作品としての個人的な評価も、軍配は『vs.複製人間』の方に上げるようになった。
子供の頃には観ることはおろか、存在を知ることも叶わなかった様々な作品の数々を、今では視聴して楽しむことが出来るのだから、明らかに子供の頃よりも、現在の私は恵まれている。
それでも、熱に浮かされたように古い映画雑誌を何度も読み耽って、観たことも無い映画の内容を勝手に想像したり、何度も何度も『カリ城』のカセットテープに耳を傾けて台詞を暗誦していた子供自体の思い出は、それらが経済的な制約から生じた行為だったにも関わらず、何だか私には宝物のように思えるのである。ただのガラス玉が宝石より愛しく思えるように。
私はある大学で教員をしているオッサンである。とはいってもまだテニュアの職は得ていなくていわゆる任期付きだ。もう40過ぎてしまったのでいろいろ焦りはするのだけど、周りを見ていても自分みたいなのは珍しくないのも事実である。
とはいえ、昨年研究がそこそこの成果を上げて、割と注目もされていくつか新聞記事なんかにもなり、人生はじめての単著も出した。まあそれはいいんだけど、先日院生たちと雑談していたときに、出会い系で人妻をどうのみたいな話になった。大学院生が人妻とそういう関係になるのか。そういうことはダメだよと言っておいたけど、なんだかもやもやする。
てのは、自分自身、結婚してはいるんだけど、もうセクロスすることが何年もない。5年前に二人目の子供が生まれてから完全に絶えてしまった。もちろんそれは辛くて寂しいことなので、いままでいろいろできることはやってきたんだけど、妻に断られると結構落ち込むというか自分を否定されたような悲しい気持ちになり、怖くてもう誘うことも出来ないのだ。しかし40歳くらいであり肉体の方はまだ性的なものを求めている時期であり、なんだかやるせない思いを抱えながら生きている。そんな人、たくさんいるよね。私もその一人です。
で、風俗はどうしても勇気がなくて行けなくて、風俗使う勇気のない人間がどうしてそんなことを思ったのかわからないけど、出会い系を使ってみようかと思ったのだ。大学院生にできるのならどうして私に出来ないことがあろうか。そんで、業界大手のハッピーな出会い系に登録してみた。
地域と年齢で検索をすると、まあ出るわ出るわ。こんなにいるのかい。これらの人妻たちがみんな出会いを求めているかと思うと、熟女系AVの世界である。そんで、片っ端からメールを送ってみたが、まあ2割位帰ってくればいい方で、その半分はいわゆる援助交際希望であった。一回に付き1.5万とか2万とか。
顔も知らない人(当然だけど既婚女性の大半はプロフ写真を公開していない)と2万円でひとときを楽しもうなんて勇気のある人、いるんだろうか。まあいるからこういう人がたくさんいるんだろうな。でも私はそんな怖いのごめんである。なので、援助交際じゃない人を地道に探そうとしたが、まあ返事が来ない。来ても数通で絶える。辛い。
攻略法みたいなのを載せてるサイトも結構あったのだが、大体出会い系サイトへのアフィリエイトサイトだった。それでもいろいろ情報を取り入れて頑張ってみたけど無理。プロフ写真を貼り付けるのが大事とはどこも書いてあるが、わたしゃネットで検索したら新聞記事やら大学のサイトやらにいくらでも顔写真が出てくる人間である。そんな恐ろしいことできるわけがない。
でも、写真とりあえず送れと言われて、ありったけの勇気を振り絞って送ったりもしたけど、「ごめん、タイプじゃない」と一言返信が来て切れてしまったりした。もうなんか、これメンタルが削られるだけの営みじゃないのか。そんなにブサイクだろうか。一応結婚もできたし付き合ってきた人もいるんだけどな…
まあそんなこんなで奮戦して、ようやく「肉体関係なし・メール友達募集」という40代後半の人妻さんとやり取りが続くことになった。いろいろ聞くと、登録すると何もしなくても鬼のように男からのメールが届くらしい。なんか40代の若くない既婚女性を大量のオッサンが取り合いしているのだ。虚しい。これを虚しいと言わずになんと言えばいいのだろうか。
その肉体関係なしの人妻さんは、いままで色んな人にあってきたが、一回やって捨てられるか、あるいは会ったその日にブロックされたりみたいなことを繰り返されて、病んでしまったらしい。だからもう会わないんだそうだ。出会わない系サイト。それって普通のSNSでいいじゃんって思うけどね。とにかく、肉体関係はなしと書いただけで鬼のようなメールはだいぶ減るとのこと。
女性も女性で大変なんだな。でも、そんな人としか私は繋がれなかったのかと思うと元気なくなってくる。大学院生諸君はどうやってここを突破したのかとか思うけど、彼らと私がこの世界の市場価値において張り合うってことがそもそも無理なんだろうな。
で、私はそのハッピーな出会い系で3000円使ってポイントが付きて、やめることにした。ここを攻略するには、それなりに覚悟と根気と鉄のメンタルとプロフ写真の公開が必要なんだろうが、私にはそれはなかったのである。あるいは若ければそこは全部飛び越えられるかもしれないが、もう若くもないのである。二人の子供の寝顔を見ながら、変なことにならなくてお父さん本当に良かったよとつぶやきながら、今後もこの男の肉体を持て余しながら、もんもんと生きていくんだろうなと少しだけ絶望するのだ。
あ、肉体関係なしの人妻さんとはその後も出会い系サイトを離れて普通にメール続いています。お互いに会うつもりは全くなし。研究や仕事と全く関係のない話し相手は居なかったので、ちょっとそれだけは成果といえるのかなと思っている。
提督の皆さん、お疲れさまです!
現在、期間限定海域【侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦】を展開中!明日8/7(金)夜に「友軍艦隊」本隊が順次出撃、第六作戦海域最深部、最終(第七作戦)海域中盤戦域を中心に来援突入開始予定!夏イベ作戦期間は、あと二週間余を予定!各艦隊の奮戦をお祈りします!#艦これ— 「艦これ」開発/運営 (@KanColle_STAFF) August 6, 2020
残された時間は長くない。その上、残された燃料も多くない。アタイの艦隊は、このイベントで今日まで約20万もの燃料を費やしちゃった。残りは約10万ぽっち。
友軍到着後、友軍の編成情報などを収集し、それからE6-2甲の攻略を再開したい。とりあえず、3日後の日曜日を侵攻再開日としようかしら。
それまでは、燃料を中心とした資源の回復に努めなきゃ。昼間は1-3Dの三重クルを回したり、1-6を割ったり、遠征は海上護衛と東急を回して、あとこの際に月次遠征のミ船団護衛を出したり。
正直、友軍到着前にE6-2甲を突破出来なかったのは悔しい。明日一日ぎりぎりまで粘りたい気持ちもある。でも、限られた時間と資源を有効に使わなきゃ、よね。
自分のTLが普段からわりとこう、みみちゃんとかがRTで日常的に回ってくるような感じの、「自己肯定感が低いから高めたい」趣旨の発言が定期的に出てくるクラスタが多い感じになってるんだけど
そういう人たちが今回のコロナ騒ぎで、こぞって個人でできる感染症予防徹底したり、マスク手に入れようと奮戦してたり、満員電車で通勤させる会社をdisったり、テレワークを喜んだり、「自分の身は自分で守るしかない!」って急に意識高めのツイートしてたりしてて、
彼女らの苦しむ姿をツイートから垣間見てきた自分としては、ちゃんと自分を守る行動ができているんだなぁ、普段の努力が実を結んでてよかったなぁ、と思ったりする
それに引き換えコロナどころか心身の色んな不調をほったらかして数年、こんなクソ人生ゲームに適応するくらいならとっとと死にたいなぁという気持ちしかなく(この気持ちだけ他と違ってちゃんとはっきりしてる)、トイペももう1ロールしかないけど買おうという気持ちも起こらない、そもそも家でウンコしたらケツ洗えばいっか、買って帰るののめんどくさいし、という状態になったことが過去数年で何度もあるから今回もそうなったところで何の抵抗もない
でもまぁ良くなっては来たんだよね、社会に出てから数年は完全に記憶がないし、友人と会ってても途中で意識が飛んでたりしてたし(この頃友人に重大な打ち明け話をされたりしてたらしいんだけど何も覚えてなくてほんとに申し訳無いと思う)
それに比べたら今は一応自炊するくらいの気力は戻ってきてるし、化粧したり髪整えたりするくらいはできるようになってる
疲れたな
最高に面白かった。
前半の、野心と人間味に溢れて起業したマーク・ランドルフと大企業中間管理職ドロップアウロ組がオンラインのDVDレンタルサービスとしてのネットフリックスをなんとか立ち上げるものの、最初はエンジェル投資家気取ってた共同創業者のアルゴリズム冷酷超人リード・ヘイスティングスに追い出されるのは、「オッ!シリコンバレーやってるNE!」って感じ。
そこは退屈だったけれど、中盤でライバルのブロックバスターが出てきてからが最高におもろい。
っていうか、ブロックバスター・オンラインの奮戦っぷりにどんどん感情移入してしまうのだ。
ブロックバスターは、当時全米最高の店舗型のレンタルビデオショップなんだけど、MBA上がりの若い連中が店舗派や官僚的な組織と戦いオンライン化へ向けて戦う様が本当に良い。
例えるのであれば、関が原の石田三成、『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリー、横山三国の諸葛孔明みたいな感じ。
最初はネットフリックスのパチもんサイトから始まるもの、打倒ネットフリックス目指して改良に改良を重ねていく。
この戦いが本当に読んでてすっげー面白いのだ。
そのクライマックスが、後半戦の山場で出てくるブロックバスターオンラインの「トータルアクセス」というサービスのローンチ。
これは、店舗展開をしているブロックバスターの強みを活かし、返却も受け取りも店舗を使える上にそのまま店舗で次のレンタルが一本無料という、
まさに最近流行りの「OMO」(オンライン・マージ・オフライン。まあO2Oの焼き直しですね)っててやつ。
もちろん、最近のデジタルうんたらマンはきっと「そんなん当たり前じゃんプギャー」みたいな知ったかをするかもしれんけど、
これは2006年の話であり、それまでブロックバスターの店舗はインターネット網に繋がれたシステムはなく、衛星通信網をベースにしていた。
任天堂のサテラビュー(衛星通信でスーパーファミコンにコンテンツをダウンロードする超豪華システム。衛星打ち上げるのにすげー金かかっているのに全然売れなかった)かよって感じ。
まあ、2006年ってそんなに昔じゃないけれども。米国で店舗展開していたら糞インフラ事情と回線スピードはお察しでしょ。
そんな背景の中で店舗と連動するサービス作るって、地獄であり、その地獄を走り抜けて、イノベーションなサービスを作り上げたことに、俺は感動したのだ。
市場の新規加入者はほぼ全取りの上に、ネットフリックスの会員からも離脱者が相次ぎ、崩壊寸前!
アルゴリズム冷酷超人リード・ヘイスティングスもついに降伏の言葉を口にし始め、これでついに勝つる!
オンラインDVDレンタルサービス、そして、その先にあるビデオオンデマンドの王者はブロックバスターのもとにくるのか!
と思わせて………。
大変悲しいことがおきて、ブロックバスター・オンラインは大失速。
このシーンは、読んでてまじで、
『銀河英雄伝説』でいうところのバーミリオン星域会戦(ヤンがラインハルトを倒す一歩手前で停戦になるやつ)、
横山三国志でいうところの葫蘆谷の戦い(司馬仲達を谷に閉じ込めて爆殺しようとしたら雨降っちゃうやつ)を彷彿とさせ、
なんつーか、まあ本邦でも最近流行りの○○payに見られるような、ITとかWebとかそういうの知らないんだろうなーって感じのプロ経営者様は、米国にもいるんすねって話。
んで、まあブロックバスター・オンラインの中心人物たちは失意のうちにブロックバスターを去っていくんだけども、これもまた涙無しには読めず。
横山三国志でいうところの剣閣で剣を折る姜維というか、負けて捕まり縄目をおびて晒し者になる石田三成みたいな感じ。
終盤は、見事生き残り王者になったネットフリックス様であるが、アルゴリズム冷酷超人しかいない彼らにも陰りが見られ……みたいな感じで終わり。
ぶっちゃけ、作者は、ネットフリックスいやアルゴリズム冷酷超人リード・ヘイスティングスのこと大嫌いだろうと感じさせれくれるところが節々にあり、最高に面白かった。
もともとロイターの経済系ジャーナリストの処女作なのだけれど、徹底的に「人」に着目しているのが大変良い、
見せかけの経歴ではなく、徹底的に出自と人間関係を洗っており、大変おもろい。
この手のシリコンバレーテック企業本にありがちな、当事者たちの大本営発表や成功者談を鵜呑みにせず、第三者や反対した人々の意見まで丁寧に拾っている。
それこそ、リード・ヘイスティングスに関しては家系図を書くレベルの調査をしているし、主要人物は一緒に働いた上司の評価から家庭環境までこと細かに出てくるのだ。
おかげで、どの人物も単なる固有名詞を超えて、性格や生き様までリアルに描写されており、それがまた読んでいて楽しい。
本当に、ブロックバスター・オンライン側視点でドラマ化とかしたら、日本では絶対にウケると思う。
中盤は本当に山崎豊子の小説ばりの面白さで、ほんとあと一歩で、ブロックバスター・オンラインは、オンラインとオフラインの王者として君臨していたのではないか。
を見てきた。
とても面白かった。今回はわりと対戦相手視点というか、王者大洗に挑戦し奮戦するという感じの描き方で少し目新しく、大いに楽しめた。
もう一度見に行ってもいいかなと思えるくらいに面白かったし久々にガルパン熱が再燃しつつある。
「再燃」と書いたけど、見に行くまでは正直かなりテンション低めだった。昨日バナー広告見るまでは公開されてることも忘れてた。
たまたま時間と場所の都合が良かったから半ば義務感混じりで見に行った。結果としてすごく面白かったんだけど。
もしタイミングが合わなかったら、見ることもなくそのままフェードアウトしてたかもしれない。
やっぱ間が長すぎだ。1年以上も間が空くとどうしても冷める。次はもう少し早めにお願いしたい。
湯気と入れ墨と楕円球
著名な温泉町なので、賑わっていると思った別府だが、19時台はもうすっかり落ち着いている。
窓の外を見ても時折湯気が上がっている以外は何の変哲も無い地方の山村といった風情で、昨日までの賑やかさを考えると全く別世界に来た感じがする。
そう言えば、大分駅前で、来年のラグビーW杯のサイネージ広告を見た。
44日に及んで熱戦が繰り広げられるW杯は、北海道から九州まで、日本各地で開催される。
大分で行われる初戦は絶対王者ニュージーランドが登場する豪華なカードで、多くの外国人が観戦ついでにここ別府温泉を訪れる事になろうが、温泉のタトゥー対策はどうなるのだろうか。
辿り着いた鉄輪温泉は人通りも殆どなく、入湯施設と飲み屋以外は閉まっていた。
やはり大分は全体的に夜が早いらしい。
自分も少しだけ温まって、ネットでおすすめのひょうたん温泉に向かった。
ひょうたん温泉はさすがに賑わっており、日本語の他にも中国語や韓国語も聞こえてくる。
逞しい胸板に豊かな胸毛を蓄えた欧米人もいた。
脱衣所で着替えてミシュランでも紹介された湯に向かう。
関東のスーパー銭湯の様なオシャレさと無縁の無骨な作りだが、蒸し風呂、檜風呂、岩風呂、歩行風呂、高さ3mから浴びる打たせ湯、この施設の名前の由来にもなっているひょうたん風呂など、風呂の種類は多岐にわたり、豪華な野趣という様な趣が感じられた。
と、洗い場を見ると、隣のお兄さんの右肩に鮮やかな和彫が。
しばらくすると、ウェットスーツの様に全身を覆う和彫の兄さんもいる。
この状況ならやってくるのが欧米人のデザインタトゥーだろうが、マオリやパシフィックアイランダーのトライバルタトゥーだろうがどうって事はない。
要は柄の種類が増えるだけの話だ。
11月の夜の空気はひんやりしているが、さすがは音に聞こえし別府温泉、山道を下ってホテルに帰る間も、さっぱり感と温かさが持続している様に感じられる。
明日は昼前に再び訪れよう、その為にも早く寝るかなどと思い、部屋に帰って何気なくテレビをつけると、ラグビー日本代表が、母国イングランド代表と聖地トゥイッケナムスタジアムで対峙していた。
旅行中は観られないと諦めていたカードだったので、嬉しい偶然だ。
歴史も実績も歴然とした差があるイングランドだが、日本代表は3年かけて磨き抜いたテンポの速いラグビーで奮戦。
日本の仕掛ける高速ラグビーについていけず、ミスを連発するイングランドのディフェンスラインを突破してトライを重ね、日本は前半を15-10のリードで折り返した。
後半、日本はさらにゲームスピードを上げることを目論み、早い配給でもって鳴らす若手スクラムハーフ、流大を投入する。
対するサイドからは、眉に異様に近い目から鋭い眼光を送る、亜麻色の髪の角刈りが姿を現した。
前回のW杯、予選プール敗退の悔しさを乗り越え、今や欧州最高選手との呼び声も高い司令塔、オーウェン・ファレルだ。
前半に日本のスピードについて行こうとしてボールも人も前後左右に動かしたプレーと一転、一度手にしたボールに巨躯の男達が殺到し、力づくで押し込んでくる。
その動きは重鈍で、一気に振り切られるようなスピードはない。
しかし、重機のような圧力を前に日本代表はジリジリと後退させられる。
イングランド代表が一体になって前進するその姿は「これこそが我々だ」という確信を掴み取ろうとしているように見えた。
ついには快速自慢のバックスまでもが一塊りになってインゴールに雪崩れ込み、日本代表はトライを献上。
結局、自らを見つけ直したイングランドを相手にして流れが再び戻る事はなく、日本代表は15-35で屈した。
やはり己を知り、信じる者は強く、世界の頂はまだ遠い。
来年のW杯、大分では予選プールだけでなく、決勝トーナメント 準々決勝 プールCとDの1・2位突破チームのカードが組まれる。
死の組と噂されるプールCに組み込まれたイングランドだが、その実力を持ってすれば2大会ぶりの決勝トーナメント進出の可能性は濃厚だ。
後半に登場して日本代表を締め上げた鋭い目つきのファレル選手も、別府温泉にやってくるかもしれない。
anond:20180416183334 の続き。新しく読んでお気に入りになったもの。
異世界転移。転移する人の中にはこういう人もいるよな、という話。2013年完結なのでちょっと前の作品。内容はタイトル通り。
異世界転生。いわゆる転生トラックのトラックドライバー側が主人公。飛び出し交通事故で轢き殺してしまった者が先に転生しており、勇者として生きている。それを殺しに行く話。
異世界転移。主人公は元からとんでもなく強い人。異世界ということを理解していないという勘違い系の話でもある。面白かったけど、どこか惜しい作品だという印象。
異世界転移。プロレスラーが異世界の剣闘士として生きる話。ただの殺し合いの見世物をショーとしてできないか、など改革を目指す。
エッセイ。「異世界ものでよく話題になる『異世界における貨幣制度をどのように設定するべきか』というテーマを、現役の経理マンの立場から描いてみました。」という内容。
ファンタジー。人類VS恐竜&恐竜人類。主人公は国9番目の弓取り。霧の向こうから現れる恐竜たちとの戦いの話。魔法というものはない。基本的に敵が強い。人類側にも強い人はいる。ファンタジー色強めの武器も少し。未熟な主人公も魅力の一つ。
国家転移もの。このジャンルの多くの作品のように自衛隊や米軍が無双する話ではない。転移先は地球レベルに発達した世界で人は空に立つ。孤立無援の状態から戦争を避けながら日本を守らないといけないので緊張感がある。言語文化学者が主人公(だった?)。
ファンタジー。転移要素あり。チートレベルの者たちによるトーナメント。陣営レベルでの戦いなので、純粋に出場者の実力で決まらない勝負も多い印象。熱狂的なファンがいる作品。合う人はすごくハマると思う。なろうの更新は止まってるのでカクヨムで読んだほうがいい。
ちょっと変わった異世界転生。例外なく人外に転生する世界での集団サバイバル。主人公強い。召喚災害という名の通り、作中ではこの集団転生は災害として扱われており、一部の帰還者によってある程度の情報が政府に提出され、それが民間にも発表されていた。被害者の年齢性別職業は様々。
一部の国で異世界と行き来が可能になって(GATE方式)からしばらく経った。繋がる先はそれぞれ違う世界。日本と繋がった世界の調整官に任命された主人公が任期満了を待ちながら現地で奮闘する話。主人公側の異世界は火薬がうまく作動しないという現象があり、地球側の人間は武器に制限がある。現地人には魔法がある。そんな世界。
現代ファンタジー。明らかに目立つのに周囲の誰も存在を認識していない謎のビルに潜入し、そこから抜け出すサバイバル。「彼女」はチートというか、人間として性能が高いという感じ。スキルとか魔法とかあるが、戦闘はなかなか緊張感がある。
異世界転移。明治初期の忍者が異世界で騒動を起こしたり巻き込まれたり。ギャグ要素が強いが、きつい描写も多い。主人公ら忍者は山田風太郎の忍者ばりに様々な能力を使う。魔法あり。モンスターもいる。次回予告が毎回あって、たいへん味がある。
異世界転移・転生。一話完結もの。特定の主人公もいない。異世界に行った人々の、様々なストーリーを一話ずつ。過去に登場した人物が、後の話で世界に影響を与えていたことが分かったり、とかはある。
ファンタジー。一話完結もの。語り部が、過去に存在した様々な殺人鬼を紹介していく。特定の場合は殺人鬼の名前を伏せたりと、細かい芸を仕込んでいたり。語り部 → 殺人鬼の一人称 → 語り部というフォーマットが基本。一話ごとが短いのでさくっと読める。
ファンタジー。異世界? タイトル通りの内容。異世界遭難日誌の作者。微生物から植物、動物までが敵となった世界。大豆だけが味方。大豆がなければ外を歩くことも水を飲むこともできない。そんなふうに壊れた世界を元に戻すため、大豆を作って(土に植えるところから)、知ってる限りの大豆料理(調味料含む)を作る話。
このジャンルのなろう作品をいろいろ読んでみたが、最初に「蛮族めが」といって戦争を仕掛けてくる国家に自衛隊無双したあたりで飽きるのか、そこでエタってる作者が多い印象がある。完結した作品も少ない。書籍化&漫画化作品である日本国召喚はちゃんと続いてるので終わりまでやってほしい。
このジャンルはミリオタに突っ込まれたり、日本が極端に不利だと反日作者だと言われたりするので大変そう。逆に相手が無能すぎて突っ込まれている作者もいる。
インド | シヴァージー(1627-1680) | マラーター王国の建国者。ヒンドゥー教徒を糾合し、周囲の各イスラム王朝と対決した。特にムガル帝国に対しては、大々的にゲリラ戦を展開して、当時のムガル皇帝アウラングゼーブを苦しめた。敬虔なヒンドゥー教徒であり、イスラム勢力と戦って独立を勝ちとったために、ヒンドゥー教国のインドでの人気が高い。 |
パキスタン | アウラングゼーブ(1618-1707) | ムガル帝国の皇帝。兄弟同士の後継争いを制し、父親を幽閉して即位した。数十年にわたって帝国を栄えさせたが、晩年は長引くヒンドゥー勢力との戦いで財政の悪化・国土の荒廃を招き、己の統治の失敗を嘆きながら亡くなった。厳格なムスリムとして、ヒンドゥー教徒を激しく弾圧したため、イスラム教国であるパキスタンでの人気が高い。 |
ネパール | アマル・シンハ・タパ(1751-1816) | ゴルカ朝の名将。ゴルカ朝がネパールを統一したあと、アマル・シンハはさらに西へ進軍して領土を拡大した。その後、グルカ戦争において主力を率いて奮戦するもイギリス軍の前に敗れ去り、失意の彼は聖地ゴサインクンドへ行きそこで亡くなった。グルカ戦争における彼らの戦いぶりが今も恐れられるグルカ傭兵の誕生につながるのだが、それはまた別のお話。え、「ネパールは釈迦だろ」? うん、そうね。 |
バングラデシュ | カン・ジャハン・アリ | もとはインド・トゥグルク朝の貴族で、ティムールがトゥグルク朝を破ったあと、ベンガル地方にやってきて森林を切り開き、いくつかの街を建設して、その地を支配した。イスラムの聖者ともされて、彼が建設したモスク群は世界遺産に登録されている。 |
スリランカ | ドゥッタガーマニー(前161-137) | タミル人を打ち破り、初めてセイロン島を統一したシンハラ人の伝説的な王。実在はしたらしい。現在でも、タミル人との民族問題となると、シンハラ人がドゥッタガーマニーを持ち出すらしい。 |
ブータン | ガワン・ナムゲル(1594-1651) | ブータンの高僧にして初代シャブドゥン。チベット仏教ドゥク派の後継争いに敗れてブータンへ逃れてきたあと、たちまち国内を統一すると、各地に城砦を建設し、たびたび侵入してくるチベット軍やモンゴル軍をことごとく打ち破った。 |
モルディブ | モハメド・タクルファーヌ(?-1585) | モルディブを植民地とし、キリスト教への改宗を迫るポルトガルからの独立のため、島から島へと移ってゲリラ戦を展開し、八年の戦いの末にポルトガル人を追放し、ウティーム朝を建てた。 |
カザフスタン | アブライ・ハン(1711-1781) | 「大いなる災厄」と呼ばれたジュンガルの侵攻のなかで勇敢に戦ったため「英雄」と呼ばれ、やがて大きく三つに分かれていたカザフの部族連合の上に立ち、清とロシアの双方から「ハン」と認められるようになった。彼の死後、カザフはロシアに対抗できなくなり、その統治に組み込まれていく。 |
ウズベキスタン | ティムール(1336-1405) | モンゴル帝国の後継を名乗り、中央アジアに大帝国を作り上げた世界史上屈指の軍事的天才。オスマン帝国との戦争でその皇帝を捕虜にしたアンカラの戦いは特に名高い。明との決戦へと向かう途上で死去した。 |
タジキスタン | イスマーイール・サーマーニー(?-907) | サーマーン朝最盛期の君主。サーマーン朝はタジク人最後の独立王朝でもある。サーマーン朝が滅びた後、この地域はトルコ系、ウズベク系、そしてロシアの影響下に置かれ続けることになる。タジキスタンの通貨「ソモニ」はサーマーニーに由来する。 |
トルクメニスタン | アルプ・アルスラーン(1029-1072) | セルジューク朝のスルタン。名高き宰相ニザームルムルクを重用して国力を高め、東ローマ帝国と戦ってその皇帝を捕虜とした。セルジューク朝は「トゥルクマーン」という遊牧民が建国したのだが、トルクメン人と「トゥルクマーン」の関係は明らかになっていないらしい。にもかかわらず、トゥルクマーンが建国したセルジューク朝のスルタンや、伝説上のトゥルクマーンの祖とされるオグズ・ハンを、トルクメニスタンが英雄視しているのは、そこに民族のルーツを求めているからなのだろうか。 |
キルギス | マナス(?-?) | 世界最長と言われるキルギスの英雄叙事詩に謳われる王。オイラト人の支配下にあったキルギスに生まれ、オイラト人やキタイ人と戦って勝利し、キルギスの王となり、北京への大遠征を成功させた帰りに、敵の斧を頭に受けて死んだという。実在したかはよくわからない。実在が確実なクルマンジャン・ダトカのほうがいいかもしれない。 |
アフガニスタン | アフマド・シャー・マスード(1953-2001) | アフガンに侵攻したソ連軍を幾度も撃退して「パンジシールの獅子」と呼ばれた。タリバン政権に対抗する北部同盟の中心人物として活躍したが、9.11の二日前に暗殺された。あんまり最近の人は入れないつもりだったけど他にいないのでは。 |
Hong Kong(香港)に代表される発音されない"g"が2つ続く単語って、日本語でも意外と多いんじゃないか。
と思ったので、書き殴ってみる。
「安心」「安全」「運転」「温泉」は明らかに違和感を感じるから、ア行の音にはg付かないのだろうか。
他にも違和感を感じる語も多いことから、単に「○ん○ん」という読みの語全てがggワードという訳でもない気もする。
ちなみに、ホンコンは"Hong Kong"なのに、ワンタンは"Wonton"表記になるそうで大陸由来の単語でもggワードにならない語もある。
終わった。
終わってしまった。
この上なく終わってしまった。
毎週日曜日のお楽しみ。最初から最後までかじりついて見たのは『毛利元就』以来20年ぶり。いやー本当に面白かった。
だけど『真田丸』を見返そうとは思わない。ビデオ録ってないけど、録ってたとしても見返さないと思う。総集編も見ない。
大坂の陣ってのは、戦国の終わりを告げる戦いだ。槍働き如何でいかようにも立身出世できた日本史上における最後の時を終わらせる、不可逆的な戦いだ。
関ヶ原で没落した連中が、夢よ今一度とばかりに大坂城へと篭って幕府に抗うけど、時代はとうに転換していて、大坂方が勝つことは、泰平の世へと進んだ時代が許してくれない。戦国の亡霊たる大坂方が勝つということはまた戦国乱世の世に戻るということであって、それは許されることじゃない。連中は時代によって完膚なきまでに滅ぼされるべきなのだ。
勝頼も、室賀も、氏政も、秀吉も、三成も、昌幸も、そして信繁も、時代の波に乗り切れなかった落伍者は、時代によって淘汰される。それは万物の理とでもいうべき不変の法則で、何人も逃れることはできない。
しかしながら敗れてなお名を残すことはできる。
死に様はどのように生きたかが決める。死したときその者の評価は定まる。
真田信繁は人生のほとんどを歴史に埋没させながら生き、最後の最後でひょっこり顔を出して歴史にその名を刻んだ。
それは信繁が成したことというより、戦国という時代の亡霊が、かくありたいと希い、信繁を依代として成したことと言えはしないだろうか。
その馬印を倒し、日ノ本一の兵と讃えられるほどの奮戦の末に死ぬこと。
そのような死に様は日本史上において信繁を除いて絶無であり、みなが憧れるような最期だったからこそこぞってその戦いぶりと名を残そうとしたんじゃなかろうか。
そう感じてやまないのは、『真田丸』という物語が、時代に敗れていった者たちの生き方、そして死に様をいくつも積み重ねていったからだと思う。
『真田丸』の信繁は決して完全無欠の勇将なんかじゃない。政治的センスに欠け、他者と真正面からぶつかることを避けて策を弄するような、敗れるべくして敗れるような凡庸さがあった。
だから信繁が日ノ本一になれたのは彼の力というより、めぐり合わせ、言ってみればただの運だと思う。しかしそれは何千年という時の流れの中でようやく一回あるかないかというような奇跡。
でも、だからこそ消費し尽くさないで、たとえば夜空に一瞬またたいた流星をぐうぜん目にしたときのような鮮烈さを噛みしめるに留めるべきだと思う。
またいずれ真田信繁の物語が別に語られるとしても、『真田丸』は大坂の陣のような不可逆さとともに鮮烈な印象のまま留めるべきだと思う。
2016年という年号とともに『真田丸』は終わる。終わったままにしておく。
別れの時が来た。
https://twitter.com/0830yukkey/status/764047717567832066
ユキオ0830 @0830yukkey
@Fruskiy001 はじめまして。先生の記事やご本を買いまして勉強してます。ところで、先生の本のない言おうを内田弘樹という作家が盗作した疑惑がありますがご存知ですか。http://anond.hatelabo.jp/20160627202408 調べたほうがいいと思います。失礼します。#盗作
https://twitter.com/0830yukkey/status/764048377247961088
ユキオ0830
@0830yukkey
@Fruskiy001 先生の本は、見つからないのでもできる限り新刊で買いますので、がんばってください。盗作だったら悪いことなので許しちゃいけないと思います。
https://twitter.com/Fruskiy001/status/764073832046927873
敵国のご隠居 @Fruskiy001
@0830yukkey どうも拙書をお読みいただき、有り難うございます。その件は当方は存じ上げておりませんが、体調が回復したら、少し調べてみようかと思います。 本当にわざわざご連絡いただき、有り難うございました。
以下経緯
内田弘樹氏寄稿による雑誌「丸」掲載の記事に対し、2chにて当該文には、アイオワ級に関するWikipedia記事
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AF%E7%B4%9A%E6%88%A6%E8%89%A6)
からの引き写し、および当該Wikipedia記事の底文となっている、
『歴史群像太平洋戦史シリーズVol.58「アメリカの戦艦」』 学研、2007年5月。ISBN 978-4-05-604692-2。
大塚好古 『【第6章・第1部】3万5000トン型新戦艦「ノース・カロライナ」級』。
上掲記事からの文章剽窃が認められるのではないかという疑義がなされたものである。
====
http://shiba.2ch.net/test/read.cgi/anime/1458575380/460-507
軍事趣味雑誌「丸」7月号に内田先生が「不動の高速戦艦チャンプ「アイオワ」級」なる記事を書いているが、わずか6ページの記事に、一読して「おや?」と思うような記述がどっさり。
以下に明らかにおかしい個所を列挙する。
「1938年」が「エスカレーター条項が」にかかるのなら、「……したため、1938年にエスカレーター条項が発動」と書かないといけないだろう。
国語的におかしい。「保有枠を戦艦、」のあとに脱文があるのではないか。
「最大統制口径」なる用語は初めて見た。「主砲口径制限」が普通だろう。
ここでの「条約」は、日本が1934年に不延長を宣言したワシントン条約のことである。
文中「ワシントン」が出てこないのはどういうことか。
ワシントン条約失効に伴い新戦艦を計画したのは米英も同じであり。日本だけの話ではない。
ここは「ワシントン条約失効により建造される日本の新戦艦の性能を」で文を始めるべきであった。
1940年予算建造の「イリノイ」「ケンタッキー」はどこへ行った。
船体が長くなり、機関が強化されるとなぜ重心が上がるのか?
船の用語で wet は「湿った」ではないだろう。意味をとれば「波をかぶる」ということである。
また、アイオワ級がウェットだと言われるのは、艦首寄りの船体を細く絞ったために艦首浮力が減り、水面下に突っ込んだ時に浮き上がる力が少なくなったからである。
このへんウィキペの丸写し。
「口径が延長」はおかしいだろう。「砲身長が延長されたため」だけでよく、カッコ内は不要。
ほぼウィキペの丸写し。
4機積めるはず。
矛盾してるだろう。
これはサウスダコタが狭すぎたということで、アイオワだって狭くて不評なのである。
「しかし居住設備は当初計画時1900名強だったのが、戦時の実際の運用では2800名~2900名と1000名近く増加し、極めて苦しい状態だったのは事実である。艦内スペースはかなり不足していたらしい(世界の艦船545集より)」
ローズヴェルト大統領を降ろしたのはカサブランカではなく、500km以上東のメルセルケビル(オラン)。
こう書くと、いかにも「ミズーリ」が仁川を砲撃したように感じられるが、実際に砲撃したのは東海岸の三陟である。
アメリカは古い巡洋艦を何隻もミサイル艦に改造している一方、1950年代に新造されたミサイル巡洋艦は1隻だけ。
いまウィキペをざっと見てみたら、「ミズーリ」に特攻機が突入したところの記述もウィキペの丸写しだった。ひどいもんだよ。
降伏調印式の日付、明らかにwikipedeiaの戦艦ミズーリの項内の
>ミズーリは8月21日に東京に上陸する占領部隊のため200名の士官及び兵士をアイオワに移乗させた。その後8月29日に降伏調印式準備のため東京湾に入った。
を早とちりしたままその後の
>日本政府および軍の降伏文書調印式は、9月2日に東京湾(中の瀬水道中央部千葉県よりの海域)に停泊するミズーリの甲板上で
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された一五・二センチ両用連装砲が搭載予定だったが、重量の問題と同砲の開発が遅れたとこで、サウスダコタ級と同じ
>三八口径五インチ連装高角砲が両舷中央部に各五基装備された。射撃指揮装置としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が合計四基搭載された。
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された15.2cm47口径両用連装砲を採用予定だったが、重量問題と開発遅延のため、結局ノース・カロライナ級
>やサウスダコタ級と同じ12.7cm38口径両用連装砲が採用され、これらを両舷中央部に各5基搭載された。
>副砲の射撃指揮装置は、Mk4レーダーを装着したMk37 射撃指揮装置が艦橋全部に各1基、加えて一番煙突の両舷部に各1基の計4基が搭載された。
>当初、副砲はのちに「ウースター」級軽巡洋艦が搭載した六インチ四七口径連装両用砲の採用も検討されたが、重量の問題と同砲の開発遅延によって、前級と同型の
>五インチ三八口径連装高角砲が艦の中央部に各四基搭載されている。高角砲の射撃指揮用としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が前後の艦橋部に各一基、
>一番煙突側部の両舷部に各一基の計四基搭載されていた。
丸パクリとは失礼な。wikiの参考文献をパクリつつwikiからは要約の仕方をパクってるだけだぞ
https://twitter.com/0830yukkey/status/764047717567832066
ユキオ0830 @0830yukkey
@Fruskiy001 はじめまして。先生の記事やご本を買いまして勉強してます。ところで、先生の本のない言おうを内田弘樹という作家が盗作した疑惑がありますがご存知ですか。http://anond.hatelabo.jp/20160627202408 調べたほうがいいと思います。失礼します。#盗作
https://twitter.com/0830yukkey/status/764048377247961088
ユキオ0830
@0830yukkey
@Fruskiy001 先生の本は、見つからないのでもできる限り新刊で買いますので、がんばってください。盗作だったら悪いことなので許しちゃいけないと思います。
https://twitter.com/Fruskiy001/status/764073832046927873
敵国のご隠居 @Fruskiy001
@0830yukkey どうも拙書をお読みいただき、有り難うございます。その件は当方は存じ上げておりませんが、体調が回復したら、少し調べてみようかと思います。 本当にわざわざご連絡いただき、有り難うございました。
以下経緯
内田弘樹氏寄稿による雑誌「丸」掲載の記事に対し、2chにて当該文には、アイオワ級に関するWikipedia記事
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AF%E7%B4%9A%E6%88%A6%E8%89%A6)
からの引き写し、および当該Wikipedia記事の底文となっている、
『歴史群像太平洋戦史シリーズVol.58「アメリカの戦艦」』 学研、2007年5月。ISBN 978-4-05-604692-2。
大塚好古 『【第6章・第1部】3万5000トン型新戦艦「ノース・カロライナ」級』。
上掲記事からの文章剽窃が認められるのではないかという疑義がなされたものである。
====
http://shiba.2ch.net/test/read.cgi/anime/1458575380/460-507
軍事趣味雑誌「丸」7月号に内田先生が「不動の高速戦艦チャンプ「アイオワ」級」なる記事を書いているが、わずか6ページの記事に、一読して「おや?」と思うような記述がどっさり。
以下に明らかにおかしい個所を列挙する。
「1938年」が「エスカレーター条項が」にかかるのなら、「……したため、1938年にエスカレーター条項が発動」と書かないといけないだろう。
国語的におかしい。「保有枠を戦艦、」のあとに脱文があるのではないか。
「最大統制口径」なる用語は初めて見た。「主砲口径制限」が普通だろう。
ここでの「条約」は、日本が1934年に不延長を宣言したワシントン条約のことである。
文中「ワシントン」が出てこないのはどういうことか。
ワシントン条約失効に伴い新戦艦を計画したのは米英も同じであり。日本だけの話ではない。
ここは「ワシントン条約失効により建造される日本の新戦艦の性能を」で文を始めるべきであった。
1940年予算建造の「イリノイ」「ケンタッキー」はどこへ行った。
船体が長くなり、機関が強化されるとなぜ重心が上がるのか?
船の用語で wet は「湿った」ではないだろう。意味をとれば「波をかぶる」ということである。
また、アイオワ級がウェットだと言われるのは、艦首寄りの船体を細く絞ったために艦首浮力が減り、水面下に突っ込んだ時に浮き上がる力が少なくなったからである。
このへんウィキペの丸写し。
「口径が延長」はおかしいだろう。「砲身長が延長されたため」だけでよく、カッコ内は不要。
ほぼウィキペの丸写し。
4機積めるはず。
矛盾してるだろう。
これはサウスダコタが狭すぎたということで、アイオワだって狭くて不評なのである。
「しかし居住設備は当初計画時1900名強だったのが、戦時の実際の運用では2800名~2900名と1000名近く増加し、極めて苦しい状態だったのは事実である。艦内スペースはかなり不足していたらしい(世界の艦船545集より)」
ローズヴェルト大統領を降ろしたのはカサブランカではなく、500km以上東のメルセルケビル(オラン)。
こう書くと、いかにも「ミズーリ」が仁川を砲撃したように感じられるが、実際に砲撃したのは東海岸の三陟である。
アメリカは古い巡洋艦を何隻もミサイル艦に改造している一方、1950年代に新造されたミサイル巡洋艦は1隻だけ。
いまウィキペをざっと見てみたら、「ミズーリ」に特攻機が突入したところの記述もウィキペの丸写しだった。ひどいもんだよ。
降伏調印式の日付、明らかにwikipedeiaの戦艦ミズーリの項内の
>ミズーリは8月21日に東京に上陸する占領部隊のため200名の士官及び兵士をアイオワに移乗させた。その後8月29日に降伏調印式準備のため東京湾に入った。
を早とちりしたままその後の
>日本政府および軍の降伏文書調印式は、9月2日に東京湾(中の瀬水道中央部千葉県よりの海域)に停泊するミズーリの甲板上で
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された一五・二センチ両用連装砲が搭載予定だったが、重量の問題と同砲の開発が遅れたとこで、サウスダコタ級と同じ
>三八口径五インチ連装高角砲が両舷中央部に各五基装備された。射撃指揮装置としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が合計四基搭載された。
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された15.2cm47口径両用連装砲を採用予定だったが、重量問題と開発遅延のため、結局ノース・カロライナ級
>やサウスダコタ級と同じ12.7cm38口径両用連装砲が採用され、これらを両舷中央部に各5基搭載された。
>副砲の射撃指揮装置は、Mk4レーダーを装着したMk37 射撃指揮装置が艦橋全部に各1基、加えて一番煙突の両舷部に各1基の計4基が搭載された。
>当初、副砲はのちに「ウースター」級軽巡洋艦が搭載した六インチ四七口径連装両用砲の採用も検討されたが、重量の問題と同砲の開発遅延によって、前級と同型の
>五インチ三八口径連装高角砲が艦の中央部に各四基搭載されている。高角砲の射撃指揮用としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が前後の艦橋部に各一基、
>一番煙突側部の両舷部に各一基の計四基搭載されていた。
丸パクリとは失礼な。wikiの参考文献をパクリつつwikiからは要約の仕方をパクってるだけだぞ
でも、
「みんなが可処分時間をPokémon GOに使っているときIngress始めれば、有利にゲーム勧められるかも」
とんどもない誤解でしたね。
プレイヤーの名前とレベル見ると、本当にごく少数のガチ勢しかいません。
彼ら、Pokémon GOなんかやらないですよ。
午前三時くらいまで同じメンツからの通知がバンバン来ますもん。寝ろよ。
累計移動距離4千キロのプレイヤーとか、普段どんな生活してるんでしょうね?
緑(Enlightened)陣営を選んでしまったことも私のリサーチ不足でした。
何ですかこのゲームバランス。
圧倒的に青(Resistance)優勢じゃないですか!
うちの地元なんて緑勢は青に囲まれて、兵站断たれた帝国陸軍みたいな戦いしてますよ。
勝ちすぎている青はやることないのか、青いCFに落ちている緑ポータルさえ執拗に叩きます。
緑なのにResistanceみたいな戦い強いられて、何度もワルシャワみたいに壊滅させられてます。
彼我の戦力差が大きすぎるせいか、緑陣営の絆は過剰に強いです。
負け戦と分かっていても仲間のポータルは見捨てません。
独り陣地は寂しいもんな、みたいな感じで刀折れ矢尽きるまで奮戦します。
青陣営の「死兵ぞ! 死兵ぞ!」という雄叫びが聞こえてくるようです。
潮書房光人社、月刊「丸」2016年7月号掲載記事、筆者、内田弘樹氏
http://shiba.2ch.net/test/read.cgi/anime/1458575380/460-507
軍事趣味雑誌「丸」7月号に内田先生が「不動の高速戦艦チャンプ「アイオワ」級」なる記事を書いているが、わずか6ページの記事に、一読して「おや?」と思うような記述がどっさり。
以下に明らかにおかしい個所を列挙する。
「1938年」が「エスカレーター条項が」にかかるのなら、「……したため、1938年にエスカレーター条項が発動」と書かないといけないだろう。
国語的におかしい。「保有枠を戦艦、」のあとに脱文があるのではないか。
「最大統制口径」なる用語は初めて見た。「主砲口径制限」が普通だろう。
ここでの「条約」は、日本が1934年に不延長を宣言したワシントン条約のことである。
文中「ワシントン」が出てこないのはどういうことか。
ワシントン条約失効に伴い新戦艦を計画したのは米英も同じであり。日本だけの話ではない。
ここは「ワシントン条約失効により建造される日本の新戦艦の性能を」で文を始めるべきであった。
1940年予算建造の「イリノイ」「ケンタッキー」はどこへ行った。
船体が長くなり、機関が強化されるとなぜ重心が上がるのか?
船の用語で wet は「湿った」ではないだろう。意味をとれば「波をかぶる」ということである。
また、アイオワ級がウェットだと言われるのは、艦首寄りの船体を細く絞ったために艦首浮力が減り、水面下に突っ込んだ時に浮き上がる力が少なくなったからである。
このへんウィキペの丸写し。
「口径が延長」はおかしいだろう。「砲身長が延長されたため」だけでよく、カッコ内は不要。
ほぼウィキペの丸写し。
4機積めるはず。
矛盾してるだろう。
これはサウスダコタが狭すぎたということで、アイオワだって狭くて不評なのである。
「しかし居住設備は当初計画時1900名強だったのが、戦時の実際の運用では2800名~2900名と1000名近く増加し、極めて苦しい状態だったのは事実である。艦内スペースはかなり不足していたらしい(世界の艦船545集より)」
ローズヴェルト大統領を降ろしたのはカサブランカではなく、500km以上東のメルセルケビル(オラン)。
こう書くと、いかにも「ミズーリ」が仁川を砲撃したように感じられるが、実際に砲撃したのは東海岸の三陟である。
アメリカは古い巡洋艦を何隻もミサイル艦に改造している一方、1950年代に新造されたミサイル巡洋艦は1隻だけ。
いまウィキペをざっと見てみたら、「ミズーリ」に特攻機が突入したところの記述もウィキペの丸写しだった。ひどいもんだよ。
降伏調印式の日付、明らかにwikipedeiaの戦艦ミズーリの項内の
>ミズーリは8月21日に東京に上陸する占領部隊のため200名の士官及び兵士をアイオワに移乗させた。その後8月29日に降伏調印式準備のため東京湾に入った。
を早とちりしたままその後の
>日本政府および軍の降伏文書調印式は、9月2日に東京湾(中の瀬水道中央部千葉県よりの海域)に停泊するミズーリの甲板上で
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された一五・二センチ両用連装砲が搭載予定だったが、重量の問題と同砲の開発が遅れたとこで、サウスダコタ級と同じ
>三八口径五インチ連装高角砲が両舷中央部に各五基装備された。射撃指揮装置としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が合計四基搭載された。
>副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された15.2cm47口径両用連装砲を採用予定だったが、重量問題と開発遅延のため、結局ノース・カロライナ級
>やサウスダコタ級と同じ12.7cm38口径両用連装砲が採用され、これらを両舷中央部に各5基搭載された。
>副砲の射撃指揮装置は、Mk4レーダーを装着したMk37 射撃指揮装置が艦橋全部に各1基、加えて一番煙突の両舷部に各1基の計4基が搭載された。
>当初、副砲はのちに「ウースター」級軽巡洋艦が搭載した六インチ四七口径連装両用砲の採用も検討されたが、重量の問題と同砲の開発遅延によって、前級と同型の
>五インチ三八口径連装高角砲が艦の中央部に各四基搭載されている。高角砲の射撃指揮用としては、Mk4レーダー付きのMk37射撃指揮装置が前後の艦橋部に各一基、
>一番煙突側部の両舷部に各一基の計四基搭載されていた。
丸パクリとは失礼な。wikiの参考文献をパクリつつwikiからは要約の仕方をパクってるだけだぞ
テニスの錦織って人の試合結果とか、あとちょっと前なら女子サッカーとか、
よくニュースとか朝の番組でもやってるけど、試合内容とか見せられてもどっちもすげーなーって感じでよくわかんないし、
かといって自分で調べるほど興味もないから、勝った時だけ勝ったんだスゲーねって世間話のタネにする程度なのでさっさと勝敗を教えて欲しいんだけど、
試合展開をまとめたVTRが割とじっくり流れててなかなか知りたい情報にたどり着かないことが多くてもどかしい思いをしてきた。
ところが最近、勝ったときはもうはじめから右上あたりに「○○に勝利」「ベスト4進出!」とか書いてあることに気付いて、
「王者を相手に奮戦」とか書いてある時は「あー負けたんだな」とすぐ思えるようになってきた。
今までは、勝敗をかくしておいてVTR内で試合が終わったあたりで右上の文字も変化させて勝利を祝福するぜ的な演出パターンがあるのかと思って
ずっとドキドキしながらVTRを見守ってたんだけど、そんなパターンに全然出くわさないから、単に負けたことの言い方を柔らかく報道してるだけなんだろう。
さっさと勝敗が知りたいという欲求は一瞥するだけで判別可能になったことで叶えられたけれど、
勝敗がわからなくてええい結果はどうなったんだとドキドキしながらVTRを見てた純粋さみたいなものを失った感じがしてちょっとさびしい。
ワナビー:何かになりたがっている人。ジャンルによりけりだけれども、インターネット、コンピュータ、プログラミング界隈ではハッカーやクラッカーになりたがっている人。
アタクシ、一応コードを書いて飯食ってる人
クソリプ、教えて君、来るもの拒まずのスタンスでブログやツイッターやっていました。
ワタクシにワナビー君が色々教えて欲しいとやって来ました。
ワナビー君は、友人や本人のブログでは大言壮語な表現と左官職人かと思われるほどキレイに塗りたくった経歴で施されていましたが、
読む人が読めばワナビーってのが分かる内容。
スルースキルもないから全方位からくる批判コメントで論破しようと大奮戦。
でもワナビー君、本当にワナビーでどの言語でもfor以上のことができなかった。
ワナビーってのは、憧れは強くても正しい情報を得られないだけで燻っていて迷走しているだけだとワタクシは思った。
ググって○○言語入門とかいうページ読んでも、14歳からできる○○とか読んでも、今まで触れていなかった概念を独学で習得するのは困難だ。
多くの疑問が湧いてくるだろうが、それを適切に体系だてて答えてくれるような人がいなければ遅かれ早かれ挫折してしまう。
ワナビー君は、本当にプログラミングができるようになりたいと言ってきた。
だから、教えてあげた。
関数のこと、メソッドのこと、オブジェクト指向のこと、丁寧に例題を作って、
そしてすっげーかっこいいゲームを作るとかOS作るとかの目標はとりあえず長期目標として胸に秘めて、短期目標として自身の生活を便利にする物を作ったほうが良いというアドバイスもした。
関数が(関数だよ!!)出てきたあったりでなんだかもうモチベーションを失い、
セキュリティのことに関して聞いてきた。
なるほど、聞いてみるとホワイトハッカー(アタクシこの言葉きらいなのよね)みたいなものにも憧れていると。
ネットワークのこととかOSのこととか、ワナビー君が疑問に思っていることを答えて上げたの。
でも、だめだったわ。
ニコ動やツイッターで一廉の人になれるような即効性のあるものがお好みだったみたい。
でも、アタクシも一廉の人じゃないし…
なりたいって気持ちだけで、それ自体特に好きなわけじゃないって
それに憧れも目立ちたいとかそういうことだけだって…
ワナビー君元気かしら…
劉備亡き後の蜀漢をよく支えたが、志半ばにして五丈原に死した。
その判断は公明正大で、諸葛亮によって流罪とされた者ですら、彼を恨まずその死を嘆いたという。
彼の手になる「出師表」は古今の名文とされ、「読みて涙を堕さざればその人必ず不忠」と言われるほどである。
唐の凌煙閣二十四功臣の第四位。
もとは太宗の政敵である李建成の部下であったが、その剛直さを買った太宗が自身の側近として登用した。
皇帝となった太宗に対しても容赦なく諫言し、亡くなったときには「朕を写す鏡を失った」と太宗を嘆かせた。
そのやりとりが多く記録された「貞観政要」は帝王学の名著とされている。
魏徴と同じく、性剛直にして諫言を多くすることで知られ、寇準がやってくれば百官が震え上がると言われた。
その性格のため周囲の恨みを買い、讒言により宰相を追われるが、死後に名誉回復がなされた。
賄賂を厳しく取り締まったことで、貴族からは恐れられ、民からは慕われた。
その峻烈な性格は「包拯が笑う時は黄河が澄む時だ」と言われるほどだった。
死後、人気はさらに高まり、「包公故事」として劇や小説、あるいはテレビドラマの題材となった。
南宋の三忠臣、亡宋の三傑と呼ばれたうちの一人。
弱冠にして科挙に首席合格した傑物であり、「正気の歌」などの優れた詩を残す。
南宋の首都が陥落したあとも抗戦したがモンゴル軍に捕らえられた。
彼の才を惜しんだクビライから、帰順すれば宰相にするとまで言われたが、「宋の宰相がどうして二姓に仕えようか」とただ死を望んだ。
やむなく文天祥を処刑したクビライは、彼を評して「真の男子なり」と讃えた。
エセン率いるモンゴル軍に明軍が大敗し正統帝が囚われたとき、于謙はすぐさま正統帝の弟を皇帝に立て、徹底抗戦の構えを見せた。
首都である北京にまで迫ったエセンを撃退し、正統帝を取り返したが、のちに反逆者の汚名を着せられ処刑された。
地方の官吏であった頃に、賄賂を受け取らずに都に戻る清々しさを詩に詠んだという故事は、「清風両袖」の語源となっている。
道教に傾倒し政治を顧みない明の嘉靖帝を諌めたことで投獄された。
海瑞は、棺桶を買い、妻子に別れを告げ、死ぬ覚悟を持って直諫に臨んだという。
嘉靖帝の死後、釈放されてからも要職に就けないまま役職を転々としたが、その謹厳な性格は変わらなかった。
この海瑞のことを描いた戯曲が、文化大革命の発端となった「海瑞罷官」である。
明末、抗清の武将。
李自成の乱によって明の首都である北京が陥落すると、江南へ退避して亡命政権を打ち立てた。
揚州にて清の大軍と戦っていたがついに包囲され、熾烈な抵抗を行った末、落城時に自刎した。
それによって莫大な損害を被った清軍は、報復として揚州の八十万人を虐殺したと言われる。
日本で生まれて七歳で明へ渡り、北京陥落後は亡命政権の一つに拠った。
そこで隆武帝に気に入られ、国姓の「朱」を与えられたので、以降「国姓爺」と呼ばれるようになった。
父親が清に降ったのちも、鄭成功は奮戦を続けたが、抗しきれず台湾へと渡った。
その地を支配していたオランダ人を追放して独自政権を打ちたて、翌年に死去した。
清の官僚として、地方の農村の再建と腐敗した官吏の処分を行い、名声を高めた。
道光帝によって欽差大臣に抜擢され、阿片禁輸の大任を託された。
上から期待してる順。
「やれやれ系主人公がなりゆきでお悩み相談部に入ってストイックな対応で解決するラノベ原作」
としてはここ10年で最高の出来。
原作1話をとくにカットせず無理に3分アニメにするため声優に早口で言わせてる。
アニメでは聞き取れなかったセリフを原作で読もう、とCMで言うレベルで早い。
ヤクザお頭の息子の俺が、なりゆきでマフィアのボスの娘の彼女のふりをすることになったぜ!
なラブコメ。
とにかくかわいいキャラがシャフトの謎の演出で大げさに繊細に暴れ回る。
勝率100%の最強主人公が熱い戦いを繰り広げる、っておもしろいのかそれ?
アニメの尺的に5分10分で決着が可能なスピーディーな戦いのおかげでスムースにトーナメント戦もできる販促にすぐれた競技。
主人公はエースを狙う野球部員!ライバルの同級生に負けないぜ!
2004年開始のジャンプ原作。ゼロ年代後半のジャンプをリボーンやDグレと支えてきた苦労人。
ハイテンションでセリフ長くてシモネタ多めのギャグと、長編での熱さのギャップよ。
Webコミック原作!オタクヒッキーなダンナと働き者の嫁のドタバタ日常。散りばめられたネタに追いつかねえよ!
魂を狩るのに奮戦する
TCGにも進出しているサンライズのアイドルアニメと言えばバトスピ!
ペンデュラム、レギオン、アルティメットなどで大混乱に陥ったTCG業界で唯一アニメを一旦やめて力を蓄え再始動したシリーズ。
サンライズの技術でカードゲームでも最高のCGがみどころだじぇ!
コロコロらしい激しく熱かりし戦いが繰り広げられる。
背後霊のような不思議な能力、スタンドを駆使する能力バトル物。ジャンプ原作。
セリフ回しが有名で実況が熱い。
異世界から敵が侵攻してきた!特殊な武器を手にして戦うぜ!平凡、異世界人の戦闘の達人、エネルギーはすごい新米スナイパー、なんかすごい天才の中村の4人の主人公ががんばるぜ!
独特な戦闘方法で頭を使って敵兵、ときには上層部と戦うのがおもしろい。
2クール続くよね?
多くのTCGアニメは実際のカードの動きをアニメで再現して販促するのだけど、ヴァンガードはそれをほとんどしない。
対戦描写を大きくカットして物語だけで、カードの能力を知りたい勢としては物足りなかったけど、最近ちょいちょい能力見せるし展開もシリアスでよくなってきた。
熱い決闘と異世界人との会話のドッジボールと顔芸がみどころのTCGアニメ。
アイドルになれるテーマパークみたいなところプリパラで、今日も3人組でアイドル活動してるぞ!
世界征服を目論む鷹の爪団。実際は探偵ナイトスクープ+ドラえもんみたいなことをやってる。
飛行艇を奪って脱出したユパたちは僧会の追ってによって撃墜され、「腐海」に墜落するが、森の人の一行に救われる。森の人は「蟲使いの祖にして最も高貴な血の一族」、彼ら自身の語るところでは古エフタル王国の大海嘯による崩壊の際、「青き衣の者」に率いられて「腐海」に入り、そこで生きることを選んだ者達の末裔である。彼らは「火を捨て 人界をきらい 「腐海」の奥深く住まう者 蟲の腸をまとい 卵を食し 体液を泡として住まう・・・・」、つまり「腐海」を敵とせず、大地を汚さず生きるものたち、「腐海」の生態系を熟知し、そして当然に、ユパやナウシカが気づいた真実を初めから知っていたものたちである。
彼らもまたナウシカと同じように蟲たちの大移動を察知し、南への探索の途上であった。彼らにつれられてユパ達は「腐海」を突破して土鬼の地に到達し、追ってきた風の谷のガンシップと首尾よく合流を果たす。ところでガンシップは其の途上で、土鬼の浮き砲台がペジテを襲ってトルメキア軍から奪ったとおぼしき巨神兵を輸送しているのに遭遇していた。
他方、クシャナの部隊とともに土鬼の地に到達したナウシカは「腐海」から遠く離れた村までが瘴気に襲われて全滅しているのを目撃する。
クシャナの目的は自分を陥れようとする父ヴ王を欺き、忠実に土鬼を進撃する振りをして、奪われた自らの最強軍団、第三軍に合流し、指揮権を奪還し王に逆襲することだった。瘴気を利用した土鬼の総反抗の中、撤退するトルメキア軍のしんがりをつとめさせられている自軍を救い出す為には、瘴気の謎を的確に追跡するのみならず、優れた技能と母性的カリスマを発揮して兵の心を捉えつつあるナウシカの力が役に立つ。そして彼女はついにトルメキア軍最南端拠点、土鬼サパタ士侯国の都城に立てこもる自軍との合流に成功する。
クシャナが、そこで脱出の血路を開くべき会議を計画する一方で、ナウシカは大量の非戦闘員の捕虜の存在に憤激する。減り続ける労働力不足を補う為の奴隷の獲得は、この戦争の主要目的のひとつであった。ナウシカはクシャナに捕虜釈放を要求するが、クシャナは「手を汚すまいとするお前の言いなりになるのは不愉快だ」戦闘への参加を其の交換条件として提示する。
仕方なく戦闘に参加したナウシカは、会戦目的が敵土鬼包囲軍の殲滅ではなく、攻城砲台を撃滅して脱出のための時間稼ぎをすることにあるのを利して、砲台殲滅を機に、本来「腐海」の蟲を音で脅して追い払うために用いられる鏑弾を撃って敵の馬脚(正確には牛脚。土鬼の常用役畜は「毛長牛」なお、トルメキア、エフタルの常用役畜は「トリウマ」)を乱し、その隙に、「これ以上の流血は無用!!」とクシャナに撤退を求める。
クシャナはコレを承諾し、退却し、敗走中にナウシカに救われた兵士達の分隊がナウシカを援護し全滅する。ナウシカは危うくとらえかけられるが、ユパから贈られた忠実なトリウマ、カイの死を賭けた奮戦によって脱出に成功する。(ここまでで単行本第三巻)