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はてなキーワード: 炎天とは

2024-10-14

anond:20241014113706

かれこれ30年近く読者ではあるけど、増田が指摘しているとおりで長編よりは短編のほうがおもしろい。

紀行文も。『遠い太鼓』や『雨天炎天』は今でも読むに堪えうる。

長編インターネットで読者と絡むようになってから一時期、おかしな感じに変わっていったと思ってる。

ノーベル文学賞に値するかどうか以前で、そもそも文学なのか?という疑いが消えない。

今となってはコミットメントよりもデタッチメントのほうを追究してほしかったな。それが残念。

2024-09-30

二  三四郎東京で驚いたものはたくさんある。第一電車ちんちん鳴るので驚いた。それからそのちんちん鳴るあいだに、非常に多くの人間が乗ったり降りたりするので驚いた。次に丸の内で驚いた。もっとも驚いたのは、どこまで行っても東京がなくならないということであった。しかもどこをどう歩いても、材木がほうり出してある、石が積んである、新しい家が往来から二、三間引っ込んでいる、古い蔵が半分とりくずされて心細く前の方に残っている。すべての物が破壊されつつあるようにみえる。そうしてすべての物がまた同時に建設されつつあるようにみえる。たいへんな動き方である。  三四郎はまったく驚いた。要するに普通のいなか者がはじめて都のまん中に立って驚くと同じ程度に、また同じ性質において大いに驚いてしまった。今までの学問はこの驚きを予防するうえにおいて、売薬ほどの効能もなかった。三四郎の自信はこの驚きとともに四割がた減却した。不愉快でたまらない。  この劇烈な活動のものがとりもなおさず現実世界だとすると、自分今日までの生活現実世界に毫も接触していないことになる。洞が峠で昼寝をしたと同然である。それではきょうかぎり昼寝をやめて、活動の割り前が払えるかというと、それは困難である自分は今活動の中心に立っている。けれども自分はただ自分の左右前後に起こる活動を見なければならない地位に置きかえられたというまでで、学生としての生活は以前と変るわけはない。世界はかように動揺する。自分はこの動揺を見ている。けれどもそれに加わることはできない。自分世界現実世界は、一つ平面に並んでおりながら、どこも接触していない。そうして現実世界は、かように動揺して、自分を置き去りにして行ってしまう。はなはだ不安である。  三四郎東京のまん中に立って電車と、汽車と、白い着物を着た人と、黒い着物を着た人との活動を見て、こう感じた。けれども学生生活の裏面に横たわる思想界の活動には毫も気がつかなかった。――明治思想西洋歴史にあらわれた三百年の活動を四十年で繰り返している。  三四郎が動く東京のまん中に閉じ込められて、一人でふさぎこんでいるうちに、国元の母から手紙が来た。東京で受け取った最初のものである。見るといろいろ書いてある。まず今年は豊作でめでたいというところから始まって、からだを大事にしなくってはいけないという注意があって、東京の者はみんな利口で人が悪いから用心しろと書いて、学資は毎月月末に届くようにするから安心しろとあって、勝田の政さんの従弟に当る人が大学校卒業して、理科大学とかに出ているそうだから、尋ねて行って、万事よろしく頼むがいいで結んである。肝心の名前を忘れたとみえて、欄外というようなところに野々宮宗八どのと書いてあった。この欄外にはそのほか二、三件ある。作の青馬が急病で死んだんで、作は大弱りである三輪田のお光さんが鮎をくれたけれども、東京へ送ると途中で腐ってしまうから家内で食べてしまった、等である。  三四郎はこの手紙を見て、なんだか古ぼけた昔から届いたような気がした。母にはすまないが、こんなものを読んでいる暇はないとまで考えた。それにもかかわらず繰り返して二へん読んだ。要するに自分がもし現実世界接触しているならば、今のところ母よりほかにないのだろう。その母は古い人で古いいなかにおる。そのほかに汽車の中で乗り合わした女がいる。あれは現実世界稲妻である接触したというには、あまりに短くってかつあまりに鋭すぎた。――三四郎は母の言いつけどおり野々宮宗八を尋ねることにした。  あくる日は平生よりも暑い日であった。休暇中だから理科大学を尋ねても野々宮君はおるまいと思ったが、母が宿所を知らせてこないから、聞き合わせかたがた行ってみようという気になって、午後四時ごろ、高等学校の横を通って弥生町の門からはいった。往来は埃が二寸も積もっていて、その上に下駄の歯や、靴の底や、草鞋の裏がきれいにできあがってる。車の輪と自転車のあとは幾筋だかわからない。むっとするほどたまらない道だったが、構内へはいるとさすがに木の多いだけに気分がせいせいした。とっつきの戸をあたってみたら錠が下りている。裏へ回ってもだめであった。しまいに横へ出た。念のためと思って押してみたら、うまいあいあいた。廊下の四つ角に小使が一人居眠りをしていた。来意を通じると、しばらくのあいだは、正気回復するために、上野の森をながめていたが、突然「おいでかもしれません」と言って奥へはいって行った。すこぶる閑静である。やがてまた出て来た。 「おいででやす。おはいんなさい」と友だちみたように言う。小使にくっついて行くと四つ角を曲がって和土の廊下を下へ降りた。世界が急に暗くなる。炎天で目がくらんだ時のようであったがしばらくすると瞳がようやくおちついて、あたりが見えるようになった。穴倉だから比較涼しい。左の方に戸があって、その戸があけ放してある。そこから顔が出た。額の広い目の大きな仏教に縁のある相である。縮みのシャツの上へ背広を着ているが、背広はところどころにしみがある。背はすこぶる高い。やせているところが暑さに釣り合っている。頭と背中を一直線に前の方へ延ばしてお辞儀をした。 「こっちへ」と言ったまま、顔を部屋の中へ入れてしまった。三四郎は戸の前まで来て部屋の中をのぞいた。すると野々宮君はもう椅子へ腰をかけている。もう一ぺん「こっちへ」と言った。こっちへと言うところに台がある。四角な棒を四本立てて、その上を板で張ったものである三四郎は台の上へ腰をかけて初対面の挨拶をする。それからなにぶんよろしく願いますと言った。野々宮君はただはあ、はあと言って聞いている。その様子がいくぶんか汽車の中で水蜜桃を食った男に似ている。ひととおり口上を述べた三四郎はもう何も言う事がなくなってしまった。野々宮君もはあ、はあ言わなくなった。  部屋の中を見回すとまん中に大きな長い樫のテーブルが置いてある。その上にはなんだかこみいった、太い針金だらけの器械が乗っかって、そのわきに大きなガラスの鉢に水が入れてある。そのほかにやすりとナイフと襟飾りが一つ落ちている。最後に向こうのすみを見ると、三尺ぐらいの花崗石の台の上に、福神漬の缶ほどな複雑な器械が乗せてある。三四郎はこの缶の横っ腹にあいている二つの穴に目をつけた。穴が蟒蛇の目玉のように光っている。野々宮君は笑いながら光るでしょうと言った。そうして、こういう説明をしてくれた。 「昼間のうちに、あんな準備をしておいて、夜になって、交通その他の活動が鈍くなるころに、この静かな暗い穴倉で、望遠鏡の中から、あの目玉のようなもののぞくのです。そうして光線の圧力試験する。今年の正月ごろからとりかかったが、装置がなかなかめんどうなのでまだ思うような結果が出てきません。夏は比較的こらえやすいが、寒夜になると、たいへんしのぎにくい。外套を着て襟巻をしても冷たくてやりきれない。……」  三四郎は大いに驚いた。驚くとともに光線にどんな圧力があって、その圧力がどんな役に立つんだか、まったく要領を得るに苦しんだ。  その時野々宮君は三四郎に、「のぞいてごらんなさい」と勧めた。三四郎おもしろ半分、石の台の二、三間手前にある望遠鏡そばへ行って右の目をあてがったが、なんにも見えない。野々宮君は「どうです、見えますか」と聞く。「いっこう見えません」と答えると、「うんまだ蓋が取らずにあった」と言いながら、椅子を立って望遠鏡の先にかぶせてあるものを除けてくれた。  見ると、ただ輪郭ぼんやりした明るいなかに物差しの度盛りがある。下に2の字が出た。野々宮君がまた「どうです」と聞いた。「2の字が見えます」と言うと、「いまに動きます」と言いながら向こうへ回って何かしているようであった。  やがて度盛りが明るいなかで動きだした。2が消えた。あとから3が出る。そのあとから4が出る。5が出る。とうとう10まで出た。すると度盛りがまた逆に動きだした。10が消え、9が消え、8から7、7から6と順々に1まで来てとまった。野々宮君はまた「どうです」と言う。三四郎は驚いて、望遠鏡から目を放してしまった。度盛りの意味を聞く気にもならない。  丁寧に礼を述べて穴倉を上がって、人の通る所へ出て見ると世の中はまだかんかんしている。暑いけれども深い息をした。西の方へ傾いた日が斜めに広い坂を照らして、坂の上の両側にある工科の建築ガラス窓が燃えるように輝いている。空は深く澄んで、澄んだなかに、西の果から焼ける火の炎が、薄赤く吹き返してきて、三四郎の頭の上までほてっているように思われた。横に照りつける日を半分背中に受けて、三四郎は左の森の中へはいった。その森も同じ夕日を半分背中に受けている。黒ずんだ青い葉と葉のあいだは染めたように赤い。太い欅の幹で日暮らしが鳴いている。三四郎は池のそばへ来てしゃがんだ。  非常に静かである電車の音もしない。赤門の前を通るはずの電車は、大学の抗議で小石川を回ることになったと国にいる時分新聞で見たことがある。三四郎は池のはたにしゃがみながら、ふとこの事件を思い出した。電車さえ通さないという大学はよほど社会と離れている。  たまたまその中にはいってみると、穴倉の下で半年余りも光線の圧力試験をしている野々宮君のような人もいる。野々宮君はすこぶる質素服装をして、外で会えば電燈会社の技手くらいな格である。それで穴倉の底を根拠地として欣然とたゆまずに研究を専念にやっているから偉い。しか望遠鏡の中の度盛りがいくら動いたって現実世界交渉のないのは明らかである。野々宮君は生涯現実世界接触する気がないのかもしれない。要するにこの静かな空気を呼吸するから、おのずからあいう気分にもなれるのだろう。自分もいっそのこと気を散らさずに、生きた世の中と関係のない生涯を送ってみようかしらん。  三四郎がじっとして池の面を見つめていると、大きな木が、幾本となく水の底に映って、そのまた底に青い空が見える。三四郎はこの時電車よりも、東京よりも、日本よりも、遠くかつはるか心持ちがした。しかししばらくすると、その心持ちのうちに薄雲のような寂しさがいちめんに広がってきた。そうして、野々宮君の穴倉にはいって、たった一人ですわっているかと思われるほどな寂寞を覚えた。熊本高等学校にいる時分もこれより静かな竜田山に上ったり、月見草ばかりはえている運動場に寝たりして、まったく世の中を忘れた気になったことは幾度となくある、けれどもこの孤独の感じは今はじめて起こった。  活動の激しい東京を見たためだろうか。あるいは――三四郎はこの時赤くなった。汽車で乗り合わした女の事を思い出したかである。――現実世界はどうも自分必要らしい。けれども現実世界はあぶなくて近寄れない気がする。三四郎は早く下宿に帰って母に手紙を書いてやろうと思った。

anond:20240930171147

2024-08-24

anond:20240824212653

炎天下の中」と表現するのも間違いです。 正しくは「炎天下で」「炎天の中」と表現します。

2024-08-21

anond:20240821150043

重要視点だと思う。

かくれんぼ」より FPS の方が面白いだろ

理由情報量が多いか

子どもたちは炎天が収まったらかくれんぼしてますよー

どんな遊びが楽しいかは属性によって、人によって異なる。

からゲーム面白自体には上下がない。

anond:20240821145521

子どもたちは炎天が収まったらかくれんぼしてますよー

かくれんぼよりシューティングゲームの方が面白かったら、子どもFPSが広まるでしょ

そして子ども用のモデルガンサバゲーして遊ぶはずですよね

2023-03-21

anond:20230321102845

君たちとてもチョロいね分断統治されているね。一体悪いのはだれなのか。

女子並みの仕事しかしないんだから給料は安くていいだろう?」

男子のように休日出勤とか炎天荒天下の現場監督みたいなことしないんだから給料は安くていいだろう?」

「君の代わりはパートさんでも務まるんだから不満があれば辞めてくれてもかまわないんだが?」

2021-01-16

沼の淵にいる喜びを知った話

こどもにせがまれて、「無限列車」を観に行った。大人アニメ鬼滅の刃」の映画版

私はそれまで、漫画テレビ版も見たことがなかった。

みたあと、心のモヤモヤがはれない。というか、金赤のグルグル目が頭から離れない。

ふと気づけば、彼の目を思い出し、スマホを触れば名前検索してしてる。まるで好きな人ができたみたい。相手アニメ登場人物なのに。

アニメキャラ片思いっておかしいし、それにあの手の脳筋タイプの男とは気が合わないはず、って、アニメキャラと付き合う気なんかーい!

混乱。

日経って、ようやく頭が整理できた。

多分、これが世間でいうところの、「萌え」「推し」という感情なんだ。すごいね人間片想いするときと全く同じ感情だね、これ。

子どもの頃から漫画小説ラノベもそこそこ摂取しているけど、キャラクターに恋慕する感情理解できなかった。それなのに、ここにきて突然の落雷、開眼。

そっか、学生の頃、ヲタっぽいたち女の子たちがあつまって、アニメージュみながら興奮して語ってるの、あれって恋バナ、ガールズトークだったのか。ちょっと気持ち悪いって思ってごめん。数十年後の気付き。

最近は、公式じゃ足りなくて、二次創作夢小説まで読みだした。重厚で先の読めないストーリーが好きだったはずなのに、足をくじいてお姫様抱っこ!お風呂をあけたらまだあの方が入ってらした!偶然添い寝!みたいな、王道ラッキースケベを楽しめる自分に驚く。すごいな、萌え推し

これならBLもいけるかもとチャレンジしたけど、ページめくったとたん、煉獄さんの煉獄さんが昇り炎天してるのみて挫折した。

沼の淵に足をかけただけの私には、濃厚すぎる。

あの方と出会ってから毎日がすごく楽しい。昨夜は、あとは寝かしつけるだけのこどもたちを旦那にお願いして、もういちど無限列車を見に行った。

こどもを置いて映画にいくのも、同じ映画を2度みるのも生まれてはじめてだったし、すでに知ってるストーリーを楽しめるのか不安だったけど、興奮したし、めちゃくちゃ肌が潤った。

仕事も、調整難航案件がうまくすすみだした。推しがついててくれるって心強いね!やる気がみなぎりすぎる。

推しのおかげで何もかもがうまくいく。あぁ!すべては推しのおかげ!わっしょい!

2020-08-18

旅に出たくなる創作物

・【エッセイ深夜特急 / 沢木 耕太郎

・【小説ライ麦畑でつかまえて / J・D・サリンジャー

・【映画スタンド・バイ・ミー /

・【音楽】Trippin Life / Caravan

本、映画音楽なんでも良いから教えてクレメンス

追記: コメントで教えてもらった創作物を追加しました。 まだまだ募集中

・【CM】初代ゲームボーイCM

・【ゲームゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

・【エッセイニッポン居酒屋放浪記 / 太田和彦

・【クラシック巡礼の年 第3年 / フランツ・リスト

・【クラシック】版画 グラナダ / ドビュッシー

・【クラシックラプソディ・イン・ブルー / ジョージ・ガーシュウィン

・【クラシックローマの松 アッピア街道 / オットリーノ・レスピーギ

・【音楽1001のバイオリン / ブルーハーツ

・【TV水曜どうでしょう / HTB

・【アニメ宇宙よりも遠い場所 / よりもい

・【ゲームグランディア / ゲームアーツ

・【演歌三都物語 / 谷村新司

・【映画LIFE!/ ベン・スティラー

・【映画最高の人生の見つけ方 / ジャスティン・ザッカム

・【小説あやしい探検隊 / 椎名

・【小説マルコポーロの見えない都市 / イタロ・カルヴィーノ

・【コミック】ぱらのま / kashmir

・【コミック】ざつ旅 / 石坂ケンタ

・【コミックびわっこ自転車旅行記 / 大塚志郎

・【コミックメイドインアビス / つくしあきひと

・【コミックロケットマン / 加藤元浩

・【コミック水惑星年代記 / 大石まさる

・【コミック】片喰と黄金 / 北野詠一

・【コミックリアリズムの宿/ つげ 義春

・【映画プリシラ / ステファン・エリオット

・【TVドキュメント72時間 / NHK

・【映画グランド・ブダペスト・ホテル / ウェス・アンダーソン

・【音楽1/6の夢旅人2002 / 樋口了一

・【小説どくとるマンボウ航海記 / 北杜夫

・【小説羊をめぐる冒険 / 村上春樹

・【Webサイト】旅と執筆プログラミング

・【エッセイオーパ! / 開高健 

・【コミック】ヴィンランド佐賀 / 幸村誠

・【映画名探偵コナン 紺青の拳

・【音楽】シエノとレイン20形 / ADAM at

・【エッセイ第一阿房列車 / 内田百閒

・【バンドフリッパーズギター

・【バンドピチカートファイヴ

・【コミック】ぢるぢる旅行記インド編)/ ねこぢる

・【映画/小説モーターサイクル・ダイアリーズ / エルネスト・チェ・ゲバラ

・【映画/小説】イントゥザワイルド(荒野へ) / ジョン・クラカワー

・【エッセイ犬が星見た / 武田百合子

・【エッセイ】雨天炎天 / 村上春樹

・【作家池澤夏樹

・【音楽ハイウェイ / くるり

・【音楽】My Favorite Things / オスカー・ハマースタイン2世リチャード・ロジャース

・【音楽AMBITIOUS JAPAN! / TOKIO

・【ポスター青春18きっぷポスター

・【映画旅情 / デヴィッド・リーン

・【ラノベ/アニメキノの旅 / 時雨沢恵一

・【増田https://anond.hatelabo.jp/20190130014412

・【エッセイ】珍夜特急 / クロサワ コウタロウ

2019-09-11

anond:20190911213928

一日に必要ビタミンとか入ってるゼリーとか飲んで出勤してみては。

外は炎天会社寒い自律神経やられます。水分補給や、ちょっとしたトリート自分にもしてくださいね

2018-08-06

anond:20180806113511

炎天日中は寝てて夕方から活動する方が熱帯の生物として正しいのかもしれない

夜型の寿命も延びそうな気がする

2018-02-10

2周年記念ライブ

https://anond.hatelabo.jp/20180210003720

 

フェンリルをひたすら狩りながら、放置してあったアーススタードリームの2周年記念BDを見た。

2年目の振り返りは、本当に色々なことがあって、躍進を感じた。

3年目への意気込みも、力強くて期待に満ち溢れていた。

ゆっきーも、4年目、5年目と同じメンバーで頑張っていきたい意向を語っていた。

 

この2周年ライブがこのグループ集大成だと思う。

3年目は、結局CDは540円の『開運!招福!炎天歌』1枚だけだった。

2周年のBDの中にあったファーストアルバムの話もどこかへ行ってしまった。

10月にゆっきーがアーススタードリーム卒業すると発表した。

赤と青の脱退も、発表より随分前から決まっていたという。

 

3周年ライブの時点で、まだアーススタードリーム活動休止の報はなかった。

内部的にはどうだったのだろう。

エースが抜け、リーダーと青が抜ける。

ゆっきーはひどく驚いたようなツイートをしていたが、本当に残された3人で継続されると思っていたのだろうか。

3周年ライブの段階で、すでに活動休止は確定路線だった。

そう考えるのが自然だ。

 

そんな中で行われた3周年ライブ

やはり、どうしてもそれが、少なくとも2周年記念ライブを超えるほどいいものだったとは思えない。

受け取り側の問題も多分にあると思う。自分ネガティブ想像をして、出演者の想いに関係なく、勝手に楽しめなくなっているだけかもしれない。

実際に現場に行った人たちはどう感じたのだろう。

知りたくはあるが、生憎そういう仲間はいない。

 

クラウドファンディングについて、2chゆっきースレにこんな投稿がある。

クラウドファンディングでもいいけど、メンバー全員の感謝言葉サイン入り色紙とか、リターンについては金をかけなくても心はかけるものを用意して欲しい。

同感だ。

エンドロール名前を入れてもらうよりも、名前入りでメンバーサインももらえた方が嬉しい。

元々握手会チェキ会で喜ぶファンなのだ。それはメンバーもわかっていたはず。

にも関わらず、このリターンなのは、やはり脱退したメンバーの協力が得られなかったのではないだろうか。

クラウドファンディングのページの、あまりにも短い青のコメントが引っかかる。

やはりもう、ライブの段階ではやる気がなかったのではないか。嫌々だったのではないか

色々と、良から想像が廻る。

 

ただ、ゆっきーは全力だったのではないかなと思う。

自分集大成として、きっと本気でぶつかってくれたと信じている。

日々のゆっきー言葉が、どれくらい本気なのかはわからない。ものすごく計算されているように感じてはいる。

それでも、自分ゆっきーが好きだから

自分の稼ぎが少しでもゆっきーのご馳走の足しになるのなら、このプロジェクト支援するボタンを、押……押してもいいかなって、思わないでもないんだけど、でもやっぱり2万円とか高いし、なんていうかこう、高いし、でもゆっきー可愛いし、あーでも高いし、うーん、うーん……。

 

現在支援総額 328万円

支援人数 116人

残り 8日

2018-02-07

ゆきすと

今日はてな巡回していたら、アイマス関連の記事で、アイドルが「プロデューサー」に呼びかけるから、「ファン」として見るのはダメなのかなと悲しくなった、というような話題を目にした。

それを読んで、ここのところ毎朝感じているあることを言葉にしたくなった。

ゆっきーが、ファン呼称が「ゆきすと」に決まってから、「ゆきすとの皆さん、おはようございます!」とツイートするようになった。

これを見ていつも、ゆっきーゆきすとではない人には言っていないのだなと寂しく感じている。

例えば、「先生おはようございます」と言ったら、それは先生に言っているのであって、周りの友達には言っていない。それと同じ。

ゆきすとという呼称FRESH!生放送で決まったらしい。それを見ていないのでわからないが、イメージとしてはそのリスナーや、一部のコアなファンを「ゆきすと」と呼ぶ印象がある。

これも喩えるなら、ラーメン二郎に1、2回だけ行った人をジロリアンとは呼ばないのと同じ。

ゆっきーの中での定義はわからないが、少なくとも自分はその放送も聴いていないし、成人式イベントにも行けなかったし、次のライブも行けないし、ゆきすとを自称できるレベルファンだとは思っていない。

から、今まで自分にもかけられていた「おはようございますっ!」が、突然一部の人にだけ言われるものになってしまって、とても寂しい。

しかしたら自分は「ゆきすと」の端っこくらいにはいるのかもしれないが、単にフォローしているだけのフォロワーもきっといて、そういう人は完全に「おはようございますっ!」の対象から除外された。

ESDを辞めたことで、より大きな世界に羽ばたいていくのかと思ったら、今のところより小さな世界に目を向けているように感じる。

まあ、でも。

そんなことを書きながら、1月25日の、呼称ゆきすとに決まった報告ブログを読んでいると、なんだかとても楽しそうだし、思わずにっこりしてしまう程度にはゆっきーのことが好きだし、ゆっきー可愛いし、元気だし、可愛いし、好き。いっぱい好き。

FRESH!生放送も気にはなっているが、月額1,080円は安月給の身にはとても高い。

ゆっきーは高い。

次のライブの特典会、握手会が物販2,000円、チェキ会が物販4,000円とのこと。ESDの無料ライブや、1枚540円の『開運!招福!炎天歌』のことはもう忘れよう。一度安売りすると、なんでも高く見えてしまうのはマクドナルドと同じ。

数日前にはてなーファンクラブ話題で盛り上がっていたが、「お金を持っていない小中学生ファンは置き去りか?」みたいな意見には、個人的には「そうです」と思っている。

慈善事業ではないのだから、何にしろお金がかかるのは当然だし、お金がない人は、自分の出せる範囲で楽しむのはすべてにおいて同じ。

自分ゆきすとを名乗ることなど到底できないが、自分にできる範囲で、これからもひっそりとゆっきー応援していきたい。

2017-07-08

ggワード法則性

Hong Kong(香港)に代表される発音されない"g"が2つ続く単語って、日本語でも意外と多いんじゃないか

と思ったので、書き殴ってみる。

 

 

安心」「安全」「運転」「温泉」は明らかに違和感を感じるから、ア行の音にはg付かないのだろうか。

他にも違和感を感じる語も多いことから、単に「○ん○ん」という読みの語全てがggワードという訳でもない気もする。

一方で、個人的には「貧困」などは全く違和感を感じない。

ちなみに、ホンコンは"Hong Kong"なのに、ワンタンは"Wonton"表記になるそうで大陸由来の単語でもggワードにならない語もある。

 

ggワードになる単語とならない単語法則性は既に言語学者(?)に解き明かされていたりするのだろうか?

人によって解釈が異なり単一法則性は導けなさそうな気もするけど、AIならこういうの得意なのかな?

2017-03-13

転職することにした

31歳を目前にして転職をすることにした(現在30歳)。

会社外資系、そこで再び営業マンをすることにした。再びということは現職は営業マンでは無いということです。

今の自分工事現場作業員、いわゆる3Kの職場で働いています

今の職業に就く直前に自分結婚しました。結婚をすると「もっと安定した職に就かなければならない」「もっと妻と時間が取れる職に就かなければならない」と考え、収入はそこまで無いが仕事は常にあり、そして時間が取れる職場を探した結果に今の職業に就いています

結婚して2年が経った頃、それは9ヶ月前の話なのですが、子供が生まれました。

現在子供は9ヶ月で非常に可愛いです。日々の成長を見ていると日々可愛さが増していき、最近やっと「自分はお父さんなんだな」という感覚が肌に馴染んできた。

そしてその感覚が「もっと子供に良い暮らしをさせてあげよ」と訴えかけてくるわけです。この感覚が今まで見て来た世の中のお父さんの必死さ正体なのかと思うと「今までナメたこと言っててゴメンなさい」と土下座したくなる思いです。

31歳を目前にして何故外資系就職出来てしまうのか?といえば単純に営業マン時代の実績があるからです。

工事現場作業員として働いている間、以前の営業マン仲間から「何故お前が工事現場で働いてるんだ?」「ウチならいくらでもネジ込んでやるから来いよ」と色んなところから誘われ続けていました。

それらを蹴って2年間まったりと、あるとき炎天直下、あるとき冬将軍が吹き荒れる中で工事現場作業員として働いていました。

社会人となり衰えた身体学生時代よりもビルドアップしたような感じとなり悪い経験では無かったと思います

現場親方や先輩方、元請けさん達は豪快な人々が多いですが、仲良くなると親切な人々だと理解できて今でも職を離れるのは後ろ髪をひかれる思いがあります

そして、工事現場作業員という経験は「金銭というのは重要なのだな」という当たり前のことを再学習できる良い機会となりました。

別に今の収入でも毎日贅沢をしなければ、たまに美味しいモノを食べられますし、たまに旅行も楽しめます。節目節目に子供節句記念品も買ってあげられます

でも子供の姿を見ていると欲が出るんですよね。もっと良い服を買ってあげられるんじゃないかもっと良い記念品を買えるんじゃないか?妻はもっと家族で行楽をしたいんじゃないか?と。

子供写真動画を良いカメラで残したいし、子供により良い経験をさせてあげたい、よりよい環境を与えたい。

こう強く願うようになってしまった。それを実現するには再び営業マンをするしかないわけです。

そして何処で営業マンをやろうか?と色々と昔のツテで面接を受けさせて貰った結果、コチラがぶつけた営業理論話題に乗ってくれて3時間激論が出来た人事担当の居る某外資系企業転職することになりました。

どうせまた営業マンをするのであれば、営業理論模索・探求が自分は好きなので、この方向性に堪えられる人が居る会社にしたわけです。

とりあえず4月入社若い子達に負けないくらいは頑張りたいなと思っております

2009-02-09

http://anond.hatelabo.jp/20090209003908

ああ、前提が抜けていたけど

「騙す」行為が明確に法律違反の場合、だな。

そうでない場合はそもそも「騙し」てないわけだから。

だからホリエモンも別に悪いことしてないと思うなぁ。

炎天は悪いことしてると思うねぇ。

2007-07-05

http://anond.hatelabo.jp/20070705114456

「きっと窓を見上げるようにして林檎売りが佇んでいるのだ」

そう呟いた声が耳に入るや階段を駆け下り七月の炎天の下に飛び出した。

林檎売りの姿はどこにも無く、私の窓の下にあるのは猫の死骸と無数の弁当売りばかりだった。

しかし鼻腔をくすぐる林檎の匂いは強くなる一方なのだ。

私は正答に近付いている。林檎売りはすぐそばにいる。

あともう少し。あと数歩。この手に捕まえ懲らしめてやる。

期待に震えながら近隣をぐるぐると徘徊して、どれくらい経ったろう。

赤銅色のビルディングの窓から刺すような笑うような視線を感じた。

瞬間、喉の奥から蟇蛙をすり潰したような醜く短い悲鳴漏れた。

あの窓は、私の窓。

それから自分が林檎売りになっていることに気付く迄にそう時間は掛からなかった。

 
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