はてなキーワード: Dグレとは
最初の方を読んでオタクになりたいから通ぶるためにやってるうるさくて迷惑な嫌なオタクだ〜〜〜〜
と思った後なんだかんだ業界に入って成長したんだな、知識として作品を追うのも純粋に好きなものだけ追ってるオタクにはできないことだな、良かったなと結論づけようとしたら最後でいまだに拗らせてるめんどくさいオタクなのが炸裂しててわらった
https://anond.hatelabo.jp/20211004080408
注意。自分語りです。
上の26歳の増田が、俺と同じ年齢なのに価値観が違い過ぎて悲しくなったから、引用・対比しながら俺のオタク人生と、思ったことを書く。
結論から言っちゃうと、上の26歳増田はオタクではないと感じている。
俺と元増田、どちらが正しい人間なのかというと、元増田なのだが。
当時つけていた日記なんかも参照しながら、書く。
小学校の時、親が「こういうサイトは見ちゃいかんよ」とか言いながら『2ちゃんねる』を見せてくるという、
子供の性格を歪めたいとしか思えない所業により、無事2ちゃんねらーデビューを果たす。俺の記憶が正しければ9歳か10歳の時である。
小学生の自分は爆笑コピペ関係、あとは確かジョジョのスレ、エロ関係のスレを食い入るように見ていた。
確か11歳か12歳のころ、ジャンプ・サンデー・マガジンを購読するようになる。
2ちゃん的価値観を刷り込まれた俺は「ドラマやバラエティは下らない」という結論に至り、
高校生くらいまでSMAPのメンバーを1人も言うことができないという暗黒の時代を過ごすことになった。
ちなみに26歳の今でも、「ガキの使いやあらへんで」を1度も見た事がないし、ジャニーズの曲を1曲もフルで聞いたことがない。
映画になるまでフレディってクロマティ高校のキャラという認識しかなかった。
ちなみに当時好きだった漫画は日記によると「いちご100%」と「魔法先生ネギま。」。
だが、オカズはドラゴンボールのブルマが乳を晒すシーンと地獄先生ぬ~べ~やこち亀のエロシーンであったことが記録されている。死にたい。
本屋の立ち読み、謎のゲーム雑誌で当時読んでいた「タカヤ」のエロ同人誌、クリムゾン先生の存在を知り、自分の性癖がソフト陵辱であることに気がつく。
だが当時はまだエロ同人を無料で見る手段がなかった。もしくは自分にサーチ能力がなかったため、「中学生になったら18歳と同じだしクリムゾンを買える」(原文ママ)という思い込みが発生。
早く中学生になりたいと悶々としていた日々を過ごしていたようだ。
また、おそらく「痛いニュース」やテキストサイトにどっぷりとハマり、
同時期にハヤテのごとく!のSSにハマって投稿していた形跡がある。「スパイラル推理の絆」丸パクリの展開を書いて、コメントでボコボコにされたらしい。
今となっては恥ずかしいが、アニメはほとんど違法視聴して、動画サイトにないものは近所のビデオ屋(TSUTAYAではなかったと思う)に借りに行っていた。
日記の落書きを見る限り、機動戦艦ナデシコ劇場版のアキトの笑い方と、アウトロースターの武器にやたら憧れていたらしい。
とにかくそんなのだったので、2ちゃんの「俺はバラエティを見ているような奴らとは違う」という価値観を持つ小学生だった。
情報の授業の時間にFLASHを見て喜んでいる層に「やれやれ…もっと面白いものがあるのにな…」という優越感を感じつつ、自分もFLASHにハマっていた。
オタクはなんとなくすごい人達だと思っていたし、今にして思うと、先日話題になった「オタクになりたいオタク」そのものだったと思う。
そしてドラマの舞台であった秋葉原では路上でハルヒダンスを展開するオタクがニュースにもなった
秋葉原+オタク=秋葉系みたいな概念が世間に浸透していった時期だと思う
しかし、中学に上がる前にその秋葉原で秋葉原通り魔事件が起きた
宮崎努ほどではないと思うけど、この時にメディアでは「犯人の加藤はオタクだった」といった報道が展開され、世間でもオタク=危険人物みたいな風潮が強まった
でも、それは大人にとっての世間の話であり当時の小学生達にとってはあまり影響はなかったと思う
むしろ、当時の小学生の間ではおもしろフラッシュ倉庫を起点にフラッシュ動画が流行っていたのでオタク文化のイメージはこれらフラッシュ動画の方に強く影響を受けていたと思う
ハルヒは確かにドはまりして、やはりSS掲示板で長門×キョンのSSを漁りまくっていた。(同時にエヴァとナデシコとGS美神にSS経由でハマった)
だが、多分アフィサイトの「マスゴミが流すニュースは全て嘘」という価値観に基づき、ニュースはほぼ見ていなかったので通り魔事件もあまり記憶にない。
中学に上がる少し前は、上で書いたようにゴミのようなSSを乱造して、
パクりもよくしていたのでぶっ叩かれて、当時幼かった俺は「下らないことで人を叩くとか、オタクってクソだな」といったようなことを逆恨みで感じていたらしい。
ガキの分際で、いっちょ前にオタクに対して同族嫌悪を感じている自分に酔っていたわけだ。
あと『スクールランブル』の八雲と播磨、『Dグレイマン』のリナリーとアレンがくっつくことに異様な熱意を燃やしていた。旗派だったか、おにぎり派だったか。記憶が定かでなくなってしまったが。
というか、日記を見るにリア友の情報がほぼない。友達は確か、いたと思うのだが。今から思うとこんな人間はいじめられていたとしか考えられない。
当時ひぐらしは既に出題編と解答編のテレビアニメは終了していたのだが、ニコ動のMAD動画経由で再びブームに火がついた
そして物語シリーズ、けいおん!、あとやっぱりハルヒも流行った
影の薄い生徒(当時は陰キャは使われてなかった)のみならずクラスの人気者でもこれらのサブカルチャーに親しむ人が増えてきた時期だった
この頃のお昼の放送は
AKB系列、ジャニーズ系列、ボーカロイド、アニソン(主にけいおん!とハルヒ)、いきものがかりその他JPOP……みたいなカオスな曲目だった
「ニコ厨」と呼ばれ嫌われていて、自分も「ニコ厨は死ね」とほざいていたが、確かコメントつきのAIRなどを楽しく見ていた記憶がある。
大体この世代のネタもわかるし、中学のころの自分は何かしら理屈をつけて、両方の立場からニコニコを嫌いつつ楽しんでいた。
AKBやジャニーズはとにかく理由もなく嫌いだったし(なお、1人も名前すら知らなかった)、JPOPは「押忍!たたかえ応援団」以外で聞いたことがないという有様だった。
ボカロは何か合わなかった。
同時に、エロゲと古いアニメ文化にハマる。古いアニメ文化にハマったのは人とは違う自分を演出したかったからで、エロゲはシコるためである。
帽子を深く被り、自分の中で精一杯オッサン的な格好をした自分は「とらのあな」に乗り込み、確かセフィリアか乱菊の同人誌をレジまで持って行ったのだが、
「年齢を証明できるものはありますか?」の一言の前に粉砕され、すごすごと帰宅したのはハッキリと覚えている。
だが、その後、代引きでAmazonを使えばエロゲを人知れず買えることに気がつく。一番初めに購入したのは「真・恋姫無双」だったと記憶している。
俺が人生で初めてセックスというものを理解したのはロリ張飛の濡れ場だった。懐かしい記憶だ。(クリムゾンのエロだと、本番シーンが簡易すぎてセックスを理解していなかったのだなあ)
そこから2ちゃんのエロゲー作品別板で、住人達と殴り合ったり、真剣恋のスレに毎日参加したり、青山ゆかりを讃えたりして時間を過ごしていた。
名作のエロゲと言われるものは大体全部やったと思う。というかエロスケで85点以上のものはおそらく全部やった…ような。多分。おそらく。
また、やる夫系のサイトにドはまりした記憶と形跡があるのだが、日記に「気に入らない作者を潰してやった藁」とか書いてあったのであまり深く触れないでおく。
古典アニメについては「周りとは違う」という思い込みを補強するためのもので、「攻殻機動隊」や「あしたのジョー」を漫画アニメ劇場版全シリーズ無駄に見るなどして、「俺はわかっている人間だ」という考えを補強していた。
「やれやれ、浅いやつらは出崎統の偉大さもわからないのか」と、のたまうタイプのゴミであった。今すぐ過去に戻って当時の俺を殺したい。
また、無駄にガンダムSEEDを叩き、無印のガンダムを持ち上げる文書(種は見たことがない)、
ひぐらしとスクイズあたりのグロシーンを「浅い」と長文で書き連ねた文書が日記に残されており、今、ダメージを受けている。
小~中の時代にこじらせすぎて、Mステも人生で1度も見たことがないくらいだから、やっちまった感が強い。
ちなみに、この頃に書いたというか、赤っ恥を晒したのがコピペ化され、今でもたまにネットで浮上してドキリとすることがある。本当にやめてほしいような、懐かしいような。やっぱりやめてくれ。
一言で言うと、中二病だったのだろう。(今も、多分根底はそのままなのだが)
高校でも相変わらずアニメは盛況でこの時期はマドまぎやSAOを筆頭に後の世まで語られる有名アニメが沢山排出された
またこの頃はスマートフォンが本格的にガラケーからの世代交代を開始した時期とも重なり、俺が高2の頃は既にクラスの過半数がスマートフォンになっていた
みんな暇があったらパズドラやってた
そしてこうしたソシャゲはアニメを見ない人達にアニメキャラへの耐性をつける役割を買ったと思われる
ソシャゲのキャラクターにはいわゆる萌え系のデザインのキャラが少なくなく、アニメを見ない人達もそうしたデザインに自然と親しむ様になった
これはパチンコ好きのヤンキーがエヴァやアクエリオンに抵抗なくなる現象に近いと思う
それを未成年の世界にも引き起こしたのがソーシャルゲームで、現代のアニオタを語る上ではこのソーシャルゲームの影響は無視できないと思ってる
ソシャゲは確かに流行していたが、パズドラはやらなかった。というかその後もやったことがない。
パズドラをやらなかった理由は「みんながやっていたから」である。といいつつ、モバマスはやっていた。身勝手なものである。
(デレマスと呼称されるようになったのはアニメ以後なので、あえてモバマスと書く)
200位圏内に何度か滑りこんだが、あの頃はソシャゲ全体で、今より課金しなくて済んだような気がする。気のせいだろうか?
まどマギやSAOに関しては、高校生の分際で、「ああ、みんなようやく虚淵さんや川原さんのよさに気づいたんだ、ところで鬼哭街はやったのかね?」と高説を垂れていた。
だが、高校にもなってくると廃スぺオタクが発生するもので、しかもそこそこ偏差値のいい高校だったものだから、
「ああ、やったけど?ところでお前Phantomは当然やったんだよな?」と、スポーツ万能のイケメン風の男に言われ、
やってなかったので地団駄を踏んだのをよく覚えている。
そしてこの辺りから自分には文章の才能があると思い込むようになり、(ここまで読んでもらえればわかると思うが、ない)ついにはラノベを書いて新人賞に投稿した。
『文学作品がロボになって戦う』という、中学時代にハマっていたFate丸パクリの会心のネタを応募するも見事に一次選考にすら残らずに撃沈。
「応募作には必ず講評をお送りします」とのことだったのだが、来なかった。データは残ってないが、どう考えても面白くなかったしひどい文章だったので、むしろ良かったのだと思う。
この頃には、同世代でそれこそボカロで成功したり、ラノベ作家にデビューしたやつも出てきたので、「人とは違う」と思いたかった俺も、イケてるクリエイターになりたかったのだろう。
その後、なんだかんだあって、大学を卒業し、今はアニメ業界にいる。
有名な監督や、アニメ業界に関わらず、ゲームや出版関係の人達とも多く出会った。師匠と心から呼べる人間にも出会った。自分の小ささに気づいた。演出というものの奥深さも知った。
ネット上の文字列、雑誌の写真のインクの塊、動画の上で画面越しに見るしかなかったクリエイター達も、多くが人間であり、深い知性と情動の元で仕事をしている、生物なのだと知った。
仕事も覚えてきて、ようやく金になるようなことが出来てきた。簡単に述べると、「仕事が少しわかってきた」。この業界ではまだまだな年齢だが、なんとか食らいついている。
周りでも海外への配信権を売るビジネスが好調で、何やら巨大な金も動かせそうな時代である。昔より技術も高くなり、表現の幅も増えた。業界としての未来は、なんだかんだで明るそうだ。
以上が、大体の俺の人生である。オタクの人生であると言っていいんじゃないだろうか。
引用した増田とは同じ時代を生きてきたが、かなり感じたものは違うと思っている。
君は、多分オタクサイドの人間じゃないよ。俺は、半可通だが、オタクサイドの人間だと思う。
そして、結論を書こう。
この国のオタク達が積み上げてきたものは、その全てが間違いだった。
アニメは間違いだった。
漫画も間違いだった。
ゲームは間違いだった。
ラノベは間違いだった。
この国のクリエイターが作り上げてきたもので、善かったものは一つとしてない。
オタクはクソだ。ただのゴミだ。彼らが話す言葉、彼らが創るもの、彼らの文化。その全ては、消え去った方がいい。
オタクは全員いなくなった方が、この世のためだよ。
が原因だと思ってる。これを読んで。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1765972
とはいえ発端は、ブコメでも触れられてるけど女性作家嫌いというよりかはニアBLっぽさを少年誌、しかもジャンプで展開するの作家が受け入れない人がいた事だとは思う。
ワイルドハーフ嫌いじゃないけど確かにBLっぽいな…って思うところは正直あったしね。で、それが女性作家だったと。
ちなみに個人的にリボーンDグレはガンガンやASUKAやウルジャンには載ってそうだがBLっぽいと言われるとそうか…?という感じで微妙。
そのうちまとめサイト(主にジャンプ速報あたり)でそのBLっぽさ批判が出てるうちにエコーチェンバーがかかりまくり、
「これだから女作家は!」の方にシフトしてしまって今まではそこまで出てなかった女性作家まで引き合いに出されるようになったと記憶している。
そうでもないでしょ?あんま叩かれてるの見た事ないけど?と思った人はたまたま見てないだけだ。「ジャンプ 女作家」で検索してみてまず実態を見て欲しい。
そして今ではまとめを見て(大人子供問わず)育ってしまった人が女作家だと思ったとかこれだから女作家はと吹聴しまくる構図が出来上がってしまった訳だ。
貴重な時間をまとめに費やして教育されてしまった人間の認識を変えるのは大変だと思うが、まとめが衰退すると同時にその認識が変わっていくのを待つしかないのだ。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 121 | 9482 | 78.4 | 27 |
01 | 58 | 8354 | 144.0 | 58 |
02 | 48 | 6011 | 125.2 | 55 |
03 | 18 | 2424 | 134.7 | 62 |
04 | 18 | 2269 | 126.1 | 81 |
05 | 18 | 825 | 45.8 | 43.5 |
06 | 18 | 2157 | 119.8 | 57 |
07 | 36 | 3311 | 92.0 | 24.5 |
08 | 64 | 6455 | 100.9 | 52.5 |
09 | 128 | 11928 | 93.2 | 35.5 |
10 | 107 | 8350 | 78.0 | 41 |
11 | 107 | 17623 | 164.7 | 37 |
12 | 113 | 9772 | 86.5 | 46 |
13 | 134 | 13916 | 103.9 | 53 |
14 | 102 | 6616 | 64.9 | 33 |
15 | 134 | 13077 | 97.6 | 49 |
16 | 133 | 10239 | 77.0 | 51 |
17 | 197 | 16972 | 86.2 | 49 |
18 | 145 | 9842 | 67.9 | 41 |
19 | 187 | 14960 | 80.0 | 34 |
20 | 160 | 13493 | 84.3 | 41 |
21 | 171 | 20856 | 122.0 | 43 |
22 | 124 | 13478 | 108.7 | 42.5 |
23 | 177 | 17611 | 99.5 | 52 |
1日 | 2518 | 240021 | 95.3 | 42.5 |
解の公式(4), ワイルズ(6), フェルマー(7), フェルマーの定理(3), 大江健三郎(3), 楕円曲線(4), Dグレ(3), gorin(4), 韋駄天(6), 性的欲求不満(3), 34分(3), IQ(26), 境界(12), ヒーロー(12), イージーモード(7), パラリンピック(7), 非公開(7), ロシア(14), 感染力(6), 股(10), 無観客(7), ケーキ(11), 接種(36), 願望(16), ADHD(11), オリンピック(85), 感染者数(12), アスリート(12), 風邪(32), ワクチン(81), 五輪(39), 重症(20), 選手(30), 打っ(20), 知能(20), 株(19)
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鬼滅の刃を見た時に、成程これは面白いなと思った。確かに「元ネタ」のジャンプ作品がうっすらと浮かんでくる。ブリーチ、Dグレ等々。
しかしそれらの元ネタを上手く咀嚼し、作品として限りなく上質なものに昇華していく。
鬼滅の刃は成熟した漫画社会の一つの到達点であり、また「折り返し地点」であると思う。無駄な引き延ばしも無く、テーマも一貫している。
しかし読んでいるうちに、「臭さ」を感じるようになった。この作品を非凡たらしめる、隠し味ともいえるし、人によっては嫌う要素になりうる。
この作品は明らかに、「少年や青年が悲劇的・悲惨な結末を迎える事に性的に興奮を感じる人種が書いてる」という事。
作品における人気キャラの一つ一つの死が、異常に丁寧に、美化されて書かれている。煉獄さんの死も一つの映画化に耐えうる話だし、正直他の柱が死ぬ話も
一つ一つが丁寧に、劇的に描かれている。異様にフェティッシュなのだ。技術ではない、どこか「一歩向こう側」をかんじる。
グロ系や胸糞系の作家さんは、主にそういうもので性的な興奮を得る人間に集められている事も多い、鬼滅の刃も同じような感覚がする。
グロ系や胸糞系の作家さんは、性的な部分を抜いてみても面白い人が多い。人は作品を描く時、どうしても「ストレス」を避けようとしてしまう。それは発想の時点で思考に絡みつき
話を平凡で安易なものにしてしまうのだ。常人は「女の子が切り刻まれて恐怖を感じる部分」に対して共感から逃げてしまう。
そういう部分に彼らは「性欲」という鍵でアクセスすることが出来るのだ。
774氏の作品「長瀞さん」なんかが、妙に生々しくドSティックで心をくすぐるのはその「アクセス」が出来るからだと思う。
恐らく常人なら鬼滅の刃で青年や少年をどんどん死んでいくのに耐えられない。耐えられないからこそ我々は「名作だ」と思う。
最強の力を得る代わりに寿命が25歳で終わるという設定を人気キャラ全員に、最後に普通持っていけるだろうか?明らかに結婚して幸せになれるようなキャラクターに、「名誉の死」を与えられるだろうか。
鬼滅の刃の作者は明らかに、そういう「アクセスできる人種」の臭いを感じる。
考えすぎだ、と言われるかもしれないが、今までの短くはない創作人生と漫画を娯楽にしてきた者の視点として、違う意味の「感動ポルノ」に鬼滅の刃が見えてならない。
労働中に突然、小学生の頃に好きだったアニメをもう一度見てみようと思い立ち10数年ぶりに「D.Gray-man」を見ました。 OPから懐かしさに胸が押しつぶされそうになると同時に小学生の頃の悲しい記憶を思い出しましたので、備忘録としてここに残します。たぶんめちゃくちゃ長くなると思う。。。
Y君は同じマンションに住む幼稚園から一緒の幼馴染でした。とはいえちゃんと話すようになったのは小学6年で初めて同じクラスになってからのことでした。
忘れもしない2007年9月18日、私はみんなで一緒にゲームをしていた時にクラスのボスのSちゃんの『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』のデータを誤って消滅させてしまい、その場にいた人たちからまるで犯罪者のような扱いを受けていました。ここぞとばかりに今までの不満を言われ続けて私は申し訳なさとショックでその場で死んでしまいたいくらい絶望していました。
結局お通夜のような雰囲気のまま解散することになり、家が同じなのでY君と一緒に帰ることになりました。(Y君は何も言わないでくれたけど、きっとドン引きしてるんだろうな…何話せばいいんだろう気まずいな…)としょんぼりしていると意外にも「まあ、仕方ないよ。」「そんな大切にしてたデータを初心者に簡単に貸す方も悪い」と私のことを庇ってくれました。普段からからかってくるタイプの子だったので庇ってくれたことにびっくりして、それ以来なんとなく以前よりも話す回数が増えていきました。
みんなでゲームする時も、他の子達みたいにPSPとか難しいやつができない私に何時間もマリオカートを付き合ってくれました。(そして120-0で惨敗)
学校ではすれ違う度に頭をスパーンと叩かれるようになり、結構ガチで痛かったけど不思議と嫌な気は全くしなくてニコニコしていました。(こう書くとただの変態ですが単に構ってくれるのが嬉しかったんです。)
当時ジャンプが大流行していて、Y君とたまたまD.Gray-manの話で盛り上がり漫画を貸してくれることになりました。学校には持って来れないのでY君のお家までピンポンして2巻ずつ借りて、数日後またピンポンして次の2冊を借りる…という生活が始まりました。多分期間的には数ヶ月程度の話なんだけど、本当に楽しい日々だった。
毎回玄関のドアを開けた瞬間に一発ギャグをやってくれて、それを見るのがすごく楽しみでずっと笑っていました。きっと中学生になってもこうやって2人で笑ってるんだろうなって思っていました。
だけどそんな楽しみ日々は呆気なく終わりました。
ある日、お父さんが私に向かって何気なく投げたボールがたまたま漫画の横にあったトマトジュースに当たってしまい、漫画がびしょびしょになってしまいました。この前他の子のゲームのデータを消したばかりなのに、またやってしまった!と大泣きしました。すぐにお母さんと一緒に同じものを買いに行ったのですが、ゲームのことがかなりのトラウマになっていた私は今度こそ失望されるかもしれないとずっと泣いていました。
母はいつまで経っても泣き止まない私にだんだんイライラしてきて「そんなに泣くんだったら毎回借りるのやめたら?!!Y君だってきっと迷惑してるよ!」とぶちぎれてしまい、それを聞いて私もY君は今まで嫌々貸してくれてたのか…?と思うようになってしまいました。「もうこれ以上貸してくれなくていいって言ってきなさい」と言われてそれに従うしかありませんでした。
これを言えばそのままY君との繋がりも切れてしまうような気がしたので言いたくなかったけど親の言うことは絶対なのでY君のお家に向かいました。
まず正直にジュースをこぼしてしまったことを謝り、新しいのを買いなおしたと言うと「なんだそんなことか、むしろ新しいの買ってくれてありがとう」と笑顔で言ってくれたので私は本当に嬉しくて目の前がパッと明るくなりました。そしてその後に「今までありがとう、もう大丈夫だから」というとY君の表情が今にも泣きそうなくらい悲しい顔になり、私も(本当はまだたくさん借りたいよ)と本音を言いたくなりました。でも母がああ言うならこれ以上Y君に迷惑かけてはいけないと思い、逃げるようにその場を立ち去りました。
それからY君からDグレの続刊を借りることはなくなり、すれ違いざまに頭を叩かれることもさっぱりなくなりました。それから数ヶ月が経ち、卒業も目前に控えたある日、もうすっかりY君と会話することは無くなってしまったときにふいに、〇〇(私の名前)もDグレ好きだよ、俺あいつに前漫画貸してたもんと友達に話す声が聞こえました。それを聞いてもう本当に終わっちゃったんだなと実感して机に突っ伏して少し泣きました。そのまま卒業を迎え、中学も同じ学校になりましたが同じクラスにはなれずそのまま疎遠になってしまい、私たち家族は7年前にそのマンションからも出て行ってしまったので今はもう完全にどこで何をしているのかわかりません。
たった数ヶ月、いやもしかしたら数週間の出来事だったかもしれないのだけど13年経ったいまでも本当に楽しかったなっても思うし、親の言葉なんか無視して本当のことを言えばよかったとずっと後悔しています。
本当は中学生になってもずっと借りてたかったよ、途中からDグレの続きよりもY君に会いに行くのが楽しみになってたよって伝えたかったです。
Y君、どんな大人になってるのかな、いつもからかってくるし頭もたくさん叩かれてきたけど本当はすごく優しい子だった、今も変わらずに、どこかで幸せに暮らしていたら嬉しいなと思います。
引くほど長くなったのでおそらくここまで読んでる人誰もいないと思うけどもしここまで読んでる人がいたらあなたはすごい人だ、マブダチだ。
コナン、犬夜叉、魔法先生ネギま!、鋼の錬金術師、MAR、るろうに剣心、学園アリス、しゅごキャラ、はじめてのあく、あいこら、クロスゲーム、ツバサクロニクル、マギ、アラタカンガタリ、ムヒョとロージーの魔法律相談事務所、ボーボボ、進撃の巨人
途中で読むのを辞めたの
結界師、銀魂、Dグレ、ハヤテのごとく、トニカクカワイイ、君に届け、アオハライド、神のみぞ知るセカイ、BLEACH、カイジ、絶対可憐チルドレン、電波教師、黒執事、ながされて藍蘭島、SKETDANCE、アホガール、PandoraHearts、ソールイーター、DEATHNOTE、REBORN
多分読んでるのもっとあるけど全部書いたら大変だからここら辺にしとく
恋愛もあって他のこともしてるみたいなやつ
久しぶりに漫画買いたくなってきたけど、どれ買うか決まらねぇ〜
ここ数年は、シリーズ物の漫画は買わなくて、ゲームばっかりしてたからな
ゲームとかだと、そのゲームクリアすればストーリーは終わるからやりやすいんだよね
漫画だといつ連載終わるか分からないし、買っても中途半端なところまでしか読めないから
あ〜でも久しぶり何か漫画が読みたい
返信にも書いたけど一応
コナン、犬夜叉、魔法先生ネギま!、鋼の錬金術師、MAR、るろうに剣心、学園アリス、しゅごキャラ、はじめてのあく、あいこら、クロスゲーム、ツバサクロニクル、マギ、アラタカンガタリ、ムヒョとロージーの魔法律相談事務所、ボーボボ、進撃の巨人、いちご100%
途中で読むのを辞めたの
結界師、銀魂、Dグレ、ハヤテのごとく、トニカクカワイイ、君に届け、アオハライド、神のみぞ知るセカイ、BLEACH、カイジ、絶対可憐チルドレン、電波教師、黒執事、ながされて藍蘭島、SKETDANCE、アホガール、PandoraHearts、ソールイーター、DEATHNOTE、REBORN
多分読んでるのもっとあるけど全部書いたら大変だからここら辺にしとく
恋愛もあって他のこともしてるみたいなやつ
なんで週刊少年ジャンプ買ってないし読んでない増田が変な義憤にかられてるんだ?
ジャンプってのは
・WEBのジャンプ+(SQからの島流しやWJからの移籍もある)
・WEBのとなりのヤングジャンプ(ヤングとつく割にウルトラジャンプからの掲載もあったりでごった煮)
・週刊少年誌の週刊少年ジャンプ(ターゲットは高校生以上。1番有名)
・週刊青年誌のヤングジャンプ(ターゲットは成人以上。売り上げは2番目)
・月刊中年誌のウルトラジャンプ(ターゲットよくわかんねえ。30代以上。ジョジョが有名で面白い作品だいたいとなりのヤングジャンプにも掲載してて本紙の意味とは?ってなりがち。売り上げはVジャンプ未満)
・グランドジャンプ(ブコメで知った。王様の仕立て屋は単行本で買ってたから勝手にウルジャンと混同してたのよ。ごめん。申し訳ないけどウルジャンとグランドジャンプとSQ RISEは購読してないからよく知らない。Dグレ移籍先と血界戦線もココなのね)
・月刊青年誌のジャンプSQ.(WJから週間連載が無理な作家の移籍先。これ買ってないWJ好き中年はほぼいないと思う。テニスの王子様やワールドトリガーやるろうに剣心のような連載移籍組だけでなく、SQで連載始めた漫画も平均値とても高い。競争は激しくすぐ打ち切る。第三の主戦場)
・季刊誌のジャンプSQ rise(冒険王ビィトが連載中以外知らない)
・月刊Vジャンプ(ダイの大冒険の前日譚、ドラゴンボールの続編、遊戯王の新作、ナルトの続編、ドラクエ10の外伝漫画が連載されてて週刊からの移籍者も多い雑誌。通称月刊遊戯王。唯一成功してるゲーム雑誌と呼ばれる事もある)
そして
最強ジャンプの目玉はなんと言っても小学生が喜ぶ「データカードダスで使えるカッコいいカード!」
漫画の連載ラインナップも豪華で、地獄先生ぬ〜べ〜の続編とか連載中。
元増田はWJになんか変な感情抱いてるけど間違いなくお前買って読まずにグチグチ言ってるだろ
ジャンプ本誌の広告ページにあるから当然みんな知ってんだよ!!!
グランドジャンプ素で忘れてたわごめん
誤字直すね
あと9/19からダイの大冒険前日譚がVジャンプで連載開始なのでファンは必ず買おう
最強ジャンプでもダイの大冒険のゲーム版コミカライズが連載されるよ
ウルトラジャンプとグランドジャンプについて無知だったのは本当に自分でもダメだと思ったよ…電子本棚見たら結構連載されてる漫画買ってた(徳弘正也先生作品とか)のに
初めてアニメイトに入ったのは小学六年生頃だったと思う。見事中二病を発症した私は、そこから思春期を終える高校卒業まで、見事に「自分は特別」だと心の深いところで信じていた。とても強く信じていた。
封神演義からオタクに目覚めた私は、テニス、マンキン、Dグレ、笛!、ミスフル…と、WJ系のキャラクターに恋する夢女となり、書き手になった。
作品内に出てくるキャラクターの髪型を真似たり、「私は〇〇と付き合ってる」と言い始めたりと、暗黒の中二病時代を送っていた。部屋の片づけをして当時のノートなどが出てくると目も当てられないような落書きや、謎のポエムが書かれていて、居た堪れない。
中学二年生の頃に夢サイトを持ち、同盟やリングのリンクを貼ったり、ランキングサイトに登録して集客数を伸ばしたり、コンテンツとして夢小説だけでなく、キャラレス掲示板を用意してマメに返信をしたり、キャラレスのメルマガを配信して何通か夢女達に夢を見させたりと、自分で妄想をしながら、更に他のオタク女の夢脳を拗らせさせるという、欲の渦の真ん中近くにいた。
高校生に上がる頃には、今でいうところの特定の「推し」を作り、その推しと自分のロングロングラブストーリーを頭の中で練って「いつかサイトに掲載するぞ」と考えていた。
当時の私は、何の疑いもなく「自分は特別だ」と思い込んでいた。
流石に魔法とか魔術とか、そういうものは中学生のうちに卒業したけれど、高校に上がって尚、私は自分を特別な存在だと信じ込んでいた。それが、作風にも出ていたし、好んで読んでいた夢サイトの連載もそういう体で書かれていた。
『特別』な私は、学校でも人気の仁王雅治君と『たまたま』隣の席となり、そのおかげで『話しかけられる』ようになって、『距離が縮まって』いく。彼は話しているうちにだんだんと『私は他の女子と違う』と思い始めて『興味を持つ』けれど、私の気持ちは他の人に向いていると思い込む。『二人きりの帰り道』に、仁王君はたまらず「俺は自分を騙すのも上手いぜよ」と言って私を困らせ、言及すれば「ピョ」と言ってはぐらかしてしまう。<< 大体こんなストーリーだったと思う。あんまり詳しくは覚えていないのだけれど、このまま何やかやあって大団円に向かっていく。大人になれば『』内のことは概ね起こらない事だと分かる。そもそも自分がそういう意味で意中の相手から持て囃されるような存在でないことは、流石に25を過ぎる頃に完全に腹落ちしていた。<
結局私は30を過ぎた今も「特別」な存在ではない。中二病を爆発させていた高校生の頃「平凡な日常なんていらない」なんて宣っていた私は今、平凡な日常をこよなく愛している。
私は結局、何者にもなれなかった。
私の書いた小説の中で言えば、名前も出て来ず、一言喋るクラスメイトAくらいの役割で、今日常を送っている。
そんな私が「特別な存在じゃなくてもいいかな」と、今の自分を認められたのは、趣味があったから。そして、それを通じて知り合った同じコンテンツに熱と愛と金を注ぐ友人を何人も得たから。
趣味の中で、私は作り手の立場でいる事が多い。小説は夢からNLやBL,オリジナルと内容の幅が広がり、コスプレは(上がってしまったけれど)衣装や小物作り、被写体になったり、カメラマンになったりもした。友達と何時間も撮影場所の選定や、撮りたいイメージを語り合い、ラフを描き、カメラマンさんにインプットして撮って頂いた。アクセサリー作りをしてイベントで頒布するようになった。編み物をしてイベントで頒布するようになった。同人小説本をネットだけでなく、紙にして、イベントで頒布するようになった。
途中まで、他人からの評価が気になっていた。ちゃんと私は、私の作品は、「正しく」評価されるのだろうか。皆、これを見て私を好いてくれるのだろうか。そんな事ばかりを考えていた。
けれど、作品の傾向などから、自分の好みが万人受けするものではないと気付いた。
そこで私は、他の誰でもない、自分の為に書く事が増えていった。正直、いいねなどの評価はそう多い方ではない。
何なら「なんでこのCPなのに不幸にするんですか?」「顔カプやめてください」なんて批判をいただくこともある。
だけど、確実に心のこもった、手の込んだ感想を頂くようになった。数は本当に本当に少ない。片手で足りる。それでも、どうしようもなく満たされていく。
私は、誰からも特別扱いされるような美貌を持つ訳でも、センスを持っている訳でも、才能がある訳でもない。どこにでもいる、ありふれたアラサーのオタク女だ。
結婚は一度した。仕事もある。そして、趣味もある。 皆の特別にはなれなかったけれど、その時々の恋人にとって、その時は「特別」で、家族にとっても私は「特別」。職場でも私の能力は尊重される。
どれも、「何者かになりたかった私」の望む特別とは少し違う。それは持続性だったり、熱量だったり、関係性だったり。だけど、そういう小さな「特別」を膚で感じて、積み重ねていくと、なりたかった「特別」とは違う、もっとレイヤーの多い、沢山の色を持った自分が見える気がする。
これが、何者にもなれなかった私の生存戦略。