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はてなキーワード: SF映画とは

2023-09-19

anond:20230918115202

戦士衣装は、Ⅳの女勇者デザインするにあたりビキニアーマー採用したこと踏襲と思われ。

Ⅳではあれだけ個性的キャラクターがたくさん出てくるゲームで一目でわかるデザインにするにあたり名前のついてない主人公アバターみたいな扱いの勇者デザインを後回しにしたんだろう。

勇者は前作以前を踏襲すれば良いが女勇者は初めてその時に専用のグラフィックが用意されたので他と被らないことを優先したのかと。

ファミコンゲームキャラクターは8ドット×8ドット、52色中3色というグラフィック制限の中で作る必要があるから勇者デザインを作る時にはやれる事をやり尽くしてぱっと見で区別つくのがビキニアーマーしかなかったかと。

当時、パルプ雑誌の影響を受けたB級SF映画ビデオ市場の盛り上がりで日本に入ってきててその影響もあるだろうし。

2023-07-06

2067ってSF映画、冒頭で物凄いスピード感地球滅んでいってなんか嬉しくなっちゃった

SF文明滅亡は付き物だけど、30秒ぐらいのダイジェスト地球全域壊滅して人類最後の街まで追いつめられる勢いが凄くて笑っちゃった

こういう映画好き

2023-04-02

ChatGPTに謎の黒澤明監督作品を紹介された

Q.ファーストコンタクトを扱った映画を列挙して。

A.ファーストコンタクトを扱った映画は、SFジャンル代表的テーマの一つです。以下にいくつかの例を挙げてみます

2001年宇宙の旅」(1968年) - スタンリー・キューブリック監督の名作で、異星人とのファーストコンタクトを扱ったSF映画代表格として知られています

E.T.」(1982年)- スティーブン・スピルバーグ監督の名作で、地球外生命体と少年エリオットとの交流を描いたヒット作です。

コンタクト」(1997年)- ジョディ・フォスター主演のSF映画で、異星人とのファーストコンタクトを扱った作品です。

インデペンデンス・デイ」(1996年)- ローランド・エメリッヒ監督のヒット作で、地球外生命体の襲来と人類との戦いを描いた映画です。

ワープロ」(1999年)- アキラクロサワ監督作品で、異星人とのファーストコンタクトを通じて人間心理を描いた映画です。

アライバル」(2016年)- ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品で、謎の異星船が地球に降り立ったこから始まる、異星人とのファーストコンタクトを描いた映画です。

これらは、ファーストコンタクトを扱った映画の中でも代表的ものの一部です。


ワープロってなんやねん。

Q.「ワープロ」(1999年)とはどのような映画ですか?

A.「ワープロ」は、1999年に公開された日本SF映画です。監督黒沢明クレジットは「アキラクロサワ」として表記)で、主演は松隆子とリリー・フランキーが務めています

この映画は、異星人とのファーストコンタクトを描いたSF作品で、異星人が送ってきた謎の文字を解読するため、主人公女性研究者が「ワープロ」を使って翻訳を進めていくというストーリーです。

映画は、SF映画としては珍しく、異星人との接触シーンがなく、翻訳作業に主眼が置かれています。また、黒沢明監督晩年作品であり、映像音響重厚ものが多く、哲学的な要素も含まれています

ワープロ」は、日本SF映画の傑作として高く評価されており、黒沢明監督代表作の一つとしても知られています


検索しても出て来ないんだが・・・

英語圏にそういうデマ情報でも流れた事があるんだろうか。

2023-03-29

anond:20230329154518

SF映画ジョージスティーブンと同じで樋口真嗣と一緒だと奇跡起きるけどバラバラだと進撃の巨人や今回のシン仮面ライダーみたいなことになるんだろうな

2023-03-22

ときどき記憶が消える俺の日常

別に映画の「ここはどこ!?わたしは誰!?」みたいな記憶喪失モノのような派手な展開ではないから期待しないで読んでほしい。

最初、俺が突然、記憶喪失したのは車の運転中だった。

正確には、俺は車を時速34キロ飛ばしていた。その時のメーターが今も目に焼き付いている。

俺は盛大にビビった。だが別に大事故を起こすようなことはせずに、近くにあった吉野家駐車場に駐車した。

そこで自分の状況を理解しようと試みた。今この状況の自分理解できない、何をしようとしていたか理解できない。だから身近な自分情報から思い出してみることにした。

自分名前、覚えてる。

年齢、32歳。

職業SE

妻の名前は○○。

国立落ちで2浪して中央大に入り、中退した落ちこぼれ

全部覚えている。

だけどなぜ、さっき、俺が運転していたのかは全く思い出せなかった。

最後記憶を思い出そうとしてもそこにある感じはあるのに、思い出せない。ド忘れの感覚に近い。

俺は震えた。生まれて初めての恐怖だった。意味がわからなかった。パニックになりかけて、呼吸ができなくなった。車の中というものが迫り来る牢獄のように感じて、あわてて飛び出した。

空は暗かった。

10年ぐらい愛用の時計カシオ1000円で買えるやつ)を見たら、23時の土曜日だった。

なんとなく吉野家に入った。「らっしぇー」という吉野家店員の馴染み深い声が聞こえ、とりあえず牛丼並卵付きを頼んだ。20秒ぐらいで牛丼が出てきて、とりあえず食べた。いつも通りの味。

ちなみに俺は吉野家派ではなくすき家派だ。

牛丼を食べたことによって落ち着いたのか、俺は自分の状況を冷静に考えることに専念することにした。お冷をもらった。

かにどこかの時点の記憶喪失しているが、俺は記憶の大部分を覚えている。少なくとも俺はこの吉野家が家の近所にあることを覚えているし、ここから車で5分で家に着く。

そもそも記憶喪失」なんてSF映画しか見たぐらいの知識しかなかったから、正確な分析なんてできるわけはない。

俺は妻に電話をかけた。

「どうした?まだ帰ってこないの?」

という妻の馴染みのある声が聞こえてすごく安心した。俺はこう言った。

「いま近所の吉野家にいる。運転中に何が何だかからなくなってここにいる。正確にはわからないが、数時間か、数十時間記憶がない。でもお前のことは覚えているし、1週間前の仕事の内容すら覚えている。とにかく迎えにきて欲しい。あの吉野家から

早口説明すると、妻はチャリ吉野家に来た。理解が早いのは俺の妻の自慢のポイントの一つだ。

そして妻は脳梗塞やらなんやらを疑って、救急車を呼んだ。

病院で徹底的な検査を受けたが、俺の脳にはなんの異常も見つからなかった。

突発的なストレス記憶がなくなったのかもしれない、という診断だった。

妻と記憶を擦り合わせると、俺は好物のチョコボールコンビニに買いに行く途中だったという。

記憶のもやが晴れてきて、最後記憶土曜日の朝に髭を剃る場面だと分かった。そこから逆算すると、おおよそ16時間分の記憶がすっぽりと抜け落ちたことになる。

なんとなく不安を覚えながらも、俺は日常生活に戻った。仕事を休むわけにはいかない。

だがおよそ2週間後、全く同じことが起きた。

今度は仕事中(リモートワーク)だった。俺はおそらくPCを休止状態にしようとしていたのだろう、マウスカーソルが休止ボタンにかかっていた。

時計を見ると木曜日の午前2時。

俺はあの「吉野家事件」以来、iPhone日記を書くことにしていた。日記と言っても簡素もので、何日に何々をした。とかそんなもんだ。

でもこれが役に立った。この日記を参照すれば、俺の記憶の欠落期間がわかるのだ。

もし記述の中で覚えがないものがあるとすれば、俺はそこの時期の記憶をなくしていることになる。結果としては、俺は火曜日の夜から記憶を失っていることがわかった。

俺は妻に報告し、また病院に行くことにした。だがいくら精密な脳検査をしても異常は見つからなかった。医者は「非常に珍しく、確定的ではないですが」と前置きしつつ「一過性全健忘」という病名をつけた。

これは原因不明病気で、突如として数時間から数日の記憶喪失する病気だという。まさに俺に当てはまっている。だが俺のように再発を繰り返すケースは珍しいらしい。ちなみに治療法も薬もないという。

それ以来、俺はこの病気共存している。

かに記憶が消えるのは不便だが、慣れればなんということはない。

おおよそ1ヶ月に1度は発症する傾向があることも繰り返しの記憶喪失で判明した。

そもそも俺のアイデンティティ構成する重要記憶は消えていないし、頻繁にメモをすれば仕事も少し面倒になるだけなのだ

ということで特にオチもない俺の体質について話した。誰かの役に立ってくれると嬉しいものだ。

2023-03-15

日常に溶け込んでいくAIとその恩恵に授かれるが金銭的な恩恵には預かれない一般消費者

・この日記で書きたいことの概要

ー どの時代にも新製品・新技術の発表がある

ー 今までも数多くそれがあり、それを見るたびに「これにより世界は変わるな」「この製品/技術勉強しておけば何かの方法で儲けられそう」 と思った

ー 実際に世界を大きく変えたものと、変えなかったものはあるが、自分感覚はそれほど間違っていないかな と感じた。

ー ただ、実際に 行動にうつすことはなかったので、一般消費者としてしか恩恵しか預かれていなかった。

ー 昨今の「画像生成AI」「chatGPT」 は、今までに感じたものの中でも、最上位に「これにより世界が変わるな」と感じている

ー よって今回は、行動にうつしたいと考え、その意思をこの日記に残す。

・今まで「これにより世界は変わるな」「あまり世界は変わらなさそう」と感じてきたもの

時系列はなんとなく古いもの順)

独断偏見: 一般消費者にとって当たり前になり、世界を大きく変えたもの ★ そうでないもの ☆)

パソコン

 <一般家庭で購入することが多くなって初めて買ったとき

  中身のソフトによって、その使用目的を変えることができるなんて、他にはない家電だし凄すぎる。

  これは便利すぎるので絶対一般的になる。一生遊べるし、一生仕事に困らなさそう

 <行動>

  プログラムパソコン雑誌など読み漁り色々試す

インターネット

 <当時考えていたこと>

  これと「パソコン」の組み合わせが将来の世界にとって誰にとっても「なくてはならない」ものになることは間違いなさそう。

  ただ、世の中がその状態になるのにどれだけ時間がかかるだろう?結構時間がかかるのではないか

  パソコンのような複雑に見える機械が嫌いな人は世の中に多いから。 

 <行動>

  上記と同様。

mp3プレーヤーiPod等)

 <発表当時考えていたこと>

  音楽CDで売る という概念は将来なくなるんだろうな。

 <行動>

  色々なmp3プレーヤーを買って試した。音楽に元々興味がないので飽きた。

Java

 <当時考えていたこと>

  これが今後主流の言語になるのだろうな。オブジェクト指向って良いな。

 <行動>

  勉強してサンプルコード実施等。仕事では使わず

セグウェイジンジャー

 <当時考えていたこと>

  これは、ニュースになるレベルでは流行らなさそうだな。どう考えたって徒歩と自転車の方がコスパ良くて便利

 <行動>

  無し

iPhone

 <当時考えていたこと>

  iPhoneが出る前からiモードだけでなく、通常のインターネットアクセスできる携帯電話が出たら絶対に便利。

  パソコンインターネット が世界を変えると思っていたが、それが出たら その携帯電話インターネット

  が世界を変えることになる。それができる携帯がやっと発売された。これは便利すぎるので絶対にはやって一般的になる

スマホに搭載されたGPS

 <当時考えていたこと>

  車のカーナビって将来なくなるかも。

Android (OS)

 <当時考えていたこと>

  Googleって凄いな・・・iPhoneOS勉強するより、オープンなこちらを勉強した方が世の中主流になりそう。

  絶対勉強しておいて損は無い。というか世の中が大きく変わることを強く信じされる。

  Javaとほぼ同じようにコーディングできるってのが魅力的

 <行動>

  無し

ブログSNS

 <当時考えていたこと>

  こういったサービスインターネット使用がより一般的になるのが良いな

 <行動>

  アカウントとって少し試すだけ。

Youtube

 <当時考えていたこと>

  テレビにとって変わるようになるには時間がかかりそう。

  一般人がテレビ局以外の人が、テレビ局に匹敵するようなコンテンツを作る時代

  近い将来来るのだろうか?あまり想像できない。

 <行動>

  無し

GoogleWave

 <当時考えていたこと>

  便利そうだけれど、メールプロトコルが汎用的過ぎるから、それにとって変わることはあるのだろうか?

 <行動>

  無し

GoogleGlass

 <当時考えたいたこと>

  利便性操作性を考えたときに、スマホにとってかわることは難しそう。

  一般人でも使うようになるのはかなり時間がかかりそう

 <行動>

  無し

スマートウォッチ

 <当時考えていたこと>

  あくまでも便利ツールであって、スマホにとって代わることはなさそう。フィットネスがメインかな。

 <行動>

  買って普段使いするのみ

VRVRゴーグル

 <当時考えたいたこと>

  楽しい面白いけれど、ゲームではなく、一般社会における実用性を考えたときに、あまり流行らなさそう。

  ゲームとしては流行るかもしれないが、一般社会での利用シーンがそれほど思い浮かばない

 <行動>

  買って試すレベル 

ビッグデータ

 <当時考えていたこと>

  言いたいことは分かるけど、このデータを使って学習させて、それを使ってビジネスに活かす ということが

  簡単にできるツールが無いと流行らなさそう。ツール使う人に依存しそう

機械学習、DeepLeaning

 <当時考えていたこと>

  この技術ベースにしたサービスがこの世のサービスの主流になるのだろうな・・・

  これは「インターネット」「iPhone」と同じぐらいインパクトある。だから絶対勉強しておいた方がよいということは理解できる

  ただ敷居高い

 <行動>

  雑誌や本を読んで勉強(途中でほぼ中断)

画像生成AI、ChatGPT

 <当時(今)考えていること>

  ・特に ChatGPT や それに派生するサービスは 世の中を間違いなく変える。

  ・世の中に浸透し、それがあるのが当たり前になったものとして「インターネット」「スマートフォンiPhone/Android)」 がある。

  ・共通点として「基礎技術」「基盤」「それを使っていることを意識させない」「様々な用途に使える」「その用途無限にある」

   「使ったら便利」「一般消費者は直接的に利用料を支払わない 又は 安価」「それに代わるものが無い」である

  ・「インターネット」「スマートフォン」を土台にして、「Youtube」「SNS」などのWebサービス世界を変続けているが、

   「ChatGPTやそれに派生するサービス類似サービス」 は それらのWebサービスの 更に下位のレベルの層として

   「使っているのが当たり前だけれど、それを使っているのかユーザーは分からない」 ものとなるだろう。

  ・そういう意味では「スマートフォン」より「インターネット回線技術)」に近い扱いになるだろう。

  ・すぐに思いつく用途として、社内ドキュメントを全て読み込ませ、その会社専用のChatBotが作れれるだろう

   (今までのChatBotとは使い勝手が全く違う、自然言語の応対ができる ChatBot)

  ・学習させるデータの種類/範囲/の違いにより、様々な組織コミュニティ、において

   真の意味での「AIアシスタント」 が存在することになり、それと会話することが当たり前の世界になるだろう。

  ・つまり、よくSF映画である AIに話しかけたら、「人間と同じように」回答したり、提案してくれる 存在一般家庭にも会社にもいて

   それがいることに誰も疑問を抱かない(便利だから利用するのが当たり前)という世界になるだろう。

  ・確率的に正しいと思われる 回答しかしないので、誤答があるが、その部分はどうするかは分からない。

  ・ただ、おそらく、そういった特徴があることを知った上で、それより便利さがはるかに上回るので一般的になると思われる。

  ・これが一般的になるスピードはおそらく想像より速く、スマートフォン一般的になるスピードより速いのではないか

  (なぜなら「利用が簡単」「便利(便利の種類が多岐に渡る)」「それに代わるものが無い」 ため)

  ・何が言いたいかというと、「ChatGPT」 は 「セグウェイ」「GoogleWave」「Googleグラス」「VR」「スマートウォッチ」 とは違い

   ー遠い将来ではなく、近い将来(近い現実

   ー「ChatGPT」を直接的に使う場合でも、他のサービスを介して間接的に使う場合でも

   ー間違いなく 一般社会での利用が 当たり前になる世界がくる。(目の前に迫っている)

   ー迫ってきているものは、人間にとって代わる敵ではなく、"便利さ" である

  ・今回のこれに対しても、今までと同じ「一般ユーザーとして」利用するなら何もしなくて良い。

  ・ただし、もっと深く楽しみたい/金銭的な恩恵にも預かりたい と考えるのであれば、行動にうつタイミングは今(今日である

以上

2023-02-04

テーマは深いけど娯楽性の乏しい作品を持ち上げるの辞めて欲しい

今日ブレードランナーを観た

SF映画の名作と聞いていたが、長年観ないで居たのをふと思い出して観てみた

同じリドリー・スコット監督ブラックホーク・ダウンはすごく良かったし、エイリアンについては自分の中でもベスト3に入るぐらいの名作だったのですごく期待してた

あらすじは

近未来人類遺伝子操作で産まれ人造人間レプリカント奴隷として使役していた

レプリカント身体能力、知能において人間凌駕する存在で生きている内に感情を持つようになるため、反抗を抑えるために4,5年で寿命を迎える

そんなレプリカントたちが脱走したため、主人公捜査ブレードランナーが4人のレプリカント抹殺を命じられる

本当につまらない映画だった

まずやたら暗い

前編通じて、スターウォーズEP6の序盤のジャバ・ザ・ハットの宮殿のシーンのような陰鬱

それでいて盛り上がるシーンや見せ場がどこにもない。驚くほど盛り上がらない

そして、強敵かと期待させたレプリカントが弱い、というよりバカ

まず4人の内2人があっけなく倒される

そこは序の口で残りの2人が強いのかなと予測する

3人目のレプリカント主人公を不意打ちで追い詰める、かと思いきや唐突に謎の嘗めプをしあっさりと倒される

そしてラスボスとなる4人目のレプリカント

こいつも不意打ちで主人公を負傷させたかと思いきや、また謎の嘗めプをしだす

その後主人公じわじわ屋上まで追い詰めるのだが、そのシーンもつまらなさすぎて欠伸が出る。

そして最後主人公が絶体絶命のピンチに陥るのかと思いきや、レプリカント寿命が来て死亡という、糞オチ

どこが知能高いの?ただ運動が出来るバカじゃん。こいつらIQ70あるの?

そういいたくなるアホな悪役たちと盛り上がるシーンが一切無い糞映画

「ワクワクを返せ」とキレそうになった

一番面白いシーンは序盤のうどんを4つ頼んだ主人公が店主に「2つで十分ですよ」と怒られるシーン

まだ派手なアクションや悪い意味予測を裏切るシーンがあるだけディズニースターウォーズの方が面白かった

まさか自分の中のワースト映画更新されるとは夢にも思わなかったな

でも、こんな糞映画評価されてるのって近未来SF陰鬱で退廃的な雰囲気を取り込んだことと、遺伝子操作というテーマを扱ったことが原因なんだろうな

でもさ、映画ってのは娯楽なんだからどれだけ重くて深いテーマを扱おうともつまらなかったらそれはゴミじゃん

高尚なテーマだけ語りたいなら、映画なんか創らずに、思想書でも書いてりゃ良いじゃん

そのせいで色々思い出した

前に話題になった「明日、ママがいない」というドラマ

これも児童養護施設という重大なテーマを扱っているけど、作品としては陰鬱で退屈だった

ゲド戦記原作もそうだ

高尚で哲学的テーマを扱っているのは分かる

でも、本当に盛り上がらなさすぎてつまらないんだよ

1巻と3巻はまだ楽しめた

2巻と4巻がガチでつまらなさすぎて苦行だった、特に4巻は糞

まあ、ゲド戦記は作者の文才と興味深い世界観があっただけマシだな

陰鬱作品でも面白い作品ってのは山ほどある。自分が観た中ではディア・ハンタープラトーン、炎628、ヒトラー忘れ物存在のない子供たちetc

どれも観ててしんどい作品だった。特に前3者は観た直後かなり凹んだ

でも、決して退屈はしなかったし、なんだかんだで観て良かったなと思える作品

パラサイトだってテーマはかなり深刻だけど娯楽作としても超一流じゃん

テーマは退屈さのいいわけにはならない

映画ドラマ文学どれも前提条件として娯楽なのだからまらなければただのゴミなのだ

から、通ぶって重いテーマ扱った駄作を持ち上げてんじゃねーぞ、自己満オ○ニス映画オタクども

腹立ちすぎて長文投稿しちゃったよ

2022-12-30

結婚しない人間排除した時の影響は想定しているのか?

よく「結婚していないならこの世界から消えろ」とは言う奴ら多いけど、ではそういう人たちが仮に消えた場合に何が起きるか考えたことはあるだろうか?

おそらく奴らは「結婚もしておらず、ニートのようにどこの社会歯車にも入らず、本当に必要としない存在」と考えているのだろう

だが、そういう人間が「結婚していない対象者」の内の何パーセントぐらいなのか、そしてそれを消したら経済など全ての方面からデメリット無しもしくはメリットが上回るのか、そもそもそういう前提条件が正しいのか

こうした方面からしっかりと考え、そしてそれらに対しての答えがあれば下方からパンティクンニまでポリンキー不足も解決すると思われる

でも解決せずに未だに言われ続けるということは、もう選択肢となる手が無くて詰み泣きゲー状態なのか、手はあるけどSF映画SEX新法みたいな抜きエロゲみたいに現実的ではないからなのか

諸君らの意見は今年中には出ないだろう

何故ならこのエントリーは他のエントリーで消されるのだから

2022-08-28

遺伝子決定論オカルトじゃなくてガチ科学だもん仕方ないじゃん。

近未来を描いたSF映画の中でガタカが一番実現する可能性高いって言われてたし。

2022-07-25

雑なSF映画が好き

罪人が裁判を受けてて、裁判官はホログラム

判決は…死刑!」と言った瞬間、法廷の扉が開きマッチョな男二人が謎のサイバースーツを着てマシンガンをドドドドドド!と罪人にぶっ放す。

蜂の巣となって息絶える罪人に「これにて閉廷する」と言って消えるホログラム裁判官。

マッチョ二人組みが背を向け歩いていく足音が響く。

そんな雑なSF映画が好き。あとすぐに死刑を実行するの、いいよね。

2022-07-08

[] 陰核機動隊

陰核機動隊(いんかくきどうたい、英語タイトル:CLITS IN THE SHELL)は、秘豆正宗による漫画作品

ジャンルは「ハードクリトリスSF」。同作を原作としたアニメ映画TVアニメも公開されている。

本作は近未来舞台とし、機械化されたクリトリスによって特殊能力者となった女性のみが所属する、内務省直属の警察組織「陰核機動隊」の活躍を描く。

主人公の栗薙豆子(くりなぎまめこ)は任務中の事故が原因でクリトリスを失ってしまうが、クリトリス義体化手術を受けて「陰核機動隊」に入隊する。しかし、義体化したクリトリスはあまりにも感度が高く、少し擦れただけで連続絶頂してしまうほどの敏感さだった。

イキまくるドスケベなクリトリスと、日々敏感になっていくカラダに翻弄される一方、豆子もまた、特殊能力に目覚め始めていた。

本作、および本作を原作としたアニメ作品は『キンタマトリックス』などのハリウッドSF映画に多大な影響を与えたことで知られている。

2022-03-29

顔が良くないとアメリカ大統領になれないよな

 アメリカ大統領若い頃の写真を一通り見てみたけど、漏れなくイケメンだ。強いて言うならトルーマンアイゼンハワークリントンが童顔で正統派イケメンではないくらいだ。アメリカ大統領には容姿フィルターがかかってるよな。顔が全てでは無いが、容姿人生社会に与える影響がいかに凄まじいかを思い知った。以下はそれぞれの大統領に対する感想ブサイクのくせに人の容姿上から目線評価していきます

ユリシーズ・グラント

 絵なのか写真なのか分からないけど男前。でも、年取ってからの方がカッコいい

ラザフォード・ヘイズ

 生え際ヤバいけど超ハンサム

アンドリュー・ガーフィールド

 恰幅の良いイケメン。正直画質が悪くてよく見えない。

チェスターアラン・アーサー

 おひげの立派な男前いかにも貴族って感じ

グローバークリーブラント

 男前

ベンジャミン・ハリソン 

 イケメン。おひげが立派

ウィリアム・マッキンリー

 イケメン。いくつか写真があるが個人的にひげを生やした写真が超絶格好良い。

セオドア・ルーズベルト

 イケメン。おひげが立派

ウィリアム・タフト

 同上

ウッドロウ・ウィルソン

 イケメン。上述の例に漏れずひげ生やすとかっこよさが格段に増す

ウォレンハーディング

 いかにも英国紳士という感じのおひげが立派なハンサム。レットーバトラーを思い出す

カルビン・クーリッジ

 生え際ヤバいけど超絶美男子ドラコ・マルフォイに似てるかも

ハーバート・フーヴァー

 イケメンテンガロンハットがよく似合う

フランクリン・ルーズベルト

 面長のイケメン。引き締まった顔つきの他の大統領と比べると穏やかな顔つきで坊ちゃん的な印象

ハリー・トルーマン

 丸顔。格好良いと言うよりは愛嬌のある顔。ハリーだけにハリー・ポッターに似ている

・ドワイト・アイゼンハウアー

 童顔。これも格好良いと言うよりは愛嬌のある顔

ジョン・F・ケネディ

 想像通りの童顔イケメン

リンドン・ジョンソン

 男前

リチャード・ニクソン

 下ぶくれ気味だがイケメン

ジェラルドフォード

 いかにもアメリカスクールカースト上位って感じのイケメンSF映画陰キャ主人公を虐める役として出てきそう

ジェームズカーター 

 唇厚いのが玉に瑕だけどイケメン

ロナルド・レーガン

 超イケメン。元俳優から当たり前

ジョージ・W・H・ブッシュ

 イケメン

ウィリアムクリントン

 童顔。格好良いと言うより愛嬌のある顔。優しげな印象を与える。

ジョージ・W・ブッシュ

 笑えるぐらい父親そっくり雰囲気三枚目

バラク・オバマ

 想像通りのイケメン

ドナルド・トランプ

 イケメン

ジョー・バイデン

 優しげなイケメン

2022-01-30

JAXAの老人が本当に言いたかったであろうことを言語化する

世の中のSF作品には嘘が多くそれによって勘違いをする人が多く居て困る。

私は前々からそういった人達勘違いからくる発言によって迷惑してきた。

取材だったり、質問だったり、若手の失敗、取引先の相手との行き違い、あらゆる場面で「SFから得た間違った知識」にストレスを感じさせられてきた。

同じような間違いを何十人何百人という人間が口にし、その度に指摘し続けることに疲れた

巷でSF映画話題になる度に、そういった勘違いをした人がまた自分のもとにやってくると思うとウンザリする。

映画CMを見るだけで、作品面白さが最優先で現実科学なんてものはそのための触媒しか思ってないことが伝わってくる。

頼むから科学もっと敬意を払い興味を持って欲しい。

詳しい人間に大雑把な質問をぶつけるだけで好奇心を満たしてしまわずもっと根源的な部分からしっかりと知識を積み上げて欲しい。

SF作品であっても、現実事象ちゃん再現しようという気持ちがあるのなら否定する気はなく、それらが「正しい知識」を多くの人に授けてくれる事さえ期待する。

私は前に「プラネテス」という漫画もまさにそういった作品であるかのように誰かに薦められた。

そのことを思い出してふと手にとって見たが、なんのことはないこれもまた嘘まみれの作品であった。

私は非常に強く傷ついた。

私が嘘にまみれたSFを嫌いだと知っているはずの人達からこんなものを薦められたことに苛立ち、孤独感に襲われ、この世界から断ち切られた絆を必死に取り戻そうと焦ってしまった。

結果として見境のない攻撃を行ったことを謝罪したい。

私の頭の中で「プラネテスという作品」「その作品の読者」「フィクションから得た間違った知識を信じる人」「間違った知識を信じたことで宇宙事業の足を引っ張るような人」がごちゃまぜになっていた。

特に最後の「間違った知識を信じたことで宇宙事業の足を引っ張るような人」と「プラネテス」が結びついた時、過去のあらゆる悲しみの原因がプラネテスにあるかのように私の脳が錯覚を起こしたのだと思う。

幾千の作品の行く万という嘘によって作り出された幾億の人の勘違いの全てからまれた苛立ちを、たった一つの作品にぶつけてしまった。

これはあまり理不尽だったように思う。

もしも私が突然「私は日本人に沢山酷いことをされたので、日本人である貴方を殺すことで憎しみを晴らします」とお互いに初めてあう相手同士で言われたらギョッとするだろう。

それと同じことをしてしまった。

私が理解してほしかったのは「作品としてしっかりしている」と言われるようなSFでも「サイエンスとしての考証がしっかりしていること」は全く保証されていないという事だったのに。

そして、その違いを切り分けることな安易につなげて考え「この作品面白いから、この作品は本当なんだ」というような勘違いはしてくれるなという事だったのに。

これも少し違っていて、実際には「勘違いはしてくれてもいいが、それが勘違いなのかどうかを自分で本を読んで学ぼうという姿勢を持ってくれ」なのだ

漫画から得た知識繋ぎ合わせてもどこまでも漫画から得た知識連鎖しかならない。

自分でしっかりと学んで欲しい。

面白SFを読んだ次に向かう先が、次の面白SFではなく、科学雑誌であってくれればいいのに、そういった自分気持ちが世の中とすれ違っていると感じて、産まれ孤独感が暴走してしまった。

作品面白さは科学的な正しさを保証しない」ということを、世の中のすべての人に理解してもらおうなんて押し付けだったのかも知れない。

リアリティがある作品こそが素晴らしいという価値観が逆流していき、素晴らしい作品であればそれがリアリティであると世の中が歪んでいったのだなんてのは私の杞憂なのかも知れない。

兎にも角にも、私が自分の長年の苛立ちを特定作品のものにぶつけたのは度が過ぎたことだ。

ありとあらゆる罪の根源を特定の何かを生贄にして押し付けるようなことなどが許されるのは神様ぐらいのものだ。

人間のくせに「現在過去未来その全ての悪の象徴としてお前を断罪する」なんて口にしたのは「分を弁えない」ことだった。

人間に出来るのは、あくまで一度に一つの作品に対して、一人の人間に対して、一つの間違いに対して、一つずつ対処していくことだったのに。

長い時間の間に溜まってきた不満を一度にぶつけてはいけなかったのだ。

個人的わだかまりや消化不良な怒りの積み重ねから出た99%の八つ当たりをさも100%正当な怒りのようにぶつけたことを謝らせて欲しい。

それでもわがままを言うならあの怒りに1%ほどは正当なものがあったということぐらいは許してもらえないだろうか。

私達はいだってフィクションからまれた嘘によって現実がおびかやかされること」に怯えて暮らしてきたのだ。

有名な作品であれば有るほど些細な嘘がより多くの人を巻き込み大きな渦となって現実に襲いかかってくる。

作品において嘘を書く」ということは、どこかで現実科学と戦っている人間に突然の大嵐となって遅い来る可能性を生むとういことを知っておいて欲しい。

それでも、これは私達科学者が戦わなければいけない私達の問題なのだということから目を逸らすつもりはない。

ただ、「分かった上で、それでも誰かを楽しませるために仕方なくやっているだろう」と思わせて欲しい。

本当に、本当に不安になるのだ。

娯楽作品安易に飛び交う嘘を見る度に、それがどんな形で自分たちを脅かしにくるのかが。

私達の臆病さを、慈悲を持って許してくれるとありがたい。


こんなもんかな?

なんで俺が言語化するのかって?

かんたんだよ。

あの爺さんはプライドも高いし半端に知識も有るしその癖ボケが進行しているからもう自分の口で自分が言いたいことも言えなくなってるからさ。

からその代わりに俺が言ってやるのさ。

言語化ってなにも本人がしなきゃ駄目ってこともないだろ?

他人の口からから言えることもある。

赤ちゃん気持ち母親が代弁しなきゃ駄目なのと一緒だよ。

プライドと脳の性能が釣り合わなくなったお爺ちゃんなんて赤ちゃんみたいなもんだからさ、優しくしてやろうや。

2022-01-17

世界滅亡の日

子供の頃、映画でみた人類滅亡系のSF映画だと、

だいたい全世界同時多発的にパニックになるのがお決まりのシーンなんだけど、

いざ、現実世界に起こると、

案外みんな冷静に対処できるんだなというのが正直な感想

洪水も疫病も噴火も、今や、街一つ消える規模の災害が集中して起こっているのに、

悪く言えば他人事、良く言うなら、いつもの生活を維持しようと必死

アメリカでは、数世紀ぶりに列車強盗が多発しているらしいので、

世界全体では確実に悪い方向に進んでいるとは思うのだけど。

2022-01-08

日本人けが出てくる宇宙SF映画はどんな設定ならリアリティを感じられるのか

日本インターステラーオデッセイみたいな近未来宇宙SF撮影しようとしたとしてCGや照明技術ハリウッド級になったとしても日本俳優しか使えない時点でB級映画しか見えない。

なぜ宇宙日本しか出てこないのか説明できないから。

アメリカだったらアメリカ人(白人黒人しか出てこなくても納得できてしまうが日本人は無理。

よっぽど理にかなった設定の説明がされないと。

どんな設定ならスムーズ日本人だけでインターステラーオデッセイみたいな映画を作れるのか

2021-12-28

anond:20211228081702

SF映画ファンタジー作品の隆盛と前世人類死滅により世間一般が思うバケモノハードルはわりと下がって(上がって?)るので、

耳が尖ってるとか肌が青いとかの亜人要素は人間寄りとみなされつつあるとは思う

ダークエルフとかはなんか別の意味ダメになってるが…

2021-11-12

ここ半年で見た洋画ネタバレ注意)

ネット ★5

クリストファーノーランの最新作。時間が巻き戻しの世界で戦ったり、順行の時間と交差しながら戦う。何が起こっているか途中で分からなくなるので、「爆発だー」「どうやって撮ったんだー」とかの感想しか出てこない。ネタバレサイトor3回は見ないと分からない。でもおすすめヒロイン相棒

スノーピアサー ★3.5

虫注意。世界は氷におおわれていて、人類列車しか存在していない世界。乗車時のチケットランク居住エリアが決められていて、主人公達は無賃乗車組なので最後尾で奴隷扱い。そこから反乱を起こす話。設定からして面白い。でもなんか中盤は見てて飽きた。

8mile ★3.8

エミネム様の映画。数曲知っているandニコ動で有名な曲が流れるので見てみたいと思って視聴。コンテナハウス貧乏暮らししつつ、ラップしつつ、必死に生きていく感じ。ラップシーンはかっこいい。特に最後やつは何回もみちゃう。しっかり濡れ場があったので注意

ゴーンガール ★4.5

有名かな?サスペンスが見たい人にはおすすめ。いきなり妻が失踪して、警察捜査すると「あれ?主人公犯人じゃね?」ってなって主人公の妹とか刑事さんとか弁護士とかがわちゃわちゃする映画。詳しく書くとネタバレ。途中がっつりトップレスシーンがあるので注意。

キャプテンアメリカ/ザ・ファーストアベンジャー ★3

キャプテンアメリカ映画。アベンジャー系列のもの見たいなーと思って視聴。なんか普通に王道だった。のであまり覚えていない(笑)第2次大戦関係だったか

8月家族たち ★4

ジュリアロバーツ主演のドロドロ家族劇。終わり方も後味悪い。父が行方不明になって家族が集まるけど、色んなことで喧嘩する感じ。ドンパチもエログロも無いけど、気まずい雰囲気とか言い争いがめっちゃ面白い。でも実際その場にいると泣く。吹き替えもいいけど、字幕の方が良かった

鑑定士と顔のない依頼人 ★3.5

最近話題になった?胸糞悪い映画の筆頭。胸糞悪いと思いながら見たらそこまでダメージいかも。前情報なしで映画館で見てたら泣く。でもそういう楽しみ方もしたいよね

ザ・ゲスト ★4

帰還兵の主人公親友訃報家族に知らせて、そこになぜか住まわせてもらうハートフル映画(大嘘)主人公サイコパス一家をぼっこぼこにします。最後はなぜかホラーテイスト。謎の鑑後感。

赤ずきん ★2

失敗した。なんか人狼かな?

ボーダーライン ★5

いえーい!特殊部隊の銃撃戦サイコー!!ベニチオ・デル・トロかっこいいー!!シビア世界恐いいいい!!ってなる映画

ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷 ★3

お化け屋敷行ったら殺されます映画館で見たら怖かったか

ミスティックリバー ★4

胸糞映画で調べたら出てきた。ちゃんと胸糞。主人公の娘が殺されたんやけど。。。これ以上はネタバレ!話し合いは大事マルコも言ってた。(進撃の巨人より)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーandリミックス ★4

SF映画ファンタスティックフォー的な。アクション有り、ドッグファイトあり、誰でも楽しめます王道すぎてあんまり記憶に残ってません。木の妖精グルートがかわいい。口笛で動く魔法の矢は殲滅力最強

コンテイジョン ★4

パンデミック映画。よく作られている。ワクチン誕生日毎に抽選で配られたり、デマ野郎が死ななかったり、メインキャラ死んだり、主人公(ブラピ)の奥さん不倫してたり、悲しい映画だった。

透明人間 ★3.8

現代インビジブルあんまおぼえてない

インベージョン ★3.5

寝たらウイルスに乗っ取られて別の人間になってしまパンデミックもの。設定がおもろい

ロックダウン ★3.5

コロナ禍で撮影されたアンハサウェイ主演の映画離婚寸前のカップルダイヤすり替えて盗んでやり直す話。強盗ものに見せかけて、ヒューマンドラマ寄り。アンハサウェイの顔芸がとても良い。コロナのうっぷんたまってんなーって感じがでてた。盗みに入るシーンはやっぱハラハラする

スリビルボード ★4

娘が強姦されたのに捜査しない警察に対して、看板広告警察署長に喧嘩を売ることから始まる話。悲しい要素あり。見た後の何とも言えない良い感じが良い。見て損はない

ザ・プレデター ★3.8

ででででででん ででででででん(プレデターテーマ)

プレデター最新作。プレデター地球にやってきたと思ったら、一回り体のでかいプレデターがやってきた!主人公一味がいいパーティー。ふざけあったり、助け合ったりが良い。B級感も洗練されてる

2021-10-25

家族コロナ陰謀論者で地獄

仕事で忙しくしてた間に母と祖母が揃ってコロナ陰謀論者になってた。きっかけはYouTubeの字が流れる動画らしい。祖母は私が中学生の頃に子宮頸がんワクチンの接種があった時も自然派にハマってて接種拒否させられたから、そうなる下地は既にあったのかもしれないから防げなかった私にも責任はあるけど…

職域接種の時、私の職場結構開始が早かったから当時は副反応の事例が大きいニュースになったりしてて、分からないことも多かったから怖くて、後で国から接種の案内来るだろうし様子見してようって思ってワクチン打たないでいた。そしたらコロナ陰謀論どっぷりの祖母危険だって言って私が不在の時に家に届いてたワクチン接種券捨ててたのと、母と祖母言葉をあえて使うなら「私が外部の人間洗脳を受けて怪しい行動をしないように」見張られるようになったから今からワクチン自分で打ちに行くこともできない。もし体調が悪くなってもPCR検査は受けさせないし病院には絶対行かせないって言われたから、自力病院に行けないぐらいの症状出たら詰み。挙句コロナでっち上げ存在しない病気。もし体調が悪いなんて会社に報告したら、検査を受けさせられて陽性にさせられて薬を打たれて殺されるだろうから風邪コロナを疑われそうな症状が出たら嘘の報告をして休むか体調不良である事は隠して会社に行きなさい、私もそうするから」とかやばい事を言われた。当然従うつもりはないけど、親の口からこんなん聞きたくなかった。

最近祖母YouTubeの中でも特に頭のおかしい連中の動画を観ちゃったみたいで「バイデン大統領悪人処刑リスト存在してトランプ氏がいつか復活して世界を救ってくれて」みたいな系統のやつを信じてしまってる。そのせいで「トランプ氏がいつか世界中の人に大金をばら撒いてくれるから裕福になる、借金もすぐに返せる」と本気で信じて貯金クレカも使いまくってるから、私は早く死なないとその負債の返済に追われる羽目になるかもしれないとすら思ってる。そうじゃなくてもシンプルに今の状況が普通にしんどくてこの人たちより長く生きたくない。家に帰ったら毎日毎日SF映画みたいな、現実じゃない世界の話みたいな事を大真面目に、盛んに議論しててともすれば意見求められて頭おかしくなる。耳聞こえんくなりたいって何度思ったか知れない。2人とも友達もいないから、職場病院先生などの外の人たちの事を「真実を知らないで踊らされているバカ」か「私たちを陥れようとしている悪人」のどちらかだと本気で思い込んでいて、3人家族のうちの2人がそれだから私1人が何を言っても聞き入れられないし響くこともない。

私の家(というか家系?親戚の家も皆そうだから)は女性結婚以外の理由実家を出る事を許されていないから、父が死んだ後は母と2人で働きながら祖母介護をして暮らしてきたし、私は生涯結婚しないつもりでいる(これは大した理由じゃなくて、単に私は自分の顔にコンプレックスがあって大嫌いだから私に似て醜く生まれたら可哀想から子供絶対産まないし、自分自分の事を嫌いなのに他人には自分を愛してもらおうなんて身勝手で失礼だと思っているか恋愛結婚もしないことに決めてるってだけのごく平凡な理由)から祖母と母の介護をして家のことをやって後は孤独死かなってうっすら考えてたけど何かもうそんなん言ってる場合じゃないのかも。

自殺は誰かしらに迷惑かけるから極力は避けたいけど、それでも何かもうなるべく早く死んだほうが良くない?って結構真剣に思う。ワクチン打ってないからって毎年ちゃんと真面目に通ってた子宮頸がん検査はとりあえずもうやめる、一応身辺整理の仕方の本とかはこっそり買って準備してるし、ここ数ヶ月でかなり私物断捨離した。あとは何したらいいかな。私までやばいやつだと思われそうで友達とか周りの人には絶対相談できないから、どうにか1人で対処しないといけない。

まあでも、デルタ株とかで私と同じ20代でも死者が出てる中、ワクチンを打ってない私はコロナにかかったら重症化するかもしれないけど、それでも病院に行くのを全力で阻止してくるだろうから、そうなったら近いうち死ねるんじゃないかなあとはふんわり思っているけど。多少恐怖はあるけど仕方ない。生きるよりまし。

2021-08-05

未だにスマホってすごいと思う

20年前のSF映画にでてくるやつそのままって感じ

画面がボタンになるってマジですごい

画面が全画面ってのもすごい(日本語が怪しい)

いつでもどこでも動画見れるのもすごい

ゲームもできちゃう

ホンマ意味がわからない

2021-06-18

anond:20210618182641

それこそSF映画の見すぎ

住もうと思えば住めるんだから僻地から人がいなくなることはない

2021-06-12

インターステラレター

5-6年前くらいにデートSF映画の「インターステラー」見に行って、ボロ泣きして映画館出たらドン引きされて振られたんだが、未だに釈然としない。

音楽性の違いというやつだろうか。

2021-06-10

倍速視聴とSCREENカセットテープ

 映像コンテンツの倍速視聴に関する話題を目にして、ふと思い出したことがある。以下に記すのは、個人的昭和の思い出話である

 歳の離れた兄が買っていた『SCREEN』と云う映画雑誌が、実家本棚に何冊も置かれていることに気づいたのは、私が小学校の高学年になった頃だった。裕福な家庭ではなかったので、我々兄弟は一つの部屋を共有して過ごしていた。だから実際には、もっと以前から、その雑誌本棚に置かれていたことを私も知っていた。したがって、正確に言えば気づいたではなく、興味を持つようになったと言うべきであろう。

 それらは70年代に発売されたもので、ちょうどSF映画オカルト映画パニック映画流行した時期に該当する。だから、これらのジャンル作品のスチール写真を載せたページを眺めるだけでも、子供には十分に楽しめたものだった。

 やがて、そう云うビジュアル記事を眺めるだけでは飽き足らず、活字の部分にも目を通すようになった。最初は、やはりSFオカルトパニック作品関係するところから読み始めたが、それらにも限りが有る。こうして、あまり子供向けではない記事にも、当時の私は目を通すようになっていった。現代とは異なり、地方の非富裕層の家に生まれ子供には、娯楽の選択肢が極めて少なかった。従って、ほとんど已むを得ずと云う形で、元々は興味対象外だったものにも手を出すことになったと云う次第である。私と似た境遇に在った地方の名も無き小中学生も、私と大同小異経験をしたのではなかろうか。例えば、家に置きっぱなしにされた古いジャンプ/マガジン/サンデー/チャンピオンを、何度も何度も読み返し、その結果として、元々は興味が無かった作品の魅力に気付かされたといった、そう云う経験のことである

 話を戻すと、こうして結果的活字記事も読むようになった私は、雑誌SCREEN』に淀川長治連載記事掲載されていることに気づいた。当時の子供でも、淀川長治の顔と名前は知っていた。テレビに出て「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」のセリフを言うことでお馴染みの、有名なオジサンであった。その連載記事は、読者から質問相談淀川長治が答えるコーナーであった。

 読者から寄せられた「僕は映画監督になりたいのですが、どうすれば映画監督になれますか?」と云う質問に、淀川長治は次のような回答をしていたと私は記憶している。

 「こうすれば映画監督になれると云うような、確実な方法手段は無い。それは無いが、強いて言うならば、同じ映画を十回は観なさい」と。

 馬鹿小学生だった私は、これを読んでも何のこっちゃとしか思わなかったが、世の中には淀川長治が言わんとするところを正しく理解して、きちんと実行した人も存在したのだった。それを後に私が知ったのは、中学生になった頃、GAINAXが初の作品オネアミスの翼』を製作劇場公開した時のことである

 中学生になった私は「何だか凄いアニメ映画が、若手クリエイターたちによって作られて、劇場で公開されるらしい」との情報を知った。知ったは良いが、そこはド田舎に暮らす非富裕層の哀しさである。公開する映画館は近隣に無かったし、そんな映画館が有る都市部まで行く手段も無かった。当時の私に出来ることといえば、劇場公開に合わせて発売されたムック本を、少ない小遣いで買って、それに掲載された場面の絵を見て、実際のスクリーンで動いているところを想像することぐらいであった。これもまた、同じような経験を持つ人がいることだろう。なお、そのムック本には物語最後の場面までしっかり掲載されていたので、話そのものに関しては、当時の私も知ることができた。

 さて、映画の場面を載せたビジュアル記事を読み終えた私は、もちろん活字記事の部分にも目を通した。そこには、本作品監督を務めた山賀博之氏のインタビュー掲載されており、映画監督を目指そうとした山賀氏の若き日の思い出も語られていた。その思い出話こそが、淀川長治の「同じ映画を十回は観なさい」に関する話なのである

 雑誌SCREEN』の淀川長治の当該記事を読んだ当時の山賀博之氏は、その教えどおり、同じ映画を十回観たと語っていた。ちなみに、実際に山賀氏が十回観た作品の例として挙げていたのは、少年野球チームの少年少女コーチ奮戦を描いた、アメリカ映画『がんばれベアーズ!』であるテイタム・オニールかわいい山賀博之氏が語ったことは、概ね以下のようなことであった。

 「最初の2〜3回目は、普通に観客として楽しんで観ているだけ。4〜6回目辺りは、もう観たところばかりだと思って、飽きて退屈する。それが7回目頃を過ぎると今度は、場面場面で作り手が何をしようとしているのか、ココで溜めてココで盛り上げようとしているんだなとか、画の見せ方とか、そう云う作り手の意図気づき始める。同じ映画を十回観ると云うのは、こういうことかと理解した」やはり、何かを成し遂げる人は同じ文を読んでも、凡人とは違い有益な学びを得る能力が高いということなのだろう。

 ここで紹介した淀川長治氏の教えと山賀博之氏の実践エピソードは、あくまでもプロを目指す人たちに向けた話なので、我々一般人とは関わりの無い話に思えるかもしれない。また、現代コンテンツの数量が昔よりも多い時代なので、一つの作品を繰り返し読む/観るという時間的な余裕が無い現代人が大半だろう。しかしそれでも、一つの作品を繰り返し味わうこと、そして運が良ければ、そのリピート鑑賞を通じて何かを気付く/発見することは、貴重で豊かな経験であると私は思う。倍速視聴をしてまで観る作品の数を増やすことにも、一定理由合理性は有るのだろうとは思うが、何かしら自分レーダーに引っ掛かるモノを持つ作品出会った時には、少しだけ立ち止まって、それを繰り返し味わうことも試してみるのも一興ではないだろうか。

 ここまで書いた上に蛇足だが、もう少し思い出を書き残す。昔、Blu-rayDVDレーザーディスクはおろか、家庭用ビデオすら普及していなかった時代の思い出話である。その頃は、アニメ映画作品の音声を収録した、LPレコードカセットテープ販売されていた。(一部では家庭用映写機で上映出来るアニメ映画作品フィルムテープリール販売していたが、これを買って楽しむことが出来るのは、本当の金持ちだけだった。)私は子供の頃、この手の音声収録レコード商品の一つ『ルパン三世/カリオストロの城』を所有する人物から兄弟のツテでカセットテープダビングしてもらい、それを何度も何度も繰り返し聞いて、頭の中では『水曜ロードショー』で観た『カリ城』の映像を想い起こして楽しんでいた。この体験のおかげで、私は今でも『カリ城』の全セリフ暗誦できる。何の自慢にもならないが。

 そして、歳月が流れた。

 後に社会人となって働き始めた兄が、VHSビデオデッキを買ってくれたので、我が家ビデオを利用できるようになった。金曜ロードショーで放映された『カリ城』を録画すると、当然それも繰り返し何度も視聴した。カーチェイス場面などはコマ送り再生作画をチェックしていたので、倍速視聴とは正反対行為である

 ほどなく小さなレンタルビデオ屋が我が町にも出来て、兄がスプラッター映画とかゾンビ映画とか借りてきてくれて、一緒に楽しんだりもできるようになった。古い『SCREEN』の記事を読んで、勝手に凄い作品だと思い込んでいた『巨大蟻の帝国』や『スクワーム』が、実際の映像を観るとショボい作品であることも思い知った。

 大人になって、現在宮崎駿のことは反吐が出るくらい大嫌いになり、ルパン三世作品としての個人的評価も、軍配は『vs.複製人間』の方に上げるようになった。

 子供の頃には観ることはおろか、存在を知ることも叶わなかった様々な作品の数々を、今では視聴して楽しむことが出来るのだから、明らかに子供の頃よりも、現在の私は恵まれている。

 それでも、熱に浮かされたように古い映画雑誌を何度も読み耽って、観たことも無い映画の内容を勝手想像したり、何度も何度も『カリ城』のカセットテープに耳を傾けて台詞暗誦していた子供自体の思い出は、それらが経済的な制約から生じた行為だったにも関わらず、何だか私には宝物のように思えるのである。ただのガラス玉が宝石より愛しく思えるように。

2021-05-28

カタカナファンタジーが苦手である

 昔から個人的に、日本語カタカナ英語で「ファンタジー」という言葉を当てられてカテゴリ分類される作品(小説映画漫画など)の大半が苦手である。良い悪い、正しい正しくないではなく、あくま個人的な好みの話である。もしも、これらを好きな人が気を悪くされたら、先に謝りますすみません

 日本語で言う時に「ファンタジー」よりも「幻想」という硬めの言葉を当てられる作品は嫌いではない。国内作家で例を挙げれば、山尾悠子とか。

 海外SF周辺の作家作品だと、クリストファー・プリーストの『魔法』や『奇術師』は好きであるものすごく古いが、子供の頃に読んだH.G.ウエルズの短編魔法を売る店』も好きであるSF作家視点から魔法(のような技術体系)が存在する世界」を描いたような作品、例えばハインラインの『魔法株式会社』や、霊魂テクノロジーが実現した未来世界を描いたロバートシェクリー『不死販売株式会社』のような佳作も好きだ。ここまで読めばお分かりのように、どちらかと言えば私はSF寄りの人間である

 日本を含めて世界的に『ハリー・ポッターシリーズや『指輪物語(LoTR)』シリーズ劇場映画としてヒットした頃に「食わず嫌いも良くないな」と思い、これらの映画を観に行ったり原作に挑戦したりした。結果を言えば、結局だめだった。私は、これらを少しも楽しめなかった。『ナルニア国物語』も駄目だった。SF映画ジャンルに含められるが実質的には「剣と魔法世界」のようなものと言ってもよい『スター・ウォーズシリーズも、旧EP4以外のシリーズ作品は全く楽しめなかった。こんな感じだから当然ではあるが、家庭用ゲームの『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』などにも手を出していない。

 「剣と魔法系統の娯楽作品の全てを無条件に嫌いかと言えば、そういう訳でもない。子供の頃にテレビビデオで観た『アルゴ探検隊冒険』や『タイタンの戦い(オリジナル版)』といったレイ・ハリーハウゼン作品は、昔も今も大好きである

 『ハリー・ポッター』などが苦手に感じるのには、別の理由も有る。たとえば、ドラえもんの「うつつマクラ」で、余りにも都合が良すぎる夢(文武両道の大天才モテモテで、教師にも親にも級友にもチヤホヤされる世界)に、のび太が興醒めしていたようなものだと言えば、理解してもらえるだろうか?学期末の成績を発表する場で、校長が「勝ったのは…スリリン!……じゃありません!大逆転でグリフィンドールの勝ち!」とか言って、バラエティ番組の「結果発表ー!」みたいな真似をしてスリリンの生徒たちを糠喜びさせたのは非道い。校長あんな依怙贔屓をするような人間からスリリンの生徒たちも性格が歪んでしまったのではないだろうか。あの校長は、教育者として失格だと思う。スリリンの生徒たちは、腐ったミカンなんかじゃない!こんなハリー・ポッターがヒットしたということは「なろう系作品」を好む人間が、日本と同様に海外でも少なくないということなのだろう。どうも私は「なろう系作品」が苦手だ。そういえば、上で挙げた『アルゴ探検隊の大冒険』や『タイタンの戦い』は、ハリウッド作品としてアレンジされているとはいえギリシア神話英雄譚がベースであり、依怙贔屓どころか、むしろ主人公理不尽な試練が課せられる物語なので、その点がツボなのかもしれない。

 LoTRが苦手なのは正義の側のキャラクター白人ベースの美しい造形または愛嬌の有る造形ばかりで、悪の側は醜悪な造形ばかりというのが、どうしても興醒めしダメだった。ルッキズム。それに、LoTRの悪の側の造形は、白人から見た有色人種イメージが入り込んでいる気がする。ルッキズム。それはそれとして、第一部で地下に消えたガンダルフが、続編で生きていたと判明し、杖一本を手に巨大な怪物相手にガキーン!ガキーン!と肉弾戦をしていたところは、正直に言うと大爆笑した。

 こんな感じでカタカナファンタジー作品の大半が私は苦手であるが、例外的に楽しめて大好きだった作品が、先ごろ惜しくも亡くなられた三浦建太郎の『ベルセルクである

 外形的には、人知を超越する異形の存在怪物魔法などが存在する世界舞台にした物語という意味で、同じカタカナ英語ファンタジーという単語が当てられていた作品ではある。しかし、私個人にとっては、ハリー・ポッターLoTRと天と地の違いが有るように思えた。もちろん、私にとっては『ベルセルク』の方が「天」であるハリー・ポッターLoTRファンの人には、重ね重ねすみません。繰り返しますが、個人の好みの話です。

 ゴットハンド名前(スラン、ユービックヴォークト)や、黄金時代篇の敵の武将名前(ボスコーン)からは、作者の原体験SF作品が有ったことは想像に難くない。だからベルセルク物語世界では「魔法のような人知を超えた事象存在する/起きるならば、その根源となるエネルギーは何処から齎されるのか」「その代償に払う犠牲は何か」といった理(ことわり、ロジック)を、作者は考えていたと思う。上でも書いたように、SF作家SF視点から魔法存在する世界舞台にした物語」を書くケースはしばしばあったので、SF好きの三浦建太郎もそれらの影響を受けていたことと推測される。ゴッドハンドの1人として転生する直前、深淵に降ったグリフィスが「ヒトの作りし神」に出会って対話を交わす場面(※単行本未収録)は、あれも「この物語世界がどのような理(ロジック)で動いているか」を読者に示すものだったと言える。

 少し脱線するが、理(ことわり、ロジック)と言えば、ハリー・ポッターのような作品を読んだり見たりしていると「あんな大きな学校が有って、そこから大勢卒業生たちが魔法使いになって世に送り出されて、就職先は確保できるのだろうか?」とか「石を投げれば魔法使いに当たるぐらい、たくさんの魔法使いがいる世界では、そもそも魔法使いの存在価値は有るのだろうか?」とか考えてしまう。モンティ・パイソンコントスーパーマンだらけの世界で大活躍するスーパーヒーロー!我らが『自転車修理マン』!」みたいになったりしないのだろうか?捻くれたSF好きである私は、おそらく「物語のような『不思議世界』が存在していて、それが自分のいる現実世界と地続きであって欲しい」という願望が強いのだろう。だから不思議世界を成り立たせるロジックを求めてしまうのだと思う。ちなみに、驚異の世界を成り立たせるような、もっともらしい理屈を付けてくれるハードSFは大好きである

 話を戻すと、『ベルセルク』の物語魔法や異形のモノが存在する世界で展開されるが、主人公ガッツ自身は、魔法による恩恵を受けていない時期の方が長かった(パックの翅の鱗粉で傷を治癒する描写とか有ったけれど)。ベヘリットによりゴッドハンド召喚され、鷹の団メンバーたちが使徒たちへの贄として捧げられた悲劇を考えれば、ベルセルク物語における魔法人知を超えた異形の怪物ほとんどは、主人公に困難を与える原因として存在したと言っても過言ではない。そんな中でガッツは、鍛錬で身につけた能力人間の業で作れる武器だけを頼りに、使徒という異形の怪物たちを相手に、文字通り満身創痍になって半死半生になりながら、ギリギリで死線を掻い潜る闘いを繰り広げていた。リッケルト、鍛冶のゴドー養女エリカの親子、パックなど少数の例外を除けば、長い間ガッツの闘いは孤立無援だった。これでは読者も、応援したくなるというものである

 それとは対照的に、地下牢で長期間に渡る拷問を受けたものの、ベヘリットを使ってゴッドハンド召喚し、彼らの1人フェムトとなり、受肉して自分王国ファルコニアも手に入れた新生グリフィスは、謂わば「うつつマクラドリーム状態を実現した、ハンサム野比のび太である。まさに、なろう系の究極形。しかも、ノスフェラトゥ・ゾッドを筆頭に使徒たちを配下に従えているのだから主人公との戦力差は圧倒的であり、まさに天と地の差である

 こういう丁寧な前フリがあればこそ、近年の主人公を取り巻く状況に変化(イシドロファルネーゼセルピコなどの新たな仲間の誕生、髑髏の騎士魔女による魔法サポート)を生じさせたことにも、説得力が生まれた。最初からガッツに心強い仲間がいて、魔法によるサポートも受けられるような状態物語が始まっていたとしたら、私のようなカタカナファンタジーの大半が苦手な人間は「ハイハイ、どうせ魔法でチョチョイのチョイと助かるんでしょ」と興醒めして終わっただろうし、多くの熱狂的なファンも生まれなかったことだろう。

 長い長い時を経てキャスカ正気を取り戻したことは、主人公ガッツにとっても読者にとっても喜ばしいことだった。しかし、それでグリフィスに対するガッツの闘いに終止符が打たれた訳ではなかった。新たな仲間や魔法的なサポートを得たとはいえ、これから先もガッツは、強大なグリフィスに対して、苦しく不利な闘いを挑むことになるのは確実だった。そういう骨太物語を、作者は描いてくれる。長期間休載は読者としては辛いけれど、長く待つだけの甲斐が有る作品を描いてくれる。これまでと同様に、これから先も、そうであろう。そう思っていた。鷹の団メンバーが、グリフィスの夢の実現を信じていたように。

 私を含めたファンの願望は、もう叶わない。三浦建太郎自身ペンによる物語の続きを、我々が読むことが出来る機会は、永遠に喪われてしまった。

 このまま未完で終わらせるのか。構想のメモなどを元に、誰か脚本家作画者を代筆に立てて遺志を継ぐのか。今後どうなるのかは、未定だという。どちらが良いのか、私には分からない。

 人は誰しも、別れを告げる時には詩人になるのだと、誰かが言った。しかし、ご覧のとおり私には詩才は無い。こんなに心乱れたままで、長々と駄文を書き連ねた挙げ句、偉大なる作家が彼の代表作の中に残した印象的なフレーズ引用するぐらいしか出来ない。

 「風が、旅の終わりを告げていた」と。

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