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2015-03-24

http://anond.hatelabo.jp/20150324124557

トラバで色々突っ込まれてるようだけど、

今まで話題になる貧困者は男だけで女は無視されてきた、ってのが大前提

からこそ、その反動としての「貧困女子ブーム」なんだよね。

貧困者の割合は男より女の方が圧倒的に多い、って統計上の裏付けもある。

その前提を分かってないから男が無視されている!女ばっかり!!になるんだろうなあ。

もっとブームになるのは貧困女子」ばかりで、中高年の貧困女性無視され続けている

(勿論この辺に対する問題提起をしたり支援したりしている人もいるが、「ブーム」にはならない)のは

やはり他の増田も言ってるが、この「ブーム」の原動力の一端はオッサンの「女子」に対するスケベ心だからなんだろうな、とは思う。

2015-03-14

[] 『ソーシャルリンク』 その8

  やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい。これはいくらなんでもやばいソファに横たわる女を横目に、俺は苦悩していた。

  幸い西織あいかは死んだわけではなかった。叫ばれないよう口を押さえた時にうっかり鼻も押さえてしまっていて、呼吸ができずに気を失っただけのようだった。路上に横たわる彼女の胸が浅い呼吸で上下していることに気づいた時の安心感といったら。

  そのまま逃げようかとも思った。地面に落ちた通話中の携帯からは、まだマネージャーの呼びかける声が聞こえていた。俺はまず通話を切ると、携帯の電源を切った。何だか不安だったから、電池も外しておいた。

  他にも位置情報を発する物を持っているかもしれないと思って、バックを漁ったら防犯ブザーが出てきた。ポケットに入れておいた万能ナイフドライバーを使って解体した。バックからは他に気になる物は出てこなかったが、発信機の類を身につけているかもしれないと思ったから、服の上から彼女の体をくまなく弄ったが、それらしい手応えは無かった。

  そりゃ一介の駆け出しアイドルにそこまでの警備があるわけがないが、その時はちょっとしたパニックになっていたとしか言い様がない。女性らしい体の弾力など味わう余裕もなく、次はどうやって彼女を移動させるかを考えなければならなかった。

  俺は彼女の体を引きずって近くの電柱にもたれかかるようにした後、さっき通り過ぎたコンビニまで走って焼酎を買い、彼女の頭にぶっかけた。全身から酒の臭いをプンプンさせた、酔いつぶれ女の出来上がりだ。俺は彼女を介抱する連れの体を装ってタクシーを拾い寝床事務所我が家に帰ってきたのだった。

  タクシーを拾うまで、体感では一時間もかかったように感じた。にも関わらず途中人目につくこともなかったのだから想像以上に全てを手早く滞り無くやり終えたらしい。我ながらおかしな方向の才能に驚く。タクシーではサングラスで顔を隠していたし、多分怪しまれてはいないだろう。

  事務所ソファ彼女を寝かせると、念のために拘束しておくことを考えた。しかし、都合よく拘束用のロープなどがあるわけではない。ガムテープはあったから、とりあえず口にガムテープを五重に貼っておく。手の拘束には刑事のふりをするのに使ったスーツと一緒に買ったネクタイを使った。足はガムテープをぐるぐる巻きつけておいた。気づいてみれば、俺は女一人を拉致監禁していた。

  盤石の監禁体勢を整え、俺の頭は少しずつ冷えてきた。俺はただ、会って話を聞いてみたかっただけなのに、どうしてこうなった事務所に帰ってきてから三十分は過ぎたが、彼女はまだ意識を失ったままでいる。事情を話せば許してもらえるだろうか?

  いや、ここまでやっといて、それはないだろう。週刊誌の一面を飾る自分の姿が頭をよぎる。アイドル拉致監禁! 犯人精神異常者? 自殺未遂過去あり!! 「自分超能力者だ」意味不明供述!!! ……悪夢だ。こんな形で有名になりたかったわけじゃない。

「うぅーん……」

  西織あいかが悩ましく喉を鳴らす。目覚めが近いのかもしれない。気が動転していて思考がそっちに向かわなかったが、自由の効かない女と二人きりなのだキャミソールの胸元から覗く、汗ばんだ二つの大きな膨らみに目を奪われる。ピチピチというよりムチムチ。肉感的だ。

  どうせ罪を逃れることができないなら、いっそやることやっちまおうか? 途端に溢れてきた唾液をぐびりと飲み込んで、俺は彼女の寝転ぶソファににじり寄った。右手をそっと彼女の胸に被せる。大きい。手に収まらない。揉むと張りのある肉の感触が伝わってくる。こいつあ、すげえぞ。

「ううーーん」

  一際大きくうめいたかと思うと、彼女は目を覚ました。つかの間、目と目が合う。彼女視線を下げ、自分の胸の上にあるのが俺の手だと見るやいなや瞬時に状況を読み取り、

「う、う゛う゛う゛う゛!!!

  ジタバタと、のたうち始めた。

「おい、じっとしてろよ」

  水揚げされたエビみたいにソファの上で飛び跳ねている。元気なもんだ。俺は彼女を大人しくさせようと、彼女の体の上に跨った。そしたら彼女は一瞬動きを止めた。何だ、と思う間もなく、反動をつけて勢い良く体を起こした。

「ぎぁあ!」

  がつん。目の前に火花が散った。ヘッドロックをぶちかまされたと気づいたのは床に転がった後だった。なんて女だ。腹が立った。立ち上がって未だに見境なく暴れ続ける彼女を見下ろして言った。

「おい、暴れるな。大人しくしろ

「うー!んう゛ー!!!

  一向に大人しくなる気配がない。なめやがって。俺は拳を固め、

「今すぐ黙らないと殴るぞ

  彼女は俺の警告などまるで聞いていないようで、身を捻りながら唸り続けている。

「3、2、1……」

  俺は彼女に向かって拳を振り下ろした。

  * * *

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2015-03-08

8月革命説って現状追認してるだけじゃね?

8月革命説が通用するんだったら、もし今後旧憲法を支持する勢力が日本実効支配して法秩序を構築(復興)したら、

憲法学者は「反動革命が起こって日本国憲法無効になったから、大日本帝国憲法有効」と言うんだろうか。

それって結局、現状追認してるだけじゃね?

最近、妻がおかしい。

最近、妻の行動がおかしい。

 

私の妻は社交的なタイプではなくアニメゲームが好きと言う、ちょっと変わった女子だった。

出会いは、私の会社事務職として派遣会社から来ていた妻と飲み会で同席した事からだ。

私もオタクっぽい趣味もあり、意気投合した私たちは3年の交際の後に結婚をした。

 

そして、結婚して2年経った現在

妻の奇行が目に余るレベルになっている。

 

おかしいと気が付いたのは年が明けてからだ。

夜、二人で妻が気に入りの深夜アニメを見ていた時の事である

 

「うわぁ!! 私の養殖場が水没された!」と叫んだと思うと、

 

スマホ片手に「ちょっと出かけるね、10分ぐらいで戻るから」と言い残し出かけていく。

本当に10分も経たずに帰ってくるのだが、どこに行ったのか応えてくれない。

また別な日には、「私が9日も育てたのにクソ青に潰された。もうちょっとメダルだったに」と

泣いていたかと思うと。

その数時間後には、「駅前草原にしてやった。www」と訳のわからない事をつぶやいて喜んでいる。

 

今日は更に悪化したらしく、歩きながら「キードロップしないな」と言いながら

スマフォの画面から目を離さない。

 

私は、気味が悪くなり妻に「どうしたの?」と問いただすと。

いつも通りの笑顔で「うん?なんでもないよ。」と応えてくれる。

 

妻はどうしたのだろ。

そんな、僕は不安になり、その反動からストレス解消に近隣のL8ポータルを青に染めている。

 

最近 妻が叫ぶ事が多くなった。

需要供給から見た経済学の流れ

増田がこそっと独断偏見で流れを整理してみるよ

というか、まともな経済学史はガン無視して、需要供給観点から

サプライサイド経済学ディスります

話の始めは1970~80年代から

共産主義崩壊資本主義が勝利を収めた


その結果、経済的新自由主義と呼ばれるもの世界を席巻したわけ

レーガンとかサッチャーとか、まあ、おっさん世代には懐かしい名前だよね

内容としてはサプライサイド経済学という名前からして供給に重点を置いた考え方だ

民間投資活性化させるような企業減税

・貯蓄を増加させ民間投資活性化させるような家計減税

民間投資を阻害したり非効率経済活動を強いたりする規制の、緩和・撤廃規制緩和

財政投資から民間投資へのシフト目的にした「小さな政府」化

([wikipedia:サプライサイド経済学])



ようするに、ときどき増田にも出てくる、金持ち優遇したほうがいんじゃね、というあれ

お金持ちはお金をもうけるのが得意なんだから、より多くお金があればより有意義投資をして

イノベーションやなんかを起こして経済活性化するから結局みんなが幸せになると

確かにこれは旧共産国途上国ではかなり上手くいった。少なくとも最初のうちは

もともと、こういった国では計画経済やなんかのせいで供給がぼろぼろだった

から需要たっぷりあって、供給側の企業税金面などで優遇して、邪魔規制

撤廃してやれば、どんどん供給が増え、増えたものはちゃんと売れて、みんな豊かになった

(実際には、きちんとした資本を整備するというのは、もっと繊細な仕事で、そこらへんは

ルワンダ中央銀行総裁日記」とか読んでみると面白い

そして、このころ、いわゆる伝統的な金融政策というものが強固になった

・景気が良くてインフレが加熱してきたら金利を引き上げる⇒企業お金を借りにくくなり

経済活動を減速させる

・景気が悪くて困ったら金利を引き下げる⇒企業お金を借りやすくなり、経済活動を活発化する

ちなみに、これも、読んでわかるように供給側(企業)に注目した政策だね

もちろん、この政策を実行した国は格差が拡大したし、途中から不調に陥る国もあった

ただ、格差自体経済問題ではないし(トリクルダウンが起きるはずとか)、汚職教育

由来する問題が足をひっぱているだけだと思われていた

社会問題として改善余地があるが、経済政策としては問題ないはずだった

だけど日本はこのざまだよ


バブル崩壊以降、日本サプライサイド経済学で頑張ろうとした

金利を下げた。実質ゼロまで下げた。もってけどろぼー

でも、景気は回復しなかった

確かに、金融機関不良債権で困っていた。でも、優良企業には貸さないと業績が上がらない

ところが優良企業は借りてくれなかった

法人税を下げた。40%(1989年)⇒30%(1999年

でも、景気は回復しなかった

税収だけは減って財政赤字が増えた

規制を緩和した。もりもり緩和した

金融ビッグバン非正規雇用大店法、酒タバコ医薬品販売、タクシー台数制限撤廃にいたるまで

でも、景気は回復しなかった

雇用者賃金だけは下がった

それでもサプライサイド経済学のひとは、うまくいかないのは政策が徹底していないからという

もっと法人税減税を。もっと規制緩和を。もっと小さい政府

ただ、ここまでくれば、もういくらなんでもおかしいだろうと思われだした

サプライサイド経済学が正しければ「セイの法則」が発動するはずだった

セイの法則は、「供給はそれ自身需要創造する」と要約される([wikipedia:セイの法則])



もういちどさっきの例を書いてみる

お金持ちはお金をもうけるのが得意なんだから、より多くお金があればより有意義投資をして

イノベーションやなんかを起こして経済活性化するから結局みんなが幸せになると

もう、みんな答えを知っている

減税や人件費圧縮で作り出された資金は、イノベーションへの投資ではなく値下げ競争に使われた

だって、それが市場の出した答えなんだもん。イノベーション投資した企業は死んだ

セイの法則なんだそれ。地獄デフレスパイラルだぞコラ

需要のない市場資本優遇しても、溜め込まれるか値下げに回る

そりゃ企業も売れる見込みもないのに、投資もしないしお金も借りない

ここに至って、今まで供給の付随物と軽視されていた需要が景気のカギになると認識されたわけだ

期待インフレ率の登場


さて、どうやら需要が景気の動向に大きな影響を与えるらしいということがわかったけど

なんだかあやふや概念で、どう扱えばよいのか見当がつかない

そこで登場したのが期待インフレ率

需要が多ければ、商品をほしがる人が多いので、値上がりしてインフレになるだろう

需要が少なければ、売れ行きが悪くて、値下がりしてデフレになるだろう

なにより素晴らしいのは、金利とあわせることにより、以前の経済学需要接続することができた

期待インフレ率が高ければ、たとえ金利が高くても、将来的にお金価値が下がるので返済は楽

期待インフレ率デフレなら、たとえゼロ金利でも、将来的にお金価値が上がるので返済は苦しい

これで、日本伝統的な金融政策が効かなかった理由も見えた

さて、じゃあ期待インフレ率を上げるのはどうしたらよいか

リフレやあれこれ


需要を上げるためには再分配したらよいのではという意見がある

確かに、個々人の購買力需要につながるので、究極的な需要の制約条件ではある

しかし、財産を多くもつ高齢者が金を使うかというとそうではないように

ただお金を配分しても、貯金されてしまっては意味がない

なので、重要政策ではあるが、これだけでは足りない

じゃあ、財政的に必要な人に配ればよいのか。高校無償化とか

だけど、これには財政としての問題がついてくる

本当に有効な使い道を官僚政治家が決められるのか。汚職財政規律問題がある

まあ、ほかに人口動態のせいとかで、そもそも需要上げるの無理という人もいる

そんなこんなで最終的に期待インフレ率貨幣に結びついているのを利用することにした

まりお札を刷って物理的にインフレを起こし、需要を上げやすお金を借りやすくした

リフレ政策に至ったわけだ

そしてアベノミクス


あえて書くまでもないかもしれないけど、第一の矢はリフレ政策だけど

第三の矢は昔ながらのサプライサイドの政策に近く、あまり期待できない

というか、需要を重視する立場からは足を引っ張るだけと思うので止めてほしい部類だ

消費税需要の足を引っ張るのは長引く「反動減」で、もううんざりするくらい明らか

この3月消費税の納付期限なので企業業績がどうなるかで場合によってはリストラ

倒産などひどい影響が出るかもしれない(出ないことを祈るが)

さら法人税の引き下げ

消費税が消費への罰税であるのと同じように法人税企業活動への罰税と思ってる人もいるが

端的にそれは間違い

設備投資人件費など経費にはかからないのだから利益が出たのに事業拡張しない

ことに対する罰税なんだ。働かないことに対する罰税ね

そして、事業拡張需要を作り出す

また、一部の人法人税節税のための無駄投資を生むから良くないという

しかし、良くないというのはやはり供給から見た視点で、需要から見れば特に問題はない

というか、推奨すらされる

それに対し法人税の減税は、何もしない溜め込みに有利に働く。これは最悪

ここから伝統的な金融政策に代わる理想的経済政策が考えられたりする

まり期待インフレ率が高いとき法人税を下げて消費税を上げ

期待インフレ率が低いとき消費税を下げて法人税を上げる

まあ、実際には税金をいじるのは大変なので、最低限、消費税を上げるなと

それだけ

まとめ


サプライサイド経済学はもうやめよう

---

2015-3-10追記

皆様たくさんコメントいただきありがとうございます

財政出動の項で話としてややこしくなるけど出しといたほうがいいか迷った点

id:cider_kondo これを完全反転させた「全部ケインズが悪い流れ」も割と簡単に書けるよなー、と思った。散髪行くから書かないけど(嘘

財政出動については効果がない」説があることは確かです

ただ、クルーグマン代表されるように、財政出動していなかったら

もっとひどいことになった派も沢山いて議論が分かれています

これについては、欧州緊縮財政が行われているので、近い将来

日本比較する研究定説が出るものと期待します(玉虫色

(cider_kondoさんが、財政出動派の皆さんとガチで殴り合ってくれることを期待/マテコラ)

2015-03-07

大塚家具騒動他人事ながら面白いワンマンあるある話が頻発。

現社長は元フロンティアマネジメントという事で、開示されている中期経営計画も非常に分かり易い構成である簡単財務分析と今後の展望お気楽に整理してみる。(関係者ではありませんし、間違ってても知りません)

順調にコスト削減進むも増税後の反動影響が大きい?

まずPLから。2008/12からの売上の推移は下記の通り。

(unit:Myen)08/1209/1210/1211/1212/1213/1214/12
売上66,80457,92556,91254,36754,52056,23155,502
成長率▲ 13.3%▲ 1.7%▲ 4.5%0.3%3.1%▲ 1.3%

社長交代したのは09年3月。08年6月リーマンブラザーズが破綻してから9カ月後だ。

家具嗜好品から、景気の変動影響を受けやすい。その為、リーマン前を契機に減収の一途である

12/12から前年トントンになり、13/12期に前年越え。14/12期は前年比マイナスであるが、上期は堅調だったと思われる。この二年間は消費税増税の駆込み、反動があるはず。

コストを見てみる。

(unit:Myen)08/1209/1210/1211/1212/1213/1214/12
売上原価31,57427,31925,84723,81523,67125,16124,903
 売上総利益率52.7%52.8%54.6%56.2%56.6%55.3%55.1%
販管費33,96132,05831,19729,40129,66530,22631,001
 うち人件費10,64110,51410,24310,15010,40310,68610,909
 うち賃料12,22911,96811,74310,73510,49210,175
 うち販促5,0213,8903,5243,0363,1383,4173,834
 うち運送1,8461,6161,6361,5371,4781,5211,550
 その他4,2244,0704,0513,9434,1544,427

※14/12期の賃料はデータ取得できず

売上総利益率は09/12期を境に改善に向かう。減収しているのに増益しているので工場部門に関して相応の合理化実施したものと思われる。また、為替の上昇に伴い、輸入品価格が上昇しているものと思われ、13/12期より売上総利益率が減少している。

販管費も順調にコスト削減が進んでいる。11/12期より賃料が低減するのは不採算店舗の閉鎖の為。その一方で人件費は下がっておらず、店舗閉鎖→整理解雇という流れにはなっていない模様。この前の開示にもあった通り、14/12期下期の社長交代により、販促費が増加の傾向にある。去年と同水準の販促費投入すると仮定すると、半期で増加額は4億円。月にすると約70百万円となる。全国ネットCMだと2~3本、チラシだと700~800万枚相当である

非常にありがちなであるが、増税後の反動影響を受けて販促費を増やしてしまったが、砂漠に水を撒くがごとく反応が芳しくないというところであろう。

最後に段階利益特別損益

(unit:Myen)08/1209/1210/1211/1212/1213/1214/12
営業利益1,270▲ 1,452▲ 1331,1511,184844▲ 402
 営業利益1.9%▲ 2.5%▲ 0.2%2.1%2.2%1.5%▲ 0.7%
経常利益1,457▲ 1,337391,3041,3181,004242
 経常利益2.2%▲ 2.3%0.1%2.4%2.4%1.8%▲ 0.4%
 特別利益17314599175172,150
 特別損失96893326691510049955
当期利益▲ 530▲ 1,491▲ 256204640856473
 当期利益▲ 0.8%▲ 2.6%▲ 0.4%0.4%1.2%1.5%0.9%


国内生産しているはずなので、為替損益も特段無く、最終利益営業利益がほぼ連動している。

気になるのが、定期的に10ロット特損がでているところ。

  ・08/12期は土地の減損2億、投資有価証券評価損が7億

  ・09/12期は腐った商品の低下法4億(輸入品の導入と関連か)、店の備品1億、投資有価証券評価損が3億

  ・11/12期は東日本大震災による災害損失3億、資産除去債務の計上による影響が4億

  ・14/12期は減損4億、年金基金解散損失引当金が5億

なお、14/12期は21億の株式の売却を実施しているが、これがなかった場合赤字額は考えるだけでも恐ろしい。増税後の反動影響が非常に大きかったものと思われる。


借金経営で現預金も潤沢

次にBS。

(unit:Myen)08/1209/1210/1211/1212/1213/1214/12
流動資産28,76525,35523,86725,39325,33526,59530,312
預金9,3577,1136,2717,1247,3217,43111,520
売掛金2,3322,2572,8403,5112,9563,2422,486
 対売上高回転月数0.420.470.600.770.650.690.54
棚卸資産15,44714,67313,25313,04513,57114,80215,010
 対売上高回転月数2.773.042.792.882.993.163.25
固定資産17,86018,35318,84716,35816,39021,06216,398
 うち投資有価証券6,0036,1936,7495,5307,03911,7677,153
総資産46,62543,70842,71441,75241,72547,65746,711
流動負債9,2188,2867,9838,0697,8498,4349,518
 うち買掛金4,6494,1403,7963,7443,5183,5883,923
 対売上原価回転月数1.771.821.761.891.781.711.89
 うち前受金1,9351,6321,5731,8011,7922,2232,168
固定負債8127667111,0161,0772,9732,527
負債合計10,0309,0528,6949,0858,92611,40712,046
純資産36,59534,65634,02032,66732,79936,25034,665
負債純資産46,62543,70842,71441,75241,72547,65746,711

驚くのは、売上500億を超える会社でありながら借入ゼロ自己資本比率も高く、BSは非常に綺麗である

保有株式の売却もあって、現預金は足許で100億を超えている。気になるのが、09/12期の輸入品導入のタイミングで増加した棚卸資産回転月数を超えて、足許の在庫水準が増加基調にあるということ。どういう内容の在庫なのかわからないが、買掛金も増加基調にあることから勝負を掛けに来ているなという印象。

資産サイドでは、投資有価証券の占める比率に驚く。14/12期に売却した株式がどういった銘柄なのかわからないが、足許の株価水準は高すぎだろうと考えているので、個人的には売却に賛成。13/12期に大幅増加しているのは取得などしたわけではなく評価替だろう。

また、土地保有は少なく、殆ど賃貸である

ダメ会社の特徴

ここで唐突自分の話。財務的にダメ会社ばかり働いてきたのだが、共通しているのは下記の点。

  ・男女差別が激しい(思い込みが激しい)

  ・意思決定できない(又は、意思決定が誤った情報に基づき即決される)

まず、これまでの会社共通していたのは、女性社員のことを「事務員」と呼ぶ輩があまりにも多かった。当然、「事務員」以外の工場ワーカーや営業もいるはずなのだが、「事務員」呼ばわり。しかもそれが年を食ったおっさんだけではなく、若手の男もそういう呼び方になる。 逆に、女性差別だけでなく男性差別というパターンもある。

また、意思決定できない(又は、意思決定が誤った情報に基づき即決される)のも共通項としてあった。経験と勘に基づき判断がなされ、合理的な決定がなされない。

ダメ会社になりかけている

創業社長リーダーシップにおいてここまで成長してきたのは素晴らしい。BSは今のところ超健全である。但し、この先に従来と同じスタイルでの経営において、損益確保するのはやや難しいのではないかと考える。

  (外部環境

  ・家具を購入するキッカケが喪失している

  ・円安による輸入品価格の高騰が継続する

  (体制面)

  ・元社長提案している取締役陣が男ばかりの凝り固まった人材

家具の購入は1.転居、2.結婚トリガーになると思われるが、日本においては双方ともに減少傾向にあり今後も回復見立てが無い。また、円安はいつまで継続するか分からない。旧弊にまみれた経営陣。これを踏まえてどう対応するかであるが、このままだと売上がシュリンクする一方になる為、個人的には「外国人社員比率を徐々に増やしながら、豊富な余剰資金活用して順次国内生産設備を増強し、輸出販売を行う」ことが外部から数値だけ見ている限りのベスト策ではないかと思う。転居も結婚も、これから伸びる国においてはたっぷり発生するだろうから

留意点としては家具ローカル色受けやすいと考えられる為、販売先における市場調査による文化理解を十分に行うことと、日本における優良素材を確保することだろうか。

売先の宛てもないのに安易販促費を増やすのははっきり言って愚策である営業会社ではよくあることだが)。思い込み排除し、冷静な頭で判断できるようにならなければ早晩先が見えてしまうだろう。

2015-02-10

自分の才能の評価人間としての評価と思ってしま

元々自分は物凄く自信の無いタイプで、自己評価が低いせいか俺は他人に話しかける資格は無く、一人で生きていかなければならないとつい思ってしまう。

一方で自分で言うのもなんだが、ある特定ジャンルに関しては他人より秀でている。つい他人より上手くできてしまい、人から尊敬される一方嫉妬される対象になりやすい。

しかしそのせいかその才能の評価自分人間としての評価勘違いしてしまい、元々自己評価の低い自分反動で出来ない他人を物凄く見下してしまう。

そのせいで人からヒンシュクを買い、うまく人とコミュニケーション出来なくなってしまった。

しかも、人からバカにされて拒絶されても「俺には才能があるから」とその性格を直さずにそのままにしておいてしまった。

今その習慣を物凄く後悔している。自分の才能を世の中で生かしていくには結局人とうまくコミュニケーションをとらなければ売り出していけないからだ。

そんなに才能がなくても、コミュ力自分を売り出して成功している他人を見て凄く嫉妬する。

「俺の方が才能があるのに」と。

違う、評価を下すのは自分以外の人間であり、その入口はコミュ力だ。

人とうまく繋がり才能を売り出してこそ世間評価してくれる。

才能は人間性とは別物。才能は人間性とは別物。

2015-02-03

コレクションが破損してから

http://d.hatena.ne.jp/REV/20090810/p1

これ読んでて思い出したけど、自分は昔すごく本を大事にしていた。漫画から小説まで古本で買った本もすごく大事にしてた。本が好きだったから、本は大事に扱うもので、本は自分の知識の宝庫で、楽しみの象徴だったから。友人に貸した本にポテトチップスが挟まっていて、汚されて帰ってきた時はかなり怒ったこともあった。

子供のころはおこづかい漫画小説につぎ込み、図書館に通い、大人になってからハードカバーの本を買って…幸せだなあ!って思っていた。

子供を産んで、子供がちいさいころに、ゲートをうまく越えたのか、いつもは入れなくしていた部屋の本をぐちゃぐちゃにしてたことがあった。すごく大事にしていた一群の本。一瞬かなりカッと来たけど、まあ、そんなのしまってない自分が悪いのはわかった。本より大事なのは、息子。当然である

でもそれからは、本をあまり大事にしなくなってしまった気がする。本を買う分も減った。単に子育て生活が忙しいからかもしれない。

でも、本がぐちゃぐちゃでカバーが全て外されていて、そしてその光景と、赤ん坊に怒りかけた自分を思い出すと、あの本に対する純粋な熱情みたいなのは自分やいろんなことに良くないような気持ちになるし、そういう自分もいやになる。気持ちにけちがついてしまったような。子供のころの熱情を思い出して余計に悲しいなら、もう大事にするのはやめたい、みたいな。混じりけが無いような感動にけちがついてしまったら反動でもうどうでもいいやーってなったのかもしれない。

という息子がもう中学生になった。一緒に絵本を読むこともあったし、図書館にもいった。だんだん本を読むことが復活していった。今は私が昔読んだ本を息子が読んでいたりする。昔のような気持ちではないけど、本を読むこともまた増えた。私が昔読んでいたラノベの作者の本を息子が読んでいた。

本を集めはしなくなったけど、読むことは今でもやはりすばらしい。たのしい。

2015-01-31

アベノミクスの時限爆弾

霞が関キャリア(舛添氏の教え子)と飲んだ席の話。

※ちなみに、霞が関には舛添氏の教え子が多数活躍している。

最近永田町霞が関界隈はどうだい?」

アベノミクスは時限爆弾、と教え子の霞が関キャリア達は皆考えている。

 首相経済対策一時的景気刺激策・単なるカンフル剤しかなく、中期的には持続不可能

 必ず反動減に陥る。」

「でも安倍首相は『自分がやりたいこと』をやりたいために、

 『一時的支持率を上げたい』『一時的に景気が良くなればいい』という開き直った考え方で、

 麻薬経済対策に突っ走っている。一種の確信犯

 このままいけば景気は必ず反動減を起こすが、

 『その時は自分はやりたいことをやり遂げて、首相の座を降りているから、知ったこっちゃねえ』

 という、ずる賢い考え方をしている。」

「昔はそんな考え方は自民党長老が止めていたが、今は止める人がいなくなった。暴走している。」

「舛添氏も、安倍首相のこのやり方に懐疑的

 舛添氏が安倍首相としっくりいってないのは、この辺が原因。」

・・・これ増田に書いて良かったのかな?

2015-01-28

http://anond.hatelabo.jp/20150128184038

技量の高さが正確に定量化できない時点で「帰結させられる論理」が成立するわけがないことに気付けや

この言い草まさにクソアニメ量産が止まらない理由だよな。

どんなに不人気だろうが批判されようが

脚本の良し悪しに基準なんてないから

アニメ集団作業だから

「ヒットするかどうかわかりっこないから

とか言って逃げる。

どんなに個別具体的な指摘が積み重なっても

その指摘に具体的に反論できるでもなく

「お前個人の感想だろ」と耳を貸さない。

そうやって反省しない連中がまた性懲りもなく

次のアニメに抜擢されるんだから

そりゃクソアニメ減りませんわ。

スポンサーをだまくらかして金を引っ張るのに

そういう方便で失敗をごまかすのが

いちばん都合がいいんだろうけど

それって無能な奴が淘汰されずに

ずっと仕事続けるってことだもんな。

漫画連載なら打ち切られて次の連載が決まらない奴、

ライトノベルなら続刊も新刊も書かせてもらえない奴、

ゲームなら次回作稟議を通らないプロデューサー

全部それまでの仕事評価で振り落されるわけだけど

アニメ業界では「個々人の仕事ぶりは評価できませんよぉ」が

まかりとおって、素知らぬ顔で次の仕事を始めるわけだ。

増田の嫌うようなアニメスタッフに対する人格攻撃

それも個人名を名指ししたようなものが横行するのは

この無責任業界の体質に対する視聴者から反動として

ごく自然ものだと思うぜ。

「なんでこいつに仕事を回し続けるんだ」ってさ。

それが嫌なら業界内で自浄作用を働かせないと。

2015-01-22

anond:20150119214922

たぶんそういう主張が10年位前にあって、

コレの反動で「モテブームが来て、

そこからこぼれ落ちて病んだ人たちが「やっぱり男のせい」ってことになってきてるのでは。

2015-01-19

『おしゃれは、男たちのためじゃなくて、自分の満足や、同性の目を意識して』みたいな時代あったよね

http://anond.hatelabo.jp/20150119093152

2000年初頭はそういう空気あったよなーw オフィスでのパンツルックみたいな。電車の中刷みて、うへぇ、みたいに思ってた。私は男性

いやまぁ、それはそれで良かったんじゃないのかな。 ただそういう人の一部に独身アラフォー、枯れ木みたいな状態で終電に乗るみたいな女性が現れてしまった反動現在があるんじゃないかな、結局、潤いって大事なんじゃない? 心にせよ体にせよ。

2015-01-17

子供舌のロック少年ジャンプ

教養な人、センスが無い人が好きになるロックというのがある。

代表的のものを挙げると、90年代ミスチル00年代バンプオブチキン

そして10年代SEKAI NO OWARIだろう。

いずれも説明的な歌詞と過剰に情緒的なメロディで作られた底の浅い音楽だ。

 

これらのバンドの曲を聴くと、私はいつも少年ジャンプを思い出してしまう。

実際、ドラゴンボールスラムダンク好きな人たちはミスチルにはまっていたし、

ワンピースブリーチ好きな人たちはバンプオブチキンにはまっていた。

ジョジョ森田まさのりが去った今のジャンプの紙面は、SEKAI NO OWARI的なものになっているのだろう。

 

ロキノン系バンド少年ジャンプは相照らしあいながら年々幼稚化しているように見えるが、

果たしてこの先、無教養創作消費者らが幅を利かせる状況に対して反動は起きるのだろうか。

それともさらに底の底へと落ちていくのだろうか。

SEKAI NO OWARIについては、さすがにこれ以上低級な音楽は現れようがないと思っているが……。

2015-01-05

明日から中途で入社してくる人が二人いる

一人は営業で中途採用新年を新しい会社で迎えるのってどんな気持ちなんだろう

ていうか3月決算でこれからめまぐるしくなるから、先輩たちから放置されるかもしれないから

男って以外は、年齢とか経歴とかどんな人かわからないけど、腐ったりしないかメンタル病まないか心配

若い子が入ってはメンタル病んでくのをここ数年で何人も見てきたかちょっと気にかかるな

もう一人は1年半前に辞めた出戻り・・・正直どうでもいい

何の仕事するために再雇用したのかよくわからないけど、自分と相性の悪い人じゃないからいいかな

ただ、ヘビースモーカーしょっちゅう離席してるのが気になるが・・・

明日から2-3日はこの二人の面倒を見ないといけない

でも、昼夜逆転生活反動全然寝れない・・・

せめて遅刻はしないようにしよう

そして、横になろう・・・

2015-01-03

あんまり責めないでやってください

「文庫女子」フェアが色々ひどすぎた - 田舎で底辺暮らし

言い出した奴が頭おかしくて怖いからというのを差し引いても「ダサピンク」という言葉は嫌いで、あの言葉にはもはやただただ相手を侮辱するだけの機能しか残ってないんだよね。「放射脳」とか「太宰メソッド」とかと同じ。いや、心情自体はわかる気もするのよ。先に足踏まれたのはこっちなんですけどみたいなさ。それはわかるんだけど、でもそれを「ダサピンク」みたいに戯画化して攻撃しちゃったらもう相互理解の可能性ってなくなっちゃうじゃない。「ポリティカルコレクトネス」っていう言葉も急速にそうなりつつあるよね。すくなくとも日本ネットではPCって単語他人攻撃する文脈しか出てこなくなりつつあるように感じる。

いや別にいいんですよ。「女性に読んで欲しい本」というアングルがムカつくと。客を舐めとんのかと。その「足を踏まれた」という情動それ自体はかくれもせぬ真っ当なものだと思うんですよ。でも、それをポリティカルコレクトネスとかジェンダーみたいな単語で括っちゃうのってすごく、なんというか、雑、だと思うんですよね。だって、そもそも書店のポップなんて基本ひどいでしょう。手書きポップはとくにひどいですよね。でもそれは仕方ない面もありますよ。だってあれ書いてるのバイトですよ。いやまあ正社員かも知れないけど、どっちにしろどんな名コピー書いたところで一円ボーナスももらえないわけですよ。下手したら残業代も出ないですよ。そんな状況に書店員を追いやっておいて「ポップが糞」って、そりゃいくらなんでもご無体ってもんですよ。二十文字でこの本を売れ、って、書けないですよ実際。

ゲイルズバーグの春を愛す」なんてふつう読まないじゃないですか特にメジャーでもないし、格別に傑作というわけでもないし、ガジェットも出てこないし。でもフェアのチョイスとしてはまったく正しいと思うんですよ。古道具屋で買ったアンティークの机に古い手紙が入ってて、気まぐれに返事を出してみたらなんとそれに返事が返ってきて、とか、誰だって面白そう」と思うでしょう。僕だったらこんなもん読むくらいならO・ヘンリーでも読むわって思いますけども、でもフェアっていうのは「万人」に向けるものであって「僕」に向けるものではないわけで、だからあれはあれで正しいんですよ。だってフェアって興行ってことでしょう。僕個人としてはあれはSFじゃないと思うけれども、「女子に勧めるSF」という括りで「ゲイルズバーグの春を愛す」を持ってきた書店員は正しい仕事をしてるんですよ。

から女子に読んで欲しい本」に対して「女を舐めるな」って反撃は不毛というか、主語デカすぎると思うんですよね。ナメられた、という憤り自体尊重したいし共感しないでもないんですが。

なんか何書いてるのかよくわからなくなってきたので最近読んだ本とかマンガとか映画とかを挙げて終わりにします。


http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B009DEDDW6/

旅行者の朝食米原万里

Kindleで100円だったから暇潰しに買ってみたら面白かった。旅行記とも薀蓄話ともつかないエッセイのような文章がダラダラ書いてあるだけの本だけど、題材がソ連からなのか、読んでるうちになぜか郷愁めいたものを感じてしまった。こういう人が友達にいたら面白いだろうなーって感じ。


http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00K2MEOLW/

制服なんかぬぎすてて/夏本満

最近百合マンガがいくらでも読めるので良い時代になったなあと思います。数が多ければ多様性も生まれますしね。僕の好みでいうと百合は好きだけど他人恋愛にはあんま興味ないので、百合百合してない百合マンガがいいんです。という話をしたらこれを勧められました。最高でした。


http://www.amazon.co.jp/dp/B00HD061EE/

グレッグのダメ日記/Diary Of A Wimpy Kid

アメリカではものすごい売れたらしくて、知り合いに洋書を貰ったんだけどまあ読めるわけもなく。これは映画版PS Storeで400円だったかな。青春・・・というにはちょっと幼いんだけど、まあ青春って上手くいかないもんだよね、って話。その上手くいかなさには割と共感したんだけど、クロエ・モレッツが異常にかわいくて台無しでした。




増田でこんなブクマついたの初めてかもしれん・・・有難い有難い・・・


id:whiteskunk 「僕だったらこんなもん読むくらいならO・ヘンリーでも読むわって思いますけども」この一文で台無し

いや、O・ヘンリー好きなんですよ僕。


id:u-account そう、これこれ。「ポリティカルコレクトネス」とかが自分の「気に入らない」を客観的に見せるための武装になってしまっているわけだ。

攻撃文脈しか使わないもんね。バリアフリーとどうして差がついてしまったのか


id:poipoichang ”そもそも書店のポップなんて基本ひどいでしょう。手書きポップはとくにひどいですよね。”あれ要るの?

まあでもポップがないと絶対手に取らなかった本とかもあるから・・・


id:chintaro3 PCパソコン意味じゃない方で普通に通じているというパソコン終わってる感に時代を感じる。

ちなみに僕はiPhoneから書いてます。ちなみに嘘です。


id:masudamasurao ”言い出した奴が頭おかしくて怖い”と初っ端に書きつつ相互理解の話をされても…/「まあまあ、そんな怒らなくても」って言うよりはお互い攻撃しあった方がまだ建設的なのでは

怖い人とは関わりたくないけど、pokonanさんは最後にちゃんと自分おすすめ本を挙げてる点が素晴らしいと思ったので。


id:osushi-daisuki記事は読んでて腹立った。炎上させるための記事で、自分は焚きつけてぬくぬくアフィリエイト。クソだろ

僕もアフィは嫌いですけども、「アフィカス死ね」も最近誤爆多すぎてよう言えん


id:gui1 またセレッソ大阪の悪口かよ(´・ω・`) J2 増田 大阪

すまんわからんJAPANESE ONLYみたいなやつだっけ?


id:aceraceae 仲良くしようよと言いつつ喧嘩売るパターンかな。

ちゃうねん


id:misaochang 本屋に色々求め過ぎな面もあるよな。他の商売と変わらないよね。

ですよね。本屋大賞書店員いちばん売りたい本)もなんかよくわかんない感じになっちゃったし。


id:qouroquis女子に読んで欲しい本」に「足を踏まれた」感を覚えるのは、自分自身をその「女子」に帰属させる心理が働いているからで、大きな主語に自ら嵌りたがるのではないかと。

うーん・・・よくわからん。女はよく「女が書けてない」「女はこうじゃない」みたいなこと言う(男はあんま言わない)けど、あれはそれだけ女性が日頃からナメられてる反動なんじゃないかと思う


id:teebeetee 足を踏まれときに「足を踏まれました」とだけ言えるのって実はかなり高等なスキルで、特にネット上で足を踏まれたことを言おうとすると、どうしてもまず「マシンガンヒャッハー」的な告発になりがちなんだよね。

ヒャッハー炎上したやつしか目に入ってこない、って観測範囲問題もある


id:seamlesssingles いややっぱり女子と一括りにされて不快感を覚えるのと、それを表明するのは、なんもおかしくないと思う。たまに「自分もその『女子』に入ってる自覚があるからそうなるんだ」とか抜かすアホもいるけど。、

おかしくないです! おかしくないけど、ちょっと苛烈すぎやしませんかとは思う


id:nisatta 私は差別ポリティカルコレクトネスが嫌いだ。

そうね


id:htb48 わかるなあ つーか寛容さのないポリティカルコレクトネスって差別のものよな

うーん・・・


id:gkotori イラついた時にイラつきかたの表現にまで気使わないといかんのか いちいち枕詞に「わたくし個人としてイラつきました」って書いときゃいいのかね 殴り合いの作法かめんどくさいなあも

誤爆デカすぎると思うって話です


id:watapoco ??私もあのエントリ自体は怒りすぎ自分基準にし過ぎで半分以上同意できないけど、言わなきゃ嫌な人がいるって伝わらないでしょ。何で他人に我慢を強いるのか。

誤爆デカすぎると思うって話です


id:youco45女子に読んでほしい本」ならいいと思う。「SF理解のある女子100%モテ」「東野圭吾村上春樹しか読んでない」は、ジェンダー以前に、客をあなどってる。

後者はあんま擁護できないんだけど、「SF理解のある女子100%モテる」ってそんなおかしいですかね?


id:btoyジェンダー故の書店員擁護なのかな。そういうスタンスって説得力に欠けるよ。

何が説得力ボケナスが。属性で人を括るな。


id:xuggbo女性が生きにくい社会」だのほざいてるけど町中の広告にあんなに激怒してたらそら生きにくいわな。

うーん・・・


id:rosechild 『言い出した奴が頭おかしくて怖いから』で相互理解が深まるのか。批判されているのはお前らこういうの読んでないだろという前提、選んでやるよという押し付けがましさであって単なるお勧めではない。

いやでも読んでないでしょ実際。俺はたぶん年に50冊くらいのペースで本読んでるけど、カズオシグロもダンブラウン池井戸潤も読んだことないよ。


id:whichi右翼」「左翼」のように、とかく人は何らかのカテゴリー区分したがる。その入れ方が雑であるほど、当人にとっては不服ないし不快なのは当然ではあるが、カテゴリジャンルによって問題の大きさは違うようだ。

ぬう


id:nectaris ネット相互理解を弱める機能があるよなあ。嫌になったら逃げればいいっという世界なので。

逆じゃないかなー。ふだんから近しい人ばっかり集まってる分「味方」と「敵」の線引きが苛烈なっちゃう気がする


id:kaoc_kaoc 自分ツイートには反感を覚えたけど、謝罪してフェアも中止するって言ってるのに、延々批判して仲間うちでRTしあって…っていうのに毎度のことながらうんざりした。炎上ネタ安易に乗っからないで丁寧に考えたい。

書店員への人格攻撃ちょっとひどすぎるとは思いました。


id:zazu0311 文庫女子女性像には当てはまらない女性が沢山いるんだという事を主張するのは自由だと思う。ただ、どっちも主語が大きくて、ダサピンクと思うかどうかみたいなのは女性云々ではなく個人の主観だろうとも思う。

ふむ


id:smoothtooth東野圭吾村上春樹しか知らない無知なおなごに、僕たちが教えてあげるのだ!」←いや、イラつくでしょ。なに女客見下してんのって。しか紀伊國屋でだよ。単に「面白いからお勧め!」なら誰も怒りゃしねえよ。

オビに印刷されてる推薦文ってほとんど「面白い」「天才」(プラス推薦者の名前)みたいなことしか書いてないよね。まあ誰も怒りはしないだろうけど、あれはあれで寂しいとも思うわけです。


id:Shabondama 店員さんの手書きPOPは好きよ~。的外れって感じるときもあるけど、本当に気に入って勧めるのがうれしくてたまらないようなのみると楽しいよ~^^

^^


id:katin みんなひどいので女どももちっとは我慢しろよという滅茶苦茶な文章ゲイルズバーグは普通に女子受けの良いSFなので普通に勧めれば誰も文句は言わなかったんじゃないかな

あれのどこがサイエンスやねん

2015-01-02

Natural Color Phantasm Vol.07 『フロレアール~両極を繋ぐ物語

■本文。

 うう……今回こそちゃんとゲームレビューをやろうと思っているんだけども、とりあえず、前回の思考の続きから入ります。いや、書かないとイライラして、安心して本題に入れないんですよ……。

 まず、美少女ゲームの主流が、オブジェクト嗜好による「萌え至上主義に至った理由を考えると、前にも書いたけども、次のステップとなるべき目標不明瞭になっているからだろう。社会的成功といったもの価値を見いだせない世界であるために、細分化された個人主義……拡散という現象になるのだろう。もっとも、求心力のある価値観を求める動きが無かった訳ではないのだけど、それは、エヴァンゲリオンで暴発した結果、衰退し、その後は保守反動的な状況がずっと続いている。

 これは、過去においてもそうで、アニメを取り巻く言論は、『うる星やつらビューティフルドリーマー』など、問題作が次々と出現した、1984年を頂点に、アニメ情報誌として特化されたニュータイプが台頭してくる80年代後半にかけて、急激な反動化が起こっている。以後、閉塞に伴う縮小再生産を繰り返しながら、消費スピードは加速していく。また、ゲームという媒体が台頭し、それが大量消費に適した媒体だったことも、更に状況を加速した。

 結局、そんな閉塞が行き着いた状況で現れた、エヴァンゲリオンという暴発の反動で、何も考えたくないという心境に陥った人々は、萌えという言葉思考を止めて、大量消費を自己肯定する事で精神の安定を求めているのだと思う。現在は「閉塞による安定の状態」と考えてもいいだろう。だけども、極端な状態には変わりはない。

 おそらく、創作しろ批評しろ、これから商品という手段をもって、極端な両者の格差を埋める作業が必要になってくるだろう。また、そうでなければ肝心な人々には届かないと思う。そのためには、バランスの取れた商品必要になってくる……やべ、今回こそきちんとゲームレビューをやらなくては……。

 さて、いきなりあからさまな発言なのだが、『フロレアール~好き好き大好き』というゲームを買う動機は、メルンに萌えるか、前作『好き好き大好き』の続編(?)だから、のどちらかだと思う。メイドで、妹(的キャラ)で、ロリという、現在美少女ゲームにおいての最大公約数的な設定のキャラクターであるメルンに、ヒロインを一本化したことは、『好き好き~』に比べて、牙を突き立てる対象……もとい、購買層の狙いを絞ったことを伺わせる。だが、『好き好き大好き』をプレイした人にとっては、『フロレアール』には別の期待があったはずだ。

 実は、筆者も後者に属していたのだが……結論から先に書いてしまうと、どちらの期待も最終的には超越してしまった感があるのだ。

 『好き好き~』が、自己内面とひたすら対峙する内容……ヒロイン存在はあっても、ヒロイン像は自己内面にの存在しており、その内面現実との摩擦で生じるギャップ物語としての強度を求めた……いわば、変化球的なアプローチだったのに対し、『フロレアール』の場合は、メルンとのコミュニケーションから生じるギャップから自己内面を浮き彫りにする手法を採っている。言ってみれば、正統派ストレート演出を行っている訳だ。そして、その演出を反復することで、物語の強度を上げているし、あくまでメルンという中心軸を崩さないあたりは、非常に慎重でもある。

 まあ、筆者も某誌のレビューでは『好き好き~』を「プレイする人を選ぶゲーム」と書いたのだけど、今回はむしろ、「こんなに分かりやすくしていいのか?」という感想を持った。確かに、平気で会話の中に「ハイデガー」とか「象徴交換と死」なんていう固有名詞が出てくるので、敷居が高い印象を受けがなのだが、そういう単語に頼っている訳ではなく……シナリオの中で、普遍化する作業がきちんと行われているので、意識しなくても意味のものは把握できるだろうし、作り手の思考が一貫しているため、むしろ分かりやす作品になっている。

 そして、この認識を間違えると食わず嫌いもったいないことになる……というか、『フロレアール』は、結果として、両者の中間を行ってしまったのだ。これは、どちらの期待をしていた人にとっても、予想外の事態だったと思うし、ニーズ意識した上での意外性には、商品としての誠実さも感じられた。

 だけども、物語としての強度が、商品としての強度とは必ずしもイコールにならないという状況がある。完結する物語や、密度の高い物語ユーザーが興味を示さないというか、ユーザーバランスの取れた作品より、歪んだ構造作品に惹かれるのが、現在の状況である

 確かに、物語を楽しむということは、「自分人生と違う人生を体験する」ことだけども、それは、「何も考えたくない」「楽しいことだけ考えたい」という意志肯定するものではない。そういう態度は、あまりにも想像力に欠けた姿勢だと思う。基本的創作批評という行為は、想像力限界を拡げるような意外性と強度を持つ必要があると筆者は考えている。それは、「萌え」とか「泣き」という、偏向した一つの感情ではなく、喜・怒・哀・楽、全ての感情を刺激して、初めて成立するものだと思う。何故なら、想像力の欠けた世界は、縮小再生産へ向かうだけだからだ。……まあ、青臭い理想ではあるのだが。

 偏向したニーズに合わせて、偏向した物語が生み出され、大量消費されていくという、最初から意外性を排除した状況からは、当然、意外なものは生まれないし、想像力限界は決して拡がらないだろう。

 だけども、巨大な意志集合体としての「市場」を無視しては、届く訳もないし、商業的にも成立しない。作家性と商業性の相克という問題は、本来、作り手と呼ばれる人々が抱える基本的テーマだったはずなのだが、オブジェクト嗜好による極端な記号化という、個人主義の究極的な所まで解体されてしまった世界では、作家性や意味といったものは、ノイズしか扱われないので、意味の伝達そのものが困難で、作家自体意味が見いだせなくなってくる。従って、慎重なバランス取りを行った『フロレアール』の誠実さが、単なる徒労に終わる可能性は高いと言わざるを得ないのだが……。

 そして、批評が追いつけないのは「個人」による創作ではなく、巨大な意志集合体としての「市場なのだ。深く閉塞し、肥大拡散していく状況に追いつけないのだ。

 結局、物語記号はどちらも極端な……両極と言える位置に離れてしまった。しかし、その両者はコインの裏表でもある。そして、両者を繋ぐものの可能性はどこにあるのだろうか……と、ぼやけた頭で考えているのだけども。

■新マシン購入で金欠な総括。

 確かに、新マシンを買ったこと自体は嬉しいんだけども、鬱の症状は悪化の一途で、あと何回この連載が続けられるか分からないし、自分がどうなるかも分からない。本文ではああいうことを書いても、自分に関しては、批評する意義とかは既に分からないし、実際、だんだん書けなくなってきているし……考えていると、際限なく落ちていきそうで……とにかく、このコラム自分への認知療法なのだと割り切って書くしかないんだろうなあ……新マシン貯金ゼロになってしまったし。いや、実は、うかつに貯金があったりすると、逃亡の旅に出てしまいそうだったんで……という訳で、来月は本当に未定です。どうしよう……。

2014-12-23

[]12月23日

○朝食:おうどん(天かす、ネギ梅干し

○昼食:なし

○夕食:ご飯(鮭、牛味噌炒め、たらこ野沢菜、などがのった豪華な奴)

○間食:アーモンドチーズ

調子

なんか躁鬱の躁の方のノリで就職活動をした。

結果は明日(早い!)聞けるらしい、就職したら、当たり前だが脱ニートである

この日記は続けられるのか!?

別にゲームしてない日も普通に更新してるから、続けられるか)

そもそも、精神的に大丈夫なのか!?

(まあでも何時まで休めば大丈夫になるかなんてさっぱりわからんしなあ)

第一、一度辞めた会社でもう一度働かせてもらえるものなのか!?

(でも、辞める時に「元気になったら戻っておいで」って言われたしなあ)

でもなんか、感触はイマイチだった気もするぞ!?

(いやでも、普通に一度辞めた人が休日電話してきて「おkおk」なんて軽いノリで言わないだろ)

とかなんとか、色々考えているが、まあなるようになるし、ならないようにはならないだろうと、

ある種楽観的。

これに落ちたら、他の職を探して色々活動しようと思う。

四日市プログラマ検索したらあれこれ出てきたので、出来る限り近所で働けるようにするのもありかな、

通勤時間が短いのにこしたことないし。

え? プログラマ続けるのかって?

いやこれがね、悩んだんですよ、かなり。

でも、結局自分に出来る事がそれ以外思いつかないし、それ以外はちょっと怖い。

から、とりあえず、とりあえずね、プログラマ就職を探すつもりです。


あーもしかして、ただ単にオーバードーズ反動で、元気になってるだけなのかなあ。

そうだとしたらよくないよなあ、


いやでも、これがある意味チャンスだよね、チャンス。

これをキッカケにちゃんと就職して、家族安心させてあげないと、というか

まず自分自身がちゃんとしないといけないと思う。

頑張れ私、頑張れ僕、頑張れ自分、ですよ、頑張れ。

え? 鬱病の人に頑張れって言う野禁止って?

それもそうか、じゃあ、うーん。

負けるな私、負けるな僕、負けるな自分、ですよ、負けるな。

いやもう、本当、なるようになれ、ならないようにはならないの精神

春までには就職決めたいところだね、春までには。

(遠すぎるかなあ?)


インターネット

上記の話とは全く関係なく、インターネットが繋がらない。

今もiPhoneのデザリング書き込みをしている。

これが至極面倒なので、早く直して欲しいのだが、サポートセンター様も原因がよくわからないらしい。

なんじゃそらー! って感じでかなりイライラしている。

早く直してくれないと、就職活動もできないし、はてな活動もできない。

なにより、XboxOneができない!

2014-12-13

似非SFでよく誤用される近代近未来兵器についての知識

予め断っておくが、正しいからと言って面白いとは限らない。「科学的には正しいけど面白くない話」は「科学的に正しくなくて面白くもない話」と大差ない。

レーザー

共振器で光を励起させ、指向性を揃えて撃ち出したものレーザーであるレーザー実体「光」のもので、この点で実体弾ともビームとも大きく異なる。当然光であるからレーザー兵器は弾道が伸びる様子は見えず、基本的に撃った瞬間着弾する。※1 従って「弾道の伸びが見える時点で、その兵器はもうレーザー兵器ではない」という考え方は、概ね正しいと言える。この前提を踏まえると、現存するゲームマンガアニメ等で「レーザー」と呼ばれている物のうち、いくつかは、あるいはほとんどは、実はレーザー兵器ではないという事になる。SDI計画がミサイル迎撃レーザーを使おうとした理由スピードにある。トップスピードで移動しているミサイルに対して、後から撃って高い確率命中させられる兵器は、究極の弾速を持ったレーザー兵器しかなかった、ということだ。

レーザーは発射に際し反動がないのも特徴である。※2 これにより「射撃に際して反動があるようならそれはレーザー兵器ではない」という言い方もできる。また銃身が不要なのも特徴の一つであるレーザー兵器が発するのは光であり、飛翔体を飛ばすわけではないので、銃身は必要ない。CD/DVDプレイヤーピックアップレンズのような形状が、レーザー兵器基本的形状である

レーザー兵器には実弾兵器では得られない様々な利点があるので、ビーム兵器のような「そもそも何のために作られたのかよく分からない」兵器とは異なり、実弾兵器共存していても何ら不思議はない。また、レーザー発振器は非常に巨大でかなりの電力を食うが、ビームを撃つために必要な粒子加速器に比べればまだマシなレベルなので、単体での存在確率ビーム兵器よりはだいぶ高い。

弱点について考えた場合、例えばレーザーは光なので、鏡面コーティングによって拡散し、減衰する、という点がある。とはいえ、ただ単に「鏡を貼ればレーザー無効」というところまでは行かない。励起されレーザーとなった光のエネルギーはそんなに生易しい物ではない。より大きな弱点と言えるのはやはり減衰率だろう。レーザー空気中では直進せず、また距離によって減衰する。従って、レーザー兵器が完全のポテンシャルを発揮するのは、基本的真空状態の時だけである

ビーム

ビームとは、加速され、一定方向に指向性を持った粒子の事である。つまりビーム」というのは固有名詞ではなく、単なるジャンル名に過ぎない。例えるなら、レーザーは「自動車」ぐらい具体的だが、ビームは「乗り物」くらい曖昧であるしか現実として「ビーム」はなぜか固有名詞と扱われている。そうなった原因は言うまでもなくガンダムにある。

加速した粒子の集合体対象にぶつけよう、という発想がビーム兵器の発想だが、粒子加速するためには巨大な粒子加速器と巨大な電力が必要であり、コスト絶望である。現時点においては、粒子加速器は広大な敷地建築物として作成するしかない。将来的にどうなるかは曖昧だが、単に対象破壊するなら、同じエネルギーを使って別の手段を講じた方がまだマシという可能性は高い。

またシステムの複雑性とコスト問題無視しても、ビーム兵器には威力、弾速などがレーザー兵器実体兵器に比べて強力であるという根拠がないという、存在意義のものに関わる問題点が残る。レーザー兵器はその速度から明らかに独自用途があり得るが、ビーム兵器はそもそも何のために作られるのか、という部分が既に怪しい。そのためビーム兵器フィクションの中に登場させたとしても、実弾兵器共存する理由を持たせる事すらできない場合が往々にしてある(色々な話がこの部分で苦しんでいるのをよく見かける)。

手持ちの銃からビーム」が出るというのはかなり突飛な発想であり、ガンダムの持っている「ビームライフル」は、過去から現在に至るまで、誤ったビーム解釈象徴としての立場を維持し続けている。撃っていると途中で「エネルギーが切れる」など、バッテリーで撃っているような描写が見られるため、あれは結局レーザーライフル的な発想だったと思われるが、撃ち出される「何か」の速度は非常に遅く、また射撃に際して大きな反動がある。そのためあれは、「実弾」でも「ビーム」でも「レーザー」でもない、何か全く別の兵器と考えるしかない。銃自体の形状にも謎は多い。ビーム兵器レーザー兵器同様銃身は不要である。仮に銃身を付与したとすれば、発射時に通過するビームによって破壊される(ちなみにガンダムビームライフルは銃身内にライフリングである)。語感でつい「ビーム」と命名してしまっただけで、実際はただの実弾兵器何となく光っているだけなのだ、と考えるのが一番辻褄は合う。

ビーム仲間のビームサーベルさらに状況が深刻である理由は言うまでもないだろう。

なお、現実に照らし合わせた考証を全てぶち壊すために生まれ概念ガンダムで言うミノフスキー粒子であるが、それを言い始めると考える意味がなくなるので、ここでは無視する。

ショットガン

ショットガンは非常に単純な発射システムおよび弾体を持っている。具体的に言えば、通常の銃と異なりライフリングがなく、銃身はほとんど「散弾に指向性を与える」ためだけに存在している。拡散性は銃口先端の形状に依存しており、この構造チョーク(絞り)と呼称する。銃口が小さく絞られている方が、より狭い範囲に密集して飛ぶ。

拡散性や軌道、散弾が実際に何発出るか、といったようなことについて、基準となるようなラインはない。例えば鳥を撃つような、数百発もの散弾が入ったシェルを始め、ごく狭い範囲効果的に狙う六粒弾や九粒弾、さらには一粒弾(スラグ)というものである

なぜわざわざショットガンで単発の弾を撃つのか、という点については、単に「そうそう何丁も銃を持ち歩けない」という非常に現実的理由による。ゲームのように何丁も銃を持ち歩き、用途に合わせて使い分ける、などという真似はできないので、ショットガン一丁で色々撃って使いまわそう、ということだ。ライフルドスラグ存在ショットガン特性を顕著に表している。つまりショットガンは実は単なるランチャーに近いという事であるショットガンは「散弾銃」と訳されるが、役割から考えれば必ずしもそうとばかりは言えないのである。一丁で散弾もライフル弾も榴弾も撃てるような、そういう潰しが利く「ショットガン」こそが、真に優れたショットガンである、とすら言える。

ガンダムには「ビームショットガン」というものがある。バーチャロンアファームドも同名の武器を装備していた。現実ショットガンは、シェル底部の火薬の爆発によって散弾に推進力を与えて放出する。しかしこれが「ビーム」だった場合、そもそもショットガンショットシェルにあたるものが何なのか分からない。普通に考えれば、「ビーム」を拡散して発射しようとするなら、発射する方向のぶんだけ別々に発射口を用意するしかない。謎が謎を呼ぶばかりである

レールガン

ある飛翔体を、火薬とその爆発力ではなく、電力とローレンツ力で発射するのがレールガンである。つまりレールガンがやっている事は、根本的に言えば火薬式の銃と何も変わらない。だからビームガンのような怪しい物とは異なり、火薬による射撃武器の正当進化形として使用される可能性がないとは言えない。コストも悪くない。もっとも度を越した小型化(「このハンドガンレールガンです」というような)はギャグしかないが。

レールガン理論上電力を上げれば上げるほど高速な弾が撃ち出す事ができ、その限界値はおそらく火薬飛翔体を飛ばすよりもだいぶ高い(銃身の耐久性の方が先に限界に達するので、無限の速度が得られるわけではないが)。なお、なぜレールに電気を流すと物が飛ぶのか、という説明については長くなるので、この文書では省略する。

バズーカ

バズーカ」という名称は「ビーム」と似たような立場にある。現状、「この手の武器」はジャンル名として一般的に全て「バズーカ」と呼称される傾向になっているが、これは誤用であり、バズーカという固有名詞本来米軍のあの「バズーカしかさない。代表的歩兵携帯戦車兵器には、パンツァーファウストカールグスタフ、RPG(Rocket Propelled Grenade)等があり、しかもこれらは、ロケット弾発射装置だったり、無反動砲だったりと、構造にも統一性がない(この2者の違いは現物を見ればすぐ分かる)。これらを総称で呼ぶなら、それは「バズーカ」ではなく、やはり「歩兵携帯戦車兵器」以外にはない。

端的に言えば兵器としての描写が正しいかどうかに関わらず「バズーカ」と呼んでしまった時点で1手ミスということであるガンダムでは何とかバズーカが色々出てくるし、バーチャロンライデンも「バズーカ」という名前武器を持っているが、これらは典型的パターンと言える。

名称問題を置いておいたとしても、まだ問題は残る。まず無反動砲場合、これらの兵器基本的に一本で一発しか撃てない。ハンドガンアサルトライフルのように、一発撃ったら自動で次弾が装填されるという事はないし、現場での再装填すら困難である。この理由は、歩兵携帯するので体積的に余裕がない、というのはもちろんだが、最大の理由は、これらの兵器無反動構造を持っている、という点にある。無反動砲がなぜあの形状なのかと言えば、前方に飛翔体を発射すると同時に、後方にも同じ運動量を発生させ、見かけ上の反動ゼロにするからである歩兵用の無反動砲には必ずこの構造が備わっている。※3 従って、再装填なく砲弾を連射していたり、あるいは発射に際して大きな反動が見られる場合、それはかなり正体不明兵器ということになる。

また、これらの兵器については、成形炸薬の「指向性を持った爆発エネルギー」で敵装甲を貫通する構造であり、そもそも運動エネルギー兵器ではない、という点にも留意すべきである。つまりこれらの兵器の弾体は高速飛行する必要がない。元々速度で貫通する気はないので、弾はとにかく当たりさえすればよく、後はどれくらい火薬が積めるかの勝負となっている。この性質長所とすべく、これらの兵器の一部では火薬の爆発による推進機構ではなく、弾体自体が推進能力を持つという、いわゆる「ロケット弾構造採用している。この構造により、弾体は弾丸ではなく爆薬に近くなり、弾体の発射速度は著しく遅くなって、さら無反動性が高まる結果となっている。つまりロケット弾であるにも関わらず、発射と同時に弾体がライフル弾か何かのように一直線に目標に向かって飛んでいくようなら、それは何か間違っている、という事になる。

ちなみに似たような間違いとして、戦闘機ミサイル描写がある。戦闘機ミサイルは羽から切り離されたあと空中で点火して自力推進を始めるのだが、一部の作品では羽に付いている段階のミサイルがいきなり火を噴き始める。あれではミサイルを撃つたびに羽にダメージを受けてしまう。

補足

※1 有視界距離を想定した話。光も無限の速度を持っているわけではないので(約30万km/sec)、異常に距離が遠ければ遅延は発生する。

※2 非常に微弱なだけで厳密には反動ゼロではないしかしいずれにせよ火薬武器とは比較にならないレベル

※3 一般的無反動砲では平衝体を用いず、発射ガスを後方に排気することで無反動構造を実現している。しかし、この構造では至近距離で排気炎が発生することになり、車両ならともかく、歩兵用の携帯火器では深刻な弱点となる(射手や味方が排気炎に巻き込まれしまう)。このため、歩兵用の無反動砲では、発射ガスを後方に放出せず、平衝体を用いて相殺を行っている。

※間違ってるところがあれば教えて下さい。超能力で。

2014-12-10

お母さんなんて辞めたい

最近はなんとかそこまで思わずやり過ごして来たけど、いろいろ立て続けにあって 久しぶりにそうおもった。

私とあまり歳のの変わらないネットスター(男)が子育体験してたけど

うん、まぁ、そうなんだけどね

何が一番つらいって

終りが見えないんだよ

もう やっぱ やーめた ってできない。

こっちを片付けてると あっちを散らかし

食事作って あぁ食器洗い…で終わったらもう部屋散らかってる

散らかってるから「アレがない!コレがない!ギャァァァ」いわれてもしらんがなそんなの…

そうこうしてるうちに外行きたい か。

部屋いても下の階の人、子供ドンドン迷惑だしね…

外行っても寒い

買い物しても言うこと聞かない

荷物が多い

少なくしてたらいざという時困る

家に帰ったって掃除は途中

風呂に入れても風呂掃除しなきゃね

あぁまたおなか空いたね食事用意しなきゃね食べたら片付けなきゃね

あ、お兄ちゃんは学校宿題しなきゃ…

宿題だけじゃなだめなんだよね、漢字の書き取りや計算なんか家庭学習付き合わなきゃね

の子勉強付き合ってても下の子うるさくてはかどらない

勉強なんとかやり終えて部屋を見渡すと、また散らかってる。

洗濯まだだよいつも夜干し。

明日もこの服いるっていわれてるから今日絶対やっとかないと。

結局なにもかも中途半端なまま日曜が終わり

月曜から仕事も始まる。

仕事に行ったってそんなに切り替えれないよ

うっかりだって独身時代に比べたら増えたたぶん余裕が無いからだと思う

そんなにいろんなことできないんだよ

マルチタスク限界

でも日々は過ぎていくし

それでもやってかなきゃいけないんだよ

わかってるんだけど

昨日はこのお弁当の包みがいやだと突然言い始めて

むりやり剥ぎ取るもんだから

その反動弁当ぶちまけてくれた。登園前。

こういうのが積み重なって

心の奥底に グルグルと 音を出さずに 言葉が渦巻く もうやめたい

2014-11-27

放送開始前は散々叩いておいて、今は熱い手のひら返し原作信者

大図書館の羊飼いの事ですよ。(穢翼のユースティアなんてなかった)

寄生獣みたく音響ウンコとか貶さないと済まない奴らが居て

それなのに大図書館の羊飼いは概ね好評なのに不思議に思う。

きっとオーガストアニメ作品が軒並み低評価だった反動もあるんじゃないかしら。

当初こそファンサイトまとめサイトを中心に酷評の嵐だったのが本当に嘘みたい。

脚本原作に忠実らしいことやけよりな爆死の最大原因だった作画崩壊が今の所見つからないことが

評価に繋がってるのかも。

音楽面でもギャグパートでもそれなりの良作評価を得ているからか、大してアンチ炎上マーケティングが行われた様子もない。

ま、元々オーガストアニメは期待されない畠から誕生してるから、棚ぼたというか期待してなかったけど意外に面白いんじゃないか。

というような声が集まって現在の高評価にあるんじゃないかって思う。

どうでもいいけど、原作だと鈴木佳奈が人気なのに対してアニメでは妙に小太刀凪が押されてる気がするんですが、気のせいですか?

あと、おっぱいサイズ可笑しいですよね。凪でEカップってないわ、あれは最低でもHカップはあるボリュームですよね?エロい人。

2014-11-22

http://anond.hatelabo.jp/20141122045013

私なんて最近、元からの好みもそういう路線の絵ではなかったのだが、萌え化や美化、イケメン化などばかり持て囃されて嫌気さしてpixivやめたし反動か、不細工キャラかくのたのしー(爆笑

2014-11-21

GDPショックの主犯「住宅落ち込み」は、政府国民情報非対称が原因だ

また例によってツイート転載なので、読み辛いことはご容赦。

~~~~

★今回のGDPショックの「A級戦犯」は、間違いなく住宅部門

 97年の税率引き上げでは、住宅駆け込みに何の対策もせず、反動減で景気悪化した。

 今回は「前回の反省」を踏まえ、様々な対策を打った(ローン控除拡大、給付金など)。

 ・・・にも関わらず、住宅業界は「2回目のA級戦犯」になった。

 つまり対策効果なかった

実質的には、増税前の住宅購入より、増税後の住宅購入の方が、各種対策のおかげで「有利」に働くケースが多い。

 だから政府は、「今回は、住宅反動減は少ない筈」と見通した。

 「こんな筈ではなかった」が、政府のホンネだろう。

 だが、政府見通しは「一般人との間の、情報の非対照性」を見落としている

★実際にモデルハウスに通い、見積りを貰うレベルの「真剣住宅検討客」は、政府の「住宅落ち込み対策」の内容ちゃんとを学習してくれる。

 つまり情報の非対照問題は起こらない。

★一方、まだ真剣に考えれなレベル

 「なんとなく、家でも買おうか、と思い始め、まだアクションしてない層」、ここで情報非対称問題が出てくる。

 「なんとなく、家でも買おうか、と思い始め、まだアクションしてない層」の中には、

 「消費税が5%から8%に上がった」と聞いた時点で、検討を中止する人がいる。

 その先、「でも、今回の増税対策が用意されてる」の情報まで辿り着いてくれる人は、

 政府の想定ほど多くなかった

★つまり、今回の住宅リセッションは、

 「なんとなく、家でも買おうか、と思い始め、でもまだアクションしてない層」と

 政府住宅業界との間で「情報の非対照」が発生したのが主因じゃないか?

 いくら「良い対策」が作られても、それを周知させなければ意味がない、の典型例

★というのが自分の仮説だが、これを立証するために、「住宅検討して、でも結局見合わせた人」に対して、

 「あなた住宅ローンの拡大や、住まい給付金存在を、知っていましたか?」と調査することをお勧めしたい。

 自分想像では、政府想像以上に、「そんな制度は知らなかった」という声が、出てくるんじゃないか?と思う。

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一般人政府との間の「情報の非対照」という話だが、

 「経済的に有利な情報」を摂取する能力は、残念ながら年収高い人が高くて年収低い人は低い。

 例えば非正規労働者向けの支援制度なんかは、どれだけ非正規労働者情報摂取しようとしてるか、疑問

★「税率を上げます、その代わりにこういう対策します」な政策だと、情報リテラシーが低い人(概ね年収も低い)が不利益を蒙る。

 情報リテラシーが低い人も考慮した制度設計するなら、「低税率がデファクトスタンダード」な制度設計するしかない

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★「政府現場情報非対称」という点では、介護世界もそれに近いらしい。

 各種の制度が100も1000も存在し、患者家族はおろか、ケアマネージャや介護事業者ですら、制度の全容を把握してない

福岡に、介護関係制度情報交通整理して、ワンストップケアマネージャや介護事業者に提供するベンチャーがあって急成長している。

 逆に言えば、そういうベンチャーに頼らなければならない位に、介護界では「厚生労働省現場情報対照」が深刻

厚生労働省は、「その件は、平成26年3月15日付け、老人局長通達の1245ページに掲載されてる」な感じで、

 「情報関係者に告知済」の感覚が強い。

 ・・・厚生労働省通達の何千ページの中から情報に辿り着く能力は、キャリア官僚はそういう能力があるが、ケアマネージャはそういう能力はない

厚生労働省は膨大な通達データベース化、交通整理する気はさらさらなかった。そんな必要性を感じてなかった。

 一方、介護当事者側は、膨大な通達・複雑な制度を「仕方がない」と諦め、本来業務時間を割いて、というか残業しながら制度必死勉強生産性低い

★こんな非生産的な話を「オカシイ」と気付いたのは厚労省でもケアマネでもない部外者

 IT系若者が、ケアマネだった母親の実情を聞いて、「これはオカシイ」と気付いて起業して急成長。

★多分、「岩盤規制分野」には、この手の情報非対称がゴロゴロ転がってると思われる。関係者ですら「そういうもの」と諦めている。

http://anond.hatelabo.jp/20141121193912

人種差別性別差別も、

差別する側と、差別される側、

その心境は、大きく隔たっていて、

ある日を境に、力量が、天と地ほどの差をつけられて、ひっくり返る。

差別する側の抵抗が強いほど、差別される側は力を温存する。

ひっくり返った時の反動には凄まじい物があるから

早いうちに、この差を埋める様にした方がいいと思う。

女性ががんばりすぎて、男性が怠けていたら、

益々、釣り合わなくなるから男女で結婚は出来なくなるよ。

過酷環境ほど力を蓄え、生やさしい環境ほど、のんびりしてる…。

2014-11-11

ウェディングドレスが着たかった

現在結婚数年目。夫婦仲は良好。

結婚式はやらなかった。

夫婦ともに人前に立つのがすごく苦手なので、その選択を後悔してはいない。

関係ないが、他人結婚式に行くのは好き)

ただ、もうすぐアラフォーを目前にして、ウェディングドレスを見るとモヤモヤすることが増えた。

テレビCMや街中のショーウィンドウ友達から送られてくる写真絵葉書

真っ白なドレスを見て嬉しそうに微笑む彼女たちを見ると心がざわつくのだ。

そのモヤモヤ言語化してみたところ下記のようになった。

「ちくしょー!うらやましい!私もそれ着て、夫に可愛いって、キレイって言われたい!」

もともと、女性らしい格好は苦手で今もクローゼットには冠婚葬祭以外のスカートは入っていない。子どもの頃からズボンはいて野山を駆け回る男勝りな子だった。

いつからそうだったんだろうと記憶を掘り起こしてみれば、おぼろげに見えてきたのは幼稚園頃の思い出。

友達がとても可愛いお姫様のようなワンピースを着ていて、自分もそれが欲しいと両親にねだったのだ。両親はその願いを一蹴した。理由は分からない。

それ以降、私は女の子らしい服装を憎むようになった気がする。

手に入らない物に憧れ続けるのは辛いことだからその反動だったのかもしれない。

イソップ童話でいうところのぶどうが食べられないキツネと同じ心理だ。

Wikipedia先生によると「フロイト心理学では防衛機制合理化の例とする」とあった。

なるほど。さっぱり分からん

なにはともあれ、私は女らしさを立派にこじらせたまま大人になり、紆余曲折を経て結婚をした。

そして今頃になって「え?もしかして私、ウェディングドレスたかった?」と狼狽している訳である

もちろん今からでも着ようと思えば着ることは可能だ。写真だけで満足すると思うので10万円も出せば簡単に夢は叶うだろう。

しかし。

しかし、だ。

アラフォーババアウェディングドレスなど正視に耐えないものになるのでは…という恐怖が拭えない。

元々容姿が人並み以下だ。更に若さも奪われて久しい。

お姫様に変身した姿を期待して鏡の前に立つ、そこに映っていたのがボストロールだったら…。女性としてのプライド完膚なきまでに打ち砕かれ、きっと立ち直れないと思う。私はこれまで以上に女性らしさを憎むようになるだろう。

それに夫に何と説明すればいいのか、という問題もある。

今更、ウェディングドレス姿を残したいです、とか恥ずかしくてとてもじゃないが言えない。今まで築いてきた「ウェディングドレス借りるだけで数十万?アホらし。それなら叙々苑焼肉食べるわー」キャラが、イメージが瓦解してしまう。

もしそこで夫に一笑に付されようものなら、私の女性としてのプライドは(以下略)だし、「お前も女だったんだなぁ(微笑み)」などとしみじみされてしまったら恥ずかしさのあまり死ねる。

から突然「結婚記念に写真を撮ろう。どうしてもお前の姿を写真に残しておきたいんだ」と懇願されて、「あなたがそこまで言うなら仕方ないね」としぶしぶ写真を撮りに行く、というのが一番ベスト手段なのだが、世の中そんな都合の良いことが起きるわけはない。

少女マンガハーレクイン小説じゃあるまいし)

妻に絶対ウェディングドレスを着せたい!なんて思っている男性現実にはそうそういないだろう。大抵の男性にとっては『結婚式なんて金の無駄遣いだけど、親or彼女(妻)がどーしてもと言うから仕方なくやっとくか』というもののはずだ。

『人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない』

今日、久しぶりに読んだマンガにそう書いてあった。ええ言葉や。確かにそうだと思う。

私は自分の小さいプライドや見栄を気にして、何も犠牲にしないから、何も得ることは出来ないのだ。

から今日は、この気持ちとすっぱり決別するためにこの文章を書いた。

私はウェディングドレスが着たかった。

今はそう思っていない。そんなお金があったら焼肉を食べに行きたい。

2014-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20141013133911

運っていうけど、

大企業には高学歴の人が横滑りで入るようにできてるんだよね・・・

大学入る時点で将来は決まったようなもので、就職段階で確定するぐらい

ゼブラとか言うミイラ取りは社畜憎しで叩いてるけど、

あの人もきっと就職では惨めな結果に終わったからこその反動なんだろうねえ

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