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2024-09-23

マイナロマンス詐欺防止を」河野太郎デジタル

マイナロマンス詐欺防止を」河野太郎デジタル相の呼びかけ、大丈夫? 婚姻収入情報業者が把握可能に…

まずタイトル詐欺

マイナ以前に婚活アプリ独身証明年収証明など公的証明書を出すよう求めてる。マイナで把握出来るようになるというのはミスリード

で、嘘情報に釣られてカモられる人が増えてるから認証を厳にして犯罪を減らそうと言う話。

ロマンス詐欺」。被害防止のため政府は、マッチングアプリ登録時にマイナンバーカードによる本人確認を行うよう業界団体要請した。個人情報事業者が取り扱うことや犯罪防止の効果には疑問の声が上がる。(山田祐一郎)

現状でもマッチングアプリなどは独身証明書とか戸籍抄本とか課税証明書(源泉徴収票)を提出して各種個人情報登録してるが

徹底してない事業者や偽造や虚偽で登録する詐欺師が紛れ込んでる。

 「マイナンバーカードを利用することによって、氏名、住所、生年月日、性別顔写真といった券面情報のほかマイナポータル経由で既婚、未婚の別、年収などの情報についても、信頼性高く確認ができ、より安心して婚活可能となる」

ー省略ー

 デジタル庁は、マッチングアプリアカウント開設時にマイナカードによって「より厳格な本人確認可能となり、不正防止につながる」と説明

現状個人情報婚活アプリ登録するのが嫌なヤツはマイナ連携以前にサービスの利用登録出来ないか抵抗あるとか以前の問題

マイナの何を問題視してるのか意味不明

 一方で詐欺被害の防止効果については懐疑的な声も。業界関係者は「全ての利用者カードを所持しているわけではないし、所持していても個人情報提供することに抵抗がある人もいるはずだ」と話す。

普及策とか言いつつマイナカード切り札だと認めてる

詐欺対策なら必須しろというのが正しい結論になるはずだが?

 政府は「国民詐欺から守るための総合対策」で、携帯電話契約や口座開設とあわせて、マッチングアプリ本人確認の場面でマイナカード活用事業者に呼びかけた。「詐欺防止を名目としたマイナカードの普及策でしかない」と指摘するのはマイナンバー制度に詳しい清水弁護士だ。「すべての本人認証マイナカードで行え、というのであれば民間事業への不当な介入だ。本人確認の一つの方法とするだけなら、犯罪組織がマイナカードを使って本人確認するわけがなく、詐欺の防止にならない。

これ本当に専門家か?

もしくは専門家の話を理解度3割で7割捏造して書いてないか

マイナシステム民間事業者の話を意図的混同させる書き方だ。

例えるなら「バス過去事故を起こしてる(マッチングアプリ流出した)がドラレコに不備があれば事故を起こすのではないか?」という書きっぷり

マイナカードの偽造は事実上不可能

事業者婚活相手マイナ認証マークを付けたりしたらマッチング側は安心して相手を信用できる。

マークのない奴は詐欺師の可能性を念頭に出来るわけだ。

その程度の発想が出来ないITジャーナリストとは程度が相当低いか御用学者だ。

◆「個人情報を盗もうとする詐欺師は、あらゆる手段を使う」

 ITジャーナリストの星暁雄氏は事業者個人情報を取得できる点を問題視する。「マイナカードによる公的個人認証信頼性が高い個人情報を扱う。これらの情報事業者システムから漏洩(ろうえい)する危険は本当にないのか」。2015年には海外不倫目的マッチングサイトで3000万人以上の個人情報が盗まれネット上で公開された事例もある。「マッチングアプリ事業者に悪意がなかったとしても、システムに重大な不備があれば情報流出して利用者尊厳を損なう事態に至る可能性がある」と危ぶむ。

 その上でこう強調する。「マイナカード本人確認手段ひとつにすぎない。一方、個人情報を盗もうとする攻撃者や詐欺師はあらゆる手段を使う。マイナカードをあたか詐欺個人情報盗難など犯罪を防ぐ決め手であるかのように宣伝することは、人々の警戒をゆるめ、逆に被害を増やしかねない」

元々ひどい東京新聞だがマイナ案件になると事実誤認ミスリードオンパレード

批判するのにしても整合性を取れる内容を作れ〜

https://www.tokyo-np.co.jp/article/355707

anond:20240922190600

全然違うだろ

なんでそんなに政治無関係に生きてられるんだ?

政治体制が変われば自分のところにくる補助金の額が変わるだろ?

政府から委託されてる仕事が変わるだろ?

市長でさえ、誰がやるかで道路工事するかしないかすら変わるだろ?

道路の消えた白線を引き直すか引き直さないかですら変わるだろ?

今まで自民党から補助金仕事を回してもらってた人は、自民じゃなくなれば、それがなくなるかもしれんだろ?

から自民の存続を望むんだよ

政治腐敗なんか自分生活関係あるか?

ないだろ

なんなら腐敗の一部に自分仕事が組み込まれて、安定的に確実にお金回してもらうほうが幸せだろ

なんで全国民クリーンで何の優遇もされない、正しい政治体制を望んでると思うんだ?

そんなやつおらんだろ


理想のために投票するような、生活政治が結びつかないような人間は、正直選挙に行かないでほしいね

正しさで飯食えんから

anond:20240922175832

政府自由政策を決めればよいわけではない。

決められた政策によって動くことになるのは官僚であり、企業であり、国民であるというところが重要なわけ。

決めた内容がいくら素晴らしくて理想的でも実現不可能では意味がない。

政策実施までの道筋をつける能力が「政権運営能力」ってものなんだよ。

自民党以外は政権運営経験したことがなく、まともな政権運営能力を持ってない。

官僚を手懐けるノウハウはないし、企業とのパイプもないし、国民からの信頼もない。

政策に不満があろうとなかろうともう国家を動かす力は自民党しか持ってないんだ。

日本国現代日本国制度になって初期の頃であれば政権交代して様々な政党経験を積ませるという選択もありえたが……。

社会が複雑化・高度化した今になってこれから経験を積むとかいうのは無理。

Lv1 でロンダルキア洞窟に挑むみたいなものだ。 即死したら経験もクソもない。

日本人を見下す日本人が生まれた背景って敗戦だよ

太平洋戦争敗戦日本人は誇りを奪われた

日本人って東南アジア系の人々をほんのり見下してるじゃん。今でもさ。

それってまあ植民地だったからだよ。今の大人でもさ、じーちゃんばーちゃん世代はそういうデカ日本暮らしてたわけだからナチュラル差別意識残ってたわけでしょ。

日本に来る東南アジア系の人がいくら頑張ってても、いくら頭良くても、いくら金持ってても、心の奥底で「でもこいつら植民地だったところの国出身からな」っていうのがある。

技能実習生とかそんな感じじゃない?

日本語拙いけど頑張ってる外国人見ると

「二等国民にしてはよくやってるじゃないか。我々一等国民も見習わなきゃな。二等国民に負けてはいられないぜ。二等国民より弱い一等国民どうした?www」というふうな表現がしっくり来る感情があるのではないか

日本人アメリカ人に抱いてる感情もそれと同じ感じだよ。あと一応これってアメリカ人限定で、イギリス人だとちょっと和らぐしカナダ人オーストラリア人ならだいぶ和らぐでしょ。

フランス人とかイタリア人なら、あぁん?フランスかよとかイタリアかよみたいな。

でもアメリカ人だとなんというかちょっと「ひえっ」ってならん?まあ、ならんなら別にいいけど。

一方で中国人日本人日清戦争日中戦争で連敗してボコボコにされて満州とられたから、なんかいちおう中国戦勝国GDP抜かされてるけど日本とは対等みたいなとこあるでしょ。

中国?強いよね」みたいな。

団塊世代って言い換えれば敗戦第一世代で、その団塊ジュニア世代氷河期世代(いうならば敗戦第二世代)でしょ。まあそりゃ力出ないわな。

明治神宮前にあるアメリカ植民地――表参道

表参道って、神社の前の参道という意味なわけなんだけど、そこに西洋が溢れているっていうのがもうなんか象徴だよね。

ワシントンハイツっていうのがあったんだけど、それって明治神宮の隣に作ってたわけよ。

戦後あのへんは米兵とかが闊歩してたわけね。そんでその周辺が最先端イケてる!すごい!ってなってた。

江戸幕府はへーこらしてたか薩摩鹿児島)とか長州山口)がブチぎれてた

江戸幕府開国開国ゥって突きつけてきててびびってたわけ。

その間、「怖いか九州貿易とかはやってね」って避けて江戸がいいとこ取りだけしようとしてたから、九州勢ブチギレ。

地図見ればわかるけど、九州らへんの海をすいーーっと外国船が通ってたんだよ。自分たちの国で嫌だって言ってんのに外国船が堂々と通ってるのウザいじゃん。

しか江戸から離れてるから外国船やりたい放題やってるわけ。「まあいうて土人でしょ。江戸には多少気使うけどね」みたいな。

脅威度がレベチだったし江戸幕府頼りないからいろいろあって薩英戦争鹿児島)とか馬関戦争山口)になったりしてた。

江戸も弱いから、海外から九州ウザいからなんとかしろって言われても「知らんし」って言ってたわけ。

海外もそれで「なんやこいつら」って感じ。「はーーーー。めんど。しゃーなし九州ボコるか。江戸の部下ってことは弱いやん?雑魚狩るかー!雑魚!」っていうノリなわけ。

そして実際戦争してみたら「えっ?強くね?」ってなったか西洋も「実際に戦ってくるコイツらがJapanボスだな」って判断して江戸幕府をないがしろにした。

あいろいろあって、それで明治政府ができたわけだな。長州閥とかいろいろあるけど、全部江戸日和ってたせいだよ。田中久重とかも佐賀だぞ。

そんで西洋に追いつけ追い越せの気持ちで一挙に頑張ってたわけよ。

今の状況ってまさに江戸

外国人にへーこらしてソーリーソーリー言ってるわりに、同じ日本人に向かっては偉そうな口叩くのって、幕末江戸幕府的だよね。

江戸にもいたけどよ、そういうやつ。

別に日本人文句言うのはいいけど、日本人カスって言うからには海外にもカスって同時に言ってないと話が合わない。

日本人カスって言いながらアメリカ人中国人にはペコペコしてるとか江戸だぞ。こいつら自己保身のために魂も何もかも売り渡して、アメリカ中国の二等国民になろうとしてるだけだからな。

倒幕した方がいいよ

何も今の政府幕府ってわけじゃない。

概念として、全体的に江戸幕府的だよね。明治別に何もかも優れた黄金時代じゃなかったけど、少なくとも勢いはあったよね。

今の時代誰でもなろうと思えば武士みたいになれるんだよな。

お前らも早く武士になった方がいいぞ。お前も勢いを作ってくれ。

日本問題ってこれだよなって感じた記事を張っていく

個人用のメモ

思うに、共通化、標準化最適化統一、集約、再編が問題だよねって話なんだと思う

おそらくね


標準化が進まない日本理由は「自分が損をしてでも人の足を引っ張ろうとする日本人」?

https://note.com/torum/n/n1cfeed20730b

hecatomcales 絵文字ガラケー時代キャリア3社で互換性がなく文字化けしてたし、標準化したのはグーグルアップルから

記事にもうなづいたし、はてブコメントにもうなづいた


政府は今すぐ電子レシートを普及させるべきだ

https://anond.hatelabo.jp/20240922061814

分野は違えど上と似た話


なんで漫画出版社っていくつもサイトとかアプリ乱立させるわけ?

https://anond.hatelabo.jp/20210621160710

手前みそで申し訳ない。これは私が増田に書いたやつなんだけど、マンガサイト/アプリが多すぎるって話


ΝΑΠΠΑさんのツイート

https://twitter.com/nappasan/status/1754181315308683361

日本マニアって自分知識コレクションあくま個人レベルで抱えて、他人から教えを乞われたら「これだけは教えてやるから後は自分精進しな」というスパルタ師弟関係みたいな話になりがちなんですが

欧米マニアってビシバシ情報公開して多数の人間資本を引き込むことで自分自身の利益にも繋げようというスタンスの人が多いから、全く違う速度と規模感でモリモリと物事が進んでいくし、こういう気質スタンスの差を見ているとそりゃソフトウェア開発の世界でも差が開くよなと思ったりします。

個人での精進努力切磋琢磨という美徳に縛られすぎて他人とのノウハウ共有や標準化による利益の創出という観点が欠如してる人が多いんじゃないですかね。そういうところが企業社員教育のやり方なんかにも表れているし、社会全体を非効率にしている一つの大きな根源なのでは。

私は子供の頃から「見て盗め」ってやつが物凄く嫌いだし、教えを乞われると偉そうにする人も嫌いなのである

学問にもこういう姿勢の違いが表れてると思うんですよね。和算なんかは独自にかなり高レベルなところまで達していたようだけど、結局は格闘術のごとく「流派」に落とし込まれて、論文査読や公開による理論証明という現代科学世界には至れなかったわけで。

この話を読んで思い出すのがゲーム業界

90年代ゲーム業界日本が頂点だと間違いなく言えるんだけど

あの時ゲーム開発の会議アメリカ1988年にやってた。日本1999年11年遅れ

ゲームエンジンにしてもそうで、UEにしてもUnityにしてもGodotにしても海外

日本そもそもゲームエンジンという発想がなかったけど、キャッチアップして作ったのはいいけど、それを社内に閉じ込めて終わってるのが現状


行政システム、乱立に歯止め 自治体仕様統一へ国が新法 既得権の壁、難航も

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66916140S0A201C2MM8000/

地方自治」で各自治体が独自に構築した結果、連携ができずに非効率を招いている。

(略)

政府は約1700に上る地方自治体の情報システム総合2面きょうのことば)について仕様統一する


再編は外国人頼みっていう話


JSRジョンソンCEO非上場化で再編、求めるのは規模」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC201LR0Q3A121C2000000/

日本の素材メーカーは、半導体関連だけに限らず中小規模の企業が多い。経営も非効率メーカーが多い印象がある。これは、長年にわたって(国や市場から)守られてきたからと言えるのではないか

三菱ケミカルG、石化事業分社化先送り 再編の壁高く

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1733Y0X10C23A1000000/

慢性的供給過多が続く。

(略)

こうした状況でも、他社が撤退すれば残存者利益を得られるとの思惑が業界内にはあり再編が進みにくい。

↑思惑がひどい。自分たちでどうにかしようっていう意識が皆無すぎるw

JSRCEO三菱ケミカルGの社長(記事当時)も外国人経営者なんだよね

でも三菱ケミカルGのジョンマークギルソン社長業界抵抗で再編できなくて解任されたw

どんだけ再編が嫌いなんだよ日本はw


造船でも似たような話があって

韓国造船、巨大統合頓挫 再編停滞で過当競争続く

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM13D8F0T10C22A1000000/

記事を要約すると、造船TOP5に韓国は3社あって、すでに十分再編してたんだけど首位中国なので、首位奪還のために2位の現代と4位の大宇が合併しようとしたら、EUに横やりを入れられたって内容なんだけど

日本の造船関係者のコメントがひどすぎなんだよね

日本の造船大手幹部は「韓国2社の統合で再編が進めば船価上昇につながるはずだった」と肩を落とす。」

他力本願すぎでしょ

今治ジャパンマリンユナイテッド大島三菱、名村、川崎三井、常石と

シェアが低いくせに会社は乱立状態日本がこれ言う?って思った


かにもいろいろあるから適当にはりつけとくわ


医療資源集約進まず 病院ベッド2割過剰、増える診療所

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2063P0Q3A720C2000000/

厚労省は非効率医療体制改革を目指し、19年に全国の424病院に対して「再編統合議論必要」と名指しで指摘。

(略)

他の先進国並みにいる医師が大病院で足りないのは、小さな病院の数が多いうえに多数の勤務医独立し、診療所開業しているためだ。


この前話題になった大工が足りなくて家が建たない問題も、一人親方が増えたから~みたいなのが原因だと聞いたよ

アニメーター貧乏問題も結局はそれなりにスキル身に付いたら独立するからアニメスタジオが乱立して仕事の取り合いになるからだっていうよね

トラックドライバーが足りない問題もそうで、物流二法(貨物自動車運送事業法貨物運送取扱事業法)が施行され参入が増えた結果だし

米が足りないのも農家を小さい田んぼ兼業させ続けた結果だし

anond:20240923012145

犯罪スレスレ生活を強いられている彼らにとって、「マッチングによる結婚」は最後の頼みの綱となっていた。

これに参加しなければさら社会底辺に押し込まれるという暗黙の圧力存在していた。

タケルとミサキ――希望なきマッチング

タケルはそのプレッシャーを感じながらも、特別な期待を抱くことなくこのマッチングに参加することを決めた。

参加しなければ仕事人間関係ますます行き詰まり、どこにも居場所がないまま犯罪と失敗を繰り返すしかないという現実が目の前にあったからだ。

彼のマッチング相手ミサキという女性だった。

彼女もまた、家庭崩壊経済的困窮の中で育ち、社会の隅に追いやられた一人であった。

ミサキ最初結婚には興味がなかったが、周囲の空気や、もはや他に選択肢がないという感覚に押され、タケルとの結婚を受け入れることにした。

二人は特別感情もなく、ただ「お互いにこれしかない」と思い込んだまま、形式的結婚を進めた。

社会に溢れる「形式的家族

この新たなマッチング制度のもとタケルとミサキのような家庭は次々と作られていった。

しか実質的支援愛情が欠如しているままのこの結婚制度はかつてのカズキたちの時代と同様に、愛情共感のある家族関係を築くことがほとんどなかった。

結婚することで「何かが変わる」という期待は、早々に裏切られる

社会には形式的結婚した夫婦が増え続け表面的には家族という形が保たれているが、その裏には感情的な空白が広がっていた。

貧困孤立の中で結婚を強いられた若者たち経済的にも感情的にも余裕がなく、ただ日々の生活をやり過ごすだけだった。

愛情や信頼を築く時間はなく育った環境そのままに、次世代にも同じ無感情絶望が受け継がれていく。

子どもたちの犯罪スレスレ生活

タケルとミサキの間にもやがて子どもが生まれた。しかし、この子どもたちが育つ環境さら悪化していた。

タケルもミサキ仕事を見つけることはできず収入が少なくなる一方で、家族を支えることができない状況が続いていた。

子どもたちは物心がつく前から経済的困難にさらされ、親から愛情支援ほとんど受けることなく育っていった。

彼らが成長すると、学校にも通わなくなり、友達も作れず、社会との接点を失ったまま犯罪スレスレ生活突入していった。

盗みや詐欺闇市場での売買などに手を染めるが、時代さらに厳しくすべてがうまくいくわけではなかった。

成功を期待して計画した犯罪がことごとく失敗し、追いつめられる彼ら。社会底辺にいる多くの若者が同じ状況にあり、競争は激化し、成功ますます遠のいていった。

社会に溢れる絶望

タケルとミサキの子どもたちのような人々が社会に溢れ、街には犯罪と失敗が日常の一部となっていた。

犯罪すらうまくいか無力感絶望感が蔓延している。この社会では、形式的結婚によって新たな世代が生まれるたびに、さらに深刻な問題が積み重なり、底辺の層は広がる一方だった。

人々は次第に「結婚さえすれば未来が変わる」という幻想を捨て、ただ生き延びるために無感情日常を繰り返すだけの存在となりつつあった。

家族という形があるにもかかわらず、誰もが孤独で、社会全体が崩壊の一歩手前にあるような不安定な状況が続いていた。

この未来社会は、犯罪と失敗で溢れるだけでなく、希望のない結婚生活と無感情人間関係が続き、次世代にわたって繰り返される運命にあった。

スラムに響く「マッチングによる結婚」の喧伝

スラムは、かつて活気に満ちた都市一角朽ち果て放置された区域だった。

ボロボロアパートが密集し街のあちこちゴミが風に舞い、人々は疲れ果てた顔をして道端に座り込んでいた。

タケルとミサキの子どもたちのような若者や、その親たちが溢れかえるこの街には、希望などかけらもない。

犯罪に手を染めるも失敗し日々の生活に追われる人々の間では、もう将来への期待を語る者はほとんどいなかった。

仕事もなく、金もなく、社会の中での居場所もない。彼らはただ、目の前の苦しみを紛らわせるために酒を飲み時には薬物に頼り、現実から逃避しようとするがその努力すら無駄に終わることが多かった。

そんな絶望の中、街角の大きなスクリーンが再び輝きだす。

政府広告が流れ、きれいなスーツを着たアナウンサー笑顔で語りかける。

未来をつかみましょう。マッチングによる結婚が、あなたに新たな道を開くかもしれません。お互いを支え合い、明日をともに作るパートナーを見つけましょう。」

明るい音楽が背景に流れ、完璧家族笑顔スクリーンに映し出されている。

この喧伝は、スラム街の人々にとって既に耳慣れたものだった。何度も聞かされ、何度も信じては裏切られた言葉

マッチングによる結婚」という響きは、もはや希望ではなく、虚無感を伴ったものしかない。

彼らの多くがその制度に従い、形式的結婚をしてきたが、待っていたのはさらなる絶望貧困だった。

若者たち視線スクリーンに向けられるが、そこにはかつてのような期待はない。

結婚によって何も変わらなかった過去が、彼らの心に刻まれている。

タケルの子どもたちのように、犯罪すら成功しない無力感に押しつぶされている人々にとって、この広告はただの幻想しかなかった。

それでも、別の選択肢存在しないという現実が、彼らを再びその「希望」に誘い込む。

結婚すれば、少しは楽になるんだろうか…」誰かがぼそっとつぶやいた。

しかし、その声には信じる気持ちは感じられない。ただ、何も変わらない日常をどうにかするために、また同じ道を歩むしかないという諦めだけがそこにあった。

スラム街は暗く沈み、スクリーンの光だけがその一角を照らしている。

絶望の中にいる人々の顔には何の表情もなく、彼らはただ同じ日々を繰り返しながら、そのまま虚無の未来に流れ込んでいく。

マッチングによる結婚という虚像が再び喧伝され続けるこの世界で、救いの光はどこにも見つからなかった。

弱者男性弱者女性マッチングして6年が経った

失われた時間

夜9時、カズキが眠りについた後、家の中には静寂が訪れた。

しかし、その静けさの中で、リビングにはスマホの画面をタップする音が断続的に響いている。

夫はソファに横たわり、スマホ操作している。妻もまた、ダイニングテーブル椅子に座り、同じようにスマホ凝視していた。

彼女視線は画面の中のSNSに釘付けだ。友人たちの投稿コメント、次々と流れる他人生活に触れ、時間を忘れてスクロールし続ける。

そこで彼女現実の不満や孤独一時的に忘れられるのだ。

母親として、妻としての役割を一旦棚に上げ、ただ画面の中で過ぎ去る時間に身を任せる。育児という責任はすでに頭の片隅に追いやられ、彼女虚構世界に浸る。

カズキが泣き声をあげても、彼女は反応が鈍い。夜中に子どもが寝室からさな足音を立ててやってきたときも、彼女スマホの画面から目を離さない。

父親は、ちらりと子どもを見ただけで、何も言わずにまた画面に目を戻す。結局、カズキは二人の間に挟まれ、静かにソファに座って彼らの顔を見上げたが、誰も何も声をかけることはなかった。

家族としての絆はもはや形骸化しており、親子の間には実際の対話交流ほとんど存在しない。

ただ、スマホの明かりに照らされる無言の時間が過ぎていく。それはまるで、彼らが現実から逃げるために自ら作り出した、無感情牢獄のようだった。

弱者マッチングの始まり

数年前、彼らが「マッチング」された日のことを思い出す。

政府主導の新たな社会政策が大々的に発表された時、孤立し、結婚を諦めていた弱者男性と女性が、一度に大量にマッチングされ、結婚を促進されるというプログラムだった。

そこには理想未来が描かれ、少子化対策経済的な安定・社会全体の調和を目指すという美辞麗句が並べられていた。

彼女はその時、仕事に追われ、将来の見通しに不安を抱いていた。

孤独生活の中で、社会の期待や周囲からの無言のプレッシャーに押されるようにして、参加を決めた。

彼もまた、社会的に疎外され、職場での孤立感に耐えきれず、希望が薄れていく中でこのプログラムに乗り込んだ。

彼らが最初出会ったのは、淡々としたマッチングイベントの会場だった。まるで品定めされるように、テーブル越しに数分間だけの会話を交わした。

しかし、そこでのやり取りは極めて表面的なものだった。互いに特別な印象を持つこともなく、ただ社会的な期待に応えるための形式的時間が流れた。

彼女は彼に対して特別な魅力を感じることはなかったが、経済的な安定や社会的な孤立を避けるためには「結婚」が必要だという思いに駆られていた。

彼も同様に自分未来に対する不安孤立から、この結婚が何かの救いになるかもしれないと考えていた。

結婚という名の契約

彼らの結婚は、愛情感情的なつながりを伴わないまま始まった。

結婚式は小規模なものだったが、それでも形式的に行われ、家族や親しい友人たちが集まった。

笑顔を作り、記念写真を撮り、社会的には「成功」と見なされた。しかし、二人の間にはほとんど会話がなく、結婚という大きな決断に対する感情曖昧なままだった。

彼らは新婚生活を始めたもの感情的な絆は深まることなく、時間が経つごとにお互いの存在が重荷になっていった。

子どもが生まれることで何かが変わるかもしれないという淡い期待もあったが、実際には彼らの関係さらに複雑にするだけだった。

子どもは彼らの生活に新たな責任をもたらしたもののその責任を共有する意識希薄だった。

互いに育児負担押し付け合い、疲れ切った日々の中で、二人とも現実逃避にスマホ世界に没頭するようになっていった。

崩れかけた家族

こうして、建前だけで作られた家族の絆は、日に日に薄れていった。

子どもが何を感じているのか、何を求めているのかに対して、二人は気づこうとしない。

育児という責任あくまで「社会的な役割」であり、愛情を注ぐことはなく、ただ義務感だけが残っていた。

カズキは、そんな家庭の中で日々を過ごしながら、両親の愛情を感じることなく成長していく。

無言の時間と無関心の中で、彼の心の中に小さな孤独の種が静かに芽吹いていた。

孤独クラスルーム

カズキは5歳になり、ついに小さなランドセルを背負って学校に通い始めた。

彼が通う学校は、政府弱者マッチング政策によって生まれ子どもたちが集まる場所でもあった。

同じように、家庭の中で愛情や関心を受けることなく育った子どもたちが大勢まり学校教室には独特の空気が漂っていた。

教室一見すると普通小学校と変わらない。先生が黒板に向かい子どもたちは机に座り、ランドセルを下ろして教科書を開く。

しかし、そこにあるのは静かな孤独空気だった。クラスメートの多くは、家庭での愛情ケアを十分に受けておらず、どこか無感情で無表情。誰も他人積極的に話すことはなく、ただ時間が過ぎるのを待っているような雰囲気が漂っている。

カズキもまた、その一人だった。教室の隅に座り、他の子どもたちとあまり目を合わせることなく、無表情で机に向かっている。

先生が何かを質問しても彼はただ小さくうなずくか、返事をすることな視線を落とすだけだった。彼にとって学校もまた家と同じように、感情のない無機質な場所になっていた。

クラスの子どもたち

クラスメートたちも同様に、家庭での愛情を知らず、感情を抑圧されたまま育った子どもたちだった。

友達同士の会話はほとんどなく、遊び時間ですら誰かが楽しそうに笑うことはほとんどない。まるで、大勢の子どもたちがそれぞれの小さな殻に閉じこもっているかのようだ。

授業中、カズキ先生の話をぼんやりと聞いているが、心の中では何かが欠けていることを感じていた。

家では両親から十分な会話や接触を受けていないため、彼にとって他人との交流信頼関係の築き方がわからない。クラスメートもまた、同じように孤独存在であり、互いに心を開くことができないため、自然と静寂が教室支配していた。

休みになっても、誰かと遊ぼうとする子は少ない。カズキは、ランドセルの中に入っているお弁当を一人で静かに食べる。誰も彼に話しかけず、彼もまた、誰かに声をかけることはない。彼の周りでは、他の子どもたちも同じように無言で食事をしている。カズキはその無表情な顔のまま、スプーン一口ずつ弁当を口に運んでいく。

カズキの心の中

家でも学校でも、カズキ孤独を感じているが、それを言葉にすることはできない。

彼の心の中には常に空虚さがあり、何かが足りないという感覚が消えることはない。しかし、彼にはその感情表現する手段がなく、ただそれを胸の奥に押し込めるだけだ。

学校友達を作る方法も知らず家では両親と感情的なつながりがないまま育ったカズキにとって、周囲の世界はどこか冷たく、無意味に感じられることが多い。

クラスメートも同様に自分たちの孤独を抱えており、互いに心を開くことができない。

それは、家庭の中での愛情不足が原因となり、感情表現信頼関係の築き方を学べなかった子どもたちに共通する問題だった。

放課後になると、カズキランドセルを背負って黙って帰り道を歩く。

家に帰っても両親との交流は期待できず、ただまた同じ日々が繰り返されるだけだ。

彼の頭の中には、誰とも交わらない日々が続き、心の中にある小さな孤独の種が、静かに大きく育っていくのだった。

カズキ学校では彼のような子どもたちが多数を占めているため、クラス全体がどこか感情のない機械的集団のように見える。

彼らは互いに関心を持つことなく、先生が指示するままに動き、誰も積極的自分意思表現しようとはしない。

孤独感や無力感が漂う教室では、笑顔や楽しさ、友情といった感情希薄で、日常淡々と過ぎ去る。

成長したカズキ未来

カズキは15歳になり中学卒業して高校に進学するか、あるいは早々に働きに出るかという選択を迫られる年齢に差し掛かっていた。

しかし彼の中には将来に対する明確なビジョン目標ほとんどなく、家族との感情的な疎遠さや学校での無感情な日々が彼の意欲をすっかり失わせていた。

家庭環境も依然として冷え切ったままで、両親から進路についてのアドバイスや励ましがあるわけでもない。

父親は今も不定期な仕事を続け、母親も相変わらずパート仕事を掛け持ちしている。

彼らの生活経済的に安定しておらず毎月ギリギリ生活費でやりくりしている。

家族全体が経済的な困難に直面していることは、カズキにとっても避けられない現実だった。

働くことへの不安

カズキ学校での成績も特に優秀ではなく、勉強に対する興味を持つこともなかった。

周囲の同級生たちも同じように、家庭や社会からサポートほとんど受けることなく育ってきたため、将来について真剣に考える者は少なかった。

クラスほとんどの生徒は、進学よりも早く働いて家計を助けることを選ぶか、非正規仕事に流れていくのが現実だった。

カズキもその例外ではなく社会に出ることに対する不安と無関心が入り混じった状態だった。

彼の家族は彼がすぐに働きに出ることを期待していたが、それは経済的理由からであって、カズキの将来を心配してのことではなかった。

両親は息子がどのような仕事に就くかに関心を示すことはなく、ただ「家計の足しになるならそれで良い」という態度だった。

カズキ自身も、将来の夢や目標がないまま、やがては自分も両親と同じように、不安定な職に就いて日々をやり過ごす未来ぼんやりと受け入れていた。彼の心には「どうせ自分は何も変えられない」という諦めの感情が根強く存在していた。

経済的問題現実

成長したカズキ社会に出たとき、彼が直面する最も大きな問題は、まさに経済的不安定さだった。

彼は学校卒業してすぐに安定した職に就くことができず、非正規雇用やアルバイト転々とする生活が始まった。

日本全体では弱者男性や女性社会の周縁に押しやられ、正規雇用に就くことが難しい状況が続いており、カズキもその波に飲み込まれていた。

カズキ収入は低く生活費を賄うのがやっとで、将来的な貯蓄や投資などは夢のまた夢だった。

家賃光熱費、食費、そして時には両親から経済的支援を求められることもあり、彼の手元にはほとんど何も残らない。

彼の労働は、社会必要とされるが正当に報われることのない単純作業が多く、心身の疲労が募る一方だった。

また、カズキ家族から社会からも十分なサポートを受けることなく育ったため、将来に対する不安経済的問題対処する力を持っていなかった。

彼は、経済的問題だけでなく、感情的な孤独自己肯定感の欠如にも苦しみ続け、ストレスが重なっていく。

社会との断絶と孤立

カズキが直面するもう一つの大きな問題は、社会との断絶感だった。

彼は家庭でも学校でも十分な愛情支援を受けられなかったため、人間関係の構築やコミュニケーションに対して強い抵抗感を抱いていた。

仕事でも職場人間関係にうまく溶け込めず、孤立したまま日々を過ごしていた。

こうした孤立感はカズキにとって大きなストレスとなり、結果として職場でのモチベーションパフォーマンスにも悪影響を及ぼしていた。

彼は仕事に対する満足感を得られず、ただ生きるために働くという消極的姿勢に陥っていた。

彼のような若者たち社会全体に増え続けており、同じように家庭環境経済的な困難、そして社会的なサポート不足に苦しんでいる。

多くの人々が非正規雇用に追いやられ、低賃金で働くことを余儀なくされ、将来に希望を見出すことができないまま、現実と戦い続けている。

カズキの早期結婚――無感情未来

カズキは、社会との断絶感に押しつぶされながらも、弱者男性と弱者女性マッチング政策によって20代前半でユウコという女性結婚した。

両者とも愛情幸福を求めることなく、ただ社会の仕組みに従い自分たちの未来に対して諦めを抱いていた。

彼らの結婚生活形式的感情的なつながりは希薄で、ただ「結婚している」という事実けが彼らを繋ぎ止めていた。

ユウコカズキと同様に愛情のない家庭で育ち、社会との接点をほとんど持たない女性だった。

彼女もまた孤独を抱えたまま仕事に就き、カズキとともに経済的不安を分かち合うことなくただそれぞれが生きるために必死で働いていた。

カズキ低賃金非正規雇用に押し込まれユウコもまたパートタイムの仕事を掛け持ちする日々。二人の間に交わされる会話は少なく、家の中には沈黙が漂っていた。

カズキの子ども――犯罪の縁で生きる

カズキユウコの間に早くも子どもが生まれ、彼らはその子を「タケル」と名付けた。

しかカズキ自身経験した孤立経済的困難は、さらに厳しい形でタケルに受け継がれることになった。

タケルは幼少期から十分な食事も満足な環境も与えられずに育った。

家には物が溢れ乱雑なままで整理されることはなく、学校では友達を作ることもできなかった。

カズキユウコはどちらも仕事に追われタケルの世話をする時間がなく、彼は放任されるように育っていった。

タケルが中学卒業する頃にはすでに家庭での居場所を見失い、社会からも完全に疎外された存在となっていた。

彼は学校卒業しても就職先が見つからず、社会の隅に追いやられるようにして犯罪スレスレ生活に足を踏み入れていた。

タケルのような若者はこの時代には増え続けており、彼らは生き延びるために小さな詐欺や盗み闇市場での売買に手を染めていたが、それらすらもうまくいかないことが多かった。

犯罪の失敗と絶望

タケルは盗みや詐欺を何度か試みたが、成功することはほとんどなかった。

彼が属する社会底辺は同じような境遇の人々で溢れており、競争は激化していた。

彼が盗もうとした小さな金品はすでに別の誰かに奪われていたり、詐欺を試みる相手もまた騙され慣れていたりするためうまくいかず、むしろ危険さらされることの方が多かった。

ある日、タケルは仲間とともにコンビニ強盗計画したが、あっけなく警察に察知され失敗に終わる。

彼の仲間の一人は逮捕されタケル自身はかろうじて逃れたものの、失敗の連続で心身ともに疲れ果てていた。

彼は犯罪ですら成功しない自分の無力さに絶望し、社会の中で何の価値も持たない存在だと感じていた。

社会に溢れる「タケルたち」

タケルのような若者は、もはや社会の一部を構成する主要な層となっていた。

経済的な困難や家庭崩壊教育の欠如がもたらす無気力若者たち犯罪に手を染め、失敗を重ねながらもその場しのぎで生き延びていた。

街には、そうした「タケルたち」が溢れ、どこに行っても犯罪が起こりそうな張り詰めた空気が漂っているが、実際には成功する犯罪すら少ない。

仕事の機会は減り、低賃金非正規雇用や闇市場での労働を強いられる若者たち

犯罪に走るがすべてがうまくいかず、どんどん貧困の深みにはまり込んでいく。彼らは家庭でも社会でも愛情を受けることなく、常に孤独無力感に苛まれながら、社会底辺で苦しみ続けていた。

タケルはその典型的な一人であり彼もまた未来希望を持てず、犯罪の失敗と絶望の中で、ただ何とかその日を生き延びるだけの生活を続ける。

カズキが直面した孤立感や経済的困難は、さら悪化し、次世代にわたって連鎖的に続いていた。

弱者男性・弱者女性マッチングの再導入

タケルが20代に入った頃、彼が育った社会には新たな「弱者男性・弱者女性マッチング」の仕組みが再び広まっていた。

この制度は表面的には自由意志による選択として進められていたが、実際には経済的不安社会的な孤立に直面する多くの若者にとって、結婚を通じて「安定」を得る以外の選択肢がほとんど残されていなかった。

政府はこのマッチングを「未来への一歩」「パートナーと共に新たな人生を切り開くためのチャンス」として宣伝し、若者たち積極的に参加を促した。

制度のもの強制ではなく形式的には自由参加であったが、現実的には低賃金非正規雇用や Permalink | 記事への反応(1) | 01:21

anond:20240923004245

GDP比3%を恐れる必要はない

日銀政府の子会社と言った安倍さんのように、日銀の損失は統合政府で見れば問題ない

そして家計税金で払った金も政府家計統合すれば、統合国家として見れば問題ない

2024-09-22

anond:20240922185320

本来市場経済自動調整するはずなんだよ

快適で見た目がいい業界は志望者が多いので給料が安い

3K建築業界は給料が高い

需要供給賃金雇用条件自動的に調整入って人手不足が解消される

日本はこれがうまく働いていない

規制が多いとか、中抜き業を放置しているせいとか、政府日銀経済政策やらないせいとか色々要因はあるが

仕事の内容云々はあん関係ないんだよな

anond:20240922154920

救ってるのは政府からなあ

救うための予算誰が考えてると思ってるんだ?

anond:20240922061814

自民党政府無能だし責任も取りたくない連中ばかりなので無理です

そんなことより我々は裏金作りとカルト挨拶回りで忙しいんだ!

anond:20240921163704

鮮人いたる所めつたぎりを働く」「日本人男女十数名をころす」「横浜荒し 本社を襲ふ 鮮人のために東京はのろひの世界」…

 震災被害で紙面は1枚、裏表の2頁だけだが、1面のおよそ3分の1を「不逞鮮人」の記事が占めていた。

 誰もが情報に飢えていたときだ。こうした報道により、流言事実と化したといえよう(※1)。

 3日以降、関東一帯で朝鮮出身者らへの迫害が頻発する。神経過敏となった各地の自警団は、朝鮮出身者とみるや集団で取り囲み、殴打し、殺害した。

この事態に、治安維持にあたっていた警察軍隊驚愕(きょうがく)した。それまでの捜査情報分析で、流言の多くが事実無根と分かっていたからだ。

 警察軍隊朝鮮出身者の保護に乗り出し、千葉県習志野陸軍廠舎(しょうしゃ)や各地の警察署などに計約7千人を収容流言を戒めるビラを散布するなどして沈静化に努めた。

 だが、自警団などによる迫害はその後も続いた。

〜中略〜

3日に「不逞鮮人暴動」で紙面を埋めた東京日日新聞は、翌日以降は一転して自制を求める報道に努めたが、地方紙では流言を無検証に載せるケースが目立った。例えば栃木下野新聞は4日以降も「不逞鮮人各所に潜入」「水道毒薬を投入」「鮮人主義者が掠奪強姦」と書き続けている(※4)。

 先の大戦後、朝鮮出身者らへの迫害事件を振り返るとき政府警察非難するマスコミ報道が少なくない。だが、マスコミ自身にこそ大きな責任があったことを、深く自省しなければならないだろう--。

https://www.sankei.com/article/20181118-Y4LPERXWOJMZBOR2AKGDCEZQ3A/

当時の新聞ソースにしてるならそれデマだよ。

新聞事実無根の記事広めて虐殺煽った。

政府は今すぐ電子レシートを普及させるべきだ

記帳代行

会計事務所税理士事務所の基本業務は記帳代行である

記帳代行というのは、簡単に言えば紙の領収書や紙のレシート分析して、それを帳簿につけるという仕事だ。

だいたい1枚あたり2060円ほどで行われる。20円はかなり安い。

これはいうならば全購入に対して20円かかっているということでもある。

個人事業主から大企業に至るまで、すべての物品購入に20円かかっている。

20円 / 商品」はもはや税金だろ。冷静に考えてほしい。これはもう「固定消費税」みたいなもんだ。

個人事業主確定申告ときにひぃひぃ言っているのもこれのせいだ。「固定消費税」を払いたくないから、自前で大量のレシートに対してひぃひぃ言いながら分類する。

これがめんどくさいということだ。そもそも紙はどこだなどと探すこともある。紙を管理するのがめんどいわけだ。

めんどい」とか言っているが、固定消費税分の労働をしているわけだな。全員な。

OCR画像認識AI

OCRというのは、紙をスキャンして、その内容を読み取ることである

だが冷静に考えればそのバカバカしさがわかる。そもそも領収書として紙を印刷しているわけだ。もともと電子データとして存在しているものを、レシート領収書として出す。

もちろん手書きのこともある。手書き領収書を出すわけだな。お釣り計算電卓でやっているようなところはそうだ。それはもうしょうがない。

だが、スマートレジとかを導入しているところ、そこも紙のレシートとはどういうことだ。

まずスキャンがめんどくさい。スキャナーあるいはスマホで撮るわけだ。めんどくさくないか

紙のレシートを並べる。並べたりしてスキャナーでウィーンと動かすとか、スマホ撮影する。スマホ撮影したりスキャナーでとりこんだだけでは終わらない。

画像認識する機械学習流行りのAI分析し、会計ソフトに入れたりするわけだ。しかレシート形式もものによって違うから画像認識が難しい。規格が統一されていない。

日本はアホなんじゃないか

電子データ→(各社頑張って印刷)→ 紙 → (各社頑張って読み取り) → 電子データ

この流れアホだろ。しかもその紙は捨てる。何。頑張って印刷はまあ昔からの流れだからいいよ。でも頑張って読み取りしてるのマジでアホすぎる。資源無駄遣いだろ。

紙は木を切り倒して作ってるんだぞ。

PayPayたちは何をしてる?

電子決済したあとスーパーアプリ化しようとしているみたいだが、そんなことよりやるべきことあるだろ。

レジ連携しろ。PayPayで払って電子レシート出てきたら革命だぞ。なぜ尽力してないのか。何してる?

POSレジは一応電子レシートを出しているところもある。だが全然流行っていない。ひっそりとやられている。

なぜひっそりやっている?????堂々としろよ。

「PayPayで払ってfreeeやMoneyForward連携したらもう会計処理しなくていい」

もう覇権とるでしょ。なんならもう確定申告とかもやってくれるわけ。われわれ、もう買うだけでいい。何なら会社合併しろよ。まともに働いてんのか。

もうみんな電子決済使ってるじゃん。じゃあもう勝手電子レシートにして連携しなよ。

できるでしょ。というかやってるけどしょぼいんだよ。各社が個別にやってるから

ひっそり個別にやるな

個別にやるから各社バラバラにやってて統合めちゃくちゃじゃん。

なんで勝手バラバラにやってんの。政府も進めているみたいだが、動きおっそ。

何?自信ないの?考え方正しいよ。みんなが乗ってくれないからって引っ込めるなよ。騒げ騒げ。ロビー活動しよう。

規格だけ作ってそれでドンッと通信すればいいよ。日付と商品と金額と購入元だけでしょ。

既存技術でいいよ。他の情報はなんか勝手にやっとけばいいけど、基礎レイヤーだけさっさと合意してそれで進めてもらえる???

実証実験済んでるじゃん。やりなよ。

規格考えたけど

{ "date": "YYYY/MM/DD", "item": "商品A", "tax_included_price": XXXX, "tax_excluded_price": XXXX, "source": "購入元" }

こんな感じのやつがv1でいいよ。追加したい情報は好きに追加して。これが日本中駆け巡れ。

ひっそり周り伺いながらやってるから遅々として進まないんよ。どーーーーんと堂々と進めなよ。

みんなわかってないんだって利便性とか。みんながやってないから。

「いや俺は今まで通りとかでいいし……」とか言う感じ。他の人がやってないことやるとダセェと思ってる。ダセェのはテメェだろ。

から言えば日本人はすぐ適応する

電子レシート便利だよ」と誰かが言っても誰も使わないって。みんな何が便利かわかってない。

そうじゃない。

消費者はアホなんだよ。何が便利かわからんわけ。自分が何を欲しがっているか理解していないわけ。

電子レシート?よくわからないけどめんどくさそう。やり方とか覚えないといけないんでしょ?いいよ紙で慣れてるから

バカ丸出しバカからね。消費者バカなんよ。

そうじゃない。

電子レシート推進!!!

電子レシート使う人間イケてる!」

「もうみんな電子レシート使ってますよ。まだ紙のレシートなんですか?遅れてるゥ!」

時代電子レシート!!!!」

電子レシートSDGs!!!!!」

確定申告にも便利!!!!」

電子レシート推進の企業補助金!」

「みんなで電子レシートを使おう!!!

いか、この流れだ。PayPayの死ぬほどのキャンペーンQRコード決済が普通になった。

あの勢いが大事だ。なんだったんだあの現金時代は。

勢いでなんとかなる。別に会計ソフト使わない人もエクセルスプレッドシートでいいって。

政府総務省経産省財務省環境省デジタル庁で横断プロジェクトで進めたらすぐできるよ。

最悪CSVjsonフォーマットで受け取ればいいじゃん。OSSで誰か作るって。簡単から

商品の流れがリアルタイムになり、再現できる

物品の購入履歴電子化されて規格化されていくということは、レシートに留まらないわけ。

今ってPDF請求書などを書いて送付してるけど(これも印刷されたりする。クソ)、あれも同様に効率化できるわけ。

これは基礎的な規格が存在すればいける。変に規格に余計なもんつけたら統一が遅くなる。TCP/IPスマートさを見習って。

どっかがデファクトスタンダード作って、その上に自分たちの機能つけてよ。変な昔ながらの規格競争とかしないで。

現在日本文明では、何がどこに行って誰の手にわたっていてどうなっているのか全然わかってない。

もちろん監視社会にすべきだというわけじゃない。プライバシーがあるので「これを買ったことは誰にもバレたくない」というのは会計処理に入れなくてもいいと思う。

(でもなんか企業はそういうことを考えずに容易に「うちのサービスの中に入れます!!」というのを堂々と言ってる。日本人の個人情報保護意識の無さが表れているよう)

いいよどうせ日本個人情報興味ないから。どんどん進めて。EUアメリカだとそこらへん障害あるから進まないけど日本ならいける。AI著作権売り渡したみたいにGOGO。

それで、商品行方がどうなっているのかわかっていないので、分析することもできない。誰が何ほしいのか、なんでほしいのか、誰が何作っているのか、何もわからない。

購入履歴がすべてわかればそれをリプレイすることで歴史再構成できるわけだ(たとえば位置情報なども入れれば、どうやって会社が大きくなったのか見えるんだ)。

残念ながら今はそうなっていない。そんな余裕はないからだ。だって紙だから!!!!!!!!!!!!

1200万人の毎月の作業を25秒化

全国には462万人の個人事業主がいるという。

ブツブツ言いながらレシートを見ているわけだ。めんどくせーなーと思っている。なんでこんなことしなきゃいけないんだと。

462万人だぞ?法人企業には平均4.6人の経理担当者がいるようだ。つまり816万人いる。1278万人か。もうちょっと少なそうだがまあいい。

あいったん462万人で考えよう。462万人というと「静岡県の1.2倍程度」だ。みんな静岡県に行ったことはある??

静岡県のどこを歩いてもどこで人とすれ違ってもその全員がみーーーーーんなレシートを見てひぃひぃ言っていると考えてほしい。

みんな「めんどくせーなー」と思っている。なんでこんなことしなきゃいけないんだと。

熱海に行っても浜松に行っても、富士山の近くまで行っても、御殿場に行っても伊豆に行っても、そのどこに行ってもみーーーーんなレシートで潰れている、それぐらいの規模だ。

1278万人というとそれが東京都に拡大される。もはやキモい

この1278万人がおのおの1行ずつデータを処理していると考えてほしい。1人あたり毎月200行処理するとしよう。そうすると全体で毎月25.5億行か。

コンピュータは「1億レコード/秒」で計算できるから、これは理論的には「25.5秒」で終わる。

現実的な話だが理想はこれだ。税務署会計士も税理士も縮小できるじゃん。やったね。なんなら勘定科目勝手にすればいいじゃん。

結果手元にいくらあって、儲かりマシーンたる資産と、損するマシーンたる負債がどのぐらいあるのかわかることが1番重要なんだが?

端的に言うと、今日本人がひいひい言って毎月1200万人がバカみたいにだらけながらやっている作業は、最高効率化すれば「トータルで」毎月25秒、年間3分、60年分で3時間にまで圧縮可能だ。

レシート領収書で潰れる人間日本から消えるということ。あとついでに人手不足も解消ね。1200万人分人手増えますね。

月3万が相場らしいから、年間4.3兆円の売上だな!

これを社会保障費の財源にすればいい。早く進めちゃおう。

ていうか逆に考えて。理論コンピュータ1台で25秒で終わる作業なんだよ。

それを1200万人が毎月「あーーーーー」って顔しておのおの処理してんの。この時間何?

これがわびさびですか。この時間の間みんなで映画見た方が全然よくない?

さあ今すぐ電子レシートを進めよう。合言葉は「25秒」でお願いします。

あと電子レシートっていうけど画像で出すなよ。画像はあってもいいけど画像だけで出すなよ。

だいたい画像を出したいという思考がまず保守的。「今まで通りでいたいから……」「責任とりたくないから……」だろ。

レシート役割理解してない。言われたからやってるだけ。アドルフ・アイヒマンかよ。

くれぐれも形だけ電子レシートにしたとかい意味ないことするなよ。日本そういう自己中なとこあるからな。

「言われたからやりましたけど??」「言われた通りにしただけですけど。えー?なんですかー?」「やりたくないけどあなたが言ったからせっかくやったのに!」「言われたからやったのに酷い!」「はいはい自分が悪いですねー!はーい!」とかね。

性欲と撮り鉄欲が入れ替わった世界

あの日、神に願いを託したのは、ある一人の男だった。

「この世の性欲と撮り鉄欲を、どうか交換してください…!」

男は名を田中健二、30代後半に差し掛かった独身男性で、いわゆる“撮り鉄”という部類に属する。

鉄道撮影することが何よりの生きがいで、日々全国を渡り歩きながら、名だたる鉄道カメラに収めるのが彼の生涯の目的だった。

しかし、その情熱を周囲に理解してもらうことは難しく、家族や友人からは「どうしてそんなものを撮るのか」と常に冷たい視線を浴びせられていた。

恋愛も当然、うまくいかなかった。

女性との出会いはあったものの、彼の会話の半分以上が「今日特急あずさの迫力」や「新幹線の美しい流線型」についてだったからだ。

恋愛結婚も、どうでもいい」と彼は思っていた。

しかし、それでも社会圧力に屈しないわけにはいかなかった。

テレビをつければ性欲を煽るような広告が流れ、街を歩けばラブホテル看板恋愛を謳う雑誌が彼の視界に入ってきた。

性欲を抱くことが当然で、むしろそれがないことが異常とされるこの世界に、彼はひどく疲れていた。

そんなある日、鉄道神社に参拝した彼は、思い余ってその願いを口にしたのだった。

「どうか、性欲と撮り鉄欲を交換してくれませんか?」

もちろん、健二自身も半ば冗談だった。

撮り鉄欲なんて、そんなのが性欲並みに強力なものになるなんて、あり得ないと思っていたのだ。

しかし――彼の願いは、なぜか神に届いた。

翌朝、健二が目を覚ました時、世界は一変していた。

彼が最初に気づいたのは、スマートフォンの通知がやけに多いことだった。

何事かと思って画面を確認すると、SNSには膨大な数の撮り鉄動画投稿され、YouTubeトップページ鉄道関連の動画で溢れていた。

何より奇妙だったのは、それらのほとんどに「年齢制限」がかかっていることだ。

健二は頭を掻きながら、YouTubeを開いてみた。

「この動画センシティブな内容を含んでいます。18歳以上でないと視聴できません。」

表示されたのは、ただの電車が駅に滑り込む映像。それがなぜセンシティブなのか、健二には理解できなかった。

しかし、コメント欄を見て愕然とする。

「やべぇ、これやばすぎる……マジで興奮するわ!

「めちゃくちゃ良いシーン。完全にアウトだろこれ」

バンされる前に保存しとけ!」

健二はしばし呆然としてしまった。

いつもの撮り鉄動画が、まるでアダルトコンテンツのように扱われ、視聴者たちも異常に興奮している。

どうしてこんなことに?

混乱しながらも、次に目を向けたのは、街中の広告だった。

以前なら恋愛ドラマ化粧品広告が目立っていたはずの看板には、なぜか鉄道写真ポスターが貼られ、キャッチコピーには「最高の瞬間を捉えろ!」や「巻頭グラビア芋坂跨線橋!」といった文字が躍っていた。

さらに、健二がコンビニに立ち寄ると、週刊誌のコーナーも異様だった。

普段ファッション雑誌タレントゴシップ記事が並ぶ場所に、まるでポルノ雑誌のような過激鉄道写真集が置かれている。

「な、なんなんだこれは…」

すぐに理解できたのは、健二の願いが本当に叶ってしまたことだ。

性欲と撮り鉄欲が入れ替わり、世界中の人々が鉄道撮影することに異常なまでの情熱を抱くようになっていたのだ。

それは健二にとって、ある意味理想の世界かもしれなかった。だが、次第にその異様さが浮き彫りになっていった。

街を歩くと、至る所で人々がカメラを構えて鉄道撮影している。

どんなにささいな路線でも、彼らは真剣眼差しシャッターを切っている。

昼夜を問わず鉄道の動きに敏感に反応し、駅のホームは常にカメラを構えた人たちでごった返していた。

仕事をさぼる者、学校をさぼる者も続出していた。

テレビをつければ、ニュースキャスターがこう報じていた。

現在撮り鉄欲による社会的混乱が拡大しています専門家によると、この現象世界的に見られ、既に政府対策検討中です。ネット上では過激撮り鉄動画規制が進んでおり、多くのサイトが取り締まりを強化しています。」

なんと、撮り鉄動画アダルトコンテンツとして規制されていたのだ。

YouTubeだけでなく、他の動画共有サイトでも同様の対応が取られており、過激鉄道撮影はすぐにバンされる。

それでも一部の愛好者たちはこっそりと鉄道動画を共有し、アダルトサイトでは“禁断の鉄道映像”が取引されていた。

完全に狂っていた。

街角書店に寄ると、性教育のコーナーは消え、代わりに「撮り鉄マナー教本」や「鉄道撮影の基本」などの書籍が並んでいた。

学校でも、保健体育の授業で「撮り鉄の心得」や「撮影倫理」が教えられている。もはや性教育ではなく、撮り鉄教育が標準となっていたのだ。

健二は家に帰り、ぼんやりと窓の外を眺めた。

外では、鉄道が走るたびにカメラを構える人々が見える。シャッター音が響き渡り、その度に興奮した叫び声が上がる。

どうしてこうなったんだろう…」

彼の願いは叶ったはずだった。

だが、これは本当に望んでいた世界だったのか?

撮り鉄という趣味尊重されることは嬉しいが、それが人々の生活支配するようになるとは思いもしなかった。

欲望というものは、どれも程度を超えれば狂気に繋がるのかもしれない。

そしてふと、彼は気づいた。

撮り鉄欲が支配するこの世界では、性欲を持つ者はほとんどいなくなっていた。

もはや人々は鉄道を追いかけ、カメラを構えることに夢中で、恋愛繁殖を考える余裕などなくなっていた。

人類絶滅危機に瀕しているのではないか

「俺がこんな世界にしたんだ…」

健二は深い罪悪感に襲われたが、同時にどこかで安堵している自分もいた。

少なくとも、誰も彼を「なぜ鉄道を撮るんだ?」と不思議がることはなくなったからだ。それが、彼の心の平穏を保っていた。

しばらくして、世界政府はついに動き出した。

人類の存続を危ぶんだ科学者たちが、性欲を取り戻すための研究に着手したのだ。

だが、一度交換された欲望は、そう簡単には元に戻せるはずもない。

プロジェクトリーダーを任され、プロフェッサーと呼ばれていた男は自宅のPCから鉄道ポルノが見つかり解任された。

人々は撮り鉄に狂い、既に撮り鉄欲を手放すことはできなくなっていた……。

健二は今日もまた、カメラを手に鉄道を追いかけていた。もはや性欲など無用だ。

ただ、鉄道撮影するその瞬間だけが、彼にとっての至福なのだから

2024-09-21

自民王国石川県ネトウヨのみなさ~ん!枯渇していた水届きましたよっ!w

災害大国日本自己責任論って無理あるくね?

私は別に自己責任論者ではないので、当然困ったとき政府に頼る権利を最大限に行使するつもりなのですが。

兵庫県にも言えることですが、石川県馳浩知事リコールせずに続投させるという「選択をした」「権利行使しなかった」ということは、やはり石川の方々は馳氏を信任しているのだということですね。その中で、1月1日に起こった震災瓦礫すら完全に除去できていない状況で起こった今回の水害、自己責任論を取らない方々に対しては同情を禁じえませんが、はたして自民王国石川県にお住いの自己責任論者に対しても同様に同情をするべきなのでしょうか。馳氏を選び続けているのは石川の方々ですので、これからの馳氏の活躍に期待しましょう。

私が以前投稿したポストhttps://anond.hatelabo.jp/20240112200526に対して色々なブコメが付きましたが、「反日韓国カルト統一教会とずぶずぶの自民党を選び続けてるんなら日本人は棄民されても当然でしょう」という部分に関しては全く触れられてないのは草を禁じえませんでした。大体が、右派なりすましだとか不謹慎だとか、通報してBANさせろとか。不謹慎と言われても、追記でも述べましたが具体的な文言はどれですか、という話です。逆にそれがないからこそ、きっと多く通報が寄せられたにもかかわらず私は今もぴんぴんしてるわけですが…。そもそも不謹慎」とか「侮蔑」とか、感情論ですよね?「それってあなた感想ですよね?」。イラつきに任せて多くの人が何も問題ない私の通報に走ったらしいことからも、政策とか統一教会うんぬんとか、理じゃなくてみんな結局感情で動いてるんだろうなあってことがうかがえます。「だから支持されないんだよ」。でしょうね。

自民党が標榜する自己責任論を当てはめるなら、支援物資もろくに届かないような場所に住んでいるのは自己責任だということになりますイラクに行くのも自己責任なら、能登に居続けるのも自己責任ではないでしょうか。私はそんな世界観しんどいので嫌だと思っていたし匿名顕名わずそう発信してはいたのですが、そうは思わない人がどうやら多数のようですね。私のような「劣等民」を処分するための思想のような気がして、うすら寒い気持ちをずっと覚えていたのですが、自民王国石川県のみなさんは本当にたくましいなと思っております

ところで、自民党を支持してらっしゃる方は国防に熱心であるという印象を勝手に抱いているのですが、能登には人は住むべきではないのでしょうか?一部、そんな僻地は捨てろと言う意見もありましたが(これは立憲の米山議員が言ってましたが)、どうお考えですか?政府リソースを割くだけの地域だと認識してらっしゃるのでしょうか。国防とか全く興味がないのでズレたことを言うかもしれませんが、あそこは比較的、皆さんの大好きな北朝鮮と近いような気がするのですが…。無人の方がよろしいですかね?まあ、自己責任論の帰結として能登が捨てられるということはありえるかもしれません。

みなさん、自分安全圏にいるとき自己責任論を振りかざすことに疑問を持たないとは思いますが、明日被災するかもしれませんからね。その結果障碍者になったり、生活保護を受けることになったり。私は謙虚でありたいし、いつ自分がそうなるかわからないと思っているのでそういった人たちを叩いたりしたことはありませんでしたが、自己責任論者の方々は実際に自分がそういう立場になったらどうするのかは常々疑問に思っております小泉氏が首相になったら、解雇され無職になる自己責任論者の方々も増えるかもしれませんが。とはいえそういう人たちはもともと自己責任論者なので、例えば営業職が45歳からリスキリングして人手不足プログラマかになるんでしょうね。仮に両腕がもげたとしても。私はそもそも小泉氏のような人を首相候補に挙げないためにも自民党以外に投票をしていたのですが、みんな「反日パヨクは許せない」という感情で動いた結果、今回小泉氏が首相になりそうですね。石川県でも日本全国でも、自分たちの投票行動の結末を受け入れることになりそうです。

なぜなのか

アメリカ日本人が殺された!

パヨ「アメリカ許さん!アメリカ断交せよ!弱腰政府アメリカの犬!」

中国日本人が殺された!

パヨ「悪いのは犯人であって中国じゃない!こんなことで騒ぎ立てる日本人は劣等民族!」

産経社説に対する反応から、本当のリベラルを判定できる。

産経社説

<主張>日本人児童刺殺 中国政府反省ないのか 社説 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.sankei.com/article/20240920-5W75JOVASNMKLK2WKQDBQ3LAYY/



《本当のリベラル

反中国」産経らしいですが、何をどう反省しろというのか。こんな無差別犯行は防ぐことは非常に困難でしょう/中国政府日本ヘイト煽ってるなんて事実はないし、今回日本人から襲撃されたのか不明

虐殺反省を拒む東京都知事にも言ってね。それを支持するネトウヨにも。そして入管虐待を続けてきた日本政府や、それを擁護するネトウヨにも。

政府民族区別をつけず憎悪煽動するメディア産経新聞反省ないのか。金正恩への非難を、朝鮮学校の子供へのヘイトクライムに転嫁する国内問題と相似だ

取れる対策って、憎悪煽り立てないことくらい。あれ、憎悪煽り立てるって、どこかの新聞の得意技というかお家芸

事件責任政府に求めてどうすんだろ。ウィシュマさんのように死亡に公務員が関わったならともかく。

産経みたいに煽って戦争させようと仕向けるメディアこそ害悪だよ。文句ばっかり垂れて日中間の些細な問題国家問題にしてしまったら得するのは誰?統一教会北朝鮮発祥カルトにずーっと与してきた新聞社だもんな!

今回の事件には極めて強い憤りを覚える。その一方で、ヘイト記事を量産する産経にそれを言う資格があるかとも思う。特に昨今のクルド人ヘイトは目に余るものがあり、いつ日本で同様の事件が起きてもおかしくない。

鉦と太鼓クルドヘイト煽ってる産経新聞が言うと説得力ありますわー

21世紀なのに在外自国民保護って名目現在進行形ドンパチやってる国ありますよね…あんな風なことしたいんでしょうか……

中国で起きると殺人事件戦争犯罪を同一に見える解像度低すぎウヨって同じ理屈で「北朝鮮邦人拉致日本人邦人拉致するんだから大騒ぎすることじゃない」とは言わないのほんとクソですよね(侮蔑)。



産経にまんまと乗せられてしまったリベラル

私は中国政府だけでなく、全ての中国人民に、くだらない抗日思想が招いた惨事について深く考えてほしいと思ってる。/ 中共が自らの正当性の根源とする抗日思想のくだらなさに気づけ。



人の死や目先の怒りに惑わされず、本当にリベラルな物の見方を身につけたい。

anond:20240921101841

10月から始まるワクチン

なんでこんなモン出てきたんやろ? 「人口削減計画や!」「人体実験や!」「カネ目的や!」 とかいろんな説見たし、そうかもなとは思うんやけど。

自殺に見えんで死ね方法いかな」って考える日本人めっちゃ多いのかもしれんと思って。それで出現したんやとしたら怖いよな。

「すぐ死ねんでも寿命縮むだけでええねん。認知症介護されんのは嫌や」とか「親族介護しんどいからもっと弱ってくれんかな」「寿命縮んでくれんかな」とかそういう願いを持った人が結構いて、その願いが無意識に実現したなら怖いわ。安楽死後期高齢者医療の削減言い出す政治家もおらんし。そこに踏み込んで死神みたいに言われんの嫌なんやろな。医療業界利権もあるし。「こんなん用意しました! 一回騙されたんやからわかりますよね? 打つなら自己責任ですよー。今なら政府のせいで死んだってことにできますよー」みたいなもんやろか。効き目がわからんけど、下手したら殺人幇助やで。こんなん広めて選挙で勝てると思てるならそれこそ怖いわ。

アメリカの陰謀や!」って怒る人もおるけど、世界中どこでも庶民に優しい政府なんてないしな。「庶民移民でつぶしあえー」と思てるやろな。資本主義の成れの果てって感じの嫌な時代に来たもんや。まあ死後も世界の様子は観察できるし嘘も見抜けるらしいから、たとえ死んでもこのヤバい時代の結末しかと見届けとくわ。

中国の景気は悪いよ

anond:20240919010003

親戚が中国人なのだが、先月中国に行った際に色々聞いた。

ネット中国経済が落ち込んでいるとはよく目にはしてみたが、実際は勢いがまだ衰えていないんじゃないかと思っていた。でも本当に景気が悪くなっているみたい。以下今回現地の中国人が実際に言っていたこと。


ブクマカさんから教えてもらった記事だが、確かに地方公務員への給料不払いは問題になっているらしい。

https://www.asahi.com/articles/ASRCZ72D8RCZULFA008.html

それともう1点気になったこととして、高校受験を終えたばかりの息子を持つ親戚に合ったのだが、今不景気だし先行きが不安。息子の成績からいって高校に入れたのが奇跡大学となるといい大学は望めない。かといって職業高校に行かせるのもなーと言っていて、軍隊に行かせることを考えているらしい。軍隊に入れば安定した給料も出るし老後の福利も好待遇なのだとか。中学教員すら給料が出ないのに軍隊に入って給料もらえるかどうかって分からなくない?それに高額年金?本当なの?と質問したところ、自信満々で「本当だ」と言う。

結局6月の時は亡くなったのが自国民バス添乗員だったから、さすがにチッ反省してまーすって火消しに勤しんでたんだな

今回は亡くなったのが自国民じゃなかったから、クソチャイナ政府として完全に人殺し犯に便乗して煽り倒してくるじゃん?おん??

一国の政府の主張として人種理由人殺しオッケーしてると同じなんだが頭大丈夫か?

全然大丈夫じゃないよなそれがチャイナクオリティもの

からってそんなファンタジーみたいな分かりやすい悪の帝国ってある???

現実とは思えねえ畜生国家ぶりに新鮮に驚いてるよ

2024-09-20

日本共産党、突如第一党に──悲劇日本政治大転換

「振り返ると、あの時代はやはり、日本近代政治において最も暗い時期だったと思います。」

203X年、政治学者や社会評論家たちは、202X年に起こった日本共産党(JCP)の政権奪取について語る時、その口調には重い沈黙が伴う。彼らは、あの時代がどれほどの混乱と失望に満ちていたか、そしてその後遺症が今なお日本社会に影を落としていることを痛感している。

自民党崩壊国民の「絶望選択

202X年、日本は長年の自民党政権が突如として崩壊し、JCP第一党となった。この大転換の背景には、経済の長期停滞、深まる経済格差、そして自民党政権に対する国民の信頼崩壊があった。特に若者たち未来希望を見出すことができず、自民党保守的政策が彼らの生活改善することはなかった。就職難、住宅価格の高騰、少子化の進行、そして年金問題が絡み合い、多くの若者は「変革」しか道はないと感じていた。

JCP政権を取ったのは、国民積極的共産主義を支持したわけではなく、既存政党絶望した結果です。彼らは、もはや失うものがないと感じていたのです」と、ある政治学者は語る。国民の多くがJCPに託したのは希望ではなく、破壊的な変革によって何かが変わることへの淡い期待だった。しかし、それがどのような結末をもたらすか、誰も理解していなかった。

政権奪取後の初期混乱

JCP政権を取ると、直ちにその理想主義的な政策が打ち出された。最低賃金の大幅引き上げ、労働者権利強化、累進課税の強化、大企業への規制強化が次々と施行され、政府は「労働者のための新しい時代」を謳い上げた。しかし、その影響はすぐに経済に現れた。中小企業は増大するコスト負担に耐えられず、倒産が相次ぎ、雇用が急激に縮小した。

労働者保護しようとする政策が、逆に労働市場全体を破壊してしまいました。企業資本海外に移し、失業率は急上昇。残された労働者たちは、希望があったはずの政策失望していました」と、当時の経済学者は述懐する。失業者の増加は、JCPが掲げた「平等社会」という理想とは程遠い現実を突きつけ、社会的な混乱が一気に広がった。

外交防衛崩壊

国内経済問題に加えて、JCP外交政策もまた重大な転換点を迎えた。日米安保条約廃止という政策は、彼らが政権を握る前から掲げていたが、政権奪取後にそれが実現に向かって進み始めると、国内外で強い反発が生じた。アメリカ政府日本防衛義務放棄するかのような動きに対し、厳しい態度を取り始め、日本は一気に国際社会から孤立し始めた。

防衛の空白をどう埋めるのか、政府は明確な答えを持っていませんでした。非武装中立を掲げたものの、現実の脅威に対して無策であることが露呈しました」と、元防衛省高官は述べている。中国北朝鮮軍事的脅威が増大する中、日本は自らの安全保障担保できなくなり、防衛力強化に急遽乗り出す必要があったが、それはJCP理念と大きく矛盾していた。

政党内部の分裂と無力化

さらに、JCP内部では早くから対立が生じていた。理想主義を貫こうとする急進派と、現実路線模索する穏健派の間での争いが激化し、党内の団結は次第に崩壊していった。当初、改革旗手として国民の期待を集めたJCPであったが、内部の混乱が続く中で政策一貫性を失い、党内の一部は離党を示唆するに至った。

「党が掲げた理想が実現できず、むしろ国民生活悪化させてしまったという自覚が、党内の若手議員たちに広がり始めました。改革が進まないどころか、全てが行き詰まっていたのです」と、元JCP党員が当時を振り返るように、政党内部での分裂が政権運営に大きな打撃を与えた。

社会失望政治的幻滅

こうした混乱の中で、国民の間には急速に幻滅が広がった。JCP政権に期待をかけていた層は、経済悪化外交問題に直面し、自分たち選択が間違っていたことに気付き始めた。特に地方経済は完全に崩壊状態に陥り、失業率の上昇と福祉の低下が重なり、国民生活は次第に悪化していった。

私たちはあの時、変革が希望になると信じていました。しかし、現実は違った。私たち選択が、むしろ日本さらに苦しめる結果になったのです」と、当時若者だった国民が述べるように、社会全体が「変革の失敗」を痛感するに至った。もはや希望はなく、政治に対する信頼も完全に失われていた。

失われた時代の教訓

「あの時代は、私たちいかに無力だったか象徴している」と、203X年の社会評論家は語る。JCP政権運営は理想現実乖離によって破綻し、日本社会は深刻な分断と停滞に陥った。この経験から得た教訓は、「政治選択いかに国の未来を左右するか」という厳しい現実であり、今後の日本社会がこれを乗り越えるためには、あの「悲しい時代」の失敗を忘れてはならない。

日本があの時、何を失ったのか。そして、それを取り戻すのがいかに難しいか。それを思い出すたび、私は胸が痛むのです」と、識者は静かに言葉を結んだ。

「どうすれば変えられたのか、悔やんでも悔やみきれない」

多くの識者がこのように反省の念を抱きながらも、振り返れば、それはもはや手遅れであることを知っている。あの時、何かが変わっていれば――もっと早くに、目の前の問題が見えていたならば――日本は、異なる未来を手にしていたかもしれない。だが、その「もしも」は、今となっては叶わない夢であり、選び取った結果の重さを受け入れるしかないという現実に、人々は否応なく直面している。

私たちは無力だった。しかし、もっと無力だったのは、あの危機が目前に迫っていたにもかかわらず、誰もがそれを本気で直視しようとしなかったことです。無知や油断、そして過信が日本をあの道へと進ませたのです。」

振り返って見えるのは、自らが選び取った決断の結果であり、それを避けることができたはずだという後悔の念に駆られた国民の姿だ。もしも当時、もっと冷静に、もっと現実を見つめていたら――この反省未来日本に引き継がれなければならない。

屈辱と後悔、それが我々の未来への教訓である

識者はそう締めくくりながらも、その言葉には、深い屈辱悔恨がにじんでいた。失われた時代に何もできなかった無力感が、未来への一歩を踏み出すべき教訓として刻み込まれた。そしてそれは、次の世代に託された希望への道標となることを願っているかのように、静かに語られていた。

anond:20240920134759

まず障害治療するのが政府医療の役目でしょうね

そして障害があっても不都合のない社会にするのも政府の役目

金で解決しようとするのは三流以下

anond:20230612154920

本文を何も読めてないな

日本と違って行動力も極端で政府コントロール全く出来ないって書いてるじゃん

anond:20240920104856

日本政府遺憾砲のみでまともな対応しないか悪化する

日本中国人の子供を狙う事件が何回も起きてみ?

多分日本中の中国人大使館学校殺到して襲うようなデモ起きるぞ?

もちろん中国でも企業大使館襲うようなデモ起きるやろな

それくらい怒る事件なのに日本政府マスゴミ左翼も何もしないもんな

そら中国政府に舐められるよ

領空侵犯領海侵犯ダンマリ

anond:20240920153748

イスラエル製品は中国製並みに信用出来ない。

つーか政府にやめとけ!つまて言われても中国製通信機器めっちゃ投資して、ウクライナ美女パーティーしてた三木谷楽天って確かイスラエル製ソフトとかも使ってたよな?まじでヤバくね?

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