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はてなキーワード: 朽ち果てとは

2024-04-26

   二次凸多面体とは、 凸凹のうちで、普通凸凹数学では、凸の方を考えて、 凹多角形というのは考えません、考察対象しません、というのはあまり美しくないからだと思います

 その基本的ものが、 逆に、凸多角形とかだといくらでも類題がありますので、凸になっているものは考える。  解析でも、 上に凸であるはいますが、上に凹という言い方はない。

  イワンイヴルマンゲルファンゲルビンスキーとの共同研究で開始されたもので、情報科学理論に応用される。 実は平成16年頃から慶応大学とかでもとっくに研究が開始されていたもの

 今に始まったわけではない。昔からあったものであるが、当時は朽ち果てていて誰も相手にしていなかった。2004年と言うと、こち亀に、御堂春とかが出ていて、うざいとも言われていたがまだ社会全体

 はエロ落ちしていなかった。

    フェルマー問題で、 x^4+y^4=z^4に解がないというのは、事実に属するというか、 主張みたいなものであるので、専門的な議論だけをして証明できます。エレガントな証明とかそういう要素は

  この個別問題には入っていない気がする。だから真面目に議論しないとだめである。n=3の場合証明はいかんながらどこにも公開されていないので解説することはできない。

2024-02-28

富士山が見えないから切った」…中国資本ホテルが隣人宅のヒノキ23本を無断伐採した

ビックモーターじゃん

こういうことするから経済終わるんだよ

枝をバッサリ刈り取られ、根元に注入された除草剤によって朽ち果てヒノキは、バタンと大きな音を立て倒れた――。

富士五湖ひとつとして有名な河口湖は、富士山を一望できるとして人気のエリアだ。2023年年末、この地に別荘を建設中の井上さん(仮名)は、目の前の光景を見ながらやり場のない怒りをどこにぶつければいいのか途方に暮れた。

近年、富士山が見渡せる観光地では、中国資本によるホテル旅館の買収が加速度的に進んでいるが、地域住民は様々なトラブルに巻き込まれている。

トラブルの原因の多くは、中国オーナー日本の常識無視して大陸感覚物事を強引に進めることだ。前出の井上さんの悩みの種も中国オーナーによる非常識な行動だった。井上さんはほとほと困り顔で経緯について説明する。

2024-02-24

anond:20240223202638

お前のことをまともに相手してくれるやつなんてこんなんしかいないってことさ

そのまま孤独朽ち果ててくださあい

2024-02-10

今を後悔しないように生きる

増田は妻も子供もいて、子供独立して働いている。

できちゃった婚だった。長女を授かったのがわかって妻の実家挨拶に行った。

物静かな義父の反応がぎこちなかったのを覚えている。

その義父や義母介護を今しているのだが、

あんなに元気だった義父は歩くのもやっとの状態

義母は足が不自由介護認定4。

皆年を取れば一部を除きそうなるのだ。

いつか自分も生きていればそうなる日が来る。

自分には両親がいない。増田中学1年の夏頃に離婚して母に引き取られた。

その育ててくれた母も一昨年に亡くなった。

この年になってようやくわかる。

自分が死なない、年を取らないとずっと勘違いしていたんだ。

平等老い朽ち果てていくということを表面的にしか理解していなかったんじゃないか

昔の3世帯同居というシステムは良く出来ていたんだなとつくづく思う。

義両親は介護経験がない。特に義母わがまま放題。自分介護のつらさを体験していないからか、

勝手な振る舞いが多い。自分の親の介護経験している人は、自分がされる側に立った時そういった振る舞いをしない人が多いと聞いた。

3世帯同居は家人老いと死を家族に見せて経験させ人の死を乗り越えさせるというシステム内包していたんだな

義母は事あるごとに義父に対する恨み言を口にする

老い義母に「昔のことは忘れてこれから楽しめばいいじゃない」と勧めても、

先の短い体の不自由な人にとっては口先だけの慰めにしかならない

今を後悔しないように生きる

年をとっても周りに精神的な迷惑をかけないようにする

自分上記を全うできるかも正直自信はない。

しかし今を生きる自分への戒めと、同じ時代を生きる人たちに少しでも伝わればと思いここに記す。

2023-11-28

子供の頃から死ぬのは苦しそうだという恐怖がパラノイアのようにまとわりついていた。ある時気絶を経験してみて、死なんて案外こんなものなのかもしれないと思った。睡眠は死のイトコとはよく言ったものだ。身体的な苦痛に対する恐怖は薄れていった。恐怖は抽象的なものスライドしていった。

「無」になることが怖くなった。

意識の断絶。経験したことのない状態体験した者は一人残らず口が聞けなくなっている。これはどういう思考過程で恐怖が薄れたのか忘れてしまった。どう足掻いた所で避けようもない。火の鳥吸血鬼はきっと存在しない。ならば不安になったって仕方がない。考えるのをやめることでいつしか怖くなくなっていたのかもしれない。

存在を忘れられることが怖くなった。

無になっても、他人を介して自分存在を繋ぐことが出来るのではないかと考えるようになった。それが成し遂げられないことへの不安だった。

大抵の人がそうであるように、自分という存在もまた忘れられれば初めから無かったかのようになってしまう。結婚して子供を残せば自分存在を残せるかもしれない。でも4代5代も先になれば、誰も読みやしない墓石に刻まれ文字だけの存在になるだけだ。遺伝子を残した所で、それが自分アイデンティティを為すものだとはどうしても思えなかった。それはただのモノだ。いつか朽ち果てる墓の中の骨と変わらない。そこに自分の考えや言葉性格は何もない。そもそも血が途中で絶えない保証なんてどこにもない。

思春期自己実現への焦燥感や全能感と合流して、偉大な存在になれば望みは果たされるだろうと思うようになった。教科書に乗るような存在になれば永遠になれる。誰も自分を忘れない。

しか自分が大それた存在ではない事を薄々受け入れていく内に、この望みも薄れていった。ビートルズだって数百年先も人々の記憶に残っている保証はない。バッハだってカエサルだって仏陀だって、いつかは忘れられるかもしれない。

生きている間だけ存在し続けるのも、死後せいぜい数十年、数百年、数千年の間人々の記憶に留まるのも、永遠に比べたら誤差のようなものだ。それに身も蓋もない話をすれば地球だってどうせいつかは爆発するらしい。他人を介した方法でも、永遠存在になろうとすることは諦めた。今思えば、地球がなくなっても宇宙へ住処を広げない可能性がないとも言い切れないけれど。

これらはすべて理屈問題というよりは納得、受容の問題だった。

後悔を抱いて死ぬことが怖くなった。今に至るまでこれだけが怖い。

死は避けようもないが、しかしたった一度きりの生があるのもまた事実だ。

生きる意味などどこまで考えても見つからなかった。理詰めで問うていけばどれもこれも絶対的地盤などなく、あやふやものの上に成り立っていた。宗教というものの意義が肌感覚理解できた。しか自分なりに意義を見出す事は出来るはずだ。ならば心からの納得が欲しい。

死ぬ間際に人生こんなんで良かったのかという思いが頭を過る事に対して、強迫的な焦燥感を抱くようになった。

しかし肝心の焦燥感をぶつける先が見つからない。

映画を見漁っても、友達付き合いをしていても、方々を歩き回ってみても、楽器を弾いてみても、曲を書いてみても、心からの納得は得られない。

それを振り切れるほどの情熱もないままに、存在不条理なんていう目を向けてはいけないもの凝視し続けて頭がおかしくなってしまった。

意味などない生活を積み重ねる事が苦しくなった。気が滅入る。

情熱を持って生きるか、それが出来ないならせめて日々の気晴らしにかまけて人間存在不条理など忘れ去ってしまった方がいい。

くだらない考えもほどほどに目の前の生活淡々と送る。それが地に足のついた人生であり、そういうバランス感を模索していく事が人生の中で生き甲斐を見逃さないための誠実な生き方というものなのかもしれない。

そう頭で思っていても、情熱の燃料にもならない湿った焦燥感がどうしても捨てられず、後生大事に抱えている。これを捨てたら比喩ではなく石ころと同じ存在になってしまうように思えてならない。石ころと同じ存在になってしまうのはとても恐ろしい。仏教はそれを肯定しているらしいが、何をやっても納得してくれない心がそれだけは強く否定している。

思えば初めからそうだったのかもしれない。子供の頃から普通に楽しく生きていれば、生きている実感を見逃さなければ死になんて目も向かなかったかもしれない。鬱病の素質があっただけかもしれない。

世の中の人間は意識的にでも無意識にでもこんな事は踏まえた上で、バランスよく自分なりの賢い生き方をしているのだろうか。まあ他人のことはどうだっていい。

といったような考えに10代の大半と20代の少しを費やしたが、同じような内容が大学哲学系の講義でサラッと語られていた。

読書をしていればこんな考えに時間を浪費する事もなかった。車輪の再発明だ。無学の悲劇だ、と笑われそうだが、自分はそう思わない。そこには単に理屈だけではない実感が乗っている。価値観DIYのようなものだ。拙くとも自分で辿り着いた事に意義がある。今更のポジショントークなのかもしれないし、それのせいでバカみたいに勝手に苦しんでるんですけど。

2023-09-29

anond:20230928225904

どうせ誰も使わないの最初から分かっててなるべく予算かけたくない中で「ちゃん対策しましたよ」と言いたいだけの物、だよなこれ

本当に使う人がいるとは思ってないと思うし、すぐ朽ち果てるだろうけど壊れるまでそのまま放置される前提だと思う

2023-09-05

最近ネット童貞を見かけなくなった気がする

昔はもっと童貞自虐ネタみたいなネットミームに溢れてなかったっけ?

ネット高齢化して、皆妥協したり、どうでも良くなったり、朽ち果てたりしたのかな。

2023-07-30

anond:20230730182511

もう十分きついし、今更20歳と付き合うとか現実的じゃないしな。このまま、生涯独身男として朽ち果てるだけだろう。

2023-07-10

anond:20230710122859

お前らの甘え・・・その最たるは 今口々にがなりたてた質問

質問すれば返ってくるのが当たり前か・・・?なぜそんな風に考える・・・

バカがっ・・・!とんでもない誤解だ・・・

世間というものとどのつまり 肝心なこと何一つ答えたりしない

(略)

これは企業から省庁だからってことじゃなく 個人でもそうだ 大人質問に答えたりしない

それが基本なのだ それを履き違えているからこそ 朽ち果てて今こんな船にいるのだ

無論中には質問に答える大人もいる

しかしそれは答える側にとって都合がいい内容だからそうしているだけであって

そんなものを信用するのは つまりのせられているってことだ 何故それがわからない・・・

そりゃあかまわない おまえら質問に答えることは容易い

しかしオレがそんな話をしたとして その真偽はどうする・・・

真偽などどうでもいいから聞きたいと言うか?

すでにこの船に乗り込んでいるおまえらに裏を取る術はない

結局はただ妄信的に信じるしか道は無い どんな話を聴いても・・・

それは単なる気休めにすぎないってことだ

2023-04-20

女性バカ奴隷かな?ということはジェンダー平等とか男女平等とか言えないでしょう。

山田太郎 ⋈(参議院議員・全国比例)

@yamadataro43

4月14日

4月14日政府の回答あり。「性暴力性犯罪は違うが、基準は示せない」「同意のない性的行為は全て性暴力」との説明は、性犯罪被害予防や被害者救済の点から問題多数。

性犯罪の撲滅は重要。だが、予防の徹底と適切な処罰なくしては実現不可能

山田太郎 ⋈(参議院議員・全国比例)

@yamadataro43

4月13日

4月13日、本件ポスターについて作成元の内閣府男女共同参画局、その他、法務省、こども家庭庁等からレク。私に寄せられた多数の問合せ等も踏まえ、様々な問題点や疑問点について質問するも何点かは宿題で後日回答に。本日説明を聞いた限りでは、一旦取下げた方がいい。 twitter.com/KodomoKatei/st

pon@

@edogawahanako55

妊娠すれば女性死ぬ事もあるし子育てするなら最低でも1000万円と言われる費用20年近い年月と多大な労力が必要になる。

行為同意とは妊娠の肉体的負担子育て費用と労力の負担を2人でどう共に背負うかを確認し合う形で行われるべきです。

その部分を無視した同意は真の同意ではないと思う。

午後11:32 · 2023年4月14日

pon@

@edogawahanako55

4月14日

行為によりこの世に生み出される新たな命に対して全幅の責任を持つ覚悟をするのが大人として取るべき態度であり、また、責任を取る覚悟のない者は性行為をするべきではないと思います

そして、一方のみに妊娠責任押し付けるつもりの「同意」は性的搾取であり性暴力である、と思います

pon@

@edogawahanako55

4月14日

これまでは、無理矢理レストランに連れて行って食事させて、支払いは君が全部やってねと、連れていった方が一円も支払わずに逃げるみたいな事が罷り通ってきたと思います

行為にはその先に生じる負担がセットで付いてくるのに、性行為だけを切り取る同意は、負担させられる側にとっては暴力です。

https://twitter.com/edogawahanako55/status/1646884086718529537?s=20

負担がセットとか馬鹿ですかねえ。

あと同意とか全然意味不明ですね。アホか。だったら女性売春婦ですね。金のためにセックスするのかってなりますね。

さて、このうすらトンカチがなぜだめなのかを説明しておきましょう。

この主張だと、り女性家畜で大切に扱えという意味ですし、人間としてまともではないということにしかなりません。

どうも避妊すら知らないようです。配慮をどれだけ必要なのでしょうか。こんなワガママを支える男はいません。さっさと朽ち果てて死んでください。不要です。

しかも性行為=妊娠とか小学校性教育を学んだのでしょうか。幼稚園児みたいですね。

これからすると女性結婚しないセックスできないわけです。

すごいですね。江戸時代かな?

以上のように、全く非論理的です。セックスしたことがないんでしょうね。

そもそも結婚してそんなに子供産んでいません。だったらもう少し結婚し生んでいないと通用しない。極めてデータとも整合しない。

このようにツィッターでなんでも暴力といえばわがままが通ると思い上がっているども以下の存在フェミです。

女性バカ無能ならいいですけど。そうではない以上こんなばかげたことは通りません。フェミとしてはそうしたいんでしょうけど、そんなバカはこれから生きられない。

女性馬鹿だと言われたくなったら黙ってろ以外ないですね。

2023-04-01

築50年都内マンション様相 身寄りのない高齢者の補足

身寄りのない高齢者 https://anond.hatelabo.jp/20230329152826 を書いた者です。ここ数日は朝晩先生のところに行き、おむつを替えたり水筒にお湯を汲んだりそうめんを茹でて届けたり恨み節を聞いたりしておりました。

 

 コメントで、築50年、1970年代に作られたマンション様相についてイメージしずらい(しづらい)方がいるようなので書いてみようと思いました。

 

 このマンション1970年ごろ、23区内の都心ではない地域に建てられた。8階建て、64戸。間取り3LDK私鉄の駅から続く商店街を徒歩五分といった立地だ。私は昭和55年1980年くらいから住み始めた。幼稚園生だった。

 小学校入学するとなったとき、この地域には集団登校というものがあり、そこに参加することになった。マンションの一階のたまりに50メートル半径くらいに住む小学生が集まり、6年生の班長を先頭に行列して登校していた。下駄屋のせがれ班長レストランせがれが副班長スーパーのむすめにはよくからかわれていた。この集団が30人ほどで、うち15人ほどがこのマンションの子供だった。統計を見るとこの区の当時の小学生の数は今の倍で、同級生が5人いた。幼稚園のころ、鉢合わせるといつもいじわるをしてくる「とおせんぼうのおねえちゃん」と私が呼んでいた子が、入学式で同い年だと判明した時の驚きは今も覚えている。親同士も入学式を機に急激に関係を深めていった。それぞれ多様なルーツと職をもつ家庭同士が「同級生の子育て」という繋がりで協力関係を築きはじめた。地元の零細土建屋社長理工系技術者保育士共産党員福祉従事者、学者など様々な職種の親たちだった。仕事の忙しい時は子供をあずけたり、おかずを分け合ったり、土建屋おやじが釣ってきた魚をさばいて集まってみんなで宴会したり、うちの母が子供たちに勉強を教えたり、醤油砂糖がないときは借りに行ったりというつあいがはじまった。そういう関係性は同級生以外の世帯にも波及し、私が成人するまでは本当に長屋のような雰囲気があった。おばさまたちはたくましいコミュニケーション網で、マンションだけでなく地域情報を過剰に共有していた。マンション商店街に面していたこともあり、町内で起こったことはすぐに衆人の知るところになるような状態だった。救急車が来ればすぐに誰がどうなったか情報が回り、火事が起きたら皆が集まり、私が近隣で悪さしようものなら、すぐに母の耳に入るような、そんな街だった。

 おそらく80年代はほぼ全世帯が持ち家だった。新築で購入した住人ばかりだった。私の両親も、新築で買った父の弟が海外に赴任になり、譲り受けたものだった。なので高齢者ほとんどいなかった。近所にワンルームマンションというものができたという話が広まり住民がいぶかしがるような時代だった。独身者アパートに住み、地元民は一軒家に住み、新興の移民マンションに住むという構造だったのだと思う。商店街コンビニレンタルビデオ店が出現したのは80年代後半だったか。街が進化しているという雰囲気があった。(しか資料をみるとこの街の全盛期は遥か昔にあり、戦前から駅前には映画館集会場があり、商店街はその枝葉の脇道にまで飲食店や遊興施設にあふれていたらしい。私が知る商店街はメイン通りだけだ。映画館なんて想像もつかない)90年代後半に私が実家を出るまでは、商店街には勢いがあったように思う。オリジン弁当のはしりのような店で私はバイトしていたし、中規模の本屋ができたり、中古ゲーム屋ができたり、インディーズコンビニができたり、まあたらしい店舗が次々に出現した。外国人も増えていった。皆が東京未来を信じていた時代だったのだと思う。

 その後私は実家からそれほど遠くない、もうすこし大きな駅で自立する。歴史も規模も地元とは一味違った。そこではじめて都市生活者としての暮らしがはじまったように感じた。近隣に知り合いなどおらず、非常に個人的で閉鎖的な生活がはじまった。恋人同棲していたのでそんな環境でも寂しさはなく、気楽で自由暮らし謳歌していた。文化的地域だったのでアーティストやら文人やらといった有象無象とのつながりもでき、地元とは違うコミュニティでの生活は心地よかった。新興サッカークラブファンの繋がりなどもあり、自立して新たな人生をこの地域で歩んでいるという満足感もあった。今思うとJR沿線私鉄沿線では街の成り立ちが違っていた。どちらがいいのかはわからない。

 そんな2000年代。わが地元マンションは活気を失っていく。子供たちが出て行って高齢化たからだ。私が実家を見切った大きな動機の一つに衛星放送問題があった。マンション世帯四方にあり、衛星放送アンテナを南西だか南南西に向けられる世帯は限られていて、我が実家はどうしても衛星放送が受信できなかった。90年代後半に普及したCS放送を見るためにどうすればよいのかと苦心していたときマンション理事会が開かれるという。私は屋上衛星アンテナを設置し、各戸に配線することによってどの向きに位置する住人でも衛星放送を視聴できる環境を実現するべきとの議案を提起した。私は住人のおじさまおばさまへ向けてプレゼンしたのだが、投票の結果は否決だった。そのとき長老のひとりのおばさまの「わたし意味がよくわからなかったけど、反対にしちゃった」というつぶやきが耳に入り、ああもうここに住んでいてはいけないと思った。ここは朽ち果てるのだと本気で思った。この街には何の魅力も感じなかった。若い方には意味が分からない話かもしれない。固定電話インターネットに繋いでいた時代の話だ。

 「マンションの向かいの部屋」という記述がわからないというコメントがあったので、マンション構造について記す。我がマンションはいわゆる「内廊下であるエレベーターマンション中央部にあり、廊下も完全に屋内にある。外から各戸のドアは見えない。ホテルのような構造だ。階段も内部にあり、非常階段けが外部に設置されている。一階のロビー(といってもたまりと集合ポストがあるだけなの空間)に受付のようにガラス窓の事務室のような管理人室があり、そこは居住空間にもなっている。管理人住み込み管理会社が雇っている。部屋の所有者は管理会社だった。初代の管理人は私が物心いたころにはおじいちゃんだった。気のいいおじいちゃんで、前述した「先生」もこの管理人とは懇意にしていたそうだ。彼が引退した後、何人か後任が変わり、今の管理人は勤続20年くらいか。気さくな夫婦住民とは打ち解けている。数年前、管理会社方針住み込みでの雇用は打ち切るとなったときマンション自治会自治会費で管理人室を買い取り、管理人雇用することになったとのことだ。そのとき声明文で「高齢者が多くなっているこのマンションにおいて住み込み管理人は不可欠」といった文言があったそうで、先生はそれを根拠管理人介護を強いろうとしているところもある。管理人はそれを個人裁量判断する領域だと主張しており、それに対しては他の住民管理人に同情的な態度でいる。介護するほどの給料は払っていない。

 

 とりとめなくなってしまった。地域先生の話をひとつ

 マンションのふもとには公園がある。サッカーコートくらいの広さに、20メートルほどの高さの木々がぽつぽつとたっている。子供の頃は木々をよけながら野球サッカーをよくした。さして広くない公園なので、子供の打球でもしばしばボールは柵を超える。超えた先は民家や我がマンションの一階世帯だ。植木や窓や壁を破壊することもある。住人としてはたまらない。子供たちをどなりつけにくる。われわれ悪ガキはそんなこと関係なしだ。ホームランを打つと出てくるモンスターしか思っていないので、どうやって攻略してやろうかという遊びの延長としてとらえ、慣れてくるとからかったりする。怒り心頭大人行政に働きかけ、公園には「サッカー野球等の球技禁止です」の看板が立つ。そんなものも我々にはなんの効力もなかった。そんな折、被害にあっていた一階の住人である医師夫人が、先生師範学校の先輩だったそうで、先生に「あなた現役の教員なんだからここらの悪ガキに説教して頂戴」という指令が下った。先生はしかたなしにひきうけ、我が家に集められた子供たち親たちを前に話をすることになった。先生はそのとき野球サッカーだ窓を割るなとかいう話は一切せず、私が教えている学校には、いろいろな子供がいて、それぞれ固有の好奇心があり、自由時間には絵を描いている子もいれば、本を読んでいる子もいる、おしゃべりをしてる子もいるし、折り紙をしている子もいる。子供というのは自由環境があってこそ成長するものであるという話をしたらしい。私は覚えていないのだが、聴いていた父はいたく感心したらしい。先生にはそういう一面もあったようだ。

 たまに実家に帰るたびに衰退し活気を失っていったわがマンションも、2020年代から変化が訪れた。年寄りが死んで子育て世代が移り住んでくるようになった。私の幼少期とは数が違うが、小さい子供をよく見かけるようになった。外国人も増えた。賃貸の住人も増えた。私は離婚しひとり身になっていたところに、父の介護必要になり再びこのマンションに戻ってきた。父を自宅で看取り、そのまま母との二人暮らしがはじまった。職場も近いし、近隣にはなじみの人々がいて、それなりに快適に暮らしている。スーパーのむすめも今となってはわたしいじめないし、買い物に行けば談笑くらいはする。先生最近どうなのという話題は常にあがる。先生スーパー下駄屋の軒先で店主をつかまえて延々と話し込むのが日常だったし、出歩けなくなってからは困るとスーパーにも電話してきて助けを請うので、みな戦々恐々としているのだ。なぜ先生のことをそんなに詳細に知っているのかというコメントもありましたが、こんな地域では先生の詳細なくらしぶりなど、個人情報というより災害情報のように扱われているのです。ケアマネもすぐにその輪の中に取り込まれる。そんな地域なのです。

2023-02-15

anond:20230215230233

子どもができなかったとしたら悪かったが、仮にそうだとしても別のかたちで次世代社会に残る貢献はできると思うよ。

朽ち果てるだけの外見に無駄金を使う代わりにね。

2023-02-03

マイナー温泉地教えて

東京からマイカーなしで行ける、メジャーでない温泉地を知りたい……持病のため免許がないんだ。

から新幹線在来線特急高速バス等を利用したい。

 

かにつけて、やれ鬼怒川だ、箱根だ、草津だと、目につく温泉地に片っ端から行ってみたが、どこに行っても観光地ぜんとしていて楽しくなかったんだよ。

紋切り型土産屋、何に使うか知らん工芸品、殿様商売のオラついた飲食店……。

そんなのもうこりごり。

 

そんな中気に入ったのは一箇所だけ。四万温泉新宿から高速バスダイレクトアクセスさびれて朽ち果てそうな温泉街の向こうにダム湖があって、散策が楽しかった…。

 

増田の叡智を貸してほしい…たのむ…

2023-01-28

カタストロフィの日

とある公共インフラ系の施設の話。

昭和バルブや配管が今も現役且つ根幹的な箇所で現役稼働中

枝葉末節の部分は比較的新しく更新されているが、理由寿命が短いから。

10年どころか5年もたない機器類も多い。

年間の予算ほとんどそいつらに食われていく。

さすがに根幹部分もかなり危険状態で一刻も早い更新必要なんだが、なんと言ってもまず金がない。

更に大きな問題がある。

昭和設計は古くなったら別の場所に作れば良い、どんどん新しく作って古いのは廃止していけば良いという発想だったのだろう。

バルブ一つの交換の為に施設全体を相当期間止めないといけない構造になっていて手を入れられないんだ。

もう一つ言うと、施工時にその場のアドリブ設計を変えたりする事も多くまともな図面が少ないのも困っている。

子供が描いたようなフリーハンドの線が引いてあるだけの図面もザラにある。

しか昭和のモノはやたら丈夫で長持ちだ。

その為問題が先送りされてきたが、いよいよいつ崩壊してもおかしくない。

ある日全てが一斉に朽ち果てると思う。

ダイナマイトを使ったビル爆破とかあんな感じだ。

カタストロフィの日は近い。

何百万人のQOL途上国並みに下がり、国の状況を考えると二度と復活する事はないだろう。

実は中国侵略より来たるべき南海トラフ大地震より身近な場所で致命的な危機が迫っている。

2022-12-16

えっ!?俺ってこのまま朽ち果てていくしかないんですか???

仕事やめたい

仕事やめて腐っていって

朽ち果てるようにいなくなりたい

2022-09-24

氷河期弱者男性尊敬軽蔑まなざしで見る

歴史的革命をもたらす者って本人は猛反発にあってボロボロ朽ち果てていくけど死後結果的に本人の目指した時代がやってきたりするじゃないですか。

氷河期弱者男性にも同じものを感じるんだよね。

それまでの価値観だと異常者でしかなかった「家庭的にも社会的にも何も成していない男」が自由恋愛格差社会時代には普通に現れることを身をもって証明してくれた人たち。

特に当時オタクの持ち物だったインターネットガッツリ弱者男性マインドに寄せていったのは良くて、これで下の世代がかなり"教育"された。

おかげで今は「適当に生涯独身で生きます」と宣言しても表面上は「ま、いいんじゃない?」と返すのが正しい世の中になったし本心からそう思う人も多い。

氷河期弱者男性のおかげで今の俺たちがあるといっても過言…いや過言か。でもそこそこ貢献してくれたと思う。

ただ、そうやって彼らが(部分的に)作り上げた時代に…彼ら自身はいまいち適応できていないのが残念なところだ。

まず本人らの価値観更新されていないからいまだに妻子持ちの年収800万~年齢的には1200万あたりに「普通」のラインを置いているフシがあり妙に要求が高い。

しかパターナリズムが抜けていない場合が多くて影響を与えたはずの下の世代ともやたらと衝突を起こす。

なんといってもずっと針の筵だったから性根が腐りきってしまっているのが致命的で、もう属性がどうとかではなく普通に付き合いたくない人間になってしまった。

最初の話になぞらえると今は氷河期弱者男性にとって死後の世界、腐りながら彷徨う姿はゾンビのようなものから、せめて速やかに成仏してほしいものだ。

2022-08-14

黒い洗濯ばさみは絶対買うな

1週間持たずに朽ち果てるぞ

白と黒のセット買ったけど白は1個も壊れてない黒はいつの間にか朽ち果てて下に落ちてる

その前は青一色のセット買ったけどぼちぼち持ってる3年ぐらい持ってるかも

2022-06-10

https://anond.hatelabo.jp/20220609224958

少なくとも自分場合海外に逃げられる人達が羨ましくて嫉妬しているからだよ

だってこっちは衰退する日本朽ち果てていくしかないのに、自由海外でのびのびと生きられる人とはあまりにも格差が酷過ぎるじゃん

いいじゃん、海外移住できるなんて勝ち組上級国民なんだから外野意見なんて気にせず堂々としてれば。

なんで弱者から言論の自由まで奪おうとするの?あまりにも強欲では?


「なんかコンプレックスでも刺激されるんかね?」

そうだよ


親でも殺されたの?」

この言い方する人本当に多いけど、なんで親を殺されてないと敵意を持っちゃいけないの?

2022-02-03

ミラベルめちゃ人気じゃん

ポリコレがどうので叩かれてたけど世界的に大人気でアナ雪超えしてて草

日本ルッキズムのひどさと見た目が気に入らなきゃポリコレ棒が〜!と叩いて物語本質音楽の良さを楽しめない性質が顕になっただけでは?というか叩くことが目的から見てもないので本質もクソもないんかな?

モアナもそうだけど主人公白人日本人のルッキズムに耐えられるキャラじゃなさそうだとそもそもディズニージャパン宣伝渋っちゃうんだよなーほんとケツの穴が小さい。

ネトフリもだけど海外会社でもジャパンになると腐り朽ち果てるのもはやお見事!って感じ。

とか書くときっと

ミラベル日本では受け入れられにくい内容だった、とくにミラベルの○○のような要素は欧米に顕著で共感を得やすいけど日本では〜とか言う人いそうだな。(偏見

個人的にはミラベルに限った話ではないけど、ディズニーって割と家族大事〜最高〜みたいな話に持っていきがちでそこはう〜ん…みたいに思ってるよ。

血の繋がりなくても最高だぜってのディズニーなら色々と作れると思うんだけどなー。

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