はてなキーワード: リストランテとは
ボクサーを撲殺したのは僕さ
これから満で数つけるわ
ナンを何枚も食べるのなんて、なんでもないよ
新患の新幹線に関する新刊に新館を立てて震撼し信管が作動する。
ケニアに行ったら生贄や
柑橘類の香りに歓喜し、換気を喚起したが乾季が訪れたので、寒気がした。
塗装を落とそうか。
観光客がフイルムに感光させた写真を刊行することが慣行になった。
サボってサボタージュ
景気が良くなりケーキを食べる契機を伺う徳川慶喜(とくがわけいき)
夫を成敗するオットセイ
つまらない妻の話
竹の丈は高ぇなー
餅を用いて持ち上げる
ロストしたローストビーフ
サボテンの植え替えサボってんな
過度な稼働は可動範囲を狭める
伯爵が博士の拍手に拍車をかけて迫真の爆死をし白寿の白人を白紙にもどす。
紅葉を見て高揚する
甲子園で講師をする公私混同した孔子の実力行使には格子窓も耐えられない。
死んでんのか?「心電図を取ってみよう!」
夜祭で野菜を食べる。
信玄餅を食べながら震源を特定するように進言する新元素を発見した人。
蜂の巣(honeycomb)を見てはにかむ
五反田で地団駄を踏む
ようやく要約が終わった
海溝で邂逅
豪華な業
甲板で甲板をかじる
甲板で乾パンをかじる
店頭で転倒
大枚をはたいてタイ米を買う
醤油をかける人「えっっ?」
神田でした噛んだ
少食な小職
牛の胆嚢の味を堪能する
あの娘にはどう告っても(どうこくっても)慟哭する結果に終わるだろう。
キーンという高音の起因が掴めない。
こんな誤謬は秒でわかるだろ
壊疽した箇所が治るというのは絵空事だ
経口補酔液
痴的好奇心
セントーサ島に行くのは正恩が先頭さ
軽微な警備
冬眠する島民
ベットは別途用意してください
The deserted desert in desert desert.
九尾のキュービズム
罹災者へのリサイタル
画家の画架
不納が富農になるのは不能だ
理工がRICOHに利口な履行
I sensed tha it is in a sense sense.
私はそれをある面では扇子だと感じた。
鯖を食べている人と、それを見ている人の会話
鯖 ça va?
ça va 鯖
ça va
ゆめゆめゆめをみるわけにはいけない
早漏で候
凪に難儀
東上線に搭乗した東條が登場
高校を後攻で煌々と口腔で孝行
蝉が転んでセミコロン
道徳をどう説く
写真はフォトんど撮りません
ダリ「絵ぇかくのだりぃなあ」
華美な花瓶のカビに過敏に反応
檻に入っておりいった話をする
夏のおサマー
夜は寝ナイト
渦中のカチューム
渦中のカチューシャ
リスボンでリスがborn
どうないはどないなってんねん
苫小牧でてんてこ舞い
市内を復旧しないと
石狩の石を借りる
おが置いてあるのを見た人「おはおっかねぇーから置かねぇ方がいいぞ」
砂がどしゃーw
東上線に登場した東條が登場
飽きない商い
おなか吹田市
観劇で感激する
側転に挑戦し即、転倒
別件を瞥見
凹地のお家
魚を初めてみた人「うぉー」
カラヤンの頭の空やーんw
豚をぶった仏陀
只見線をタダ見w
菊名でそんなこと聞くなよ
五秒で死んで御廟に埋葬
がらんとした伽藍
有給を使いすぎて悠久の時が流れた
長谷に想いを馳せる
Thinkerの真価
不具の河豚
暗記のanxious
半世紀にわたる半生での藩政を反省
タンチョウが単調増加
ショック死内親王w
カルカッタの石軽かった
天皇のこと知ってんのー
蒋介石を紹介した商会を照会した商會の船で哨戒する
其方のソナタ
先王に洗脳される
防潮堤で膨張した傍聴人
砂漠で鯖食う鯖を裁く
筒に入った膵島
サイコロを使った心理テスト(psychological test)
カラシニコフが辛子個踏んだ
皇帝の高弟が公邸の校庭の高低差を肯定する工程に拘泥した記録を校訂
にようかで酔うか?
うるさい人が売るサイ
どんなもんだい、を、どんなムンバイ、と言い間違える人
透徹した饕餮の眼球
チャカで茶菓を破壊
slimyなすり身
ゆうほど広くない遊歩道
いにしえのイニシエーション
コーランをご高覧ください
K殻の傾角を測定する計画
協賛した共産党員に強酸をかける
負けたのは聖者の静寂のせいじゃ
裏地見るウラジミール
カミオカンデの上に紙置かんでw
県大会がおわり倦怠感を感じる
夕暮れのユーグレナ
ストライキをする公務員に呼びかける人「 Stay calm(公務)」
エド・はるみの穢
祭壇を裁断
腐卵ダースの犬
全然人が集まらないクラブの人「参加数人は我々の十八番ですから。だけに。」
四苦fuck
都バスが人を跳ね飛ばす
怒るカロテン「なにカロテンねん」
嫌がる慰安婦「いやんっ」
かえるがえる帰る蛙
沈厳な青梗菜
トリコロールの虜
布陣を組む夫人
栗けっとばすクリケット🦗
婉容と遠洋漁業
アマルガムで余るガム
ハラスメントの疑いを晴らす
滋賀を書けない人を歯牙にも掛けない
他意はないタイ人の鯛の態度
鯛が蛇足
ダジャレではない↑
割と面白い
ハラッパーの原っぱ
紫に関して思案を巡らす
Huluが夏の風物詩だと思っている人「Huluですなぁ」(風流)
下調べのムニエル
わからないので
意味ない諱
よく分からんリポーター「うわぁ〜美味しそうですね!少なくとも不味そうには全く見えません!」
どうしても下がりたくない人「黄色い線の内側は、境界を含みますか??」
計算ができない人
着ていく服を決めた高橋是清「これ着よ」
enough、enoughは工夫がenough
負け負け山(カチカチ山)
薬師丸せま子
トーマス・マンの書いたふるさと「うさぎ〜おーいし、魔の山〜♫」
その心は
焼結が猖獗を極める
これはstaleだから捨てるか
衒学的な弦楽を減額
完全な勧善懲悪
イボ人の疣痔
イブに慰撫
(訳 ぬるぬるしてるありふれた魚)
盲いるのに飯いるの?
アーヘンで阿片を吸った人「あー変」
毒吐く独白
明借りるアスカリ(車)
丁寧な砂浜「Could you九里浜」
ゴーンと奉公
その心は
サンクチュアリに山窟あり
熟れたウレタンは売れたんか?
清澄な声調を静聴し成長
プエルトリコで増える虜
象さんを増産
兄弟が今die
Dose heで始まる疑問文に答える京都人、Yea, he どす
ソフィカルのソロカル
美人局に筒持たせる
十把一絡あげ
篤信な特進が涜神を得心
これは何という植物かな?ムユウジュでは?あそっか、なるほど。
クートゥを食うとぅいいよ
マイソールで昧爽に埋葬
ドクサは毒さ
暗殺で朝死んだ
クラシックについて語る人をそしる人「弦楽なんてペダンチックだなあ」
凛々しいリリシズム
衛生的な俳人
御髪も亂とはオクシモロンだ
コロナ後の世界を分析する学問→postcoronialism
影響が色濃いイロコイ諸族
あてのあてないアテナイ
ジプシーグリルっつう店に行き、日本人のガキが一人で来る場所じゃなさそうな雰囲気にたじろぎつつ、震え声でなんとか注文した
ビーフは高かったからチキンにした、みたいな記憶はあるんだが、料理名を覚えてない なんかケバブ的な雰囲気の、野菜と肉が包まれたものだった
雰囲気が完全にアウェーだったので、当然テイク・アウェーを選択 アルミ箔に包まれた、あたたかく、ずっしりした、正体不明の料理をリュックにしまってホテルまで帰った
料理はうまかった わりと酸味があって、食ったことないエスニックな風味で、熱でクタっとしたキャベツか何かの食感と、そんなに存在感のない鶏肉 総合して実際よくわからん感じではあるんだが、うまくはあった
ウォルマートじゃなかったんだが、アメリカのスーパーに行きてえ!と思って、手近なところに行ってみた
いろいろ見ながら、海外はハーゲンダッツが安いって話を思い出し、アイスコーナーを見てみると、確かにバカでかいハーゲンダッツが3.15$とかで売っていた
クッキーアンドクリーム味を買った あとハリボーと、肌寒かったのでXLサイズのパーカー(10$)も買った
ここでそうびしていくかい?なんて心中でとなえつつ、店を出たところでバカでかいパーカーを着てみて、ホテルに戻った
ハーゲンダッツはうまかった やや大味な気もしたが、たぶん気のせいで、ハーゲンダッツはハーゲンダッツだった
ハーゲンダッツだけを食って腹を満たしたのはあれが初めてだったし、たぶん今後もあんな機会はないだろうな
適当に取った安い宿(アパートメント?)が、思ったよりも郊外って感じのところにあって、着いたのが遅かったからすっかり暗くなってしまっていたのもあり、食いに出るのがややめんどくさかった 怖くもあった
グーグルマップを眺めてみると、徒歩5分くらいのところに評判のいいケバブ屋があるみたいだったので、そこに行くことにした
ケバボーンという店で、そんなに人通りの多いとこにあるわけでもないのに、店内は盛況だった
ジェラート屋あるいはおでん屋みたいな感じで、ガラスのウィンドウの向こうにいろいろな具材が区切られて並んでいて、それを適宜包んでケバブとして提供しているようだった
ラップケバブを頼むと、移民っぽい店員のおっちゃんが「具はどうする?」的なニュアンスのことを言ってきたが、具を見てもそれがなんなのかまずわからないし、わかったとしてもそれをイタリア語とか英語で表現することは俺には無理だった
ディ…ディスワン!的なことを言って乗り切ったのか、リコメンド!とか言って乗り切ったのか、時間切れで適当に盛られたのか、正直覚えていない すごい冷や汗をかいた記憶だけがある
ドリンクセットがどうこう、みたいな話もあり、多分冷蔵庫の中のドリンクを一本勝手に持っていっていいぞ、的な話だったので、そうした これもかなりの冷や汗ものだった
総合して、かなりコミュニケーションに難があった 俺のコミュニケーションに……
店を出てから宿に戻るまで地面しか見られなくなるくらいに気落ちしたが、宿でケバブを開けてみると、すっかり元気になった
デカかったし、うまかった
そもそもケバブは大概うまいが、そういう通りいっぺんのうまさじゃなく、ケバブとしてもかなりうまいという感じがあった
ローストされたパプリカ?炒めタマネギ?よくわからないが、そういう、柔らかくて甘い野菜系のものと、生野菜と、肉と、ソース ハーモニーだった
そんでデカかった 一食で食べきるにはデカすぎて、翌日の朝に回したくらいだった
付け合わせについてきたポテトは、ややギトギトしている上に、しょっぱかった しかし、それも愛嬌と思えるくらいにケバブ本体がうまかった
昼メシ、リストランテって感じの店に行って、カルボナーラを頼んだ
水を頼むとき、ただアックアと言ったら炭酸水がくるぞ、と誰かが言っていたことを、ボトルに入ってやってきた水を注いでから思い出した
カルボナーラは思っていたのと違った
まず、ペンネだった
ところどころに入っているパンチェッタは逆にめちゃくちゃ塩辛かった
それぞれの要素だけを抽出すると破滅待ったなしなのに、あわせて食うとなぜか悪くなかった
食えば食うほどうまくなる感じがした
というか、食い終わってからうまくなるというべきかもしれない 思い出として戦う感じの料理だった
忘れられないだろうな
https://anond.hatelabo.jp/20191110173815
の続き
TwitterとYahoo!リアルタイム検索は想定通りのものができて概ね満足しています。問題はtogetterで…フィルタ機能入れてみましたがどうにもなりませんね。本当は作成者単位のまとめミュートもやりたかったのですが、作成者のアイコンしか表示されてなかったり(トップページ、まとめ内埋め込み)、そもそも表示がなかったり(ランキング)で誰が作ったまとめなのか判別できない。かといってまとめに割り振られたIDから概要を得るようなWebAPIが提供されているわけでもない。どうしてもというならまとめ自体にアクセスするしかなく、当然1ページ分まるまるhtmlを送ってくるので通信負荷が高すぎるうえ、View数にカウントされてしまって元も子もない。すぐに頓挫してしまいました。
コメントミュートにしても、もともとTwitterから来てるユーザ名なのにTwitterと連動しきれていないわけです。Twitter側で変更した後、togetterに再ログイン(再連携)しないと変更が反映されません。例えばAさんがhogehogeというユーザ名でtogetterと連携し、その後fugefugeに変える。togetter側がfugefugeに変わるのは再連携したタイミングです。ではAさんが再連携することなく、Bさんがhogehogeというユーザ名で(Twitter側ではぶつからないので使用できる)togetterと連携したらどうなるか?というと、Aさんに何の確認もなくfugefugeに変わり、Bさんは弾かれることなく連携できるという仕様です。もし古いユーザ名のままになっているtogetterアカウントを見かけたら同じユーザ名のTwitterアカウントを用意し連携することで勝手にユーザ名を更新することができます(特に意味はない。ちょっとした嫌がらせ?)。
また、Twitter側で凍結されたり削除したりしてもtogetter側は影響を受けません。当該アカウントのコメントは残り、作ったまとめもそのままです。それならばAさんがtogetterで古いユーザ名のままTwitterで凍結された場合、Bさんが同じユーザ名でtogetterに連携したらどうなるのでしょう?凍結アカウントにはアクセスできないのでAさんの現在のユーザ名を取得できず自動変更されないはず。そうするとBさんは連携できないのでしょうか?ぜひ、どなたか試してみてください。
おまけにtogetterはユーザIDを一切見せてくれないんですよ。DBには持ってるのでしょうがクライアント側に渡されるhtmlには書き込まれてない。ユーザ名が信用できない状態でも'アイコン経由'でユーザIDは取得する方法はありますが(コメント欄でもTwitterのアイコン画像を直リンしてるため)、それもアカウントが凍結されていれば破綻します。それなのにあそこのコメント欄、凍結アカウントが多い。やたらと多い。古いまとめになるとアカウント削除も多い。でもコメントだけは残ってる。これではまともにミュートが機能しない。という事情でコメントミュートはtogetterのユーザ名を使っているわけです。
togetterってつくりも思想もゆるふわですよね。Twitterと連携するだけでアカウントが作成されてしまうのに削除機能は公開されていない、反ワクチン・反標準医療・自殺関連のまとめでもなんの警告も出さない、著作権侵害による削除申請窓口どころかポリシーすら見当たらない等。個人的なことだけを言えば、はてぶ経由で見る(見てしまう)ことが大半なので各種フィルタを利用してtogetter.comを消してしまえば済む話です。でもね…と。
はてなNG代替品(はてぶフィルタ)に短縮URL展開機能を、Youtubeフィルタに右クリックメニューからの非表示登録機能を入れられたらいいなという気持ち
本日午前中から一連の増田が登録できずどハマリしてました。登録完了するのにどこにも日記がない。ネットワークを中心に散々疑ったものの全く関係なく、問題はtogetter。またおまえか。増田ってtogetterへのリンク貼れないんでしょうか?h抜いたら登録できました。エラーにならず警告も出ず単に無視されるって悲しいですね。あーもう時間無駄にした。
グルメ系ブロガーによく見られるのが、「素材以外に余計な味が入っていない」事を過剰にありがたがる傾向。
完全具無し派、液体に近いルーを有り難がる。さらに炭水化物否定で、小麦粉を使用していない、ライスも不要という主張。
スープと麺以外は不要と言う過激な人がけっこう居る。許せてもネギ、メンマ、チャーシューまで。1200円超え系だとスープの透明度を気にし始める。
絶対に塩派。「動物性タンパクには塩」主義とも言え、焼鳥・ステーキも塩以外邪道と断じる。
いちばん驚いたのが「具は頼むが観賞用として手を付けず残す」という人。具の絵画的バランス云々という説明で異次元に持っていかれかけた。
おかずをご飯に付けるワンバン食いをよくやるが、これを「冒涜的」と激しく攻撃された。このような人物を個人的軽蔑をこめて「ライシスト(白米至上主義)」と呼んでいる。
飯を食ってるだけなのに、それを「~道」にしたがる輩が個人的に気に入らないので増田でこういう形で発散したかった。高級リストランテでもないのに食い方にケチを付けられたくないし、それを晒されたくもない。
イタリアンってのは、そもそもリストランテであっても、客を受け入れる、ある程度のカジュアルさがほしいよ。
そんなものを要求したからには、客を楽しませる絶対の自信がほしい。
お高くとまってそうな店では、ワインのセレクトをスタッフに任せてみる。
客をうならせるようなペアリングと説明が聞けなければ看板倒れだ。
そんな俺は、最近、スペインのガストロノミーが最先端をいっていると感じる。
驚くほど自由だ。そして美味い!考え抜かれて組み立てられた料理のはずが、なぜか味わう者の心を自由にしていく。
タパスとかピンチョスとか小皿料理のバル文化と溶け合う、あの食文化、面白い。
ワインの世界もだ。これまで勝ち得たステータスにあぐらをかいてしまって、先に進むことがなければ終わりだ。
スペインのみならず、南アフリカとか次々に素晴らしいワインが世に現れているなかで
コンビニ店に並んでるチリのテーブルワインの味が安っぽいかといえばそうでもないぞ。
イタリアンも、前菜→パスタ→メインみたいな既成概念、捨てちまえ。
純粋に客と向き合え。
シチリア、プーリア、サルデーニャ、ピエモンテなど。。特定の地域に思い入れのないレストランは面白みがない。
[B! 食] 「お腹が空いていないお客様」|黒ワイン|note
発展途上のお客様を大切に暖かく見守る、というのは、わかる一方で、自分ではいいことをいっているように思っているんだろうけど、選民意識が透けて見える、といったブコメの感想にも同意だな。
たかがイタ飯。リストランテって、内心ではこんなに客を見下しているのかと思うと、怖くて行けないよ、と思われても、やむを得ないよ。
トラットリアだろうが、リストランテだろうが、味とサービスで互角に勝負してほしいわ。
それでもリストランテという誇りを大事にしたいなら、完全予約制にしたらどうか、と思ったり。
とはいえ、客に嫌味をいうのが珍しいかといえば、世界的には別に驚くことじゃないだろう。
ヨーロッパ、特にフランスあたりでは、ダメな客は、嫌味どころか露骨に差別されたりするからな。
映画「プロヴァンスの贈り物(2006年英)」で、注文を取るラッセルクロウが、「ねえ、サラダはノンオイルドレッシングにベーコン散らして」とか頼んでいるアメリカ人夫婦に、
メニューを取り上げて、「マックが近くにあるからそっちにいって」と乱暴にあしらって立ち去るシーンがある。
そこまでの経験はしたことはないが、こちらが英語で必死に頑張っても、フランス語でしか対応してもらえなかったことはあった。文句や苦情がでても、店ではなく徹底的に客のほうが悪いという文化のように感じる。
郷に入れば郷に従え、で、居酒屋には居酒屋の作法があり、バルにはバルの、高級レストランには高級レストランの作法がある。
客の立場として、自分の話をする。カネに余裕ができて、ちょっと背伸びしておしゃれなレストランとか行き出した時期のことだ。
10年くらい前に、ひょんなきっかけで、イタリアワインにちょっとした縁ができた。
俺は今でも全く素人なんだけど、知人つながりで、いろいろ機会が増えて、少しずつイタリアンの面白さがわかってきた。
それまでイタリアンとかフレンチなど全く未知の世界だったが、いつのまにか日本のトップレベルあたりで切磋琢磨している様子も垣間見る機会ができるようになった。
就職したばかりのときは、残業続きで、終電間際の駅前の街中華の半額弁当を買うがせいぜいだったので、まるで別世界に入った感じだ。
テーブルマナーは、失敗しながら教えてもらって身に着けてきた。
テーブルマナーはリストランテに行かないと結局身につかないし、わからないから、お店の人に時には厳しいことを言われるのもしょうがないんじゃないかとも思う。
その意味で、冒頭の黒ワインの人のように、温かく見守るような店のほうが、ど素人にはありがたいね。
それ以来、少しだけだが、グルメに目覚めた気になって、日本のみならず、世界の各地でグルメを楽しむようになった。
ヨーロッパのミシュランガイド星付きの店も結構足を運んだよ。ヨーロッパでは特にスペインの星付きレストランのコスパとサービスのクオリティに驚かされた。
どういう店がクオリティが高いのか、自分なりのスタンダードが次第に作られていくのが楽しくて。
俺的には、ペアリングメニューとかマリアージュを経験して初めて、ワインや料理そのものに興味を持てるようになった。
10年前、興味をもつきっかけを作ってくれたソムリエの方は、先月残念ながら、お亡くなりになった。
その意味では、この世界のサービスがどういうものであるかを一番手っ取り早く知る方法は、グルメの知人をもつことかな。
そして、ミシュランガイドに載っている店やその人の勧める店に、その人と行ってみることだと思う。
その理由は、
1.ミシュランガイド(星の数やいくつかカテゴリがあるけど、さしあたりどれでもいい)に載っている店はサービスにハズレがないと期待できる。
2.自信がつく。ちょっとやそっとのことでは、おどおどしなくなる。経験値からサービスを比較することができるようになってくる。
3.知人の紹介する店に連れて行ってもらうことで、作法を学べる。店の人に嫌な顔をされる前に。また一緒に食べることで、料理やワインに興味がわく。それも含めて舌が肥えてくる。
こうして慣れていくと、逆に、だんだんわからなくなってきたことがあった。
それは高級レストランっていったいなんなの?ということだった。
高級レストランがあることは知っているが、その価値がよくわからなくなってきた。高級の定義はなんぞや。
例えば、ミシュラン・ビブグルマンで選ばれている店は、実は高級とか無関係だ。
トラットリアだろうが、カジュアルな店だろうが、洋食和食、ジャンル問わず、うまくてサービスがよくコスパのいい店が選ばれる。
そうしているうちに、次第に気が付いてきたのが、うまい店はミシュランだけではないこと。
ミシュランに関わらず、世の中には、料理や酒に情熱を注いでいるひとがいて、いっぱい埋もれた名店が潜んでいるということ。
家の近所のイタリアンのスタッフと気が合って、最高!ってことだってある。
近年、ミシュラン獲得したけれど、お客様にカジュアルな雰囲気じゃなくなって敷居が高くなったと思われたくないから引き続き、予約はとらない方針でいく、という店もあった。
一方、記念日利用で、初見で高級なお店を選ぶこともあるんだけど、けっこうイチかバチかだ。
最近は、口コミ評判や値段、高級かそうでないかは、ほとんど当てにならないと思っている。
特に、サービスが悪いっていう口コミは、本当に店のサービスのせいなのか、客が慣れていないだけなのか判断がつかない。
それと、例えば東京カレンダーみたいなマガジンがあるよね?デートの利用先に困ったお兄さんが読むアレ。
景色とか雰囲気重視だったら、ああいう雑誌情報は役に立つと思う。高い金出して、雰囲気を買う。
でも味やサービスという点では、、当たりはずれはあると思う。ハズレというのは、コスパ的な意味に結局はなるかな。これで1人2万円はねーだろ!みたいな。
そう思っていても、東カレみてワクワクしながら期待値マックスで行った高級店であればあるほど、ガッカリ感は大きい。勢い、口コミで、その店をくさしてしまうこともあろう。
俺も、ご多分に漏れず、口コミで店の悪口を書いてしまうこともある。ブコメ感覚でね。
でも、そういう口コミを目にした店のスタッフが発奮して、よし!もっといいサービス頑張ろう!と前向きにとらえてくれるとも思えないわけで。
それに、「この店は味が落ちた」だのなんだの書く俺は、自分自身の体調や経験の変化を考慮していないわけで。
ムカついて書いては、しばらくして反省して消す、みたいなことを繰り返しているうちに、口コミ自体やめてしまった。
結局のところ、
「スガキヤのソフトクリームは増税で値上がりしても160円。ミニなら110円。この値段でこのクオリティのソフトクリームは東海地方の学生たちの青春を支えているといっても過言ではないでしょう」
東京への出張の帰り道、名古屋に向かう新幹線の中。自由席で三人がけの通路側を確保し、ようやく終わった出張の疲れを癒すため寝入ろうとしたとき、隣の二人組の会話が耳に入ってしまった。話の入りは聞いていなかったが、スガキヤという馴染みのある単語が耳についたのだろう。俺は住まいは三重だが、大学も職場も名古屋であるため所謂ナゴヤメシには思い入れがあった。確かにこのヒゲの中年男性の言う通り、スガキヤのソフトクリームは学生時代よく食べた。
「そうは言ってもラーメン屋でしょ? さすがにソフトクリームだけを注文するわけにもいかないから、学生にラーメンの値段は重いんじゃないですか?」
「なにもわかっていないな」
声に出してしまっていた、と誤解するほど中年男性とシンクロしてしまった。
「スガキヤのラーメンはオーソドックスなメニューで330円。卵を落としても380円と非常にリーズナブルなんだ。それに加えて、スガキヤはイオンなどのモールに出店していることが多く、ソフトクリームだけなんて頼み方も全然アリだ」
より補足するなら、大学やパチンコ屋にも出店している。かくいう俺の通っている大学にもスガキヤのコーナーがあった。
「ふーん」
「おいおい、随分冷めた目だな」
「いやだって、330円のラーメンと言われても。僕が通ってるリストランテなら水ですよ」
「そのキャラなんか懐かしいな」
「そうですか? この前のグラタンときとかもこういう話をしたと思いますけど」
「そ、そうだったな……」
「ラーメンはいいですから、その名古屋アイストライアングルの一つ目がスガキヤのソフトクリームということですね」
名古屋アイストライアングル? 全く聞いたことのない言葉だ。名古屋に有名なアイスなんて他にあっただろうか。
「うむ。110円〜160円というソフトクリームの値段帯としては低層ながらも味量ともに中々のクオリティだ。ちなみに、このミニとレギュラーの差は店員の目分量らしいから、新人バイトが多い4月や5月はミニを注文してもレギュラーの量でくることがままあるらしい、が俺はまだ当たったことはない」
この男詳しいな。俺は一度、ミニなのにレギュラーサイズどころか、明らかにふざけた量のソフトクリームを出されたこともある。
「次だ」
中年男性が手で若い男のツッコミを制し、続きを語り出した。そうだ名古屋アイストライアングルのあと二角だ。
そうか、それがあったか。アイスという枠で考えたことがなかった。
「あー、甘味部の皆さんに奢ったっていう」
「そうだな。なのでここでは紹介を省略しよう」
む。残念だ。俺なら、あえて「おかげ庵の抹茶シロノワール」あたりを勧めたいところだ。おかげ庵は、どこにでもあるコメダと違って、なんと愛知県に7店舗しかない希少な店舗だけに、この中年男性も知らないことだろう。特に杁ケ池のあたりにある店舗はよく通ったものだ。
「そして名古屋アイストライアングルを形成する最後の一角が……」
ごくり、と唾を飲み込んだ瞬間、携帯電話が鳴り出した。
「おっと。お兄さんすいませんね」
そう言いながら二人は電話をしてもよいデッキへ移動し始めた。いやそれより、アイストライアングルの最後はいったい……
「お兄さんすいません煩かったですよね」
喋りかけられてしまった。よほど気になる顔をしてしまったのだろうか。
「い、いえ……」
名古屋アイストライアングル、いったいどの店のなんのアイスだったのだろうか。どうもあの中年男性の物言いからして、大須や栄にある女学生向けのフォトジェニックなアイスクリームではなさそうだ。ううむ気になる。
あの店だろうか、こちらだろうか、いやでも、しかし…… 早く知りたい。そう考えを巡らせていると、いつのまにか新幹線は静岡の辺りを走っていた。名古屋はまだ遠く、あの二人組は戻ってくる気配がない。
そんなことに思いを馳せていたら、新幹線の車内販売がやってきた。少しきを落ち受けるために、コーヒーでも飲むか。
「はい、ホットでよろしかったでしょうか」
無言でうなづく。
「ご一緒にアイスクリームはいかがでしょうか? コーヒーとご一緒ですと、60円お得になります」
ずっとアイスのことを考えていただけに渡りに船だ。ここでアイスクリームを頼まない手はないな。
「こちら大変硬くなっておりますので、少ししてからお召し上がりください」
そういって、席の前のテーブルを倒し、コーヒーとアイスクリームを置いてくれた。しまった、よく考えたらあの二人が帰ってきたときに少し気まずいな。まあ、良いか。今はとにかくアイスが食べたい。コーヒーを飲みながら、アイスが程良い硬さになるのを待つ。それにしても、こうしてアイスクリームが手元にあるからこそ思うのだが、名古屋アイストライアングルとはいったいなんなんだろうか。アイスを食べながら、アイスのことを考える、典型的なデブの発想だな、と自分で面白くなってしまった。
名古屋アイストライアングルの、スガキヤとコメダは名古屋に戻ってからいくらでも食べられるが、最後の一角の正体を見極めないと、いくらアイスを食べてもモヤモヤしていまいそうだ。
いったい……
目の前のアイスクリームは、まだ硬かった。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 76 | 12550 | 165.1 | 57.5 |
01 | 111 | 21353 | 192.4 | 76 |
02 | 53 | 9831 | 185.5 | 72 |
03 | 55 | 4447 | 80.9 | 47 |
04 | 17 | 3655 | 215.0 | 86 |
05 | 5 | 1933 | 386.6 | 367 |
06 | 15 | 4647 | 309.8 | 52 |
07 | 66 | 4638 | 70.3 | 40 |
08 | 77 | 7160 | 93.0 | 30 |
09 | 93 | 8995 | 96.7 | 44 |
10 | 78 | 9818 | 125.9 | 59 |
11 | 181 | 12466 | 68.9 | 40 |
12 | 151 | 15539 | 102.9 | 40 |
13 | 131 | 19703 | 150.4 | 51 |
14 | 81 | 6752 | 83.4 | 46 |
15 | 80 | 10782 | 134.8 | 45.5 |
16 | 105 | 8816 | 84.0 | 44 |
17 | 113 | 14660 | 129.7 | 44 |
18 | 81 | 7666 | 94.6 | 43 |
19 | 116 | 13753 | 118.6 | 37.5 |
20 | 87 | 11752 | 135.1 | 38 |
21 | 107 | 10208 | 95.4 | 42 |
22 | 131 | 14749 | 112.6 | 40 |
23 | 180 | 15308 | 85.0 | 34 |
1日 | 2190 | 251181 | 114.7 | 45 |
やこ(3), 59円(9), リストランテ(5), 西側諸国(3), PR(3), sds(3), 売血(3), 日本シリーズ(3), 宇崎(38), 日本赤十字(5), 峰不二子(3), MAP(3), 献血(78), ポスター(77), 公共の場(15), 血液(10), 規範(11), 性的(86), 公的(10), 出生(7), 出生率(9), 巨乳(26), 昭和天皇(11), 二次元(19), コラボ(9), 消費(43), 萌え(11), キモオタ(11), フェミニズム(19), イラスト(18), 描か(15), キモい(32), 実在(13), 弁護士(17)
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高級リストランテが初見客に塩対応して炎上した件だが、魚拓でツイートには1900いいねぐらい付いていて支持はそれなりに多かった。むしろ客側が炎上していた可能性すらある。そうならなかったのはひとえに「店の方が特定されるのが早かったから」だと思う。もし発端のツイートに対応する栃木在住の主婦アカウントが先に特定されていたら、そちらが炎上していたし、トゥギャッターのタイトルは「モンクレ主婦、高級店にわざわざ入って『お腹すいてない』などと文句を言う」だっただろう。とはいえ、見える所で客の愚痴を晒す店側の対応は非があるし自業自得だと思う。
昔々、横浜は関内に住んでいた時のことだ。この関内、は文字通りであってJR(さすがにもう国鉄ではなかった)の駅から海側のエリアである。諸氏はそんなところに住居があるのかと驚くかもしれないが、当時は雑居ビルの上の方に思ったよりは多く転々と貸間があった。ただし、下の方からは常に酔客の声やカラオケのだみ声(後学のために申し上げると、カラオケ騒音で一番外に響くのはよりにも寄って音痴なおっさんの胴間声であって、BGMは全く聞こえぬ)が常に聞こえ、よく言って華やか悪くいうとそりゃ真っ当な借り手はなかなかつかねぇよね、ということになる。
その時は-このシノギだけは真っ赤な嘘の話だが-、石化パイプライン屋の営業部隊に属して、港町には良くある怪しい中東系商社から注文を取って糊口をしのいでいた。中東系商社は母国の都合で動く。つまり、朝は遅く夜は次の日が来るぐらいまでが仕事のピークである。こっちもそれに合わせて変則的な労働時間で暮らす。それはいい。だが困るのは飯だ。飲み屋以外で食い物屋なぞない。コンビニと牛丼屋ぐらいはあるが、毎日ではつらい。トドメに、下戸である(中東屋さんとしては問題ないのだが)。飲み屋の線はこの段階で選択肢としてはさすがに消える。
ある雨の日、所要があって珍しく海側から我が雑居ビルへと帰途を辿っていた。いつものように腹が減っていた。あの辺り一帯は、細長い区画が一応碁盤の目状に並んでいる。一回右に曲がって一回左に曲がれば、どの通りを選んでも貸間に帰りつけるのは、小学校でやった懐かし「場合の数」だ。ただし、客引きのおねぇちゃんがうるさい通りというのがあり、こいつは敬遠せざるを得ない。
考えもせずひょいっと辻を曲がった先にあったのが、未明なのになぜか営業していたイタ飯屋だった。外のケースに入れられていたメニューは、いつもの夕食よりはちょっと高めだが、出せないほどではない。いい加減雨にも追われている、パスタとグリルを頼めばまあ恰好はつくだろう、たまには人がましいものが食いたい、そう思って扉を開ける。慇懃で痩せぎすのウエイターが案内したのは入り口近くの窓際の席だ。他に客はいないが、フリの怪しい安スーツに着られたような小僧っ子には、そんなもんだろう。
出されたメニューから慎重に安めのパスタとグリルを頼む。グリルは肉、シンプルに塩だ。呑むのはお冷。酒は頼まないし、ソフトドリンクに金を払うのは当時としては、ばかばかしく感じられていた。人心地ついて、水をすすりながらぼうっと薄暗い店内を見渡すに、どうもややちゃんとしたリストランテなようだ。しかし客は他にない。いればどんな店かも推量が利くというのに。そもそも、ちゃんとしたリストランテが酔狂にもかくも深夜まで空けているのか、さすがにいぶかしんだが尋ねるほどの気安さもない。ウエイターはほぼ厨房の入り口あたりの定位置に戻って、こちらには目もくれない。
ほどなくして出てきたパスタ、そしてグリルは確かに旨かった。これこそ久々のちゃんとした食事という奴だ。しかしただの大喰らいの悲しさ、昔の料理を思い出して論評するなどということは出来ない。しかしいくらなんでもちゃんと仕事をしてある2皿だ、ということ位は判る。悪くない。遅い晩餐の唯一の欠点は、こちらがやたらと水を飲むことだ。端から置いてあったグラスにサーブされたお冷は数回おかわりした。そしてさすがにリストランテ、見ていないようでウエイターは、こちらの水が切れると音もなくお代わりをちゃんと入れていく。それはちゃんと冷えていて、薄手のグラスに汗をかかせる。全く悪くない。
少なくとも追い出されはしなかった、塩を撒かれるほどの醜態でもなかったはずだ。そう思って、月に一回ぐらいは帰りがけに足を延ばした。向こうからすれば余程奇矯な客なんだろう、二回目からは、パスタと一緒に銀の水差しがサーブされてきた。嫌味かもしれないし、サービスかもしれない。お互いそっちの方が楽だもんな、それも悪くない(というとさすがに上から目線過ぎるか)。ウエイターは今度こそこっちの方を見ないで済んだはずだ。
佳き日は往々、突然に終わりを迎える。ある日、また人がましいものを食おうと思って店の前にたどり着くと、レストランは深夜営業をやめていた。そりゃそうだ、通った間、一度として他の客なぞ見たことはなかった。店としては、同伴とかお仕事帰りのお姐ぇ様方が使う心づもりだったんだろうが、どうしたって来たのは貧乏神めいた小僧だけだったのだから。さすがに空気よりはましだった、とは思いたいが、そんな細っちい客は切って捨てるのが当然の経営判断だ。
今にして思えば、どう考えたって利幅の薄い立派な不良顧客である。あのウエイターだってその奥にいるシェフだって、態々残業してきたのがあんなのだった、というのは落胆した事だろう。しかし、出てきた料理は真っ当だったし、ウエイターもあからさまに追い立てるそぶりはかけらも見せなかった。あの当時なら少なくとも匿名で世間様に晒されるようなことはなかった。もっとも晒されたとしたところで、こっちの低いアンテナに引っかかるものかは疑問が残るが。
ほどなくしてこちらも横浜を引き払った。まだあの店があったとして、出世払いに赴けるほどの立身は遂にしなかった。或いはケチって水ばかり飲んでいたツケかもしれない。そして時々人がましいものを食いたい時、まだ入る店には迷うのである。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 79 | 15504 | 196.3 | 43 |
01 | 55 | 4901 | 89.1 | 28 |
02 | 35 | 3890 | 111.1 | 57 |
03 | 19 | 6119 | 322.1 | 63 |
04 | 21 | 3039 | 144.7 | 55 |
05 | 17 | 2834 | 166.7 | 68 |
06 | 24 | 1363 | 56.8 | 32 |
07 | 56 | 6471 | 115.6 | 55.5 |
08 | 144 | 7956 | 55.3 | 37.5 |
09 | 181 | 12950 | 71.5 | 36 |
10 | 194 | 19467 | 100.3 | 48 |
11 | 229 | 19069 | 83.3 | 47 |
12 | 206 | 13704 | 66.5 | 37 |
13 | 133 | 18103 | 136.1 | 42 |
14 | 113 | 14217 | 125.8 | 45 |
15 | 97 | 8356 | 86.1 | 34 |
16 | 171 | 13207 | 77.2 | 39 |
17 | 133 | 10638 | 80.0 | 37 |
18 | 106 | 7361 | 69.4 | 39.5 |
19 | 139 | 16229 | 116.8 | 41 |
20 | 198 | 15178 | 76.7 | 35.5 |
21 | 122 | 14041 | 115.1 | 33.5 |
22 | 119 | 13793 | 115.9 | 36 |
23 | 121 | 14748 | 121.9 | 37 |
1日 | 2712 | 263138 | 97.0 | 40 |
リストランテ(7), 魑魅(5), コラボポスター(5), 井上和香(4), 10月17日(4), フロントガラス(11), 日本赤十字(10), jrc(4), 宇崎(61), 献血(132), 罪刑法定主義(4), ディフォルメ(4), ポスター(137), 公共の場(36), 血液(17), 巨乳(56), 避難所(14), 公共(29), 線引き(14), 性的(130), 思考停止(14), 強調(28), ゾーニング(17), イラスト(48), 表紙(16), 一人物(17), 消費(51), カレー(26), 不快(44), セクハラ(42), 絵(70), フェミニスト(34), 空間(18)
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6696818(2221)
リストランテなのにパスタしか頼まれなくて、激おこしてる一連のツイートを見た。
以前、レストラン側にネット上に自分の悪口をかかれたことをふと思い出したので書き記す。
近所にあるオステリアに数度通い、奥さんには顔を覚えられる程度にはなっていた。
予約して入ったり、予約なしでふらりと入ったりその時々だ。
土曜日の出かけ帰りにちょうどいい時間だったので、ふらりと入った。
扉を開くと、カランと音がするため入店した私たちに気づくはずで、明らかに気付いてるのに1分ほど放置され、その時に「あれ?」と思った。
先客は6人くらいのグループで、席についた時に「料理の提供まで時間がかかるけどいいか?」と聞かれた。
「急いでないから大丈夫」だと伝えたが、明らかになんか不機嫌顔の奥さん。
そのあとも、料理提供時に嫌味ったらしく「お待たせして申し訳ありません」をくりかえす。
「こっちはワイン飲んでゆっくりしてるからいいですよ」と繰り返す。
もちろんパスタのみ注文、とかではなく前菜からメインまで頼み、お酒もそれなりに飲んだ。
忙しい日に来ちゃったなと思ったが、店のドアに「本日満席です」の札がかかっていたわけでもないからそこまで気にしなかった。
余談だが、奥さんとの6人グループとの会話で感じていたが、そのグループは奥さんの昔からの友人が家族と来ていて、特段もてなしたかったみたいだった。
が、後日店のFacebookを見ると、その日の投稿に、私たちに対する愚痴(忙しい日に飛び込み客が来て最悪だった、等)がつらつらと書かれてた。
もしかしたらそれ以前に数回来店した時に何か癪にさわることがあり、今回爆発しただけなのかもしれない。
でも、嫌なら来店時に「満席なのですみません」とか断ればいいのに、それすらせずFacebookに愚痴を書くその店に対して、怒りに震えた。
その後1ヶ月くらい、そのことを時折思い出してはいいようなない怒りを覚えた。
店なら、いい客もいれば嫌な客もいるだろう。
でもそれをネット上に書いて何の得になるのか、考えたことはあるのだろうか?
もちろん愚痴をかかれた客はもうその店に行かないし、(別にひと組客が減ったくらいじゃあ売上なんて変わらないんだろう)、それを見た他の客も嫌な気持ちをするとは考えたこともないんだろうな。
ただの思い出しの愚痴でした。
これ
https://note.mu/vino_cavolfiore/n/n98131f3f9bf5
を読んで、ブコメでもいろいろ書かれていたけど、お客さんの気持ちもわかるし、
結局のところ、これはお店とお客のミスマッチで、
元ツイートも要はただのミスマッチで事故みたいなものなので、気にせずに流せばよいのに、
なんで、こんなミスマッチが発生するんだろう?
といえば、やはりおとなの週末のようなグルメ雑誌や食べログのような情報によって、
誰もが一流店を知ってしまうことにある。
たとえば、一人5万するお寿司屋さんに、自分の金で行こうと思う貧乏人はいないわけだけど、
「パチンコで10万勝ったから東京一の寿司屋に行くか!」だとか
「いままで東京に来たことないおふくろが初めて東京に来るから、田舎にはないフランス料理を食べさせてやるか!」だとか
そのときに、自分の住んでる家の近くの寿司屋や(ビストロくらいの)フランス料理屋に行けばいいのに、
変に情報がいっぱいあるがゆえに、検索してそういう身の丈に合わないところに行ってしまうわけだ。
私見では、ないと思う。ただし、貧乏かどうかが問題ではなくて、客とお店の間にリスペクトや信頼関係があるかが重要。
今回の例でいえば、申し訳ないけど、リストランテでパスタしか頼まないとか、
高級レストランで龍のスカジャンで来るとか、そういうのはやはりそのお店や料理の文脈に沿っていないと思うのです。
文脈に沿っている、ということはとても重要なことで、「はいはい、また空気を読めってことね」と言われるかもしれないけど、
その通りなのです。
でも、美味しいお店を紹介してくれる先輩とか、いろいろと教育してくれるお店とか、
そういう経験で、なんとか少しずつ学んでいる最中。なぜなら、美味しいものをつくっている人をリスペクトしているからね。
それは向こうにも伝わるので、「(あなたがいまお金ないのは知ってるけどお金ができたら)今度はこれ試してみてくださいね」と言ってくれるわけだ。
横浜の店長も同じで、スカジャンの彼自身がお店をリスペクトせずに来てしまったことを自覚していたからこそ、
「今度はこういう格好で来てくださいね」って言おうとしたんだと思う。
逆に元ツイートの親子は不幸なミスマッチではあったけれど、「こっちはお金払ってる客なのに、なんでこんなこと言われなきゃいけないの?」というのが顔に出てたんだと思う。
もちろん元ツイート主はこんなことツイートすべきじゃなかったと思うけど。
あー、めんどくせーなーと思った人。
それなら自分も相手もいい気分で仕事したいですよね。だから、そのお店の雰囲気や文化を大切にしなきゃいけないんです。
そうじゃないと、ファストフードやチェーン店でいいじゃないですか。
食事なんてどこでもできるわけで、ファストフードやチェーン店は十分美味しいどころか、コスパを考えたら最強ですよ。
コスパ度外視で、エンタメ目的で行くのがレストランなのであって、やっぱそこには個々の、独自のルールや文化があってもいいはずです。
で、最後に。じゃあ、どうやってお客はそれを学ぶの?って話。
一番いいのは誰かに教えてもらうことだけど、それは難しいので、
まずは家の近くとか、一番大きな最寄り駅付近のお店に行くこと。
いきなりおとなの週末やら、食べログやらで東京1位の店に行こうだなんて思わないこと。
これほんとに重要。
そこで、自分にとって美味しいものとか、好みとか、新しいものを試したときの面白さとか失敗とかいろいろ学ぶから。
で、新しいお店に入って、頼み方やルールがわからないときは、お店の人に恥ずかしがらずに聞こう。
でも、予算がよくわからない場合があるので、多めにお金を持って行った方がいいと思う。
次に、お店の人におすすめを聞こう。たぶん一番高いやつを進められるかもしれない。
そうしたら、それを頼めばよいし、それが美味しくなければ、その店はその程度ということで二度と行かなくてよい。
これが勉強代ってやつだ。
だんだんそうやって慣れていくことで、その手のお店に入っても、特に緊張することなく、自分の好きなものを頼めるようになる。
元ツイートのお店だって、もしよく通っていて、常連になっていたとしたら、
「今日はあんまりお腹すいてないから、軽めの食事がしたいんです。パスタだけ頼んでもいい?」って聞けば、
快くOKしてくれたんじゃないかと思う。だって、いつもはお店の文化を知ってくれてる良いお客さん(これは金払いがよいお客さんというわけではない)なので、
それくらいのわがままは聞くと思うよ。リスペクトされてることお互いに知っているわけで、信頼関係があるんだもん。
お金が全てじゃないよ。
これらは「こだわり」でもないと思うよ。
そうではなくて、マッチ・ミスマッチをはっきりさせるための一つの手段。
10年位前にある先輩に連れて行ってもらったレストランのジビエは本当に美味しかった。
かなり背伸びしたお値段だったけど、払ってよかった。一つ自分のレベルが上がったなって思った。
たしかにそういう部分が多くある。美術館に例えるのは、格式が高すぎるかもしれないけど、
そういうところに行くのに、いきなり行っても面白いけど、
少し美術史を勉強してから行くと、もっと面白いじゃないですか。
よりすごさがわかるというか。
みなさん、リストランテって知ってるんですか?私は初めて知りました。
たとえば子供の頃。
「ソフト麺」というのも多くの人の郷愁をそそるものらしい(私の地元にはなかったが)。
あるいは弁当に入っている小分けのスパゲッティに喜んだこともあったはずだ。
主役としても脇役としても存在感を発揮するニクい存在、それがスパゲッティなのだ。
イチから作ってもお手軽だ。
弁当や丼よりも、融通の利くスパゲッティをこそ愛する者は多いのではないか。
ジョリーパスタ、洋麺屋五右衛門、鎌倉パスタ、壁の穴、ポポラマーマ、ピエトロ、マンマパスタ…
サイゼリヤやカプリチョーザのようなイタリアン・ファミレスも忘れちゃいけない。
違いはよくわからないけど、
カジュアルにもフォーマルにも愛されているのがスパゲッティだ。
スパゲッティはそのすべてのシーンに寄り添っている。
牛丼は確かに身近な存在だが、「牛丼を食べた」というとそれは「吉野家か松屋かすき家に行った」とほぼ同義だ。
おにぎりを食べる機会は多いかも知れないが、それもコンビニおにぎりか、昼の手作り弁当が大半ではないか。
寿司は、外食と中食で強みを見せるが、「家庭の味」にはなかなかならない。
ご家庭で食べられる袋麺、
おなじみのカップ麺まで。
それでも単なる「庶民の味」を超えて、日本に広がりを見せていると言える。
インネパ店の本格カレー、
http://b.hatena.ne.jp/entry/4668800443334601858/comment/toksato