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2019-10-19

イタ飯屋で、あまり筋の良くない客だった頃の話

昔々、横浜関内に住んでいた時のことだ。この関内、は文字通りであってJR(さすがにもう国鉄ではなかった)の駅から海側のエリアである。諸氏はそんなところに住居があるのかと驚くかもしれないが、当時は雑居ビルの上の方に思ったよりは多く転々と貸間があった。ただし、下の方からは常に酔客の声やカラオケのだみ声(後学のために申し上げると、カラオケ騒音で一番外に響くのはよりにも寄って音痴おっさんの胴間声であって、BGMは全く聞こえぬ)が常に聞こえ、よく言って華やか悪くいうとそりゃ真っ当な借り手はなかなかつかねぇよね、ということになる。

その時は-このシノギだけは真っ赤な嘘の話だが-、石化パイプライン屋の営業部隊に属して、港町には良くある怪しい中東商社から注文を取って糊口をしのいでいた。中東商社母国の都合で動く。つまり、朝は遅く夜は次の日が来るぐらいまでが仕事ピーである。こっちもそれに合わせて変則的労働時間で暮らす。それはいい。だが困るのは飯だ。飲み屋以外で食い物屋なぞない。コンビニ牛丼屋ぐらいはあるが、毎日ではつらい。トドメに、下戸である中東屋さんとしては問題ないのだが)。飲み屋の線はこの段階で選択肢としてはさすがに消える。

ある雨の日、所要があって珍しく海側から我が雑居ビルへと帰途を辿っていた。いつものように腹が減っていた。あの辺り一帯は、細長い区画が一応碁盤の目状に並んでいる。一回右に曲がって一回左に曲がれば、どの通りを選んでも貸間に帰りつけるのは、小学校でやった懐かし「場合の数」だ。ただし、客引きのおねぇちゃんがうるさい通りというのがあり、こいつは敬遠せざるを得ない。

考えもせずひょいっと辻を曲がった先にあったのが、未明なのになぜか営業していたイタ飯屋だった。外のケースに入れられていたメニューは、いつもの夕食よりはちょっと高めだが、出せないほどではない。いい加減雨にも追われている、パスタグリルを頼めばまあ恰好はつくだろう、たまには人がましいものが食いたい、そう思って扉を開ける。慇懃で痩せぎすのウエイターが案内したのは入り口近くの窓際の席だ。他に客はいないが、フリの怪しい安スーツに着られたような小僧っ子には、そんなもんだろう

出されたメニューから慎重に安めのパスタグリルを頼む。グリルは肉、シンプルに塩だ。呑むのはお冷。酒は頼まないし、ソフトドリンクに金を払うのは当時としては、ばかばかしく感じられていた。人心地ついて、水をすすりながらぼうっと薄暗い店内を見渡すに、どうもややちゃんとしたリストランテなようだ。しかし客は他にない。いればどんな店かも推量が利くというのに。そもそもちゃんとしたリストランテ酔狂にもかくも深夜まで空けているのか、さすがにいぶかしんだが尋ねるほどの気安さもない。ウエイターはほぼ厨房入り口あたりの定位置に戻って、こちらには目もくれない。

ほどなくして出てきたパスタ、そしてグリルは確かに旨かった。これこそ久々のちゃんとした食事という奴だ。しかしただの大喰らいの悲しさ、昔の料理を思い出して論評するなどということは出来ない。しかいくらなんでもちゃん仕事をしてある2皿だ、ということ位は判る。悪くない。遅い晩餐の唯一の欠点は、こちらがやたらと水を飲むことだ。端から置いてあったグラスにサーブされたお冷は数回おかわりした。そしてさすがにリストランテ、見ていないようでウエイターは、こちらの水が切れると音もなくお代わりをちゃんと入れていく。それはちゃんと冷えていて、薄手のグラスに汗をかかせる。全く悪くない。

少なくとも追い出されはしなかった、塩を撒かれるほどの醜態でもなかったはずだ。そう思って、月に一回ぐらいは帰りがけに足を延ばした。向こうからすれば余程奇矯な客なんだろう、二回目からは、パスタと一緒に銀の水差しサーブされてきた。嫌味かもしれないし、サービスかもしれない。お互いそっちの方が楽だもんな、それも悪くない(というとさすがに上から目線過ぎるか)。ウエイターは今度こそこっちの方を見ないで済んだはずだ。

佳き日は往々、突然に終わりを迎える。ある日、また人がましいものを食おうと思って店の前にたどり着くと、レストランは深夜営業をやめていた。そりゃそうだ、通った間、一度として他の客なぞ見たことはなかった。店としては、同伴とかお仕事帰りのお姐ぇ様方が使う心づもりだったんだろうが、どうしたって来たのは貧乏神めいた小僧だけだったのだから。さすがに空気よりはましだった、とは思いたいが、そんな細っちい客は切って捨てるのが当然の経営判断だ。

今にして思えば、どう考えたって利幅の薄い立派な不良顧客である。あのウエイターだってその奥にいるシェフだって、態々残業してきたのがあんなのだった、というのは落胆した事だろう。しかし、出てきた料理は真っ当だったし、ウエイターもあからさまに追い立てるそぶりはかけらも見せなかった。あの当時なら少なくとも匿名世間様に晒されるようなことはなかった。もっとも晒されたとしたところで、こっちの低いアンテナに引っかかるものかは疑問が残るが。

ほどなくしてこちらも横浜を引き払った。まだあの店があったとして、出世払いに赴けるほどの立身は遂にしなかった。或いはケチって水ばかり飲んでいたツケかもしれない。そして時々人がましいものを食いたい時、まだ入る店には迷うのである

2019-05-05

ペリー提督が見た日本女性

1854年4月、日米和親条約調印を終わったペリー提督士官を伴って横浜周辺に上陸して、土地の視察を行いました。その際、初めて見る日本女性について、彼等の興味深い印象を遠征記に書き記しているので、次に取りあげてみます

 

【嫌われた日本女性の<おはぐろ>】

ペリー横浜の町役人宅を訪問した際の印象・・・

 穏やかに微笑してルビーのような唇が開いていたので、ひどく腐食された歯茎に生えている一列の黒い歯が見えた。日本の既婚婦人けが、歯を染める特権をもっており、染めるにはおはぐろという鉄の粉と酒とを含んだ汚い成分の混合物を用いる。この混合物は、その成分から当然に推察されるように心地よい香りもないし、衛生的でもない。それは非常な腐食のもので、それを歯につけるときには、歯茎や唇などの柔らかい組織を何かで覆う必要がある。さもなくば、ちょっとでも肉にふれると直ぐにただれて、紫色の斑点が出来てしまう。いくら注意しても、歯茎は腐って赤い色と活力を失う。

 この習慣は、夫婦間の幸福を導くことがほとんど無いと考えるべきであろう。また、当然、求婚時代の夢中なとき接吻してしまわなければならないことも推測されるだろう。しかし、未来の花婿は往々にしてこの報酬さえ失ってしまう。なぜなら、ある若い婦人たちは、縁談を申し込まれときに、このお歯黒をはじめることも珍しくないかである

 この厭うべき習慣は、他の習慣、即ち紅で唇を染めることで一層明らかになる。赤くした口は、黒い歯と著しい対照なすからである。「べに」と呼ばれる日本化粧品は、紅花でつくられ、陶器の盃に入れてある。薄く一塗りすると鮮やかな赤色となるが、厚く塗ると暗紫色となる。この暗紫色が一番いいとされている。

 

【客を迎える日本女性の様子】

(町役人宅の)妻や妹は、外国人の前ではいつも膝をついたままであった。このような不体裁恰好をしていても、女たちは自分達の働きを妨げられるようでもなかった。なぜなら、銀の徳利をもって、非常に敏速に走り回っていたかである。盃が小さいため、酒を注ぐことがたえず必要であった。二人の婦人はいつまでも慇懃(いんぎん)で、玩具の首振り人形のようにたえず頭を下げた。また、たえず賓客に微笑をもって挨拶していたが、微笑しない方がよかったと思う。唇を動かすたびに、嫌な黒い歯と色のあせた歯茎が見えたかである

 

女性地位

日本社会には、他の東洋諸国民に勝る日本人の美徳を明らかに示している一つの特質がある。それは、女が伴侶と認められていて、単なる奴隷として待遇されてはいないことである。女の地位が、キリスト教教義の影響下にある諸国におけると同様な高さではないことは確かだが、日本の母、妻、娘は、中国の女のように家畜でも家内奴隷でもなく、トルコハーレムにおける女のように浮気な淫楽のために買い入れられたものでもない。一夫多妻制が存在しないという事実は、日本があらゆる東洋諸国民のうちで、最も道徳的であり、洗練されている国民であるという勝れた特性を現す著しい特徴である。この恥ずべき習慣がないことは、単に婦人の優れた性質のうちに現れているばかりでなく、家庭内道徳が大いに一般化しているという当然の結果の中にも現れている。

 

尊敬を受ける日本女性

既婚女性が常に厭わしい歯黒をしていることを除けば、日本女性容姿は悪くない。若い娘はよい姿をして、どちらかといえば美しく、立ち振る舞いは大いに活発であり、自主的である。それは、彼女たちが比較的高い尊敬を受けているために生ずる品位自覚から来るものである日常相互の友人同士、家族同士の交際には、女性も加わるのであって、相互訪問、茶会は、合衆国におけると同じように日本でも盛んに行われている。

 提督とその一行の面前に平伏した女たちのとった態度は、彼女たちが隷属的であるという証拠ではなく、むしろ外国人に対する尊敬のしるしと考えるべきだろう。日本の大きな町々や都会には、大いに淫楽が行われているものと当然想像される、なぜならばこのようなことは、不幸にも、すべての大都会における普遍的法則からであるしかし、日本女性名誉のために言わなければならないことは、艦隊江戸湾にある間、時々、種々の海員たちと女性たちが交渉を持ったときにも、普通放逸淫蕩なようすが少しもなかったのである

 

出典:在NY日本国総領事館

https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/150th/html/exepi2.htm

2019-04-18

東京商工会議所で感じ良い区あるの?

個人事業主なんだが、補助金申請したくて東京商工会議所にいったんよ。

そしたら面倒くさそうに「無理ですね〜」「期限間に合いそうにないですね〜」「中小企業診断士先生まりくそうなんですよね〜」のオンパレード

えっと、どうしたら良いんですかね?と聞いているのに「難しいですね〜」ばっかり。

補助金使わせないようにしているとしか思えないんよ。

使わせない補助金だったら告知しないで欲しい。

実は東京商工会議所に行くの2回目。

1回目は小規模企業共済の案内がうちに来たか申請しに行った。

現金で1回目の支払いをしようとしたら「現金無理なんで」と。どこにもそんなの書いてないじゃん!そして慇懃な言い方に気分が悪くなった。

そしてネットバンク登録できないらしい。この時代に!

みずほでもインターネット支店では無理なんだと。

で、今回。

補助金申請の為には2.3回この人達面談

このストレスを換金すると補助金とどっちが価値あるか悩むレベル

なんだろう、自営業からこっちは必死に日々仕事してるんだけど、あちらさんはそんな頑張らなくても座っているだけで給料振り込まれからね。

それが態度に出ちゃうんだろな。

公務員を責めてるわけではないけど、そんなにやりたくない仕事ならばやらないで欲しい。

あー、何だか一日気分が悪くなってしまった。

東京商工会議所で感じよい区ってあるの?うちの区だけ?

彼らって何であんなに仕事やる気ないの?

相談したいことあるのに東京商工会議所に関わりたくない気持ちが大きすぎて困った。

2019-03-03

大雑把に言うと、愛とは相手理解し赦すことだと思っている。

結婚当初は愛していたし愛されていた実感があったが、ここ2、3年は理解し合うことも赦し合うことも難しくなった。

また、相手の「愛」が、支配し利用することを意味していると気付いた。

何を買うにも買ってもいいか許可を求められる。好きなの選んでと言いながら自分の好きなものを選ぶ。

日常の細々としたものなら別にどうってことはない。ここ2、3年は支配欲が逞しくなったのか、くだらないことや個人的な嗜好にまで口を出してくるようになった。嫌気がさして距離を取り、支配の呪言を拒否したので会話が減った。

普段から情報の取り方に差があったので、会話が減ったことで互いの前提知識の差が広がり、日本語話者同士のはずなのに言葉が通じないことが増えた。

私は俗に言う毒親の下で主に肉体的な虐待を受けて育ち、金銭的な自立を模索して高校生の頃からバイト漬けで家に寄り付かず、5年ほど親と付かず離れずの距離感を保って自己形成をした経緯がある。相手もまた、毒親の下で精神的な虐待を受けて育ち、共依存のような関係性で、結婚をしてから徐々に親から自立し始めたようだった。

しかしながら、長年受け続けた親から虐待共依存関係は、遂に今に至るまで、愛の形は虐待共依存であることを覆さなかった。

無知を過剰に恥じるために知ってるふりをし、正誤を説かれると感情失禁を起こす。虐待じみた要求をしたかと思えば慇懃土下座をする。意見を求めたかと思えば全否定した上で謝罪要求する。脈略なく数週間前のことに怒り、謝罪要求する。事実誤認を指摘すると人格否定だと拡大解釈する。人を敵か味方か決めつけた上で、敵のものは悪いもの、味方のものは良いもの確信する。敵と判断すると人格攻撃を厭わない。見た目を蔑み、その家族嘲笑し、敢えてわざわざ傷つけようとする。

情報分別する技術を持たない。先入観検証する技術を持たない。観測者によって見え方に差があることを理解しない。無闇に肩書きを好む。ゆえに、判断力が非常に低い。当人意識俎上ではこれを漠然とした不安と感じているらしく、埋め合わせとして激烈な感情を充てているという自覚があるようだ。

正直なところ付き合いきれない。私が上記のように扱われることが心底嫌になる。敵認定した人の陰口を嬉々として喋っている姿はおぞましくさえ思う。

早く別れたい。

2018-11-29

日本人には批判ができない

悪意丸出しで慇懃言葉相手批判することを「批判」とはあまり呼びたくない。


露骨批判しながら忖度求めたり、人格攻撃する人間もたくさんいますけど。

2018-11-02

新人をいびるお局になって、5年後

なんかの記事を読んで、久しぶりに増田に書き散らそうと思ってログインしたところ、5年前に書いた日記が出てきた。あまりの懐かしさに書こうと思っていたことを全部忘れたので、せっかくだし忘備録として、あの生意気な後輩のことを書こうと思う。

わたしはお局になってしまった

https://anond.hatelabo.jp/20130619155614

生意気新人が入ってきてひたすらイライラしていたという話だ。当時は社会人4年目、少しばかり仕事も覚えて、後輩もできて部署メンバーの仲も良く、仕事が楽しくなってきた矢先の話だったので、それはもう彼に世界をぶっ壊された気がしていた。今となってはお恥ずかしい限りだ。

ありがたいことにこの醜罵詈雑言ブコメも沢山もらって、4年目ごときの小娘がお局なんて片腹痛いわみたいなことも言われて、当時はナニクソこの野郎と思ったものだが、今思えばその通りだなあと感じてあまりのほほえましさに自分で笑ってしまった。

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あの日記を書いた後、ブコメに小娘がどうこう笑われて腹が立ったので、こうなったら真のお局になってやるわ見てろよブコメどもと思った。返事が返ってこなくても毎日大声で挨拶をして、嫌な顔されても何かにつけてしょうもないことで話かけ、飴ちゃんはいるかと聞いていらないと言われても無理やり押し付け、顔色が悪ければどうした早く帰れと言い、空調の風で寒そうだったらショッキングピンクのど派手なひざ掛けを無理やり掛けてやったりした。もう半ば嫌がらせだった。

なんやかんやで結果的に、あの日記を書いて1年も経たないうちに、彼と打ち解け、すごく仲よくなった。

特に仲良くなるきっかけがあったかどうかは全然覚えてない。気が付いたら、彼の慇懃敬語はいしか消え、私にため口をきくようになったし、普通に笑うし、私の肩も軽口も叩くようになり、私の引き出しを勝手に開けてはお菓子をチョロまかすようになっていた。

これがもう、本当に滅茶苦茶嬉しかった。あ、なんか心開いてくれたっぽいぞ!ってわかったし、なによりすごく声がやさしくなったし、私のくだらない話に笑ってくれて、見たか私のお局力!ドヤ!みたいな気分だった(この時は、お節介おばさんとお局様の差が、あまりわかっていなかった)。

そうなると自然仕事でのコミュニケーションが円滑になり、何かあれば彼もすぐ相談するし、もともと地頭はいいのでこちらもいろいろ相談するようになり、頼り頼られみたいな感じで、先輩と後輩とも知らないうちに打ち解けて、彼が入社する前よりも平和な仲良し部署になっていた。

そういえば、店員への横柄な態度もいつの間にか丁寧な態度になっていた、というか、むしろ一番気を遣うようになっていた。飲み会も一番楽しそうで、酒の量はセーブしながらもいい感じに盛り上げてくれて、おまけにカラオケもうまかった。慇懃無礼で隙あらば睨んできていたやつが、明るく楽しい普通チャラ男になった。

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私たちのいた部署親会社に吸収されることになった。

親会社はこの平成も終わらんとする時勢にあって非常に昭和的な会社だったので、女子お茶汲みコピー以外の枠がないらしく、私だけ一般職格下げで皆と一緒に親会社へ出向する、もしくは、全然関係ない部署配置転換、という選択を迫られることになった。

一応、専門知識必要部署にいて、それなりに経験を積んで勉強もして大きな仕事を任されたりしていただけに、この状況はすごく辛かったし悔しかった。ただ救いだったのは、私以上にみんなが怒ってくれて、上司も先輩もどうにかならないか上に掛け合ってくれたし、「今すぐタイでも行ってつけてもらってこい!」みたいな本気だか冗談だかわからない言葉もありがたかった。中でも一番怒ってくれたのは彼で、役員室に殴り込んでサーバーをぶっ壊す勢いなのを必死で宥めた。こいつ相変わらずだなと思う反面、これだけ私のために彼が怒ってくれるのがすごく嬉しかったのを覚えている。私のやってきたことは会社に認めてはもらえなかったけど、彼らがこうして評価してくれていたんだなと思うと、不思議と怒りは沸いてこなかった。

こうして私だけ去った後の部署は、これがもうびっくりするぐらい空気が悪くなった。理不尽な異動に腹立しながらも古い体質の役員から自分と後輩を守ろうとする先輩と、こんな時代遅れ差別断固許すまじ討ち入り上等の彼、その板挟みになった後輩に、親会社の無神経なメンバー仕事のできない別の上司が加わり、それはもうしっちゃかめっちゃかになっていた。最初は微かだった不協和音はみるみる大きな歪みになり、最終的には、先輩と彼は口もきかなくなった。後輩はオロオロするばかりで、3日に1度ぐらいお菓子をせびりに来ては、やりづらいと愚痴って帰った。さら上司もどうしたらいいのかわからず、ただただものすごく空気が悪く、もはや誰にも修復不能なまでになっていた。

私がいたらあん空気にさせないのにという無念と、私が異動したせいでああなったのだという自責と、ただ私の力ではどうしようもなかった無力感と、とにかくもう見ているだけで本当に辛く、人間関係ってスイッチ一つでこうも変わってしまものかと思って茫然とした。

私が転職することになって、元部署メンバーが集って送別会を開いてくれた。この時には、もはや会話らしい会話をしていない彼らだったが、私を気遣ってか以前みたいに、和やかで楽しい雰囲気を作ってくれた。会社を辞めるにあたって、彼らのギスギスがとにかく心配だったが、ぎこちないながらも言葉を交わす様子を見て、これで少しでも元の状態に戻ってくれたらと思った。だがその矢先、3次会で入った居酒屋で、些細な切っ掛け、本当に些細だったと思う、彼が先輩の胸倉をつかんでの怒鳴りあいになってしまった。親会社のやり方に不満を抱きながらも、後輩たちの立場が危うくなると感じて収めるように諭してきた先輩に対し、私や後輩(繰り返しややこしいが彼にとっては先輩)がここまでコケにされて言い返せない先輩に不満を抱いていた彼が爆発してしまった。周りの人も騒然として、何とか割って入ってことを収めたものの(なお後輩は気付いたら後ろに逃げていた。危機管理のしっかりした男だ)、これが決定打となって、彼らの関係は完全に決裂してしまった。その後、ドロドロの展開は私の去った後の話なので割愛するが、裁判沙汰にもなり、私が辞めた数か月後には彼も会社を辞めてしまった。

最後送別会で帰り道に彼が言った「(私)さんが上司だったらよかったのに」という言葉を思い出す。扱いづらくて癖の強い男だったが、可愛くて素直で優秀でまっすぐな男だった。なんでみんな、彼を上手に使ってあげられないのか、すごく不満だった。彼が私を認めてくれたことが嬉しかった半面、自分に彼を使ってあげられる力がないのがすごく悔しかった。仕事を頑張って、それなりの地位につきたいと思うようになったのは、それからだろうか。まあ、現実には失敗ばかりのダメ社員で、自分仕事で手一杯なので地位云々なんてもってのほかの話ではあるが、何かあれば人を守ってあげられる立場人間になりたいと思うようになったのは、彼の影響だった。

結局、彼がいまどこで何をしているのかは全然知らないのだが、さっき自分日記を読み返して、辛い思いをしていないかなあ、元気にしているかなあ、うまくやっているかなあと心配になってきてしまった。

2018-08-25

anond:20180825015808

なんか、誹謗中傷罵詈雑言を避けて感情的にならないようにするとどうしても馬鹿みたいに慇懃なっちゃうんですよね……。

ともかく、拙文失礼いたしました。

2018-08-05

anond:20180804115259

365日常に余裕のある対応ができるわけでもないしな。

増田慇懃対応したと強調してるけどここに書くということは内心よほどムカついたんだろうから、どこまで本当だか。

2018-07-05

anond:20180705100638

× 世の中には慇懃無礼が溢れてるよ

○ 俺は慇懃な奴がすべて無礼だと邪推してるよ

2018-06-20

anond:20180620170802

声色とか全体的な雰囲気だよね

敬語でも慇懃ぶれってのがあるし

笑ってるような声だったら言葉が丁寧でもね

自分がそういう目にあってきれないならいいけどさあ

2018-01-14

ドヌ―ヴ文書の訳に関する堀茂樹さんの言及コメしたら…

1) https://anond.hatelabo.jp/20180114045429 文書訳についての堀さんの解説(訳したのは私ではない)。

2)これに以下(2)のようにコメントした。

3) そしたら間もなく、twで次のような発言をなさった。https://twitter.com/hori_shigeki/status/952471781528367104 

4)これが私のことを言っているのか分かりませんけど、その可能性を考えてお応えを書きました(4)。

でも、まさか、そんなはずありませんよね。堀茂樹さんのような方が、根拠も示さずいきなり人をバカ扱いするような傲慢な真似をされるはずありません。(*^^*)

ちなみに私は、自分の頭がいいとは思っていないし、ドヌ―ヴ文書を「こきおろす」つもりもありません。

悪い頭で一生懸命考えて、この文書必要明解さや整合性に欠けている、と判断し、それを筋道立てて提案しました。それだけです。

また、文書執筆し、発表した女性たちの勇気には敬意を感じます

2.おっしゃる通り、「la galanterieギャランリー」には、ドアを開けてあげるなどの女性への「礼節」と誘惑の両義がありますが、それでしたら、この語を「女性に対する慇懃な振る舞い」とか「レディーファースト」と訳すのも誤りですよね。これだと、日本人にとっては「ドアを開けてあげる」「席を譲ってあげる」などのイメージしかなりません。それを男性優位性にのっとった攻撃批判する極端で過激フェミに、ドヌ―ヴたちは反対しているのだ、という印象を与えますが、これは不公平です。もっと曖昧に「女性に対するお作法」でどうですか。それか、注でもつけて説明するしかありません。ところで、「そこにごく淡い艶(つや)が伴っていれば」の「淡い艶」って何ですか?ドアを開けながら、女性をじっと見つめることですか?「あなたれいですね」とボソっという事ですか?どちらも下心がないとは言い切れません。他人が書いたもの理由にその人を褒めたり、貶したりする前に、テキストをじっくり読まなければならないとも思いますが、そもそもこのテキストはもともととても曖昧で、整合性に欠けたものです。多くの語義が曖昧で、何が言いたいのか分からない。いくつもの主題がとびとびになり、また混合し、一貫性があるのかないのか分かりません。彼女たちの判断を示す文がどのようなニュアンスを含んでいるのかも曖昧です。部下や自分学生の膝を触ったり、唇を奪おうとするのは、「女性に対する慇懃な振る舞い」なんですか?「男尊女卑的な攻撃」なんですか?最も重要なのは、それぞれの言説がどのような現実還元されるべきなのか、という断定ができないことです。それというのも、執筆者たちが具体例を挙げていないからです。だから、それぞれの読者がめいめいにそれぞれの現実還元して、擁護したり批判したりしているのです。そして、日頃フランスで性暴力やしつこい誘惑に悩まされている女性にとってはかなりの確率自分達を傷つけるテキストです。このテキスト痴漢の件は、バスで裸の男性器を押し付けられ、2年間バスに乗れなくなった人を傷つけましたし、嫌だと言っても追いかけて来る半ばストーカー的なフランス風ナンパ擁護しているのではないか、とも危惧させます。これらを、職場上司業界権威者自分先生にされる時はまた格別に深刻です。フランスでは客や、自分学生大学でも高校でも)、部下を口説くことって大して問題視されてこなかったですから。ともあれ、このテキスト不明瞭さがあまり問題にされないのが、とても問題だと思います。色々なフランス専門家たちが、このテキストをどう読むか、で色々な議論を交わされているのですが、そもそも一貫した読解に耐えうるテキストなのか、を問うた方がいいと思います。このことは翻訳にも影響します。翻訳とは、文脈や論旨の一貫性やその他の背景を参照しなければ、非常に困難な作業ですから

4. 私のことを言っておられるのであれば、根拠を示さず「望ましくない態度」と批判するのはレッテル張りです。じゃあ、例えばimportuner★とはこのテキスト執筆者たちにとってどういう意味なのですか?この語が分かりにくいと感じたのは私だけではありません。事実le mondeが辞書的な語義を解説するに至っていますhttps://twitter.com/deja_lu ネット上でも解釈は分かれています。例えば路上で知らない女性ナンパすることを考えてみましょう。①女性ナンパ目的Bonjourと声をかけただけで、例えその後彼女を煩わさなかったとしても、importunerになる。②Bonjourの後で、女性無視する、あるいはあっち行ってください、と言ってもナンパを続ける。どちらに解釈するかで、このテキスト意味合いが大きく変わってきます。①の場合、確かに、「ノーと言う自由」はこのimportunerする自由がなくては成立しないと言え、また彼女たちが批判するフェミニズムはより過激ものと言えますが、その場合、「drague insistante★★」擁護との整合性は?②であれば、「ノーと言う自由」がimportunerする自由がなくては成立しないと言うのは、詭弁です。なぜなら、「ノー」を無視して誘惑を続けることは、「ノーを言う権利」を半ば侵害しているからです。「il faut savoir répondre à cette liberté d'importuner autrement qu’en s’enfermant dans lele de la proie★★★」は具体的に何をしなければならない、ということなんですか?①の場合はノーと言えば済みますが、②の場合はどうすればよいのですか?また、路上でのナンパではなく、職場上司や逆らえない相手に誘惑された時は?それとも、この文章は①のケースのみ想定しているのでしょうか。そうではないでしょう。②の場合や、「ノー」と言えない状況で誘惑された場合、誘惑する方が悪いのに、どうしてされる方が何かsavoir répondre★★★★するための能力努力を求められねばならないのですか?以上の2点だけでも、私は曖昧不明瞭だと思いました。とても重要な点なのに、です。解答をお持ちでしたら、ぜひご教示いただきたいです。

★importuner:うるさがらせる、嫌がらせ

★★しつこい誘い、ナンパ

★★★獲物の役割に閉じこもる以外のやり方で、この嫌がらせるimportuner自由に応える能力がなければならない。

★★★★応えることができる(能力がある)

anond:20180114045429

おっしゃる通り、「la galanterieギャランリー」には、ドアを開けてあげるなどの女性への「礼節」と誘惑の両義がありますが、それでしたら、この語を「女性に対する慇懃な振る舞い」とか「レディーファースト」と訳すのも誤りですよね。これだと、日本人にとっては「ドアを開けてあげる」「席を譲ってあげる」などのイメージしかなりません。それを男性優位性にのっとった攻撃批判する極端で過激フェミに、ドヌ―ヴたちは反対しているのだ、という印象を与えますが、これは不公平です。もっと曖昧に「女性に対するお作法」でどうですか。それか、注でもつけて説明するしかありません。ところで、「そこにごく淡い艶(つや)が伴っていれば」の「淡い艶」って何ですか?ドアを開けながら、女性をじっと見つめることですか?「あなたれいですね」とボソっという事ですか?どちらも下心がないとは言い切れません。他人が書いたもの理由にその人を褒めたり、貶したりする前に、テキストをじっくり読まなければならないとも思いますが、そもそもこのテキストはもともととても曖昧で、整合性に欠けたものです。多くの語義が曖昧で、何が言いたいのか分からない。いくつもの主題がとびとびになり、また混合し、一貫性があるのかないのか分かりません。彼女たちの判断を示す文がどのようなニュアンスを含んでいるのかも曖昧です。部下や自分学生の膝を触ったり、唇を奪おうとするのは、「女性に対する慇懃な振る舞い」なんですか?「男尊女卑的な攻撃」なんですか?最も重要なのは、それぞれの言説がどのような現実還元されるべきなのか、という断定ができないことです。それというのも、執筆者たちが具体例を挙げていないからです。だから、それぞれの読者がめいめいにそれぞれの現実還元して、擁護したり批判したりしているのです。そして、日頃フランスで性暴力やしつこい誘惑に悩まされている女性にとってはかなりの確率自分達を傷つけるテキストです。このテキスト痴漢の件は、バスで裸の男性器を押し付けられ、2年間バスに乗れなくなった人を傷つけましたし、嫌だと言っても追いかけて来る半ばストーカー的なフランス風ナンパ擁護しているのではないか、とも危惧させます。これらを、職場上司業界権威者自分先生にされる時はまた格別に深刻です。フランスでは客や、自分学生大学でも高校でも)、部下を口説くことって大して問題視されてこなかったですから。ともあれ、このテキスト不明瞭さがあまり問題にされないのが、とても問題だと思います。色々なフランス専門家たちが、このテキストをどう読むか、で色々な議論を交わされているのですが、そもそも一貫した読解に耐えうるテキストなのか、を問うた方がいいと思います。このことは翻訳にも影響します。翻訳とは、文脈や論旨の一貫性やその他の背景を参照しなければ、非常に困難な作業ですから

「ウザがらせる自由」に対して:『あなたは、豚として生まれたの?』

(追記)ウザがらされない→ウザがらせられない ですね。日本語不自由になってました。恥ずかしい。

後、importuner と Un porc, tu nais がどちらもアンポルチュネで発音同じことに言われて気づきました。これも恥ずかしい。

そして、さらに恥ずかしいことに、最後段落抜けてました。大急ぎで追加しました。

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ちょっとフランス語翻訳してみたくなったので、最近増田の流れで、一つ記事を訳してみました。

Leïla Slimani (レイラスリマニ)というモロッコ出身フランス人女性作家の Liberation のサイトに昨日掲載された«Un porc, tu nais ?» (「あなたは、豚として生まれたの?」)という記事です。

なんで、これを訳したかというと、先の「ウザがらせる自由」が、何やらフランス代表するもの英米からmetooブームに対する、大陸から批判みたいな取られ方をしている向きがあったからです。全然そんなことありません。twitter を見る限り、あの記事叩かれまくっています

現在も、テレビ討論番組で、Brigitte Lahaie という元ポルノ女優(あの記事署名者の一人です)が「レイプ最中だって、楽しめるわ」と発言した件で、絶賛大炎上中です。(この発言が、あの記事の後半部につながっているのは明らかでしょう)。

フランスでは #metoo に加えて #balancetonporc というタグ使用されていて、意味は「あなた豚野郎を叩き出せ!」です。ものすごく攻撃的ですね。Le Monde 誌の記事はそんな流れの中でのカウンターとして出されたもので、まぁ、要するに両者ヒートアップしてるってことです。

あなたは、豚として生まれたの?」は明確に「ウザがらせる自由」に対する反論として書かれています。いくつかの言い回しが、あの記事から来ているので、増田での訳語にその辺はあわせました。この記事文脈では「ウザがらせる」は生ぬるい気もしますが。

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(追記)ブコメで指摘がありましたが、あちらの翻訳は「ウザがられる自由」でしたね。完全に見間違いをしていました。

でも、これはしょうがないところがあって、原語 importuner は他動詞能動形以外のなにものでもないので、まさか受動形で訳しているなんて思わなかったのです。

「ウザがらせる」が正しいです。

不器用勘違いから来る過失のニュアンス」は日本語訳からまれものであって、原文にはそうした解釈余地はありません。

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小説家による平明に書かれた文章なので、致命的な誤訳はないと思いますが、気づいた点があれば、じゃんじゃん指摘しちゃって下さい。

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あなたは、豚として生まれたの?』

通りを歩く。夕方地下鉄に乗る。ミニスカート、胸の広く開いたシャツハイヒールをはく。ステージの真ん中で一人で踊る。派手めの化粧をする。ほろ酔いタクシーに乗る。半裸で草むらで伸びをする。ヒッチハイクする。深夜バスに乗る。一人旅をする。テラスで一人グラスを飲む。ひと気のない道を走る。ベンチで待つ。男を誘い、意見を交わし、歩き続ける。イル=ド=フランスの人込みに紛れる。夜勤する。公共の場子どもに乳をあげる。賃上げ要求する。

こうした、日常的で平凡な生活において、私はウザがらせられない権利を、そんなことにかかずらわされない権利要求します。 私は、私の態度、私の服装、私の歩き方、私のお尻の形、私の胸の大きさについて、とやかく言われない自由要求します。私は、私の平穏孤独権利を、恐れることなく前に進んでいく権利要求します。私はただ、内的な自由だけを求めているのではありません。私は、外での、広々とした場所での、私もまたその片隅を占めている世界においての自由を求めているのです。

私はちっぽけな壊れやすい品物ではありません。私は守られることを求めているのではなくて、安全尊重についての私の権利を認めるよう求めているのです。そして男性たちは、皆が皆、豚であるわけではありません。そんなことは全くありません。この数週間、どれほどの男性たちが、彼らの能力でもって、今起こっていることを理解し、私を魅了し、驚かせ、大喜びさせたことでしょう。どれほどの男性たちが、もう加担することをやめ、世界を変え、これらの行為から、彼ら自身をもまた解放しようとする意志を示してくれることで、私を驚嘆させたことでしょう。

というのも、例のいわゆるウザがらせる自由は、その奥底に、男性性についての極めて決定論的な見方を隠しているからです。すなわち、「あなたは豚として生まれたのだ」と。

私の周りの男性たちは、私を侮辱するものたちに対して、怒り、抗議してくれます。朝8時に、私のコート射精した誰かに。私の出世に何が必要理解させようとした上司に。研修の対価にフェラチオを求めた教師に。「キスしないか?」と尋ね、「淫売」扱いして去った通行人に。

私の知っている男性たちは、この男らしさについての反動的見方に、うんざりしています。私の息子は、そう私は希望するのですが、きっと一人の自由な男になるでしょう。その自由とは、ウザがらせる自由ではありません。制御できない衝動にとりつかれた捕食者としてではなく自分定義する自由です。私たちを魅了した男たちが持っているようなたくさんの素晴らしい仕方で、魅了することのできる一人の男に、息子はなるでしょう。

私は一人の犠牲者ではありません。しかし何百万もの女性たちはそうです。これは事実なのであって、道徳的判断やそうした女性たちを(犠牲者として)本質化するものではありません。

そして、世界中の何千もの街の通りを、うつむいて歩いている全ての被害者たち、付け回され、ストーカーされ、レイプされ、侮辱され、公共の場場違いものとして扱われている彼女たち、その恐怖が、私の中で瞬きますうずくまり、恥じている彼女たちの、辱められたという理由で通りに投げ出され除け者になった彼女たち、彼女たちの体がウザがらせる行為を招くからという理由で、黒く長いベールに隠させられている女性たちの叫びが、私の中で響いています

カイロニューデリーリマ、モースル、キンシャサカサブランカの通りで、歩いている女性たちは、失踪誘拐そして(下心ありの)慇懃さを心配しているのではないでしょうか?彼女たちに、誘惑し、選び、ウザがらせる権利などあるでしょうか。

私は、いつか、娘が夜中に通りを、ミニスカートと胸の開いたシャツを着て歩き、一人で世界旅行をし、真夜中に何も恐れることなく、そんなことを考えることもなく、地下鉄に乗れることを望みます。その時、彼女が生きるその世界は、清教徒世界ではないでしょう。私は確信しています、それはより正しい世界、そこでは愛と歓びに満ち、魅了し合う場だけが、より美しくより豊かである世界になるだろうと。それはまだ想像すらできないものだけれど。

http://www.liberation.fr/france/2018/01/12/un-porc-tu-nais_1621913

2018-01-13

anond:20180111072916

『[翻訳] ドヌーヴ「女性口説く権利」 全訳』を掲載された方が、"la liberté d'importuner"を「ウザがられる自由」とお訳しになったのはなかなかの技だと思うのですが、惜しいことに、この全訳はかなりの数の誤訳を含み、その結果、多くの箇所で、原文の文意を正しく伝えていません。

 以下、大急ぎで、主だった誤訳箇所を列挙し、元記事http://www.lemonde.fr/idees/article/2018/01/09/nous-defendons-une-liberte-d-importuner-indispensable-a-la-liberte-sexuelle_5239134_3232.html)の正確な読み取りに基づく改訳を提案しておきます。「✖」で誤訳箇所を示します。「⇒」でその部分について、正確であろう訳文の例をを示します。ご検討ください。

✖そのことがマッチョ侵害行為保証することにはならない。

⇒また、女性に対する慇懃な振る舞いを女性を傷つける男性優位の態度と見なすのは間違いです。

✖正しく意識されるようになった。

意識されるようになったのは正統なことだ。

プロフェッショナルのせかいにおける性暴力だ。

職業生活の中での性暴力だ。

✖いわゆる普遍の名の下で、

⇒誰にとっても善いのはこういうことだと勝手に決めて、

✖実際、報道メディアソーシャルネット上で、#metooが巻き起こしたのは密告と、個人個人に抗弁の余地や弁護の余地を与えることなく、性暴力加害者と同じ俎上糾弾することだった。

事実、#metooを通して、報道メディアソーシャルネット上に密告と公の場での告発キャンペーンが発生した。犠牲になったのは、性暴力加害者たちとまったく同じ俎上に乗せられ、抗弁の余地も弁明の余地も与えられない人びとだった。

✖「豚野郎」たちを屠殺場へ送り込むこの熱狂だが、女性が自立することを手助けるには程遠かった。 実際には性の自由の敵、宗教的過激主義、最悪の反動主義者に利益をもたらすことになってしまった。この反動主義者は、実質的にはヴィクトリア朝モラルのもとで、女性を「別扱いな」存在とみなし、女性保護することを求めながら大人の顔をした子供とみなすのだ。

⇒「豚野郎」どもを屠殺場へ送り込もうとするこの熱病は、女性自律的になるのをいささかも助けない。それどころか、実際にこの熱病から利益を得るのは、性の自由の敵たち、宗教的過激主義者たち、最悪の反動家たち、そして、実体論的な善概念とそれにともなうヴィクトリア朝風のモラルの名において女性一種「別扱いの」存在と、大人の顔をしていながら子供のように庇護されることを求める存在と見なす人びとなのである

ミケランジェロ・アントニオーニ映画欲望』を「女性差別」で

ミケランジェロ・アントニオーニ映画欲望』を「女性蔑視」で

✖「女性として振舞うことのトラウマに苦しんでいる」ことを

⇒「女性登場人物たちが被ったトラウマ」を

✖「スイスで提出されている法案

⇒「スウェーデンで提出されている法案

✖「やりりたいこととやりたくないことに」

⇒「してもいいと思うことと、するのはいやだと思うことに」

中指を立てる自由

⇒人の気分を害する自由

彼女給与男性平等に支払われるように注意しているべきだ。しかし、地下鉄痴漢にあっても、それが犯罪からといって、トラウマを植え付けられたと感じる必要はない。

彼女彼女給与男性平等に支払われるように注意することができる。しかし、地下鉄痴漢にあっても、痴漢行為犯罪と見なされるからといって、一生涯続くトラウマを植え付けられたとは感じないでいることもできる。

✖評判だおれだったとさえ考えてもいい。

さらには、大した出来事ではなかったと考えることさえできる。

女性としての私たちは、自分たちが、力の乱用を超えて、男性たちとセクシャリティへの憎しみという顔をもったフェミニストになることを認めない。

私たち女性として、権力濫用告発することを超えて男性たちとセクシャリティへの憎しみとして表れるフェミニズムに強い違和感を覚える。

✖ウザがられる自由無しでは上手く働かないと私たちは考える。

⇒ウザがられる自由が男たちの側にあってこそ意味を持つと私たちは考える。

✖そして私たちは、このウザがられる自由にどう応えていくかを知らなければならない。性的な獲物の役割に閉じこもる以外のやり方でだ。

⇒そして私たちは、このウザがられる自由に対して、獲物の役割に閉じこもる以外のやり方で対応する能力を持っていなくてはいけない。

子供を持つことを選んだ人々のために、

私たちのうちで子供を持つことを選んだ者について言えば、

✖娘たちが気後れさせられたり罪の意識を感じさせられたりすることなどなく、自分人生を精一杯生きるために十分教育されて自覚を持つことが適切だと考えている。

自分の娘たちが、〔性について〕気後れさせられたり罪の意識を感じさせられたりすることなく、人生をのびのびと生きるのに十分なだけの知識を得て意識的になるように育てることこそ適切だと考えている。

✖たとえそれが辛く、生涯残る傷を残すものだったとしても、身体を傷つけられる事故にあった女性尊厳を傷つけられないし、傷つけられるべきでもない。

女性身体に関与するアクシデントは、必ずしもその女性尊厳を傷つけるわけではなく、ときにきわめて辛いものであっても、そのアクシデント理由に当該女性を終身犠牲者のように考えるのは必ずしも適切なことではない。

以上。

2017-11-17

慇懃業界、そうではない業界

アニラジ聞いてると、あの業界メディア芸能あたり)の過度な慇懃っぷりに違和感を覚える

敬語が行き過ぎているというか

いや、声優若いから程度を上手く捉えられていないのか

それとも自分の居る業界フランクすぎるのか

 

まあ確かに先生」というへそを曲げられたら困る絶対的存在が居る業界から

腫れ物に触るようなノリになってしまうのはしょうがいかもしれないが

 

属人性が高い業界ほど慇懃になる説。違うか

2017-10-25

メスって本当にチョロいよな

普段からちょっとオラついた言動してるだけで一定数の女は寄ってくる

自信ある風に装ってるだけで、優秀な遺伝子を持ってるって本能的に勘違いすんだろうな

横柄な態度が気に入らないって女も逆にいるけど、そういう奴には2人でいる時に慇懃に振る舞えばそっちはそれで簡単に良いように勘違いしてくれる

正直、誠実でもないのに誠実な振りしてそれが女から評価されると思ってるおとこ馬鹿しか見えない

それ単に女から自身のない無能しか見えないか

たとえ実力が無くても自信あるように振る舞うんだよ

そんだけで女なんて向こうから寄ってくるぞ

2017-09-06

anond:20170905235116

pleaseはないと慇懃

もしかして無礼

それはいいとして、実際に"keep it clean"でぐぐるネイティブが作った注意書き画像実例がいろいろヒットするけど、その中に「THIS IS YOUR AREA / KEEP IT CLEAN」というスタイルのものが多くみられる

まり「何の縁もゆかりもない」なんて考えがちかもしれないけどそうじゃないんだぞ、という教育言い回しはある程度定番化しているとみられるので、前半を省略していきなり命令しても今ではさほど違和感ないのではなかろうか

2017-09-05

anond:20170905232345

keep it clean

でいいじゃん

まりよくない

この場合の掲示の相手不特定多数であって、掲示者との間になにか行動を縛る契約があるわけじゃないからね

清潔整頓する決まりは言われたとおりに守れよ、というニュアンスになる

何の縁もゆかりもないあなたが我々のお願いを自発的に受け入れてくれたのなら(if it please you)それを行ってください」ということなのだから、pleaseはないと慇懃

RT 英語ネイティブの人教えて

2017-08-23

https://anond.hatelabo.jp/20170823113017

うーん、慇懃さのほうの問題ではなく、必要以上にへりくだったり馬鹿丁寧対応したりするのは、マウンティングを取りに行くときお約束だと思えば違和感はないんだけどな。

https://anond.hatelabo.jp/20170823112024

小生はへりくだった自称で、他人相手を低く見る意味で小生って呼んだりしないじゃん。でも、ジャップオスは差別的他称で、他人相手を低く見る意味で呼ぶのが本来。それを自称するのが変という感覚は変わらん。

それに、小生とかって自称する人で慇懃無礼なのがいるとは確かに思うが、それって自分慇懃さを強調するために小生とかって自称するわけじゃん。でも、ジャップオスを自称する奴らに慇懃さ丁寧さなんてかけらもない。

どう見ても違和感

2017-07-15

職務質問30回以上受けてるのでスルーのコツを教える

俺はミリオタなので、迷彩カラーのものをどこかしらに取り入れていることが多い。職質が多いとされる秋葉原にも良く行くのでしょっちゅう警察官に声を掛けられる。

なので5回目以降くらいから職質のコツを掴んだんだ。職質拒否大好きなお前らにトラブルなく迅速に職質をスルーできる方法を教えてやろう。

まず、声を掛けられたら笑顔挨拶しろ。だいたい、相手も愛想良く挨拶してくる。んで、すかさずこちから持ち物ですよねと言ってバックを開け、自分から怪しいものを持ってないことを証明する。相手職務質問をさせる間を与えないのだ。これだけだ。

チェックしてる間に身分証必要ですか?と聞くのも良し、近くで何かあったんですか?と世間話するも良しだ。大抵、厳密なチェックなんてせず、ご協力ありがとうございますと言って去っていく。

このように協力的に対応すれば職務質問拒否する必要性すらなく1分も掛からスルーできるしノートラブルだ。警察官拒否には高圧的にでるが、協力には慇懃対応するらしい。中には態度悪いクズ警官もいるが、それはその時注意してやってくれ。

もし、職質をスルーしたいと考えてるやつは是非この方法を試してくれ。犯罪者のみんなも拒否するより、こっちの方がスルーされる可能性高いから参考にしてくれな!

ちなみに職質拒否するのは、俺のようなプロからすると逆転び公防みたいで滑稽に見えてるぞ。

追記

おい!ブコメみたらスルーできないとかいわれてるじゃないか!ちゃんとスルーしてるだろ。もっと言うと職質すら受けてない。普通なカバンは隅々まで見られるし、ポケットの中身をチェック身分証の開示を求められることもあるんだぞ。当然拒否すれば、押し問答になる。これがスルーと言わずして、何がスルーか!

そして、十徳ナイフについても書かれてるから良いこと教えてやる。俺も、ミリオタから好きなんだよそういうの。結論!ガキじゃないんだから使う機会のないもの持ち歩くな!まぁ、俺のスルーメソッドを知ってたら、そんなものチェックすらされなかったかもだけどな。

再追記

おい!職質はスルーできるけどブコメスルーできない増田と見透かされてんのが恥ずかしいが言わせろ!

積極的土下座する」「権力従順ブタ」だのお前らアホかと。俺は警察と一緒になって地域安全を守る側の人間なんだよ。秋葉原過去に何があったかくらい知ってんだろ。本来なら1人1人が防犯意識を持って周りを見守るべきところを警察官に代行してもらってるだけの話だろ。なんで自分利益の為のもの自分邪魔しなきゃいけないんだよ。

それにバックの中身見られたくないってなんだよ。何が見られたくないのか言わないと共感しようがないだろ。持ち歩いて恥ずかしいようなもん家に置いとけ。

2017-04-09

「おタバコはお吸いになりますか?」「喫煙席禁煙席どちらがよろしいですか?」

店員のこれに対して、

 

『その前にまずは「いま【待ち時間無し】で案内可能な席」はどちらなのかか教えろください。』

 

慇懃な感じで返しているのだけれども、まともに答えが返ってきたためしが無いので困っている。

俺みたいな「タバコなんて人生於いて1度たりとも吸った事ないし吸いたいと思った事もないしでもヤニの臭い全然平気むしろ自分から嗅ぎに行くゼ」人間

その特異体質の優位性を存分に発揮して優越感を味わいたいのだだから喫煙席禁煙席両方OKカモンベイベーどんとこいやと言っているのを聞き入れてくれないのだ。

奴等は絶対に「【喫煙者禁煙エリア侵入する事】【嫌煙者が喫煙エリア侵入する事】その両方のシチュエーション断固阻止」を厳命されているとしか思えない。

あるいは『「どちらでもいい」という怪しい客に気を付けろ。そいつ絶対禁煙席でも平気でフかす奴か、あるいは「いい店だと聞いていましたがタバコ臭いのが

困りました。よって2点」とかレビューに書く奴に決まっている。見つけ次第排除しろ。』とでも指示されているか

2016-09-14

応対が丁寧すぎる、慇懃無礼だ、って言われるんだが

慇懃さをなくしたら、もうそれただの無礼だよね

どうすれば良いんだよ

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