はてなキーワード: 乱れるとは
2020年における先進的な女性の卵子凍結・代理母に対する率直な考えが現れている非常に重要な対談だと思うので記録のため引用する。
*VERY2020年4月号「卵子凍結事業も始めるスプツニ子!さんに訊きました シンマイさんと学ぶVERY世代と卵子凍結」
https://veryweb.jp/life/106461/
https://web.archive.org/web/20200817141554/https://veryweb.jp/life/106461/
以下引用:
海外(欧米)ではもはやメジャーでカジュアルな「卵子凍結」。自然分娩や母乳育児が尊ばれる日本ではまだまだSF感の漂うマイナーな分野。でも、女性だけにタイムリミットがあり、仕事もノッてる時期に、伴侶を探し、結婚・妊娠しろ、ってどうよ。と立ち上がったのが、自ら26個の卵子を採取したアーティスト・スプツニ子!さん。結婚前に凍結を検討していたシンマイこと申 真衣さんと意気投合!
※この対談はVERY2020年4月号掲載時(取材は2月)のものです。申 真衣さんは、同年7月に第2子妊娠を公表しました。
申 実際にカウンセリングに行ったこともあるんです。もうすぐ30歳だな、と思っていた頃にちょうど未受精卵子の凍結が日本でもできるようになって(*注1)興味が湧いて。結婚願望はなかったのですが子どもは欲しいと思っていたので選択肢のひとつとして話を聞いてみようと思ったんです。でも、当時はまだアングラな雰囲気で……。躊躇しているうちに結婚したので凍結までは至りませんでしたが。
スプツニ子!(以下ス) 私は33歳の時に初めて卵子凍結のカウンセリングを受けました。結婚もしていないしパートナーもいない。仕事もめちゃくちゃ楽しい、でも子どもが欲しかったらそろそろ考えないといけないのかな。じゃあどうする? と思った時に、日本の価値観では出産の前に結婚しないといけないらしいし、結婚するには恋愛しないといけない。やらなくちゃいけないこと多すぎない?と思って、じゃあまず卵子を凍結しようと。昨年2回採卵して26個凍結しました。
ス 自分でやってみたら気持ちが変わったのを実感して。凍結卵子による妊娠は100%ではないから保険みたいなものではあるけど、すごく解放された感じがあった。あぁ、これで私はもっと自由に生きられるんだって。女の人は意識していなくてもbiological clock(出産可能年齢)という枷がある。子どもを産みたかったら何歳までに○○しなくちゃ、と。日本では凍結した卵子を使えるのが45歳未満までだから、あと10年くらいの猶予がある。それだけでもこれだけ明るい気持ちで仕事に取り組めるんだ、と思い、この経験をもっと多くの女性にシェアしたいと思いました。
申 米国だと福利厚生として導入している会社(*注2)もありますね。
ス 2018年には米国の大企業の17%が導入しています。過去3年で3倍になっているから、今年は30%くらいに増えているかも。米国で有名な卵子凍結クリニックはNYの5番街にあって内装もオシャレ、女性が自分の人生の選択肢を広げるために訪れるポジティブな空間。英国では、採卵した卵子の半数を提供するならほぼ無料で卵子凍結ができます。でも、日本ではまだ広まっていないし、中国やシンガポールでは社会的適応による卵子凍結がまだ認められていない。それってもったいない!
申 私も自分が興味を持った時にリサーチしたことがあって。日本でも潜在的な需要は高いはず。それなのに供給はなされてない。これって事業になるんじゃないのかな?と思ったんです。
ス 実は今年、卵子凍結バンク「Cradle」をオープンします。興味はあるけれどよく分からないから手が出せない、そんな空気を変えたかったので情報もクリアにしてもっとハードルを低くしていく予定。いくつか報告はあるのですが、35歳以下の卵子を凍結しておけば子どもができる確率は10個でおよそ50~70パーセント、15個採ると70~80%。この数字を高いと見るか低いと見るかは人それぞれですが、ブランドバッグや海外旅行とそう変わらない金額で人生の選択肢を増やせることを知ってもらいたい。
ス もともと私は女性とテクノロジーに関連するアート作品を作ってきました。テクノロジーって人類にとって平等に進化しているように思われるけど、実は男性中心に動いてきてしまった歴史がある。例えば避妊用ピルは日本では承認にものすごい時間がかかっていて米国から30年以上遅れていて、国連加盟国の中で最後まで承認されなかったのは日本と北朝鮮だけ。承認前も「女性の性生活が乱れる」みたいな論争が起きて。でもバイアグラが出てきたら、多数の死亡例もあったのに、たったの半年で日本の議会は承認したんですね。
ス It’s a Men’s world なんですよ。残念ですがこれまで男性目線で科学が進歩してしまった。ハタチの時にそれに気づいてしまって、人類は月に行ったのに私はまだ毎月生理になっているし、妊娠・出産も原始時代から変わらない。周りは「女だから・そういうものだから仕方ないよ」って受け入れているけど、私は『なんでだろう、おかしいな』と思っていた。だから、卵子凍結という選択肢が出てきた時に、これは人類にとってすごく大事な第一歩だと思ったんです。
ス 社会で活躍する女性が増えているのに、仕事がいちばん楽しい時期と子どもを産まなくちゃいけないとされている時期がドンピシャっておかしい。どれだけ女の人の活躍が進んでも、最後のガラスの天井が肉体のタイムリミット=妊娠・出産。卵子凍結はまだ新しい技術だけど、怖がったりタブーにしておくのはもったいないと思います。
申 私は入籍から1年、31歳で妊娠。このタイミングはタイムリミットから逆算してそれしかないという感じでした。子どもは欲しいと思っていたし、娘のことはかわいくてたまらないので後悔はもちろんないのですが、妊娠のタイミングがキャリア的に最適だったかというと難しい……。昇進の時期を控えての産休だったので、復職後に頑張りすぎてバーンアウトしかけたり、と余裕のない状況にはなってしまいました。少子化に問題意識を持つ男性と話すと、早く結婚しろ・早く子どもを産め、という話になりがちですが「相手もいないのにどうやって」と思います。そして、結婚すると今度は生殖可能年齢のタイムリミットが迫っているのでせっせと妊活に励まなければ、となる……。
――2人目・3人目を望むのであれば猶予がない状況も。
申 晩婚・晩産化で初産が遅れていて(*注3)、1人目が1歳になった瞬間から、『2人目は!?』というプレッシャーを自分自身にかけなければいけないし、仕事もある。忙しすぎです……。子どもの年齢はできるだけ離した方が子育て的にはずっと楽だと思うのですが、生殖可能年齢のタイムリミットがそれを許さない。
ス 30代の間にAMH(*注4)は大きく変化するから、針の穴に糸を通すような感覚ですよね。今の生き方と生殖のバイオロジーが嚙み合っていない。だからこそ、卵子や受精卵の凍結はもっと知られるべきだと思います。すでにパートナーがいるVERY世代であれば受精卵の凍結もアリ。個人的には多様な可能性を残すために未受精卵も凍結することをオススメしますが!
申 日本は不妊大国。体外受精で生まれる子どもは16人に1人の割合でいるはずなのにオープンにしている人は少ないですね。自然に授かることを良しとして生殖医療の話題は触れにくい風潮も。
ス でも、『#MeToo』運動もあって女性の性や生理に対する意識もやっと変わってきてる。その流れで、生殖医療に対する意識も変わってほしいと思う。もっと、自由に産む時期を決める権利があることに気づいてもらいたいです。
ス 卵子凍結をしても自分で産むにはリミットがあるから、その流れは必ず来ますね。
申 日本だと向井亜紀さんが代理母出産(*注5)して話題になっていたけれど、米国ではサラ・ジェシカ・パーカーやキム・カーダシアンのように代理母で出産するセレブがいますね。費用的にはなかなか手軽にはならないのだと思いますが、選択肢が増えることは良いことだと思います。
ス そもそも男性って女性のパートナーに代理で産んでもらって、親として認められているのに、女性だけが自分で産まないと認められない、なんておかしいですよね。大事なのは子どもに愛を注ぐことではないでしょうか。
申 憧れの女性の先輩が精子提供を受けてシングルで子どもを産んだんです。もちろんシングルマザーにはそれなりの大変さもあるかもしれませんが、仕事でも成功を収めていて人間的にも素晴らしい人なのでその決断にはかっこいいという言葉しか見つからなくて。きっとお子さんはたくさんの愛を受けて幸せに育つだろうと思います。
ス 女の人だって仕事があって自立していれば、子どもを産むために結婚する必要はない。恋愛や結婚と関係なく、望んだタイミングで子どもを産める自由がある。夫というパートナーがいなくても、現にアメリカやヨーロッパでは充実した社会的支援のもと精子提供を受けて生まれた子どもがすくすく育っているから、家族という形式にこだわりすぎなくていいと思います。
申 国や社会は家族の在り方や女性の生き方を枠にはめようとしますが、子どもを持つというのは本来すごく個人的な選択。その人らしい選択をできるようになればいいと思います。そのためにはまず選択肢が増えていかないと。卵子が冷凍されていて子宮も借りられるとなると、何歳になっても子どもが持てる。子育てに要する体力的な問題はありますが人生100年時代のこの先、50代、60 代になってから育児をするなんて選択肢があってもいいのでは、と思います。
ス 私たちが当たり前に思っている家族の在り方――何歳くらいでママになって子育ては何歳くらいまで――というのがこれからどんどん変わっていくはず。好きに生きて、好きなだけ仕事して、好きな人に出会えたらラッキーだし、そうじゃなくても「精子バンクで子ども産むもん!」って思えたら楽しいと思う。私はそっち派です (笑)。
申 私はもっと早く知っていれば20代のうちに卵子を凍結していただろうなと思います。娘には本人はその時は必要性を感じていなかったとしても卵子凍結を勧めたいと思っています。免許取得を大学入学祝いにプレゼントするのと同じ感覚ですね。大学生の時間に余裕があるうちなら採卵もしやすい。それに結婚を考えるパートナーがいないうちなら意思をすり合わせる必要もなく、誰かの合意が必要ないから。スプツニ子!さんみたいに爽やかな方が卵子凍結を勧めれば、ポジティブなものだと広まりそう。
ス 私もそうしたいと思っています。20代なら数も採れるし質もいいから、成人式の振り袖より卵子凍結をプレゼントする方がずっといい(笑)。申さんには卵子凍結のアンバサダーになってほしいです!
申 ぜひやりたいです(笑)。
1985年生まれ。東京藝術大学デザイン科准教授。ロンドン大学インペリアル・カレッジ数学部を卒業後、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で修士課程を修了。マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教、2017年東京大学特任准教授を経て現職。「東京減点女子医大」(2019年)などジェンダーに関する作品も多数。今年、病院と提携する凍結卵子保管バンク「Cradle」(https://www.cradle.care)をオープンする予定。※サイトは5月ローンチ。
1984年生まれ。東京大学卒業後、外資証券会社に約10年勤務したのち、現在はベンチャー企業の取締役を務める。2019年6月号でVERY初登場、効率を重視するワーママらしいロジカルなファッションやライフスタイルが注目を集めVERY世代のオピニオンリーダーに。2020年3月号からVERYモデル。30歳で結婚、31歳で長女を出産。(2020年7月現在、第2子妊娠中)
1についてだけ。
>分かるけれどこれでどうやって動画や音楽のエンコードをしたり画像処理をしたりするソフトウェアになるのか
エンコードに関してはプログラムはエンコードの理論に従って作られているだけ。大事なのは研究者の考えた理論
画像処理は定型の処理の塊でこれも代替やり方は決まってる。"python 画像処理"とかでググれば多分出てくる
>あるいはWordとかExcelとかがどうやってこんなので作られているのかが分からない
まず基本的な、ウィンドウシステムがどのように実現されているかをWin32アプリベースでも
よいので理解するべき。ユーザーのマウス操作、キーボード操作をどのようにプログラムが認識し、
処理するかが理解できる。この仕組みは基本的にすべてのアプリで共通と思われ。
>プログラミング入門書を読んでも、一般的に知られているソフトウェアの作り方みたいな事が書いてない
多くの人が共通的な作り方に挑み敗れているわけで、プログラムは10個あれば10通りの作り方がある。
また、クラスレベルで抽象化してソフトウェア構造を整理しようとする、オブジェクト指向(最近は
クリーンアーキテクチャに昇華させる流れもあり)もあるけれど、オブジェクト指向に向かない
対象領域があったり、なんでもクラス病にかかる等して、銀の弾丸とは言い難い。
また自説だが、順次処理を基本とする、手続き型言語はデータと処理が入り乱れることになるため、
全てを設定しきることが極めて困難なため、きれいにすべてを設計するのであれば関数型言語を使う必要が
あると感じている。
>だからそのフレームワークがどういう風になっているのかって説明からして欲しいって思う。
そのフレームワークが内包するベストプラクティスの量を鑑みれば、中身を意識せずに
>つまり言いたいことは、実際に動くアプリケーションというのを作りたいのにも関わらず
>プログラミング入門書は、これで判定と繰り返しという基礎ができますと言うだけ。
>これがもう滅茶苦茶イライラする。
天才的な人はコードを書きながら、考えられるけれど、常人はまず詳細設計と言われる
フローチャートを書けるようになったほうがよい。
次に"抽象化"を覚える。"抽象化"を使うことで少なくとも、処理は全体をざっくり設計できる
>つまり完成しているプログラムを参考にしようと思っているにも関わらずそれがないのでよく分からない。
githubに山のように転がっている。
ただそれを見て理解できるかは別問題。モチベーションを保って継続学習可能な形に
消化できる人間の登場が待たれる
興味深い。3セットまで減らせるものなのか。
私の場合、仕事が燃えていて1週間洗濯できないといった状況に備え、7セット持つようにしてた。
だけど在宅勤務メインの今となっては、3セットでほとんどのケースで支障がなさそうだ。
たいへんためになる投稿だったので、感想と補足など書いてみる。
◎気になったこと
特に風邪をひいたときには、新しい肌着を着ては汗をかいて脱ぐ、というサイクルを短時間で繰り返すものだ。
そのため、大量の清潔な肌着ストックが必要になるのではないか。
私の場合は、そのときのためだけに引き出し一杯のTシャツとパジャマっぽく使える上下を4セットを捨てずに確保してある。本当は処分できたらすっきりするのだが……
◎似たようなことをやってる私の場合の工夫
大量のストックを持っていること以外は、私も似たようなことをやっている。
わたしの場合の工夫を補足すると、速乾性の高いものを意識的に買うくらいだ。
洗濯サイクルが崩れる原因は、たいてい「乾かない洗濯物」だったので。
- Tシャツ
自宅でも職場にもストックし、汗をかいたなと感じたらすぐ着替えられるようにしている。
夏場はカバンにも1つ分の着替えを用意している。
- Yシャツ
- ハンカチ
セブンイレブンのタオル生地ハンカチ。使い心地が良く乾きやすい。
(コロナ禍以降、ジェットタオルがなくなり、ハンカチの必要性が増したね~)
ヨーカ堂で同一商品を大量購入したもの。だが、どの商品でも乾きやすい。
- タオル
乾きにくい。ドラム式で乾燥させてるのに、湿っぽさを感じてもう一度乾燥機を回すはめに。
週1で洗濯するが、その大きさと使われている生地のせいで極めて乾きにくい。洗濯サイクルが乱れる!
他洗濯物の処理を止めないように 、こいつらだけ浴室乾燥で追加の乾燥を行う羽目になる。
乾燥にこだわっているのは、主にアトピー対策。きっちりと乾燥させると肌へのストレスが軽減され、かなり痒くなりにくい。
山に登るようになってから、温度調整のために頻繁に追加で重ね着したり、脱いだりする習慣が身についた。風邪をひきにくくなったように思う。
朝、目が覚める。ああ今日も仕事か、行きたくないなあ、もう仕事やめたいなあ、週休5日がいいなあ、と、毎日同じことを思う。しかしそうは言っても給料をもらわないと生活できないし、今日も渋々家を出て会社に向かう。
一体、何がそんなに嫌なんだろう。そりゃ、今日が休みなら家でだらだらしていたいし、家に積み上げている小説や漫画を読みたいし、天気がよければ散歩もいいし、もし一週間休みなら旅行だって行きたい。私の時間を返してくれ。そもそも、好きでやっている仕事じゃないんだから嫌いになるのが当然の話ではある。・・・とは思うのだが、試しにもう少し詳しく、場面場面で分析してみよう。タスク管理は細かく割ることが基本だと言うし。ついでに、嫌な側面だけでなく、無理矢理にでも良い面(あるのか?)を見つけて相対化してみよう。
まずは朝だ。もっと寝ていたいのに起きないといけない。起きて着替えて出社しないといけない。ああ嫌だ。・・・でも、生活リズムは心身の健康を守ってくれるし、半ば強制的にベッドから起きる理由があることは良いことなのかもしれない。暇は薬にも毒にもなる。
通勤も嫌だ。電車は混んでいるし、周りの人も憂鬱な表情だし、仕事に行くまでにヘトヘトになってしまう。最悪。・・・でも、最寄りの駅に行く途中にある保育園で楽しそうに遊ぶ子どもを眺めたり、金木犀の香りに秋を感じたり、ふと見上げた空の広さに驚いたり、スカートで自転車に乗っている女性を見てドキドキしたりするのは、悪くないかもしれない。
職場に着く。パソコンを開くとメールがぎっしり。もうこの時点で心が折れる。To Do Listなんかで管理できる量ではない。ああ嫌だ、もう帰りたい・・・でも、職場で同僚と無駄話をしたり、ほうじ茶を飲みながら昼飯を何にしようか考える時間は、わずかながらも楽しみな時間だ(ちなみに好きなテレビ番組は「サラメシ」だ。)。
とにかく業務量が多すぎるし毎日忙しいし内容も難しい。クレーム処理では心が疲弊するし、締め切りに追われる日々は息苦しい。何のためにやるのか分からない社内タスクも盛り沢山だし、突発的な来客でスケジュールが乱れるのもつらいし、やっぱり仕事は嫌だ。もう辞めたい。来世はナマケモノに生まれ変わろう。・・・でも、大なり小なり仕事をひとつ仕上げたときはホッとするし、(稀なことだが)自分の仕事で人から感謝されたときは嬉しくなるし、可愛い後輩からの質問にうまく答えられたときは得意気になれる(プライベートでは、自分のようなオッサンが若い女性と話すことは皆無なので、そういう機会があること自体、仕事に感謝しないといけないのかもしれない。)。
退社するときも、「一日中働いていたはずなのに、仕上げた業務と新たに降ってきた業務で差し引きゼロだ・・・働いても働いても我が暮らし楽にならず」と自分の能力の低さを恨み、「あれもしなきゃ、これも残ってる」と明日以降のタスクを思って憂鬱になる。・・・それでも、これで今日も給料分働いたぞ、自分なりに頑張って家族の生活を支えているぞと自分に言い聞かせて帰路に就く。夕飯時のビールだけが心の支えだ(この美味しさは、ある意味で仕事のご褒美なのかもしれない)。
振り返ってみると、残念ながら仕事の良い面はさほど見つからなかったし、やっぱり基本的に仕事は苦痛なのだが、かといって一日中絶望しているわけでもないようだ。ひとつ気づいたのは、「社会とのつながり」や「日課(ルーティン」はあった方が良いのだろうな、ということ。だから私も嫌々ながら仕事を続けているのかもしれない(まあ、それが今の仕事である必要性はないのだが)。私は日頃から「宝くじが当たったらすぐに仕事を辞める」と口癖のように周囲にこぼしているが、当たる確率はゼロなので(何故なら宝くじを買っていないから)、当面は仕事を続けるしかない・・・。
以上のように、私のようなやる気のない中年リーマンでも、こうして騙しだまし日々を送っている。皆さんはいかがだろうか。キャリア向上を目指して頑張っている人や、社会的意義の高い仕事に従事して貢献している人、または純粋に「好き」を仕事にして楽しい日々を送っている人ばかりではあるまい。「粛々と業務をこなす」、「仕事は60点でOK」、「会社に期待し過ぎない」をモットーにして、「ああ、今日も行きたくないなあ」と思いながら毎日を送っているような人たちからブコメがもらえると嬉しい。いいじゃないか、ダメだって。
クリストファー・ノーラン監督の映画『テネット』を観てきた。2時間40分という上映時間にビビリながら映画館に行ったが、冒頭のテロのシーンから一気に映画世界に没入し、楽しむことができた。真の敵の目的の壮大さに呆れ、「順行時間」と「逆行時間」が入り乱れるアクションシーンの精密さとそれを支える撮影技術に舌を巻き、あの一言はこういう伏線だったのかと最後に驚く、楽しい映画体験だった。
楽しむことは出来たのだが、100%理解できたかといえばそうではなく、正直「逆行」とか過去の時間で並行に起こる出来事とかよく分からなかった。思わずパンフレット買って帰ってしまった。読んでもイマイチ理解できず、ファンの皆さんによる解説ブログなどを眺めていた。眺めているうちに、これはもう映画をもう一度観るしかないなと思った。
ところで以前、同じくノーラン監督の映画『インセプション』を観たときも、分からないと思ったことを思い出した。『インセプション』について調べると、Amazonプライムビデオで配信していた。思わず、観てしまう。
すると、なんと、分かった。
以前観た時は、観ているうちに分からなくなってしまった夢の多重構造と話の筋がすっと頭に入ってきた。そしてびっくりするほど面白かった。むしろ何で分からなかったんだ過去の自分、馬鹿なのか。
途中、元妻との話が少し過剰なのではなどと思ったりもしたが、あのラストに繋げるためと思えば納得。仲間を集めるところも「お約束感」がありながらもワクワクした。そしてコマ。重要アイテムであり、トーテム。あのラストですよ、コマと夢と現実と。
公式のではないけど、「インセプション コマ」で検索すると出てくるパチモンのコマ。800円ほどだった。
まもなくコマは届いた。過剰に大きな段ボールに包まれてやってきたコマ。謎の金属製で、ひんやりとしていた。手に持つと、小さな割にはずっしりと重かった。これでインセプションごっこができる。
指の捻りと共にテーブルの上に落とした。勢いをつけてコマは回りだす。回りだす。回り続ける。
あれ、と思う。
コマは回り続ける。倒れない。
「ちょっと、これ観て」
ダイニングのソファーで寛ぐ妻に声をかけた。彼女は回り続けるコマを観ても顔色を変えなかった。そして一言。
この文章を書いている間も、テーブルの上では、コマが回り続けている。
逆行のためのゲートはどこにも見つからない。
人事部長という役職名ではないが、似たような名称のポジションだった。
問題のある社員への指導教育だったり、人間関係のトラブルに決着をつけたり、罪を犯した人間を罰したりする機能だ。
それに比べれば、勤怠管理だの、給与の支払いだの、社会保険の手続きなどは子どもの遊びに思えてくる。
今でも夢に見る。
後悔がある。どうしてあの時、もっとやれなかったんだろう、やらなかったんだろう。
どうして、あの人の心に寄り添うことができなかったんだろう。どうして、自分の思う正しさを貫くために上位の役職者を説得しなかったのだろう。
そんな後悔を吐き出したくて、はてな匿名ダイアリーに投稿することにした。
事案は4つある。そこまでぼかしてはいない。私自身と向き合うためには、真実を吐き出さないと意味がないからだ。
彼女は現場の仕事をする職種だった。現場といってもそこまで肉体労働ではないけれども、専門職なのは間違いない。
ある年から、その仕事を外注に出すようになった。このままでは失業することになるが、組織として無責任だということで事務職に職種変更となった。
結果は想像のとおりだ。てんで話にならなかった。
料金計算を間違えた請求書を送るし、システム上の顧客情報を誤編集するし、よく交通事故を起こすし、難しい質問がきたら硬直して動かなくなるし、気分の浮き沈みが激しい。
職種変更してからは、1年毎に様々な部署をたらし回しになった。当時の私は人事部長でも何でもなかったけれども、1年毎に異動するパターンの人なんだな、というありきたりの感想だった。
こういうタイプの人は、適合する部署が見つかると十年単位で同じ部署に磔になる。いい部署が早く見つかってほしいな、と思ったのを覚えている。
4つ目の部署だったと思う。この部署は、基本的に事務が主体だが、肉体労働の仕事もあった。
彼女は、あろうことか肉体労働のポジションに充てられてしまったのだ。木を切ったり、ごみを運んだり、池に浮かんだ鳥や鼠を回収したり…
一度だけ、見たことがある。ごみ処理場のダストシュートに軽トラックが止まっていて、60から70くらいの老人達(シルバー人材センターの会員だと思う。派遣労働者ならもっと若いことが多い)が伐採くずをダストシュートに投げ込んでいたのだが、その現場で彼女も仕事をしていた。
泥まみれの作業服。トラックの荷台の上で、えっちらおっちらと伐採くずをダストシュートに放り込んでいた。
ひどい話だろう。でも、当時の私はそうは思わなかった。その部署には肉体労働ができる男性が足りていなかったので仕方がない。そう思っていた。真奈美さんの上司は男性だったけれども、管理監督職がそんな仕事をすべきではないと素朴に考えていた。
労働組合の女性部が人事研修課に怒鳴り込んできたのを今でも覚えている。「どうして女性社員にあのような仕事をさせているのか」、「あなたたちには法的な正しさ以外は理解できないのか」といった内容だった。
その後すぐ、真奈美さんの職場を覗きに行った。上司に怒られている最中だった。周りの社員は何も言わないでいる。むしろ失笑していた。仕事が早いわけでもなく、制度が高いわけでもないので当然の結果だったのかもしれない。
翌日、私は課長に相談に行った。「真奈美さんはあのような状況ですし、肉体労働で女性の社員がケガをしたらうちの課の立場が悪くなります。今年度末で異動させた方がいいと思います。早ければ来月にでも」といった内容だった。課長は、「急ぎの案件ではない。そのうちまた検討する」と言っていた。
それが12月の初旬だった。この3週間後に真奈美さんは死を選んだ。死因は延べない。
今でも夢に見るのは、課長に相談をした場面だ。どうして、「うちの立場が悪くなる」という理由を述べたのだろう。「真奈美さんの健康が心配です。大事になる前に手を打ちましょう。今すぐに異動させるべきです」となぜ言えなかったのだろう。
なぜ私は、正しい行いができなかったのだろう。
事案2 結衣さん(当時18才)
性格は明るめだったと思う。高い声の人で、社内で大声で笑い過ぎて注意を受けることがあった。
配属されたのは債権管理の部署だった。知能テストで理数分野の点数が高かったのと、定型的な業務が中心の部署なので、新人に相応しい配属先だと判断された。
問題が起こった。配属されて3か月が過ぎた頃、人事に連絡が入った。「あの子は服装が派手過ぎる。あれではお客様の前に出せない。試用期間中なのにあれはひどい」というものだった。
先輩や上司が注意しても直す気がなく、それどころか、注意した男性の先輩をハラスメントで人事に訴えると威嚇したという。
結衣さんのいる部署の前を不定期に通ってみると、いくつかのことが判明した。
実際、派手な装いだった。髪は金髪だったし、ピアスをしていたし、ひらひらのスカートを身に着けていた。
接客態度もお世辞にもよいとは言えなかった。お客にため口になったり、自分1人では手に負えないのに先輩に相談せずに不動産会社に怒られていた。
人によって態度が違う。若手社員に対しては強気だが、お父さん風(?)の優しい雰囲気の社員の前では借りてきた猫のようにおとなしい。
結衣さんに対して研修室で面談を行った。当時は役職がついていた私と、課長(事案①と同じ人)と、結衣さんの直属の上司がその場にいた。
本人が言うには、
・変な格好で来ているとは思わない
・仕事に来る服装は自分で選びたいし、他人が口を出すのはおかしい
・この格好が自分らしい。学校でも、アルバイト先でも文句を言われたことはない
結衣さんは、最後には「努力します」と言ったけれども、金髪が直ることはなかった。服装は大人しめになった気はしたが、私にはファッションのことはわからない。彼女と同年代の女性社員に廊下でやんわりと聞き取ったところ、「反省する意思はない」とのことだった。
私は反対したが、すでに人事のトップである総務部長まで話が通っていた。あとは役員級が承認するだけだ。
さて、当時の手帳を見ながらこれを書いているわけだが、その中には彼女に対する個人的乾燥として、こんなことを書いていた。
自分の意志があって動いているように見える。高校生で3年間アルバイトをしながらうちの入社試験に通ったのはすごいし(※当時の弊社の高卒入社倍率は30倍程度だった。おそらく今でも)、3人の年配社員に囲まれても自分の意見を貫いたというのも尊敬できる。うちの娘や息子を見ていても思うが、彼女は優れている。ぼんくらじゃない。うちの子ども達が情けなくなってくる。でも、うちの会社とは相性が悪い性格なのは否めない
結衣さんは、その後どうなったと思う? ここに記している時点で読み手は察しておられるだろう。
久保になったのだ。試用期間で切られた。
あの時、研修室で「あなたを本採用できない」と伝えた時の彼女の面持ちは今でも覚えている。一瞬、歯ぎしりをしたように見えた。眉間に皺を寄せたと思ったら、すぐに平時の顔つきに戻った。淡々とした声の調子で、「わかりました」と言っていた。涙を浮かべるのを我慢していた。
…それから、私は結衣さんを首にしないために何をしたと思う? なにもしなかった。
『まさか、総務部長やそれよりも上の人間が、高卒の子を半年で切るという意思決定はしないだろう』
手帳には記していないが、私は当時、こんなことを考えていた。情けない。今でも結衣さんの顔が脳裏に浮かぶことがある。
そのことがあってから、「別の会社でうまくやれていたらいいな」とずっと考えていたし、ずっと祈っていた。
真奈美さんと違って、結衣さんの夢は見ない。良い知らせがあったからだ。政令指定都市の職員として働いていることがわかった。
知ったのは偶然だ。回覧物に閲覧済のシャチハタを押している時、偶然に名前を見つけた。
あの時の安堵を言い表すのは難しい。心の底から安心できた。この日は早く家に帰る予定だったが、変更して居酒屋に寄ることにした。
事例3 和也さん(当時20代後半)
発達障害と呼ばれていた。私には診断能力はないが、周囲の評価はそうだった。
ある時、彼が直属の上司を怒らせてしまった。その上司は、一般市民その他の重要人物が観ている前で怒鳴り声を上げたのだ。私も見ていた。イベント会場だった。彼が指示を守らなかったのが原因のようだ。
その上司と和也さんは偉い人から大説教を受けた。後日、彼の指導教育を人事で受けることになった。
事前の報告書によると――まず、空気が読めない。他人が喜ぶとかイラつくとか、そういったことを予想できない人だった。
会話能力が低い反面、言語での表現能力は高い。文書ドキュメントの作成能力は社員の平均を超えていた。特に、プログラミング能力が秀逸であり、エクセルの帳票データを改良しては、これまで半日かかっていたものを20分で~みたいな改革を進めているとのことだった。
文章やレイアウトのこだわりが非常に強く、人が気にしない箇所でも時間をかけて修正する。かと思えば、オフィシャルな文書で使うべきではない表現(見積りあざッスヽ(^^)など)をメールにしたためることもあり、取引先からやんわりと注意を受けることがあった。
彼と面談した頃は、人事研修課長と呼ばれる立場になっていた。実際に面談してみて感じたのは、論理性が高いということだった。すべての言葉に理由を付けようとする。とりとめのない理由もあれば、よく考えているものもあった。
「職場の和が乱れるのはどうしてだと思う?」という質問に対しても、「理由は不明です。非常識なことはしていません。でも、ほかの人と自分の感じ方が違うのはわかります」と答えていた。
ほかにも多くのやり取りはあったが、どうにもおかしい点があった。
彼の発達障害についてだ。当時は発達障害という言葉が流行り始めていた。今ほどには一般的な言葉ではなかったと思う。
彼は発達障害なのか?という疑問を持った。というのも、発達障害に関する書籍を読んだところ、真の発達障害では弊社の面接を突破することは不可能だと確信したからだ。
彼との面談では、イラっとすることはあったものの、怒りの感情とまで呼べるものは湧いてこなかった。彼はその実、他人に配慮することができるのではないか?
つまり、発達障害を装っているのだ。本来的には、別の何かであって、それが原因で周りとの不和が起きている。サイコパスとか、ソシオパスとか、反社会性障害とか、当時は色々と調べたが、素人に結論を出すことはできなかった。
ひとつだけ、わかったことがある。『演技』ができる人間だということだ。
彼の採用面接の記録を見たところ、今の状況とはまるで異なる印象が記されていた。例えば、個人面接では溌剌とした雰囲気だとか、グループ討論では司会を務めており、周囲と協調しながら自分の意見を主張できる~といった内容だ。
グループ討論というのがポイントだ。個人面接では、面接官との相性次第でどうにかなることもある。それが合否の大半を占めるといっても過言ではない。しかし、集団面接の相手は同じ受験者だ。その中でリーダーシップを取って、しかも面接官3人すべてから高評価というのは、これまでの彼の社内評価と矛盾している。
この問題については、根拠を示して解決できるものではなかったので様子見とした。彼は不和こそ引き起こしているものの、能力自体に問題はなかったからだ。小さいミスは起こすようだが、大きいミスの経験はないし、頭の回転も速かった。それに、弊社にとってプログラミングができる人材は希少だった。
彼と彼の部署は結局、不和を乗り越えることはできなかった。和也さんの態度にキレた別の上司が、彼に対して暴力行為を働いたのだ。それを見ていた一般市民が警察に通報し、社屋の前にパトカーが停まった。
半年後、和也さんは転職した。退職面談の記録によると、次に行く会社ではプログラミングの専門職のようだった。IT業界には詳しくないが、はてなブログでもたまに見る名前の会社だ。
彼にとっては、よい結果になったのかもしれない。でも弊社にとっては違う。あれから、社内インフラ等の整備に関する部署が新たに誕生したし、私が退職する間際も情報関係の業務ができる人材は常に足りない状態だった。
今思えば、電算管理システムを担当している総務課にでも異動させてやればよかった。そうすれば、あんな事件によって心が傷つくこともなく、今でも働いていたのかもしれない。
【追記】
昨日の夜にはてなブックマークの人気エントリーに入っているのを見ました。
今では、この日記を消したい思いでいっぱいです。
私は結衣さんのような人に憧れていたのです。
権威や、周囲の空気に流されずに自分を保ち続けようとする姿が羨ましかったのだと、日記を書いている最中に自覚しました。
誤字や脱字が多くなりましたが、修正はしません。このままにしておきます。
ご意見をいただいた皆様への感謝を込め、はてな匿名ダイアリーのコメントの一部に個別に返信します。
※全員へのコメントを考えていたのですが、やはりどうしても途中で切れるので一部としています。ご容赦ください。
長文なので0かな、と思っていました。
今は消したい思いです。
性別に関係なく、上司や周りに空気に逆らえる人間が眩しかったんだと思います。
ただ、若い子なので、自分の感情をぶつけて周りを不幸にすることがあったのは間違いないです。
死なないで。今すぐこの増田をプリントアウトしてもしなくてもいいから病院に行って。 あなたに必要なのは医療です。 読み物としては面白かった
もう少し考えたいと思います。
面白かったのなら幸いです。
彼は発達障害を演じていたのではなくて、定型発達の一般人としての振る舞いを求められて、都度学習しては演じていたのだと思いますよ 発達は本来の自分のままに過ごすと問題を起こ...
彼は頭の回転が速いタイプだったので、面接対策の本をよく読んで勉強していたのかな、とあなたのコメント読んでいて感じました。
突然久保になる結衣さん
日曜日の朝、「お前はなにをしてるんだ?」と恥ずかしさでいっぱいになりました。
率直な印象を書くと、自分ができることを過大評価している感じがするね。本人に起こったことは、本人の選択によるところが大きく、他人がしてやれることなぞはたかが知れているも...
でも、期待が働いてしまうのです。
例えば、ビリヤードの玉が転がっている最中に、横からちょっと力を加えると別方向に・・・みたいな。
自分の力で助けてやりたい、何とかしてやりたいと思うのです。
叶わないことの方がずっと多いのですが。
大事なところで失敗を繰り返してきました。
体力がそこまでないタイプの人でした。
とある中小企業で総務平社員(だった)も罪を告白してみる 人事部長さんの後悔を見て、自分の過去(数年前)がフラッシュバックしたので、総務平社員だった自分も勝手に懺悔の意味を込...
返信させていただいております。
昔の、たとえばサザエさんの波平とかが働いている会社では こういうった和也なんかはトンチの受け答えで 「あらそれもそうねえ、あはは」で居場所を作ってもらえていた気がする ...
今はどこの会社も余裕がありません。
適合できない人が生き残りにくくなっています。
退職鬱の症状はなかったのですが、最近になって、当時のことが頭をもたげてくるのが苦しくてしかたがありません。
こんなことを試さざるを得ないほど苦しいのです。
各事例については、当然ぼかして書いています。
誤字なのです。この年になると、体調がいい日と悪い日との落差がひどいのです。
事例1~3を書いた日は頭の回転が鈍く、こんなことになってしまいました。
それ以後の内容については誤字が少ないはずです。
ドラ●ン●ール超ブ●リーの円盤を持っている人はそれを今すぐ見てくれ。もってない人はアマフ゜ラですぐ見てくれ、まだ配信しているはずだから。アマフ゜ラに加入していない人は申し訳ないがレンタルで今すぐ見てくれ。
問題のシーンは後半、ごくうがベ●ータにフュージョンを教えるためにヒ゜ッコロとお手本のポーズをとるシーンだ。見ていただければわかると思うが、なんとごくうの乳輪が筋肉につられて斜めに伸びているではないか!いかがわしい…!破廉恥な…!風紀が乱れる…!何がスタイリッシュごくうだ、あんな目立って全然スタイリッシュじゃないじゃないか。直前にベ●ータが「なんという恥ずかしいポーズ…!」と言っているが恥ずかしいのはポーズではなくその乳首だ。乳輪だ。少しは恥ずかしがれ。解剖学的に正しいというのは肉感的とイコールなのだろうか…。そも無垢で淫らな考えは一切持ったことがなさそうなごくうに乳首がついていることが性欲を煽るのでは?とも考えたが、二児の父親に何をいっているんだ私は…。
余談だがこの映画はごくうの乳首もブ●リーの乳首も見えるがゴ●ータの乳首は一切見えない。このことは視聴の際は微塵も気にしなくて良い。ましてや全シーン確認しないように。
公的な場面で使われるキャラクターが露出の多い短いスカートを履いていたり、胸が大きかったりするのは、そういった要素が女性の自然な姿のひとつであって、断じて風紀を乱すような男性への性的アピールではないということが社会に受け入れられつつあるから。
平成の時代に若い女性が好んで短いスカートを履いて、誘っているだの風紀が乱れるだのという外野の声に「自分たちがやりたいからやってるんだ、お前たちのためじゃねーよ」とノーを突きつけていて、これこそ女性の主体性、フェミニズムなんだけども
令和の時代になって何故か自称フェミニストが「胸が大きいのは男性へのアピール」「短いスカートは男性へのアピール」とかいう平成のおっさんのロジックを復権させようとしている。
2020年における先進的な女性の卵子凍結・代理母に対する率直な考えが現れている非常に重要な対談だと思うので記録のため引用する。
*VERY2020年4月号「卵子凍結事業も始めるスプツニ子!さんに訊きました シンマイさんと学ぶVERY世代と卵子凍結」
https://veryweb.jp/life/106461/
https://web.archive.org/web/20200817141554/https://veryweb.jp/life/106461/
以下引用:
海外(欧米)ではもはやメジャーでカジュアルな「卵子凍結」。自然分娩や母乳育児が尊ばれる日本ではまだまだSF感の漂うマイナーな分野。でも、女性だけにタイムリミットがあり、仕事もノッてる時期に、伴侶を探し、結婚・妊娠しろ、ってどうよ。と立ち上がったのが、自ら26個の卵子を採取したアーティスト・スプツニ子!さん。結婚前に凍結を検討していたシンマイこと申 真衣さんと意気投合!
※この対談はVERY2020年4月号掲載時(取材は2月)のものです。申 真衣さんは、同年7月に第2子妊娠を公表しました。
申 実際にカウンセリングに行ったこともあるんです。もうすぐ30歳だな、と思っていた頃にちょうど未受精卵子の凍結が日本でもできるようになって(*注1)興味が湧いて。結婚願望はなかったのですが子どもは欲しいと思っていたので選択肢のひとつとして話を聞いてみようと思ったんです。でも、当時はまだアングラな雰囲気で……。躊躇しているうちに結婚したので凍結までは至りませんでしたが。
スプツニ子!(以下ス) 私は33歳の時に初めて卵子凍結のカウンセリングを受けました。結婚もしていないしパートナーもいない。仕事もめちゃくちゃ楽しい、でも子どもが欲しかったらそろそろ考えないといけないのかな。じゃあどうする? と思った時に、日本の価値観では出産の前に結婚しないといけないらしいし、結婚するには恋愛しないといけない。やらなくちゃいけないこと多すぎない?と思って、じゃあまず卵子を凍結しようと。昨年2回採卵して26個凍結しました。
ス 自分でやってみたら気持ちが変わったのを実感して。凍結卵子による妊娠は100%ではないから保険みたいなものではあるけど、すごく解放された感じがあった。あぁ、これで私はもっと自由に生きられるんだって。女の人は意識していなくてもbiological clock(出産可能年齢)という枷がある。子どもを産みたかったら何歳までに○○しなくちゃ、と。日本では凍結した卵子を使えるのが45歳未満までだから、あと10年くらいの猶予がある。それだけでもこれだけ明るい気持ちで仕事に取り組めるんだ、と思い、この経験をもっと多くの女性にシェアしたいと思いました。
申 米国だと福利厚生として導入している会社(*注2)もありますね。
ス 2018年には米国の大企業の17%が導入しています。過去3年で3倍になっているから、今年は30%くらいに増えているかも。米国で有名な卵子凍結クリニックはNYの5番街にあって内装もオシャレ、女性が自分の人生の選択肢を広げるために訪れるポジティブな空間。英国では、採卵した卵子の半数を提供するならほぼ無料で卵子凍結ができます。でも、日本ではまだ広まっていないし、中国やシンガポールでは社会的適応による卵子凍結がまだ認められていない。それってもったいない!
申 私も自分が興味を持った時にリサーチしたことがあって。日本でも潜在的な需要は高いはず。それなのに供給はなされてない。これって事業になるんじゃないのかな?と思ったんです。
ス 実は今年、卵子凍結バンク「Cradle」をオープンします。興味はあるけれどよく分からないから手が出せない、そんな空気を変えたかったので情報もクリアにしてもっとハードルを低くしていく予定。いくつか報告はあるのですが、35歳以下の卵子を凍結しておけば子どもができる確率は10個でおよそ50~70パーセント、15個採ると70~80%。この数字を高いと見るか低いと見るかは人それぞれですが、ブランドバッグや海外旅行とそう変わらない金額で人生の選択肢を増やせることを知ってもらいたい。
ス もともと私は女性とテクノロジーに関連するアート作品を作ってきました。テクノロジーって人類にとって平等に進化しているように思われるけど、実は男性中心に動いてきてしまった歴史がある。例えば避妊用ピルは日本では承認にものすごい時間がかかっていて米国から30年以上遅れていて、国連加盟国の中で最後まで承認されなかったのは日本と北朝鮮だけ。承認前も「女性の性生活が乱れる」みたいな論争が起きて。でもバイアグラが出てきたら、多数の死亡例もあったのに、たったの半年で日本の議会は承認したんですね。
ス It’s a Men’s world なんですよ。残念ですがこれまで男性目線で科学が進歩してしまった。ハタチの時にそれに気づいてしまって、人類は月に行ったのに私はまだ毎月生理になっているし、妊娠・出産も原始時代から変わらない。周りは「女だから・そういうものだから仕方ないよ」って受け入れているけど、私は『なんでだろう、おかしいな』と思っていた。だから、卵子凍結という選択肢が出てきた時に、これは人類にとってすごく大事な第一歩だと思ったんです。
ス 社会で活躍する女性が増えているのに、仕事がいちばん楽しい時期と子どもを産まなくちゃいけないとされている時期がドンピシャっておかしい。どれだけ女の人の活躍が進んでも、最後のガラスの天井が肉体のタイムリミット=妊娠・出産。卵子凍結はまだ新しい技術だけど、怖がったりタブーにしておくのはもったいないと思います。
申 私は入籍から1年、31歳で妊娠。このタイミングはタイムリミットから逆算してそれしかないという感じでした。子どもは欲しいと思っていたし、娘のことはかわいくてたまらないので後悔はもちろんないのですが、妊娠のタイミングがキャリア的に最適だったかというと難しい……。昇進の時期を控えての産休だったので、復職後に頑張りすぎてバーンアウトしかけたり、と余裕のない状況にはなってしまいました。少子化に問題意識を持つ男性と話すと、早く結婚しろ・早く子どもを産め、という話になりがちですが「相手もいないのにどうやって」と思います。そして、結婚すると今度は生殖可能年齢のタイムリミットが迫っているのでせっせと妊活に励まなければ、となる……。
――2人目・3人目を望むのであれば猶予がない状況も。
申 晩婚・晩産化で初産が遅れていて(*注3)、1人目が1歳になった瞬間から、『2人目は!?』というプレッシャーを自分自身にかけなければいけないし、仕事もある。忙しすぎです……。子どもの年齢はできるだけ離した方が子育て的にはずっと楽だと思うのですが、生殖可能年齢のタイムリミットがそれを許さない。
ス 30代の間にAMH(*注4)は大きく変化するから、針の穴に糸を通すような感覚ですよね。今の生き方と生殖のバイオロジーが嚙み合っていない。だからこそ、卵子や受精卵の凍結はもっと知られるべきだと思います。すでにパートナーがいるVERY世代であれば受精卵の凍結もアリ。個人的には多様な可能性を残すために未受精卵も凍結することをオススメしますが!
申 日本は不妊大国。体外受精で生まれる子どもは16人に1人の割合でいるはずなのにオープンにしている人は少ないですね。自然に授かることを良しとして生殖医療の話題は触れにくい風潮も。
ス でも、『#MeToo』運動もあって女性の性や生理に対する意識もやっと変わってきてる。その流れで、生殖医療に対する意識も変わってほしいと思う。もっと、自由に産む時期を決める権利があることに気づいてもらいたいです。
ス 卵子凍結をしても自分で産むにはリミットがあるから、その流れは必ず来ますね。
申 日本だと向井亜紀さんが代理母出産(*注5)して話題になっていたけれど、米国ではサラ・ジェシカ・パーカーやキム・カーダシアンのように代理母で出産するセレブがいますね。費用的にはなかなか手軽にはならないのだと思いますが、選択肢が増えることは良いことだと思います。
ス そもそも男性って女性のパートナーに代理で産んでもらって、親として認められているのに、女性だけが自分で産まないと認められない、なんておかしいですよね。大事なのは子どもに愛を注ぐことではないでしょうか。
申 憧れの女性の先輩が精子提供を受けてシングルで子どもを産んだんです。もちろんシングルマザーにはそれなりの大変さもあるかもしれませんが、仕事でも成功を収めていて人間的にも素晴らしい人なのでその決断にはかっこいいという言葉しか見つからなくて。きっとお子さんはたくさんの愛を受けて幸せに育つだろうと思います。
ス 女の人だって仕事があって自立していれば、子どもを産むために結婚する必要はない。恋愛や結婚と関係なく、望んだタイミングで子どもを産める自由がある。夫というパートナーがいなくても、現にアメリカやヨーロッパでは充実した社会的支援のもと精子提供を受けて生まれた子どもがすくすく育っているから、家族という形式にこだわりすぎなくていいと思います。
申 国や社会は家族の在り方や女性の生き方を枠にはめようとしますが、子どもを持つというのは本来すごく個人的な選択。その人らしい選択をできるようになればいいと思います。そのためにはまず選択肢が増えていかないと。卵子が冷凍されていて子宮も借りられるとなると、何歳になっても子どもが持てる。子育てに要する体力的な問題はありますが人生100年時代のこの先、50代、60 代になってから育児をするなんて選択肢があってもいいのでは、と思います。
ス 私たちが当たり前に思っている家族の在り方――何歳くらいでママになって子育ては何歳くらいまで――というのがこれからどんどん変わっていくはず。好きに生きて、好きなだけ仕事して、好きな人に出会えたらラッキーだし、そうじゃなくても「精子バンクで子ども産むもん!」って思えたら楽しいと思う。私はそっち派です (笑)。
申 私はもっと早く知っていれば20代のうちに卵子を凍結していただろうなと思います。娘には本人はその時は必要性を感じていなかったとしても卵子凍結を勧めたいと思っています。免許取得を大学入学祝いにプレゼントするのと同じ感覚ですね。大学生の時間に余裕があるうちなら採卵もしやすい。それに結婚を考えるパートナーがいないうちなら意思をすり合わせる必要もなく、誰かの合意が必要ないから。スプツニ子!さんみたいに爽やかな方が卵子凍結を勧めれば、ポジティブなものだと広まりそう。
ス 私もそうしたいと思っています。20代なら数も採れるし質もいいから、成人式の振り袖より卵子凍結をプレゼントする方がずっといい(笑)。申さんには卵子凍結のアンバサダーになってほしいです!
申 ぜひやりたいです(笑)。
1985年生まれ。東京藝術大学デザイン科准教授。ロンドン大学インペリアル・カレッジ数学部を卒業後、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で修士課程を修了。マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教、2017年東京大学特任准教授を経て現職。「東京減点女子医大」(2019年)などジェンダーに関する作品も多数。今年、病院と提携する凍結卵子保管バンク「Cradle」(https://www.cradle.care)をオープンする予定。※サイトは5月ローンチ。
1984年生まれ。東京大学卒業後、外資証券会社に約10年勤務したのち、現在はベンチャー企業の取締役を務める。2019年6月号でVERY初登場、効率を重視するワーママらしいロジカルなファッションやライフスタイルが注目を集めVERY世代のオピニオンリーダーに。2020年3月号からVERYモデル。30歳で結婚、31歳で長女を出産。(2020年7月現在、第2子妊娠中)
関口さん。署名活動お疲れ様です。あなたに是非とも伝えたいことがあり、久々に (おそらく数年ぶりに!) 長い文章を書こうと思い立ちました。長い文章は書き慣れておりませんので、乱筆乱文お見苦しいかと思いますがどうぞご容赦ください。
インターネット上には、あなたが非実在男性なのではないか、ジャンプ読者の男性に対する偏見を持つ女性が書いたのでは無いか、などと疑義を表明する人が沢山いるようですね。
あなたがそのような声をどのように受け止めておられるか私にはわかりませんが、ただ、今のところ私はあなたが実在していて本当に苦しんでいると信じています。理由は、あなたが書かれる文から読み取れる苦しみにいたく共感したからです。
いらぬ誤解を招きたくありませんので早めに明確にしておきますが、私自身は今回の署名活動に賛同も否定もしません。
今回の署名活動にあたって名指しされた漫画やそれに類するもの (子供を対象とした媒体上で連載されるセクシャルな要素を売りにした漫画、と理解しております) を読んだことがなく、この活動に対し何か声を上げられる立場にないと考えるからです。
(私の生家は子供に小遣いを渡すという習慣のない家で、バイトを始めるまで私の手元には私の自由になるお金がなく、漫画雑誌や漫画本を購読する習慣がありませんでした。家族内に漫画を読む者もおりませんでした。たまに同級生宅にお呼ばれした時に読むのが小学生時代の私にとっての漫画のすべてで、そして少なくとも他人を家に招く際にその種の漫画を本棚に出しっぱなしにしている同級生はおりませんでした。)
では私がどこに共感したかと言えば、自分の理性では制御しきれぬ「こだわり」を抱え、それに振り回されて心も体も千々に乱れる苦しみを味わっているあなたに、です。
はっきりと言います。私は、ASD傾向のある発達障害者の一人として、あなたもASD傾向を持っておられるのではないか、と推察しております。
セクシャルな要素を含む漫画を愛読し、読んでいないという友人に対し興奮して問い詰めてしまうかと思えば、翻って自分が親しんできたセクシャルな漫画およびそれに類するものに注釈をつけよ、性表現レベルを読者に合わせよとの署名活動を始めておられる。
これらの両極端な行動は、単に考えを改められたというわけではなく、行動のベクトルが真逆なだけで、いずれの場合もその動機となっているのはセクシャルな漫画に対する強い「こだわり」(より正確に言えば、「セクシャルなことに興味関心がある自分」というアイデンティティに対する「こだわり」) ではないか、と考えます。
女性差別や性暴力は重要な社会問題だと思いますが、それよりも今のあなたを苦しめているのはあなたご自身の「こだわり」であり、それは署名活動をすることによってではなく適切な医療機関を訪れ適切な治療を受けることによってのみ解決への道筋がつけられるものだと考えます。
おそらく、あなたが「セクシャルなことに興味関心がある自分」というアイデンティティに対するこだわりを身に着けてしまったのは小学生の間ではないでしょうか。
その過程も、なんとなくですが想像がつきます。
友人関係の構築に難があるASD傾向のある小学生にとって、小学校生活をサバイブするというのは大変な苦難です。
一般の方々ほど友人関係その他コネクションの力に期待できないという前提の上で、自尊心を守りいじめられっ子の立場に転落しないようにするためには、舐められないポジションの確立が必要となります。
私の場合は、それは「頭が良い」「博識」というポジションでした。友達が少ないが故にほとんど無制限にある放課後の時間を勉強に当てたおかげで、そこそこ頭の良く博識な「ハカセ」ポジションを確立することができ、私の小学校生活は以後の人生と比較しても平穏なものでした。
(それでも、私立中学受験を前提に有名塾に通っているようなグループには決して叶わない程度の成績でしかなかったのですが。)
しかし、必要に迫られて装っていただけのはずの「頭のよい自分」「頭がよくて周りから一目おかれる自分」像はいつしか私の強いこだわりとなり、その後長きにわたって (成人し大学生になり、そして社会人となった今ですら) 私を苦しめ続けています。
「頭のよい自分」像が脅かされる事態に直面すると、錯乱して大きなショックを受けてしまうのです。ちょうど友人に対して錯乱してしまったあなたと同じように。
あなたにとっては舐められないためのポジション戦略が「セクシャルなことに興味関心がある自分」であったのではないでしょうか。
小学生にとって、セクシャルなことに対するタブーというものはなかなか強いもので、興味関心があるというスタンスをとることははばかられるものです。
ただ同時にだいたいみんな内心では興味関心を持っているものですから、タブーに対しおおっぴらに触れられる、というのはある意味では大変強い立場です。
だから、某漫画はじめみなが敬遠する(そしてその実興味があったりする)「セクシャルなものを強く意識する自分」のキャラクターを小学生の間に自分自身で構築されたのではないでしょうか?
そう推察すると、あなたがこだわるのがアダルトビデオや実際の性犯罪でなく少年漫画雑誌上のセクシャルな漫画であることにも、あなたが心残りとして取り上げておられる棒アイスの差し入れのお話にも得心がいくのです。
(棒アイスを差し入れすることと性的なことを結びつけ、男子の笑顔をいやらしい笑いと受け取ってしまうのは、どうにも一般的ではないと思います。小学生にとってはエロいことなんかじゃない、というだけでなく、すでに成人した男性にとってもそうです。男子グループのメンバが気になっている女の子に気に入ってもらいたくて差し入れをした、と受け取るほうがずっと自然でしょう。性的なことを常日頃から強く意識していなければ、たいして記憶にも残らないごくありふれた出来事のように思います。なお、他人の表情を読み解く力 = 表情認知が弱いのは ASD の特徴の一つだったりします。)
関口さん。いかがでしょうか。
これまでの文章は今も心療内科を受診している一患者が自身の経験と照らし合わせて妄想したものでしかなく、その正しさを保証するものはどこにもありません。
ASD傾向があるのではないかという疑いを向けられたことを不快に思われたら、心からお詫びいたします。ですが...
ですが私には、関口さんと過去の私がどうにもダブって見えます。自分の「こだわり」に振り回されて疲弊しつつ、「こだわり」を認知することすらできなかった過去の私に。
もし少しでも心当たりがあるようでしたら、ぜひともお近くの心療内科を受診することをお勧めいたします。
小6の時に痴漢に遭った。
静かな住宅街で人通りはない。
蝉の声に混じって、背後からバイクのドッドッドッという音が聞こえてくる。
私の歩く速度と同じぐらいの速度のバイク。
近くでバイクを停めようとしているのかな?と思っていたが、視界の左端にバイクが入りこんできた。
さすがに違和感を覚えて隣を見たら、バイクに乗った20代と思しき男性が私の左胸をもみゅっと揉んだ。
驚きのあまり声も出ず、バイクが前方のY字路の右の方に走り去っていくのを呆然と眺める。
とにかく学校に行かなくては、と歩き始めてしばらくすると、今度はY字路の左の方から痴漢がこちらへ向かってくるのが見えた。
走って逃げても追いつかれるしどうしようどうすればと考えているうちに、痴漢は私の真正面にバイクを停め、私の胸にまたしても手を伸ばしてきた。
私はその手を払う。痴漢はまた手を伸ばしてくる。また払う、払う、払う、払う、払う…それを何度繰り返したかわからない。
鋼の錬金術師で、真理の扉から這い出てくる無数の手に”持っていかれる”シーンがあるけれど、この時の痴漢の手はまさにそんな感じだった。
どうしてそんなに胸が揉みたいのか、訳が分からなかった。
執着心が怖かった。
手が汗ばんでいる。
日差しがきつい。
木陰の葉っぱの模様が手の甲に浮かぶ。
蝉の声がうるさい。
震えながらも「やめろ!」と大きな声で叫んだら、痴漢はY字路の下の方へと逃げ去っていった。
机の上に置いてあった筆箱をわざと落とされたり、貸した消しゴムを全部使っちゃったと言って返してくれなかったり、通りすがりに肩をぶつけてきたり。
半年が過ぎたあたりで席替えがあり、彼の隣の席になってしまった。
他の子と席をトレードしているところを見かけたから、偶然ではない。
授業中もしつこく絡まれて最悪だったが、近くの席の女子が彼の発言に本気で怒ってくれて、その後彼は担任の先生にも叱られていた。
それからは関わることがほぼなくなったが、また別の男子による好きな子いじめに遭った。
ひとつひとつは些細なことだったが、さすがに半年以上続くと心がじわじわやられていく。
これが好きという感情によるものなら、一生誰にも好きになってほしくないと心の底から思った。
学年が変わる頃には、男性に性的感情はおろか恋愛感情を抱かれることすら嫌になってしまっていた。
学校の近くによく出没した、携帯電話を耳に当てながら自分の性器をいじっていたお兄さん。
電車で隣に座って寝たふりをしながら、膝上の鞄の下から手を伸ばして私の太腿を触ったおじさん。
自転車に乗って、下半身を露出させながら話しかけてきたお兄さん。
久々に会った時に急に胸を触ってきて、「小さいな」と言った親戚のおじさん。
男性だけが死ぬウイルスや毒が発明されないかなとか、男性全員の性器を刈り取って回りたいとか、とにかくこの世の男性全員死ねと思っていた。
男性に好かれないための弛まぬ努力を続け、私の中学・高校生活は終わった。
当時の私は人間がこの世をどう解釈してきたのかに興味があり、哲学や宗教、その他ジャンル問わずいろんな本を読みあさっていた。
男友達ができた要因はいくつかあるが、仏教思想に触れて精神的に落ち着いたことが大きい。
私に痴漢してきた男が、実際にその報いを受けるかどうかは重要ではない。
そう信じることで、自分以外の何かに託すことで、憎しみを手元に置いておかなくても済むのだ。
自分で裁かなくてもいいと気付いてからは、男性を攻撃する気持ちが薄れていった。
そして男友達のおかげで、私は男性に対する偏見や固定観念を少しずつ捨てることができた。
彼と将来の夢を語り合ったことを今でも覚えている。
それでも、駄目だった。
季節が一巡して、彼が私に恋愛感情を抱いていると知ってからの、拒絶反応はすさまじかった。
彼と姿かたちが似ている人を見かけるだけで、怖くて気持ち悪くて息が止まる。
これは男嫌いじゃなくて男性恐怖症なんだ、とその時になってやっと気付いた。
彼と直接話をすることはとてもできなかったので、手紙をしたためた。
昔痴漢に遭ったこと、男性に恋愛対象として見られることが怖いこと、これは私の問題で彼は何も悪くないこと、彼の幸せを願っていること、これから私は1人で生きていくだろうこと。
そうしたら手紙でお返事が来た。
私を責める言葉はひとつもなく、最初から最後まで優しさにあふれていた。
私の過去と現在を受け止めて、真っ暗な未来に蝋燭を灯してくれるような。
『これから先、笑って、泣いて、怒って、楽しんで、可能性は誰にでも平等だと思う。現実はこんなだけど、先は分からないよ。』
本当に誰よりも、私自身よりも信頼できる人だった。
だからこそ、それでも駄目だった、という事実が重くのしかかった。
大学を卒業してからは、夢だった職に就いて仕事に没頭している。
今では性別に囚われずに、人と関われるようになったと思う。
初対面の男性に対しては目が泳ぐこともあるけれど。
恋愛感情を抱かれても告白されても、もう男性に対して気持ち悪いとは感じない。
同じ気持ちになれなくてただ申し訳ないと思う、自分の変化に驚いた。
今でも、背後からバイクのドッドッドッという音が聞こえてくると、呼吸が乱れる。
自動販売機やポスト、誰かの家の前を通りがかる時などに、極稀にそういう場面に遭遇する。
その度に鞄を胸に抱えてやり過ごしては、私はまだ大丈夫ではないと思い知るのだ。
痴漢に遭うよりも前、好きな男の子とポケモン交換をして笑っていた私は、どこに行ってしまったのだろう。
私の中にあるはずの恋愛感情は、眠っているのか壊れてしまったのか、分からない。
それを自然なことだと信じて疑わない人たちは、さも不思議そうな顔で「結婚する気はないの?」と聞いてくる。
それ以前の段階で躓いてしまった私には、その選択肢すら頭に浮かぶことはない。
胸ぐらい揉ましてあげればいいじゃないか。
男女問わずそう言う人をこの目で見てきた。
それが生きる知恵だとでも言いたいのだろうか?
ただただ痴漢にとって都合がいいだけで、私やあなたを救いもしないのに。
これは胸とか尻とか、体の部位の問題ではない。
許可なく体を触ってもいい、自分の好きにしてもいい存在と見なされることが、どうしようもなく耐えがたいだけだ。
その手が今、偶然にも私に伸ばされていないだけだ。
自分で選んだ覚えもない人間という種に生まれて、人間扱いをされたりされなかったりする。
こんな馬鹿げた話があるか。
私も人間だ。
それだけのことがどうして難しい。
いっそ心ない畜生ならよかった。
命すらなくてもよかった。
私が痴漢に遭ったことも、私が生まれたことも、この世に溢れるたくさんの嘘のひとつなら、どんなにかよかっただろうに。
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この文章は性犯罪の被害者へのセカンドレイプが、今ほど問題視されていない頃(とはいっても数年前)に書きました。
当時投稿しなかった理由は、エイプリルフールに投稿しようと思っていたのに、エイプリルフールまでに書き終わらなかったからです。
次の年にはすっかり忘れていて、最近蝉の声を聞いて存在を思い出しました。
読み直していたら涙が出てきたので、もうこのまま当時の文章のまま、えいやっと投稿します。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
---
結局この人はどうしたいんだろう?どうなりたいんだろう?
どんな人にも、あの時こうしていたら、あの時ああしていなければ、などの過去のたらればがある(あった)と思います。
私の場合、最も頭の中で繰り返したたらればが、小6の時に痴漢に遭わなければ、だったのです。
でも時間は不可逆で、その願いが叶うことはないのだから、どこかで現実を受け入れる必要があります。
そのための行為が文章に一切合切吐き出すというもので、内容は自分が思っていた以上にどろどろしたものでした。
こんなの毒状態で生きてきたようなものじゃないか?と半ば呆れました。
増田に投稿したのは、客観的な意見を聞いてみたかったからです。
この文章は私にとっては私の半生ですが、結局主観でしかありません。
結果としていろんなコメントをいただけて、自分を見つめ直す良い機会になりました。
私は穏やかに暮らしていきたいです。そう言葉にした時に、今の暮らしはまさに穏やかじゃないか?と思いました。
今日は観葉植物の植え替えをして、ちょっと掃除機をかけて、ごはんを食べながら姫様拷問の時間です(ギャグ漫画です)の最新話を読んで、昼寝をして、仕事関係の勉強をして、この追記を書いています。
今は自粛中なので、時機を見てカウンセリングに行ってみようかなと思います。
学生の頃はお金がなくて、その選択肢が浮かんでは消えていました。
2人目も女の子だったから、増田ちゃんが生まれた時お父さんはパチンコに行っていた、と母から何回か恨み言を聞かされていました。
二次性徴が始まった頃、自分が父の望んだ男の子ではなく女の子であるという現実を突きつけられ、自分の性別をうまく受け入れられませんでした。
そんな折に痴漢に遭ったので、余計にショックが大きかったのでしょう。
余談ですが、私が高校生の頃、姉からブスというあだ名で呼ばれていました。おい、ブス!みたいな感じです。
母からお見合いの打診を受けたことをきっかけに家を出ましたが、まず家に問題があったなと今改めて思います。
因果応報でググってみましたが、確かに自分の都合のいいように独自解釈して歪めていますね。
少なくとも自己責任と同じように、他人に対して向ける言葉ではないと思いました。
ご指摘ありがとうございました!
私に痴漢した男性も、誰かにやられたダメージを私に返したのでしょうね。
男友達が私を許してくれた時に、私も私に痴漢した男性のことを許そうと思えました。
でも本当に許せているのか、今も自信はありません。
最近女性の避妊薬についての問題をよく目にするようになった。主にジェンダー間の闘争の材料として。
俺の理解だが、避妊にはカップルや職業としての日常的な避妊とトラブルや犯罪の結果としての緊急時の避妊がある。この2つは文脈が違うから分けて考える必要がある。
前者については好きにすれば良い。女性がピルを飲もうと、男性がゴムをつけようと、合わせ技にしようと、パイプカットだろうとカップルとして合意が取れた手段をつかえばよい。
問題は後者だ。避妊具の使い方がまずくてトラブルになった、(頭悪い話だが)計算を間違えた、女性に対する敬意が足りない馬鹿男がどうしようもないことやらかした、性犯罪に遭遇してしまった、泥酔してしまい気づいたら、、、という目にあった。
このときの避妊はすべて女性にのしかかってくる。どれも笑えるトラブルにはならない。金のことじゃないぞ、肉体的な負担は全て女性がおうということだ。
こんなときに、緊急避妊薬を手に入れるために診察が必要だ、と言われたときの女性の気持ちを想像してみた。
病院にいって、ただ一言くれといえば察してくれてなにも聞かずにくれるのかどうかは流石に知らないが、診察があるということはそんなことも無いだろう。
うかうかしてたら手遅れになるかもしれないときに、凄まじく屈辱的なことのおさらいをさせられるかもしれない。そんなの耐えられるか?
こんなときにどこかの薬局でとりあえず買って妊娠のリスクだけでも回避できるならそれは明確な救いだろうと思う。だから、少なくとも緊急避妊薬はもっと気軽に買えるようにしたほうが良い。
緊急だぞ?緊急なんだからな?使い手が自己判断で入手して使えないなら名前から緊急を外せ。目の前で心臓がとまって人が倒れてるときにわざわざ119通報してAEDを使うのに適切なのかとか問い合わせるか?そういうのすっ飛ばす為に緊急の2文字があるんだろ?
次にこういうのが気軽に手に入るようになったら女性の性規範が乱れる、と言う人、男の俺目線から考えても、ねーよ、と言いたい。女性にとって受精というのが凄まじい気持ちよさで、しかも麻薬の如き中毒性があり、一度経験したら二度と離れられない、一度妊娠した女性はさらなる受精を求めて夜な夜な男を漁る、受精しては服薬、受精しては服薬、なんてものだとでも思ってるのか?こんなのホラーすぎんだろ。
緊急避妊薬あるから平気!どーんとこい!などという女性がいたら、恐らく別のクリニックが必要だ。そもそも緊急避妊薬の入手性について心配するポイントじゃないし、万が一いたとして、だから何だ?としか思わない。
今の日本の現状を見てると、恐らく男性側のほうが乱れる気はする。と言うのも男性側のの性教育はうまくできていないように見えるからだ。
緊急避妊薬あるならさー、ちょっと試させてよ!とか、緊急避妊薬があるなら問題ないってことだよね?とかそういう馬鹿男が全体のなん%いるかは知らんがほんとうにそういう変なメンタルの病気ではなく、女性に対する敬意のなさからそういう発想にいたってしまう健常な男性をとことん減らすようには少なくともできていない。もしかしたら増やす方に作られてる可能性すらある。
男は女性のからだについてもっと知って、女性に対して敬意を持たねばならない。体について幾ら知ってても敬意が育たないなら何の意味もない。むしろ害悪だ。
女性が妊娠するというのは、産むにせよ止めるにせよものすごく体に負担をかけるし、悪くすると死んでしまうか、二度と子供が産めなくなる。お前の悪ふざけやノリで踏み込んでいいことじゃない。女性は相当の覚悟をして妊娠にのぞむ。
ゴムを付けなくても感覚的に大差ない。もし本当に違いを感じるとしたら、そういうリスキーなことが性的興奮に結びつく何らかの異常性癖か精神的な何かだから心療内科にいけ。大事なことだからもう一度言うぞ、ゴムがあってもなくても男性の気持ちよさには大差ない。試すほどの価値はない。
仮にもしものときは責任とって結婚する!とか息巻く青臭い奴、そういうやつは嫌いではないが、だったらまず数ケ月面倒みてみろ。バイトして金稼いで養って見ろ。相手がそれに応じるかは知らんし、応じないなら相手にその気持ちはない。妊娠、出産、初期の育児の間は女性は働けないと思ったほうがいい。お前に経済的な負担がのしかかってくる。
お前が責任取るというのは結構だが本等に責任取れるのか試して確認してみろ。
男としてできる最大限の避妊をしろ。ゴムをつけろ、相手の体調を考慮しろ、相手の意思を尊重しろ。相手を思いやることだって一つの避妊だ。
もしも女性側が男性の避妊を拒んだら?そんなことあるのか?女性が経口避妊薬とかのんでてリスクは無いとか、不妊症とかならあるか?
ないに決まってんだろ。
もし拒むなら、ひとつはもう女性の腹は決まってる場合。もう一つはその女が能動的にか受動的にかは別としてもメンタルがどうかしてしまっている場合だ。なんにしても男は腹を割って話す、その場から逃げる、または適切な治療を勧めろ。
日本は早く女性の避妊について公平に考え、彼女らにとってもっと安全確実な避妊法を手軽に入手できるようにすべきだ。
女性には本等に可愛そうな話だが、どうしたって一定数犯罪に走る男、無責任な男、ノリでかんたんに一線を踏み超える男は出てくる。こればかりはどうしようもない。そういう男に引っかかる女性が出ないことも大事だが、そういうバカ対策は取れてしかるべきだ。
シャニマスを初めて3か月、シャイノグラフィのCDについてきたブルーレイを見てそのうち感想を書こうと思っていたら明日1stライブの映像が配信されると聞いたので感情がごっちゃにならないうちにこちらの感想をまとめる
イルミネ
キャラクターのリアリティレベルが高いシャニマスの中で、イルミネは割と従来からあるアニメキャラっぽい造形をしている(勉強不足なので異論があるのはわかります、あくまで表面的に)のでこういう2.5次元的ライブをする時キャラによせるのが大変だろうなと思った
正直まだイルミネP必須履修科目と言われているコミュを見ていないので、それを見たらまた色んな感情が生まれるんだろうなと思う
真乃
あんなにピョンピョン跳ねて踊りながらあのホワホワした声が出せるのって凄くないですか
イルミネのみならずシャニマス全体のセンター的なポジションでもあるので相当緊張しそうなものだけど全然緊張が見えなくてMe高いなと思った
灯織
表情がマジで「灯織だったらこの歌詞を歌う所でこの表情してるよね」っていうオタクの妄想を120%の制度で実現してるから多分マスタリー表情筋持ちのサポート付けてレッスンを受けてる
めぐる
めぐるって一番ビジュアルを寄せるのが難しいキャラだと思うんだけど、そのハンデを物ともしないくらい動きの一つ一つがめぐる。曲終わりの決めポーズとか四肢関節の全てが完全にめぐる。
アンティーカ
めちゃくちゃカッコよかった
俺がもし天井社長だったら今回の感謝祭MVPはアンティーカにあげてる。DaViVo全方位隙が無い
ほのぼの日常パートからイントロが始まると共に豹変してからの一人ずつのキメの時点でかっこよすぎて俺の頭の中のビジュアルとダンスの審査員は満足して帰りました。
恋鐘
ビジュアルが月岡恋鐘に似ているか?と聞かれるとそういうわけでは無いんだけどそんなことは置いといてかわいい。
そして彼女もまた月岡恋鐘と同じく「アイドルをやらせたら右に出るものはおらん」タイプの人間であり、彼女が月岡恋鐘である理由はそれだけで十分なのである。(評論家面)
三峰
サブカル女オーラを出しつつ、「これはアイドルのペルソナを被った状態ですよ」っていう演技をしている演技がうまい(?)
あと歌も結構上手かった。意外とドスの効いた低音が出るのも三峰として完璧。
霧子
俺は霧子の事を信仰の対象として見ているので、人の身にありながら霧子の声が出ているのは奇跡としか言いようがなく、「神託・・・」みたいな事しか考えられなかった。
摩美々
実写じゃん・・・
Viが高すぎる。ここでいうViっていうのは見た目だけではなく、立ち振る舞い、表情、全てが摩美々そのもの。
1番のBメロで霧子が唄ってる時の待ち姿すら摩美々なのがヤバい。
あと個性が強めな歌声が多いアンティーカの中で一番真っすぐな歌声をしてるんだなぁ・・・って事に気が付いてその瞬間なんだかわからんが涙が出てきた
実写じゃん・・・(2回目)
ライブを見る前と見た後で一番推しレベルがあがったのは咲耶さんと愛依でした
歌前の朗読劇パートが感謝祭シナリオだったことを差し引いても存在感がすごかった。
放クラ
元々放クラの曲が一番好きで、どれか1ユニットだけライブが見られるとしたら絶対放クラにすると思ってた
どっちかっていうと放課後サンセットみたいなエモ曲の方が好きだけどやっぱライブだとビーチブレイバーは盛り上がるよなぁ・・・全曲ライブで見てぇ~
果歩
ずっと喉が心配になるくらい果歩してた。
小学生に見えるかといわれると難しいが、そもそもコミュ内でも高校生に間違えられてるくらいだから、見る人がゴリゴリのロリコンでもない限りはそこを求めるのは酷だろう。
ちゃんとキャラの声のまま唄ってちゃんと上手いみたいなのに弱いオタクなんだからしょうがないだろ
夏葉
夏葉である事へのストイックさみたいなのが見て取れて、その事が彼女が夏葉であることを補強するという、好循環が発生している
チョコ先輩にはかわいいという個性がありますっ!!!!(CV.小宮果歩)
実際あんなかわいかったら無個性なんて悩まないでしょ・・・ってなるくらいにはかわいかったね。
というかカースト最上位層のかわいさだから、俺の中のチョコ先輩像(カーストでいうとTier2あたりで、クラスの男子からは表立ってモテてる訳ではないんだけど思いを寄せてる男子は実は結構いる)とは若干解釈不一致すらある。2.5次元ってむずかしいね
凛世
凛世が凛世のまま放クラで凛世してた(凛世のコミュに語彙力を全て吸われたタイプのオタク)
シャニPの3大名采配に「月岡恋鐘をセンターにアンティーカを組んだ事」「放クラに凛世を入れた事」「あの3人でアルストロメリアを組ませた事」「あの3人でストレイライトを組ませた事」があると思っているんだけど、本当にこの文学少女が、(本質的な部分はそのままに)年相応な女の子としてはしゃげる場を与えてくれる放クラという場所は素晴らしいんだ。
アルストの曲って今まであんまりちゃんと聞いたことが無かったんだけど、こんなに良かったんだ・・・と思ってハピリリもライブで聞きたくなりました。
甘奈
viも高くて歌も安定しててダンスも問題なくて、でもどこかに感じる不安感は何だろうか・・・メンタルだぁぁぁ
生まれ持ったセンスでそつなくアイドルをこなしているけれど、心の中に爆弾を抱えている感じ完全に解釈一致です(アルスト編成でそんなにメンタル低くて大丈夫?もう一回G.R.A.Dで育成しなおしたら?)
狙ってやってるのかなぁ・・・狙ってやってるなら天才だなぁ・・・それとも演者の資質を取り込んでシナリオ書いてるシャニマスの脚本が天才なのか・・・?
甜花
俺は脚フェチだから女の子は必ず足から見るんだけど、アルストの中で1人圧倒的に内股なの、めっちゃ☆良かったよ、甜花ちゃん♪
千雪さん
でもこのライブ、薄桃色とかGLAD編の前ということを考えると、前述のコミュを踏まえて次のライブではどんなパフォーマンスをしてくれるのかがとっても楽しみ
Wandering Dream Chaserって、今あるシャニマスの曲の中で歌もダンスもワンランク上の難しさだと思うんだけど、後述する愛依が歌もダンスも強すぎて凄かった
他のユニットより一年活動期間が短いことを考えるとまだまだ伸びるぞ・・・と思う
ゲーム中では天才という位置付けをされていて、ある意味一番ハードルの高いキャラだと思うんだけど、それをものともしないパフォーマンスをしているその事自体があさひとしてこれ以上なく正しくて強い。
俺は元々「あさひって天才とかバケモノって言われるけど実際どんなパフォーマンスをするんだ・・・?」っていうのを想像できていなかったんだけど、今回のライブでなるほどな・・・と思いました
冬優子
先述したようにワンダリングドリームチェイサーは難しい曲で、他の二人に比べて冬優子は若干必死でついて行ってる感があるんだけど、その事自体が冬優子としてはこれ以上なく正しくてエモい。
で、じゃあパフォーマンスに必死で終わりかっていうとそうではなく、必死ながらもファンを喜ばせたいっていうのも感じられて、そういった様子とゲーム中のコミュを合わせて見ていると、「もしかしてこの必死な姿も計算?」みたいな解釈も生まれてきて虚像と現実が入り乱れるストレイライトの一番の体現者にも思えるんだ
愛依
一人だけ限定SSRじゃん・・・歌うっま・・・ダンスもうっま・・・Viも高い・・・強すぎる・・・
他のみんなが特化ステ550くらいだとしたら愛依は一人だけall700くらいのステータスあるよ・・・
この愛依ならwing決勝夏葉にも歌姫の夏葉にもvoで殴り勝てる。Bメロで愛依が歌った瞬間俺の脳内vo審査員は一撃で帰りました
オマケ・全体曲ここ好き
Ambitious Eve
「永遠がほら潜んでる」のところで手のひらを見つめる樹里を移すのは「階段の先の君へ」を読んだプロデューサーなら全員泣くやろ
spred the wing
1番のサビ終わり「手を伸ばせば」で皆が客席に向かって手を伸ばす中、宙を見つめ手を伸ばしているあさひが120%解釈一致
その直後「生まれてくる」で妙にマイペースに見える踊りを見せる凛世も好き
2番冒頭「不安は皆同じだね」でめぐるが移った瞬間の数秒間で俺は脳内にチエルアルコのコミュが走馬灯のように流れて心臓が苦しくなった
翼を広げて(君とどこまでも)あの空の彼方
この歌詞。
プロデューサー達が「君とどこまでも」って叫んでるのを聞いてめっちゃ胸が熱くなった。
ここをプロデューサーが歌えるようにしてあるの、なんて粋なんだ・・・