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はてなキーワード: スリリングとは

2019-12-28

20年くらい前にバイトしてた店の話

フリー雀荘

24時間営業で時給は昼間深夜も800円。

社員の勤務時間は9時〜21時と21時〜9時の二交代。

バイトだったか最初は勤務時間は夜の9時から時間かだけだったと思うが、いつしか社員と同じような時間12時間働いてたと思う。

働くといっても仕事は来客者やお客さんの要望に応じてアツシボ(温かいおしぼり)やツメシボ(略)を出したり、お客さんにドリンクを運んだり(ソフトドリンク無料だった)、客の代わりに出前を注文したり、卓や牌を掃除したり。

あとは、お客さんがトイレの時などに代わりに打ったり、お客さんの人数が足りない時に混じって打ったり(本走)した。

本走は自腹でもちろんゲーム代も取られるが、半分は給料時にバックされた。

しかし、本走は毎回財布からお金を出すのではなくて店のお金で打って給料で精算だった為、実質ほとんどの社員バイト給料から本走代を引かれていて、本走のマイナスゲームバックを上回る金額が多かったと思う。

従業員メンバーと呼ばれていたが、メンバーのみに特別ルールがあって、もろ引っ掛けリーチ禁止、のみ上がりの禁止、着順の変わらないあがりの禁止、あがりに向かわないアンカン禁止、などがあった。

2年くらい働いたと思うがトータルで毎月プラスだったのはひとりだけだった。

あとは手取り35万の新聞広告などにつられて、得体の知れない中年初老人達が、入っては飛び、入っては飛び、といった感じだった。

本走から少しずつ抜いて(店に戻す時に少なく戻してお金ポケットに入れたりして)給料日前に飛ぶ人、ある日突然いなくなる人など。

みな、寮(と言われていたが、実際は大きめの一軒家)に住み込みで、全国各地からの流れ者のような人達で、変わり者が多くて楽しかった。

そこで働いてたバイトの先輩に設定1でも勝てるクランキーコンドル、やら羽根モノのぱちんこの勝ち方を教えてもらった(しかし、実際は負けまくってた)

その雀荘ルール

赤ウーピン2枚入りでどちらもイーハン扱いプラス500円。

アンカン500円オール

一発、裏ドラ500円。

あと細かいのは忘れた。

ピンのワンスリー

赤ウーピンの価値が凄くて赤ウーピン2枚とドラ2枚あれば手役なくても鳴きまくってツモれば赤赤ドラドラ千円オールかいう変なあがりが普通にできた。

赤のみでもツモれば500円オールなので、泣きまくって三本5本の赤だけ、とかいう大ひんしゅくなあがりも普通にあった。

あと、先ヅモがひどくて下家の捨て牌をポンしたら上家まで盲牌済んでいたりとか普通だった。

そこではお客さんもまた面白くて今でも当時の客の名前とか特徴、麻雀の打ち筋を覚えてたりする。

立地も入りにくい場所だったのもあって、常連さんばかりで一見さんは滅多に見ない店で、一見さんが来ても社長オーナー)の紹介で来た人でなければこのめちゃくちゃなルールプラス三味線の嵐で毟られていなくなってしまうという事が多かった。

社長は見るから悪人面で、得体の知れない迫力があり、ヤクザの人たちから金を借りていたりした(後にこれが引き金で夜逃げする羽目になったんだと思う)

そんな社長も客の一人として打っていたし、お客さんの中には小指がない人とか、見るから成金みたいな人とか、美女はべらしたホストみたいな人とか、深夜までやってる飯屋のおばちゃんとか、タクシー運転手とか、まあいろいろでとてもスリリングだった。

僕はまだ学生で若かったので、社長からママ社長の女)からも可愛がってもらえたし、ほとんどのお客さんからもいろんな意味で可愛がってもらえたと思う(小指のない人にはずっと嫌われていたが)

本当にこの時が一番楽しかった。

気が向いたら、その時の客の事とかメンバーの事とか続き書こうと思う。

2019-11-20

いろんなところでハマってて

試験ができずに止まってしまう。お祓いに行った方が良いのかと同僚と話し合い、切れそうな気持ちをなんとかつなぎ止める。

自分責任分担範囲でなければ割とのほほんとはしていられるものの、後で自分範囲に入ってきたときに十分な時間が得られないと思うとなかなかスリリングである

試験になったのって元をたどれば自分責任だしなぁ。

霊験あらたかな寺社仏閣近所にありませんかね?機械ITC分野に強い神様募集中です。

東京都内千葉県北西部付近ならベストです。名古屋近辺でもいいです(良く来ますから

2019-11-04

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はてな記法カテゴリ書いたけどカテゴリにならない…。

ケンガンアシュラシーズン2見た。

いまいち感想が出てこない。呉のおじいちゃん千葉繁なのはよかったけど穏当だったな。

呉雷庵戦がいまいち盛り上がってなく、コスモあこや戦も漫画ほどスリリングではなかった。

だがバスバス勢いよく結果が出るのはいいと思う。タメがなー、いまいちないのがなー。

2019-10-31

anond:20191030235030

『ザ・インターセクションズ』はどうだろう。

酔ってチンピラに義父殺しを依頼しちゃった学生が、そいつに付いてって義父を殺しにいくストーリーと付いていかなかったストーリーが同時に展開するちょっと変わった映画

徐々にチンピラから逃げようとする展開になる。ネタバレは調べないで見たほうがいいけど、結構好き嫌いは別れるかも。

アクションコメディだと意外と「逃げ切れちゃった」みたいな作品スッキリする映画が多いのかも。

少し違うかもだけど、結構オススメなのがロバートデニーロの『ミッドナイトラン』。

ギャングの金を横領した会計士賞金稼ぎデニーロ護送するんだけど、いろんな奴に終われてアメリカを横断する羽目になる映画

デニーロ自身お気に入り作品らしい。

『ノッキンオンヘヴンズドア』は男二人が海を見に行くためにギャングの車を盗んで逃げ続けるアクションコメディ映画だけど、追う側の敵が確信にゆるい作風だし、主人公達は不治の病で死ぬことが決まってるから、また少し違うのかなー。

ラスト全然悲惨じゃないんだけど。

ちなみにドイツ映画ね。恐ろしい事に、長瀬主演の日本リメイクがある。

他には、

ヒッチハイクしてきた宇宙人を乗せて政府組織に追われる『宇宙人ポール』、

実在詐欺師刑事主人公にした、長年にわたる追いかけっこのスピルバーグキャッチミーイフユーキャン』、

あと『なんちゃって家族』も麻薬輸送するコメディで、タイトルの割りに普通に面白い

古いけど『お熱いのがお好き』は女装して逃げる映画で、流石に名作なだけあって今見ても楽しめる。

『ザ・チェイス』っていうチャーリー・シ-ンのコメディ映画もあったな。人質とって逃げるだけの映画。そこまで面白いかは微妙

「逃げる」とは少し違うかも知れないけど、『ミッドナイトラン』みたいに護送中に敵に追われるアクション映画面白いのが多い。

強盗ボス護送する主人公たちとそれを追う銀行強盗を描いた西部劇の『3時10分、決断の時』や、

ブルースウィリスの『16ブロック』。これは結構ダイハード』の続編っぽくてそっちのファンにもおすすめ

詐欺師とか犯罪者が主役だと、デカ事件に巻き込まれながらどう逃げるか?という話は多いかも。

有名な『スティング』とか『フォーカス』、

ロックストックトゥースモーキングバレルズ』、

グランドイリュージョン』『マッチスティックメン』『コンフィデンス』とか。

大泉洋の『アフタースクール』は、逆に逃げた友人を追う内に色々ややこしい事情が明らかになっていく。

『バニシングin60』とかそのリメイクの『60セカンズ』は車がメインだし、爽快感あるかも。

そういえば『ワイルドスピード』も結構逃げる話だな。

シリーズ見てないなら、5作目の『ワイルドスピード MEGA MAX』くらいから見始めてもいいかも。ドウェインジョンソン出るし。

シリーズ的には4作目の『ワイルドスピード MAX』あたりからレースよりも追われて逃げるカーチェイスがメインの映画になってる。

ボーンアイデンティティーシリーズは国自体相手からアクション映画ながら結構逃げ続けるだけかも。逃げるテクニックに爽快感あるし。

逃亡者』『エネミーオアメリカ』『イーグルアイ』も近い感じはあるけど、どっちかというと戦って勝つことがメインのストーリーか。

逃げつつ一矢報いる系だと『ランナウェイ/逃亡者』やスピルバーグの『激突』どうなんだろう。

「え、おまえが逃げるの?」みたいな変則的な逃げの映画だと『ノーカントリー』とか。でもこれはスッキリしないしやっぱり多分違いそう。

ホラーだと『イットフォローズ』がそういう映画かも。

ゆっくり歩いて追いかけてくるからスリリングな展開ではなくて、じんわり追い詰められる系だし、ホラーからやっぱり後味はそんなによくないんだけど。

ファイナルデスティネーション シリーズ』も一応逃げ続けるだけかな、でも逃げ切れなかったみたいなパターンも多い。

『リング』なんかは逃げ切るパターンか。これも続編がアレだけど。

ホラー基本的に敵わない相手に追い詰められるのでそういう作風になるけど、でも最終的には戦っちゃう作品が多いしなあ。

エイリアン』『ターミネーター』がそういう作風で、『ターミネーター2』も割ときっちり最後まで逃げ続けるけど、最後は戦うし。

ストーカーものも逃げる系か。ジェニロペの『戦慄の誘惑』とか『ケープフィアー

ゾンビものにも逃げる作品はあるけど、どちらかというとそこからどうやって生活していくかというポストアポカリプス的な作風も多い。

ロメロの『ゾンビ』『死霊のえじき』『ランドオブザデッド』はそういう作風で、逃げたり隠れたりするのは一作目の『ナイトオブザリビングデッド』とそのリメイクの『死霊創世記』、あとゾンビリメイクの『ドーンオブザデッド』か。

28日後...』は割と逃げる系?

ゾンビじゃないけどロメロの『ザ・クレイジーズ』とそのリメイクも逃げる系かな。

逆に閉じ込められた状況から「逃げようとする」ことがメインの映画はどうなんだろう。ソリッドシチュエーションかいうやつ。

キューブ』『ミザリー』『フォーブース』とか、変り種だと『私が、生きる肌』。

『ソウ』は違うか。

これまた逆に、冤罪とか脱獄とか、刑務所にいる状況から逃れようとする話も違うのかな。

ついに逃げた!って爽快感がある作品も多いけど。

ショーシャンクの空に』とか『真実行方』とか、古くは『大脱走』とか『パピヨン』とか。

逃避行ものアメリカンニューシネマに多いけど、悲劇的なラストが多いしなあ。

俺たちに明日はない』『明日に向かって撃て!』『イージーライダー』『続激突 カージャック』とか。

2019-09-22

ラグビーW杯 22日第2試合 アイルランド vs スコットランド レビュー

昨日のオールブラックス×スプリングボクス試合レビューも好評で、なによりラグビー観戦が楽しくなったというブコメが嬉しくてたまらない。

増田としては、「わかりづらい」と言われたり、「興味ない」と言われたり、そうかと思えばどうも変な話題が注目されたりするラグビーの、その競技自体の楽しみを分かち合いたかった。

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今日22日は、日本と同じプールでやがて相まみえスコットランド×アイルランド試合が行われた。

もうすぐ戦う相手がどんなチームかを知れば、単純に「日本頑張れ、すげー、なにやってんだ」以外にもうちょっと違う楽しみ方を提供できるかも知れない。

この対戦のキーワードは「ストラクチャー」と「アンストラクチャー」、そして「雨」だ。

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「ストラクチャー」と「アンストラクチャー」は、敵味方の状況に応じた陣形状態で、「ストラクチャー」とは攻守双方、準備万端ラインが整っている状態をさす。

対する「アンストラクチャー」は、ライン状態がグチャグチャで、攻めようにも綺麗にできないし、守ろうにも予測不能状態を指す。

「ストラクチャー」はスクラムラインアウトから、「アンストラクチャー」はハイパントの落下点の競り合いや、相手の攻めからボールを引っこ抜くなどターンオーバーから起こりやすい。

「ストラクチャー」は準備がモノを言い「アンストラクチャー」はしばしばアドリブ合戦になってしまう。

両国関係でいうと、アイルランドは「ストラクチャー」に強く、スコットランドは「アンストラクチャー」に強い。

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ただここに要素を加えるのが雨で、アンストラクチャーからスピーディーアドリブを仕掛けようと思うと、パスが速かったり複雑になりやすく、雨でボール滑ると厄介なことになる。

ストラクチャーでも複雑なことはできるが、短いパスや力押しで極限まで単純に、遅く、確実にもできる。

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両国の力関係でいうと、アイルランドが圧倒的に強く、スコットランドといえばUK陣の中では身体が小さく、常に相対的弱者、いつでも工夫と諦めない姿勢サバイブしてきた。

そんな彼らの近年の活路がアンストラクチャーラグビーなのだ

しか今日の天候いかんで自分たちの強みを出しづらくなる可能性がある。

さて台風が迫る横浜、雨がいつ降り出すか。

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キックオフ試合の入りはスコットランドキック執拗に蹴って自分たち好みのアンストラクチャーゲーム演出しかし5分、逆にその混乱から抜け出したアイルランドがパワーでねじ込んでトライを奪った。

アイルランド世界最強のフィジカル軍団などと言われて、確かにそうなんだが、反応速度個人スキルも、戦術眼も高い。

陣形がくずれても一瞬の反応で大男が切り返してくるのだ。

スコットランドはそれでもキックで不確実性からチャンスを探すプランを変えない。

スコットランド勝機はそれしかない。

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両チームもスプリントが爆発的に早いので何が起きるかわからないスリリングな展開の中、14分、アイルランドペナルティーを得て必殺のモールを繰り出し、2トライ目。

アイルランドの恐ろしいところは1人でも強いが、固まるともっと強いところ。

スクリングボクスはフィジカルこそ凄いが、どこかナイスガイみたいな素朴な感じがあるのに対し、アイルランド暴力的なほど圧倒的なフィジカルで迫る上に、顔がシリアスでなんか怖いのだ。

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12点差を追うスコットランド17分、自陣でモールをやり返す。

モール前進できるのはいいとこ7〜8mほどなので、こんなにトライから遠いところからちょっと前進しても一見合理性がなさそうなんだが、そういうのがしばしば冷静になるきっかけだったりする。

それに、集団での力押しは合戦ラグビーでは自信や意地という面で象徴的な意味を持つ。

膂力で勝てないのが明らかでも、それを簡単に認めてはいけないのだ。

ここで一瞬流れを取り戻しかけた。

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しか24分、ファンブルからアイルランドが大きく前に蹴り出したキックが、アイルランドゴールポストに当たって、結局不利なリスタート適応される状況になる。

5mスクラム、それをアイルランドねじ込んで3トライ目。

スコットランドは攻めは決して悪くないのに、運が悪く、猛スピード台風のように迫る怪力男だけでなく、運とまで戦わないといけない。

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その後、何度もスリリングな展開があったが、スコットランド必死抵抗ギリギリのところで踏みとどまる。

40分のアイルランドペナルティーゴールも外れ、前半終了。

16点差をつけられたスコットランドは2トライ以上とらないと逆転できない。

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後半、横浜競技場は雨が降りだした。

試合開始から双方蹴りまくるハイパントだが、その目指すものアイルランドスコットランドで違う。

アイルランドハイボ後にタックルを食らって停止しても、ゆっくり前進すればいいし、落球してスクラムで力勝負になっても崩していける。

しかスコットランドはできれば再獲得して、プレーを切らずに抜け出したい。

こうなるとアイルランドの方が選択肢が多い。

ボール滑る雨はスコットランドに不利なのだ

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55分、そんなハイパント合戦からアイルランドが4トライ目。

雨という状況もあるが、キックの精度自体も全体的にアイルランドの方が高く、スコットランド自分たちにうまくボールが入るキックを蹴れない。

スコットランドは、主にキックを蹴っていたSHレイドローを下げ、キープする戦術に変更した。

しかし、そもそもが展開でアイルランドディフェンス突破できないからのキック戦術であり、キープして走ってもやはり突破できない。

スコットランドには手詰まり感が漂う。

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それでも諦めないスコットランドは70分ごろ、FBスチュワート・ホッグがぬけだし、それを止めようとしたアイルランドが悪質な反則でイエローカード

10分間退出で数的優位を得る。

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しかしそこでもアイルランド集中力がすごく、攻めきれない。

その後点は動かず、27-3でノーサイドとなった。

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パワーで勝り、技術も高く、ストラクチャー状況でも勝てるアイルランドだが、結局ほとんどの得点スコットランドが仕掛けるアンストラクチャーから切り返しであげた。

スコットランドとしては自分たちが賭けた不確実性をモノにできなかったのと、雨、そして爆発的なスプリント能力を誇る飛び道具のスチュワート・ホッグが完全に封じられたのが痛かった。

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この試合を通して、両軍が蹴りまくったハイパントブコメで「古典的戦術だ」という意見があった。

慧眼のファンがいて嬉しい。その通りだと思う。

ただ、あの瞬間に何が起きているのか、みんながもっと楽しむために、増田さら解説を付け加させてほしい。

かにハイパントは昔からあるプレーで、「弱者戦術」と言われていた。

20年ほど前の大学選手権では明治早稲田に挑む慶應大学がよく使っていた記憶がある。

それは地上戦で勝てないか一か八かを狙う感じだ。

ただ、近年活用方法が変わってきて、増田記憶に残っている観測では前回のW杯直後にオールブラックス採用し出した。

不確実性では同じだが、ハイパン相手がとって着地した瞬間にタックルを見舞って止める、あわよくば誰かが落下点に走り込み競って直接再獲得、相手ファンブルした場合プレーが止まれノックオンという反則で自軍スクラムだが、笛を待たずに自分たちで拾って継続すれば、自軍有利なのでプレー継続される、その瞬間はディフェンスが崩れきっていて最大のチャンス!という確立された戦術に変化した。

これは、選手アスリート能力の向上と、戦術分析を背景に、地上戦だけのディフェンス突破が難しくなった事に対する対応だった。

今日スコットランドがしたいことは多分これだった。

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さて、日本はこの両国と戦うことになる。

今日の結果を見れば、アイルランドには隙がなく、スコットランドの方が相対的に与し易くも見える。

しかし、じゃあ、スコットランドターゲットにして、アイルランドは負けても仕方ないよね、という損得勘定スコットランドに臨んで勝てるだろうか。

理屈で言えばそうかもしれないが、増田はこの絶望的な状況でも諦めないクソ意地を見せつけたスコットランドに、そんな半端な精神性で挑んで勝てるとは思えない。

そもそもスコットランドは「相対的弱者」であって、日本にとっては「強者」だ、「弱者戦術を知り尽くした強者」ほど困った敵もいない。

アイルランドを抜いて戦う分、スコットランドで必勝」などというヌル精神状態を利用されない訳がない。

今日わかったのは「アイルランドは引くほど強い」「スコットランドはどんな状況でも諦めない」という事だ。

さて、日本はこの2国にどう挑むだろうか。

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最後に、レフェリングへの絡みについて質問があったので少ない知識でも答えられることを答えたいと思う。

ラグビーにおいて、レフェリーに対して長く会話ができるプレーヤーは双方のキャプテンのみ。

それも、レフェリングに対して「抗議をする」というより、レフェリングへの「解釈を聞く」というもの

なぜそうなるかというと、そもそもラグビーレフェリー不在で始まったスポーツであり、「ラガーマンとして恥ずかしくなく振る舞おうぜ」って具合に選手同士の話し合いで反則の適応を決めていたのだが、あまりに速く激しく複雑になりすぎて、「これちょっと選手同士じゃ無理だね、誰かに頼むか」と「判断をお願いする」形でレフェリーが登場した。

自分らの都合で呼んでおいて、抗議とかねぇ・・・変でしょ。

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そして「解釈」なんだが、ラグビーではあまりにもカオスなことが起こりすぎて、反則などについてきっちりしたルール文字通りに適応すると、しばしば「あれ、反則もらったけど逆に損じゃん」という矛盾した状況が起きてしまう。

前後文脈適応判断をするケースが結構ある。

また、外から見るとわかりづらい状況でレフェリーによって、反則のラインが異なったりする。

典型的なのがスクラムで、あれは「故意に崩すと反則」なのだが、何をもって「故意」とするか、それにどっちが「崩したか」が非常にわかりづらい。

その判断レフェリーに委ねられ、プレーヤーが「そりゃねーよ」と感じても「抗議」はできない。

せめて「あれアリですか?」「アリ」「どこでアリです?」「さっきのアレ」という感じで「解釈を聞いて活かす」ことしかできない。

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レフェリーフィールドでは絶対権威なので、じゃあレフェリーは好き勝手に笛を吹いて選手は従うしかないのかとなるが、そこで問題になるのが「解釈一貫性」で、解釈の線がブレると選手レフェリーに振り回されることになる。

そうなると、「あのレフェリーって笛に一貫性がないよね」となり、あんまいい評価をされない。

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でも、多分、問題は「評価が下がる」ことじゃなくて、「そんな笛を吹いて自分に恥ずかしくないのか」という事だと思う。

他者が律するとこができない権威なら、自分自分を律するしかないのだ。

選手レフェリーのせいにしないように振る舞うなら、レフェリーもまた自分の笛に責任を持たないといけない。

ラグビーに関わるなら、選手レフェリーも、すべての人が「あいつがああいった」とか「自分が偉い偉くない」とかそういうことではなく、それに「ほかの奴はああじゃん」とかそういうことでもなくて、「自分がどうなのか」ということなのだ。

あんなにクソ走るスポーツについていきながら、不可解な状況を判定し、その上一貫性についても責任を持たないといけない、ラグビーレフェリーというのはスゲーと思う。

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ちなみに地上波放送されなかったイタリア×ナミビア戦では、スクラムを真横で見ていた豪出身レフェリー、ニック・ベリーさんが、持ち出したボールスクラムの真横を急襲しようとしたイタリアの8番に激突されるという一幕があった。

まあベリーさんは元ラガーマンで、レフェリーに転身してから現在も「その筋肉、いる?」って位にムキムキなので事なきを得たが。

もう一回いうけど、ラグビーレフェリーというのはスゲーと思う。

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日本からは今回、アシスタントレフェリーとして、久保修平さんが参加している。

中継で名前を見つけたら探してみてほしい。

anond:20190921214539

2019-09-03

Kindle Oasisを買った

Kindle Oasisを買った。Kindleには何千冊も入るので旅先にもこれ1つ持っていけば数千冊の本だって持ち歩ける。好きなものを好きなときに読めるのだからありがたい。旅先にもっていく本の重みで腰がやられそうな悩みを解消できる。

あと、目当ての本がすぐ見つかるのが良い。買っておいて後で読もうと思ったり読み返そうと思っても当の本がどこにあるのか思い出せない探すのに大層な時間がかかると言う悩みがある。Kindleはこれを解消してくれるのであるKindleデバイス検索すればその本がすぐ出てくるのだからありがたい。

なので、本はKindle版があるのなら全てその版を買うようにしている。こういうことも考えてジェフベゾスはKindleを開発し続けているのだろうと思う。この人物世界中の人々のライフスタイルを変えた。偉い人だ。ビジネス成功者は人を殺すとことなく多くの富を生み出し、従業員だけでなく、それに付随してビジネスを行う人々をも支え、養っているわけであって、戦国武将などとは次元の異なる偉さを持った人々といえる。

現代はいってみれば経済戦争時代というべきときであってそういう次元の戦いの中で学べるとは有難いものである。戦に命をかけずとも良い。核兵器という使えば双方を壊滅させてしまいかねない武器を手に入れることによって狂ったような均衡状態の中で平和時代を生きていけると言うのも皮肉ものであって、まるで白刃の上を裸足で渡るようなスリリング時代であるとも言える。

話を戻す。ところでKindle Oasisにはマイクリップと言う文書がいつの間にか画面に現れる(Oasisに限らないのかもしれないが。→ paperwhite にも同じ機能があった)。これはなんだと思って開けてみれば、それは自分が読んだ本のハイライトした箇所が抜粋されて1つのファイルにまとめられているのであった。これはとても良いアイディアではないか自身が感銘を受けたフレーズがまとめて見られるのだから、よほど読書の楽しさを知り抜いた人が開発したにちがいない。

Kindleは Paperwhite をこれまで使ってきたのだがOasis反応速度が段違いに良い。こんなに動作スムーズKindleAmazonはつくれたのかと驚いた。Kindle Oasisは買って良い。

2019-08-24

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手がムチャクチャきれいな女の人ってたまに見ますよね。

指とかがスラ~と細く長くて肌ツヤが良くてツメの形なんかも良くてまさしく女の人の手!って感じのやつ。多少顔は悪くてもその手だけにホレちゃうってコトよくありますよね。あの女の人の手の独特のやわらかい感じって男には絶対持ち合わせてないものから充分性衝動を駆り立てられるアイテムですよね。

学生の頃フォークダンスで初めて握った女の子の手の柔らかさに衝撃を覚えたのは自分だけじゃないハズ。なのに当時はなぜか照れちゃって触れるか触れないか距離申し訳なさそうにお互い握ったふりしてゴマカシたりして。今思うとなんてシャイだったんだろうって後悔してますが。

実際握らなくても見てるだけで思わずウットリって感じの手ありますよね。

スーパーレジ打つバイト女の子の指の動きあれってスゴイですよね。「なんで見ないで打てるの?」って言いたくなる。しなやかにピッピピッピってそのテクニシャンぶりにちょっといけない想像したりして。そんな指で誘うようにアゴをサワサワっなんてさわられて「XXしてあげる♡」とか言われたらもうどうにでもしてぇって感じですよね。もうそういういけない手はXXXXでドロドロにしてやるうなんて想像して余計興奮したりするんですねコレが。特に小指っていやらしいですよね。ちょっと小指たてただけでなんか色っぽくなるし。カラオケマイク握る手とかジュース飲んでるときの手とか好きですよ結構。あとTV料理番組なんかで包丁持ってるときの手もちょっとスリリングで好きかも。で、最大の願望はというと、すごい美人がすごい綺麗な手で握った手で握ったオニギリを食べること。もう具なんていらないッスね。たまに手のひらについたごはん粒を舌でぺろってなめてまたそのまま握り始めるの。理想ですよそういうの。さらにそんな女性寿司職人だったらどうする自分っ!もう毎日通いつめちゃうでしょーねきっと。あとついでに手がきれいな人はその手で書く字もキレイであってほしいですね。「おおっまるで日ペンの美子ちゃんだ!」みたいな字。なんかそんな手と字だったら、すごくいやらしい単語を書かせてみたくなりますよね。買い物したら領収書をもらってそのときに「(有)オXXX様って書いといてください」とか言って。でもそこで素直に書いちゃう女の子っても逆に嫌だけど・・・

手相占いの人っていいですよね。女の人のきれいな手堂々とさわれるから。あっでも男の手も握ってるわけですね。そう思うとちょっとかわいそうだったりする・・・

2019-08-19

anond:20190819144236

西住しほ「そうは言うがな、既婚者と知っていても言い寄ってくる男は多いものだぞ」

矢口真理「恋ってスリリングな方が盛り上がるじゃない?」

2019-08-07

夢と現実区別

夢をめちゃくちゃ見る。長くてバリエーション豊富ストーリー性のある夢を毎晩見る。

昨日の夢は女の子と2人で種付けおじさんから逃げる夢だったけど。まあ基本的はいい夢しか見ない。おじさんから逃げるのもスリリングで楽しかったし

夢の中の街はちゃん地図があって、郵便局の隣のコンビニ、とか角を曲がればマックスバリュとか、小学校グラウンドには軌道エレベーターロシア軍倉庫とか、色々。洞窟の奥には鬼の集落と城があって、巨大な極彩色の蛾が飛んでたり、ファンタジックな部分も盛りだくさん。

夢の中のことを思い出しているときはとても幸せ

夢の中で起きたことも、小学生の頃の夏休みの思い出も、脳内しかないという意味で大した違いを感じない。

昨日のコンビにのカツ丼も、夢の中で食べたステーキもも記憶産物しかない。

現実ではもう縁を切った人死んだ人も夢の中では普通に出てきて普通に話す。夢の中も現実と同じく脳内しかない。なぜみんな夢を軽視するのだろう。

ちゃんと夢を大事にしていれば、ある程度夢のコントロールが効くし、毎晩寝るのが楽しいのに。

2019-08-05

誰かはてな村黙示録をまとめてくれないか

主にブクマカVSブロガーとか

ブロガーVSブロガーみたいな抗争歴みたいな奴を。

長いことやってる人(5~10年くらい、又はそれ以上)のブコメ欄がときどきすごい辛辣コメントが飛び交うのは

はてな界隈の中で流通している交友関係が分からない人間としては不思議しょうがない。

知的ブコメが多いな、と思ってるブクマカでも、特定古参ブロガー相手になるととにかく口を極めて罵るのにはギャップを感じる。

ある程度読み進めるうちに「なるほどこれはダメブロガーなのかも」というふうになんとなく察することが出来ることもある。

青二才と呼ばれてる人なんかはそう思った。それでも一部のブクマカちょっと酷く言いすぎじゃないかなぁ、とは今もかすかに感じている)

けど多くの場合

ちょっと叩きすぎじゃないのか」

って戸惑う。

何らかの遺恨あってこそそういう罵倒が飛び交うのだろうけれども。

その遺恨の元になって事件記事が、どういうものだったのか見当もつかない。ごく稀に掘り進めるうちに「なるほどこれが震源地か」って納得するクソエントリを見つけることもあるけど

そんなものに行き着くことはほとんど、いや滅多にない。

から「何でこんな酷いセリフを吐くのか?」というモヤっとした感じだけが引っかかり続けて精神的に大変よろしくない。

たまに過去はてなであった出来事をまとめてる記事なども見かけるが、それらの多くは「当時の大スターだった人々や大事件の記録」であり

いまは古参みたいなツラをしてるけど当時はペーペーだった、今もはてな界隈に残っているベテラン、の起こした様々事件までは網羅していない。

俺にとって、もはや退場した過去の大スターの起こした抗争・事件はどうでもいい。

村の中では中堅~あるいはそれ以下だったけど、いまやはてな長老然として残っている人たちの間に繰り広げられた(当時は大して価値のなかった)瑣末な遺恨のあらましが知りたいのだ。

自分はてなブログを始めてまもない新参だけど、このはてなという界隈は不思議な感じがする。

横の繋がりが異常に強いという雰囲気を感じる。

ブロガー同士の抗争みたいなのは他所でもたまに見るが、それは1対1、あるいは1対1の体裁を採りつつ有象無象コメント欄の匿名ファンネルや腐れツイッターフォロワーの抗争で

はてな村のようにブロガー複数対峙するブロガー個人(あるいは複数)という抗争はあまり見覚えがないので新鮮。

思想傾向や発言履歴を追いかけることのできるはてなブックマーカーという脇役の存在も大きい。

この辺の人間模様は、増田はてなに慣れた人にはどうでもいい日常なのかもしれないが、ゴシップを覗き見するようでとてもスリリングだ。

このやたらと濃いコミュニケーションの軌跡を出来るかぎり知りたい、そう思っている。

2019-07-26

みんな「パワハラ」に対して安易にキレすぎだと思う

吉本興業のごたごたが、「パワハラ」と認識されたことで、よくわからない方向に向かってる。

最初宮迫さんが嘘をついていて謹慎処分を受けたのが、

宮迫さんと亮さんの会見で、一気に問題点

宮迫さんが、『反社会的組織からお金をもらっていない』と嘘をついていた」から

吉本興業パワハラ」にズレていった感がある。

そのあとの吉本興業社長の会見も、「ああ、この人ならパワハラをやりかねん」という印象が補強されたと思う。

宮迫さんと亮さんの会見以降、この問題が完全にエンタメ化したんじゃないか

宮迫さんと亮さんのしゃべる姿は、かなり見応えがあるし、「超人芸人所属大手事務所からパワハラを受ける」という、分かりやすスリリングな内容だった。

ぶっちゃけ、「闇営業」とか、何が問題なのか、素人にはわかりにくい。

でも、「パワハラ」はとんでもなく分かりやすい。

半沢直樹」みたいなビジネステーマドラマ映画でもよく取り上げられるし、

パワハラやめましょうね〜」と、厚労省が啓発してて、広告が駅に貼ってあったりする。

そして、かなりの人数のビジネスパーソンが、上司から理不尽なことを言われたりして、鬱憤が溜まっている。

パワハラのムカつき、イラつき、憤りはかなりの人数の人が容易に想像できるし、共感できる。

その事象悪質性が高いか話題になるんじゃなくて、「あー!俺もわかる!」「それ、腹たつよな!」と、共感できる話だから話題になってるんだなと。

「闇営業の話はどこ行ったんじゃ?」と突っ込まずにはいられない。

「本当かどうか」「より重大かどうか」みたいなことはどうでもいいのだろう。

そもそも、あの会見だけだと、宮迫さんと亮さんが言ったことが本当かは、見ている一般人にはわからないじゃないか社長発言の録音もないわけだし。

ほぼ時を同じくして、吉本ほどではないけど、炎上したのが「レペゼン地球」の「パワハラホルモン

DJ社長所属タレントジャスミンパワハラをしたと、グループぐるみ自作自演をした件にも、通じる部分があるなと思った。

「本当にパワハラを受けた人の気持ちを考えろ!」と、憤っている人もいるが、

本当にパワハラを受けたのなら、Twitterに書き込まずに弁護士労働組合など、然るべき機関相談すべきじゃないのか?

昔は、ひろゆきが「うそうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」と言っていたが、

日本国民の大半がネットユーザーになったことで、「ネットに書かれた情報には嘘が含まれ可能性がある」という大前提を忘れてしまったんじゃないかと思う。

レペゼン地球が打ち出した炎上商法はとても示唆に富んでいると思う。

「嘘かどうか」よりも、「共感できるかどうか」で、善悪、真偽を判断してしまう人が増えすぎたことを茶化しているのだと勝手に推測している。

レペゼン地球が、「パワハラ」というテーマを扱ったのも、このテーマ共感性が高く、話題になると踏んだからだろう。

さらに、Twitter告発ネットメディアが本人にアプローチして話を聞いたことを記事化するという流れもここ数年で定番になったが、

その手法自体にも疑義申し立てている構図となっている。

レペゼン地球DJ社長に対するパワハラ告発を受け、ネタバラしの前にメディアDJ社長本人に取材していたが、そこでDJ社長パワハラ事実を認めていた。

メディアの「裏どり」も結局は本人にコンタクトして「やったんですか?どうなんですか?」と問いただし、

本人が言ったことをそのまま文章にして流しているのだから、それはTwitterスクショを貼るのとあまり変わらないだろう。

レペゼン地球自作自演に胸糞が悪くなった人が大勢いたが、その理由は「自分が騙された」ことをはっきり示されたことと、「ネット告発」を否定されたことだろう。

ネットに嘘が書いてある」なんて、正直めんどくさくてしょうがない。

毎日流れてくる情報が多すぎるからもっと楽して情報摂取したいし、いちいち「これは本当か嘘か」なんて考えることはとてもしんどい

からネット住民は、ネットに書かれていることを、いとも簡単に信じて、憤るようになったし、

「本人が声を発して喋っている」というだけで信ぴょう性が勝手に爆上がりする。

警察などの専門の機関が調べたことよりも、ネットにただ書き込まれたことの方を信頼しているようにも見える。

さら物事の良し悪しが「共感できるかどうか」で判断されてしまうので、有名企業パワハラ告発されたら、「悪質だ!」と一気に吹き上がるが、

無名中小零細企業パワハラ告発しても、宮迫さんほどの有名人でも大手企業所属でもない限り、問題にする人は少ないのではないか

そんな民衆によるあやふや判断基準で、本来社会的制裁を受けるべきではない人が、炎上したことで職を失ったり、社会的な信用を失ってしまう。

ネット告発」の危うさを、レペゼン地球は再認識させてくれたのだと思う。

ネットでこれだけたくさんの人が書き込んでいたら、自分の保身のために「ネタバラし無し」のガチな嘘をつく人だって大勢いるはずだ。

より重大で深刻なのは、そういう嘘の方ではないのか?

2019-07-11

ワンドロ垢を一年半とやってみて

とあるワンドロを運営しているアライさんなのだ

略して「運えイさん」なのだ

 

ワンドロ垢をやってみて感じたことをまとめたちょっとしたレポートなのだ

ワンドロ運営をやってみたいフレンズはアライさんにおまかせなのだ!!

ワンドロ運営初心フレンズからあたりまえのことしか書いてないのだ!!!

 

別にチラ裏放置なこんな内容、自ブログでもいいのだが、あえて増田投稿してみるのだ!!

アライさんなりきりで書いているのはただの流行りに乗っかりたいだけの気分的なものなのだ!!

なのでワンドロ自体けものフレンズとは全く関係がないものなのだ

 

====

 

運えイさんのワンドロ垢のステータスなのだ

その1

・二週に一回の開催

原作完結済み

知名度はあるが二次創作フレンズは少なめ

フォロワー数 50

その2

・前管理人から譲渡

フォロワー数 300

 

主にその1の方での感想を中心にいろいろまとめるのだ

 

 

 

お題はあってもなくても参加者そんなに変わらない気がするのだ

サンプル数が少ないのもある気がするのだが、積極的によく参加するメンバーは同じなのだ

「描きたい欲」さえあればあまり関係ないような気がするのだ

ただ、お題を設定するなら、そのワンドロに適したわかりやすいお題にした方がいいのだ

お題はそれこそ「描きたい欲」がそそられるものがいいのだ

よく参加するメンバーを増やすかはぶっちゃけ運しだいなのだ

でもアカウントPV数を増やそうとする努力はした方がいいと思うのだ

終了後に次回開催日時を告知するのは運えイさん的には結構有効だと思うのだ!

日時が迫ったらそれををRT引用RTするのもありなのだ

ワンドロ垢のIDを入れて投稿するルールがあるワンドロとかも見かけるのだ

あれもけっこうPV数が増えそうな気がするのだ

 

 

自動化ツールは定期的に手入れするなら使った方がいいのだ

ぶっちゃけ疲れているとあの時間帯は寝落ちするのだ…

その時間に待ち構えて開始、終了ツイートするのは結構たいへんなのだ

何か作品を作ってセルフ参加しようとなると遅刻が許されない状況になってなかなかスリリングなのだ…!!

クライアントが「Twitter for iPhone」、「Twitter for Android」になっている運営フレンズは本当にお疲れ様なのだ

 

運えイさんみたいに月の開催数が少ない場合TweetDeckおすすめなのだ

画面が英語ばっかりだけど画像付きでも予約投稿できるのは強いのだ!

Twitter公式サービスなのだ!外部サービス提携することがないのだ!

モーメントは使えないけどコレクション機能簡単に使えるのだ

ただ、スマホからじゃ使いにくいのだ…

Androidには無理やり使えるようにしたTJDeckというものもあるみたいなのだ

GitHub - totoraj930/TJDeck: TweetDeck用ブラウザ for Android

 

毎日だったりシューイチだったりの場合はtwittbotなんかの各種botサービスの利用をおすすめするのだ

twittbot - enjoy

 

RTはあってもなくてもいいのだ

ユーザーページを見に来た時の見やすさを考慮したら投稿数が多い場合RTアカウントを作ったりだとかモーメントにまとめたりとかすればいいのだ!

投稿みたのだ!」と相手に通知させたいならふぁぼかRTかモーメントなのだ

自動RTとなるといまのところどのサービスTwitterDeveloperアカウント申請必要になるのだ…

申請の仕方はググればわかるのだgoogle:TwitterDeveloper 登録

200字以上の英文理由書くの面倒くさいのだ…

MAKEBOT8月末をもってサービスを終了するみたいなのだ…時が流れるのは早いのだ…

今使えそうなのはRTBotなのだ

自動リツイート設定サービス「RTBot(リツボット)」

 

定期ツイートは埋もれすぎないほうがいいのだ

するならお題募集かに有効なのだ

運えイさんは定期は設定してないのだ

 

放置されすぎていると参加するフレンズたちが疎外感を感じてしまうのだ

運えイさんはいまのところワンクール分ほどTweetDeckで予約して手動RTするスタイルなのだ

 

 

参加者との信頼関係大事なのだ

疎外感を感じさせず、もちつもたれつな適度な距離を保つのだ!

管理者名を公開している場合は周囲に不穏な空気をもたらす愚痴絶対NGなのだ~!!

そうでなくても意外と全然知らない人からも見られているのだ…

運えイさんの出来事と交えて絵を描いた参加フレンズがいてビックリしたのだ…!

 

毎回「ありがとうございますなのだ!」と感謝するようにしていたら知り合いの他のワンドロの運営フレンズも真似するようになったのだ!

感謝って大切なのだ

言っている運えイさんも気持ちいいし、参加フレンズ気持ちいいと思うのだ

フレンズからの「ワンドロの開催いつもありがとうございます」の言葉を励みに楽しく管理しているのだ~!

 

 

 

ワンドロ垢はじめた動機中間結果なのだ

動機は「あ~早くアニメ化してほしいのだ~!二次創作界隈が賑わってそれがアニメ業界関係者に目についてアニメ化したら嬉しいのだ…」みたいなしょうもないものなのだ

今のところアニメ化はまだなさそうなのだ

 

ワンドロを始めて二次創作界隈が賑わったのか

よくわからんのだ

いつも通りなのだ

でも明らかに変わったのは

前よりも多くのフォロワーさんが同人イベントに本作ろうと参加しようとしてるのだ

確実に「ジャンル」が出来ていっていると感じた運えイさんなのであったのだ

 

でもまあ供給が増えるのは事実なのだ!!

2019-06-30

読書感想文

ファンタジーってのは所詮他人の書いた誰かについての話で,一切助けちゃくれない.

悲劇ストーリーに仕立てて、スリリングを楽しむ時間や富に余裕のある人間の楽しみだ.

無意識の驕りだ.

読書感想文を書くたびにそんな気持ちになっていた

2019-06-22

独断偏見で選ぶ、動物を使った心理学に関心のある学生に勧める書籍30選

動物心理学」は動物学習、知覚、認知生理機構といった諸形質の放散と収斂の原理過程の解明を目指す心理学の一領域である

心理学全体の中ではマイナーではあるが、国内研究者の集まりである動物心理学会」は、実は数少ない戦前から続く (1933年発足) 学会であったりもする (ただし、悲しいことに、動物心理学が学べる大学は減り続けている)。

だが、動物心理学を学びたいと思った学生が、何から手を取ればいいのか、あまり紹介の記事が世に出回ってない気がした。そこで、独断偏見で、オススメ書籍を挙げてみた。番号はオススメ順とかではなく、特に意味はない。気になったものを読めば良いと思う。

(1) 動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦- (技術評論社)

藤田 和生 (著, 編集), 日本動物心理学会 (監修)

日本動物心理学の主だった研究者たちが、動物心理学代表的研究について平易に語った本

(2) パピーニの比較心理学―行動の進化と発達 (北大路書房)

マウリシオ・R. パピーニ (著)

日本語で鈍器のような大きさでまとまっているのはこれくらいか

(3) 鳥能力―小さな頭に秘められた驚異の能力 (化学同人)

渡辺 茂 (著)

鳥類の行動とその神経基盤について解説した本

筆致が軽やかで、ベッドの上で寝転がりながら読んでも十分に理解できる。書名通り鳥限定であるが、名著である

(4) ハトがわかればヒトもわかる―比較認知科学への招待― (共立出版)

渡辺 茂 (著),

同著者がハト比較認知科学研究に特化して書いた本

心理学ではハト伝統的によく使われる。

(5) ソロモン指輪動物行動学入門 (早川書房)

コンラート ローレンツ (著)

動物行動学の創始者ローレンツいか動物と向き合い、その行動を観察していたのかを記したエッセイ

ローレンツ論文は難解で読みづらいことで有名だが、一般向けの著書は対照的に驚くほどとっつきやす

(6) タコの心身問題――頭足類から考える意識起源 (みすず書房)

ピーター・ゴドフリー=スミス (著)

哲学者である著者がダイビングタコイカと接することを通じて彼らの生き方

タコとて侮るなかれ。動物心理学を志す者が覚えていてほしい動物との向き合い方がぎっしり詰まった一冊である

(7) 動物心理学史―ダーウィンから行動主義まで (誠信書房)

R. ボークス (著)

動物心理学が、いかなる過程独立した分野として成立したのかを述べた本

傑作である絶版なので図書館で探そう

(8) 種の起源 (光文社古典新訳文庫)

ダーウィン (著)

言わずと知れたダーウィン古典である。いつ読んでも何かしら発見があるもので、それが古典古典である所以なのだ

余談だが、動物行動学の論文ダーウィンが扱った問題を再び取り上げるときは “Charles Darwin once said…” という殺し文句で始めることがある。

(9) 遺伝子から解き明かす脳の不思議世界 (一色出版)

滋野修一 (著), 野村真 (著), 村上安則 (著)

「脳」の起源と、その発生、さらには脊椎動物の脳のデザインいかに生じたのかを、ホヤから霊長類研究者まで多彩な研究者が論じた本

図や動画が手に入るURLQRコードがついてくる嬉しいおまけつき

(10) 感覚器の進化―原始動からヒトへ水中から陸上 (ブルーバックス新書)

岩堀 修明 (著)

はいかにして出来上がったのか?感覚器 (視覚聴覚、触覚、嗅覚、味覚) が現生の形になった進化道筋解説した本

(11) 生物から見た世界 (岩波文庫)

ユクスキュル (著), クリサート (著)

比較生理学の祖、ヤーコプ・フォン・ユクスキュルが豊かな想像力動物生理学的機序からその「環世界」について語った本

名著中の名著である

(12) 動物環境と内的世界 (みすず書房)

ヤーコプ・V・ユクスキュル

同著者が、生物の生きる、その固有な世界像について、当時の解剖学的知見と合わせてより詳しく解説した本

(13) あなたのなかのサル霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源 (早川書房)

フランス・ドゥ・ヴァール (著)

チンパンジー研究者大家、ドゥ・ヴァールの一般向けの著書

ドゥ・ヴァールはかなり擬人主義的な研究者で、研究者によって評価が真っ二つに分かれる。動物心理学一枚岩ではない。氏の著作同意するかどうかは、自分をどのような立脚点に置きたいのかをはっきりさせる意味でも一度は目を通すと良いだろう。

(14) 心の先史時代 (青土社)

ティーヴン ミズン (著)

人間の心はいかにまれたか?スティーヴン・ミズンは「元は個別用途進化させた認知機能が、文脈を問わず適用できるようになった」認知流動性により、高度に柔軟な我々の心が生じたと考える

内容は既にやや古いが、独創的な論考の面白さは色褪せない

(15) 行動理論への招待 (大修館書店)

佐藤 方哉 (著)

行動主義心理学エッセンスが詰まった本。絶版なので図書館で探そう。

「行動主義」的なもの見方は、認知研究では棄却すべき対立仮説として扱われることが多い。しかし、実際にはその対立仮説は多くの場合単なる誤解であり、藁人形を叩いているに過ぎない。

(16) 認知心理学有斐閣ニューリベラルアーツ

箱田 裕司 , 都築 誉史 他

比較認知科学は、動物心理学の中でも、動物認知機能を種間で比較し、その種差や共通性を描出する分野である比較認知科学実験では概念手続き認知心理学のものを援用することが多い

従って、認知心理学についてよく知るのが重要なのは至極当然なのだ

(17) キャンベル生物学(エッセンシャル版)

池内 昌彦 (監修, 翻訳), 伊藤 元己 (監修, 翻訳), 箸本 春樹 (監修, 翻訳), 道上 達男 (監修, 翻訳)

今日科学の分野間の壁はますます小さくなり、生物学と動物心理学をことさら区別する必要性も薄くなりつつある。

とはいえ原書版は鈍器のように重たいので、エッセンシャル版の方が挫折しないと思われる。

(18) カールソン神経科学

泰羅 雅登 (監修, 翻訳), 中村 克樹 (監修, 翻訳)

同様の理由で、自身神経科学を取り入れるか別に神経科学についてもどこかで通っておいた方が良いかと思われる。

そもそも、「動物心理学に固有」な方法論というのは現代にはなく、近隣領域連続的なつながりを持って成立しているのだ。

(19) 流れを読む心理学史 (有斐閣アルマ)

サトウ タツヤ (著), 高砂 美樹 (著)

心理学の成り立ちに関して、コンパクトかつしっかりまとまった本

歴史を学ぶと、どこかで役に立つ。物理学者エルヴィン・シュレディンガー言葉を引いておこう。

歴史は, あらゆる学問の中で最も基本的ものである。なぜなら、人間の持つ知識には、その成立条件や解決してきた問題や, 果たすべき機能が忘れ去られた場合, その学問的意義を失わないもの存在しないかである

サンキューシュレディンガー

(20) 視覚科学 (勁草書房)

横澤 一彦 (著)

別に動物研究の本ではないが、視覚についてよくまとまった本

視覚に興味があるなら、読んでおいて損はない。

(21) メイザー学習と行動 (二瓶社)

ジェームズ・E. メイザー (著), James E. Mazur (原著), 磯 博行 (翻訳), 坂上 貴之 (翻訳), 川合 伸幸 (翻訳)

学習完全に理解したマンになりたい人が必ず読む本。学習完全に理解したマンになりたいなら読もう。

次に読む本としては『オペラント心理学入門―行動分析への道』も良い本である

(22) 古典的条件づけの理論―パヴロフから連合学習研究最先端まで

入門レベルでは「犬とベルと唾液」くらいにしか教わらない古典的条件づけがいかに奥深く、理論的な探求に富んだ領域なのかが概観できる。例えるなら魔術書である

(23) 感じる脳 情動感情脳科学 よみがえるスピノザ (ダイヤモンド社)

アントニオ・R・ダマシオ (著), 田中 三彦 (翻訳)

これも動物研究者の本ではないが、ダマシオは身体性を重視する立場認知神経科学の方向を作った一人だ。

ダマシオは多作で、『デカルトの誤り』『自己が心にやってくる』など、他の著書も面白い。

(24) 盲目時計職人 (早川書房)

リチャード・ドーキンス (著)

進化学流布の急先鋒ドーキンス一般向け書籍。同氏がスリリングな筆致で進化について語る。

利己的な遺伝子』の方が有名だが、オシャレさでは『盲目時計職人』の方が上だ。

(25) 脳の中の幽霊 (角川書店)

V・S・ラマチャンドラン (著), サンドラブレイクスリー (著)

これの動物研究者ではなく、ヒトの神経科学者の本であるが、大変面白逸話がたくさん載っているので挙げた。

続編に『脳の中の幽霊再び』『脳の中の天使』も出ていて、どれも楽しく読める

(26) 鳥たちの驚異的な感覚世界 (河出書房新社)

ティムバークヘッド (著), 沼尻 由起子 (翻訳)

鳥にも我々と同じように目・耳が二つ、舌が一つ、皮膚には触覚受容器が備わっている。しかし、世界の見え方はまるで違うことがわかっている。彼らの感覚世界について、鳥類学者一般向けに語った本

(27) 実は猫よりすごく賢い鳥の頭脳 (エクスナレッジ)

イサンエメリー (著), 渡辺 智 (翻訳)

鳥の代表的認知研究について、各項目2p程度でまとまった入門書。どんな研究が、どのような方法で行われているのか、ざっと知るにはぴったりである

ちょっと邦題間抜けな感じがするが、原題は "Bird Brain: An Exploration of Avian Intelligenceである

(28) 脳科学と心の進化 (岩波書店)

渡辺 茂 (著), 小嶋 祥三 (著)

生物という視点から「心」がどのように形成されたのかを解説した本

まとめ方が独特だが、面白いことには間違いない

(29) 「つながり」の進化生物

岡ノ谷 一夫 (著)

動物コミュニケーションはヒトの「人間らしさ」について何を語るか?

元が高校生向けの連続講義であったらしく、大学生なら誰でも読める。

おまけ

(30) ご冗談でしょうファインマンさん (岩波書店)

リチャード P. ファインマン

ノーベル物理学賞を授賞した天才物理学者ファインマン好奇心に満ちた生涯について書かれた伝記

読めばきっと、未知への興奮と探究心、そして科学への憧憬が刺激されるに違いない

2019-06-15

特例子会社という混沌

 4月から特例子会社へ入った。

 

 大きな部屋に数十人の障害者がぶち込まれているよくあるパターンの特例子会社で、入社した会社としては初の試みだった。障害者雇用率が全く達成されておらず、問題になったため急ごしらえで部屋を作成し、いろいろと用意してから4月1日より何はともあれのスタート福祉バックグラウンドを一切持たないこんな業務に飛ばされたかわいそうな健常の社員たちと、幸いにして職を得た障害者たち。様子見の緊張感がある初日だった。

 

 私は障害者枠の正社員として採用されてその部署に入ったけども、残念ながら初日から「ああ完全に隔離部屋なんだな」と改めて感じさせられた。ほかの部署との接点はないし、同期が誰なのかはいまいちわからない。研修制度もあるにはあるが、健常の新卒一括採用最適化された内容で中途の障害者にはまるっきり向いていない。視覚聴覚が隣同士になり、視覚聴覚に話しかけるも聴覚は聞き取れず、聴覚筆談をしようにも視覚は見えない。そんな世界オブラートなしに突っ込んでいく発達。なかなかスリリング空気が広がる。そんな中福祉出身支援者はおらず、慣れない健常の社員たちが対応する。かろうじて福祉バックグラウンドを持つ私が障害者でありながら障害者ケアをしながら走るという状況からスタートした。

 

 そんな状況で数週間もたち、業務もある程度割り振りが決まっていく。私が担当することになった業務障害者採用担当相方は発達のおばちゃん。人柄は幸い悪い人ではない。上司は前回障害者採用担当した人で、現場を見に来るわけでもなく電話メールで指令が飛んでくる。ほかにも一応責任者という名の人たちはいるが、部屋に来ることはない。どうやら上は、障害者障害者採用障害者部屋で障害者同士サポートさせるという完全な閉じたテラリウムでも作りたいのかなと察する。優先すべきは雇用率の達成で、それ以外では誰も接点を取りたくはないのだろう。まあわからんでもない。

 

 そんな中、業務がどんどん偏っていく。

 

 発達のおばちゃん外電ができない。受電もたどたどしく、見知らぬ相手への採用関連の架電なんてとてもできそうにない。外部からメール対応すら難しいくらいだ。幸いにして事務処理能力ちゃんとあるのでファイリングをやってもらう。しかしながら発達の特性ミスがあるので私も油断ができない。本人はできるということも実はできないことが多い。期待はしてはいけないとわかり始める。

 

 見学面接に来る障害者支援者たちの対応は私に偏っていく。なぜならおばちゃんネットで前もめた人が多いらしく、彼らからの応募があるたびに休憩室(最初なかったので提案して作った)へこもって逃げるので任せられない。私がやる業務が増える中、おばちゃん悠々自適生活満喫する。上司でもない私が割り振れる業務にも限界があるので強くは割り振れない。だが本人から自分がやりますという発言は出ない。毎日情報収集(という名のネットサーフィン)にいそしみ、ネット掲示板でいか障害者が行動しているかを逐一楽しそうに報告してくる。朝は遅刻し、昼はいなくなり、定時前から準備し帰る。私は時間外にならないとつながらない相手電話をかける。そして給料はおばちゃんのほうが高い。なぜならそういう仕組みになっているからだ。

 

 上司は残念ながらこの状況に対して対応する気はなかった。正確にいうと対応する気はないわけではなかったが、割り振った業務もおばちゃんにはできなかった。仕方ないから結局私になった。そして私からの不満に対し上司は途中からうんざりしはじめた。わからんでもない。おばちゃん性格は悪くない。一週間、40時間労働時間のうち3時間程度は働くのだ。そしてそれを持っていく先が上司上司からしてみたらなんとなく仕事をしているように見えるんだろう。なぜなら彼は現場に来ないので現場で何が起こっているか知らないので。もしくは私も障害者なので、私が被害妄想でも持っていると思っているのだろう。私ともかかわりあいになりたくないのかもしれない。

 

 それでも採用活動継続しなければならないので対応していく。見学会におばちゃんともめた人がエントリーしてくるたびにおばちゃんが逃げる。内定を出した後に後出しのようにこの人実は前もめた人ですと言われる。狭い世界なのだろうか。それともおばちゃんが広すぎる交流範囲を持っているのだろうか。いろんなスケジュールを調整しやってきた仕事ちゃぶ台返しが続く。私のイライラも高まってくる。上司はなお業務の割り振りについても人員の交代についても対応する気はない。だっておばちゃん、人事がやりたいっていってるんだもの。本人の希望を優先してあげなきゃ。いくらなんでも向き不向きってあんだろう。

 

 一度たりともミーティングなんて持たれてない上司との会話から戻ってきた私に、だだっ広い部屋で周りの人間が聞いてる中、おばちゃんは如何にトラブルを起こした相手が悪いかを力説してくる。いざとなったら周りが守ってくれるこの職場は本当に最高だと満面の笑みで喜ぶ。笑顔で語りかけてくるおばちゃんによかったですねといいながら私も笑って対応する。

 

 10人弱の障害者を2か月強の間に採用し、一度業務が落ち着いた日、私は業務を交換するというテロに出た。表向きはお互いの業務を一度交換することでお互いに業務を覚えたいと思います。私は久しぶりにゆっくりとコーヒーを入れて福利厚生雑誌を読む。おばちゃんは大げさにわかやすく頭を抱えてうずくまり、新しく来た福祉相談員相談し消えた。外電は鳴り、メールは届く。私は対応しない。なぜならその業務はすでに交換したのであって、私の業務にそれらは含まれていないからだ。

 

 上司上司が私のところに来る。これで回るんですか。私も乾いた笑顔で答える。わかりません。

 

 なぜ同じ障害者なのに私だけがこの対応をしないといけないのか。配慮というのは何なのか。私も障害者で同じ立場なんだが。雇用率を下げないよう非正規身体の人の不平不満をなだめすかせ、非正規精神の人の相談を聞き続ける。雇用率を上げるため採用業務をやる。定着率を向上させるため障害者のための将来に関係するもの作成していく。障害と戦いながら仕事をしつつ自腹で大学院まで出た私の給料は健常の新卒大卒と同程度に安い。そして目の前にいるおばちゃんよりも年収100万弱安い。なぜならそういう制度からだ。

 

 特例子会社という場所玉石混交で中にいる人間レベル感は差があるのが実際のところだと支援者がなだめる。まあそうだろう。わかる。私の怒りはどうにかなるものでもない。なぜなら障害者雇用するということに対して会社もこの場にいる人間も誰も慣れていない。誰かがどこかで我慢をすることになる。スタートアップなんてどこもそんなもんだ。そしてそれが私になっているだけの話だ。

 

 だからといって頭でわかっても私の心は納得できない。一方的我慢の押しつけで回る現場なんてのは一度崩壊したほうがいい。

 

 来週さらに応募が来ていることを私は心から願っている。

2019-04-05

anond:20190405105643

ならば解説しよう。今期の監督ミスリードを狙ってくるのが特徴だと思っている。「このシーンはこういう意味かな」→「全然違ったww釣られたww」のような展開があちこちに散りばめられていて、スリリングな視聴体験を得られた。大量のボスが引き出しに入っているだと? でもよく見ると全部、筐体の形が違うぞ! かばんさんがつけていたのは正方形ボスだった。正方形ボスには見覚えがある! キュルルちゃん継承したのはそのボスだ! でも「『これ』を持っていって」… 長年連れ添ったボスを「これ」よわばりだと!? → その後かばんさん、しれっと正方形ボスをつけて再登場。つまり唯の端末でした。クッソwww

> "スリリングイラつかせるのを混同してはいけない"(anond:20190405114602)

感想押し付けないでくれ…

正方形ボスを別のボスが大量に入っている同じ引き出しに入れるかなあ(https://anond.hatelabo.jp/20190405124725)

ボスたちの中から偶然に(運命的に)正方形のを選び出した、という印象を受けた。演出の狙いもそこにあったと思う。(ただ、あの描写のために「ボスの充電問題」という厄介な考察ポイントが生まれしまった)

2019-01-21

配信収入で生きていくって

具体的にはどうやって稼ぐの?

アフィリエイトか、それともお布施だよりなのか・・・

youtubeほど作り込めないだろうし、なかなかスリリング人生だな。

2018-12-25

anond:20181225225815

子供欲情してるんじゃなくて抵抗できない相手一方的に触ることに対して性的興奮を覚えてるんじゃないか

禁じられた行為に及ぶことへのスリリングさと性的興奮が混線して変な興奮スイッチが開発された結果というか

2018-12-24

anond:20181224205019

🐈かわいいねこになるニャ

🐶イヌはいいよ、綺麗なお姉さんと毎日さんぽ♥

🐰うさぎだけど、ときどき🍓もらえるとうれしいなって

🐟海の中はスリリングだよ!だっていつ吊り上げられるかわかんないんだもん!

🐙おめーらクリスマスタコ食べてるんじゃないよっ!

🐣パパー!パパが香ばしくグリルチキンになってるぅ

2018-11-28

anond:20181128163949

痴漢行為を重ねてしまうのは精神病気であるって本あったな。

スリリングで達成感あるゲーム的なのが快感助長させてるんだと思う。

2018-10-17

俺たちは犬の肉を喰らいながら、任天堂の新作をやったんだ。

大学の同期と久しぶりに集まった。

それぞれの専門領域は違えど、自然と惹かれ合い、心許せた選りすぐりのクズどもだ。はたから見れば完全にオタクで冴えない奴ら。ずいぶん冷ややかな目で見られもした。それでも俺たちは気にしない。己の関心事にのみ集中する。

王子にある時代錯誤な一区画

舗装のされてない路地を進むと、低い長屋が連なっており、ひときわボロい一軒屋がパーティー会場だ。

建て付けの悪い引き戸を強引に開ける。陽気なアロハシャツを着た男が、ヤニで変色した歯をむき出した満面の笑みで迎え入れてくれる。氏の大学の頃から薄くなり始めた頭髪は金色に染め上げられており、思いのほか似合っていた。

なんだかベタベタしてたり、砂っぽい床を踏みしめながら細長い部屋を奥へと進む。懐かしい顔ぶれだ。

台所で火のついたタバコを咥えながら包丁を振るう男。既に犬の肉が細かく切り分けられ、大量のにんにく生姜と共にカレー鍋に投入されていた。学生時代は小汚く、くたびれた格好をしていたが、今はピンとエッジの立った白いシャツを着ている。真っ当な職につけたのだろう。

もう一人、あまりにも汚れ散らかった会場を、ひたすら清掃する男。もともと太り気味ではあった体系が、さらに倍ぐらいに肥大しており着ぐるみのようだ。こいつだけ歳下なので、集まると必ずコキ使われるというか、もはや進んで面倒事をこなす泣かせる後輩だ。

そして俺だ。学生の頃から特に変化のない男。都内実家があるのが唯一の特徴。そのため、いまだに実家から会社に通う事がやめられない。

かくして、四人が揃った。積もる話をするでもなく、お互いの近況を確認するでもなく、カレーが出来上がり、配膳され、任天堂スイッチが用意された。

今日のために家主が買ってきた。新作。犬肉が、わりかしフツーに喰える味だった事で、俺たちの関心が一気にソレへと集中した。

マリオパーティ

64の頃に初めて出てきたコイツ。。。当時ガキ共が集まってやるタイトルと言えば、マリカースマブラゴールデンアイ個人的には全然やった記憶がないのだが、「フィニーッシュ!!」という、ミニゲーム終わりの女の声だけが、耳にこびりついている。おそらく名作の筈だ。

俺以外の3人はテキーラガンガン飲みながら、これから始まる新たなパーティに期待が高まっている。ピーチノコノコクリボー、チョロプーという、姫以外は人外という不穏なキャラクターが選定され、チュートリアルが始まる。

もう面倒になってきたので、サクッと書かせてもらおう。

感想としては楽しかった。キチンと面白いステージモードを選べば文句なし野郎4人で破茶滅茶に盛り上がれた。だが、要所要所に挟まれる、ちょっとしたギミック…それらがイケなかった。本作は「イケてる男女」がホームパーティーなどで、プレイする事を想定している…CM映像を見て、俺たちはある程度予想をしていたのだが、それにしても辛いモノがあった。

具体的に書きたいとこだが、もう駄目だ…これ以上なにも書けない…既に長すぎる…

興味がある増田がいれば是非やってみて欲しい…気心の知れた仲間と集まって、ダラダラとやってみて欲しい。

ボムキングのいるステージオススメだ。スターコインが飛び交うスリリングゲーム展開に、夢中になること必至。

最後に、犬肉の皮部分は分厚くてゴムチュープのようになっていて、喰えたもんじゃなかった。

はやくスイッチ版のディアブロ3出てくんねーかな…

そしたら、俺たちのパーティーをやり直せるのに…

2018-10-09

バーチャルYouTuberファンの性欲問題

anond:20181008220306

キズナアイ性的で云々の話題見てると「オタクは当然バーチャルYouTuberでシコってるんでしょ?」みたいな意見ちらほら見るけど、ことはそう単純じゃないんだよね。ファンの間でも「Vtuberではシコれない」みたいな意見珍しくなかったりするし。

たぶんこれもいわゆる「演者」と「キャラクター」の境界曖昧なことと関係してるんだろう。対象を一人の生きた人格ある存在として認めたことで、自分の性欲の対象とすることに後ろめたさが芽生えるというか。「半ナマモノ」っていうらしい。

じゃあまったくエロい目で見ないのかと言うとまったくそんなことはなくて、Vtuberエッチイラストを保存しまくってたりするんだけどさ。

このVtuberエッチイラストというのもまた微妙な扱いで、基本的ファンの間ではVtuber露骨性的イラストが描かれたり公開することもあまり推奨されない空気がある。というのも、Vtuber界隈ではファンが描いたVtuberイラストハッシュタグをつけTwitter投稿して、Vtuber”本人”がそれを巡回してRT感想コメントを返す文化があるのだが(このVtuber”本人”が直接自分イラストに反応してくれるというのがアニメ漫画とまた違うところでありファンからしたらたまらない点でもある)、ここで過激イラストをその子が目にして傷ついたりショックを受けてしまうかもしれないからだ。ファンとしてはエッチな目では見るけどそのためにそのVtuberを傷つけたくはないので自制しよう、という空気になる。

そんなわけでTwitter普段エロいイラスト描き散らしてるエロ漫画家Vtuber健全イラスト用に健全アカウント新規に作ってたり、普段美少女ボコ殴りしてレイプするようなエロ漫画描いてる人が「Vtuberでそういう絵は描かないし見る気ない」とか大真面目に言ってたりする。

なのでそういうVtuberエロ絵を描きたい公開したいという場合にはハッシュタグをつけなかったり普段Vtuber巡回しないpixivやpawooなどで公開してたりする。これを言うとまた「なんだかんだ言って結局エロ絵描いてんじゃねーか」「でもVtuberエロ同人あるじゃん」みたいな意見が出ると思うのだが、ことはそう単純じゃない。

そもそもVtuberになろうと言う女性がもともとアニメ漫画が好きで、そういったエロ同人含めたオタク文化に慣れ親しんでいる人である割合が多いからだ。

なので中には自分自分エロイラストハッシュタグを作って「エロい絵描いてくれ」と言ったり「エロ同人描いたら見たいか事務所に送ってほしい」と言ったり、エロに寛容というかガンガン煽ってくるVtuberもいたりする。そして一方で「エッチなのはお断り」を明言するVtuberもいる。

結局何が言いたいのかと言うと、Vtuberファンは必ずしもVtuberエロ目的だけで見てるわけではなくって、「Vtuber本人の意思尊重にしたい」「Vtuberを傷つけたくない」「Vtuberを喜ばせたい」という気持ちファンの間でも強い傾向にあるよって話。(もちろん厄介ファンも大量にいるし例外も多いが)




余談

エロとはちょっと話はズレるけど、Vtuber界隈でも百合クラスタBLクラスタによるカップリング談義が賑わってたりする。そこで問題になるのが、やっぱりVtuber人格の扱い。ただのキャラではないものを堂々とカップリングネタにして盛り上がるのは如何なものか、というわけで、一見してわかりづらい、Vtuber本人の目に入りづらい隠語を用いてカプ談義で盛り上がるという文化というか暗黙のルールがある。(盛り上がりすぎてその隠語Twitterトレンド上位に載り、全然隠れてねえじゃねえかみたいなこともある)

また、Vtuber自身そもそも百合クラスタ精通していてそういう隠語を目ざとく見つけてこっそり監視しているという、「深淵を覗くとき深淵もまたこちらを覗いているのだ」みたいな大変スリリングな状況を展開していたりもする。




余談2

半ナマ相手ゆえに性欲が〜」みたいなことを言ったけど、自分リアルアイドルに全く興味がないのでリアルアイドルファンの性欲の関係はよくわからない。リアルアイドルファンの方とか見てたら教えてほしい。

2018-10-04

地方都市公立中学同窓会試合したい

人生が上手くいっている軍vs人生が上手くいっていない軍で試合したい。

もちろん俺は上手くいっていない軍の方。

バトロワ(=現役中学生のバトル)顔負けのスリリングな戦いが楽しめるし、無理矢理二分した結果、

同じ軍の中でも成功/失敗レベルバラついていて激しい内紛が起こる。

医者が身内のケガを救護し、美魔女が魅惑力で敵の男の猛攻を弱体化させる。

生化学ポスドク崩れが強力な毒物を生成し、後がない「無敵の人」たちが次々と捨て身攻撃を仕掛ける。

東京中学だとどっちかの軍に人数が偏ってしまうので実施不可能だけど。

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