はてなキーワード: ラガーマンとは
「◯◯大学ラグビー部 お断り」とか「お相撲さん お断り」とか店の前に貼られたらあとで監督や親方にめっちゃ怒られると思うんだけど……。
えーっとね……『我田引水』って言葉があるんだけど、聞いたことない人も多いかな?
水源から引いてきた水をどの田んぼにどれぐらい流すかを農家の人は話し合って決めてたりするんだけど、たとえば自分の田んぼにばかり水を流したら他の田んぼは枯れちゃうでしょ?暴力を背景に強行することは出来るかも知れないけど、最後は村八分にされたら暗殺されてもおかしくないよね。だって他の人の畑が枯れちゃったらその人達は暮らしていけないもの。だから自分のことばかりじゃなくて、他人のことも考えなきゃ駄目だよ。って話の「自分の田んぼのことだけ考えて水を引く(他人の畑が枯れても構わない)」って部分を抜き出した言葉なんだけど。
食べ放題でお店が損しても関係ないって顔して食べるのなんてまさに「我田引水」だよね。
お店だって利益を出さなかったら土地代も払えないし、自分たちの食い扶持だって維持できないから。
食べ放題の値段設定も基本的には「普通の人が普通に食べて、それでお店が経営を回せるぐらいの価格」に設定されてるわけ。
ラガーマンが荒らしてくるのを前提にして高く設定したら、他のお客からしたら割高になっちゃうし、そうなると店も「ラガーマン共のせいでこんな値段になっちゃって申し訳ありません」って気持ちになるよね。
最初から「ラガーマンお断り」ってお店の前に貼ってもいいけど、それはそれで地域からラガーマンを追い出そうとしてるみたいでお互いに気分が良くないでしょ?
だから、ラガーマン達は食べ放題のお店に行くときは手加減しなきゃいけないんだよ。
自分たちが町から追い出されるべき怪物として扱われないようにするために「僕たち……人間……共存できる……ウホウホ」って態度で示さなきゃなの。
それが出来ないんだったら、「食べ放題、ラガーマン・力士お断り」って街中に貼られて、その結果として「ラガーマンって人の迷惑も考えずに食べ放題で暴飲暴食するんでしょ?モラルがなさそうだよねー」って評判が立って、大麻事案とかが起きた時に「食べ放題でお店のことも考えずに食べまくるような我田引水の人達だし、社会規範とかガン無視で大麻とか吸っててもおかしくないよねー」みたいになっちゃうわけ。
自分たちの身を守るため、社会と共存するためにも、手加減すべきときには手加減をするべきじゃないの?
これって当たり前のことだと思うんだけど?
ただの愚痴。吐き出させてくれ。
上司A(常務クラス)が、数ヶ月前大企業からデカい仕事を持ってきた。
上司Aの友達Bが大企業に転職して、うちの会社を指名した企画が通ったからだ。
ただ、正規のルートで取ってきた仕事じゃないからか、上司Aは営業つけずに自分で回そうとした。
上司Aは有名私立大学まで推薦で行くようなラガーマンで、体力あるし酒も飲めるから上から可愛がられて社内出世も早い。体がデカくてイケメンで迫力がある。五郎丸みたいな感じ。
その案件にアサインされた俺1人。転職して半年。上司Aと仕事するのは初。というか、常務レベルと平社員の俺がセットで仕事する事自体があんまりない。
上司Aと友達Bでどんどん話が進んでるが、俺には話が上司Aから断片的にしか降りてこない。コロコロ仕様も予算も締切も変わる。友達Bは部下たちに嫌われてるらしく、(転職したてで企画が通ったやっかみもあるのかも)部下たちと話を進めようにも"あ〜その案件ですか(笑)ちょっとわからないです(笑)"みたいな感じで取り合ってもらえない。
上司Aに対面や電話はもちろん、言質を残すためにメール、チャットで状況は都度伝えて助けを求めたが、全部答えはなく、対面や電話で口頭での先延ばし回答だけもらっていた。上司Aは意思決定力が弱い。
結局何もかもどうしたら良いかわからないので企画で通った半分の予算で無理やりまとめて終了となった。もちろん規模もかなり小さいものになってしまった。だって向こうは協力してくれないし上司Aは意思決定しないんだもんビビってこうなるよ。俺も転職したてで勝手が分からないし(専門職なので知識はある)一応都度経過報告と着地予算は伝えてた。(無視されてるけど)
そして昨日。
"俺がこんなに頑張って取ってきた案件を、工夫も相談もせずに半額で着地して、仕事を何だと思ってるんだ。増田くんはよく反省するように"
と、数人が入ってるメールで俺指名の怒られが回ってきた。俺は悔しくて大規模な忘年会に行かず帰り道流石に泣いた。
これ、俺悪い?
マネジメント能力皆無の上司Aと、社内調整が全くできてない友達Bが元凶では?
流石にやばい状況と聞いた同僚や上長は同情してくれたが、転職したてで助けを他に求められず、孤独なまま終わった。部長には報告したけど。次からこういう案件は絶対2人以上付けると約束してもらった。
俺年始から仕事できない扱いになるのかなー。やだなー。嫌な年末になった。クソが。せめてまとめた事への感謝が一言でもあれば違ったのにな。
従姉妹の第一子は女の子で、最近会っていなかったがもう4歳になっていた。私のことはもちろん忘れていたが、人見知りもせず、私にあれこれと話しかけてくれる可愛い子だった。
彼女が私の膝に頭を預けて寝転んだ時、彼女の顔を逆さまから見下ろした。目元にのりが貼ってあった。アイプチ、とピンと来た。
従姉妹には美人で賢い母親がいた。若い頃は大きな会社で働いていて、美人で仕事ができると有名だったそうだ。従姉妹自身は自分は父親似だと言い張っていた。確かに、上品な美人の彼女の母親に比べると、従姉妹はやや派手な、気の強そうな印象をしていた。彼女の父親がそういう雰囲気だった。でも、全体の顔の作りや体つきなどは母親似で、従姉妹ももちろん美人だった。従姉妹の夫は逞しいラガーマンで、男らしい容姿の人だった。一重の目元も涼しく、張った顎もワイルドでよくモテた。ただ、従姉妹は妊娠中から、「お腹の子が女の子で父親似なら、早くからアイプチして二重にする。それでもダメなら整形させる」と公言していた。そして、従姉妹の娘は父親似だった。
従姉妹は本当に、4歳の娘にアイプチさせていた。娘本人は特に気にする風でもないが、こちらから見ると異様な光景だと思った。従姉妹の胸に抱かれている第二子は男の子で、新生児なのでどんな顔なのかは分からなかったが、どちらに似ても従姉妹的には問題ないんだろうな、男の子だもんな、と思った。
従姉妹は母親を敬愛していて、反面とても憎んでいた。従姉妹は明らかに美人で聡明だったが、彼女の母親が「何もできない」「器量も良くない」と言い続けたせいで、勉強する気力も夢を見る力も奪われているように見えた。一人っ子の彼女は私を姉のように慕ってくれていて、よく母親の愚痴をこぼしていた。その反面、大学の進学、就職、結婚などは母親にのみ相談していてセカンドオピニオンは受けない主義だった。彼女は結果、近所の彼女の学力からするとやや物足りない高校に行き、短大に進み、ほどなく10歳上の今の夫と結婚した。そしてその合間によく浮気していた。そういう話だけ、私にしてくれた。
私からすると可愛らしい従姉妹の娘が、従姉妹のように美しい母親に対して愛憎入り乱れながら結局母親の思い通りに生きるようになったら、なんだかやりきれないな、と思った。私がお土産に持っていったプリンセスの髪留めを従姉妹の娘は気に入ったようだが、従姉妹は「ピンクのプリンセスって顔じゃないでしょ」と笑っていた。