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はてなキーワード: リベラルアーツとは

2020-07-14

anond:20200714204000

リベラルアーツでは証明などの論理天体の円運動幾何学などは自由人として生きるために必要って話ではある。いまさらリベラルアーツでもないが

2020-07-02

自分で考え続けなくちゃダメだよ」を中学生に伝えるにはなんて言っ



2020年6月30日にまたここで会おう』は、瀧本哲史さんが2012年6月30日東京大学で講演された内容を1冊の本にまとめたもの。これが期間限定で全文無料公開されたので読んだ。

勉強になるし、考えさせられる面白い文章だったのでぜひ一読をおすすめします。


瀧本さんは20代とかの若者に向けて話していて、いろんなメッセージがあるんだけれど重要だと思う前半からいくつか引用

>> ・次の日本を支える世代である若者自由人として生きていくために必要不可欠な「武器としての教養」を配りたい。

・外見だけは人間なんですけど、やってることは人間以下という人が老若男女問わず世の中にはたくさんいる。「自分で考えてない人は、人じゃない」

・「正解」なんてものはない。 自分人生は、自分で考えて、自分で決める。

・そのための「思考の枠組み」として、リベラルアーツがある。 自分自身を拠りどころとするために、学ぶ。

・まず「言葉」によって正しい認識にいたり、「言葉」を磨くことでその認識の確度を上げていく。そして「言葉」を使って相手の行動を変えていくことで、仲間を増やし、世の中のルール空気を変えていくことが可能

パラダイムシフトとは、「世代交代」である

・ 君と君たちが正しい選択をし続ければ、いつか必ず世界は変わる。<<

以後も大事な考え方を教えてくれます

歴史的なことを散りばめて語られるから、すごく説得力があるなと思った。現代史も含め、歴史事実に近いことだから、知っていることはものすごく大事だよな。パラダイムシフトについてなんか眼から鱗でした。


で、これを読んで私が考えたこと。


これを「賢い」と言われる人たちに話す意味はすごく大きい。賢い人が世界を動かしていく(はず)だから。だけど、私はそれだけじゃ足りないんじゃないかと思う。

ある程度理解する力がないと、自分の中に噛み砕けなくて受け入れられないのは確かだけど、「賢くない」人の方が多いんだよ、世界

しかも今は発言権拡散力)はみんなが持っているし、賢くない人は、数の多い「仲間」=大衆に受けやすい。

けど、賢くない人ほど、こうした話は聞きたくないし、聞けない。受け入れられない(たくない?)。

じゃあどうするかって、もっと早くにこういう考え方をわかりやすく、広く、教えなくちゃじゃない?って思う。中学高校、それも地方を含めた公立とか、「普通」なところで教えていくべきなんじゃないかと。やっぱり教育って大事と思う。



中学生って大人が思うより、考えられるよ。いろんな空気を読みながら生活してるし、いろんなことに影響されて学んで生きてると思う。だからこそ、そこで思想は固定されてしまいがちなんだよ。どれだけ勉強ができていい大学にいけた人だって、育った場所(家庭・小学中学高校)でできた思想ってなかなか変えられない。むしろガチガチな人も多いんじゃないかって思う。

そういうことでいうと、中学生って無垢ではないけど、まだまだ足りなくて、考えがかっちり固定されてないと思うんだ。(まだ変えられる、というか。)

でも既に、変に諦めてる子とか、頑張るのバカじゃん、どうせ自分バカだし、みたいな子も多いだろうと思うんだよね。そのまま行っちゃうと、世の中の、その地域での「普通」の道を辿ることに疑問をもたないまま進んでしまうことになるわけ。これって今の時代の「再生産」的な人間じゃん。




からさ、できれば中学生とかの内に、せめて高校生のときに、こういう話を聞いて、自分可能性とかを自分で考えてほしいなと思うわけ。

じゃないと多分、「パラダイムシフト」は起こんないよ。世代交代は必然的に起こるけど、次の世代もおんなじ考えの人が再生産されてたら意味ないんだよ。


パラダイムシフトを起こすためには、賢い・意欲のある20代に話しているだけじゃ足りない。

人の考え方は基本変わらない。歳を取ればとるだけ、変化は期待できない。

から固定される前の中学生とかに伝えたくない?

ってことです。(この考えにつっつポイントもあると思うが)


で、じゃあ中学生(賢くない)にどうやってこの話を伝えたらいいんだろう?って考えた。

メッセージの大ポイントは「自分で考えることをやめるな」ってことだと思うんだけど…

>>大人自分考えるのをやめたダメ!」

中学生「なんで?」<<



ってなるじゃん。これ、なんて答えたらいいんだろう……というのがいま見つからない。

だって中学生はまだ社会を知らない。今の社会のなにが未来にとってよくない考え方なのか、その考えがどれほどスタンダードなのか……絶望感を知らないと、「今のままじゃダメだ!自分たちの世代が変えるんだ!」なんて思えないんじゃないかなって。



この「なんで?」に対する答えをちゃんと伝えられる大人になりたい。

誰か手伝って!なんて答えたらいいと思う?

2020-04-30

anond:20200429141921

基本、学力で輪切りされてる高校場合は、一つの科目について、それぞれの学力に応じた動画必要になる。

高校生は全員が大学に進学するわけじゃない。商業科や工業科もある。

授業を静かに座って聞いていられないような底辺校もある。

そうした生徒向けのオンライン授業というのは、スタディサプリなどの大学受験向け動画とは、全く異なるものになるだろう。

大学受験という足枷から自由な反面、逆に、その教科をもってして何を学ばせるか、またどう関心を持たせてオンライン授業に参加させるか、本質的デザインの段階から教員の側が厳しく問われることになり、なかなか難しいと思う。

教科書レイヤーでいえば、何を捨てて何を残すか、何を加えるかという話になったとき、どのような観点からそれがなされるべきか。

まずは、多くが就職専門学校へ進学する生徒たちについて、キャリア教育的な観点からなされること。

もう一つは、教科の全体をもって、教養すなわちリベラルアーツ入り口に足を突っ込ませること。

オンライン授業の強みは何といっても視覚化に優れたところなので、サブカルチャーからから総動員して、彼らの身近な関心や今後のキャリアに教科の内容をつなげ、全体として必要教養に触れさせることは不可能ではないと思う。

言うは易し行うは難しだが、少なくとも、動画一本あれば解決するような問題ではないよ、ということで。

2020-03-08

anond:20200308135523

こういう人ばかり幅をきかせてると危険から教養学部とかリベラルアーツ教育必要ってことがよくわかる。

2020-02-04

anond:20200204171445

日本で1番リベラルアーツって言葉に近いのって、公民館とか土日の大学開放してやってるナントカ講座やろ

anond:20200204171445

稼ぐ用の学問と、相続資産で生きられる人用の学問があって、リベラルアーツ後者だよね。

相続資産がなく稼がなくてはならない人がリベラルアーツを学ぶために学費を費やすと終わる。

anond:20200204163830

ちょっと前にアメリカでの用例見て思ったのは金にならない学問リベラルアーツとくくられてるんじゃないかなということ。

今どきは金の臭いがプンプンする統計学はもちろん、数学全般入れてもらえ無さそうだし、物理も除外される。語学も入らない。

リベラルアーツに入れてもらえてるのは文学などの芸術宗教学ソーシャルサイエンス全般あたりみたい。

Wikipediaで答え合わせしたらまた別の分別がされていて、人により、場合により境界はブレてるのかなと思った。

https://en.wikipedia.org/wiki/Liberal_arts_education#Modern_usage

anond:20200204163830

元ツイの意図からいけば、リベラルアーツっていうのは要するに「既説や自説を疑い確認しながら広範に学ぶスキル」のことだから別にそこまでカッチリした話じゃあないだろう。

何が必要かでいえば全部必要だし、同時にどれも必須ではないと言えないこともない。

 

この話、ツイートから一方的な主張みたいになってるけど、もし議論の形で展開するなら「リベラルアーツ」の有用性の有無から始めないといけないとこだと思うわ。

もしくは、これは大学側の「リベラルアーツ」の解釈が元ツイの人の解釈(旧来の解釈)と相いれなかっただけなので。池上彰がやるのが、リベラルアーツではなくて教養特別講義とかジャーナリズム論とかなら問題はなかっただろう。

 

2019-12-06

anond:20191206203533

学歴自慢してる奴って大学院行けなかった、つまりリベラルアーツ教育までで終了して専門分野を持ってない奴だから

2019-11-28

筑波大学が例の特任准教授を生んだ理由

筑波大には「総合科目」という、まぁ教養みたいな感じでさまざまな分野(他学類)の授業がとれる科目があるのだが、

その授業は割と甘めで、出席+簡単レポートだけで取れてしまものも多い。

しかも、総合科目は「必ずこれをとれ」という全学生共通する講座はなく(「ほんの」一部は共通の必修がある)、選択式だ。そのため、割と自分が好きな科目で組めてしまう一面がある。

ほかの大学は知らないが、「歴史」や「古典」は雑学からイラネ、みたいに切り捨てることができるわけで、これって教養勉強にもならないのではないかと思った次第。

リベラルアーツ教育ガチでやらないと、いろいろとゆがんだ方面に行ってしまうのではと考えてしまう。そもそもオウムの一件で「科学的な知識」だけで倫理をもたない危険性を反省して大学教養科目の充実が図られた、みたいな話を聞いたことがあるので、もっとマジメに大学教養を組んだほうがいいんじゃないか。

2019-08-09

大学でのリベラルアーツ教育が待たれる。 anond:20190808221613

結局、会場にも行かないし、展示物の持つコンテクスト無視して議論するような(あるいは自分コンテクストしか議論できない)人々たちによる、

罵詈雑言やら衒学的な批評やら美術批評やら憲法論議やらが同じ土俵でゴチャゴチャ行われて収集つかなくなってる感

津田本来「高尚」なる議論が行われるように思っていたんだろうが、

まりにも皆の議論能力芸術歴史学的なリテラシーが低すぎて盛大にコケた。

さらSNS禁止なんてやるから伝言で伝えられた展示物のインパクト否定的な人々によるデマや誇張に繋がり、デマや誇張された伝聞が彼らを取り巻くコンテクストの中でエコーチェンバーになって

ついに暴発したのでは。

我々には数十年早すぎた代物。大学でのリベラルアーツ教育が待たれる。

anond:20190808221613

2019-07-02

anond:20190702101955

残念なことに世の中の人は「学ぶ楽しさ」みたいなのを理解せずに、利得を得るための苦行として扱ってる感じぽい。

なので、受験以降の発展性に乏しかったり、リベラルアーツみたいなのが理解できなかったりする。

2019-06-22

独断偏見で選ぶ、動物を使った心理学に関心のある学生に勧める書籍30選

動物心理学」は動物学習、知覚、認知生理機構といった諸形質の放散と収斂の原理過程の解明を目指す心理学の一領域である

心理学全体の中ではマイナーではあるが、国内研究者の集まりである動物心理学会」は、実は数少ない戦前から続く (1933年発足) 学会であったりもする (ただし、悲しいことに、動物心理学が学べる大学は減り続けている)。

だが、動物心理学を学びたいと思った学生が、何から手を取ればいいのか、あまり紹介の記事が世に出回ってない気がした。そこで、独断偏見で、オススメ書籍を挙げてみた。番号はオススメ順とかではなく、特に意味はない。気になったものを読めば良いと思う。

(1) 動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦- (技術評論社)

藤田 和生 (著, 編集), 日本動物心理学会 (監修)

日本動物心理学の主だった研究者たちが、動物心理学代表的研究について平易に語った本

(2) パピーニの比較心理学―行動の進化と発達 (北大路書房)

マウリシオ・R. パピーニ (著)

日本語で鈍器のような大きさでまとまっているのはこれくらいか

(3) 鳥能力―小さな頭に秘められた驚異の能力 (化学同人)

渡辺 茂 (著)

鳥類の行動とその神経基盤について解説した本

筆致が軽やかで、ベッドの上で寝転がりながら読んでも十分に理解できる。書名通り鳥限定であるが、名著である

(4) ハトがわかればヒトもわかる―比較認知科学への招待― (共立出版)

渡辺 茂 (著),

同著者がハト比較認知科学研究に特化して書いた本

心理学ではハト伝統的によく使われる。

(5) ソロモン指輪動物行動学入門 (早川書房)

コンラート ローレンツ (著)

動物行動学の創始者ローレンツいか動物と向き合い、その行動を観察していたのかを記したエッセイ

ローレンツ論文は難解で読みづらいことで有名だが、一般向けの著書は対照的に驚くほどとっつきやす

(6) タコの心身問題――頭足類から考える意識起源 (みすず書房)

ピーター・ゴドフリー=スミス (著)

哲学者である著者がダイビングタコイカと接することを通じて彼らの生き方

タコとて侮るなかれ。動物心理学を志す者が覚えていてほしい動物との向き合い方がぎっしり詰まった一冊である

(7) 動物心理学史―ダーウィンから行動主義まで (誠信書房)

R. ボークス (著)

動物心理学が、いかなる過程独立した分野として成立したのかを述べた本

傑作である絶版なので図書館で探そう

(8) 種の起源 (光文社古典新訳文庫)

ダーウィン (著)

言わずと知れたダーウィン古典である。いつ読んでも何かしら発見があるもので、それが古典古典である所以なのだ

余談だが、動物行動学の論文ダーウィンが扱った問題を再び取り上げるときは “Charles Darwin once said…” という殺し文句で始めることがある。

(9) 遺伝子から解き明かす脳の不思議世界 (一色出版)

滋野修一 (著), 野村真 (著), 村上安則 (著)

「脳」の起源と、その発生、さらには脊椎動物の脳のデザインいかに生じたのかを、ホヤから霊長類研究者まで多彩な研究者が論じた本

図や動画が手に入るURLQRコードがついてくる嬉しいおまけつき

(10) 感覚器の進化―原始動からヒトへ水中から陸上 (ブルーバックス新書)

岩堀 修明 (著)

はいかにして出来上がったのか?感覚器 (視覚聴覚、触覚、嗅覚、味覚) が現生の形になった進化道筋解説した本

(11) 生物から見た世界 (岩波文庫)

ユクスキュル (著), クリサート (著)

比較生理学の祖、ヤーコプ・フォン・ユクスキュルが豊かな想像力動物生理学的機序からその「環世界」について語った本

名著中の名著である

(12) 動物環境と内的世界 (みすず書房)

ヤーコプ・V・ユクスキュル

同著者が、生物の生きる、その固有な世界像について、当時の解剖学的知見と合わせてより詳しく解説した本

(13) あなたのなかのサル霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源 (早川書房)

フランス・ドゥ・ヴァール (著)

チンパンジー研究者大家、ドゥ・ヴァールの一般向けの著書

ドゥ・ヴァールはかなり擬人主義的な研究者で、研究者によって評価が真っ二つに分かれる。動物心理学一枚岩ではない。氏の著作同意するかどうかは、自分をどのような立脚点に置きたいのかをはっきりさせる意味でも一度は目を通すと良いだろう。

(14) 心の先史時代 (青土社)

ティーヴン ミズン (著)

人間の心はいかにまれたか?スティーヴン・ミズンは「元は個別用途進化させた認知機能が、文脈を問わず適用できるようになった」認知流動性により、高度に柔軟な我々の心が生じたと考える

内容は既にやや古いが、独創的な論考の面白さは色褪せない

(15) 行動理論への招待 (大修館書店)

佐藤 方哉 (著)

行動主義心理学エッセンスが詰まった本。絶版なので図書館で探そう。

「行動主義」的なもの見方は、認知研究では棄却すべき対立仮説として扱われることが多い。しかし、実際にはその対立仮説は多くの場合単なる誤解であり、藁人形を叩いているに過ぎない。

(16) 認知心理学有斐閣ニューリベラルアーツ

箱田 裕司 , 都築 誉史 他

比較認知科学は、動物心理学の中でも、動物認知機能を種間で比較し、その種差や共通性を描出する分野である比較認知科学実験では概念手続き認知心理学のものを援用することが多い

従って、認知心理学についてよく知るのが重要なのは至極当然なのだ

(17) キャンベル生物学(エッセンシャル版)

池内 昌彦 (監修, 翻訳), 伊藤 元己 (監修, 翻訳), 箸本 春樹 (監修, 翻訳), 道上 達男 (監修, 翻訳)

今日科学の分野間の壁はますます小さくなり、生物学と動物心理学をことさら区別する必要性も薄くなりつつある。

とはいえ原書版は鈍器のように重たいので、エッセンシャル版の方が挫折しないと思われる。

(18) カールソン神経科学

泰羅 雅登 (監修, 翻訳), 中村 克樹 (監修, 翻訳)

同様の理由で、自身神経科学を取り入れるか別に神経科学についてもどこかで通っておいた方が良いかと思われる。

そもそも、「動物心理学に固有」な方法論というのは現代にはなく、近隣領域連続的なつながりを持って成立しているのだ。

(19) 流れを読む心理学史 (有斐閣アルマ)

サトウ タツヤ (著), 高砂 美樹 (著)

心理学の成り立ちに関して、コンパクトかつしっかりまとまった本

歴史を学ぶと、どこかで役に立つ。物理学者エルヴィン・シュレディンガー言葉を引いておこう。

歴史は, あらゆる学問の中で最も基本的ものである。なぜなら、人間の持つ知識には、その成立条件や解決してきた問題や, 果たすべき機能が忘れ去られた場合, その学問的意義を失わないもの存在しないかである

サンキューシュレディンガー

(20) 視覚科学 (勁草書房)

横澤 一彦 (著)

別に動物研究の本ではないが、視覚についてよくまとまった本

視覚に興味があるなら、読んでおいて損はない。

(21) メイザー学習と行動 (二瓶社)

ジェームズ・E. メイザー (著), James E. Mazur (原著), 磯 博行 (翻訳), 坂上 貴之 (翻訳), 川合 伸幸 (翻訳)

学習完全に理解したマンになりたい人が必ず読む本。学習完全に理解したマンになりたいなら読もう。

次に読む本としては『オペラント心理学入門―行動分析への道』も良い本である

(22) 古典的条件づけの理論―パヴロフから連合学習研究最先端まで

入門レベルでは「犬とベルと唾液」くらいにしか教わらない古典的条件づけがいかに奥深く、理論的な探求に富んだ領域なのかが概観できる。例えるなら魔術書である

(23) 感じる脳 情動感情脳科学 よみがえるスピノザ (ダイヤモンド社)

アントニオ・R・ダマシオ (著), 田中 三彦 (翻訳)

これも動物研究者の本ではないが、ダマシオは身体性を重視する立場認知神経科学の方向を作った一人だ。

ダマシオは多作で、『デカルトの誤り』『自己が心にやってくる』など、他の著書も面白い。

(24) 盲目時計職人 (早川書房)

リチャード・ドーキンス (著)

進化学流布の急先鋒ドーキンス一般向け書籍。同氏がスリリングな筆致で進化について語る。

利己的な遺伝子』の方が有名だが、オシャレさでは『盲目時計職人』の方が上だ。

(25) 脳の中の幽霊 (角川書店)

V・S・ラマチャンドラン (著), サンドラブレイクスリー (著)

これの動物研究者ではなく、ヒトの神経科学者の本であるが、大変面白逸話がたくさん載っているので挙げた。

続編に『脳の中の幽霊再び』『脳の中の天使』も出ていて、どれも楽しく読める

(26) 鳥たちの驚異的な感覚世界 (河出書房新社)

ティムバークヘッド (著), 沼尻 由起子 (翻訳)

鳥にも我々と同じように目・耳が二つ、舌が一つ、皮膚には触覚受容器が備わっている。しかし、世界の見え方はまるで違うことがわかっている。彼らの感覚世界について、鳥類学者一般向けに語った本

(27) 実は猫よりすごく賢い鳥の頭脳 (エクスナレッジ)

イサンエメリー (著), 渡辺 智 (翻訳)

鳥の代表的認知研究について、各項目2p程度でまとまった入門書。どんな研究が、どのような方法で行われているのか、ざっと知るにはぴったりである

ちょっと邦題間抜けな感じがするが、原題は "Bird Brain: An Exploration of Avian Intelligenceである

(28) 脳科学と心の進化 (岩波書店)

渡辺 茂 (著), 小嶋 祥三 (著)

生物という視点から「心」がどのように形成されたのかを解説した本

まとめ方が独特だが、面白いことには間違いない

(29) 「つながり」の進化生物

岡ノ谷 一夫 (著)

動物コミュニケーションはヒトの「人間らしさ」について何を語るか?

元が高校生向けの連続講義であったらしく、大学生なら誰でも読める。

おまけ

(30) ご冗談でしょうファインマンさん (岩波書店)

リチャード P. ファインマン

ノーベル物理学賞を授賞した天才物理学者ファインマン好奇心に満ちた生涯について書かれた伝記

読めばきっと、未知への興奮と探究心、そして科学への憧憬が刺激されるに違いない

2019-05-25

anond:20190525004705

なぜか日本における大学の代わりに専門学校を作れとほざくお前のようやつは、低偏差値大学代替を言うやつばかり。

先進国のようにリベラルアーツ東大と同等の専門学校ヒエラルキーを作るのが筋だよ。

2018-10-10

じゃあ子ども大学行かせる金を都会住まいリベサヨ負担しろよ…

姉弟どちらかしか四大行かせられないとしたら、出世やすい弟に行かせてお姉ちゃんには近所の看護短大我慢してもらう、というのが地方住まい現役社会人限界であってだな。

それに男に大学行かせるのは人脈や新卒切符を期待してのことであって、リベラルアーツ的な豊かさは全然期待してないわけ。

二人も子どもを作って高校以上行かせる社会貢献してるんだから都会住まいブルジョワ負担させろよ...

2018-10-02

東京工業大学学費値上げ騒動と立看板について

2015年学士課程入学文系教養に乏しいとされる世代から2016年度以降の文系教養に明るい素晴らしい学生たちへ

教養

私は君たちが豊かな文系教養科目を受講できていることを羨ましく思う。

自分たちまでの世代文系教養科目というと、オーソドックスで最高の座学か、“学士しかないのに都の西北教授になった金髪胡散臭いインターネット昔話”くらいしかなかった。

ああ、悪魔祓いの話をしてくれるオタク蔑視クレイジージャーニーもいた。

彼は文化人類学が専門らしいが、弊学のオタクたちの情緒理解できなかったのかな。

あれほどまでに他者と向き合ってきた学者オタクとなると未成熟なヒトとしか捉えられないらしい。

自分石川台人間なので彼が今どうしているかは知らない。

立看

さて2016年以降入学聡明学生諸氏においては、最近の立看板張り紙など学費値上げに関連した様々な活動を展開されているようで大いに結構である

しか2016年以降入学学生リベラルアーツ教育無限教養を手に入れているというのは自分の誤解であったのか、もしくはあの素晴らしいリベラルアーツ教育ではあまり社会学に触れる機会がなかったのか、はっきりとはわからないが、ここはひとつ景観」という概念について述べたい。

景観

学生諸氏が知らないのはNHKニュースおじさんが教えてくれなかったのが悪いのだが、「景観」というのは社会的に共有される財産の一つである

景観とは誰もが参加しうる実体に関わる価値であるために、スワンボートまことちゃんハウス批判されていたのだ。

そもそも大学キャンパスというのは実際には難しい公共的な立場にある。

完全に公共に開かれた場所ではなく、指定国立大学法人管理する土地である

しかしその法人性質上、ある程度まで公共に開かれて地域に貢献することが望ましい。

また近隣住民銀杏を拾っているだけで烈火のごとく怒り出す理学部教授と、自転車走行禁止区域の傘さし子連れ自転車マダム調停するのも大学法人責任ではないかと思うが、その問題自体はここでは無関係である

大学

ここで大学キャンパスには上記のような公共性が求められているということがわかるだろうか。

まり学内から地域社会とは独立である、もしく国立大学なので自由市民が利用できる、という言説はどちらも間違っていて、端的に不寛容価値観だと言わざるを得ない。

このような状況の中で「景観」について考えると、大学の中にあってもその景観破壊することが何を意味するのか。

社会

景観社会的な共有財であることは先に述べた。

ここから明らかなように、景観破壊することはそれを共有する全ての人々の財産破壊しているということになる。

もちろん大学キャンパスの中では大学許可があれば自由看板を建てられるし、百年記念館の素晴らしい扉にポエムを書きつけることだってできる。

しかしそのような行為によって景観破壊することは高等教育を受けているような知性の持ち主に要求される倫理において当然許されることではない。

そもそもあの立看板無許可であったのだが、それは今回述べたこととはあまり関係ない上に、この大学学生による自治概念絶望的に欠落していることと文化的京都大学を経由していることによって私の語りうるところではない。

ちなみに社会工学科の人は、川喜田二郎によって弊学の学生運動が懐柔させられたという噂の真偽をコメントしてほしい。

環境

話が脱線したが、大学において求められる景観について十分に説明できただろうか。

私は景観とは都市的な文脈の中で位置付けられるものであると考えており、そのため京都大学に立看板を立てることを問題視する立場にはない。

この大学景観を良いとは言えないが周辺の住宅地は幾分マシな方である

主張

端的に言おう。

景観破壊するのはやめてほしい。

特に百年記念館の扉にダサいポエムを貼ったり、80周年記念館の壁に「ここは80周年記念館です」などと意味不明のダサい案内を貼るのはやめてほしい。

ダサさが問題なのではない。

それがどれだけ格好良くとも、周囲と調和が取れておらず景観破壊しているのが問題なのである

施設管理課の人間がどれほどの教育を受けた人間なのかは知る由もないが、おおよそ高等教育を受けた人間のすべきことではないので中卒だと思う。

大衆

意図せず大学批判になってしまったが、この日記目的2016年以降入学聡明学生景観について考えてほしいということである

実はポピュラリティ問題なのかもしれない。

今や街にアニメキャラクターの巨大な広告があってもそれほど問題にはならなくなったことや秋葉原ではそもそも問題ではなかったことを思い出してほしい。

教育

大学教育というものについてよく理解できていない人間が多いようだが、大学教育を受ける機会を与えるのみである

「〜を教えてくれないのはおかしい」や「〜を教えるな」など批判にもならないような意味をなさなヒステリーtwitterに書き殴るのも本当はやめたほうがいい。

そもそも現在行われているようなリベラルアーツ教育意味をなしていないのは学生教養が足りていないかである

高等学校までで教わるような基礎的な知識をロクに覚えてもいないから、議論をしても無が展開されるのみであるのだ。

文系科目を雑に批判して自らの無教養を醜く晒すのではなく高校教科書などを読むとよろしいかと思う。

かにクレイジージャーニーNHKニュースおじさんの施策は最悪だが、大学という場所自分勉強することができる場所でもある。

皆さんは優秀なので、必修の文系科目など適当にこなすくらいでちょうどいいのではないか

2018-08-23

複雑なことを簡潔に3行でいうよのコーナー

アベノミクス

円が安くなったので、海外で車安くうれた

世界も元気になっててその波に乗れたのもよかった

お金もいっぱい刷って、これがいっぱい流れたらいいな

リベラルアーツ

歴史

理科

高校勉強のこと

ビールのおいしさ

シュワシュワしてていい

酔ったら気持ちよくなるし

甘くなくてくどくない

2018-06-22

anond:20180621090516

ブコメ大卒者様の、大学に行く目的思考力を養うだの学ぶことを学ぶだの、きれいごとうんざりする。

大部分の人は、環境に流されて深く考えることな大学進学しただけでしょ。お勉強が得意だし、有名大学に進学して大人にちやほやされるし、大学生活は楽しい大企業就職に有利だからって、今の制度自分に都合良いから乗っかってるだけなんでしょ。知的好奇心とか言うけど、そんなの大学じゃなくてもカルチャーセンターに通う一般人と違わないし。学部生はそのレベルでいいんだろうけど、自分学問の徒みたいな言い方するのはどう見ても嘘。そのくせリベラルアーツだの学びたいから学ぶだの、きれいごとも大概にしろ。その理由は全部後付けだろ。大学卒業したら専攻してた分野の勉強なんてろくにしないくせに。

いじめを見て見ぬ振りしていじめに加担しながら「いじめは許さない!」と主張する奴らと同じ。建前のきれいごとばっかり言ってるくせに、自分正義だと信じて疑わない。ほんとうんざりする。

anond:20180621214909

大学職能を学ぶところではない」と言って大学礼賛してるはてなーたちが、あまりに深く考えてない、「学び方を学ぶのだ」みたいな画一的ぼんやりした意見ばかり、本当に大学でのそんな高尚な学びなんてあるのか疑わしい。

実際、学歴自慢で役に立たない社会人ってみんなたくさん見てるでしょ。大卒者が皆そんなすばらしいリベラルアーツを修めて深い思考力や広い視野を持っているか?そんなことないでしょ?嘘言うなと思う。

2018-04-26

anond:20180426002928

文系博士悲惨な現状にはもちろん同情しますが彼は研究という言葉を一切出さずに就活している時点でそうではないことは容易に読み取れます

必要なのはリベラルアーツを支える文系研究者であって、研究もしない一般大学生って精々学費献上する財布として以外の存在価値は無いんですよね

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