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2024-08-27

アメリカンニューシネマの特質をめぐっての不可解な町山の反応

アメリカンニューシネマがヘイズコードの廃止関係する以上、観客の要求に応えて暴力セックスが前景に出るのは理の当然であって、北村が文献を示し縷々述べた通り、ニューシネマの特徴の一つは暴力セックスであるというのは通説として疑いないところ、何故、町山はニューシネマと暴力セックス関係ないなどと言い出すのか?町山自身イージーライダー解説でそれがニューシネマの特質である解説していたではないかhttps://www.youtube.com/watch?v=Q8k246Ov3AI

ボンクラ男子男子目線でキャッキャする秘宝系がフェミニズム批評を煙たく感じているなど業界内の抗争があるのか?

2024-08-25

アメリカン・ニューシネマに対する感覚のズレ

ファイブ・イージーピーセスとかカッコーの巣の上でとか、イージーライダーとかそのあたりの映画が作られた背景とか歴史全然しらんけど、この辺の映画は「暴力とか男らしさだけでは面白おかしく生きていけなくなってしまった男性たち」をテーマにしているように見えていて、だからまあ男性中心だよね、ってのはそうだと思うし、テーマの一部に男らしさとか暴力が含まれてるから見ようによってはそういう映画に見えるんだけど、作中でそれらは肯定されていないか暴力映画にも見える一方、暴力映画扱いされると反発がでるんじゃないかと思う

アメリカンスナイパーとかランボーとかも同じ枠に入るイメージ

ただまあ一般的には作中で暴力が発生している映画暴力映画と扱われるよね〜、とは思う

2024-03-24

イージーライダー』を観た。

ニューシネマの代表と名高くて破滅的な青春の話だと思っていたけれど、どちらかと言えばニコルソン曰く自由を語りながら自由を恐れる時代に捻じ伏せられた若者の話って感じだった。

プッシャーやって得た金でイージーライダーを始めて、時計を投げ捨てるのがかっこよかった。

パンク修理で寄った家の"L.A"も伝わらない主人に「田舎に根を下ろしたんだな」と含みありげに語る主人公は逃げ場を求める気持ちを感じさせた。

ヒッピー集落では、はぐれ者同士身を寄せ合ってみても砂地じゃ食べ物にも困るような逃げ場の無さをほんのりと感じた。切迫した生活での信仰の頼りなさだとか、無知に生きる気楽さとか世知辛さとかも。

街へ出ていきなり逮捕されて出会ったニコルソンはボンボン風で人が良い。自由体現者につられて、マリファナビビったりはしつつ自分も口先で語るだけではない自由に飛び込んでみるのが冒険という感じがした。

立ち寄った食堂では主人公達に憧れる若者もいれば、怪訝な目でジロジロ見たり罵声を浴びせる保守的な連中もいて、結局そいつらにニコルソンが殺されてしまうのが辛い。

通夜ムード娼館に行って、謝肉祭に繰り出してグッチャグチャになる辺りはよう分からんかった。「神が不在なら発明する必要がある」はなんか印象的だった。

ラストの突き放すような呆気なさと虚しく響くエンディングは嫌いじゃない。

場面転換や謝肉祭のシーンに挟まれる謎のモンタージュが印象的だった。

作中で語られる"自由"はよくアメリカのそれと言われる"liberty"じゃなく"freedom"なんだな。

自由とは責任であり、自由とは不断努力であり……とかそういうありきたりなの抜きで、おれもなんの束縛もしがらみもない自由を味わってみてえよ。たとえ世知辛くても……

でも出来ないからやっぱおれも自由を恐れてるのかもしれない。

2023-11-20

anond:20231119215116

イージーライダー主題歌パロディイメージで「自由気ままに生きるぜYeah!」みないなの期待して観ると案外陰鬱な内容で面喰う。

2023-11-19

スタンド・バイ・ミーイージーライダー青春映画だと言われて今は納得出来る。中学高校の頃にそう言われてもピンとはこなかったと思う。へえ。青春とは死体を探して線路の上を歩くことなんですか。しょーもな。って。

それは理屈理解するという類のものではないと思う。

例えば土曜の部活をサボって多摩川チャリで下った思い出がある。

車のディーラーファミレスセーブポイントのように点在するばかりの幹線道路。歩いていてここは自分の居場所じゃないと思ってしまうような他所住宅街。近くをウロウロしていても楽しくはない。Googleマップ面白そうな場所を探しても、近しい範囲に目ぼしいスポットはない。晩飯時間もあるしそう遠くは行けない。

フラフラチャリを漕いでいたらデカい川に辿り着く。見飽きた退屈な通りに比べたらなんだか妙に魅力的に見える。今日半ドン時間もあるし海でも目指してやろうって思う。

最初楽しいけれど、すぐに川の流れも見飽きてくる。陸側の景色も「無」のような国道を挟みつつ、マンション物流倉庫か謎の事務所かの繰り返し。全部やたらと横にデカい。大きめの駅があるらしい、高い建物の密集する地帯が時々近付いては遠ざかっていく。

途中休んで水切りでもしてやろうかと思うけど、良さげなスポット釣り人や浮浪者や遊び回るガキがいて近寄り難い。陰気な高校生が一人で水遊びするのもなんだか気恥ずかしい。

段々海を見ようと息巻いた気持ちも静まってくる。楽しさもなくなってただチャリを漕いでいると、段々漠然とした焦燥感のようなものが湧き上がってくる。「こんな事してる場合か?」って気持ちになる。先駆的覚悟だとか自己実現だとか、そんなような根源的な焦りや不安大人になったら人から借りたそういう陳腐言葉で片付けてしまうようなもの。常日頃感じつつ蓋をして押さえつけていたものが暴れだす。

焦燥感に駆られてペダルを漕ぐまま、結局晩飯時間を考えて世田谷辺りで折り返した。海というゴールを迎えてればまた少し違う思い出になってたかもしれない。

後日友達チャリ多摩川を20km下ったんだよと言って、バカでえと笑われた。その時はその程度の出来事だった。

後になってスタンド・バイ・ミーという映画を観て、それが青春作品に分類される事を知った。死体拳銃も劇的な出来事も無かったけれど、華やかなものではなかったけれど、あれは紛れもない青春だったのではないかと思った。

川沿いを走るでもなく死体を探すんでなくても、別な形で同じ様な青春を過ごした人は沢山いるのかもしれない。抽象的な焦りではなく、進路考えないとだとかもっと具体的だったり切迫した悩みだったかもしれない。あの時の思い出はおれだけの宝物だと思っているけれど、誰でも似たようなことを経験するからこそ青春という言葉があって、スタンド・バイ・ミー青春作品として支持されているのかもしれない。

先週大学をサボって多摩川をほっつき歩いてみた。あの頃感じた焦燥感が薄かった。

今は門限もなければ外食代くらい訳ないし、電車に乗れば海へ行くのも造作ない。自己実現が僅かにでも進んでいるから焦りが減ったのかもしれない。諦めたか妥協を受け入れてしまたか、忘れ去ってどうでもよくなってしまったのかもしれない。

ナイーブな悩みにあまりしがみつきすぎない方が良いと思える程度のバランス感覚は手にしたような気がするし、それをすっかり捨てたら人間として終わってしまうような気もしている。

茜色の夕日を見て、短い夏が終わったのに子供の頃の寂しさがないことを少し思い出した志村正彦も似たような気持ちだったんだろうか。

青春と銘打って鮮やかに彩色してしまいがちだけれど、当時抱いた決して明くはないあの気持ちは忘れずにとっておきたい。それを忘れてしまったら、あの頃忌み嫌っていた、お前は子供エアプなのかよと思うような大人になってしまいそうな気がする。

明るい結末に終わらないアメリカンニューシネマも後味が悪い所はあるけど、その居心地の悪さは当時体験した青春への誠実さだと思うのでおれは好き。

2021-06-12

イージーライダー観た

いつものラーメン

半分くらい音楽バイク旅のシーンで寝そうになっちゃった

朝早かったし

アル中弁護士の顔なーんか見たことあるようなと思ったらジャックニコルソン、なるほどね

最後びっくりした

解説読んでどういうことかやっとわかりました

2019-10-31

anond:20191030235030

『ザ・インターセクションズ』はどうだろう。

酔ってチンピラに義父殺しを依頼しちゃった学生が、そいつに付いてって義父を殺しにいくストーリーと付いていかなかったストーリーが同時に展開するちょっと変わった映画

徐々にチンピラから逃げようとする展開になる。ネタバレは調べないで見たほうがいいけど、結構好き嫌いは別れるかも。

アクションコメディだと意外と「逃げ切れちゃった」みたいな作品スッキリする映画が多いのかも。

少し違うかもだけど、結構オススメなのがロバートデニーロの『ミッドナイトラン』。

ギャングの金を横領した会計士賞金稼ぎデニーロ護送するんだけど、いろんな奴に終われてアメリカを横断する羽目になる映画

デニーロ自身お気に入り作品らしい。

『ノッキンオンヘヴンズドア』は男二人が海を見に行くためにギャングの車を盗んで逃げ続けるアクションコメディ映画だけど、追う側の敵が確信にゆるい作風だし、主人公達は不治の病で死ぬことが決まってるから、また少し違うのかなー。

ラスト全然悲惨じゃないんだけど。

ちなみにドイツ映画ね。恐ろしい事に、長瀬主演の日本リメイクがある。

他には、

ヒッチハイクしてきた宇宙人を乗せて政府組織に追われる『宇宙人ポール』、

実在詐欺師刑事主人公にした、長年にわたる追いかけっこのスピルバーグキャッチミーイフユーキャン』、

あと『なんちゃって家族』も麻薬輸送するコメディで、タイトルの割りに普通に面白い

古いけど『お熱いのがお好き』は女装して逃げる映画で、流石に名作なだけあって今見ても楽しめる。

『ザ・チェイス』っていうチャーリー・シ-ンのコメディ映画もあったな。人質とって逃げるだけの映画。そこまで面白いかは微妙

「逃げる」とは少し違うかも知れないけど、『ミッドナイトラン』みたいに護送中に敵に追われるアクション映画面白いのが多い。

強盗ボス護送する主人公たちとそれを追う銀行強盗を描いた西部劇の『3時10分、決断の時』や、

ブルースウィリスの『16ブロック』。これは結構ダイハード』の続編っぽくてそっちのファンにもおすすめ

詐欺師とか犯罪者が主役だと、デカ事件に巻き込まれながらどう逃げるか?という話は多いかも。

有名な『スティング』とか『フォーカス』、

ロックストックトゥースモーキングバレルズ』、

グランドイリュージョン』『マッチスティックメン』『コンフィデンス』とか。

大泉洋の『アフタースクール』は、逆に逃げた友人を追う内に色々ややこしい事情が明らかになっていく。

『バニシングin60』とかそのリメイクの『60セカンズ』は車がメインだし、爽快感あるかも。

そういえば『ワイルドスピード』も結構逃げる話だな。

シリーズ見てないなら、5作目の『ワイルドスピード MEGA MAX』くらいから見始めてもいいかも。ドウェインジョンソン出るし。

シリーズ的には4作目の『ワイルドスピード MAX』あたりからレースよりも追われて逃げるカーチェイスがメインの映画になってる。

ボーンアイデンティティーシリーズは国自体相手からアクション映画ながら結構逃げ続けるだけかも。逃げるテクニックに爽快感あるし。

逃亡者』『エネミーオアメリカ』『イーグルアイ』も近い感じはあるけど、どっちかというと戦って勝つことがメインのストーリーか。

逃げつつ一矢報いる系だと『ランナウェイ/逃亡者』やスピルバーグの『激突』どうなんだろう。

「え、おまえが逃げるの?」みたいな変則的な逃げの映画だと『ノーカントリー』とか。でもこれはスッキリしないしやっぱり多分違いそう。

ホラーだと『イットフォローズ』がそういう映画かも。

ゆっくり歩いて追いかけてくるからスリリングな展開ではなくて、じんわり追い詰められる系だし、ホラーからやっぱり後味はそんなによくないんだけど。

ファイナルデスティネーション シリーズ』も一応逃げ続けるだけかな、でも逃げ切れなかったみたいなパターンも多い。

『リング』なんかは逃げ切るパターンか。これも続編がアレだけど。

ホラー基本的に敵わない相手に追い詰められるのでそういう作風になるけど、でも最終的には戦っちゃう作品が多いしなあ。

エイリアン』『ターミネーター』がそういう作風で、『ターミネーター2』も割ときっちり最後まで逃げ続けるけど、最後は戦うし。

ストーカーものも逃げる系か。ジェニロペの『戦慄の誘惑』とか『ケープフィアー

ゾンビものにも逃げる作品はあるけど、どちらかというとそこからどうやって生活していくかというポストアポカリプス的な作風も多い。

ロメロの『ゾンビ』『死霊のえじき』『ランドオブザデッド』はそういう作風で、逃げたり隠れたりするのは一作目の『ナイトオブザリビングデッド』とそのリメイクの『死霊創世記』、あとゾンビリメイクの『ドーンオブザデッド』か。

28日後...』は割と逃げる系?

ゾンビじゃないけどロメロの『ザ・クレイジーズ』とそのリメイクも逃げる系かな。

逆に閉じ込められた状況から「逃げようとする」ことがメインの映画はどうなんだろう。ソリッドシチュエーションかいうやつ。

キューブ』『ミザリー』『フォーブース』とか、変り種だと『私が、生きる肌』。

『ソウ』は違うか。

これまた逆に、冤罪とか脱獄とか、刑務所にいる状況から逃れようとする話も違うのかな。

ついに逃げた!って爽快感がある作品も多いけど。

ショーシャンクの空に』とか『真実行方』とか、古くは『大脱走』とか『パピヨン』とか。

逃避行ものアメリカンニューシネマに多いけど、悲劇的なラストが多いしなあ。

俺たちに明日はない』『明日に向かって撃て!』『イージーライダー』『続激突 カージャック』とか。

 
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