はてなキーワード: 賛否両論とは
和田移植、という単語は聞いたことがありますか?1968年に札幌医科大学で和田先生が日本で初めて心臓移植を行ったのです。これに日本中が賛否両論まきおこりました。マスコミは騒ぎ立てるし、無関係の大阪の漢方医が裁判をおこしちゃうし、もうめちゃくちゃでした。
その後の移植は1999年まで31年間も待たなくてはいけませんでした。最初の移植のあと、次々と移植が進めば世界的にもかなり早い段階になったはず。
これよう知らんかったから手始めにwikipediaを見たら、記事が「要出典」だらけの(つまり対立側や検証勢のチェックがある)状態で
んー…何を言っても無駄かもだけどさ、人権を迫害されるほどの表現ってあると思わない?
まあ、ないという答えが返ってくるだろうと思うけど。
ないし、あったとしても「人権を迫害してる」というエビデンスが必要。
非難されるかどうかは問題にしてない。規制要求をするべきでないと言ってる。
例えばマスコミが何も知らずに「オタクは犯罪者予備軍」と報道するのも報道の自由です!って言われたら、いや待てよ、ってならないかな。
「報道」と「表現」の違い、「個人攻撃」と「表現」の違いも判らないのに議論に参加してるの?
事実でない報道は報道ではないし、それを「報道」として公開することが非難されてる。
フィクションとして「オタクは犯罪者予備軍」と表現することを誰が規制要求した?
「根拠はないけど人権侵害だと思ったから隠れてろ」「表に出てくるな」「撤回しろ」
どこに丁寧さがあるの?
んー…何を言っても無駄かもだけどさ、人権を迫害されるほどの表現ってあると思わない?
まあ、ないという答えが返ってくるだろうと思うけど。
筒井康隆の「てんかん運転手を事前に把握するロボット警官」がものすごく賛否両論になったの、知ってるかな。
てんかんのことをなんにも知らずに勝手にイメージを悪化させる文章を書いてしまったのは、非難されるべきだと思ったけど。
例えばマスコミが何も知らずに「オタクは犯罪者予備軍」と報道するのも報道の自由です!って言われたら、いや待てよ、ってならないかな。
この意見に反対派の人に勘違いしてほしくない大前提として、「死にたいなら一人で死ぬべき」という気持ち自体は正しい。
無関係な人を巻き込んで自分も死ぬ、という行動自体は正しいわけがない。
死ぬ人は少ないほうが良いに決まっている。
それ自体は藤田さんも否定していないし、分かっているのではないだろうか。(勝手に言って違ってたら申し訳ないが)
じゃあ何が問題か、というと被害者を責めるだけの話でこの事件が終わってしまい、「死にたいなら一人で勝手に死ね」という風潮が日本社会全体に蔓延してしまうことである。
少し話が大きくなるが、「他人に迷惑をかけるな」という考えが、世界全体としてどうかは知らないが、少なくとも日本には強く根ざしていると思う。
(実際のところは「自分や自分の親しい人に迷惑をかけ得る行動はするな」かもしれないが)
でも、この考えって息苦しくない?と、とても思う。
人間も生き物である以上は自分本位だし、自分本位である以上他人と関わる際には迷惑をかける。
本当にダメな迷惑は法で制限されるのだから、多少の迷惑であれば見過ごすべきだし気にしないべきである。
しかし、私自身この「他人に迷惑をかけるな」という考えに強く縛られており、他人と関わる際に過度に他人に迷惑をかけないよう気にしてしまう。
その結果、「他人に頼らず一人でやった方が他人に迷惑をかけなくて済むな」という結論に落ち着いてしまう。
そういう人はとても多いと思う。
多くの人がそう思ってるはず(データは持ってないが)なのに、心理的にそうなれないのは、「他人に迷惑をかけるな」という考えが日本人に強く根ざしているからだと思う。
個人的には少しずつで良いので「かけすぎなければ迷惑かけてもいいよ」「失敗してもいいよ」という風潮になれば良いなと思う。
宗教っぽい見出しになってしまったが、話は大きく変わり、私は大学で統計学やプログラミングを学んだ。
どちらも「どのような状況でどのような結果になるか」を考えることが多いと思う。
プログラミングでは常にそのようなことを考えることになるだろうし、統計学では回帰分析などで特にそういった考えが強くなると思う。
ということをする。
ある人の行動を100%予測するのに必要なこの世の全てのものを把握できるわけではないので、予測はあくまで予測であり、100%完璧な分析は現在のところはできない。
でも、この世の全てのものを把握できるとしたら?
妥当な家賃をぴったり当てることができるし、ある人の次の瞬間の行動を100%的中させることができる。
ということは、それを逆に考えると、「ある人の行動はその一瞬前の世界の状態で既に決まっている」ということになる。
ここで、その一瞬前の行動は何で決まっているかというと、さらにその一瞬前の世界の状態である。
では、そのさらにその一瞬前の行動は...?とずーーーっと遡っていくと、「世界が生まれた瞬間に全ての物事は決まってね?」という結論に達する。
世界が生まれた瞬間ってなんだ?などと思うが一旦考えないことにする。
仮に犯罪を犯した人の育った環境、特に父母が悪いとする。ではその父母はどうしてそのような教育をした?というと祖父母まで遡ることになるし、その祖父母はどうして...?と遡っていくと、人類が生まれたときには既にその人が犯罪を犯すことは決まってた、ということになる。
全て、この世界が生まれた瞬間に決まっていた現象であるということになる。
運命はあるのかどうかと言えば、むしろ運命しか存在しないし、自由意志があるのかどうかと言えば、自由意志のように見えるものは存在するが実際には全て決定付けられたものでしかないし、それは自由意志ではないのではないか、ということになる。
「努力してこんなに凄くなりました!」
という成功談も、結局はそういう運命の元に生まれただけで、運が良かっただけだし、
「家庭内暴力を受け続け、学校にも行かせてもらえず仕事も見つからず、50になり親もいない今、死ぬしかないと思った」
という悲惨な話も運が悪かっただけということになる。
運命という言葉が運と命という文字で出来ているのも妙に納得できる。
自由意志に見えるものはあるのだから、それに従って決断し行動しなければいけない。
罪を犯してしまう人が生まれてしまった以上捕まえなければいけないし罰を与えなければいけない。
結局することは変わらない。
この考えは、
「下にいる人を蔑んではいけない」
といったような戒めのようなものにしかならないが、そういう考えが今の日本には必要なのではないかと感じる。
昔からの言葉で言えば、「罪を憎んで人を憎まず」という言葉にはこのような考えがあるのだと思うし、情状酌量なんかがあるのだろう。
最近話題になったもので言えば、東大入学式での上野千鶴子さんの祝辞が似たものかなあと思う。
話を戻すが、1人の精神的にやられている人がいるとしよう。
そんな人がネットを見て、「死にたいなら一人で勝手に死ね」という言葉が並んでいるのを見たらどう思うだろうか。
なんとも思わない可能性もあるが、少なくとも気分が晴れることはないと思う。
「冷たい社会だなあ」と思ったり、人によっては更に落ち込んで「じゃあ死ぬか...」となるかもしれない。
もしかしたら、そこでまともな思考ができなくなり社会を恨み始めて通り魔になる可能性だってあるのだ。
ごくわずかな可能性かもしれないが、そのごくわずかな可能性で今回の事件が起きてしまった可能性も否定はできない。
今日ある1人が無差別殺人を犯す確率は低くても、今日ではなく例えばこれから5年間、ある1人ではなく日本人全体のうち誰かが、となると無差別殺人が起こる可能性は100%に近づいてしまう。
殺人はいつか起きてしまうかもしれないけど、せめてこの5年という数字を10年、20年にするために、社会をよりよく、暖かくしていこうよ、というのが今回の藤田さんの発言の意図ではないかと私は思う。
何か悪いことが起こったとき、その起こったこと自体や起こした人を責めるだけではなくて(もちろんそういう意見もあってしかるべきだとは思うが)、その根本的な原因を考えて改善していく社会になれば良いなと強く思う。
匿名投稿サービス、特にTwitterでは多いが、ある一般人の失言を何十人、何百人もの人がバッシングしているのをよく見る。
「死ね」とまで言う人もいる。
5chで死ね死ね言うのなら確実ではないが本人に届かないのだからまだマシだが、リプライで直接言うのである。
特に、オタクは学校でいじめられやすいが、そのオタクがTwitterでいじめてるのを見ると虚無になる。(もちろん必ずしも、Twitterいじめている人=学校でいじめられた人 ではないはずだが)
そろそろ誰かしら捕まってほしい。
ぶっちゃけるが、よく見る「被害者(遺族)の前でも同じこと言えるのか」っていう発言はいかがなものかと思う。
遺族に「これこれこう思ってるんですか?」って聞かれれば正直に「はい」と答えるかもしれないが、何も聞かれてないのに遺族の前で同じこと言うわけがないし、遺族以外に言えと言われて言うわけがない。
男友達の間で「おっぱいもみたい!」って言ってたとしても、取引先の目上の女性の前でも「おっぱいもみたい!」って言うか?言わないだろ。頭おかしいのか。
先日結果発表を迎えた第8回シンデレラガール総選挙。終わってみれば、話題の中心にいたのは常に夢見りあむだった。
「チョロいなオタク!!
良くも悪くも界隈の耳目を集め続けてきた女の〆の台詞は、彼女のこれまでの歩みを象徴するかのごとく実に「らしい」叫びであった。界隈の反応は言うまでもなく賛否両論。褒め称える声から転載するのも憚られるような罵倒まで、実に多種多様な言葉の濁流がこうしてエントリを書いている今この時もTLを流れ続けている。
筆者個人としては肯定側でありできればそれについての“お気持ち”を述べたいところだが、当エントリの本題はそこではない。この台詞を見たときに真っ先によぎったものは、彼女とは直接関係ない苦々しい記憶だ。
「あー**さん」
「(声)つかなそ~」
事件から8ヶ月が経過した今現在でも、あれほど堪えたことはない。シンデレラガールズのアイドルたちに命を吹き込む声優からあのような言葉が出たこと、収録を経て公開されるWebラジオという形態で世に出されたこと、なにより自分の大切な担当アイドルが公然と侮辱されたこと。何もかもが悪夢のような日だった。
例によって界隈は大炎上。自分はといえば起こったことにただただ困惑し、嘆き悲しむ以外に何もできなかった。そんな中で目に飛び込んできた、ひとつの意見。
「次のシンデレラガール総選挙で声をつけよう。そしてあの女を見返してやろう」
冗談ではない。そんな動機で声がついたとして、果たしてそれは喜ぶべきことなのか?悪意(少なくとも当時の自分にはそう見えた)に対し悪意で応酬することは担当アイドルに一生消えない業を背負わせるだけなのではないか?そもそもの話、このムーヴメントが軌道に乗ったところでそれが総選挙まで続く保証はあるのか?
そんなことはやめてくれ、と叫ぶ気力はなかった。いち担当Pとしてはこの忌々しい話題が一日も早く沈静化してくれることを、嵐が過ぎ去ることを願うのみだった。
……周知の通り、最終結果に顔を並べるアイドル50名の中に「つかなそ~」なアイドルの名はなかった。悔しくないといえば嘘になるが、それ以上に安堵する気持ちの方が強かったのが正直なところだ。レッテルは貼られるだろうが、そのレッテルが公式の描写に反映されるわけでもないのだから。そう思っていたのだけれど。
『チョロいなオタク』
そう、確かにオタクはチョロかった。例の発言で何かが変わるのではという声もあったが、自分を含めたチョロいオタクたちが「つかなそ~」を覆すことはなかった。個人レベルでつきあい方を変えた者はいるだろうが、大多数のオタクが選んだ道は良くも悪くも現状を享受することだった。
このこと自体に特別な感情はない。あの言葉があったからといって担当アイドルがシンデレラガールズから抹消されることはなく、モバマスの月末ガチャにデレステのガチャSR、他にも様々な形で依然として供給は続けられている。外野から向けられる言葉は幾分変わったものの、ゲーム内の彼女が見せる姿は今までどおりのものだ。これを機に身を引くなどとんでもない話で、これからも自分なりの距離感でコンテンツに付き合っていけばいい。
それでもどこか釈然としないものが残るのは、オタクの“チョロさ”を否応なく認識させられ翻弄されてきた立場故か。シンデレラ界隈に対する諦念じみた想い。夢見りあむという大暴風雨によって引き起こされた“祭り”が終わり残ったものは、あまりにも空虚な感情だった。
……ああ、この感情の正体はきっと嫉妬なんだろう。シンデレラガールズの数多のアイドルたちが8年かけて踏み出すことさえできなかった道を数ヵ月で駆け抜けていく女。自分の言葉をあれこれとこねくり回し、勝手なことを吐き散らすオタクたちを今なお翻弄し続ける女。担当アイドルが得ることができなかった、いつ得られるか見当もつかないものをまもなく手にしようとする女。
自分に向けられるあらゆる感情を糧に一躍スターダムへとのしあがった夢見りあむが立とうとしている舞台、そこに担当アイドルの姿はない。その現実が薄れかけていた熱を呼び戻してくれるのなら、もう一度夢を見るきっかけになるのなら、自分はまだプロデューサーでいられる。この思いへと至らせる、アイドルって一体なんなんだ?
○○だ、とは敢えて書きません。このエントリで綴ってきた諸々が、“チョロい”オタクである自分なりの、冒頭の台詞に対するささやかな回答です。
デレマス総選挙は毎年大なり小なり荒れ界隈がヒリつくのが恒例ですが、今年は例年に比べより行き場のない怒りや情念、怨念と妬みが渦巻く総選挙だったように感じます。
首位を争うのは本田未央、北条加蓮、そしてダークホースの夢見りあむによる三巴状態でした。
誰が勝とうと例年以上に結果発表は物議を醸しそうですが、どんな結果になろうと私個人はCGを取ったアイドルを祝福したいと考えています。
結果が出るまであと数日、それまでに今回の選挙を走って自分の中で生じた焦りとか妬みとか、少しですが楽しかったこと等の感情を整理する為に一度自分の気持ちを何処かに書いておきたいなと思い筆を取っています。
チラシの裏でもいいのですが人にみられるという意識を持って書いた方がきちんと整えれるかと考えてここに投稿させて頂いてます。整えてるかは別にして。
では本題。
◯夢見りあむについて
今回は彗星の如く登場した新アイドル、夢見りあむが界隈に衝撃を与え、弱くも悪くも話題の中心になりました。
そこで数多くのPの鬱憤や怨念、妬みや焦りが溢れだし夢見りあむお気持ち表明文なる増田が多々投稿され色んな立場のPの生々しい感情に触れることが出来ました。
私は別段、夢見りあむを好きでも嫌いでもありません。
どちらかと問われれば没個性よりも話題性になる方が良し、と考えていますのでキャッチャーで尖りまくりな彼女のキャラクターは好みよりです。
登場時から賛否両論を巻き起こし、予想通りというべきか、まさかと言うべきかはわかりませんが中間に食い込みさらに物議を醸し出しました。
個人的にはこのままCGになってしまってもいいのでは?と思います。
それは、ここ数年ずっと続いていたガシャブに後押しされたキャラクターが一位になり、上位にランクインするも惜敗した本田未央pが涙を飲む、ボイスが欲しく上手い立ち回りで浮動票をかき集めたアイドルが念願のボイスを手に入れ一方で昨年ボイスを手に入れたアイドルは飽きたオモチャのように見向きもされないという繰り返しに風穴を空け、例年とは違った何かがみれるかもしれないという期待です。
上位のキャラでCD作って選挙の公約果たしてはい終わり、また来年の選挙もよろしくねって。
それでも例年の閉塞した選挙に刺激を与えてくれたりあむの存在は面白かったし、彼女を取り巻く状況を眺めるのは言っては悪いですが楽しかったです。
彼女のおかげで辛いだけの選挙じゃなくほんのちょっぴりですが選挙を楽しめました、ありがとう夢見りあむ。
七回の選挙結果をみた時点で、次の選挙は未央と加蓮としきの三巴かなと予感してました。
しきは中間でCuのトップでしたがCGは厳しそうな順位でしたね。
ですのでどう動くのか読めないりあむを除外すれば、実質未央と加蓮の一騎討ち。
運営の手厚い加護と後押し(ガチャブ、しんげきメイン回、遡ればアニバでのまさにシンデレラをモチーフにした限定衣裳)を貰い追い風の中ナチュラルに他のアイドルを見下して、彼女こそCGと言わんばかりの態度を取る加蓮P
未央を悲劇のヒロインに仕立て上げNGとポジパは未央の票田になって当然のように振る舞う未央P
また、他アイドルでも良くあることといえばそうなのですが自分が大好きな映画や流行りの作品を合作だダイマだと言い張って、まるで未央の後押しをするための踏み台の用に扱う姿勢もムカついて仕方ない。
他のアイドルも映画も音楽も漫画もなにもかも、未央を引き立てるための素材とばかり振る舞う未央Pには「自分の足で歩け」と叩きつけたい。
いっそりあむが全部ひっくり返して勝ってくれれば今回は大笑いで締めくくる事が出来ますが、その場合未央VS加蓮の戦いが来年に持ち越されるだけなので長い目で見ると微妙な気もします。
Paアイドルを応援する身としてはとっとと本田未央にCGを取ってもらって総選挙CG枠を空けてもらいたい、と言うのが本音です。
未央Pは彼女を悲劇のヒロインのように扱いますが、よくよく考えてみるとデレマスで一番多くの曲を歌ってるのは本田未央なんですよね。
看板ユニットNGとして出番の保証は確保しつつ、総選挙の枠すらしれっと奪っていかれてはたまったものではないです。
例年、トップを取ったアイドルは次の選挙で大きく順位を下げます。
未央pは「未央ちゃんを三ツ星に!」だの理由をつけて2冠3冠を狙うだろうと言われていますが今未央が持っている浮動票は確実に別のドラマを求め他のアイドルに流れるでしょう。
その時未央が今の順位をキープできるかと考えれば頑張っても圏内に入るぐらいまでに落ち込むと考えます。
なので、例年同じことが叫ばれていますが本田未央がさっさとCGになって枠さえ開けてくれればそれは他のPaアイドルにとってプラスにしかならないので、一応本田未央の勝利が良い落とし所だと考えてます。
加蓮だとPaの枠は空かないし奈緒も含めてTPでCG!みたいな流れが生まれてそうですし本田未央の感動ポルノにまた来年も付き合わされるハメになりますし。
これで最後です。
私の担当はPa所属で、一応登場してから数少ないPaにおける数少ない全圏内アイドルです。
モバマスのアンケートでもランクインし、Pとしての贔屓目抜きにして人気があるアイドルとしてみて良いと言えるキャラです。
ですが、何故かこの二年間曲を全く貰えていません。
総選挙に限らず、この1~2年間ボイス未実装アイドルのPがデレマスの展開について嘆き、声のついた人気キャラのPがダイマして総選挙で結果を出せと一刀両断する場面を数多く見てきました。
そういった場面を見る度に、何故か無関係の自分にダイマと選挙結果という言葉が突き刺さります。
この二年間の内、季節シリーズとしんげきの1~3期のED歌唱、そしてデレステでのイベントが新曲の実装機会でしたね。
担当の新曲が来るかとワクワクしながら待ち、落胆を繰り返すばかりでした。
まだしんげき4期のED歌唱が残っていますがPaはしんげき季節共に未歌唱アイドルが多く、ここに望みをかけても歌ってくれるという期待は薄いです。
出番が全くなかったわけではありません。
モバでは素敵なイラストのカードを沢山もらえました。ここは素直に嬉しいです。
デレステでも一応出番はありましたが、基本的に他の子のオマケで、時には酷いキャラぶれもありとても満足できる出番では無かったです。
SSRも二年待ってやっと貰えましたが選挙で同等、もしくはそれ以下の結果のキャラが限定強スキルに豪華な衣裳をもらっている中恒常で使いどころの見つからないスキル、衣裳は簡素で省略の後が見え隠れし、ほぼコピペで特訓イラストはやけに背景寂しいと思ったら一枚の集合絵を3分割したものでした。なんだこれ。
選挙でそれなりに結果を残せば良い出番良い衣裳が貰えると信じて二年待ちました。
そんなことは全くありませんでした。
たかが二年、されど二年。
私は担当の歌が大好きなのに、いつになれば担当は新曲を歌うんでしょうか。
私の担当は何をしたんでしょうか。
他の子を下げろとは言いません。
ですが選挙で各アイドルの実績と持っている数字を公表している以上、同等の成績を出しているアイドルと同等の扱いでなければ納得出来ません。
今回の選挙でなんとしても属性三位にねじ込めば担当の新曲が聞けるのでは?とも思いました。
しかし選挙直前で、最悪のタイミングで担当のガシャが来ました。
とても良いカードでしたし新規絵は嬉しいけど、所謂逆ガシャブのタイミングです。
ここの時点でランクアップ所か逆ガシャブの煽りと直近のデレステでの出番の少なさから初めての圏外落ちを覚悟しました。
それでも諦めたくなくてやれるだけの票をかき集め投票しました。
上がらなかった事に落胆すべきか、いつもの順位をキープできた事に安堵すべきか私にはわかりません。
総選挙なんて頑張っても意味がないと確信し、この地獄じみたレースから降りようとも思いました。
しかし担当に素敵な歌声をのせてくれる声優さんが担当が必要とされなくなる事が怖いとブログに書かれていた為、引くに引けなくなりました。
法子ちゃんの声優さんも、直近ではMマスライブの理科教師に弁護士の声優も、探せばもっと出てくると思いますが演者にユーザーの不安を煽るような事を言わさせないで欲しい。
その人達に好意を持ってしまってるから切り捨てて逃げる事ができません。
いっそ冷徹な人間になりたいと心で叫びながら社畜生活のただでさえ少ない時間とお金を当て、リターンがないと分かりきってる物へお金を投げ込むストレスは言葉にすると簡単ですが実際はとても辛かった。
辛かったからこそ夢見りあむ騒動の馬鹿馬鹿しさは少しの救いになりました。
こんな界隈だと望みは薄いですが、夢見りあむと彼女を本当に好きで応援してる人達が少しでも報われること願っています。
油田を持っているわけでもない、しがない社畜の雀の涙のような票では結果に大きな影響は与えられないでしょう。
それでも走ってしまった以上、何もしない後悔よりはマシかと思い込む事にしました。
でも私以上に今回の選挙に思いをかけて真剣に望んだPは星の数ほどいるので、泣き言は言えないですね。
どんな結果になろうとキチンと受け止めその上で今後デレマスとどう向き合うかを考えて行きたいです。
正直、好きなキャラクターの出番が無いのにいつかは、今度こそとしがみつくのはとてもしんどいので。
◯まとめ
長いのでそれぞれ三行にまとめます
・夢見りあむありがとう
・ナチュラル見下しと感動ポルノはもううんざり、いい加減自分の足で歩け
以上です
長々とお付き合いありがとうございました
タイトルの通り。
FFX-2をクソゲーとして批判してる奴、ただのキモオタだろ。
だいぶ極端で偏見に満ちたことを言ってる自覚はあるが、大体上の一行のようなデカイ主語と偏見で書いていくので、お気を悪くされても知らない。
あとネタバレ注意。
「Xのユウナが好きだったのにX-2のユウナはキャラが違いすぎて嫌い」という意見が非常に多く散見されるが、そもそもXのユウナを本当に愛していればX-2のユウナも愛せるに決まっているのだ、という主張をしたい。
あんなに名作であるX-2がやれ「ストーリーが寒い」だの「ギャルゲー」だのボロクソに批判されていて悲しくなってしまったので、X-2がいかにXファンにとって無くてはならないゲームであるかを語ろうと思う。
Xでは「召喚士ユウナ様」としておしとやかに、言うなれば清楚に、落ち着き払って振舞っていたユウナだが、それは召喚士として周囲から丁重に崇められている状況であるから、そう意図的に振る舞っていたであろう節が見えた。
召喚士の使命(=いずれ死ぬ運命)が重圧となり、沈痛な面持ちだったユウナだが、そもそも当時17歳だったのである。
自ら選んだ道とはいえ、いつか死ななければならないという状況は17歳の子供にはあまりにも酷だ。そりゃあんな暗くもなるわ。
そんな中、同世代のティーダと一緒の時間、(割と寒いと言われがちなイベントの)ルカでの「笑顔の練習」の時に無邪気に笑うユウナこそ、本来の年頃のお嬢さんとしてのユウナなのではないだろうか。
そして2年後、問題のX-2。
シンという脅威は消え、召喚士として死ぬ必要も無くなり、その代わりにティーダやアーロンといった大事な仲間がいなくなった世界。
Xのエンディングで、「いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから…… 思い出してください」と残したユウナ。
そのユウナがあんなにお転婆になって、同世代の女の子と一緒になってはしゃいでいるのである。
いや、泣くだろ。勿論いい意味で。
前作のラストではあんなことになって、悲壮漂う面持ちだったユウナが、たくさんの物を失ったユウナが、数々の喪失を乗り越えてあんなに明るく仲間と笑っているのである。
「ほんと、よかったねえ…」と泣くしかない。
普通のメンタルだったら、一緒に冒険してきた大事な仲間(兼・好きな男の子)が急に目の前で消滅したとなれば、下手したら一生塞ぎ込んでも仕方がない。
それを、ユウナは(周りの助けもあって)乗り越えて、歌姫として、また快活なスフィアハンターとして空を飛び回る暮らしを送っているのである。ユウナは相当強い。いやあ、ほんと、よかったねえ……。立派になって……。
ギャルになったんじゃない。チャらくなったんじゃない。ユウナは強い子なんだ。
極め付けは語尾の「っス」だ。最早言わずもがなだろう。「いなくなった人たちのことを思い出している」のだ。
彼女がそれを心掛けるために、意図的に語尾に付けているのだとしたら本当に涙ぐましい(勿論、いい意味で)。
相当の精神力が無ければ、再び旅をすることなんてできないだろう。でも、ユウナは旅をすることを選んだ。
何故なら、成長したユウナが、喪ったものを取り戻すためのストーリーなのだから。
だから、X-2のストーリーは全然寒くなんかないし、薄っぺらくなんかない。
終盤のヴェグナガン戦の前、犠牲を出すしかないと判断したヌージに「納得しないで、却下です」ときっぱりと言い放ったユウナ。
召喚士の旅で、たくさんの犠牲を背に向けて進むしかなかったユウナ。
その誰かを犠牲にしなければならない運命に立ち向かうことができるようになったユウナ。
彼女は2年の月日を経て成長した。
そもそも、X-2で最も賛否両論分かれている、あのユウナの派手な服装。
あれも「リュックがこれまでの荘厳な大召喚士ユウナ様のイメージを変えるために、180度印象の違う衣装を用意してきた」という設定がある。
だから、ちゃんと理に適っているのである。ユウナがあんな服を着ているのには理由があるのである。スタッフがユウナのおっぱい見たかったからとかじゃない。いや分かんないけど。
確かにXのあの袴の衣装のデザインが完成されすぎているというのもあるけれど。
好きですよ、あのガンナーの衣装。似合ってるし。そもそも人間2年も経てばヘアスタイルも服装の趣味もガラッと変わるだろ。ましてや17歳から19歳だぞ。お洒落したい真っ盛りだろ。今まで召喚士として慎ましく振る舞っていたのから解放されたんだから、それくらい好きにさせてやれよ。
髪型を外ハネにしてティーダに似せているのも、「いなくなった人たちのこと(以下略)」なのだと思うと感慨深いものがある。
可愛いじゃん。X-2のユウナ可愛いじゃん。現代的だけど、ちゃんとFFらしいデザインだし。
何が「大人しかった清楚な子がギャル化した」だよ。お前らが陰キャすぎてギャルが怖いだけじゃねえか。
余談だけどX-2のリュックのデザインも好き。シンがいなくなって明るくなったスピラを端的に表している感じがしてとても可愛い。
ユウナは強い。強いからこそ、己を内側から変えたんだ。勇気がなければ、あの慎ましい和服を脱ぎ捨てて露出のある派手なあの服装に着替えることなんてできなかった。
2年前の、召喚士としての旅をしている頃のユウナだと決して似合わなかったと思う。
あの派手なパーカーにショートパンツ姿、ヘアアレンジは、ユウナが前に進むための決心の証なんだ。
それを「大人しかった女の子がギャルになった」とかいうくだらないニュアンスで片付けないでほしい。
そして、X-2の冒険の果て。コンプリート率100%を達成した先に待ち受けているもの。
あれは紛れもなくユウナや、Xのパーティーメンバー、ティーダ自身、そしてプレイヤーへもたらされた救済だ。
あのエンディングがあるだけで、X-2をプレイした価値があると言い切っても過言ではない。
「はぐれた時は、指笛で」をちゃんと覚えていたユウナとティーダ。
ご都合主義とかでもなんでもいい。ティーダとユウナが報われるというだけでなんでもいいのだ。
ティーダとユウナが再会した瞬間なんてボロボロに泣きすぎて画面が見えなかった。
本当に、X-2を作ってくれてありがとうと言いたい。
総括すると、X-2は「前作の喪失の悲しみを乗り越えて成長したユウナの物語」ひいては「今までシンに怯えていたスピラの人々の平和な日常」なのである。
正直、Xでボロクソに泣いてしょげた自分はX-2で救われた。
それでもなお、「X-2のユウナの変わりぶりが受け入れられない」とか「あの和装でおしとやかで清楚(笑)なユウナ様がよかったのに」とかいうキモオタは、所詮ユウナの顔しか好きじゃないのだと思う。
「和服で可愛くておしとやかで清楚なヒロイン」にしか興味が無いのだろう。X-2なんか触れずに一生清楚なユウナ様にブヒブヒ言ってろよ。
別にXのユウナをdisっているわけではない。Xのユウナが好きだからこそ、X-2のユウナも好きなのだ。
というか、XのユウナもX-2のユウナも、どっちも同じユウナだ。同一人物なんだ。
「あんなビ○チ、ユウナじゃない」って言うな。X-2のユウナは、紛れもなくXのユウナなんだ。
ようは、ユウナの本質とは清楚で大人しくておしとやかなところなのではなく、その内側に秘めた芯の強さや熱い心なのであると言いたかった。
あと、戦闘システムもX-2は全然悪くなかった。というか素晴らしかった。スピーディーで疾走感のあるバトルシステムだったし、ドレスフィアをチェンジする時に挿入されるムービーも美麗だった。
新キャラのパインも、シンがいたスピラの闇を抱えていた一人でとてもいいキャラだった。ぽっと出とか言われてて悲しい。
確かに100パー完璧なゲームではなかった。シューインとレンの設定とか、たった2年でユウナ様銃の扱い上達しすぎやろとか(まあFFだし…ガンナーだし…)、途中どうしても粗のある物語進行はあった。アンラ=マンユの理不尽すぎる強さとか。
けれど、「X-2のユウナはユウナじゃない」「X-2は寒いだけのオタクゲー」と批難している奴らは、お前はちゃんとXのユウナと向き合ってからそんなこと言ってるのかと、声を大にして言いたい。
これを読んで、少しでもX-2を見る目が変わる人がいれば嬉しい。
ただ、「Xの仲間を喪ってひっそりと悲しみに暮れるユウナ像を大事にしたい」という人がいたら申し訳ない。
Xが好きだけどX-2は受け入れられないという人も、X-2の成長したユウナに向き合う気持ちができればそれだけで嬉しい。
これは決して「X-2をやれ!」と強制しているわけではない。ただ、薄っぺらいクソゲーなんかじゃないということを言いたいだけだった。
あと普通に音楽が神。「久遠」もそうだし、倖田來未女史の「Real Emotion」「1000の言葉」は名曲。聴くべし。
中間発表で夢見りあむが全体3位の座にいることによって、シンデレラガールズが今までため込んできた泥沼が明確に浮かび上がり、火に油を注ぐ展開になっている。
ヘイトされていたり、そもそも総選挙に恨みを持った人達のいい武器と扱われているように感じる。もちろん純粋に応援している人だっていることは忘れていない。でも新たな風と呼ぶには歓迎されていないことはたしかだ。
そんな夢見りあむだが、投票することによって得られるメリットを一つ。題にもした通り、夢見りあむが劇場版を生み出すかもしれないということだ。
夢見りあむが総選挙でボイスを得ることで活躍の場ができる。また辻野ゆかりと砂塚あきらとユニットを組むことになれば、二人はサプライズボイスが付くこともありえる。そうして新アイドル7人全員が声付きになれば、劇場版シンデレラガールズとして題材にできるというわけ。
推測の多い話をしているので適当言っているように思われるだろうが、そもそも運営は劇場版のためにアイドルを追加したのでは、と考えている。これまでの流れを確認したい。
話は総選挙よりもさかのぼり6thライブにて、7人のシルエットが公開され新たなアイドルが追加されると発表された。久しぶりのアイドル追加に歓声が上がったが、ただでさえ多いアイドルを増やすのかという声も少なくなかった。一部では彼女らを海賊に見立て、七武海と呼ぶ者すらいた。
だが後にモバマスにて辻野あかり、砂塚あきら、夢見りあむがお仕事エリアで追加されたときには危惧する声は少なくなり、受け入れる者がちらほらと。
しかし2月の終わり状況は一変する。デレステにて黒埼ちとせと白雪千夜が追加された。しかも声ありかつオリジナル曲をひっさげて。その二つを持っているアイドルは多いわけではない。それらを手に入れさせてあげたいからこそ、総選挙を頑張るPが多いのが事実だ。それをぽっと出のアイドルがすべてを手にしていたらずるいという声だってあがる。結果、賛否両論のままイベント期間を終えた。そして4月には最後の二人、久川凪と久川颯が同様な形で追加された。
これらを経て今回の総選挙となる。これまでの騒動で一つ勢力ができあがった。それが新アイドル3人に声を付けたあげようと支持する層だ。他の4人と比較してかわいそうだと言う声は多々あった。運営はこの支持層を作り出すために、アイドルの追加に差をつけたのだと思われる。
だが中間発表の蓋を開けてみると、夢見りあむのみが3位という結果であった。そうやすやすと上位に食い込めるほど甘くはなかった。そして夢見りあむは炎上アイドルではなく大炎上アイドルだったことも運営は分かっていなかった。
諸君、私はアイドルマスターシンデレラガールズが好きだ。
だが、モバマスと言われる時代の頃はソーシャルゲーム自体に興味が無いのもあり、あまり詳しくなく、ラブライブが好きそうな如何にもといった連中がハマりそうな俗なコンテンツだと思っていた。しかし、アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(以下デレステと表記)という音ゲーとして、新しいコンテンツとして新たなスタートラインが提示された時、自分もここから皆と一緒にスタートできるんだ!と思い、始めた。
みるみる夢中になっていったよ。新しいコンテンツになることで埋まる古参と新規の差。世界のスタンダートがモバマスからデレステに移り変わっていく。次第に自分もデレマスに担当のアイドル達に貢献できているんだ!という自覚が芽生え始めてきた。デレマスに対する熱はどんどん増していき、ライブにも行くようになった。明日花キララの担当であったこともあり、始めて生でLET'S GO HAPPY!!を聴いた時は感動のあまりに涙が止まらなかった。
しかしライブには当然多種多様なアイドルがいて、そこには多様なキャラクターが存在する。個性という激動の荒波に揉まれていく内、やがて自分の担当外であるアイドルにも興味が湧いてきた。
「へぇ!こんな子がいるんだ!いいじゃん!」
知名度はないが光るものを見つけた時のあの感動はゲームの名目上のプロデューサーという領域には収まらず最早現実世界の自分の心にも強く響いていた。
「最早ゲームやアニメの一コンテンツとしての領域をとっくに越えているよこれは!」と。
知名度も声帯もないキャラクターが沢山いて、その子達に声をつけようと必死に血の滲むような努力をしているP達がそこにいる。このデレステというコンテンツを支えているのは何も人気アイドルだけじゃない。喉を壊しながら幾千ものエール、総選挙やCV決定が近づけば、眠れない夜もあっただろうに。私はそういった縁の下のプロデューサー達をみて心を打たれたのである。「キャラクターは人気がある者だけが偉いわけではない。知名度のないキャラクターがいてこのデレステというコンテンツは成り立っているんだ!」とね。
やはりこういった影の功労者達をみていくとどうしても応援や成果を与えたくなるもの。
「担当ではないがこの子達に声をつけてあげてほしい!」と強く思うようになった。
去年の12月、ナゴヤドームのライブにて白菊ほたるのボイス導入が決定された。影では涙したプロデューサーもいただろうが、推しに声がついて嬉し涙をする者達が、そこには確かな光があった。
「この機会にもっと推しを知ってもらいたい!」「俺たちの努力は無駄じゃなかったんだ!」と歓喜の感情が担当でもない自分にさえ伝わってきて、思わず自分も嬉し涙を流してしまった。
「これだよ!これこれ!この感じ!プロデューサーさん達本当におめでとう!」
「まだまだ数えきれない程に声がないキャラクターはいる!この感動をあと何度あじわえるんだ!?」と。wktkが止まんねぇな!
の文字が。
「へぇ〜!新キャラ来るんだ!いいじゃん!どんな子が来るんだろう!」
まるで転校生が来るような、クラスの席替えをする時のような新鮮な楽しみの気持ちが確かにそこにはあった。
「僕たちの推しにはまだ声もついていない!今いるキャラクターで不遇な子達は沢山いるのにどうして新キャラを増やすんだ!」
ふぅむ、これは確かに。
こうした怒りのリプライ群には世間の賛否両論があったが自分としては新規キャラクターの登場を喜ぶ反面マイナーキャラクターを推してきたプロデューサー達の努力を知っているので複雑な気持ちになった。
「確かにお前らの怒る気持ちはわかる…!だが、ここは神運営の対応に任せよう!」
こんな尊いコンテンツを作り出してくれた運営だ。この連中なら上手くやってくれるだろうと。
「ふぅん。辻野あかり…田舎から上京してきた純粋系な女の子。世間知らず故か語尾にンゴをつける。しかしこれがなんJ(2chの口癖的なアレ)語録でありそちらの層にも対応可、とね…悪くないんじゃないか?」
新キャラではあったが控えめながらも2ch語録を連発するという濃厚なキャラクターは確かに魅力的だ。既存のキャラクターの魅力も殺さない。悪くない立ち位置。
次に来たのが砂塚あきら
「へぇ、生配信者なんだ。マスクはそれを強調する為か。確かに生配信者は顔出しの際にマスクをつけるよな。マスクを外したら…へぇ〜!ギザ歯か!いいね!面白い!」
これもまた現代の若者に向けての美味しいキャラ付け。既存のキャラクターと被ることもなく''本当の意味''で新キャラクターなんだと。
「いいねぇ〜!こういう感じなら歓迎だぜ!」
同時にやはり若者ウケのいいキャラ作りなのかイラストサイトやツイッターには砂塚あきらちゃんの絵で溢れかえった。
「実装決定したばかりだしな!歯医者という設定も若者にはピッタリだしいいスタートダッシュになったな、あきら!それにしてもIKEAのサメは草w」
辻野あかりの時はイラスト投稿などが控えめだったのもあり、この時は新キャラだからどうこうであるとは微塵も考えていなかった。
そして次に来たのが夢見りあむ。
俺たちは知らなかった。こいつがここまで業界を震撼させるなど。
「ふぅ〜ん、夢見りあむ、ねぇ。雑魚メンタル、めちゃ病む、オタク達はチョロいてwすこって言葉も現代風だね〜」
今までもこういうキャラはいたのだ。少しポンコツというかメンタルは病んでて少しネガティブだがチョロすぎて 「こいつアホやな〜wま、そこが可愛いんだけど!」となるキャラは。りあむもその系統を辿っているのだと思った。
しかし…想像以上にこの悪魔 ''夢見りあむ'' の爆進は止まらなかった。
余程キャラがオタク数いたアイマス絵師も同人ゴロ達も皆揃ってりあむを描いている。
当然RTは…爆伸び!
アイマスを知らない界隈にまで夢見りあむの名は広まっていった。連鎖するかのように絵は増えファンも増えていった。
「お、おい…りあむは新キャラだぞ!?こんな一瞬で人気が伸びるなんて…やるなりあむ!でも運営さんはそんなことで優遇なんてしねぇ!マイナーアイドル達とスタートラインはかわらねぇぜ?」
しかし少し焦っていた。りあむのイラストがあまりに多いしりあむに言及するツイートも増加が止まることを知らない。
ダレマスにはりあむ以外にもいっぱい良いアイドルはいる!それをアピールするチャンスだ!と思い、色々なキャラクターこ宣伝をしてきた。
しかしこの馬鹿どもはりあむに夢中に一向にこちらに目を向けてこない。対話をしようとしてこない。
りあむの一体何にそんなに惹かれたんだこいつらは。
次第にマイナーアイドルだけじゃなく渋谷凛などの看板アイドルまでも飲み込み始めてきた。イラスト数などの初速は渋谷凛程度、とっくに抜かれているのだ。
侵略される…このままじゃりあむに…
焦った。
もう自分の推しの明日花キララはとっくにりあむの波に飲まれてしまった。
りあむに壊されはじめている。我々のコンテンツ。
こんなぽっと出の雑魚メンタル女一人に、今まで積み重ねてきた俺たちの夢が、陵辱されていく。
声もない歌もない雑魚メンタル巨乳女一人に声もあり歌もアニメ出演もしているキャラクター達が犯されているのだ。
こいつの快進撃を後押ししているのは誰だ。これを見ているそこのお前らだ。
貴様らは新参でアイマス歴もしょぼいくせに見てくれの浅い層から我々デレステのコアを侵略してきている。我々の努力も知らずにそれを壊そうとしている。
アイドル達を隅々まで見たか?アニメを見たか?ライブに行ったか?ちゃんと知識をつけてアイマスに向き合ってきたか?してきたのであれば何故その女を推している?
それすら怠ってきた愚か者共に我々は負けるのか?努力をしてきた人間に神は微笑まず浅ましい大衆に力を与えるのか?
こんなことはおかしい。
自分だけじゃなく身の回りの知識人有志達も同様の怒りに震えていた。
しかし時も経て数日、順調にりあむの波は治まってきた。
「所詮、この程度だったな。りあむ。お前如きには俺たちが築き上げてきた努力の結晶に傷をつけることなんかできねーよ」
そう、思っていた。
結局オナ猿愉快犯共による浅い猛攻だった。りあむの波も次第に終了か。新しいアニメが始まれば、オタク達はそっちにいく。皮肉なことに''オタクってチョロい''
りあむの語録が頭に浮かんだ。
夢 見 り あ む P a 2 位 !
…は?
目を疑った。これは夢なのだろうか。
夢 見 り あ む 総合 3 位 !
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!!?!?!?!?!?!?
なにこれ!?りあむ3位!?え?こいつの時代終わったんじゃないの?なにこれなんでこいつこんな順位なの!?!?意味わからん!!?!?!?!?
ちなみに俺の推しの明日花キララはパッション属性の括りの中で9位。りあむにボロ負けである。
おい、りあむどいうことだこれ
ここに来てりあむが牙を向いて来た。
悔しい思いをしたのは俺だけじゃない。
自分の担当を輝かせて来た全てのマイナーアイドルプロデューサー達も同じ気持ちなはずだ。
りあむ一人に俺たちの夢と希望は壊されたのだ。
何故こいつにこんな票が入っているんだ?
お前らだろう。入れたのは。何故そんなことをする。自分のアイドルを輝かせたいという夢すらもお前ら一般人に砕かれるのか?俺達がお前らに何かしたかよ?
そして夢見りあむのこのセリフ
「オタクチョロw」
俺たちオタクがどれだけの夢を与えられて担当を決めたと思っているんだ!!!!俺達はそんなにちょろくない!!!!!!
一般人のせいで俺達にまであらぬ誤解が。
己を削り究極まで担当に費やして来た日々を「チョロい」という言葉一つで粉々にされてしまった。
この女一人に俺達は敗れた。
唯二、この女に勝てるアイドルがいるとしたら総合一位の本田未央、総合二位の牧場可憐だ。
しかし、この2名の担当のP達よ、焦ってくれ。俺たちはりあむ一人に酷く蹂躙されたという覆しようのない一つの屈辱的な事実を歴史の1ページに刻まれたのだ。
声のないアイドルなら兎も角超人気陣営までもが敗れやったのだ。
これは戦争だ。
りあむ 対 世界 の。
残された希望は約2名。我々古参Pは最期の足掻きとして担当への票を敢えてこの牧場可憐に入れようと思う(Trinity Fieldがいい曲だったので)
我々は負けてはならない。
一人の災厄に。
足掻こう。
今自分の持っている票を自身のアイドルに入れることは解決にはならない。
我々はここで倒さなくてはいけない。りあむを。だから1位2位の2名に投票してほしいと思う。
楽しかったか?君たちのプロデュースごっこ遊びは?俺達の意思を踏みにじって楽しかったか?うんうん。それもここで終わりだね。俺たちはりあむに全力で抵抗する。それが既存アイドル達を応援し続けて来たP達への恩返しになると思うから。
とてもとても長いので、ごめんな。
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自分もその道に身を置いている手前、日々会話するのもソシャゲ仲間も飲みに行くのも旅行に行くのも、みんな漫画家だ。
同人時代からの友人や、漫画家が漫画家を呼ぶような繋がりでどんどん増えていった。
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最近、ある少女漫画家が「ジェンダーバイアスのかかったマンガは滅びればいい」、と作中とインタビューで語ったことが話題になった。
以前から、「表現の自由」と「人権的配慮(性/暴力/犯罪/LGBTQ他)」に関して、たびたび紛糾してきた。
悪いものを悪として描かないなら描くべきでないという漫画家たち。
様々な意見があった。
いずれも、漫画で何をどう描くのか、漫画という作品をどう扱うのか、自由と権利に対する漫画家としての真摯な考えを見ることができて、自分も考えを新たにしなければ、と肝に命じた。
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しかし、あれ?と思うことも多かった。
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先に言ってしまえば、自分の周りの漫画家たちはみな、軽々しくヘイトスピーチする。
他者を、性別を、人種を、国を、嗜好を、年齢を、仕事を、病を、弱者を、あらゆる属性を。
それは日常会話でも、Twitterの呟きでも、LINEのグループでも、飲み会の席でも、ごくごく自然にヘイトスピーチをする。
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いくつかの、実話。
最初は同調することも多いが、おかしな方向へ白熱することが多い例。
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漫画家Aは、国産アニメやソシャゲ、2.5次元や舞台などが好きな成人向け漫画家。
表現規制についてよく勉強しており、国産コンテンツを守りたい意欲が伝わってくる。
フォロワーとこう話す。
「暴力だろうが性だろうが、多種多様なジャンル、作品、表現を産み出せる文化が好きだ」
「白人文化、白人が主導した主張がいつも最先端で正しいと思ってるコンプレックス恥ずかしい」
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漫画家Bは、洋画やアメコミ、海外俳優が好きなファンタジー系漫画家。
metooや反ルッキズムなどに賛同して、海外からの翻訳されたツイートをよくRTしている。
フォロワーとこう話す。
「着物も和柄も萌えもダサい、国産アニメも邦画もダサい、日本のものって遅れてて古くてダサい」
「日本終わってる、この国消えていいよ」
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漫画家Cは、犬猫大好き男性アイドルゲーム大好きなBL漫画家。
動物保護や里親探し、動物虐待注意喚起をRTし、女性人権の話題にも熱心。
フォロワーとこう話す。
「女性が今まで迫害されてきた、その被害の補填をこれからの男たちも負うべき」
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漫画家Dはかつて一般誌で連載を持ちながらも現在はネームが通らない日々、同人出身。
スポーツ観戦や映画や漫画やソシャゲを広く楽しむが病気勝ちであまり社会的なことに興味はない。
フォロワーとこう話す。
「自分の幸せをなにより優先できる世の中がいい、結婚も恋愛も子供もいらない」
「子供や子持ちや障害者や年寄や貧乏人や、そういう人に税金を使われるのが嫌だ」
「でも自分の病気の医療費は全部国で賄ってもらいたい、漫画で当てるまで出版社に養ってもらいたい、自分こそ本当の弱者だ」
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憤るような事件や現実が記事という形で流れてきた時に、自分も彼らも不快感を露にしてお互いの不快感の表明に「いいね」をすることがある。
だけど、そこから先の「だから□□は◯◯だ」、と属性や人種なんかをまとめて貶すようになると、自分は「いいね」を押さなくなる。
彼らは「いいね」を押したフォロワーと、どんどん過激に何かについての属性を、貶めて攻撃し始める。
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彼ら彼女らは、自分の好きなものに対してはそんなことはしない。
自分の好みから外れたもの、嫌いなものについての嫌な面だけRTして、
最初に正当な批判があるから、続くヘイトや差別さえ「正当だ」と自信を持って放つのだ。
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中にはそういったヘイトする仲間たちに、真正面から苦言を呈する人もいた。
ある打ち上げの席、アメコミ洋画ファンとアニメ邦画ファンが、興業収入とポスターデザインの話題からヒートアップし、お互いの好きなものを「知識として知りうる悪例を持ち出した正当な批判」で攻撃し始めた時だった。
「なんで大きな主語使ったの?攻撃材料に使ってない?それは差別だよ」
言った彼女は今はもう漫画家をやめてしまっているが、今でも彼女の発言はハッとするものがある。
その時喧嘩をしていた二人は、それからも今でも、ことあるごとにアメリカ文化を、日本人を、大きな主語で罵りあっている。
しかし、変わった人もいた。
上に出てくる漫画化Cは、最近男性の人権にも少し余裕を見せ始めた。
きっかけは、女性人権仲間がトランス女性を女性から排除しようと差別した事だった。
その流れでLGBTQでも、生まれもった性別でだけ判断するべきという主張が暴走した。
彼女はBL作家で、LGBTQ友好者として、許せなかったようだ。(BL嗜好者からのLGBTQへの態度や捉え方はまだまだ問題があるとしても)
いまでさえ男性嫌悪的な部分はまだまだ強いが、つい最近、「誰であっても、たかが属性によって他人に決めつけられる事」への反対表明をしていてホッとした。
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ここで余談であるが、自分は純粋な日本人ではない。育ったのは日本と、アメリカ。
だからこそ、◯◯人は、あの国は、この国は、という言い方に抵抗を感じる。
自国の事だから言っていいものでも、ルーツがその国だから言っていいものでも、ましてや理由さえあれば他者の国について言っていいものでもない。
自分も、制度や政治や仕組みや慣習について、変えてほしい、これはおかしい、とよく言っている。
けれど、大きな主語で属性を指して貶めることはけしてしないように注意している。
それとこれとは別だからだ。
それを指して全てをダメだと終わらせるのは、変えたいという前向きな人達まで否定してしまう、それが、先の漫画家たちのように好き嫌いという個人の嗜好で行われているならなおさら。
じゃあ問題に対して声をそもそもあげなければいい、と言うかもしれないが、被害者の口を塞ぐものであってはならない。
正当な怒りや正当な批判という入り口自体は間違っていないと思っている。出口がヘイトにすり変わっているだけで。
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自分の周りは漫画家だらけなので嗜好が見えやすく、こういう内容になったが、あらゆるグループや集団のなかでも行われているであろうと想像する。
これを、ここまで読んでくれた人達の身近ではどうだろうか。
嫌いな人の人権に対する態度、でその人の人権意識が分かる、と自分は思う。
好きな人の人権を守りたいのは当然だか、嫌いな人に対してはどうだろう。
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最後に、
これを読んで「漫画家ってそうなんだ」って思った人がいたら、それは違う。
それこそが、都合のいい例を使って属性で決めつける差別に他ならないからだ。
この「自分の周りの漫画家の話」は事実であるか、それとも作り話であるか、読んでいる人にはきっと永遠にわからない。都合の良い実例としても、とても杜撰な例でしかない。
そう、思った漫画家がいたらぜひそれを表明してほしい。
属性で大きな主語で、自分の嗜好を理由に差別をしない、その表明はとてもとても大切なものだ。
どうかどうか大きな声で言ってほしい。
「え、どうしたの、兄貴」
「……ああっ、そうだった!」
俺のいる国では希少なウナギの稚魚が好物であるため、一時期は害獣指定にされたこともある。
それを緩和させたのが『外来生物保護法』なのだが、“動物を愛でて護りたい市民団体”の間ですら賛否両論というビミョーな代物だった。
ただ、それのおかげでキトゥンをのびのびと飼えている側面もあり、個人的には助かっている法なのだ。
「バレないよう、家でこっそり飼わなきゃいけなくなるな」
「マジかよ、もー! 役に立って欲しい時に限って役に立たねえなあ、あの市長!」
さすがにその怒り方は理不尽だと思うぞ弟よ。
「ともかく、こうなると他人事って顔をするわけにはいかないな」
こうして些か不本意ではあるものの、市長に市長でい続けてもらう必要が出てきてしまった。
といっても政治にあまり関心のない俺がとれる選択肢は多くない。
フクマみたいな目立つ行動はとりたくなかったし、それを自分がやって効果的だとも思えなかった。
それにこれは市長の戦いであり、俺が前面に出て干渉するべきものじゃない。
別のアプローチが求められる。
クラスの中でも特に政治関連の意識が強い奴だし、学部も社会やら何やら専攻だから色々知っているだろう。
以前からウサクと遊ぶ約束をしていた俺は、その時にそれとなく尋ねてみたんだ。
「なあ、ウサク。市長選挙だけどさ、お前はどっちを支持してるのかっていうの、ある?」
我ながら何とも歯切れの悪い言い方である。
こういう話はいつもウサクがほぼ一方的にしていたので、どう切り出せばいいか分からなかったんだ。
「まあ、市長が久々に代わるかもしれないからな。ちょっと気になって……」
「ふぅん……このままだとフクマが勝ちそうではあるが、あまり喜ばしくはないな。彼奴の保守的態度は歪で肌に合わん」
ウサクが猛烈なフクマ支持者だったらどうしようかとヒヤヒヤしていたが、口ぶりからしてそうじゃないようでひとまず安心だ。
「ウサクは現市長を支持しているのか?」
「そう言うと語弊があるがな。市長のリベラリズムは安易な世論に流されて上澄みしか汲み取っていないのが難点だ。しかし少なくとも柔軟であろうという姿勢は買いたいし、政策をすぐさま実行に移せる迅速さも結果に繋がりにくい点を除けば評価に値する。市長を長年やってきたという実績も、普段の業務は卒なくこなしているということだからバカにはできない」
何だか面倒くさいことを言ってるが、とりあえずフクマよりは支持しているってことらしい。
これなら協力を仰げそうだ。
「そうか……でもこのままだとフクマの勝利が濃厚なんだろ。市長がここから勝つのは無理じゃないか?」
「やり方次第だ。フクマの活動は決して優れているわけじゃないし、隙はいくらでもある」
「ええ~、じゃあ何か? ウサクがその気になれば、市長を御輿に担ぐのなんて簡単なのか?」
「ふん、やろうと思えばできる。やらないだけだ」
「つまりウサクにはやる気がないと。実はフクマ支持者なんじゃないかあ?」
もちろん、市長の味方をしない=フクマの味方だって解釈は無理筋だ。
だけど俺はあえてその詭弁を使い、ウサクの神経を逆撫でさせた。
「そんなことは言ってないだろ」
「じゃあ、やる気があるんだな。だったら善は急げだ」
「……何だか我が担がれているような気がするが、まあ今回は乗ってやろうではないか」
言ってしまえば自己啓発本なんだけど、迷ったときは困難なほうを選ぶなど強烈な生き方を掲示されていて読みながらドキドキして心拍数の上がる本。ただ僕は岡本太郎のようには生きられなかった。
木村政彦、力道山だけでなく柔道を中心とした近代格闘技史がよくまとめられていて、そのへんに興味があるならうってつけ。なぜブラジルで寝技中心の柔道が残ったのかとか。連載時から読んでいて、外伝も買ったが、連載時にのっていた弱った動物園の象を治療のために大学に連れてきて、結果治療が失敗しましたので埋葬しときました、と言って食べちゃった話は酷すぎたのかさすがに削除されていた。
高野氏はアヘン栽培を調査しようと現地の村に1年滞在して、自分もアヘン中毒になっちゃうとか、かなりおかしな作家なんだけど、東京に住む外国人の交流という氏の中でもっとも普通のテーマで書いたこの本をベストにあげたい。異国で暮らす外国人の視点に考えさせられたり、素直に感動させられたりする。移民や外国人実習生などの問題もあるなか広く読まれてほしい。
賛否両論あるが、普通の人がドラマの純愛みたいな恋愛を真似するとキモいってことをわからせてくれる本。恋愛において後悔先に立たずなので早く読んどいたほうが良い、と大学生の自分に言いたい。
食文化史というのに興味があって何冊か読んでいるが、その中でも名著。食文化の地域差は結局気候によるのだが、そのへんが極めて論理的に説明されている。他にも「人とミルクの一万年」なんかも面白かった。
まあ否定が9割なわけで、自分もなんであれでいいと思えるのかわからなかったんだけど完全に納得行く理由を見つけた。
結論から書くと制作陣及びあれを褒めてる人たちはフレンズのことを人間じゃなくて「人型の人と言葉を交わせるモンスター」、わかりやすくいうとポケモンみたいなものだと思ってるんだよ。
キュルルは傷ついたイエネコを無視してサーバルを褒め、ただ家に帰れと言った。そこがサイコパスじみてると避難されている。
でもGBA以降のポケモントレーナーなら知っているだろう。傷ついたポケモンをボックスに入れれば自動回復することを。ポケモンバトルをした人間なら覚えがあるだろう。バトルで倒れたポケモンを労るのを忘れて、勝負を決めたポケモンを褒めてしまうことを。キュルルはフレンズへの接し方がポケモントレーナー気分なのである。
ちょっとだけ擁護するとポケモンでもポケモンと人との絆は最重要視されていて、キュルルもサーバルやカラカルとの絆は感じているはずである。
だが、人とポケモンとの関係は一般的には人と人の友達(フランズ)同士との関係とは決定的に違う(ポケモントレーナーにもいろいろな人がいて本当に大切にしている人もいるけれど)。
特にけもフレ1期を熱心に見た層から言わせればフレンズは精神性の面では人よりも優れた生き物であるとすら感じられる。サーバルちゃんは間違いなくヒロインだった。2のサーバルは連れ歩いているポケモンレベルの扱でしかない(サトシとピカチュウにも特別な絆はあるけれど、サトシはピカチュウのそういう文脈でのカップリングはさすがにマイナーだと思う、ましてやほかのポケモンなんてもっとぞんざいな扱いである)。
その違いがもたらす致命的な解釈違いは9話にはっきり表れた。大多数のけもフレファンにはイエイヌが傷つく場面で、日常が壊れ戦って傷つく女の子が見えていた。でもあれがただのモンスターバトルに見える人にとってはモンスターが傷つくのは日常茶飯事であり特に心が痛む光景ではない。
どうしてこんなことになったか。監督が深夜アニメ出身でないことが深夜アニメにおける少女の扱いの文脈を踏まえない結果につながったのはあるだろう。せめて艦これの如月ショックを押さえておけば。脚本家も前作が深夜の美少女ものとはいえ、身体的なダメージがギャグになるゾンビという設定だったのが災いしたか。
イエイヌの声の井口裕香さんが悪いという考えもある。ちょっと重い愛のある女の子に定評のある井口さん。イエイヌの声からは人間的な感情がはっきり感じ取れた。もっと最初に獣的な粗暴で怖い感じをだしたり、最後に含みを持たせずあっけらかんと「ありがとう」と言えば大分印象は変わっただろう。9話で主人公をたてるという意味ではマイナスの仕事をしたといえる。だが、イエイヌを"フレンズ"にするという意味ではキャラのために最高の仕事をしたと思っている。
私は立ちションをしない男性は面接の段階で例外なく落とすべきと考えます。
こんなことを書くと立ちションをしない男性から総攻撃を食らいそうですが、きちんとした理由がありますのでどうぞ最後までお付き合いください。
こういった内容を会社のブログに書くわけにもいきませんので、この投稿ではなぜ立ちションをしない男性は自己中なのか、なぜ私は立ちションをしない男性を落とすべきなのか書いていきたいと思います。
①心に余裕がない
まず立ちションが何なのかわからない方に説明すると、立ちションとはズボンのチャックを下ろし、勃ったまま便器に向かってションベンをする行為です。
立ちションは、ズボンとパンツを下ろし座って用を足すのに比べスピーディーに事が済みます。
つまり、スピーディーに事が済むということは、トイレで一息をつく心の余裕がないということです。
トイレの個室で一息をつく心の余裕がある人間は、デスマーチが続いても飛びません。
スピーディーに事を済ませて仕事に戻る人間は、早々に鬱病になり飛ぶでしょう。
②臭い
立ちションをする方は例外なく用を足した後のブツを拭きません。
拭かずにそのままションベンがついたままのブツをパンツへしまいます。
つまり、全裸で寝た時に、寝具や抱き枕が汚れる危険性があります。
そのため、ションベンがついたままのブツを拭く人間は、全裸で寝る時に抱き枕を汚さないことを考えている男性であり、全裸で寝ている可能性が高いです。
座りションをすると、ブツが元気な場合に便器内のションベンが便座の上まで跳ね返りますが、男性はこれをなんとも思いません。
次使う人のことも一切考えないため、飛び散った状態のままトイレを出ます。
また、便座にブツが直接触れる回数が上昇し、性感染症のリスクも上がります。
こういった男性は気遣いの心が欠落しているので、一緒に仕事をする上で非常に悪影響になります。
以上のことから、私は立ちションをしない男性を一切雇うべきではないと考えます。
よくネット上で「このミュージックビデオには卑猥な表現がされている」とか「過激すぎる」といった理由でミュージックビデオに年齢制限規制がかかったり、公開中止になる事がある。
仮に日本での事案だとして、TwitterやfacebookなどのSNS媒体での一般視聴者からの報告、感想で規制がかかったりすると思うんだけど、自分はこういった旨のネットニュースを見る度「こういうのって視聴者側がそういう風に見てしまうエロティックな思考の持ち主だからなんじゃないか」と思ってしまう。
というのも、胸を過度に露出していて強調しすぎとか、股を広げすぎとかならなんとなく基準として規制がかかるのも無理ないか…と思う。
が、例として一つあげると、とあるアーティストのミュージックビデオで女性が細長い形に膨らむ風船に口で空気を入れ出来上がった風船をぶんぶん振り回すシーンがあり、当時それがミュージックビデオ公開数日後にネットで賛否両論で荒れまくっていた。
自分は何で荒れているのかなぜそのシーンが問題なのか全く分からなかったが、後にネットニュース記事で見た際荒れていた理由が「細長い風船を口で膨らませている様子が男性器を含む姿に重なる」という理由だった。
これに関して「自分はそんな風に見えなかったし人の見方、見様だし、非難している人達がそういうエッチな思考なだけでしょ」と呆れてしまった。
これに答えが出ていない
映画の話ではないんだけど
問題:ひょっとしたらAは素晴らしいものかもしれないと考えた時、自分はどうするべきか
新しい技術を皆良いと言うが、本を読んだり勉強したりするのに、無視できないほどのコストが必要になる
そんな時どうするべきか悩む
最近、そういったものを必要な投資と捉えて、月の予算(例えば書籍代1万円分)で賄うべきじゃないかと考えた
その結果、参考書を10分読んだだけで捨てることになるかもしれないが、投資と考えれば納得できるかもしれない
※3/2 追記
お返事を書きました。
「弊社では立ちションする男性は面接で落と…」を書いた者ですが
弊社は立ちションする男性は面接の段階で例外なく落としています。
こんなことを書くと立ちションをする男性から総攻撃を食らいそうですが、きちんとした理由がありますのでどうぞ最後までお付き合いください。
こういった内容を会社のブログに書くわけにもいきませんので、この投稿ではなぜ立ちションをする男性は自己中なのか、なぜ弊社は立ちションをする男性を落とすのか書いていきたいと思います。
①心に余裕がない
まず立ちションが何なのかわからない方に説明すると、立ちションとはズボンのチャックを下ろし、勃ったまま便器に向かってションベンをする行為です。
立ちションは、ズボンとパンツを下ろし座って用を足すのに比べスピーディーに事が済みます。
要は心に余裕がないため、ゆっくり座って用を足すことができないということです。
②臭い
立ちションをする方は例外なく用を足した後のブツを拭きません。
拭かずにそのままションベンがついたままのブツをパンツへしまいます。
ゆえにいつもションベン臭いです。パンツにションベンが染み付いているのでしょう。
立ちションをすると便器や床周辺にションベンが飛び散りますが、立ちション男性はこれをなんとも思いません。
次使う人のことも一切考えないため、飛び散った状態のままトイレを出ます。
こういった男性は気遣いの心が欠落しているので、一緒に仕事をする上で非常に悪影響になります。
以上のことから、弊社では立ちション男性を一切雇っていません。
正直結論から言ってしまうと別にどうともならないし普通に彼女たちの担当になる人も出てきて普通に受け入れられると思いますね
さて、考えうる限り最悪の方法で投入されたアイドルマスターシンデレラガールズの新アイドルの2人ですが、皆様様々な思いがあることでしょう
『大規模アイドルグループのセンターを決める中継で、何処の馬の骨ともしれない新人が「彼女たちが次のセンターだから」といって連れてこられた』
といった状況でしょうか。
これが現実であれば、やれ『枕営業』だの『社長の愛人』だのと言われかねない状況ですが、幸いアイドルマスターのアイドル達は架空の存在ですので彼女たち2人も暖かく迎え入れられる事でしょう、よかったね。
とは言え、そんな状況で生み出された訳ですから、当然順風満帆とは行かないでしょう、特に今までのアイドルのファンからしてみれば明確な敵とまでは行かずとも、理不尽な思いを抱いているとは思います。
しかしながら、よくよく考えて下さい。
このような形で新アイドルが投入された結果、貴方はデレマス/デレステを引退しますか?
勿論引退する人も居るでしょう、引退するきっかけになる人も居るでしょう。
ですが、むしろ『自分の担当をもっと前に出したい!』という思いを抱く人も少なくはないのではないでしょうか
それを思うと、デレステのこの新アイドルの投入方法はただただRとして追加するよりもずっとインパクトが有り、ずっとずっと話題になるとは思いませんか?
正直なところ、最近のデレステ運営は相当のアホか、よっぽど根性が悪いか、それとも先の先まで見据えた策略かかとは思っていましたが、はてさてどうなることでしょうか。
・・・まあぶっちゃけマーケティングとしては『否』寄りの賛否両論だとは思いますし、こんな手法をずっと続けてたらいつかコンテンツが死ぬとは思いますけど。
とはいえ、まだまだ初報が発表された段階ですので、蓋を開けてみればものすごい実力者で皆黙るかもしれませんし、大ベテランの人が声を当ててて受け入れざるを得ないかもしれません。
それはそれでどうなのよ?と思わない事はないですが、まあ皆さん運営の従順な犬ですし何があってもなんだかんだで受け入れるんじゃないですか?ねえ?
ちなみに今回新アイドルが全部で5人発表されたわけですが、これで韓国組の復活は日の目を見ることは無くなったわけですね
やっぱりこういうのはあれこれ言ってる時期が一番楽しいものですよ、ええ
さてさて、既に荒れに荒れているデレマス界隈ではありますが、果たして今後どうなっていくんでしょうね?
デレステ運営が無能なのか無能を装った有能なのかは定かではありませんが、こうやって定期的に燃やしていくのがデレステの運営スタイルであるというのであれば受け入れるしか無いですよね?
はじめに言っておくと私はバーチャルジャニーズの中の人にもvtuberにも詳しくない人です。
なので本当は詳しい人が紹介ブログあげてくれるのを待って、「なるほどそういう視点が」などと外野として楽しんでいたかったのだ。
でも思ってたよりかなりおもしろいというか一般オタク受けしそうなコンテンツだったので今の私にできる限りの紹介をしてみます。
オタク、騙されたと思って一回見てみよ?
あれは凄いぞ。
バーチャルジャニーズとは、一週間ほど前に始まった、ジャニーズジュニアの子二人がバーチャルのアイドルとして別の人格を演じて配信する不可思議なコンテンツのことです。
賛否両論を巻き起こしたものの今までのジャニーズが絶対やらなかった革新的な試みであり、ジャニオタとvtuber界隈から大変注目が集まりました。
私がバーチャルジャニーズというものに触れて一番感銘を受けたのは、『アイドルはアイドルをやるのが上手い』ということでした。
一般人はやらない仕草、一般人は言わない言葉、一般人にはない発想。
やはりこれらは一朝一夕に身につくものではないです。アイドルをアイドルたらしめるのは顔の良さとかダンスとかより、アイドルとしての振る舞いなのだということがよくわかります。要はファンが何を求めているのかを察して自分なりにお出しする力。
あと設定が秀逸ですね。
元気可愛い系苺谷が長身王子の海道より年上、二人同居してて苺谷が食事作ってる、しょっぱなから不穏な空気出してくるプロデューサー前田くん(「僕は絶対に二人を裏切らない」)、イラストレーターヤマコさんへの名前間違いから発生した同級生女子ハナコなど。
★海堂飛鳥
・クール系王子様、ということになっているがその実おっとり優等生。
・「飛鳥ちゃんって呼ばないで」と言う言い方が可愛くてどう見ても飛鳥ちゃん。
・基本的に語調が優しい。声も優しい。たまに思い出したようにSキャラを出してくるが怖くない。
・苺ちゃんに振り回されている。
・苺ちゃんとデートに行くとほとんどの食べ物を取られる上にコーラにコーヒーを入れられる。その場は怒るがすぐに許してしまう。多分怒ってるうちに罪悪感が出てくるタイプ。
・下手な絵を「画伯」と揶揄する文化を知らず、素直に「ありがとう」と喜ぶ。
・中の人はお笑い大好きで自作の漫才が得意らしい。嘘だろ……片鱗も見えないぞ……。
★苺谷星空
・星空と書いてかなたと読む。
・「苺ちゃーんって呼んでね!」
・可愛い元気っ子であるのは間違いないがスピード感とぶっとび具合がヤバい。
・「好きなスポーツはなんですか」とラーメン屋さんというハンネの方に質問され、「好きなラーメンはねー」と答え始める(最後まで気づかない)。
飛鳥ちゃんと苺ちゃんの配信は正反対で、午後十時ごろから始まることもあり飛鳥ちゃんの癒される(悪く言うとたるい)内容にふんわりと眠気が誘われていると、苺ちゃんの「イェーイ!」に叩き起こされて刺激をがんがんぶっこまれるという精神衛生に良くない流れが確立されていましたが、視聴者の「苺谷配信のあと眠れない」の声があまりに多かったためか今週逆になりました。良かった……おかげで昨日は安らかな眠りを得られた……。
手っ取り早く知りたい方はyourubeの公式アーカイブ観てください。
何故か初回と第六回のやつしかないけど。どっちかといったら第六回の方がおすすめかな~。中の人が慣れてきてるので。
というのも配信中リアルタイムでコメントができるシステムがあるため、飛鳥ちゃん配信時は苺ちゃんが、苺ちゃん配信時は飛鳥ちゃんが視聴者に混じってコメントしてるんですよね。それもあわせて面白い。反応したりわざと無視したりしてるところから関係性が垣間見えて。
あと二人の話を聞くと全体像が見えるというエピソードが多いんですよ。
苺谷「飛鳥モテるんですよ~バレンタインの時数え切れないほどチョコもらってた。でも俺は0個なんですよね~」
飛鳥「星空ああいってたけど、本当はモテてるんですよ。女の子がチョコ渡そうとしても気づいてないだけで。渡そうとすると『イェーイイェーイ走るぜー!』ってやってるから……」
しかし飛鳥ちゃんがこの話をしているとき苺ちゃんはトイレに行ってて聴いていないという……。
細かい作りこみが凝ってて、単純に「あいつモテる」と言われるより説得力が増します。
オタクこういうの大好き。
これから後続もあることを匂わされてますが、現時点でかなりクオリティ高いのであとの人大変だろうなと思います。
とにかく苺谷星空のパンチが凄い。
受ける印象が可愛いゆえ当然のように「苺ちゃん」って呼んでますが、配信中必ず一回は「い、苺谷、お前ーっ!」ってなりますからね。
「飛鳥のお風呂覗いちゃいましたーw」とか飛鳥ちゃんが書いた苺ちゃんの絵を出してきて「はっきり言って下手ですよねw」とか。
そしてさんざん煽られてコメントで怒っていたのに最終的に「ゆるそうかな、、、」になる飛鳥ちゃん。
vtuber界隈の人男性が多いのですが、だいたいバーチャルジャニーズに言及するとき飛鳥ちゃん贔屓なの、さもありなんって感じです。チョロいつんでれだもんね、彼。
ただこのコンテンツ、外野は単純に楽しめるけど中の人ファンは気が気じゃないだろうなとも思います。
ちょっと前vtuberの蠱毒が話題になりましたが、ジャニーズジュニアなんて生身の人間で蠱毒やってるわけで、今関西ジュニアのデビュー最有力候補グループのメンバーをなんでわざわざ新しいアイドルを作るために使うんだ、って意見が出るのは致し方なし。
しかも苺ちゃんは初回から「デビュー目指してます」って言ってたしいずれCD出すような気配がある……その場合中の人はデビューできるのか? もしかしてバーチャルアイドル活動とリアルアイドル活動を両立させる気なのか? いや今既に両立させてますけど、デビューしたら比じゃなく激務になるのでは!?
そんな懸念はありつつも、当人たちは楽しそうにエンタメを提供してくれているのでなんだかんだで見てしまいます。
苺谷星空も海堂飛鳥も大橋和也も藤原丈一郎もみんなそれぞれに幸せになってほしい。
一人につき約三十分です。
公式が推奨してるので日に日に絵を描くファンの人も増えてきてオタクにとってはかなり居心地いい環境。
おすすめです。
悲喜こもごも、賛否両論、様々あるかとは思いますが、元ジャニオタによる、バーチャルアイドルのライブのメリットデメリットについて語らせてください。
・双眼鏡がいらない
基本的に等身大より大きく前の画面に投影されるので、Zepp、VR Zone程度なら双眼鏡はいらない。ジャニオタの時には等身大なんて考えもしなかった。手荷物1個減ったね!
これはこじらせてる人だけ読めば良いところなんですけど、バーチャルアイドルはほとんどの場合(後述)、モーションキャプチャーであらかじめ出来た映像が投影されるので、ぜっっったいに同担へのファンサを見ることはありません。その代わりにあなたもファンサは貰えません。
一部、最新のバーチャルアイドルのライブだと、リアルタイムで踊っている人が客席の様子が見える状態でバックにいて、見えたうちわに対してファンサをするというものもあります。
タートルトーク(モーションキャプチャーあり)だと思ってもらえればわかりやすいですか?逆にわかりにくいですね。
・ずっと目が合ってる
何言ってるの?こいつ正気?と思われるかもしれないんですけど、これ、キャパが大きいところでやってたジャニのオタクであればあるほどギャップに驚くと思います(少なくとも私は驚いた)。バーチャルアイドルは映像上でずっと前を向いてるんですよ。基本的には。だから、オタクがスクリーンを見ている間に目が合わないことはないです。
今時、ジャニオタ以外にもうちわ文化が輸出されていることは周知の事実だと思うのですが、バーチャルアイドルも例に漏れず、うちわ文化があります。ジャニオタより浸透率はずっと低いけど(キンブレを複数持つ人が多いから)。蛍光ピンク×蛍光水色みたいな配色って目立つけど実際、可愛くないよね、、、みたいな心配は無用です。本人いないので。薄ピンク×白×縁レース(古い?)みたいなコテコテに可愛いやつ作っても全然大丈夫!場内で使える!
ここまでメリットについて書いてきたので、次はデメリットについてふれますね。
・MCが変わらない
複数公演ある場合、基本的にMCが1公演毎に変わることはありません。ロングラン公演の場合は途中から変わったりするけど。複数公演入りたい人にとっては割とつまんない、、、って思うかもしれない。(いつも同じ内容のMCをするグループが担当の人はこの心配はいりません)
・公演時間が短い
夏のEXに慣れてる人なら普通じゃん?と感じるかもしれませんが、公演時間は1-1.5時間程度が平均だと思います(主観)。私は毎回物足りないなー、と思うけど、バーチャルアイドルに急遽のアンコールは存在しないので諦めて帰ってくださいね。
こんな所でしょうか。この話題なら書ける!と思って書き始めたんですけど、あまりにも内容が薄くて自分でもびっくりです。
他にもEXに比べて平和、とか書こうと思ったんですけど、それはオタクの中の話なので母集団が変わらない場合、客席の状態は変わらないと思います。相場に関しても。良番とされる番号自体は減るので、超高額なチケット自体は減ると思いますが。
オタ卒してからしばらくジャニーズについての情報は知らないようにしていたんですけど、ハニワが手掛けたということで、気になってしまい、調べた所存です。
明日もShow Room見に行こうかなぁ。