はてなキーワード: ほたるとは
ケーブルテレビSTBでは見られない場合が多いようなのでBSパススルーとか
地域によってはSTBで見られるようになったかもしれないので最新情報要確認
・02 工藤静香 くどうしずか
・03 針(ショウガ
・04 アルフレッド・ヒッチコック
・07 [すべて]フィジー フィリピン フィンランド フランス
・08 ベーブ・ルース
・09 [近似値]75
・12 [3択]2(番
・13 『こんにちは、母さん』
・16 源義朝 みなもとのよしとも
・18 稲川淳二 いながわじゅんじ
・19 タウリン
・21 8(世紀
・26 蛍 ほたる
・27 左(うちわ
・28e デッキ
・yy1 安倍川(餅
毎年ニコニコ動画で開催されているアイマス楽曲大賞、投票者層がニコニコユーザーに限られるため非参加者からは偶に色々言われる企画なのですが、私はファンメイドな企画が大好きなのと折角やるなら参加者数を増やしたほうが投票結果も面白くなる!ってことで例年は積極参加して広告にブログで宣伝を書いたりしていました。
ですが……今年は忙しかったというのも確かにあるのですが、適当に投票するに留めて参加を呼びかける記事も書かず、本日投稿された結果動画もスキップして結果だけ見る始末。アイドルマスターが、辛いのです。
シャイニーカラーズはサービス開始当初からプレイしており、グレード7に達したり、1stライブから現地参加してリリースイベントにも参加するぐらいにはのめり込んでいました。
しかし2021年12月に新たな月額課金コンテンツが実装され月額3000円の寄付をせねばグレードフェスへの参加の敷居が大いにあがるようになり、更には2022年4月から始まったヤケクソガチャ、トワイライツコレクションの実装によりその月額課金特典のアイテムすら無駄にしてくる始末。プロデュースモードで強力なアイドルを生み出しフェスに参加するというゲームの根本デザインが崩壊しかけ、グレードフェスが楽しめないならと実装された新たなフェス、フェスツアーズとマッチフェスは完全な虚無。
なんだろう……楽しくない……凄くゲームが楽しくないです。ゲームなんかどうでも良いだろ、シナリオ読んで音楽聞いてイラスト見ろって言えばそれまでなんですが。
そして何より2022年3月の三峰結華の声優交代。辛かった。三峰のプロデューサーではなかったけれど、ずっとコミュを読んできて会話もしてきた彼女の声が変わることが辛かった。せめて以前のボイスは残しておいて欲しかった。4thライブに両日現地で参加したけど全然楽しくなかった。ライブが、歌声が、心の上を滑っていった。3rdライブ千秋楽でのresonance+での涙がシャニマスの最高潮だった。これはアイマスの運営は何も悪くない。
成海瑠奈さんのパフォーマンスは素晴らしかった。1stライブday1に現地参加していた俺は分かる。黒木ほの香と成海瑠奈はサンドリオンでの経験なのか知らないがライブパフォーマンスが良かった。歌が上手いとかヴィジュアルが良いとかの話ではない。客を煽り、引き込み、盛り上げる力が、演技力とファンとのコミュニケーション能力があった。
シンデレラガールズの関裕美役のボイスに会沢紗弥さんが決まったとき、どこかヲタクが呟いていた「スターダストプロモーションか……」と。
会沢紗弥さんが順調に声優キャリアをすすめる中、どこかヲタクが呟いていた「スターダストなんか辞めて他の事務所移ったほうが良いよ」と。
声優事務所に詳しい俺くんかっこいいですねぇwwwと、Twitter検索画面に出てくるそのヲタクくんたちを見て過去の俺は思っていた。しかし成海瑠奈さんのゴシップの流布の後の対応を見るに本当にスターダストプロモーションはクソだったのかもしれない。俺は成海瑠奈さんにゴシップが出た時も、声優の引退が発表された時も、三峰の後役が決まった時も、今までの感謝を成海瑠奈さんに伝えることは出来なかった。一切の説明も案内もなく彼女は消えていった。ファンには酷い対応だと思う。
コレコレは昔自分が来る前の職場に迷惑かけていた事もあったりそもそも活動コンセプトがクソでしかないので一切関わりたくないが、もこう先生はまぁ……ニコニコ見てたから好きではないにせよ動画見たことはあるし……ぐらいの距離感。ちょっと前に動画見たら「ネタにしたくてもお相手が引退とかしてしまった以上話に挙げられない(意訳)」と言っていた。見上げた関西人根性、実況者根性である。関係者の誰もに禍根を残してしまったな。スターダストプロモーションの独断じゃなく、声優さんサイドの判断もあっただろうから何とも言えないんだけど。
声優さんが出る番組とかラジオは基本見てなくて、シャニマス関連番組すら見てないのがデフォルトなので(あまり興味がない)声優として人前に出ているときのキャラをそんなに知っていた訳ではないのだけど、ゴシップで挙げられたことを本当にしてたり発言してたところでイメージと極端に乖離する訳ではなかったから続投してくれてても良かったんだしな。感覚的により嫌悪感がある櫻井さんもバリバリ出てる訳だし。あの人なんでまだ出れてるの?現場での人徳?代替不可なキャリア?
浮気の被害者が女性だから悪く見えて、もこう先生が被害者だとそんなに悪く見えないのを自分の中にある偏見だと思うべきか、似たようなことしといて櫻井さんは出れてるけど成海さんは消えたのが業界にある差別だと思うか。なんだかなぁ。
話がそれつづけてるんだけども、まだある。8月に八巻アンナさんの裏垢が流出してさぁ……八巻さんはかなり人柄好きな感じしてたからややショックだった。でもTwitterの中身見たらクソヲタクっぷりに親しみを覚えたし、FAをRTしてたり自分の担当キャラクターのこと好きなんだろうなぁとか感じさせるツイートやファンの手紙めっちゃ嬉しいって表じゃなくて裏で言ってくれてたのは何かこう……虚像だけじゃないんだなって救われた気がした。いっそ全ての担当声優さんの裏垢とかラインとか流出してほしい。表に出さないところで自キャラやファンを大切に思ってる発言があったらめっちゃ嬉しいから。あと成海瑠奈さんの顔を褒めてたのも良かった。こっちは仲良かったのかな。それともあの裏垢のフォロワーに成海瑠奈がいたからそう発言しないといけなかった……?あのアカウントのフォロワーとか身内は一体誰だったんだ……?そっちのほうが根深い問題なんじゃないか……?大学の同期とかであってほしいが……?
とまぁ、ここら辺は別に問題なんじゃない。磯部さんへの発言がさぁ。「ひょっとしたら裏でそんな話してるかもな」と「本当に言ってたのが表に出てくる」ってのは次元が違うよ。もう二度と見れないよアンティーカのライブMC。勘弁してくれよ。他のユニットのも他のブランドのライブのMCも全部白けるよ。あーあ。
新しく声を担当した希水しおさんの歌声を許容できなかったり、ゲーム部分に気が乗らなかったり、4thライブを全然楽しめなかったこともあって、シャイニーカラーズの新CDシリーズはどこのユニットのも殆ど聞けていない。5thライブも配信すら見ないんじゃないかな……なんかもう全然気乗りしなくなった。グッバイシャイニーカラーズ……
とか思ってたらぼちぼちやってたGRADのノウハウlv5が全種揃って濃縮してたらエキシビションマッチ++Lv5が落ちたし頭ノウハウも良い感じで成長してるんだが!?!?!?
月額3000円払って次のトワコレ確保してグレフェスに乗り込むべき!?!?!?
なんかライブの声出し解禁になっているんだが!?!?!?5thライブに参加して滅茶苦茶コールすべき!?!?!?CDめっちゃ聴き込まないといけないの!?!?!?
なんだかんだ愚痴はあるけどまだまだお別れできないぜアイドルマスターシャイニーカラーズ!!!!!
まぁシャニマスは良いんだよ。シャニマスは。こんだけの文字数書いてて良いってことはないんだけども。何だかんだテキストも曲もの品質が良くてアイドルひとりひとりが大切に扱われてるからさ。
シンデレラはもうやってられない。もう無理。5人ユニットで曲作ったら新アイドル7人のうち絶対1人くらい入ってくるじゃん。どんだけ歌うの?俺の担当はサービス開始当初からシンデレラガールズにいるのにまだ声もついてないのだが???〇〇誕生祭みたいなタグでイラスト追うと、自分の担当と限定が何枚もたるようなアイドルとで盛り上がりが違いすぎて泣いてるのだが???
千夜ちゃん以外、全員cinderella masterで歌唱していてもっとシンデレラNo1を収録しているのは何なの?アニメアイドルマスターシンデレラガールズの放送中に声がついたアイドルが5年経ってようやくソロ曲出たねーとか言ってたり、まだソロ曲出てなかったりする中で君たちは何なの???
いやわかってる。君たちがいなければモバマスはあと2年は早く終わってた。カンフル剤以上の働きをしてシンデレラガールズの寿命を伸ばしてくれたのは分かってる。分かってるけど心が許せてない。
6thライブの最終日、業務連絡で新アイドル実装のニュースをみた瞬間気分が悪くなって、アンコールのお願いシンデレラにコールが出来ず途中で帰ったときのまま俺は変わらない。
モバマスに裸一貫で投入され、んごんご言うか弱いアイドルだった辻野あかりで警戒心はといたし、食べるんごの歌とかファンメイドの企画で盛り上がって総選挙とったのは限りなくアイドルマスターシンデレラガールズにおいて王道だったと思う。別にそれは良いんだ。
なんなんだ。どんだけ歌うんだよ。どれだけコミュに出てきて、どれだけ要所に出てくるんだよ。俺はできるだけ顔を合わせたくないんだよ。アイドルたちに罪はないから。嫌いになりたくも邪険に扱いたくもないから。関わらないで済むならその方が良いんだよ。
何なんだ。こないだのアニメは。https://youtu.be/FYhJGRJfgA8
結局新顔に繋ぐ新時代みたいなPVじゃねぇか。おれの担当はガラケー握りしめたまま10年以上経ってもまだスタート地点なんだぞ。
何が「ユニ募やっとだね、おめでとう」だ。どこもやっとじゃねぇ。
俺の担当なんかボイスがついてから1年半も歌を歌わせてもらえず、そのようやく来た機会ではバックダンサー呼ばわりされてるんだぞ。ボイスがついて5年経って始めてソロ曲歌ってるんだぞ。stage for cinderellaの投票で俺の担当アイドルに投票したTwitterアカウントの数は殆どドベなんだぞ。
俺の担当なんかサービス開始当初はあの本田未央のユニット仲間として登場してるのに運営に切られて本田未央には別のユニットが与えられてサービスが展開していったんだぞ。運営が明確に俺の担当を見捨てたんだぞ。SSRの実装は最後の最後の最後まで待たされて、挙げ句には横の同級生のほうが可愛いだのインパクトあるだの言われてるんだぞ。
なぁどこがやっとなのか言ってみろよ。なぁ。年単位で展開待たされたことあるのかよ。なぁ。夢見りあむはモバマスのSRが4種類、久川凪はモバマスのSRが3種類。俺の事務所の丹羽仁美はSRが4種類でそのうち一つは差分だよ。俺が丹羽仁美と西島櫂の新しいSRをどれだけ待ったか分かるか?その挙げ句実装されたのは過去のカードイラストの差分だぞ。モバマスが縮小宣言された後とは言え。何で何年も後からやってきた奴にモバマスのSRの種類で並ばれたり負けたりするんだよ。
この子たちが何をしたっていうんだよ。なぁ。なぁ。お前らが生み出したキャラクターじゃねぇのかよ。なんで責任もとれないのにキャラ生やしてるんだよ。https://tonarinoyj.jp/episode/4855956445044072593
俺はびっっっくりした。2022年2月に本田未央がナターリアと結城晴を連れてDemolishを歌うよとか予告してきたときびっっっくりした。NGsの3人にピンチェやトライアドやポジパ以外のユニット作って新展開しましょうか〜〜〜とでも会議したのか???
サンセットノスタルジーを明確に切り捨ててポジティブパッションをつくったのに?????ちょこちょこデレぽだの無声のコミュだので触れてあげればユーザーはエモいとか言って満足するから(笑)とでも考えてるの???
俺はこのNGsの派生みたいな感じで作られたらしきユニットの曲はいっっっぺんも聞いてない。不快な気持ちにしかならない。見るだけで嫌。CD出したならカップリング曲は単独で配信しろ。ライブラリに入れたくないんだよ。見たくもない。
バチバチに決まってるエルドリッチロアテラーによる大河よ共に泣いてくれと早坂美玲のREVENGEとはデレステで何回も聞いているがフル尺でしか聞いてない。この曲群のカップリング曲だからだ。単独で買わせろ日本コロムビア。
大ファンである松永涼のソロ2曲目もまだ聞いてない。この曲のカップリングだから。
担当アイドルの関裕美のソロ2曲目もまだ聞いてない。この曲のカップリングだから。ずっとmy sweet heartのカバーとMOTTOのソロだけ聞いてる。MOTTOは裕美とほたるの歌唱バージョンだけ単品で買った。日本コロムビアはカップリング曲の単独配信をしろ。白菊ほたるの曲最近めっちゃ出る。全然不幸じゃない。良かったなほたる。俺は白菊ほたるに何か返せているだろうか……こんな愚痴増田を書くことしか出来ない担当プロデューサーでごめんなほたる……
というか日本コロムビアはサブスクをちゃんとしろ。シンデレラだけ他のブランドと比べてやってることがおかしいだろ。何が稼げる子の曲だけが作られることになりかねない〜〜〜だ。現状そうじゃねぇか。何が違うんだ。トータルで稼げた方が下も支えられるじゃねぇか。サブスク全解禁しろ。どうせニコニコでのファン投票見た感じ今更シンデレラの新曲出してもサブスクはそんなに差がつくほど回らんだろ。
はぁ〜〜〜金が稼げるやつが何度も出番を得てファンを増やして、稼げないやつは出番がないから魅力を世間に伝える機会がなくて更に格差が広がるんだよ。こんなの実力主義でも当たり前でもないぞ。てめえらが無計画に生んでその歪みを少女に押し付けてるんだからな。モバマスで学ぶ経済学はフリトレ変動での損得計算のことじゃねぇ。放っておけば格差は増すばかりだという実態をモバマスは経済学の知見を実験的に示したんだよ。マルクスもお褒めになるよ。実力主義だからとか健全な競争だからとか社会全般を眺めずに抜かしてる輩は、社会の中で容易にマイノリティの人権が損なわれていることに気付け。ダボが。
何の話だ。アイマスの話だよ。シンデレラガールズの話だよ。変なアイドルがたくさん登場するシンデレラガールズというブランドは格差の拡大を証明しつづけておりカスすぎるって話だよ。もういい加減疲れたよ俺は。このゲームを追っても追っても苦しみばかりが募っていく。矢口美羽の声を死ぬまでに聞くことはないし、夢見りあむの中の人は松山久美子の名前を間違えるし、浜口あやめにstage for cinderellaで投票したTwitterアカウント数は40/47位で1位の久川凪の1/5よりちょい多いくらいだ。
何が認めてくれなくたっていいよだ。シンデレラガールズ190人!変なアイドルいっぱい!多様性!みたいなブランドイメージ考えたらぴったりなように思ったか!!!!この曲を歌えてるのは世間に認められたアイドルだけだわ!!!!!思い思いに輝いてる残り半分のアイドルのほとんどは一生歌うことなく終わるんだわ!!!!知らない人は知らないままなんだよ!!!!!!!くそが!!!!多様性じゃなくて格差を示してるコンテンツでしかないだろお前は!!!!!
はぁ……はぁ……
……じゃあ日本コロムビアくん、俺は白菊ほたるの恋愛サーキュレーションがCDに入るのとコロムビアの秘境に隠された存在する筈のalways関裕美ソロリミックスを待ってるからな……松永涼のmela最高や……CDわくわくして待ってるで……
……やっぱりシャニマスについて話すなんかよりよっぽどシンデレラに思いを馳せたほうが血圧上がるな……苦しみが段違いだもんな……もうこれ以上シンデレラガールズには付き合っていたくないよ……苦しい……なんで俺の担当アイドルは765ASでもミリオンライブでもsideMでもシャイニーカラーズでもなくシンデレラガールズにいるんだろう……もうやだ……思考止めてノウハウ本濃縮したりマッチフェスやる……
https://anond.hatelabo.jp/20220814165038 ←groupA
groupAの結果を俺なりに咀嚼したんだが、やはり望月聖の大躍進は読めなかったなぁという感想がでかい。傾向として、各グループ一人ぐらいはtop5にボイスが食い込んでくるんじゃない、という気もするのだが、信じきれず守りに寄った予想になってしまった。あまり大波乱の予感がしないグループで、誰が予想しても守りに寄るんじゃないの、という気はしている
Top5:一ノ瀬志希、佐藤心、鷺沢文香、橘ありす、五十嵐響子
Top15:諸星きらり、白菊ほたる、藤原肇、池袋晶葉、ライラ、浅利七海、鷹富士茄子、堀裕子、渋谷凛、相葉夕美
なんつーか美城のおばさんみたいな傾向になってしまった。
【追記】TOP5で3/5、Top15で12/15。ライラさんおめでとう!
数としてはまあまあだけど、なんか傾向を読み違えてる感もある。
7月ぐらいに(Stage for Cinderellaの抽選が終わって予選Aグループが始まる前に)twitterでデレステキャラソート(https://odenpa.com/sgsort/)の結果を公開している人を検索して、個々人のキャラソートの上位20人に挙げられたアイドルをカウントして、キャラソート52件で飽きたので集計を終えた。
久川颯
久川凪
依田芳乃
三船美優
佐城雪美
夢見りあむ
黒埼ちとせ
白菊ほたる
ナターリア
乙倉悠貴
白雪千夜
西園寺琴歌
的場梨沙
結城晴
辻野あかり
喜多日菜子
望月聖
梅木音葉
砂塚あきら
関裕美
高峯のあ
ケーブルテレビSTBでは見られない場合が多いようなのでBSパススルーとか
地域によってはSTBで見られるようになったかもしれないので最新情報要確認
・02 スペシウム(光線
・03 ほたる
・04 渡邊雄太 わたなべゆうた
・05 [記憶][5択]1(番
・06 納豆の日
・07 [すべて]ニュージャージー州 ニューメキシコ州 ニューハンプシャー州 ニューヨーク州
・11 [近似値]1億3384万9290
・14 オルニチン
・16 ジュゴン
・19 [どちら]パーク
・21 肩甲 骨
・22 松山(市
・25 『未来少年コナン』
・26 [3択]7(世紀
・29e 目(うち
そういや探してる短歌があってさ。大学の授業で出てきたやつ。うろ覚えなんだけど、
「海との没交渉に佇んでひとり」
って感じの歌。没契約かもしれない、そうするとちょっと感じ違うね。波との、だったかも。終わりは、ひとり佇んで、かも。とか、ぼんやりとしか残っていなくて、正解が分からないんだよね。誰の歌なんだろう。
明治大正あたりの、自由律俳句の流れみたいなとこで出てきたと思うんだよ。河東碧梧桐の「赤い椿白い椿と落ちにけり」と一緒の回に習った気がする。荻原井泉水かな?って思ったんだけど、ざっと見たところ見つからないんだよね。感じはすごく似てる。「かごからほたる一つ一つを星にする」とか、あーそういう感じなんだよなーって思うんだけど。
川の向う岸が俄にわかに赤くなりました。楊やなぎの木や何かもまっ黒にすかし出され見えない天の川の波もときどきちらちら針のように赤く光りました。まったく向う岸の野原に大きなまっ赤な火が燃されその黒いけむりは高く桔梗ききょういろのつめたそうな天をも焦こがしそうでした。ルビーよりも赤くすきとおりリチウムよりもうつくしく酔よったようになってその火は燃えているのでした。
「あれは何の火だろう。あんな赤く光る火は何を燃やせばできるんだろう。」ジョバンニが云いいました。
「蝎さそりの火だな。」カムパネルラが又また地図と首っ引きして答えました。
「あら、蝎の火のことならあたし知ってるわ。」
「蝎の火ってなんだい。」ジョバンニがききました。
「蝎がやけて死んだのよ。その火がいまでも燃えてるってあたし何べんもお父さんから聴いたわ。」
「蝎って、虫だろう。」
「ええ、蝎は虫よ。だけどいい虫だわ。」
「蝎いい虫じゃないよ。僕博物館でアルコールにつけてあるの見た。尾にこんなかぎがあってそれで螫さされると死ぬって先生が云ったよ。」
「そうよ。だけどいい虫だわ、お父さん斯こう云ったのよ。むかしのバルドラの野原に一ぴきの蝎がいて小さな虫やなんか殺してたべて生きていたんですって。するとある日いたちに見附みつかって食べられそうになったんですって。さそりは一生けん命遁にげて遁げたけどとうとういたちに押おさえられそうになったわ、そのときいきなり前に井戸があってその中に落ちてしまったわ、もうどうしてもあがられないでさそりは溺おぼれはじめたのよ。そのときさそりは斯う云ってお祈いのりしたというの、
ああ、わたしはいままでいくつのものの命をとったかわからない、そしてその私がこんどいたちにとられようとしたときはあんなに一生けん命にげた。それでもとうとうこんなになってしまった。ああなんにもあてにならない。どうしてわたしはわたしのからだをだまっていたちに呉くれてやらなかったろう。そしたらいたちも一日生きのびたろうに。どうか神さま。私の心をごらん下さい。こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸さいわいのために私のからだをおつかい下さい。って云ったというの。そしたらいつか蝎はじぶんのからだがまっ赤なうつくしい火になって燃えてよるのやみを照らしているのを見たって。いまでも燃えてるってお父さん仰おっしゃったわ。ほんとうにあの火それだわ。」
「そうだ。見たまえ。そこらの三角標はちょうどさそりの形にならんでいるよ。」
ジョバンニはまったくその大きな火の向うに三つの三角標がちょうどさそりの腕うでのようにこっちに五つの三角標がさそりの尾やかぎのようにならんでいるのを見ました。そしてほんとうにそのまっ赤なうつくしいさそりの火は音なくあかるくあかるく燃えたのです。
その火がだんだんうしろの方になるにつれてみんなは何とも云えずにぎやかなさまざまの楽の音ねや草花の匂においのようなもの口笛や人々のざわざわ云う声やらを聞きました。それはもうじきちかくに町か何かがあってそこにお祭でもあるというような気がするのでした。
「ケンタウル露つゆをふらせ。」いきなりいままで睡ねむっていたジョバンニのとなりの男の子が向うの窓を見ながら叫んでいました。
ああそこにはクリスマストリイのようにまっ青な唐檜とうひかもみの木がたってその中にはたくさんのたくさんの豆電燈まめでんとうがまるで千の蛍ほたるでも集ったようについていました。
「ああ、そうだ、今夜ケンタウル祭だねえ。」
「ああ、ここはケンタウルの村だよ。」カムパネルラがすぐ云いました。〔以下原稿一枚?なし〕
男の子が大威張おおいばりで云いました。
「もうじきサウザンクロスです。おりる支度したくをして下さい。」青年がみんなに云いました。
「僕も少し汽車へ乗ってるんだよ。」男の子が云いました。カムパネルラのとなりの女の子はそわそわ立って支度をはじめましたけれどもやっぱりジョバンニたちとわかれたくないようなようすでした。
「ここでおりなけぁいけないのです。」青年はきちっと口を結んで男の子を見おろしながら云いました。
ジョバンニがこらえ兼ねて云いました。
「僕たちと一緒いっしょに乗って行こう。僕たちどこまでだって行ける切符きっぷ持ってるんだ。」
「だけどあたしたちもうここで降りなけぁいけないのよ。ここ天上へ行くとこなんだから。」女の子がさびしそうに云いました。
「天上へなんか行かなくたっていいじゃないか。ぼくたちここで天上よりももっといいとこをこさえなけぁいけないって僕の先生が云ったよ。」
「だっておっ母さんも行ってらっしゃるしそれに神さまが仰おっしゃるんだわ。」
「そんな神さまうその神さまだい。」
「そうじゃないよ。」
「あなたの神さまってどんな神さまですか。」青年は笑いながら云いました。
「ぼくほんとうはよく知りません、けれどもそんなんでなしにほんとうのたった一人の神さまです。」
「ほんとうの神さまはもちろんたった一人です。」
「ああ、そんなんでなしにたったひとりのほんとうのほんとうの神さまです。」
「だからそうじゃありませんか。わたくしはあなた方がいまにそのほんとうの神さまの前にわたくしたちとお会いになることを祈ります。」青年はつつましく両手を組みました。女の子もちょうどその通りにしました。みんなほんとうに別れが惜おしそうでその顔いろも少し青ざめて見えました。ジョバンニはあぶなく声をあげて泣き出そうとしました。
「さあもう支度はいいんですか。じきサウザンクロスですから。」
ああそのときでした。見えない天の川のずうっと川下に青や橙だいだいやもうあらゆる光でちりばめられた十字架じゅうじかがまるで一本の木という風に川の中から立ってかがやきその上には青じろい雲がまるい環わになって後光のようにかかっているのでした。汽車の中がまるでざわざわしました。みんなあの北の十字のときのようにまっすぐに立ってお祈りをはじめました。あっちにもこっちにも子供が瓜うりに飛びついたときのようなよろこびの声や何とも云いようない深いつつましいためいきの音ばかりきこえました。そしてだんだん十字架は窓の正面になりあの苹果りんごの肉のような青じろい環の雲もゆるやかにゆるやかに繞めぐっているのが見えました。
「ハルレヤハルレヤ。」明るくたのしくみんなの声はひびきみんなはそのそらの遠くからつめたいそらの遠くからすきとおった何とも云えずさわやかなラッパの声をききました。そしてたくさんのシグナルや電燈の灯あかりのなかを汽車はだんだんゆるやかになりとうとう十字架のちょうどま向いに行ってすっかりとまりました。
「さあ、下りるんですよ。」青年は男の子の手をひきだんだん向うの出口の方へ歩き出しました。
「さよなら。」ジョバンニはまるで泣き出したいのをこらえて怒おこったようにぶっきり棒に云いました。女の子はいかにもつらそうに眼めを大きくしても一度こっちをふりかえってそれからあとはもうだまって出て行ってしまいました。汽車の中はもう半分以上も空いてしまい俄にわかにがらんとしてさびしくなり風がいっぱいに吹ふき込こみました。
そして見ているとみんなはつつましく列を組んであの十字架の前の天の川のなぎさにひざまずいていました。そしてその見えない天の川の水をわたってひとりの神々こうごうしい白いきものの人が手をのばしてこっちへ来るのを二人は見ました。けれどもそのときはもう硝子ガラスの呼子よびこは鳴らされ汽車はうごき出しと思ううちに銀いろの霧きりが川下の方からすうっと流れて来てもうそっちは何も見えなくなりました。ただたくさんのくるみの木が葉をさんさんと光らしてその霧の中に立ち黄金きんの円光をもった電気栗鼠りすが可愛かあいい顔をその中からちらちらのぞいているだけでした。
そのときすうっと霧がはれかかりました。どこかへ行く街道らしく小さな電燈の一列についた通りがありました。それはしばらく線路に沿って進んでいました。そして二人がそのあかしの前を通って行くときはその小さな豆いろの火はちょうど挨拶あいさつでもするようにぽかっと消え二人が過ぎて行くときまた点つくのでした。
ふりかえって見るとさっきの十字架はすっかり小さくなってしまいほんとうにもうそのまま胸にも吊つるされそうになり、さっきの女の子や青年たちがその前の白い渚なぎさにまだひざまずいているのかそれともどこか方角もわからないその天上へ行ったのかぼんやりして見分けられませんでした。
「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸さいわいのためならば僕のからだなんか百ぺん灼やいてもかまわない。」
「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼にはきれいな涙なみだがうかんでいました。
「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」ジョバンニが云いました。
「僕たちしっかりやろうねえ。」ジョバンニが胸いっぱい新らしい力が湧わくようにふうと息をしながら云いました。
「あ、あすこ石炭袋ぶくろだよ。そらの孔あなだよ。」カムパネルラが少しそっちを避さけるようにしながら天の川のひととこを指さしました。ジョバンニはそっちを見てまるでぎくっとしてしまいました。天の川の一とこに大きなまっくらな孔がどほんとあいているのです。その底がどれほど深いかその奥おくに何があるかいくら眼をこすってのぞいてもなんにも見えずただ眼がしんしんと痛むのでした。ジョバンニが云いました。
「僕もうあんな大きな暗やみの中だってこわくない。きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く。どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう。」
「ああきっと行くよ。ああ、あすこの野原はなんてきれいだろう。みんな集ってるねえ。あすこがほんとうの天上なんだ。あっあすこにいるのぼくのお母さんだよ。」カムパネルラは俄にわかに窓の遠くに見えるきれいな野原を指して叫さけびました。
ジョバンニもそっちを見ましたけれどもそこはぼんやり白くけむっているばかりどうしてもカムパネルラが云ったように思われませんでした。何とも云えずさびしい気がしてぼんやりそっちを見ていましたら向うの河岸に二本の電信ばしらが丁度両方から腕うでを組んだように赤い腕木をつらねて立っていました。
「カムパネルラ、僕たち一緒に行こうねえ。」ジョバンニが斯こう云いながらふりかえって見ましたらそのいままでカムパネルラの座すわっていた席にもうカムパネルラの形は見えずただ黒いびろうどばかりひかっていました。ジョバンニはまるで鉄砲丸てっぽうだまのように立ちあがりました。そして誰たれにも聞えないように窓の外へからだを乗り出して力いっぱいはげしく胸をうって叫びそれからもう咽喉のどいっぱい泣きだしました。もうそこらが一ぺんにまっくらになったように思いました。
八、鳥を捕とる人
がさがさした、けれども親切そうな、大人の声が、二人のうしろで聞えました。
それは、茶いろの少しぼろぼろの外套がいとうを着て、白い巾きれでつつんだ荷物を、二つに分けて肩に掛かけた、赤髯あかひげのせなかのかがんだ人でした。
「ええ、いいんです。」ジョバンニは、少し肩をすぼめて挨拶あいさつしました。その人は、ひげの中でかすかに微笑わらいながら荷物をゆっくり網棚あみだなにのせました。ジョバンニは、なにか大へんさびしいようなかなしいような気がして、だまって正面の時計を見ていましたら、ずうっと前の方で、硝子ガラスの笛ふえのようなものが鳴りました。汽車はもう、しずかにうごいていたのです。カムパネルラは、車室の天井てんじょうを、あちこち見ていました。その一つのあかりに黒い甲虫かぶとむしがとまってその影が大きく天井にうつっていたのです。赤ひげの人は、なにかなつかしそうにわらいながら、ジョバンニやカムパネルラのようすを見ていました。汽車はもうだんだん早くなって、すすきと川と、かわるがわる窓の外から光りました。
赤ひげの人が、少しおずおずしながら、二人に訊ききました。
「どこまでも行くんです。」ジョバンニは、少しきまり悪そうに答えました。
「それはいいね。この汽車は、じっさい、どこまででも行きますぜ。」
「あなたはどこへ行くんです。」カムパネルラが、いきなり、喧嘩けんかのようにたずねましたので、ジョバンニは、思わずわらいました。すると、向うの席に居た、尖った帽子をかぶり、大きな鍵かぎを腰こしに下げた人も、ちらっとこっちを見てわらいましたので、カムパネルラも、つい顔を赤くして笑いだしてしまいました。ところがその人は別に怒おこったでもなく、頬ほほをぴくぴくしながら返事しました。
「わっしはすぐそこで降ります。わっしは、鳥をつかまえる商売でね。」
「何鳥ですか。」
「鶴や雁がんです。さぎも白鳥もです。」
「鶴はたくさんいますか。」
「居ますとも、さっきから鳴いてまさあ。聞かなかったのですか。」
「いいえ。」
「いまでも聞えるじゃありませんか。そら、耳をすまして聴きいてごらんなさい。」
二人は眼めを挙げ、耳をすましました。ごとごと鳴る汽車のひびきと、すすきの風との間から、ころんころんと水の湧わくような音が聞えて来るのでした。
「鶴、どうしてとるんですか。」
「鶴ですか、それとも鷺さぎですか。」
「鷺です。」ジョバンニは、どっちでもいいと思いながら答えました。
「そいつはな、雑作ぞうさない。さぎというものは、みんな天の川の砂が凝こごって、ぼおっとできるもんですからね、そして始終川へ帰りますからね、川原で待っていて、鷺がみんな、脚あしをこういう風にして下りてくるとこを、そいつが地べたへつくかつかないうちに、ぴたっと押おさえちまうんです。するともう鷺は、かたまって安心して死んじまいます。あとはもう、わかり切ってまさあ。押し葉にするだけです。」
「鷺を押し葉にするんですか。標本ですか。」
「標本じゃありません。みんなたべるじゃありませんか。」
「おかしいも不審ふしんもありませんや。そら。」その男は立って、網棚から包みをおろして、手ばやくくるくると解きました。
「さあ、ごらんなさい。いまとって来たばかりです。」
「ほんとうに鷺だねえ。」二人は思わず叫さけびました。まっ白な、あのさっきの北の十字架じゅうじかのように光る鷺のからだが、十ばかり、少しひらべったくなって、黒い脚をちぢめて、浮彫うきぼりのようにならんでいたのです。
「眼をつぶってるね。」カムパネルラは、指でそっと、鷺の三日月がたの白い瞑つぶった眼にさわりました。頭の上の槍やりのような白い毛もちゃんとついていました。
「ね、そうでしょう。」鳥捕りは風呂敷ふろしきを重ねて、またくるくると包んで紐ひもでくくりました。誰たれがいったいここらで鷺なんぞ喰たべるだろうとジョバンニは思いながら訊きました。
「鷺はおいしいんですか。」
「ええ、毎日注文があります。しかし雁がんの方が、もっと売れます。雁の方がずっと柄がらがいいし、第一手数がありませんからな。そら。」鳥捕りは、また別の方の包みを解きました。すると黄と青じろとまだらになって、なにかのあかりのようにひかる雁が、ちょうどさっきの鷺のように、くちばしを揃そろえて、少し扁ひらべったくなって、ならんでいました。
「こっちはすぐ喰べられます。どうです、少しおあがりなさい。」鳥捕りは、黄いろな雁の足を、軽くひっぱりました。するとそれは、チョコレートででもできているように、すっときれいにはなれました。
「どうです。すこしたべてごらんなさい。」鳥捕りは、それを二つにちぎってわたしました。ジョバンニは、ちょっと喰べてみて、(なんだ、やっぱりこいつはお菓子かしだ。チョコレートよりも、もっとおいしいけれども、こんな雁が飛んでいるもんか。この男は、どこかそこらの野原の菓子屋かしやだ。けれどもぼくは、このひとをばかにしながら、この人のお菓子をたべているのは、大へん気の毒だ。)とおもいながら、やっぱりぽくぽくそれをたべていました。
「も少しおあがりなさい。」鳥捕りがまた包みを出しました。ジョバンニは、もっとたべたかったのですけれども、
「ええ、ありがとう。」と云いって遠慮えんりょしましたら、鳥捕りは、こんどは向うの席の、鍵かぎをもった人に出しました。
「いや、商売ものを貰もらっちゃすみませんな。」その人は、帽子ぼうしをとりました。
「いいえ、どういたしまして。どうです、今年の渡わたり鳥どりの景気は。」
「いや、すてきなもんですよ。一昨日おとといの第二限ころなんか、なぜ燈台の灯ひを、規則以外に間〔一字分空白〕させるかって、あっちからもこっちからも、電話で故障が来ましたが、なあに、こっちがやるんじゃなくて、渡り鳥どもが、まっ黒にかたまって、あかしの前を通るのですから仕方ありませんや。わたしぁ、べらぼうめ、そんな苦情は、おれのとこへ持って来たって仕方がねえや、ばさばさのマントを着て脚と口との途方とほうもなく細い大将へやれって、斯こう云ってやりましたがね、はっは。」
すすきがなくなったために、向うの野原から、ぱっとあかりが射さして来ました。
「鷺の方はなぜ手数なんですか。」カムパネルラは、さっきから、訊こうと思っていたのです。
「それはね、鷺を喰べるには、」鳥捕りは、こっちに向き直りました。
「天の川の水あかりに、十日もつるして置くかね、そうでなけぁ、砂に三四日うずめなけぁいけないんだ。そうすると、水銀がみんな蒸発して、喰べられるようになるよ。」
「こいつは鳥じゃない。ただのお菓子でしょう。」やっぱりおなじことを考えていたとみえて、カムパネルラが、思い切ったというように、尋たずねました。鳥捕りは、何か大へんあわてた風で、
「そうそう、ここで降りなけぁ。」と云いながら、立って荷物をとったと思うと、もう見えなくなっていました。
「どこへ行ったんだろう。」
二人は顔を見合せましたら、燈台守は、にやにや笑って、少し伸のびあがるようにしながら、二人の横の窓の外をのぞきました。二人もそっちを見ましたら、たったいまの鳥捕りが、黄いろと青じろの、うつくしい燐光りんこうを出す、いちめんのかわらははこぐさの上に立って、まじめな顔をして両手をひろげて、じっとそらを見ていたのです。
「あすこへ行ってる。ずいぶん奇体きたいだねえ。きっとまた鳥をつかまえるとこだねえ。汽車が走って行かないうちに、早く鳥がおりるといいな。」と云った途端とたん、がらんとした桔梗ききょういろの空から、さっき見たような鷺が、まるで雪の降るように、ぎゃあぎゃあ叫びながら、いっぱいに舞まいおりて来ました。するとあの鳥捕りは、すっかり注文通りだというようにほくほくして、両足をかっきり六十度に開いて立って、鷺のちぢめて降りて来る黒い脚を両手で片かたっ端ぱしから押えて、布の袋ふくろの中に入れるのでした。すると鷺は、蛍ほたるのように、袋の中でしばらく、青くぺかぺか光ったり消えたりしていましたが、おしまいとうとう、みんなぼんやり白くなって、眼をつぶるのでした。ところが、つかまえられる鳥よりは、つかまえられないで無事に天あまの川がわの砂の上に降りるものの方が多かったのです。それは見ていると、足が砂へつくや否いなや、まるで雪の融とけるように、縮ちぢまって扁ひらべったくなって、間もなく熔鉱炉ようこうろから出た銅の汁しるのように、砂や砂利じゃりの上にひろがり、しばらくは鳥の形が、砂についているのでしたが、それも二三度明るくなったり暗くなったりしているうちに、もうすっかりまわりと同じいろになってしまうのでした。
鳥捕りは二十疋ぴきばかり、袋に入れてしまうと、急に両手をあげて、兵隊が鉄砲弾てっぽうだまにあたって、死ぬときのような形をしました。と思ったら、もうそこに鳥捕りの形はなくなって、却かえって、
「ああせいせいした。どうもからだに恰度ちょうど合うほど稼かせいでいるくらい、いいことはありませんな。」というききおぼえのある声が、ジョバンニの隣となりにしました。見ると鳥捕りは、もうそこでとって来た鷺を、きちんとそろえて、一つずつ重ね直しているのでした。
「どうしてあすこから、いっぺんにここへ来たんですか。」ジョバンニが、なんだかあたりまえのような、あたりまえでないような、おかしな気がして問いました。
「どうしてって、来ようとしたから来たんです。ぜんたいあなた方は、どちらからおいでですか。」
ジョバンニは、すぐ返事しようと思いましたけれども、さあ、ぜんたいどこから来たのか、もうどうしても考えつきませんでした。カムパネルラも、顔をまっ赤にして何か思い出そうとしているのでした。
「ああ、遠くからですね。」鳥捕りは、わかったというように雑作なくうなずきました。
五、天気輪てんきりんの柱
牧場のうしろはゆるい丘になって、その黒い平らな頂上は、北の大熊星おおぐまぼしの下に、ぼんやりふだんよりも低く連って見えました。
ジョバンニは、もう露の降りかかった小さな林のこみちを、どんどんのぼって行きました。まっくらな草や、いろいろな形に見えるやぶのしげみの間を、その小さなみちが、一すじ白く星あかりに照らしだされてあったのです。草の中には、ぴかぴか青びかりを出す小さな虫もいて、ある葉は青くすかし出され、ジョバンニは、さっきみんなの持って行った烏瓜からすうりのあかりのようだとも思いました。
そのまっ黒な、松や楢ならの林を越こえると、俄にわかにがらんと空がひらけて、天あまの川がわがしらしらと南から北へ亘わたっているのが見え、また頂いただきの、天気輪の柱も見わけられたのでした。つりがねそうか野ぎくかの花が、そこらいちめんに、夢ゆめの中からでも薫かおりだしたというように咲き、鳥が一疋ぴき、丘の上を鳴き続けながら通って行きました。
ジョバンニは、頂の天気輪の柱の下に来て、どかどかするからだを、つめたい草に投げました。
町の灯は、暗やみの中をまるで海の底のお宮のけしきのようにともり、子供らの歌う声や口笛、きれぎれの叫さけび声もかすかに聞えて来るのでした。風が遠くで鳴り、丘の草もしずかにそよぎ、ジョバンニの汗あせでぬれたシャツもつめたく冷されました。ジョバンニは町のはずれから遠く黒くひろがった野原を見わたしました。
そこから汽車の音が聞えてきました。その小さな列車の窓は一列小さく赤く見え、その中にはたくさんの旅人が、苹果りんごを剥むいたり、わらったり、いろいろな風にしていると考えますと、ジョバンニは、もう何とも云えずかなしくなって、また眼をそらに挙げました。
あああの白いそらの帯がみんな星だというぞ。
ところがいくら見ていても、そのそらはひる先生の云ったような、がらんとした冷いとこだとは思われませんでした。それどころでなく、見れば見るほど、そこは小さな林や牧場やらある野原のように考えられて仕方なかったのです。そしてジョバンニは青い琴ことの星が、三つにも四つにもなって、ちらちら瞬またたき、脚が何べんも出たり引っ込こんだりして、とうとう蕈きのこのように長く延びるのを見ました。またすぐ眼の下のまちまでがやっぱりぼんやりしたたくさんの星の集りか一つの大きなけむりかのように見えるように思いました。
そしてジョバンニはすぐうしろの天気輪の柱がいつかぼんやりした三角標の形になって、しばらく蛍ほたるのように、ぺかぺか消えたりともったりしているのを見ました。それはだんだんはっきりして、とうとうりんとうごかないようになり、濃こい鋼青こうせいのそらの野原にたちました。いま新らしく灼やいたばかりの青い鋼はがねの板のような、そらの野原に、まっすぐにすきっと立ったのです。
するとどこかで、ふしぎな声が、銀河ステーション、銀河ステーションと云いう声がしたと思うといきなり眼の前が、ぱっと明るくなって、まるで億万の蛍烏賊ほたるいかの火を一ぺんに化石させて、そら中に沈しずめたという工合ぐあい、またダイアモンド会社で、ねだんがやすくならないために、わざと穫とれないふりをして、かくして置いた金剛石こんごうせきを、誰たれかがいきなりひっくりかえして、ばら撒まいたという風に、眼の前がさあっと明るくなって、ジョバンニは、思わず何べんも眼を擦こすってしまいました。
気がついてみると、さっきから、ごとごとごとごと、ジョバンニの乗っている小さな列車が走りつづけていたのでした。ほんとうにジョバンニは、夜の軽便鉄道の、小さな黄いろの電燈のならんだ車室に、窓から外を見ながら座すわっていたのです。車室の中は、青い天蚕絨びろうどを張った腰掛こしかけが、まるでがら明きで、向うの鼠ねずみいろのワニスを塗った壁かべには、真鍮しんちゅうの大きなぼたんが二つ光っているのでした。
すぐ前の席に、ぬれたようにまっ黒な上着を着た、せいの高い子供が、窓から頭を出して外を見ているのに気が付きました。そしてそのこどもの肩かたのあたりが、どうも見たことのあるような気がして、そう思うと、もうどうしても誰だかわかりたくて、たまらなくなりました。いきなりこっちも窓から顔を出そうとしたとき、俄かにその子供が頭を引っ込めて、こっちを見ました。
それはカムパネルラだったのです。
ジョバンニが、カムパネルラ、きみは前からここに居たのと云おうと思ったとき、カムパネルラが
「みんなはねずいぶん走ったけれども遅おくれてしまったよ。ザネリもね、ずいぶん走ったけれども追いつかなかった。」と云いました。
ジョバンニは、(そうだ、ぼくたちはいま、いっしょにさそって出掛けたのだ。)とおもいながら、
「どこかで待っていようか」と云いました。するとカムパネルラは
「ザネリはもう帰ったよ。お父さんが迎むかいにきたんだ。」
カムパネルラは、なぜかそう云いながら、少し顔いろが青ざめて、どこか苦しいというふうでした。するとジョバンニも、なんだかどこかに、何か忘れたものがあるというような、おかしな気持ちがしてだまってしまいました。
ところがカムパネルラは、窓から外をのぞきながら、もうすっかり元気が直って、勢いきおいよく云いました。
「ああしまった。ぼく、水筒すいとうを忘れてきた。スケッチ帳も忘れてきた。けれど構わない。もうじき白鳥の停車場だから。ぼく、白鳥を見るなら、ほんとうにすきだ。川の遠くを飛んでいたって、ぼくはきっと見える。」そして、カムパネルラは、円い板のようになった地図を、しきりにぐるぐるまわして見ていました。まったくその中に、白くあらわされた天の川の左の岸に沿って一条の鉄道線路が、南へ南へとたどって行くのでした。そしてその地図の立派なことは、夜のようにまっ黒な盤ばんの上に、一一の停車場や三角標さんかくひょう、泉水や森が、青や橙だいだいや緑や、うつくしい光でちりばめられてありました。ジョバンニはなんだかその地図をどこかで見たようにおもいました。
「この地図はどこで買ったの。黒曜石でできてるねえ。」
ジョバンニが云いました。
「ああ、ぼく銀河ステーションを通ったろうか。いまぼくたちの居るとこ、ここだろう。」
ジョバンニは、白鳥と書いてある停車場のしるしの、すぐ北を指さしました。
「そうだ。おや、あの河原かわらは月夜だろうか。」
そっちを見ますと、青白く光る銀河の岸に、銀いろの空のすすきが、もうまるでいちめん、風にさらさらさらさら、ゆられてうごいて、波を立てているのでした。
「月夜でないよ。銀河だから光るんだよ。」ジョバンニは云いながら、まるではね上りたいくらい愉快ゆかいになって、足をこつこつ鳴らし、窓から顔を出して、高く高く星めぐりの口笛くちぶえを吹ふきながら一生けん命延びあがって、その天の川の水を、見きわめようとしましたが、はじめはどうしてもそれが、はっきりしませんでした。けれどもだんだん気をつけて見ると、そのきれいな水は、ガラスよりも水素よりもすきとおって、ときどき眼めの加減か、ちらちら紫むらさきいろのこまかな波をたてたり、虹にじのようにぎらっと光ったりしながら、声もなくどんどん流れて行き、野原にはあっちにもこっちにも、燐光りんこうの三角標が、うつくしく立っていたのです。遠いものは小さく、近いものは大きく、遠いものは橙や黄いろではっきりし、近いものは青白く少しかすんで、或あるいは三角形、或いは四辺形、あるいは電いなずまや鎖くさりの形、さまざまにならんで、野原いっぱい光っているのでした。ジョバンニは、まるでどきどきして、頭をやけに振ふりました。するとほんとうに、そのきれいな野原中の青や橙や、いろいろかがやく三角標も、てんでに息をつくように、ちらちらゆれたり顫ふるえたりしました。
「ぼくはもう、すっかり天の野原に来た。」ジョバンニは云いました。
「それにこの汽車石炭をたいていないねえ。」ジョバンニが左手をつき出して窓から前の方を見ながら云いました。
ごとごとごとごと、その小さなきれいな汽車は、そらのすすきの風にひるがえる中を、天の川の水や、三角点の青じろい微光びこうの中を、どこまでもどこまでもと、走って行くのでした。
「ああ、りんどうの花が咲いている。もうすっかり秋だねえ。」カムパネルラが、窓の外を指さして云いました。
線路のへりになったみじかい芝草しばくさの中に、月長石ででも刻きざまれたような、すばらしい紫のりんどうの花が咲いていました。
「ぼく、飛び下りて、あいつをとって、また飛び乗ってみせようか。」ジョバンニは胸を躍おどらせて云いました。
カムパネルラが、そう云ってしまうかしまわないうち、次のりんどうの花が、いっぱいに光って過ぎて行きました。
と思ったら、もう次から次から、たくさんのきいろな底をもったりんどうの花のコップが、湧わくように、雨のように、眼の前を通り、三角標の列は、けむるように燃えるように、いよいよ光って立ったのです。
第1期のEDで、あ、あれってハクビシン!?って歌詞があるけどその直後ほたるんが“イタチですよ!”と訂正する場面がある
第3期の最新話でイタチ出てきたんだけどイタチという学名、科目が出てきてたけどあれこそハクビシンじゃないの?
のんのんびよりではれんちょんがハクビシンを知ってるのかイタチとの違いを区別出来てるのかあるいは同種族なのかその辺の理解が中々こちらには及んでこない
もしかしたらのんのん時空ではハクビシンとイタチは同種族なのかもしれないし、イタチを見てハクビシンだ!と思う程のんのん世界におけるハクビシンはイタチに接近あるいは既に同個体化しちゃってるのかもしれない
しかしハクビシンといえばファッチューチョンだしイタチは食べ物じゃないからそれで判断できるのかな
知らんけど。
「セーラームーン側は、再び【セーラームーンというコンテンツ】を流行らそうなんて、思ってないんだな」と思った。
前編を見た時、「まぁ90分でまとめなきゃいけなかったし、多少の説明不足は仕方ないよね」って気持ちだったけど、後編がここまでとは思わなかった。
たくさんの「セーラームーンを愛している大人達」がたくさんの愛をもって作ったんだなって、前編のエンディングでしみじみと感じたし、後編もそれは変わらなかった。
「ここは泣くだろう、グッとくるだろう」って意図をもって作られたであろう所はおそらく漏れなくグッときてた。
変身シーンも技のシーンも、「あの頃のセーラームーン」に寄り添ってくれていて、とても嬉しかった。
説明してても、駆け足すぎた。
「あの頃」の感情で見ている私はグッときて泣きそうになっているのに、頭の片隅で30歳を超えた私が「これ、初見の人、意味分かんないよね?大丈夫?」とか「シーンが飛びすぎて混乱するな・・・」って思ってしまった。
ある程度は仕方ないと思うし、原作でいうと後半の話だから全てを説明できないのはわかる。
「前の戦い」って?
なんで外部系4戦士だけ「戦いは終わってる」の?
ネオクイーンセレニティとプリンセスセレニティとレディセレニティって別物なんだっけ、あれ?
結局セーラー戦士全員プリンセスなの?え?なんで?セーラームーンだけじゃなくて?
「私」は分かる。
でも、久しぶりにセーラームーン見た人って、分からない人、多かったんじゃないかな。
私も正直「・・・あ、そっかそっか、そうだったね!」みたいな箇所あったし。
もちろん「あの頃」、感覚的に理解していただけだからっていうのはあると思う。
気持ちは「あの頃」に戻ってても、30歳超えた私は「理論的に」理解したい、「そんなもんだよね」で飲み込めなくなってしまった。
だから、私のせいでもある。
でも、この映画は少なくとも「元々のファンの人も、初めてセーラームーン見る人にも楽しんでもらおう!またセーラームーンを流行らせていこう!」ではないと思う。
「あの頃」、セーラームーンが大好きで、「今でも」セーラームーンが大好きな人「だけ」に向けて作られた作品だった。
それが、私はすごく、悲しかった。
鬼滅の刃までは行かなくても、ちょっとでも新規の人が増えたらいいなって思ってたのに。
25周年を迎えても尚、コラボ商品のオンライン通販でサーバーダウンさせるほどのコンテンツって、本当にすごいと思うの。
でもやっぱり、コンテンツの継続には新規獲得が欠かせないから、この映画でそれができたら嬉しいなって思ってた。
予算とか時間制限とか、そりゃ大変なことはいっぱいあったと思うけど、もう少し、万人向けにしてくれたら良かったのにな、って思いました。
シンデレラガールズ9周年イベントの追加出演者が先日(と言っても結構前だが)発表された。ボイスオーディションでボイス追加となった辻野あかり(実際に出演するのは担当声優だが以下キャラ名で記述する)、砂塚あきら、桐生つかさが出演することは最初から明かされていたが、追加の出演者はニュージェネレーションズの3人、それに夢見りあむと白菊ほたるだという。
これを見れば誰でも、「ああユニ募を揃えてきたのね」と思うだろう。でも揃うのって、実は当たり前ではないのではないか?
この記事は別にりあむの出演を批判するものではない。むしろ逆だ。ユニット名募集中という定着しつつあるユニットがあり、熱が冷めないうちに展開していく。いいことだと思う。過去数年総選挙においても、ボイスが付いたはいいがその後の展開が滞り、担当Pがぶーたれてるのを時折目にする(( それは総選挙の問題というより、デレステの問題なのだが ))。そういうのは少ないほうがいい。そういった観点でユニ募の展開は(まだされると決まったわけではないが)理想的なものだと思っている
でも、だ。これでつかさにも同じ展開があったのなら、今年はそういうふうにやっていくんだな、いいじゃないか、ってことで理解できる。だが、つかさにそういう展開が待っているようには見えない。ほたるとつかさってなんか強い関連性あったっけ。ないよね?多分。あったらこの記事は消える。と考えると、やっぱりユニ募の「新キャラ」という特性を考えずにはいられない。
筆者は今でもvelvetRoseやmiroirに対してあまり良い感情を抱いていない。それは、限られたリソースの順番待ちという面を持つコンテンツであるシンデレラガールズに、最初から全てを持って入ってきて、潤沢な出番が保証されており、出番があるから人気が出るという正のスパイラルを何もなしに持っているという嫉妬の感情からだ。
一方であかりあきらりあむにはやや良い感情を抱いていた。彼女らは話題性という要素を除けばボイスがない状態で追加され、後発4人のような潤沢な出番が用意されていることも(少なくとも後発4人比で)なかったからだ。新キャラ7人はなんとなく2パターンいるんだな、という理解をしていた。
だが今年はどうだ。4位以下の順位が不透明なボイスオーディションが開催され、あかりとあきらはボイスを獲得し、実装時ボイス無しではまだ異例と言っていい限定SSRまでも登場し、ユニット名募集中という新人どうしのユニットで活躍できるようなお膳立てがされている。ことしのあかりとあきら(( りあむは総選挙の結果や人気から妥当に思う ))の活躍や登場ぶりは、もはや後発4人に劣らないほどになっていないか。もう「あかり達は出番がゴリ押しされてないから」なんて、言えないのでは?これはただの偶然だろうか?筆者には、そうは思えない。
つまり、ユニ募の3人って、「最初は目立たないが徐々に人気が出て、ユーザーの人気でボイスが付いて活躍する」ように最初から仕込まれていて、「新キャラは2パターン」なんてのは、俺の勘違いで、経緯の違いはあれどみんな同じように活躍するシナリオになっていたのだ。この7人がシンデレラガールズの新しい看板を担う日も、きっとそう遠くないだろう。なんか寂しいや。いっつもバカやって遊んでる友達にいつの間にか彼女が居た気分だ。
に続き備忘録として簡単な感想と一緒に当時見ていた作品を書き記してみたい。anond:20201009122752に続く
一期のラスボスが二期で意外な活躍を見せる所が面白かった。キャラデザのイメージに反して意外と皆真面目な公務員なのも地味に面白ポイントだったり。
島﨑信長さんが演じる黒崎さんと櫻井孝宏さんが演じる瀬名さんがバディを組んで、大川透さんが演じる船坂さん達がそれを支える展開に某ロボアニメを連想してニヤリとしたり。
亜人の佐藤さんが大暴れするアニメ。以前劇場版アニメも作られていたそうだけど、TV放送版とは内容が異なるらしい。
不死身の体と目に見えない幽霊を操作する能力を持った亜人達が戦いを繰り広げる作品で、とにかく佐藤さんのキャラが強烈だった。大塚芳忠さんが演じる壮年のおじさまは本当に強い。
宮野真守さんがEDの曲を歌っていたけど本当に歌が上手いんだなと思った。
アルスラーン戦記の第二期。コミック版の内容を追い抜いてしまったので、漫画ではなく小説を参考にアニメ化されていた。ラストはアニオリ要素が強かった気がする。
藍井エイルさんの歌う主題歌「翼」が本当に良い曲だった。放送から何年か経ったけど今後続編が作られる望みは薄いだろう事は残念。
高校ラグビーを題材にした漫画のアニメ化作品。2クール目OPの生者ノ行進という曲が泥臭くてカッコ良かった。
内容は真剣にラグビーをやっているんだろうけど、キャラが妙にもじもじしていたのが気になった。多分原作者の雨瀬シオリ氏は女性だと思う。
少女漫画原作の青春物作品。他の作品でも思ったけど高橋優さんの手掛けたOP曲が爽やかで良い感じだった。
未来の自分から送られてきた手紙を読んだ主人公達が過去を変えようと頑張る話だけど、どうやって未来の人間が過去に手紙を送ったかは詳しく説明されていなかった気がする。そこは気にしなくてもいいかも。
TRIGGERが送るSF青春アニメ。個性豊かなキャラクター達が恋をしたり友情を結んだり好きな相手を巡って喧嘩したりとかそんな作品だったような気がするけどあまり覚えていない。
岡田磨里さんが携わった作品だけど、最初から主人公に好意を向けていた女の子が振られて、最終的に皆それぞれ良い感じの相手とくっ付く展開を他に見た事あるような気がする。
二期の放送終了からそろそろ4年経とうとしているけど未だに良く話題に挙がるガンダム。
全体的に破滅へと繋がる暗いノリが続く。1クール目の終盤からは最終的にどういう展開になるのか読めないという点で本当に先が気になった。
終わってみると僕は賛否両論のどちらかで言うと賛側の人間だったので、今となっては特に不満は無い。そういう展開TVガンダムでやれるんだ…と感心してしまったくらい。
OVAで展開していた作品をTV放送用に編集したアニメ。一部作画の描き直しなどが行われていたらしい。
僕はUCのOVAは2巻くらいまでしか見ていなかったので新鮮な気持ちで見る事が出来た。番組の中で視聴者から送られてきたハガキなどが紹介されているのを見て、小さい子でもガンダムを見るんだなと驚いた。
副音声に原作者の福井晴敏さんも出演されていたけど、実はZZはUCの原作の執筆を始める一年ほど前に初めて見たと仰っていて驚いた。Zの後ZZを飛ばして逆襲のシャアを見る人が多いという話は本当だったんだ。
ゲーム逆転裁判のアニメ化作品。逆転裁判は体験版で触れた内容くらいしか知らないけど、それでもゲームの要素をアニメに取り入れて作っている事は伝わってきた。
梶裕貴さんのナルホドくんは意外なキャスティングだと思ったけど、終わってみれば合ってたと思う。第一期EDの「Message」を主題歌も好きだった。アニオリっぽい雰囲気の話も好きだったな。
人の言葉を話せる熊さんと中学生巫女さんが田舎で暮らしてる話。放送終了後に最終回のアニオリ展開がどうとかで非常に荒れてた覚えがある。
僕はヤンキーっぽい人が登場したあたりで何かこのアニメ怖いな…と思ったけど、最終回はそこまで荒れるような物だとも思わなかったので炎上した事が非常に不思議だった。まちちゃんが可愛かった。
灰は時を超え夢は遥か彼方へ向かうロボットアニメ。OPをGLAYが担当した事で僕の中で話題になった。アクエリオンロゴスと放送時期が近かったような気がする。
ロボットアニメなのにロボットで戦闘する回より学園生活を描写した回の方が多かった記憶がある。モブっぽい人達が敵に結構残忍な殺され方をしていたのが非常に印象深い。
いかにも悪人っぽい外見の人が実は最後まで良い人のままだったり、色々とお約束を外しに来ていたのが楽しかった。女性陣を始めキャラデザも良い感じだった。好きな作品。
吸血鬼とゾンビの中間のような怪物カバネと日ノ本の侍達の戦いを描いたスチームパンク物。美樹本晴彦さんのキャラクターデザインはまだまだ現役で通じるという事を知らしめた作品だと思う。
監督が進撃の巨人を手掛けた荒木哲郎さんで音楽がガンダムUCの楽曲を担当した澤野弘之さんだったり何とも豪華な作品。その後劇場版が公開されたって事は評判も良かったんだろうか。
ラスボスを務める悪役美馬様を始め終盤の展開に色々文句を言われていた記憶があるけど、僕は最後まで楽しんで見ていた。僅かな描写で父親への複雑な愛憎が感じられる美馬様は個人的に面白いキャラだと思った。
最近主人公生駒の声を担当した畠中祐さんとヒロインの無名ちゃんの声を担当した千本木彩花さんが現実で結婚された事は記憶に新しい。
大人気異世界コメディ。雨宮天さんといえばお馬鹿キャラの声というイメージはこの作品から広がったような気がする。
主人公カズマの声を担当した福島潤さんもこの作品のヒットから仕事が増えるようになったとか。良い事ですなぁ。
何て言うか直接的なシーンは少ないんだけど雰囲気がエッチなアニメだった記憶がある。確か水樹奈々さんがOPを歌っていた。恋する女の子ってエッチなんだなぁと思った。その雰囲気に惹かれて見てました。
リゼロと放送時期が被っていたお陰で声が小林裕介さんのスバルくんってキャラが同じクールに二人も居るのが面白かった。
OPのCOOL!COOLER!COOLEST!ってフレーズだけは何年経っても忘れられないし本編もそんな感じで滅茶苦茶濃かった記憶があるスタイリッシュなコメディアニメ。
坂本くんはもう他の声が想像出来ないくらい緑川光さんの声がハマっていた。坂本くんに憧れる不良くんの声は杉田智和さんだった。全体的に声優さんが豪華なアニメだったのかな。
このOPひょっとしてBUMP OF CHICKEN?と思ったら本当にBUMP OF CHICKENだったそんなアニメ。これまた主題歌がどれもこれも全部好きなアニメだった。
河西健吾さんは鉄血のオルフェンズの三日月の印象が強かったけど零くんの声が河西さんって事にスタッフロールで名前を見るまで気付かず雰囲気の違いに驚く。
その零くんの身近に声が櫻井孝宏さんの林田先生や声が細谷佳正さんの高橋くんが居るのは某ロボアニメと放送時期が近かったのもあって妙にニヤニヤしてしまう。
プロ棋士の生き様が題材の話なんだろうけど、どうも学校での女子生徒のいじめの話とか将棋と関係ない話も多くて見ていて暗い気持ちになる事も多かった。後何年かしたらまた続編が作られそう。
はっきり言いますとタイトルに釣られて視聴しました。「12歳。大人でもない、子どもでもない微妙なお年ごろ」ってキャッチフレーズに12歳って子供じゃんって突っ込んだ僕は甘かったです。想像の何十倍も12歳は進んでいました。
この作品に登場する王子様役の高尾くん、本当に何でも出来ます。能力も成熟した精神も完全に子供の物ではありません。僕はこのアニメを見ていて自然と彼の事を高尾様と呼ぶようになり度々黄色い悲鳴を上げていました。
主人公の綾瀬ちゃんと高尾くんのカップルは正に安定した恋人そのもので見ていて安心感を得られますが、もう一人の主人公結衣ちゃんと桧山くんのカップルはそうは行きません。一難去ってまた一難の連続です。
そしてどちらのカップルの方が見ていてドラマティックかと言われると、それは間違いなく結衣ちゃんと桧山くんの二人です。彼女達は仲良くなったと思ったらまたちょっとした事ですれ違ったり、その後また仲良くなったりの繰り返しです。
彼女達の恋愛模様はまだ完全な大人の物ではないかもしれませんが、完全に子供の域を逸脱しています。正にキャッチフレーズの「大人でもない、子どもでもない微妙なお年ごろ」の通りでした。
12歳。小学6年生の内に濃密な恋愛を体験してしまった彼女達がこれから先中学生、高校生と成長すれば一体どうなっていくのか…とても末恐ろしいですが、恐らくそこまで描かれる事は無いのでしょう。ちゃおの作品ですから。
大人気恋愛アドベンチャーゲームマブラヴの外伝小説のアニメ化作品。2010年代になって鈴村健一さんが主役を演じた珍しいロボットアニメだと思う。
原作はかなりハードコアな描写がある小説らしく、アニメでもそれを匂わせる描写があった。CV田村ゆかりさんの悪役キャラが最後まで強かった。
メインを張る声優さんがめちゃくちゃ豪華でしかも皆落語に精通しているという凄いアニメ。落語も凄いけど人間関係のドロドロっぷりも凄い。
ファンの人達による最終回の考察を見ると主人公の与太郎が一番可哀想だなって思う。主人公は八雲師匠の方かもしれないけれど。本人は幸せそうだから良いのかもしれないけど、数年経った今でも与太郎が可哀想で仕方ない。
詳細はよく覚えていないけれどスパイの話だったと思う。CV堀内賢雄さんのボスが滅茶苦茶カッコ良かった。D機関に所属する諜報員は一人も例外も無く超優秀で凄いなって思う。
現実にもこういうスパイの人達が実在したのかもしれないと考えるとロマンがある。D機関を一方的にライバル視する風機関って組織とそのメンバーは今でもカルト的人気を誇っているらしい。
初めて見たTVアニメ版ジョジョだった。一部~三部はそれまでのゲームやアニメでキャスティングされた理由が好きという理由でどうしても見れなかったけど、これまでメディアミックス化された事の無い四部なら…という理由で見始めた。
原作を読んでいるから先の展開は全部分かっているのにそれでも面白いというのは不思議な感覚だった。OPはやっぱり3つめのGreat Daysが好きかも。ジョジョのアニメはジョジョを好きな人が作ってるのは伝わって来て良い物です。
ジャンプSQで連載している和風ファンタジーバトル漫画のアニメ化作品。月刊連載で原作ストックがそんなにある訳ないだろ!と思っていたけどやはり思っていた通り3クール目くらいからはもうほぼアニオリ展開オンリーだった。
声優さんのキャスティングはハマっていたと思うしイトオカシの楽曲も好きだった。時々異常に作画が良い回があるのもstudioぴえろ作品って感じ。一部アニメ先行で出したキャラが原作漫画にちゃんと出てくるのも良かった。
アニオリのデスラップキャラにはアニメを置いてけぼりでぽかんとさせられた。アニメ終了後原作にそのキャラが逆輸入されたけど、未だにそのぽかんとした時の思い出が蘇る。
2016年にもなってタイガーマスクってマジかよ!って思ったらマジだったアニメ。実在プロレスラーも出てくる。OPもEDも本当にカッコいいんですよこのアニメ。
田中亮一さんと柴田秀勝さんが半レギュラーで出てるアニメとか嘘でしょう!?と思ったら旧作のタイガーマスクから続投のオリジナルキャストなんだとか。多分オリジナルのタイガーマスクを知っていればもっと楽しめただろうと思う。
島田敏さん演じるイエローデビルってヒールレスラーが強くてカッコイイの何の…終盤ザ・サードって三人目のタイガーマスクになってから弱体化した?と感じてしまった。何か最終回付近は女子プロの話だったような気がする。
2クール目からだけどやっぱりKinKi Kidsの楽曲は良いなあ…と思ったアニメ。昔から思っていたけど僕はジャニーズがタイアップで歌うアニソンは結構好きだったりする。皆歌が歌って踊れるアイドルだから歌は上手だし。
作品のノリは「実は今教科書で教えられている歴史は全て嘘だったんだ!」という一期より「歴史上の偉人と仲良くなってアイテムを譲ってもらおう!」という二期の方が好きだった。ツボに入って笑った回も結構あった気がする。
ホリさんの滝口順平さんの物真似とかキムタクの物真似とか、CV三宅健太さんのスズッキーってキャラがミヤッケーって弄られたり、放送枠ネタでヒロアカのオールマイトネタやったり、声優さんを使ったネタは出てくる度に笑っていた。
駄菓子を題材した漫画のアニメ化作品。ほたるさんもサヤ師も可愛かった。一期は尺が長すぎて大変そうで、二期は尺が短くて見てるこっちは何か物足りないという、帯に短したすきに長しなアニメ化だったような印象がある。
細谷さんってこういう淡々と冷静に突っ込むキャラ向いてるよなーって思ったアニメだった覚えがある。女の子の中に1人空気が読めていないようで実は誰が誰を好きかとか瞬時に見抜く観察眼を持ってる子が居たような気がする。
田中くんと太田くんって名前は爆笑問題から取られたって話は有名だけど原作者さんは爆笑問題好きなんだろうか。そういえばあの二人モンスターズ・インクとアイス・エイジで吹き替え声優さんしてたなぁ。
テガミバチの浅田弘幸さんがキャラクター原案を担当したアニメだった。
けれど尺の問題なのか、肝心のチアリーディングの描写が少なくて消化不良だったような?小説が原作らしいけど、そっちだと違うんだろうか。
最初ははいふりってタイトルで1話のラストでハイスクール・フリートでタイトルが明かされたんだっけ?女の子達が軍艦に乗って戦うアニメだったと思う。
放送中にやたらと叩かれていた記憶があるけど、現在でも作品の展開が続いているという事は間違いなく人気はある。キャラが可愛いし割と満足しながら見ていたけど、この作品に海のガルパンを求めていた人達が居たみたい。
細谷佳正さんが少年役として主人公の声を演じる珍しい作品だった記憶がある。異世界転移?物らしいけどアニメを見ただけではどういう状況でああなっていたのかは分からなかったと思う。
ゴブリンスレイヤーより先にひたすらゴブリンを狩っていたアニメとして時々語られていた気がする。二期は…今のところは無いんだろうな。
0.まえがき
デレマスのアイドルは現在190名(デレマスオリジナルに限る)実装されており、
うちキュートが66人、クールが65人、パッションが62人である。
一方、日本人の血液型はA型37%、O型32%、B型22%、AB型9%とされている。
深田えいみがtwitterで50万票を集めたアンケートでも、誤差はあるがほぼこれに近い結果が出ていた。
https://twitter.com/FUKADA0318/status/1283207024738594817
この割合をそのままデレマスに当てはめるなら、A型70人、B型42人、O型61人、AB型17人に近い結果になるはずだが、実際にはどのような比率になっているだろうかと思って調べた結果、面白いことが分かったので書く。
1.全体的に
おそらく「ABは少なめにしつつ全体でバランスを取って…」的な意識が働いたのであろうが、それでもAB型とB型が多めで、A型が極端に実際の比率より少い結果になっている。
血液型占いを信じているかどうかは別にして、一般的に「A型は真面目で几帳面、O型はおおらか、B型はマイペースで自己中心的、AB型は二面性のある天才肌」的なイメージがある。
だからわざわざキャラクターに血液型が設定されているし(外国人には不思議らしい)、作り手も人によってはそのイメージを気にする。
(典型的なのは、遙・水月・茜のセンターヒロイン3名が全員A型の『君が望む永遠』)
そのためだろうか、デレマスでも属性によって上記の比率に著しい偏りが見られる。
2.キュート
O型は三村かな子、小日向美穂、あべななさんじゅうななさい、村松さくらなどイメージ通りの人が揃っており、
A型も櫻井桃華、涼宮星花、相原雪乃といったお嬢様勢を含め真面目そうな子が多い(工藤忍、乙倉悠貴、辻野あかりなど)一方で棟方愛海が含まれている。
B型はある意味パブリックイメージ通り(双葉杏、前川みくにゃん、宮本フレデリカ、輿水幸子、遊佐こずえなど)だが、
AB型は持田亜里沙てんてー、五十嵐響子、小早川紗枝、白菊ほたるなど『天才肌か?』と思うキャラは多い。
3.クール
明らかにO型が少なく、逆にAB型の過半数はクールである。おおざっぱなクールは似合わないということか。
一方で、AB型のクールはヘレンさんなどは似合っているし、鷹富士茄子、高垣楓、梅木音葉などは天才型といっても良いのだろうが、神谷奈緒や三船美優など天才型というイメージには遠いキャラも多い。
ちなみにB型のクールにはシンデレラガールが3人(凛、加蓮、周子)いる。
4.パッション
A型が少ない。几帳面なパッションは似合わないと言いたいのか(増田はPaP)。
O型は確かにおおらかそうな人が揃っている(高森藍子、十時愛梨、海老原菜帆、及川雫など)。