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2024-08-24

anond:20240822121833

元増田ではないが気持ちがわかる部分があり擁護する

自信はアマチュアDTMやってるアラフォー人間

ニコニコ動画やらが全盛期の世代。(歌ものは作っていないが)

当時20万近くしてプロしか買えなかったKOMPLETE5が突如セールをやり、学生でも5万円でスタンダードで買えたことが感慨深いね

プロ御用達だったミックスマスタリングツールWavesもそう。2008年くらいのプロしかできない電子音楽からアマチュアもできる電子音楽に変革した気がする。その後ボカロも出てきた)

元増田がいいたいのは、枠を超えた新しい音楽表現が近年でていないのではないかという話だと思っている。

そこで個人音楽体験をいうのは違う。(ブコメでも一部言及されている)

元増田テクノ界隈なので、音楽理論(=現代音楽微分音含む)の話はおいておく。

なお、民族音楽テクノの組み合わせは広範囲実施されていることは存じ上げていて重要だが、枠を超えたという意味だと弱いと思う。

個人的には西アフリカジャンベの複雑なリズムテクノに活かされてほしいが、別に大局的には新しい音楽ではないだろう。リズムパターンを変えただけなので)

私は歴史しか知らないが80'sや90'sは電子音楽の全盛期だったと感じる。技術アップデート音楽につながるといった流れだ。

有名なのはシンセサイザーTB-303だが, TR808 or 909 もあるし、鍵盤系だったらJD800(それこそ小室哲哉ピアノ)やsupwersawのJP8000(8080)もあった。

また、シンセではないSC-88proのようなPCM音源(≒いわゆるMIDI音源)も重要であろう。アマチュア音楽家もハマり、それが今のDTM人口もつながっている。なにより、プロ使用していた。(レイハラカミボカロ勢(i.e. sasakure.UK))

また、各種トランスサイケ含む)やドラムンベースなど一世を風靡したジャンルがあったのもこのころだと思う。

あとオウテカのような音響系も盛んだった。あと日本でいうWEGのようなIDM系もね。

00's後半になるとエレクトロ全盛期があった。ダフトパンクジャスティスだね。

10's前半はスクリレックス代表されるベース音楽(BROSTEP, etc)が流行った、スクリレックスは従来の加算系シンセFM8で音を作ったとのこと立ったが、いままで減算シンセでつくった音をいかにひずませるか(それこそ00's後半)からすると衝撃的だったよね。しかも当時倍音を出せるソフトウェアシンセMassiveでなくFM8でやったなんて。そこからウェーブテーブルシンセ音色(おんしょく)探求が始まった。増田もそこらへんの世代。一方ニコニコではボカロ黎明から全盛期になっている。ここを組み合わせたうまい人は今一戦でやっているね。

そのあとは、2013年くらいにTrap やFootWorkといった80'sリバイバルが起き(FootWorkはリズム芸人なところもあって好きだが)

そのあと#Seapunkを経たFuturebassが主流になり、数年前ベースボコーダーを合わせたColourBassが流行っている。

並行してボカロ≒JPOPもリリースカットピアノだの譜割りだのはアッパーになっている。

しかし、ジャンル的には細かい改善点であり、大きな変曲点は最近なさそう。というか10スパンしか来なさそう。

そういったことを元増田はいたかったのではないか

2024-01-02

anond:20240102165110

いやAdoちゃん聞くしAdoちゃんはこの時代でなくても売れたと思うけど

まったく好感度下がらんけど

 

『うるさい』って言われたら『たし🦀』としか思わん

ウド・シャウトが静かだったらおかしいでしょ・・・

 

なお、ワイ推しYouTube貼っておきました

 

おっさんおばさんばかりになったから、日本は色んなアイドルがおるぞ

https://anond.hatelabo.jp/20240102103001

 

まぁアイドルだけでなくてピアソラクラブミュージックラップネオジャズピアノインスト民族音楽聴くけどね

2023-12-19

anond:20231218214639

ジャズはだいたい100年ぐらいの歴史があり、次のような特徴がある。かなりの端折りが入っていることには留意してくれ。

1920年前後 ディキシーランドニューオリンズジャズ

世界最古のジャズレコードとされているのは1917年。このころのごくごく初期のジャズで、形式や編成には幅があるが、ディズニーランド演奏されてそうなゴキゲンで楽しげな感じといえばイメージできるかもしれない。

トランペット(またはコルネット)・クラリネットトロンボーンの3つの管楽器アドリブを交えながら同時に演奏するのが特徴的なスタイル

当時の録音ではドラムセットアンプなどは発展途上の段階で、ドラムスネアやウッドブロック中心のマーチングっぽい感じ、ギターのかわりにバンジョーベースチューバなどが使われることが多い。

具体的にはこういう感じ。これはヨドバシカメラCM原曲であるhttps://www.youtube.com/watch?v=dsp-cA89Wio これぞとされる名盤特に思い当たらない。

当時の録音技術はぜんぜん良くないので、古い録音をリマスタリングした音源を聞いても聞きづらいしノイズもひどい。1950年ごろまではおしなべてこうで、それ以降に録音された音源のほうが聞きやすいと思う。

個人的にはSean MoysesのTiger Rag!というアルバムが好きではあるが、ディキシーランドジャズといよりもジャズバンジョソローアルバムという色が強い。

1935年前後 ビッグバンドスウィング・ジャズ

オーケストラっぽい大編成によるジャズであるクラシックオーケストラとは違い、弦楽器セクションがいることはまずない。ドラムベースピアノギターリズムセクションと、トロンボーントランペットサックス+クラリネットという編成が典型

リズムのキメやソリやトゥッティのかっちりとしたアレンジ、分厚いバッキングを背負いながらのソロ回し、大人数による静と動のコントラストなどが特徴である

バンリーダーとしてはベニー・グッドマングレン・ミラーデューク・エリントンカウント・ベイシーの四者が特に有名。どこかしらで耳にしたことがある曲も多数あると思う。https://www.youtube.com/watch?v=aME0qvhZ37o

個人的にはFletcher Henderson - Swing The Thingsというアルバムが好きではあるが、これもまたとにかく録音が悪い。

バディ・リッチや、BBC Big Bandによる後年の録音や、より現代的なビッグバンドであるGordon Goodwin's Big Phat Bandなどのほうが聞きやすいと思う。

1940年前後1970年前後 ビバップモダンジャズフリージャズなど

スーツを着たジャズメンが4〜5人程度でバーナイトクラブ演奏してしそうなジャズイメージしてほしい。だいたいそれがモダンジャズであるモダンと銘打ってはいるが、70年ぐらい昔の音楽スタイルである

ビバップハードバップモードジャズなど演奏理論の違いによって通常さらに細かく分けられるが、全体的な構造や編成として大きな差はあまりない。

イントロテーマアドリブソロ回し→(バース)→テーマアウトロ という構成で進むのは変わらないまま、どのように斬新なソロをとるか?という音楽理論が30年かけて煮詰まっていった思っておけばよい。

チャーリー・パーカービバップ代表的奏者であるが、当時の録音も良くはなくソロ音感が強くないとぜんぶ同じに聞こえてしまうと思う。1950年代後半あたりに聞きやすアルバムが多くある。

具体的にはMiles Davis - Bag's Groove,Sonny Rollins - Saxophone Colossus, Sonny Clark - Cool Struttin'、Art Blaky - Moanin'など。この4つは一般的にも名盤とされているし個人的にも大好きである

1965年前後あたりのマイルス・デイヴィスジョン・コルトレーンアルバムはだいぶ煮詰まっていてよりエクストリームになっていて、これはこれでまた独特の趣がある。

独特の趣でいうと、ジプシージャズマヌーシュスウィングというスタイルもある。

これはジャンゴ・ラインハルトの一強で、ギターバイオリン存在や独特のメロディセンスが特徴であるhttps://www.youtube.com/watch?v=gcE1avXFJb4

また、フリージャズという既存音楽理論的制約を無視した……平たく言えばめちゃくちゃやってるだけじゃねーのか?という演奏スタイルも勃発した。

ノイズに近い激しいロックなどが好きな人はこれを好みがちという印象がある。

1970年以降〜現代ジャズ

モダンジャズジャズという音楽は完成してしまい、以降は主流のスタイルとして盛り上がっている新しい形のジャズ特に思い当たらない。

1970年以降はおもに別ジャンル音楽(ロックファンク電子音楽民族音楽ヒップホップなど)の要素をどのように混ぜ込むか?という発展の仕方をするようになった。もちろん伝統回帰する派閥もある。

ジャズという大木の成長は1970年で打ち止めになり、いろんな枝が沢山伸びていて全方位のジャズを把握している人間は極めてまれというイメージである

ジャズファンク名盤にはHerbie Hancock - Head Huntersがあり、個人的にも好きである

フュージョンでは、伝説的な天才ベーシストであるジャコ・パストリアスが在籍していたことで有名なウェザー・リポートというグループが有名である

日本でもフュージョンブームがあり、1979年デビューカシオペアは今も現役で活動する大御所フュージョンバンである

民族音楽変拍子を取り入れたジャズにはAvishai Cohen -Continuo などがある。アヴィシャイコーエン同姓同名ベーシストトランペッターがいるが、これはベーシストアルバムである

ある意味電子音楽を取り入れたといえ演奏にはこのようなものがある。https://www.youtube.com/watch?v=KbvCgqTkj64

これは電子音楽大家エイフェックス・ツインの曲のカバーであり、ブレイクビートという電子機器使用してドラムの録音を分解して貼り直して作られた複雑怪奇リズムを人力で演奏しているのが聞き所である

ただしジャズといわれた場合アドリブソロが組み込まれることが通常のため、これはジャズかと言われると微妙ではある。

the Bad Plusの他にも現代的なピアノトリオにはGoGo Penguinなどがいる。電子音楽の複雑怪奇リズムを人力で再現する高い技量を持ったドラマーは他にはJojo Mayer,Louis coleなどがいる。

まとめ

2023-11-29

anond:20231129085828

最近って1年とか半年の間だけで20世紀の間に流通してた全ての娯楽と同じくらいの量のコンテンツが生まれていてアクセス出来ると思うんだよね。

音楽に関しても最新や未来思考したもの流行ものレトロ系、モダン意識したものビッグバンド雅楽民族音楽古楽等々死ぬほど広がりある

コンテンツフォアグラになってるような馬鹿ショート動画Tiktokを流し込まれるだけになってるけど、それ以外の人は自分に合ったコンテンツを楽しめるように出来てるんだよね。

2023-08-02

東京が持っている文化勝手に付け足し

https://anond.hatelabo.jp/20230731103637

 

1.西武東急文化

電鉄会社は始発駅にデパートを持っているが、この二社はちょっと特別文化ブランド化している。

両社ともデパートの一部に美術館を持ち、古典よりも現代美術などを扱う傾向が強かった。

また西武レコード店WAVEや巨大書店LIBROなども併設して文化/流行の発信者立場であった。更にこれら文化/流行事業ブランドとなってルイヴィトンなどのハイブランドの出店の寄せ水ともなっていた。

現在ヨドバシ西武出店で豊島区クレーム出しているのはこういう背景があるから

 

2.本屋

巨大書店が何棟かあるが、神保町三省堂池袋LIBRO池袋ジュンク堂六本木青山ブックセンター新宿紀伊国屋などは毛色が違って、売れ線の本を並べるのではなくて「推し」を優先して陳列するという特徴があった。「話題の本」が話題になる前にそこにあるという感じだ。売っているのは本じゃなくて文化文脈という感じか。ヘイト本陳列などで紛糾しているのはこの辺の事を知っていないと理解が出来なかったかと思われる。池袋ジュンク堂以外は退潮傾向。

 

3.レコード屋

渋谷その他のタワーレコード西武系列WAVE各店、CISCO新宿/下北沢ディスクユニオン秋葉原石丸CD館など特徴的なレコード店があり、これらでは売れ線のJPOPなどは余り売っていない。これも流行アンテナショップ的な感じでマイナーシーンでこれから流行もの、ここでしか買えないものを揃えていた。

CDの退潮によりこれらも退潮傾向(石丸大火災)だが、CDにかわりビニール盤(レコード)が復活してきたのでタワレコなどは盛り返しつつある。

 

4.外国人文化

広尾六本木欧米系、新大久保韓国人西川口池袋中国人、など外国人が集中して居住する地域があり、彼ら向けの商店など外国の風が吹いてるかの如くの雰囲気がある。またその地域では国内で見かけない外国製品が売られているなどエキゾチック文化的な対立などの問題も起きるが都会や資本主義というのは異物に包容力があるのでなんとかやっている。外国人との対立問題刑事事件などが根拠にされる場合があるが根本原因ではない。文化間の接触域では「文化を浴びる」感が日常で起こり、それが浸食されるという不安を産んでいることを忘れている。

 

5.米軍文化

東京とその近郊は戦前は軍都でもありそれらが全部占領されたのでその基地居住付近米軍文化に染まった。

占領解除と基地返還でこれらは忘れられつつあるが、近郊には所沢横須賀などアメリカテイストが残り、それを維持しようとする住民がおり、ニューイングランド様式の家+アメ車などの組み合わせを見る事がある。東京郊外だが埼玉入間市には米軍住宅をそのまま残したジョンソンタウンという街がある。

 

6.裏原宿

原宿は西から原宿駅\竹下通り明治通り-渋谷暗渠地域青山(線の傾きは高低差)となっているが、この渋谷暗渠に沿って民家改造した古着屋、インポートショップが乱立した。両方とも若い経営者米国西欧に行って古着市場日本に入っていない若手ブランド服を買い付けて一般民家を簡易な改造した店舗で売るというモデル。全国展開しているBEAMSなども裏原出身。今では地方都市ショッピングモール観光地周辺でも見られる業態だが、わざと「簡易な内装」を作るのは裏原の文脈があるから若者のスモールビジネスからセレクトショップアンテナショップ業態に移行しつつある。なお、渋谷暗渠に密集したのは、暗渠沿いには高いビルが建てられず地下が低かったから。

 

7.お祭り

地方より東京の方が中間共同体が残っている事が多く、お祭りが維持できているケースが多い。

 

8.ストリートミュージシャンパフォーマー

道路上での演奏禁止なのだ路上演奏者は多く居て、警察が来るとダッシュで逃げるというのを繰り返している。特に外国人民族衣装を着て民族音楽演奏するものなどは人気がある。

 

9.コスプレ

単にオタクが好きなアニメの服着てるだけに留まらないレベルの人が結構いる。そういう人は総じて相当な美人/美男であり服の装飾や裁縫レベルも高くて高級感もある。文化文脈摂取貪欲外国に出かけて実際の文化を見て吸収しようとするし写真レベルも高く、サブカルなのにハイカルチャーの趣きがある。SNS過去ログを手繰ると、昔から美人だったのではなくて文化の吸収や意識の向上に従って外見が変化している。だとするとそれを生ぜしめたコスプレという行為文化現象として上等と結論づけるしかない。

 

10.クラブ

クラブ遊びもちゃんとやろうとすると音楽知識海外文化現象理解などが必要になる。カッコだけの真似だとダサイ、浅いという評価になる。

 

11.環八

環状八号線の世田谷地区には外車ディーラーが並ぶ。外車は単に高級品というだけではなく、その国の文化というものを纏っているもので、特に米国イタリアフランスがその傾向が強い。故に環八外車ディーラーが並ぶ風景は車好きには外国風が吹いているように見えるものである

 

12.画廊/ギャラリー

ビル内装はがして壁も天井も配管も白いペンキ塗っただけ」みたいな小さいギャラリーが多くあり、マイナー作家マニアック展覧会が催されている。その辺の敷居の低い部分があるのを利用してお上りさんオタクつかまえてサブカル絵やラッセンの絵を高額ローン組ませて売りつける商法をしていた連中は万死に値するな。

 

13.商店

地方ではすっかり衰退してしまった商店街が東京では幾つか健在で、若者文化を取り込んで混在する下北沢とか吉祥寺とか買い物以外でも面白いところがある。増田のおススメは赤羽で、昭和マーケット形式商店、カゴに小銭入れてゴムで吊るしている八百屋とかも健在で、新しい飲食店も沢山あって混在している。更に飲食店にやたらとテラスがあるのが特徴で日本じゃないみたいな感じになっている。小奇麗なカフェから昭和立ち飲み焼き鳥屋はしごとか出来る。

 

14.モグリ

人気講師がいる大学には偽学生モグリが発生する。在籍していないのに勝手講義を聴きに来るやつだ。大学によってはそれを止めるつもりもない。更に学外者が立ち入るのが当然のように大学内で展覧会を開催したりする。

 

15.TV

テレビ局は働く人が多いので企業城下町的なもの形成していたりする。いけ好かないギョーカイ風でもあるがTV地位低下とオフィス街と一体になった再開発などによりオフィス街と混じる形になって衰退傾向(例:TBS赤坂TV朝日谷町六本木

 

16.建築

近代建築も多く残り、有名建築家の作品も多い。中に入って素材の質感、施工の程度などを触って確認できる。隈研吾のなんか食傷気味でもういらねぇとか思ったりする。但しザハ・ハディッドのは無い…。

 

17.ホコ天

今までも歩行者天国は色々なサブカルチャーを生み出してきた。だが加熱しすぎて警察禁止されたり通り魔が起きたりと都度潰されるという道を辿ってきた。今ではフェアなどで自治体大道芸支援するような動きがある。

 

18.大学

身も蓋も無いが地方大学東京大学では学生生活の質が違うというのはある。東京大事なのは同質性の低さで、地方から出てきた者、エスカレータ組、留学生帰国子女が混在している。特に帰国子女は「似た外見を持った異人」であって同質的学校空間で育った学生異化作用を齎す。概ね彼らはその異文化経験によって判断基準を「みんながそう言うから」に置かず、成熟して大人びていている。帰国子女とも留学生とも邂逅しない大学というのは大学と呼べるのか。

 

19.ホームレス自殺

ホームレス日常的に遭遇し、自殺現場居合わせるなどの経験鉄道など)により、落伍への強烈な強迫観念が刷り込まれる。当然これはいいことではない。だが影響を強く受ける文化現象として外せないと思われる。

2023-02-13

ボンバーマンの曲がなぜ中華風なのか

中華風だと思ってたら実は古代アラビア風の曲らしい。

竹間淳 とか言う作曲家そもそも民族音楽畑の人らしい。なんていうか、すごいしっくるり来る。あの音楽聞くと往年のハドソンが想起される

https://www.perplexity.ai/?s=u&uuid=ddc24ac8-7951-403d-8677-c5b89dbcefb4

2023-01-26

神じゃん

無印良品店舗BGMヨーロッパ南米中米を始めとして、世界各地の伝統的な民族音楽トラッドトラディショナルの略)に特化していて、少し珍しいタイプの曲なので気になった方も多いと思います

無印良品BGM制作では、その地域民族音楽に関する事前調査からまり現地の音楽に通じたコーディネーターとも協力、レコーディングをお願いする現地のアーティストエンジニアを手配して、最終的に音楽チーム2人と撮影チーム2~3人で現地に向かいます

2022-11-21

anond:20221121233020

増田おすすめは全部わからないけどEquilibriumっていうメタルバンドの曲が民族音楽っぽくて好き

民族音楽っぽい曲

最近ハマった。

志方あきこ

新居昭乃

いとうかなこ

ZABADAK

あたりを聞いてる。

あとアルトネリコとかニーアオートマタとか平沢進Signとかも好き。

こういう系でおすすめあったら教えて~

2022-11-11

映像音楽、あるいはスペシャの他ジャンル

金曜の夜に家でまったりしているときは、音楽が欲しくなる。飲食するものはほんの少しの贅沢でも、気分が変わると満足度が違う。

ジャズが好きだが、ボサノバ等のイージーリスニングも良い。オールロックなんかも良い。その時代には無かった先進的なことをやろうとしたジャンルだろうに、時代に磨かれると落ち着く曲になる不思議に思いを馳せられる。

でも音楽だけだと、どうも手持ち無沙汰になってしまう。空いた目を満たすためにはてななんか見ちゃったりして、まったりとは程遠い。

ポップスだとスペースシャワーTV とかが MV と共に流されてちょうど良いけれど、落ち着いた曲のそういうのってあまり無い。商業的にホットでは無いかなのだろう。著作権が切れていても映像権利関係が難しいし、解像度が低かったりして収益化するには困難なコンテンツなのかもしれない。

クラシックだとコンサート映像と共に配信されることもあるが、荘厳過ぎてだらだら聴く感じでは無くなってしまう。ありがたいし好きなのだけれど今じゃない。

民族音楽でも良いな。音楽に直接関係がある映像で無くても、その地の風景と共に流れて、その地域での生活想像したりなんかする。お店ではそういう映像音楽があったりするが、あれは何を流しているんだろう。

ついでに言えば、アニメは見なくなったが曲に合わせたアニソン映像が好きだ。この OPED が良いということで見てみたりするしそのためにアニメのサブスクにも入っているが、曲を流すには不便だ。過去には映像つきアニソンサブスクもあったらしいが、既にサービスは終了している。 YouTube公式配信している OPEDリスト化してくれているものを探すのが良いのだろうか。

かつて自分用にビデオカセットテープ編集していた頃に比べればなんでもあってそれで事足りて便利なのだが、こういうのもあったら良いのになーという欲が出てきてしまう。自分編集しなくても、同じものを求める人は既にいるのではないかという甘えだ。

うそれほどの熱意が無いとも言える。お金を支払っていい感じのもの提供してもらえるならそれに準じたい。けれど自分が求めるのは少なくともボリュームゾーンでは無さそうな歯がゆさを覚えている。あんなに自分のためだけに頑張れたこともあったのに、提供されるのを求めてしまっている。

探せばあるんだろうな、という期待は以前よりもあるのに、 Google検索してもみんなが求める大衆的なもの、つまり自分には合わないものしか見つからないだろうなという気がしてしまう。本当に好きな人はそういうソーシャルネットワークを構築していて、界隈では当たり前になっている情報継続的に追い続けてコミュニティを維持している人にしかからない。まるでインターネット以前のローカルコミュニティみたいだ。

教えて、と言いたかった。けれどもう、コミュニティを維持するための継続的努力をしない、あるいはそれを努力だと思わない人にしか情報は入って来ないのだろうなという気持ちになってきてしまった。学校教室みたいだ。

…書いているうちにこんなことになってしまったが、ええと、映像と共に音楽を楽しめる方法があったら教えて欲しい。

あしかインターネットって何であって何になっていくのだろうな…。自分には図書館のように救いであった時期もあったのだが、もうローカルの延長でしかないのだな。ローカルコミュニティで救いを得られない子供はどこに行くのだろうか。

2022-10-11

第一歩を踏み出さな冷笑系

冷笑系 冷笑系 ダーメ人間…という古代民族音楽がある

正しいことを一個も知らないけど間違ってもいない人間、これが冷笑系バトロワ候補者

物事を学ぶ第一歩を踏み出すというのは、正しいことをたった1個知るために1000の間違いを言い始めることを言う

ここから間違いを間違いと自覚するステップがあり、貪欲に学んでいく

努力してる人間馬鹿にするその冷笑行為は、お前に教養がない証拠だろう

学んでいる素人応援するのがプロ論破モドキをしたい戦闘民族バトロワの中でタヒね

2022-02-21

anond:20220221185159

本来クラシック音楽ってヨーロッパ伝統音楽の発展形というか洗練された形だからクラシック作曲家も奏者も伝統音楽に親しんでいる人が多いよ。ヴィヴァルディバッハテレマンベートーベンショパンブラームススメタナドヴォルザークサラサーテハチャトリアンも、、、(キリがない!)

例えば、バッハ組曲ほとんどがジーグで終わるし、ポロネーズマズルカなしのショパンは考えられないし、ベートーベン蛍の光とかの民族音楽をいっぱい編曲しているし。

2021-10-11

これのソースって雑誌

5chに連投コピペで貼られてたんだけど、ググっても元の文章が出てこない。

すぎやまこういち×植松伸夫


すぎやまこういち1931年東京都生。作曲家日本バックギャモン協会会長

植松伸夫1959年高知県生。神奈川大学外国語学部英語科を卒業後、TVCM等フリー活躍し、1986年スクウェア入社


(要約)


すきやま:

だんだんドラクエ関連のスケジュールだけで1年終わっちゃうみたいな有様になってきちゃって、

あんまり他のことができなくなってきてるんだよね。困ったもんだよ。

ドラクエやると、やれCDブックだアニメときて、レコードブラスバージョンエレクトーンバージョンピアノバージョンが出て、

そうなると色んな出版社ピアノ譜やエレクトーン譜を出す。そんなことやってるから1年潰れちゃうもんね。


植松

そんな忙しい中で「半熟英雄」やって頂きましたからね(笑)


すきやま:

どうしても大変だと思いながら、「このゲームが好きだなあ」ってことになるとついね


植松

まさか本当にやって頂けるとはね。言ってみるもんだなとつくづく思いましたよ(笑)


すきやま:

でも楽しかったね、あれは。FFVも大変だったね。やっと僕も上がったんですけどね。

植松君は働き者だなとつくづく思いましたよ。何曲あるの、あれ?


植松

60近くはあるかもしれないですね。


すぎやま:

60曲あのゲームの中にあるということは、実際作った曲はその裏にもっとあるでしょう。何曲ぐらい?


植松

1コーラス作ったという感じで言ったら100曲ぐらいいってるかもしれないですね。


すぎやま:

働き者だなあ(笑)


植松

数撃って当てようという方向でいってますから(笑)

曲数が多いというのも一既にいいとは言えないとも思ってるんですよね。

1曲1曲のイメージが薄らいじゃいますからね。


すぎやま:

それはあるよ。IVときのがVより曲数少なかったでしょう?


植松

そんなでもないんですけどね、それでも10曲ぐらいは少ないかな?


すぎやま:

そうでしょ。やってる時はこの曲面白いなと思うんだけど、終わったあと覚えてる数が少ない感じがしたね。

その原因は何だろうと思ったんだけど、多すぎるというのがあるのかもしれないな。

でもやっぱりどんどん意欲が湧いて、ここはこういう曲にしちゃおう、ここはこうしようっていうのが出てきちゃうものだよね。


植松

作ってる方としてはまだ足りないんじゃないかという気もするんですよね。完成したあとに自分でやってみますよね。

そうすると、こことここの音楽変わってないやっていうところがいくつかあるんですよ。

から作った本人は全部曲覚えてるから別に問題ないんですけど、

自分以外の一般の人にとっては多いかなとは思ってるんですけどね。

30曲に抑えようとしたんですよ。IVときちょっと多いと思ったんです。

今回は絞り込んでやろうと思ってたんですけど、欲が出てしまますね。


すぎやま:

僕も曲を絞り込むとき断腸の思いでね。切る作業が大変ですよ。

前にも言ったと思うんだけど、むこうのミュージカルなんかを見ると本当に曲数少ないんだよね。

でも植松さんのやり方でいいなと思うのは、1つの曲をシーンに応じてアレンジを変えて出すケースが多いでしょう。

それでカバーしていくともっと絞り込めるかもしれない。


植松

なんであんなに増えちゃったんだろう(笑)


すきやま:

働き者なんだよ。FFVの曲は植松さんの趣味趣向がはっきり出てるから

それがある意味でいい個性になってていいなというのがありますね。

スコットランド民謡をはじめとして、民族音楽への傾斜というのがあるでしょ。


植松

今回そのアイルランドリールっぽい曲を入れたのって初めてなんですけど、あれを入れます

ユーザー意見なんかのハガキに「アイルランド行ってきて帰ってきたらもうこれだ」というのがあるんですよ(笑)

別にアイルランドから帰ってきて、その影響受けてやってるわけじゃないんですけど。

以前から凄く民族音楽に興味がありまして、入れたかったんですけどファミコンときとかって難しいじゃないですか。


すぎやま:

ちょっとやりにくいよね。


植松

いつかやってやろうと思ってたんですけど、あんまり興味本位民族音楽好きだから

入れるというのも安っぽく見えてイヤかなと思ったんですけどね。

先日、すぎやま先生がうちの職場にいらした時にお話ししたんですけど、今トルコ音楽を習いに行ってまして、

そういう教室へ行くと民族楽器かいっぱい売ってるんですよ。


すぎやま:

なんか君の部屋に不思議楽器が置いてありましたよね。


植松

日本人だったら日本音楽ルーツとして民謡とかがあるはずだと思ってるんですよ。

日本に昔からある音楽自分の血の中にあるはずだって自分では思ってるんですけど、

一度「雅楽(古来の宮廷音楽総称)」の“ひちりき”(雅楽用の竹製管楽器)を習いに行ったことがあるんです。

そうすると自分の中に流れている血というよりも、逆にそれがすごく新しい、

ブライアン・イーノシンセサイザー音楽に近い印象があったんですよね。


すぎやま:

笙(雅楽用の管楽器)のハーモニーなんかは音の響きが非常にシンセサイザー的な新しさがあるよね。


植松

そうなんですよ。だからこれはものすごく面白いけど、自分にとっての血ではない気がしたんですよ。

雅楽朝鮮からのものですけどね、そういうルーツみたいなものを考えていったら、

逆にヨーロッパ民族音楽がすごく自分にピンとくるものがあったんです。

だったらそんな日本人のルーツかいってないで

自分にとってピンとくるものを追っかけていく方が面白いんじゃないだろうかと思って、

最近自分日本人だから日本古来の音楽をどうのこうのという考えはなくなってきてるんですよね。


すぎやま:

僕ら日本人で日本の文化の中で暮らしていると、いつかは三味線音楽や琴の音楽が耳に触れてるわけ。

和風喫茶レストランエアラインなんかでもいつの間にか聞こえてくる。

アメリカで生まれ住んでるとそれは耳に触れないで大人なっちゃうでしょう。

僕らは耳に触れてるから、知らない間にそういう音感は身についてると思うの。


僕が植松さんの音楽でこの人やっぱり日本人だと感じたのは、

町の音楽「ミーファー」ってメロディがいくときに、もう1つの声部が「ミーミー」とそのまま引っ張って、

ミとファが平気でガチャーンと使ってるのがあるでしょう(トゥールの村などの音楽)。

あれって西洋音楽で育った人では絶対やらないことなんですよ。


植松

バッテンなんですよね。


すぎやま:

植松さんはあれにある種の美しさを感じるからやってるわけでしょう。

で、僕も日本人だから聞いて「あ、ここいいな」と思ったんですよ。

「ソーミーファー」というのと「ソーミーミー」というところでミとファがぶつかっているのは、

西洋音楽エフメジャーセブンの中のミとファのぶつかりの意味とは全然違う意味のミとファでしょ。

それは江戸時代三味線や琴の音楽しょっちゅうやってることなんだよな。

ラファミミファミミファファミ」といってるときに、1は「ミミミ」といってミとファがぶつかってるという、

そういうテンションに美しさを感じるという江戸時代音楽家らの伝統みたいな感覚の流れがあるんだよね。

あの部分を聞いて植松伸夫もやっぱり日本人だと思ったんですよ。

で、僕もアレをイヤだと思わずに、あぁこれいいなと感じて、僕も日本人だなと再確認したんです。

意識的にやらずに自然にやったんでしょう?


植松

僕はフラットナインのぶつかり具合とか、

ミとファの半音メロディ伴奏が平気でぶつかることがしばしばあるんですよね。

自分でもああぶつかってるな、クラシック音楽テストなら絶対バツだなと思っても、

その響き欲しいしと思ってそのまま残すこともあるんですよ。


すぎやま:

それが間違いか間違いじゃないかというのは、感覚的にそのぶつかりが許せるかどうかなのよ。

いいと思うかどうかなのね。だから西洋音楽なんかも近代音楽以降はガンガンぷつかるでしょう。

それが前後関係音楽全体の姿からいって、感覚的にこれが美しいと思えるものはマルなのね。

ミとファのぶつかりあいが美しいと思える感受性があってやったものであれば間違いじゃないんだよ。

ただそれが自分一人でいいと思ってるだけで、世の中全員が気持ち悪いと思ったら

これは単なるひとりよがりしかないんだよね。


植松

難しいですよね。音楽学問にした人というのは、かなり強引だと思ってるんですよ。

どうやって音楽の点つけるんだろうって未だに僕思ってるんですよね。

中学校を通して音楽というもの学校教育に取り入れて100点取った人は偉い、

50点取った人はしっかりしなさいという教育を受けてるから

大人になって楽器を手にしなくなっちゃう人が多いんじゃないでしょうかね。


すぎやま:

音楽教育というのがどうあるべきかというものは、これはもっと考えなくてはいけない問題で、

文部省現場教師の考え方に反省点は多々あると思いますよ。


植松

すごい話してますよね(笑)文部省がどうだって


すぎやま:

笛を吹いたことについて点数つけることよりも、笛吹く楽しさをわからせるのが大事だよね。

音楽の楽しさを感じてもらうというのはとても大事なことでね。

からファイナルファンタジーとかドラゴンクエスト音楽というのは大事なんですよ。


植松

最近音楽全然興味ない子供達でもゲームとかで遊んでて、

ドラゴンクエスト音楽が好きになってコンサート行きますよね。

すぎやま先生なんかのコンサートはフルオーケストラでやってらっしゃるでしょう。

それはものすごい影響力だと思うんですよね。

子供オーケストラを生で聞くチャンスが普段あるかというと、少なくとも僕は子供の頃そんな経験はしてないんですよ。

そうすると、ある意味ですごく羨ましいんですよね。小学校2-3年という頃に、N響の音が年に1回、生で聞けるわけでしょう。


すぎやま:

他のオケなんかのコンサート数えると、20-30回やってるよ。全部ドラクエじゃないにしても、1コーナーとかね。

から、あちこちに頼まれて棒振りに行く仕事もやってます。それは大事なことだからね。

ドラクエの棒振りは何はなくとも行くようにしてますけど。


植松

教育の一環ですよね(笑)


すぎやま:

しかし、いつもゲーム音楽作るときに、昔の大作曲家作品聞くじゃない。

とてもかなわないなと思うことが多いね


植松

すぎやまさんがそんなこと言ったらこちらの立場はどうなるんですか(笑)


すぎやま:

昨日久しぶりにバレエ見ようと思って神奈川県民ホールに「くるみ割り人形」見に行ったの。

チャイコフスキーのド天才めって感じだよ(笑)。とんでもない天才だね。


植松

チャイコフスキーは僕もすごく好きですね。音楽は誰が好きなんですかなんてインタビューとかであるじゃないですか。

そのときは一番最初チャイコフスキーを挙げますね。


すぎやま:

とんでもない大天才だよね、あの人は。

あの時代20世紀の音楽家が考えて書くようなヴォイシングやってたりするわけよ。オーケストレーションうまいこと。


植松

この前、西田敏行ロシアに行ってチャイコフスキー足跡を辿るという番組テレビでやってたんですよ。

僕もチャイコフスキー好きだから見てたんですけど、チャイコフスキーホモであるというのを聞いて、

「ああ良かった」と思ったんですよね(笑)


すきやま:

その良かったというのはどういう意味なの?


植松

どこかプラマイゼロじゃないとダメということです(笑)

チャイコフスキー人間だったんだなというね。ま、噂なんですけどね。


すきやま:

モーツァルトなんか完全にいってるよね。大天才でも大欠点があるという。


植松

チャイコフスキーしろモーツァルトしろメロディが非常にわかやすいんですよね。

クラシックって難しいから嫌いという人が多いですけど、そんなことないと思うんですよ。


すきやま:

ベートーベンとかブラームスあたりはみんなそうだよ。いいメロディもってるよ。


植松

やっぱりメロディなんじゃないかという気がするんですよ。


すぎやま:

くそうだと思いますよ。


植松

からドラクエなんかはオーケストラでやっても子供が聞けるんですよ。


すぎやま:

ドラクエにしてもFFにしてもメロディ大事にしてるからそこに強みがあるでしょう。

他にもFFでは民族音楽的なのがありましたな。デデンッデデンッ…てやつ(笑)


植松

民族音楽というか黒魔術の呪術音楽のようなやつですね。


すきやま:

からそのうちトルコも出てくるぞ(笑) FFでは吟遊詩人というジョブがあるじゃない。

吟遊詩人マップの中のトルコアイルランドみたいなところへ行ったりするとそこの音楽を覚えて、

それを戦闘中に唄うと何かが起こるみたいなことがあれば面白いんじゃない。


植松

また曲数増えちゃいます(笑)


すぎやま:

増えるね(笑) でも吟遊詩人というジョブがあるから使えそうな気もするね。


植松

一度何かに絡めてやってやろうと思ってるんですけどね。

どうしても容量がそういう余分なところまで回らないんですよ。


すぎやま:

他を減らさなきゃならないからね。町の音楽全部一緒にしたり。


植松

でも町は2個だけですからね。マップの曲も3つだし。


すぎやま:

ダンジョンも違う?そんな気もしたんだけど。


植松

いや、ダンジョンという曲は1曲しか用意してないんですよね。他で使ってるのを使いまわしてるんです。


すぎやま:

でもなんかすごく多い気がしたな。


植松

実際多いんですよね。飛空艇は1曲ですし、チョコボは2曲だし。


すぎやま:

チョコボはまた面白いね。あの音楽と動きを見事にシンクロさせてて良かった。


植松

あそこらへんはプログラマなんかと楽しんで作ってましたよ。


すぎやま:

ピアノお稽古面白かった。


植松

あれも最後は何の曲にしようかということで、うちの坂口が、

ヘタクソなやつが最後コンサートピアニストぐらいにしてくれと言われたんで、

最初メトロノームにも合わせられないようなところから始めて、最後ドビュッシーまで弾けちゃうんですけど、

あのドビュッシーの曲(月の光)をみんなあんまり知らないんで、ガッカリしちゃったんです。


すぎやま:

グリークとかチャイコフスキーピアノコンチェルトみたいな方がコンサートピアニストみたいな気がするからね。

僕に相談してくれれば良かったのに(笑)


植松

そうですよね。最後のが弱かったのが残念だったな。


すぎやま:

でもああいう遊びの部分も楽しかったよね。


植松

息抜きというやつですね。でも結構一生懸命やっちゃうんで、息抜きできなくなっちゃうんですけど。


すぎやま:

作ってる本人はいいんだよ。遊ぶ方は息抜きできるんだから植松さんはドラクエは上がったの?


植松

実は最後ダンジョンの手前でFFVアレンジCD仕事に入っちゃいまして、まだなんですよ。


すぎやま:

上がってないの!?


植松

申し訳ないっす(笑)

今日までに終わらせるつもりだったんですけど。


すぎやま:

僕は対談頼まれときに、12月中だと聞いてそれまでにFFVを終わらせる自信ないって言ってたんだけど、

元祖プロゲーマーを称してるからには面目にかけても上がろうと、しゃにむにやって上がりましたよ。

途中でやんなっちゃゲームだと上がれないけど、やってて楽しかたから相当寝不足になりましたよ。


植松

今回はアマチュア勝利ですかね。スクウェアメンツって、単独独立して音楽で食っていけるか、

絵で食っていけるか、企画で食っていけるかという連中がまだ1人もいないんですよね。


すぎやま:

植松さんは大丈夫じゃない。


植松

いえいえ。平均年齢がまだFFチームでいうと25ぐらいなんですよね。


すぎやま:

ドラクエチームもそうですよ。皆さん若い。僕1人だけ飛び抜けてるんだ。


植松

結局若い、何かやってやろうという奴らが集まってるんですよね。

そいつらが泥まみれになって一緒くたになって限度知らずの頑張りをするんですよね。

全てのプロの人がそうというわけじゃないんですけど、中にはお金と割り切って仕事をする方もいらっしゃいますよね。

そうするとある程度から先の気力とか頑張りを越すというのは難しいというのがたまにあるじゃないですか。

そういうことが5のチームには無かったんですよ。

とにかく最後最後まで、〆切のマスター任天堂に送る朝まで、どこまでできるかということをみんながやったので、

そこらへんの適当プロの人を集めて作っても、ああい気合いの入った作品は出来なかったんじゃないかなと思うんですよ。

今になってやってみると、あそこをこうした方がいいというのはうのはいっぱいあるんですけど、

終わった時点ではもうこれ以上はできない、とみんなが思ってるんですよね。僕もあのときはそうでしたしね。


すぎやま:

結局世の中を見てると、FFにしてもドラクエにしてもそうだけど、

好きで好きでとことんまで頑張るという人が集まってるところのゲームがヒットしてるんだよね。


植松

その気合いみたいなものが通じるんですかね。

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2021-07-18

anond:20210718161144

12分割をさらに分割するとか、12分割以外というのは民族音楽にもある

あるね、民族音楽重要なところは音律だけではなくリズムと拍子が同じ西洋音楽の土壌にありながらもそれとは異質な体系がその民族ごとにあったというところ

わざわざ東南アジアやらアフリカを持ち出さずとも、西洋音楽の主流であった欧州においてさえも認められたところ

こういう発見をした(オリエンタリズム時代背景も追い風だったかも知れないが、それを加味してもアカデミック空間説得力を持たせて送り込んだ)バルトークコダーイはやはり優秀

というわけで既存音楽理論体系の破壊と再構築なんてのは当時の19世紀まれ西洋音楽それ自体に含まれていたので今どきの音楽を持ち出す必要もない

今を生きる彼らは先駆者ではない

先駆者の筆をなぞって名筆などというのは真贋を見極められない愚者意見

成功者であることは間違いないけどね

楽器ピアノギターはその音楽理論を前提にしているわけで、

ギターならフレットレスにするとか、テルミン使ってみるとか、

道具が思考規制するから、道具を変える必要もある

新しい音楽理論を作るということは、新しい楽器創造することにもなる

ここはそのとおりだが、結局既存体系を打破するほどの価値を示せていない

置き換えていくだけのコストを支払うに足る快楽はないということ

anond:20210718160346

うーん、元ネタ動画がないと示せないのが惜しい

12分割をさらに分割するとか、12分割以外というのは民族音楽にもあるわけだけど、

そのYouTube動画結構聴ける音楽になってて、

音楽理論を破壊再構築する現代音楽的な発想を面白解説してたと思う

小山田氏の件で悪く言われてるけど、YMO音楽理論の破壊と再構築をやってたみたいだし

例えば敢えてタブーの音を出すって面白いと思うんだよね

ディープパープルのジョン・ロードだって半音ずらしの不協和音好きだし

音楽理論って、例えばダイトニックコードがあるわけだけど、

ノンダイアトニックコードがないとドミナントモーションというか、

音の表現面白味が欠けるわけで、それを更に勧めると、

既存音楽理論が、聴ける曲はこう作れ、という既成概念を作っているわけで、

それを敢えて壊してみるというのがまずあると思う

で、壊すととても聴ける曲ではなくなってしまう、壊すことが目的化しているからだけど、

そこから新しく聴ける曲、普通に消費できる曲ができるなら、

それはまた新しい音楽理論だと思うんだよね

楽器ピアノギターはその音楽理論を前提にしているわけで、

ギターならフレットレスにするとか、テルミン使ってみるとか、

道具が思考規制するから、道具を変える必要もある

新しい音楽理論を作るということは、新しい楽器創造することにもなる

昔、「探偵ナイトスクープ」という視聴者の疑問を探偵役のお笑い芸人レポートする番組で、ご意見番ポジションキダ・タローがいるときに、彼が作曲した「アホの坂田テーマ」をノルウェーだかカナダだかのホッケー試合で聴いたという調査依頼があり、それは要するにどこかの民族音楽キダ・タローがパクっただけという話なのだが、コメントを求められたキダ・タローが「引用や!」と開き直ってスタジオ爆笑というオチになった回があった。

それで済んでしまったので子ども心に釈然としない思いを抱いたものだが(もちろんアホの坂田原曲著作権が切れているのだろう)、音楽業界の「引用」って、もしかして思ったより根深くて、当時キダ・タローが「引用や!」と言ったのも、ウケ狙いとかではなく、本気だったのかなあというようなことを、昨今の騒動でふと思った。

ちなみに「フニクリ・フニクラ」という曲はどこぞの登山鉄道宣伝のために作られたものだそうで、それを知らず「イタリアの昔の民謡かなんかだろう」と思い込んで「引用」したクラシック作曲家が訴えられて著作権料を払う羽目になったそうな(Wikipedia情報)。

2021-02-10

友達クラシック音楽を教えた時を思い出して書いてみる

https://anond.hatelabo.jp/20210210062305

なんかクラシック音楽話題に上ってるので、ちょい前に居酒屋で飲みながら、クラシックピアノやってみたいって友達(元軽音楽部のギター)にクラシック音楽作曲家について適当に教えた時を思い出して書いてみる。主にピアノに絡んでる人しかおらん。その他ジャンル知識に乏しいし必要ないのであんま触れなかった。しか雑談の極みなのですべてにおいて雑、いろんな音楽家に失礼だけど天国で俺の事なんか見てないだろうしへーきへーき

 

バロック以前・・これは好事家しか知らんから今は覚えんでええわ

 

バロック

なんかRPG教会宮殿流れるBGMか、メタル前奏で仰々しく鳴ってるオルガン想像してくれ。そんな感じの曲調。

 

バッハ

 めっちゃ有名。結構お堅い宗教曲なんかが多い。メロディが何層にもなってて弾くのは脳が大変。奇人変人が多いクラシック作曲界で貴重な真面目枠や。立派な社会人。息子がみんな音楽家

オススメ曲:主よ、人の望みよ喜びよ》

 

ヘンデル

 そこそこ有名。バッハより親しみやすくてちょっと陽キャ寄りな作風イメージ。実際当時の人気投票ではヘンデルのが人気あったらしいで。世の中そんなもんやね。

オススメ曲:調子の良い鍛冶屋

 

古典

優雅クラシック」って聞いて大体想像するのがこのへんちゃうかな。そういう曲ばっかでもないけど、まぁある意味クラシック音楽っぽさ」の完成系がここ。

 

ハイドン

 めっちゃ有名なはずなんだけど俺ぜんぜん知らん。何をオススメしたらいいのかもわからん。「クラシック音楽はこういう構造ですよ」ってのを考えて確立した人らしい。

 Aメロ→Bメロ→サビみたいな概念を考案したと思うと確かにすごい気がするな!

オススメ曲:ソナタ集のなにか(適当)》

 

モーツァルト

 これはさすがに有名。メロディ可愛い作曲家というイメージ。あとすごい譜面が読みやすい。音が脳にスイスイ入ってきて、次に来てほしいトコに音が来てくれるみたいな感覚がある。

 ストレス効果があるとかは眉唾だけど、フラストレーションや負荷がかかるような音楽じゃないのは確か。色々破天荒な人だけど、子供が凄い技術獲得したまんま大人になったんだろうなあって感じ。

オススメ曲:キラキラ星変奏曲》

 

 ちなみに当時のきらきら星って今と歌詞が違って娘が自分初恋母親に伝えるみたいな歌詞らしいで

 

ベートーベン

 それまでの優雅~な感じのクラシック像を破壊しにいった人。思想メタルとかハードロックなんよ。静と動、強弱を思いっきりつけてドラマティックな展開を作りまくる。当時の人は驚いたやろなあ。

 この人現代ロックやったら絶対5弦ベースとか入れてくるわ。ギターも歪みかけまくりそう。あと性格作風の通りだったらしいで。

オススメ曲:ピアノソナタ8番 悲愴

 

ロマン派

ロマン派音楽ってなんやねんってよく言うけど、ちょうどそのころヨーロッパでは革命とか起こりまくって一般人貴族とかやっつけてたわけ。そうなると「そんなお高くとまった音楽聴いてられっか」みたいな感じになってドラマティックで人間的な曲が好まれるようになるやん。つまりロマン派って現代におけるロックポップスみたいなもんやねんな。だからそのノリと近い触れ方で良いと思うよこの時代

 

シューベルト

 歌で有名。「魔王」とか「ます」とかやね。実際メロディメーカー代表曲歌曲なんだけど、本人はオケとかピアノ曲をもっとやりたかったらしい。ベートーベンに憧れてたんだって。ただベートーベンほど派手な曲展開をしないのは性格からかもね。メロディが奇麗でちょっとおしとやか。弱気そうな肖像画貧困で若くして死んだ印象が強いけど死因は手出した女から貰った梅毒らしいからアイツもやる事やっとるで(無粋)

オススメ曲:即興曲作品90 第2曲、第3曲》

 

ショパン

 かの有名なピアノ詩人ノクターンとか別れの曲とか。激しい曲もたくさん書くけど、どんな曲でもとにかくメロディにフックがあってまるで歌謡曲を歌ってるみたいなんよ。ピアノなのにね。

 大体の作曲家オーケストラ曲書いて、バイオリンの曲書いて、歌も書いて・・・って色々なジャンル書くもんなんだけど、ショパンさんマジでピアノしか書かん。これって割と珍しいんよ。ただ、弾く方の視点から言うと、すごく楽譜が指の理にかなってるんよね。だから初心者でもワルツプレリュードのいくつかの曲は全然ちゃんと形になるで。これホント

オススメ曲:なんでもいいけど、いろいろな曲調あるからエチュード作品10

 

リスト

 超絶技巧イケメンピアニストべらぼうにピアノが上手くてコンサートを各地で開いて絶大な人気を誇り、そしてめちゃくちゃモテた。楽屋女性ファン乱入して私物がよく盗まれたらしいで。怖。ジャニ系かV系の狂ファンやん(偏見)。曲は華やかで派手な曲か、甘くてロマンティックな曲かで二極化してて、ライブ映えする。そして演奏が難しいね

 あとこういう奴に限って性格イケメン陽キャで、チャリティーコンサート主催とかしてた。世の中そういうもんよね。

オススメ曲:ラ・カンパネラ》

 

シューマン

 有名な人のはずなんだけど、なんか地味な人。上の世代だとウルトラセブン最終回BGMがこの人の曲だったからそれで有名だけど、他の世代だと『トロイメライ』とかかなあ。

この人のピアノ曲は小説短編集みたいに各曲に小さいタイトルがあったり、数曲またいでストーリー性のある流れを作ったり、コンセプトアルバムぽいんよね。そういう作りが好きなら気に入るかも。

躁鬱のケがあって曲のテンション上下動が激しいのも特徴。

オススメ曲:子供の情景》

 

ブラームス

 『この人、悪い人ではないんだけど、ちょっと近寄りづらいな』的なイメージの人。とにかく重厚で厳ついんよ。こう内にこもるエネルギーが凄い。綿密に曲作りこんでるなって。軽い気持ちで流し聴くような感じじゃないんよ。ものすごい準備して作った曲だろうからこっちも心して聴かねば・・ってなりそう。モーツァルト真逆

 てかこの人見た目もそんな感じなんよ。性格も当たり前のように陰の者。その中で接しやすい曲でピアノと言ったらワルツ集とかになるんちゃうかな。でもちょっとだけハードル超えて接してみるといい人なのよ。曲もそんな感じ。

オススメ曲:間奏曲作品118-2》

 

印象派

印象派ってもともとは美術用語らしい。まあクラシックっぽいお堅い和音から逸脱し始めた人をまとめてこう呼んでるんちゃうか?たぶんここらへんのカテゴライズ適当だと思う。ぶっちゃけロマン派終盤のフランス人作曲家をこう呼ぶ。

 

ドビュッシー

 作曲家下ネタ使用頻度をマーラーと常に争っている人。ちょいちょいオーギュメントをわざとつかって宙に浮かぶような感触を聴き手に与える。この辺が輪郭がボヤっとしてる美術界の印象派と被ったのかもね。複雑な曲展開やストーリー性よりも、「ある一瞬の風景をとらえました」みたいなテーマの曲が多い。クラシックぽさあんま無いなと思う。

 本人の性格下ネタ使用頻度高い名前に同情心が全くわかなくなるほどアレ。自分不倫旅行ネタに曲を書く畜生

オススメ曲:ベルマスク組曲より月の光》

 

ラヴェル

 ドビュッシーと同じようにちょいちょいそれまでのクラシックでは使わんかったコードを使うけど、ドビュッシーよりも上品だと思う。というかクラシックっぽさをきちんと残しているというか。きちんとクラシックの道の先に居る感じはする。輪郭線がぼやけているという感じもなくて、ところどころにジャズみたいなオシャレ和音も入る。

 ビル・エヴァンスとか好きな人結構好きかもしれん。オシャレ感すごいけどやっぱり本人もオシャレだったらしいで。ちなみに楽譜簡単そうに見えても死ぬほど弾きにくいから気を付けろ。

オススメ曲:ソナチネ 第2楽章

 

サティ

 この人は「音楽大学なんかやってられねえ」って退学してカフェピアノ弾きとして働きながら音楽活動してた異端な人や。その経験からヒーリングミュージックBGMというコンセプトの音楽の始祖みたいな感じや。聴き流す音楽極致やね。たまに意味の分からないタイトルの曲を作る事でも有名だけど、まぁ最初聴く分にはそういうの抜きに分かりやすい曲を聴くのがいいんちゃうかな。性格変人のものや。変な人じゃないとこんなことやらんかったんやろなあ。

 坂本龍一映画CMの曲が好きならサティのたまに作る真面目な曲がハマるかもしれん。弾くのは初心者でも挑戦可能やで。

オススメ曲:ジムノペディ第1番、もしくはジュ・トゥ・ヴ》

 

国民楽派

クラシック音楽もいきつくとこまで洗練されると、逆に民族音楽とかから素材を取ってくるみたいな音楽家が増えて、まぁ大体そこら辺をこう呼ぶようになったけど、たぶんここら辺のカテゴライズ適当だと思うし、もめごとの発端になるで。メタルジャンル分けみたいになってしまう。

 

ドヴォルザーク

 チェコ作曲家やね。基本オーケストラの人だけどピアノなら一番有名なのはユーモレスクちゃうかな。とにかくクサメロをいかんなく繰り出してくる人。ちなみにえげつないほど鉄ヲタだったらしい。

オススメ曲:ユーモレスク第7番》

 

アルベニス

 スペイン作曲家やね。この人はかなりの割合ピアノ曲が多くて、本人も上手いピアニストだったみたい。スペインと聴いて思い浮かぶ熱情的なノリ、裏でカスタネット鳴ってそうなリズムがどの曲にもある。一部はギターソロ編曲されてたり。確かにスペインならそっちのが風情ある。スパニッシュギターっぽくね。

オススメ曲:タンゴ ニ長調

 

ムソルグスキー

 ロシア作曲家やね。豪傑っぽい見た目からイメージ通りの曲調が繰り出されるぞ。まぁピアノやってると話題に上がるのは主に展覧会の絵なんだけども。軍人上がりのアル中で、酒の飲みすぎが原因で入院した際に友人に差し入れされたウォッカを飲んで死亡したらしい。ロシア人どないなってんねん。

オススメ曲:展覧会の絵 より キエフ大門

  

まぁ他にもいるけどキリないからこれでいいや。

 

近代

まぁこれもなんか第二次世界大戦前後くらいに活躍してた人を適当にまとめた感ある。正解がないと思う。

 

ラフマニノフ

 ロシア作曲家やね。一番有名なのはのだめ」のピアノ協奏曲2番とかになるんかな。とにかく体が大きな人で手もめちゃくちゃデカピアニストだったので、それを生かしたスケールの大きな曲を作るのが得意。譜面見ると「コレどうやって弾くねん」ってツッコミいれたくなるわ。同時に鳴るわけない距離なんよ。凡人には。

 ときおり演歌のように懐が深いメロディを繰り出してくるので、かなり日本人好みなんじゃないかなって思ったりする。

オススメ曲:前奏作品23-5》

 

バルトーク

 ハンガリー作曲家やね。一番有名なのは、これも「のだめ」のアレグロバルバロかな。のだめ便利やな。

 民族音楽由来のクセのあるメロディ変拍子が特徴だと思うで。プログレッシブロックとか聴ける人はここら辺の方がむしろハマるかもしれん。現代っぽい不協和音も多いけど、メロディリズムがきちんとあるから、開き直れば割と聴きやすいと思う。弾くのは、難しいかなあ。あえていうなら、ルーマニア民俗舞曲とか異国情緒たっぷりで弾きやすいかもしれんの。

オススメ曲:ルーマニア民俗舞曲、もしくはピアノソナタ

 

スクリャービン

 ロシア作曲家やね。なんか最近ロシアが多いのは俺の趣味や。すまんの。生きてる間にコロコロ作風を変えたことで有名な作曲家で、初期はメロディロシア風にエモくなったショパンのような曲を量産していたが、中期は印象派風の曲も作り出して後期は不協和音バリバリ現代チックな作風に転化していった。バンドなら3回くらいは音楽性の違いで解散しとる。

 なのでどれが気に入るかはわからんが、どの時期でもエチュードを書いているのでそれつらーっと聴けばええんちゃうか。

オススメ曲:エチュード集》

 

現代・・これも好事家しか知らんから今は覚えんでええわ。50年後残ってたやつを聞けばええと思う。

 

後半酔ってて早口オタクになってしまったのは間違いない

youtubeイヤホンつなげて都度オススメ曲を聴きながらこんなこと喋ってた

次にその友達と会ったときショパンバッハ練習してたからお手本になるおすすめCD貸した。

2020-09-18

日本インディーズバンドが残念

Spotifyで各国のIndie漁りが楽しいんだけど、海外レベルが高いと思う。

Popsはやっぱりアジア圏の曲がなじみやすい。中国は言うに及ばす、韓国フィリピンタイインドネシアあたりもいい。

インドネシアなんて、民族音楽じゃないの?なんて思っている人は一度聴いてみて。ぜんぜん普通です。

中国楽曲レベルはもう、はるか先を行ってると思う。とりあえず、音楽大学の数が半端ないもの

そんなアジアで、日本は置いてけぼり。夢破れた人が、惰性で音楽続けてる感じのバンドが多い。

トップ層のメジャーアーティストはどの国もすばらしいと思うし、日本も負けてないと思う。

でもインディーズレベルミュージシャン裾野の広さは、数年後のメジャーの質を決めると思う。

その意味で、JPopの未来はあまり明るいとは言えないのではないか

2020-08-15

Kぽっぷに関心を持てない理由

台湾音楽にハマってから10年、KKBOXの台頭もあってアジア圏の音楽をよく聴くようになり、さらには全世界の音楽を漁る様になった。

アジア圏に関しては、台湾を始めとして、タイとかシンガポール音楽も探すととにかくバラエティに富んでるし飽きない。

意外にもC国もアンダーグラウンドインディーズのシーンは熱い。

でもK国の音楽は聴かないし聴く気にもならない。

はっきり言ってつまらない。

能動的に聴かなくてもまぁテレビとかがゴリ押ししてるので耳にしたことはあるけど、曲もグループ名も何一つ全く記憶に残ってない。まじで。

なぜだろうと考えてみて、オリジナリティクリエティティの欠如という理由に至った。

アジア圏に限らず、どこの国も、ポップスでも現代音楽でも意外と伝統音楽民族音楽の名残があったりする。

音階とか和音とか、聞けば大体どこの国あるいは地域音楽かってのは大体分かるけど、そういうのが全くない。

そういやK国の伝統音楽って聞かれても無くない?

からこそ「これがこの国の音楽です凄いでしょー」って主張しないと周りに見出されることもないのかもしれないけど。

関心を持った人は積極的に聞いたり調べたりするから自分から主張する必要無いじゃんね実際。

それに音楽音楽性、曲、アーティストのどれもフックがない。

曲調もパフォーマンスも、洋楽なり邦楽なりの何か売れたものの焼き直しというかn番煎じじゃん。

集団ごとの違いも見た目すら区別できないけど、それ以上に音楽の違いは何も無い。

「俺達・私達の曲を聴けや、おりゃー」ってのが音楽アーティストだと思うんだけど、「どうせあんたらはこういうの好きでしょ?」って感じで、音楽に対するリスペクトがまず無いよね。

あとは単純に見た目がキモい

女はハンコ絵、男はハンコ絵+古臭い+顔もガタイも男らしくない+ナルシストコンボで見るのも生理的に無理。

長々述べたけど一言で言うと音楽にもパフォーマンも関心を向けるほどの価値が見出せない。

洋楽はともかく、他の地域音楽テレビ絶対に取り上げないけど、そういう海外音楽の方が絶対面白いから漁ってみるのお薦め

2020-06-13

ゲーム音楽が好き

キャッチーインストなのが好き

J-POPのサビのようにキャッチーかつメロディーがはっきりしていて、なおかつインストらしさもある曲ってあんまりない。

単に歌のない曲というだけならクラシックジャズ現代音楽ハウスにチルにダブステップフューチャーベースとそれこそ無限にあるんだけど、

どうしても技巧的過ぎたり先鋭的だったり退屈だったり、わかる人にはわかる!って感じで自分には楽しみ方がわかりにくい。

無調性や変拍子を追求していたりとかね。それはそれで面白さはあるんだけど、もっとJ-POP聴くように体を揺らしてメロディーを楽しみたいわけだ。

その意味ゲーム音楽は良い。歌詞が乗っていてもおかしくないくらいはっきりしたメロディーAメロBメロ、サビ!とでも言いたげな構成

それでいて、色々な楽器エフェクトが登場したりといったインストらしさもある。最高だ。

テーマがはっきりしてるのが好き

クラシック音楽とかでよく「このフレーズ小川の流れを表現していて~」とか「戦争に対する強い反骨心が~」とかあるけど解説読まないと何もわからない。

まあわかるときはとても楽しいわけだけど、そういう経験は稀にしか得られない。

でもゲーム音楽だと間違いなくそれが伝わってくるんだよね。

ああここは村だ。ここは海だ。ここは空だ。これは戦闘だ。ゲームをやっていなくて音だけ聴いてもそれがわかったりする。

背景が分かるから、どういう音をどういう風に使って、それを表現しているという技術的な部分も伝わってくる。それも面白い。

いろいろな音楽ジャンルが融合してるのが好き

ゲーム世界表現する。だからその音楽も当然同じことをする。

様々な地域民族音楽を取り入れてみたり、教会音楽のような古い様式を使ったり、逆にダブステップサイバー感マシマシにしたり。

何よりすごいのがそれらを最初に書いた「キャッチー音楽」にまとめ上げているところ。

ガチもんの民族音楽って聴いてて眠くなることもしばしばあるんだけど、ゲームだと民族の特徴を残したままなんかものすごいロックになってたりね。

あとジャンル同士の重ね合わせ方がすごいよ。

ルオーケストラとロックバンドを合わせたような音楽って、ゲームボス戦ではもう当たり前のようになってるけど、そんな音楽ジャンルある?

俺はゲーム音楽以外でそんなの聴いたことない。

同じ曲がアレンジされるのが好き

ほら、同じステージでも二回目訪れると滅んでいたりとかさ、過去未来で同じ町が発展していたり、あるいはパラレルワールドの同じ場所とか。

そういう時にゲーム音楽って期待を裏切らない。同じ曲を使って、しっかりとその違いを踏まえたアレンジをしてくる。

元が同じで、かつ、何を踏まえてアレンジしなきゃいけないのかっていうテーマがはっきり決まっているから、より純粋編曲者脳内がわかって好き。

他には、新作で過去作の音楽アレンジされるやつとか。あれも良すぎる。ステージリメイク音楽リメイクみたいな。

すごい昔のゲームリメイクだったりすると、ゲーム音楽自体進歩を取り込んでいたりして面白い。

あと作例は少ないけど、ゲームの状況に合わせて音楽リアルタイムに変わるのは狂うほど好き。

立ち止まってたら落ち着いた曲になるとか、ある場所に近づいたらその場所の曲が混ざり始めるとか、時間制限が近づくと曲調が変わるとか。

レースゲームファイナルラップだけ曲調が激しくなるのとか。

これってまさに現代に蘇った変奏曲って感じで、好き。

2019-11-24

クリスマスソングなどを聞くと

パブロフの犬がごときに何か食べなければいけない気分になる

ただ、たいてい洋楽場合だけなので気を付けていれば聞かずに済む

音楽による刷り込みの計り知れない恐ろしさを垣間見ている

嫌になる自分の弱点はそうやって音楽に弱いことだ

ひょっとして遺伝子に何か組み込まれているのか?

たとえば敗戦後の飢えた子どもらにGHQが食いものを配っていたとき洋楽を流していたとか、

チョコレートケーキキャンディーなどの単語が明らかに外国語なので洋楽からそういう甘い物を連想するとか。

なお日本民謡沖縄音楽のような民族音楽も割と好きは好きだが食欲が出るということはない

2019-10-08

まるかいて地球を聞いてほしい

ヘタリアという国擬人化漫画はご存知だろうか。

アニメ版ヘタリア主題歌であるまるかいて地球」がいかに素晴らしいかを知ってほしい。是非、アルバム「まるかいベスト」を最初から順番に聞いてほしい。

まず最初は、この物語主人公であるイタリアだ。ヘタリアイタリアらしい、明るく軽やかでころころしていて、それでいてどこか気が抜けたメロディー歌詞ヘタリアという作品象徴するような歌である

イタリア」が歌うだけあり、歌詞はいくつかのイタリア語が散りばめられている。冒頭の「papa」「mamma」は、まだ分かる。日本語でも馴染みのある「パパ」と「ママ」。しかCメロでは、耳馴染みのないイタリア語が怒涛のように畳み掛けてくる。はっきり言ってよくわからないままCメロは終わる。それでも、イタリアイタリア語でイタリアらしい歌を歌っているなあ、流石国擬人化作品だ、と素直に感心して終わる。

次は、イタリア相棒であるドイツ。「ドイツだし、ワインのところはやっぱりビールだよね」「やっぱりヴルストかー」日本人ドイツに抱くステレオタイプを外さない改変。「ドイツ語ではパパの事をファターと言うんだ!」といった発見もある。低音のドラムによるサウンドドイツのむきむき感を喚起させ、ヘタリアキャラクターとしてのドイツイメージも十分。でもCメロは、やはりよく分からない。

続けて日本。我が母国である。ここで、Cメロ日本語で歌われることによって、よく分からなかったイタリア語、ドイツ語の意味がやっと分かる。「ああ、お兄さん、お姉さん、お爺さん、赤ちゃんに呼びかけるシーンだったんだ」言われてみれば、先の大戦を生きたであろうお爺さんに平和を誓う、未来を生きる赤ん坊の為に…なんといい歌詞ではないか!3曲めにして、やっと歌詞の全貌を理解することができる。ここで前2曲を聴き返してみたりもする。

2巻の特典である日本イギリス辺りからは、よりその国の民族音楽意識したアレンジが施されるようになってくる。和楽器やお囃子をふんだんに使った日本ブリティッシュロックギター音がカッコいいイギリス、おしゃれなシャンソンアレンジとゆったりした感想がなんともらしいフランス、そして原曲を留めない激しいフリーダムさが持ち味のアメリカ。この辺は、日本人にも馴染みの深い国々だから歌詞の改変も「あー成る程ね!」と唸りながら楽しむことができる。ちょっと捻った表現の多いイギリスとか、凝ってて楽しい

ロシア語は全く分からない、という人が多いだろう。しかし、ここまで順番に聞いてきた人なら、ロシア語は分からなくても歌詞意味は全て分かっているので、Cメロも難なく理解できる。ロシア民族音楽らしい、すこしマイナー音の多いアレンジ、そして間奏は誰もが知っているテトリステーマ。ここに来てさらクオリティを上げるか、といった感じ。

一期のラスト中国。どこか切なさを感じるロシアver.と打って変わって、明るく温かみのある曲調。ヘタリア中国は独特のイントネーションによる協和語を喋る、まさに日本人想像しがちな中国ステレオタイプのものみたいなキャラである。歌の出だしか雰囲気は十二分。

そしてこの中国ver.、他の曲よりコードが若干高い。サウンドも非常に華やかで、Cメロはなんとも嬉しそうな甲斐田さんによる歌唱も相まって涙が出そうになる程盛り上がる。最後は、原曲と同じく「ヘタリア」で終わる。最後まで美しく、華やかに、盛り上がって終わる。「ああ、世界一周旅行のフィナーレだ…」なんとも言えない高揚感と満足感を味わうことができる。

そう、イタリア中国を通しで聴くことにより、世界の色々な国をすこしずつ体験したような気分になれるのだ。これは何と言っても、我々が各国へ抱くイメージ完璧再現した編曲の妙である

そして、曲の歌詞あくまで「ヘタリアの〇〇」ではなく、「〇〇国と言えば!」に徹しているのも重要ポイントだ。国擬人化たる彼らが、ヘタリアキャラクターとして与えられた人格を封じ、彼ら自身たる国であろうとする歌詞が、ヘタリアキャラクターを、単なる記号化されたキャラクター以上の何かに引き上げている。

これが2期の8カ国だとダメなんだ。国ではなく、ただのヘタリアキャラクターになってしまっている。1期はキャラソンを超えた感動があったのに、2期はただのキャラソンでしかない。

後に発表されたスペインver.は、1期の路線にだいぶん寄せてあり、そこそこ良かった。でもCメロで変にキャラを出してしまっているからやっぱり惜しい。模式をなぞっているからこそ、各国の違いが鮮明になり、国体ソングとしてのまるかいて地球が成立していたのに。

結びとして、1期8カ国だけでいいので是非順番に聞いてほしい。聞けば分かるさこの感動。それ以外は、そのキャラが好きなら聞けば良い。

2019-06-06

マクロスIIを見た

anond:20180903115144 。3回目。

視聴環境は引き続きバンダイチャンネル(https://www.b-ch.com/titles/1109)。お得パック使用で7日間見放題(約千円)。

NHK の全マクロス投票感想は、カムジン投票したけどあい君に負けてグババに勝ってた、シェリルの人気凄すぎ(好き嫌いが強く分かれるキャラクターだと思っていたけどここまでとは)、星間飛行順位には納得いかん、です。

超時空要塞マクロス II 〜LOVERS AGAIN〜(1992年 26分*6話)

スタジオぬえストーリー監修ではなく、また時系列順で一番未来作品主人公ジャーナリストヒロインの一人がバルキリーエースパイロットなど設定面が異色。感想を三行でまとめると

ストーリー

スペースが余ったので、さわりだけまとめる:

地球人類の殆どが死に絶えた地球外人ゼントラーディー人との衝突から半世紀、地球は SDF-1 マクロスの残骸を仰ぐマクロスティを中心に、地球共存体として復興をとげていた。あの大戦争により完成された、歌を感情作用させる戦術兵器として用いる「ミンメイ・ディフェンスシステム」により、十数年ほどのスパンで散発するはぐれゼントラーディ軍との先頭は全く問題となっていおらず、統合軍は過信を抱き腐敗しつつあった。
そんな時に十年ぶりとなるはぐれゼントラーディ軍が太陽系に現れた。民間人のみならず多くの軍人でさえも勝利確信するなか、ミンメイ・ディフェンスシステムにより敵の動きが鈍る。しかしその瞬間、戦場統合軍のものではない異質な歌が流れ始め、敵の動きが激化し、統合軍戦線を維持できず敗走してしまう。地球人類はついに歌を持つ文明出会ってしまったのである

これまで鑑賞してきたマクロスシリーズでは、主人公軍属バルキリーパイロットであったのに対して、II の主人公ヒビキ民間メディア人間であるし、ダブルヒロインが敵の歌姫と軍のエースパイロットであったりと、違いが新鮮であった。総じて面白かった。

SF 作品としても、デニスの「宇宙は広い。地球宇宙に君臨する最も優れた星などと考えるのは大間違いだ。」、「地球が最も優れた文化を持っているだと、ふざけるな。文化が何なのかも分からなくなっていやがるくせに。偉そうに言うんじゃねえ。」という言葉に仮託されるように、SF批評観をもって異文化コミュニケーションを描き出そうとしていた。人と人が分かり合うことというテーマを、明確に初代から引き継ぎ発展させていたのもよし。初代で確立したミンメイアタック否定から入るストーリーは初代でのボドルザー艦隊との決戦を知らないと歌の価値が分からないし、地球文化に染まったイシュタルミーム汚染として排除するシーンは初代の展開のオマージュだろうし、SDF-1 をシンボルとして活用する終盤の展開は初代の背景がないと成立しない。まさにマクロス II というタイトルにふさわしい作品内容だ。初代の超時空要塞マクロスの発展としてはよくできている。

少々残念な点としては、地球文化側が一方的に与える立場であったこと。これはマルドゥークの一部が地球人語を話していたこから推測できるように、彼らもまたプロトカルチャーを引き継ぐものであり、しか地球人と異なり歌を戦意高揚兵器しか理解していなかったから、だろうが。

から、つくづく内容量に対しての展開の早さと話数の短さがもったいないと感じる。良い短編とは長編小説が書けるネタを惜しみなく使ったものだ、という冗談もあるが、とにかくこの内容ならばもっと初期イシュタルとのコミュニケーション復興したマクロスティの様子、発展した地球圏の風俗をしっかりと描いて欲しい。またのちの作品である 7 や F などで導入された設定(移民船団、フォールドブースター民間軍事会社 SMSマクロスクォーターなど)を考えると、統合軍危機に駆けつけない他船団など不自然さがある。

ということでリメイク希望

バルキリー

初代マクロスではできなかったことをやろうぜ、という感じであった。マニューバもしっかりと描いていたし、変形の意味付けもしっかりあったし、1992年ということを考えたらこんなものではないだろうか(プラス異次元すぎる)。雑多な感想を書くと、基本的孤軍奮闘マクロスにおいて大艦隊戦は珍しい気がする。マルドゥークのメカ普通に格好良いが、ゼントランのブサイクメカの方が丸くてかわいくて印象に残る。民間バルキリーというアイディアはすごくいいので、もっと他の作品にも出そうよ。

今作での一番のお気に入りは、6話にちらっとだけでた超巨大デストロイド・モンスター。大きいのは良いことだ。

腐敗している描写などはあったが、大艦隊戦にエース部隊など、統合軍が一番輝いている作品は本作であろう。

三角関係

主人公ヒビキを中心として、敵の歌姫(イミュレータ)であるイシュタル統合軍エースパイロットであり何かとヒビキと衝突するシルビーダブルヒロインさらイシュタルに執着するマルドゥークのフェフ様とシルビーへの好意を隠さなスマートイケメンエースパイロット(名前忘れた)を揃えており、正直恋のレースの行き先が全然見えなかった(いや最終話になるまで恋の駆け引き殆どなくて、急に大人のシーンになってびっくりしたとかないよ)。

イシュタルは純度100%の美樹本絵美少女の上に、おとなしい性格ブカブカシャツスリットのある下着とかカップを強調したドレスとか男のロマンが詰め込まれたようなキャラクターだ(イミュレータの服装ハレンチすぎない?)。しか増田ソバカスチャーミングなシルビーに一票を投じたい。ツンケンしたところもいいし、SDF-1 に賭けたり遺言ビデオレターをノリで撮るなど思い切りの良さはピカイチだし、何より上層部からは目をつけられ民間人からは苦情をぶつけられると言う板挟みのところがいい。初代でも未沙派だったし、増田には中間管理職系の人が刺さるようである。戦う軍人ヒロインしかもバディものいいよね…

ところで気がついたのだが、マクロスダブルヒロンの時って年上系ヒロイン正義? 初代:未沙(19歳)とミンメイ(15歳)、II:シルビー(同い年くらい?)とイシュタル(年下っぽい)、ゼロ:サラ(16歳)とマオ(11歳)、そしてフロンティシェリル(17歳?)とランカ(15歳)。製作陣の趣味なのだろうか。増田は、妹系か姉系か選べと問われれば姉系と即答するので問題はないが。

ちなみに今作で一番かわいいと思ったのは、5話でちょびっと映ったウェーブのかかった紫髪イミュレータの娘。一番渋カッコいいのはエクセグラン司令。

敵(マルドゥーク)も歌を持っていると言うことで、ポップカルチャーである地球の歌と軍歌であるマルドゥークの歌の対比はよかった。ということで印象に残った歌は「バルキリーで誘って」とイミュレータの歌。前者はアイドルソング時代感がいいし、後者聖歌民族音楽のような異質感がある。ただ全体的に歌が少ない!もっとイミュレータの歌が聞きたかった。

地球側のアイドルであるウェンディさん。二つ結びの髪の毛にコテコテではすっぱ口調など十分に現代でも通じるキャラクターだと思う。

次で(多分)最後デルタ

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