はてなキーワード: 坂口とは
マリオと言えば変身。
キノコを食べて大きくなったスーパーマリオ、フラワーを食べて火を出せるファイアーマリオなどがいます。
産みの親である宮本茂だって、色々なものを食べて変身できるに違いありません。
変身した宮本茂さんにもっと色んなマリオを作ってもらいましょう。
遊ぶたびにステージが変わり1000回遊べる不思議なマリオを作れる。
・秋元才加を食べて広井茂
ハイクオリティな映像美が堪能できるアニメーションが流れ大正桜に浪漫の嵐なマリオ大戦を作れる。
高速感が売りの時代が求めた16ビットなマリオザヘッジホッグを作れる。
ボールに入ったマリオを動かすたべごろなマリオボールを作れる。
16連射でなんかする。
anond:20220713172556を読んだ。
タイトルからしてドリフターズの続きを描かないから嫌い!とかそんな理由かと思ったら、
こいつがつらつら挙げてる「自分が漫画家の平野耕太先生を大嫌いな理由」が全部難癖かガセネタで眩暈がしてきた。
大方まとめサイトとかアンチスレで得た知識で叩いてるしょうもないにわかだろうけど、
こいつがここに書いた事が一つでも真実だと思う人が現れたら嫌なので訂正していく事にする。
初めに言っておくね。
あの人「これは貶しても絶対皆賛同するだろう」って物しか悪く言わないの
賛否両論作とか人気作とか「それ私は好きなんですけど…」って物の事は絶対に悪く言わない
A~E評価で主にE時々Dって感じの物は叩くけど万人から評価されてる物の事は悪く言わない
ガンダムで言えばカツ、ハサウェイ、クェス、リディ、キラ、ニナみたいな「多くの視聴者が悪印象を持つだろうキャラ」の事しか悪く言わない
FF7がFF1~6のプレイヤーに叩かれていた時は7だけを叩いていたし、FFがCG映画化したり10が発売するあたりでは初期の1~3のみ好きそれ以降は全部嫌いとか言ってたし
例えばヒラコーがFF7を嫌っている理由は「1から6までは万人向けの名作だったのに7はクラウドとセフィロスで腐女子に媚びたからクソ」って進め!!聖学電脳研究部で描いてたし
その後は「坂口博信はあの髭ムカつく。ゴルゴが現実に居たら雇って殺したい」と言って「スクウェア嫌いだけど坂口が関わる前のFF1~3は好き」とも言っていた(※実際坂口氏はFF1から関わってる)
「リーフとスクウェアのファンは最近の作品を好きなだけの浅いにわかしか居ない」と嫌っていたけど、ウマ娘から競馬にハマって楽しんでる今のヒラコーにまんま跳ね返ってくる台詞だと思う
「漫画を描かないくせにTVに出て漫画家ぶってる江川達也が大嫌いで顔を見る度に舌打ちしてる」本人談は有名だけど、そのヒラコーが今は漫画を描かないのにツイッターで漫画家ぶってる人になっちゃったし
これ、全部嘘だから。
笑えるよね?
いや、実際は笑えないんだけど、誰かを貶すためにここまで嘘八百を並べられるのかって悪い意味で感心しちゃったよ。
こんな事実はない。
こんな事実はない。
スゲエなこいつがヒラコー嫌ってる理由全部嘘じゃねえか…って呆れすぎて笑いたくもないのに逆に笑えて来ちゃった。
これだけだとどこがどう嘘なのか分からないから一つ一つ説明していくね。
あの人「これは貶しても絶対皆賛同するだろう」って物しか悪く言わないの
単純に嗜好が大多数のオタクと合ってるだけの事をよくこんなねじ曲がった受け取り方出来るな。認知が歪んでるわこれ。
人気のある作品は叩かないって書いてるが単純にその人気ある作品が好きなだけでは?と思った。
仮に嫌いでも漠然とした言い方するタイプじゃないし。何がどう駄目で嫌いか理詰めでやるタイプだし。だから尚更怒ったという感じか。
自分が好きな物を理屈で指摘された結果悪く言うので悪という思考に入ってるのと、この好きな物も見事にこういう糖質も吸い付けるやつという相乗。
ヒラコーってステレオタイプなオタクというかディープなオタの主流って感じの感性なんだよな。ヒラコーが褒めてるもんは大体おもしれーし。
まあミーハーなのもあるからディープというのもやや違和感あるかな。べつにミーハーなのを隠そうともしてないし。
スクエア作品を一旦否定してみせるのもミーハー恥ずかしがってるポーズだなそう考えると。
ガンダムで言えばカツ、ハサウェイ、クェス、リディ、キラ、ニナみたいな「多くの視聴者が悪印象を持つだろうキャラ」の事しか悪く言わない
ガンダム知ってる人なら分かるだろうけど、ああ皆言われて当然の嫌われ者ですね、としか。
ガンダムを知らない人に説明すると、普通にガンダム見てたら真っ当に嫌いになるキャラだけなんだよこれ。
他のキャラはカモフラージュでキラについて理詰めで批判されてキレたんだろうなこいつ。
キラを悪く言われた事を根に持ってる腐女子かね。種ガンダム悪く言われた恨みか、あのタイプだと結構率直に言いそうだわ。
20年前に種を叩かれた事を未だに根に持ってるのは病気。糖質入ってるわ。
大同人物語からずっとヒラコー作品追ってるがヒラコーがFF叩いてるの見た事ねえわ。ファミ通PSでSSのギレンの野望褒めてた話を曲解してんじゃねえか?
例えばヒラコーがFF7を嫌っている理由は「1から6までは万人向けの名作だったのに7はクラウドとセフィロスで腐女子に媚びたからクソ」って進め!!聖学電脳研究部で描いてたし
聖学にこんなエピソードはない悪質なデマ。作中で電脳研究部の部長がセフィロスのコスプレして女子にキャーキャー言われるシーンはある。
その上でこじらせたオタクの部長とその弟がFC時代のFFをやたらもちあげる展開はあったが、明らかにこじらせたオタクのこじらせた発言ってツッコミどころになってる。
7は7でやたら楽しげにイジリたおしてるからあれで「7はクソ」としか読み取れないのは色々病んでる。
ヒラコーのスクウェア嫌いをプロレスじゃなくてマジだと思ってる奴居るのかな。
本当に嫌いな物なんて名前を出すのも嫌に決まってんだろ。
自分で選べもしねーーで流れに乗ってゲーム買う奴なんざセングラでもやってろっての!戦闘用グラップラーの略だけどね。
これもリーフやスクウェアのファンと馴染めない俺達みたいなキモオタクソだよな…って自虐ネタだから悪意ある曲解というかよくここまで叩くために嘘つくなって呆れるわ。
基本ひねくれ者だから言ったことストレートに受け止める素直なやつか頭の悪いやつはヒラコーとは相性悪い。
ガンダム監督の富野の私の言う事を額面通りに受け取らないでいただきたい!って発言と一緒。
「漫画を描かないくせにTVに出て漫画家ぶってる江川達也が大嫌いで顔を見る度に舌打ちしてる」本人談は有名だけど、そのヒラコーが今は漫画を描かないのにツイッターで漫画家ぶってる人になっちゃったし
「何で同じ平野って名字なのに俺は平野綾と結婚出来ねえんだよ!」みたいなのと同じで。
あれ見てヒラコーは平野綾の事を好きだったとか真剣に信じてた奴居るのか…?
マイコーハマコーショーコーヒラコー四天王と同レベルのギャグだぞあれ。
これも現実にゴルゴなんて居ないって事を前提としたギャグだから。
そもそも「あの髭がムカつく!」って理由で「ゴルゴが居たら雇って殺したい!」を本気で殺意を持ってると解釈する馬鹿が居るのか?
この元増田が本気でそう思ったのか、単に悪意でそういうギャグを擦っただけなのか、どっちにしても馬鹿だわ。
最後に
あの人「これは貶しても絶対皆賛同するだろう」って物しか悪く言わないの
賛否両論作とか人気作とか「それ私は好きなんですけど…」って物の事は絶対に悪く言わない
A~E評価で主にE時々Dって感じの物は叩くけど万人から評価されてる物の事は悪く言わない
何故かと言うとそういう物を悪く言ったら今度は自分が悪く言われるから
あの人、いかにも「自分は好みにうるさい偏屈なオタクだが!?」みたいなキャラで売ってるのにそういう所が面白い
ガンダムで言えばカツ、ハサウェイ、クェス、リディ、キラ、ニナみたいな「多くの視聴者が悪印象を持つだろうキャラ」の事しか悪く言わない
叩かれがちだけど俺はこれ好き…とか何でこんな物が人気あるんだ?みたいなチョイスで好きな物嫌いな物を挙げた事はこれまで著作を読んだ中では一度も無かった
FF7がFF1~6のプレイヤーに叩かれていた時は7だけを叩いていたし、FFがCG映画化したり10が発売するあたりでは初期の1~3のみ好きそれ以降は全部嫌いとか言ってたし
悪く言っても反論が来ない物とそうでない物を区別する嗅覚に秀でているというのか、いじめのターゲットを選ぶ能力に優れている人って印象がある
それでもツイッターでは時々危なっかしい事を呟きそうになる事があるらしいけど、そういう時は呟いた後すぐにまずいと思うのか1~2分で自分の呟きを消してしまう事もしばしばあるらしい。自分はリアルタイムで一回だけ見た事がある
嫌いになった一番の理由はドリフターズの4巻くらいから単行本の刊行ペースが異常に遅くなったというのが一番の理由だと思うけど
漫画家さんは面白い漫画を描いてくれる事が一番の魅力だと思うけど、それが無くなるとそれまで許容出来ていた嫌いな所とか我慢出来なくなってもう駄目だね
こんな風に大嫌い、って言っちゃってもドリフターズの7巻が出ればめっちゃ面白い流石ヒラコー!って掌返して平野先生の事を持ち上げてるんだろうなあ…
ドリフターズ7巻、正直全然期待してないけどいつか発売される日を待っています
ブコメを読んだら「そんなクソみてえな理由で人を嫌えるんだ馬鹿じゃねえの」的なコメントが結構来てて悲しい
何かを嫌いになる理由って嫌ってる当人以外が見たら割としょうもないというかクソみたいな理由ばかりじゃないかな…
例えばヒラコーがFF7を嫌っている理由は「1から6までは万人向けの名作だったのに7はクラウドとセフィロスで腐女子に媚びたからクソ」って進め!!聖学電脳研究部で描いてたし
その後は「坂口博信はあの髭ムカつく。ゴルゴが現実に居たら雇って殺したい」と言って「スクウェア嫌いだけど坂口が関わる前のFF1~3は好き」とも言っていた(※実際坂口氏はFF1から関わってる)
「リーフとスクウェアのファンは最近の作品を好きなだけの浅いにわかしか居ない」と嫌っていたけど、ウマ娘から競馬にハマって楽しんでる今のヒラコーにまんま跳ね返ってくる台詞だと思う
「漫画を描かないくせにTVに出て漫画家ぶってる江川達也が大嫌いで顔を見る度に舌打ちしてる」本人談は有名だけど、そのヒラコーが今は漫画を描かないのにツイッターで漫画家ぶってる人になっちゃったし
何だかんだで面白い漫画を1~2年に一回単行本にして出してくれてる時は好きな漫画家さんだったんだけど、描かない漫画家になってからは↑みたいな嫌いな所を許容出来なくなった感じあるなぁ…
ひょっとしたら体を壊してるとか何か漫画を描けない理由があるのかもしれない、と最近は思ってきたけど…ドリフターズ7巻…そのうち出るかなあ…
よしださんすげー!(←よくわかってない)
ちなみにFF3で初めてクリスタルに光と闇の概念を持ち込んだのは寺田さん。
きまぐれオレンジロードなど多数のアニメ脚本を手掛けた人。
日本を巻き込むな。
【ワシントン=坂口幸裕】米ホワイトハウスのサキ大統領報道官は27日、日本が米欧とともにロシアの大手銀行などを国際決済網から排除する措置に参加することについて「歓迎する」との声明を発表した。日本の対応に特化した声明を出すのは異例だ。
声明は「ロシアの責任を追及する日本の発表」と題した。日本の発表を受け「主要7カ国(G7)全体がロシアの特定の銀行を国際銀行間通信協会(SWIFT)から切り離し、ロシア中央銀行の活動を制限し、プーチン大統領を含むロシアの主要な指導者に制裁を科すのを支持することになった」と強調した。
「岸田文雄首相と日本政府はプーチン氏のウクライナ攻撃を非難するリーダーだ」とも指摘。「今後も緊密に連携し、さらなる厳しい代償を科し、プーチン氏の選択した戦争を戦略的失敗にするよう取り組んでいく」と記した。
ブリンケン米国務長官も同日に声明を出し、日本が決めたロシアへの追加制裁について「日米や他の主要7カ国(G7)の結束と決意を示すものだ」と評価した。「首相と日本政府の断固とした措置はロシアに重大な代償を科し、戦闘能力をくじくことになる」と主張した。
FF、ドラクエの古き良き「思い出」を超えろ――絶滅危機を乗り越え、再注目されるドット絵
14
任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」の誕生から38年。16×16の四角形の集合体にすぎないドット絵の「マリオ」は世界の人々をとりこにした。ゲームは進化して実際の映像に近づく中で、衰退したはずのドット絵が復興し、若い世代にも広がっている。その魅力とは。(取材・文:河村鳴紘/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)
今年5月、「ドラゴンクエスト3」のリメイク(対応ハード未定)が発表された。公開されたティザームービーにはキラキラと光を反射する水面や、住人の息づかいが感じられる町の灯りと影の世界が描写されている。
こうした臨場感あふれる表現を可能にしたのが「HD-2D」だ。四角い点を枡目状に並べて表現するレトロなドット絵に3DCGを融合させる手法で、懐かしさと新しさが同居する不思議な魅力がある。
「ドットに関しては『今の時代にこれか』というユーザーの声ももちろんあるんです」
そう語るのは株式会社スクウェア・エニックスのプロデューサー・高橋真志さん。
高橋さんの制作チームでは「狭くともちゃんとユーザーに刺さるものを作ろう」というコンセプトのもと、ドット絵ベースのゲーム制作を開始した。
初めて「HD-2D」を採用したタイトルは、2018年にリリースした「オクトパストラベラー」だ。同作では試行錯誤の末に「HD-2D」というアプローチを見いだした。
「『ファイナルファンタジー5』や『6』のようなドット絵を目指そうとやって……できた試作版の感想が、いい意味でいうと “懐かしいね”、悪い意味でいうと“古臭い”というものでした」
明らかに試作版の方が昔のものよりきれいな絵なのに、なぜか「劣る」ように思えてしまったのだ。
「それは過去の思い出が美化されてしまう『思い出補正』のせいでした。私は初めてスーパーファミコンでプレーしたのが『ファイナルファンタジー5』なのですが、当時の体験とともにドット絵が原風景として強く残っているんです。ユーザーさんも同様に感じ取ってしまうはずだから、その分の下駄を何で履かせるか考えた先に3Dに行き着きました」
FF、ドラクエの古き良き「思い出」を超えろ――絶滅危機を乗り越え、再注目されるドット絵
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任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」の誕生から38年。16×16の四角形の集合体にすぎないドット絵の「マリオ」は世界の人々をとりこにした。ゲームは進化して実際の映像に近づく中で、衰退したはずのドット絵が復興し、若い世代にも広がっている。その魅力とは。(取材・文:河村鳴紘/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)
今年5月、「ドラゴンクエスト3」のリメイク(対応ハード未定)が発表された。公開されたティザームービーにはキラキラと光を反射する水面や、住人の息づかいが感じられる町の灯りと影の世界が描写されている。
こうした臨場感あふれる表現を可能にしたのが「HD-2D」だ。四角い点を枡目状に並べて表現するレトロなドット絵に3DCGを融合させる手法で、懐かしさと新しさが同居する不思議な魅力がある。
「ドットに関しては『今の時代にこれか』というユーザーの声ももちろんあるんです」
そう語るのは株式会社スクウェア・エニックスのプロデューサー・高橋真志さん。
高橋さんの制作チームでは「狭くともちゃんとユーザーに刺さるものを作ろう」というコンセプトのもと、ドット絵ベースのゲーム制作を開始した。
初めて「HD-2D」を採用したタイトルは、2018年にリリースした「オクトパストラベラー」だ。同作では試行錯誤の末に「HD-2D」というアプローチを見いだした。
「『ファイナルファンタジー5』や『6』のようなドット絵を目指そうとやって……できた試作版の感想が、いい意味でいうと “懐かしいね”、悪い意味でいうと“古臭い”というものでした」
明らかに試作版の方が昔のものよりきれいな絵なのに、なぜか「劣る」ように思えてしまったのだ。
「それは過去の思い出が美化されてしまう『思い出補正』のせいでした。私は初めてスーパーファミコンでプレーしたのが『ファイナルファンタジー5』なのですが、当時の体験とともにドット絵が原風景として強く残っているんです。ユーザーさんも同様に感じ取ってしまうはずだから、その分の下駄を何で履かせるか考えた先に3Dに行き着きました」
再び活況を取り戻したドット絵ゲームだが、2006年ごろになると、モバイルゲームのトレンドはMobageやGREEなどのプラットフォームが提供する「美麗カードゲーム」へと移っていく。小林さんも現場から退きディレクター職に軸足を置いていた。またもドット離れの時代の到来か……。そんな諦念を払拭したのが、2013年にエイリムから出たスマートフォンアプリゲーム「ブレイブ フロンティア」だ。ドット絵ベースRPGにスマートフォンのタップ操作を掛け合わせたゲーム性が90年代のゲームファンを魅了。全世界で合計3800万ダウンロードを記録する大ヒットとなった。
勢いに乗るエイリムにいた元同僚から声がかかり、小林さんも再びドッターとして腕を振るうこととなった。現場では、ユーザーのダイレクトな反応にも触れることができた。
「『やっぱりドット絵好きです』っていう声が、具体的に上がるようになったんです。過去の産物とかではなく、ドット絵はドット絵でいいよね、って認識できました」
さらに大きなうねりをもたらしたのは海外のインディーズゲームだった。
2011年に正式リリースされた「マインクラフト」はドットテイストの3Dブロックによって自由に世界を構築するゲーム。複雑な造形物を描くにはドット絵の素養が必然的に要求される。さまざまなプラットフォームに配信され2億本以上売り上げるなど、一大ブームを巻き起こした。
(Christian Petersen/Getty Images News/ゲッティイメージズ)
完全ドットベースのインディーズゲームでは2015年リリースの「Undertale」もその代表格だ。アメリカのゲームクリエイターであるトビー・フォックス氏の個人開発で、100万本以上の売り上げを誇る。モンスターのすむ地底世界を舞台に、子どもが地上に戻るための冒険をする……という内容だ。ゲーム好きをうならせるストーリーと個人開発とは思えぬほどの異常な細部へのこだわりが熱狂的なファンを獲得し、口コミで広がっていった。
CGに比べて制作コストの低いドット絵はインディーズゲームクリエイターに好まれた。しかし、あくまでクリエイターの趣味の領域にとどまり、それ以上の広がりにはつながりにくい一面もあった。そこにSteam等のゲーム配信プラットフォームや、Twitter、YouTubeといったSNSの普及もあいまって多くの人の目に触れ、ドット絵の灯が紡がれたといえる。特にマインクラフトに関してはティーン層にも広くリーチし、新たなドット絵ユーザーの拡大に大きく寄与している。
テレビゲームからモバイルゲームへと、時代に応じて活躍の場を広げてきたドット絵。
近年はゲームの世界だけでなく、「ピクセルアート」のように、ドット絵をゲーム以外の文脈と接続しながら新たな魅力を発信する試みもある。
シブヤピクセルアート プロデューサー 小野氏(左)・代表 坂口氏(右)
東京・渋谷で2017年から毎年展開されるアートイベント「SHIBUYA PIXEL ART」。
「近年、街がDX化される中で、文化的なものを組み込みたいと考えた」
「ゲーム文脈から拡張されたピクセルアートを、多様な形で展開できる場所として渋谷を選んだ」
現在は50人以上のクリエイターが国内外から参加し、大手企業による協賛やアーティスト・ゆずとのコラボレーションなど盛り上がりを見せている。
参加クリエイターのうち、3割が10~20代と若い。彼らにはドット絵のシンプルな技法が新鮮に映るという。また、四角形の集合体で構成するドット絵に対して縦横ではなく「斜め」の線を使い物議を醸すなど、“常識”に挑む斬新なアプローチが光る。
バウエル・ジゼル・愛華さん
「SHIBUYA PIXEL ART 2021」で優秀賞を受賞した高校生モデルのバウエル・ジゼル・愛華さんもその一人。ドット絵をプログラムで動かすYouTubeの企画がきっかけで、ドット絵を描くようになった。「少ないピクセルの中でどれだけきれいに描けるか、というのが楽しい」と話す。下書きもせず何となくテーマを決め、タブレットとペンでバランス良くモノを配置しながら作りあげてしまう。
「SHIBUYA PIXEL ART 2021」で優秀賞を受賞したバウエルさんの作品
「粗いドットのデジタルの雰囲気が逆に新しい」とバウエルさん。ドット絵は新たなファン・クリエイターを取り込みながら、活躍の場を広げている。
新世代も取り込みながら進化を続けるドット絵。制作中の「ドラゴンクエスト3 HD-2D リメイク」にも、新たな可能性を示す仕上がりを期待したい。
5chに連投コピペで貼られてたんだけど、ググっても元の文章が出てこない。
・すぎやまこういち(1931年東京都生。作曲家。日本バックギャモン協会会長)
・植松伸夫(1959年高知県生。神奈川大学外国語学部英語科を卒業後、TVCM等フリーで活躍し、1986年スクウェア入社)
(要約)
すきやま:
だんだんドラクエ関連のスケジュールだけで1年終わっちゃうみたいな有様になってきちゃって、
あんまり他のことができなくなってきてるんだよね。困ったもんだよ。
ドラクエやると、やれCDブックだアニメだときて、レコードもブラスバージョンやエレクトーンバージョンやピアノバージョンが出て、
そうなると色んな出版社がピアノ譜やエレクトーン譜を出す。そんなことやってるから1年潰れちゃうもんね。
植松:
すきやま:
どうしても大変だと思いながら、「このゲームが好きだなあ」ってことになるとついね。
植松:
まさか本当にやって頂けるとはね。言ってみるもんだなとつくづく思いましたよ(笑)
すきやま:
でも楽しかったね、あれは。FFVも大変だったね。やっと僕も上がったんですけどね。
植松君は働き者だなとつくづく思いましたよ。何曲あるの、あれ?
植松:
60近くはあるかもしれないですね。
すぎやま:
60曲あのゲームの中にあるということは、実際作った曲はその裏にもっとあるでしょう。何曲ぐらい?
植松:
1コーラス作ったという感じで言ったら100曲ぐらいいってるかもしれないですね。
すぎやま:
働き者だなあ(笑)
植松:
曲数が多いというのも一既にいいとは言えないとも思ってるんですよね。
すぎやま:
植松:
そんなでもないんですけどね、それでも10曲ぐらいは少ないかな?
すぎやま:
そうでしょ。やってる時はこの曲面白いなと思うんだけど、終わったあと覚えてる数が少ない感じがしたね。
その原因は何だろうと思ったんだけど、多すぎるというのがあるのかもしれないな。
でもやっぱりどんどん意欲が湧いて、ここはこういう曲にしちゃおう、ここはこうしようっていうのが出てきちゃうものだよね。
植松:
作ってる方としてはまだ足りないんじゃないかという気もするんですよね。完成したあとに自分でやってみますよね。
そうすると、こことここの音楽変わってないやっていうところがいくつかあるんですよ。
だから作った本人は全部曲覚えてるから別に問題ないんですけど、
自分以外の一般の人にとっては多いかなとは思ってるんですけどね。
30曲に抑えようとしたんですよ。IVのときもちょっと多いと思ったんです。
今回は絞り込んでやろうと思ってたんですけど、欲が出てしまいますね。
すぎやま:
僕も曲を絞り込むときは断腸の思いでね。切る作業が大変ですよ。
前にも言ったと思うんだけど、むこうのミュージカルなんかを見ると本当に曲数少ないんだよね。
でも植松さんのやり方でいいなと思うのは、1つの曲をシーンに応じてアレンジを変えて出すケースが多いでしょう。
植松:
すきやま:
働き者なんだよ。FFVの曲は植松さんの趣味趣向がはっきり出てるから、
それがある意味でいい個性になってていいなというのがありますね。
スコットランド民謡をはじめとして、民族音楽への傾斜というのがあるでしょ。
植松:
今回そのアイルランドのリールっぽい曲を入れたのって初めてなんですけど、あれを入れますと
ユーザーの意見なんかのハガキに「アイルランド行ってきて帰ってきたらもうこれだ」というのがあるんですよ(笑)
別にアイルランドから帰ってきて、その影響受けてやってるわけじゃないんですけど。
以前から凄く民族音楽に興味がありまして、入れたかったんですけどファミコンのときとかって難しいじゃないですか。
すぎやま:
ちょっとやりにくいよね。
植松:
いつかやってやろうと思ってたんですけど、あんまり興味本位で民族音楽好きだから
入れるというのも安っぽく見えてイヤかなと思ったんですけどね。
先日、すぎやま先生がうちの職場にいらした時にお話ししたんですけど、今トルコ音楽を習いに行ってまして、
すぎやま:
植松:
日本人だったら日本の音楽ルーツとして民謡とかがあるはずだと思ってるんですよ。
日本に昔からある音楽が自分の血の中にあるはずだって自分では思ってるんですけど、
一度「雅楽(古来の宮廷音楽の総称)」の“ひちりき”(雅楽用の竹製の管楽器)を習いに行ったことがあるんです。
そうすると自分の中に流れている血というよりも、逆にそれがすごく新しい、
ブライアン・イーノのシンセサイザーの音楽に近い印象があったんですよね。
すぎやま:
笙(雅楽用の管楽器)のハーモニーなんかは音の響きが非常にシンセサイザー的な新しさがあるよね。
植松:
そうなんですよ。だからこれはものすごく面白いけど、自分にとっての血ではない気がしたんですよ。
雅楽は朝鮮からのものですけどね、そういうルーツみたいなものを考えていったら、
逆にヨーロッパの民族音楽がすごく自分にピンとくるものがあったんです。
自分にとってピンとくるものを追っかけていく方が面白いんじゃないだろうかと思って、
最近は自分が日本人だから日本古来の音楽をどうのこうのという考えはなくなってきてるんですよね。
すぎやま:
僕ら日本人で日本の文化の中で暮らしていると、いつかは三味線音楽や琴の音楽が耳に触れてるわけ。
和風喫茶やレストラン、エアラインなんかでもいつの間にか聞こえてくる。
アメリカで生まれ住んでるとそれは耳に触れないで大人になっちゃうでしょう。
僕らは耳に触れてるから、知らない間にそういう音感は身についてると思うの。
町の音楽「ミーファー」ってメロディがいくときに、もう1つの声部が「ミーミー」とそのまま引っ張って、
ミとファが平気でガチャーンと使ってるのがあるでしょう(トゥールの村などの音楽)。
植松:
バッテンなんですよね。
すぎやま:
植松さんはあれにある種の美しさを感じるからやってるわけでしょう。
で、僕も日本人だから聞いて「あ、ここいいな」と思ったんですよ。
「ソーミーファー」というのと「ソーミーミー」というところでミとファがぶつかっているのは、
西洋音楽のエフメジャーセブンの中のミとファのぶつかりの意味とは全然違う意味のミとファでしょ。
それは江戸時代の三味線や琴の音楽でしょっちゅうやってることなんだよな。
「ラファミミファミミファファミ」といってるときに、1は「ミミミ」といってミとファがぶつかってるという、
そういうテンションに美しさを感じるという江戸時代の音楽家らの伝統みたいな感覚の流れがあるんだよね。
あの部分を聞いて植松伸夫もやっぱり日本人だと思ったんですよ。
で、僕もアレをイヤだと思わずに、あぁこれいいなと感じて、僕も日本人だなと再確認したんです。
植松:
ミとファの半音でメロディと伴奏が平気でぶつかることがしばしばあるんですよね。
自分でもああぶつかってるな、クラシックの音楽のテストなら絶対にバツだなと思っても、
その響き欲しいしと思ってそのまま残すこともあるんですよ。
すぎやま:
それが間違いか間違いじゃないかというのは、感覚的にそのぶつかりが許せるかどうかなのよ。
いいと思うかどうかなのね。だから西洋音楽なんかも近代音楽以降はガンガンぷつかるでしょう。
それが前後の関係や音楽全体の姿からいって、感覚的にこれが美しいと思えるものはマルなのね。
ミとファのぶつかりあいが美しいと思える感受性があってやったものであれば間違いじゃないんだよ。
ただそれが自分一人でいいと思ってるだけで、世の中全員が気持ち悪いと思ったら
植松:
難しいですよね。音楽を学問にした人というのは、かなり強引だと思ってるんですよ。
どうやって音楽の点つけるんだろうって未だに僕思ってるんですよね。
小中学校を通して音楽というものを学校の教育に取り入れて100点取った人は偉い、
大人になって楽器を手にしなくなっちゃう人が多いんじゃないでしょうかね。
すぎやま:
音楽教育というのがどうあるべきかというものは、これはもっと考えなくてはいけない問題で、
植松:
すぎやま:
笛を吹いたことについて点数つけることよりも、笛吹く楽しさをわからせるのが大事だよね。
だからファイナルファンタジーとかドラゴンクエストの音楽というのは大事なんですよ。
植松:
ドラゴンクエストの音楽が好きになってコンサート行きますよね。
すぎやま先生なんかのコンサートはフルオーケストラでやってらっしゃるでしょう。
それはものすごい影響力だと思うんですよね。
子供がオーケストラを生で聞くチャンスが普段あるかというと、少なくとも僕は子供の頃そんな経験はしてないんですよ。
そうすると、ある意味ですごく羨ましいんですよね。小学校2-3年という頃に、N響の音が年に1回、生で聞けるわけでしょう。
すぎやま:
他のオケなんかのコンサート数えると、20-30回やってるよ。全部ドラクエじゃないにしても、1コーナーとかね。
だから、あちこちに頼まれて棒振りに行く仕事もやってます。それは大事なことだからね。
植松:
すぎやま:
しかし、いつもゲームの音楽作るときに、昔の大作曲家の作品聞くじゃない。
とてもかなわないなと思うことが多いね。
植松:
すぎやまさんがそんなこと言ったらこちらの立場はどうなるんですか(笑)
すぎやま:
昨日久しぶりにバレエ見ようと思って神奈川県民ホールに「くるみ割り人形」見に行ったの。
チャイコフスキーのド天才めって感じだよ(笑)。とんでもない天才だね。
植松:
チャイコフスキーは僕もすごく好きですね。音楽は誰が好きなんですかなんてインタビューとかであるじゃないですか。
すぎやま:
とんでもない大天才だよね、あの人は。
あの時代で20世紀の音楽家が考えて書くようなヴォイシングやってたりするわけよ。オーケストレーションのうまいこと。
植松:
この前、西田敏行がロシアに行ってチャイコフスキーの足跡を辿るという番組をテレビでやってたんですよ。
僕もチャイコフスキー好きだから見てたんですけど、チャイコフスキーはホモであるというのを聞いて、
「ああ良かった」と思ったんですよね(笑)
すきやま:
その良かったというのはどういう意味なの?
植松:
チャイコフスキーも人間だったんだなというね。ま、噂なんですけどね。
すきやま:
モーツァルトなんか完全にいってるよね。大天才でも大欠点があるという。
植松:
チャイコフスキーにしろモーツァルトにしろ、メロディが非常にわかりやすいんですよね。
クラシックって難しいから嫌いという人が多いですけど、そんなことないと思うんですよ。
すきやま:
ベートーベンとかブラームスあたりはみんなそうだよ。いいメロディもってるよ。
植松:
すぎやま:
植松:
だからドラクエなんかはオーケストラでやっても子供が聞けるんですよ。
すぎやま:
ドラクエにしてもFFにしてもメロディ大事にしてるからそこに強みがあるでしょう。
他にもFFでは民族音楽的なのがありましたな。デデンッデデンッ…てやつ(笑)
植松:
すきやま:
だからそのうちトルコも出てくるぞ(笑) FFでは吟遊詩人というジョブがあるじゃない。
吟遊詩人がマップの中のトルコやアイルランドみたいなところへ行ったりするとそこの音楽を覚えて、
それを戦闘中に唄うと何かが起こるみたいなことがあれば面白いんじゃない。
植松:
すぎやま:
増えるね(笑) でも吟遊詩人というジョブがあるから使えそうな気もするね。
植松:
一度何かに絡めてやってやろうと思ってるんですけどね。
どうしても容量がそういう余分なところまで回らないんですよ。
すぎやま:
植松:
すぎやま:
ダンジョンも違う?そんな気もしたんだけど。
植松:
いや、ダンジョンという曲は1曲しか用意してないんですよね。他で使ってるのを使いまわしてるんです。
すぎやま:
でもなんかすごく多い気がしたな。
植松:
実際多いんですよね。飛空艇は1曲ですし、チョコボは2曲だし。
すぎやま:
チョコボはまた面白いね。あの音楽と動きを見事にシンクロさせてて良かった。
植松:
あそこらへんはプログラマなんかと楽しんで作ってましたよ。
すぎやま:
植松:
ヘタクソなやつが最後はコンサートピアニストぐらいにしてくれと言われたんで、
最初はメトロノームにも合わせられないようなところから始めて、最後はドビュッシーまで弾けちゃうんですけど、
あのドビュッシーの曲(月の光)をみんなあんまり知らないんで、ガッカリしちゃったんです。
すぎやま:
グリークとかチャイコフスキーのピアノコンチェルトみたいな方がコンサートピアニストみたいな気がするからね。
植松:
そうですよね。最後のが弱かったのが残念だったな。
すぎやま:
植松:
息抜きというやつですね。でも結構一生懸命やっちゃうんで、息抜きできなくなっちゃうんですけど。
すぎやま:
作ってる本人はいいんだよ。遊ぶ方は息抜きできるんだから。植松さんはドラクエは上がったの?
植松:
実は最後のダンジョンの手前でFFVのアレンジCDの仕事に入っちゃいまして、まだなんですよ。
すぎやま:
上がってないの!?
植松:
今日までに終わらせるつもりだったんですけど。
すぎやま:
僕は対談頼まれたときに、12月中だと聞いてそれまでにFFVを終わらせる自信ないって言ってたんだけど、
元祖プロゲーマーを称してるからには面目にかけても上がろうと、しゃにむにやって上がりましたよ。
途中でやんなっちゃうゲームだと上がれないけど、やってて楽しかったから相当寝不足になりましたよ。
植松:
今回はアマチュアの勝利ですかね。スクウェアのメンツって、単独で独立して音楽で食っていけるか、
絵で食っていけるか、企画で食っていけるかという連中がまだ1人もいないんですよね。
すぎやま:
植松:
いえいえ。平均年齢がまだFFチームでいうと25ぐらいなんですよね。
すぎやま:
ドラクエチームもそうですよ。皆さん若い。僕1人だけ飛び抜けてるんだ。
植松:
結局若い、何かやってやろうという奴らが集まってるんですよね。
そいつらが泥まみれになって一緒くたになって限度知らずの頑張りをするんですよね。
全てのプロの人がそうというわけじゃないんですけど、中にはお金と割り切って仕事をする方もいらっしゃいますよね。
そうするとある程度から先の気力とか頑張りを越すというのは難しいというのがたまにあるじゃないですか。
そういうことが5のチームには無かったんですよ。
とにかく最後の最後まで、〆切のマスターを任天堂に送る朝まで、どこまでできるかということをみんながやったので、
そこらへんの適当なプロの人を集めて作っても、ああいう気合いの入った作品は出来なかったんじゃないかなと思うんですよ。
今になってやってみると、あそこをこうした方がいいというのはうのはいっぱいあるんですけど、
終わった時点ではもうこれ以上はできない、とみんなが思ってるんですよね。僕もあのときはそうでしたしね。
すぎやま:
結局世の中を見てると、FFにしてもドラクエにしてもそうだけど、
好きで好きでとことんまで頑張るという人が集まってるところのゲームがヒットしてるんだよね。
植松:
柳龍拳を完封した岩倉は総合格闘家兼武術家の熊澤伸哉に真剣勝負を挑んで、開始早々腕を折られた。
あげく、真剣を挑んだのはお前だから逃げるな! と喝を入れられて逃げ腰で試合を消化して熊澤の軍門に降った。
https://www.youtube.com/watch?v=9PH9cAL-FHY
はっきり行って総合格闘家としても大したやつではない。
当然柳龍拳にも問題はある。武術家の問題として試合に出ないという問題がそのまま露呈してパンチに反応できなかった。
ちなみに岩倉はかのK-1プロデューサーだった谷川が起こしたイベント、巌流島でプロ格闘家ではないアマチュアの蟷螂拳の選手に敗北している。
ちなみに坂口拓とその師匠、稲川義貴はたしかに見た目が胡散臭く強度の右翼だが、リアリティあるヤバめの現地ルポを敢行する丸山ゴンザレスからも技は本物という評価を得た(丸山自身総合をかじっている)。ここに忖度はない。丸山のレポートはどれも本心から述べてるものが多い、というより丸山は嘘がつけなさすぎてヒヤヒヤすると言われているやつだから、嘘はない。朝倉海と坂口の親交が深く、海は坂口の武器術とディザームの能力を高く評価している。
ちなみに石井はバッシングも多いが、朝倉海、那須川天心ともコラボしてその技の有用性を評価されているし、最近アップされる予定の動画では未来ともコラボしている。偽物なら呼ばれない。
システマは習得が難しくみなみかわのおかげで知名度と不名誉が一度に広まったが、UFCにも出場経験のある総合格闘家の菊野克紀が沖縄拳法空手のナイハンチの理合と一緒だとして自らの道場、『誰ツヨDOJOy』で採用している。
そのころ私は伊東温泉に住んでいた。伊東には川奈に日本一のゴルフ場がある。もっとも、当時は占領軍に接収されていて、日本人は立入ることができなかった。
私の住居から百メートルぐらいのところに尾崎士郎さんが住んでた。士郎さんのところへ出入りする人で、彼の小説の中でカチンスキーとよばれて登場する怪人物がいる。カチンスキーといっても先祖代々の日本人であるが、ゴルフ界で顔の売れた世話人である。私がゴルフ道具を手に入れたときいて、やってきて、
と誘う。
「あそこは日本人が行けないのでしょう」
「普通はそうですが、ボクと一しょなら行けるんです。進駐軍が川奈を接収したとき、司令官に頼まれて、いわれた数だけのゴルフ用具をそろえてやったんです。お礼に何をやろうかといわれたときに、ボクとボクの友だちにゴルフをさせろといってみたんです。よろしい、ではお前とその他七人のお前の友だちはゴルフをしてよろしいということになったんです。七人の名前を書きだしてきましたが、要するに一度に七人以内ならだれでもいいんですよ」
「それは、ありがたいね。じゃア、あなたにゴルフを教えてもらおう」
「ぼくはゴルフをやらないんです。ぼくはゴルフの道具を銀行、会社へ売りこんだり、ゴルフ場の工事を請負ったりしてたでしょう。ボクがヘタでなってないフォームでバカな振り方をやるとお客がよろこんで、つまり、商売のコツだから、ボクは昔からゴルフやらんです。ハハ」
怪人物の言辞はモーローとして心もとないから、私は士郎さんをたずねて、きいた。
「カチンスキー氏が川奈のゴルフ場へ出入できるというのは本当ですかね」
「それは本当だ。とても顔がきくんだ。司令官がでてきて、食堂へ案内してコーヒーをのませるぐらい顔がきくよ」
「イヤ、キミはこまらんよ。司令官が食堂へつれて行くのはカチンスキーだけだ。先日カチンスキーの会社の社長が彼の案内で川奈へ行ったが司令官はカチンスキーだけ食堂へつれて行ってコーヒーをのませてくれて、カチンスキーは二時間ぐらいコーヒーをのんでたそうだ。社長はその間、吹きさらしのゴルフ場へ放ッぽりだされていたそうだよ。キミも食堂へ案内される心配はない」
妙な人物がいるものだ。カチンスキー氏の社長はゴルフを知ってるだろうから、吹きさらしの中で二時間放ッぽりだされても持つかも知れんが全然ゴルフを知らない私はカゼをひくだけの話である。
こういう次第で、日本一のゴルフ場で人のできない練習の機会には恵まれていたが、私は怖れをなして行かなかったのである。
4
一九五二年二月二十九日というハンパな日に、私は群馬県桐生市という赤城山麓の織物都市へ引っ越した。
私は引っ越してくるまで知らなかったが、そこは書上文左衛門という桐生一の旧家で桐生一の富豪の母屋であった。せまい部屋が一ツもない。どの部屋からも一陣の突風が吹き起りそうな広さがあった。
ここを探してくれたのは作家の南川潤である。潤さんはこの母屋に人が住んでいないことを知っていたが、まさか人に貸すとは思わずに、念のため訊いてもらったのだそうだ。すると意外にも実にアッサリ貸してくれたのだそうで、私も引っ越してみて、貸すのが当り前だと思った。
誰かが住んでいなければ、夜な夜な怪風吹き起り、日中といえども台所や座敷などにツムジ風などが起り、ネズミその他のジャングルとなるであろう。かと云って、タダモノの住みこなせる家ではない。第一、当家の人々が奥の方に然るべき住み心持よき家をつくって移住しているほどだ。トラック一台の荷物なぞは、片隅のゴミのようでしかない。
どうしたら人間が住めるであろうかと皆々が思案投首というところへ、文左衛門さんがやってきて、
「山寺のようでしょう」
「まったく、そうです」
「やりません」
「道具があるじゃありませんか」
私は返事をしなかった。ゴルフの道具はある。たしかである。しかし、ゴルフは知らない。たしかである。そのナゼであるかは、何年前かに文六さんのウィスキーの肴にされたテンマツから話をしないと、誰にもわかってもらえない。そして、そのテンマツを語るにはハナシ家が高座で一席うかがうぐらいのイキサツがあって、途中できりあげることも、途中から切りだすこともできない。要するに、返答しない方が無難なのである。
しかし、文左衛門さんはイサイかまわず「私のウチの裏庭にゴルフの練習場があります。戦前に造ったもので、いたんでいますが、練習に差支えはありませんから、御自由にお使いなさい」
言いのこしてさッさと行ってしまった。文左衛門さんはその後私の顔を見るたびに裏庭の練習場を使いなさいとすすめるが、私はかりそめにもゴルフクラブを手にとらなかった。それは文六教祖の訓戒をケンケンフクヨウしているからで、はじめにはプロについて正しいフォームを習いなさい、この一ヶ条だけは守りなさいという。だいたい教祖の言辞が学校の先生や大臣、長官の訓辞よりもなぜ信仰されるかというに、たいがい教祖の訓戒は一ヶ条ぐらいしかない。ここが教祖の自信マンマンたるところで、また実力あるところである。大臣や先生どもの訓辞はとてもこうはいかない。
え?上田の件ですよ。
え、上田って誰の話かって?あれ?ご存じない?
え?まだわからない?
東京ヤクルトスワローズの星である上田剛史に戦力外通告が出されたって話ですよここまで書きゃわかるでしょわからないならもうこの先の文章はnot for youなので閉じて!PCの電源長押しして!ようやく完成したパワポの資料を保存してない状態で!!!!
はい、ここから先は野球にご理解のある奇特な皆様への悲しみと憤りの共有になるんですけどちょっともうヤクルトおかしくなってないですか?
いやいやいや近年弱いのは別にいいんですけど今年の選手の切り方がもう異常じゃないですかね。
とか書いてると上田の成績調べて「ちょマテオwwwwバロビッシュ有wwwwこんな成績じゃ今年切られて残当残当、残党義則wwwww」とかクソつまらねーこと言ったりヤフーの便所の落書き専用コメント欄に書き散らしたりする輩が、多いんだよね。だから、接点t、もしくは数字だけ見たいならベストプレープロ野球スペシャルをオートで回して結果をニヨニヨしながら見てりゃいいんですよ。
上田が上田として台頭してきたのは知人男性事件からでしょうか。
https://wikiwiki.jp/livejupiter/%E7%9F%A5%E4%BA%BA%E7%94%B7%E6%80%A7
そして今年、球界にムーブメントとして広げたホームラン時のカメラ目線
https://ameblo.jp/naka-yotch670208/entry-12622015670.html
https://tv.pacificleague.jp/vod/pc/topics/ptv_originals/43342
なんだよ試合の外のことばっかりかよと言われそうなので辛い今シーズンのなかで小川のノーノーに次ぐというか個人的にはそれすら越してベストと言っちゃいたいぐらいの上田の熱血プレーを見よ!!!
https://www.youtube.com/watch?v=qbvt2ias-3k
最高だぜ上田―
https://www.youtube.com/watch?v=iufPaboQdxM
やらかすタイプなのでこういう面もあるんですがそこもご愛敬ってもんですよ
要は成績だけみたら今年は戦力外でもまぁおかしくはないんですけど、上田力と言うかそれを補って余りありすぎるほどの魅力がある選手だったんですよ。
これ私が個人的に思い込んでる話ではなくてですね、ご存知の方もいるとは思いますが上田戦力外が発表された後、
とか言うハッシュタグがTwitter JPのトレンドに上がってしまったんですよ。まぁ正直このタグはパリッシュのゲテモノ食いキャラぐらいキモさはあるんですが、まぁ少なくない人数のファンが上田の戦力外に違和感を持ったわけです。
とまぁここまで書いておいてなんですが、私は戦力外自体は致し方ないかなとは思ってるんです。ここ数年のヤクルトはまぁ弱い。そんななかで若手育成に数年は費やしてチームを立て直そう、そのために中堅の成果が出ない選手は切っていくしかない、という方針だろうなと思いますよ。
ただ、だからってシンプルに上田を戦力外にするんじゃねーよと。わー腹立ってきた。
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/25223
マジでお知らせしますじゃねーよ誰だこんな切り方するって決めたバカ出てこいよ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/df11f0df20f343e61a604501c244d1a2f28c27a7
俺はこう言いたいんだよ!
しょうがないよ、来期構想に入らない、戦力外にならざるをえない。それはしょうがない。
ただこんなやりかたしかなかったのか?こんな切り方をする選手だったのか?
そりゃ誰しも選手には終わりの日がくるよ。ただ上田はさ、いつか引退試合があって最終打席にフルスイングしてボテボテのピッチャーゴロでも打ってさ、「わー、やっぱり上田は最後まで上田じゃねーかw」とか言いながら泣きたかったんだよ俺は。何なら今泣いちゃうよ勝手に想像して。
それを勝手に戦力外にしてるんじゃねーよ!引退の打診ぐらいしろよ!それを上田が拒否するならするでヤクルトでの最終試合を明確にすることだってできただろ。
別に球団職員にしろとも言わないよ、でもこんなに選手にリスペクトが無い切り方あるか?そしてそのリスペクトの無さはファンの無視でもないのか?
比べたかないけど同じく愛されキャラであった三輪は長年レギュラーには定着しなかったけどあの成績でしっかりと引退セレモニーしてくれたじゃねーかよ。
じゃあなんで出場試合数も在籍期間も長い上田がバッサリ切っておしまいなんだよ。
やらかしでお馴染み我らの愛する飯原にだって引退勧告して球団職員の道も示したわけでしょ。
なんで上田には何もないんだ!!
なんだよもー。あとなんか腹立つのが青木の契約更新を上田の戦力外の前にやってるのが意図的に見えてなんかやだ。青木怒りそうだから先にまとめたようになんか見えるんですよ。
とかなんとか言っててもさ、もう変わらないわけですよ。戦力外になったのは。だからもう祈るだけ。上田がどこかのチームに入って活躍することだけを。
けど何とからないのかなー、この増田きっかけでヤクルトが考えなおしてくれない?再契約してくれない?引退試合を設けてくれない?してくれないの?なんで?いいんだよ失敗したらごめんねして正せば。
頼むよ・・・・、どうすればいいんだよ教えてよ稲尾和久。稲尾も教えてくれない?じゃあ教えてよ落合信子。だめ?天パーの息子を声優にする方法しか教えられない?
はぁ、もうヤクルトに対する気持ちが萎えてしまってですね。もう数十年ですよ、そんな長期に渡るファン生活が終わる予感がしています。
山田も小川も石山もこんなチームから出て行った方が幸せじゃねーかと思っているぐらい。みんな好きな選手だけどこんなクソ判断する球団にいない方がいいよ。阪神だけはやめた方がいいと思うけど他ならどこでももっと幸せに野球できるんじゃないかな。
あーあ。強いチームではあって欲しいよ。そのためには選手は変わっていくのは当たり前だよ。でもチームに貢献した選手ぐらいちゃんと見送らせてくれよ。
みんながみんな見送れないのはわかってるけどさ、それでも1人でも多くの選手をちゃんと見送りたい、お別れしたいと思うのファンとしておかしいですかねいやおかしくない!
ついでの様だけど近藤にもなんて仕打ちをするんだという気持ちがもりもり。どんだけここ数年のプルペンを支えてきたと思ってるんだよ。坂口ガチギレして別のチームに行った方がいいよほんとに。
んでさ、選手いなくなって土橋と池山で二遊間を守って、石井と高津で8回9回を投げざるを得ない状況にでもなればいいよ。あと大松が代打ホームラン打って指をクルクルすればいいんじゃないですかね。
はい、終わり。
中2のある日、いつもどおり何気ない一日だった訳だが、隣のクラスの友人から
友人「なんかさーその人が、すげー勘違いしててさどうやら、俺達が坂口さんを馬鹿にしたって思い込んでるらしくて放課後こいってさ…」
自分は、別に目立ってるようなやつでも無いし、かといって別にくらーい感じでも無くまぁ要するに「パンピー」と呼ばれるカーストだったと思う。
かなりの肥満体型で、通常ならいじめられるようなポジションにいてもおかしくないやつでは合ったが、運良く、小学校の時の友人がことごとく
上位カーストに食い込む事で、それらがいい感じに相殺されて「パンピー」にいれてるようなやつって事だ。
(いたよねそういうの)
ただ、自分自身は、本当に不良とか、そういう目立つような行為とは真逆にいるようなやつだったから、暴力だったり
ましてや「先輩に呼び出される」というイベントが人生で初めてだった。
今でも覚えているが、その話を聞いただけで、膝下からの力が抜けガクガクしたのを覚えている。
それくらい。
その友人は、割と目立つ系?ではあったが、一番上位カーストの「不良」という頂点には属さない
「ハッピー層」とでも言おうか、その辺のやつだった。なんでまぁ不良とも丁度いい感じに付き合うような層かな。
俺「何かの間違いでは無いのか?!」
友人「いや、絶対なにかの間違いだ。なんか知らないけどその坂口さんの事を俺たちが遠くから"アナル"とバカにしたっていうので怒ってるらしいんだよ…言ってないしさ」
俺 「いやいやいやいや、本当になにそれ?!意味がわかんない!!!」
ちなみに、この時俺は"アナル"の意味すら知らない純粋なやつだった。というか、この一見で"アナル"を知る訳だが。
友人「とにかくさ、マジでめっちゃキレてて行かないと終わんないくさいからさ…」
俺 「えーーーーーー…」
------------------------------------------------------
坂口さんは、小学校が同じだった。話した事も無かったけど小さな小学校だったのでよく見た。身長は低く
見た目は香田晋みたいな感じの顔だ。当時、小学校では野球部のリーダーがその学校で一番のボスで
なんで、小学校の時はカーストの頂点のナンバー2みたいな人だと思っていた訳だが。
坂口さん「並べ」
そういうと、俺と友人を並べさせた。
坂口さん「お前ら、先週のあの時間に、向かいの校舎の窓から二人で俺を指さして笑ってたよな…?」
怖い。マジに怖い。生まれて始めてまっこうからメンチを切られて本当にアワワワとなった。
坂口さん「どーなんだおらぁ!!」
あまりの強さに頭が真っ白になっていたが、坂口さんの言っている時間帯にそんな事をした覚えは無い。
ていうか、俺はその時間帯は毎日楽しみにしていたシティーハンター再放送を見るためにさっさと家に帰っている訳で
完全にアリバイもあるんだ。
友人「いえ、言ってません!本当に自分たちではありません!」と友人が勇気を振り絞って反論した。
坂口さん「あ?!ふざけんな!俺はしっかり見たぞ!お前とこいつで、窓の向こうから"アナル"って言ってたじゃねーか!!てめぇ来い!!」
そういうと、坂口さんは友人の首根っこを掴み奥の見えない所へと行った。
「おぃ!ドス!言っただろ!!ドス!ふざけんな!!ドスドスドス!!!」
怒号と、明らかに"攻撃"している音が響いている。俺たちがふざけて使う"デュクシwwwww"とはまったく違う
乾いた人を殴る音だ。
「言ってません!言って…うっ!!いってま!!っつ!!!」
怖い怖い怖い怖い怖い…!!!!!!!!姿が見えず声と音だけがするのが余計に怖い。
なに最後のっつ!!!って、人って殴られるとっつ!!!って言うの?!?!?!
とかなりテンパった。足の力が抜けていくのがわかった。
しばらく坂口さんの尋問が終わったあと、友人が帰ってきた。口から血を出している。
「ひぃひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
泣きそう、いや、泣いてたと思う。そんなバヒンバヒンで向かう俺に友人は
「頑張れっ」と一言。
友人は最後まで「やっていない、いっていない」と一点張りだったため、坂口さんもめちゃくちゃヒートアップしている。
サムスピでいうなら怒りゲージMAXだろう。とにかく怖い。今まで体験したこともない恐怖が目の前にある。そしてその矛先は自分だ。
坂口さん「お前…先週、言ってたよな…?」
俺「い、いて、い、ひ、ひ、」
坂口さん「しっかり話せ!!」
その瞬間、坂口さんの方から強い衝撃が伝わった。どうやら「パンチ」されたらしい。
人生初の暴力による「パンチ」。親にぶられるのじゃなくて、完全に暴力のパンチ。
格ゲーでいうなら「立ち強P」
その後、腹に膝蹴りを一発。ちなみに自分の人生で、膝蹴りを食らったのも、そして今後食らうのもこれっきりだ。
みぞおちあたりに入っただろうか、グボォアっ!!っとなり、前のめりになったのだけ覚えている。
その後はたぶん、なんか色々コンボをくらったんだけど、正直、覚えていない。
ただ、その時坂口さんが
「なんで!俺が!!お前らに!!バカにされなきゃいけねーんだ!!」
というセリフを繰り返し言っていた事は覚えている。
-------------------------------------------------------
華奢な友人と違い、無駄に巨漢な自分を痛めつけるのは、坂口さんも疲れるのだろう。
というか、坂口さん小さい。俺よりも。終わった頃には坂口さんもヘロヘロだった。
ボロンボロンな俺とヘロヘロな坂口さんが戻る。友人も面食らっている。
坂口さん「はぁはぁ…最後にもう一度聞くぞ?!いったよな?!」
もうなんか坂口さん自身も収拾つかない感じだけど、これ以上暴れる力もないからなんかまとめないとみたいになっていた。
そして、俺と友人の答えは変わらず「言ってません!!」だ。
すると坂口さんは
といって俺たち二人は開放された。
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こんなに理不尽な事は無い。俺たちは、その後
そういった良くわからない感情がグルングルンと回っていた。友人も悔しいのか怖いのかよくわからない感じで泣いている。
もちろん俺も泣いている。おしっこ50mlぐらいは漏らしたんじゃない?
友人「これはさすがに先生に言おう!!」
と友人が言った。割と「先生に頼る」というのが恥ずかしかったりダサいと感じる年頃なので普段ならば絶対に取らない選択肢ではあるが
こんなに理不尽で、到底中2のキャパシティで処理できる問題では無かった。
職員室に行く二人。地面に叩きつけられたりしたので見た目は泥だらけ。友人は血を、俺は尿を流している。
どどどどどどどどどうしたの??!!!!と担任がびっくりしていた。
職員室のさらに奥の部屋に連れて行かれた。濡れたタオルで拭うように言われた。
アドレナリンが出てて気が付かなかったが、クソ痛い。しみる。
落ち着けという事で、コップにポカリスウェットをついでくれた。全力で否定をしていたから
喉もカラカラだった。あれほどうまいと感じたポカリスウェットはそれから無い。
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「わかった。本当に覚えがないんだな?それは坂口が悪い。あとは先生達がなんとかするから家に帰りなさい。あとから電話をするから親に全て事情は話しておきなさい」
帰りの道すがら、友人と改めて話した。
ちなみにその時、友人から初めて"アナル"の意味を知らされる。
殴られていた時に何度も坂口さんが口にしていた"アナル"という単語。その時はまったく意味がわからず
"アナル"という言葉とともに激昂した坂口さんの強Pと強Kが飛んでくるので、その時の俺には
そんな"アナル"の本当の意味を知り、情けなさと、より一層理解が出来ない状態に陥った。
ハッピー層な友人は、割とカースト上位の情報も色々知っていた。どういう人間関係だとか、誰が誰より強くてみたいなのだ。
そして、この"坂口さん"が、今現在、3年のカーストの頂点グループからバカにされ、いじめられている事を知る。
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坂口さんは、中途半端なカーストになっていたらしい。初期は目立っていたが、小柄だったし
何より、他地域の"不良"は、自分たちの地域の"不良"より、もっとBADだったわけだ。
バトル漫画ののインフレ減少の如く、坂口さんはわかりやすくヤムチャだったらしい。
そして、さらに複雑なのが当時三年生の最強カーストグループの子分的なのが
今の中2グループの最強カーストな訳だが、そいつらに三年生が坂口さんに対して
友人は、この中2の最強カーストともそこそこ中が良い。友人は絶対に坂口さんい対して"アナル"とは言っていないそうだが
もしかしたら、そのグループの中の目立つやつと中が良く、一緒にいる事が多かったんで
さらにだ、その中2最強カーストグループに俺と背格好と体重がほぼほぼ同じのデブ系の不良がいた。
どんぐらい似てるかというと、それを聞いた俺が納得するぐらい似てる。
何というか複雑な気持ちなったのを覚えている。殴られ損と、坂口さんの哀れさ
暴力って本当にもう…みたいな。中2のキャパじゃ処理できないよね。
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色々あって、帰宅後、母親に報告。こういう時母親は烈火のごとく質問してくる
どういうことだ?!そいつは誰なんだ?!あんたはわるくないんだろう?!
と。一旦落ち着いてしまっている俺からしたら、もうこの第二ウェーブみたいなのがめっちゃしんどいわけで。
担任、坂口さんの担任、坂口さんの親、坂口さんの四人で謝りに来るという事に。
夜の八時ぐらいだったか。家のベルがなり玄関先にその四人がやってきた。
「この度は…息子が本当に申し訳ない事をしました…!!!本当に本当に申し訳ない!!」
そういうのは坂口さんの親父さん。坂口さんは香田晋に似ていたが、親は香田晋そのものだった。
たぶん土方の仕事だろう。ニッカポッカ姿で筋骨隆々な見た目は怖い親父そのもの。
うつむく坂口さんの頭を掴み親父さんが「眼を見てしっかりと謝れ!!!」と顔をあげさせた。
「本当に…本当にごめん…!僕の勘違いで!本当にごめんなさい!!」
と誤ってきた。その後、坂口さん側がいじめられいた件を坂口さんの親と担任からも聞いた。
友人から聞いていた話よりももっとひどい。暴力と金銭的なカツアゲ等、坂口さん自身は
それらいじめにあっていたらしい。
何というか、つらすぎるというか。もうなんか俺らが殴られた件とかどっかとんじゃったよね。
謝罪と、詫びの菓子折りを受け、今後こういった事がないようにと両者で確認をして坂口さん達は帰っていった。
もともとは厳しい野球部にいた坂口さんなので礼儀等にはしっかりしていたようだ。
来る前はバチクソに言ってやると息巻いていた母親も、坂口さんの境遇や、礼儀正しさ、あと、割と香田晋似の
今で言うイケメンだった事もあり、なんか知らないが
「あんたもしっかりしなさい!!!」と良くわからない感じで〆られた。たぶんこの話の中で一番理不尽なのは母親だろう。
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その後も、坂口さんは微妙なカーストなままだったようだ。どうやら違う最強カースト達は別の標的みたいなのを見つけ
そいつに眼が行くことで、坂口さん自体へのいじめ等は少しマシになったようだった。なんとも言えない話だった。
当時の最強カーストはもう本当に規格外だったと思う。絶対に眼をつけられてはいけないという感じ。
ある日、2年が体育終わりで行程にいる頃に、その最強カーストが次の時限で体育らしくヅカヅカと入ってきた。
2年の不良達はその最強にヘコヘコとし、最強の眼に入ったやつを呼び出し、からかいいじめていた。
こりゃいかんとそそくさと立ち去ろうとした瞬間。
「おい」と坂口さんが声を掛けてきた。
「こっち来て」と坂口さんに誘導された。嫌な思い出が過ぎったが
「お前が通ろうとした道にあのグループの仲間が通るからしばらくここで待ったほうがいいぞお前でかくて目立つからな。じゃあな。」
そういって坂口さんは去っていった。
実際ポケモン新作が出るたびに偉そうにアレはいらないコレはいらないそれよりどれを返せ言ってるジジイやドラクエ新作が出るたびに何様目線でやれ最近のドラクエはなんだかんだ言ってるババア見てると反吐が出る。
なんで!?ジャンルの新たな挑戦や変化どれも愛おしくないか!?次は何を見せてくれるんだってワクワクしないか!?
てか嫌ならやらなきゃいいじゃない。ファミコンやゲームボーイが好きなら一生そっちをやってろよ。わざわざ最新作に手を出してツイッターでグダグダ文句言うなんて暇だな。
ポケモンやドラクエを民主主義国家と勘違いしてSNSなんかででけー声で公式を糾弾してる連中はさっさと自分たちが棄民なのだという自覚をもってこの国から出ていけ!!!!!とまで思う。
のだが。
なんでだろ。
FFだけはちょっとキツいんだよな。公式が無理。ホントに汚らわしくすら思う。
12までは大好きだった。13から突如無理になった。13以降も勝手はいるしプレーするんだけど途中で耐えられなくなってヤメちゃう。それでも13は20時間やったし14は35時間やったけど15はもう10時間くらいでダメだった。
自分が棄民なんだと思っていい加減この国を出ようかとは思っている。
現時点で、
はてブではトップコメとその次に人気のコメが坂口氏の見た目について言及。 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.huffingtonpost.jp/entry/kenji-sakaguchi-the-risingsun-coffee_jp_5da8186ce4b0b24e75dd0425
ヤフーニュースの上位コメには見た目について触れたものは今のところ見当たらず。 https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20191023-00010001-huffpost-soci&topic_id=20191023-00010001-huffpost
(※拙者調べ)