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2024-02-21

しろ全くオススメ出来ないアニメを教えて欲しい

ひとまず例をあげとくと、俺が全くオススメ出来ないアニメは「Serial experiments lain

まず、主人公オススメ出来ない。

如何にもオタク受けや陰キャ共感を狙ったかのような小柄で奥手な主人公

普段は口数が少ないけど友達の前では結構喋るし、得意な分野についてはやたら早口で高圧的になったりもする。

ずっとパソコン弄りとインターネットばかりしていて、周囲から心配されてる。

寝間着が🐻のキグルミ露骨オタク受けを狙っているのもオススメ出来ない。

やたらと衒学的にインターネット歴史を交えつつ当時インターネットに人々が見ていた平行世界的な闇を都市伝説的に描くストーリーテリングおすすめし難い。

今見てもレトロフューチャーというには技術レベルが低く、それでいて当初の感覚で言えば近未来的だったであろう、何時の時代もつかない絶妙世界観のバランスオススメ出来ない要素だ。

インターネット世界に引きこもっていき、ネットの交友関係依存するうちに現実から乖離し、それの極北にたどり着く寸前にリアル人間関係の中に自分の居場所を見出す展開もオススメ出来ない。

伶音の選択物語の中で肯定されるが、それを世界が両手をあげて称賛するのではなく、ただ伶音とその周囲の世界の中でだけその価値が見出されるかのような物語の紡ぎ方は、今見るとなぜレディープレイヤーワンの映画はこういった納得感を持たせられなかったのかという気持ちになってしまオススメ出来なすぎる。

当然、OPEDオススメ出来ない。

OPはシットリとしながらも重さと鋭さを感じさせる曲調・歌い方は世紀末世界を包んでいたフォークロアへの恐怖と憧れに満ちた世相に合致しており、また当時のインターネットにあった陰鬱さ・危うさ・刺激との親和性も高くありながら、歌詞のものにはデジタル空間を感じさせる要素は一切なく、ただ人の繋がりの中にある高揚と失望の中を漂い落ちていく感覚けが歌われる掴みどころのなさはまさしくこのアニメに相応しくオススメ出来なさがここに極める。

EDOPと比べて語られることは少ないがこれまたオススメ出来ない作りをしている。ただただ憂鬱歌詞の中に人生社会に対しての絶望が詰まっており、夜中に美少女主人公アニメを見ているような負け組共に完璧クリティカルが入る。金属を爪弾いているということを積極的に主張する弦楽器音色は冷たく切り裂く世間の風を思わせるが、冷たく冷えた子宮に包み込まれているような沈み込むよな心地よささえある。この曲を聞いてから布団に入れば自分人生のしょうもなさにふと涙が溢れること請け合いオススメ出来るなんて口が裂けても言えない。

内容としてはSFとしては不思議な要素は決して多くなく、未来想像という点では攻殻機動隊電脳コイルに全く及ばず、鬱アニメというには救いがあり、伶音ちゃん目当てに見るにはえっちな場面がほとんどない、それでいてやたらとカルト人気ばかりが先行しているという、どこをどうとっても薦められた側が困惑するようなアニメであり、見所といえば直接的な刺激ではなくゆっくりと取り囲むような不穏さによって作られたメランコリックネガティブムード等身大からまり形而上学領域へと超高速で飛んでいってしまスピード感にある当時のインターネットに対する無限期待感共感ぐらいのアニメであり、これをオススメするのは俺のような一般独身男性には全く不可能だ。






anond:20240221110717

2024-01-11

今日おいしいごはん食べた

文化系趣味があれども文才も画才もなく、楽器ピアノ弦楽器管楽器もどれもそこそこ演奏できるレベル作曲センスもなく、クリエティティとは程遠い人生歩んでんな〜って思ってたんだけど、BBQとか鍋パしてるときにこれをこうすりゃもっとうまくなんじゃね?って言って試したらまんまと美味かったりさ、普段料理でもこれにこれ足したら良さそうだなって思って実行したら思ったとおりだったりして、昔読んだ森茉莉のなんかのエッセイで美味しい料理もそれは芸術だよみたいな文章があったかなって思うんだが、あたしもなんかしらのセンスが有るって思っていいかね?お茉莉

とりま去年提案した食べ方で好評だったのを言うと焼き牡蠣クミンパウダーレモン汁かけるやつだったんで機会があれば試してみてね。みんなも良き食生活を送ってくれよな!

2024-01-07

喘ぎ声だけ聴こえてこないマンションなんなの

うちのマンション壁が薄いのか

生活音とか弦楽器とか壮絶なDVしょっちゅう聴こえてくるんだけど

未だに喘ぎ声だけは聴いたことがない

2023-12-19

anond:20231218214639

ジャズはだいたい100年ぐらいの歴史があり、次のような特徴がある。かなりの端折りが入っていることには留意してくれ。

1920年前後 ディキシーランドニューオリンズジャズ

世界最古のジャズレコードとされているのは1917年。このころのごくごく初期のジャズで、形式や編成には幅があるが、ディズニーランド演奏されてそうなゴキゲンで楽しげな感じといえばイメージできるかもしれない。

トランペット(またはコルネット)・クラリネットトロンボーンの3つの管楽器アドリブを交えながら同時に演奏するのが特徴的なスタイル

当時の録音ではドラムセットアンプなどは発展途上の段階で、ドラムスネアやウッドブロック中心のマーチングっぽい感じ、ギターのかわりにバンジョーベースチューバなどが使われることが多い。

具体的にはこういう感じ。これはヨドバシカメラCM原曲であるhttps://www.youtube.com/watch?v=dsp-cA89Wio これぞとされる名盤特に思い当たらない。

当時の録音技術はぜんぜん良くないので、古い録音をリマスタリングした音源を聞いても聞きづらいしノイズもひどい。1950年ごろまではおしなべてこうで、それ以降に録音された音源のほうが聞きやすいと思う。

個人的にはSean MoysesのTiger Rag!というアルバムが好きではあるが、ディキシーランドジャズといよりもジャズバンジョソローアルバムという色が強い。

1935年前後 ビッグバンドスウィング・ジャズ

オーケストラっぽい大編成によるジャズであるクラシックオーケストラとは違い、弦楽器セクションがいることはまずない。ドラムベースピアノギターリズムセクションと、トロンボーントランペットサックス+クラリネットという編成が典型

リズムのキメやソリやトゥッティのかっちりとしたアレンジ、分厚いバッキングを背負いながらのソロ回し、大人数による静と動のコントラストなどが特徴である

バンリーダーとしてはベニー・グッドマングレン・ミラーデューク・エリントンカウント・ベイシーの四者が特に有名。どこかしらで耳にしたことがある曲も多数あると思う。https://www.youtube.com/watch?v=aME0qvhZ37o

個人的にはFletcher Henderson - Swing The Thingsというアルバムが好きではあるが、これもまたとにかく録音が悪い。

バディ・リッチや、BBC Big Bandによる後年の録音や、より現代的なビッグバンドであるGordon Goodwin's Big Phat Bandなどのほうが聞きやすいと思う。

1940年前後1970年前後 ビバップモダンジャズフリージャズなど

スーツを着たジャズメンが4〜5人程度でバーナイトクラブ演奏してしそうなジャズイメージしてほしい。だいたいそれがモダンジャズであるモダンと銘打ってはいるが、70年ぐらい昔の音楽スタイルである

ビバップハードバップモードジャズなど演奏理論の違いによって通常さらに細かく分けられるが、全体的な構造や編成として大きな差はあまりない。

イントロテーマアドリブソロ回し→(バース)→テーマアウトロ という構成で進むのは変わらないまま、どのように斬新なソロをとるか?という音楽理論が30年かけて煮詰まっていった思っておけばよい。

チャーリー・パーカービバップ代表的奏者であるが、当時の録音も良くはなくソロ音感が強くないとぜんぶ同じに聞こえてしまうと思う。1950年代後半あたりに聞きやすアルバムが多くある。

具体的にはMiles Davis - Bag's Groove,Sonny Rollins - Saxophone Colossus, Sonny Clark - Cool Struttin'、Art Blaky - Moanin'など。この4つは一般的にも名盤とされているし個人的にも大好きである

1965年前後あたりのマイルス・デイヴィスジョン・コルトレーンアルバムはだいぶ煮詰まっていてよりエクストリームになっていて、これはこれでまた独特の趣がある。

独特の趣でいうと、ジプシージャズマヌーシュスウィングというスタイルもある。

これはジャンゴ・ラインハルトの一強で、ギターバイオリン存在や独特のメロディセンスが特徴であるhttps://www.youtube.com/watch?v=gcE1avXFJb4

また、フリージャズという既存音楽理論的制約を無視した……平たく言えばめちゃくちゃやってるだけじゃねーのか?という演奏スタイルも勃発した。

ノイズに近い激しいロックなどが好きな人はこれを好みがちという印象がある。

1970年以降〜現代ジャズ

モダンジャズジャズという音楽は完成してしまい、以降は主流のスタイルとして盛り上がっている新しい形のジャズ特に思い当たらない。

1970年以降はおもに別ジャンル音楽(ロックファンク電子音楽民族音楽ヒップホップなど)の要素をどのように混ぜ込むか?という発展の仕方をするようになった。もちろん伝統回帰する派閥もある。

ジャズという大木の成長は1970年で打ち止めになり、いろんな枝が沢山伸びていて全方位のジャズを把握している人間は極めてまれというイメージである

ジャズファンク名盤にはHerbie Hancock - Head Huntersがあり、個人的にも好きである

フュージョンでは、伝説的な天才ベーシストであるジャコ・パストリアスが在籍していたことで有名なウェザー・リポートというグループが有名である

日本でもフュージョンブームがあり、1979年デビューカシオペアは今も現役で活動する大御所フュージョンバンである

民族音楽変拍子を取り入れたジャズにはAvishai Cohen -Continuo などがある。アヴィシャイコーエン同姓同名ベーシストトランペッターがいるが、これはベーシストアルバムである

ある意味電子音楽を取り入れたといえ演奏にはこのようなものがある。https://www.youtube.com/watch?v=KbvCgqTkj64

これは電子音楽大家エイフェックス・ツインの曲のカバーであり、ブレイクビートという電子機器使用してドラムの録音を分解して貼り直して作られた複雑怪奇リズムを人力で演奏しているのが聞き所である

ただしジャズといわれた場合アドリブソロが組み込まれることが通常のため、これはジャズかと言われると微妙ではある。

the Bad Plusの他にも現代的なピアノトリオにはGoGo Penguinなどがいる。電子音楽の複雑怪奇リズムを人力で再現する高い技量を持ったドラマーは他にはJojo Mayer,Louis coleなどがいる。

まとめ

anond:20231216182609

Google Bard に聞いてみた ↓

希望に沿って、以下の3枚のCDおすすめします。

1. バッハ: ブランデンブルク協奏曲全曲

指揮: ヘルベルト・フォン・カラヤンベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

解説:

バッハ代表作のひとつであるブランデンブルク協奏曲全曲。カラヤンベルリン・フィルによる演奏は、透明感のある音色と明晰な構成で、モーツァルトのディヴェルティメントに通じる軽やかさを感じさせます

2. シューベルト: 弦楽五重奏曲第1番「鱒」

演奏: ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

解説:

シューベルト代表作のひとつである「鱒」は、美しいメロディーと軽快なリズムが印象的な作品です。カラヤン演奏は、弦楽器の繊細な音色を活かした、明るく爽やかな響きが魅力です。

3. ヴィヴァルディ: 四季

演奏: マルセルポンス指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

解説:

ヴィヴァルディ代表作のひとつである四季」は、各曲に春夏秋冬の情景が描かれた作品です。ポンス指揮による演奏は、軽快で明るいリズムと、自然の豊かな情景を描いた音楽が魅力です。

いずれも、小編成による演奏で、指揮者演奏者によって異なる解釈を楽しめる作品です。ぜひ聴き比べてみてください。

また、以下のような作品おすすめです。

モーツァルト: ピアノ協奏曲20番、第21番

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番「皇帝

シューベルト: ピアノ五重奏

ブラームス: ピアノ四重奏曲第1番、第3番

チャイコフスキー: 弦楽四重奏曲第1番、第6番

ご参考になれば幸いです。

2023-12-11

Ambient Kyoto坂本龍一の音と、ダムタイプの人の映像がすごく良かった。

次に何が来るかは予期できず、ピアノ・オンガン・シンセサイザー弦楽器ノイズなどが織り交ぜられた楽曲もしくは音が流れ続ける中、それに合わせた映像、とても横長な巨大画面に映される動画静止画ノイズの間のものが、徐々に変化しながら流れ続ける。

音も映像も、何らかの物語メッセージ存在するのか、それとも自然のようにただ単にそこにあるのかの中間恣意的に切り取られた自然の一部、箱庭のような趣で、ただそれを眺めたたがることで瞑想的な癒しを得られるような、同時に何か本質的な問いが投げかけられているような不思議気持ちになる。

アンビエント音楽の、瞑想的な雰囲気を生み出す機能的な側面と、音の冒険により未知の世界に踏み出す実験性が同時に感じられるということだ。

次回の開催にも期待したい。

2023-12-08

アラサーアラフォーオッサン(オバハンもだが)が趣味に行き詰まりを感じてる時、人間関係に飢えてるのをまず疑え

こんなん何回も言われてることだけど、趣味が楽しめなくなったとか言う奴ってニートとか引きこもりじゃなくて、基本シングルオッサンオバハンなんだよな。

んで、オタク趣味だろうが本人は普通に働いたりしてて、全体的にはまあ普通社会人なわけ。

普通社会人」なら20代後半くらいまでは学生時代の延長線上で友達付き合いがあったりするもんだが、アラサーにもなれば友達もそれなりに結婚してたりするしアラフォーにもなればもっと結婚しててどうしても友達ちょっと疎遠になりがち。

今時、職場経由でそんなすげえプライベートでも仲良くなれる人なんて滅多にいないしね。

そうすると、それまで友達付き合いで補充していた「他人と接することで得られる刺激や安心感」が不足してくる。

から趣味が楽しめなくなったとか言う奴ってほぼほぼ一人でできる趣味ばっかいうやん? 他人と接する機会がある趣味アラサーになって楽しめなくなったとか書いてる増田ほぼおらんやん?

あと家庭持ちで趣味が楽しめなくなったって言うやつもおらんやん?(家事育児趣味時間を取れなくなったって嘆いてるやつはよくいるけど、それは悩みのベクトルが違う)

趣味が楽しめなくなったお前らは、実は人間関係に飢えてる可能性をまず疑うべきなんだよ。

から新たな知り合い・友達を作ってそいつと付き合う時間を作れ、ていうのが答えだよ。

その具体的な手段として他人と接する趣味を始めてみるとか、例えばバーにちょくちょく行って飲み友達作ってみるとか、なんか社会人サークルに入ってみるとか、そういう話。

数か月前にそんな増田を書いた覚えがあるが、個人的お勧めなのはアマチュアオーケストラだな。

弦楽器はむずいけど、比較簡単管楽器(例えばユーフォサックストランペットあたり。できればフルート。男のフルート吹きは少ないので重宝される)なら半年~1年頑張って練習すればまあ下手なりに参加を許されるくらいにはなる。

んでオケって当たり前だけど最低でも30人~40人くらいは必要なんで、人間関係に飢えることはなくなるぞ(逆に悩まされることもよくあるけどなw)

あと下世話な話として、大人になっても楽器やってるやつって男女問わず実家が割と太かったりするので、中流家庭の上または上流家庭の下くらいのお嬢さん出会えるチャンスの場だったりもする。

すまん話が反れた。まあとにかくお前らに必要なのは「ずっとやれる趣味」じゃなくて「他人と接する時間」だよ、多分な。

anond:20231207095703

2023-10-16

anond:20231016140626

おれもウクレレ始めようかな。弦楽器の中ではとっつきやすそうな感じだし、なんか脱力系というか癒し系っぽくてリラックスできそうだし。

anond:20231016140626

弦楽器って自分身体を使って音を作っている感じがいいんだよね。管楽器もそうだけどさ。

2023-08-29

anond:20230829124811

古代ギリシャ時代から吟遊詩人弦楽器を弾いて歌って歩いてたから、

据え置きの大きな楽器をつかう宮廷音楽とは別に庶民音楽はあったと思う。

笛とか太鼓は昔からあるしね。

アフリかの部族だって音楽やってるわけで。

2023-08-21

初心者中年が始める弦楽器

弦楽器といってもギター的なものなんだけど

1人で部屋で弾き語りができるくらいになりたいな…老後の趣味として…と思うんだけど(人に聞かせる気も一緒に演奏する気もない)

エレキギターとかアコースティックギターとかウクレレとかあると思うけど

独学で自室で練習するとしたら何で始めるのがおすすめでしょうか?

教本やYouTube勉強したいと思ってますがまだ調べてはいないです

2023-07-04

anond:20230704182809

管弦楽はいわゆるオーケストラ

年末に第九演奏してるのがこれ

クラシックの有名楽曲はだいたい管弦楽の曲

弦楽器ヴァイオリンとか)と管楽器打楽器の編成


吹奏楽管楽器+打楽器の編成で弦楽器はいない

歴史的にはマーチングバンドが源流だけど日本吹奏楽では管弦楽管楽器再現した編成って色合いが強い

クラシックとかジャズとかポップスとかなんでもやるけど元から吹奏楽向けに書かれた曲はマーチコンクール課題曲除くとあんまないのでアレンジ演奏するのがメイン


中高の部活管弦楽部はめちゃくちゃ少なくて大半が吹奏楽

プロ団体管弦楽の方が多い

2023-05-28

VTuber数字を伸ばすのは本当に難しそう

推しているVが伸びねえなあ、でも数字関係なく継続可能な限りは活動を楽しんでほしいし、推したいという話。

「良いものはほっといても売れる」なんて夢物語であることは、多くの人が同意するだろう。

というか、商売では売り込みとか、そっち系戦略だって立派な実力の一つとも言える。

少なくともそれは、VTuber世界にもしっかり当てはまると思う。

一口VTuberと言っても色々いて、その中には楽器演奏を売りにするVもたくさんいる。

その殆どピアノギターだが、中にはフルートサックスクラリネットといった管楽器、中には津軽三味線とかもいたり。

そんな楽器演奏Vでも、自分イチオシヴァイオリンを弾くV。

ロックギタリストベーシストリーダーに、アコギ弾き語りシンガープロヴァイオリニストという、なんとも異色の3人組のユニットとしてデビューしたメンバーの1人で、
クラシックの上質な音をベースにしつつも、ポピュラー系の曲調にマッチするカジュアル表現志向したスタイル

これが、以下の演奏の通り聴きやすい上に非常に気持ちいい音なのだ


ちなみにクラシックを弾くとこんな感じ。

(ポピュラー曲の演奏の合間に即興で弾いたものも含む)


おわかりいただけただろうか?

クラシックポピュラーで、ベースになる音の質が殆ど変わっていない。

ここから、この人はどんな曲でもクラシックの奏法の応用として、リズム感を変えたり装飾を適度に加えた音作りをすることで、
あらゆるジャンルヴァイオリンの魅力が一番引き立つ表現を目指していることが見て取れる。

まさに正統派ヴァイオリニストとして、楽器の持ち味を十分に活かし、ジャンルに囚われない表現を追求していると。

他にヴィオラも弾けばギター弾き語りもするし、最近オタマトーンお気に入りと、なんでも楽しもう!という柔軟でサービス精神あふれる姿勢にも好感が持てる。

好きなアーティストYUI坂本真綾ということで趣味もいい。

とはいえソロチャンネルを開設して1年ちょいであることを踏まえても、数字については…という感じ。

これだけ実力があっても数字にならないのがVTuber世界というか、楽器の実力が必ずしも数字に結びつかないのはまあ知ってたというか。

でも音楽家としては間違いなく真っ当な活動なので、数字関係なくこれから推したいし、何かの拍子で有名になればいいし、ならなくてもいいし…と思っていたり。

まあ、ヤマハクロサワサラサーテ(弦楽器雑誌)辺りから案件が来たら万々歳みたいな。

2023-05-26

TAR鑑賞前の予備知識ネタバレあり)

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★主な登場人物

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リディア・ター(ベルリンフィル首席指揮者レズビアン

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シャロン(ターの内縁の妻ベルリンフィルコンサートマスター

ペトラ(ターとシャロン養女

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フランチェスカ(ターの元愛人指揮者見習い・副指揮者地位を狙っているが現在はターのアシスタントに甘んじている)

クリスタ(ターの元愛人指揮者見習い現在はターに追放され(?)ニューヨーク在住)

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エリオットカプラン(ターの支援者銀行家指揮者

アンドリス(ベルリンフィルのターの前任指揮者

セバスティアンベルリンフィル首席指揮者=ターの部下)

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★シーン

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プライベートジェットベルリンニューヨーク)で眠るターを撮影しているのはフランチェスカチャット相手は多分クリスタ

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冒頭のクレジットの背後で流れるのはターの実地調査先のペルー東部ウカヤリ渓谷先住民の歌(この調査にはフランチェスカクリスタも同行していた模様)。

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講演会の観客席後方で見ている赤毛の女はおそらくクリスタ

レコードを床にばらまいているシーン(ターの仕事部屋?)の足はおそらくフランチェスカ

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講演会後に話しているファン女性とターはおそらくこの夜密会している(女性のバッグが後にターの持ち物として出てくる)。

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指揮者ヘッドフォンをしているのは映像と合わせるためのガイド音を聴いているから。なおこのシーンはモンスターハンターテレビゲーム)の観客コスプレ演奏会と思われる。

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指揮者演奏者(実在

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カラヤンベルリンフィル元首指揮者(故人)。

クラウディオ・アバドベルリンフィル元首指揮者(故人)。

バーンスタイン指揮者(故人)。愛称「レニー」。ターの師匠(という設定)。テレビ番組ヤングピープルズ・コンサート)などを通して一般庶民クラシックを普及した。

ジェームズ・レヴァイン指揮者(故人)。セクハラ等の女性絡みのスキャンダルで有名。

シャルル・デュトワ指揮者セクハラ等の女性絡みのスキャンダルで有名。

マイケル・ティルソン・トーマス指揮者愛称「MTT」。

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ大御所チェリスト(故人)。ロシア人

ジャクリーヌ・デュ・プレ女流チェリスト(故人)。多発性硬化症で早期の引退余儀なくされる。

ダニエル・バレンボイム指揮者ピアニスト過去にデュ・プレの恋人だったことがある。

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トリビア

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フリーボウイング…通常、弦楽器の同一セクションでは統一する弓のアップダウン(引き弓・押し弓)を奏者個人判断に任せること

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ベルリンフィルを演じている(?)のはドレスデンフィルハーモニー管弦楽団ホールドレスデン文化宮殿

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ほぼ全編に渡って音声は同時録音。つまりブランシェットは実際にバッハを弾いて、マーラーを指揮をしている。そしてオルガ役のソフィー・カウアーは実際のプロチェリスト

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ジュリアード音楽院のターの講義シーンはワンカット長回し

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2023-05-09

anond:20230509152033

ネタ増田に便乗して補足しておこう。

俺もまあそういう目的根底にある場合だとオケは勧めない。

なんでかというと男で弦楽器やってる奴って何気にハイスぺな奴がちょいちょいいるから。

例えば医者の息子とかね。要は親が子供弦楽器習い事をさせるくらいには裕福かつ芸術理解があるって家庭環境

なのでオケだとライバルが強くなりがち。

個人的に知ってるオケ恋愛から結婚したパワーカップルだと、旦那医者家系で本人も医者で、嫁は某財閥系勤務で世帯年収3000万以上くらいありそうなやつとか。

いやそれはちょっと極端な例だが……。

ただし何故か弦楽器やってる男には、ハイスぺだとしても「変人」としか言いようがない奴がちょいちょいいるので、自分人間性に自信があるなら頑張ってみてもいいかもしれない。

※そんな優良な人間性の奴はそもそも……

あと過去捏造については、離れた土地学校で……とかややこしいことをする必要は無い。

出身ネタにはついつい食いついてしまうのが人間であり、あれ?離れた学校じゃなかったの?とかなったら目も当てられない。

子供の頃、親に無理やりやらされていたが、嫌だったので全然身につかなかった。吹奏楽部も嫌で入らなかったし、やってることも友達にも言わなかった」

これでもし出身校の同級生とかとウッカリ遭遇しても問題ない。実際に、親が楽器教室に通わせてるが本人は家で一度も練習したことない、なんて奴は普通にいるのでね。

それで、じゃあ何で今更って聞かれたら

大人になってたまたまクラシックを聞いたら(ラジオでもN響アワーでもなんでもいい)、何故かすごく良いなと思って、今になってもう1回最初からやり始めた。それなりに吹けるようになったと思うので、誰かと一緒にやってみたいと思った」

これで完璧だ。このストーリーで疑いを持つ楽器演奏者はほぼいない(はずだ)。楽器やってる奴なら「本人は実は乗り気じゃなかった」系の体験談に接したことがだいたいあるからな。

ただし、当たり前だがクッソ下手糞だと普通に邪険にされる(ゲーマー界隈で言うところの『人権が無い』感じ)ので、イニシャルコストだと思って吹奏楽団に入るまではちゃん練習せい。

そんなに女と交わりたいなら楽器始めて楽団に入れよ

https://anond.hatelabo.jp/20230508221407

料理教室ネタがあったのを見て書いてみたよ。

対抗手段としては、社会人向けのオーケストラ社会人吹奏楽団に入ってみることをお勧めする。

ただ金と時間はかかる。以下、具体的なプロセスを書く。

STEP1:楽器を選んで購入する

やる楽器を選んでその楽器を購入するのが最初ステップだ。なぜなら社会人向けの楽団は、「楽器自分で持っている事」が入団の前提になるからだ。

打楽器に限ってはその前提はないが、社会人向けの楽団打楽器メンバー募集しているところは案外少ない。オーケストラ正規団員が1人か0人で演奏会エキストラを呼ぶ運営をしているところが多いかそもそも枠がほとんどないし、吹奏楽団でも常時募集しているところは多くない。また重い楽器運搬を確実にやらされるので体力的にも推奨しない。

また、弦楽器だと入れる団体オーケストラ限定されてしまう。楽団数は吹奏楽団>>>越えられない壁オーケストラなので、選択肢を広めるという観点管楽器の方が良いだろう。

なので、「やる管楽器を選んで購入する」のが第一ステップだ。トランペット辺りが無難だが、人数が不足しやすパートであるフレンチホルンや、頭数が必要になるが故に募集が多いフルートクラリネット辺りも良いだろう。

特にフルートはほぼ女性パートなのでお勧めだ。男がやっているというだけで重宝される。

一方、チューバなどの大型楽器は高価かつ運搬が大変な上、せっかく楽団入団にこぎつけても「仲間がほとんど男」になるパートなのでお勧めしない。

STEP2:音楽教室に行って「経験レベル」にする

社会人楽団は「未経験お断り」のところがほとんどだ。練習がほぼ週末に限られる上、予算も団員からの団費だけで賄う必要があるので、初心者を教えている時間お金もないからだ。

から、「経験者」になるよう、音楽教室に行って演奏スキルを上げる必要がある。

通う期間は長ければ長いほどよいのは当然だが、長すぎても出会い目的から離れてしまうので、半年~1年くらいが良いであろう。

吹奏楽コンクール課題曲レベルの曲が吹けるようになれば経験者としてみなしてもらえるだろうからレベル的にはこのあたりを目標とすべし。

STEP3:楽団を選んで見学希望を出す

ここまで来たら手あたり次第募集中の楽団を探して見学希望を出す。

だいたいの楽団ホームページで今の在籍人数を記載しているので、そういう楽団に対してアプローチするのが良い。在籍人数が書いてない楽団は実際の人数が極端に少なかったりコンサートコンクールエキストラを呼びまくって体裁を整えてるなど運営に難がある団体が多いので避けた方が良い。

見学希望を出した後で楽器経歴を聞かれるが、その楽団から離れた土地にある学校で2年くらい吹いていたとかのレベル適当捏造するのが良い。

「離れた土地」というのがポイントで、社会人楽団所在地域にある中学高校のOBOG率が高いところが多いので、離れてない土地の話を捏造してもすぐに嘘がバレてしまうからだ。

また、見学と言いつつ、実態は「合奏練習にお試し参加する」だったりするので、その点は要注意だ。

STEP4:見学・仮入団正式入団

いくつかの楽団見学して、これはと思った団体に仮入団し、何度か練習に出ていけば正式入団だ。

正式入団までに狙いをターゲティングしておけば後はやりたい放題だ。

ただ、あまり露骨だと通報されて退団の憂き目にあったりするからやりすぎ注意な。増田観測範囲実例が2つあってな・・・

2023-04-25

現代音楽ってなんで鍵盤楽器がメインなの?

クラシックでは弦楽器がメインで、バンドなんかでもギターベースを軸に組まれてる

でも流行りにスポットを当てると音楽は全部鍵盤がメイン

歴史を見てもポップスメインストリームギターベースではなく、ピアノシンセ

なんでバイオリンじゃなくてピアノなんだろう?

手軽さは圧倒的にバイオリンだよね

そもそもピアノじゃ音に厚みがでないと思うけどどうしてピアノなんかが流行ってんだろう

2023-04-24

主人公DJバンドモノと主人公キーボーダーのバンドモノはDying Breed

音楽マンガ主人公としてドラムベース結構ある。

当方ボーカルも割りとある

一番多いのはギターボーカルだろう。

そんな中でキーボーダーはマジでいない。

そもそも見た目がかっこ悪いから。

皆が肩掛けの弦楽器をビロピロしてる横で、1人だけ物干し竿みたいなものの上においた鍵盤ハーモニカみたいな物をペチペチしている。

肩掛けのキーボードになるとビジュアルはいよいよ鍵盤ハーモニカで、イケメンがやればギャグ、女がやれば滑稽、オッサンがやるとふんわりした純喫茶マスターみたいな雰囲気となりとても漫画主人公として世に出せるものではなくなってしまう。

とはいえ純粋ピアニストとなれば多くの作品で主役を務めるキャラクターとなるし、坂道のアポロンのようなピアニスト主人公バンド漫画存在する。

キーボーダーはまだ希望があるのだ。

だが、DJヤバイ

マジでない。

そもそもDJ主役の漫画自体とんかつDJあげ太郎という一発ネタを延々と擦り続けるヤバイ芸風のギャグ漫画ぐらいなのである

日本人にとってのDJ像がよく分からない円盤をキュッキュッしてる変な奴というイメージで止まっているのだ。

そもそも日本には生演奏信仰手作り信仰があり、録音した他人音楽再生してウェイウェイしているだけの輩はギャグ漫画主人公ぐらいにしかなれないわけだ。

当然そんな奴の周りに集まるのは個性的変人ばかりである普通に楽器を弾いて一緒のステージに立ったりしない。

DJ同士でバトルを始めたり、変なダンスMVかましたりするのが精一杯で、DJ主人公ギターベースが囲んで世界を目指すクールな仲間たちとなることはない。

絶滅危惧種と言ったのは俺の言い間違いだ。

バンド漫画DJ主人公最初からこの世界に生まれてさえいないのだ。

2023-04-10

青のオーケストラ

知人にすっごくいい漫画から!と薦められて読んだのだが、アマチュア弦楽器奏者としてつっこみどころが多すぎて困惑している。

まず、コンクールトップとるような子は普通高校部活オケには入らない。

音高にいくか、普通高校に進学したなら放課後個人のレッスンに明け暮れる。

……まぁでも漫画からね。なんらかの事情で「コンクールトップとるような子が、普通高校部活オケに入った」とする。

すると、そこで彼/彼女が感じることは……自分の音がどうこう……より、正直まず「周りの初心者との圧倒的なレベル差」をどう受け止めるか?ということだと思う。

はっきりいってコンクールトップとるレベルの子と、高校から初心者ではじめる子のレベル差は歴然……というかもう雲泥の差で、

彼/彼女はその「素人」に囲まれての全員の演奏で「どう高みを目指したらいいのか?」ということに少なからず頭を悩ませるはずだ。

悩ませない、一切気にならないならサイコパスすぎ、他人に興味なさすぎ、というかもはや音楽にも興味なさすぎなのでは???と言わざるを得ないが、本作の主人公は一切気にしていないようだ。

というかライバルポジ天才バイオリニスト少年もその点を一切気にしてなさそうで、「サイコパスが2人」みたいな状態しか見えない。

個人的にはもっとファーストバイオリン)の他のメンバーの面倒みるなりなんなりしてあげたほうがいいのでは……?と思うが、彼らは自分(とせいぜいヒロイン達)にしか興味がなさそうである

しかもそのオケで「まわりの楽器の音を聞く」とか当然も当然のことをやって「なるほど…!」みたくなっているが、

初心者はともかくこのレベルの子が「しらなかった…!」みたいになるのはあまりにも今更感がすぎる。今まで何やってたの???

さらオケでは個人個人がそれぞれの表現ばっかやっているようにみえる(優雅に…とは…妖しさ…とは…怒りを…とは…みたいなことの追究)が、そんな音色抽象的な議論には普通時間かけない。

そこには指揮者思想が色濃く反映されるはずだし、しいていえばコンマスパートリーダーがガッと決めて、音量から弓の位置から弾き方からもっと具体的に指示を出すところである

あと席順でそんなに一喜一憂しないよ……一番うしろに実力者を置くことも全然あるし、いろんなバランスで決まっていくから、前がいい!表がいい!てそんなに気にしない。

……まぁこれはオケによるのかなぁ。

ファンタジーからね、と思うと同時に、なんか「いい漫画だねー!」みたく言われてモヤってしまったので書いちゃったよ。

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