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はてなキーワード: 保険診療とは

2020-04-11

anond:20200411183628

日経メディカル厚労省疑義解釈通知で明言 ネットで遠隔診療、対面診察なしは医師法違反」(http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/report/t262/201604/546549.html)。<以下引用

厚生労働省はこのほど、東京都から疑義照会に回答する形で、対面診療を行わずに遠隔診療だけで診療を完結させる事業についての考え方を示した。3月18日厚生労働省政局医事課長名で各都道府県宛に通知した(医政医発0318第6号)。疑義照会の中で東京都は、「対面診療を行わず、遠隔診療だけで診療を完結させることを想定した事業提供しているところもある」と指摘した上で、

これが「無診察治療禁止した医師法昭和23年法律201号)第20条に違反するものと解してよろしいか」と照会。これに厚労省は「貴見のとおり」と回答した。

これにより、対面診療を一切行なわず、遠隔診療のみで完結させる診療医師法違反になることが明確に示されたことになる。このような疑義照会が行われたのは、2015年8月に発出された厚生労働省政局事務連絡が発端。この事務連絡では、情報通信機器が普及している状況を踏まえ、「診療は、医師又は歯科医師患者が直接対面して行われることが基本であるとされているが、(中略)患者側の要請に基づき、患者側の利点を十分に勘案した上で、直接の対面診療と適切に組み合わせて行われるときは、遠隔診療によっても差し支えないこととされており、直接の対面診療を行った上で、遠隔診療を行わなければならないものではない」としていた。これを受け、昨秋からインターネットを用いた遠隔診療を手掛ける事業者が増え、「中には、電子メールソーシャルネットワーキングサービス等の文字及び写真のみによって得られる情報により診察を行い、対面診療を行わずに遠隔診療だけで診療を完結させることを想定した事業提供しているところもある」(東京都の照会文書より)という状況になっていた。この文言解釈について、厚労省政局医事課は「(8月の)通知で『直接の対面診療を行った上で、遠隔診療を行わなければならないものではない』と示し、初診を必ずしも対面にしなくてもよいと譲歩した」としつつも、「『対面診療原則』を崩したわけではない。当然、遠隔診療専門の医療機関は認められない」と、日経メディカル取材に回答。「対面診療必須」の姿勢を明確にしていた。その後、「対面診療原則」については、2015年11月には「特に初診は対面診療で行うべき」という点が強調され始めた。総務大臣政務官厚生労働大臣政務官が行った共同懇談会報告書でも、「医師患者との間での遠隔診療については、患者の症状を診断するに当たって医師嗅覚や触覚が重要な要素となる場合もあることなどを考えると、初診の場面では、直接の対面診療によるべきである」と記されている。そして今回、東京都からの照会に回答する形で、初診時から対面での診療を一切行わずネット診察だけで行う診療行為は、保険診療として認められないだけでなく、無診察治療に相当する違法行為であることが改めて示された格好だ。なお厚労省3月18日の通知で、「遠隔診療を行うに当たっては、『医療情報システム安全管理に関するガイドライン 第4.2版』(平成25年10月厚生労働省公表)に基づき、個人情報管理をはじめとして、医療情報安全管理を適切に行っていただくことが重要」とも強調している。

2020-03-30



クモは70代以上には予後が悪いか普通は使わない

それでも使ったのは有名人で影響が大きいか

普通は試さない小さな確率に賭けたんだろう

みたいな怪文書が数日前にあったけど、誰か答え合わせしてくれないの?

2020-03-16

臨床検査技師が推察する新型コロナ検査数が増えない理由

twitter検査しているのは技師なんだ!って動画がバズりました。著作権問題はあるけど、あるあるが詰まってて面白かったです。臨床検査技師が少し注目されたので、公開されている情報を元に新型コロナウイルス検査キャパが増えたにも関わらず検査数があまり増えていない理由を主に「国がどうやって検査キャパ数を増やしたか」を中心に推察していきます

みなさんが思っている論点と違っててタイトルで釣ったと思われる方がいたらすみません

タイトルを「国が〜」とかにすると政治的意図があると思われそうだからやめました。


前提として全数把握をしない理由は、様々な先生方がおっしゃっている通りだと思っています現在、陽性者は軽症・重症にかかわらず原則入院措置がとられています。(病床数の都合で一部は違うみたい)軽症のコロナ患者感染症病床をとられてしまうと、空気感染するような麻疹結核などの感染力の強い感染症患者隔離できなくなってしまうことが危惧されます

まり身近には感じないかもしれませんが、結核患者数は年間1万5千人を超えており死亡率は20%弱(平成28年)です。麻疹に至ってはワクチンがあるにも関わらず未だにゼロにできていません。


この病床数の点については、この先新型コロナ感染者数がもっともっと増えてくれば、軽症患者は自宅隔離処置がとられると個人的には予想しています


さて、本題です。

ここでは以下の4点を踏まえて検査キャパ数に比較して検査数が伸びない訳を推察していきます

あくまでも私個人意見です。違ってたらすみません

1. 増田について

2. 国はどのようにして検査キャパ数を増やしたか

3. 保険適用でも検査できない?

4. PCR簡単か?

時間のない方は2と3だけでいいかも。


1. 増田について

臨床検査技師一般市中病院微生物検査に数年、病理検査に十数年いた中堅技師病理検査フラジャイルをご存知の方であればわかるかも。森井君と同じ仕事をしていました。ちなみに大学卒業研修はTaqManプロブリアルタイPCRを使った、ガン遺伝子定量身バレ防止でざっくりすぎ)。今は事情があって退職主婦をしています

現場で働いている人たちは守秘義務もあってなかなか発信しづらいし忙しいだろうから外にいる増田個人的見解をみなさんにお伝えします。


2. 国はどのようにして検査キャパを増やしたか

当初、新型コロナPCR国立感染症研究所マニュアルに基づき、一部の地方衛生研究所実施していたようですが、2月14日厚生労働省日本臨床検査技師会(日臨技:全国の臨床検査技師所属する団体)の理事長あてに協力要請を出しています。おそらく、ダイヤモンドプリンセス号の検体を大量に検査しなきゃいけなくなった頃なんじゃないだろうか。これに対し、関東圏に所属する技師が1日に数名〜10名ほど派遣されています

*1 新型コロナウイルスに関連した感染症対策における協力要請について

http://www.jamt.or.jp/information/tuuchi/asset/pdf/yosei-3.pdf

*2 派遣の状況

https://www.jamt.or.jp/covid-19/

派遣された技師がどこで何をしたかは把握できませんが、タイミング的には検体採取後のように思えるので新型コロナ検査に関わっていたものと予想されます


また、*1のPDFを読むと、2月17日には日本生検査所協会(全国の検査受託会社所属する団体)宛てに厚労省から検査協力の要請がなされています

ざっくり内容をみると、「検査試薬をお試し分だけ提供するから欲しい人は言ってね。検査できそうだったらどれくらいできそうか教えてね。」ということが書かれています

それに対し、SRLやBMLLSIといった大手をはじめ複数検査受託会社がうちはこれくらいやれますよと協力を表明したようです。

どの会社がどれくらいかはわからないけど。自社のホームページ公表している会社もあります


これにより1日に検査できる数を増やし検査可能件数が約7000件と見積もられたものと予想されます


ここまでがキャパが増えた経緯。

そして、ここから検査が増えない訳。


*1には協力要請とともに

感染者が増えてきたら、地方生検査所は疫学調査クラスター接触者追跡のための検査をするから診療必要検査検査受託会社検査お願いね。」といった意味にとれる文があります

まずこの文章から現在症状は無いし感染者との接触も明らかでないけれども不安から調べたいという人の窓口は無い、ということがわかります

ある程度検査を重ねて陽性例・陰性例が積み上がってきた中で、やっぱり海外渡航歴のある人や換気が不十分な部屋にいた集団、それらの濃厚接触者に陽性者が多いみたいだとわかってきた。だから保健所を通した地方生検査所は、濃厚接触者を中心に検査をしてクラスターを追っていきたいという意図がみてとれる。それを踏まえてtwitter検査拒否された人のツイートをみてみると地方生検査所は接触歴のない人の検査お断りしている可能性がある。

繰り返しになるけど、接触歴の明らかでない風邪っぽい人(=診療必要検査)は病院から検査受託会社検査に出すことを想定しているから。

実際はどうかわからないけど。


では、症状があるのに調べて貰えないのはなぜか?次に続きます


3. 保険適用でも検査できない?


症状のない人に対して病院では検査ができないのは皆さんご存知の通りです。保険診療対象にならないからです。なので上で述べたとおり、症状のない人の窓口は無いに等しいです。

では、症状があれば検査してもらえるのか。おそらく簡単には検査してもらえないと思っています。ここからはかなり個人的な推測が強くなります。訂正してくださる医師の方お待ちしています

*3 検査料の点数の取り扱いについて

http://www.hospital.or.jp/pdf/14_20200304_01.pdf

ここには、新型コロナPCR検査保険適用になった旨を通知する内容がかかれています

難しいことがたくさん書かれていますが、重要な部分をかいつまむと、「認可された検査施設で認可された試薬を使って検査してね。検査するときは明細書に検査必要だと判断した医学的根拠を書いてね。」という意味だと思います。(保険診療の但し書きはいつも解釈が難しいです)

まり医学的根拠のない人は簡単には検査してもらえないようなのです。

医学的根拠が具体的にどんなことをさすのか技師の私にはわかりません。すみません

しかしながら、日本環境感染学会から出ている医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド

*4 医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド 第 2 版改訂版 (ver.2.1)

http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/COVID-19_taioguide2.1.pdf

を読むと、肺炎存在証明されないケースは感染リスクがなければ積極的検査すべき対象とは言えないと書かれています。(今のところ感染リスクがある人=濃厚接触者は保健所対応

また、新型コロナウイルス感染症に特異的な症状や所見がないと書かれていることからも、まずはコロナ以外の肺炎の除外が先になります

ということは、新型コロナ検査適応になる人は、胸部X線CT採血、喀痰培養(数日かかる)、迅速キットなどで細菌性・マイコプラズマインフルエンザなどなどによる肺炎が除外された原因のわからない肺炎にかかった人ということになるのではなかろうかと個人的には思うのです。おそらくあんまり多くない。

*5 市中肺炎入院症例の年齢別・重症度別原因微生物予後

http://www.jrs.or.jp/quicklink/journal/nopass_pdf/044120906j.pdf

*6 肺炎予防のために 知っておきたいこと

http://www.saitama-med.ac.jp/hospital/division/25respiratory_medicine/images/kanazawa02.pdf

診療方針については専門外なので検査から電カルをみてた経験から想像すみません。もしかしたら、いや別にもっと簡単コロナ検査出せるよと言われれば、あ、そうなんだ。って感じです。


あと、個人的には検査は適切な治療を行うための一つの手段だと思っています。今の状況をみていると、医療従事者側は患者治療目的なのに対して、患者側は新型コロナ検査を受けることが目的となってることによる混乱なのかなと思っています

国や病院側の方針患者目的果たしてくれるようなものでは今の所ないです。たぶん。しらんけど。


患者コロナかもと言い出すと病院にかかることすらもできなくなっていることも検査数が少ない原因の1つかもしれません。これは余談だけど、重症化しちゃったらコロナかどうか調べて貰えないことよりも、肺炎(もしくはそれ以外の病気)の治療をしてもらえないことの方が困るので、接触した覚えがなくて自宅療養してたけどつらいってなったら、保健所コロナかもって電話するより病院接触者じゃないことをきちんと伝えて周りに移さな対策をとりつつ普通に診察してもらって通常の検査受けた方がいいんじゃないだろうか?確率的にはコロナ以外の方が高いし、除外されればコロナ検査正規ルート?でたどり着く。のか???


実際どのくらいの検査が行われているのか、どのくらい増えているのか、は私が調べた範囲ではわかりませんでした。もしかしたらどこかにあるかも。先に書いた通り、病院からの検体は保健所を通さずに検査受託会社に回されるので、情報収集に時間がかかるのかも?


ちなみに、新型コロナ検査料は都道府県負担をするそうなので、PCR検査料の患者負担はないようです。他の検査処置料はかかるよ。

下のサイト解説が優しい。

*7 新型コロナウイルス検出のためのPCR検査3月6日から保険適用

https://gemmed.ghc-j.com/?p=32688


4. PCR簡単か?


上記理由から検査数が増えていないと思っているので、PCR簡単かそうでないかはあまり関係ないと思っていますが参考まで。

PCRにもいろいろあって、手順が簡易化されたものや細かい濃度調整や設定が必要ものがあります一般の市中病院内で行われているPCRは大体がメーカーがキット化した簡易的なものです。おそらく皆さんが想像してるのはこういうやつ?

*8 LAMP法を使った 結核迅速診断キット

https://jata.or.jp/rit/rj/339p11.pdf

正確にはLAMP法はPCR法とは異なります。ちょうどいいPCR資料が探せなかった。PCRはもうちょっと複雑になるけど院内でやれるPCRのざっくりしたイメージはこのくらい。リヴァイ班いなくてもできそう。うん。緊急度の高い結核PCR検査頻度の高い淋菌・クラミジアPCRあたりが実施されています

一方で、新型コロナのような新しい項目でキット化されていないもの検査頻度の低い項目は、採算性や精度管理などの点から多くの病院検査室では実施せず、検査受託会社外注されているのが現状です。


ではPCRの何が難しいのか?

国立感染症研究所ホームページ新型コロナウイルスPCRプロトコルが公開されています

*9 病原体検出マニュアル 2019-nCoV Ver.2.8

https://www.niid.go.jp/niid/images/lab-manual/2019-nCoV20200304v2.pdf

キット化されていないというのはこういうことです。読むだけでしんどいです。

DNAに比べRNAの扱いはシビアです。すぐ壊れる。手順がすごく多くて扱う試薬も多い。機械自動でやってくれるのは7ページの3)の部分あるいは11ページの7)の部分。あぁ、疲れてきた。

手順や試薬が多いとミスが起こります。1で増田卒業研究PCRやっていたと書きましたが、例にもれずコンタミネーションを起こし、ある一定の時期からネガティブコントロールに弱い反応が出続けるという地獄をみました。

おそらくピペットチップを交換し忘れ、共通試薬ターゲットを混入させるとかいう超凡ミスやらかしたのだと思います

逆に共通試薬を入れ忘れれば全て陰性になってやり直し。ぴえん。

あとで原因がわかればまだましで、間違った結果を出してしまうと最悪です。しかもこんなに手間暇かけて一生懸命やっても感度はそんなに高くない。感染にも配慮しなきゃいけない。

このプロトコルをひたすらやっている姿を想像するとつらくなっちゃます

臨床検査技師であっても大学講義・実習でちょろっとやっただけの人がほとんどです。ご年配の技師の中にはPCR原理説明できない人もたくさんいます。本格的なPCRが精度よくできるのは研究所大学病院クラスの大きな病院研究熱心な一部の病院検査受託会社担当者くらいです。なので、いきなりマニュアル見てやってねと連れてこられても結構難しい。


検査受託会社がどうやって検査枠を増やしたのかはわからないけれど、検体検査資格を問わないので、もともと理学部卒とか農学部卒とかも多いし集めやすいのかも。(病院検査室は採血とか他の業務もあるし資格のない人を採用しているところは少ないです)


感度・特異度の高い簡易キットが開発されて検査する人の負担が少なくなるといいね



最後


ここまで読んでもらえると、ネットで騒がれている

病院検査室は忙しい、だから新型コロナ検査はしない。という状況ではない

ということはわかっていただけたかと思います

多くの検査検査受託会社が請け負うので、病院検査室が忙しいのはまた別問題

おそらく大変なのは検査対象でない患者対応に追われてる保健所と濃厚接触者の検体を受け入れてる地方生検査所とか。

検査数がみんなが思っているより少ないのは、あくま国内感染コントロール方針治療方針によるものである個人的には思います

もう少し気軽に検査出せるようになってもいいと思うけど。まあ外注だしすぐに結果わかるわけじゃないか微妙か。


ここまで言っといてばかすか検査されてたらウケる

急激に増えてきたのがわかったらしれっと消します。


検査はすでに増えてるのかもしれないし、言っていることが矛盾していたり、誤字脱字があったりするかもしれませんが、臨床検査技師なんてただの凡人ですし、わたしリヴァイ班でもありませんのでご容赦ください。

間違っていることがあればご指摘いただけると幸いです。

長々とまとまりのない文章を、ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。


症状あるのに仕事風邪なんかで休めない!

ていう人。いるよね。私もそうだった。

休むのが一番だけど、どうしてもいかないと死ぬときは、なるべく喋らない、距離とってしゃべる、食事時間ずらす、会社で共有してる電話PC自販機券売機食器・文具などなどは触らない、触ったら消毒か洗う。

くらいはしてもらえると少しは違うかも?

逆にそれらの共有物は汚染されてると思った方がいいです。

飛沫感染よりも手についたウイルスが目鼻口から入る接触感染の方が多いっていわれてるから目鼻口の周りを触るときには必ず手洗いしてね。

食事、化粧直し、間食、たばこの前とかちゃんと手洗ってる?

あと、すれ違っただけなら感染しないよ。

もつば顔に吹きかけられたらするかも。

それと咳したときにグーの手とかで受け止めるのはほんとやめてよそのウイルスコロナに限らず)の付いた手どーすんの?すぐ洗えんの?!

2020-02-25

病院会計が遅いのは

https://anond.hatelabo.jp/20200224123857

電子カルテであっても自動的会計が決められないパターンいくらでもあるからなんだな(日本保険診療はクソみたいな例外処理だらけでこれを自動化できたら天才だと思う)

>つうか会計なんかいるのか?

これは過去の老人を恨めというしかない

東京都が老人0割を実施したとき病院健康な老人のサロンと化して不健康な人の利用に支障が出たトラウマは未だに解消されない

2020-02-23

anond:20200223013119

なぜ日本検査数少ないの?→現制度では衛生環境研究所しか検査できずにキャパ的に保健所ブロックしてるから

というのはここ最近ニュースワイドショーコロナ特集で既に知られてると思う

それを把握した上で現状に苦言を呈するコメンテーターは「日本検査数が少なすぎる。PCR検査は衛研以外でもできる。保健所通じた検査だけでは現状把握無理だから保険診療医療現場でもできるようにすべき」と言い続けてた(モーニングショー玉川とか)

今朝の報道政府がそれを実施すると決めたと出たが

anond:20200223013119

なぜ韓国は新型コロナ検査件数が多いのか、という点も合わせて論考しないと、日本の不足ぶりが分からないと思う。

ニュースネットなどの情報によると、たくさん検査できる理由

韓国は各病院広場検査テントを設けて検査外来を誰でも有料で受け付けている

(国の義務検査基準は未だに湖北省縛りがあるけど、それ以外でも検査を断らないらしい)

・簡易検査キットを導入し、陽性判定を広く取っている

マーズ流行後迅速に動く体制が整備されたというが具体的にマンパワーをどうやって確保してるのかはニュースからじゃよく分からない)

 

ニュースネット日本政府要求されてたこ

・衛研以外でもPCR機器のある施設で広く検査できるようにすること

保険診療で疑われる症状出たら誰でも広く検査できるようにすること

(この2つは今朝のニュース政府が導入するって報道されてたね)

・簡易検査キットの導入

病院検査すると院内感染するぞって言うけど10年前の新型インフルときは屋外にテント張って発熱外来とかやってたよね? あと中国政府日本に大量の検査キットを提供してくれたとニュースに出てたけど何で日本で使わないの?もしくは使えるようにしないの?もしくはすでに使われてるの?(どこで?))

 

訂正

中国政府日本に大量の簡易検査キットを提供」と書いたけど確認したら「簡易」の文字がついてなかった。「検査キット」と「簡易検査キット」を混同して理解しておりました。お詫びして訂正します。さらに、中国提供したのは「核酸増幅検査キット」であるとのこと。PCR検査とは違うのかな?

新型ウイルス 中国日本検査キット提供 | NHKニュース

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200220/k10012293911000.html

外交部中日新型肺炎との戦いで助け合い友情と信頼を得る」--人民網日本語版--人民日報

http://j.people.com.cn/n3/2020/0222/c94474-9660817.html

中国はこのほど日本国立感染症研究所新型コロナウイルス核酸増幅検査キットを贈った

2020-02-12

歯医者JAVASCRIPT

https://hbol.jp/212378

この記事読んでへぇーって思ってる人、はあちゅう腐す権利いからね。

え、はあちゅうはニセ医療で、これはタイ最先端医療じゃん。全然違うだろ?

はい、そうじゃないんですよ。

医学知識医学判断能力がない人が書いた医療記事はどちらも同じなんです。

仮に、はあちゅうがこの記事書いたら、みんな「へぇタイ行こうかな?」って思った?

その時点で、あなた医療情報判断能力がないんです。

この記事の間違いは大量にあるけど、はてなにわかやすく言えば、

めちゃくちゃ良いプログラミング教室見つけた!っていう「増田プログラミング教室」の紹介記事が以下の感じだとどうでしょうか?

最先端JAVASCRIPTを用いた画期的ホームページの作り方を教える教室です(JAVASCRIPT世界の30億のデバイスで走る言語です)

また、最近流行りのAIの土台である機会学習を、MNISTというデータを使って、勉強できるんです。

これは、AIに知能があり、自動的に猫とおばあさん細胞発見できるというので、

世界雑誌ニュートンでも話題になりましたね。

これから国民一人ひとりがプログラミングを習う時代です。

ぜひこの増田プログラミング教室で、プログラムを習いましょう。

ね、頭痛くなる記事でしょ?上記記事レベルはこんなもんよ。

キーワードとして、「根管治療」(英語名Root Canal Treatment、以下“RCT”と表記

ラバーダム」、「マイクロスコープ」などを散りばめているだけで、上記文章と同レベル知識から

まず、日本保険適用の根っこの治療なんて、毎回200円くらいにしかならないから数千円なんて絶対適当

なぜ日本保険治療のことも理解していない人が、タイ治療については正しい記述ができると思えるのか不明


なぜ日本歯科保険診療が遅れてるか?

それは国がCOBOL縛りでプログラミング書けって縛ってくるのに、

患者グーグルマップみたいなサービス作りたいって言ってきて、

なんでも言語が使える自費診療すすめても、いや、保険きくからCOBOLでお願いします。って言ってくるからだろうが!

せめて日本学会関係者にでも取材して、なんでこういう状況になってるのかくらい聞けよ。

そもそも日本歴史的総合医ジェネラリストのまち医者)を増やすという医療政策をとってきたわけよ。

それは個人資質うんぬんじゃないの。出羽守がすぐにアメリカでは〜っていうけど、アメリカ歯医者、全員医者からね。

医学卒業して、そのあとで歯の勉強した人たちでエリート中のエリート。1日に3人患者みたら、生活できるから

15分おきに患者きて、インカムつけて仕事してる銀座歯医者なんかと比べちゃダメよ。

日本国民歯医者に通いやすいように、歯学部というものをつくった経緯があるのよ。

そのために供給過剰になってるけど、安く歯医者にいけるわけ。

最近は新専門医制度をつくって、分化していこうという話もあるけど、

患者側の意識が変わらないとなんでも屋を求めるから日本だとミスマッチしそうね。いろいろ面白いので調べてみてください。

あと、やぶが多いという話。うん、多いね

じゃあ、どこの歯医者いけばいいのか?

まず、クライアントであるあなた自分の歯をどうしたいのか、知識をつけること、

その症状に対して、得意な専門医がどこにいるのか調べること(歯学学会で調べられる)

学会症例報告などをきちんとしている開業医を調べること。

ここらへんでやぶはだいぶ弾ける。

え、めんどくさい?それなら、増田プログラミング教室行きですので、どうぞ。

クライアント要件定義する能力もないのに、SIer能力判断なんかできるかよっ!

あと、学会も誰でも自由につくれるので学会が言ってるから、というのは権威にはならないよ。

血液クレンジング日本酸化法医学会があるからね!

あと私は歯医者ではありません。ただの工学博士です。

2020-01-26

自由診療名医を見つけるという無理ゲー

悪名高き自由診療だが、自分が探しているのは美容外科名医。生まれつきの特徴的すぎる顎を人並みに削りたい。

これが保険診療形成外科だと、この分野では増田先生が達人ですので、紹介状書きますねとか紹介してくれる。でも自由診療ではそうも行かない。どこもかしこ自分病院に引き込もうとする。金目当てだったり、練習台にしたい目当てだったり。

2020-01-21

anond:20200119233455

俺は苦労して医者になった。

両親は高卒で、片方は貧困のため仕方なく、もう片方は学力的に、それぞれの理由大学進学を諦めて働いていた。

俺はそんな両親の長男で、田舎レベルではあるけれど、そこそこの頭の良さと、かけられた期待のおかげで、それなりに優秀と言われて育った。(親戚は高卒だらけだったが、唯一旧帝大卒のおじさんがいてそれを目標に、とか言われていた)

共働きで働いていた両親に変わって、母代わりの祖母が家にいて俺はよく慕っていた。祖母お茶飲み友だちにもお前は頭がいいと褒められていた。

俺が小学校低学年の夏、その祖母交通事故で重傷(ちなみにこれは医学用語ではない)を負ってから、俺は医師になることにした。小学校卒業文集には未来の「増田医院」の話を書いた。

中高時代のことは面倒だから省くが、俺は医学部には入れなかった。偏差値が5以上足りなかった。通える範囲地域で一番の進学校だったけれど、現役で医学部に進学したのは4人(国公立3人、自治医1人)だった。

なんとか浪人させてもらえることになり、政令指定都市うつり寮から予備校に通った。

結果から言えば、俺は医学部には入れなかった。2浪はできないので、センター試験で85%以上なければ医学部は受験しないと両親と約束たからだった(具体的には84%に止まった。全統記述偏差値67程度だったので、無理はできなかった)。俺と同程度の偏差値の奴らが少々の国公立医学部に受かっていった。俺より悪い成績の奴らがいくつかの私立医学部に受かっていった。俺は俺でも受かりうるレベル私立医が3000-5000万の学費がないと通えないことに絶望を覚えた。(当時、帝京大医学部の学費は4900万くらいだった)

やりたいこともなかったが、旧帝大工学部合格したので進学した。

やりたいことがなかったので、1年生のとき単位ほとんど取らなかった。「旧帝大工学部」の合格ときで喜んだ両親をなぜか恥ずかしいと思っていた。2年目は休学した。休学して再受験しようと思ったけど、思っただけで、びっくりするほど何もできなかった(抑うつ的だったし、適応障害的だったなあと振り返って思う)。

復学してからは進級できて、そのまま4年生になり、大震災があり、思うところがあり、残り10ヶ月の期間だけ勉強して医学部を目指すことにした。両親には黙っていた。予備校には通えなかった。教授には2ヶ月後の記述模試でA判定を出さなければ受験を認めない、と言われた。3ヶ月後、教授から受験の許しを得、両親に黙ったまま勉強を続けた。

お金がなく、模試も全部で4個くらいしか受けなかった。2万円弱のセンター試験の出願料だけでも生活費を圧迫した。1校6万円する私立医の併願など、もちろん念頭になかった。

公立医学部を受けるとして、地方の受かりやすいところを探せば統計的には確実に受かりそうではあったが、遠くに受験しに行くお金はなかった。女性ではないので性別理由にした入試差別を受けることはないが、再受験生は性別によらず差別リスクがある。こういった差別的傾向は当時も医学受験界隈でよく言われていて、そのため差別のない(と言われている)大学医学部を受けることが再受験生の受験戦略となるのだった。こうした入試差別は、偏差値に比例してなくなっていくとされていた。旧帝大医学部は純粋学力勝負ができる。俺はそのまま部屋から受験しに行ける旧帝大医学部を受験することにした。

前期試験一発勝負をして、約10日後「合格」の文字を見ることができた。

医学生活は面倒だから省くが、一言でいえば普通に部活をし、遊び、勉強をした。留年することなく進級・卒業国家試験にも合格した。俺は医師になれた。

研修医生活は本題ではないので省く。でもちょっとだけ言うとすれば、医師労働環境は、人間のする働き方ではなかったということだ(俺は比較的楽な方の研修だったが、週1,2回の連続30時間勤務や25連勤でもう無理だと思ってしまった)。女性医師出産や育休で労働時間がああだこうだと言っている人がいるけど、この働き方は男でも無理である東京医師が多いのでまだ余裕があるが、俺の出身地方はすでに医師がどんどん減ってきており、崩壊は当然に時間問題である医師の使命感と根性で成り立っている地方特に女性医師にやさしい環境ではないし、女性医師にやさしい環境でない地域女性医師が残らないので、つまり男性医師も残らないか人柱になって折れるのを待つだけだろう。

俺は地方に残るのをやめ、保険診療医もやめることにした。東京自由診療をして、それなりの暮らしをする。

医学部の合格通知は、約10年経った今でも宝物となっている。

2019-12-01

精子採取してきた。

おそらく今日体験を誰かに話すこともないだろうし、帰ってから妻にも事の詳細は話さないだろう。

そうすると、今日出来事は一生自分の内だけに留めておくことになり、それはそれで何だか勿体ない?ような感覚があり、この場をお借りすることにした。

月並みセリフだが、これが誰かの参考になれば幸いだ。


***

当方、年齢は34才。妻は2つ年上で、結婚10年目の子なし。セックスレス歴は5年目くらいになるだろうか。

毎晩一緒に晩酌するくらいには夫婦仲は良いのだが、異性としてのエロスはもう感じない。これは私が、というよりお互いにそうなのだろう。

ただ、子どもは欲しいという気持ちは双方にあり、年齢を考えると作るなら待ったなし、という状況だ。

妻は子宮内膜症という病気を患っており、2年前に一度手術をしている。

片方の卵管が詰まりやすくなっているため、妊娠するとしたらチャンスは2ヶ月に1回と当時の担当医に説明を受けている。

排卵基本的に毎月交互に行われるということを、この時初めて知った)

年齢による妊娠率低下に加え、チャンスは2ヶ月に一回という状況だ。

子作りという目的さえあれば一応セックスレスは解消できるとは思うが、

完全な自然妊娠に任せていては、何事も起こらず来年また1つ歳を重ねている姿が容易に想像できた。

後々になって検査をしたら実は不妊の原因は自分にあった、なんてオチ絶対回避しなくてはならない。

30代後半の時間はあまりにも貴重だからだ。

尚、34年生きてきて自分精子に何かしらの異常を感じたり、親・兄弟遺伝的に心配するような出来事は一切ない。

そもそも、「あれ、量少なくね?」「なんか、水っぽくね?」などデリカシーのないことをいう彼女でも作らない限りは、

自分精子他人比較する機会は訪れないため、基本的自分精子自分基準絶対的に正常なのだ

男性側はそのことを念頭において、自分精子と向き合う必要がある。


***

前置きはこれくらいにして、ここから精子採取の詳細を語っていきたい。

病院に行ってやることはいたってシンプルだ。カップ射精して提出するだけ。

それだけの事と言えばそれだけなのだが、病院オナニーというのはこれまでの人生経験したことがないので、何となくからソワソワしていた。

入ったことはないが、繁華街にある個室ビデオ屋みたいな感じを想像して、内心ちょっとだけ楽しみな気持ちもあった。

クリニックに到着すると、受付には20代半ばくらいの若い女スタッフが2人座っていた。

初診ということを伝えると、その場で今日検査の流れについて簡単説明を受けた。

検査はまずは診察からスタートした。40代前半くらいの男性医師担当だった。

事前にWeb問診票に回答しているので、その場で回答内容をフムフムと読み進める。

問診内容には、自慰の頻度や勃起状態夫婦セックス回数など、かなりプライベート質問も多いのだが、

夫婦関係ほとんどなし、と。なるほどね。」といった感じで、こなれた感じで読み進められていく。

一通り問診票を読み終わると、そこから男性不妊検査説明が始まる。

男性不妊検査には4種類ある、と。

1. 精子の量や運動量を調べる一般的検査

2. クルーガーテスト(正常な精子割合を調べる)

3. SCSA(精子の核をDNAレベルで調べる)

4. 感染症検査

1は保険診療で1,200円程度。

2以降は保険外診療で、2が9,000円、3が11,000円、4が7,500円の全額自費負担だ。

ちなみに2以降もやる場合混合診療となるため、1も全額自己負担となり4,000円となる。

合計すると3万ちょいだ。

一応事前に金額感は調べていて、精液検査保険診療ができるとネットに書いてあり、

1,000〜2,000円程度を想像して来ていたので、突然3万円と言われて驚く。

ただ、色々と考えた結果、全てお願いする事にした。

理由としては、今回の検査目的妊娠に向けて最短の選択肢を選ぶ事だからだ。

まずはライトものから順番に試して行って、上手くいかなかったらより詳細の検査をして、

と丁寧にステップを踏んでいる時間は我々にはないのだ。

また、どうせ精子を採るなら一度に全部詳しく調べてもらった方が単に効率的だと思ったからだ。

4項目全ての検査をお願いする旨を伝えると、診察は終了した。



***

次は、いよいよ採精の説明だ。

看護室という小部屋に呼ばれ、中には20代後半くらいの女性スタッフが一人いた。

そこで、採精のやり方についてレクチャーを受ける。

・採精室に移動し、部屋に入ったら電気をつけて鍵を閉める

・まずは石鹸で手をよく洗い、その後、アルコール消毒をして手をよく乾かす

プラスチック容器(プッチンプリンより一回りくらい小さい)の中に精液をすべて出す

・もし射精時にこぼしてしまったら提出時にスタッフに言う

注意点としてはこれくらいだったのだが、

この女性スタッフは要所要所で説明がたどたどしくなり、

直接的な言い回しを避けるような変な間があった。

「手を洗って消毒をしたら、よく手を乾かしてから、、、、その、、行ってください」

みたいな説明の仕方なので、

正直、ちょっとだけエロかった。

医療従事者として、毅然と「このカップに精液を全量出してください」と説明をされたら何も感じないが、

たどたどしく言うのは、こっちが変な気持ちになるのでやめてほしい。(悪くはなかった)

さて、ひと通りレクチャーが終わり、早速採精室に向かう。

ちなみに、精液検査を行うには大体3〜7日間禁欲する必要があり、

私の場合は7日間禁欲していたので多少なりともムラムラはしていた。

採精室に入ると、1.5畳くらいのスペースに、テレビDVDデッキ

部屋の中央には白いリクライニングチェアーがあり、ティッシュ箱とゴミ箱が置いてあった。

ゴミ箱は足で踏むと蓋が開くタイプのもので、直接手を触れないで済むのは衛生的で良かった。

テレビ台の上には、DVD10枚ほど入ったDVDケースとエロ本が1冊置いてあった。

エロ本は何となく触れたくなかったので完全にスルーし、DVDケースをパラパラとめくった。

ジャンルバランスよく取り揃えており、ラベルを見る限り割と新しい感じがした。

ただその中に、一枚だけ異質なDVD発見した。

真っ白なDVDベルに、黒マッキー手書きでこう書かれていた。

「下と唇で感じあう、濃密ベロキス尽くし」

他がすべて商業DVDであるのに対し、一枚だけ手作り

ことなく漂う、裏モノ感を感じた。

よく分からない期待感を抱き、

このDVDを手に取ってDVDプレーヤに流し込む。

内容は、




いたって普通AVだった。(当然モザイクもあり)


さて、あまり楽しんでいる場合ではない。

というのも、この採精室、一体どれくらいの時間で出るのがベストなのか、という問題がある。

遅すぎた場合、「あの人、どんだけ満喫してんだ・・・ここ、医療機関ですよ」という目で見られるのではないか、という気持ちと、

早すぎた場合、「え、あ、もう終わったんですね。早いですね」と、口には出さねどそう思われるのではないか、という気持ち交錯する。

自分の中で、遅すぎず、早すぎない時間を「15分」と設定し、タイムマネジメントすることにした。

それともう一つ、大きな問題がある。

どちらかというと、こちらの方が重要だ。

この小さなカップに、どうやってこぼさず入れれば良いのだ?

先ほどのレクチャーでは、この辺りの詳しい説明までは受けていない。

カップに全部出してください、としか言われていないのだ。

部屋の中で、使えるアイテムは限られている。

目の前のテレビ台、一台のリクライニングチェアー。

それから、使い道の分からない大きなキッチンペーパーのような紙もあった。

脱出ゲームさながら、この密室で課されたミッションクリアする必要がある。

しかも、制限時間は15分しかない。(自分で決めた)

試行錯誤の結果、最終的に以下の流れとなった。

・リクライニングチェアーの座部に大きなキッチンペーパを敷く(念のため2枚重ね)

・その上に採精カップを置く

ズボンを下ろし、リクライニングチェアーに向かって前傾姿勢となる

・ただ、こうするとテレビに対して背を向ける形になってしまうため、DVDが見れない

・仕方ないので、スマホfc2アダルト再生する

このような形でフィニッシュした。(所用時間12分)






何が正解だったのか、それは今もわからない。


***

無事ミッションクリアし、あとはこれを提出すれば今日検査は終了だ。

部屋の片づけをし、事前に渡された白い紙袋カップを入れて部屋を後にする。

精子の提出先は、採精室から歩いて20メートルくらい先にあるガラス張りの部屋で、

ガラス張りの壁には、カップを置く小窓と中のスタッフと会話するための受話器が備え付けられていた。

ガラス窓の向こう側は無菌室のような真っ白な空間で、スタッフ白衣を着て全員マスクをし、白い帽子かぶっている。

精子冷凍保存するタンクのようなものもあった。

生物実験室のような雰囲気だ。

小窓に自分精子が入った紙袋を置くと、ガラス窓の向こう側にいるスタッフが近づいてきて、それを受け取った。

受話器を手に取り、ガラス越しでアイコンタクトを取りながら会話をする。

確認しますので、そのままお待ちください」

白衣を着た20代半ばくらいの綺麗な女性スタッフが、

自分の目の前で、おもむろに紙袋に手をかける

その瞬間、おいおい、まさかまさか、、

という気持ちになってくる


ガサゴソガサ・・・


カップが日の目を見る。

女性カップを手に取り、顔を近づけて内容物を確認している。

カップを軽く振ったりしながら、観察した様子をPCに打ち込んでいく

自分が数分前に出した精子を、白衣を着た綺麗なお姉さんが繰り返し、何度も確認する

それを、受話器片手に、ガラス越しで眺める自分


こ、これは、一体なんの時間なんだ。



なんとも言えない不思議空間不思議時間不思議な気分に包まれた。

すべて確認を終えたお姉さんがカップを机に置き、

ガラスに近づいてきて受話器を取って話しかけてきた。

「お待たせしました。最後に、お名前フルネームで教えてください」

「ま、増田... 太郎です...」

ありがとうございます。確かに受け取りました」

そう言って受話器を置き、笑顔で見送られた。





***

以上が、本日私が体験したことの全てである

3万円が高いかどうか、それはあなた次第だ。

2019-11-27

anond:20191127134114

俺はこういうの想像してるから参考まで。極端に見えるかも知れないが、ある日気が付いたらこれに近くなっている…という状況は十分あり得ると思っている。

2019-10-29

医療費を減らすためにベッド数削減するってバカじゃないのか?

外国に比べて人口比でベッド数が多いから、減らすってアホじゃないのか?


日本は、限界まで生存期間を延ばそうとして、既に四肢が拘縮している高度の認知症で発語も追視もできない高齢者に平気で胃ろうを作るのが現状だよ。

医療側は生存期間をできる限り延ばそうとする。なぜなら、それを患者側、特に患者家族側が望むからだ。

生存期間をできる限り延長しようとすれば、そういう患者が増える。そういう患者が多くなれば、在宅介護は無理だから長期入院になる。

日本外国に比べて在宅での介護力が低いからこうなるんだよ!それも当たり前だ。上記のような患者を在宅介護なんかできるわけがないんだから

要するに、できる限り生存期間を延ばそうとする治療行為を止めさせることが最も必要なのに、ベッド数を削減なんて全く方向違いの政策だろう。


胃ろう増設を75歳以上の患者ではで禁止せよ。

寝たきりの状態になったら、原則的にすべての内服薬を中止するように勧告せよ。

透析治療は1年までを期限として、1年以上継続する場合は保健診療ではできないようにせよ。

保険診療から認知症の薬を削れ。

75歳以上の抗がん剤治療及びがんに対する手術/放射線治療保険診療から削除せよ。

これだけで、医療費なんて簡単に減らせるんだ。


根本的な原因に目を向けずにベッド数を削減なんてことを断行したら、生存期間を延長させることを要求する患者家族側と医療側の溝が深くなって、もっと医療不信が強くなるだけだろうが!馬鹿じゃないのか!


安倍首相 病院再編と過剰なベッド数の削減など指示」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191028/k10012153731000.html

参考:「4割が赤字病院経営実態対策

https://jp.ub-speeda.com/analysis/archive/07/

2019-05-06

ワクチン接種を強制することは反道徳的

ホッテントリの反ワクチンに関する記事を読んだ。

議論道義的ものであるべきで、(病気に対する)慎重さに関するものであってはいけない。

ジョセフ・ヒース「ワクチン接種は集合行為問題だ」(2015年2月5日) — 経済学101

でも、これはいくつかの意味おかしいと思う。この記事は、多くの人がワクチン摂取するべきであり、そうしないのは不道徳である、という考えに基づいて書かれている。だが、私にはそれが自明の前提とはどうしても思えない。

自分身体に何を入れるか決める基準を「公益」に置くのは必ずしも道徳的とはいえない

そもそも自分身体に何を入れ、何を入れないか、決めてよいのは自分だけだ。自分身体自分だけのもの。当たり前だろう。これが身体ペニスを挿入してよいかという問題であれば、ほとんどの人がそれを決める権利自分しかないと答えるはずなのに、どうして同じ理屈ワクチンでは通用しないのか。

公益のために注射針を刺して弱毒化された抗原を身体に入れろ、なんて、他人強制してよいこととはどうしても思えない。毒であることが問題なのではない。私はそれがほとんど無害であり極めて低い確率しか副作用は起こらずおおむね安全であることを知っている。そうではなくて、自分身体に何を入れるかを他人に指図されるべきではないということだ。

今回はワクチンにすぎないかもしれない。でも、次が行動監視ナノマシンだったら? 治安の良さは公益だ、やましいところがなければ入れられるはずだ、公益のためのナノマシン接種拒否不道徳だ。そう言われたらどうする?

自分身体に何を入れるかを決めてよいのは当人あるいはその親権者だけだ。それを他人に強いるのは不道徳である(もちろん、説得はしてよい。ワクチン安全性を説き、公衆衛生重要さを熱弁するのは自由であろう。相手自由を損なわない範囲においてだが)。

(この立場は、アメリカの反ワクチン運動を紹介しているWIREDの記事でも紹介されていた。私はニセ科学に傾倒した反ワクチンはばっかじゃねーのと思うが、「政府自分たちの子もの体内に入るもの強制すべきではない」という主義主張自由主義者として大いに頷ける)

現在日本において、ワクチン義務化は必ずしも道徳的とはいえない

それでも、そのような自由公益のために制限されてもよい、という主張もあり得るだろう。では、ジョセフ・ヒース氏の住んでいる国ではどうだか知らないが、我々が住んでいる日本という国においてその理路は成り立つだろうか?

自由制限し、義務化するのなら、当然その負担は最低限にまで低減されなければならない。だが現実にはどうか。インフルエンザワクチンの接種は自由診療であり、無料でないばかりか保険すら利かない。風疹ワクチンの未接種が話題になったが、ある世代男性に限っては無料になったとはいえ、多くの人にとってそれは保険診療として打つものである

公益のために義務で打てというなら、その負担は最低限のものであるべきだ。高い診療費を払ってわざわざ病院診療時間に打ちに行く手間とカネを惜しんでいったい何が悪いのか。保険診療にすらなっていない現状で接種は道徳的義務なんてちゃんちゃらおかしい。

公益のために自由を踏み躙るなら、当然それによって被る不利益は最低限度であるべきだろう。高い代償を払ってこれこれのことをしろ、そうしなければお前は反社会的な行動をしていることになるのだ、道徳をわきまえた市民ならばこのくらいの代償は払えるはずだ、などと恫喝してくる国家社会は、正直かなり胡散臭い

それでも、ワクチン接種費用程度ならたいした実害はないじゃないか、という反論があるかもしれない。なるほど、もしもあなた貧困層でなければ、確かにちょっと痛い出費程度で済むだろう。だが、問題はその「義務」はどこまで拡大されるのかということだ。今あなたが遵うべきだと言っているその「公益のための義務」が、いつの間にか「兵役」になっていなければよいのだが。

そして我々が住むこの日本国は、経済的自由主義の名の下に医療費を着々と削っている。小泉純一郎以来この国の福祉自由主義の旗の下で掘り崩され、削られてきた。このような状況で「道徳的義務」などというものが持ち出されることには警戒した方がよい。国家市民生活に対して負う義務を年々縮小しながら、市民に対して「公益」を根拠負担を迫ってくる。冗談ではない。なぜもらえるかどうかわからない年金を払い続ける人びとが、そんな「公益」とやらを慮って差し上げねばならないのか?

経済的自由主義公的サービスを縮小するのなら、民間自由も拡大させなければ筋が通るまい。もちろんそこにはワクチンを接種しない自由も含まれる。逆に民間自由にある程度制限を加えようとするならば、失われた自由に見合うだけの大きな政府を実現してもらわねば困る。

往々にして反・反ワクチン論者は不道徳であり、彼らの要求に従わない人間が現れるのは当然である

感染症にかかった人間不用意に出歩いてウイルス拡散され、流行が広がってしまう。なるほど悲劇だ。だがそういう悲劇が起こる度に、公衆衛生を錦の御旗のごとく掲げる人びとは、大元罹患者に向かってバイオテロだのと心ない言葉を浴びせかける。彼もしくは彼女もまた、病気犠牲者であることを忘れ去って。

たとえば敵国の社会を壊滅させることを狙ってウイルス炭疽菌を散布するような意図を持ったテロリストは、道徳的非難対象となって当然だろう。だが、不幸にも病気にかかってしまった状態不用意に歩き回ったという、ちょっと迂闊だった程度の人が、患者が、そこまで非難対象とされるのは絶対に間違っていると考える。それは犠牲者非難かいうやつじゃないのか。犠牲者非難を許してはいけない。

病気人間意志を超えたところに存在し、運やら体質やらの本人にはどうしようもない状況に付け込んで罹患させる。そのような感染症患者を、運悪く感染不用意な行動を取ってしまったという理由で、バイオテロだの加害者だのと責めるのは道徳的に間違っている。そして、道徳的に間違っている主張をしている人間の言うことに従わない人間がいることは当然である

少なくとも私は、このような言説を振りまく一部の反・反ワクチン派の醜態を見て、風疹ワクチン絶対に打たないと心に決めた。政策の失敗によってワクチン接種の機会を失っただけの、なんの責任もない特定世代の人びとを加害者呼ばわりする連中に腹が立ったからだ。風疹流行をめぐって吹き荒れた犠牲者非難の言説は本当に醜悪だった。あれを見てしまった以上、風疹ワクチン接種に加担することはできない。

まとめ

以上、反ワクチンが必ずしも道徳的に間違っているとはいえず、むしろワクチン接種の強制こそが道義に反していることを示した。自由主義者として、そして犠牲者非難を憎む者として、私は反ワクチン主義にも聞くべき理があると主張する。なるほど彼らは科学的にデタラメなことを信じ込んでいるのかもしれない。だがそれは、彼らにワクチン接種を強要する側の道義的な正しさを裏付けものではないのだ。むしろその強要こそが、反ワクチン論者に三分の理を与えているのである

ほらやっぱり

あっ反知性主義者

自分がかかった麻疹自分が生き延びても他人を殺してもかまわない覚悟がありそう

熱を押して主要駅にでかける麻疹テロとかやりそう

anond:20190506182500

こういうトラバが速攻でつくわけだろ? こういう言説を(たとえ自分宛てのものじゃなくても)見る度に、絶対ワクチンは打たないぞという決意を固めるよね。

ブコメ

権利と他の権利は常に対立するもの100%正義存在しないところではあるが、我々は武装する権利他者を傷つける権利行使することはできない。

他人を傷つける権利行使できないというなら、身体注射針を刺すことを強要することはできないという結論になるはずでは。医者行為傷害罪構成要件に該当することはご存知ですよね? 正当業務行為から違法性が阻却されるだけで。そして医者にかかる患者医療を受けることに同意しているわけですが、ワクチン接種を拒否する人たちの身体ワクチンを打つことを強要しようとしたら当然彼ら彼女らの身体への侵害となります他人を傷つける権利行使してはいけないというならまずワクチン接種の強要をやめるべきでしょう。

そもそも感染症他者うつしてしまうことは基本的他者への加害ではないわけで。それを加害と呼ぶのなら人より感染症への抵抗力が弱く生まれついた人間としては全力で抵抗せざるを得ないですね。そのような言説を振りまく人間の言うことに従わないという消極的抵抗を今後も続けていきたいと思います基本的にめんどくさがりなのでデモとかも意義は認めるものの参加したことはないのですが、これはコストのかからない良い抵抗方法だと思うので加害者呼ばわりバイオテロ呼ばわりに憤る人たちにオススメです。

2019-03-19

ALSに対する人工呼吸器導入について

 筋萎縮性側索硬化症 通称ALSという病気がある。全身の運動神経が壊れ、徐々に筋肉が痩せて動けなくなる病気だ。最終的には食事が飲み込めなくなって呼吸筋を動かすことができなくなって死ぬ。100万人に1人発症するといわれている難病だが、それを専門に見ていると、毎月のように新しい患者出会う。

この病気基本的には動けなくなるだけである。なので胃瘻を作り、口から管を入れる挿管という処置を行い、人工呼吸器を装着すれば生きることはできる。しかし最終的には全身を動かせなくなり完全に意思疎通ができなくなる。感覚は正常で、認知症合併する例もあるが半分程度は意識がしっかりしたままである

 

 診断がついて説明する際に、現場では挿管人工呼吸器を導入しないように持っていくことが多い。多くの人は一生寝たきりで閉じ込められたままになると言うことに対し恐怖を覚えるので、その恐怖によりそう。さら日本で一度挿管人工呼吸を行えば、外すことは殺人になるので外せないという。選択する人は少ないという統計学的事実を話す。このようにして「自主的に」選択させてしまう。

 私自身がもしALSになったときに挿管人工呼吸器の状態になりたくないので本音を持って勧めていない。これは閉じ込められたままでいること自体の不幸だけではなく、家族負担のことを考えたり、家族介護できず長期間入院可能病院死ぬまでいることになってしまうことを知っているということもある。もちろん幸福は人それぞれで、外から評価することなどしてはいけない。ただやはり挿管しても家族に囲まれ幸せというような例は極めて稀だと考えている(患者会やワークショップなどでそのような症例が示されることもあるが、稀なので示されている)。患者自身家族に相当な覚悟必要となり、それはかなりの負担となると考えている。

 ALSに関しての人工呼吸器非導入については厚労省からの指針もあるがあやふやな部分も大きく、現場では倫理委員会などはほぼ通さずに医者家族との話し合いだけで決定することがほとんどである

今回、透析導入を行わずに死に至った腎不全患者が多数いることが世間を騒がせている。日本海外死生観の違いや保険診療移植へのアクセスなどの差がありどちらが優れているなどという話ではないが、海外では透析を行わなかったり途中で中止することも可能だとも聞く。

そして、ALSに対しての人工呼吸器導入は海外では殆ど行われないが、学会によると日本では30%ほどの患者で行われているという。

 ALSは今回の透析の件とは全く異なる話であり、両者を比べる事自体意味のないことである。ただ、ふと報道をみて、卑近な例であるALSについてどうなのだろうと思うところがあったため増田に吐き出した。

ーーーー

補足

※挿管人工呼吸を選んだ患者批判したり責めたりする気持ちなど全く無く、愚かな選択肢だと思っているわけではない。

※ここで記載した説明のやり方が完全に間違えているということは認識している。本来ICにおいて、医療者側は患者必要としている十分な情報提供を行い、患者が”誤解なく”理解判断できるように支え、専門的知識経験を通して患者にとって何が最善となるのかを共に考えていくべきである医療者は情報提供恣意的に行うべきではないが、患者殆ど場合自分からは決めきれない。決めて欲しいと丸投げされることも多い。このような形になってしまう。

※挿管までは至らないNPPVというマスク型呼吸器もある。最後呼吸不全死ぬが、一時しのぎにはなり呼吸苦の緩和もできる。緩和ケアの一部として推奨されているが、結局は動けないまま苦しむ時間が長引く。私はこれに対しても否定的ではあるが、導入することは多い。導入しなくても罪には問われないはずではあるが、罪に問われる可能性がないわけではない。使わなければ呼吸苦や不安が強くなり、夜間に自宅で突然死している可能性も高く、また患者医者も何もしないという選択肢を躊躇するということ多いのだ。

2019-01-09

anond:20190107214043

研修医として思うのは、増田よりコメ欄の「医者」「医療」への過大評価

初診外来医師にとって嫌というか難しいものだけど、1人に数時間かけられるわけじゃないし、病歴や身体所見上緊急性(命に直結するもの)や典型的な所見がないと判断できれば大した検査もしないし、対症療法的な処方して終わらせることも多い。

通常はそれで問題いからこそそれで済むわけだけど、中には症状が持続する人もいて、再度受診してきたとき改めて次の一手を考えるということもある。

初回の受診で全て済ませろや、というのが患者としての本音だろうけど、緊急性もなく非典型的な所見でいちいち採血してX線撮ってCT撮ってMRI撮って、、などとしていたら医療費が10倍あっても足りない。X線CT被曝するからメリットないと撮らないし。MRIは予約で埋まってるし。その他技師さんにやってもらう検査だって予約埋まってて入院患者だって2週間後まで施行できないとかままある。

おそらく医療費やマンパワー無限にあるとすれば即検査入院して数多の検査して必要情報集めて診断下すことは今よりはできるようになるとは思うけど、そもそも時間経過しないと重要な所見が取れないこともある。インフルエンザだって発症すぐに検査したって偽陰性になることが多いわけだし。

増田では整形外科槍玉に挙げられているけど、開業医レベルの無床診療所骨折等緊急性のある所見がなかったら、初回は痛み止めや湿布処方するのは当たり前だろうと思う。もちろん大病院救急外来に行っても同じことになる。半年も痛みが変わらない、という重要情報があればそれで改めて何が原因なんだろうね、となることもあるだろうけど、整形外科診療の幅(専門性)が高いし私は研修してないので実際どうなのかわかりません。

コメ欄で気になることにちょっと私なりの意見を。

id:tkomy ずっと同じ病院にいき、「腹痛」だといわれ続け、破裂寸前で「盲腸」だとわかり別の病院で緊急手術になった私が通りますよ。自分判断もヤブ医者判断も正解かはわからない。別の病院ちゃんと診てもらって。

急にお腹が痛くなる「急性腹症」は原因が色々ありすぎて診断が難しいものひとつ特に急性虫垂炎(いわゆる「盲腸」)は一見ありふれているけど診断は難しいし遅れると大変なことになるのでしんどい疾患ではある。私は、高齢者虫垂炎が進行して穿孔した汎発性腹膜炎を危うく見落とすところだった経験があります。。足が痛いとは言うけど全くお腹が痛いと言わないのでお腹のことは綺麗さっぱり鑑別から抜けていたというもの。炎症反応がやたら高値だったので原因検索のために撮ったCTで診断がつき、即緊急手術となりました。

id:FlowerLounge ウチの親とかパーキンソン病と診断されるまで数年かかったよ。何度も病院をかえて診察してもらった。

神経変性疾患の症状を来したので神経内科受診してすぐ診断がつく、というのはあまり考えられない。大学病院でも神経変性疾患疑いで紹介してもらって長々と検査してようやく、ということも多い。然るべきタイミングで然るべき専門機関受診する難しさもある。

id:abababababababa 平熱が35度の祖母微熱訴え続けてたけど、36度にしかなってないから『微熱とは言え一般的な体温なので』とあしらわれ続けつつも、病院を回った。その中去年亡くなった。肝臓ガン末期。最後医者は手遅れ、と。

お悔やみ申し上げます腫瘍熱は診断基準があるわけでもないし、36度の熱のみで癌を疑うのは相当に無理めだなあというのが正直なところ。。よく平熱は低いんで、と言われるけど発熱医学的には定義されていて、平熱をどこまで考慮できるかというとわからない。平熱の状態患者医者は見ていないわけだし。

id:naruoe 最初医者に処方されたクスリ飲んでも全く咳が止まらない上「飲んで即効く薬などこの世の中に存在しない」と諭されたが、耐え切れず別の医者に処方してもらったら、ピタリと咳が止まったことがある。

咳の原因が感染症ならば咳を止めることを目的としても意味がないし、咳を止めてくれ、という受診は割と困る。むしろピタリと咳を止める薬を処方した、という方がなんか怖い。。ちなみに最初医者と別の医者の処方薬は何でしたか?後学のために教えていただければ。

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンは、一度診断がついたものについて、別の医師から再度診断を仰ぐ相談なので、この場合全く別物です。

増田へ。

慢性疼痛というのも医学的に対処が難しくて、麻酔科領域でも研究対象領域になっているくらい。

どうしても痛いならペインクリニックに行ってみるのもひとつの手ではある。非医療従事者が思うような「完全な完治」が望めるかはわからないけれど。

追記

AI

診断をするには必要情報を集めなければなりません。年齢、性別社会背景(職業も)、家族歴、既往歴、現病歴、陽性症状陰性症状身体所見などなど。必要に応じて、採血したり各種画像検査したり、と情報を得ていくわけですが、検査にも当然不確実性があり、偽陽性偽陰性なども多々あります身体所見上の各種徴候にも、感度が高いとか特異度が高いとか特性があって、100%の所見はありません。

症状があって受診しても、緊急性や顕著な所見でもない限り経過観察になることが多く、それを不満に思う方がAIを望むことがあるのだと思うのですが、必要情報を取らないことにはAIが鑑別を挙げることも不可能でしょう。初めに述べた通り、あらゆる訴えについてあらゆる所見を取ることに医療費的にもマンパワー的にもメリットがないし、不可能です。保険診療上では無理なので、むしろ患者の望む通りになんでも検査して診断しようとしてくれる自由診療機関必要なのかな、と思いました。

追記2

id:nannimonai そう初診で全てなんて無理。あなたも書いているが初回は経過観察と伝え「痛みが引かなかったらいらっしゃい」と伝えることが抜けている。それをコメ欄はヤブと言っている。

急性発症だが軽症の場合、突然のことで患者さんも不安になっていることも多い。なので当院では「対症療法的な処方なので痛みが強くなったりしたらまた受診してくださいor近くのクリニックを受診してください」と必ず伝えるように指導されている。それがないのは、それを言えないくら外来患者数が多い(疲弊している)のか、そもそもそういう指導を受けたことがないかのどちらかなんだろうなと。若い医師ほどそういう接遇力は向上していると周囲を見ていると感じるのだけどいずれ気にしなくなってしまうような気がしないでもない。。

id:zeromoon0クコメが気になった。

恥ずかしくなってきたので無難コメ欄修正しました。

追記3

id:narukami 風邪が元で咳が止まらなくなって何度も薬変えた挙句で出たユニコンが劇的に効いたんだけど同じ人を感染源として同時に風邪引いた別の友人は最初からユニコン処方されてたので咳が一発で止まった話「あるある」しか

風邪による咳にユニコン錠(一般名テオフリン徐放錠)を処方されたと。テオフリン気管支喘息COPD適応があり、咳を止めたり息苦しさを和らげたりします。テオフリン中毒になりやす血中濃度が少し高まるだけで不整脈やけいれんを来すリスクがある(特に小児)ため血中濃度モニタリング必要、というのは医師国家試験レベル知識なので、実際成人への内服薬投与ではそこまで気にしてないのかもしれませんが、どのみち感染による咳には本来適応はないので、研修医としてはなかなか恐ろしい話だと思ってしまます。。

id:AyanoIchijo 私も元増田、他の病院行こうぜって書いちゃったけど、同じとこにもう1回行ってもいいのかー。/でもまあ「なんかあの医者やだった」感があったなら、他のとこ行くのも手よね。

上で書き忘れたのですが、病院を変える最大のデメリットは、【初診時の所見がわからない】ことにあります最初受診時の情報がない、というだけで再び診断の難易度が上がります患者さんは初診時の医師がどういう意図でどういう治療方針を立てたのか十分に説明できないうえ、初診時の医師説明が不十分なことも多いので(外来では十分に説明して納得してもらう時間もない)、病院を変えたところで、新しい医師医学的に重要情報が伝わらず同じことが繰り返されることもあるでしょう。

2019-01-05

ニセ科学に陥るNATROM氏へ (ブコメ返信あり)

ニセ科学に陥るNATROM氏へ。

NATROM氏の「PATMに関する誤り」はきちんと指摘しなければならないので、面倒だけど書いておきます

なおはじめに立場を言っておくと、私はニセ科学・ニセ医学には否定派の一般人です。

保険診療のない代替医療科学的根拠なし)でボロ儲けをしてる医療機関ゴミだと思うし、

アフィ目的ホメオパシー無駄に広めてたイケハヤはクソだと思ってます

そもそもPATMとは・・・

(People (are) Allergic To Me)の頭文字を合わせた略語であり、自分自身が周囲の人々にアレルギーを引き起こす現象・症状・体質の事を言う。

医学的な用語ではない。

(Wikipediaより)



有名な精液アレルギーは精液がついた際にアレルギーを起こしますが、PATMは直接接触しなくても相手アレルギーを起こす人やその症状です。

いまだに原因はわかっていませんが(個別に原因が異なる可能性もあります)、ネットで症状を訴える人がいます患者数がどれくらいいるのか等は、わかっていません。


NATROM氏の主張


"まさしく、私の主張は、『「真のPATM」が仮に存在するとしても、これまで症例報告されていないほどきわめてまれな疾患でしかありえない。「真のPATM」は実在しないか実在してもきわめてまれ』というものです。

主観的PATMであると感じる人たちが「真のPATMである可能性はきわめて低いです(なぜなら「真のPATM」は実在するとしてもきわめてまれから)。「誤ってそう認知しているだけである可能性が高いため、まずは精神科受診することを強く勧めるというアドバイスは正当です。"

"私の主張は「症例報告がなされていない以上は、真のPATMなる疾患は実在しないか実在するとしてもきわめてまれだ」というものです。"

NATROMブログ http://natrom.hatenablog.com/entry/20180928/p1  のコメントより引用

まずわかりやすいようにNATROM氏の主張を以下の3点にまとめます

PATM症例報告は見つからなかった

②(①より)PATM存在しないかきわめてまれ

③(②より)PATMを訴える人は精神疾患である可能性が高い(精神科へ勧める)

それぞれ誤りを指摘していきます

①「PATM症例報告は見つからなかった」に関して


Pubmed海外論文で「PATM」という用語で調べて出現しないのは当然です。

PATM」という言葉最近ネットで使われ始めた言葉であり、また医学用語ではなく症状を便宜的に表す言葉からです。

Pubmedにない」のは当然であり、これを理由にこのような症状がない、とは言い切れません。

もし「PATM」という言葉を使わずに2680万件の中から色々な単語を組み合わせて検索をしていたのなら、

せめてどのように検索をしたか、どれぐらいの数を検索したのか、また検索使用した用語を挙げるくらいはしてください。

なお患者にとってPubmed検索するのは仕事ではないので、「自分で探して証明しろ!」と逆ギレはしないでくださいね

②「PATM存在しないかきわめてまれ」に関して(①が成り立たない以上そもそも破綻していますが)


症例報告がなされていないもの実在しない(きわめてまれ)という事はありません。

新たに症例報告されたものは、すべて以前は患者ゼロだった(もしくはごく少数)だったのだったのでしょうか。そんなわけありませんね。

たとえば症状自体特定しにくいなどで報告がされなかったもの、近年患者が増えてきたもの、近年の科学技術の発展の結果判明したもの、それらの複合のもの、などの様々な可能性があります

③「PATMを訴える人は精神疾患である」に関して(①も②も成り立たない以上そもそも破綻していますが)

「AはBである」論なので論拠が必要ですが、論拠を求めるとNATROM氏は"データなどあるわけない"と逆ギレし、一向に論拠を示してくれませんね。

少なくとも、「診察した●名の患者の●割が精神疾患であった」「TwitterPATMを訴える方●名にインタビューや会った結果、●割が精神疾患であった」など、不完全にせよ少しは論拠となるデータを集める事はできます

その過程をすっとばして「AはBである」とするのはニセ科学です。

以上、NATROM氏の論は「科学」とは程遠いものとなっています

無駄に声がでかい人、間違いを認めようとしない人に指摘するのは大変です。

余談

なお私自身は「PATM存在する」という事は主張しません。現時点では「あるかもしれないし、ないかもしれない」としか言えないと思います

例えば男性の精液が他人アレルギーを起こすことがあるのは有名ですし、犬に症状が出る「人アレルギー」のように人のタンパク質が他の人や動物アレルギーを起こすような事は事実あるので、同じように人にアレルギーを起こすPATMのような症状を起こす可能性も有り得ると思うからです。

またPATMという症状にひとつの原因があるのではなく、それぞれ訴える人によって「常在菌」「唾液」「その他のタンパク質」など個別に原因が違うのかもしれませんし、これから研究されていくのを待つのみです。

※私は中立なので、Pubmedで探して証明せよ、などと言われる筋合いはありません


ブコメへの返信


type-100

クソミソを一緒にして、あり得なさそうなことをわからないと言い張る例。

接触もないのに他人に症状を引き起こすというのなら、可能性のある原因物質ぐらいは挙げないと議論の前提が成り立たない。

いやー、馬鹿だなぁ。こういう馬鹿いるから困る。

いやぁお前ホント馬鹿だな。なぁtype-100。覚えとくよ、黒背景に月マークのtype-100は馬鹿だって

"接触もないのに他人に症状を引き起こす" って、犬アレルギーも犬に対する人アレルギーも、肉体的な接触はせずに引き起こすだろ。

"可能性のある原因物質" なんて精液アレルギーの原因タンパク質も犬アレルギーの原因の大部分も、まだぜんぜん特定されてねーよ。

馬鹿は黙ってけものフレンズかばちゃん(♂)でマスでもかいとけ。


Lhankor_Mhy

症例がないことを証明せよ」という悪魔の証明を求めてるように見える。PATMが疾病ではないなら治療法も存在しないわけで、既存の疾病概念に照らして精神科を案内することに特に問題を感じない。

ちがうちがう。症例がないと言い張るなら、「PATMって用語Pubmed検索して無かったでぇ~by NATROM」みたいなガキの使いじゃなく(無いのは当たり前)、

せめてどのように検索たかぐらいの過程はきちんと示せって話。

またPATMは単に症状を言ってるだけで、今後は「ヒトの常在真菌が引き起こすアレルギー」とか、「ヒトの常在溶連菌が他人に引き起こす咳やクシャミ」など、

個別に原因が解明されうるかもしれんから、原因も治療法もそれぞれで発見されるかもしれないってこと。


NOV1975 症状を訴える人はいても被害を訴える人はみたことない。これはどういうことか。

NOVちゃん(43歳卯年)も頭弱かったんだな。想像力はたらかせようよ。

仮に職場アレルギー症状が出たら、「隣のアイツが原因で咳が出る」と思うか?さらにそれを理由病院に行く人がいると思うか?

臭いつがいて「職場臭いつがいるんです」と病院に行くと思うか?

あと人口的には臭い奴よりも圧倒的にこのPATM患者は少ないので報告は少ないと思う。

でもまぁ以前ネット投稿で「ある人が近づいたら咳が出る」とか投稿されてたのはあったと思う(ソースは待ってくれ)。

whkr そもそもPATMがあると言う人の方が、そのpubmedとかから症例を示すべきではないのか。

ワクテカちゃんも頭いいと思ってたのに残念だな。ただのブコメ芸人だったかつかこクソリプだよな。

現状PATMを訴えてるのはPATM患者なんだけど(俺は中立立場)、患者は症状を訴えるだけで良いと思うんだが、患者自身Pubmed検索させる義務を負わせるの?あれ量が多すぎて、超大変だぜ。

というか勝手NATROMが「Pubmedに無かった」ことを論拠に「PATMの症状は幻だ」って言ってるわけで(誰もPubmedで調べろとは言っていない)、そう言うなら言い出しっぺのNATROMが「無かったという過程」を示すべきでしょ。それを論拠にするならば、ね。

つかそれ以前に↑に書いたようにPubmedに載ってない事が症状が無い理由とは言えないんだけどね。

それよりワクテカちゃんはこんな記事ブクマするより、はてブ四天王だと言われる得意なおもしろブコメはてブを沸かせてよ。

ustam 他の議論の時に思ったけど、この人は科学アプローチではないんだよね。少なくとも症状を訴える人がいる以上、それは「ある」わけでなぜ訴えるのかは究明しなくてはならない。「無い」で済ますなら科学はいらない。

まさにそう。NATROM氏は科学アプローチから程遠い。

症状が「ある」と訴える患者たちに1人も会わずに、ネットでそれらの全ての患者に対して一緒くたにして「(ほぼ)ない」と言う事がどんなに非科学的な事か、本人は気づいてないのでしょう。

Windfola あの記事は氏にしては(十二分に知見を得た上で語ってはいなさそうな点で)勇み足に感じたけど、ニセ科学という強い言葉使うのもどーなんかな。

NATROM氏の例の記事が「勇み足」とは非常に的を得ている表現

ちょっと先走っちゃいました(ガマン汁出ちゃいました)」と訂正して謝ればこんなにも突っ込まないけど、意地でも訂正せず、「勇み足」を認めようとしない。

「ニセ医学」という言葉を使ったのは、氏のそういう態度の事でもあります

frothmouth 🤔

そだねー、悩んじゃうよねー。

Helfard いや、病気存在することをあんたが証明すればええやん。Pubmedから一例探して持ってくるだけやぞ。でも犬猫アレルギー理解にすら深刻な間違いがあるようだし難しいか

お前文章読んでねーだろ?はてブってそういう奴多いよな。

Pubmed基準にしてきて「論文に無い」とかほざき始めたのはNATROMだぞ。ならどうやって調べたか明らかにすべきだろ。

そもそも「ある」と言う主張ではない俺が、論点にしていないPubmedで探せってのはクソリプからな。

・・・どうでもいいけどお前、全然勉強できなくてアニメとかゲーム専門学校行ったタイプだろ。アホっぽいもんな。

pandaporn こういう追記ブコメリアクションを次々更新していくスタイル増田ブコメに対するツッコミが痛快で面白いので大好物である。激アツ物件議論が間違っているか間違ってないかは置いといて。

なんだよその猫のアイコン。可愛すぎるだろ。

croissant2003 引用された発言からだけでもNATROM氏におかしいところはないと分かる。増田にはツッコミどころ満載であるとだけ。

おう、じゃあツッコミどころを具体的に書いてみろよ自称リベラル共産党応援者のcroissant2003さんよ。

書けないから「ほのめかし」てるんだろ。

まだ大学卒業したばっかりだっけ?こんなブコメつけてる暇があったらはよ仕事に馴れろや。

type-100 接触もないのに他人に症状を引き起こすというのなら、可能性のある原因物質ぐらいは挙げないと議論の前提が成り立たない/せめて毛ぐらいは触れないと普通は無理だろ。発症した例があるというのなら具体的にどうぞ。

お、馬鹿ブコメ変更してきたか

「毛ぐらい触れないと普通は無理」いやー、馬鹿だな。毛に触れないと猫アレルギーが起きないと思ってンの?やっぱりお前馬鹿だ。

今回のブコメの中で一番馬鹿だな。ブコメ1の馬鹿。ブコバカ

お前はけものフレンズサーバルでマスでもかいとけ。

locust0138 増田に思い当りがある。「ニセ科学批判を嫌う・ニセ医学を好む・自称中立・立証責任転嫁NATROM氏を嫌う・下品無礼筋違い揶揄ブコメ反論」が理由ホメオパシー化学物質過敏症をどう考えるだろうか。

俺が返信する前にブコメ変更し過ぎだろ。はじめはこの記事を「知的」って書いてくれてたのに変更すんなよ。

「ニセ医学を好む」ってどこから導いてんの?つか誰と間違ってんの?

ホメオパシープラセボ以上の効果は無い。ただしイケハヤの糞みたいにいかにも効果がありますみたいな事を書くのは害悪化学物質過敏症は知らん。

filinion 引用範囲ではNATROM氏が正しいように思える…。患者が言うほど強烈な疾患なら、未発見なのは不可解。/「調べたけどなかった」に対して「調べ方が悪いんだろう!オレは調べないけど!」というのはただの言いがかり

"引用範囲ではNATROMが正しいように" いや、何の根拠も出してないだろ。おまえ大丈夫か?

"調べたけどなかった" と言ってる奴が、医者しかもそれなりの影響力のある人間が言うなら、ある程度説得力のある調べ方をしないといけないだろ。

"調べ方が悪いんだろう" 改変すんな。俺が言ってるのは"調べた経緯を教えろ"だ。

"オレは調べないけど!" そもそも俺はそこを論点にしていないし、「ある」という立場でもないので、クソリプ以外の何物でもないよな。

NATROMみたいに「ない」と言うからにはそれなりの論拠を出せ、って話だけど、文章読めない馬鹿クソリプが多いなはてブは。

まぁコイツは「はてサ」だから認知が歪んでるんだろうな。

arvante 韓国レーダー照射批判的で、かつNATROM氏を恨んでいるはてなアカウントには一つだけ心当たりがある。

へー。誰だい?おじさんに言ってみな。

mujisoshina 異論があるのは分かるが、どちらが正しいのか判断するに足るほどの情報がまだ無いのだから客観的に誤りと断定することもできない。また、科学的に誤りであることとニセ科学は全く違う。

そう。現状だと情報が少なすぎて、科学アプローチをとると、「まだ何とも言えない」に尽きるんだよ。

日本論文が出てきたのは最近だし、これから研究が進む可能性がある、ってところなんだよな。

Helfard

何で全部読む前提なの検索機能知らないの?

お。大阪のアホがまたブコメ編集したのか。編集後のコメントがまた馬鹿過ぎて笑えるw

今回のブコメ馬鹿ブコメランクアップしそうだな。ブコメイチバカ

論点がもう馬鹿なんだよな。突っ込む気も起きねえわ。お前の過去ブコメ晒しとくわ。

Helfard 5sからXに替えたけど、値段も含めて満足している。唯一の不満は1ヶ月後にXRが出たこと。

馬鹿だなwww

ちゃんと「検索機能」使って「検索」しとけよw もともと1カ月後にXR出るって言われてただろw

iyashi33 「UFOを見たんだ!」「宇宙人が乗っている円盤を持ち出さなくても説明できそうだよね」



一番簡単反論Pubmedから一例探して持ってくることが何故そんなに難しいのか。やり方教えようか? 私がそのタイミング5sから変更しなければならなかった理由を察するよりはずっと簡単だと思うんだけどな。

おう、じゃあ馬鹿馬鹿なりに考えたやり方を書いてくれ。ん?まさかPATM」って単語検索するって?笑

あと文字数制限があるからブクマじゃなくトラバに書きなさい。

pero_pero この問題の難しいところは患者と周囲の人を同時にヒアリングする必要がある点やなー。現状多分患者しか診察されていないので、患者精神的なものしか診察されようがなさそう

うん、そのとおり。医者にとっても報告がしづらい症状だと思うよ。

なのでPubmedに無かったとしても、それだけだと無い理由にはならない。

さて、馬鹿クソリプするからもう一度俺の意見をまとめとく。

長々書いたが以下の2点だ。

①「PATMは無い」と医者が主張するなら科学アプローチで主張すべき

個人的にはPATMあるかないか現時点ではわからない

はてブは意地でマウント取りたい馬鹿が多いから、「お前がPubmedで調べろ!」とか言うクソリプだったり、

「無い事を証明はできないだろ!」とか馬鹿なことを言う奴もいるんだよな。

せめてPATM患者に数人にでも会ってみるとか、論文検索したサイトとその単語を記すとか、

最低限の科学アプローチをしてから言えよってんだよ。

それすらせずにコタツ記事で「PATMはない(なぜなら見たことがないからだ)」とか言う馬鹿非科学的だろって話。

Helfard 面倒臭いけど確かに文字数が足りんな。数日待っとれ。

数日掛かるってギャグかよ。 "私がそのタイミング5sから変更しなければならなかった理由を察するよりはずっと簡単" じゃなかったのか?

ついでに"犬猫アレルギー理解にすら深刻な間違い"についても記載しろよ。どうせ逃げるんだろうけど。

まぁ馬鹿に罪はないけど、それよりコイツスターを付けた奴が馬鹿助長させて罪だな。

echigoyanosobaya そんなに拘るなら自分検索すりゃええのになんで頑なに拒むんやコイツ。立証責任はともかく、議論したり指摘したりするなら自分でも検索してソースいくつか持っとらんと話にならんで。やる気ない大学ちゃうやろ

馬鹿だな、つかあと10回読め。10回読んでも理解できんか。

2018-08-15

anond:20180815003039

セラミックって割れるよ。

実はお金なくなって、保険診療で、セラミック入れてもらってない地元歯医者に行って

たぶん隣の歯を削るときに割られた。

上手い事ごまかされたけどその2日後に熱が出て顔が腫れた。

怖くてもうそこには行けないし(つまりヘタ)セラミック入れてくれた先生の処は

長いこといってないしお金ないので本気で困ってる。

2018-08-04

東京医科大学女性受験者一律減点に思う

おお、医師書き込みがちらほらと。

さすがに今回はいろいろ考えずにはいられないですよね。

あ、私も女医独身)ですが。

医師の働き方と医療の在り方について、ネット上のいろいろな意見を読んで考えましたが、結局はシンプル解決法はなくて、ひとつひとつ、少しでも業務を減らしたり、当直明けは原則休みにするという仕組みを作ったり(それでも24時間勤務だけど)、細かい部分から見直していくしかないんじゃないでしょうか。

東京医科大学女性受験者の一律減点の決断をしたときの状況がどんなだったかは知りません。すでに現場疲弊していて、これ以上女医を増やすなという声が上がっていたのかもしれない。

それでも、やはり一律減点は最悪の対応でしょう。聞いただけでぞっとする。自分のとった点数が女だからという理由で知らない間に減らされて、それで落とされるかもしれないとか…。

しかに、医師のなり手を労働力(その人の人生で勤務させられる時間の総量)として数字だけでカウントするのならば合理的判断なのかもしれないけど、その視点だけで物事を決めるのはどうかと思う。人を労働力しかみなさずに、人権人生も軽んじている。

一律減点って関係者からすれば楽な方法にとびついて、それがどんなにひどいことか、まったく考えられなかったんだろうか。

昔と比べて女医割合が増えたら、産休、育休がでたときの穴埋めの頻度も増えるわけで、たしか現場は大変。カバーする人の負担はとても大きい。

(現状では、男性医師で育休とれる人はほとんどいないので「女医割合が増えたら」という話になってしまうわけですが)

(あと、出産後数カ月で復職したばかりの女医さんに無理をいって通常の当直させているところもあると聞いたことある出産子育て中の女医負担かかるパターン

それでも、それをきっかけに医師業務の在り方そのものについてもっと負担を軽減する方法模索するしかないと思う。理想論だし、それだけでは解決しないと反論されそうだけど。

地道な業務改善の模索をめんどくさいと放棄して女医の数を制限するという選択肢だけは否定したい。

とりあえず私が思いつくのはさっきもちらっと書いたとおり2つ。当直明けの原則休みと、業務を減らす(というかレセプト病名業務なくしてほしいというただの願望)。

・当直明けの原則休み

当直の割り振りって、昼間の勤務内容とか外来曜日とか考えずに、とりあえず振り分けてる場合ほとんどでしょう?あとは医師どうしで交渉してくださいって感じで。

当直明けがそのまま外来日のときのしんどさよ(外科場合は手術もあるわけで…最近はそうならないようにしているところもあるみたいだけど)。

「当直明けは原則休みにする」というのが何とか定着しないかな…。そのためには外来日前日を当直にしないとかの調整が必要でめんどくさいだろうけど。

それを医師自身で調整しろって言われたら調整担当になった医師死ぬんで、当直決めてる事務方に面倒をお願いすることになるのが心苦しいけど。

休みと言われても病棟患者もってたら主治医はひととおりチェックすることが多いので休むつもりが気づいたらお昼…とかはあるあるだろうけど。

あと、結局回診やカンファの曜日とか決まってたり、人によっては会議とかあったりするので休めなかったりするかもしれないけど。

それでも原則が定着して、とりあえず昼間いったんは家に帰るなりして数時間休んでいいというのが当たり前になるとだいぶちがう気がする。

業務減らしてほしい(特に書類関係

なんだかんだで患者さん目の前にしての診療はがんばれるのだけど、レセプト病名業務だけはやってられない気持ちになる。

どさっとレセプトの束がくるたび、私の場合は1時間半くらいはとられているかな(もっと多い人もいると思う)。だいたい月2~3回?くらいにわけてレセプトの束がくるんだけど。

診療の終わった夜とか、当直の合間とかにみんなカルテ開いてぽちぽちやってる。

レセプト病名、要は保険診療にのっとってやっていますよということを証明するために、すべての処方や検査に対して根拠となる病名が必要

処方も検査主治医が出しているので、原則主治医がつける。医師しかできないことになっている業務患者何百人分たまると、けっこうな業務量になるわけです。

いや、通常のカルテ内容にはもちろん病名記載してるんですよ?それとは別に病名登録専用の画面に入れとかないといけないんです。

外来診療中にやってしまう人もいるのかもしれないけど、それはよほど手際がいいか余裕がある外来か。

外来ってただでさえ患者さんの話を聞いて検査結果もみて説明して何か異常あればいろいろ考えて検査と次の予約入れて処方入れて、造影剤使う場合は毎回同意書とって、ってやること多いので、別の画面開いて病名つける時間とかないもんな。

パソコンって反応にタイムラグあるので、それだけで時間とられる)

レセプト業務制度必要業務であることはわかるけど、こんな、医師負担をかける形でやらないといけない?ってもう10年以上ずっと毎回毎回思ってる。

なんかまあ、仮にこの業務がなくなったところで(なくならんだろうけど)、実際の診療業務労働問題解決していないけど…でもこういうところから少しずつ見直していってほしいなと思うのでした。

2018-06-15

anond:20180613125234

30代開業歯科医師です。アドバイス

歯医者っていってもそれぞれに得意分野が違うんです。

まずは自分が何で悩んでるかを具体的にしたほうがいいと思います

虫歯で痛いのか、歯周病で腫れてるのか、予防がしたいのか、義歯を作りたいのか。

標榜できるのは矯正歯科、小児歯科、口腔外科だけど、それ以外の一般治療でも、歯内治療義歯歯周病など、歯科歯科なりに分野が分かれてるんです。

から、「歯医者なんだから虫歯入れ歯は誰でもできるだろ」って思ってるかも知れないですけど、矯正や小児、口腔外科専門の先生なんて、入れ歯開業してからやるようになったなんて人は結構多いんです。

当然、それぞれの歯科医院ホームページでは、「何でも対応します」的なことが書かれますが、最近は得意分野を明確にしているところもあります

もし、院長のプロフィールがわかるなら、大学病院くらいまでなら専門分野をたどることができます。○○大学○○講座とか、○○大学病院○○科ってあれば、それを調べれば治療分野が書いてあります

自分の得意分野の治療は、治療方法の引き出しも多いから、説明もたくさんできるし、治療経験豊富

悩みが明確なら、まずはそういうところからあたってみるのもひとつ方法だと思います

あと、かかるなら、平日昼間の予約をしてから電話で症状を聞かれたらある程度は答えること。(他の歯科医院でこういう治療をしているが、途中になっているでもいい。)

平日の5時頃からや、土日は、どの歯科医院時間が無い。ランチタイムシェフを呼んで、ディナータイムに注文する料理説明をさせるようなものです。少なくとも最初だけは平日昼間にかかるべし。

そしたら予約の時間少し前にちゃんといって、常識的な待ち時間でみてもらえるかはちゃんと見極めた方がいいと思います

院長またはそれなりの歯科医師が話しを聞いてくれること、検査後に治療内容の説明があること。(今の症状に対する治療説明、その後の別の部位の治療必要かどうか)

そこで話を聞いて、納得できたら通ってみたらいいと思います歯科治療が一回で終わることはほぼないので、話が合わない、話がわからない歯医者に通うことはないです。

(でも、予約を取って、あとから通院をやめるときは、断りの電話だけは早めに入れてあげてください。「仕事学校)の予定が入ったから、次の予約はこちからします。」でよいので。

あなたがあけてくれた時間に、痛みで寝られなかった患者が救われるかもしれません。)

何軒も回って、どこも納得できなかったら、自分の症状が思っているより悪い(または良い)のかもしれませんので、あしからず

毎回待たされるところはやっぱりダメですね。歯医者が、治療計画ちゃんと立ててれば、急患や、症状の変化が大きい患者が立て続けに来ない限り、そんなに予想外の時間はかからないはずです。(そういう日もたまにあるけど)

いつも待たせるところは、慢性的キャパオーバーだと思います

あと、休日や夜にやってる医院や、一等地ビルの一階や、商業施設テナントなどの医院は経費が多くかかってるので、何かにコスト転嫁されてると思った方がいいです。

保険点数は全国昼も夜も一緒。でも、人件費は土日、夜間のほうがかかるし、家賃は良い場所ほど高い。銀座コーヒー田舎喫茶店より高くできるけど、歯科治療保険診療)は一定

から患者一人あたりの時間を短くする、待たせる前提で予約を詰めて入れる、自費中心の診療を行うなど、何かをしなければ成り立たないです。人手、良い場所の取り合いは単純な経済

(自費診療は悪いわけではない。むしろ材料性質ではどうしても自費が優れている。)

お金の話のついでに。

いろいろな試算があるけど、歯を1本失うことの経済的な損失は数十万円以上らしいです。仮に1本30万円の価値(安めのインプラント)があるとして、28本で840万円。

磨かないなんて勿体ないし、具合が悪いなら、仕事を休んででも歯科医院に通った方が、結果得だと思いますよ。

2018-06-14

anond:20180613125234

削ったりする前にも何をするか説明ちゃんとしてくれて、ダメージの少ない治療してくれるところがいいなぁ。

削らない 痛くない 保険診療 (お住いの地域

あたりで探せばそこそこ出ませんか?

2018-01-31

anond:20180131175259

ブコメでイキっているような道徳的優位を主張して、そうでない人を叩きたい人の相手は本当に疲れる。

書かれていることだけど、保険診療原則ジェネリックでもいいし。自腹が3割となるとジェネリック選ぶ人も多いんだしね。

生活保護受給者に限らず、タダなら高いほう貰おうって心持に人間はなるから規制すべきだと思うが。

2017-07-12

https://anond.hatelabo.jp/20170712050404

横ですが。

私も持病がありまして、その持病の症状のひとつに「レイノー症候群」っていうのがあるのです。

これは末端冷え症の超ひどいバージョンと言いますか、血行障害によって指先や足先がチアノーゼを起こし、皮膚の色が3色変化したり、酷い場合には皮膚潰瘍を起こしたりします。

で、この症状があまりに酷い場合には、ベラプロストなどの血管拡張薬が処方されます

(ちなみにレイノー症候群治療するために、精製した砂糖をはじめとした食生活指導されたことはありません。寒冷ストレスはなるべく避けてね、という生活上の指導のみです)。

「冷え症」っていうのは、おそらくそういった西洋医学的な治療対象にはならないものですよね。

症状を放っておいても、潰瘍になったり壊死したりはしないという。

自分としては、そういう「未病」的なもの基本的病院保険診療で診てもらうものではないという認識なので(ここらへんは医療政策医療経済学者津川友介氏あたりがかなり斬り込んで論じています)、元増田保険診療を行う病院西洋医学に対して期待するものを誤っているのではないかと思いました。

2017-07-07

歯医者保険診療ってどうやって成り立ってるんだろう

このあいだ奥歯にできた虫歯を治すために歯医者に行ってきた。

歯を削り、仮の被せ物を詰め、銀歯を作るための歯型を取り、合計1時間ぐらい掛かったのだが、明細を見てみると合計点数は544点。

1時間5000円ちょっとだとスタッフ人件費だけで全てが吹き飛んでしまいそうだ。

同時並行で2人診るにしても、1時間1万円の収入

医療機器代や家賃光熱費を払ったらほとんどど残らないどころか、赤字なんじゃないだろうか。

ドリルを使いまわしたくなる気持ちも分かる気がする。

町の歯医者さんはどうやって生計立ててんのかな

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