はてなキーワード: 現状把握とは
貯金もない、男もいない、未来に対して漠然な不安があるみたいな、独身貴族になれなかった女に告げたい。
諦めんなよー! 60歳まで働けるなら、まだ20年もある! 20年も時間があるんだぞと叫びたい!
20年×50万頑張れば、1000万も貯まるぞ! 投資もすれば、それ以上だ! 未来は明るい!
ちなみに増田も30になるまではふらふらしていて、まともに働き出したのはここ6年ほどになる。
社会人として大幅に遅れてのスタートだったけれど、今では正社員として働き、コツコツと貯金を貯めてきた。独身で結婚もできそうにもないが、未来には悲観していない。だって自分の人生をハッピーエンドにすると決めているから。
もしこれを読んでいたら、ぜひ以下のことを試してほしい。はっきり言う。人生には一気に全てを変えてしまう魔法なんてない。毎日トライアンドエラーだ。でも自分で一歩ずつ踏み出して未来は、決して裏切らない。だから安心して挑戦してほしいと増田は思っている。
自分の中で参考になった本などを一緒に載せてある。気になったら読んでくれ。愛を込めて。
一番心配なお金の話が、一番最後になっているが、順にやっていかないと意味がなくなるので、辛抱強くやってほしい。あらかじめ強くて言っておくが、押し活を止める必要はない。
◯準備編
・住居の片付け
んなところに暮らしてたら、ますます気が滅入るだけだろ! 片付けしろ、片付け!
増田も元汚部屋の住人だ。気持ちはわかる。面倒くさい。やりたくない。布団に丸まっていたい。だが独身貴族として生まれ変わるなら不可欠だ。
1日1個でいい。とにかく捨てろ。いらないものは捨てろ。壊れたものは捨てろ。使わなくなったものを捨てろ。
いいか、くれぐれもメルカリで売るなんて発想は捨てろ。BOOKOFF、コメ兵などの業者に買い取ってもらえ。ボロボロになってみすぼらしい服や下着は捨てろ。んなもん着てると、惨めな気分になるだろ。まだ着れる? 端切れにして、床でも拭いとけ。で捨てろ。
捨て続けて余裕が出てきたなと思ったら、そこでようやく掃除すればいい。埃を拭いて、窓を磨いたりしたらいい。
準備編にもかかわらず、これは体力のいる作業だ。疲れたら遠慮なく寝てくれ。ただ歩みを止めるな。
いろいろ読んだ中で参考になったのは、『ちゃんとしなきゃをやめたら二度と散らからない部屋になりました』と『ダメな自分を認めたら部屋がキレイになりました』の2冊。コミックエッセイで読みやすいし、図書館にも入っているから手に入りやすいと思う。
この2冊のいいところは、自分とよく対話して自分に合っている方法を模索しているところだと思う。いい感じにズボラなので、とても参考にしやすい。
増田はオタクグッズを集める趣味はないのであまり参考にならなかったが、『集めすぎ女子が本当の「好き」を見極めたら みるみる部屋が片付きました』もいい本だ。自分の好きとしっかり向かい合って、ハッピーなオタク部屋を作っているところが最高。
『断捨離』や『こんまりメソッド』は読んで極めれば達人の領域に近づけるみたいな本なので、あまりお勧めしない。まずは親しみやすい↑の本から試してほしい。
忘れないでほしいのは、自分の好きを手放さないでほしいと言うこと。そこまで打ち込める愛があるんだ。大事にしてほしい。
すでに部屋は綺麗だよと言う人も、あらためて自分の住居を見直してほしい。案外いらないものが出てくるはずだし、汚れが溜まっていたりする。
掃除と同時並行でもいいんだが、ノートを一冊準備してほしい。とにかくノートに向かって、今の気持ちをノートに吐き出してまくってくれ。未来への漠然とした不安があるなら、それについても書いてくれ。とにかく自分が空っぽになるまで。続けているうちに頭がすっきりしてくるはずだ。
もちろん不安以外にも、将来への夢、やりたいこと、今日あった楽しかったこと、もっとこうしたいなと思ったこと、何でもいい書きまくってくれ。自分と対話する時の大事な材料になる。
注意点でしては必ず手書きでやること。そしてあまり綺麗に書きすぎるなと言うこと。岡田斗司夫も言っていたが、思考の深いところまで潜るのには手書きの方が適しているからだ。詳しく知りたい方は『岡田斗司夫 モーニングページ』の回をyoutubeで見てくれ。あと個人的な好みの問題だが、無地のノートがいいと思う。罫線に阻まれて思考が凝り固まりやすくなる。お勧めは無印良品で売っているノートだ。
ちなみにモーニングページをやるのもいいとは思う。モーニングページというのは、朝一番に脳内のクリーンアップをするために、書きまくるという作業だ。ただけっこうな負荷になるから、三日坊主になる恐れがある。この段階では片付けに注力し、無理はするな。夕食後、夜までのちょっとした時間にノートに書きまくるとかでいい。スマホをちょっと横に置いておいてくれ。
◯土台作り編
・部屋も片付いた、気持ちの言語化を続けている。ここからは自分の人生の土台作りだ。以下のことを試してくれ。
・体のこと
ミドサー、アラフォーともなると、人によってはあちこちガタが出る。健康こそが最高の資本、最高の美容、最高の節約。ここをおろそかにしたら、全てが崩れる。だからしっかりやってほしい。
まずは健康診断か人間ドックに行け。市町村ごとに無料でやっているのがあるので、できる限り全て受けろ。まずは現状把握からだ。
何かしらの項目でひっかかったのなら、そこの改善に努めること。メタボと言われたのなら、ダイエットに努めること。ダイエットも片付けと一緒だ。絶対無理や我慢をするな。おすすめのダイエット本は、『スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました』『痩せるより大切なことに気づいたら、人生で一番楽に17kgのダイエットに成功しました』。片付けのときと同じ作者の本になってしまったのだが、やはり読みやすい。自分はどんな人間か、どういうスタイルで生活しているのか、よく対話して、一個ずつ改善していっている。その過程がわかりやすいので、ぜひ読んでほしい。
副読本として、『自分サイズで行こう』を勧める。この本はボディポジティブについて、著者が自分の経験から思いを綴ってくれている。健康のために痩せろとは言っているが、今後ハッピーな人生を送るためだ。決して自分を不適合者だと痛めつけるためじゃない。
次は歯医者だ。虫歯になったら行く人は多いと思う。だがそれではダメだ。いいから半年に一回定期検診へ行け。それから歯ブラシを工夫したり、フロスを使ってくれ。日常のケアも大事だ。金の話ばかりして悪いが、歯を悪くすると治療にお金がかかる。また状態が悪いと歯周病の影響で臓器などもやられる。推しの前では可愛いBBAでいるためにも、ぜひ見直してほしい。
・食事
菓子パンとか炭水化物の塊ばかり食べてないか? 若いうちならともかく、もうこの歳だ。健康を意識した食事に取り組んでくれ。と言っても「何からしたらいいの?」と言う話になる。料理スキルがどれくらいかわからないので、簡単なものをいくつか挙げておく。ちなみにだが、増田の限界メシは、納豆+温泉卵+冷凍ご飯である。温泉卵は大量に作っておくと、人生捗るぞ。後、液味噌を用意しておくと楽だ。ほっと一息つきたいときは、甘いカフェラテとかではなく、味噌汁を飲んでくれ。
貧乏だから野菜が食えないとかいうのは毎晩キムチ鍋を食べないやつの戯言にすぎない・冬
https://goldhead.hatenablog.com/entry/2019/01/24/212346
https://m.youtube.com/watch?v=MIgjHdrIBvs
https://cookpad.com/jp/recipes/20262425-元祖北岡悟丼
個人的には土井善晴先生考案の一汁一菜をベースにいろいろ組み立てたらいいと思う。
栄養面について知りたいと言う人には、『オトナ女子のための食べ方図鑑』をオススメする。けっこうあるあるだなと思うことがあるので、参考にしやすいと思う。もっと詳しい栄養学の本もあるが、興味が出てきたらでいいと思う。
甘いものは別に我慢しなくてもいい。もちろん食べ過ぎは良くないが。ただお菓子はコスパが悪いので、今後の節約を考えると少しずつ控えるようにしたらいいと思う。例えばの話だが、週に1回デパ地下で高級なケーキを買って食べる。代わりに毎日のお菓子を食べるのを我慢する。カロリー面でも金銭面でもうれしいはずだ。やっぱり毎日食べたいと言う人は和菓子にする、さつまいもに置き換えるとかいろいろ方法はある。
一説によると一回の食事におけるカロリー量が足りてないから甘いものを食べると言う話もあるらしい。増田はご飯もりもり食べるマンで、お菓子より肉派なのでわからない。が、そこらへんは各自、自分の体と相談しながらやってくれ。
・資産の把握
今手持ちのお金はどれくらいか把握していく。「貯金がない」と漠然に言っていても、どの程度ないかの把握をしていないと今後の計画に差し障る。お財布の中にあるお金、銀行口座にあるお金、株など金目のものをありったけ集めて計算する。ショックを受けるかもしれないが、ここでお金に向かい合わないとどう言う未来を迎えたいかがわからない。何事も現状把握が大事だ。
◯未来編
本当に長々とすまなかった。ようやく未来の話だ。でも↑のことをやっていくと、ずいぶん自分のことを理解できるようになるはずだ。自分はどんな人間か? 何が好きか? 何が嫌いか? どう言う生活を送りたいか? それがわからなかったら、お金の不安は常に付きまとう。自分の軸は何か? それを考えた上で、未来へ向けて資産を作っていこう。
気持ちの言語化でたくさん書いたと思う。たくさん書いた中に、「これだ!」ってなるものはなかったか? もしくは「これだけは嫌!」みたいなもの。それを今まで書いたものからリストアップしていく。そして優先順位をつけていく。
健康資産と金融資産、その両方が合ってハッピーな人生が送れると私は思っている。その両方を増やす方向で、自分のやりたいことと組み合わせるといいと思う。お金はあっても健康じゃなかったら、やりたいことできない。かと言って健康でお金がなかったら、推し活もできない。それを意識しながら、5年後、10年後を意識してくれ。ここでオススメするのは『正しい家計簿』、『貯金0でも「お金に強い女」になれる本』。これを読みながら、自分とお金について対話を繰り返してくれ。こればかりはそれぞれのライフスタイルもあるので、これだと強く勧められるものはない。強いて言えば、積み立てNISAでオールカントリーかS&P500はやっておけ。株とが嫌なら、金を買え。確実に値上がりは見込める。
話を戻そう。低収入の場合、みんなどう言う感じでお金を使っているのかわからないと思う。推し活で多分感覚がバグっているからだ。そこで『ひとり暮らし 月15万以下で毎日楽しく暮らす』をおすすめする。ここに出でくる方の生活を見て、真似ができそうだなってことをやればいい。
仕事も今は人手不足だからいろいろチャンスはある。体力がないのなら、ないなりの仕事をすればいい。もちろん適性に合わない仕事は無駄に体力気力を使うから、転職も視野に入れてくれ。でも全ては「自分がどうありたいか」から始まる。明るい未来のためにしっかり考えてくれ。
◯最後に
ここまで長々としたものを読んでくれて、ありがとう。『独身貴族になれなかった女』を読んだ人たちの感想にモヤモヤして、ここまで書いてしまった。
書かれた方は、確かに推し活にのめり込みすぎて、仕事など生きることを疎かにしてきたのかもしれない。でもキリギリスだと烙印を押して責め立てるのは、なんか違うなと増田は思った。だからこれを書いた。
かと言って増田は積極的に介入するつもりはない。人は救いたい姿をしていない。そのことをよく理解しているからだ。だからこれはただ自分のモヤモヤを消化するの文章だ。
願わくば、独身貴族になれなかった女たちに届いてほしいと思う。人生には一発逆転はない。地道なことの積み重ねだ。
でもかわいいBBAになって、「ああ、めっちゃ幸せな人生だった!」とくたばることはできると信じている。
良い人生を、愛を込めて。
「日本にはストリートチルドレンはいない」と感じている人は多いかもしれない。だが実際には存在する。
トー横、グリ下と呼ばれる界隈がそれに相当する。
ストリートチルドレンたちは、非常に厳しい経済環境の中で生活していることが多い。
勉強以前の問題で躓いており生活困窮家庭の中で児童労働をしている場合もある。
児童相談所や警察では対応しきれていないことが多々ある。親の経済力と健康問題にも関わるため、公的機関の支援で支えきれていないのだ。
ストリートチルドレンたちは自分が超絶貧困で可哀想だと思われて見下されたくない。ふつうの人間とみなされて、まともに人から接されたい愛されたい欲求がある。
それにたとえ可哀想だと思われても、可哀想だと思われるだけで手助けをされないことの方が多い。したがって普段は可哀想だと思われないようにしている。
このストリートチルドレンの問題は、一般市民からの冷酷な視線に最も大きな問題が潜んでいるように思う。
ストリートチルドレンはストリートチルドレン同士なら対等に接されることを理解している。
いくら周りから見下されようが、自分と同じような経験を経て過ごしてきた人々がそこにいる。
金もない、未来もない、頭脳もない、親もだめすぎて、働く気もない、縋りつける先がない、頼れる人がいない、若さしかない。
複数人(大抵の場合、請負会社の正社員数名と請負会社が雇ってる派遣SE)でやってるから、その複数人を取りまとめてるリーダー(基本的には請負会社のマネージャークラス)はトラブルの現場で指揮取りつつさらに上に詰められてるかもしれない
障害発生して真っ先にリーダークラス含む正社員が現状把握のために本番環境に呼ばれてログやら直近のリリース物やらの調査を命じられ、原因究明と一時対応策(切り戻すとかパッチあてるとか)を決めてそのリリースをしつつ、本格対応を決めて後日正式に修正版をリリースする
一時対応策が決まればまずはそこに向けて一担当者は作業する(超法規的労働が行われる場合がある)
リーダークラスは今の時点では胃を痛めつつ、一時対応策の後の原因究明会議という名の吊し上げ会議を待っているしかない
一担当者もリーダーも、基本的に減給や降格されたりすることはないけど、ボーナス査定や来期の昇給昇格には多少響くかもしれない
おじいちゃんおばあちゃんが元気でご飯を作って子育ての手伝いができ、適切なアドバイスができる。
それ以外に家政婦がいる。
子供は1人。
という状況だったら、育児しながら資格勉強するというのも可能だろう。
共働きで残業も時々あり、おじいちゃんおばあちゃんの手伝いは期待できず、
むしろ余計な口出しが多く、食事などの家事も全部行わなければならない。
父親は普段終電帰りで、出張にもよく行く、子供は3人、みたいな状況だと非現実的。
自分1人が生活するのにも苦労していて、ゴミ屋敷になりかけているみたいな人もいて、
子育ては難しいだろうなあと思う。
政府として行うべきことは、どういう人がどれくらいの割合いて、
どういう人たちにどういう支援をすると国全体として良いかというバランスを考えることだろう。
現状把握が間違っていて、自分の周りの人の声で政策を決めると、
無駄が多いことになり、何もやらない方がマシということになる。
検査総数が4桁とか比較にもならんような何の参考にもならない日本モデル時代の数字が頭にあるから
感染者3桁という結果だけを妄信して感染者4桁を「高止まり」なんて勘違いする人が出るのは当たり前。
ただ体制が整ってなかっただけなのか、数字を低く見せたい誰かが邪魔したのか、
余計に税金を使う責任を誰も背負いたがらなかったのか、パニックを防ぎたかったのか、
アベノミクスのボロが出始めてるのと同じように近視眼的な場当たり施策の長期的なデメリットが顕在化しつつある。
ワクチンすらなかったんだから今と同じレベルの検査数で調査してれば今より酷い数字が出ていた可能性は非常に高いが
そんな時代に「感染者数3桁以下」という幻想を打ち立てた結果、今になってそれが枷になっている。
実にアホらしい。
政府の対策に反対派: とにかくコロナ患者が増えると思われる活動はとにかく反対、自分の自由が増えない活動には反対。
政府の対策に賛成派: オリンピック開催しても大してコロナ患者増えないからオリンピック開催しても大丈夫。増える増えないではなく、程度で考えてほしい。
政府の対策に反対派: とにかく病床が逼迫していることが許せない。
政府の対策に賛成派: コロナ患者は指数関数的に増えていくから、病床拡大してもいつかは満杯になる。それよりも、コロナ感染拡大が増えないような対策を取るほうが良い。病床を増やすと、他の医療が圧迫される。
政府の対策に反対派: 検査が十分でなければ、状況の把握も難しい。
政府の対策に賛成派: 検査をいくら拡大しても現状を把握するのは無理。検査の結果陽性と分かっても、できることは限られている。市中でのランダムサンプリングなどをして現状把握などで十分。
政府の対策に賛成派: 休業する人全員に現金を給付するなんて財源足りない。海外と比較すると、一人あたりで給付額は大きい。
政府の対策に賛成派: 休業する人全員に現金を給付するなんて財源足りない。海外と比較すると、一人あたりで給付額は大きい。
政府の対策に反対派: デルタ株やラムダ株を海外から流入させたのは政府の失敗。
政府の対策に反対派: とにかくコロナ患者が増えると思われる活動はとにかく反対、自分の自由が増えない活動には反対。
政府の対策に賛成派: オリンピック開催しても大してコロナ患者増えないからオリンピック開催しても大丈夫。増える増えないではなく、程度で考えてほしい。
政府の対策に反対派: とにかく病床が逼迫していることが許せない。
政府の対策に賛成派: コロナ患者は指数関数的に増えていくから、病床拡大してもいつかは満杯になる。それよりも、コロナ感染拡大が増えないような対策を取るほうが良い。病床を増やすと、他の医療が圧迫される。
政府の対策に反対派: 検査が十分でなければ、状況の把握も難しい。
政府の対策に賛成派: 検査をいくら拡大しても現状を把握するのは無理。検査の結果陽性と分かっても、できることは限られている。市中でのランダムサンプリングなどをして現状把握などで十分。
政府の対策に賛成派: 休業する人全員に現金を給付するなんて財源足りない。海外と比較すると、一人あたりで給付額は大きい。
政府の対策に賛成派: 休業する人全員に現金を給付するなんて財源足りない。海外と比較すると、一人あたりで給付額は大きい。
政府の対策に反対派: デルタ株やラムダ株を海外から流入させたのは政府の失敗。
政府の対策に反対派: とにかくコロナ患者が増えると思われる活動はとにかく反対、自分の自由が増えない活動には反対。
政府の対策に賛成派: オリンピック開催しても大してコロナ患者増えないからオリンピック開催しても大丈夫。増える増えないではなく、程度で考えてほしい。
政府の対策に反対派: とにかく病床が逼迫していることが許せない。
政府の対策に賛成派: コロナ患者は指数関数的に増えていくから、病床拡大してもいつかは満杯になる。それよりも、コロナ感染拡大が増えないような対策を取るほうが良い。病床を増やすと、他の医療が圧迫される。
政府の対策に反対派: 検査が十分でなければ、状況の把握も難しい。
政府の対策に賛成派: 検査をいくら拡大しても現状を把握するのは無理。検査の結果陽性と分かっても、できることは限られている。市中でのランダムサンプリングなどをして現状把握などで十分。
政府の対策に賛成派: 休業する人全員に現金を給付するなんて財源足りない。海外と比較すると、一人あたりで給付額は大きい。
政府の対策に賛成派: 休業する人全員に現金を給付するなんて財源足りない。海外と比較すると、一人あたりで給付額は大きい。
政府の対策に反対派: デルタ株やラムダ株を海外から流入させたのは政府の失敗。
先日からこんなブクマが次々とホッテントリに入って戸惑っています。
■ツール・ド・フランス、クソ観客のせいで大規模落車 - Togetter
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3354342
■ツール開幕ステージで大クラッシュ、主催者は観客訴える意向 写真7枚 国際ニュース:AFPBB News
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3353664
■ツールの大クラッシュ、原因つくった観客逮捕 写真13枚 国際ニュース:AFPBB News
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3354342
あまり熱心とは言えないけれどNHK BS時代から30年近くツール・ド・フランス(TDF)をテレビ観戦しているいちファンとして、こういうかたちでTDFが俎上にのぼるのはあまりうれしいこととは言えないし、寄せられたコメントを眺めていて感じるところもあったので、少し思ったことを書こうと思います。
古代マケドニアの歩兵みたいに密集して50km/h以上のスピードで驀進してくる集団を、手を伸ばせば触れる位置で一般観客が観戦できるというのは、あらためて考えるとかなり異様な光景ですよね……。
なぜ観客を柵とかロープとかで規制しないのか、この疑問へのおそらく一番単純な答えは「距離が長いから無理」だと思います。
3週間にわたって行われるTDFの各ステージの走行距離は大半が150km~200kmの間です。3週間合わせて、ではないです。1日にそのくらいの距離を走り、それを3週間続けます。最終的に全行程は3,000kmを超えます。
TDFに限らず、一般公道で行われる自転車ロードレースは1レースの距離が200km前後あります。たとえば、もうすぐ開催される東京五輪の自転車ロードレースは調布だか府中だかをスタートして、富士山がゴールです。244kmあります。コースの左右両側に規制が必要ですから、ロープを張るとしたらその総延長は488kmになりますね。おそらく安全運営にやかましい日本の東京五輪でも、全コースロープ規制などしないと思います(つまり東京五輪は、誰でも・タダで・選手に触れる場所で観戦できます!)。
どこに行っても車道と歩道がきちんとガードレールで分けられた日本の道路事情に慣れているとあまりピンと来ないかもしれませんが、ヨーロッパの道(少なくとも自転車レースのコースに使われる道)にはガードレールという無粋な調度がほとんどありません。そもそもTDFは「田舎町を出発し田舎道を通って隣の田舎町に到着するのを繰り返してフランス一周する」というコンセプトのレースなので、スタートからゴールまでガードレールというものをほとんど目にしない日も多いです。
コースの最初から最後まで野放しというわけではなく、スタート地点やゴール地点、ポイント賞のチェックポイント付近、町中のタイトコーナーなど、選手も客も白熱するエリアや走行上の危険があるエリアには鉄柵やバリケードが置かれ、安全対策されます。
とは言っても、柵のないところで観たい人はたくさんいるわけです。安全対策の手は及んでいないが勝負が白熱しそうなところ、観戦に慣れているファンたちはそういうポイントに集まります。
下り坂の広い一本道なんかは選手たちは80km/hくらいでカッ飛んでいくので、集団は秒で通り過ぎてしまいます。そんなところで待っていても面白くないですよね。
逆に、峠道の急勾配では走行スピードが20km/h以下まで落ちるし、勝負のかかった叩き合いになっていることが多いのでお客さんが集まります。そういうところではコース上いっぱいにまで観客があふれ(コースぎわじゃないですよ、コース「内」です)、選手の接近とともにモーゼの十戒みたいに群衆が左右に割れていく光景をよく目にします。「ラルプデュエズ オランダコーナー」などで画像検索していただくと雰囲気がわかるかと思います。
距離が近いだけでなく、選手と観客の関係性もほかの競技からするとびっくりするくらい近いのが自転車ロードレースです。
上り坂でへたばりかけている下位の選手を観客が手で押してやったり(審判団は見て見ぬ振りをするのが普通)、転んだ選手を観客が介抱したり転がったマシンを脇にどけたり、沿道の客が差し出す水のボトルを選手が受け取ったり(何が入っているかわからないので飲んだりはしない・身体にかけて冷却に利用する)。
このように、勝敗に直接関わらないようなかたちで観客がレースにある意味「関与」することは当然のように行われてきましたし、その関係性は100年以上かけて育んできたサイクルロードレース文化の一部と言えます。
件のプラカードガールは訴追されることになりましたが、大会運営がこのように厳しい措置をとるのは珍しいことです。長く観戦していますが、初めてのことかもしれません。
近年、セルフィーを撮影するためにコース上に身を乗り出したりカメラを突き出したりして選手と接触する事例が目立ち始めて問題視されたりもしていますが、選手と観客が接触するのは(まったく歓迎できない出来事とは言え)TDFでは毎年必ず起こる事故のひとつであり、それを理由に観客を沿道から締め出せとか選手と観客をきっちり隔離しろといった議論にはなっていません。100年かけて育んだレースと観客の関係性にクサビを打ち込むことは選手も望んでいないでしょう。良識ある観戦マナーの周知を徹底する、というのが大会運営の基本方針かと思います。
観客との接触事故は時折起こるものの、落車の原因としてはまれなケースです。大半の落車は普通の原因のアクシデントです。
普通の原因というのは、選手同士の接触です。前輪が前走者の後輪と触れ合って転んだり、ゴールスプリントで絡んだりといったものです。
中でも近年のTDFで増えているのは選手の不注意による落車で、よそ見していてほかの選手とぶつかったり、ほかの選手が投棄したボトルを踏んで転んだりといったものです。ひと昔前はこういったアクシデントは今より少なかったように思います。レースのハイレベル化・高速化が進んでリスクが高まっているのかもしれません。
第4ステージではスタート後しばらく選手たちがレースをせずにスロー走行のデモンストレーションをしました。
が、このデモは実はプラカード落車とは関係ありません。選手たちの抗議のメインテーマはコース設定の安全性であり、沿道警備の強化ではありませんでした。プラカードの件も少しはあるかもしれませんが比重はかなり小さいと思います。
コース設定の安全性というのは、第3ステージではゴール付近のコースレイアウトが狭くてカーブが多く、事故を誘発しやすいものだったことを指します。ゴール寸前の選手集団は制御のきかなくなったオッコトヌシ様のようなもので、そんなものを狭くてくねくねした道に突っ込ませたら何が起こるかわかりません。少なくとも万が一そこで転んでもタイムを失わないような特例を設けよ、というのが彼らの主張です。
大会運営に対して選手たちが一丸となってこのような抗議行動をとることは珍しくなく、私も過去に何度か目にしたことがあります。
プラカードの女性がマフィアからひどい目に遭うのでは、と心配するコメントがいくつもありましたが、いったい誰が言い出したことだろうという感じです。
様々なブックメーカーがTDFを賭けの対象にしているのはきっと事実でしょうが、マフィアがもしそれに関与しているとしても常識的に考えて胴元の側でしょう。そもそも、3週間にわたって不確定要素が連続し続けるTDFの、それも初日に起きた落車事故で賭けを台無しにされたと腹を立てる人などいるでしょうか? レースは始まったばかりです。これから先にだって何が起こるかわかりません。
そして、ここが大事なところですが、プラカード落車に巻き込まれて転んだうちの一人、ジュリアン・アラフィリップはそのステージで優勝しています。選手たちがペースを落とし、落車に巻き込まれた人たちを待ったのです。このように、自転車ロードレースでは不測の事故で不平等が起こった時はそれを是正するようにわざと脚を止めてレースを仕切り直すことがよくあります。
プラカード落車でリタイヤすることになった選手もいましたが有力選手ではありませんでしたし、後続車に頭を轢かれたトニーマルティンも続くステージを元気に走っています。つまり落車は大規模でしたが、レース全体に及ぼした影響は軽微だったと言えます。
というわけで、プラカードガールがマフィアに消されるなんて話は噴飯ものの与太話です。
あと、プラカードガールが自殺してしまうのではと心配している人がたくさんいることにも驚きました。イマジネーションが豊かなのは結構ですが、そんな微粒子レベルの可能性を心配するくらいなら実際に転んで実際の怪我をして実際の痛みを抱えて走ることになった選手たちのほうを思いやってほしいと思います。
今年のツール・ド・フランスはまだ2/3ほどの日程を残して開催中です。
アマゾンプライム有料チャンネルやJSPORTSオンデマンドで視聴できます。いずれも登録料は2000円ほどです。
選手には長身痩躯、金髪碧眼の美丈夫も多くいるので女性の方もお楽しみいただけるのではないかと思います。
この機会にぜひ。
つまり噛み砕いて言えば「伝統」や「文化」だから、どんな危険な事態が起ころうと、外野はとやかく言うな、と。甲子園の支持者とかが喜びそうだな。
さっそくこんな頓珍漢なコメントがついてしかもそれに星がつき始めてるのを見ると、自分の文章力のなさが本当にイヤになります。
沿道をロープで規制しないもっとも単純な理由はレースの距離にあるとかなり前のほうで書いたのですが、ご理解いただけなかったのはひとえに私の筆力不足です。
私の想像ですが、ロープ程度の規制なら大会運営側もできるだけやりたいと思っているだろうと思います。去年のTDFはコロナ蔓延下での開催だったためそのような措置がとられている区間もありました。が、やはり距離200km、両側の沿道400kmをロープで規制するとなるといささか非現実的です。たとえばモノタロウで売っているトラロープは一巻き50m、約3kgです。400kmの規制をしようとするとこれが8千ロール必要ということです。重さにして24トンです。
文化があるから規制しないのではなく、物理的にそんな規制ができないためにいつしかそういう文化が育まれた、という順番です。
問題のプラカード落車は198kmのレースの残り45km付近で発生しており、スタート直後ではありません。スタート直後と誤認したコメントをよそでも見ましたが、もしかしたら「ツール・ド・フランス開幕直後」を「スタート直後」と読み間違えているのではないでしょうか。問題の出来事は3週間のツアーの初日に起きています。
なお、スタート地点はたいてい大きな町だしセレモニーなどもあって観客も多いので、バリケードで規制があります。が、スタート地点からしばらく集団はのんびりとパレード走行をするので、バリケードはあってもなくても基本的にたいした危険はありません。交通整理程度の意味合いです。数キロ走ったあたりで号令がかかり、実際のスタートとなります。フォーメーションラップからのローリングスタートみたいなもの、と言えばわかりやすいでしょうか(わかりにくい)。
予想以上に多くの方に読んでもらえたようで光栄です。あたたかい感想をたくさんいただき、書いてよかったーと思いました。個人的には徳丸浩先生(Webセキュリティのとても偉い人)から文章をおほめいただいたのが特にうれしかったです。心臓がでんぐり返るかと思った。
私の不徳からご批判をいただいた箇所もあり、それらの点については言い訳がましいことは申しません。真摯に反省いたします。
中途半端な知識でとんでもない勘違い・知ったかぶりをやらかしていないかが心配だったのですが、どうやら今のところそういったツッコミはわずかなようで一安心しています。
加えて、
(抜粋)言いたいことは伝わったけど、じゃぁ今後どうするの?感が拭えないな。
というか、〈議論のスタートラインを揃えるための現状把握〉を目的にまとめた記事なので、そうなるのが当然というか。基本的には、TDFがどんな催しかを客観的に知った上で語ってほしい、そのための参考資料のひとつ、という位置付けです。いささか無責任なスタンスではありますし、ところどころ私自身の思想が漏れ出てしまっているところもありますが……。
そして! 多かったのが! こういう疑問!
ですよねー不思議ですよねー!(興奮)
マラソンのような個人競技を見慣れていると、200kmも集団がほぐれずに固まったままでいるのは不自然に感じると思います。でも、みんな仲良くサイクリングしているわけではなくて、これにはちゃんとした意味があります。そして、これこそが自転車競技のもっとも特徴的なところなんです。
ただ、ここでそれをご説明するには紙幅が足りません。いずれ稿をあらためてサイクルロードレースの基本的な仕組みや楽しみどころをご紹介できたらなあと思っています。(誰かが代わりにやってくれてもいいです)
ツール・ド・フランスの楽しさ
純文学界隈のヤバいところってお友達だけでショボくて少ない貧相な仕事回してるのもそうなんだけど、危機感のなさが一番ヤバい点だと思う。
編集者も作家も口では売れない売れない言って「現状把握できてますよ~」アピールするんだけど、「単純に作品がつまらないから売れてない」って現実を絶対に見ないようにしてる。
普通に考えて、文藝春秋や講談社や新潮社という圧倒的存在の後押しで出した単行本が、芥川受賞作でもない限り実売2千部も多分いってないのはヤバいでしょ。つまらないんだよ。
あのつまらないものを売りたいなら、それこそ現代アートや大昔のチューリップの球根みたいに値段をでっちあげなきゃ。特に現代アートのやり口は参考になると思うよ。小説って品物に馴染む。