はてなキーワード: 病原体とは
ダルイゼンくんという見た目がイケメンの病原体キャラクターと、
主人公のプリキュアの男女カップリングが、先々週+先週の放送で
「主人公がダルイゼンを拒絶」という展開があり、否定されたわけだけど、
今週の放送分で拒絶から反転してカップリングに繋がる展開があるのかどうかが注目されてた。
https://tver.jp/corner/f0066861
今週の放送観たけど、ダルイゼンは完全に無視されたまま1話終わったwwwww
ダルイゼンはラスボスに吸収されたままで、別の敵幹部シンドイーネとの闘いで1話終わった。
次作の「トロピカル〜ジュ!プリキュア」が2021年2月28日から放送される予定だから、
今やってる「ヒーリングっど♥プリキュア」はあと2週の放送で最終回を迎えるはずなんだよね。
これはラスボスとの最終決戦で2話消費して終わりかもしれないな。
ダルイゼンと主人公(のどかという名前)のカップリング「ダルのど」を支持していた人はTwitterで阿鼻叫喚だし、
脚本への中傷、テレビ局への攻撃、グッズへの攻撃などとにかく荒れ狂っているけど、
ただTwitterは本当に荒れ狂ってる。
ゴキブリのような害虫が、たとえ絶滅危惧種になっても保護されずに駆除されると思うけどね。不快だから。
同じように、キモい非モテ男が減り続けても排斥運動は止まらず虐殺までエスカレートしていくだろう。不快だから。
天然痘ウイルスという恐ろしい病原体に至っては、人間の手で根絶させられたんだ。
そもそも、あなたの言う「減り続けていれば虐殺が起こらない」という理屈が成り立てば、フェミニストは「女性蔑視だ」という言葉で非モテ男排斥を叫ばないでしょ?
フェミニストは非モテ男がいることに我慢できないから、巧みなレトリックで排斥運動を叫ぶんだよ。
しかし、フェミニストに限らず社会的影響力の大きい人間は、虐殺を扇動すると失うものが大きいから、そこまでやらない。
1月31日(日)放送分 2月7日(日) 08:30 終了予定
https://tver.jp/corner/f0066365
悪役ボスの「キングビョーゲン」が部下「ダルイゼン」の自我を消滅させて吸収利用しようとする
部下ダルイゼンはボスに吸収されるのが嫌で逃亡し、プリキュアに匿ってもらうことでボスに抵抗しようとする
ダルイゼンを匿う=プリキュアの体内に病原体を入れることであり、プリキュア自身が病気で酷い苦しみを味わうことになるのでプリキュアは拒絶
部下ダルイゼンはキングビョーゲンに吸収され、次回はキングビョーゲンVSプリキュアの展開に
これパワハラ上司が部下をいたぶりまくって、部下がそのストレスを彼女殴ることで解消するような
上から下へと暴力が流れる構造を止めることになっていて、かなり正しいじゃん
部下くんはただ見捨てられて終わりではなく、おそらくこれからプリキュアがパワハラ上司をボコり倒す展開になる
パワハラ上司がボコり倒されたら上司の体内に吸収されていた部下くんも取り出されるかもしれない
部下くんはこのまま消滅するとは限らないし、人類に加害しない形に改良されて生き残るかもしれんぞ
とにかくプリキュアがダルイゼンに同情して匿うっていうのは何の解決にもならないし最悪の選択だった
ダルイゼンは見た目がイケメンで自我があるけど「病原体」だから
このパンデミックのご時世において病原体を体内に入れて助ける展開なんてのは放送できないだろうし
部下くんが上司ごと滅ぼされるのか、部下くんが取り出されて改良されて生き残るのか、
どちらにせよ最終回が近いらしいけど良い盛り上がり方してるね!
追記:
natu3kan 最後の最後でダルイゼンをかくまったことが逆転のきっかけみたいに効いてくる可能性はあると。自我を失わなかったダルイゼンが奮戦してワクチンみたいになるかもしれないし。
拒絶したって書いたのになんでこんなブコメが来るの…? 怖い…
ブコメも書いたけど、増田さんの問題意識と違うこと書いた気がするので改めてトラバ。
えーと
増田さんの「やっつけること自体はいいけど直接手を下すのを幼児に見せるな」について。
「敵を滅ぼして良い」を分解すると、「なぜ滅ぼすのを選ぶか?」に触れないわけにはいかないとおもうんだよね。
寄生獣のシンイチは自分のエゴにすぎないと自覚して相手を殺す選択をしたわけだけど、ビョーゲンズも寄生獣と同じく、そのようにしか生きられない生物なんじゃないのかな(よく知らないので違ってたらごめん)。
(プリキュアのラストで描かれたのは、おそらく)人々を苦しめ傷つけたものを罰する≒正義だから手を下すと言う事だと思う(違ったらごめん)。それは大人目線では欺瞞なんだけど、その解決方法がのどか以外のデウスエクスマキナがうまいこと悪をやっつけてくれる…ってのは、どうなんだろう?手を下さなかったのどかは優しいねー?いやいや、大人目線ではのどかはシンイチのように無辜の病原体に手を下したエゴを噛みしめるべきだろうよと思うんだよ。でも、幼児にそれは難しい。だからとりあえず正義のように描写しといて、大人になってからノンマルトの使者やジャミラみたいに「アレ人類が悪くね?」って思うのもアリなんじゃない?
でも俺は友人に言われるまで、どんな彼くんモノの漫画を読んでもA子を思い出すことはなかった。
A子を“生きづらい人生に現れた救世主”として感謝するのではなく、“生きづらい人生にやっときた報酬”くらいに思っていたんだと思う。
「懸命に生きている自分の人生にはそういう女がずっと現れるべきなのになかった。やっと“当然の権利”を手に入れた」みたいな。
わかってんじゃん。
でもまだA子しか気づいてない。
A子以外の様々な善意も踏みにじり、気づきすらしないで被害者意識だけ育ててきたのがお前。
でも他人に指摘されないと気づくことすらできない。
お前は最新のプリキュアで拒絶されて滅ぼされている病原体のダルイゼンというキャラクターみたいな存在だよ。
ダルイゼン擁護が多いのはボスにしばかれてる部下ダルイゼンがかわいそうだし、なにより「ダルイゼンがイケメンだから助けてあげて」というもので、
ボスはイケメンじゃないし主人公に対してボロボロの姿で哀れっぽく救いを求めたりしないからボス擁護の意見は皆無。
ダルイゼンアンチは主人公を保護したい勢。ダルイゼンはボスに対しては無力なパワハラ被害者でありながら、主人公を搾取しながら生き延びてきた病原体。
ボスにいじめられて可哀想だから助けてあげる!となると主人公はダルイゼンに寄生されて長期間苦しみを味わうことになるし(ダルイゼンは病原体だからね)、
だから?当初病原体と思われていたものが、実は違って風評被害という事故なんて、というか
という大きな事故で有名なのがあるよ。なまえすらださないけど、テレビ局が謝罪する事故
↓
最新のプリキュアシリーズ、Netflixやアマプラで観れないじゃん。
というわけで観てないんだけどキャラクターまとめみると感慨深いね。
「ダルイゼン」という病原体のイケメン擬人化キャラクターが存在。人間っぽい見た目をしているけど人間ではなく、あくまで病原体。
ダルイゼンはキュアグレースこと「花寺のどか」を宿主として育った寄生虫みたいな病原体であり、のどかを長い間苦しめていた原因不明の病の元凶だった。
ダルイゼンは花寺のどかにしつこく執着し、絡んで、顔に泥かなんかを塗り付けるような嫌がらせをする。のどか不在のときには失望したそぶりをみせる。
これ根深いよね。「女の子をいじめる男の子」に萌えてしまう女性がいるんだよ。
女性はみんなそういう感性の生き物だと画一的に捉えるのは絶対にやめてほしいんだけど、
「女の子をいじめる男の子」コンテンツが常に「加害男性の自己弁護」というわけではないところに複雑さがあるんだよね。
これを好む女性が少数だけど確実にいるんだよ。
どうして女性に対して有害な振る舞いをする男性に萌えてしまう女性が(一部とはいえ)出現するんだろう…。
ダルイゼンが、病原体擬人化キャラクターの親玉的存在から、「親玉と一体化して自我を消滅させること」を迫られ、恐怖を感じ逃走。
ダルイゼンはボロボロな状態でのどかを探し当て、自分をのどかの中に匿って傷を癒してほしいと懇願するが、のどかはダルイゼンの手を振り払い、
ダルイゼンの「お前俺に、言ったよな!?『自分さえ良ければ良いのか』って!!結局お前も同じじゃん!!」と罵倒する声にも振り向かず走り去る。
プリキュアシリーズ、魔法少女ものはここで自己犠牲をもって救う流れになることが多いけど、手を振り払って見捨てる展開が新しかったから視聴者に衝撃が走ったわけだね。
また罪悪感に訴えかけるダルイゼンのセリフがいかにもDV男・ヒモっぽい…。
ラビリン(ヒーリングアニマルという動物キャラ。魔法少女のお供、マスコットキャラ的なやつ)は
のどかが「ダルイゼンを助けたいけどヒーリングアニマルの使命があるから助けられない」ことを悩んでいるのではないかと考えていたが、
ここで感情的には助けたくないっていうのどかの本音が示されて、お供キャラがその本音を肯定してあげるのが良いね。
本編でキャラクターの本音をしっかりと描写するのは、キャラクターの行動の意味を視聴者に恣意的にねじまげさせないという点で重要だね。
のどかに拒絶されたダルイゼンは、仕方なく下水道に身を潜めていたが、自分を吸収しようとしている親玉キャラにいずれ居場所がバレると観念したのか、
強化アイテム的なものを自身に大量に植え込む。しかし自身の許容量を超えた投与だったからか怪物に成り下がり、苦悶の叫びを発しながら暴れる。
プリキュア達が現れ交戦するも、妄執のままのどかに迫り、以前と同様「自分を助けて欲しい」と懇願する。
助けを求めるダルイゼンに対してのどかは「貴方を助けて、貴方が皆を蝕むのをやめると言うの?」と質問をぶつけ、ダルイゼンがそれに答えられないのをみるや
「本当に『命の大切さ』が分かるなら、今まで人を苦しめて嗤う訳がない!」「自分の都合で私を利用しないで! 私は貴方の道具じゃない!」と完全に決別。
DV・ヒモ撃退劇みたいだよね。哀れっぽくふるまい罪悪感に訴えかけながら搾取してくる、徹底的に利己的で邪悪な寄生虫を、堂々と切り捨てる。
ただこの展開にショックを受けてるのが「ダルのど」というカップリングに萌えていて、
「のどかがダルイゼンを救って恋愛的に結ばれる展開」に期待していた女性視聴者(女児ではない)というのが複雑な点。
これ本当に不思議だよね…。寄生生物・病原体の男が、女の子に長期間寄生してずっと苦しめてきて、
自分がピンチになったときに女の子に再度寄生させてくれるよう頼む、応じたところで女の子には何のリターンもない、
っていうクソ要望を、罪悪感に訴えかけながら押し込んでくるマジのクソ男の話なわけよ。
女性視聴者としてはクソ男滅びろとなるんじゃないかというのが普通の想像じゃん。
でもこういう「女が全負け、100%の損失」の関係性に萌える女がいるんだよね。だからDV・ヒモ男のようなリアル寄生生命体がはびこるのかな?
こういう関係性に萌えない人間として、萌える側の人には教えて欲しい。「ダルのど」の何が良いの?
のどかがひたすら自己犠牲してダルイゼンを救うという流れに対して、のどかと同じ性別として、どういう良さを感じるの?
あなたを助ける気にはなれない!
都合のいい時だけわたしを利用しないで!
近年(っても無印やSS時点で何人か救済されましたが見なかったことにする)のプリキュアは敵幹部が救済されることが多いですが、ヒープリではそういう事もなく退場しました。
このことが一部の視聴者と大多数のいっちょ噛みに刺さったらしくごくごく一部で燃えてるそうです。
流れを軽く説明すると
主人公の「花寺のどか」は幼い頃原因不明の病気にかかり長期間入院を強いられた
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その原因は「ダルイゼン」というイケメン病原体がのどかを宿主として成長していたから
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ダルイゼンはのどかから離れた後、利己的な都合でのどかの家族や近所の住人、地球を苦しめる(この間に一度のどかを宿主として病原体を新たに生成)
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好き勝手やってたら上位種が復活してダルイゼンを取り込もうとする
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身の危険を感じたダルイゼンは宿主であるのどかの体内でやり過ごさせてくれと助けを求める
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のどか、日常生活に支障が出るほど悩むがパートナーの「ラビリン」から「(自分が苦しむくらいなら助ける)義理も責任もない」の言葉を受けこれを拒否。暴走したダルイゼンをヒーリングッバイする。
↓
「救済しろ!」「なんで和解せず助けず拒絶するの…」「Vやねん!」などなど、一部界隈荒れる
燃やしてる連中は本当にアニメ見てるんですかね。ダルイゼンに情状酌量の余地がなさすぎるだろ。
・のどか(幼)を長年苦しめる
・のどかの顔にばい菌を塗りたくる
これで許される方が可笑しいわ。むしろここまでされても助けるか悩んだのどかが聖母まであるわ。
HUGの世界にいたら違かったかもしれないが、イケメン無罪でも限度があるだろ。
のどかが一番「守らなきゃいけないもの」は地球でも苦しむ人々でも家族でも友達でもなく、のどか自身なんですよ。
両親だって蜂須賀先生だってのどかを救うために必死だったんですよ。前の話だって両親がのどかを探すために家を飛び出し暗い中ずっと探して、やっと再開した時強く抱きしめ涙を流してたでしょ。蜂須賀先生も自分の無力さにショックを受けたけど、退院したのどかから手紙貰って泣いてたでしょ。結局病気の原因なんて分からず仕舞いだったにも関わらず、のどかが感謝してくれたことに。病気も治せなかった自分に手紙をくれたのが嬉しかったんですよ。
そんな人たちに守られてきたんですよのどかは。それをダルイゼンの為だけに己を犠牲にする必要なんて一切なし。
もう一度のどかが苦しんだらどうするんだ?命の危険しかないだろ。両親やちゆたちを心配させたいのか?長い間苦しんできた中学生の女の子にさらなる自己犠牲を強いるのか?
フィクションだから理想の為に死ねってことなんですかね…そんなのプリキュアで見たくねぇよ俺は。
だいたいよぉ、「二度とあんな苦しい思い、もうしたくないよ…」って泣きながら訴えてるんだぞ?「叶うことなら」付きでだよ。「一生のお願い」みたいな軽いもんじゃなくて「叶うことなら」だぞ。そんなん14歳の少女に言わせんじゃないよ。
年端もいかない子がさぁ…もしかしたら死んでしまうかもしれない原因不明の病気にずっとずっと耐えてきたんだよ、戦ってきたんだよ。強い気持ちでいないと負けそうなくらい…それをもう一度だぞ?今まで散々自分や大切な人を苦しめてきた奴"だけ"の為にやれんのか?って話ですよ。無理でしょどう考えても。
そんな女の子がな、必死に想いをパートナーにぶつけてんだよ。分かるか?のどかがどんな気持ちで……あの辛く苦しい入院生活は、今の自分を作る大事な経験だったと肯定しなきゃ耐えられねぇんだよ…潰れちまうんだよ………。
似たような立ち位置に仮面ライダーエグゼイドのパラドっていたじゃないですか。主人公を宿主にして成長したバグ。
あいつも作中でやりたい放題してたけど最後にコンテニュー出来ない命を実感して反省→共闘したのに対してダルイゼンはそういうの一切なかったよね。
最後の最後まで自分本位で好き勝手して、死に直面したから助けてくれって、そんなん通るわけないだろ。フリーザかよ。
今日の話だけでも
・のどかは自分たちだけ良ければいいのかで日常生活に支障出るほど悩む
のどかを利用しようとしただけだから「助けたらどうするの?」の問いに答えられなかったのが答えです。無理ですd(´∀`)b
ラビリンも言ってただろ。「そんな義理も責任もないラビ!」なんだよ。
ダルイゼンはのどかにとって病でしかなく、自分が悩み苦しんでまで助ける義理も責任もねぇんだよ。のどか"も"等しく自分が生き残るための選択をしただけ。
彼女はもう散々苦しんできた。自己犠牲で同じことをする必要はないし、それを提示したのは大きい。救急において人助けは自分の安全を確保して行うものである。助ける人が危険な目に合っては元も子もない。
一話からのどか達を見守ってきた視聴者からすれば「私は嫌」って自分の意見をはっきり口にしたことが嬉しいよ。自己犠牲の子だったから…自分を第一に出来るようになったんだねって。ラビリンの手助けもパートナーとしての役割をちゃんと果たしてる。
バテテモーダやケダリーみたいな名有りキャラを容赦なく浄化したのにこいつだけ救わないのはちょっと無理ありますね。一貫性がない。
正直ダルイゼンがグアイワルぐらいギャグキャラだったらワンチャンブンビーさん枠で生き残ってたかもしれん。
まぁ、そもそも医者モチーフではあるがビョーゲンズは病原体なので救う必要ないんだよなぁ。
ビョーゲンズは人の形をしてるし感情はあるけど"人"ではない。
って返してんだよなぁ、ダルイゼン自身が。感情を持ってるだけで人間じゃないよ。やっぱり病原体は殲滅しなきゃね。
で、のどかはダルイゼン倒した後キングビョーゲンに「ダルイゼンを追い詰めたのは誰!?」て問い詰めてんのよ。今までこいつに散々やられてきたから分かるんだよ、あいつが助けを求めてくるなんてよっぽどだって。
それだけで十分じゃねーの?
レス乞食の逆張り糞野郎とアニメ見てないにわか未満とヘテロババアはキングビョーゲン倒したら中から出てくる可能性に賭けてくれや。
俺はグアイワル結構好き(自分の城自分で建てるの面白すぎる)だから生きててほしいです;;
これ書いてたら https://anond.hatelabo.jp/20210201163214 みたいなアホアホ増田が上がってたんで頭抱えた。
こういうアニメ見てないカスがアニメ見てない層を勘違いさせるような記事を書くな。アニメ見てこれ書いたんならもうアニメ見る才能ないよとしか言えない。
ここまでグダグダ書いといてなんですが、そんなん全部ほっぽって頭ん中空っぽにして大声で言いたいのは
ダルのど派のヘテロババアが悲鳴上げてるのが面白すぎますねぇ!!!!!
人であることで無条件に前面的な善として肯定されてしまう今のプリキュアは、人の心のなかにある善を育てることを阻害すると思う。
生きていることや存在することは善として扱ってもいいが、あらゆる営みが善として扱われるべきじゃない。
ましてや、自分たちにとっての住みやすさを絶対的な善として、それに敵対するものは無条件の悪として排除するのは非常に危険な描写だ。
あの世界は「人間がやっているから」を正しさの論拠とするような描写が多すぎる。
人間だって悪いことはするし、人間と違う生き物だってそれぞれの正義があるということを教えるべきだ。
悪と決めつけた相手だから話し合いもすっ飛ばして殴り殺すことを善とするようでは、アンパンマンにだって劣るというもの。
勘違いされがちだが、アンパンマンは「相手がバイキンマンだから」で殴りかかったことは一度としてない。
相手の行動に対して善悪を見定め、時にはバイキンマンが正しいことをしていたらちゃんと見抜いてる。
あのプリキュアにはそれがない。
彼らにとって、地球を蝕む病原体と決めつけた相手は絶対悪であり、それの死滅こそが正義となっている。
これでは鬼畜米英皆殺しを謳ったプロパガンダ映画と何も変わらない。
こんな番組をいくら見せても、人の心の中にある善が本当に目覚めることはないだろう。
対して、モルカーは素晴らしい。
人であること、モルカーであること、そういった単なる属性がそれぞれの善悪など全く保証しない。
それでも、正しくあろうとする心は輝き続ける。
モルカーを見て育った子はきっといい子に育つ。
真田丸で服部半蔵が竹串の先に病原体を塗布してすれ違いざまに加藤清正の首筋に刺して毒殺してたけど、現代はそんなハイリスクなアサシネイションをしなくても感染者がただすれ違うだけでコロナ殺できる。
押し寄せる不法「移民」や中国製品にEUやアメリカ経済が押されている所に米トランプ大統領の登場、イギリスのEU離脱、反グローバリズム、保護主義(排外主義)の盛り上がり
そして軍拡する中国へ反感の機運が盛り上がり掛けていた矢先に中国発のコロナウイルス登場
反中の右派はすかさず事態の原因は「中国の武漢ウイルス」と宣伝する。コロナ騒動の開始だ
移民とか政敵を感染症や病原体になぞらえる修辞の(右派的な)排外主義との親和性はナチスを引き合いに出すまでもなく既知のものだ
当初左派は差別の比喩としての「ウイルス」が持つ意味に反応し批判していたように(少なくとも自分には)思えた
もしトランプが外国から持ち込まれた「チャイナ・ウイルス」の脅威を目ざとく反グローバリズムに利用し感染症の脅威を誇張し不法移民をウイルスになぞらえマスクの着用推進など「社会統制」を強める方に向かえば
反トランプの左派は立場上「トランプ=ナチスからの自由のため」に右派のコロナウイルスの脅威の誇張を指摘し騒動を納める方に向かっただろう
しかしリバタリアニズムの影響かまたは一貫性の欠如の故かトランプはじめ右派はマスクを拒否し統制からの自由を求める
中国のウイルスを強烈に敵視する一方で国内ではウイルスなんてただの風邪だとうそぶき統制を嫌う。
外国からの移民に不寛容な右派が外国からのウイルスには寛容になると言うパラドックス(そしてこれはトランプとナチスとの違いでもある。トランプは快楽主義者であってヒトラーのような禁欲主義者ではないのだ)
このパラドクシカルな状況で、状況を俯瞰するだけの視野を欠いたまま反トランプのスタンスを愚直に貫き論陣を張った左派
いきおいコロナの脅威を誇張する事でトランプの感染対策の無策過失を強調する方向に向かう事になってしまった
右派に加えて左派もトランプ叩きや政権批判のためコロナの脅威を叫ぶようになった
こうして右も左もコロナの恐ろしさを叫びパニックが扇動される結果になった
このパニックを納めようとしているように見えなくもない勢力はホリエモンのようないかにも感じの悪い経済系ネオリベを除きもはやいない