はてなキーワード: 検体採取とは
前日、突発的な業務が立て込んでしまい、始業時間1時間以上前からの出社を命じられた。
また、客先へ報告に行くことになったので、3時間の残業も命じられた。
そのため、非常に疲れてしまい、今日は休みたいとしか思えなくなった。
起きると体も頭もだるい。
私「私です。今日、頭痛がするのでお休みしてもよろしいですか」
私「私です。今日、頭痛がするのでお休みしてもよろしいですか」
前いた部署では病気休暇の申請はチャットアプリでOK。電話で事務員が出たとしてもそのまま部署長に伝言してくれる。
長期間になるとさすがに医師の診断書が必要だが、数日なら何もいらなかった。
一方今の部署は今いる部署は病気休暇の時の手続きがめんどくさい。
チャットアプリがないので電話による事前連絡が必須だ。事務員が出た場合伝言はしてもらえない。
「休みたいんですけど」というや否や「部署長に変わりますね」と言われてしまう。気まずい。
休むのが多いと部署長から「仕事の進捗大丈夫?」とか「休みの日遊びすぎたんじゃないの」とか詰められるので面倒。
さらに1時間の取得でも診断書の提出が必須となっている。一応物的証拠があるので疑われない、という見方もできるのだが…。
さて、証拠づくりに動くか。
初めは診断書のひな型をダウンロード・編集して出そうと思ったが、保険証の利用履歴を調べられたら面倒だ。
1カ月前も同じことをしたので、そんなに頻繁に行くと医者も疑ってくるだろう。
総合病院の受付にて。
係員「では、内科の問診票を書いてください」
少しすると係員が来て「最近、インフルとコロナが再流行してるので、一旦熱を測ってもらえますか」と。
熱を測ると平熱だったものの「発熱外来で抗原検査を受けてきてもらえますか」。警戒されているようだ。
ついでに「前金として5千円をお預かりします。陽性の場合お帰りいただき後日の会計となります」とも。
発熱外来へ。再度の体温測定の後抗原検査を受ける。鼻に綿棒を突っ込んで粘膜をえぐり取るアレ。痛い。
思わずせき込んでしまう。看護師も「綿棒を抜くのでゆっくり息を吐きましょうね~」と慣れている様子。
あれ、検体採取は片方の鼻だけでいいのか。
おまけに血圧測定と血中酸素濃度測定(人差し指をはさむやつ)もした。
ウィルスを調べるなら抗原検査よりもPCR検査の方がいいんじゃなかったっけ?
一応これから発熱する可能性があるのでそうなったら再度受診せよとのこと。あるわけないって。
戻るや否や、「頭痛ですと内科ではなく脳神経外科の管轄になると思われるので聞いてみますね」
え?脳神経外科ってくも膜下出血とか脳梗塞とかそういうのじゃないの。
一体どうなってるんだ、と思いながらも脳神経外科へ。
私「しばしば頭痛になるので、そろそろ診察を受けた方がいいと思い来ました」
脳神経外科医「この時期頭痛の人が多いんですよ。一応MRIを撮ってみますね」
係員「では、検査室へお越しください」
検査室にて。
だから違うって…。まぁ自覚症状のない脳腫瘍とかもあるしいいか…と思いながら待機。
MRIは強力な磁石を使うため金属類は全部NGだが、金属がないはずの衣類も脱がなければいけないらしい。こうして私は人様の前でパン一に。
そんなにかかったっけ。確か前やった時は1分強で終わったような。
(後で調べたら、15分は最短時間であり、状況によっては90分かかることもあるとか)
やたらとピーピーガーガーうるさい機械だった。狭くて薄暗い空間が落ち着いたけど(閉じ込められるのは勘弁してほしいが)。
検査を終え診察室に戻る。当たり前だが、何の異常もない。
私「(は?)」
脳神経外科医「気圧によるものと思われるので市販の頭痛薬で様子をみてください」
受診終了。抗原検査に加えMRIという大げさなことをしたので2時間・料金は〆て9千円。
診療明細書には内科の文字はなく、代わりに「脳神経外科」というとんでもないものが載ってしまった。
事実は小説より奇なりとはいうが、もし部署長とかに聞かれたら受診の経緯を正直に話そう。事実だから。
結論。ずる休みしたいとき、証拠づくりをするなら精密検査に対応していない個人医院を選ぼう。やる気のない医者ならなおよい。
罪悪感は全くない。休みたくなったらまた休もう。有給休暇を減らさずに合法的に休めるなんて最高だぜ。
午後はやることがないので、カラオケでも行ってデレマス・シャニマスの曲でも歌ってくるか。アイカツもきらりん☆レボリューションもいいかも。
土曜の夜、たぶん日付が変わってから咳と悪寒が酷くなって日曜の朝から発熱。家庭内自主隔離で寝室にこもる。夫は無症状。
職域接種の時にもらったアセトアミノフェンが残っていたので飲んだら37.5℃まで下がる。午後にはまた38℃台後半まで熱が上がる。
うちの自治体のフローでは、まずかかりつけ医に電話することになっているので、月曜の受付開始と同時に連絡。
指示された通り午前の診療がひと段落するタイミングで病院へ。自分で車を運転して行った。午前中は発熱も落ち着いている。
車に乗ったまま診察、検体採取。鼻をグリグリではなくて唾液のほう。解熱剤をもらって帰る。結果は夕方に電話しますとのこと。(陽性でした)
病院から帰ったら夫はがお弁当を買ってきてくれてて、なぜか冷やしうどんと天丼のセットであった。天丼、まじかー。と思ったがウッとなりながらも完食。
結婚して20年、夫は食事の支度といえば自分が食べるトーストを焼くだけの人だったけど、今回さすがに私が台所に入れないので、自分なりに考えて買い物して、ご飯を出してくれる。(夫は相変わらず無症状、簡易検査陰性) これとこれとこれができるけど、何食べたい? って毎回聞いてくれるし(天丼以外)、夜は素麺にサラダまでつけてくれた。ありがたい。
病院から保健所にも陽性の連絡がいって、保健所から増田にショートメッセージで指示が届く。はーしすの入力とかパルスオキシメーターの貸し出しとかの手続きをする。増田はパート事務員なのであらためて職場にも説明。
幸いワクチン副反応程度の症状で済んだのと、スムーズに受診できたのは良かった。でも今月前半にやろうとしてた業務がごそっと抜けて、いろいろ予定が狂ったので、コロナなんか罹らないに越したことはない。ちなみにどこでもらってきたかはいまだに不明。どこででももらいうると思う。
コロナ関係ないと思うけど昨夜から酷い腰痛が始まって、ベッドから起き上がるのもトイレに行くのも一苦労。咳をすれば当然痛い。枕元の飲み物に手が届かない。酷い思いをして一旦ベッドから下りて飲む。
こういう時、コロナじゃなければ食事の介助とかも頼めたかもだけど、痛くても時間かかってもなんとか一人でやってくしかない。
夜中にトイレに起きた時に、腰の痛みからか気分が悪くなり、脂汗が出て真っ暗になってしまった。パルスオキシメーターは明日届くようなので、血中酸素濃度も見るようにしよう。
それにしても腰痛つらい。介助なしだから余計つらい。これいつ治るんだ。
治ったらパーっと外食か旅行でも行こう!みたいな気にならんのも地味につらい。
壁とか手すりとか触りまくるので消毒が余計大変、も追加で。
うちの4歳児が陽性になり、俺(父)と妻(母)が濃厚接触者になって現在半自宅蟄居中。
これまで周囲に陽性経験者なし
○今後の人へのアドバイス
・人からの電話が来るのは、検査センターからの陽性判明連絡の第一報、陽性判明を受けての医者からの聞き取り(患者発性届作成のための事務的なもので診察ではない)、保健所からの法律に基づく就業制限の通知、の3回のみ。
・療養先希望の確認、パルスオキシメーターの配布、健康観察、マイハーシスへの登録(やった)、COCOAへの陽性登録(アプリいまだ入れてない)についての説明やお願いは、検査時に書いた電話番号にCメール(SMS)で来る。文字数制限があり分割されてくるので、着信音がピコンピコンうるさい。陽性判明の初日と翌日はひっきりなしに鳴ってた。
・何も言わなければ自宅療養になり、ホテル療養を希望する人は自らメールで希望を出さないといけない。うちは幼児をみないといけないので自宅希望で何も出してない。
・自宅療養での食料配布は希望しないと無い。自力調達が基本。うちの陽性者は偏食ぎみなので希望せず。
親の検査結果が出る前に大量の冷凍食品を買い込んでおいたが、すぐ飽きて冷凍庫の在庫と化してる。(もともと外食が多かったこともあり、俺が飲食店に電話でテイクアウト注文して、妻が帰宅途中に受け取ってきてる)
外食が多かった人はウーバーイーツや出前館等の宅配サービス利用を検討したほうがいい。
・パルスオキシメーターが届くのは遅い。まだ届いてない。
・健康観察はマイハーシスにユーザ登録後ログインして体温や症状の有無を入力。5分もかからず手軽。と言ってられるのは無症状だからで、症状あったら不安だろうな。
マイハーシスに登録できなければ機械からの自動電話応答で、それもできなければ保健所職員からの電話確認になるようだ。
保健所の対応が追いついてなくて、極限まで省力化してるなという印象。
○経緯
●火曜
子の通う保育園の園児(プライバシー保護のためクラスは不明)の親が陽性、園児が濃厚接触者になり検査中と保育園からアプリ経由で連絡。これはよくある事なので特に気にせず。
●木曜
夕方に園児陽性判明とアプリで通知(これもよくある)、その夜に保育園から電話がきて、うちの子が濃厚接触者になって7日後まで(陽性園児の最終登園日から10日間)の登園停止と言われる。ここで初めてアプリ連絡の園児が同クラスと判明(この電話でもクラスは教えてもらってないが、濃接になったという事はそういう事でしょう)。
すぐに県南部接触者PCR検査センターのサイトで翌日金曜の検査予約をとり、妻は病院勤務でこの状況でも休みがとれないので事務職の俺が職場に事情説明してとりあえず翌日の休暇取得。
●金曜
車で子と二人で検査場にいき、ドライブスルーで子供のツバ(検体)を容器にとって提出。
●土曜
昼過ぎに検査センターから子供の陽性の電話連絡。株型は不明だが、県内の状況からしてオミクロン株でしょう。
子供は毎日検温してるが発熱はなく、咳や機嫌の悪さや食欲不振もなく、普段通り元気で無症状。
(これからしばらく保育園休みでおうちだよと俺が言うと「やったー」と飛び上がって喜んでた。自宅にこもりきりになって公園に遊びに行けないのは理解してないな。)
すぐに妻にメールで伝え、俺の上司にも連絡。俺と妻の接触者PCR検査を当日夕方に予約できた。
俺と妻は濃接者になったので、俺はしばらく出勤停止。
妻は毎日朝に病院駐車場で抗元検査(自分で鼻の奥まで長い綿棒つっこんでグリグリしないといけないんだぜ。病院が人手不足で大変とはいえ酷いね)して陰性なら勤務することになる。
正直、子供が保育園に行けず妻は休暇とれないので、自分が子を見るため連続一週間以上の休暇を取りますというより、自分が濃厚接触者になって職場の規定により強制出勤停止となったほうが気が楽なので、子が(無症状で元気な以上)陽性と判明してホッとした所もあった。
家庭の事情でなく自分の意思によらない出勤停止で、それも自分の不注意行動による濃接でなく保育園の幼児からという不可抗力なので。
オミクロン株の感染力の高さは聞いてるし、幼児と親が家庭内隔離なんて不可能だし、子の陽性判明の前日にも子が使ったスプーンやストローを俺も妻も口に入れたりしてるので、俺と妻は陽性だろうなと予想。
陽性判明後は俺も妻も自宅から出てはいけなくなるので、妻の帰宅ついでにスーパーで大量の冷凍食品を買い込んできてもらった。(いちおうまだ濃厚接触者だし症状もないので、不要不急でなければ外出していいはずだ)
●日曜
車で3人で(この時だけ子供は外出させたが、車から出てないし家で見る人もいないから仕方ないだろう)検査センターに行き、ドライブスルーで俺と妻の検体(ツバ)採取して提出。
いつも休日は公園に行き遊具や自転車で子供を遊ばせて体力発散させてるが、外に出られない(出してはいけない)ので、子供が暇をもてあまさないようyoutubeでロボカーポリーやベイビーバスを好きなだけ見せる。普段は見たい見たいと言うが、一日中見てるとさすがに飽きるようで、昼過ぎには絵本読んだり、点つなぎ本をやったり、庭でしゃぼんだま遊びしたり、リビングにテント張ってキャンプごっこをする。
妻は病院のICTや自分の診療科部長と今後の出勤について電話でやりとりしてて忙しそうだ。翌日月曜は運良く妻の休暇がとれた。(陽性かもしれんから念の為休んどけということらしい)
●月曜
夕方に俺と妻の結果が電話でなくCメールで来た。つまり陰性。びっくりだ。
オミクロン株の感染力で、陽性者と自宅内でマスクなしで過ごして、一緒に風呂入って、体液(スプーンやストローについた唾液)の交換してて、感染してないことってある!?
子供の感染予想時期からして、日曜の検査時点で俺も妻も当然うつってると思ってたんだが。
もしかして昨年末に妻、正月に俺が風邪症状(数日の微熱、一週間の咳たんと喉の炎症)だったんだが、あれコロナだったのか?受診した耳鼻科クリニックの抗元検査で陰性だったので風邪と思ってたが、抗体検査は6割しか陽性検出率がないと言うから誤陰性だったのかも。
俺と妻の二人とも陽性になってこれから二人で子供をみる気でいたので、明日から俺一人で(陽性ながらも)元気な子供を毎日みることになり、外で遊ばせて体力発散させる事もできず、金土日月の4日で既に相当子供が家の中続きで退屈してきてるので、これから木曜までどうやって過ごさせようか恐怖してる。
感染症法18条を読むと、陽性者にかけられる就業制限は「人との接触が多い仕事をやるな」と言うことなので、例えば車でひとけのないビーチや広場につれてって、誰とも接触させず遊ばせるぶんには、モラルには反してても違法ではないのではなかろうか。
子供が過去に熱出して具合悪いときは俺も心が傷んで心配だったので、元気な悩みは贅沢ではあるんだが、でもこれはこれで切実な悩み。
子供が我慢できそうになければ外に連れ出してしまいそうで怖い。
もう一つ心配なのが、俺が陽性なら検体採日から10日間の就業制限で終わりだが、自宅内隔離できない陽性者の濃厚接触者だと、子供の検体採取日から10日で子供が就業制限解除となり、その日から(俺は社会機能維持の仕事なので)5日まで濃厚接触者としての出勤停止となり、15日間も職場に行かないことになる。
こんな長期の休みは四年前に半年間の育休をとって以来で、育休は数カ月かけて引き継ぎ準備して職場に人員配置の対処もあったが、今回は急な判明なのでやりかけの仕事が残ってて、しかも何も引き継ぎしてない。
とりあえずメールに直近の処理必要事項、追って発生が予想される仕事の対処内容をズラズラっと書いて職場に送った。(テレワークなんて導入されてない、人対人が中心の仕事なので)
普通なら休みは嬉しい嬉しいだが、急な長期休みだと周りにかける負担やうまく対処できるのかの不安ばかりで嬉しくないという知見が得られた。まさか俺が休みを嬉しくないと思うなんてな…
1/18
午前…何の問題もなく出社。非接触型体温計の体温も平熱。体調も何の問題もない。
夕方…突然体の節が痛くなる。風邪症状と似てる…と感じるもそのまま勤務する。
知り合いにも感染者は数名いるが、みんな「午前中は何の問題もないのに突然発症する」は一致していた。気を付けて…
1/19
会社休む。孤発例の場合は保健所に電話せずに直接発熱外来を受診せよとの情報を持っていたので、最寄りのクリニックへ電話。
最寄りの発熱外来を紹介してもらう。発熱外来到着から検査まで1時間以上外で待たされる。
病院の対応は納得出来る。コロナ疑い患者とそれ以外の動線分けなきゃいけないしね…
検体採取され帰宅。昼過ぎ、陽性の連絡が来る。「後に保健所から連絡が来るはずなのでそれに従って。」
体温は38度台後半だが、鼻が通っているのでインフルよりはラク。
この日の夜以降、体温が平熱に戻る。
1/20~21
会社休む。
この感染症は体温が平熱に戻った後に頭痛・関節痛・咽頭痛・吐き気などの症状が出続けるのが特徴だと思えた。
1/22
症状が落ち着く。おかゆやヨーグルト以外のものが食えるようになる。
保健所から連絡が全くなく、上司からも「いつ出社可能になるの?」と詰められ、不安になる。
自宅療養期間は唇がガサガサになる…
1/23
・先にSMSが来て、My HER-SYSに登録して経過観察に必要なデータを入れろと指示される。URLが厚労省の本物だったので、フィッシングを一瞬疑ったが黙ってクリックした。このメールの文言が漏れてフィッシングサイト作ったら、引っ掛かる陽性者大勢いそう…その後保健所からの電話連絡が来る。
・大阪市では隔離メシの宅配サービスは現在一切行っていない。他の自治体と同様のサービスは出来ない。自腹でネットサービスを利用しろと言われる。
・ホテル療養か自宅かも全く聞かれない。自宅前提。ちなみにこの連絡が来るまでは文字通り自宅放置。
・要隔離期間の最終日付近にパルスオキシメーターを配布する。その数値と体温が正常なら隔離解除となる。
1/24
なぜか体温が平熱より下がる。
https://note.com/osamu_iga/n/nd17e78fe4a1b
一番最初のこれは特異度が低いと扱われたのだろうか?
https://pubs.rsna.org/doi/full/10.1148/radiol.2020200432
当時はプライマーなどもあり特異度は低かったかもしれないけれど、今だって同じ様な実験をしたら恐らく同じ様な結果になると思う。
なぜかというと、採取した検体に必ずウイルスが含まれるわけじゃないから。
例えば
555例目は、三条市の40歳代男性(福祉施設職員)。12月23、28日に患者の発生している福祉施設関連(特別養護老人ホームさかえの里)の濃厚接触者として検体採取、PCR検査の結果、陰性だった。その後、31日に再度検体採取し、1日にPCR検査の結果、陽性が判明した。現在咽頭痛がある。濃厚接触者はいない。宿泊療養施設に入所予定。
556例目は、三条市の20歳代女性(福祉施設職員)。12月23、28日に患者の発生している福祉施設関連(特別養護老人ホームさかえの里)の濃厚接触者として検体採取、PCR検査の結果、陰性だった。その後、31日に再度検体採取し、1日にPCR検査の結果、陽性が判明した。現在咽頭痛がある。濃厚接触者はいない。宿泊療養施設に入所予定。
こんなふうに。
恐らくクラスターが発生した施設なので継続的に検体を採取していたのだろう。結果としてこの施設での最終的な感染者に対し一回目の的中率がどのくらいなのかはわからないのだけど、少なくとも一回目のPCR検査ではこのように漏れている。
PCRがスクリーニングに向いていないというのもこれが理由だけど、この辺の感覚は未だに理解されていない。
そしてこれも理解されていない。
有能な和歌山県知事がホームページで良いこと書いてるのに、スマホに非対応で読みづらすぎる。ちゃんと読めるようにしといてよ。
最近における新型コロナウィルスの感染拡大ぶりは凄まじく、毎日全国のほとんどの県で2ケタの感染者が報告され、それも結構多くの県で3ケタを記録するなど、これまでになかったような感染状況となっています。救いはワクチンの接種が早かったからだと思いますが、高齢者の罹患が少なく、高齢者は重症化しやすいので、重症者の割合が過去に比べて低いということです。しかし、そのワクチンが国からの配分量が少なくなり、接種スケジュールが大幅に遅れています。また、若いからと言って重症化しないということはなく、かつ、(和歌山県は全国で唯一全員入院を死守していますのでいいのですが)自宅等でケアーを受けないで療養していると、一定の比率で重症化する人がいるわけですから、命も危険な状態になるところがどんどん増えてきていると思います。
和歌山県も、8月15日には51人の感染と、感染の抑え込みに四苦八苦している状況です。今のところ、強力な保健医療行政が頑張って、県民には、特定のリスクの高い行為への注意喚起はするけれど、一般的な外出、行動の自粛、すなわち一般的な人流抑制はしていません。ただ、これもこれ以上感染が拡大すると、発動しないといけないかもしれません。楽観はできませんが、科学的、合理的に必要な対策は迅速に打つつもりです。
その中で再び様々なデータも出てきましたし、現在、打っている対策の合理性の説明を県民にも改めて説明しないといけませんし、国全体の動向を見ていると誠に遺憾と思われるところがありますので、オムニバス形式でいくつかに分けて、最近時におけるコロナの状況と対策について述べさせていただきます。
8月2日、厚生労働省は、コロナの感染拡大に伴って病床、特に重症病床のひっ迫を防ぐためと称して、入院基準の見直しを行いました。本来なら、コロナは感染力の強い、かつ、重症化リスクのかなり高い感染症であることから、感染が確認された人はすぐ病院に隔離して、医療看護を行い、病状が悪化した時に備えてよくウォッチしながら、悪化した時はさらに高度な医療措置を加えるとともに、ほかの人にこれ以上うつして、感染拡大が起きることを防ぎ、さらに他の人との接触の履歴、行動履歴をよく聞いて、感染している可能性の高い人を割り出して、検査をして、万一感染していたらその人も隔離するし、濃厚接触者などはしばらく自宅にいてもらって他の人との接触を断ってもらうというような積極的な疫学調査をするわけです。また、この備えとして日頃から保健所の統合オペレーションができるようにし、病院にもお願いして各種コロナ病床を用意しておいてもらい、さらにはこの後詰めとしてホテルのベッドも確保しておくというようなことも行政がやるわけです。(なお、和歌山県ではホテルはコロナが治りかけてもう病状が悪化しないと判断される場合に、病院の出口として使用する方針ですが、幸いまだ一回も使わずに済んでいます。他県では感染者をいきなりホテルに収容する、いわば入り口として位置付けているところが多いようです。)和歌山県は、今に至るまでずっとこの本来のやり方を忠実に守っています。
ところが、今は、感染者があまりに多いため、東京などでは余程の重症者でないと入院はさせてもらえず、ホテルも満杯で、自宅で療養を余儀なくされている人が多数に上っています。このような状況で、厚労省は入院基準を改めると発表しました。あくまでも感染が爆発して、入院などがおぼつかない地域においてということでありますが、入院は「重症患者や特に重症化リスクの高いものに重点化。自宅・宿泊療養者の急変に備え、空床を確保。入院患者以外は自宅療養を基本とし、家庭内感染の恐れや自宅療養ができない場合に宿泊療養を活用。」というものでありまして、これに関して各方面から批判が出て大騒動になっています。
これまではどうであったかと言いますと、「重症化リスクの高いものを中心に幅広く、原則入院で対応。無症状・軽症患者は原則として宿泊療養施設で療養・健康管理。無症状・軽症患者のうちやむを得ず宿泊療養を行えないものを自宅療養で対応。」でありました。
しかし、現実は感染者が多すぎて、上記の「やむを得ず」に自宅療養を余儀なくされている人が圧倒的に多いのであります。したがって、どこが変わったかというと「やむを得ず自宅で」が「原則として自宅で」ということになったわけで、現状に原則を合わせたということだと私は思います。
私は、この改変には反対です。とは言え、現実に東京都などで入院やホテル療養をさせようとしたとしても感染者の数が多すぎてできないでいる保健所などの行政を責めようとは思いません。病院やホテルに入れたくても入れられないのだから、「やむを得ず」で違法状態とは言えません。しかし、それを原則を変えていわば正当化もしくは追認してしまうというのは別の話です。
何故ならば、このような正当化、追認によって、結果として次のような方向にインセンティブが働くからです。
まず、それでいいんだとなったら、行政にとって、病床やホテルをもっと確保しなければならないという動機がなくなります。また、ひょっとすると、本来なら入院して病状を経過観察しなければならない人なのだから、クリニックなどと協力して自宅療養をしている人のウォッチ体制をきちんと作ろうというプレッシャーもなくなるかもしれません。行政の行動原理は、どうすればクライエントである国民若しくは都道府県民の命や利益を守れるかということであるべきで、行政側が容易にできるかできないかではありません。
次に、自宅療養は、命を守るということからすると、かなりリスクの伴う方法です。和歌山県の現実のデータから見て、コロナ患者は発症から4~6日で肺炎になることがあり、その数日後くらいから酸素吸入を必要とするようになることがかなりあり(これを国基準では中等症と言いますが、命にかかわるものなので和歌山県では重症と称しています。)、その中には、ICUに入ってもらわなければすぐに命にかかわるような本当の重症になる人も一定割合いるからです。発見された時に無症状ないし軽症だからといって、それがずっと続くわけではありません。(だから命を守るため和歌山県は全員入院にこだわっているのです。)
行政が対応不能だからといって原則を変えるのは間違っています。それに対応不能なのは東京都など限られた都道府県です。和歌山県は現に全員入院ですし、他の多くの県も感染者の処遇は手厚くしています。少なくとも旧基準で十分でしょう。原則との乖離があまりにも目立っているところは、東京など首都圏とあと少しではないでしょうか。どうも国は東京都のことしか見えていないような気がします。東京都、首都圏など大変な所には、現状を追認してあげるのではなく、よりうまくいっている地方圏などのやり方を参考に、技術的に保健医療行政のやり方をアドバイス、指導するといった方法をとるべきでしょう。
1と並んで厚労省から退院基準の見直しが連絡されました。これも何度か変遷していますが、これまでは有症状の場合、「①発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合、退院可。」としていました。その基準を満たさなくても医師の判断で退院が可能になり、自宅療養・宿泊療養にうつることができるようになりました。これは賛成です。異論はありません。
さっそく、和歌山県では10日を7日に改め、「②発症日から7日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合、退院可。」としました。また、無症状者の場合も、検体採取日から10日間経過した場合退院可であったものを、10日を7日に改めるということになりました。何故かというと、これまでのデータからこれは科学的に正しいと和歌山県は分かっているからです。和歌山県のこれまでの事例では、感染者が他者に感染させたと推定されるタイミングは、発症後最長7日です。むしろ発症前にも結構うつしていて、発症後は4日もあればほとんどうつさなくなりますが、変異株で一例だけ発症後7日というのがありました。それでも7日です。だからこれ以後はうつさないという判断をしていますので、国の基準改定は賛成です。むしろ、発症の4日前から他者にうつしている例もあるので、和歌山県の積極的疫学調査では行動履歴の調査でその辺を念頭に置いて前広に調べています。
今回の第五波の感染爆発において、高齢者の罹患率が著しく低いというのは明らかにワクチンのためだと思います。そういう意味で、もう少し政府の対策を評価してあげるべきところもあると私は思います。何故ならば、国は、今年の初めに3億回分のワクチンを確保したと発表し、まず県自身が医療従事者に接種し、次に市町村が65歳以上の高齢者に接種せよ、その後、60歳以上及び基礎疾患のある人、そして一般の人と順番をつけて接種を実施しました。
この第五波の猛威を考えると、もし、この政策なかりせば、現状はもっと阿鼻叫喚の地獄になっていたと思います。この国の政策を受けて、和歌山県は、早くから県と各市町村が緊密に連絡をとり、接種体制を整えスタートダッシュをしましたが、他県では医者が協力してくれないので接種できないなどと言って、中々その進捗がはかばかしくない所もありました。そもそも医療関係者は真っ先にワクチンを接種しているのに、かつ国民がそれを望んでいるのに、接種に協力しない医師が多いなんて信じられません。行政が理をもって頼めば協力するのは当たり前だと思います。現に和歌山県ではそうなっています。ところが進捗がはかばかしくないところがあるというので、菅総理が7月末までに高齢者への2回の接種を完了させよと厳命を下しました。そのおかげで全国的に接種が進んだと思います。
そういう意味では、いつも政府が無策だ、けしからん、コロナがこうなるのも悪いのは皆政府だというばかりでなく、専門家やマスコミもそして野党の方々は、このようによくやった所はよくやったと褒めて差し上げたらどうかと私は思います。
しかし、良いことばかりではありません。3億回分確保と言っていたのが、契約もしていなかったというお粗末ぶりで、今に至るまで量が確保できず、接種体制を整えて、そのまま突っ走れば、9月中には接種が全て完了するはずだった和歌山県でも、ワクチンの配分が無いために、各市町村が接種スケジュールを後ろ倒しにせざるを得なくなっています。すなわち、予約を制限せざるを得なくなっているのです。
この点は本当に政府の罪は重いと思います。無いものは仕方がないというかもしれませんが、それでも、次の2点は、もう少しなんとかしてほしかったと思っています。
一点目は日本への供給量、供給スピードを増やす努力をもっとやる余地はなかったのかということです。既に一時は欧米でだぶつき感が出ていた中で、支払いが確実な日本に特別に先に回すということが、企業として本当にできなかったか、当事者でないので、とやかく言うのは失礼になるかもしれませんが、私の経験では疑問です。例えば、政府とファイザー社との交渉ぶりが報道に出たことはほとんどありません。外務省も経産省も厚労省も動いているという感はなく、唯一、菅総理が直接ファイザー首脳と交渉という報道が2回あっただけです。元役人として言えば、総理にだけ交渉させ、他の要人が一回も渡米すらしていないというのは信じられません。
二点目は本当に足りなくなった8月に入って、接種で今まで先行していた当県はじめ成績優秀県が大幅に配分を削られました。接種が遅い所に合わせて、終期を統一していこうという、日本人得意の悪習についに入ったかとしか言いようがありません。和歌山県などが接種が早かったのは伊達や酔狂でも偶然でもありません。それこそ全県をあげて皆で力を合わせてスピードアップに取り組んだからです。菅総理や河野大臣の掲げるワクチン接種の早期完了を達成しようと死に物狂いで努力したからです。それを先行している所はもういいだろう、遅い所が追いつくまで待っていろと言われたら、もう立つ瀬がありません。努力する者は報われるというエートスが壊れたら、人は皆堕落します。働いても働かなくても、勉強してもしなくても、練習してもしなくても、努力してもしなくても、最後は皆同じというのは人間の持つ向上心を一番破壊する行為です。私は時として日本人に現れるこういう何でも平等マインドがいずれ政府を覆うのではないか、そうして努力して先行している県がパニッシュされるのではないかということを常に恐れていました。そのため、常に河野大臣などに早くできる所は早く終わらせればいいではありませんか、早いからと言って絶対に不利に扱わないで下さいねと申し上げてきました。でも、ついにその恐れが現実になりました。日本でモラルが廃れた瞬間のように思いました。
ファイザーやモデルナのワクチンは95%と発表されてきました。とても優秀です。でもあんまりよく効きすぎて、私も含めて2回打ってしばらくしたら100%うつらないし、重症化しないと思い始めていました。
しかし、和歌山県でも1回目が終わった人はもちろん、2回目が終わった人もボツボツ感染が出始めました。和歌山県では私に全数報告されますから、結構いるものだなぁ、ひょっとしたら実はワクチンは効かないのではないかと思ったこともあります。しかし、そうではありません。和歌山県の調査によりますと、やはり、2回接種を受けた人のおおよそ95%は感染をしていません。または、ワクチンを2回受けた人の感染リスクはそうでない場合の5%になっているということです。また、重症化(又は中等症化)している人はもっと少ないように思います。8月12日、和歌山県はデータを公表しましたので、詳細はそちらへ。PDF形式を開きます新型コロナワクチンの効果等について(PDF形式 2,051キロバイト)
ワクチンがこれだけ効くのに、ワクチンを打ちたくないという人がいます。どうやら、副反応が恐ろしい、本当に効くのかよくわからない、実際に2回打ってもかかる人がいるではないか。そんな不安があるものは、まず他の人に打ってもらって、様子を見て、大丈夫だったら自分も打とうといった理由によるものと思います。
確かに1つ1つとると、ワクチンに伴うそういったリスクも0ではないかもしれません。しかし、人間の長所は、そういうリスクが0でない時でも、色々な状況から比較衡量でどうすべきかを判断できることです。それぞれのリスクがどのくらい1つ1つ重そうで、かつ発生確率がどのくらいで、もし、それを避けると別のリスクがこれこれの損害と確率で襲ってくるが、そうするとどっちの方が得かということです。2回打ってもかかる人はいるけれど、打たない時の感染リスクに比べて5%ぐらいだし、重くなるリスクはものすごく少ない。一方、打たない時は感染リスクが20倍で、感染したら重くなる可能性も高い。また、東京都などでは、感染が分かっても自宅でいて下さいと言われるだけで医療加護が十分できないこともあり得るから、ひょっとしたら命に関わる。どうも若くても症状が重くなる場合もあるようで、軽くても後遺症に苦しんでいる人がいるようだ…ということぐらい考えられないのかなぁと私は思います。
それに自分のことばかりを考えないのが人間の人間たる所以でしょう。ワクチンを打つということは、家族や同僚など、人にうつすリスクも少なくなるということですし、かかった時に必死で世話をしてくれる行政や病院の方々の苦労も大幅に減るということです。和歌山県のように保健医療行政がまだ頑張って持ちこたえていて、感染防止と感染者の医療加護を何とか出来ているところでも、行政や医療関係者の苦労は筆舌に尽くせません。ずっと働いてくれているのです。ましてや、保健所や医療機関があまりの数の感染者と次々に現れる重症者にほとんどマヒ状態になって苦しんでいる都道府県の関係者の苦労と心痛はいかばかりでしょうか。それを避けるように努力するのも立派な社会人の姿だと思います。
このところワクチン接種に対するテレビなどの論調は明らかに変わってきました。以前は打たぬ自由を強調して報道していたのが、感染の拡大とともに打たないと危ういという方向になってきていると思います。そうすると、そういうテレビを見ている人は今までよりもコロナ感染を恐れて接種を希望する人が増えるような気がします。でも少し遅いかも。これまでと違い政府のワクチンの配給が遅れがちになってきました。 Permalink | 記事への反応(2) | 09:51
これはインフルエンザもかかったことがない自分の記憶史上最大の大病を後世に残すために記録するものである。オチとかない。
4時ごろ喉の痛みに気付いて目覚める。風邪でよくある咳が出る系の痛みではなく、飲み込むときの違和感と強めの痛み。口にライトを当てて鏡で見ると、左の扁桃腺らしきものが明らかに赤黒く腫れ上がっている。その奥の喉も血管が太く赤くなっているが、扁桃腺に由来するものだろう。熱はなさそう。
コロナが少し頭をかすめる。コロナの症状的には「喉の痛み」もあるらしいが、咳に関連するものじゃないかなと自分をむりやり安心させる。嗅覚はある。
念のため、夕食後に体温を測ると36.7度だったが、就寝前は37.2度。あれ、やばいかも。明日は医者に行こう。
朝36.9度。
痛みはあいかわらず。
午前は休みを取り、かかりつけと自分では思っているが10年ぶりくらいの内科へ。額で測定する体温計で37.4度だったが、すでに暑くなった時間に移動したせいじゃないのと思う。コロナの検査はできないと言われる。「扁桃腺が炎症を起こしてますねえ」との診断。知ってるし。何か他に症状はというから、痰が出やすいというと、色を聞かれて無色と答える。「抗生剤、炎症止め、解熱剤を出しておきますね」でおしまい。かかりつけやめるぞ。解熱剤はにわかに有名になったカロナールだった。
帰って測ったら36.9度。だから非接触体温計とか信用できないんだよ。
午後は普通に出勤。この頃まで元気。
午後遅くなって頭が回っていないことに気づく。あと重い。幸い体温計を持ってきていたので測ると37.4度。もしかしてあれは予知能力のある体温計だったのか、とか思いながらさっさと帰ることにする。熱とかあったらすぐ休めという柔軟性のある会社で良かった。
夕食には早いしとりあえずベッドに潜り込む。
20時ごろ目が覚め、測ると37.9度。これはやばいぞ。コロナの心配もふたたびよぎる。
夕食はなんとか食べ切れたが、あとから思えばかなり喉の痛みに堪えながらだった。処方された薬もちゃんと飲む。
21時ごろやはり37.9度。解熱剤を飲んで就寝。
就寝と言っても、途中何度も目覚め、連続した熟睡はない。痰がとても多く、それを気管から引っ張り出すのに喉が痛み、いちいち立って吐き出しに行けないので、それを飲み込むのに喉が痛む。一度に飲み込めなかったらやり直し。つらい。
6時ごろ37.4度。
朝食のトーストを食べるのがつらい。なるべく小さくかじって何度も噛んで牛乳も追加で含んでドロドロにしても、飲み込むのに決死の覚悟が必要で、覚悟してても痛いものは痛い。食べなきゃいけないのに大きな苦痛。これ拷問になりませんかね。吐き気まで感じてきたので1枚で切り上げた。いつもは2枚食べるのに。足りないカロリーを補えそうなものはと冷蔵庫を見たら、何年も放置していたゼリードリンクを見つけた。やっぱり痛いけど喉に優しい。
疲れてしばらくまた寝る。
11時ごろ、そうだコロナ検査しようと思い立ち、都道府県のホームページで検査可能な医療機関一覧を見つけ、割と近くの耳鼻科に連絡して事情を話す。「発熱や感染疑いがある場合は診察と検査は屋外でしますが大丈夫ですか、熱中症対策してきてください」と言われかなり不安になる。
着いたら指示どおりインターホンを押して待つと、看護師が出てきて、医院の裏口の脇に連れられ、そこの椅子に座って問診票書いて待っててくれと言われる。ここで診察・採取・会計するんだと。ここ、陽が差してるやん。屋外とは聞いたがテント的な屋根くらいない?普通。しかもエアコン室外機2台も唸ってるやん。こいつが吐き出した熱のおかげで、室内の他の患者の人達は涼しいってか。
持っててよかった折りたたみ傘。日傘代わりにさしながら、喉のことや薬のことを問診票に書いて渡し、医師を待つ。医師が来て喉を見せると「左の扁桃腺に炎症がありますねえ」。知ってるし2回目。「重症の」。そうか、だからあんなにつらいのか。薬は今出てるので十分に見えるが足りないのはないか確認される。症状に変化があったり薬を飲みきっても治らないようならまた来てと。何も考えず近さでここを選んだけど、たしかに耳鼻科のほうが喉の専門だよな。
次は会計。最後に検体採取。綿棒の痛いやつかなと思ったら唾液だった。容器の一目盛分唾液を溜めて渡しておしまい。結果は夕方以降に電話でもらえるらしい。
ちょっと横になってから遅めの昼食。毎回だがつらい。1食分食べるのに時間のかかること。
37.9度。解熱剤を飲む。
寝ていてつらいことの一つが痰の処理。飲み込むのが痛くてたまらない。意を決して、洗面器に水を少し入れてベッド脇に置き、ここに吐き出すことにした。そうすると、痰に関するストレスからは大きく解放された。
起きている気力はないので、ほぼ横になりっぱなし、たまに水分補給とトイレで起き上がるくらい。
そうこうして外が暗くなった頃に電話が来る。本人確認して、「結果は陰性、マイナスです」と。淡々と礼を言い、電話を切る。安堵。
ベッドに横になったり四つん這いでうずくまったり座ったり。何をしても楽になれない。
遅い昼食に引きずられて遅い夕食。
38.1度。解熱剤を飲んで就寝。処方された3回分を飲みきったけど明日からどうしよう。
夜中は何度も目覚める。喉だけじゃなく奥歯まで痛く感じるし、頭も痛い。つらい。
しばらくベッドで苦しみながら過ごしたが、解熱剤は必要なのでドラッグストアへ。近くにあって本当に助かる。たしかにアセトアミノフェン系は見事に品切れ。まあなんでもいいだろうと店員に扁桃炎の熱と痛みに効くのはあるか聞くと、やはりどれでも大丈夫だと。このへんがおすすめですよって最後にさらっと指したのはめっちゃ高いプレミアムEXスペシャルクイックみたいなやつらだった。で、選んだのは、イブAと同成分の一番安いやつ。
空腹は避けたほうがよさそうなので、まずは昼食。これも完食できる気がしないのでいつもの半量程度にした。それでも食べるのに1時間くらいかかる。食後、解熱剤を飲む。37.8度。
食べ疲れたのでベッドに倒れ込む。ときどき寝入ったりしながら検温したりとりとめもないことを考えたりする。ふと気づいたのが、そういえば喉が痛くなってから勃起してないぞってこと。朝立ちというが朝だけじゃなく浅い眠りのときはたいてい勃起してるのにそれがまったくない。痛みとか熱と関係あるのだろうか。エロで勃起するかしないかは今は試す気すらしないが。
夕方37.2度。珍しく少し下がった。イブAもどきが効いたのかな?あれ、そういえば痛みも少し和らいでる気がする。奥歯とか頭まで痛くなってない。このまま治っていけばいいがそう甘くはないかな。
甘くはなかった。遅い夕食頃37.7度。痛みもぶり返した。昼と同じくらいだけ食べるので精一杯。
就寝前に解熱剤を飲み横になる。何分くらいで効果が出るのか興味が出てきたので、頭痛が引くのを期待しながら待った。20〜40分のあたりで効果がだんだん出てくる感じがわかって満足した。この薬は痛みも止めてくれる、このことで気持ちに余裕ができた。
7時ごろ36.6度。お、薬の効果がまだ続いてるにしては長いな。回復した?
朝食は食パン2枚食べられた。1日目の痛み程度かもしれない。ちょっと食べ過ぎ感がある。胃が小さくなったかも。
仕事に行けなくもない体調だが、少なくとも午前中は様子を見よう。
もう例の洗面器は必要ないだろう。何度か交換するのにそのままトイレに流していたが、ちょっとした好奇心が頭をもたげる。
痰の物性を知りたい。まずつまんでみる。痰部分と水部分がある程度分かれて1回分ごとのシマになっている気がする。まあそりゃそうだろう。ザルでも使えば水とある程度分離できそうだが、そんな用途に使えるザルはない。今度100均で買っておこう。今できそうな実験はシマがなくなるように全部混ぜることくらいなので、指を突っ込んでぐるぐるかき混ぜたら、なんと結構な粘度の(アダルトな意味での)ローションと同様の物質ができてしまった。痰そのものよりも水の方がはるかに多くてこの粘度である。ムチン恐るべし。感染症があると痰の粘度も上がるらしいからその影響もあるか。
ではこの痰ローションはその目的に使えるのか。つまり前とか後ろに塗りたくればいつもの一人遊びに使えるのか。これはさすがに実行できなかった。まだ賢者だ。これ以上の実験は諦めてトイレに流した。とたん、熱耐性が気になった。実用のためには殺菌が必須だが、加熱殺菌が一番簡単だからだ。ムチンはペプチドに糖鎖がいくつも生えている構造らしい。ペプチドが熱変性して物性が変わると困る。次の実験は決まった。あ、冷凍耐性も調べなきゃ。
こんなことを考えられるのも元気になってきた証拠だ。
36.8度。大丈夫だとは思うが、大事をとって今日も仕事休もう。
夕食はほぼ問題なし。
就寝するも寝入りは良くなかった。なんか夢と覚醒がぐちゃぐちゃに頭を駆け巡る感じがかなり続いた。
勃起した。
処方された薬はあと1日分あるから、念のためこれは飲みきろう。
扁桃炎でググるともっと高熱に苦しんだ人も多いらしい。今後苦しむことになる人はこの記事をみつけてくれるだろうか。もしみつけてくれて、経過の一例と少しでも快適にするための工夫を提供できたなら幸いである。
以上。扁桃炎闘病記録おわり。
日本人はPCR検査について、どうも間違った知識の方が未だに多いと思われる。
(高名な感染症医が間違った事を言って、訂正していないため)
PCR検査は解析で分かってるゲノム配列との「部分一致」で判定する。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nuccore/NC_045512
配列が一致した時だけピカーと光る薬剤を混ぜて、温めるだけ。
温めるとウイルスが増幅されて、より光る反応が増える。
何回かループ(40回など)を繰り返して、光の反応の増え方で判定する。
rubyで書くとこんな感じと思われる。
for i in 0 .. 40 if input =~ /LVATAEAELAKNVSLDNVLSTFISAARQGFV/ flag = 陽性 else flag = 陰性 end end
ゲノム配列は初期の中国製薬剤には他のウイルスに反応するものもあったが、
PCRの判定自体(採取は除く)は特異度、感度共に100%と(日本以外では)されており、
こういった原理から考えると、検査精度的な偽陽性は発生しない事がわかると思う。
検体採取だけの問題で、ウイルスが上手く取れれば100%反応するし、取れないときは反応しない。
(5/4専門家会議 尾身副座長考察 スライド書き起こし)https://www.youtube.com/watch?v=5ASBthOcKhY
新しい病原体について大量に検査を行うことを想定した体制は整備されていない。
・その上で、過去のSARSやMERSなどは国内の患者が発生せず。
・そのような中で、今回の新型コロナウイルスが発生し、重症例などの診断のために、
検査を優先せざるを得ない状況にあった
・専門家会議提言等も受け、PCR検査の民間活用や保険適用などの取組みを講じたが、
拡充がすぐには進まなかった。
①帰国者・接触者相談センター機能を担っていた保健所の業務過多
(職員がかなり減らされてきた)
②入院先を確保するための仕組みが十分機能していない地域もあった
③地衛研は、限られたリソースのなかで通常の検査業務も並行して実施しする必要があること
④検体採取者及び検査実施者のマスクや防護服などの感染防護具等の圧倒的な不足
⑤保険適用後、一般の医療機関は都道府県との契約がなければPCR等検査を行うことができなかったこと
(検査が多すぎると困るということで契約にした、現在は「新型コロナの治療に携わっている医療機関」でないと契約がなかなか結べない
今後は改善する。相談センターを介さない地域の医師会が手伝う地域外来検査センターで、どんどん検査できるようになればいいだろう)
医師が必要と考える軽症者を含む疑い患者に対して迅速かつ確実に検査を実施できる体制に移行すべき
③地域外来・検査センターのさらなる設置(特措法では新しい建物も建てられる)
④感染防護具、検体採取キット、検査キットの確実な調達(政府が)
俺が見た報道だと、検体採取だけを歯科医師にも認めて、その採取した検体を分析するPCR検査は地方衛生研究所や保健所、民間会社で行い、地域の医師会にも委託されている。というような説明になってたのだが....
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020042702000125.html
例えば、感度について言えば、PCR検査は陽性の患者が正確に陽性と判定される確率が70%としばしば指摘されていた。確かに、中国・武漢におけるPCR検査は即席で感度は低かっただろう。
ただ、国立感染症研究所の「検体採取・輸送マニュアル」を見ると、綿棒で下気道と鼻咽頭からそれぞれ検体を採取するとある。また、試薬の調整方法が異なる2つのセットでの検査を推奨しており、製薬会社の関係者によれば、検出キットも一つのサンプルで複数回、判定するものが一般的という。仮に感度が70%だとしても、判定の回数が増えるほど、すべての検査で間違える(陽性判定できない)確率は下がる。 anond:20200423165600
検査実施から結果判明までおよそ2-3日のタイムラグがあるようです。
また、週明け月曜に検体採取を行って移送、火曜日に検査実施という流れなのか、火曜に検査数が増えている傾向にあります。そして、その検査結果が明らかになるのが水・木くらい。集計までタイムラグがあるので、判明結果の発表に至るのは金曜日になるのでしょう。
4/14火曜日、検査数は1万超えました。その速報が水曜くらいに官邸に入り始めたのでしょう。全国に緊急事態宣言や10万円一律支給が慌ただしく動き出したのは、この水・木です。また、この水・木、陽性者数が思ったより増えていなかったという印象をもった人も多いと思います。件数が多いので、集計や発表までに時間をかけているのかもしれません。