はてなキーワード: 上着とは
あるよね
外出たらなんとなく花の匂いがしてて、いつもの道を歩いてると桜だと思ってなかった木に花が咲いてる
気温がいつのまにか高くなってて、ちょっと前までは着てないとやってられなかった上着がむしろ暑いくらい
いろんなところに新生活応援とか書いてあるけど、俺の生活はべつに新しくなってない、いまだ旧生活のまま…っていうのが焦燥感の原因なのかな
いや、それにしては大学に入学した時なんかも同じような気持ちになってた気がする まさに新生活なのに
よくわからない とにかく春は心が焦る 焦るというよりもう少し快い感覚な気もしないでもない でも浮き立つってほどフワフワした感じではないし、やっぱり焦るというのがいい
オタクとしてステレオタイプにイメージされやすいパソコンへメチャクチャ強く、漫画アニメゲームが大好きで、それがこうじて同人ゲームを作っちゃうような俺は日々充実したオタクライフを送っていた。
結婚なんて縁がないものと中学生の時点で既に気付いていたので、ドールを理想的な容姿にして愛でていた。ドールへ自分好みのミニスカ履かせようがホットパンツ履かせようが誰にも迷惑かけじゃん?
そんなある日、子供部屋おじさんだった俺は親から呼び出され突然2万5千円を請求された。
「毎月6万円収めてるのに金ないのか?香典がかさんだ?」
「いやいやいや待て待て待て。なにしてくれちゃってんの?どうして勝手にやって折半しようとしてんの?」
勝手に結婚相談所へ入会させた上に折半しようとする我が両親の頭がついにボケたかと悪態をつきたくなった。2万5千円あったらフルプライスのゲームを3本買えるんだぞ。積みゲー消化しきれてないけど。
「親父は知らんかもだけど世の中にはお金を払えばデートしてくれる女がいっぱい居るんだよ?たぶん1万円くらいで」
「そういうの利用したことは?」
「無いな。まず俺の中にそういう需要が無い。1万円払うならBlu-ray買う」
「そういうデート商売みたいなもんは男だけが金払うんだろ?結婚相談所は女性も払ってる。デートに本気だ」
「逆に嫌だよ。狩猟民族みたいな本気の女に俺は狩られて剥ぎ取られる側だよ」
「しかしもう入会したからな。先方の都合もあるし1度だけでも行って来い」
ここから何とか抵抗を試みたものの、気弱なオタクの俺へ世間に迷惑をかけるぞと暗に脅しを掛けてくるクソ親父の口の上手さに負けて結局は1度だけデートするまで結婚相談所を利用することになった。
信じられないかも知れないが、俺という存在は古生代から連綿と生命を現代まで繋ぎ続けてきた種族繁栄に関して環境最適化された遺伝的エリートなのだ。
環境最適化の多様性を確保するための突然変異個体という可能性も無くはないが、この遺伝子が積み重ねてきた実績はなかなかのものじゃないかと。
挑戦せずに諦めるのはアフリカ出身のミトコンドリア・イブおばあちゃんに申し訳ないんじゃないか。俺はおばあちゃん子だったし。
思い立ったが吉日、取り敢えず女にどうすると好印象、とまではいかないが悪くない印象を与えないようにしなくてはならない。少なくともお巡りさんと目があっただけで職質されないようにしよう。強気だったお巡りさんが鞄の中身を確認するとドール出てきて申し訳なさそうな顔するからね。
すかさずググった俺は「清潔感」という謎の判定基準を目の当たりにする。ちゃんと定数を設定しろ。
どうすると良いのか全く見当がつかなかったので、Google NewsのAPIを使ってキーワードでWebページを取捨選択、wgetでWebクローラーをぶん回し頻出単語の抽出を開始した。大勢意見が王道だろうという甘い考えだ。
その中で出てきたのはやはり「清潔感」が最も多く、「服」や「髪型」「匂い(臭い)」「ファッション」「容姿」「年収(収入)」などが目に付いた。
抽出されてくる単語の中で俺はついに自分を変えてくれるだろうというものを発見する。それは「美容院(美容師)」だ。そうプロ!プロに頼めば良いんじゃないかと!
美容院に行ったのは確か小学生のとき忙しかったのかお袋に連れられ髪を切りに1回だけ行ったのみ。普段は近所の床屋だったので美容院は物凄く化粧臭いイメージしかない。
しかし美容院をググったりして色々調べてみるものの一切判断基準が理解できず詰んだ。ていうか書いてある用語がカットとカラーリングしかわからん。なんちゃらマッサージとか皆やってんの?そしてなぜ長さで値段変わるのか。
というような話を晩飯時に両親としていたらお袋が「そこの美容院、息子さんが繁華街で美容院やってるよ。若い子に人気みたい。相談してみる?」と教えてくれた。流石は母ちゃんや!近所の話を普段はどうでも良いとか思っててゴメンな!
早速予約して貰って休日行ってみた。訪店すると事情を既に把握しており1から説明する必要が全く無かった。むしろ逆にお袋はどこまで話したのか不安になる勢いだ。ていうか今の美容院は化粧臭くないのな。
「婚活でそれなりに見られるようにしたいと」
「いやそれなりというか悪くは見られたくないっすね」
「婚活のお客さんたまに来るんですよ。そこでウチの店って実は服屋と提携してるんです」
「えっ服も選んでもらえるってこと?」
「そうです。まぁ服屋って言っても大手じゃないですし、ていうかその服屋はもともと僕の友達ですねw」
「あーなるほどw」
「身内贔屓かも知れませんがセンスは保証しますよ。悪いようにはしないと」
完全に全て言われるがまま何1つ文句を付けないで美容院と服屋に任せた。帽子を被るとどうしてもドン小西感が溢れ出てくるが多分これがオシャレというものなんだろう。
いやしかし流石は服屋もプロである。服屋で買ったは上着3枚、シャツ3枚、ズボン3枚、帽子2つ、靴3足だ。
「着回しを考えて、どの組み合わせでもそれなりに見えるよう考慮しました」
革命的だと思った。私服ファッションで最も苦労するところは組み合わせである。AとBは正しい組み合わせだがAとCは正しくないという点がファッションの怖いところである。しかし服屋は俺のそのセンスを察してどの組み合わせでもいけるようにしてくれたのである!
装備を整え、次は結婚相談所の面談。担当者は俺と同年代くらいの女性だった。
いきなり女性のお見合い写真的なものを見せられるのかと思っていたが、結婚相談所の制度やら規約、どのような相手を求めるのか、女性と付き合う上でのアドバイス的なものを話して頂き、ペーパーテストみたいなものもやった。そして「性的嗜好が女性なのか?」と聞いてくるのね。そりゃ確かに大事だ。
そしてここで両親に騙されていたことへ気付く。まだ入会完了してないやんけ!初回面談後に正式入会なの黙っていやがった!そりゃ話が一部噛み合わないわ!
まぁもう美容院や服屋に金かけちゃったので入会したけれども、俺の特性を上手く把握されていて無性に笑えてきた。
面談の結果によって色々ピックアップするようで数日おいた後に結婚相談所へ再び出向いた。
「相談者様とのマッチングの結果このような方々が候補に挙がっています」
いやはや選り取り見取り。えっ!?と思うような美人から、他人のことは言えないがデブが居たり、俺より年収が高い人、低い人、夫婦の財布は別々で管理したい人、中には初っ端から別居希望の人まで居た。
渡されたタブレットの画面をスッスッとスワイプして世界の広さを痛感していると目に止まった女性が居た。幸薄そうな女だ。ただどことなく初恋のあの子に似ていなくもない。詳細プロフィールを確認すると趣味が映画鑑賞と音楽鑑賞、読書だった。これは同族の匂いがする。
つまり映画鑑賞=アニメ、音楽鑑賞=アニメソングまたはアイドルソング、読書=マンガということだ。求める男性像が「趣味を共有できる方」というのも裏の意味があり「私の趣味を認めろ」という強いメッセージだ。
ちなみに俺は担当者に違う表現にしたほうが良いと助言は受けたものの堂々と漫画・アニメ・ゲームと書いてある。キモデブなオタクを禁忌する女はこっちから願い下げだ。こっちのほうがむしろ高精度のフィルタとして機能する。
「この方にお会いしたいのですが」
「はいでは受理いたしますね。ただ本当に会えるかどうかは相手様次第です。相手様が乗り気になるお誘いのメッセージを考えなくてはなりません」
「でしたらデートは池袋もしくは秋葉原はいかがでしょうか?とお送りください」
「女性目線で言えばデートスポットとしてはあまりオススメ出来かねますが・・・」
「良いのです。これで断られたらそれこそマッチングしていないのです」
俺は自分自身がキモデブなオタクと理解している。確かに髪型や服装は背伸びしたものの内心がそうそう変えられることはない。会社でもオタクとして知れ渡っているし女性従業員との話題も仕事以外ならば9割サブカルだ。俺はそれで良い。そもそも恋愛駆け引きなどできるわけがない。
そしてキモデブなオタクかつ気弱なので無理に背伸びして見ず知らずとはいえ女性から幻滅されると心が折れてしまうに決まっている!そういう自信だけは人一倍あるぞ!
そしてそれから2週間、なにも音沙汰なく、なんなら忘れかけていた所に結婚相談所の担当者から連絡が来た。
「えっ本当ですか?自分で言うのも難ですけど僕はハズレくじでしょ?」
「相手様は忙しかったらしく連絡が遅れて申し訳ないと仰っていました」
「そうかぁ・・・(いやキモデブかよ!って躊躇しただけでは?)」
「ではお日取りを調整いたしますのでご予定をお教えください」
「わかりました」
決まった瞬間はデート?デートねぇ・・・よくわからんなぁとモヤモヤしていたが、デート当日が近づいてくるごとに謎の危機感が増してきた。いやヤバイ・・・どうしよ・・・えっ何話したら良いの?デートって何するの?
そしてデート当日、池袋西口公園で待っているとタブレットで見たあの女性が来た!あああああ!もう頭の中はパニックである。思ったよりも細い!小さい!色白!ヤバイ!言葉が出ない!俺を見てる!俺の言葉を待ってる!
「あっどっっどうも増田です」
「あぁ良かった人違いなのかと」
俺!あっ挨拶できた!挨拶できたぞ!!!さぁどうする!?どうする!?えっ次どうすんの???はァァァァンンン!!!
パニックを起こしている自分を、もう一人の自分がパニックを起こしながら見ている謎の感覚に陥り、脳内会議は大混乱である。パニックしているヤツしか居ない。気合を入れて先ずは謝罪だ!
「すみません!僕は女性とデートしたことがないので至らないことがあると思いますがよろしくお願いします!」
「わっ私もしたことがないんです。いっ池袋を選んで頂いてくれたので私も安心しました。オタクさんなんですよね?」
「はい!そうです!良かった!もしかしたら!コッチ側の人なんじゃないかと!それで!お声をかけさせて頂いて!サブカルなら僕でも何とか!何とか案内できるだろうと!」
「わっ私もたぶんそっちのほうが楽ですので」
「でっではメイト行きましょう!メイト!正直何話していいのかわからないのでメイトに行きましょう!」
正直ここから何話したか全く覚えていない。メイトで見かけたコンテンツの話をしたような気がするけれども確かではない。本当にどうしようもなく情けなく常にパニック状態であったことは予想がつく。池袋のHUBで飯を食ったのは覚えているけれども、こちらでも何を話したのか覚えていない。
HUBで飯を終えたあとにちょっとブラブラし「それでは」と別れたのだが、なぜ帰る流れになったのかも覚えていない。デートの前は初回でも「そういうこと」がある期待感は多少あったが、デート本番ではそれどころじゃなかった。
自宅へ戻るとハッと我に返り、圧倒的な絶望感に陥った。もうこれ絶対にダメだろと。常にテンパっていて何話したか覚えてなくて、たぶん失礼な物言いとかしていて女から嫌われるキモデブオタクムーブを思いっきりやらかしていたとしか思えない。ダメだ!もう寝る!俺は寝る!と布団へ飛び込んだ。
次の日の朝、更に絶望する。そう言えば結婚相談所の担当者の話ではお礼のメッセージを送るのが普通だと言っていた。俺はそれを完全に忘れていたのだ。
もうすぐにメッセージ送らなければ!とスマホを手に取るとメッセージ通知がある・・・!!
グボォ!ゲッホ!ゲッホ!ヒィ!ハッ!ハッ!えええええ!?ゴッ!ブフゥ!はぁ!?マジ!!!!???えっなんでえええ!!!!!?????
もうね、これしか送れなかった。会社へ通勤し何度メッセージを確認しても「今後ともお付き合いお願いします。」としか書いておらず、俺は「こちらこそよろしくお願いします!」と返信している。
そうこうしていると結婚相談所の担当者から連絡があり「相手様が次回のお日取りを決めたいという申し出があった」と言うではないか。何がどうなっているんだ。
わけわからずコチラの予定を伝えるとトントン拍子で次回のデートが決まってしまった。これは童貞をこじらせた俺の夢なんじゃないか。
何なんだこの湧き出るやる気は。仕事が楽しい!全能感がすげえ!今ならどんな仕事も出来る気がするし、チームのミスだって些細だと笑って許せる!これが恋愛か!これが恋愛か!!!!!おいお前ら!(誰?)これが恋愛だぞ!!!!!!!
「前回、女の子のミニスカート姿が好きだって言ってたじゃないですか。頑張っちゃいました。ちょっと短すぎましたかね?」
前回の俺はなに言ってんだ馬鹿か、考えなしも程があるわ・・・下手するとセクハラだぞ死ねよ。ああああああ好き。大好きすぎて昇天するわ!!!!!
「俺!痩せます!」
「えっどうしたんです?」
「今まで自分のことキモデブとか自虐してたけどアナタが俺の好みに合わせてくれるなら俺は痩せてアナタの自慢の夫になりたい!だから痩せます!鍛えます!」
「そうですねぇ太り過ぎてると長生きしないって言いますしね。できればずっと一緒に居たいですし」
申し訳ないが実はこの辺りもあまり覚えていない。頭の中はどうなってるんだ!何が起きているんだ!俺は一体どうなるんだ!という意識ばかりで冷静な判断ができなくなっていた。別れ際、子供のように手をブンブン振ったのは覚えてる。
自宅へ戻ると今度は速攻でメッセージを送った。
「楽しすぎて僕にはアナタしか居ないと思っています!今度ともどうかよろしくお願いします!」
「夫になりたいと言ってもらえてすごく嬉しかったです。私も増田さんの妻になりたいです」
記憶を掘り返すと確かに言ってる!俺プロポーズしてる!!!勢いで言っちゃってるよ俺!!!もっと良い言葉あるだろ!!!!!あああああゴメンなさあああい!!!!!
そんなこんなで次の日、結婚相談所へその旨を伝えると成約に至った。
3回目のデート以降は頻繁に会うようになり、一緒にアニメ映画を観に行ったり、漫画の貸し借りしたり、彼女のパソコンを自作したり、彼女の同人誌のお手伝いしたり、両親へ紹介をしたりされたり、結婚式の日取りを決めたり、今振り返ると物凄く濃密だった。
ちなみに夜の方は2人とも初心者ということもあり、非常に緊張して彼女が拒否したり、コチラが立たなかったりしたので、一緒に風呂へ入るなどをして徐々に慣らすことにした。何だかんだで出会ってから半年以上掛かってしまった。2人ともオタクなので一線乗り越えると、まぁアレだね。今は子供が3人居ます。
夫婦生活は円満というか、俺が嫁さんを好きすぎるので子供と嫁さんを奪い合う日々を送っている。トレーニングは続けていて体重が120kgから今は70kgになった。幸せ痩せである。嫁さんは子供産んでからちょっと丸くなった。ガリガリだったのでちょうど良い。幸せ太りである。
アラサー女。男性とはお付き合いしたことはあるが,手を繋ぐ以上のことはしたことない。
ある日突然,「私と同世代の人は,えっちなこと普通にしてるんじゃないか?じゃぁ私もしていいんじゃないか?!」と思ってレズビアン風俗を予約した。
くたびれた下着しかもっていなかったので,下着屋に新しいのを買いに行った。ちょっと大人っぽいのを店員さんに選んでもらった。はぁ~この下着が見られちゃうのかぁ~って思ったらめちゃくちゃドキドキした。同世代の人はこんな楽しいこと前から知ってるのか~!とうらやましくなった。
予約した日になった。私が持ってる服の中で1番かわいい服を着て出発。電車に乗りながら,これから知らない世界が開けるのか~どんなんだろう~と,ワクワクしたようなドキドキしたような気持ちで移動した。
ホテル街の近くで待ち合わせして,一緒にホテルに向かう形式だった。来たのは小さくてかわいい大学生ぐらいの年頃の女の子だった。風俗に勤めてる人はみんなケバケバしてるという偏見があったけど,どこにでもいる大学生みたいな子だった。
その子に連れられてラブホテルへ向かう。初めて入ったラブホテル。話や映像としては知っていたけれど,実際に入るとはぁ~これがラブホテルなのかぁ~と思った。ビジネスホテルと比べて,ベットが大きくてリアルだった。
お部屋に入って,荷物と上着置いた。レズビアン風俗は初めてであることを伝えたら,「最近レズビアン風俗は人気で,初めて使う人が多いんだよ」と言われた。男性女性問わず性体験が初めてであることを伝えたら「責任重大だねw」と言われた。重くてごめんね……
予約の際に「レズビアン風俗は初めてなので,リードして欲しい」と伝えていた。だからその子はこれから何をすればいいか丁寧に教えてくれた。歯を磨いて,うがいするんだよ。その後に服を脱ぐんだよ。シャワーするんだよ。髪が濡れるから髪ゴムを貸すね。体洗って欲しい?自分で洗う?洗って欲しいんだね,一緒に入ろうね。体を洗われるの時なんとも言えない感触に緊張して黙ってしまった時,あえてそこには触れないのが優しいなと思った。
体を拭いて,ついにベットに。どうすれば分からないのを分かってくれて,「うつ伏せになって寝てね」と言われた。そして背中を撫でられて,ちゅっちゅされた。舐められた。ウワァァァァァなんだこれは!知らんぞ!背中に唇で触れられて,舐められるだけでこんなに気持ちいいなんて知らなかった。初めてのことなのに気持ちいいと感じるのは何故だ?!人体の不思議。
その子の体が触れる。柔らかいよ~,お肌すべすべだよ~,温かいよ~,女の子の体最高。でも男性のしっかりした大きい手に支えられたり,体を包まれたりしたら,それもそれで最高だ~ってなるんだろうなと思った。
ちゅーもした。その子の口元のうぶげが触った感じがした。普通に会話してる距離だとうぶげが生えてるのは見えなかったから,それが分かるほど接近してるんだ!と実感した。ちゅー続けていたら,唾液の匂いがして,私は今すんごい生々しいことをしてるんじゃ?と思った。
その後いろんなところ触られたり,舐められたりして,私はめちゃくちゃ声が出て,めちゃくちゃ体が動いてしまって,とにかくウワァァァァァとなって時間が過ぎていった。気持ち良すぎると手先が痺れることを初めて知った。初対面の人でこれなら,関係を深め合た愛しい人としたら,どれだけ幸せで気持ちいいことなんだろうかと思った。
あっという間に時間は過ぎて,終了時間なった。体に力が入らなくてしばらく立てなかった。ようやく立てるようになってから,一緒にシャワーを浴びた。最初にシャワーに入った時とは違って緊張は解けて会話ができた。「めちゃくちゃ気持ちよかったよ」と伝えたら,「私実はレズビアン風俗始めてまだ日が浅いから気持ち良くなってくれてるか不安だった。だからそう言ってもらえてうれしいよ」と言われた。私があんなに声が出て,あんなに体も動いていたのに,私が気持ちいいと感じているか不安だったんだ!私がどう感じているかは言葉にしないと伝わらないのだなぁ,とびっくりした。
服を着た。そのスカートかわいいね!バックかわいいね!と褒めてもらえた。そこに気づいてくれるって女の子最高!精一杯おしゃれしてきてよかったと思った。
部屋を出る前に「ギューってしていい?」と聞いた。「いいよ」と言ってくれたので,その子の小さい体をギューと抱きしめた。甘えることができてめちゃくちゃ心が満たされた。
駅近くまで見送ってもらって別れた。その後3日間ぐらいずっとなんか地に足つかない気持ちだった。レアな体験ができたな,いい体験したなと思った。
→私はめちゃくちゃ気持ちよかったのに,その子は私が気持ちいいと思っているか不安になっていたように,気持ちは言葉にしないと伝わらないんだなと思った。それはきっと日常生活も同じなんだと気づいた。うれしい,楽しい,ありがたいと思っているならどんどん伝えていこうと思った。そして実際伝えるようになった。自分の気持ちを伝えるようになったら,日常生活でも前より素直になれた。
②みんながやってることを私もやっていいじゃん!って思えるようになった。
→自分を卑下して,こんな私はこんなことしちゃダメだ……と思ってできなかったことを,していいんだ!と思えるようになった。例えば,今まで私はかわいいものを身につけちゃダメだと思ってた。でもしていいんだ!と思えたら,かわいい服を買うようになったし,コスメもいろいろ増やしたし,かわいい小物も増やした。自分がいいと思ったものを身につけられている楽しさを知った。日々の楽しいことが増えた。(そして出費も増えました)
③知らないことにエネルギーを割かなくなった
→私はどうせえっちなことは知らないですよー!そしてどうせ一生知らないままですよー!という負のエネルギーがなくなった。めちゃくちゃコンプレックってわけじゃないけど,なんとなく知らないことは怖いこと,知らないことはダメなことと思っていた。でも知ってしまえばそれに割くエネルギーが必要なくなった。
④総じて前向きになった,明るくなった
→①②③を経て,総じて明るく,前向きになった。自分を必要以上に卑下しないようになって,生きるのが楽になった。今までいろんなことしてきたけど,こうはならなかった。長年変わらず,長年苦しかった。でもそれがたった2時間の体験で変わった。すごい!生きるのが楽ってすごく楽ですね。
レズビアン風俗体験記を読みたかっただけの人は以下は読む必要ないです。
私がなぜレズビアン風俗に行ったか。「私と同世代の人は,えっちなこと普通にしてるんじゃないか?じゃぁ私もしていいんじゃないか?!」というのがきっかけのというのは本当だ。でもそれはきっかけであって,本当の目的は生々しいこと,つまりセックスなことをすることで,私の消したい気持ちが消えるんじゃないかと思ったからだ。(触られたり舐められたりするだけをセックスと言っていいかは分からないけれどここでは議論しないこととする)
私はいい歳して王子様を求めています。ここでいう王子様とは何か。私の辛さを,痛みを100%理解してくれて,嘘ばかりのこの世界から連れ去ってくれる人のことです。
女の子だから,男の子だから,そういう理由で選んで欲しいのではない。この世界から私をたった一人見つけだして欲しい。選びとって欲しい。私の痛みや辛さに気付いてくれて,大丈夫だよ,ありのままの君でいいんだよ,と言って欲しい。そうやって闇の世界から救ってくれる,そんな人とリレーションシップを結びたいのです。
でも私もアラサーです。そんな人は現実にいないことを知っています。分かっています。だから早く現実を見て,そんな人がいないことを受け入れなければなりません。でも私はそれができません。闇の世界から,私をたった一人見つけだしてくれる,選び取ってれる王子様を求めてしまうのです。
年齢を重ねると,人は完全に分かり合うことはできないと気づき,それを受け入れていくと思います。
100%分かり合うことはできないけれど,60%分かるところがあれば上出来。残りの40%が分からないのはあたりまえ。分かり合えない部分は,相手に合わせて自分を飾ったり,自分を曲げたり,偽ったりして付き合っていくのでしょう。
そうすることで誰かと人生を紡いでいくことができるのでしょう。
でも私はそれが嫌なんです。100%分かって欲しい。飾らない私を,曲げてない私を,偽っていない私を,ありのまま愛して欲しい。
それはただのわがままです。大人になれないという欠陥です。夢みがちな甘えです。都合のいい妄想です。
王子様はいないんです。ないものを求めているから,私は誰ともリレーションシップを結べないまま,生きていくのでしょう。
我ながらめちゃくちゃな理論ですが,セックスが気持ち良ければそれをしたくなる→そのためには誰かとリレーションを結ぶ必要がある→リレーションを結ぶために消したい気持ちを消すことができる→現実を見ることができるようになる,と思ったのです。でもそんなことなかった。
セックスは劇的に何かを変える。でもセックスは全てを変えられるわけではない。
セックスをしていい方向に変わることがたくさんあった。私は明るくなって,前向きになって,生きるのが楽になりました。長年変わらなかったことが,たった2時間で変わった。だからセックスしてよかったと思う。セックスをしなければ,ずっと変わらないままだったと思う。でも一番の目的である,消したい気持ちを消すことはできなかった。いい方向に変わることがたくさんあったのに,消したい気持ちは変わらなかった。
レズビアン風俗を予約した時に「セックスしても消したい気持ちが消えなかったらどうしよう」と少し不安でしたが,見事そうなりました。
でも消した気持ちが消えなかったことで,私が王子様を求めてしまうことは,腰掛けの気の迷い,いつか目覚める一過性の夢ではなく,根っからそう思っているんだということが分かりました。どうしようもなく変えられない自分の性質だと分かりました。自分の中にあるリアルな気持ちだと分かりました。
こんな気持ちを持っている自分が大嫌いだ。いい歳こいて,わがままで,大人になれないという欠陥を持ってて,都合のいい夢がちな甘えた妄想している,現実が見えていない自分が大嫌い。情けないし,みじめだ。でも残念ながらこれが自分だった。これが自分の程度の低さだった。王子様を求めてしまう心を消したくて消したくてたまらないのに,どうしても消せない,それはどうしようもなく変えられない自分の性質だった。ついに認めざるを得なくなった。そして,それを認め,受け入れる覚悟ができました。
この世に王子様いないけれど,一人が寂しいから,老後が心配だからと,現実を見て婚活をするという手もあるかもしれません。でもそれはしません。だって最初は自分の気持ちを偽ってリレーションシップを結べるかもしれないけれど,途中で本当の気持ちが出てきてしまうに違いない。消したいのに消えない気持ちが出てきてしまうに違いない。その後に待っているのは破滅です。
一人は寂しいです。でも消した気持ちが自然と消えてくれない限り,私は一人でいることにします。
さらに先ほどから私は「誰かに何かしてもらいたい」ということばかり言っています(分かって欲しいと言ってばかりで,私も分かりたいとは言ってないもんね)。他人に何かして欲しいくせに,何かしてあげたいとは思わない最低ないやつは誰かとリレーションシップを結ぶ資格はないと思います。
私はずっと独身でしょう。だから私に必要なのは,これからずっと働き続けられるように健康でいること,ずっと働いて自分の生活を支えるだけの給与をもらえるように仕事のスキルを磨くことだなと思いました。あとは健康な体。仕事と体力作りを頑張ります。
企業の新卒採用担当をしています。もう5年目くらい。楽しくやってます。
ただ毎年今くらいの時期に思うことがある。
寒くない?
就活、一応3月解禁と言われてはいるものの、もっと早い時点で動いている子が多い。
1月とか2月とか。一番早い子で2年の秋って子がいた。もう3年の10月からには驚かない。
そんな時期に就活してて、ほとんどの女子学生がベージュのトレンチコートを着ている。
もっかい言う。寒くない?春先よ、まだ最高気温10度とかの日もあるような時期よ、下手したらもっと早くからだからほんと真冬よ、いくらスーツのジャケットも着ているといえ、スプリングコート・薄手のコート代表のトレンチ。寒くない?寒いでしょ。
普段は関東圏で働いてるけど、北海道にも就活イベントでいったことがある。まだ雪が普通に降って普通に積もってる北の大地でも、みんなトレンチコートだった。下手したらぺらっぺらの。いや寒くない??カイロめっちゃ貼ってんのかな、ヒートテック2枚重ねとかしてんのかな。
メンズに至ってはコートなしが多いもんな、寒くない?合説会場なんか、カーペット敷きのホテルの会場とかならまだいいけど、ビッグサイトとかドーム系大体コンクリうちっぱの底冷えするとこだからね。寒いでしょ?中には顔真っ赤にして鼻すすってる子もいる。寒いじゃん絶対。
我々採用担当はさ、黒タイツ履いてもジャケットの中にセーター着ても何にも言われんからさ、寒さ対策ばっちりよ。極暖ヒートテックに薄手のあったかセーター着て、発熱タイツよ。
でも学生。とやかくいわれるじゃん。黒タイツは失礼とか。ジャケットの下は襟付きブラウスとか。そんで防御できる上着はトレンチよ。寒いでしょ、風邪ひいちゃうよ。
今年は合説軒並みないから、寒そうに震えるトレンチの集団見てないけど、面談だの面接だのくる学生さんやっぱベージュのトレンチかコートなしよ。寒いだろ!無理しないでよ。
もし私がスーツ業界にいたらな、就活生向けのあったかいコート開発するんだ。ウールのコート。
ていうか正直GUだのなんだの、ファストファッションとかのあったかめコート着てきてもいいよ、さすがにもっこもこのボリュームダウンとかだと「TPO!?」ってなるけどさ、ウールのチェスターとかステンカラーとかPコートとかさ、そういうの着ておいでよ。寒いじゃん。
ていうか正直リクルートスーツの「マナー」いる?どうせ入社しちゃったらそんなカッチカチのスーツの着方するのそんなにないよ。大体今カジュアルのとこばっかだからノータイなりノージャケなり着崩してんじゃん。そういうの就活の頃から身をもって覚えていく方がよくない?カッチカチの着方するとこならカッチカチでこさせればいいけどさ。合説とか自社説明会レベルならもはや私服でもいいくらいでしょ。
いやわかるよ、コードがあった方が判断しやすいって。合否決めてる側だからね、わかるよ。
でもな、体調第一であってほしいよ、忙しいし寒暖差もあるしでただでさえ体調崩しやすい季節なんだからさ。あったかくしてほしいよ。夏になったら熱中症怖いからジャケット脱いじゃっていいよ。
コロナで大変な時なのに来てくれてありがとうね。今日はあったかいからトレンチがちょうどいいよねえ。でもまた寒くなるみたいだからさ、あったかいコートきてあったかくしてね。夜もよく寝るんだよ。
北海道在住。
近くに深夜1時までやっている銭湯がある。
秋のもうだいぶ寒くなった頃、12時過ぎに自転車で銭湯に向かっていた。
車社会の都市の郊外にある銭湯だ。通りは広く、人の往来はほぼない。
歩道の向こうに昔ながらの「黒いゴミ袋」がドンと置かれていた。
街路灯は少ない。
初めはなんでこんなものが置いてあるのか疑問だった。
すでに有料ゴミ袋となって久しい。
自転車で、それなりの速度で通り過ぎるとき、それがあぐらをかいて座り込んでいた小柄な人間が着ているウィンドブレーカーだと気が付いた。
男は微動だにせず、歩道の真ん中で、ゴミ袋みたいな背中でうずくまっていた。
当然帰り道も同じ道を通る。約1時間後。午前1時過ぎ。
黒いウインドブレーカの男は、さっきと全く変わらない位置で黒いゴミ袋のようにみえた。
通報したほうがいいという意見もあるだろう。こういうネットではなおさらそうしたくなるだろう。
だが俺はしなかった。
だか俺はしなかった。面倒だからだ。
男は完全にやばい状態だ。寒い外で1時間全く姿勢が変わっていない。
私はそのまま帰って、日常を過ごした。
薄情さはちょっとした積み重なりだ。
いくらでもネットから批判したまえ。あそこにいたの私だけなのだ。
そしてもし貴方があそこに携帯持たず明日朝一で大事な仕事を抱えていたりそうじゃなかったりして、「黒いゴミ袋」を自転車のスピードで過(よ)ぎるとき、何をどうするか、考えてみてほしい。
その日の事をつらつらと書いたら長くなってしまった。
良くある義両親への愚痴だ。
頭が痛いと数日言っていたのだが、念の為と行った総合病院でまさかの大動脈瘤診断。
とりあえず義両親に連絡してすぐ来てもらう事にした。
幸いにも土曜日、義両親はすぐ向かうと連絡がきた。
仕方ないので指示された入院セットを鞄に詰めて、1歳児をおんぶ、3歳児に迷子ひもを付けた上で手を繋ぎ、5歳児にはミルクの入った袋を持ってもらって駆けつけた。
某保険会社のCMで渡辺直美さんが「あなた!」と病室に駆け込む姿そのままだ。
否、化粧もしてないし子供もパジャマに上着引っ掛けただけなのでそれより酷い。
とりあえず入院セットを置いて、書類諸々にサインをして、2人の風邪が悪化する前にお暇した。
15時頃義両親が来た。
「ねぇマスダさんは病院に行かなくていいの?」
30分事に聞いてくる。
こっちはまだグズグズの1歳児をおんぶして、突如来た義両親に出せるよう夕飯の支度をしているのに。
「誰も居ないと退屈よね」
「面会は8時までだっけ?行かなくて大丈夫?」
なら貴方が行ってくれ……
子供や私の体調を慮る内容は一切無く。
私じゃないと泣き叫ぶ1歳児と、
また熱が出てきたみたいで不機嫌な3歳児と、
目を離すと要らんことしかしない5歳児の方が、
正直リタイア年齢もとうに超えた義両親(特に義父)に子供を預けるのが危なかっしい。
今も3歳児を抱っこしようとして拒否され思いっきり蹴られてる。
育児にも参加してない団塊の世代に孫の世話など怖くて預けられん。
夕飯は簡単で良いのよ。
という言葉に甘えて、昨日買ってた惣菜とチルドレトルトの諸々を温めて出した。
配膳も手伝わない義父の前に並べるだけ並べて、1歳児と3歳児を連れて寝室にこもった。
5歳児には悪いが、好きな物並べたから喜んで食べてくれるだろう。
1時間かけて2人を寝かしつけて戻ると私の分だけ残って後は食器まで洗われていた。
良かれとやってくれたのは良くわかる……が、そこは箸立てでなくスポンジ立てだ。
というかどのスポンジ使った??
5歳児も寝る時間という事で義両親も寝ると言い出した。
風呂はと問うが要らないと言われる。
シャワーだけでもと言っても断られたので仕方ない。
2階の客間に案内しようとすると、自分でするからと客間兼物置に入ってく。
(使ってない部屋が3部屋ある。)
まて そっちじゃない
だが、義母は聞かずに隙間に布団を引いて寝るという。
シーツを出して渡してる間に1歳児が泣いてるのが聞こえたのでそのまま退散した。
翌日、シーツを片付けようと行くと使われて無かった。
最後車代を包んで渡した。
義母は不機嫌になって帰って行った。
また来週末来るらしい。
わざわざ日本とK-POPと書いたのは、二国を比べるためでもなく、優劣をつける目的でもなく、ただただ私がK-POP事情に詳しくないので、私が個人的にビックリしただけの話かもしれない…という意味で書いたのですが、たぶん個人的ではなく誰が見てもおかしな話だったとも思っています。
ライブおよびコンサートに行ったことがある人、これから行く予定がある人、いつか行くかもしれない人に読んでいただきたいです。
そのライブはカメラ持込禁止で、雪が散らつく寒空の下、エントランスの外でコートを脱がされ、荷物検査および上着検査を受けたのです。新型コロナウィルスの影響もあり、まず手の消毒も行いました。これからガス室に入れられるんだろうか…とちょっと思ってしまった。
この時点で私は結構萎えていたし、コート脱いだまま外で結構待たされるし、列によって進み具合が違うのも(チェックの真剣さに違いがあるってことね)気になってたし、こんなにチェックするの最初から分かってたらなるべく荷物少なめに来てねってアナウンスするとか、大きい荷物は預かればいいのになって思ってた…。
運営に対する文句みたいになってますけど、まぁ半分そうですけど、こうすれば事前に防げたよね?っていう以下の文章への布石としてお読み下さい。
私の前の人もかなり大きなリュックに色んな荷物を詰め込んでたみたいで、すごい時間かかって「これ何ですか?」とか聞かれたりしてて、それを見ながらちょっとイラついてたのも事実です…。
それなのに。
って音がして、何かと思ったら望遠レンズの長さが確実に30cmはあるカメラでステージを撮影してる人がいて…
もうホンマ萎えるよね。
何してんのかと…
あの検査は何だったのかと…
写真撮ってる本人にも
アホちゃうか
と思ったけど
いや、実際アホなんだろうけど
いやいやいやいや!
荷物検査通って来たでしょ?
後ろの方の席じゃないよ?
ど真ん中だよ?
それであんな望遠いる?
いや、論点はそこじゃない…
真ん中のブロックは結構な座席数が通路なしで繋がってて、最悪両脇の通路に警備が入っても距離があるからバレないと踏んでその席を選んだんだろうね…
だから座席番号を運営に知らせて、誰がチケットを取って誰に転売して、カメラを抱えてた人間が誰なのか特定してもらおうかとも考えたんだけど、私が運営側の人間だったらそんなタレコミを100%信じられないし、本当に転売や盗撮が起きたかどうかも分からないのに、チケット購入者に不躾な確認はできないだろうなって思った。
少々手荒な方法(暴力ではありません断じて)でカメラのデータを消していただきました。
その場で私にできることはそれしかなかった。
それがとても悔しいです。
もしかしたら前日にも撮ってるかもしれないし、今後もやるかもしれないし、もう既にその写真データを売って相当儲けてるのかもしれない。
もしかしたら個人的に楽しむためだけに撮ってるのかもしれないけど、あんな本格的なカメラで撮るということは十中八九売ってるよね?
今までにもライブの闇写はオークションサイトやフリマアプリでもたくさん見てきたけど、まさかあんな撮り方してないよね?
シャッター音は耳障りだし、前の列の人の頭の間に突っ込んで撮ってるし、周りの人はザワつくし、本当に迷惑でした。
最初私の隣の子がずっとそちら方向を指差して顔しかめて友達に何か訴えてて「なんやねん、ライブに集中しろや」と思ってたけど、そういうことだったのね。
なんかさ、みんな注意とかできないらしいね…。
私はそういうの平気だし、いざとなったら殴り合いの喧嘩になってもいい覚悟だったけど…。
我慢するの余計腹立つやん?
本当は警察に突き出したかったくらいだけど、まずは運営だと思ってスタッフのところに行こうって言ったんだけど、その申し出は物凄い剣幕で拒絶された。
まあ、そうだろうな。
そうだろうとは思ってましたよ。
彼女は日本の方ではなくてお互いカタコトの英語でしか話せなくて、もし言葉が通じたらもっときちんと話を出来たのになと思うと色んな意味で悔しい。
きちんと話をして事情を聞いて、みんなが迷惑してることや、ライブをしているメンバーが悲しむことも伝えた上で、納得してデータを消してもらいたかったのが本音です。
私が取った方法では、
ということしか伝わっておらず、なぜそのルールを違反したらいけないのかが伝わってないと思う。
実際私も彼女の行動を目の当たりにする前と後で、闇写に対する気持ちは大きく変わりました。
元々闇写反対派ですし、
買ったら負け
と思ってるし、買わないけど。
でも見たい気持ちはあった…
海外のアーティストの場合は開催場所によってルールが違うので、判断し難い部分もあるけど、私が大好きなあの事務所の子たちは完全に公式写真以外は認められてないはずだから、事務所やまともな雑誌が出している写真以外は見ないようにしようと思う。
まず開演前から撮影禁止のアナウンスを繰り返し、開演中も通路に配置される警備スタッフの数や、ライブ中の見回りや…思い出してみると結構ちゃんと守られてる。
ただ、それでも盗撮はなくならないみたいだけど。
はっきりしたアナウンスがなかったので、撮影禁止を知らない可能性もあるけど、カメラ持込禁止なんだからだいたい分かるだろうし、隠し撮りしてたみたいだから分かってるよね?
その動画がSNSにアップされて、撮影禁止を知らない人が閲覧する…
なんかそういうのも虚しい。
K-POPのアーティストはイベントなどで撮影可になることもあるので、動画を見た人は何も考えず楽しんじゃったりするよね?
あと余談だけど、正規のルートで雑誌用の写真撮ってるマスコミのカメラマンが横流ししてるって噂も聞くので、日本のマスコミも闇が深いですね…そうなったら見つけようも防ぎようもない…。
良心とは何なのか…。
すごい極論だけど、私が見た彼女がしてることは
「見つからなければ人を殺してもいい。私が殺したいんだから何が悪いの?」
って言うことと同じだと思うし、
本当にプロのカメラマンから写真の横流しが起きているのだとしたら
国立印刷局(紙幣作ってるとこ)の人が紙幣を勝手に使うのと同じことだと思う。
私は常々、ルールとか法律が人をぎゅうぎゅうに縛っているのではなく、縛られなければ分からないアホがいるからルールや法律が増えてしまって窮屈になるのだと思っています。
もちろん撮影OKなステージもあるので、それはそれでその場のルールを守って撮影させていただいて、あとから何度も楽しめばいいと思う。
そこで変に我慢して「私は絶対撮らない!」とかやらなくていいと思います。
ただ、
と言われた場合は、なぜ撮影禁止なのか、撮影禁止にすることによって運営側はどんなライブが作りたいのか、アーティストは観客に何を見せたいのか…それを想像する力があれば、わざわざその楽しみを半減させてまで撮影しようとは思わないんじゃないでしょうか?
私も毎回自分に問い直して、目の前のステージに集中して、大好きなアイドルたちがキラキラ輝いてる瞬間を心に刻んでいきたいと思います。
俺はどっちも問題ないと思っているけど、もしガイドライン制定担当者になったらどうするか?
第一弾 https://urbanlife.tokyo/post/22892/
第二弾 https://www.huffingtonpost.jp/entry/uzaki-chan_jp_5e366317c5b69a19a4b084b7
俺が見たかぎり、批判者が言いたいのは「表情」と「ピチピチの服」だろ。
1つめ、「表情」についてはかなり難しい。
批判者が第一弾の表情を「アヘ顔」と呼んでいるのを見たが、これは断じて「アヘ顔」ではない。
wikipediaによれば
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%98%E9%A1%94
アヘ顔とは「性行為の最中における架空のキャラクターの表情を表現した日本のポルノの用語」
なのだ。つまり、性行為というコンテクストがないと成立しない表現なワケだ。
宇崎ちゃんの顔は「先輩を煽るウザい顔」である、というコンテクストを理解していれば
全く性的表現では無いと言えるので、「アヘ顔」論者は「アヘ顔」の意味を誤解していないか
A. 批判者は、コンテクストを理解しないと批判してはいけないのか?
BについてはNO、ただし「明文化および規制はできない」だと考える。
まずAについて。
悪意なきコンテクストを理解しないことによる解釈の違いとは「勘違い」と言い換えることができる。
人間の感性は本当に様々で、勘違いが発生しない表現など不可能だ。
これを突き詰めると、女体の下半身に見える根菜を売っている八百屋は猥褻物陳列罪にあたるか?
という話にさえ及びかねない。
つまり、コンテクストを理解すれば問題無い表現に関しては、素直に矛を収めるべきだ。
Bについて。
「悪意なきコンテクスト」と書いたが、実際には脱法的ハイコンテクストを悪用している2次元作品も存在する。
例を挙げると、アンサイクロペディアにさえネタにされる「エロゲー登場人物18以上」問題だ。
(断っておくと、俺はそもそも非実在児童ポルノ規制には反対だが、分かりやすいので例示する)
これは18歳未満との性交を避ける業界自主規制に関するエクスキューズなのだが、
「ランドセルしょって成年です」はねぇよと思いつつ、設定次第でどうとでもなるので
かといって、見た目で判断となると「この絵は幼く見える」という絵柄魔女狩りが始まるのは目に見えているので規制すべきではない。
それでも、「悪意ある脱法」だと確信するなら、根拠を示して堂々と批判すべきだ。
極端な例として、エロ漫画のコマを寄せ集めた「アヘ顔Tシャツ」なるものがちょっと前に話題になった。
これを街中で着ていたら、紛うことなき環境型セクハラだと思うが、
着ている人に「別に裸が写っているわけじゃないし表情だけで判断できないよね?」と言われたら?
安心してほしいが、ネットを見る限りほとんどのオタクはこのTシャツにドン引きしてたし、
「エロ漫画家が描いたエロ漫画の1コマ」というコンテクストを考えれば客観的に批判の正統性が保たれる。
つまるところ、ハイコンテクストのコンテンツをガイドラインによって規制するのは困難であるが
本当に問題のある表現を赤十字のような公的組織が採用した場合は
その根拠も添えて批判すべきであり、根拠が正統ならオタク含めて大衆の批判に晒されるであろう、と俺は思う。
2つめ、「ピチピチの服」は理解できるし、まだシンプルだが基準を作るとなると話は別だ。
第一弾のイラストを見ると、確かに乳房付近は他の上半身部分に比べて
漫画のコンテクストを考えても胸の大きさがキャラクター性の1つとなっており
漫画と公共ポスターという性質の違いを考えると、確かに適切な表現は変わってくるだろう。
例えるなら、同じ巨乳の女性でもパーティと葬式では着る服が変わってくるようなものだ。
これでは曖昧すぎる。
これでは巨乳女性のファッションを社会通念的に制限することに繋がらないか。
まだ水着とかなら非日常的だし、「肌の露出度が」「局部の際どさが」と言えるだろうが
そもそも「ピチピチの服」=「性的」と定義して良いのか?個人の性癖では?という問題にさえいきつく。
これは俺個人の予想だが、カフェバイトのウェイトレスの制服である
と批判者は捉えているのではないだろうか。
興味深いことに、コンテクストを理解していない批判者がいる一方で、
「女性の胸部を過度に強調した表現を控える」とだけ書くだろう。
前述したように明確な基準を作るのは不可能なので、このように曖昧な表現をするしかない。
おそらくすぐに形骸化するだろうがやむを得ない。
また可能ならば「女性の体型自体は問題としない」と併記すべきだ。
「筋肉を強調した表現」と「マッチョ表現」を描きわける難しさを考えて欲しい。
いろいろ書き殴ったが、批判者の目線に立つとやはり「何か言いたいが曖昧に批判せざるを得ない」気持ちはわかる。
批判者、反論者双方とも、「こんな意見もある」と捉えてお互いの領分を犯さない程度で収めるべき問題だと感じた。
批判者はこれだけ反論が出るのは「セクハラに対する男性の不理解」だけが原因ではないと考え、安易に規制論に走るべきではないし
格好まではどうでもいいんだよ
そういう格好だったから問題行為で損害が発生した行為をしたとかいうのは男からみても苦しい言い訳だよ
そういう格好をしていたからにはそういう事態に対してそれ相応の対応がとれるようにしておくべきだろってことだよ
短いスカートでぱんつがみえないようにガードするカバンや上着をもってない状態でエスカレーターを選択するのとかあほだろ
男はスマホでエロサイトみたり雑誌のグラビアみたいスポーツ紙のエロコーナー読んだり性的に消費されるポスターみるよ
そういう商品で商品化された性を消費して経済をどうこうしてるとか関係なくそこにエロがあるから消費してるだけだよ
いつでもどこでも好きな格好をしたいとかしらんがな すればいいけどその場所がどこかわきまえろよ
自由を侵害してるっていうなら女子便所を男子がつかう自由を侵害すんなよ 配慮すべき場所があんだろが
色気のある格好を自由に公共の場でするのは女性の自由だというなら性的な消費をしていいっていってるようなもんだろ
赤十字でおっぱいまるだしのポスターだしたところで色気のある格好をする女性の自由だろ
そうするってのなら されたくないことをされた場合 対処する準備しとくべきだろ
企業ポスターなら差し止めるし雑誌なら販売を停止して回収して謝罪文のせるだろ
ちょっと派手な格好をしてへんなところ通りかかったからって自由が侵害されるべきじゃないんか?
だったら自社の紙面やポスターに好きなもんのせても自社のもんだいやろが 批判するのは筋近いじゃないのか?
ぱんつがみえそうなスカートでも覗かなきゃいいじゃんっていうなら性的消費のポスターもみなきゃいいだろ
SNSで批判ばらまかれて販売停止にされたいんか?そういう格好してたやろって絡んでるのは女のほうやろ
それで格好がわるかったですすいませんっていってるだろ 女の格好はどうなん?個室以外でさそうような格好をしていて勘違いさせましたっていうか?
女がわきまえてない格好をみせていい場面でないところでみせるのはなんなん?
謝罪はないんか?
エロい格好をする場所があってそこまでの移動があるなら移動中の格好や防御手段を準備しとくべきだろ
めんどくさいか? 男だって真面目に生活して恋愛して好きになってもらって貴重な体験をするのはめんどいわ 適当にエロい格好してるやつに声かけてみるわ
金がかかるか? 男だって金がかかるから安上がりなボディガードのついてない被害の声をあげれなさそうなやつねらうやろ
だったらどこにどう対処するかわかるんじゃないの?あほな男はそういうところに手をだして事件になってちゃんと対価を支払わされてるやろ
問題はそういうことに準備をしてさらに弱いものを狙ってるやつもいるし高い金はらうやつはそんな横着なのは狙わん
それは結局男が とかいうならそれはそのめんどくさいも金がかかるも全部男側が支払うことになるんやで
寒さが足を運んでくるも紅葉はまだ訪れず。
夏のボーナスが入ったのでレズ風俗に行ってきました(ダブルピース)
思い立ちは「さびしすぎてレズ風俗にいってきましたレポ」( https://www.pixiv.net/artworks/51537801 )
を「ほーーーん 私の絵柄に似とるやんけ」とおもって眺めてたのが始まりで、案外利用者がいることを知り、レズ風俗サイトを見ていたら顔はちゃんと出ていないものの
可愛げのある感じの女の子が並んでいたので思わずまじまじれず風俗案内サイトをネットサーフィンしていたところから始まる。
なかなかこういう経験はないし、カスみたいなボーナス入ったしレズ風俗行くか!!と思い立ったわけである。
ところでレズ風俗にもいろいろあって「レズ 風俗」とぐぐるとまあ結構検索結果が出てくるが、どうやら「さびしすぎてレズ風俗に行ってきましたレポ」の人は
関西で利用したようだ。それどころかなんか評判の良さそうなレズ風俗は西側にあるらしく、思わず大阪までの旅費を計算までした。
レズ風俗利用するのは初めてだし、何なら評判のいいところでしたいとは思ったがただでさえカスみたいなボーナスなのだ。
とりあえずぐぐってでてきた「はじめてレズ」と名乗られた、星のカービィウルトラスーパーデラックスでいう「はるかぜとともに」ステージみたいなところから女の子をチョイスしようとした。
これは後に記述する大失態に繋がったのかもしれないがまあ後で。
レズ風俗でお勤めされている女の子たちには属性があって「タチ」「ネコ」「リバ」「トラ」と大きく分けて4つのカテゴリがある。
タチは攻め側。親の名前より聞いたカテゴリ。ネコは受け身な子を指す。リバは攻め受けどちらもOK。トラはトランス。体は女性だが心は男性な人。
ということでせっかくだしどちらも楽しめそうなリバで同い年くらいの子を探した。
これもあとに記述する大失態に繋がった気がする。
女の子と日取りを決めてはじめてレズのフォームに投稿。うわ~~~~~~おんなのこだあああああああ~~~!!!
10月某日。
池袋の西口で待ち合わせをした。ご存知池袋西口は東口よりひとの出入りが少ないので待ち合わせ場所で立ちぼうけている女性がすぐ目に入った。
集合15分前なのに!!!!!!もういる!!!!!!!!!!!!!!
遠目で見た感じ、東口に出たかったのに西口に出ちゃったみたいな薄手のクリーム色の上着を羽織ったショートヘアの女性がスマホもいじらずに遠くを眺めていた。
事前にこちらはかぶっていくニット帽を伝えてあったのでその女性がこちらを見るなり手を振りながら歩いたときは後ずさりしそうになった。
オタク男性風俗レポでよくオベリスクが来たとかエグゾディアの腕と足は揃ってる人とか強カードに例えられるが、そうだな…遊戯王でいうと霊獣使いレナ。
あんまりにも可愛い子が私のもとへ歩いてくるので後ずさりしそうな両足を釘打って手を振り返した。
うわ~~~~~~~~~~!釘持ってきてなくて良かった~~~~~~~~!!!まじで釘打ちそうだった~~~!!!!
女性は「あかねさん(仮名)ですか?」と朗らかに聞いてきた。ここで一つシステムの案内をしよう
レズ風俗では仮名で登録をすることになっていた。でもど~~~~しても本名の下の名前で読んでもらいたかったので仮名欄には本名を入れた。
オタクにありがちだが、インターネットをしていると本名で呼ばれなくなる。あまつさえ周りの人はあだ名で呼んでくるのでちょっとドキっとした。
あかねさんですか?と聞かれて返事をしそびれたのに名乗ってくれた。彼女で間違いはなかったのだがこちらが返事する前に名乗ると事故が起きるぞ。
まあ返事ができなかったのはこちらがド緊張かましていたからなのだが。
ようやくひねり出した言葉が「あかねです、逢えてよかった~(しゃがれ声)」だったのが恥ずかしかった。
メイさんは右手を伸ばして私の左手を握り、ホテルまでエスコートしてくれた。
ふつーの部屋を借り、まずはお金を渡す。16,000円(税別) 60分。
ウェルカムドリンクにお互い紅茶を選び、お揃い~ふふふ~みたいなやり取りをしたときにレズの波動を感じた。
その時こんなところで抱かなくてもいい変な疑問が浮かんだ。
「この人本当にレズなのかな」
タイミングをみてそこでレズなのか、バイなのか聞いてみようと思った。
メイさんはバスルームにお湯をはって戻ってきたところで聞いてきた。
「はい…ちょっとお金に余裕ができたので(カスみたいなボーナス)、前々から気になっていたのもあって今日お願いしました」
「そっか~~~!初めてが私なのは嬉しいなあ~~!」
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
思い出したら悶てきた
湯船にお湯が溜まったので二人でお風呂へ。
体の洗いっこも良かったんですけど、湯船で体寄せながらダラダラおしゃべりしたのが良かった。
私は本当にひどい冷え性で、湯船に入ってもあっという間に足先から冷えていく。そのくせのぼせやすいので湯船にはあまり入らなかったのだが今回は違かった。
湯船では彼氏いるの?とか最近のゲームの話とかをメイさんが振ってくれた。
二人で軽くタオルを羽織ったままベットに潜り込んで「最初は下と上どっちがいい?」とメイさんから聞かれた。
レズ風俗初めてだし最初はリードしてもらおうと「下で~」と答えた。
フレンチキスをした。『ふにゃ』と柔らかい。…いやめちゃくちゃ柔らかいな!!?!??!?!?
そのまま首、胸、へそ部分をちゅ、ちゅと下っていき下部を舐めてくれた。
ア~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
何を隠そう!下部を舐められるととっても気持ちいい!
口を離して指の出し入れをした。
それはもう酷い言い方をすると、私は中イキができない人の気持ちがわからない人間なのでわりとすぐイって攻守交代させてもらった。
こちらから女の子の体を好きなだけ触らせてもらった。それはもう柔らかくて幸せだった。
あらかたお互い攻守楽しんだところでメイさんがまた上になっていろいろ触ったり舐めたりしてくれた。
そしてここで問題が起きた。
めっっっっっっちゃ首を絞められたくなった。
最初に受けをして、その後攻めをして、また受けに戻ってしまったのでこのときの気分は完全に受け。
そう、私は首を絞められるととっても興奮するのである。首絞めはいいぞ!
かなり気分も乗ってきているし、このまま…とおもって胸を舐めてくれているメイさんの手を取ってお願いしてみた。
「メイさん、首って締めてくれますか?」
「ダメなんです」
でんぢゃらすじーさんみたいな「えーーーーー!?!?」が出てしまった。
メイさんは申し訳無さそうに手をにぎにぎしてくれた。
拒絶が即答だった。ということは何かしらルールで決まっている可能性が高いと悟ってしまった。
でもどうしても首を女の子の手で締めてほしい。こんな機会もうないのだから。
半身を起こしてメイさんに向き直って「どうしても?ダメ?」と聞いてしまった。
女々しい。
メイさんはそんな情けなくて女々しい私の頭をなでながら「シャワー浴びよっか」と話題をそらして私の手を引いた。
もう情けなくてもなんでもいいから手を惹かれながらも全裸で「おねがい~~~」と頼んだものの
「ごめんね~それはできないんだよね~」と言いながら一緒にまたお風呂に入った。
帰りも手をつないで駅まで歩いた。
最後の最後、メイさんは私の両手をとってまっすぐ向き直って言った。
「秘密のお楽しみ、どうもありがとう!あかねさん、自分を大事にしてね」
ほんとにちょっっと泣いた。
たぶんもう行かない。
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敗因
私はうんこを漏らしていない。
毎週日曜日にバイトをしている。知り合いの店の店長代理みたいなものである。
で、その帰りには決まってラーメンを食べることにしている。デフォルトで大盛りのいわゆる二郎系というやつだ。そのラーメン屋はスープがクリアで豚臭くないところがよい。大量の旨味調味料に依存していないことは食べればわかる。
その日、私は体調が芳しくなかった。しかし、毎週の習慣には打ち勝てず、迷いながらも入店した。サイドメニュー無料のクーポン券みたいなものを持っていたことも、入店を後押しした。期限が迫っていたのだ。
サイドメニューは餃子かチャーシュー丼であった。ミニチャーシュー丼もあったが、せっかくだからとミニではない方にした。コスパという言葉が好きだ。
メインディッシュは、普通のラーメンではなく、汁なしまぜそばにした。前に食べた記憶では、汁なしまぜそばはラーメンに比べて全体的にやや量が少ない。さすがに山盛りラーメンとサイドメニューのミニでないものを平然と平らげられるほど私は食いしん坊ではない。どちらかというと痩せ型だ。
この時点で私はうんこを漏らしていない。
漏らすわけないだろう。意気揚々と注文をしながら漏らしてるって頭おかしい。もしそうならこの文章のタイトルは「狂人日記」とでもなっているはずだ。私は狂っていないので、オーダーをしながら漏らすわけがない。
汁なしまぜそばは思ったよりも量が多かった。そして、ミニじゃないチャーシュー丼もそれだけで1食分くらいの量があった。おいおい。しかし、残すことは私の信念に反する。今までもこういったラーメン屋で残したことは一度もない。夕食を残したら父に激怒され家を締め出されるのではないかと怯えながら、出された飯を必死に食べていた幼年期が私の全てだ。
よし、食うぞ。
チャーシュー丼は非常に旨かった。サイコロ状のチャーシューがご飯の上に乗る。ラーメンのチャーシューとはまた違うトロトロのチャーシューであった。ラーメンのチャーシューはちょっと硬い。
汁なしまぜそばも旨い。旨いよぉ。この店は最高だな。あまりにも最高なので毎週通って常連パスをゲットしたくらいに最高だ。
問題なのは、ミニではないチャーシュー丼と汁なしまぜそばをオーダーしてしまったことだ。
どちらも半分くらい食べたところでお腹がいっぱいになった。腹パンパン。変な汗がどんどん出てくる。体調が悪化していくのを感じた。
そもそも体調が悪かったので、メシをいっぱい食べればよくなるかもという目論見もあった。前にそんなことがあった。しかし、今日はそういう問題ではなかったらしい。
まだうんこを漏らしていない。まだってゆうか今後も漏らす予定はない。私の消化器系はところてん式ではない。食べたそばから漏らす仕組みにはなっていない。なってたら常にトイレで飯を食まなければならないじゃないか。この時点で便意は1グラムもなかった。
数週間前、違うラーメン屋で濃厚煮干し中華そばを食べ、店内を出てすぐ嘔吐してしまった。本来は五年に一度ほどしか風邪を引かないほどの健康体なのに、昨年は3回も風邪を引いた。で、昨年の12月くらいからずっと体調が悪い。年末年始は謎の高熱で寝込んでいた。ここ数日は咳をする度に右の肋骨のあたりが尋常じゃなく痛い。
この症状についてパートのおばちゃんに話したところ「肺炎じゃないの?」と言われた。肺炎かー。肺炎という病気について私は寡聞であったのでウィキったところ、症状が当てはまるようであった。肺炎かー。いやだなあ。
閑話休題。
尋常でない満腹であった。私は肉が大好きだが、目の前の二つの器には肉が結構残っていた。もちろん、米も麺も残っていたが、肉を口に入れるだけで吐き気がした。ここまで肉が憎いことは今まで一度もなかった。なぜならそれはダジャレだからだ。
誤解を避けるために一応言うけど、ラーメン屋さんは悪くない。豚と小麦粉と米も悪くない。私の体調とオーダーが悪かった。
その後も頑張って食べ続けた。まじで頑張った。しかし、あと一口分のチャーシュー丼がどうしても食べられなかった。これ以上食べたら吐く、と本能が言っていた。汁なしまぜそばは完食した。「ごちそうさまでした」と言って逃げるようにラーメン屋を出た。大量の汗をかいていたので外に出た途端、非常に寒かった。
自転車で家まで帰る。店から出ておよそ30秒後、強烈な吐き気を催し、とっさに自転車を降りた。幸い、嘔吐することはなかったが、不快であった。家に着くまでに吐かなきゃいいな。吐くならせめて家に帰ってからだろう。
自転車を漕ぐ。家までは10分くらい。そのうち吐き気は収まってきたが、別の問題が浮上してきた。便意である。
4年くらい前だろうか。同僚と飲んだ後、徒歩で帰っていた途中にうんこを漏らした。長い橋の真ん中あたり。完全に便が100%出切った。夜で一人だったのが幸いであった。誰にもバレていない。この時、私は確実にうんこを漏らした。懺悔します。
あの時は漏らしたが、私は今はうんこを漏らしていない。なにしろ今は自転車に乗っている。すいすい進む。大丈夫、間に合うだろう。
楽観に反して急速に便意が激しくなる。やばい。結構やばい。住宅街を自転車で駆け抜けながら「やばいやばいよーまじでー」とだいぶ大きな声でひとりごちた。何でもいいから気を紛らわせないと脱糞しそうだった。肛門は一世一代の覚悟で頑張ってる。私は結婚していないし結婚をする意欲も予定もなく、私の肛門もそれはわかっていたと思うので、あり得たはずの孫の代までの肛門の力を発揮して頑張っていたと思う。
アパートに着いてすべきことはたくさんある。まず、自転車を自転車置き場に停めなければならない。そして、自転車に鍵をかける→自転車のライトを消す→荷物を持つ→2階の部屋まで駆け上がる→鍵を開ける→部屋に入る。いつもやっているこれら行為のいちいちが煩瑣だ。その間に漏れちゃったらどうするんだ。焦っている時ほど鍵穴に鍵が入らなかったりする。荷物が上手に持てなかったりする。なぜなら、肛門に力を入れながらこれら日常の行為もこなさなければならないからである。力と集中が分散されるのだ。
ようやく家に入った。家に入るまで私はうんこを漏らしていない。以前の俺とは違う。
懸案事項はもう一つあった。上着のチャックが馬鹿になっていることである。なぜだかわからないが上着を脱ぐときにチャックがスムーズに降りないのである。脱ぎ終わるまでに1分くらいかかることさえある。この非常事態にあっては、1分もあったら何が起きてもおかしくない。
荷物をぞんざいに室内に投げ入れ、上着のチャックを下ろそうとする。案の定、スムーズに下りない。家の明かりをつけるのももどかしい。肛門 vs チャック。私のリソースは双方に注がれている。うんこはテロリストだ。
私はうんこを漏らしていない。
チャックが下りるよりも先に肛門が緩みつつあるのを感じた。緊張と緩和とか言うけれど笑える事態ではない。別に上着を脱ぐ必要はないのだけれど、なんとなく便器には上着を脱いで座りたいじゃない。とは言え、いざとなったら上着のままトイレに駆け込めばいいのだ。最適解はそれしかない。
テロリストにカウントダウンはない。いきなり勃発する。あ、と思った瞬間にはもうむにゅっと出てるのだ。4年前の経験から学んだ。
私はうんこを漏らしていない。上着のチャックは下りない。トイレまでは五歩くらいでたどり着く。
あ、
転勤族の子で、各地を転々とし、両親は最終的に東京に家を買った。親は、本人達は認めないが平均より裕福で、たくさんのことをさせてくれた。大学に通わせてくれたし、海外経験もさせてくれた。
私は地方都市に就職する。鉄道使うより飛行機の方が東京に早く着く街だ。就職する街には東京と直通便がある空港がある。
なぜ地方に就職するかというと、混雑が向いてないし、東京という街を活用できてないからだ。繁華街に行くとどうも体調が悪いなと思ったら、軽いが感覚過敏であることが分かった。特に音と光。ノイズキャンセリングイヤホンをしないと疲労がすごい。IMAXで映画を観ると耳が遠くなる。薬を飲む前はあらゆる待機ランプに目張りをしていた。冬でも日差しの強い日はサングラスをかけている。あと色。教材の色がうるさくて集中できないという理由で進研ゼミからz会に変えたことがある。香水もだめ。においのする柔軟剤のことを恨んでいる。WAISでは自閉症スペクトラムとは言えないと診断されたので、感覚過敏だけがあるスペクトラム者なのか、全く違うのかよく分からない。HSPなる概念にめちゃめちゃ当てはまるが、あれは今のところ精神医学の概念とは言えないし、私の嫌いなスピ系と界隈が近いので自分がそうだとは言いたくない。とりあえずエビリファイで症状?は緩和されたので、なんでもいい。症状があって対策がある。それでいい。それでもサングラスはするし渋谷は歩けないし人酔いはするしノイズキャンセリングイヤホンは手放せないので23区を離れるけれども。
満員電車も嫌いだ。実家は日本で1番混んでる路線が最寄りだ。昨日久しぶりに満員電車に乗って視界が真っ暗になり何も聞こえなくなって車内で座り込んだ。つくづく向いてないんだなと思った。
地方を転々としていたので、地方とひとくちに言っても本当に色々あることを知っている。私の基準としては大学のある街は人の行き来があるせいか排他性が薄い。ということで国立大学のある街の、中心街から電車で20分の空の広い郊外に住むことにした。家は職場から徒歩5分のとこを借りる。近くに本当にでかい、なんでもあるショッピングモールがある。映画館もある。
同級生、特に生まれも育ちも東京の人からはあまり理解されなかったが(というか東京生まれ東京育ちの人は東京京都大阪以外はみんな村だと思っている傾向がある)、悪くない選択だと思う。いや、大都市でどれだけいい会社に就職しても通勤や生活がつらくてすぐ辞めるのが目に見えているので、地方に就職するしかなかった。地方の、大都市に支社や支店がある会社に勤めるとそちらに飛ばされる可能性があったので、そういうののない地方の中小企業に決めた。英語が人よりできるので海外と取引する部署。営業も事務も向いてない自覚があるが、壊滅的に数学ができないので理系に進めなかったのだ。理系になりたかったな。
自分なりにいい所を選んではみたつもりだが、内定式で直属ではないが上司にセクハラ野郎がいることが分かった。「色気が足りない、お酒を飲むともっとセクシーになれるよ」と若い女性社員に酒を注いだり、若い女性社員が上着を脱ぐと「僕のために脱いでくれてるのかと思った」などと言う。社長もそれに対して笑ってるので、私は早々に辞めるかも知らんと思っている。大学の先輩にこの話をしたら「セクハラに対して絶対に笑わないこと」と教えてくれた。他にできることあったら教えてください。飲み会は強制参加ではないらしい。学歴はそこそこあるしTOEICは900とったし転職は難しくはないと思うけれど、就活もう一回はしばらく嫌だなあ。
小説を書いている。たまに土曜出勤がある職場だが、勤務時間に通勤時間を加えたものを拘束時間として考えると、通勤時間がドアツードアで往復90分の大手企業と余暇時間はそんなに変わらない計算になる。小説を書く時間にあてたい。職場から帰ったら即寝て、2時から3時頃起きてすっきりした頭で小説書いて、出勤して寝る。休日は映画観る。初めてのボーナスで実家の猫にキャットタワーを買う。できそうだったらだけど、取引先のある国に転職するのもありかなと思っている。
生きていきたい。
たくさん助言を頂けてびっくりしています。ありがとうございます。
セクハラを録音しておくというアドバイスを複数いただいているのですが、社長がセクハラを容認する態度をとっている場合、どのようにして録音を活用すれば効果的か教えていただけると嬉しいです。
飲んでる薬――エビリファイ1mgです。これが感覚過敏用で、冬季の気分の落ち込みにジェイゾロフトを、眠りやすくするために頓服でロラゼパムを処方されています。
海外で困りごとはなかったか――気楽な語学留学だったこともあり、特になかったです。自分に3食餌付けするのが大変といえば大変だったかな。自炊してたので。某国の静かな地方都市に滞在したのですが、そこでなぜか異様にストレスなく暮らせたことで自分の感覚過敏に気付けました。親に感謝しています。自分に語学力か学力がもっとあれば真剣に移住を考えていました。
子供の頃に周りの大人に怒鳴られていなかったか――怒鳴られたことはおそらく1度もないです。怒られたこともほとんどないです。長女なのもあってか、ずっと優等生でした。成人付近で崩れましたが。7歳頃に周りの子からいじめを受けていた経験はありますが、当時のことはよく思い出せません。
ささいなことで言い争いのような感じになった。
妻は専業主婦。
夫が月を見ながら風呂に浸かりたいからと、夕食時にスーパー銭湯に行くことを決定。妻は具合が悪くいきたくないが、子供の着替えを用意し袋にいれ手渡し、運転できない夫のために運転手をする。出るときに連絡してと駐車場にて車で父子を待つ。
一時間半近くして電話。広い駐車場で離れた場所から行くと返事して向かう。
父はしっかりコートを着込み、子はパジャマ一枚きりで寒い外で待ち、車に乗り込む。驚いてなんで着せていないかと問う。着替えがほとんど入っていなかったからだ、おかげで身体が冷えてしまった。上着はバッグにしまって取り出せないという。驚きつつバッグ寄越してと薄暗い車内バッグを受け取りチャックを開け三秒で詰め込まれたコートを見つけ、そのあと五秒でカーディガンを取り出し後ろの席に渡す。着せてといいつつ、なんでバッグから出さなかったのかと詰問。
混んでてそれどころじゃなかったという。館内にはあちこちに座る場所があるから、子供にジュース飲ませてる間にそこで取り出せるのでは?三秒で出てきたがという。
バッグの中身を人前で広げられるかとキレる。取り出すとき、一枚きり取り出したがそれ以上は広げてない。薄暗い車内ですらすぐさま見つけられた。
上着がないなら、暖かい館内から電話してほしいと言うと、それどころじゃないと。携帯もなかなか見つからなかったんだと。
…はあ?見つからないならなおさら鞄を探すために館内に留まるべきじゃないか。
自分はしっかり着こんで子供は寒いなか髪もびしょ濡れのままパジャマ一枚で外に考え無しに連れ出す??
妻は、コート着せないとかはあり得ないと怒ると、夫は逆切れして運転手の肘置きを何度も蹴る。咎めるとお前が悪いからだという。もともと悪いのはバッグからコートを出す手間すら惜しむ、コートを暖かい館内で上手く取り出すことすら覚束ない夫ではないか。なんてとんまなのか情けないし、これは子供のために上着くらい自分が詰め込んだバッグから取り出す手間すら惜しむしみったれさが憎らしい。
子はおろおろする。すまない。
家に着き子を見るとなんと、持たせたはずの着替え(薄手のフリースシャツ、綿の長袖シャツ、パンツ、長い靴下、スエットのボアパンツ)のうち、薄手のフリースシャツしか着ていない。靴下も履かず、行きに着ていたズボン。
嘘だ、入れた筈だ。落としてきたのか!?
バッグを見ると上から二番目辺りにボアスエットパンツあり。夫の洗濯物といっしょくたに。少し下に子の着替えをいれて渡したユニクロの小振りのビニール袋がぐしゃぐしゃに入っており、中身を確かめると綿の長袖、靴下…
子供はもう120センチで女湯に入れられるわけないだろと妻を鼻で笑って連れて言った奴が、袋の中身すら見ずに着替えがないと人のせいに。袋の、中身すらわからずに。幼稚園児の世話も責任を感じずに?偉ぶる?
夫は家につくと一人さっと車を降りて家に入りバッグは玄関に投げすぐさま歯磨き無言で寝に入る。
着替えはバッグにあったが?というがお前とは話さないと言う。
バッグから服を探すことができるわけないというので、座る場所も無かったのか、見られたくないならトイレの個室では?と聞いたりした。ことごとくキレる。お前バカか?出来るわけないっていってるだろと激おこ。創意工夫(これしきで情けない)もやる気もない。呆れるしかない。
小学生の兄弟のほうが面倒見が良さそうでこの場合、バカはお前で間違いないよねとでかかるのを飲み込む。たぶん刺される。
子供が生まれるまで、酒はほとんど飲めない、タバコも吸わない、ギャンブル嫌い、暴力もない、見下し発言もしなかった、トイレ掃除や風呂掃除も休みの日にはしてくれてた(子が生まれてからはほとんどしなくなった)からまともな人かと思い込んでいた。
子が生まれたあと、新生児のまわりで咳をしまくり薬も飲まないので咎めると、言い争いになり、夫はイラつき殴ろうというそぶりを見せた。殴るならもちろん殴り返すつもりで睨むと怯んで止めて、ものを壊したり、テーブルを叩く。やめろと言うと、殴りそうなのをこれで我慢しているなどと抜かす。
お前は話し方がなってないからダメだという。じゃあどう話したら良いか例を示してくれ、具体的に教えてくれと言うと黙る。何がダメなんだ。言えもしないくせしてダメ出しとかアホだ。
妻がキレて当然だと思うけどもはやキレる価値もあまりないよね。
出来ない出来るわけないとすぐパニックみたいになる子は夫にそっくりなんだろう。
つらい
Anker のワイヤレス イヤホン5000円のやつを3カ月前に買った
最初の印象
音質が前のイヤホンよりは劣る、でも聴けないほどではない、線がなくなったことで首回りがとてもスッキリ、カバンを肩にかけたり上着を着ても干渉しなくてとても楽、耳にも案外収まりが良い
と、概ね高評価をしていた
が、肩掛けカバンを肩から外すタイミングで落としたり、帽子を外すタイミングで落としたりして、結局片方なくしてしまった
最初の印象
音質は良くなった、がイヤホンからの音楽操作が前のと比べて難しい、というかできない
実際に押し込むボタンではなくて、タッチのパターンで操作するもののよう
これがほんと勝手が悪い、耳に押し込み直そうとすると停止だったりマイクだったりの操作だと感知してしまい、音楽が中断される 再生開始はなぜかできない
前のイヤホンは充電ケースにしまったタイミングで切断する仕様、充電ケースから出すと自動でペアリング、音楽のオンオフは物理ボタンでとても使いやすかったのに
そして左右独立しているのはいいが、左耳の音量がたぶん小さい、両耳で聴いていても左右のバランスが悪く、左耳が詰まったように感じてしまう
通勤時に使うイヤホンは消耗品として問題ない価格に抑えたいのだが、どうにも不満が続く
価格帯上げるか有線にするか
「いつも日記や画像拝見してます。もしかして〇〇に住んでるんですか?」
ことの発端は、僕の住みを言い当てた、某SNSに届いたDMだった。彼女はA菜という年の近い女装男子だ。
「やっぱり! 私も〇〇なんですよー。今度女装同士で会ってみません? 私タチ女装ですけど」
すぐに返信すると、相手からも即返信。近場に同行の士が見つかってうれしい。
「いいですね。でも宅女装なんで外出できないんで、会うとしたら個室ですかね。ラブホでいいですか?」
「ぜひ! いつがいいですか?」
「私も土日休みなんで都合よかった。じゃあお願いします。受付ないラブホ知ってるんでそこでいいですか? 車出しますんで」
びっくりするほどとんとん拍子に決まる。夜勤から帰ってシャワー浴びて即寝。
夕方ごろ目覚めて再び風呂で髭や脇や腿の毛を処理して、衣装にアイロンがけ。それでもまだ約束の時間までかなりある。楽しみを待っている時間は長いなあ。と思いながら腹ごしらえ。
日も暮れかけたころ、集合場所の駅へ。ロータリーに伝えられていた番号の車を見つけ、ノックすると、パワーウィンドウを開け男が顔を出す。
髪を短めに整え、もみあげや口周りに剃り残しのない、一見すると「清潔感のある草食男子」といった風貌。それは、女装男子特有のムダ毛を残さない意思を感じられる顔だった。
「すみません、A菜さんでよろしいですか」
男性にA菜という女性名を尋ねるのは我ながら奇妙であったが、女装男子同士の初対面ではよくあることであった。車に乗り込むと、これまた女装男子特有の大きめキャリーバックが置かれていた。
「夕飯どうします?」
「食べてきました」
「じゃあ目的地に直で向かいますか。途中コンビニだけよりますね」
なんのことはない、よくある会話。事情を知らない人からすれば目的地でこれからオフパコするなんて思いもよらないだろう。
「ゴムとかは備え付けでありますし、予備も持ってきてます。ローションは現地にもありますけど、別料金だから用意してきました」
「詳しいですね。よく行くんですか?」
「デリヘルで。受け付けないから『ここ男同士でもいけるな』ってとこ選びました」
コンビニでの買い物を済ませ、現地に着く。駐車場から直接個室に入るような作りで、ホテルスタッフと顔を合わせる必要がない。なるほど、ラブホってこうなってるんだな。
ナチュラルに先に女装させるA菜さん。男女のカップルと違って一緒に入浴するのにやや抵抗がある人が多いところだが、夕飯という口実で先にシャワーを浴びさせるのはうまい手管だ。
「じゃあ、お先に失礼します」
とはいっても夜勤明け、昼寝明けですでに今日二回も入浴していた自分は、ほぼ行水に近い短時間で済ませ、水気だけふき取ってバスタオルだけ巻いて大荷物をもって鏡台の前へ。
ウィッグ、ファンデ、アイシャドウ、チーク、口紅。メイクで見慣れた顔が女性になっていくのはいつ見ても楽しい。オフパコ前はなおさらだ。「この鏡の中にいる子が今からエッチするんだ」と客観的に興奮できる。
今日の下着は白とピンクの横縞。胸はないが、細くてくびれのあるお腹。つかみ心地がよさそうだ。そして股間はすでに七分ほどのふくらみ。
「お待たせしました」
その姿でA菜さんの前に姿を見せる。
「おお。いいですね。僕も夕飯終わったんでお風呂行ってきます」
そういって荷物片手に風呂場へ消えたA菜さん。残された自分は自撮り。うむ、ラブホの雰囲気でエロくていい感じ。特にお腹がエロい。
でも下着からプレイを始めるのは早急な気もするからなんか着よう。……せっかくアイロンかけたしこの初音ミクがいいかな。緑のツインテウィッグはないけど、黒髪ミクもありやね。
しばらく自撮りしてたけど、なかなか出てこないA菜さん。手持無沙汰にテレビをつけると、アダルトビデオが複数チャンネル。これでもみて気分を高めるか。
気分が高まっていく。自分のものが大きくなっていく。パンツ越しに触れていると、お待たせ、と声が届いた。
風呂場から出てきたのは、バスローブを着た女性。茶色がかった肩につく程度の長さのウィッグと、ややブラウンが濃いファンデに明るめの目元と頬、ややギャルっぽい風貌で、先刻の草食男子とのギャップも相まって映える。
「AV見てたの? あたしも一緒に見よ」」
一人称があたしに変わり、口調もやや間延びした感じになっている。女はメイクで顔を変えられるから怖い、とはいうが、メイクで受ける変身の幅は断然、男のほうが広い。
さっきまで液晶の向こうのAV女優に食い入るように眺めていた自分が、今は隣にいるA菜さんに釘付けになっている。僕の視線に気づいたA菜さんも、身体だけテレビへ向けて目はこちらを向いている。
すると、A菜さんはベッドの下に手を伸ばしたと思うと、何かを取り出して
「えいっ」
と、僕の股間に何かを当ててきた。球体に持ち手を付けたような形状で振動している。デンマだった。
「んっ……」
「あは、いい声出すじゃん」
つい声をあげてしまった僕を茶化すA菜さん。負けじと僕も彼女の股間に手を伸ばすと、触りなれたモノの感触があった。
しばらくお互いの股間をいじりながらAVを横目に見ていると
「フェラって気持ちいいよね。コスローちゃんにしてもらいたいな」
と彼女からの申し出。そこで自分がビデオカメラを持ってきていたことを思い出す。
「ねえ、撮ってもらっていいですか?」
「え、なにを?」
「僕がA菜さんのをしゃぶってるとこ」
「撮影して、ってこと?」
「いいよー」
快諾してくれたA菜さんにビデオカメラを渡す。体勢は、今見ているAVと同じようにしゃぶられる側が仰向けになって足を広げ、しゃぶる側が股の間に顔を埋める形だ。
「じゃあ撮るよー」
その合図に合わせ、A菜さんのバスローブをはだけさせ、下着を露にさせる。上下とも黒で、バスローブの白とのコントラストになっていて奇麗だ。何度かパンツ越しに上下させた後、ずらす。
男性のモノが目の前で露になる瞬間は、磯溜まりで生物を見つけた時のような悪戯な楽しさがある。イソギンチャクとかヒトデとか形も似てるし。
まずは唇でキス。鈴口と口を合わせる。そのあと舌先でちょんちょんと何回か触れたあと、かぷっ、と咥える。口の中で、舌の前面で撫でる。
「楽しそうだねーこっち向いて」
そう言われて、いったん口を離してA菜さんに向かって笑顔を向ける。
(後でビデオで見て確認したら、この時の自分の笑顔が人生の中で最高の笑顔だと思う)
その後も飴を舐めるような愛撫から麺をすするような勢いをつけていく。これは初めてフェラした相手が教えてくれた技で、今でも心掛けている。
「おいしい?」
そう尋ねるA菜さん。実際おいしいわけではないが、硬さが変わっていったり、ビクンと跳ねたり、生命を感じる動きが楽しい。ただうなづいて愛撫を続けるが、急に撮られていることが恥ずかしくなっていったん止めてもらう。
「え、やめちゃうの?」
一旦体を離して、テレビに目線を移すと、フェラシーンから本番シーンになっていた。
「じゃああたしたちも本番しようか。こっちがいれるほうでいいよね」
「……はい」
「好きな恰好ってある?」
「……後ろからが好きです」
そうつげて、僕はうつ伏せで肘を立てて上半身をやや受かせた姿勢になって彼女に背を向ける。枕もとの鏡には、緊張と興奮が入り混じった自分の顔が映る。メスの顔だ。
「じゃあ失礼して」
オスの顔をしたA菜さんが僕のスカートをめくり、尻肉をいじったり、穴に指を入れて広げたりしてくる。声をあげたり、歯を食いしばったりする鏡の中の自分に列状を催す。
「そろそろいいかな」
僕の腰を両手でがっしりと固定し、股間のモノを差し込んできた。思いのほかすんなり入り、不意に声をあげてしまう。ゲームのダメージボイスみたいだった。
「ごめんね、痛かった?」
「大丈夫、です。動いてください」
お願いすると、腰をゆっくりと前後に動かしてきた。そしてA菜さんも上半身をやや倒し、上着をはだけさせて両手で僕の乳首をつまんだり、二の腕から肩甲骨のあたりを撫でたりする。
背面を撫でられて、はめられているのになぜか安らぐ。背中を預けられるような相手を見つけられたからだろうか。背中どころか後ろの穴まで預けてるが。
「あ、そろそろいきそう。ゴムしてるから中でそのまま出していい?」
言葉は尋ねているが、身体では有無を言わせないように体重を勢いをかけてくる。そして、ゴム越しでも後ろの穴から全身に伝わる脈動と射精。
「……うん、早かった」
不満ではなく、自分の中でいってくれたことに対する感謝を込めて告げた。彼女が出したゴムを処理している間、僕は恍惚と横たわっていたが、すぐに今度は自分もイキタイという欲望が噴出してきた。
ベットの端に腰掛けるA菜さんの手をつかんで、自分のモノに導くと、意を得たように握ってくれた。
「ごめん、あたしタチでフェラとか本番とかできないけど、手でいい?」
「うん、できることだけでいいよ」
彼女は勢いをつけて僕のモノを上下してくる。他人に手でしてもらうのは自分でするときと力加減が違ってもどかしいが心地いい。
「出そうになったら言ってくださいね」
「ごめん、もう出そう」
「え、ちょっと待って」
A菜さんは右手で握ったまま左手でティッシュを抜き取り、僕のモノにかぶせてきた。発射するのはほぼ同時だった。
「すごい量、でてますね」
「やっぱり前立腺突かれた後だとたくさん出るみたいですね」
などと会話を交わして出てしまったものを処理する。二人とも射精したばかりでしばらく呆然と流したままのAVを眺めていた。そして、メイクを落とす時間を考慮して早めに身支度を始める。
「さて、そろそろ行きますか」
「いえこちらこそ」
「そうですね。まあ百円均一のだからなくしても買いなおすだけですけどね」
駅まで送ってくれたA菜さんに礼と「おやすみなさい」と告げてわかれる。