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2024-02-12

結婚相談所とは何か?

主に男性目線で書く。

 

結婚相談所というのは「恋愛というコミュニケーションをすっ飛ばし結婚に至るためのツールである。世の中には様々な出会いのためのツールがあるが、その「コミュニケーションをすっ飛ばす」程度が高ければ高いほど料金が高くなる。以下、料金の低い順に述べる。

 

1. ナンパ

ナンパとは目当ての女性に自らの身一つでぶつかっていくという方法である。誰の力も借りずに自らのコミュニケーションのみによって相手懇ろになることを目的とする。自らのコミュニケーション100%から、かかる料金は当然に0円である

 

2.出会い系サイト

出会い系サイト(ハッピーメールなど)で出会方法掲示板での募集を見てメッセージを送るか、プロフィールからメッセージを送るか、いずれにしてもこちからアクションが求められ、会うまでにはメッセージでのコミュニケーション要請される。出会い系サイトはあくま出会いの場を提供するだけであり、出会うためには能動的なアクションが求められる。従って以下で述べるが、マッチングアプリと比べれば格安であり、メッセージ送信はおよそ1通50円である

 

3. マッチングアプリ

マッチングアプリタップルなど)というのは、あなたと相性の良さそうな人が次々と提示されてくるから、良ければ右フリック、良くなければ左フリックをして相手峻別相手も右フリックをしていればマッチング成立となりメセージの送受信ができるようになる、という代物である。このマッチングアプリの巧妙なところは2点ある。一つは、自分相手自由に選んでいるように思えて、実はただAI提示してきたやつを選択しているだけである点、もう一つは、自分相手を選んでいるように思えて、実は相手にも選ばれているという点であるナンパみたいに自由能動的に相手を選んでいるように見えて、AIの手のひらの上で転がされているだけである。肝心なコミュニケーションの取っ掛かりの部分がマッチングアプリシステムアルゴリズムに全依存しているため、料金は月額3700円〜とお高めである。ちなみに、さらに上位のプランもあって、そのプランにすると相手既読たかどうかがわかる、マッチングやすくなる、よりクオリティの高い相手出会えるようになる、などと喧伝されているが、これは弱者のためのプランと見せかけて強者のためのプランである弱者のみなさんは間違ってもこのプランを選ばないように。

 

4. キャバクラ

キャバクラというのは疑似恋愛提供される場である女の子は皆「あなた会いたかったんです」というような態度で接してくるのであり、向こうから積極的コミュニケーションが発動され、こちらは例えばずっとふんぞり返っていたとしても二人の疑似恋愛破局することはない。なぜならそれは疑似恋愛であり、恋愛ではないかである。本当の恋愛だったらピザでも投げつけられて終わりであるこちから積極的コミュニケーションを取る必要がないどころか、ホスピタリティのある女性が向こうから好意的に接してくれるのでおよそ1時間5000円とかなり割高である

 

5. 結婚相談所

結婚相談所というのは「恋愛というコミュニケーションをすっ飛ばし結婚に至るためのツールである。対人関係においては常にコミュニケーション要請される。ナンパ出会って食事するにしろワンナイトするにしろ交際するにしろコミュニケーション必要だ。交際が始まったとしても、それを維持するためにもコミュニケーション必要である結婚がひとまずのゴールだとして、そこに至るまでに一般的には数年はかかるだろう。数年交際しても破局するカップルは山ほどいる。その出会い交際の始まり、数年の交際の維持、婚約までにおける全ての「コミュニケーションをすっ飛ばし結婚に至るためのツール」が結婚相談所だ。従って、料金はいま調べたところによると、入会金約10万円、月額料金約15000円とべらぼうに高い。ただ、それらの煩瑣コミュニケーションスキップできるなら安いものだ、と考える殿方が結婚相談所を利用するのである。ちなみに、男性はそれらの煩瑣コミュニケーションスキップして「恋愛みたいな結婚をしたい」と考えている者が多い。逆に女性は、「結婚をしたい(養ってほしい)」と考えている者が多い。つまり男性は愛をくれと言っているのであり、女性は金をくれと言っているのである。両者の意見が噛み合うはずがないのである

2020-11-25

スポーツ試合を男女で分けるのはもうやめたらどうか

人間男と女、はっきり二分できるものでないことは科学的にも明らかで、世界男と女しかいない前提の制度運用を続けるのも人権問題が大きい。

スポーツで女が男に勝てるわけがないというのはそれこそ固定観念偏見というもので、軽量級の男子が重量級の女子に勝てないことは当然にあり得ることだろう。

まり男女関係なく体重筋肉量などフィジカル客観的な数値で階級を分けて競技させるよう制度改善すればいいのだ。

結果的に軽量級の大半が女子が占めるとしても異性を排除するという理屈がそこに働かない以上そこに性差別が介入する余地はない。

また一般的女性よりも素質的に並外れて筋肉量の多い女性男性が多く占める階級で競うことになり競争公平性担保される。

いま仮に体重筋肉量といったが現代スポーツ科学であればもっと細かく競争の優劣に影響するフィジカル能力値を測定して適切な階級を設定することもできるだろう。

男性よりも肉体的に劣っているに決まっている女性でもメダルが取れるように女流枠を儲けるなどそれこそ性差別産物だ。

フィジカルが同等であれば女性男性に勝てないわけがない。

必要なのは公平な競争をするための階級制度であって、劣っている方の性に花をもたせるための差別的区分けではない。

人々が公平な競争真摯に向き合い、レギュレーションを詰める煩瑣を厭わないのであれば、パラリンピック廃止して、障害者も1つのオリンピックで健常者とともに競い合うことができるだろう。

人類はもう誰もが同じ場所で競い合うことができる。必要なのは公平に競う合うための仕組みだけとそれを作ろうとする意思だけだ。

昔は男女を競技をわけていたと聞くとなんて野蛮なことをしていたのだと未来の人々は思うかもしれない。

我々の社会はまだ十分に進歩していない。人々にその自覚を。あらゆる性差別撤廃を。

2020-01-20

私はうんこを漏らしていない

私はうんこを漏らしていない。

 

毎週日曜日バイトをしている。知り合いの店の店長代理みたいなものである

で、その帰りには決まってラーメンを食べることにしている。デフォルトで大盛りのいわゆる二郎系というやつだ。そのラーメン屋はスープクリアで豚臭くないところがよい。大量の旨味調味料依存していないことは食べればわかる。

その日、私は体調が芳しくなかった。しかし、毎週の習慣には打ち勝てず、迷いながらも入店した。サイドメニュー無料クーポン券みたいなものを持っていたことも、入店を後押しした。期限が迫っていたのだ。

 

サイドメニュー餃子チャーシュー丼であった。ミニチャーシュー丼もあったが、せっかくだからミニではない方にした。コスパという言葉が好きだ。

メインディッシュは、普通ラーメンではなく、汁なしまそばにした。前に食べた記憶では、汁なしまそばラーメンに比べて全体的にやや量が少ない。さすがに山盛りラーメンサイドメニューミニでないものを平然と平らげられるほど私は食いしん坊ではない。どちらかというと痩せ型だ。

 

この時点で私はうんこを漏らしていない。

 

漏らすわけないだろう。意気揚々と注文をしながら漏らしてるって頭おかしい。もしそうならこの文章タイトルは「狂人日記」とでもなっているはずだ。私は狂っていないので、オーダーをしながら漏らすわけがない。

 

汁なしまそばは思ったよりも量が多かった。そして、ミニじゃないチャーシュー丼もそれだけで1食分くらいの量があった。おいおい。しかし、残すことは私の信念に反する。今までもこういったラーメン屋で残したことは一度もない。夕食を残したら父に激怒され家を締め出されるのではないかと怯えながら、出された飯を必死に食べていた幼年期が私の全てだ。

よし、食うぞ。

チャーシュー丼は非常に旨かった。サイコロ状のチャーシューご飯の上に乗る。ラーメンチャーシューとはまた違うトロトロチャーシューであった。ラーメンチャーシューちょっと硬い。

汁なしまそばも旨い。旨いよぉ。この店は最高だな。あまりにも最高なので毎週通って常連パスをゲットしたくらいに最高だ。

問題なのはミニではないチャーシュー丼と汁なしまそばをオーダーしてしまたことだ。

 

どちらも半分くらい食べたところでお腹がいっぱいになった。腹パンパン。変な汗がどんどん出てくる。体調が悪化していくのを感じた。

そもそも体調が悪かったので、メシをいっぱい食べればよくなるかもという目論見もあった。前にそんなことがあった。しかし、今日はそういう問題ではなかったらしい。

 

まだうんこを漏らしていない。まだってゆうか今後も漏らす予定はない。私の消化器系はところてん式ではない。食べたそばから漏らす仕組みにはなっていない。なってたら常にトイレで飯を食まなければならないじゃないか。この時点で便意は1グラムもなかった。

 

数週間前、違うラーメン屋で濃厚煮干中華そばを食べ、店内を出てすぐ嘔吐してしまった。本来は五年に一度ほどしか風邪を引かないほどの健康体なのに、昨年は3回も風邪を引いた。で、昨年の12月くらいからずっと体調が悪い。年末年始は謎の高熱で寝込んでいた。ここ数日は咳をする度に右の肋骨のあたりが尋常じゃなく痛い。

 

この症状についてパートのおばちゃんに話したところ「肺炎じゃないの?」と言われた。肺炎かー。肺炎という病気について私は寡聞であったのでウィキったところ、症状が当てはまるようであった。肺炎かー。いやだなあ。

 

閑話休題

尋常でない満腹であった。私は肉が大好きだが、目の前の二つの器には肉が結構残っていた。もちろん、米も麺も残っていたが、肉を口に入れるだけで吐き気がした。ここまで肉が憎いことは今まで一度もなかった。なぜならそれはダジャレからだ。

 

誤解を避けるために一応言うけど、ラーメン屋さんは悪くない。豚と小麦粉と米も悪くない。私の体調とオーダーが悪かった。

 

その後も頑張って食べ続けた。まじで頑張った。しかし、あと一口分のチャーシュー丼がどうしても食べられなかった。これ以上食べたら吐く、と本能が言っていた。汁なしまそばは完食した。「ごちそうさまでした」と言って逃げるようにラーメン屋を出た。大量の汗をかいていたので外に出た途端、非常に寒かった。

 

自転車で家まで帰る。店から出ておよそ30秒後、強烈な吐き気を催し、とっさに自転車を降りた。幸い、嘔吐することはなかったが、不快であった。家に着くまでに吐かなきゃいいな。吐くならせめて家に帰ってからだろう。

 

自転車を漕ぐ。家までは10分くらい。そのうち吐き気は収まってきたが、別の問題が浮上してきた。便意である

 

4年くらい前だろうか。同僚と飲んだ後、徒歩で帰っていた途中にうんこを漏らした。長い橋の真ん中あたり。完全に便が100%出切った。夜で一人だったのが幸いであった。誰にもバレていない。この時、私は確実にうんこを漏らした。懺悔します。

 

あの時は漏らしたが、私は今はうんこを漏らしていない。なにしろ今は自転車に乗っている。すいすい進む。大丈夫、間に合うだろう。

 

楽観に反して急速に便意が激しくなる。やばい結構やばい住宅街自転車で駆け抜けながら「やばいやばいよーまじでー」とだいぶ大きな声でひとりごちた。何でもいいから気を紛らわせないと脱糞しそうだった。肛門一世一代覚悟で頑張ってる。私は結婚していないし結婚をする意欲も予定もなく、私の肛門もそれはわかっていたと思うので、あり得たはずの孫の代までの肛門の力を発揮して頑張っていたと思う。

 

家まであと3分くらい。私はうんこを漏らしていない。

 

アパートに着いてすべきことはたくさんある。まず、自転車自転車置き場に停めなければならない。そして、自転車に鍵をかける→自転車ライトを消す→荷物を持つ→2階の部屋まで駆け上がる→鍵を開ける→部屋に入る。いつもやっているこれら行為のいちいちが煩瑣だ。その間に漏れちゃったらどうするんだ。焦っている時ほど鍵穴に鍵が入らなかったりする。荷物が上手に持てなかったりする。なぜなら、肛門に力を入れながらこれら日常行為もこなさなければならないかである。力と集中が分散されるのだ。

 

ようやく家に入った。家に入るまで私はうんこを漏らしていない。以前の俺とは違う。

 

懸案事項はもう一つあった。上着のチャックが馬鹿になっていることである。なぜだかわからないが上着を脱ぐときにチャックがスムーズに降りないのである。脱ぎ終わるまでに1分くらいかかることさえある。この非常事態にあっては、1分もあったら何が起きてもおかしくない。

 

荷物ぞんざいに室内に投げ入れ、上着のチャックを下ろそうとする。案の定スムーズ下りない。家の明かりをつけるのももどかしい。肛門 vs チャック。私のリソースは双方に注がれている。うんこテロリストだ。

 

私はうんこを漏らしていない。

 

チャックが下りるよりも先に肛門が緩みつつあるのを感じた。緊張と緩和とか言うけれど笑える事態ではない。別に上着を脱ぐ必要はないのだけれど、なんとなく便器には上着を脱いで座りたいじゃない。とは言え、いざとなったら上着のままトイレに駆け込めばいいのだ。最適解はそれしかない。

 

テロリストカウントダウンはない。いきなり勃発する。あ、と思った瞬間にはもうむにゅっと出てるのだ。4年前の経験から学んだ。

 

私はうんこを漏らしていない。上着のチャックは下りない。トイレまでは五歩くらいでたどり着く。

 

あ、

2018-08-01

anond:20180801095258

こんばんは、カマキリのオスです。今まさに愛する妻に食いちぎられている最中、これを記述しています

私には人間の営みがどのようなものであるのかは皆目見当も付きませんが、自分宿命はわかっています。もちろん、生まれときからわかっていたわけではありません。つい数分前までは恍惚でした。憧れの女性をようやく自分のものにできたのですから

思えば彼女クラスでは目立つ方ではありませんでした。しかし、自らの中に芯のあるような、そんな態度が私の心を惹きつけて離しませんでした。彼女も私もハナカマキリではなく没個性的オオカマキリですが、私にとって彼女世界に一人だけの高嶺の花でした。

きっかけは「ハリガネムシ、ついてるよ」でした。陸上部所属していた彼女は卓越した身体能力で、私に寄生しようと試みていたハリガネムシ殲滅したのでした。きっかけは彼女の単なる善意から彼女意図せず作ってくれたそのきっかけを私は逃さず、その日から少しずつ彼女との会話を紡いでいきました。そういう意味では私はあの憎きハリガネムシにさえ感謝をしているのです。

私たちは会話を積み重ね、いつの間にかスキンシップによって愛情確認し合うようになっていました。私たちはもはやいい大人です。その日がやってきました。

私の観察した範囲によると人間とやらはいつも衣服身体防衛しているので、一体全体どうやってその行為に及ぶのかわかりません。試合開始のゴングが鳴ったら互いに服を脱ぎ捨て、「さあやるぞ」という感じで事に及ぶのでしょうか。謎です。

その点、私たちカマキリは何しろ手がカマなので着衣・脱衣はおろか、そもそも縫製をする器用さを有しておらず、服を着ていません。煩瑣な手順を省いてスムーズ行為に至ることが可能です。

賢者モード」を知っていますか? 行為後に訪れるあれです。噂には聞いていましたが、その賢者モードが発現しました。彼女に。

私が未曾有の快楽恍惚に浸り切っており、オーガズムが緩やかに下降しながらも未だに全身の痙攣・頭が真っ白になる感じ・「君を愛している」と声高に叫んでやりたい衝動を心地よく感じている最中彼女は私を文字通り蝕み始めました。幸い、脳内ではエンドルフィンが過剰分泌されていましたので、痛みは感じません。

むしゃむしゃ、と彼女は私を味わっているようです。昔から彼女は花や昆虫をとても美味しそうに食べ、その姿が私は大好きでした。嗚呼。私の愛する女性が、賢者モードと呼ばれるはっきりとした理性をもって私を食い散らかしている。

人間幸福を神に祈ると聞きますカマキリ世界に神はいませんし、いたとしても無条件に幸福をもたらしてくれるような存在ではないでしょう。私は今、幸福です。

運命を乗り越えることが勇敢であり幸福をもたらすという言説がありますが、私は違うと思います宿命を黙って受け入れること。それこそが私にとって素晴らしい在り方です。

説教をするつもりはありません。もうあと数秒の命でしょう。私には最後に伝えなければならない言葉がある。君を愛している。出会ってくれてありがとう

2017-07-16

https://anond.hatelabo.jp/20170715224004

増田らしい秀逸なウンコ記事

漏らした後の煩瑣な処理を一つひとつ丁寧に語る。

「モジモジ」の描写もっと詳細であると尚良し。

2017-05-21

加計学園は何が問題なのか

私は加計学園は深刻な問題だと思っていますが、その深刻さはよくある汚職事件に比べて理解しづらいので、整理します。

手続き正当性と結果の正当性

株式会社では、意思決定が正当であったかも含めて、すべての行動は、最終的には利益という結果をもたらしたかどうかで判断されます。結果は財務諸表数字として現れ、誰の目にも明白にわかます。最終的には株式会社取締役利益によって評価されます

政府ではそうはいきません。政府は、国民幸福といった漠然としたもの目的なので、結果の評価はきわめて困難です。加計学園の話でいったら、新しく獣医学部ができることで、国民幸福がどの程度増加したのかなんて、みんなが納得する形で提示することはできません。新しい工場支店企業にもたらした利益をはっきりと数字で表すことができるのと対象的です。

ですが、政府の行動も、何らかの形で評価を行い、改善していく必要があります。そのために使われるのが「手続き正当性」です。皆が納得いくようなルールベースの透明性の高いプロセスを作り、そのルールに従っているかどうかで政府の行動を評価しよう、ということになっています。そのためにあの煩瑣官僚仕事があるわけです。

加計学園のケースでは、なぜ今、京都産業大学ではなく加計学園に決まったのかについて疑いがあるため、その決定プロセスを明白にしようと議会活動がなされています。結果の評価がほぼ不可能政府には、自らが選んだプロセスが正当であったことを説明し、国民を納得させる義務があります

裁量権を持つ人の責任

何らかの意味管理する人間はすべて、ある程度の裁量権をもっています。ですが、それは裁量権範囲ならばなにをしてもいい、というわけではなく、より上位の存在によって規定された目的に沿った範囲である必要があります

首相のケースでは、「違法でなければ何をしてもいい」わけではなく、「一部の奉仕者ではなく全体の奉仕者である必要があります獣医師の将来的な需給状況や、京都産業大学加計学園のどちらがより適切かについて、官僚審議会専門家より首相とそのブレインがより深い知見を持っている可能性は少なく、首相干渉がもし本当であったら、それは不適切である可能性が高いと思います特に、片方が首相の親しい友人であるなら、疑いを避けるため、積極的距離を置くべきでした。

国のトップに「違法でなければ非難されるべきではない」という評価を行うのは、とても悪い前例を残すことになる、とわたしは思います。なにも戦前日本ナチスを持ち出さなくても、別の国で違法ではないが不適切可能性が高い事例が、ここ2ヶ月に2件ほどあります

トランプ大統領による軍事機密ロシアへの漏洩

イスラエル軍事機密を、米国トランプ大統領ロシアに伝えました。何を軍事機密指定し、何を伝えるかの許可を出すのは大統領なので、この件で大統領が罪に問われることはありません。しかし、同盟国との関係を損ない、不当にロシア利益供与したとして厳しくメディアでは糾弾されています

トルコ大統領による国民投票への干渉

トルコは昨年6月から今まで非常事態宣言下にあり、大統領法律と同じ効力を持つ大統領令自由に発令することができます大統領令を用いて最大野党の党首を無期限拘束したり、自分に反対するメディアを閉鎖したりしています

そんななか、トルコでは平常時でも大統領独裁権限を与えるための憲法改正に関する国民投票が行われ、改正は僅差で可決されました。投票が行われた日の夜には「選挙管理委員会の印がない投票有効にする」という大統領令が発令され、150万票がその結果有効になりました。その150万票がなければ国民投票は否決されていたといわれています。もちろん、この大統領令合法です。

補足:これは id:toulezure さんの以下の記事に対する返信になります

http://toulezure.hatenablog.jp/entry/2017/05/20/173704

2015-05-05

弱者救済政策は、大半がそもそも対象者認知されていない

連休なので、過去ツイート編集投稿して、3以上のブクマが付くかチャレンジ

今日は既に3つ投稿して、2勝1敗。『CMに見る日本人女児嗜好の強さ』はメガヒットだな。)

今回は、一応自信作なんだが。

~~~~

★世の中には、なぜか「書類作成が苦手」という社会人がいる。

 お客さんとの契約書類とか、社内の決裁・伺、はては「個人交通費の建替払」のような書類ですら、記載漏れや添付書類不足を起こすような人。

 いわゆる経理部とか総務部とかの人間からしたら、「なんでこんなカンタン書類一枚も、作れないのか?」な低レベルだったりする。

 でも、そういう人が「営業スキル」はピカイチで、契約を取ってきたりするから不思議だ。

 『書類作成能力がある人』と『ない人』では、たぶん人間の種類が違っているんだろう。

役所というのは『書類作成スキルがマトモな人』ばかりが集まっている場所

 役所人間は、世の中に『書類作成能力が欠如している市民が、少なから存在している』という事実を、全く想像すらしていない。

 役所担当者は、『99%の市民は、書類作成スキルを持っているだろう』な前提で、各種行政を組み立てる。

 マトモに対行政書類を作れない市民が割といるということを、行政意識せずに、行政サービス手続き書類作成を組み込んでしま

皮肉なことに「行政による弱者向けサービス」ほど、不正受給対策のために書類煩瑣になる。

 で、弱者向けサービス必要としている層ほど、書類作成スキルが低い。

★世の中には「行政書士」という職業があるが、行政書士も相手にしないレベルカンタン書類、例えば「児童手当の申請手続き書類」なんかですら、

 マトモに書けない市民なんてのもいたりする。

 だから行政書士ではこういう弱者は救えない。

★「なにが言いたいか?」と言えば、

 1.行政市民とくに弱者市民の『書類作成スキルの低さ』を正しく計測把握すべきである

 2.行政は可能な限りにおいて、要求書類数を減らすように行政サービス手続き設計すべきである

~~~~

・・・と先日ツイートしたら、

 「行政書士はなんでも対処するが、むしろ行政書士存在のもの弱者認知されてない。」とのRTを受けた。

 「啓蒙工学」の難しさを感じる

★だから弱者福祉って、「役所に来てください」「書類書いてください」な待ちの姿勢行政じゃなく、

 「何かありませんか?」とこちらから出向いていく「攻めの福祉行政」に転換すべきなんだろうな

★例えば「民生委員」とか「ケアマネージャー」とか、弱者のための各種スタッフ制度は、

 「必要としている弱者」が「どれだけ彼らの存在認知している」のか、疑問。

 冗談抜きで、世帯年収200万円未満の人に「民生委員って、知ってますか?」と聞き取りアンケートすべき

★実際、ウチの妻なんか、

 「民生委員って、そんな職業(?)があるんだ、知らなかった」と言ってるもんな。

 一般人でも、実は民生委員制度存在知らない人が3~4割いそうな気がする。

 義務教育過程で、『生活保護の仕組み』『民生委員役割』『行政書士について』など、

 『弱者に転落した際の、生存ライフハック教育』をすべきじゃないかと思う。

生活保護なんかだと、一説には「行政は極力、制度を使わせないようにブロックしている」と揶揄されているが、

 「行政が用意した弱者向け制度が、アピール不足等で全く弱者に周知されてなく」て、

 「行政が利用率向上に躍起」という弱者向け制度は、実は結構多い。

 行政が用意した弱者向け制度の利用率が低迷していると、ぶっちゃけ、「次年度以降、予算打ち切り」になっちゃうから

 役所側もメンツにかけて利用率向上のために啓発にいそしむんだよな。

 なんか倒錯した話。

★で、有識者会議なんかが

 「なぜ、●●という弱者救済制度の利用率は低いのか?」と雁首揃えて議論するんだが、

 「社会弱者が、そもそもその制度を知らない」

 「案内を見ても、自分関係していると思わない」

 「手続きがややこしくて、申請を挫折する」みたいなプリミティブなハードルが高いということに、有識者は気づいてない

弱者に転落した場合行政利用テクニック教育

 いちいち教育するより「共産党に聞きなさい」「公明党に聞きなさい」と教えた方が一発だったりする

 共産党公明党地方議員は、その意味では下手な行政書士よりは機能している訳だ。

 民主党ダメダメなのはこの辺だろうな。弱者が困った際の相談窓口の機能を、まるで果たしていない。

★変な話だが、共産党公明党(の地方議員)同士で、『弱者救済競争』になって切磋琢磨してるんだな。

 もし公明党が出現せず、弱者救済が『共産党の独占状態』だったら、共産党も胡坐をかいしまって、弱者救済おざなりになってただろうな。

 『競争が好結果を生みだした』訳で、そう考えると、『創共協定』で両者を和解させようとした松本清張は、

 『競争原理を、わかっていなかった』ということになるのか。

弱者支援政策の知名度は、「生活保護の一強状態」。

 生活保護制度以外の支援政策って、自分も含めたほとんどの人は認知していないんじゃないかな?

 人によっては、生活保護よりも最適な支援政策がある筈だったりするが、それが弱者アプローチしていない。

 「生活保護の一強状態」は、いろんな意味日本福祉行政を不幸にしている。

 生活保護制度は、あまりにも有名になりすぎたが故に、給付意図的抑制するなどのイレギュラー運用を強いられる。

 他方、知名度の低い他の制度閑古鳥

生活保護以外の弱者支援政策って、

 「知名度がないから利用率が低い」

 ⇒「利用率が低いのは問題だとして打ち切られ、新しい制度が出来る」

 ⇒「新しい制度から、なお一層知名度が低くなってしまい利用率が低下・・・」のデフレスパイラルに陥っている気がする。

 そろそろ大学社会学部は「福祉行政学」の研究対象として、

 本気で「弱者への福祉制度効果的周知メソッド」を研究すべきなんじゃないか?

★この辺の構図は、「(本来は知の弱者のための施設である図書館活用法を、肝心の知の弱者が知らない」な話に似ている。

 自分は「景品で弱者を釣る禁じ手を使ってでも、知の弱者図書館利用率を上げろ」と考えてるが、「知名度低い弱者支援政策」も、景品で釣るべし

2015-04-16

オハナシツクッタヨー。

家に帰ると父の首に縄が巻き付いていた。目玉と舌はシンプソンズみたいに飛び出している。

俺が家を出る時はなにくわぬ顔でいってらっしゃいと声をかけていた父。そんな父は、今は糞尿と死後の煩瑣手続きをまき散らすだけの厄介者となっている。いい気なもんだ。

俺はこれからのことを算段、実行。事は進み大学受験当日を迎える。一年前は難しく思えたこの学校問題も今ではするすると解ける。なぜならそれらは代々川学園ゼミ高校講座でやったことがある問題だったからだ。

代々川学園ゼミ大学サーバーハッキングして入試情報を盗みそれを基にした教材を使い毎年大量の有名大学生を輩出する受験業界トップ企業だ。社長は青ペン先生という性別人種等一切不明の人だ。彼(と仮に言っておこう)は慈善事業にも興味があり、毎年複数孤児を受け入れ自身会社死ぬまで働かせた。しか世間は厳しくそんな彼を訴えた。訴えられた慈善者はテレビ週刊誌俎上に上げられ社会的信用は無になった。

その無からそれは起こった。そう、ビッグバンだ。

2015-02-11

東大OBの子供有無データを持って来い

ツリーが煩瑣になったので、リンクは張らない。

東大年収が、子供を作らない」な話、増田机上の空論を戦わせても仕方がないから

コーホート分析で、「40歳東大男性OBの、子供がいる比率」というのを統計分析すべきなんじゃないかと思う。

話はそれからだ。

その数値が、大卒平均と比べてどうなのか?高卒比較してどうなのか?を比較したい。

これは憶測だが、大卒平均よりは子供持ち比率は高そうだが、慶応OBよりは低そうな気がする。

東大OBの方がオタク比率が多くて、結婚しずらいのでは?)

2014-12-28

かかりつけ医」って、皆持っているの?

http://anond.hatelabo.jp/20141227084718

予防接種制度煩瑣さを嘆いた増田だが、ブコメの中で2件ほど「かかりつけ医」に言及してたのが、気になった。

曰く「かかりつけ医が適切に予防接種アドバイスしてくれるでしょう」

1.少なくとも自分は、かかりつけ医を持っていない。

  というか、この20年ほど、医者に掛かったことがない。

  多少の風邪は、市販薬で治してしま

2.子供については、近所に3つある診療所の「どれか」に受診している。

  「今日は急いでいるから、空いているA診療所にしよう」

  「今日はノドに強いB診療所にしよう」

  

  また、なぜか日曜日に体調を崩すことが多いので、遠いけど日曜も診療しているC診療所に行く、とか。

小児科が近所に1か所だけ、という環境下だと、必然的にその診療所が「かかりつけ医になっていく」のだろうが、

自分家族のように「固定的なかかりつけ医を持たず、サーフィンしている家族」も、案外多い気がする。

あと、イギリスなどの「かかりつけ医制度」、家庭医制度って、人口の移動が緩やかな国だから成立していると思う。

日本でも、東京世田谷区みたいに「有権者の2割は、前選挙時には違う選挙区在住だった」というほど人口移動が激しいエリアでは、

そもそもかかりつけ医制度は馴染まないと思う。

http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2013/003257.php

によれば、40歳代前半で、「かかりつけ医がいない」が3分の2を占めている。

このアンケート40歳以上でアンケートしたものだが、

30代・20代だと、たぶん「かかりつけ医がいない人が7割・8割」なんじゃないか?

なので、「かかりつけ医」の存在を前提としたブコメについて、「案外、世間の人はかかりつけ医を持っていませんよ」と指摘しておきたい。

2014-12-27

予防接種制度設計煩瑣すぎる

子供日本脳炎予防接種に連れていけ、と妻に言われた。

 日本脳炎予防接種の回数の名称がヘン。素直に「第一回」~「第四回」にすればいいのに、

 「第1期初回接種1回目」「第1期初回接種2回目」「第1期追加接種」「第2期」。マンションの売り出しか

 「第1期追加接種」という名称は、完全に失敗。

 予防接種を受けさせる保護者の99%は素人なのに、素人が見て、何回目の接種かイメージできない。

予防接種スケジューリングがややこしいから、接種をネグレクトする保護者も、かなりの比率存在するような気がする。

 接種側の管理都合を優先させたような接種回数名称は、予防接種実施率を低下させる

★ちなみに手元の母子手帳を見たら「第二期接種」の欄が日本脳炎にはないし。

 母子手帳だけ見た人は「日本脳炎の接種回数は3回だけ」と誤解する人がいても不思議じゃない

予防接種がややこしいのは、

 「A予防接種とB予防接種の間に一週間空けなさい」のような日程管理を強いられること。親にとっては苦痛

 そのために「予防接種日程管理アプリ」が登場する始末

★調べてみたら、「A予防接種とB予防接種の間に間隔空けなさい」みたいな予防接種行政してるのは日本だけのようだ。

 アメリカとかは平気でA予防接種とB予防接種を「同日同時」にやってるらしい

 また、「体温が●℃以上だから予防接種はやめましょう」な忌避基準日本が一番厳しいらしい。

 アメリカは多少の微熱でも予防接種するので、予防接種スケジュールが狂わない

 そして、予防接種ワンストップで受けられる、予防接種スケジュール管理の強い味方、

 「混合ワクチン」は、欧米で普及する一方で日本じゃ普及しない

★つまり、「予防接種スケジュール管理」の側面では、日本保護者が一番大変。

 しか予防接種は夜とか休日にやってないから共働きの親は子供予防接種の為に休みを強いられる

 極論すれば、日本予防接種タイトスケジュールは、第二子出産を心理的にためらわせ、少子化の一因になる。

 たぶn乳幼児予防接種行政自体が、専業主婦を前提にしているんだろうなあ。

★「A予防接種とB予防接種の間隔を空けろ!」というのは、ワクチン副作用を過敏に気にする1割の保護者が声高に主張して、

 行政側が1割に合わせたワクチン行政した結果なんだろうな。

 

 行政側のロジックは「ワクチン間隔空けたから、過敏に気にする1割の保護者も接種を受けてくれ」なんだろうが、

 そういう過敏に気にする保護者は、行政側が「お膳立て」したところで、どのみち予防接種を受けさせない、と思う。

 他方、そういうことを気にしない残りの9割の保護者は割を食う。

 「1割の為に、よかれ」と思った行政政策が、結果として誰も幸せにしない

2014-10-10

http://anond.hatelabo.jp/20141010092803

俺が公共の福祉による人権制限フリーハンドに近い形で容認してると理解したのだとすれば、残念すぎる読解力だな、ということをまず言っておく。

ところで、俺は司法試験合格してる。

実務系の大半の人間憲法理解なんてたかが知れてて、俺自身もその例にもれない。

から俺もそれほどでかいツラできるわけじゃないのは確かだ。

それでも、留保もつけずに「人権」を十把一絡げにして、これに対する「公共の福祉による制限は極めて厳格でなければならない」などという各権利性質をおよそ無視したような主張をするお前よりははるかに「人権」についての理解は深いと思うぞ。

これまで勉強してきた内容として、ぱっと思いつくのは以下のようなものだ。

まず当然条文。一言一句とは言えないが、○○条と言われて内容が出る程度には覚えた。今となっては統治のあたりが少し怪しいが……。

基本書として、芦部憲法といわゆる4人組。前者は3周くらい。後者通読はしてない。前者を補完する感じでつかった。

百選掲載判例約200+相当数の判例理解。事案の概要と判旨の重要部分程度しか押さえてないのもあるが、重要判例についてはきちんと判例の射程なんかについても検討してる。

ケースブックとして、名前は忘れたがあずき色のでかいやつ。たしか3冊だったか。人にやったので今は手元にない。

講義等たぶん6単位分くらい。

受験対策として、論証の暗記、答練過去問演習等。こういうのを「勉強してきた内容」として挙げるのはどうかという気もするが、暗記や演習等を通じて基礎的な知識の定着や論理筋道理解が深まるという側面も確かにあるし、実際問題こうした受験対策に半分くらいの時間を費やしている以上無視するわけにもいくまい。

その他、適宜コンメンタールや関連書籍も参照してるはずだが、いちいちタイトルは覚えてないし煩瑣になるので省略する。あ、唯一タイトル覚えてるのが憲法上の権利作法。あれはなかなか参考になった。

で、俺に対して皮肉らしき的外れトラバをつけたお前は今までにいったいどれだけの勉強をしてきたんだ?

読んだ本の量や費やした時間学問理解に直結するなどと言うつもりはないが、間違いなく一つの指標にはなるだろうから、ぜひ教えてくれよ、なあおい

2014-06-10

増田文章が雑になるな

昨日増田でいつもより少し長い文章を書いたが、

読み返してみると文章の乱れがひどい。

文章の構成が拙いし、日本語としておかしい部分もある。

増田文章なんて基本書き捨てるものだと思ってはいるが、

長くなる場合は簡単にでも推敲すべきだな、と反省学習した。

昨日書いたものについては、悩んだ結果、修正はしないことにした。

修正履歴が分かるような修正をしようとすると却って煩瑣になる気もしたし、

何より本当に満足のいく修正をしようとすれば殆ど全面書き換えの様相を呈するだろうから

この反省は今後に生かす。

2012-02-01

やりたいことやりたい。

或いは、やりたいことをやってるのを誰かに妨げられたくない、ケチつけられたくない。

さらに言うと、その先にある「自分が思い描いている結果」が比較的すんなりと得られないと我慢ならない。

難産だったり煩瑣だったりすると嫌気がさしてしまう。

はいえ、できなかった自分がいるのも気に入らないので、一応は実現のために再出発するが、

その「できなかった自分」を再スタートラインとし、それを踏まえて実現を試みるのも気に入らない。

最初から実現可能だったはずの自分を、まずは取り敢えず用意しないと気が収まらないというか・・・

現状の自分を生んだ原因ってこんなとこなんだろうか・・・

 
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