はてなキーワード: IMAXとは
正直言うと、あまり気のりしないんだ。
俺にとってはずっとそうだったから2000円も払って見に行くというのに勿体なさがある。
交通費とポップコーンとIMAXも考えると実質3500円ぐらいだ。
家で配信を見るんだったらもし買い切りでも500円だし、コーラもポップコーンもドンキで100円だから、せいぜい700円だろう。
5倍以上の価値なんてあるのか?
でも俺は今見たいんだ。
「今見る」ということに差額分を出す。
既に俺の中でコンコルドは飛び立とうとしている。
こうやって思い悩んでいる間にも乗客たちの乗り入れは始まり、車輪は滑走路を滑り出している。
引き返せない思いが俺に「凄かった!」という感想をもたらすだろう。
信者か、アンチか、何者になるのかは分からないがきっと俺は大いに驚くと思う。
そのことを先に書いておく。
許してくれ。
俺にとって「わざわざジブリを映画館で見る」というのは冒険なんだ。
原作既読でもあった俺は、大いなるアンチとしてネット中を暴れ回った。
その傷も癒え、今本当に久しぶりに映画館でジブリしにいくんだよ。
どうなってしまうんだろうな。
映画『すずめの戸締まり』の映画評を定期的に投稿している増田。鑑賞のたびに新たな発見がある模様。
(*)1~3回目は発見できなかったため省略
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーを見てきたので感想を残しとく。
[視聴環境]
[事前情報]
世界興収がスゴイらしい。評論家からの評価は悪いらしい。吹き替えはマリオが宮野守でルイージが畠中とかいう奴らしい。予告チラ見した感じ、声が微妙だったので字幕でみることにした。
[どんな話か(うっすらネタバレ)]
現代のニューヨーク在住の冴えないイタリア人配管工の兄弟が、ひょんなことから異世界(マリオワールド)に飛ばされ、キノピオ、ピーチ、ドンキーコングとともに悪者クッパを倒そうとするお話。
[総評]
普通に面白かった。良くも悪くもファンムービー。映像的な革新性、脚本の秀逸さ、思わず吹き出してしまう小気味よいジョーク、心動かす感動的なシーン、胸が熱くなる激アツ展開、などはない。
かといって出来が酷いわけではなく、一応どれも及第点は取れてる、と思う。(脚本はかなり雑で突っ込もうと思えばいくらでも突っ込めるけど、子供向け映画にマジになっても仕方ないよね)
[おすすめ度]
劇場で何度も見たくなるタイプの映画ではないけど、人生でマリオのゲームに触れたことある人なら一回は見といた方がいい映画だと思う。
[誰向け?]
万人向け。マリオのゲームをやったことある人なら、小さい子連れのファミリーから、デートムービー、友達グループ、独り身の暇つぶしまであらゆる層に対応してる。
[グロ度]
なし。ただしギャグ演出として暴力的なシーンが多用されている。痛々しい演出は多め。(例:手をピアノで挟む)
<良い点>
・キャラクターのモーションやSE、BGMが原作を忠実に再現していて楽しい
<悪い点>
それに加えて各シーンの演出や各エピソードの繋がりがとてもご都合主義的。
どのような「ご都合」かというと、「原作のこの絵を再現したい!」→「じゃあこういう展開でこういう演出にしましょう!」というのが明け透けに見えている。
たとえば、「ベビーマリオを出したい!」→「ルイージに幼少期を回想させよう!(何の脈絡もないけど)」みたいなのが盛りだくさんとなっている。
原作再現が最優先なため、伏線を先に引いて、後で回収する・・・というのがほぼない。
ピーチ姫がSWのレイみたいになってたり、キノピオが陽気な友人キャラみたいになってたり。どれもハリウッド映画に出てくるお決まりのキャラではあるけども。
<まとめると>
どのシーンにも「物語上の必然性」がない。かわりに「原作再現上の必然性」がある。
だからマリオを知らない人が見たら「なんでそうなる???」「唐突・・・」「最初からそうしとけばいいのに・・・」「無理矢理だなあ」「この人たち出てくる意味あった?」「え?なんでみんな普通に受け入れてハッピーエンドみたいになってるの?なんか説明合った?」「こいつは一体なんなんだよ」と突っ込みどころ満載かもしれない。
が、それもこれも原作再現を楽しみにしてるファンを思ってのことだと思うので悪く言うつもりはない。
【「スーパーマリオ」が打ち立てた記録】
このように今作はアニメ映画として数多くの記録を塗り替えたことがわかる。コロナ禍に入ってからはファミリー層向けの映画は苦戦が続いていたため、この数字は誰も予想しえない異次元な成績と言えるだろう。
何かと話題の歌舞伎町の新名所、東急歌舞伎町タワーに出来た109シネマズプレミアム新宿。全席がプレミアムシートで価格も4500円からとお高めだが、109シネマズには変わらないのでいくつかお得な方法はある。
年会費無料のシネマポイント会員になっていれば4000円から楽しめる。他の109シネマズでもエグゼクティブシートが通常料金で座れたり火曜日に安く映画を観れたりお得な会員制度だ。ちなみに水曜は非会員でも安くなる
入会金は1000円と高めだがポイントを2ポイントくれるので総合的には良心的。500円取ってクーポンしかくれないイオンやユナイテッドはともかく何もくれないTOHOはマジで考え直せ。
通常では6ポイントで無料鑑賞なのだが109シネマズプレミアム新宿では料金がかかる。IMAXとかの追加料金と同じだ。109シネマズプレミアム新宿の場合ウェルカムコンセッションの料金が1600円と明記されているのでプレミアムシート代1000円と合わせた料金と言う感じだろう。ちなみにウェルカムコンセッションはポップコーンとソフトドリンクは食べ飲み放題だ。
https://109cinemas.net/premiumshinjuku/refreshments.html
と言う流れになる。ここまでするのは二子玉、川崎、木場を利用している会員くらいだと思うがもしかすると観光ついでにと言うことで港北や横浜の人もやるかも。埼玉群馬の人はしないよね。
ちなみにポイント貯める映画を入場者特典がある映画にするとフリマアプリに出品して入場料をペイすると言うのもある。
109シネマズプレミアム新宿のコンセプトが富裕層の取り込みなのかたまの贅沢なのかは分からないが、もし色黒半袖Tシャツで金のネックレスとサングラスかけたたぶんポケモンカードとかの転売で納税して無さそうな中国人富裕層みたいな人をターゲットにしているならポイント特典対象から外した方が良いと思う。リッチな大人の社交場に元取んなきゃって考えるような人が来れるルートは作らない方が良い。
あと新宿ピカデリーにも言えるがプレミアムシートに来る客≠ルール守れる客なのでちゃんと客のチェックとか最悪退出させるくらいの対応はしてほしい。スマホとかの光はプレミアムシートの方が断然多いし上で言ったようなほぼ反社みたいな成金に道徳なんて意識は全くない。
映画好き、というか映画館が大好きで映画をよく観る。平均するとだいたい年に70~80回くらいは映画館に足を運んでいるので、まあまあ映画をよく観ている方だと思う。
東京に住んでいるのでシネコン、単館、名画座含めて都内のほとんどの映画館に足を運んだことがあるけれど、私が一番大好きな、自分にとって宝物のような映画館は109木場だ。思い入れのせいもあるかもしれないけど、この評価は20年間変わっていない。
109木場は名前のとおり東急系列のシネコンで、109シネマズの中でも港北に次いで2番目に古い2000年オープンだ。
郊外によくあるようなイトーヨーカドーの3階の片隅にある何の変哲もないスーパー併設型のシネコンであり、特別お洒落でもないし、日曜日には家族連れで来た子供たちが騒いでいるし、特別設備が優れているわけでもなくロビーだって狭いし、トイレだってロビーの1か所にしかない。
それなのに、いつだって映画体験の満足度がとても高い。そんな不思議な映画館だ。
トラバした記事のブコメを見ると、たぶん同じことを考えていてひっそり109木場を愛している人がちらほら居そうなので、こういうことを書くと「お前黙っとけよ!」とツッコまれそうな気がしないでもないんだけど、はじめに”なぜここが素晴らしいのか”の身も蓋も無い一番の理由を書くと、「いつもやたら空いているから」だったりする。
イチ押しの理由が「映画好きが観たい映画を観たいときにガラガラだから」という、映画館にとってはネガティブな理由を素晴らしいと言われるのはちょっと困りものだと思うし、それが理由で人気が出て混むのも正直嫌だったりもするんだけど、お客さんが入らなすぎて潰れてしまいでもしたらもっと嫌だから、ほどほどのところで素晴らしい映画館であり続けてほしいという複雑に我儘な気持ちがある。
少し前にアド街で木場の特集が組まれたときにギャザリアが上位になって、それを見た女優さんか誰か(失念しましたすみません)がチラッと「ここの映画館がとても好きでよく来るんですよ、その理由は、いや、うん」みたいな歯にものの詰まったような言い方をしていて、あなた絶対今同じこと考えていて喉元まで言葉が出掛かってたでしょ?と思って笑ってしまったのだけれど、でもとにかくここの映画館はシネコンの安定した品質と快適な空間のバランスが程よくて居心地が良いのだ。
最近、109シネマズが歌舞伎町タワーにプレミアムシート専門の映画館を作って話題になっているけれど、ターゲットが違うと言われようが貧乏くさいと言われようが私なら歌舞伎町に行くくらいなら木場まで地下鉄に乗ってこの何の変哲もないイトーヨーカドーの隅の映画館に行く。ここで映画を観るときは予約すればほぼ確実にプレミアムシートが取れるし、追加料金も無いしね(なんならガチで貸し切り上映だったり……んがんぐ)。
で、ここまで書いて「なんだ中途半端なところにあるからガラガラだっていう話かよ」ということになってしまいそうなんだけど、それだけじゃないんだよということを書きたいというのが本題だったりします。
私自身は今は東京区部の西側に住んでいるので、木場は都内を横断して反対側に位置している。実際のところ一番よく通う映画館は新宿三丁目界隈だし、一番設備がいいシネコンは池袋のグラシネだと思うし、お祭り騒ぎを楽しみたいときは立川にも行くし、渋谷や馬場や中央線沿いの単館や名画座にも大好きな映画館がいくつもあるけれど、それに負けない魅力が109木場にはあるのです。
まず映画館の在り方として、設備の程よさ、ちょうどよさが心地よい。スーパーの一角にあるから当然気分がムーディーに盛り上がってまいりました!という感じではないけれど、建物の入り口からの導線が短くてコンパクトにまとまっていて気分が散漫になることが無いし、テナント群との距離も取られているので騒がしくもない。最近のシネコンはスクリーン前の廊下まで明るくモダンな内装にするところが多いけど、ここは良い意味で一昔前の郊外のエンタメ施設っぽい暗い廊下が映画への集中を促してくれるので好きです。
もう古いほうのシネコンになるけれど、肝心の映画設備はスクリーンも席も行き届いていて快適です。かなり初期からIMAXを備えた数少ない映画館だったので「立派なIMAXがある劇場」という先入観があったせいもあるかもしれないけど、音響も悪くない(というか結構良い)と思う。そんなIMAXも古いだけあってずっと希少ですらあった「ただのデジタル」だったんだけど、つい最近IMAXレーザーにリニューアルされて現代スペックになった。サンキュー東急。
109の中の人によくわかっている人がいるのか単に微妙に山手線圏内と商圏がかぶらない場所にあるからなのかはわからないけど、なぜか一部で話題になっているような映画ファンのツボに入る映画を引っ張ってきて掛けていることが多いのも109木場の特徴。新宿ピカデリーでやっているようなインド映画の大作とか、ミニシアター系の話題作なんかも109で木場だけ上映していることがよくあって、そういうときはここで観るとプレミアムシート(無料)で快適に観られるので圧倒的に満足度が高い。何かそういう配給の仕切りがあるのかな?
んで例えば過去で言えばバーフバリIMAXとかバジュランギおじさんと小さな迷子とか、最近ならRRRみたいな歌って踊れる映画をやると、ファミリー層向けのシネコンとは思えないような音量を鳴らしてきたりして、ああシネコンの音響って本気出すと爆音映画祭みたいなスピーカー無くてもこんな音量が出るものなんだって感動したりする。当然、確信的にやってますよね?(知らないだけかもしれないけど、同じ109でも他のところではそういう感想を持ったことが無い気がする)
あとは、これは映画館の力ではないけれど、やっぱり木場という街のロケーションが良いですよね。
ほぼ都心と言っても間違いではない場所なのに、シーンとした郊外のようでもあるあの不思議な感覚。平日の夜レイトショーで映画を観て帰ろうとすると、休日のお昼なら子供たちの声が聞こえてきて騒がしいんだろうなあなんてことを想像しつつ、人もまばらで誰もいない(ガラガラだから……)ショッピングセンターのシャッターが閉まったフロアの脇をすり抜けて地下鉄の駅へ向かうあの感覚がとても良いです。オフィス街でもあるのであの辺で働いている人にとっては何言ってんだこいつという感じかもしれないが、そもそも郊外型のショッピング施設なのに都心のオフィス街の中にあるという独特な雰囲気がある場所って結構珍しくて、そこが似たような立ち位置にある近隣のシネコン(豊洲とか亀有とか市川とか)とはちょっと異質な雰囲気の元になっている気がする。駐車場に泊めたクルマで帰ろう、というのではなくて、ああ良い映画だったなあ、って思いながら木場駅に潜るあの瞬間がとても好きだ。
もちろん、トラバの記事にあるように木場の街自体とても魅力が高い。MOTで気に入った展覧会を観てから木場公園を抜けて映画を観て帰るとそれだけで充実した休日になった気がするし、数ある人気店のラーメン食べたり、木場らしくタンギョー食べたり、美味しいカレー屋も多いし、清澄あたりでコーヒー屋めぐりをしてから向かっても良いし、なんならギャザリアのレストラン街やフードコートのぽっぽで時間を潰す休日も良い。
「しかしねぇ…我々としては要石となってミミズを抑える立場にあるのだから…」
「よく喋った!?」
すぐ書いたら特定されそうだから言わなかったけど、一度上映トラブルがあって、予告は普通だったけど映画泥棒からピンボケになった(フィルム別なのね)パステル画みたいだし、一回くらいこんなのもいいかと思ったけど、ニンジンの型抜き辺りでスクリーン変えて再上映となった。予告からもう一回だったので少し疲れたけど。つーわけで、実際は10.1回くらい観てるんだよね
IMAX童貞は捨てたから、次は字幕童貞かやるなら4DX童貞も捨てたいですね…生(レア)でね
気づいたこと
秘宝館の扉が後ろ戸になってた可能性もあるんやね…ろくな想いが残ってなさそう
・走る椅子ツイートのアイコンなんJ民か?病院でけおるKOUSHIROUさんとJが銀幕で共演するとは…
・モンキチョウ?は常世の象徴なんかね?椅子の近く飛んでたり意思があるようなないような
・一週間もない付き合いだけど、互いのバックグラウンドは深いとこまで共有されてんだよね。要石で不在の間の掘り下げはじいちゃんか芹沢経由で開示されるだろうし
・初ベスティア
音がいい気がする?
足踏みの音とかボールが弾む音とか
合っててすごくよかった
すごく面白かった
・キャラがみんなかっこよかった
好まれそうだな」って思ってた主役扱いで驚いた
「流石に映画だし負けることはないと思うが
負けエンドも微レ存…?」って
・最後の5秒の息を止めるような緊張感すご
主人公や…
・流川くんの顔が出るたびに
いちいち「おお…顔がいい…」ってなった
カッコイイし見てよかった
(視聴理由→
たくなった
(花流と流花は逆カプ界隈が仲良しだったという
当時の話を知ってたから当時一斉を風靡した
できなくなっていたんじゃ
ハマってたじゃろうな)
見させて頂いてどうなっちまうんだ…
良すぎて2回めIMAXでみた
漫画も読み始めた
世代のスポーツ漫画つながりでアイシールド21を読みたくなった
20230410に3回目みた
多分これで見納め
1回目は検索未読
2回目は原作4.5巻辺りまで
原作見終わってからだとOPの「う、うわああ!井上雄彦先生の絵が動いてるゥー!」感がひとしおでこれ原作リアタイしてたら尚更だし羨ましいな〜!と思った
池袋グランドシネマサンシャインは日本に2つしかないフルサイズIMAXを上映可能な劇場の1つ。そしてフルサイズIMAX対応作品が上映される映画は年に1〜2本あるか無いか。気になる作品がフルサイズIMAXで上映されるなら這ってでも行くべし。幅25.8m x 高さ18.9mのスクリーンは他で体感出来るものではないので、なんなら興味がない作品だとしても行く価値がある。
通常料金+αなスクリーンは色々あるけれど、映像・音・椅子が高水準で三拍子揃ったスクリーンはドルビーシネマだけ。本編上映前の性能自慢は伊達じゃない。丸の内ピカデリーなら会員向け無限クーポンを使えるので財布にも優しい。ドルビーシネマで上映してないのであれば一番近い映画館へ行こう。移動コストが少ないに越したことは無い。
漫画の実写版予告は見てて恥ずかしくなっちゃうのもあるが(単に自分がターゲットから外れてるってだけだろうけど)
IMAXの予告だと流れなかったので選別されてる感じがする。単に映画館自体の違いかもだが
しかし、IMAX自体のCMが二回流れたりバージョン違いとはいえ同じ映画の予告二度打ちは…まあいいけど
画質音質はいいので聞き取り易かったり文字がよく見えて良かった。
気づいたことなど
最初の後ろ戸を閉めるとこ、過去の台詞が再生されてたのに聞き逃してたの気付いた。
フェリーで毛布と枕は分けてもらったのかと思ったがご自由にお取りくださいだったか
バイクに乗せてもらうとこ、ミカンは置いたままでもヘルメットはしてるから遵法意識高い。飛び出したり飛び降りはするけど
チカはすずめの客室に泊まりにきてる。旅館に選挙ポスター(酒井?)が貼ってある
東京で充電して出たのが9月13日…だった気がするが新幹線の時だったかも
草太の部屋に一升瓶?があったが醤油とかかも
正直配給は頭抱えたと思うのよ。完全にご新規さんお断りな内容、12年もアバター大好きな人以外には「綺麗な映像だったね。で、何がどうなったの?」って映画だ。まったく優しくない
これを良くデカいスクリーンやIMAXや4DXで上映してるな映画館。狂ってるの?12年前と違ってLILICOが何言っても観に行かないぞ!なんせ続編だし、3時間超えるし
日に吹替1回、3D字幕2回くらいがちょうど良い。IMAXや4DXも日に1回づつで良い。2週目でそれくらい。その分他の映画流した方が儲かるでしょ。なんかディズニーに脅されてるの?映画館
12/3公開予定の映画『THE FIRST SLAM DUNK』 は11/4の特番による声優変更発表で激しく炎上している。
Twitterやまとめサイト等では旧キャストを使わないなら爆死して欲しい、これだけ批判されているのだから爆死間違いなしと息巻いている人たちが多く見受けられる。
激しく炎上しているということは声優に思い入れのあるスラムダンクファンが大多数なのだから、その不興を買えば映画はヒットせず爆死するに違いない、と。
そこで今回の炎上による興行収入への影響力を客観的な数字のみをベースに可能な範囲で推定してみた。
あくまで簡易的な推察なので漏れや認識誤り等があればご容赦いただきたい。
私は井上雄彦自身に今回のプロモーションの責任があり、旧アニメに対しリスペクトが欠けているという意見には否定的である。
その根拠は後述の「■何故仮説検証しようと考えたのか」の項で説明する。
」まで確認してほしい。
①Twitter上でプロモーションや声優変更に対する批判の声を上げた実数は【 2,000人】
② プロモーションや声優変更を不満に思ったTwitterユーザー数は【 13,333人】
③ プロモーションや声優変更を不満に思った日本国内での人数は【 26,666人】
④ プロモーションや声優変更を不満に思って鑑賞を取りやめた人数はざっくり【 3万人〜10万人】
⑤ プロモーションや声優変更を不満に思って鑑賞を取りやめた人数に伴う興行収入のマイナスは推定【 2億円】
注意していただきたいのは、あくまで直接的な影響を推定したという点である。
映画の興行収入の伸びは、映画を鑑賞したアーリーアダプターによるポジティブな口コミによる盛り上がりでレイトマジョリティを巻き込めないと見込めないものである。
現状のように批判の声が大きい場合、仮に映画の出来が一定水準以上あったとしても
・批判のために映画を鑑賞した人によるマイナスレビューの割合が大きくなる
・炎上を餌にSNSでPV稼ぎのまとめサイト等、映画への不満ばかりが拡散される
・レイトマジョリティを鑑賞に導く流れに至らず早々に打ち切りになってしまう
そのスパイラルに陥る可能性を減らすにはどうしたら良いか。燻り続けている限りは次第に声がおさまったとしても公開時に再炎上するだけである。
個人的には、プロデューサーといった責任のある人間が矢面に立って今回の炎上について動画のような形で直接、そして誠実な声明を出すことが必要であると考えている。
そこで誠実な姿勢がファンに伝わればそれ以上の批判は止み、映画公開後も純粋に作品の質に対する口コミが広がっていくことになるであろう。
もちろん作品の質が低ければ爆死するのは避けられないがそれはまた別の問題である。
本作品の原作者であり監督の井上雄彦自身の責任、旧アニメへのリスペクトを欠く行為を責める反応も一定数発生している。
責任者・リスペクト欠如に基づく批判は事実に基づいているのだろうか、という純粋な疑問が始まりである。
プロモーションの不手際は酷いもので声優変更発表タイミング、特番の内容、旧アニメの無料配信等、旧アニメや旧キャストへのリスペクトを欠く姿勢が露呈してしまった。そのせいで鑑賞を取りやめる判断をする方の残念な思いは理解できる。
一方で今回の映画における井上雄彦のポジションは製作総指揮や総合プロデューサーといったプロモーション含めた映画全般を管轄する立場ではなく、あくまで監督である。
一方で作品の外部、プロモーションを管轄しているのは一般的にはプロデューサーである。
不手際のあったプロモーションに関してはいくら原作者で同じ制作側の人間だとしても権限や責任のない監督にまで責を負わせ刃を向けるのは正当性があると言えるのだろうか?
また井上監督が旧アニメを否定し、リスペクトを欠いているという意見も散見される。
https://itplanning.co.jp/inoue/i221020/
その中では、連載時は視野が狭く漫画以外のファンに感謝の心をほとんど持っていなかったと正直に本音を晒している。一方で旧キャストも含めたアニメ制作者への感謝の想いを下記のように明言している。
「漫画もアニメもそれぞれの現場で、制作から人々に届けるまでの過程でたくさんの人たちが携わってくれました。そんな全ての人たちに、感謝の気持ちでいっぱいです。」
若かりし頃の視野の狭さを自覚し、感謝の意を述べる。非常に誠実で礼を逸してない態度に見える。
最低限の礼節を踏まえているにも関わらず、井上監督が旧アニメを「嫌っている」「否定している」という根拠のない主張に基づく非難には違和感を覚える。
そしてその非難の中で見受けられる「声優に思い入れのあるスラムダンクファンが大多数なのだから、その不興を買えば映画はヒットせず爆死する」という説は本当なのか?
理由は上記であるものの検証自体は私個人の思いによるバイアスは廃したつもりである。
最終的に導きたいのは今回の炎上において日本国内で直接的に鑑賞を取りやめた人の人数はどのくらいの規模で、興行収入にどの程度の影響を与えるか、ということである。
爆死を願う人の中にはアニメの無料配信の視聴回数(1話目450万回超)の大きさを基に今回の批判の規模を大きく見せたい人もいるだろうが、それはあくまで旧アニメに関心を持っている層の大きさを示しているだけであり、不満を感じた人の割合は視聴者回数からでは区別できない。
そのため視聴回数等の旧アニメファンの大きさを持ってプロモーションや声優変更に不満を持った層の大きさを語るのではなく、批判の声を上げた実数をベースに推定する方がより実際に近くなるのではと考える。
①Twitter上でプロモーションや声優変更に対する批判の声を上げた実数は【2,000人】
映画スラムダンク公式の予告動画へのリプライは1,500、「お気持ち表明」と揶揄される11/10の2つのツイートへのリプライは合算すると2,000程度であった。(11/13時点)
リプライの中には公式への激励の声の割合もあるのだが、過小に評価しないために全てが批判の声と仮定する。
② プロモーションや声優変更を不満に思ったTwitterユーザー数は【13,333人】
今回のプロモーションや声優変更を不満に思った人のうち、何割程度が批判の声を上げているのか。
ソーシャルメディアにおいて「自ら情報発信や発言を積極的に行っている」人の割合は、日本では全人口の1割にも満たない。SNS上の議論をリードしているのは「5%以下の人々」の意見と言われている。
また下記の調査では、スラムダンクファンの大多数であろう30代・40代のTwitterユーザーの投稿率は15%〜20%とされている。
https://webtan.impress.co.jp/n/2022/05/24/42788?amp
不満という感情はアクションに結びつきやすいのは誰しも経験のあることだろう。
そのため、不満に思った人の投稿率が上記投稿率以下ということは考えにくい。
よってざっくりとだが、不満に思った人の15%が①のアクションに至ったと仮定する。
・2,000÷0.15≒13,333
③ プロモーションや声優変更を不満に思った日本国内での人数は【26,666人】
先述の調査をベースにするとTwitterの利用率は利用率は30代〜40代でざっくり50%であり、不満を覚えたがTwitterを利用していない層が50%いると仮定できる。
26,666人程度が日本全体で不満に思った人数と推定できる。
④ プロモーションや声優変更を不満に思って鑑賞を取りやめた人数はざっくり【3万人〜10万人】程度
③の数値をそのまま用いても良いが、YouTubeのBAD数が2万を超えていたから、それに近い数値となった。
潜在的にはもっといると甘めに見積もっても、数倍程度の開きであろうと仮定する。
つまり3万人〜10万人程度が鑑賞を取りやめた人数ではないかと推定する。
⑤ プロモーションや声優変更を不満に思って鑑賞を取りやめた人数に伴う興行収入のマイナスは推定【2億円】
10万人が鑑賞意欲をなくしたとすると10万人×1,900円(IMAX等価格が違うスクリーンもあるのかもしれないがムビチケ価格に単純化する)
興行収入に換算すると約2億円の損失となる。
はじめに 俺は年収300マン! おわり(人生の行方的な意味で(おわり))
とりあえず自分なりの健康で文化的な最低限度の生活を維持するのに年250万ぐらいかかる。
これを日数で割ると1日7000円ぐらいだ。
平日の可処分時間がおよそ4時間、休日が10時間として、一週間で40時間となる。
それに対して必要なお金が4万9000円で、およそ5万円である。
つまり、自由な1時間をおよそ800円で購入していることになる。
さて、ここでクリアに50時間かかるゲームを1万円で購入したとすると、1時間に使うお金は1000円になる。
今回考えたいのは、1時間800円出して無料のゲームを遊ぶのと、どうせなら1時間1000円出してもっと面白いゲームを遊ぶことのどちらが幸福であるかの比較である。
もう答は見えている気がする。
親に庇護されるだけの子供でもない限りは、ただ生きて可処分時間を得るだけでそれなりの金がかかるのだから、そこに少し足して面白い時間の使い方をしたほうが絶対にいい。
ただし、この計算はゲームのような減価償却の効率がべらぼうに良いものを対象にしているのでちょっと卑怯だ。
たとえばこれが漫画本の場合は1時間で3冊ほど読めてしまうのに1500円ほどかかるわけだからして、1時間800円に対して1時間2300円という膨大な経費増が発生する。
この場合を比較すると、「漫画だったらアプリで読んだほうがお得では?」という考え方になるだろう。
ただこの場合はアプリの成約のせいで無駄に時間を使うので、50分を800円で1時間960円の実質の160円プラスで買う形になっているとも言えるのだが……まあそれでもまだま安い。
まず映画を映画館でみると移動や早めの入場、大量のCMで結構な時間ロスがあるのだ。
電車の中でスマホをいじって過ごすにしてもCM待ちはあるわけだから30分は無駄にするとして電車賃込で1000円ほどだろうか?
これがアマプラだったら1本辺りの増加が+100円ぐらいなわけだから、まるまる+3000円払ってでも映画館で絶対見たくいという気持ちがないなら配信待ちでいい。
ぶっちゃけそこまできたらIMAXぐらいつけてしまった方がお得だと言えるだろう。
5000円ぐらいの価値はあったと思うのでペイしている。
終わってしまった。
ソシャゲの無課金プレイをするより買い切りゲーの方がいいとは言い難いぐらい最近は無料ゲームもクオリティが高い。
そもそもどっちも上澄み同士で殴り合わせることになるのだから、下々のゴミは最初から考えなくて良いのだ。
とはいえたまにあるのがプラットフォームの宣伝のために無料で配られるゲームだ。
名作だったら丸々お得に感じるが、自分に合わないならちょっとやってすぐ捨てていいと思う。
セールを待てば2000円程度で買えて20時間で遊べるゲームなら、1時間800円が1時間900円になるだけだ。
1時間+100円を惜しんで微妙なゲームを遊ぶぐらいなら、やりたいゲームをやるべきだ。
買った直後に無料になると悲しいので、セールでも積みゲーをキチンと崩せているか把握して買うべきだろう。
ただここでも「買ってしまったことに固執して微妙な気持ちで1時間800円を過ごすなら、1時間1000円で楽しく過ごすために新しいゲームに乗り換えちまえ」が成立するだろう。
しかしあれだな、こうやって考えていくと基本無料ゲーの「楽しい時間を味わうためにサッサと金を払ってコンテンツを開放する」という商売のやり方は理に叶っているように思える。
意地になって無料で手に入れようとするより、さっさと買うほうがお互いにWIN-WINな感じはあるな。
まあ小学生やニートでお金がないなら無料で手に入れることの喜びを求めていくのもありかも。
買って終わりではなくガチャで手に入れた「ゲーム内での生活レベル」を維持するためにはガチャを書い続ける必要があるからだ。
1体1体のキャラは永遠だが、最新キャラを持っている状態でプレイし続けるのには金がかかり続ける。
最序盤に決め打ちで人権キャラを引いてしまうというのは未来が予知できているならありかも知れないが……。
とはいえ5万円使った場合、その減価償却が1時間500円になるのでさえ100時間のプレイを必要とするので結構な重さがある。
500時間プレイすれば1時間辺りは100円で済むが、そこまでプレイし続けるかを予想するのは難しいだろう。
まあ……元々の可処分時間の値段が1時間5000円とかなら、500円ぐらいは誤差なんだろうな。
ガチャゲーは身の程に合わせて遊ぶゲームということでやはり確定のようだ。
金を持っているが使い道のない人にはオススメの遊びだろう。