はてなキーワード: ターミネーター3とは
『355』(スリーファイブファイブ[4]、The 355)は、2022年のアメリカ合衆国のスパイ映画。テレサ・レベックとサイモン・キンバーグが共同で執筆した脚本を、サイモン・キンバーグが監督した。出演はジェシカ・チャステインとペネロペ・クルスなど。タイトル及び作中のスパイチーム名の「355」とは18世紀のアメリカ独立戦争時代に実在したパトリオット側の女性スパイエージェント355(英語版)にちなむ[5]。
ユニバーサル・ピクチャーズから2022年1月7日に公開。日本ではキノフィルムズ
『AVA/エヴァ』(Ava)は、2020年のアメリカ合衆国のアクションスリラー映画。テイト・テイラーが監督し、マシュー・ニュートン(英語版)が脚本を執筆した。出演はジェシカ・チャステイン、ジョン・マルコヴィッチ、コモン、ジーナ・デイヴィス、コリン・ファレル、ヨアン・グリフィズ、ジョアン・チェンなど。女性暗殺者と彼女を陥れた組織の幹部との闘いを描いている[4]。
2020年7月2日にハンガリーで公開された後、本国米国では同年9月25日にヴァーティカル・エンターテインメントの配給で公開された。
『ARGYLLE/アーガイル』(原題:Argylle)は、2024年のイギリスとアメリカ合衆国の合作によるスパイコメディ映画。
製作・監督はマシュー・ヴォーンで、ジェイソン・フックス(英語版)が脚本を担当した。ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、デュア・リパ、アリアナ・デボーズ、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソンからなるアンサンブル・キャストが出演している。
『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』(原題: The Man from U.N.C.L.E.)は、2015年の英米合作のスパイ・アクション映画。
『オペレーション・フォーチュン』は、2023年のアメリカ合衆国のスパイ映画。本作は、ガイ・リッチーが共同脚本・監督を務め、ジェイソン・ステイサムが主演する[1]。また、ステイサム以外にもオーブリー・プラザ、ジョシュ・ハートネット、ケイリー・エルウィス、バグジー・マローン(英語版)、ヒュー・グラントが出演する。
『アメリカン・アサシン』(American Assassin)は、2017年のアメリカ合衆国のアクション映画。監督はマイケル・クエスタ、主演はディラン・オブライエンが務めた。本作はヴィンス・フリンが2010年に上梓した『American Assassin』を原作としている。
『ケープタウン』(Zulu)は、2013年のフランス・南アフリカ共和国合作のクライム映画。原作はキャリル・フェレ(フランス語版)、監督をジェローム・サル、主演をオーランド・ブルームとフォレスト・ウィテカーが務めた。
『エンド・オブ・ホワイトハウス』 続編2本あり
『ブリックレイヤー』(原題:The Bricklayer)は、2023年制作のアメリカ合衆国のアクション映画。
元・FBIという経歴を持つ小説家のポール・リンゼイが「ノア・ボイド」名義で発表した小説『脅迫』(The Bricklayer)をレニー・ハーリン監督、アーロン・エッカート主演で映画化[5]。
『ラストスタンド』(原題: The Last Stand)は、キム・ジウン監督による2013年のアメリカ合衆国のアクション映画。『ターミネーター3』以来十年ぶりとなるアーノルド・シュワルツェネッガーの主演作品であり、韓国映画を今まで担当してきたキム・ジウンにとっては初めてのアメリカ映画でもある[4]。
『ボーダーライン』(Sicario)は、2015年のアメリカ合衆国のアクションサスペンス映画。監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ、主演はエミリー・ブラントが務める。原題のSicarioとはスペイン語で『殺し屋』の意。
*別監督による続編あり
「毎回、長い」と言われたので、引用は細切れでいこうと思います。
出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判2』(2004年、洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記。記述形式は
[ページ数]
(初出)
です。
[p124]
(中略)
柳下:ホモといえば『ロード・オブ・ザ・リング』も怖いですよ。イアン・マッケランとクリストファー・リーがお稚児さんを奪い合う話だもん。
町山:ホモといえば、こないだ『ターミネーター3』の取材でシュワルツェネッガーのオフィスに入れてもらったんだけど、入り口のドアにいきなり全裸の男の尻が浮き彫りになってるの。
柳下:それはシュワがボディビルダーだからでしょ。彼は女好きで有名だもん。
町山:でもさあ、そこらじゅう裸の筋肉男の彫刻だらけってのは異常。
柳下:『スパルタカス』(60年)に出てきたホモのローマ貴族の屋敷みたいな(笑)。
(初出『映画秘宝』03年vol.43)
【感想】
「異常」呼ばわり。
最近、女性がスゥーッと浮かんでフワッと降りてくるCMを見てムラムラしたとかいう奴がいたけど、また新手の性癖使いかと思われたかもしれないが、その記事を書いた増田です。
とっくに興味を失って、そんな奴いたなくらいになってると思うけど、いくらかお話させていただいたものの、実際の1割程度しかお話できておらず、まだ納得がいっていない方も多数いらっしゃると思うし、今回ようやく納得の得られそうな説明ができそうになったので、あちらはあちらで完結として、改めてお話したいと思った次第だ。別に借金のカタに書けとか脅迫されているわけではないのでそこは安心してほしい。というか、ぶっちゃけ俺が話したいだけなのである。
多少長くなってしまうかもしれない。理解し難い人の好みを延々と聞かされるほど苦痛なことはないと思うので、不快になりそうな方はUターンをおすすめする。
改めて、生まれてこのかた言語化したことがなかったのだが、あえて言うなら俺の性癖は、「特殊効果などの映像技術で加工された女性に興奮する性癖」のようだ。
合成なりCGなり、何かしらの特殊効果によって展開された非現実的なシチュエーションに置かれた女性に興奮するようなのである。
先の回答編でいくつか動画を載せたと思うが、まったく関連性が見出せなかったと思う。要は特殊効果が使われている映像や画像が、女性が増殖したり変形したりしているのであって、これというひとつのジャンルに属するのが困難なのである。
いろんなジャンルに片足を突っ込んでいるような感じなので、その道を極めている方々にはとても申し訳なくなる。何度かコメントでも言及されていた、巨大な顔の美女フェチの方の研究熱には頭が上がらない。実は以前の回答編の文章構成は、巨大な顔フェチの増田氏に多大な影響を受けていることを最大の敬意とともに遅ればせながら報告させていただく。それと、緑地に白文字の北海道生まれの家具屋さん。俺を増田内で紐付けするためにダシにしてしまって、ほんとごめんなさい。せめてあの記事にトラバはつけないようにします。ソファベッドは買ってないけどネジを使わずに組み立てられるボックスは買ったよ。組み立てが簡単でとても良かったよ。
申し訳程度の宣伝を入れたところで、大きくジャンル分けしながらお話していきたいと思う。
変形フェチだろと指摘されて正直ドキッとなった。そうかわかっちゃうもんかと。ただ変形って具体的にどんなものを指すのか、質問された方と俺の間で齟齬があるかもしれない。
変形というと、いわゆる「状態変化」というジャンルが有名かと思う。人が液体とか球体とか膨らむとか、いろんな形に変形するというものだが、俺もそのジャンルを見つけたときはその精神に自らと深く通ずるものを感じたが、大半はイラストでの供給であった。
これは俺のただの好みの問題なのでひたすら不毛な話になって申し訳ないが、できれば実写の生身の人間を扱っているのが好ましい。だが残念ながら実写の供給は少ないような気がする。わかりやすく言うとターミネーター2の液体金属ロボットのT-1000なんかが理想形なんだが、残念ながらT-1000は男の姿をコピーして気に入ってしまった。ターミネーター3で女性ロボットが敵と聞いて期待したものだったが、あまり変形シーンがなくて俺としては肩透かしだった。そういえばトランスフォーマーリベンジという映画でも、きれいな女性が突然正体を見せてロボットに変形するというシーンがあったのだが、不思議と興奮しなかった。思うに映像が洗練されすぎていたせいなのかもしれない。なんというか、適度な手垢は俺にとって重要なエッセンスになっている気がする(単に俺の目が肥えただけな気がしなくもない)。
実写で変形というと、モーフィングという技術になることが多いかもしれない。
例えばこんなのがある。
以前もちょっと触れたが、細身の女性が力士に変身するというCMが昔あったが、きれいな女性がえらい姿になってしまうというシチュエーションはツボにハマる。
そういえばナッティプロフェッサーという映画でエディ・マーフィーが膨らんだりしぼんだりするシーンがあるけど、これが女性だったらなと思ってしまうけどテーマ的にまずそれはないだろうし、これはエディの名人芸あってこそな感じだしなぁ。(参考)https://youtu.be/EeyNlzFdjtc
他にこういうのとか。
(これの1:30〜1:40辺り)
これはジュブナイルという映画のワンシーンだが、エイリアンが酒井美紀に変身した瞬間に髪がパサッと下りるのが芸が細かくて良いと感じる。
動画がなくて非常に残念だが、マックシェイクのCMで、普通の女性が、マックシェイクを吸っているとその吸引力で顔の皮が口に吸い込まれてえらい顔になってしまうというのがあった。吸い込まれているときに、女性の頭皮までも吸い込まれ、後頭部のポニーテールが引き寄せられて頭上でピンと突っ張っていたのがまた芸が細かくて非常に良かった。
衣装や髪型がワンカットで変化し、何くわぬ顔で、こともなげに変形するカメラを器用に持ち変えているところが良い。
こともなげにというところが実は重要で、変形するカメラという(今のところ)非現実的な物体を当たり前のように扱っているところが、シャラポワ自身をも非現実的な存在に昇華させている。
実はこれは例のあのCMにも通じるところがある。例のCMでは、家具が自ら変形しワンカットの短時間で夜から朝に変わり、女性が短時間で着替えを完了させ下りてくるという非現実的な世界だ。そんな中でも何の戸惑いもなくこともなげに澄ましているところに妙な魅力を感じたのだ。これがきっと最適解だ。実は俺もなぜそこまで反応したのかよくわかっておらず、俺もいよいよ危険なフェーズに突入したなと思っていたのだが、振り返ってみれば確かにこれは俺の範疇だった。いささか俺の中でも極北の感はあるものの、皆さんのお陰で気付くことができた。厚く御礼申し上げる。
やはりそこは女性で、できればきれいな女性がいい。極端な例を挙げてしまうと、トータルリコールでおばさんの顔が割れるシーン。アリかナシか聞かれたら、正直ナシと言うと嘘になってしまう自分がいるのだが(これでやってしまうとその後のやってしまった感が尋常じゃないので最近は自重している)、そこら辺までがギリギリのラインだと思う。これがシャロン・ストーンとかだったらなと思ってしまうけど、シュワちゃんが隠れられないよね。
(参考)https://imgur.com/a/YVmy83p
続き↓
https://anond.hatelabo.jp/20200215074119
sonzincさん
1977年 | スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 | -- |
1980年 | スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 | 3年 |
1983年 | スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 | 3年 |
1999年 | スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス | 16年 |
2002年 | スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 | 3年 |
2005年 | スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 | 3年 |
2015年 | スター・ウォーズ/フォースの覚醒 | 10年 |
2017年 | スター・ウォーズ/最後のジェダイ | 2年 |
2019年 | スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け | 2年 |
1984年 | ターミネーター | -- |
1991年 | ターミネーター2 | 7年 |
2003年 | ターミネーター3 | 12年 |
2009年 | ターミネーター4 | 6年 |
2015年 | ターミネーター/ジェニシス | 6年 |
2019年 | ターミネーター/ニュー・フェイト | 4年 |
2001年 | ワイルド・スピード | -- |
2003年 | ワイルド・スピードX2 | 2年 |
2006年 | ワイルド・スピードX3 | 3年 |
2009年 | ワイルド・スピードMAX | 3年 |
2011年 | ワイルド・スピードMEGA MAX | 2年 |
2013年 | ワイルド・スピードEURO MISSION | 2年 |
2015年 | ワイルド・スピードSKY MISSION | 2年 |
2017年 | ワイルド・スピードICE BREAK | 2年 |
2019年 | ワイルド・スピード/スーパーコンボ | 2年 |
B'z | 1988年 | -- |
OFF THE LOCK | 1989年 | 1年 |
BREAK THROUGH | 1990年 | 1年 |
RISKY | 1990年 | 0年 |
IN THE LIFE | 1991年 | 1年 |
RUN | 1992年 | 1年 |
The 7th Blues | 1994年 | 2年 |
LOOSE | 1995年 | 1年 |
SURVIVE | 1997年 | 2年 |
Brotherhood | 1999年 | 2年 |
ELEVEN | 2000年 | 1年 |
GREEN | 2002年 | 2年 |
BIG MACHINE | 2003年 | 1年 |
THE CIRCLE | 2005年 | 2年 |
MONSTER | 2006年 | 1年 |
ACTION | 2007年 | 1年 |
MAGIC | 2009年 | 2年 |
C'mon | 2011年 | 2年 |
EPIC DAY | 2015年 | 4年 |
DINOSAUR | 2017年 | 2年 |
NEW LOVE | 2019年 | 2年 |
1999年 | FLAME VEIN | -- |
2000年 | THE LIVING DEAD | 1年 |
2002年 | jupiter | 2年 |
2004年 | ユグドラシル | 2年 |
2007年 | orbital period | 3年 |
2010年 | COSMONAUT | 3年 |
2014年 | RAY | 4年 |
2016年 | Butterflies | 2年 |
2019年 | aurora arc | 3年 |
2015年 | ラブとピースは君の中 | -- |
2016年 | MAN IN THE MIRROR | 1年 |
2017年 | レポート | 1年 |
2018年 | エスカパレード | 1年 |
2019年 | Traveler | 1年 |
別に遅くなってない。
筋肉モリモリマッチョマンのシュワが妊娠する。それだけの一発ネタのような映画だが意外にも面白い。
妊娠中の苦労、新たな生命が宿ることの幸せを男のシュワがコミカルに演じる。ツインズでも共演していたダニー・デヴィート演じる擬似父親やママ友との支え合いは今の時代にこそ訴える物がある。
棒演技と言われがちなシュワだが顔芸に関しては秀逸。更に日本語吹き替え版は玄田哲章のオカマ演技のおかげでかなり笑える。
なおアメリカでの評価はかなり悪く"コメディ映画ワースト2位"とまで言われる始末。シュワ本人もインタビューで出演したことを後悔するような発言をしている。
シュワ演じる保安官はかつては敏腕刑事だったが今は歳を重ね田舎町に引っ込んだという設定。昔は凄かったオーラは感じるが今はちょっとガタイの良い爺さんという役がシュワとリンクする。
そんな田舎町に凶暴な犯罪者がやってきた!警察も手を焼くような犯罪者に立ち向かうのはシュワ保安官と愉快な町人数名。
数でも武器でも劣る町側。逃げだそうと提案する者も居るがシュワ保安官は「私にいい考えがある」と作戦を提案。そして戦いが始まる…。
まずメインのアクションパートが凄い。派手なガンアクションで爽快に敵を殺しまくる。カメラワークで誤魔化している所もあるが還暦を超えた爺のアクションとは思えないほど頑張っている。
シュワ映画のお約束も詰め込まれており、最後はやっぱり単身で敵陣地に乗り込みラスボスと殴り合う。崖で相手の足を掴み脅すシーンは「お前は最後に殺すと約束したな」というセリフが思わず聞こえてきそうだった。
日本語吹き替え版は当然玄田哲章。これがよく分からない俳優や芸人が吹き替えていたら暴動を起こしていた。ついでに若い保安官役にはターミネーター2でジョン・コナーを演じていた浪川大輔や共演作の多い大塚芳忠、宝亀克寿もおりニヤリとするキャスティング。
なお興行収入は過去の主演作の中で最低と大コケした。個人的にはめちゃめちゃ面白かったんだけどなー。
映画大好き少年の主人公が魔法のチケットを使い映画の世界に入り込む。日本だったら「転生したらシュワ映画の登場人物だった件」というタイトルになりそうな設定の映画。
映画知識豊富な主人公は大好きな作品の中に入れて大興奮。シュワに過去作の感想を言ったりボスの隠れ家をネタバレするなどやりたい放題。
映画世界はいわゆる「お約束の法則」が働いているらしく何をしても傷つかないし死なない。それに一々突っ込みが入るのが笑える。
面白いのは後半。今度は逆に映画の登場人物が現実世界に出てくる。お約束の法則が通じない現実では映画世界で無敵だったシュワもさすがに苦戦するが…。
少年の成長物語としても面白いが、架空の大人気アクションスターをシュワが演じるというアイディアが良かった。
ただ現実世界にも大人気スターとしてシュワ本人が出てきたりオナニー臭もする。俳優として全盛期の頃だったから調子に乗っていたのだろうか。
なおこの映画も大コケした。翌年のトゥルーライズは大ヒットしたがその後はパッとしない映画ばかりが続く。この低迷期はターミネーター3まで続くのであった。
http://anond.hatelabo.jp/20150717162140
「……どうも」
「いらっしゃい」
「今度は何のフェアだ」
「当ててみてください、まずは『エイリアン4』」
「……う~ん」
「さすがに、これだけだと難しいですかね。では『ターミネーター3』もどうぞ」
「またC級グルメとか言わないだろうな」
「自信ないけど……駄作フェア?」
「惜しい。正解は蛇足フェアです」
「……それ、美味いの?」
「食べられますよ」
「ビミョーな表現だな……」
「だからって蛇足が食いたいわけじゃないんだぞ。リブート系はファンにそっぽを向かれていたりするしな。『スター・ウォーズ』みたいに」
「新説系は好みじゃありませんか。では『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚にあたる『ホビット』はいかがでしょう」
「『ロード・オブ・ザ・リング』と同じく3部作になっております」
「胃もたれするわ」
「『ホビット』できついとなると、『トワイライト・サーガ』系も無理そうですね」
「『トワイライト・サーガ』!? 勘弁してくれ……続きが出るたびに姪っ子に無理やり連れて行かれて、いい思い出がないんだ。あの時は糖尿病になるかと思った……」
「では数を少し減らして……『シンデレラ3』はいかがでしょう」
「まず、『2』があることにも驚きなんだが」
「和食がお好み? では実写版映画『デス・ノート』の続編スピンオフである『L change the WorLd』」
「和洋中とか、そういう問題じゃない」
「ふぅむ……では『パラノーマル・アクティビティ』シリーズはいかがでしょう」
「……食べ進めるたびに味気がなくなって飽きるんだが……」
「モキュメントというアイデアがウリでしたからね。アイデアでウケたものは、どうしてもマンネリ感が漂いますが、ちゃんと食べられますよ。『ソウ』シリーズとか」
「『ソウ』シリーズもグロさだけが増していって、もはや悪ふざけだ。そういうのじゃなくて、もっとしっかりしたものが欲しいんだよ」
「まあ……うん……まさか、これもシンデレラみたく『3』があったりしないだろうな」
「……では『ターザン2』で。あ、ナンバリングは『2』ですが、話はターザンの子供時代の話です」
「げふっ……」
「『ムーラン2』」
「やめろ、もういい」
「飽きていない人だっているのに……例えば『ノートルダムの鐘2』は恋愛面でも主人公の救済があって、私も間接的に救われました」
「わざわざ続編まで作ってやることか。『ポカホンタス2』も……いや、これは1作目から素材選びも調理も無神経だったが、ディズニーの魔法で子供は黙って食うことしかできない……」
「C級グルメのときと違って、今日はお客さん厳しいなあ。そういえばマイケル・ベイの『トランスフォーマー』も、3作目が出たあたりで『いい加減にしろ』って怒っていましたね」
「俺は観るのを諦めたが、いま何作くらい出てるんだろうな。どうせ今でもゴチャゴチャしたバトルシーンとか、セクシーな女性とか、過剰な爆破シーンとか、一作目と全く同じことやってんだろ」
「お約束ってやつじゃないですか。それに続編やスピンオフで最初のを越えるって大変なんですよ。偉大な先人を超えようと果敢に挑み、敗れたものだって少なくないんです。だったらせめて、手堅くいこうとするのは作り手としておかしくないでしょう?」
「同じことはやればやるほど退屈になるんだよ。繰り返し自体が悪いとは言わないし、飽きないやつがいるのも否定しないが」
「何度も観ることで、新たな発見が得られることもあるんですよ。或いは、『変わらないこと』が良いという人だっているんです」
「……うぷっ、ディズニーの蛇足が腹に溜まってきた。まさかこんなにあったとは……」
「むしろディズニーは蛇足界隈を牽引しているところです。『アラジン完結編』や『ピーターパン2』とか……全部揚げたらお客さん腹下すかもしれませんね」
「『トイ・ストーリー3』や『ゴールデン・イーグルを救え!』みたいなのを食べたかった……」
「ごめんなさい。お客さんもお腹が膨れてきたようですし、これでシメにしましょうか」
「タイタニック号事件を題材にしたアニメ『La leggenda del Titanic』、その続編の『Tentacolino』です」
こうして今日も夜が更けていく。
はてなブックマーク - 最終的に主人公側が勝つ展開もお腹いっぱい 「どうせ勝つんだろ」と思った..
別増田だけど,参考になりそうなのでブコメに挙がっている作品をメモ.未完は除いたつもり(“結末”か分からないもんね).多分ネタバレ.